安倍談話はよかった。しかし大事なものが抜けている
8月14日発表された安倍談話について、各界の当面の評価が出揃いました。マスコミと一部保守論客の評価を振り返ってみます。
・朝日:戦後70年の歴史総括として極めて不十分な内容だ。日本が侵略をし植民地支配をしたと言う主語がぼかされた。
・毎日:「侵略が日本の行為かどうかの特定を避けた。全体に村山談話の骨格をオブラードに包んだ」
・東京:村山・小泉談話に言及し継承を表現したのは評価するが、ここの文言の使い方が問題だ。「侵略」の主体が日本なのか国際社会一般のことなのか明確でない。日本による植民地支配に対する反省とお詫びを表明したとは受け取りがたい。
・読売:首相が「侵略」を明確に認めたのは重要である。村山談話などの「お詫び」に相当する表現からは、首相の真剣な気持ちが伝わる。子々孫々まで謝罪行為を強いられないようにすることが大切である。
・日経:おおむね常識的な内容に落ち着いたことは評価する。村山談話と比べて何を反省すべきかをはっきりさせたのはよいことだ。
・産経:村山談話は、過去の歴史を一方的に断罪し、度重なる謝罪や決着済みの補償請求の要因となるなど国益を損ねてきた。重要なのは、この談話を機会に謝罪外交を断ち切ることだ。
(朝日新聞8月18日より)
なぜ戦後70年にしてどの国からも求められたわけでもないのに、またまた首相談話だったのか、それは日本の名誉と国益を毀損し続ける村山談話にケリをつけることにしかありえません。それが成功したのかどうかが評価のポイントになります。その点、産経以外は「ケリをつける」視点がないのが分かります。すなわち朝日に代表されるように、マスコミは日本を何時までも侵略・謝罪国家に貶めておきたいという東京裁判史観のままであることが分かります。
「ケリをつける」とは、東京裁判史観、戦後体制からの脱却です。その目的に対してはどうなのか。保守論客の評価を見てみます。
・櫻井よしこ氏(産経8月14日、談)
(1)戦後の日本に対する世界の支援に深く感謝し、子や孫たちに「謝罪」を続ける宿命を背負わせないよう明記している。「侵略」という言葉を使ったが、一人称ではなく歴代政権の姿勢として、国際社会の普遍的な価値観としての言及だったのは、非常に良かったと思う。
(2)歴史を振り返って、植民地支配の波がアジアにも押し寄せていたことに触れ、「日露戦争は植民地支配のもとにあったアジア、アフリカの人々を勇気づけた」とした。歴代首相で、そういうことを述べた人はいない。
(3)経済のブロック化が進み日本が孤立感を深めたという指摘は、歴史を学べば学ぶほどそこに近づく真実だ。安倍首相は歴史について日本の視点を忘れてはならないと示したと思う。
・田久保忠衛氏(産経8月19日、正論)
(1)日本が卑屈になった根本には東京裁判による「侵略戦争史観」がある。有識者懇談会報告書はそれを踏襲したが、安倍首相は尊重する振りをして、「事変、侵略、戦争、いかなる武力の威嚇や行使も、国際紛争を解決する手段としてはもう二度と用いてはならない」と、「侵略」を違う文脈で使用した。
(2)「痛切な反省と心からのお詫びの気持ちを表明してきた」という一方、「植民地支配から永久に訣別し、全ての民族の自決の権利が尊重される世界にしなければならない」と、現在進行形の国を暗に批判した。そのような国から歴史戦を挑まれているのに対して穏やかに応じたのが安倍談話だ。
・小川榮太郞氏(フェースブック)
(1)安倍談話は文字通り歴史的なものになつた。極めて周到緻密に練り上げられ、世界史の中に我が国の歩みを位置付けたものであり、世界史的現実としての20世紀初頭までの植民地支配と我が国によるアジア解放の先駆けから、第1次大戦後の国際社会の変化に対して、我が国がその主流から外れてゆく経緯、その反省、平和国家としての戦後の誇りなど、大変丁寧に語られていた。
(2)お詫びではなく「お詫びの気持を引き継ぐ」と明確に繰り返した点は画期的。村山談話も謝罪はしてていない。
(3)「未来の世代に謝罪の宿命を引き継がせない」と言う点は画期的。逆に安倍談話を批判する人達は子子孫孫まで謝罪させろと主張するのかと問いただしたいところだ。謝罪し続ける宿命を我々の世代で断ち切ると言うのは極めて重大な決意表明である。
(4)非難の応酬から感謝の応酬へといふ新時代への転換を提起された点も大変よい。
(5)今回の歴史観が所詮敗戦史観だと言う意見については、日本の積み上げてきた発信能力をこれ以上越えた総理談話は無理と答へる他はない。
以上を見る限りは、安倍談話は保守論客からは大変好評のようです。
世論も好感しています。産経・FNN合同世論調査によると、安倍談話を「評価する」は57.3%に上り、「評価しない」の31.1%を上回り、またその結果、内閣支持率は3.8ポイント向上し43.1%に回復したとのことです。
実は本論はこれからです。
8月20日、大手町の産経プラザで、正論の会主催「戦後70年、日本の行方」と題して、チャンネル桜の水島総氏の講演がありました。安倍談話安倍談話が出たばかりで、「安倍談話をどう捉えるか」のお話が中心でした。上記に見る保守論客の評価は全くその通りとした上で、糺すこともあるとの指摘がありました。要旨紹介させて戴きます。
1.安倍談話は、現状において安倍首相にしか出来なかった政治家としては100点満点の談話だ。
・政治的には対米配慮、国内事情への配慮が欠かせない。安倍首相はその現実を踏まえた綱渡りをしている。それらを考えれば、100点満点の談話だ。
○対米配慮について
・日露戦争までの記述はよかったが、以降は「日本は進むべき進路を誤り」など、敗戦国史観が入っている。マッカーサーは「日本は自衛の戦争をした」と言ったが、安倍談話にはない。言いたくても言えない現実がある。
・政治的には色々な配慮が必要になる。中韓は何を言っても文句を言ってくるから放っておけばよい。問題はアメリカだ。日本はヤルタ・ポツダム体制すなわち連合国体制の中にあり、ドイツと共に国連の常任理事国になれない。敵国条項が残っている。これが戦後体制の現実だ。
・日本は国防の実態から対米従属関係にある。軽々にマッカーサー発言を出したり、「戦後体制からの脱却」を言うと、アメリカの陰湿な仕返しに会う。抹殺される。田中角栄のロッキード裁判を思い起こせば分かる。立花隆はなぜ資料をいろいろ入手できたのか。
・人種差別との戦いでもあった。今もそうである。アメリカは日本人が考えている以上に日本人を怖がっている。アメリカは特攻隊員の遺書や兵士の日記を調べ分析している。遺書や日記では、歌を詠み、父母に先立つ詫びを書き、国家に対するおのれの大義を述べ、天皇の弥栄を祈念している。欧米では上流階級に求められるノブレス・オブリージュを一般庶民である兵士が持っている。欧米の軍の兵士で日記を書くものなどいない。こんな恐ろしい国はないと言うのが欧米の日本に対する見方だ。だから日本を警戒する。
○国内事情への配慮について
・先日二階総務会長は、「尖閣棚上げは大歓迎だ」と言った。靖国参拝などしないと明言しているものもいる。党内には怪しげなリベラルがぞろぞろおり、安倍首相の足を引っ張る。
・マスメデイアは反安倍で手ぐすねを引いている。週刊文春最近号で「安倍首相吐血」の記事が出た。ウソ八百の記事である。反安倍はウソも平気である。
・それらに打ち勝たなければならない。
2.安倍談話には、保守論客が指摘していない日本人として重要な問題が欠けている。日本の国柄の問題だ。具体的には「(人々の)これほどまでの貴い犠牲の上に現在の平和がある」と言いながら、戦地で闘って散華した英霊についての言及がない。
・縄文時代の人口は推定で30万人、今1億2000万人、日本から民族移動で出て行った人はいない、日本人は先祖が繋がり家族のような国を作ってきた。八紘一宇の精神はこの中から生まれた。
・日本民族は、八紘一宇の精神のもとで、欧米白人の人種差別、帝国主義と闘った。そして敗れた。それは民族の大叙事詩と言えるものである。大東亜戦争は「大東亜解放戦争」と言わなければならない。
・日本人は今を生きているだけではない。先祖と子孫と共に生きている。先祖崇拝と共に未来の子孫も一票を持っている。これが日本の歴史の縦軸の哲学だ。
・兵士は先祖のために戦い、子孫のために戦った。ニューギニアでは90%以上の兵士が亡くなった。水木しげるはニューギニアの死地を彷徨い、帰国して「死んだ人以上にかわいそうな人はいない」として他人への同情を一切絶った。その思いに触れなければならない。
・先人の苦労と努力を共有し、靖国の英霊213万柱は共に我々にあると言うことをしっかり受け止めなければならない。
3.まとめ
安倍首相は、政治家としては、対米、対国内状況から見て、最善の安倍談話を発表した。しかしそれでよかったとばかりは言ってはいられない。日本の歴史の中で、70年間も外国の軍隊が居座ったことはない。屈辱である。日本の誇りを取り戻さなければならない。それは戦後体制からの脱却だ。アメリカの顔色を窺いながらになってしまうが、一歩一歩やらざるを得ない。安倍首相は分かっている。それを改めて認識しよう。
以上
(うまし太郎)
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・朝日:戦後70年の歴史総括として極めて不十分な内容だ。日本が侵略をし植民地支配をしたと言う主語がぼかされた。
・毎日:「侵略が日本の行為かどうかの特定を避けた。全体に村山談話の骨格をオブラードに包んだ」
・東京:村山・小泉談話に言及し継承を表現したのは評価するが、ここの文言の使い方が問題だ。「侵略」の主体が日本なのか国際社会一般のことなのか明確でない。日本による植民地支配に対する反省とお詫びを表明したとは受け取りがたい。
・読売:首相が「侵略」を明確に認めたのは重要である。村山談話などの「お詫び」に相当する表現からは、首相の真剣な気持ちが伝わる。子々孫々まで謝罪行為を強いられないようにすることが大切である。
・日経:おおむね常識的な内容に落ち着いたことは評価する。村山談話と比べて何を反省すべきかをはっきりさせたのはよいことだ。
・産経:村山談話は、過去の歴史を一方的に断罪し、度重なる謝罪や決着済みの補償請求の要因となるなど国益を損ねてきた。重要なのは、この談話を機会に謝罪外交を断ち切ることだ。
(朝日新聞8月18日より)
なぜ戦後70年にしてどの国からも求められたわけでもないのに、またまた首相談話だったのか、それは日本の名誉と国益を毀損し続ける村山談話にケリをつけることにしかありえません。それが成功したのかどうかが評価のポイントになります。その点、産経以外は「ケリをつける」視点がないのが分かります。すなわち朝日に代表されるように、マスコミは日本を何時までも侵略・謝罪国家に貶めておきたいという東京裁判史観のままであることが分かります。
「ケリをつける」とは、東京裁判史観、戦後体制からの脱却です。その目的に対してはどうなのか。保守論客の評価を見てみます。
・櫻井よしこ氏(産経8月14日、談)
(1)戦後の日本に対する世界の支援に深く感謝し、子や孫たちに「謝罪」を続ける宿命を背負わせないよう明記している。「侵略」という言葉を使ったが、一人称ではなく歴代政権の姿勢として、国際社会の普遍的な価値観としての言及だったのは、非常に良かったと思う。
(2)歴史を振り返って、植民地支配の波がアジアにも押し寄せていたことに触れ、「日露戦争は植民地支配のもとにあったアジア、アフリカの人々を勇気づけた」とした。歴代首相で、そういうことを述べた人はいない。
(3)経済のブロック化が進み日本が孤立感を深めたという指摘は、歴史を学べば学ぶほどそこに近づく真実だ。安倍首相は歴史について日本の視点を忘れてはならないと示したと思う。
・田久保忠衛氏(産経8月19日、正論)
(1)日本が卑屈になった根本には東京裁判による「侵略戦争史観」がある。有識者懇談会報告書はそれを踏襲したが、安倍首相は尊重する振りをして、「事変、侵略、戦争、いかなる武力の威嚇や行使も、国際紛争を解決する手段としてはもう二度と用いてはならない」と、「侵略」を違う文脈で使用した。
(2)「痛切な反省と心からのお詫びの気持ちを表明してきた」という一方、「植民地支配から永久に訣別し、全ての民族の自決の権利が尊重される世界にしなければならない」と、現在進行形の国を暗に批判した。そのような国から歴史戦を挑まれているのに対して穏やかに応じたのが安倍談話だ。
・小川榮太郞氏(フェースブック)
(1)安倍談話は文字通り歴史的なものになつた。極めて周到緻密に練り上げられ、世界史の中に我が国の歩みを位置付けたものであり、世界史的現実としての20世紀初頭までの植民地支配と我が国によるアジア解放の先駆けから、第1次大戦後の国際社会の変化に対して、我が国がその主流から外れてゆく経緯、その反省、平和国家としての戦後の誇りなど、大変丁寧に語られていた。
(2)お詫びではなく「お詫びの気持を引き継ぐ」と明確に繰り返した点は画期的。村山談話も謝罪はしてていない。
(3)「未来の世代に謝罪の宿命を引き継がせない」と言う点は画期的。逆に安倍談話を批判する人達は子子孫孫まで謝罪させろと主張するのかと問いただしたいところだ。謝罪し続ける宿命を我々の世代で断ち切ると言うのは極めて重大な決意表明である。
(4)非難の応酬から感謝の応酬へといふ新時代への転換を提起された点も大変よい。
(5)今回の歴史観が所詮敗戦史観だと言う意見については、日本の積み上げてきた発信能力をこれ以上越えた総理談話は無理と答へる他はない。
以上を見る限りは、安倍談話は保守論客からは大変好評のようです。
世論も好感しています。産経・FNN合同世論調査によると、安倍談話を「評価する」は57.3%に上り、「評価しない」の31.1%を上回り、またその結果、内閣支持率は3.8ポイント向上し43.1%に回復したとのことです。
実は本論はこれからです。
8月20日、大手町の産経プラザで、正論の会主催「戦後70年、日本の行方」と題して、チャンネル桜の水島総氏の講演がありました。安倍談話安倍談話が出たばかりで、「安倍談話をどう捉えるか」のお話が中心でした。上記に見る保守論客の評価は全くその通りとした上で、糺すこともあるとの指摘がありました。要旨紹介させて戴きます。
1.安倍談話は、現状において安倍首相にしか出来なかった政治家としては100点満点の談話だ。
・政治的には対米配慮、国内事情への配慮が欠かせない。安倍首相はその現実を踏まえた綱渡りをしている。それらを考えれば、100点満点の談話だ。
○対米配慮について
・日露戦争までの記述はよかったが、以降は「日本は進むべき進路を誤り」など、敗戦国史観が入っている。マッカーサーは「日本は自衛の戦争をした」と言ったが、安倍談話にはない。言いたくても言えない現実がある。
・政治的には色々な配慮が必要になる。中韓は何を言っても文句を言ってくるから放っておけばよい。問題はアメリカだ。日本はヤルタ・ポツダム体制すなわち連合国体制の中にあり、ドイツと共に国連の常任理事国になれない。敵国条項が残っている。これが戦後体制の現実だ。
・日本は国防の実態から対米従属関係にある。軽々にマッカーサー発言を出したり、「戦後体制からの脱却」を言うと、アメリカの陰湿な仕返しに会う。抹殺される。田中角栄のロッキード裁判を思い起こせば分かる。立花隆はなぜ資料をいろいろ入手できたのか。
・人種差別との戦いでもあった。今もそうである。アメリカは日本人が考えている以上に日本人を怖がっている。アメリカは特攻隊員の遺書や兵士の日記を調べ分析している。遺書や日記では、歌を詠み、父母に先立つ詫びを書き、国家に対するおのれの大義を述べ、天皇の弥栄を祈念している。欧米では上流階級に求められるノブレス・オブリージュを一般庶民である兵士が持っている。欧米の軍の兵士で日記を書くものなどいない。こんな恐ろしい国はないと言うのが欧米の日本に対する見方だ。だから日本を警戒する。
○国内事情への配慮について
・先日二階総務会長は、「尖閣棚上げは大歓迎だ」と言った。靖国参拝などしないと明言しているものもいる。党内には怪しげなリベラルがぞろぞろおり、安倍首相の足を引っ張る。
・マスメデイアは反安倍で手ぐすねを引いている。週刊文春最近号で「安倍首相吐血」の記事が出た。ウソ八百の記事である。反安倍はウソも平気である。
・それらに打ち勝たなければならない。
2.安倍談話には、保守論客が指摘していない日本人として重要な問題が欠けている。日本の国柄の問題だ。具体的には「(人々の)これほどまでの貴い犠牲の上に現在の平和がある」と言いながら、戦地で闘って散華した英霊についての言及がない。
・縄文時代の人口は推定で30万人、今1億2000万人、日本から民族移動で出て行った人はいない、日本人は先祖が繋がり家族のような国を作ってきた。八紘一宇の精神はこの中から生まれた。
・日本民族は、八紘一宇の精神のもとで、欧米白人の人種差別、帝国主義と闘った。そして敗れた。それは民族の大叙事詩と言えるものである。大東亜戦争は「大東亜解放戦争」と言わなければならない。
・日本人は今を生きているだけではない。先祖と子孫と共に生きている。先祖崇拝と共に未来の子孫も一票を持っている。これが日本の歴史の縦軸の哲学だ。
・兵士は先祖のために戦い、子孫のために戦った。ニューギニアでは90%以上の兵士が亡くなった。水木しげるはニューギニアの死地を彷徨い、帰国して「死んだ人以上にかわいそうな人はいない」として他人への同情を一切絶った。その思いに触れなければならない。
・先人の苦労と努力を共有し、靖国の英霊213万柱は共に我々にあると言うことをしっかり受け止めなければならない。
3.まとめ
安倍首相は、政治家としては、対米、対国内状況から見て、最善の安倍談話を発表した。しかしそれでよかったとばかりは言ってはいられない。日本の歴史の中で、70年間も外国の軍隊が居座ったことはない。屈辱である。日本の誇りを取り戻さなければならない。それは戦後体制からの脱却だ。アメリカの顔色を窺いながらになってしまうが、一歩一歩やらざるを得ない。安倍首相は分かっている。それを改めて認識しよう。
以上
(うまし太郎)
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でもアメリカ軍が駐屯している国は 世界に30か国ある。
南米は今でもアメリカのシマだ。だからペルーで日系人が大統領になったら CIAが陰謀を使って追い出した。
ペルー日系大統領!高地民族などの生活(インフラ)や教育向上に尽力したと聞いたことが或る。日本人としてのDNAが息づいていたのだろう。
曾野綾子氏宅に亡命(?)していたそうだ。