■星空へ架かる橋 第10話「指輪、流れて……」
ラストの、指輪を川に流すシーン、切ないです。
クローバーで作った指輪、円佳は今まで大切に持っていたんだなあ。
そんな思い出とも、お別れする決心が付いたってことで。
もう、円佳に涙は無くって。
その姿に、見ていた私の方が、泣きたくなってしまいますよお。
円佳のこと、好きだったのにな。
一馬としては、やっぱり初が一番大切ってことなのかしら。
確かに初は可愛いけれど、あまり印象に残るエピソードが無いのは、ちょっと辛いところなのですよ。
大食い方面のインパクトが強過ぎちゃって。
遊園地で、一馬が2回も初の名前を出したのは、そういうことなのでしょうし。
円佳も辛いですよねー。
例え無意識でも、食べ物が絡むと、一馬は必ず初の名前を出すんだもん。
折角、早起きして作ったお弁当なのにね。
むー、やっぱり私は、初よりも円佳がいいな。
更に言えば、初よりもまだ伊吹の方が、その行動に納得出来るって言うか。
現状、初っていう選択肢が残るのは、ちょっと不思議に思ったり。
あの初が、パフェよりも伊吹を選んだっていうのは、凄いことだとは思うのですけど。
伊吹のこと、心配だったのですよね。
だからか、自分の気持ちは押さえ込んでしまったよ。
前回の綱引き、他の女の子達が応援に来れなかった理由が、今回しっかり説明されていたのは、ちょっと嬉しかったです。
それが有ると、物語がちゃあんと連続しているっていう、実感が持てますもん。
そういうのって、凄く大切。
神社の娘で有る円佳の不在は、父親の話を聞き流していたのと、図書館でのボランティアが理由だそうです。
成る程です。
大吾とかさねがセッティングしてくれたデート、円佳は一生懸命にスケジュールをこなしていたよ。
いっぱいいっぱいで、楽しむどころじゃ無かったのは、ちょっとだけお気の毒。
もっと笑顔全開を見たかったのにな。
次のピクニックなんて、殆どお別れの為のデートだもの。
ちゃあんと思い出して貰えたから、円佳としては気持ちに整理は付いたのかしら。
専用に用意されたEDが、雰囲気を出しまくりなのでした。
やっぱり、円佳はいいコだよー。
どうして報われないのでしょう。
ぷんぷん。
そう言えば、普段はあんまり姉妹ってことを感じさせないこよりとかさねなのですが、今回は結構絡んでいましたねん。
それぞれに性格が出ていて、楽しかったです。
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