新日本海フェリー「らいらっく」乗船記4
ここには、新日本海フェリー「らいらっく」新潟23:05-秋田05:40、の乗船記が有ります。
こちらからの続きです。
09/08
新潟駅21:52の北部営業所行きバスで、フェリーターミナルに向かいましょう。
バス車内には、大きな荷物を持った人達が大勢居たので、皆さんフェリーに乗るのかな…?。
なんて、末広橋で降りたのは、地元の方と私、二人だけなのでした。
…ですよねえ。
バス停には22:11に到着して、雨上がりの道を、フェリーターミナルまで歩きます。
敷地に入ると、警察車両がずらりと並んで乗船待ちをしているよ。
地震対応の応援なのです。
マニアの方が何人か、積込を見守っていました。
私はカウンターへ行って、乗船手続き。
ネットから予約はして有りましたが、決済が出来ていません。
予約番号を申告して、カードで決済をしましょう。
ツーリストAの利用で、5,440円。
現在、徒歩の乗船を一時中断しているそうで、22:40に再開するまでお待ち下さい、と。
警察車両を積み込んでいる関係なのかな。
実際、船体はそんなに傾くのでしょうか…。
1階のベンチに一人ぽつんと座っていたら、おねーさんが3階の待合室まで、わざわざエレベーターで案内してくれます。
案内とゆーか、何だか護送されてるみたい。
乗船券のバーコードをスキャンされ、待合室で暫く待機になります。
予定通りの時間になり、乗船だよ。
人道橋を渡って、と。
わくわく。
船室の案内を受けて、まずは4階に上がってみます。
カフェは営業していませんでした。
売店も、特に夜食の販売はなくって。
夏はもう終わりましたものね。
自販機でガラナメッツを買い、船室へと。
案内所前には、ハロウィンの装飾がして有るよ。
この時期のお約束。
骨とかっ。
凄く凝ってるの。
これって、クルーのプロデュースなの…?。
Dancing stars on me!、みたいな。
似顔絵の掲示も有りましたあ。
ビジネスコーナーとビデオルームも健在です。
今日の船室は、ネットから誰も居ない窓側を指定して有ります。
10人部屋に私一人。
個室感覚なのですよ。
後から増設されたツーリストAは、つくりがちょっとだけ違うのですね。
コンセントが有るのは、やっぱり便利。
携帯電話専用ってシールが貼られています。
24:00になるとお部屋の照明が落とされ、00:30には大浴場も終了です。
私もお風呂に入って、と。
場所にもよるのでしょうが、蛇口とシャワーがすぐ冷たい水に戻ってしまうのが困りもの。
さっきまで賑やかだったテーブルも、皆さんお休みになられたみたい。
ちなみに、トラックの運転手さんと警察や消防の方は、殆ど見分けが付きません…。
仕事柄、警察の人達との会合が有ったりもしますが、やっぱりそんな感じ。
私服だと、皆さん「わが社」って言い方をしますし、階級ではなくって、役職名で呼び合います。
まあ、そうですよね。
それでは、そろそろ寝ちゃいましょう。
朝、早いですから。
揺れも無く、船酔いの心配はなさそうです。
予告通り、入港の50分前に室内の照明が点いて、案内放送が流れます。
秋田には、定刻より10分早い到着となるそう。
お約束なのです。
天候は小雨、気温は18度。
接岸すると、お掃除のおばちゃんが10人程、慌ただしく乗船です。
私は入口近くに座っていたので、一斉に挨拶されてしまい、おはようございますって返事するの、結構大変だったりとかして。
乗船券をスキャンして貰い、私が真っ先に下船だよ。
徒歩下船は4人位…?。
05:30前には降りられた。
秋田駅までのバスは、06:20の発車です。
4分程遅れて到着したバスの利用者さん、ゼロでした…。
さあて、2階の「レストランみちのく」で、ご飯を食べましょう。
日替り定食520円、アイスコーヒー150円。
他のお客さんは、横手やきそばを頼んでました。
料理はさくっと出来上がって。
なかなか美味しかった。
ここは早朝のみ、05:00から09:00までオープンしています。
エスカレーターはすぐに上りに切り替わり、苫小牧東行きに乗船する人達が上がって来ます。
乗船開始は、06:25ですって。
秋田でも、警察と消防の人達が大勢乗船します。
片隅で出発式が始まりました。
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2018年9月9日付秋田魁新報
秋田県警は9日、広域緊急援助隊15人を北海道の被災地に派遣した。
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やっぱり、北海道へは旅行中止を慫慂なのです。
日常を取り戻すには、まだ暫くかかりそう。
その時期が来たら、全力で旅して応援!、ですね。
「らいらっく」は大きく汽笛を鳴らして、出航して行きました。
明日もグッドラック、ライラック。
北海道へ。
地震とは別に、09/04の台風21号の影響で、大阪南港の人道橋が破損したと、名門大洋フェリーからお知らせのメールが来ましたです。
本当、北も西も、被害は大きくって。
行く場所が無くなってしまいそう…。
それでは、新日本海フェリー「ゆうかり」秋田-新潟、乗船記に続きます。
私は、このまま新潟に戻るのです!。
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