はてなキーワード: ショッピングとは
自分はレズではないけど男性ホルモンが多いみたいで多分普通の女性より女の子が好きなタイプなんだけど
そのせいなのかはわからんが今思うと学生時代は必ず私を「擬似彼氏」のように扱う女の子がいた
具体的に言うと
・基本手を繋いできたり腕を組んできたりなどずっとベタベタしてくる(こちらからする事は一切ない)
・休みの日も死ぬほどラインしてくる(なんの用もないのにスタンプ爆弾とか「ねえ」「暇」みたいなライン)
・私が興味のないショッピングやイベントなどに付き合わせてくる(わかりやすくかわいこぶってお願いしてくる)
・今日のパンツ何色だと思う?おっぱい触っていいよみたいに聞いてくるなど明らかに自分を性的な目で見て欲しいような態度をとる
・あくまで擬似彼氏なので物をねだったり奢ってほしいなどは言わない
私もあの子たちとセックスできるかと言われたら喜んでできるくらい女の子が好きだったので満更でもなかったな決してレズではないんだけど
そしておそらく私を擬似彼氏のように扱っていたあの女の子たちも決してレズではないんだろうなと思う
彼女たちが欲しかったのは自分を好いてくれて甘えられてセックスをしなくてもいい承認欲求を満たしてくれる人間なだけで、おそらく卒業後は当たり前のように彼氏を作って幸せに生きているだろう
これがなぜ陰キャに起こりやすいかというと男に相手にされないくらいブスなのと陰キャ女は母子家庭が多く男が苦手な女が多いためだと思う
お気軽に普段着でお越しください。そう書いてある企業説明会があった。
俺はそれを文字通りに受け取った。デニムにパーカーという完全オフモードで家を出た。
会場のドアを開けた瞬間、世界が静止した。
全員スーツ。黒。黒。黒。
受付の女性が微笑んだ瞬間、目が一瞬泳いだのを俺は見逃さなかった。
そのあと一時間半、スライドの内容はまったく頭に入らなかった。
帰り道、笑うしかなかった。トイレによって鏡に映る顔を見て、思わず笑った。これがやらかした人間の顔なのかって。
家に帰ってからもう一度メールを見返すと、そこにはこう書かれていた。
「お気軽に普段着でお越しください」
罠以外の何ものでもない。いや…よく見ろ。普段着って書いてあるだろ!!
あいつらの普段着はスーツなのか!?ネクタイ締めて寝てんのか!?
もう二度と信じない。“普段着”って言葉がある限り、世の中に普段着なんて存在しない。
見るたびに歯ぎしりする。
それ以来、俺は“お気軽に”って言葉が嫌いになった。
見るたびに歯ぎしりする。
下げればいいんだよ
仕事終わりに少しお酒飲んで外食したり、休みの日にカフェ行ったり、映画を見たりウインドウショッピングしたり、そういう過ごし方がそもそも存在しないんだよ
家族で休日に出かけて、ちょっとその辺に腰をおろすためにカフェやファミレスに寄る。そんなこともないんだよ。公園のベンチやマイカーだよ
そんなね、何をするにもお金がかかる都会に住んでおいて、余暇の過ごし方を含めた生活水準を下げる気もないくせに、やれ物価高で苦しいだのよく言えるよ
ワイドショーで、人が山ほどいる駅前の街頭インタビューで「食材が高いですね」とか困った顔して答えてさ。あのさ、お前が乗ってきた電車賃で値上がり分は解消できるんだわ
都会住みが物価高苦しいとか言うなよ、ほんと
ウエブの情報よりも面白い私ちょっと笑っちゃったことがあって、
それは!
商品の取扱説明書のPDFをNotebookLMに読み込ませて音声解説してもらうの。
なんかテレビショッピングみたいで
聴き入っちゃったわ。
そんで
当たり前のことをなんかもっともらしく言うので、
「なんと!この商品100ボルト電力で出力は1300ワットなんです!」
「えー!高出力ですね!」って
テンション高めで言うのよ。
もうさ、
驚き屋のあの洗濯洗剤のシーエムで「驚きの白さ!」って驚いてみせる声を吹き込むプロの人っているじゃない。
あのような驚きの!って声をサウンドエフェクトで吹き込んでも面白いかも!って
あと「えー!」大袈裟に言ったり笑ったりする、
テレビショッピングのご婦人のオーディエンスの方々っているじゃない?
それの「えー!」とかのあと爆笑するサウンドエフェクトを付け加えたら、
本当にテレビショッピング、
冗談で取扱説明書のPDFを読み込ませて音声解説してもらったけれど、
まっとうな仕上がりに恐れおののいたわ。
たぶん、
おのののかさんも驚くと思う!
内容もさることながら、
ちゃんと私が作ったときは30分を超える解説の長尺で音声作ってくれて、
本当に番組みたいじゃない?
つーか番組みたいなのよ!
あんまり調子に乗って音声解説してもらいまくりまくりすてぃーだと、
1日の制作回数をすぐに上限行ってしまうので私のNotebookLMちゃんが止まっちゃったわ。
これはChatGPTちゃんに引き続き課金してもいいかも知れないわ。
そのぐらいの衝撃が走るぐらいに
そしてつい最近日本語動画も作れるようになった動画解説もなかなか的を得て、
そんで、
私はステラーブレイドの研究家を自ら名乗るほどでもない謙遜はするけれど
そのぐらい研究して大好きな
ステラブレードの長きに書いて書いて書きまくっている考察メモやらを読み込ませて、
音声解説してもらって、
最近気付いたのが音声解説のやる内容も決められて「議論」させたの、
そうしたら、
こ!これは!って思ったのよね。
私の考察テキストがどのぐらいの熱量を持ってるか世間で比べたことが無いので、
その良し悪しは評価私はできないけれど、
なるほどねー!って私が思うぐらいの議論をしていて結構マジで深く考えてる?って思ったのよね。
NotebookLMちゃんは対話できないけれど資料を読み込ませて圧倒的な便利さで、
音声だったり動画だったり文字だったりとのいろんなアプローチで読み解いてくれるの。
それぞれの得意とする使い方をもってすれば、
だってさー、
英語の英文の論文のPDFも読み込ませて解説して読んだ風に自分に内容を取り込むことができるので、
リアルに真面目な話興味あるいろんな資料って世の中にインターネッツにあるでしょ?
それをNotebookLMちゃんにどんどんソースを読ませて解説してもらってーっての。
ラジオやテレビのニュース番組を聴いたり見たりするより刺激的で面白いのよ。
ショート動画で時間を無駄にして翻弄されている人類は今すぐNotebookLMちゃんにいろいろ好きなものを読み込ませて解説してもらって、
自分の学びとして得た方がよっぽどAIの人間がお利口さんになる使い方かも知れないの。
私は分かっているわ、
あんまりAIのことをカロリー高めに言うとAI陰謀論にはまっている身長3メートルの女子高校生みたくなっちゃうので、
あんまり高カロリーでしゃべることはこのぐらいにしておいた方がいいってことは重々知っての承知の助よ。
でも、
これだけは言わせて欲しいの。
冗談でNotebookLMちゃんに読み込ませた家電製品の取扱説明書のPDFを音声解説してもらったらめちゃ面白かったってこと!
しかも30分という長尺!
テレビやラジオショッピングの台本できんじゃね?って思うぐらい。
まあ、
散々解説してもらって私のションテン爆上がりにもかかわらず、
一旦は冷静になって買うのは落ち着かせているところなのよ。
でもさー
またうかうかしていたら、
ションテン高めだけど
一旦は落ち着くわ!
うふふ。
いつも買うところとは別のところのお店で買ってみているタマゴサンド。
うーん、
ちょっと味は違うかな?
でもタマゴの美味しさには変わりないので、
これも美味さ炸裂、
コーン茶なぜ今まで気が付かなかったんだろう?
そのぐらいの後悔!
でも今気付いて飲めることの幸せを噛みしめるわ。
飲み物だけれどね!
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
寝すぎて頭痛い
きのうは5のつくひだったからヤフーショッピングでかいものした
でも高いポイントつく買い物しなかったから全然いみなかったけど
せんげつLYPプラミアム(’旧ヤフープレみあむ)の新規入会特典で2000円ぶんのクーポンもらったからそれつかわないとと思っただけ
なんかかおうかまよったけど結局めんどくて消えるものにした
やさいじゅーす
トマト缶とも迷ったけど
トマト缶はまだ使いきれなくて余ってんだよなー
オートミールがなくなって消費しにくくなっちゃったんだよねトマト缶
冷蔵庫なくて保管できないし
ペットボトルだとついつい飲みすぎちゃって結局長持ちしなくてコスパわるくなることがめにみえてたから
1しょくぶんずつの紙パックにしたのよね
うふふ
1本17円、ドリップのコーヒーが1杯30円って広告より安いわ
おもに朝飯代わりに飲もうと思ってるわ
ほんとは朝飯も食ったほうがいいのはわかってるんだけどね
どうしようかしらね
やっぱり冷蔵庫ないとできること限られるのよねえ
日本では、買い物をする際にQRコードを読み取って価格を確認するのが一般的です。コンビニエンスストア、スーパーマーケット、大型ショッピングモールなど、多くの店舗では、商品のパッケージや棚ラベルにQRコードが印刷されており、消費者はより詳細な情報を簡単に入手できます。具体的な手順は以下のとおりです。
1,ツール
ほとんどのスマートフォン(iPhoneまたはAndroid)にはQRコードスキャン機能が内蔵されています。カメラを起動し、製品上のQRコードにカメラを向けるだけでスキャンできます。お使いのスマートフォンがQRコード読み取り機能に対応していない場合は、「QR Coder」などの一般的なQRコード読み取りアプリをアプリストアからダウンロードできます。
買い物をする際、スマートフォンのカメラを商品のパッケージや値札にあるQRコードにかざすと、アプリが自動的に認識し、案内が表示されます。
スキャンすると、価格、原産地、原材料、賞味期限、さらにはキャンペーン情報など、商品の詳細情報が画面に表示されます。一部のショッピングモールやスーパーマーケットチェーンでは、公式サイトやECサイトに直接アクセスして価格を比較することもできます。
消費者は、異なるブランドやサイズの商品のQRコードをスキャンすることで、価格と品質を素早く比較し、より情報に基づいた購入決定を下すことができます。
5,その他の利便性
日本では、一部のQRコードはポイントシステムやクーポンページにリンクしています。スキャンすることで、消費者は価格を確認できるだけでなく、レジで直接使用できる電子クーポンを受け取ることができます。
全体的に、日本ではQRアプリを使って価格をスキャンして確認することは非常に便利です。スマートフォンだけで価格や商品情報に瞬時にアクセスできるため、時間を節約し、ショッピング体験を向上させることができます。
来週の土日の放送はないようなので、
再放送は、そのあとにありそうです
BSジャパネクストがリニューアル BS10の無料放送側で日曜昼などに放送中
見られなかったケーブルテレビ局でも見られるようになったので要確認
つながるジャパネットアプリで放送同期・スマートテレビや4月からtverを含め見逃し配信あり
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◆修正済み◆
(実力テストはありません)
・02 くまモン
・05 アグネス・チャン
・06 [すべて][順番]ドイツ フランス イタリア スペイン
・07 『乙女の祈り』
・08 [近似値]4.8冊
・09 右(回り
・10 泣く子かな
・13 燕尾服
・14 カルボナーラ
・15 6(桁
・16 ドガ
・18 林 遣都←追記:これを挿入
・19 [おそれる]ドレッド(ヘア
・20 [名物クイズ:アナグラム:慣用句]苦しいときの神頼み
・22 松村北斗 まつむらほくと
・26 [3択]44 倍
・28 O(型
・30 ウランバートル
・31e [どちら]裸 子植物
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(日曜本放送)このあと
今週は14:15「ロングブレスの魔法 #7」→14:30ジャパネットたかたテレビショッピング→ジャパネット つながる生放送ショッピング!
15:56からは「VS 今平周吾 #12
正直、AI に命令を出すリード、マネージャ、リーダーの能力が上がらないと、AI でコードを大量生産すると手に負えないスラムが根深く絡み合った構造で広がっていくことになるだろうというのが既に見えている。
というのも、AI ほとんど影響ないちょい前の時点ですら「うちはDDD、TDD、クリーンアーキテクチャ、k8s、アジャイル、スクラム等々を採用して云々」ってプロダクトが、リリースから半年、1年で開発がスタックしている、という事例は一般が想像する以上に存在している。
リリース時は、CTOやマネージャが腕組みしてWebページで華々しい成果発表するものだが、その裏で手動運用のオンパレード、一箇所変更したらどこに影響が及ぶかわからない地雷原、不具合障害が発生するたびに増える監視サービス、手動運用マニュアル。
その前で、「圧倒的ではないか、我がプロダクトは」って悦に入る経営陣、の図。
それ見て「SaaS界のネズミー王国や〜」って妄想を迸らせる利用者側経営陣と、ブルシットな手数だけ増えて、業績給与はぴくりくらいしか動かないで悶絶する利用者側従業員。
この状態で、「いや〜、新技術の導入、失敗しましたわ〜。経費が5倍くらいに膨れ上がってます。ごめんちゃい」なんてリリース出せないでしょ。
それ見て教科書ガイドエンジニア、カタログショッピングエンジニアが「世界を変える! 俺(の業務経歴書)が変わる!!」って初見手探りで導入して、連れション地獄。
これが現状よ。
ここにAI が入ってくると、ますます「中身も、他の処理との関係性もよくわからんけどプロダクトに組み込まれた謎プログラムの塊」が、「これ以上機能を載せるとバランスを崩して全体が倒れる」寸前のサイズまで育つわけよ。
ここまで行っちゃったら、どこをどうしたらどうなるか、「AI 使ってふふふふ〜ん」ってレベルのエンジニアでは太刀打ちできなくなってるだろう。
すっと
「動くな!」
となって、対策のための会議とドキュメントづくりが延々と半年とかいうオーダーで繰り広げられることになる。
その間やれること、というかやらなきゃならないことは、障害対応手動運用。
こういう状態に陥らせたリーダーやリードテック、CTOは「新しいことに挑戦したいので」と敵前逃亡、成果発表のWebページを担いで次の犠牲者の元へ。
ちゃんと設計したら、生成AIを駆使する必要、あまりないはずなんだよなー。
で、テストも書いてくれる、っていうけど、AI に全投げ似非エンジニアにその妥当性とか、判断できんのかな?
カバレッジを100%に近づけるためだけのテストを手動で大量に書くのを代替してくれるかもしれないけど、あのテストが品質保証、障害対策になってる現場が一つでもあるか?
今流行りらしい、業務ドメイン分割マイクロサービスだと、AI で辻褄合わせてテストとか、無理やぞ。
という地獄が、2、3年後訪れるだろう。
楽しみやなぁ〜w
という話をすると、AI使いこなせないオールドタイプの負け犬の遠吠え、みたいにいうてくるのがいるんだけど、むしろAI を効果的に活用するための構造、構成とか模索してんのよ。
私からみる夫について
https://anond.hatelabo.jp/20250908173327
夫どうこうの前に
おまえに何か障碍がありそうに見える。
・街で歩いているときに水を飲むので、半歩くらい避けて立ち止まろうとすると、後ろの人に迷惑だ、人に当たりそう(人いなくても)と言う
いきなりわかりにくい。
パッと見で水を飲んでるのがお前(妻)だとわかる人間は少ない。
「私から見た夫」つータイトルで始まったのに「街で歩いているときに水を飲むので、」の主語が夫でないと思う人間は少ない。
説明が異常に下手で、お前の文章は平易なことを異様に難解に書くのに主語がない。
お前のような奴が主語を省略するのは生意気なので文でも会話でも必ず主語入れろ。
お前と会話してるだけで「ん?こいつ何言ってんだ?」という混乱タイムが発生するため、お前と話すことに苦痛を感じる人間はきっと多い。
・私が仕事の愚痴(後輩に仕事教えてるとき寝ながら聞く人がいるんだ)などと言っても後輩は悪くない、家族の面倒とか見てるんじゃないか、など言ってくる
これもめちゃくちゃ読みにくい。
書き出しもわかりにくいし、カッコ内がカッコ外に混ざっている。
をこれだけ読みにくく書くのはすごい。
要するにお前はただ自分が思い出す順に書いている。
であればこれは中学生より知能や発達が遅れている。
夫が妻より後輩に味方するのは、妻の問題を知悉して落ち度が妻にあることを疑っているからではないのか。
・仕事の人間関係で私のメンタルにくるものがあり、泣きながらこう言うことがあって辛いといっても、仕事の愚痴は聞きたくない相手にも思うところがあった、あなたが悪いかもしれないなどと言ってくる
このエントリを見ているだけの赤の他人でもほんのり感じることだ。
夫のその態度は優しくないが増田の歩行速度は気になる
逆に夫の課題を指摘している
自分がそういう対応をされたことは真っ先に書くぐらい不満なのに
これも相当客観性が低く、
・この時間に家を出るのに5分くらい遅れたら、1日機嫌が悪く、どうしたと聞いても何もないというのに帰りに朝のこれが嫌で謝らないのが嫌だった言動すべてにむかつくなどと言う
・お店のお会計についてこずお店の外で待つ
お前と結婚する時点で夫もなんか障碍ありそう。
どういう状況かわからない。
ポップコーンは何個も持ち込んでたのか?
お前の話は全部この調子で
「読み終えたら内容はまあわかるがなんでこんな書き方する?」か
どっちかしかない。
小さい子供のおしゃべりによく似ている。
見ず知らずの俺ですらちょっとお前の書いたもん読んだだけで夫に同感なんだが……
これも程度がわからん(のに書いてない)
お前の食う速度はどれぐらいなんだ?
きれいに食えてるか?
いままで生活していくうちに、は?となることが増え、普通の考えや言動からずれており結婚したのはまずかったなと思うようになった。
お前の結婚がお前にとって失敗だったのは間違いないし
私は私でよくXなどでこれが当てはまるとADHDだとなるのに当てはまり、言いたいことをすぐ言ってしまうのが問題だとは思っている。
やっぱりなって感じだが
そういうネットの変なのじゃなくてきちんとしたところで診察を受けるべき
この短い間にすら同じことが二回でてくる文章。
全編にわたってこのクオリティなので確実にお前は頭があんまりよくない。
意地悪や侮辱で言ってるんではなくて、自分の弱点は自覚した方が生きやすい。
ここで聞きたいのはお前は夫以外の人間もイラつかせることがちょくちょくあるんじゃないか?だが。
異性の友人同性の友人どれぐらいいる?
お出かけをすると必ずイライラし、ショッピングしようものなら不機嫌でずっと携帯を触るので、用事が終わったらゆっくりお茶などはできないし、夫婦の時間は一緒にゲームをするくらいだ。
機嫌良くいたいのに、夫の機嫌を気にしている生活をしていて、私の感情がおかしくなると思ったので、どこか誰かが見てくれる可能性があるところで書きたいと思った次第だ。
結婚した以上夫のその態度はよくないし
お前の状況は気の毒だと思う。
俺はお前に絶対なんかありそうだと感じるけど
やっぱり耐えられませんでしたは無責任だしアホだよな。
夫もなんか障碍ありそう。
これから修復もしづらいが、結局こちらから謝らないと終わらず、何もしたくない。同棲前の優しかった彼に戻ってほしいと願うばかり
それは無理だよ。
バカ言ってねえで別れろ。
ペアローンくらい整理できるよ。
もしなんか出たらはっきり「障碍者です」て名乗りで
夫とはマッチングアプリで出会って、1年付き合って1年同棲し、結婚して1年目の30オーバーの夫婦だ。
友達にも相談できないし、家族に相談するのも恥ずかしい出来ごとがすごく増えた。
いままで言えなくて溜めてきたのがたくさんあり、読むのが辛いと思うがフェイクを織り交ぜて書き殴るので、多めに見てほしい。
・街で歩いているときに水を飲むので、半歩くらい避けて立ち止まろうとすると、後ろの人に迷惑だ、人に当たりそう(人いなくても)と言う
・私が仕事の愚痴(後輩に仕事教えてるとき寝ながら聞く人がいるんだ)などと言っても後輩は悪くない、家族の面倒とか見てるんじゃないか、など言ってくる
・仕事の人間関係で私のメンタルにくるものがあり、泣きながらこう言うことがあって辛いといっても、仕事の愚痴は聞きたくない相手にも思うところがあった、あなたが悪いかもしれないなどと言ってくる
・駅の階段を昇降するとき、人より早く行って振り向きもせずに改札をでて足が遅いなどと言う
・仕事場の雰囲気が悪いと愚痴られたとき、自分から雰囲気良くしなよと言っても、分かってないとだけ言う
・この時間に家を出るのに5分くらい遅れたら、1日機嫌が悪く、どうしたと聞いても何もないというのに帰りに朝のこれが嫌で謝らないのが嫌だった言動すべてにむかつくなどと言う
・お店のお会計についてこずお店の外で待つ
いままで生活していくうちに、は?となることが増え、普通の考えや言動からずれており結婚したのはまずかったなと思うようになった。
私は私でよくXなどでこれが当てはまるとADHDだとなるのに当てはまり、言いたいことをすぐ言ってしまうのが問題だとは思っている。
離婚に踏み切れない理由としては家をペアローンで買ってしまったので、離婚に踏み切れない。
お出かけをすると必ずイライラし、ショッピングしようものなら不機嫌でずっと携帯を触るので、用事が終わったらゆっくりお茶などはできないし、夫婦の時間は一緒にゲームをするくらいだ。
機嫌良くいたいのに、夫の機嫌を気にしている生活をしていて、私の感情がおかしくなると思ったので、どこか誰かが見てくれる可能性があるところで書きたいと思った次第だ。
これから修復もしづらいが、結局こちらから謝らないと終わらず、何もしたくない。同棲前の優しかった彼に戻ってほしいと願うばかり
今年の夏、数年ぶりに実家へ帰省したんだけど久々に帰ったせいでこの機会を逃すまい!と親から部屋の片づけを命じられ、ゆっくりするつもりが全然出来なかった。
仕方がなく実家の自分の部屋の掃除をしたわけだけど…机の引き出しから何やらよからぬものを発見。原稿用紙数枚分。なんとなく思い出した。自分が確か高一の時ぐらいに書いた小説もどき…。
そのまま処分しようかと思ったけど、これも何かの縁かと思い、焼き払う前にここに残そうと思って(供養の意味も込めて)、恥ずかしながら当時書いた小説をここに貼ります。
1
七月の黒板って、手のひらの汗を全部吸って、授業が終わるころにはチョークが湿気で太る。
セミは朝からミンミン鳴くくせに、ホームルームのときだけ少し黙る。
うちの担任は「ノストラダムスの書いた七の月だね」と、冗談のつもりで言うのだけれど、冗談って二回目から効かなくなるのよ、先生。私たちは1999年の夏を、テレビのワイドショーと同じ顔で消化して、笑うところは笑って、でも笑いきれない部分は教科書の下に隠す。
昼休み、廊下のどこかでPHSがピピピって鳴る。あの音は少し未来っぽい。私は机の中からMDを取り出して、宇多田ヒカルを再生して、再生の丸い矢印が自分の心臓の形に似てるな、と毎回どうでもいいことを思う。(でもFirst Loveは毎回ぜんぜんどうでもよくない。あれは心音を増やす歌)
夏の空気は扇風機の首ふりのリズムで揺れて、窓の外の雲は誰かが消しゴムで端をこすったみたいにほどけている。私は五時間目が終わったところで、ノートをぱたりと閉じて、裏表紙の端を折って、そっと立ち上がった。「保健室行ってきます」って小さく言えば、先生はたいてい止めない。保健室に行く経路で、屋上という寄り道があることは先生たちの知らない秘密の地図。
理科準備室の窓は鍵がゆるい。椅子を一脚ひっぱって、窓枠に膝を乗せ、指先で金具を押し上げる。屋上に出ると、空気が急にちゃんと味になる。すこし錆びた匂い。じんわりした熱。遠い国道のトラックの音。フェンスの金網に両手をかけて、私は深呼吸を一回、二回。七月の呼吸。あ、これは覚えておこう、って思ったとき。
「そこ、危ない」
声がした。男子の声。低すぎず、高すぎず、でも機械の温度みたいに均一。
振り向く前に、軽く手首を引かれて、私は一歩だけ後ろへ下がる。フェンスぎりぎりのコンクリ、米粒くらいの黒い影が落ちて、コツン、と音を出して割れた。殻の匂い。卵じゃない。虫でもない。もっとイヤな、硫黄の、でもどこかで嗅いだことのある、夏の終わりの側溝みたいな。
「ほら」
私の手首を放した彼は、フェンスにもたれるように立っていた。うちの学校の制服じゃない。黒い長袖。胸元に小さな紋。汗をかいていない。かわりに、視線が汗をかいているみたいに一直線。
「……なにが?」私は聞く。
「アンゴルモア」
さらっと言わないでほしい。テレビが殊更に太いフォントで見出しにしてた単語を、屋上の風のなかで日常語みたいに投げないでほしい。私は笑うタイミングを探したけれど見つからず、代わりにMDを一時停止にした。(宇多田のサビで止めるのは罪だけど、今日は免除してほしい)
「テレビのやつ?」
彼はフェンスを見上げる。その目は、黒板のイコールをまっすぐに引ける人の目。
殻、と彼が言った瞬間、さっきの黒い米粒が、煙みたいにほどけて消えた。彼は胸の紋に指先を添え、短い金属を引き抜いて、空気を一回だけ切る。刃じゃない。音だけ。なのに。地面の黒が粉になって、風にさらわれた。
「通りすがり」
教科書みたいな返事。でもふざけた感じはない。
「通りすがるには、ずいぶん正確にうちの屋上に来たじゃない」
彼はほんのすこしだけ笑う。笑い方は丁寧で、耳の形まで整っているタイプの顔。近づくと汗の匂いじゃなくて鉄の匂いがした。
「君、見えたでしょ、さっきの。普通の人は見えない。足もとに殻が落ちても、踏んで帰る」
「見えたから、何?」
「ひとりにしない」
その言い方は、なんだか“わたしの”言葉みたいで、ちょっとムカついた。知らない人に先に言われるの、好きじゃない。
「名前は?」
「湊(みなと)」
ひらがなで言われてもカタカナで言われても、たぶんこの名前は港の音がする。波打ち際で人を呼ぶ声。
湊はフェンスの外を見上げる。雲が薄く切れて、青の下に白い面が一秒のぞく。その一秒のあいだに、空が低く唸った。電車が遠くの高架をゆっくり渡るときの音に似てるけれど、もっと乾いている。私の首筋の汗がすっと引く。
「二匹目」湊は言って、私の前に立つ。
降ってくる。今度は米粒じゃない。ビー玉よりちょっと大きい、黒い丸。着地の前に割れて、内側から“何か”がぬるりと出ようとする。輪郭を持たないのに、目より先に匂いだけが肌にささる。夏の犬小屋の奥に置き去りにされたゴム、みたいな。
「息を合わせて」湊が言う。
「どうやって」
「今、君がしてるみたいに」
気づくと、私は湊とおなじテンポで息をしていた。吸って、吐いて。吸って、吐いて。二回に一回だけ、すこし長く吐く。そのリズムで、湊の金属が空気を切る。殻の破片が粉になり、風だけが残る。
「……ほんとに、アンゴルモア?」
「名前が先に来る怪物っているんだよ」湊は肩の力を抜きながら言う。「“恐怖の大王”って言葉、空気が好きなんだ。空気は、好きな言葉に寄ってくる」
そこまで聞いたところで、屋上のドアがギイッと鳴って、私は心臓を落としかけた。風より静かな足音。制服の足音じゃない。
「遅い」湊が言う。
「早すぎる」低い声が返す。私は反射でフェンスの陰に一歩引いて、ドアのほうを見る。黒いTシャツに薄いグレーのシャツを重ねた、涼しい顔の男の子。髪は長くも短くもなく、目は印刷された数字みたいにブレない。
「……え?」
「今日は偵察だけって言ったろ」と彼は湊に向かって、とても小さく眉間を寄せる。「初対面を屋上でやるの、ミスの確率上がる」
「じゃあ、屋上じゃないと見えないものもある」湊はさらっと返す。
二人は友だちっていうより、同じ地図の別ページ、という感じ。
「澪(れい)」と彼は短く名乗った。手にPHS。アンテナ二本。画面に点の地図。数字が流れて、一瞬だけ止まる。
「下、駅前に一件。夜は濃い」
「夜?」私はつい口を出す。「夜まで?」
「今日の七の月、最後だから」湊は私を見る。「帰り道、寄り道をしてもいいなら、案内する」
案内、ってすごくヘンな言い方。でも私はうなずく。喉が乾いているのに、声はちゃんと出る。
湊は金属を胸の紋に戻し、手すりに軽く触れてから踵を返した。澪はPHSを親指で弾いて、何かを送信して、何も言わずに私たちの前を歩く。三人で階段を降りると、校舎の匂いが一瞬だけ“普通”に戻って、私はその普通を鼻に詰めておこうと思った。(後で必要になる普通がある、って、新井素子の本に書いてあった気がする。気がするだけで、どのページかは思い出せないけど)
駅前は夏休みの夕方の顔をしている。ロータリーにバス、マクドナルドの前に行列、ガチャガチャの前で小学生が揉めてる、CDショップではラルクのポスター、ゲームセンターからドリームキャストのデモ音。風鈴みたいな高い音が一瞬だけして、次の瞬間、音が全部半拍ずれる。
「来た」澪が言う。
誰も気づいてない。サンダルの女子高生も、サラリーマンも、ショッピングカートを押すおばあちゃんも、誰も。
空から降りるものは影じゃなくて、空気の厚みの差。見えるのは、ここにいる三人と、そして、たぶん私だけ。
湊は前に出る。澪は周囲を見渡して、最も“記録”の薄い位置を選ぶ。道路標識の影と自販機の影が重なる場所。
「ここなら、ニュースにならない」
ある、と澪は言わないで、目で言った。
湊の肩が、呼吸といっしょに上下する。私はそのリズムに合わせる。吸って、吐いて。吸って、吐いて。なぜか一緒にやると心臓が落ち着く。(恋とかじゃなくて。いや、恋かもしれないけど、いまは違う)
殻のない降りは、匂いだけで先に来る。不意打ち。目の端で捉えるまでに、鼻が先に反応して、汗腺が縮む。湊の金属が空気を切り、澪のPHS画面の数字が揃い、私の呼吸が三拍目で長くなる。カチッと音がして、見えない何かが折りたたまれる。駅前はなにも起きなかった顔に戻る。
「——ねえ」私は息を整えながら言う。「これ、毎日?」
「七の月は毎日」湊は金属をしまう。「終わったら、少しだけ静かになる。少しだけ」
その“少しだけ”の言い方が、もう経験者の声で、私は急に怒りたくなって、でも怒っても仕方ないから、代わりに缶の自販機で麦茶を買って三人にわけた。湊は半分だけ飲んで、缶を私に返す。澪は口をつけずに、冷たさだけ指に移して返す。私はベンチに座って、残りを一気に飲んだ。
「帰り道、送る」湊が言う。
「送らなくていい」私はつい強めに言う。「ひとりで帰れる」
「見える人を、ひとりにしない」
またそれ。私はむくれて、でも、足は自然に彼らと同じ方向へ動いていた。
交差点の信号が青に変わる。横断歩道を渡る瞬間、風がすっと変わって、私は振り向く。人混みのむこう、ビルの屋上の縁。夕陽の切れ端のような光のところに、白いシャツの誰かが立ってこちらを見ていた。
まばたきしたら、いない。
「いまの」
「気づいた?」澪が初めて少しだけ笑う。「いい目だ」
「誰?」
「多分、明日には“こちら側”に来る」湊は短く言った。「きれいな顔をしてる」
家の前で別れるとき、湊は「また明日」と言いそうにした顔でやめて、「風の匂いが塩辛くなったら、上を見て」と言った。
私はうなずいて、門扉の前で一回だけ深呼吸した。玄関を開けると、母が台所でゴーヤチャンプルーを炒めていて、テレビは「Y2Kに備えて」の特集をやっていて、父は食卓で新聞を広げ、「大丈夫だよ」といつもの声で言う。
私は自分の部屋でMDを再生して、PHSのアンテナを出して、引っ込めて、出して、引っ込めて、意味のない儀式を二十回くらいやってから、ベッドに倒れ込んだ。天井の蛍光灯のカバーに、屋上のフェンスの格子が重なって見えた。
眠る直前、窓の外で、ほんの少しだけ風が塩辛くなった気がした。私はカーテンをめくって、上を見た。空はぜんぶの青を混ぜたみたいな色で、星はまだ点かず、遠くのどこかで雷の写真だけフラッシュが光った。
明日も、見える。
明日、もうひとり来る。
七の月は、まだ終わらない。
2
ワイドショーが終わって、ニュースの時間までの隙間に流れる通販の番組。マッサージチェアとか。美顔器とか。私は居間でスイカバーを食べながら、母がアイロンをかける音を聞いていた。
PHSが震えた。メール。文字数は少なく、「屋上」とだけ。差出人不明。昨日と同じ。
——行くしかない。
照り返しが強い。空気が音を立てる。セミは昼なのに狂ったように鳴いていて、私の制服は汗を吸ってもう重たい。
「来た」湊がフェンスにもたれていた。
隣には澪。無口な彼は今日もPHSを指先でいじって、画面に流れる数字を追っている。
そして——もうひとり。
髪は少し長く、色素の薄い瞳。美少年としか言いようがない顔立ちなのに、目の奥がひどく静かだった。笑ったとき、光がこぼれるというより、光が寄っていく感じ。
「碧(あお)」と湊が紹介する。
「よろしく」碧はにこりと笑って、私の袖を軽くつまんだ。指先が冷たい。
「三人?」私は尋ねる。
「四人」湊が言う。「君を入れて」
「えっ、いや、私なんて」
「見えてしまった以上、もう“向こう側”だよ」澪は画面から目を離さずに言った。
私は息を呑んだ。昨日から、すでに普通ではなくなっている自分を、もう否定できない。
——
ロータリーに人が溢れている。コンビニの前では中学生が立ち読みして、パン屋からは焼きたての匂い。バス停のベンチに座るおばあちゃんが団扇をぱたぱたさせている。
そんな雑踏のなかで、突然、音が半拍ずれる。
通りすぎる電車のブレーキ音が伸び、子どもの笑い声が濁り、セミの声が一瞬だけ空気に沈む。
「来た」澪が小さく告げる。
空から、殻が落ちる。最初は見えない。でも、確かにそこにある。私たち四人の目にははっきりと。
ビー玉より大きな黒い殻。地面に触れる前に割れ、中からぬるりと何かが出る。匂いは昨日より強烈。鼻の奥が焼ける。
「人混みの中は厄介だ」湊が前に出る。
「周波数を合わせる」澪はPHSを高く掲げ、ボタンを素早く叩いた。
「大丈夫、大丈夫」碧が私の肩に手を置いた。「君は息をするだけでいい」
殻から出てくる“それ”は、人の目には映らない。でも私には見える。輪郭は定まらず、影が水に溶けるみたいに揺れる。だけど、確かに街を食おうとしている。
「湊!」澪の声。
湊は棒を伸ばし、空気を裂いた。
刃ではなく、ただ音。だけど“それ”がたじろぐ。
碧が微笑みながら指先を空に走らせる。風の流れが変わり、影の形が折れ曲がる。
私の呼吸が、彼の肩の上下に合わせて整う。
一瞬、世界が止まった。
そして、影は粉になって消えた。
駅前は何も起こらなかった顔で、再びざわめき始める。人々は誰も気づいていない。
——
「なに、これ、ほんとに毎日?」
ベンチに座り込んで、私は麦茶を一気に飲み干した。
「七の月は毎日だ」湊が答える。
「でも、七月が終わったら?」
「少しだけ静かになる」碧が柔らかく笑った。「でも、“恐怖の大王”は終わらない。七月の名を借りてるだけだから」
澪は黙ってPHSを閉じた。その目は冷たいけれど、どこかで私を見守っているようでもあった。
私は三人を見回して、息を吐いた。
「……わかった。もう知らないふりはできない。だから——」
「ひとりにはしない」湊が言った。
その言葉は、昨日よりもずっと重く、強く響いた。
——
夜。帰り道。
商店街のアーケードにはまだ人がいた。ゲーセンの前でカップルがプリクラの袋を持って笑っている。CDショップからはELTの歌声が流れている。
「また?」私が言うと、碧が肩をすくめる。「今日は濃いからね」
次の瞬間、いなくなった。
「今のは?」
「気づいた?」澪が珍しく少し笑った。「君、ほんとにいい目を持ってる」
「……誰?」
「明日、会える」湊は短く言った。「俺たちの仲間になる」
——
ニュースは「何もなかった一日」を語っていた。
私は自分の部屋に入り、PHSのアンテナを伸ばしては引っ込め、伸ばしては引っ込め、意味のない儀式を二十回くらい繰り返した。
屋上の風がまだ、肌に残っていた。
三人の声も、影の匂いも。
そして、明日現れる誰かの姿も。
七の月は、まだ終わらない。
3
七月三十一日。
カレンダーの数字が赤くも青くもないのに、どうしてこんなに特別に見えるのだろう。
”終わる”という言葉が、宿題のノートよりも、日めくりの紙よりも、今日は妙に重たかった。
午前はやけに晴れていた。
でも午後になってから、光は濁った。セミの声がかえって甲高く響く。
屋上のドアを押すと、三人が待っていた。
湊。
澪。
碧。
「紹介する。彼も仲間」湊が言った。
白いシャツの少年は軽く会釈をした。年は私たちと変わらないのに、目の奥だけが遠い。「……雅(みやび)」と小さく名乗った。
四人の男子と、私。
屋上の風は重たくて、フェンスの金網が湿っているみたいだった。
「本体が来る」澪はPHSを掲げ、数字の羅列を見せてくる。意味はわからない。でも、ただ事じゃないことは伝わる。
「恐怖の大王」碧が肩をすくめながら微笑む。「七月が終わる、その瞬間に」
雷が鳴った。
私は一歩後ずさったが、湊が前に出た。背中越しに、彼の肩の呼吸が見える。
「大丈夫。合わせればいい」
「……どうやって」
「昨日と同じ。君は息をするだけ」
影が降りてきた。
殻じゃない。粉でもない。
“名状できないもの”が、街を覆いはじめる。
匂いが先に来る。鉄錆とゴムと、夏の終わりの湿気を全部混ぜたような匂い。
碧は風の流れを変える。
雅は静かに印のような手の動きをして、影の裂け目を縫い合わせる。
湊は棒を構え、私の前に立つ。
「……来るぞ」
大王の影は、顔を持った。
知らない誰かの顔。
でもなぜか懐かしく、私の記憶の底を撫でる顔。
「来る」澪が短く言う。
「させない」湊が返す。
影が迫る。世界が歪む。
人混みの声が止まる。時計の針が動かない。
この一瞬に、すべてが収束していく。
湊は前に出た。
「俺がやる」
「待って!」思わず叫んだ。
「君をひとりにはしないって言ったのに」
湊は、振り返らなかった。ただ、少し笑った。
「ごめん。今日は、俺だけで強がらせて」
影の中心に踏み込む。
棒を構え、全身を“蓋”にするように。
世界が一秒、無音になった。
雷鳴。
セミの声。
窓ガラスが震える。
影はたしかに消えていた。
残されたのは、三人の男子と、私。
澪は黙って画面を閉じ、碧は笑わずに目を伏せ、雅は静かに空を仰いだ。
湊の姿は、なかった。
「……どうすればいい?」私は震える声で尋ねた。
「何もしない」澪が答える。「ニュースにならないこと」
「覚えておくこと」碧が続ける。「ひと知れず、覚えていること」
雅は小さく頷いて、目を閉じた。
夜のニュースは「何も起きなかった一日」を語った。
父は「大丈夫だよ」と笑い、母は冷蔵庫にペットボトルの水を入れた。
宇多田の声が、少しだけ遠く聞こえた。
——風が変わったら、笑って。
私は、笑った。泣きながら。
翌日。八月一日。
空は夏の顔をしていた。
棒を見せ合って、当たりだの外れだの笑いあった。
でも、屋上の風は、まだ四人分吹いていた。
そして、七の月は、静かに閉じた。