宮崎カーフェリー「フェリーたかちほ」乗船記
ここには、宮崎カーフェリー「フェリーたかちほ」宮崎19:10-神戸07:30、の乗船記が有ります。
こちらから続いてます。
05/19
宮崎港行のバスには系統番号が無く、表示は船のアイコンになっていました。
バス停の時刻表も同じだね。
宮交シティから来たバスにはお1人しか乗っておらず、宮崎駅からの乗車も控え目で。
空席多数で発車したのでした。
混んでいるかと思ったのに、ちょっと拍子抜けかも。
後払いのバスは、Suicaが使えますよん。
今回は事前にネットから予約をしていて。
新規に会員登録しようとしたら、以前の登録がまだ生きていました。
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【プラン詳細】
宮崎カーフェリー株式会社 宮崎港→神戸港 【新船】フェリーたかちほ シングル
【新船】グッドバリュー シングルプラン (募集型企画旅行)
【行程】
2022-05-19(木) 19:10発(受付時間17:40~18:50) 宮崎港
↓ ≪船内泊≫
2022-05-20(金) 07:30着 神戸港(三宮)
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このプランは企画旅行の扱いになるのですね。
以前はJCBが使えず、マスターカードで登録してありましたが、今はOKでした。
ちなみに、乗船名簿の記入は必要みたい。
その乗船名簿ですが、ターミナルの入口で体温の測定を受けないと、貰うことが出来ません。
ネット予約の場合、wで始まる受付番号だけを記入すれば良いそうです。
かつ、自動発券機をご利用下さい、とのことで。
自動発券機は3台分の設置スペースが有るのですが、1台しか稼働していません。
受付番号と電話番号の入力で、乗船券のレシートが出て来ます。
窓口はかなりの混雑なので、助かるよ。
私の他に、使っている方は殆ど居ませんでしたけど…。
既に乗船開始になっていますが、取り敢えずターミナルを一回り。
宮崎の地元グルメの冊子を貰って。
これはお役に立ちます。
売店は改装中でお休みだあ。
2階にはレストランでも有るのかなって階段を登ってみましたが、普通に事務所なのでした…。
では、外に出て「フェリーたかちほ」の写真を撮ろうっと。
まだぴかぴかだよ。
ファンネルには鷲のマークが付きました。
サイドランプは既にぎりぎりまでトラックと乗用車が積まれています。
乗船口には、新たにエスカレータが装備されて。
丸窓にシルバーの壁は、宇宙船ぽいイメージ。
良い雰囲気なのです。
見送りの船内立ち入りは禁止との掲示がありますが、船内放送では、いつもの「お見送りの方は下船を…」との案内が流れてたっけ。
宮崎市の観光イメージキャラクター、ミッシちゃんも居ました。
QRコードのチェックを受け、船内のエスカレータを上がって。
案内所でキーを受け取りました。
まずは部屋に行っちゃおう。
個室のドアが並ぶ区画は、なかなかの密集感が有ります。
区画内の通路はさすがに狭くって。
物理キーを開けて室内に入ると、テーブルにイスにテレビに、基本的な装備は整っています。
ちょっと殺風景ですけどね。
しっかりしたアメニティが置かれていたのは意外でした。
売店では、同じものが700円で売られていたよ。
タオル単品は100円。
このタオルはドミトリーのベッドにも置かれていました。
後でドミトリー、いわゆる2等寝台を見に行くと、最近の標準的なつくりでした。
私の個室、シングルのテーブル部分は、鍵のかかるでっかい貴重品入れになっています。
面白いのは、テーブルのサイド、丁度ベッドの頭部分にテレビのスピーカーとヘッドホン端子が有ること。
理に適ってます。
私はテレビの電源を入れもしなかったので、使い勝手は不明なのですが。
個室内は強烈にクーラーが効いていて、涼しい涼しい。
嬉しいかも。
ただ、このクーラー、寝るときには凄い寒くって。
空調制御を探したけれど、見付かりません。
調節は出来ない感じ…?。
なので、夜は毛布を被って寝たのでした。
私はいつもそのまま寝落ちして、夜中に寒さで目を覚ますパターンが多いのですが、今回はきっちりしっかり寝る体制に入ったです。
さて、出航はデッキで見届けなくちゃ、だね。
宮崎港と日向港には、色々な思い出が有って。
懐かしいのです。
岸壁の乗用車とトラックは、綺麗に居なくなっています。
数人の方が岸壁でお見送り。
ファンネルからは、黒い煙がモクモクと吹き出して。
かなり目立ちます。
火事みたい。
内海造船のサイトによると、主機はJFEの2軸2機のディーゼルとのことで。
長声一発の後、暫くすると岸壁を離れて。
短声3発で本格的に動き出したです。
私は、「フェリーたかちほ」が港外に出るまでデッキに留まっていたよ。
フェニックス、シーガイアを眺めつつ…。
2層デッキの下側から客室に戻ろうとしたら、超賑やかな区画に入ってしまい。
あれれ、ここって、ドライバーズレストランだ!。
うろうろすると、ドライバーズカフェやドライバーシングルが有るばかりなので、元の入口から、一旦デッキに戻りましょう。
良く見たら、立ち入り禁止の掲示が有ったのでした。
はい、ここを真っ直ぐ進むと、罠が有ります。
扉は2箇所ありますが、どちらに進んでもドライバー区画なのですよ。
一旦ベッドに戻って時間調整をして、レストランへ行きましょう。
営業はあと1時間。
そしたら何と!、満席なのでした。
びっくりなのです。
売店前のイスに座って、暫く待機かな。
そういえば、階段下のこの謎スペースって…?。
先代の「みやざきエキスプレス」の階段は狭く、かなり急だったけれど。
船内案内図によると、イベントスペースらしいです。
あ、丁度「操舵室より船長がご挨拶します」と放送が流れたです。
船内放送、チャイムでは無くブザーで始まることが有ったっけ。
業務放送みたい。
暫く待って、券売機で1,600円のチケットを買いました。
バイキング方式のご飯だよ。
品数とかは、以前とあまり変わっていないかなあ。
なかなか美味しいのです。
結構気に入りました。
がっつり食べますよお。
補充はされなかったけれど、プリンとか嬉しかったですし。
下膳は、自分でトレーを棚に戻して。
紙ゴミなんかはゴミ箱に入れて、と。
その昔のように、細々とした仕分けはしなくて良くなっていました。
船首には、展望サロンが有りますよん。
外は暗くなりつつありますが、カーテンは下ろさず、サロン自体を暗くしてあって。
成程です。
2階層2箇所で、計4区画が有るです。
人気はどうなのかな。
売店前には、乗船記念のスタンプが置かれていて。
葉書を持って来ようと思うのですが、いつも忘れる。
入港予定のプレートは宮崎のままで、行き先をひっくり返すの忘れてますね。
通路には、洗面台やイスがあちこちに置かれていて。
便利なんです。
シルバーフェリーなんかもそうでしたっけ。
お茶の出る冷水器、電子レンジも複数装備してますよん。
お風呂はですね、脱衣場と洗い場は広めですが、湯船はちょっと狭いかな。
深さも浅いのがちょっと残念。
結構長い時間オープンしてますから、空いてる時間はあるかと。
ちなみに朝もオープンしますし、シャワーは24時間です。
またデッキに出てみますが、周囲は真っ暗だあ。
携帯の電波も拾わず、結構陸から離れているのですね。
ベッドに戻ろうっと。
何気に、壁?のガタガタ音と振動が少し気になったりしましたが、これは位置によるのかな…。
予約時の残席は5になっていましたが、周囲に人の気配は無いなあ。
まあ、あくまでツアーとしての残数なのですけど。
翌朝は、入港の70分前にレストランオープンの放送が流れて。
昨晩食べ過ぎてお腹が減っておらず、利用はパスです。
朝は600円のバイキング。
セット券はありません。
このレストラン、早くも07:00前には閉店したよ。
案内所では、200円でホットコーヒーの販売中。
宮崎カーフェリーでは、コーヒーにビスケットを付けてくれる筈、と思って見に行ったら、その通りでした。
いや、買えよ。
ボードもちゃんと神戸に直してありますね。
もう入港だあ。
荷物を持って、デッキから着岸を見守ります。
ポートライナーや上海行のフェリー「新鍳真」が見えるよ。
「新鍳真」は、今年の1月から旅客輸送はしていないそう。
貨物についても、公式サイトにこんな↓お知らせが出ていましたし。
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ロックダウンが延長され現時点では終了日は明確ではありません。
軍工路ターミナルでの荷役作業は確保していますが、市内の CFS が機能していないことから、上海発着の LCL は混乱しています。
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CFSとかLCLとか、一般の人には何のことだか分かりませんよね。
私も知りません。
おい。
や、ちゃんと思い出したけれど。
FCLなら行けるのかな…。
まあ、一般の人は、わざわざ貨物のページなんか見ませんし。
ルームキーの回収は下船時で良いとのことで、後で案内所に持って行くです。
急いで回収したりはしないのですね。
忘れないようにしないと…。
一般徒歩が最初の下船となり、車と一緒の人達はまだ案内所前で待機していました。
はい、下船です。
神戸にも、宮崎と同じデザインのエスカレーターが装備されていたよ。
神戸三宮駅への連絡バスは07:40の発車です。
発車までは時間があるし、車内も結構混んでいたので、私は駅まで歩いちゃいましょう。
ポートライナーに乗っても良いけれど、1キロちょっと、歩いてもそんなに遠くはないです。
真夏とかは嫌かな…。
途中でバスに抜かされたけれど、到着は5分と変わりません。
07:50には神戸三宮駅に着いたのでした。
これでバス代210円が節約出来ました。
せこい。
ここから高速バスで徳島に出て、オーシャン東九フェリーで帰ろうかな、なんて思わなくも無かったのですが。
ぎり間に合う感じかな。
さすが、船ばっかり乗っても印象が薄れてしまうので、今回は止めておきました。
こちらに続いてます。
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