■うたわれるもの 第26話「うたわれるもの」
もう一人のお父さんって、カミュじゃ無くて、ムツミの言葉だったのですね。
ちっとも気付いていませんでした…。
そして、まだ何か役割があるのかなと思っていたユズハは、ひっそりと亡くなったみたい。
ハクオロが眠りに付いてから、どれだけの時間が流れたのかは分かりませんが、みんな泣き続けているわけでは無く、次の一歩へと踏み出したみたいなのでした。
辛くて悲しいことも沢山あったし、決してハッピーエンドでは無いラストでしたが、それでも心の中にじんわりと伝わって来るものがあるような、そんな優しい結末だったと思います。
悲しみや怒りを、ただ泣いたり叫んだりするだけで表現するのでは無く、もっと本質的な部分にまで踏み込んでいたようなこの作品、その展開には、毎回驚かされてばかりでした。
登場した全員が、それぞれに役割を持って生き生きと動いていたし、随分と長い間見ていたような気がします。
特にSF部分では、私が良く分かっていないこと、まだまだ沢山あるんだろうな…。
エルルゥにとっての自由が、今までエルルゥが生きて来た人生の延長線上にあったことが、私はとても嬉しかったです。
そして、決して楽にハチミツを取ってるわけじゃないアルルゥと、側に寄り添っているムックル。
トウカとカルラも、結構仲良くやっているみたいなのでした…。
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