■Myself;Yourself 第13話「きずな」
菜々香、とうとう火事の記憶を全て思い出したよ。
事実があんなんじゃ、心の奥に封印していたのも分かりますけど、佐菜を探しているときに見た夕陽がそのきっかけだなんて、また随分と失礼な話なのです。
菜々香はそのとき、どんな気持ちで佐菜と一緒に居たの…?。
その後、家まで自分を送り届けてくれて、更に毎日家を訪ねてくれた佐菜のこと、菜々香は完全に拒絶しちゃうし。
会おうとしたけれどどうしても会えなかった、みたいな描写も無くって。
それで、そのまま手首を切っちゃう。
こらー!。
佐菜の存在価値って一体…。
こういうときにこそ、佐菜のプレゼントの髪飾り、うまく使えたと思うのにな。
更に、一命を取り留めた後も、私の気持ちなんか分からないくせに、みたいなことを菜々香は言い出しちゃう。
それはもう、ポストのエピソードのときに一度やってますよお。
ここで完全に、佐菜と菜々香の関係への興味が失せてしまいました(^^;。
そして、佐菜が自分も手首を切ったことがあるのを打ち明けて、菜々香も納得、みたいな展開に…。
それは話が早いです。
話が早過ぎて、逆に見ていて力が抜けました…。
リストカット繋がりの類友、ですかあ。
あのあの、ここはもうちょっと別の説得をして欲しかったのですけど?。
折角の幼馴染みなんですもん、その余地はあったと思うのです。
にしても、菜々香は佐菜の気持ちなんて、全く分かってあげようとしないんだなあ。
それじゃあ、全てを告白したあさみの方が、ずっとずっと印象がいいですよう。
10年経っても、みんなは全然変わっていませんでした。
私はむしろ、変わって行く過程が見たかったけれど…。
しょーがないですね。
この作品、見たいと思う部分は全然見せてくれなくって、どーでもいいと思うような部分ばっかり描いているような。
あわわ。
あのバイオリンの曲名、私は「Myself;Yourself」よりも「きずな」の方が良かったと思うけれど。
内容を考えると、「Myself;Yourself」で正解なのでしょうね。
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