■乙女はお姉さまに恋してる 第12話「ラストダンスは永遠に」
前回の続き、とってもとっても楽しみでした。
どんな結末が待っているのか、わくわくしながら見ていて、そして、大満足なエピローグだったよ。
凄く気持ちのいいお話なの。
決断しなくちゃいけないのは、女の子のフリをしていた瑞穂じゃ無くって、その事実を知ってしまった貴子の方、なんですよね。
考慮の余地も無く筋を通して瑞穂を拒絶するのも、人柄と功績を受け入れて今まで通りのお付き合いをするのも、どちらも決して間違いではありません。
貴子は瑞穂に深入りしちゃってたし、男の子と知った上で、今まで通りに接するのは無理だろうと思ったけれど、貴子は私の予想以上に大人だったのでした。
後から決して後悔しない、そういう判断をしたもの。
いいですよね。
お姉様って呼ぶのを止めちゃったとき、私はちょっと寂しかったし。
まりやも、貴子が何処の部分で悩んでいるのか、ちゃんと分かってくれていて、励ましてくれたし、その上でしっかり釘も刺します(笑)。
みんなから凄い人気があって、慕われている瑞穂は、しっかりエルダーシスターなんだもん。
おじーさんやおかーさんの真意はともかく、瑞穂が今まで通りに学院に残ってくれて、私は嬉しいな。
あの後も、一つ一つ行事を積み重ねて行って、ちゃんと卒業もするみたい。
素晴らしいです。
これからも、貴子みたいな犠牲者(?)は出ると思いますけど、それはまりや達先輩方が何とかしてあげなくっちゃ。
恋愛方面では、瑞穂は自分からのアプローチとかはしなさそうだし、そもそもそういう感情は希薄みたいなので、だからこそみんなとうまくやって行けるとゆーか。
瑞穂のそういう所、私は大好きでした。
あれだけしっかり女の子に成り切れる人材を失うのは、社会的にも損失だと思うのです。
最初の頃はともかく、今では一人のときも寝ているときも、決して隙を見せない瑞穂、そういうアプローチのお話なので、有り得ないとは思いつつ、何故か素直に見れちゃうのでした。
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