商船三井さんふらわあ「さんふらわあだいせつ」乗船記
ここには商船三井さんふらわあ「さんふらわあだいせつ」苫小牧01:30-19:30大洗、の乗船記があります。
こちらから続いてます。
09/18
苫小牧からの帰路は、本当に久しぶりな大洗航路の深夜便に乗っちゃいます。
ネットから予約はしたものの、のんびりしていたら決済が出来なくなってしまいました。
締め切りは前日の23:59までだった気がするけれど、深夜便ですものね。
窓口払いではネット割引が適用されなくなっちゃうらしいけれど。
仕方有りません。
苫小牧からは、22:11の中央バスでフェリーターミナルへと。
札幌からの便ですが、苫小牧駅で降りたのはお1人だけ。
車内には15人位のお客さんが居て、乗車は3名でした。
Suicaをタッチして、と。
ターミナルに着いたら、真っ直ぐに商船三井のカウンターへ行くです。
こちらへ来たのは1人位で、残りの方はみんなシルバーフェリーのご利用なのですね。
大洗は遠いですから。
そもそも、平日は北行便からの連絡バスすら無くなってしまったのですよね。
今回はカジュアルルームの利用で、12,330円。
割引は適用して貰えました。
有難いのです。
B期間14,500円がさんふらわあWEB秋割で15%オフになっています。
クレカで決済したよ。
最近、デラックスルームの販売はしていません。
名目はコロナ関連ですが、あそこ、場所が場所ですし、老朽化も進んでいると思われますし。
何故か、自動チェックイン機は全て停止していて、使用不可になっていたよ。
深夜便はレストランが無かったり、説明が必要だからかなあ。
もう乗船開始になっているとのことで、カードタイプの乗船券を渡されます。
今はこんな感じなんだ。
船首の部屋なので、夜間はカーテンを開けないよう注意が有ったよ。
ちょっとだけターミナル内をお散歩しようかな?。
かつて愛用していたクリッパーや自遊空間のパンフが置かれていて、なかなか販促を頑張っている感じ。
自遊空間なんて、さんふらわあの一員みたいなパンフの置かれ方でした。
そろそろ私も乗船しようと思うのですが、1番搭乗口が見当たらない…。
久しぶり過ぎて、ターミナルの構造を忘れちゃってました。
長い通路を歩いて行くと、「さんふらわあだいせつ」の船体が見えて来て。
商船三井フェリーが商船三井さんふらわあに社名変更してから、始めての乗船。
てゆーか、私には九越フェリー「ニューれいんぼうらぶ」っていう認識なのですよ。
にしても、ここの航路はころころと社名が良く変わります。
乗船口でバーコードを読んで貰い、船内に進むと階段をぐるぐる登って。
懐かしいな。
もう、一瞬で思い出しちゃいました。
案内所の前で船室の案内を受けて、と。
A1なんてトップナンバーを指定されています。
いそいそと通路を歩いて船室へ行くと、鍵が開いていませんでした。
こら。
もう一度確認してみたけれど、やっぱりロックされてる…。
案内所に逆戻りして、開けて貰ったのでした。
4人部屋を1人で使えるかなって期待したら、もう1人来られて。
ただ、同室の方とは下船のときまで顔を合わせることは無かったのでした。
私は結構出入りをしていたけれど、ずっとパブリックスペースに居たみたい。
でっかい棚があるのが有り難くって。
この棚、下船の時に戻し方が分からなくって、暫く格闘してしまったり。
網棚とコンセントも装備されています。
2人分のイスにテーブルが有りますけど、ここは結局使わなかったなあ。
まずはお風呂ですね。
100円返却式のロッカーが有って。
あれれ、脱衣場と浴室、こんなに狭かったかなあ。
私のイメージだと、もっと広かったような気がして。
これも思い出補正かしら。
自販機をチェックすると、食べ物は冷食とスナック菓子とカップ麺でそれぞれ1台しかありません。
随分減ってしまったね。
売り切れてるものはないけれど、大洗の日本酒な月の井は故障中で。
後は全てドリンクの自販機なんです。
ちょっと寂しい。
あ、タバコの自販機は有ります。
ちなみに、翌日のおやつに冷食を食べようとしたら、手持ちが新札と新500円玉しか無くって。
船内の自販機全て、どちらも使えません。
案内所で両替して貰えるし、バッグには緊急脱出用の旧札も隠してあるけれど、面倒になってしまい、結局何も買わなかったのでした。
冷食は450円から680円で、カレーやパスタやカツサンドなんかの定番。
タコライスなんかも有った。
さあて、寝よ寝よ。
夕方から暑い中を歩き回ったので、出航まで起きていられそうにありません。
船室のクーラーは寒い位で、嬉しいのです。
09/19
翌朝は06:00前には起きちゃいました。
ナビを確認すると、八戸の沖合辺り。
本船「さんふらわあだいせつ」は航行中に放送が全く入りませんから。
静かなんです。
今航海、忘れ物のお尋ねは何回か放送されてたっけ。
浴室を覗いてみると扉が開いていて、既にどなたか入られていたので、私も入浴です。
のんびり。
自販機で缶コーヒーを買って、持ち込んだミスドを半分食べます。
ぼんやりと水平線を眺めつつ。
こういうのも悪くない気持ち。
一度ベッドに戻って、ごろだらしながら内職をするよ。
捗る捗る。
同室の方はまだお休み中みたい。
10:00になったところでフォワードサロンへ行って、対向の「さんふらわあしれとこ」が来ないか確認しましょう。
って、もう見えてるし!。
船内に大まかな通過地点と時刻は掲示されていますが、反航の案内は載っていません。
放送も汽笛も有りません。
淡白なんです。
急いでデッキに出ると、まさに目の前に居たよ。
10:06に左舷を「さんふらわあしれとこ」が通り過ぎて行きました。
デッキに出て来たのは私だけだった。
本船のデッキは歩くところがいっぱい有って嬉しいな。
2層を行ったり来たり。
船内はコンパクトであまり歩けないので、運動不足解消になります。
お昼になると、船内の換気の為に、両方の出入り口の扉が開けられていて。
新鮮な空気を船内へ。。
案内所では、グッズややきそば弁当やスナックなんかを売っているね。
そこそこ充実。
ガルパンとワンピースがタイアップです。
違うワンピースじゃなくて、こっちのワンピース。
さんふらわあ文庫には、しれっとごちうさのアンソロ本が1冊紛れ込んでいたり。
在庫は小説が多めかな。
パンフレットも各種揃っていますが、映えを意識した小物もあるよ。
「さんふらわあ乗船中」とか、「Bon Voyage!」とか。
「酔ってます」は何気に汎用性ありそう。
船かお酒か自分か。
一体、ナニに酔ってるんすか。
お昼ご飯も、またミスドのドーナツです。
自販機にドクターペッパーが有ったので、採用。
備え付けの電子レンジで軽く温めてみたり。
時間はゆっくり流れて、まだ6時間も乗っていられます。
わい。
ドライバーさんが、今日は人が多いなんて言ってましたけど、全部合わせても30人は居ないような。
船内の掲示物には、商船三井さんふらわあのシールが貼られていて。
これを剥がすと、東日本フェリーが出て来たりは…。
しませんよね。
商船三井フェリーでしょう。
厳し目に書かれた「乗船上のご注意(乗船条件)」は、訂正されず商船三井フェリー名。
過剰な要求は受けませんと、まあ当然のことなのです。
茨城県が近付くと、雨が降ったり止んだり、不安定なお天気になって。
デッキには上層の雨水がじゃんじゃん排水されるので、足元がびしょびしょです。
一瞬、虹が出たりもしたっけ。
レインボーだあ。
そして、下船の案内が流れます。
接岸後に係員が乗り込んで作業をするので、15分程かかります、と。
19:15に接岸して、そのまま船室でお待ち下さいとの案内でした。
実際の徒歩下船開始は19:30だったよ。
乗船時同様、カードのバーコードをスキャンして貰って。
カーデッキ開放待ちの人達を避けて階段を降りて。
最下層にはエレベーターでは行けないのでしたっけ。
徒歩は3人しか見掛けなかったなあ。
水戸駅行の連絡バスは20:15ですが、待つのが嫌な私は雨の中を大洗駅まで歩いちゃいます。
ここ大洗フェリーターミナルもガルパンとワンピースですね。
や、「さんふらわあ5」の模型、でっかいなあ。
入れ替わりに、夕方便の「さんふらわあさっぽろ」が汽笛を鳴らして出航して行きました。
大洗駅までは徒歩20分位でしょうか。
「さんふらわあだいせつ」は、さすがにもうかなり痛みが激しいとゆーか、古ぼけた感が凄くって。
廊下の床もべこべこでしたし。
もはや夕方便との差が有り過ぎます。
バリヤフリーにも対応していません。
来年就航の新造船は、どんな内装、設備にして来るのでしょうね。
ドック時の夕便代船のときには、軽食を出して貰えたら嬉しいけれど。
こちらに続いてます。
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