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2023.10.10

東京九州フェリー「それいゆ」乗船記2

06/22
 ここには東京九州フェリー「それいゆ」新門司23:55-横須賀20:45、の乗船記が有ります。
 こちらから続いてます。
 今回の乗船には同行者が居て、3人での乗船となります。
 メンバーの予定を揃えるの、大変だったんですよお。
 構想から実現まで、1年かかってますもの。
 我慢出来ず、私は先にひとりで「それいゆ」に乗っちゃいましたし。
 大切なのは、理屈じゃないひたむきな気持ち。

 出発の直前、東京九州フェリーへの全国旅行支援適用再開が発表になり、そこに乗っかる形で予約をしたです。
 既に予約済みだった友人には、しっかりと電話が架かって来たそう。
 横須賀行の場合、神奈川県の方針でツーリストAに旅行支援は適用されず、ツーリストS以上の確保が必要で。
 なので、ツーリストSにしたよ。
 折角だし、個室でも良かったのですけど。
 ネットから予約をして、決済はせずにフォームから旅行支援の適用を申請、受理の後にネット決済という流れでした。
 東京九州フェリーからは「予約申込完了のお知らせ」→「全国旅行支援 適用お申込み受付メール」→「全国旅行支援適用完了メール」→「お支払い確認(予約完了)のお知らせ」っていうメールが届いて。
 適用完了メールだけは、差出人名が「東京九州フェリー」ではなく、「東京九州フェリー GoToキャンペーン」名になっていたよ。
 基本運賃12,000円が8,400円に割引となって、ツーリストSの差額6,000円と合わせて合計で14,400円。
 乗船時には神奈川県の地域クーポン2,000円分も貰えます。
 このクーポン、船内では使えないので、有効期間が乗船日と下船日だけだとえらく面倒なのですが、月末まで有効でした。
 ツーリストSの区画は4室だけ開いていたので、適当に指定です。
 メールによると、
------
お席・お部屋の鍵は「e乗船券お客さま控」と同一のQRコードとなります。
ご乗船の際に必要な「e乗船券お客様控え」は事前に発行できません。
------
 とのことで。
 ルームキーも同一なのは便利です。
 全国旅行支援適用には身分証明書による住所確認が必要なので、今回は事前発行が出来ないのですけどね。

 てことで、当日。
 乗船前に同行者と相談して、部屋の指定を変更します。
 オープンは6室に増えていたので、3人並んで取れました。
 旅行支援適用中はツーリストSが大人気だったのですが、今日はまだ空席が有りますね。
 そんなには混んでないみたい。
 小倉駅の連絡バス乗り場には、10人位の人達が待っていて。
 門司駅で1人追加。
 やっぱり空いているよ。
 ターミナルに着くと、バイクと乗用車はそこそこの台数が乗船を待っていました。
 乗船手続きは、確認の書類が有ったり、クーポンの受け渡しが有ったりで、やっぱり時間が掛かります。
 乗船開始時刻は、徒歩もバイクも乗用車も23:15とのこと。
 案内板には「門司港到着1時間遅れ」の表示が出ていましたが、詳細は不明です。
 特に案内は無いので、出航は定刻みたい。

 待合室は結構賑やか。
 売店と軽食コーナーは程無く閉店して、乗船が開始になります。
 エスカレーターで上がって、QRコードを読んで貰って。
 私は2回目の「それいゆ」だね。
20230623_005901
 乗船したら、早速バーベキューコーナーの申し込みです。
 いつも一人で乗っているときは、なかなか申し込みし辛いですから。
 今日は3人なのでっ。
 楽しみだあ。
 翌朝08:00までに申し込むと、10:00に当選者が発表になるとのこと。
 申し込みの際には、事前にメニューの選択も必要だよ。
 勿論、その場での追加も出来ます。
 今日は繁忙期とかでは有りませんし、絶対に当選はするでしょう。

 出航は、ちゃんと定刻でした。
 北九州空港を眺めながら、本船「それいゆ」はのんびりと進んで行きます。
 波も殆ど立たたなくって、単に漂流しているのかなって、勘違いしそうになります。
 …ちゃんと進んでいるよね?。
 時間の進みがすっごく遅くなったような、そんな感じ。
 何だかきらきらとした船とすれ違ったりもして。

 それぞれ部屋に入ってからは、各自勝手に行動をすることにして、お風呂に入ったり、レストランで夜食を食べたり。
 レシートの写真によると、だし巻き玉子350円、冷奴100円、サッポロラガービール650円を注文しているのですが、その時の記憶が全く全然残っていなくって。
 深夜のロビーで飲み直しをする友人にちょっとだけ付き合って、眠さ全開な私は直ぐに部屋に戻り、寝てしまったのでした。

 翌朝、レストランと大浴場オープンの放送で目を覚まし、取り敢えずお風呂へ。
 いつ行っても誰かしら入浴していたので、皆さんやっぱりお風呂好きなのですよ。
 フェリーならではのゆったり設備ですものね。
 「それいゆ」には露天風呂まで有りますから。
 さすがに狭い浴槽で、他のお客さんと会話が弾んだりもします。

 レストランへ行くと、友人の1人が既にご飯を食べていました。
 もう1人は遅くまで飲んでいたのか、ぐっすり寝ている模様。
 タブレットから洋風プレートセット1,000円を注文します。
 ご飯と味噌汁への変更もタブレットから出来ちゃいますよん。
 これ、なかなか美味しいのです。
 お会計は、入口の精算機を使い、クレカで決済です。
 船内でも現金を用意しなくて済むのは嬉しいな。
 レストラン前には朝昼晩全てのメニューが掲示されているので、写真を撮って作戦を考えます。
 夜は何を食べようかなあ。
 その後、売店ではクロワッサン210円とコーヒー200円が販売されてたっけ。
 数は少ないので、程無く売り切れてたみたい。
20230623_091324
 08:00になって、バーベキューコーナーの当選者が発表になりました。
 今回は2組、合計で4名。
 ていうか、片方はソロの方でした。
 私達よりも先に申し込みを済ませてましたし、1人だけってパターンも有るのですね。
 私はちょっと気が引けちゃって、ソロでの参加は厳しいかなあ。
20230623_091625
 その後、フォワードサロンへ行って、暫くのんびりです。
 誰でも自由に利用出来るフォワードサロンは、凄く豪華なスペースだと思うのですよ。
 飲食禁止なので、空いていて静かですし。
 くつろげます。

 08:00過ぎには、早くも船長さんの挨拶が有りました。
 内容は覚えていません。
 こら。
 まあ、定型文みたいな感じですものね。
 気象状況が変わる位で。
 大時化だったらどんななのか、ちょっと興味は有りますけど。
20230623_102727
 そして、10:26に姉妹船「はまゆう」がやって来ました。
 こちらも向こうも、デッキには10人位の方が出て来ていたよ。
20230623_102812
 双方が汽笛を鳴らして、船旅気分が最高に盛り上がる瞬間です。
 小さくなっていく「はまゆう」を、ずっと見送っていたのでした。
20230623_115551
 ちなみに、デッキはかなり広々しています。
 バーベキューコーナーは、レストラン先の、屋根のあるスペースで行われるみたい。
20230623_120057

 セッティングはこんな感じに。
 キャパは6テーブル24人。
 ライスや野菜がセットになったバーベキューセットは1,800円です。
20230623_120542
 生ビールは600円。
 後から、肉盛り合わせ1,300円を1つ追加したよ。
 お支払いは3人合計で8,150円。
 美味しく頂きました。
 人件費を考えると、東京九州フェリーとしては赤字になりそう。
 それはいいのですが、デッキはかなり暑くって。
 潮風はべたっとしてますし。
 コンロの熱も有りますし。
 汗だくです。
 真夏になったら、ここでの食事はかなり辛い気がする私なのでした。
 お風呂に入ってすっきりしましょうね。
20230623_152129
 ちなみに、私達のツーリスト区画S45はバリアフリー対応なので、ちょっとだけ広くなっています。
 扉のサイズも大き目。
 内通路の足元には非常用の呼び出しボタンも有ったよ。
20230623_195004
 室内にはタオル掛けとしても便利な手摺が有って。
 コンセントは豊富に揃っていますが、HDMI端子まであるのが謎かな。
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 スマホと繋いで動画を写したり出来るのでしょうか。
 テレビは電源を全く入れなかったので…。
 ヘッドホンは案内所にて無料で貸して貰えます。
 扉にも鍵がかかるようになって、もう個室と言ってもいいですよね。
 快適と言えば快適なのです。
 私は空いているときにしか乗らないので、ツーリストAでも十分なのですけど。

 船内は、結構あちこちに人が居て、皆さん思い思いのスタイルで過ごされています。
 万全の装備で動画を見ていたり。
 静かに本を読んでいたり。
 テーブルにたっくさんの食べ物と飲み物を並べて食事をされていたり。
 私は乗船自体が目的なので、基本的に持ち込みはしないです。
20230623_174130
 乗船記念のスタンプやパンフレットもチェックです。
 同行者は何をしていたのか、全く謎。
 朝と夜のご飯も別々でしたからねえ。
20230623_174112
 好きに過ごしていたのでしょう。
 退屈はしていなかったかと。
 プラネタリウム上映とかも見たのかなあ。

 そして、晩ご飯。
 どうも決め手に欠けて、一番お高い黒潮松花堂御膳2,000円をオーダーしたよ。
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 時間がかかるかと思ったら、直ぐに出来上がって運ばれて来ました。
 おかずとかお上品過ぎて、私には勿体無いかもしれません。
 そんなメニュー。
 もっとガッツリ系の方が良かったかも。
 リピートは無いですねん。
 お勧めは東京九州フェリーオリジナルのビーフシチューとオリジナルのハンバーグみたい。
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 伊豆大島を眺めつつ、もうすぐ下船です。
 夕日が沈んで行くよ。
 揺れも無く、のんびり過ごせた楽しい船旅でした。
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 接岸を見届けて、人道橋が近付いて来たところでエントランスへ降りて。
 下船時にQRコードは読み取られませんでした。
 あら。
 10人程の徒歩下船のお客さん。
 きらきらとした光が眩しい、夜の横須賀港です。
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 お掃除の人達が慌ただしく乗船されて。
 ターミナルを出ると、下船口にタクシーは停まっていません。
 皆さん駅まで歩いちゃいますものね。

 私達は真っ直ぐに日の出町のバス停まで歩き、京急バスでJRの横須賀駅まで行くことにします。
 横浜や品川で乗り換えるの、面倒なんですもの。
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 次のバスは21:04だね。
 皆さん京急の横須賀中央駅へ行かれたみたいで、ここからバスに乗ったのは、私達だけでした。
 結構暑いなあ。
 てことで、横須賀線に乗れば、自宅最寄りの船橋まで乗り換えなしで帰れます。
 折角なのでグリーン車にしたよ。
 同行者2人は明日も休みなのに、私は朝早くから出勤と言う不公平さを感じつつ、フェリー乗り継ぎの旅はおしまいです。

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