ジャンボフェリー「あおい」乗船記
ここには、ジャンボフェリー「あおい」小豆島22:40-神戸05:15、の乗船記が有ります。
こちらとこちらから続いてます。
10/29
10/22に就航したばかりの新造船、名前が可愛い「あおい」に乗りましょう。
私のスケジュールの都合で、乗るのは夜行便でなくちゃ駄目。
時刻表を確認して、この行程になりました。
この時間、小豆島から神戸へ行くには、一度高松を経由する必要があって。
高松には24:05に着いて、25:00に出航。
そのまま通しで乗船出来ますよん。
ちょっと楽しそう。
私は、ターミナルの建物を探して、駐車場をぐるっと一回りしちゃいました。
ぽけぽけなのです。
今回は、ネットから事前に予約をしておいたよ。
新造船は混むかもしれないので、早目に動いて。
のびのびロフト個室を採用です。
WEB割引に、土休日料金と深夜料金の割増が入って、運賃は2,980円。
ロフト利用金が3,000円。
合計で5,980円です。
何気にお高いね。
そのせいか、ロフト個室は当日になってもがらがらでした。
1週間前になると、QRチケットの表示が可能になった旨のメールが届いて、前日には最終確認のメールが届きます。
「【ジャンボフェリー】 まもなくご乗船の予定日です!」。
スマホで表示すると、乗船用と入室用、2つのQRコードが印字された、細長いQRチケットなのです。
なーが。
ターミナルでは、特に乗船手続きは必要無いので、カウンターに寄る必要は有りません。
複数人の場合は、個別にQRチケットを発行して貰う為に、立ち寄る必要があるとのことでした。
売店は営業が終了していて、シートが掛けられているよ。
奥の方にはベンチが沢山。
昔ながらの、古ぼけたターミナルです。
「あおい」就航祝いのお花が飾られていたよ。
外に出てみると、光の粒が地面を照らしていて。
トカゲ?のオブジェが飾られています。
これ、以前にも船上から見たことがあります。
小豆島には、色々なオブジェが有るみたい。
乗船時刻が近付いても、なかなか乗船案内の放送は流れず、待ちくたびれた私は海に目を凝らすのですが…。
来ませんねえ。
って、まさかの岸壁と垂直に接近して来たのでした。
櫓のような階段を上がって、乗船待ちの列に並びます。
下船が24名、乗船が8名ってところでしょうか。
セルフ改札機にQRチケットをタッチしての乗船となります。
まあ、この便は時間帯が悪いですもん、折り返しの高松から神戸へは、満載になるのではないかと予想です。
船内へと進むと、ロフト個室の区画には、QRコードをタッチして入ります。
更に、自分の区画へ入るにもQRコードをタッチして。
万全のセキュリティだよ。
でも、各ロフト自体に外鍵は付いてませんです。
不思議。
このQRコード、何処へ行くにもタッチが必要で、ロフト区画以外には勿論入れません。
プレミア席にも入れません。
浴室にまで付属しているから、びっくりでした。
お風呂に入ろうとすると、2箇所のタッチが必要です。
CAFE & SHOPちまげやでは、レジもセルフなのですね。
ふねピッピではうどんを販売中。
正確には、販売中止になってます。
さすが、この区間のこの時間では需要が無さそうですものね。
ジェラートやホットスナックの購入は可能です。
ジェラートを買おうとしたのですが、自販機が私のスマホの決済バーコードを読んでくれず、買えないままなのでした。
酒かすとかしょうゆクランプルなんて、面白いフレーバーが有ったけれど。
電子レンジとポットも置かれていたよ。
存在感の有るアップライトピアノには、「腕に覚えのある方は、係員までどうぞ!」と掲示されていて。
何気に敷居が高いにゃあ。
ちなみに、1人1曲の制限有りです。
自動演奏は、小豆島発では行われていませんでした。
お風呂は小ぶりで、入浴剤?が入っているみたい。
ホワイトイオン泉「雲の湯」とのこと。
ちなみに、ソープ類の装備は有りませんが、ロッカーとドライヤーは有りますです。
入って来る人は他に誰も居なかったよ。
お風呂は深夜02:00までオープンしています。
洗濯機と乾燥機もここに有って。
足湯にはセキュリティ1回で入れます。
足元の海面が見えて、波がしょわしょわしていたよ。
謎の機械が覗けたりもします。
ロフトには空調とコンセントが有りますが、ハンガーなんかは有りません。
フックは有るのですけど。
シーツらしき布が有る他は、枕も毛布も有りません。
真冬は寒そう…。
毛布のレンタルとかはあるのかな。
ここを2人で使うのも厳しい感じはしますねん。
かなり簡素なロフトなのです。
シーツ?は持ち帰り可のようです。
私はシーツを枕にそのまま寝てしまって。
もお、眠くて仕方無かったのですもん。
高松港に入港しても、ぐーぐー寝ます。
と、扉をノックされて、「232号室のお客様」と声を掛けられます。
びっくり。
もしかして、部屋番号間違えてた!?。
慌てて服を整えて、扉を開けようとしたら「神戸までですか?」と聞かれて。
単に高松下船の確認だったみたい。
ええ…。
安心して、私はまた寝てしまいます。
夜中に寒さで目が覚めたりしたけれど、ぐっすりです。
が、入港の1時間前、他の部屋のアラームで起こされてしまい。
部屋の主は在室していないらしく、ずっと鳴りっ放し。
寝ていたのを2回も起こされて、何だか損をした気持ちになったのでした。
下船案内は、10分前位まで流れず、心配になっちゃう位で。
ごそごそ起き出します。
入港を見届けにデッキに出ると、船首まで回って行けました。
客室のカーテンも開けられて。
盗撮厳禁の放送や掲示が有るので、人が居る区画の写真は撮りかねます。
さくっとあちこち回ってみて。
カフェラウンジこまめでは、100円でコーヒーが買えますよん。
トイ珈琲謹製。
PayPayで決済して、支払い済み画面を天井のカメラに向けろって書いて有ります。
未来だあ。
現金は貯金箱方式なのですけど。
豚さんの貯金箱。
ここはアナログなのです。
ゲームコーナーには、200円のフェリーバスきっぷのガチャが有って。
このガチャを引くと、10円お安くバスに乗れちゃいます。
面白いね。
新たな冷凍食品の自販機も有りました。
グラタンやおにぎりが全品500円です。
今度食べてみよう。
レンジの設置場所がここから離れているのは難点でしょうか。
さくっと下船して連絡バスに乗ったら、丁度バス1台分のお客さんで。
05:35には三ノ宮の駅前に到着したよ。
まだ真っ暗ですが、ぞろぞろとバスから下車して。
皆さん、それぞれに駅へと散って行ったのでした。
想像以上に設備が充実していた「あおい」。
時間に余裕が出来たら、また明るいうちに乗りに来なくちゃです。
昼間の景色を満喫しないと!
うどんとかだって食べたいもん。
こちらに続いてます。
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