フェリーさんふらわあ「さんふらわあむらさき」乗船記
ここにはフェリーさんふらわあ「さんふらわあむらさき」別府18:45-大阪06:35、の乗船記があります。
九州からの航路、しかも全て上り方向に3連続で乗船したせいか、印象がごっちゃになって、本人かなり混乱中。
メモを取ってないからだよね。
記憶を頼りに、こちらから続いてます。
04/27
大分空港から別府観光港までバスで来て、そのまま「さんふらわあむらさき」で大阪へ。
目的がはっきりとした、潔い行程なのですよ。
バス停を降りて歩くと、すぐに宇和島運輸の乗り場が有るよ。
ここの航路はずっとご無沙汰で、そろそろ乗りに来なくちゃなのですが、優先順位が低いとゆーか。
暫くすると「大阪ゆきフェリーさんふらわあ乗り場」って大きく書かれた建物が見えますが、こちらはもう使われていない筈。
「さんふらわあむらさき」はもっと先の方に。
もうちょっと歩くと、でっかい船体が間近に見えます。
懐かしいイルカのマークを付けた、ダイヤモンドフェリーのシャーシが居たりもしたよ。
今回もスーペリアシングルの利用で、運賃は18,940円。
全国旅行支援の割引で、実際の支払いは15,152円でした。
半端だあ。
元々の乗船予定は就航翌日の筈だったのですが、お仕事の関係で1週間延期して、そこから更に延期になって。
そのまま払い戻しをすると「券面記載金額の30%」の手数料が必要なので、ずるいことをして、手数料を200円にしたり。
せこい。
乗船日がGWに近付いたので、運賃区分はA期間からB期間になってしまいました。
今回の乗船でさんふらわあポイントが189ポイント貰えて、前回の「さんふらわあくれない」分と合わせると300ポイントを超え、船内レストラン朝食ご優待券との引き換えが出来ますね。
でも、ネットからの手続きは出来ず、電話での申し込みが必須なのが凄く面倒というか…。
乗船当日にはショートメールが届いて、出航90分前には到着して下さいっていうお願いでした。
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【重要】【乗船前日の案内】さんふらわあです。全国旅行支援対応の為、乗船手続きにお時間がかかる場合がございます。出航時間の90分前までに港窓口までご到着ください。未申告の方は当社予約センターへ事前のご連絡をお願いします(神戸行は受付を終了いたしました)。全国割対象の方は①身分確認書(原本)②ワクチン3回接種証明書(または陰性の検査結果)を人数分必ずお持ちください。お忘れの場合、割引の適用は出来ません。なおツーリストや予約された日によっては割引適用外の事例もございます。詳しくは当社HPを必ずご確認ください。https://www.ferry-sunflower.co.jp/news/article/ryokoshien_2304.html
------
あらら。
私がこのメールに気付いた時点で、既に60分前を切っていたりします。
無理ですよう。
ターミナルに到着すると同時に、優先乗船開始の放送が流れてましたし。
乗船手続きの窓口に行ったら、お客さんは既に誰も居ませんでした。
諸々の手続きをして。
貰ったパンフによると、本船船内のショップでは、全国旅行支援の大阪いらっしゃいキャンペーンの電子クーポン「regionPAY」はまだ使用出来ないとのこと。
部屋のキーは乗船券に印字されています。
QRコードを読んで貰い、エレベーターで乗船口に上がります。
乗船券の記載は単に「むらさき」だね。
階段を歩いてしまった方が早いのですが、自動的にエレベーターへ誘導されます。
「さんふらわあくれない」に続いての乗船なので、船内の構造は覚えていますし、ささっと自分の部屋へと。
荷物を置いて来ちゃいましょう。
忘れずにQRコードのコピー機でルームキーを複製して。
ワンナイトには勿体無い位だもん。
テーブルには、かなりキツめの喫煙禁止の掲示が出ていますね。
罰金と損害賠償費用の金額入り。
グループ会社で実際に火災が起き、犠牲者が出てますもの。
マナーどころの話では有りません。
ベッドの枕元には、フランスベッドのプレートが取り付けられていたよ。
ブランド品なの…?。
私は何処でも寝られるの体質なので、ベッドや枕への拘りは全く有りませんし、寝心地の違いとかは良く分かりません。
あと、壁の模様には謎のQRコードが付いていることに気付いたり。
お腹が空いたので、すぐにレストランへ行きましょう。
夕食は2,000円。
2台有る端末の操作でクレカ決済をして。
現金を使わなくて済むのは助かります。
広いレストラン、今日はお一人様が多いのか、カウンター席が人気だったよ。
がらがらなので、私は4人用のテーブルに座ってました。
メニューは豊富で、どれもすごく美味しいのですが、とても全種類は食べられません。
ブリカマ塩焼きなんかも有って。
関西汽船時代から伝統のおでん、練り物にはさんふらわあマークの刻印が刻まれています。
前回の「さんふらわあくれない」同様、デザートとフルーツも凄く豊富で。
美味しいの。
この他に、アイス3種類とチョコレートフォンデュも有るけれど、とてもそこまで手が回りません。
食べ過ぎなんです。
お腹いっぱいで、もう動く気がしなくなったもん。
窓越しには、太陽が山の向こうに沈んでいくのが見えました。
あちこちに設置された丸窓が雰囲気出しているよ。
ご飯を食べていたら、出航30分前の銅鑼の音が鳴って。
今日は本物の銅鑼を叩いていたみたい。
案内所の前に人だかりが出来ているのが見えます。
近くへ見に行きたかったけれど、レストランから出られませんから。
ちょっと残念なのでした。
ちなみに、レストランには単品のメニューも有るです。
テイクアウトオンリーで、カレーとパスタが選べるよ。
出来上がると放送で呼ばれます。
その昔の志布志航路にも、イートインで単品メニューが有ったです。
カレーをチョイスするとバイキングコーナーから盛り付けてくれて、レストランで食べたりしたっけ。
選択肢が有るのは、そんなにお腹が空いていないときに有難いのです。
食べ過ぎ防止に、次回は私も単品メニューにしようかな。
さんふらわあの歌が流れて、出航です。
汽笛を鳴らして出航したよ。
茜さす別府の街には、あちこちから湯けむりが登っていて。
いい雰囲気。
街が見えなくなるまで、デッキに居残っていたのでした。
デッキから見えるこの区画、カラフルだしキッズスペースなのかと思ったけれど、ペットスペースなのでした。
厳重に封印?されてますものね。
船内イベントとしては、ロビーで二胡の生演奏が行われていたっけ。
私は船内のこの手のイベントに参加したことが無かったり。
他にやることが多くって。
お風呂も広々しているよ。
脱衣場にも余裕が有って。
自販機でのアルコールの販売は、23:00から06:00まで中止になりますが、朝にも販売は有ります。
この辺りは、フェリー各社の考え方の違いが出るところ。
朝食は2,000円。
ベーグルとかが有りました。
トースターでロールパンを焼こうとしたら、回転式トースターの入り口が狭くて引っかかり、中に入って行きません。
潰して強引に入れました。
他のお客さんは反対側から差し込んだりしていて。
入りませんよねえ、と苦笑します。
食パン専用器なのですねえ。
船内のモニタでは、船長、機関長、チーフパーサーのお名前と写真なんかも流れます。
これは室内のテレビでも見れるのでしょうけど、私は電源すら入れなかったので、どんなプログラムだったのかは不明です。
ナビとかある筈ですよー。
ロッカーに100円玉は不要。
朝からお風呂に入る人は少ないみたい。
窓の外を眺めていたら、もう港内の堤防が見えて来たので、慌てて上がったりして。
長い廊下には、先代の「紅丸」の復刻ポスターが飾られているよ。
凄く華やかな感じ。
関西汽船の全盛期は、国鉄の周遊券で乗船出来たりもしましたものね。
壁の上にはLNGのガス漏れ検知器が。
もしもこれが作動したら大変だ。
売店でお土産を買おうと思うのですが、荷物になるので、躊躇してしまいます。
持ち歩くのが嫌なので、いつも行程の最後の駅か空港で買いがち。
ベビーケアルームも広々としていました。
スペースに余裕のあるフェリーならではなのです。
はい、朝の大阪へ入港です。
朝日が無駄に眩しくって。
私はこれから新幹線で出勤かあ…。
デッキに出て接岸を見守りますが、接岸作業自体は終わっても、なかなか人道橋のタラップが架かりません。
ずっと手持無沙汰。
乗用車の運転手と同乗者もまだ客室待機ですし。
徒歩も、基本的には入港予定時刻ぴったりにならないと下船を開始しないのかな、なんて思ったのでした。
そんな感じに紫ちゃんをクリアです!。
外見はともかく、中身は結構良い船なのではないかと。
次からは、配船を気にせずに乗船出来るね。
こちらに続いてます。
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