東海汽船「さるびあ丸」乗船記
ここには、東海汽船「さるびあ丸」大島13:20-東京17:40、の乗船記が有ります。
こちらから続いてます。
09/25
竹芝桟橋のターミナルには、東京湾納涼船のでっかいポスターが掲げられていたよ。
いい雰囲気。
納涼船には、これから乗船する「さるびあ丸」が使われていましたが、それも昨日の3連休で終了して。
公式サイトに、満員完売のお知らせが出ていましたです。
人気有るのですね。
大島のターミナルでは、待合室横の階段から、接岸体制に入った「さるびあ丸」を眺めます。
船首を支点にして、ぐるっと転回する感じ。
2回目の汽笛が鳴りました。
離島ならではの、雰囲気たっぷりなのですよー。
雨が強く降っていますが、波は穏やかで、接岸には何の問題も有りません。
乗船券は既に購入済みで、特2等は6,850円です。
インターネット割引なんて軟弱なものは使いません。
うそ。
単に、購入期限に間に合わなかっただけ…。
ふええ。
カードで決済をしたら、請求は「大島マリンサービス株式会社」名義になってたっけ。
東海汽船の直営では無いのですねー。
下船が始まったところで、乗船口へと向かいます。
20人位が下船したよ。
お約束のパトカーが待機中。
旧ターミナルから通路まで、一部屋根の無いところが有るので、雨の中を走って駆け込みます。
でも、通路から乗船口までも同様なので、結局、折り畳みの傘を使ったです。
ちゃんと傘を貸して貰えるのですが、人の流れが一方通行なので、傘が戻って来るタイムラグを待ち切れなくって…。
傘を入れるビニール袋を渡されて、船内へと。
乗船券の半券を渡して、特2等のベッドの場所を教えて貰います。
昼航海なのに、もお寝る気満々な私なのです。
事前に調べた通り、カーペットに毛布と枕がセットされているよ。
シーツは有りません。
各ベッドにはコンセントが増設されていて、何故かアース付きの差込口になっています。
ベッドランプは無し。
簡素な作りなのですよ。
毛布は100円で貸し出しもしています。
ここ特2等のスペースは迷路みたいに入り組んでいて、全容を把握するのに、あちこち歩き回っちゃいました。
テレビの有る区画も有ったりして。
ちょっとした個室感覚みたい。
私のベッドは、通路の真ん中みたいに、見通しの良い場所でした。
この図が分かりやすいです。
目の前には業務用の出入り口が有って、時々クルーが出入りします。
てゆーか、特2等の区画を巡回してましたです。
ちなみに、今日の特2等の利用者さんは、私ひとりだけだったり。
もう間もなく出航なので、デッキに出てみますが、雨が吹き込んで来るので、ドア近くに引っ込んで、佇みます。
船内放送で、蛍の光のメロディが流れているよ。
案内の中では、指定外の設備を利用した不正乗船に対して、厳しめの警告が流れたりもして。
不正が発覚したら、3倍の増運賃を請求をするそうです。
あ、その為に、特2等を巡回していたのですねー。
汽笛が1回鳴り、岸壁のお巡りさんに見送られての、出航です。
私は、取り敢えずレストランに行きますよー。
券売機を眺めて、何を食べるか考えます。
明日葉カレー、800円にしてみた。
釜揚げしらす丼なんかは、売り切れランプだったにゃあ。
レストランは15:00で終了。
この営業時間だと、横浜寄港時に横浜から東京まで乗っても、レストランは使えませんね。
なあんて、その際には、ちゃんと19:30まで延長営業するとのことです。
今年の冬は、運賃が1,000円になる割引券を配布したりして、東京湾夜景航路、色々と頑張っています。
詳しくは、東海汽船の公式サイト、お知らせをご覧下さいね。
今日のレストランには、そこそこのお客さんが居ましたですよー。
私のカレーは、明日葉っぽく、色がちょっとだけグリーンですが、味の違いはそんなに分からず。
ニチレイの自販機も稼働していますし、お菓子やカップラーメンの自販機も有るので、食べ物には困りません。
てことで、満腹になった私は、ベッドに戻って、折り畳んだ毛布を枕に寝てしまうのでした。
眠い…。
どーせ外は雨で、景色も楽しめませんし。
寝るのが大好き。
素直な気持ちが船旅の秘訣だよ。
東京湾内に入ったとの案内放送が流れても、そのまま寝続けます。
本格的に起き出したのは、レインボーブリッジの案内放送が流れた辺り…。
酷い。
もおぐっすりでした。
大井ふ頭のガントリークレーンの群れを見て、デッキに出て来た人達がいっぱい写真を撮っていたっけ。
私は倉庫業務から離れて随分経つので、40フィートコンテナの山を見ても、デバンニングする人やら倉庫スペースの確保やらを考えて、頭痛を覚えることも無くなりました。
あんな大量に積んで来るなー!(^^;。
実際、コンテナ船の輸送力って、凄まじいですよねえ。
商船三井のコンテナ船「MOL Triumph」なんて、20,170TEUだとか。
20フィートコンテナ換算で、20,000個!?。
東京ドームの約半分に匹敵する容積です。
夢の中に出て来そう…。
竹芝が近付くと、レストラン船が対向して来ました。
私は船内に戻り、急な階段を昇り降りして、船内を歩いてみます。
階段、本当に狭くて急なのです。
一方通行になっているよ。
案内所のバス停(←?)によると、「さるびあ丸」の就航は平成4年の12月。
思った程は古くは無いのですね。
後継船は既に進水していて、そんなに遠くない先に、世代交代となる見込み。
スタンプやパンフレットもここに置かれていました。
楽しいよ。
伊豆七島って、東京から一番近い離島なんですもん、もっと注目されて良い気はします。
今は小さいけれど。
急がずに歩きたいね、島へと続く未来。
私も興味が出て来たです。
大切に育てたい気持ち。
次こそ、飛行機で新島へ…!。
頑張って「フェリーあぜりあ」で帰りましょうかあ。
風の吹く朝や、星の見えない夜は、速やかに乗船を断念して…。
にしても、イス席にも座敷席にも、人が全く居ません。
そう言えば、航海中、案内所前のスペースにはいつも数人が居て、立ったり座ったりして、スマホの操作をしていました。
席に居た方が快適なのにと思ったけれど、電波の関係で、一番都合が良いのかもしれないですね。
既にもう、皆さん下船の為に下船口へ移動したらしく。
のんびりしている場合じゃ無いのです。
ちなみに、シャワールームの利用は、10分で200円。
さすがに、使いませんでしたけど。
夜の岸壁には、「セブンアイランド愛」が到着しているね。
タラップから下船して、一旦2階に上がってから、ターミナルへと。
戻って来ました。
揺れも全く無い、快適な航海でしたよー。
ずっと寝てましたし。
明日から数日間、「さるびあ丸」はちょっとしたお休みに入ります。
納涼船としての装備を降ろしたりするのでしょうか。
折角なので、東京愛らんどのカフェで軽食を食べましょう。
島のフィッシュ&チップスと、パッションフルーツサワー。
美味しいよ。
ボリュームも有って。
取り敢えず明日葉と島唐辛子は使っとけ!、みたいなメニューが私は好きです。
そんな日帰りな島の旅を締めくくって、ラッシュの浜松町から家に帰ったのでした。
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