津軽海峡フェリー「ブルールミナス」乗船記
ここには、津軽海峡フェリー「ブルールミナス」青森22:25-函館02:05、の乗船記が有ります。
こちらから続いてます。
06/29
本船「ブルールミナス」は、2020/06/09に就航した新造船で…。
って、もう1年以上前じゃないですかあ。
コロナの影響は大きく、なかなか乗りには来れなくって。
それにですね、青森なら近いし、夏は暑いしお高いし、なんて思考になって、全く足が向かなかったのでした。
今回も、当初は函館03:10-青森06:50の便をネット予約していたのですけど。
未明に動き回るのが面倒になって、元の予約はネットからキャンセル。
キャンセル料は運賃の10%で254円と、端数まできっちり取られます(笑)。
てことで、新函館北斗から仙台終の新幹線に乗って、新青森には20:38の到着です。
ここから20:49発青森行の電車に乗り換えて、駅西口通り21:20発の野木和団地行バスに乗れば、フェリーターミナル最寄りの新田バス停へ21:26に到着出来ます。
…いや、乗り換えが面倒臭くなって来た…。
悪い癖なのです。
マップを見ると、新青森駅からフェリーターミナルまで、真っすぐ行くと2.9キロ、徒歩で37分てとこですか。
じゃあ、歩いちゃえ!。
結構暑いけれど、風が冷たいので、何とか耐えられそうなのです。
てくてく。
途中、コロナワールドの横を通って、津軽線の線路を跨線橋で越えて。
上から線路を覗いてみたら、丁度北海道へと向かうコンテナが駆け抜けて行ったよ。
道はほぼ真っ直ぐで、そろそろ飽きて来た頃に、フェリー埠頭の標識が見えて来ます。
予定していたバスよりも先に着いちゃいました。
途中にはコンビニが何軒も有りましたし、食料の調達は問題無く出来ますね。
津軽海峡フェリーの建物に直行して、乗船名簿と健康確認シートに記入の上、乗船券の購入です。
ネット割の購入期限には間に合わなかったので、B期間の運賃2,820円をクレカで決済して。
随分とお高くなった印象なのですよ。
出来れば冬に来たかったな。
この便、本来はボーディングブリッジ対応なのですが、故障している?とのことで、今日は船尾からの乗船となり、時間になったら迎えに来てくれるそう。
私はターミナル内をうろうろ。
イルカ観察や高速バスの各種パンフレットを眺めたりして。
青い森鉄道の時刻表も有りました。
片隅には、タクシー会社への直通電話が並んでいて壮観です。
あ、函館下船後のタクシーを忘れずに予約しなくっちゃ。
さすがに函館への直通電話は置かれていないので、携帯から予約です。
「フェリー乗船者限定 定額タクシーのご案内(函タク得々プラン)」っていうのが公式サイトに紹介されていたので、初めて利用してみたよ。
函館駅まで、この時間帯は深夜割増が付いて1,520円。
実際のメーターが2,000円だったので、かなりお得なのですよん。
後はもう、待合室で待機だね。
レストランもショップも閉店しています。
その昔は、24時間営業だったけれど。
待合室には5名の方が居て、他にも利用者さんは居るんだなあ、なんて思ったら、実際に乗船するのは2人だけなのでした。
あらら。
出航の30分前に乗船開始となり、船尾まで誘導されます。
そこからは船内のクルーに引き継がれて、カーデッキの階段前まで歩いたのでした。
もう1人のお客さんはビューシートの利用だったよ。
珍しいのです。
船内の基本的な構造は、前日に乗船した「シルバーブリーズ」と良く似ています。
殆ど一緒。
船内放送の8音チャイムも同じ音色だね。
船内は上層階と下層階の2層のみで、上層階は個室区画ですし、歩き回れる場所はあんまり無いかな。
出航を見届けるべく、デッキへ出ようとするのですが、脱出ルートが見付かりません。
あんまりうろうろして、クルーから怪訝に見られるのも嫌なので、デッキに出るのは断念なのです。
基本的に、夜間はデッキ立ち入り禁止みたい。
「ブルールミナス」のエンブレムは、その船名の通り、きらきら輝いているよ。
特に買い物はしませんでしたけど。
今になって、国道ステッカーが欲しくなったり。
ROUTE66的な感じに。
自販機では、長万部のかにめし等、お弁当も販売中。
ニチレイの軽食もここでは健在で。
買っておけば良かったかも。
ちなみに、自分でレンチンするタイプの自販機でした。
シンクとレンジが並んで、ちょっとした台所です。
ここ以外にテーブル席は沢山有って、海の小物のオブジェも標準装備。
さすがに中には入れませんし。
次の機会に利用してみましょう。
例の黒い枕の装備は無くなってました。
棚は空っぽ。
毛布の貸し出しは有るのでしょうけど、さすがに枕の貸し出しは無しかなあ。
私はどちらも必要有りませんけどね。
コンセントは更衣室内にしか有りません。
必要なら、テレビのコンセントを引っこ抜く感じ。
後はもうすることが無いですし、船室に引きこもって寝てしまいます。
床にこてんと。
そのまま熟睡してしまい、函館到着の船内放送で目覚めるまで、ぐっすりなのです。
船内では、本当に何にもしていません。
シャワーも利用せず、缶コーヒーすら買わずで。
カジュアルクルーズしてないなあ。
深夜ですもん、こういうのも有りなのです。
でもまあ、懸案だった「ブルールミナス」にようやく乗船出来て、良かった良かった。
今回、青函フェリーと組み合わせた乗船も考えたのですが、どうにも時間帯が良くなくって。
これで、津軽海峡フェリーは4隻全て同型のクルーズフェリーで揃ったわけですねん。
入港後、エントランスで暫く待機して、トラックの降車が終わるのを待ちます。
程無く、クルーの先導で私達2名がエレベーターに乗って。
がらんとしたカーデッキを横切って、船外へと。
定刻で下船出来たよ。
フェリーターミナル周辺の様子を観察したいところなのですが、タクシーが既に待機しているのが見えるので、そのままタクシーに乗り込んだのでした。
他にタクシーは停まっていません。
徒歩下船なんて、当てにはなりませんものね。
函館駅までは、タクシーで10分ちょっとでした。
明らかにフェリーからの乗り継ぎなので、乗船券の提示は求められなかったです。
函館駅から徒歩数分のホテルへと向かって。
チェックインは済ませてあるよ。
午前02:30なんてあんまりな時間なのですが、フロントの人が直ぐに出て来てくれて、ルームキーを受け取ったのでした。
こちらに続いてます。
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