■うた∽かた 第12話「欠片の詩歌」
後でゆっくり見よう、なんて思っていたら、年を越してしまいました…。
さすがに遅過ぎですう(^^;。
一夏がちゃん付けを止めて、って言ったとき、最初は?って思いましたけど、実はそこで全ての結論は出ていたみたい。
少しずつでも、今を変えて行こうとして。
しっかりと歩き始めて。
沙耶の問い掛けって、絶対に答えが出せないようになってるみたい。
自分を消してしまうのが一番楽に決まってますけど、目の前に舞夏や繪委が居たら、そんなことは絶対に出来ないし。
世界を消してしまっても、それは自分の心を閉ざしてこの先生きて行くってことで、死と同義なんだし。
生き方とかそういうのって、言葉にすると大変なんです。
醜いものを知り、悲しみに耐え、それでも優しさを失わずに強い心を持つ、そんなことを言われたら、私だって困っちゃいますもん。
それでも、あのお守りを誓唯から渡されたこと、一夏は恨んだりしないよね。
あのお守りを受け取ったときの一夏の気持ちを映して、舞夏が誕生したんだって思いますし。
舞夏は、繪委とはちょっと違うもの。
沙耶に対して、盲目的に従うことも無くって。
でも、それは決して許されなかったのですが…。
試しの子には、ちゃんとそれなりの傾向があるコが選ばれるみたい。
本人にとっては、また迷惑な話ですけど、あのコ達だったら放っておいてもいずれ同じ疑問にぶつかったりしそうで、沙耶が先回りして試練を与えているようにも見えるのでした。
まあ、それがまさに迷惑なんですけど(^^;。
でも、それは決して悪いことじゃ無いって、私はそう思いたいです。
みんなそれぞれが違う結論を返して、予想外の行動をとって、沙耶を驚かせてやって欲しいって思うの。
それが人間だもん。
十四歳だもん。
沙耶はきっと、また呆れた反応をするんでしょうね。
彼女が涙もろいっていうの、本当なのかしらん(^^;。
でも、私はあの人、そんなに嫌いじゃ無いですー。
うた∽かた、ストーリーが少しだけ壮大になってしまって、もう少しだけ一夏の周囲の狭い範囲に世界を絞った方が、私としては好みだったりもするのですが、楽しかったです。
江ノ電もたくさん出て来たし。
でも本当は、江ノ電じゃ無い方が嬉しかったりもするんですけど、他に適当な舞台が思い付かないもんなあ。
小湊鐡道とかじゃ、駄目ですか…?。
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