新日本海フェリー「らべんだあ」乗船記3
ここには、新日本海フェリー「らべんだあ」小樽17:00-新潟09:15の乗船記が有ります。
こちらから続いてます。
お花のラベンダーは、花自体より、匂いと色の方が有名ですよね。
ちなみに、春の花では無く、夏の花ですので。
09/15
小樽築港駅から、15:52発の連絡バスに乗車です。
小樽駅からのバスはお客さんゼロで到着して、私達3人が乗り込みます。
利用者さん、少ないの。
運賃240円は、降りるときにSuicaで支払ってと。
お久しぶりな、小樽港フェリーターミナルにやって来ました。
「らべんだあ」の船体を見上げて、感慨に浸ってみたり。
北海道自体久しぶりですし、道内でゆっくり過ごす行程も有りだとは思うのですが、今回はフェリー乗船が最優先。
北海道に滞在するって社会情勢でも有りませんから…。
既にもう涼しい北海道、魅力的なんですけどね。
今回乗船の「らべんだあ」は、ネットから予約して、珍しく「e乗船券お客様控」も印刷済みなのです。
準備は万端。
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・出港日 2020年09月15日
・予約便 小樽港発(17時00分)→ 新潟港着(09月16日09時15分)
・客室
ステートAツイン:アウトサイド(個室/定員2名) 1 室
・食事オプション
グリルディナー「秋の豊作」 1 食
・合計金額 21,800 円
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内訳は、運賃が16,300円、グリルディナーが5,500円。
ステートAは、インサイドとアウトサイドで1,100円の価格差が有りますが、折角なのでアウトサイドを指定です。
GoToトラベルキャンペーンの適用対象な筈ですが、調べるのが面倒で、そのままネットから予約してしまいました。
時間無かったんだもん。
「e乗船券お客様控」を持っているので、そのまま乗船口へ行けちゃうのですが、体温測定がある筈なので、取り敢えず窓口に並びましょう。
体温の測定が終わると、「体温測定9/15済」っていう紙が「e乗船券お客様控」にホチキス止めされます。
更に、GoToトラベルキャンペーン適用の書類にサインを求められて。
あ、私も適用して貰えるのですね。
この当時は、こういう対応だってことを後で知りました。
一度クレカから全額が引き落とされるけれど、後で差額分がクレカ経由で返金されるとのこと。
何だかんだ、窓口では結構な時間がかかったよ。
繁忙期には大変そう。
今はがらがらなので、特に問題は有りませんけど。
その後の12月、新日本海フェリー株式会社TCサービスなる名義で精算され、5,700円が戻って来たのでした。
ちなみに、現金やコンビニ払いの場合、三菱UFJ銀行経由で返金されるとか。
こちらは書類の郵送が必要ですし、当時は手続きが面倒だったのですねえ。
さあ、いよいよ乗船です!。
長い長い通路を歩いて行くと、船旅への期待が膨らんでいい気持ち。
どんなことも乗り越えられる気がするよ。
実際には、時化たら船酔いしますけど。
今回は、ずっと平穏そうなので、大丈夫かな。
船体を見ると、既にもう、フォワードサロンの窓は塞がれてしまってました。
まあ、どうせクローズなので。
お部屋はこんな感じ。
最近の船らしく、充実した装備がコンパクトにまとまっていて。
冷蔵庫とシャワーとトイレがあるので、最悪、部屋から全く出なくっても何とかなります。
私は出まくりますけどねん。
だから、ツーリストAといつも迷うところなのです。
空いているなら、別に個室で無くても快適だもん。
他には、靴ベラや消臭スプレーも装備されて、地上のホテルと全く変わり有りません。
テレビから謎の配船が出て、壁に白いボックスが付けられているのは、USB端子かな…?。
良く見たら、HDMI端子でした。
カメラとか繋いで、みんなで映像を観たり出来ます。
テレビの背面をごそごそしたら、USB端子も付いていました。
でもですね、機器を繋ぐとテレビのプレーヤーが自動で起動するのですが、肝心のリモコンが単機能タイプに取り換えられてしまっているので、殆ど使い物になりませんでした。
だって、リモコンにカーソルキーが無いんですもの。
これじゃあ活用は難しそう、って、もしかしたら貸し出しのDVDプレーヤー専用なのかしら。
新日本海フェリーは、他の船もリモコンは全てこのタイプですよね。
徹底してます。
色々と室内のチェックをしていたら、「らべんだあ」は汽笛を鳴らして出航です。
わ、定刻よりもちょっと早いよお。
油断して、まだデッキには向かっていませんでした。
慌ててデッキへ移動。
船内の構造はうろ覚えだったけれど、船尾に向かえばドアが有りますでしょう。
あ、そだ、こんな構造だったなあ。
デッキにもでっかいモニタが有って。
今は何も表示されていませんけど。
デッキに出て、小樽の街を見送ります。
10人位の人達が出て来たよ
私自身、今回の北海道では滞在と言えるほどの滞在はしていないので、あまり感慨とかは無いかな。
これは今後も続くのでしょうか。
札幌とか旭川とか利尻とか、クラスターの話題ばかりでしたし。
北海道には、受け止めてくれる場所が無くなってしまって。
寂しいね。
船内、ゲームコーナーやスポーツコーナー、シアターはクローズになっていますが、カフェやレストラン、大浴場はオープンしているので、助かります。
時節柄、持ち帰りのお弁当も販売しているよ。
新日本海フェリーでは、今まで船内でお弁当の販売は無かったから新鮮です。
利用はしませんでしたけど。
程無く、夜のグリルの時間です。
今回は室内の電話で開始時間を案内されたので、予約の確認表は貰いませんでした。
フェリーに限らず、ホテル室内の内線なんて、使うことは殆ど有りませんよね。
でも、私はやたらと電話を貰います。
グリルの開始時間だったり、連絡バスの利用確認だったり。
この次に乗船した「すいせん」では、もう接岸したから早く降りれと…。
すいません(^^;。
グリルの利用は、私1人だけでした。
またですあ。
てゆーか、他に人が居ることの方が珍しいのですけど。
取り敢えず、日本酒をオーダーします。
今日、スイートルームの予約状況は△になっていた筈なのに。
あ、でも、廊下でルームサービスのワゴンとすれ違ったから、希望すればルームサービスにして貰えるのかも。
それは利用してみたい気がするね。
グリルはコース料理なので、ひたすらお皿をやっつけても、所要1時間はかかります。
その間、私は別にスタッフさんとお話するでもなく。
お互い、手持無沙汰では有りますよね。
ぼっちレベル高いので、私は意外と平気。
普段自分では選択しない、お高い料理を食べる機会なんて、新日本海フェリーのグリル位しか有りませんもの。
デザートを美味しく頂いて、撤収です。
売店を覗くと、新日本海フェリーオリジナルのチケットケースが便利そう。
買おうとしたけれど、これ、ハードタイプなんですよね。
そうすると、新日本海フェリー以外での使い道がなかなか厳しそうなので、購入は断念なのです。
お風呂には3回位、入ったよ。
露天風呂で、外の空気を吸えるのも楽しみの一つ。
日本海の風を、全身で感じちゃえます。
全裸だしっ。
3人で丁度良い位の広さですが、何しろ風が冷たく強いので、そんなに長居は出来ず、いい感じの回転の良さなのでした。
油断していると、タオルを飛ばされる。
程無く夕陽の時間になって。
船に乗っている幸せを感じつつ。
私はさくっと寝てしまうのでした。
船内で何をして過ごしていたか、今となっては全然覚えていないのですよお。
リラックスしまくりで。
メニューが凄く充実していますねん。
なので、色々と選び過ぎちゃいがち。
ここは限定メニューに挑戦して、と。
カレーとホッキサラダとハムステーキを食べました。
1,180円。
ハムステーキは受注生産なので、ブザーで呼ばれたら取りに行くよ。
朝のレストランは、ふんわり柔らかな日差しが届いて、落ち着いた雰囲気なのでした。
手摺に頬杖付いて、ぼーっとします。
青く光るこの海に、心を全部沈めて。
大学生位のおにーさんに、あれは佐渡島ですか、なんて聞かれたからびっくりしたり。
思わず、はい佐渡島ですよ、なんて返事しそうになりました。
やめなさいって。
案内所では、焼き立てクロワッサンの販売が有るとのことで、私も2つ購入したです。
お値段はもう忘れちゃいました。
結構お高いクロワッサンだったような気が。
自販機でガラナのジュースを買って、と。
ニチレイの冷食の自販機は故障中。
お前、いつも壊れてるな…。
そんな感じで、早くも新潟に到着です。
もうちょっとだけ、お昼頃まで乗っていたかったなあ。
名残惜しく下船して。
「らべんだあ」には、女性の航海士さんが乗船していましたです。
いつものように末広橋まで歩いて、バスで新潟駅へと向かいましょう。
後はもう、家に帰るだけなのです。
こちらに続いてます。
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