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2006.09.05

東日本フェリー「ニューれいんぼうべる」境港-金沢-直江津、北上乗船記 その1

 タイトルは乗船記になっていますが、私はツアー乗船でしたし、あんまりお船のことは書いていません。
 というか、周囲の方々の塩分が余りにも濃過ぎて、何も書けなくなっちゃったというのが真相かしら…(^^;。
 各所へリンクしておきますので、詳しくはそちらをご覧下さい。
 皆さんの掲示板に沢山の情報があるのですが、固定リンクを取り難いので、下の方へ流れてしまう前に、是非是非ご覧下さいませ☆。

 まずは、旅の申し込みから。
 サイトに載っていた東日本フェリーの旅客部販売課へ電話をしてみると、電話に出てくれたおねーさん、試験寄港の話をしてもちっとも分かってくれませんでした(^^;。
 別の方が出て、受け付けをしてくれたよ。
 良かったあ。
 でも、発券方法や代金支払い方法は何も決まっていないそうで、名前と電話番号だけお伝えしたのでした。

 次は、日本旅行の大阪予約センターに電話だね。
 当然のように、こちらでも話が全く伝わりません(^^;。
 調べて貰って、折り返しの電話になったのでした。
 空き、あるそうです。
 「パンフレットには平成版北前船復活とありますが、実際に乗るのは通常のフェリーです。北前船に乗れるわけではありません。宜しいですか」という確認があって。
 それは…。
 そうですよね(^^;。
 当然ながら、船内は全て相部屋なのですが、ツアー代金、ドライバーズルームよりも2等寝台の方が500円お高くなっています。
 対面に寝台が無い分、逆のような気がしますけど…。
 家族やグループ4人で、一部屋を占有するような使い方を想定した料金設定みたい。
 私はわざわざ2等寝台を指定したのですが、そのおかげで、濃い方々と一緒のお部屋になれました。
 光栄ですわ(笑)。
 実際、ツアーの皆さんのお部屋はみんな固まっているのに、何故か私一人だけがきっちり隔離されていたもんなあ…。

 旅立ちの日は少しずつ近付いて来ます。
 RUMIさんから南下コースのお誘いを頂いたのですが、金沢をどうしても落とせず、北上コースに決めっ。
 一週間前ぎりぎりまでお返事が出来ず、申し訳ありませんでした…。
 船内でお会い出来る筈だった定期船さんからは、逆の南下コースに変更されたとの連絡を頂き、こちらも残念でした。

 その後、日本旅行からは最小催行人員の15名をクリアしたので、ツアーを実施するとの連絡が入って。
 詳しい行程表とチケットも到着。
 船内での朝食は付かないみたい。
 じゃあ、「ニューべる」のレストランでサイコロステーキ食べよ♪。

 東日本フェリーからは、住所の問い合わせの電話があって。
 あれれ?。
 代金を振り込んだとき、指定場所にファクスを送ったのになあ。
 何処かで行方不明になっちゃったのかしら。
 その後、A4版の封筒が送られて来て、中にはチケットが…。
 入っていません(^^;。
 港へのアクセスと行程表の2枚だけで、引換証すら無いんだもん。
 当日、名前を名乗ればいいみたい。
 えらく簡単なシステムなの。

 いよいよ、旅立ちっ。
 当日、新大阪駅に集まった北上コースツアーのメンバーは…。
 全員がフツーの人達でした(^^;。
 私の他は、家族連れ多数、大学生位の4人組が男女それぞれ1チーム、おばちゃん10人組、初老の一人旅の男性。
 合計41名。
 それとなく探ってみると、船に乗りたくてこのツアーを選んだ、という方は多いのですが、皆さん新日本海フェリーと混同されている感じで、オタは誰も居ないという結論です。
 ちょっと意外だな。
 まあ、わざわざツアーを選んで乗る必要はありませんものね。

 ちなみに、南下コースにはマーヴェリックさんが参加されていて、あちらも構成は似たような感じだったみたい。
 旅行中、お互いにメールを激しくやり取りしつつ、近況を伝え合ったので、反対コースの雰囲気も結構分かって、楽しかったです。
 マーヴェリックさんは、塩津小コーナーのある「ニューらぶ」に乗るべく、南下コースにしたのかな…?。
 私は時間の良さで、北上コースなの。

 それでは、「レールスター」と「やくも」を乗り継いで、出雲市へ。
 観光自体はフツーのツアーなので、ばっさり省略しますです。
 出雲大社から小柄な女性が合流されたのですが、添乗員さんからの紹介は一切無く、あれれ?と思っていたら、道新の記者さんだったそうで。
 後から船内で聞きました。
 バスの車内、私の隣りが空いているのに補助席にしか座らせて貰えず、ちょっとお気の毒でした…。

 旧平田市域を通ると、ガイドさんから映画「白い船」の結構詳しい説明があって。
 「らぶ」と「ニューらぶ」を混同したりしてましたけど、それは仕方無いですよねー。
 雲州平田の駅前には、「白い船」の街平田、なんていう立派な看板も立っていました。

 夕食は、船内では無く、境港近くの観光センターで。
 魚介類が満載!なメニューなのですが、これがまたちっとも美味しくなくって、お寿司とか残しちゃいました…。
 船内で食べる方が良かったよお!。

 さあ、いよいよ「ニューべる」です。
 乗船は19時から可能とのことでしたが、私達は1930頃の到着となって。
 厳重なゲートを通り、お船の前へ。
 寝台の割り振りは添乗員さんから紙を渡されていましたが、東日本フェリーの方がバスに乗って来られて、改めて資料が配られ、説明を受けました。
 あ、ということは、ツアーの席の割り振りも、東日本フェリーでやったのですね。
 船内の解説の冊子は、「旅のしおり」っていうネーミングが嬉しいです。
 いいないいな。
 明日の朝食は無料でお付けします、っていう説明があると、ぱちぱちと拍手が起きたりして。
 あ、何か関西圏らしいかもっ(笑)。

 バスを降りた所で、鬼太郎の着ぐるみさんから、お土産を貰います。
 観光パンフを沢山と、鬼太郎のメモ帳。
 メモ帳の絵柄は色々あって、私は目玉親父でした。
 テントに沢山置いてあった梨のカゴは、バス車内で申込用紙が配られた売り物なので、プレゼントはして貰えません(^^;。
 船橋在住の私が二十世紀梨を買ってもお土産にはならないし、購入は見送りました。
 梨は千葉でしょ(^^)。

 船内は完全自由行動なので、指定されたベッドへ行き、荷物を起きます。
 14番のベッド。
 普段は無いバスタオルと浴衣が置いてあり、更に、透明なビニール袋に入った、紙コップ三つと歯ブラシとカミソリまであるのでした。
 「ニューべる」のタオルまであって。
 これは嬉しいな。
 お持ち帰りー♪。
 部屋の入口には、人数分の使い捨てスリッパまであるのでした。

 なんてやっていたときに、irukaさんからわざわざ携帯に電話を頂き、案内所前にてドラえもんのパパさんうむうむさんをご紹介頂きました。
 ここから先は、私のいつもの船旅とは違うものを見て、違うことを聞いたような気がします(^^;。
 船って、奥が深いのですね。
 海よりも濃い塩分っていうのが、確かにそこにありました。
 その辺りは、それぞれの方がそれぞれに乗船記を書かれると思いますので、そちらをご参照下さいませ☆。

 そうそう、乗船後、23時なんて時間にブリッジ見学が行なわれて、びっくりです。
 真っ暗なブリッジは初体験で、どきどきしちゃいました。
 闇に目が慣れると、計器の淡い光が浮かび上がって…。
 クルーに主機コントロールの質問をして、丁寧に説明をして頂いたのですが、お顔とかは全く見えず、どなただったのかとうとう分からないままでした…。

 同時刻、南下コースツアー。
 「ニューらぶ」の金沢入港が遅いので、完全にすることが無くなり、添乗員さんが頭を抱えていたそうです(^^;。
 結局フリータイムになって、お買い物に行く人、健康センターに行く人、バスで寝てる人、自由に過ごしていたとか。
 気ままなツアーですよねえ。
 こちらの添乗員さん、貨物主体のフェリーと聞かされていたから、どんなとんでもないお船が来るのか、冷や冷やしていたそうですし。
 そんなの、ネットで調べれば分かるのにい(^^;。
 「ニューらぶ」は本当にゆっくりゆっくり接岸し、岸壁での歓迎セレモニーは何も無かったとか…。
 寂しいな。
 晩ご飯を食べたレストラン、「金沢→堺港 御一行様」なんて誤記されてたそうですし(笑)。
 そこまで連れて行って貰えるなら嬉しいぞ。

 翌朝。
 私は05時過ぎには起きて、金沢の街を眺めていたのでした。
 接岸した所で、友禅華太鼓の入港歓迎と、船長と機関長への入港記念プレート贈呈を眺めつつ。
Bell03
 一般人の立ち入りは出来ないので、かなり寂しい感じがします。
 それはとても残念でした。

 その後、ご飯はこんなに豪華なの。
Bell02
 こちらも塩分多めなのが玉に瑕かな。

 ツアーの皆さんと下船して、バスへ乗り込むと、記念のあぶらとり紙が配られ、東日本フェリーの方々がお辞儀をしてバスを見送ってくれたのでした。
 気持ちいいです(^^)。
 この後、とてもとても暑い金沢市内引き回しの刑に合い、お昼ご飯を食べた所で、私はツアーから分離したのでした。
 金沢は妙に混んでいると思ったら、風の盆と組み合わせたツアーが多かったせいみたい。
 そうそう、モニターツアーならではのアンケート、これがまた設問が異様に細かいのですね。
 観光地の印象、食事の印象、お土産物の印象、全てひとつひとつにコメントを求められるので、書くのがとっても大変なの。
 これをバス降りるまでに書けなんて、絶対に無理ですよお。
 せめて、後日郵送にして欲しかったな…。
 そうすると、回収率が落ちるのかなあ。
 何かお土産を付けるとか、工夫が欲しかったかも、なのです。
 提出先は富士通総研で、「長距離フェリー航路を活用した日本海沿岸地域活性化協議会」名での調査になっています。

 そして私は、再び「ニューべる」へと戻ります。
 金沢駅前からタクシーに乗ったら、埠頭までずっと一本道で。
 信号越し、真っ正面に「ニューべる」が見えてきたときは、かなり感動しちゃったのでした。

 さあて、ここからは個札だよ。
 乗船手続きのときに、またあぶらとり紙を貰ってしまった…。
 私のベッドは、と。
 また14番!?。
 さっきと同じじゃないですかあ。
 私の行動パターンなんか、全て筒抜けなのですねえ(^^;。

 船内へ入ると、また新しいタオルが置いてあって。
 何だかんだで、合計で4本も頂いちゃいました。
 嬉しいな。
 レインボーホールへ上がると、ドラえもんのパパさんうむうむさんが居らっしゃり、更にさろしさんとこがね丸さんととらねっこさんと節税大王ご夫妻と匿名希望さんが合流し、完全にオフ会状態となりました。
 凄いなあ。
 irukaさんには、お茶まで出して頂いて…。
 あのテーブルって、まるでこの為にあつらえたみたい。
 お隣りのテーブルでは、関係者の方が同じくオフ会を開催中。
 …いや、あれはオフ会じゃ無いだろう(^^;。
 似たようなものですけどね。
 というか、一般人は殆ど居らっしゃらないんじゃ…。
Bell05
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Bell07_1
 これだけ小さければ、皆さんのお顔を出しても問題ありませんよね…?。

 能登半島に添っての景色をデッキから満喫して、再びブリッジ見学も行なわれ、近海郵船のROROを追いかける「すずらん」がばっちり見えたのでした。
 さすがに、このときは「すずらん」か「すいせん」かの特定は出来なかったのですが…(^^;。

 夕食はこんな感じ。
Bell01
 豪華だよー♪。
 ちなみに、夕食のチケットを記念に下さいってお願いしたのですが、回収が必要とのことで、やんわりと断られてしまいました(笑)。

 こがね丸さんから佐渡汽船の楽しいお話を聞かせて頂いていると、クルーがビールを差し入れて下さって。
 最後だから、特別なんですって。
 わ、ありがとうございます。
 更に、もう一本追加して頂いちゃいました。
 食後には、コーヒーまで持って来て頂いて、感激でした。
 このサービスレベルが、リベラの目指している形を具現化させたものなら、とても素晴らしいことだと思います。
 本当に、そんな旅が実現したらいいな。
 ちなみに私は、適度に放っておかれる方が好みなので、今の東日本フェリーも大好きです。
 評判の高い太平洋フェリーはやっぱり流石だと思いますが、決して好みではありません(^^;。

 というわけですが、もう少し続きます。
 こちらをどうぞ(^^)。

 関連ブログっ。
思いつくままさん こちらに、境港入港時の記事があります。

フェリー旅客船情報さん こちらに室蘭と境港の状況を記した新聞記事が紹介されています。こちらには、南下の詳しい乗船レポと提言があるです。

フネログさん 南下の乗船記があるです。その1その2その3

フェリー船員のページさん 試験航海の思い出ページに、ニュース映像やリンクが沢山あります。

2006.9.3 ニューれいんぼう べる トライアル金沢港~直江津港編 とらねっこさんが撮影された、とても綺麗な写真アルバムです。

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コメント

通りすがりさん☆

 平成の北前船も、もう5年も前のことになってしまいました。
 航路自体が消えてしまったのは、本当に残念で…。

 でも、日本旅行のおねーさん、本当にああ言ったのですよねー。
 そこまで説明してくれなくっても、いいのにな(^^;。

パンフレットには平成版北前船復活とありますが、実際に乗るのは通常のフェリーです。北前船に乗れるわけではありません。宜しいですか」という確認があって。
>>すごい受けました
本当にお茶吹いた

今いろいろフェリーのことを調べていましたらこのサイトにたどり着きました

マーヴェリックさん☆

 私は炎天下の松江市内散策に疲れ果てて、寝台の電気を点けたまま、すやすや眠ってしまったのでした…。
 にしても、殆んど寝るだけでしたから、ちょっと物足りないクルーズだったかもしれません。
 好きなお船だけに、尚更ですね。
 次の旅のご予定なんかは…?(^^)。

寝台はドライバーズルームの
81番でした窓際でソロのほうだったので
快適でした。
カーテンの遮光性がイマイチかな?

マーヴェリックさん☆

 南下ツアー、お疲れ様でした!。
 カップルばかりの夜景ポイントに突然登場したツアー御一行様って、なかなかのシチュエーションでしたね(^^;。
 北上ツアーに卯辰山は入っていないのですが、金沢も境港も、とにかく暑さで死にそうでした。
 バスで休んでいてもいいとのことでしたが、意地になって全行程をこなしましたよー。
 暫く、ツアーはもういいです。
 疲れました(^^;。
 ちなみに、寝台は何処を指定されましたかあ?。

いやいや南下コースまでご丁寧に
ご説明頂き感謝でございます^^
乗船前に地元のカップルが沢山いる
夜景ポイントにバスで向かったのですよ・・
ラブラブ中の皆さんはΣ(・ω・ノ)ノ!してましたよ
そらそうだ・・バスが来て40人も
降りてきたら・・・
船9時間・・短すぎました・・
本当に堺港まで乗せてくれたら
良かったのに^^

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