煮汁リサイクル
連夜の鍋なんです。昨夜はイッポくんがもってきたチャンコ風味でした。水曜夜はプロ研前日の打ち合わせと称して、大勢の学生が集まります。2年生リーダーのカメムシ野郎くん(?)は「(このあと)部活だ、部活だ」と騒ぎつつ、とうとう最後まで席を離れませんでした。じつは、ミーティングの夜、上級生(と先生)は食材を下級生に譲るので、まもなくお腹がすいてきます。結果、残り汁に命をかける先生がまた大根を煮込みはじめるのです。蕪のようにまるっこい大根で、「続き」の一番下の写真で白帯くんがもってます。これが夜食になるのです。照り焼き風ミンチボール、糸蒟蒻とともに、やわらかく煮つけられた大根がやさしい味でとてもおいしかったですね。
普通はここで終わるのですが、この日はちがった。仕上げの餅シャブを1袋たいらげても、まだ煮汁が余っている。第3弾は、チキンラーメンです。その日の午後、倉吉財閥の会長さんが差し入れてくださったもらい物のチキンラーメンが5袋あって、まず2袋いれてみようということになりました。大成功。柚子の汁をかけると、「東南アジアの味になる」と先生はご満悦。あまりに美味しいので、さらに2袋追加し、湯を足しました。
水を足したので、麺が消えても、まだ煮汁が余っている。濃厚なチキンスープです。そのときタクヲさんが、「冷蔵庫にご飯があるよ」。第4弾は、冷凍ごはんを解凍し煮汁で煮詰めてリゾット(ドライカレー風のピリ辛)でいただきました。味は濃いめですが、わたしはほんの少しのお湯と柚子を搾ってちょうどよかったです。ちゃんこ鍋が最後はチキンリゾットですから、書いている私自身が記憶を辿るのが大変だったりして・・・まさに究極の煮汁リサイクルですね。
ところで、教授がテレビで覚えたという、女子高生用語で盛り上がりました。一つは「オネゲスト」(「お願い」の最上級)、もう一つは「ハゲドウ」(「激しく同意」の略)。4年前高校生だった私ですが、さっぱりわかりません・・・こんな具合です。
先生: 「次、チキンラーメンを入れようか」と問えば?
白帯: オッ、オネゲスト!
先生: ちがうやろ~、ハゲドウ、ハゲドウ!!
鍋っていいですね、安上がりで大勢で食べれて、洗いものも少ない。今回はタクオさんと白帯くんが片付けをかってでてくれました。なぜか? それは、わたしがブログ担当を決める「男気ジャンケン」に勝ってしまったからです。ASALAB唯一の“女子”なんですが。(おぎん)
(↑)今年度の卒アルのゼミ写真も撮りました。いちばん人数の少ないゼミなのに、大所帯の写真が撮れてしまいました。白帯くん、目はつぶっているわ、持っている大根は葉で隠れているわ、ですが・・・