南海フェリー「フェリーあい」乗船記
ここには、南海フェリー「フェリーあい」和歌山10:35-徳島12:50、の乗船記が有ります。
ナンバリングは5便。
西日本の新造船追っかけの1船目、だよ。
とは言っても、本船は2019/12/15就航なので、相当に時間が経ってしまい。
乗りに来れないまま、いくつも季節が過ぎちゃいました。
こちらから続いてます。
08/01
特急「サザン9」号は和歌山市で殆どの人が降りてしまい、乗務員さんも交代、清掃の人達が乗り込んで、殆ど回送みたいになりました。
和歌山港には10:15の到着です。
10人ちょっとの人が降りたけれど、指定席車から降りたのは私だけ。
全員が南海フェリーの改札へと向かいます。
前方、線路の終わりには頑丈な車止めが設置されて木が茂り、ここから先、水軒まで線路が伸びていた頃の痕跡は残っていません。
動く歩道を通って、南海フェリーの改札口へと向かいましょう。
途中、キャラクター2人のスタンディングが迎えてくれます。
御船印のポスターも貼って有って。
「かつらぎ」はキャラクターの意匠で、「フェリーあい」はハートマーク。
「フェリーあい」のハートは、でっかいのひとつより、小さい複数の方が可愛いと思うんだけどな。
何だか大味なハートなのです。
「I」と「愛」と「藍」、「フェリーあい」のネーミングに込めた思い。
私も、大切なことは愛と勇気と思いやりだと思うのでっ。
愛と勇気と希望、でも可。
諸元をみると、両船のサイズや積載能力は殆ど一緒です。
機関室無人化やジョイスティック制御も同じだね。
改札で好きっぷを見せて、スタンプの入鋏を受けます。
船内へと進みましょう。
B甲板の造りは、歴代の南海フェリー各船でお馴染みな感じ。
グリーン席が階上のA甲板へと上がったのが新鮮です。
今日は空いていて、何処の区画も余裕たっぷりなのですが、折角なのでグリーン席を初体験しちゃいましょう。
売店でグリーン券500円を買うと、シートマップから席を選ばせて貰えます。
コロナ対策から1席おきの発売なので、かなり収容は落ちてますね。
私の他にも、物好きな方が3名程居らっしゃいました。
ちなみに、売店ではちょっとしたお菓子とおつまみ、グッズを売っています。
お弁当の販売は有りませんでした。
そもそも、出航までしか開いていないのですよね。
今になって、ストラップが欲しくなって来たり。
次に乗船したとき、買って来ようっと。
ベッドが並んでいますが、利用者さんは居ません。
入口にはトラックドライバー専用との案内が有って。
ただし、室内には多客時には一般客も利用しますとのお知らせが貼って有りました。
赤ちゃんるーむも、かなり広々としています。
区画が3つも有ったよ。
デスクにコンセント2つと読書灯を装備です。
勿論、船内にはWi-Fiが飛んでいて、航海中はずっと繋がりました。
売店前の、ちょっとしたイートイン席。
ドリンクの自販機が有ります。
ステンドグラス風の阿波野まいちゃんも健在だよ。
ちなみに、後ろに回ってみても同じデザインなので。
別に後ろ姿とかではありません。
暑いので、すぐに引っ込んでしまいました。
後部のフォトスポットに寄っていないことに、下船してから気が付いたりして。
シートにはコンセントが有ったらしいのですが、気が付きませんでした。
グリーン席は船首に有るので、前面展望が楽しめます。
ただ、シートに座ると景色は全く見えなくって。
視界はこんな感じなのが、ちょっと残念なところ。
時々立ち上がって、前面展望を楽しみます。
海しか見えませんけどね。
時々、船が通って。
ガラスには、ハートがふたつ。
大きなハートと、小さなハート。
はい、あっという間に徳島です。
徳島南部自動車道の新町川橋が、いつの間にか完成していました。
供用開始は今年の3月なのですって。
橋を潜って、真っ直ぐに接岸です。
この時間、オーシャン東九フェリーは到着していません。
まいちゃんの看板が迎えてくれました。
グリーン席から階段を降りて行くと、ちょっと雰囲気が有りますね。
のんびりし過ぎて、船内にはもう、私しか残っていなかったような。
切符を渡して下船だよ。
徳島のターミナル、お土産屋さんは営業していますが、レストランは閉店中。
徳島駅までのバスは入港の3分前に出てしまい、約30分の待ち合わせです。
時間あるので、船首まで歩いて写真を撮ったよ。
「ようこそ徳島へ」のまいちゃん看板、裏はきららちゃんなのかと思ったら、そんなことは有りませんでした。
なんて、あちらの属性は和歌山娘ですし。
その後は待合室のベンチで待機してましょう。
あっついのです。
お客さんは他に1人だけ。
途中で数人の乗り降りが有ったけれど。
和歌山で「サザン」から乗り継いだ人達は、何処に消えてしまったのでしょう。
タクシーも停まってなかったのにな。
こちらに続いてます。
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