四国フェリー「第八十二玉高丸」高松-宇野、乗船記
こちらから続いてまあす。
12/01
高松の駅から、フェリーターミナルへ向かうのですが、何処に有るのかがさっぱり分かりません(^^;。
目の前のターミナルには、小豆島航路って書いてありますし。
困ったねえ。
仕方無いので、携帯で検索して、その所在を突き止めたのでした。
いい加減なのです。
そういうことは、事前にねー。
宇野への航路は、四国フェリーと宇高国道フェリー、2社が有るそうなのですが、次の出航は四国フェリーの方が早くって、乗り場も手前だったので、四国フェリーに決定です。
券売機で390円の乗船券を購入して、岸壁に座ってぼーっと待機。
宇高国道フェリーには、マンガ喫茶フェリー「たかまつ丸」なんて凄いコが居るのですけど、つい先刻に出航してしまったので、今回は乗ることが出来ませんでした。
まあ、短時間の乗船ですもの、わざわざマンガなんて読まなくってもいいよね。
…お前がゆーな!(^^;。
程無く、これから乗船する「第八十二玉高丸」が見えて来たよ。
船首にクルーがすっくと立って、岸壁を支点にしつつ、船尾からくるっと回転。
何か、すっごいのを見たです。
器用だなあ。
宇野からの「第八十二玉高丸」は、乗用車とトラックを満載で、本当にキツキツに積んでいました。
先頭に立っていた徒歩下船の人達数人が降りると、すぐに車輌の下船が始まって。
入れ替わりに、私達数人が乗り込んだのでした。
急な階段を登って、まずは船室へ行ってみたのですが、ちょっと暖房が効き過ぎみたい。
これはたまらん(^^;。
デッキに逃げ出して、そこのイスに座ることにしましたよお。
勿論、そんなことをしているのは私だけ。
船尾のヘンな所に、讃岐の湯が有りますねん。
「どなたでもご自由にご入浴下さい」って書かれていて。
見ていたら、ドライバーさんが使ったりしていたよ。
14:15に出航となって、「第八十二玉高丸」は静かに進んで行きます。
前後左右、船と島でいっぱいだあ。
何処までが四国で、どれが島なのか、もう全然分かりません。
これは退屈しませんねー。
右へ行ったり、左へ行ったり、忙しく歩き回ってしまいました。
そんな感じに、30分経過。
…飽きた(^^;。
結局、客室へと入ってしまう、やる気の無い私なのです。
最前部に座って、前展望の景色をぼーっと眺めつつ。
宇野の到着前には、結構狭い、水路みたいな所を進んだりしていたね。
島々を辿るフェリーにも、かなり興味は有るのですけど、実際に行こうとすると、なかなかチャンスが有りません。
船内の売店は、お弁当が充実していたです。
うどんは無いみたいですが、ホットコーヒーなんかは有りますよ。
程無く、入港っ。
カーデッキは、やっぱり車でいっぱい。
高松側よりも綺麗なターミナルの建物を見つつ、下船したのでした。
宇野の駅まで歩いて、とうとう私は乗る機会の無かった、宇高連絡船に思いを馳せたりしてみます。
宇野駅に近いのも、こちらのフェリーでした。
四国フェリーにしておいて、本当に良かったあ。
電車の待ち合わせ時間は結構有ったから、別にいーのですけど。
駅前では、岡山駅行きの両備バスが、丁度発車して行くところ。
タイミング的に、あれには間に合いませんね。
宇野線に乗るのは、これで2回目です。
茶屋町までは、別払いの切符を買って、と。
ワンマン改造された、213系のトップナンバーで辿って行くよ。
各駅の有効長の長さが、四国連絡を担っていた歴史を感じさせるね。
茶屋町では、一旦下車して、駅前をお散歩してみたり。
ご飯を食べたかったけれど、なあんにも無くって。
なら、岡山まで行ってしまった方がいいみたい。
マリンライナーを待つより、先走りの普通列車に乗っちゃおう。
岡山では、新しく出来た西口のバス乗り場の様子を見に行きます。
うわあ、随分と変わったのですねー。
色々な会社の、色々な行き先のバスがひっきりなしに発着していました。
そう言えば、在来線の自動改札を通ったら、しっかり下車印が印字されてて、びっくりしたよ。
さあて、家に帰りましょう。
岡山から、幹線で一気に東京まで。
事前に用意しておいたのは自由席特急券だけれど、岡山始発の「ひかり」なら確実に座れます。
でもでも、どうせなら「のぞみ」がいいな。
いつも、ぷらっとこだまばかり利用しているから、たまには最速列車に乗りたいもん。
混んでいたら指定席に変更しようと思いつつ、到着した「のぞみ」を覗いてみたら、がらがら。
終点の東京まで、2人掛け席のお隣りには、どなたも乗って来られなくって。
N700系に乗るのも、何気にこれが初めてでした。
私の旅は、ここで一旦、中断だね。
乗車券の経路の通り、翌週には東北新幹線を乗りに行ったのでした。
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