第70回知覧特攻基地戦没者慰霊祭
第70回知覧特攻基地戦没者慰霊祭
陸軍特攻隊員1036名の慰霊顕彰を目的に,昭和30年から毎年,特攻関係者や遺族の方々の出席による慰霊祭を開催し,今年で第70回を数えます。
当日は,関係者以外の一般の方々の参列も可能です。
開催日時
2024年5月3日(金曜日)13時00分から2024年5月3日(金曜日)15時00分
場所
名称 知覧特攻平和観音堂
住所 南九州市知覧町郡17881
主催者
知覧特攻慰霊顕彰会
【お問い合わせ先】
知覧特攻慰霊顕彰会事務局
電話番号:0993-83-1526
このページに関するお問い合わせ
南薩地域振興局総務企画部総務企画課
電話番号:0993-52-1307
今年も知覧基地にて慰霊祭が開催されます。
何を思い、何のために死んでいったのか?と疑問を思う人もいることでしょう。
しかしながらその遺書を見ると判るはずです。人として出来る事を行っていったという事を、未来を託せる人に託していったことを
理解は出来ないかもしれませんが感じていただきたいです。
来ていただけませんか?
その気持ちが判ると思います。
知覧特攻隊員の世話係「なでしこ隊」だった95歳、今年も慰霊祭へ…「見送った人間として最期まで」
太平洋戦争中、鹿児島県の知覧飛行場から出撃する特攻隊員らの身の回りの世話を担う「なでしこ隊」の一員だった同県南九州市の桑代チノさん(95)が、5月3日に同市の知覧特攻平和観音堂前で営まれる慰霊祭に今年も参列する。慰霊祭は70回を数え、なでしこ隊に動員された元女子学生の出席は2人だけとなる見通し。「特攻隊員を見送った人間として最期まで供養を続ける」との使命感を胸に、 冥福めいふく を祈るつもりだ。(横峯昂)
「御母さんの御健康を祈ります」特攻19歳の遺書、敵艦へ突入も撃墜…北九州市で手紙など展示
24日、同市の知覧特攻平和会館。なでしこ隊の戦争体験を紹介する企画展が開かれており、桑代さんは女子学生が基地での出来事をつづった日記や、特攻隊員にお守り代わりに渡した人形の複製品をさみしそうな表情で見つめた。
平和学習で会館を訪れていた同県日置市立伊集院北中学校の生徒たちを見かけると、優しく話しかけた。「戦争はダメ。命は一人に一つしかないんだから。ここでしっかりと戦争について学んでね」
知覧飛行場は1941年に旧陸軍によって建設され、約600人のパイロットを養成。45年3月から特攻基地となり、同年6月までに計439人が沖縄に向けて出撃した。
桑代さんは当時、特攻機を護衛する兵隊の世話を担当し、特攻隊員と接する機会はほとんどなかった。だが、兵舎で膝に枕を載せ、その上にカバンを置いて真剣なまなざしで手紙を書いていた姿が、今でも目に焼き付いているという。
45年4月12日。特攻隊の出撃があると聞き、滑走路脇に駆け付けた。250キロ爆弾を抱えた機体が、十分に舗装されていない路面をガタガタと揺れながら走って飛び立つのを、八重桜の枝を手に見送った。女子学生に気づき、右手で敬礼する隊員。上空を旋回し、翼を3回振って別れのあいさつをする特攻機――。「日本を守る、生きた神様だと思った」と振り返る。
終戦後に結婚して2男1女の母親になり、ある光景が脳裏によみがえった。特攻隊員の両親らしき夫婦が兵舎を訪ねてきた時のことだ。前日に出撃したと告げられ、2人はその場で泣き崩れた。
桑代さんはあれから80年近くたった今も当時を思い出し、「もし自分の息子を死ににやる状況になったら、『助けて』と叫び続けるだろう。とても耐えきれない」と涙をこぼす。
ただ、悲しい出来事を子や孫に知らせたくないと考え、戦時中のことはほとんど語ってこなかった。2017年、警視庁を退職した長男の照明さん(67)が、同会館の語り部に誘われたのが転機となった。自分たちのような経験を次世代の若者にさせてはいけないとの思いが膨らんだ。
「私に残された時間は少ない。全国から来る人たちに届けるためにも、私に聞きたいことは聞きなさい」と照明さんの背中を押した。
18年4月に語り部となった照明さんは、桑代さんの体験を織り交ぜながら来館者に平和の尊さを訴えている。「肉親だからこそ、母のことをより現実味を帯びて伝えられるはず。特攻隊員だけでなく、周りで支えた人たちの体験も知ってもらいたい」と力を込める。
慰霊祭は1955年、特攻隊員を供養する観音堂を同飛行場跡地にまつったことを機に始まり、桑代さんは毎年のように参列している。年月の経過とともに、県外に嫁いだなでしこ隊の仲間も慰霊祭に合わせて里帰りするようになり、当時のことを語り合ってきた。
だが、その多くは鬼籍に入り、今年の参列は2人だけとなる見込み。亡くなった仲間からは「1人になっても出席を」と託されている。海外で今も戦争が続く中、「一日も早く平和な世界が訪れますように」と祈りをささげるつもりだ。
平和会館で企画展
知覧特攻平和会館で開催中の企画展「女学生が見た戦争―知覧高女生と特攻隊員―」では、「なでしこ隊」の女子学生が隊員の食事の世話をしたり、出撃する特攻機を見送ったりする様子を捉えた写真や日記など25点を展示している。女子学生と交流のあった特攻隊員の遺書も公開されている。
同館の羽場恵理子学芸員(29)は「女子学生たちの証言から特攻隊員の様子を知り、戦争の悲惨さや平和の尊さを感じてほしい」と話す。
7月18日までで、午前9時~午後5時(入館は午後4時半まで)。年中無休。入館料は大人500円、小中学生300円。問い合わせは同館(0993・83・2525)
しかしながら人間の欲望が尽かないことには戦争は無くならないかもしれません。
一人の人間の欲が戦争を引き起こしているのかもしれません
多くの人の欲望が戦争を引き起こすのであればその欲望を満たすか、他に振り分ける教育を行うしかないと思っています。
戦争が発生しにくい社会を築くためにも一人でも多くの人が戦争のむなしさを感じていただきたいです。
争いの虚無感を感じていただきたいです。
皆さん、5月3日は知覧基地特攻慰霊祭の日になります。朝、水を一組、手を一組合わせていただけませんか?
そうありたいと思います。
(ブラッキー)
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市関係者によると、受給者は昨年4月、同法人関係者に伴われて区役所を訪れ、保護を申請。家賃4万2000円を含む月約12万円の支給が認められた。入居時の契約では、家賃は家主の口座に振り込むことになっており、受給者が同法人の関係者に口座番号を尋ねたところ、「家賃は我々に渡して」と言われ、同5月、約8万円を請求された。
受給者が「生活できない」と支払いを拒むと、同法人関係者らが受給者方を訪れ、ドアをたたきながら「支払わなければ、保護を打ち切るよう市に言うぞ」などと詰め寄った。深夜2時や3時にやって来ることもあり、受給者は同6月、区役所に相談した。