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2021.07.24

津軽海峡フェリー「ブルールミナス」乗船記

 ここには、津軽海峡フェリー「ブルールミナス」青森22:25-函館02:05、の乗船記が有ります。
Horizon_0002_burst20210628214248672
 こちらから続いてます。
06/29
 本船「ブルールミナス」は、2020/06/09に就航した新造船で…。
 って、もう1年以上前じゃないですかあ。
 コロナの影響は大きく、なかなか乗りには来れなくって。
 それにですね、青森なら近いし、夏は暑いしお高いし、なんて思考になって、全く足が向かなかったのでした。
 今回も、当初は函館03:10-青森06:50の便をネット予約していたのですけど。
 未明に動き回るのが面倒になって、元の予約はネットからキャンセル。
 キャンセル料は運賃の10%で254円と、端数まできっちり取られます(笑)。

 てことで、新函館北斗から仙台終の新幹線に乗って、新青森には20:38の到着です。
 ここから20:49発青森行の電車に乗り換えて、駅西口通り21:20発の野木和団地行バスに乗れば、フェリーターミナル最寄りの新田バス停へ21:26に到着出来ます。
 …いや、乗り換えが面倒臭くなって来た…。
 悪い癖なのです。
 マップを見ると、新青森駅からフェリーターミナルまで、真っすぐ行くと2.9キロ、徒歩で37分てとこですか。
 じゃあ、歩いちゃえ!。
 結構暑いけれど、風が冷たいので、何とか耐えられそうなのです。
 てくてく。
 途中、コロナワールドの横を通って、津軽線の線路を跨線橋で越えて。
 上から線路を覗いてみたら、丁度北海道へと向かうコンテナが駆け抜けて行ったよ。
Dsc_3085
 道はほぼ真っ直ぐで、そろそろ飽きて来た頃に、フェリー埠頭の標識が見えて来ます。
 予定していたバスよりも先に着いちゃいました。
Dsc_3086
 途中にはコンビニが何軒も有りましたし、食料の調達は問題無く出来ますね。

 津軽海峡フェリーの建物に直行して、乗船名簿と健康確認シートに記入の上、乗船券の購入です。
Img_20210628_213257_442
 ネット割の購入期限には間に合わなかったので、B期間の運賃2,820円をクレカで決済して。
 随分とお高くなった印象なのですよ。
 出来れば冬に来たかったな。

 この便、本来はボーディングブリッジ対応なのですが、故障している?とのことで、今日は船尾からの乗船となり、時間になったら迎えに来てくれるそう。
 私はターミナル内をうろうろ。
 イルカ観察や高速バスの各種パンフレットを眺めたりして。
 青い森鉄道の時刻表も有りました。
 片隅には、タクシー会社への直通電話が並んでいて壮観です。
Dsc_3089

 あ、函館下船後のタクシーを忘れずに予約しなくっちゃ。
 さすがに函館への直通電話は置かれていないので、携帯から予約です。
 「フェリー乗船者限定 定額タクシーのご案内(函タク得々プラン)」っていうのが公式サイトに紹介されていたので、初めて利用してみたよ。
 函館駅まで、この時間帯は深夜割増が付いて1,520円。
 実際のメーターが2,000円だったので、かなりお得なのですよん。

 後はもう、待合室で待機だね。
 レストランもショップも閉店しています。
 その昔は、24時間営業だったけれど。
 待合室には5名の方が居て、他にも利用者さんは居るんだなあ、なんて思ったら、実際に乗船するのは2人だけなのでした。
 あらら。

 出航の30分前に乗船開始となり、船尾まで誘導されます。
 そこからは船内のクルーに引き継がれて、カーデッキの階段前まで歩いたのでした。
 もう1人のお客さんはビューシートの利用だったよ。
 珍しいのです。

 私は船内を移動して、適当な大部屋に荷物を置いて。
Dsc_3092

 船内の基本的な構造は、前日に乗船した「シルバーブリーズ」と良く似ています。
 殆ど一緒。
 船内放送の8音チャイムも同じ音色だね。
 船内は上層階と下層階の2層のみで、上層階は個室区画ですし、歩き回れる場所はあんまり無いかな。

 出航を見届けるべく、デッキへ出ようとするのですが、脱出ルートが見付かりません。
 あんまりうろうろして、クルーから怪訝に見られるのも嫌なので、デッキに出るのは断念なのです。
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 基本的に、夜間はデッキ立ち入り禁止みたい。

 売店は出航後も暫くオープンしています。
Dsc_3098

 「ブルールミナス」のエンブレムは、その船名の通り、きらきら輝いているよ。
 特に買い物はしませんでしたけど。
Dsc_3097
 今になって、国道ステッカーが欲しくなったり。
 ROUTE66的な感じに。

 自販機では、長万部のかにめし等、お弁当も販売中。
 ニチレイの軽食もここでは健在で。
 買っておけば良かったかも。
 ちなみに、自分でレンチンするタイプの自販機でした。
 シンクとレンジが並んで、ちょっとした台所です。
Dsc_3094

 ここ以外にテーブル席は沢山有って、海の小物のオブジェも標準装備。

 ビューシートの区画は、覗いても良く見えません。
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 さすがに中には入れませんし。
 次の機会に利用してみましょう。

 2等船室は、オーソドックスな造りかな。
Dsc_3091

 例の黒い枕の装備は無くなってました。
 棚は空っぽ。
 毛布の貸し出しは有るのでしょうけど、さすがに枕の貸し出しは無しかなあ。
 私はどちらも必要有りませんけどね。
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 コンセントは更衣室内にしか有りません。
 必要なら、テレビのコンセントを引っこ抜く感じ。
 
 後はもうすることが無いですし、船室に引きこもって寝てしまいます。
 床にこてんと。
 そのまま熟睡してしまい、函館到着の船内放送で目覚めるまで、ぐっすりなのです。
 船内では、本当に何にもしていません。
 シャワーも利用せず、缶コーヒーすら買わずで。
 カジュアルクルーズしてないなあ。
 深夜ですもん、こういうのも有りなのです。
 でもまあ、懸案だった「ブルールミナス」にようやく乗船出来て、良かった良かった。
 今回、青函フェリーと組み合わせた乗船も考えたのですが、どうにも時間帯が良くなくって。
 これで、津軽海峡フェリーは4隻全て同型のクルーズフェリーで揃ったわけですねん。

 入港後、エントランスで暫く待機して、トラックの降車が終わるのを待ちます。
 程無く、クルーの先導で私達2名がエレベーターに乗って。
 がらんとしたカーデッキを横切って、船外へと。
 定刻で下船出来たよ。
 フェリーターミナル周辺の様子を観察したいところなのですが、タクシーが既に待機しているのが見えるので、そのままタクシーに乗り込んだのでした。
 他にタクシーは停まっていません。
 徒歩下船なんて、当てにはなりませんものね。
 函館駅までは、タクシーで10分ちょっとでした。
 明らかにフェリーからの乗り継ぎなので、乗船券の提示は求められなかったです。
 函館駅から徒歩数分のホテルへと向かって。
 チェックインは済ませてあるよ。
 午前02:30なんてあんまりな時間なのですが、フロントの人が直ぐに出て来てくれて、ルームキーを受け取ったのでした。

 こちらに続いてます。

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