新日本海フェリー「ゆうかり」乗船記6
ここには新日本海フェリー「ゆうかり」苫小牧東19:30-新潟15:30の乗船記が有ります。
随分と昔の乗船記なのですが。
こちらから続いてます。
日高本線、苫小牧16:59発の様似行き。
まあ、実際には鵡川行きなのですが。
運賃は540円。
わざわざえきねっとから発券してみたり。
車内は通学の高校生が結構大勢乗っていて。
遅れていた「北斗13」号を待って、10分程遅れての発車です。
浜厚真には、17:30の到着。
高校生が10人以上降りたので、真っ黒な駅前では心強かったりもして。
でも、全員が迎えの車に乗り換えてしまい、後にはぽつんと私だけが取り残されて…。
それはそうですよね。
駅前には、人家も何も有りませんから。
それじゃあ、遠くに見えるフェリーターミナルの灯りを目指して歩きましょう。
途中から、街灯も無くなってしまう道。
通い慣れているので、特に困ることは有りません。
2回ほど、対向の乗用車とすれ違います。
因みに、かつては熊の目撃情報も有ったので、歩くのはあまり良くないことだとは思うのです。
でも、南千歳からの連絡バスって、電話で予約が必要なので…。
面倒臭い。
南千歳発の連絡バスには、一度も乗ったことが有りません。
熊さんと言えば、1週間後、この旅の出発地とも言える敦賀駅近くの新幹線工事現場で、熊の目撃情報が有ったとか。
えっ、あんなところに…?。
調べてみると、これから向かう新潟港でも、程近い豊栄で目撃情報が有って。
熊って、本当に日本全国に生息してるんだなあ…。
地元千葉では、既に絶滅しているみたいですが。
そんなこんなで、徒歩20分程でフェリーターミナルに到着です。
さくっと乗船手続きをしてしまいます。
ネット予約をクレカで決済っていう、いつものパターンなのですよ。
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・出港日 2020年10月21日
・予約便 苫小牧東港発(19時30分)→ 新潟港着(10月22日15時30分)
・客室
ステートBツイン:インサイド(個室/定員2名) 1 室
・食事オプション
グリルランチ「秋のごちそうThanksランチ」 1 食
・合計金額 17,600 円
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お楽しみなグリルも予約してます。
ちなみに、これはGoToトラベル適用前の運賃なので、実際の支払い額とは異なりますです。
2階の待合室には、20人位のお客さんが乗船開始を待っていて。
ネットを見つつ、うだうだしていたら、放送で私の名前が呼ばれたような気が…。
でも、ありふれた苗字なので、間違いだったら恥ずかしいし。
もう一度放送が流れたら出頭しようっと。
そんなことを考えたけれど、すぐに忘れてしまう私。
乗船開始になって、スタッフさんがe乗船券お客様控えをスキャンしたら、エラーが出てしまいます。
無線で確認して貰うと、カウンターに戻って欲しいと…。
あ、やっぱり私が呼ばれてたんだ。
どうも、GoToトラベルの処理を間違えてしまったみたい。
12,670円の乗船券が再発行され、現金で4,930円が返金されたのでした。
船内へと進むと、勝手知った船室です。
「ゆうかり」は既に古い船になってしまったので、トイレやシャワー、冷蔵庫の装備は有りません。
有れば便利ですが、私には使用頻度の低い設備なので、特に問題は無いかな。
汽笛を鳴らして、蛍の光のメロディーと共に出航です。
まずはご飯を食べに行きましょう。
カフェテリア方式のレストランだよ。
ハンバーグ定食とデザート。
1,390円。
空いてます。
カフェテリアでも、勿論、地域共通クーポンは使えますよん。
確か、この航海では、特に何も食べなかったような。
もう覚えてないや。
お風呂に入って、さくっと寝てしまいます。
翌朝。
船内を歩いてみると、フォワードサロンはやっぱり閉鎖になっていて。
新型コロナウイルスの影響は、こんな所に。
寂しいね。
それでも、船内のあちこちにはリースが飾られていて、雰囲気を盛り上げてくれてます。
朝ご飯のレストランは780円。
意外と小食なのですよ。
乗船前、苫小牧で購入した、アップルパイ的なものを持ち込んでいたような、いないような…。
てゆーか、当時は勿論船旅を満喫していたのですけど、今になってみると、食べ物の写真ばっか残っていて、文章にするとずっと食べてばかりのような感じなのです。
秋田では、デッキに出て、港外からずっと景色を眺めて過ごします。
風力発電の風車がずらっと並んで…。
凄い数なのですよ。
あのカタチは、どうにも苦手だけれど。
船内には、ホクレンがオリジナルアニメを公開中、なんてパンフレットが有ってびっくりしたよ。
北海道の雄大な自然と酪農、農業って、ドラマチックですものね。
フィギュア17みたいな感じなのかな。
帰宅後に見てみたら、声優さんの演技をもっと何とかして欲しいと思ったり…。
お昼はグリルです。
当然のように、ひとりぼっち。
秋田で殆どの人が下船してしまったし。
船内はがらがら。
まあ、新潟へ行く人は、直行便に乗りますよね。
1人楽しくお食事なのです。
これで、今季のグリルは4パターン全てコンプリートです。
わい。
新潟では、早めに下船口へ行きましょう。
また電話で呼ばれたりすると恥ずかしいもん。
椅子に座って待っていたら、先にバーコードの読み取りをお願いされて。
下船口じゃないと、分からなくなったりしないのかな。
なんて、徒歩で下船するのは私一人ということが判明して、間違いが起きる筈は無いのでした。
こちらに続いてます。
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