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はてなキーワード: 写植とは

2025-12-07

人工子宮があったら女いらなくなるよね~

って

既に精子凍結技術があるので、実際は男がもういらなくなってんだよな…

女がいないと産めないが男がいなくても産める技術があるから

ただ、誰の子わからんガキをリスク負ってまで産む必要性がいまの女にないだけ

肉体労働できるロボット女性使用できる重機もあるし、男は犯罪率も高いし標準偏差知能が低く染色体が小さくて遺伝子情報免疫力も低いことがわかってしまったし

今の世界でどっちがいらないかといえば圧倒的に男なんだよね

昔は石炭重要だったけど今は代わりがあるとか、写植工の技術が淘汰されたとか、必要ないもの時代によりアップデートされていくので

人間としてアップデートしないと日本は淘汰男だらけになるね。もうなりかけてるか

2025-10-11

生きがいリスクヘッジとして子どもを産むのか

38歳女。子無し既婚。

親とは絶縁しており「家族」という形態メリットが未だにあまりよくわかっていない。

仕事出版系で、ワークライフバランス(笑)という感じで15年ほどやってきた。

しか現在出版市場の急速なシュリンクという環境要因、キャリアハイの通過、加齢、社内政治の敗退といった内的要因などにより、仕事に全力投球できないこと限りなく、ミドルクライシス状態にある。

からないとはいえ仕事はいくらでもある業界から、惰性でワークライフバランス(笑)生活を続けているが、やっぱりこれからを考えるとワークライフバランスって大事なんじゃないか。この時代、やる気も儲けもないのに、残業100時間超えの30代後半社員(非管理職)なんて、お荷物しかない。

年代の子持ちの女性たちが、LINEスラックアイコンを子の写真にしているのを見ると、

「お前は誰だよ」って思うけど、話題ほとんどが子育てに関することだったりすると、くそダル…って思うけど、思うけど、でも、そんなに重要存在がいるんだなって、やっぱり羨ましく思う。

仕事にもプライベートにも生きがいや未来を見いだせない今、ワンチャン子どもが生きがいリスクヘッジになるのではないかと思い、卵子凍結の資料などをつい取りよせてしまう。

そんなときチラつくのは、母親の顔だ。

母親写植屋とトレーサーで、仕事大好き人間だったけど、クォークインデザインの台頭などの業界技術革新が起こる時期に子どもが産まれキャリアを降りた。「生きがいリスクヘッジとして子育てを選んだ」っていうのは母親の言で、実子に伝えることでもないと思うが、妙な説得力もつフレーズとしてたびたび思い出される。

しか母親は結局、私のことを好きになれなくて、私も母親が好きになれなくて、お互いを全否定する形で絶縁してしまった。生きがいリスクヘッジになってないどころか、生涯のリソースを注いだ娘に「毒親だ」とか言われる結末で、本当に散々である

それでも、いま、考えてしまう。

子どもがいれば、生きがいリスクヘッジになるのか。そんな傲慢で、未成熟な心で、子どもなんて育てられるのか。

まあでも親子も人間関係だから、相性ってものが強烈に作用するわけで、会ってみないとわからないけど、会ってみてから判断じゃ、子どもに分が悪過ぎるわな。

2025-08-30

anond:20250830221426

数千年の人類史から見れば、**プログラミング文化は100年〜150年程度の短い“過渡期文化”**だったと振り返られるでしょう。

ちょうど、かつて「計算尺」や「写植機」が一時代を築いたように。

FORTRANを起点としたこの100年は、

人間機械対話するために苦労した時代

として歴史に記録されるはずです。

2025-04-18

anond:20250418105515

ぶっこきの拓の編集者の縄谷が勝手につけてた

今もそうかは知らんけど当時は写植つって編集者手書き台詞とかを印刷フォントに置き替える作業をやってたんだけど、その時に縄谷が勝手につけてた

本人曰く「俺が編集したんだぜ」っていうマーキング行為だったらしくて、以降の漫画も彼が編集した奴は全部ついてる

今だったらゲボほど炎上してそう

2024-12-17

この笑顔マークを復活させて欲しいhttps://ja.m.wikipedia.org/wiki/BA-90

写植記号BA-90(Full Moon With Face)と呼ぶらしい。

キモかわいくて好きだったのに、いつの間にかなくなった

2024-11-18

漫画ネームって実際は絵コンテとか下書きと呼ぶ方がふさわしいよなと常々思う

なぜネームと呼ぶんだ

綴りnameなのか?

とりあえずwikipedia見るか……

語源英単語name」の「指定する」と言う意味で、写植書体やQ数を指定するために、台詞を事前に抜き出しておく必要があったところから。つまり、個々の台詞に対して書体やQ数の指定をする作業本来の「ネーム」であり、そこから台詞のものネームと呼ぶようになり、ネーム作業効率化のために事前に用意するようになったコマ割りしたものラフな構図や台詞だけを描いたものまでもがネームと呼ばれるようになっていったのである。[要出典]

[要出典]か……

いかももっともらしい語源ではあるけれど

マンガの「ネーム」はいつから描くようになったのか? - Togetter [トゥギャッター]

先人のまとめがあった

1969年頃、「若草」で知り合った年上の漫画家志望者たち(担当さん付いてる)は、いつも編集部ネームを持って行ってました。当時の少女雑誌編集部はどこもそうだったかと。私は70年(中学生です)に別マ編集長に「次はネームで持ってきて」と言われました。

石ノ森章太郎マンガ家入門』(1965年)にもストーリーマンガを描く準備として、プロットシノプシスコンストラクションときて、コンテ(今でいうネームに相当)を作りましょうと書かれてますね。「物語の細部をかきこみ、コマわりまで完全にしましょう」「めんどうなようですが、この段どりが、もっと重要なのです」

昔だとやっぱりコンテって呼ぶケースもあったんだな

用例として信頼できそうなのはここらへんか

70年代ごろにはネームという言い方が定着してそうだなあ

本来ネームである「個々の台詞に対して書体やQ数の指定をする作業」は今もやっているのかな

漫画以外でやっていうる業界……デザイナーDTPとか……

詳しくない

死んだ概念かもしれない

複数人で分担するからこそ指定する必要があり、ひとりで作業が完結するならネーム(真)指定必要ない

デザイナーとかが活躍する業界仕事とか業務の流れを全くイメージできない 門外漢すぎる

生きている概念だとしてもネームとはもう呼ばないのかもしれないな

こういう「よく考えると何故そう呼んでいるかわけわからん名前」の語源を調べるの大好き

second(秒)とか なんで2ndが時間単位やねん、みたいな

minute(小さい単位)の次なる小さい単位なので2nd

ゆる言語学ラジオに対しては愛憎の念が入り混じる

おわり 日記

2024-11-06

ナンバーナインイメージ戦略に見られた炎上伏線

https://no9.co.jp/

https://no9.co.jp/faq現在閉鎖中。不思議だね?)⇒直りました。

https://note.com/sleeping_husky/n/nf4e615affd10(関連記事)※コメントから拾わせて頂きました


炎上理由は生成AI関連で、まあコンテンツ卸売業者商品ちゃんと精査しなかったという点に要約されるが

明らかに生成AIと見て取れるもの商業ベースでも展開してしまった点は御粗末と言わざるをえない。赤松先生なにやってんの


さて、ナンバーナインのはなし。あそこは根本的に、ガワだけよく見せようという姿勢が強いベンチャーだった。

(※追記:メインは生成AIの話じゃないです!どういう会社なのかって部分で見てきたものや思うところがあるって愚痴


俺は一応商業経験もあって、その後、キンドルでわりと儲けさせてもらい、いまでは業界関連の正社員で働いている元作家副業作家みたいなポジションだが、

当時、それなりに商業でやってきた作家のはしくれとして、あの会社イメージ戦略には辟易としていた。

業界の基本構造をおそらく理解していながら、クリエイター有利誤認させて利益誘導する彼らのロジックは非常に不快だった。


あそこ、紙の制作原価・流通書店の取り分を考慮せず

「紙の印税率は10%!マージン9割ですよ?まだ商業で消耗するの?笑」と煽ったり

「まあ、それでもやるっていうんならそれはそれで良いところあるんでしょうけどねえ」

とか、公然と発信してたんだよ。まるで「大して売れてもねーのにそこで描いている奴は情弱と言わんばかりにね。

俺はそれがめちゃくちゃムカついた。


なぜなら、実際にサイトの条件詳細(なぜか今表示されない)を読んでみると


ナンバーナインは「ウチは80%作家還元!」とか超アピールしながら

「定価ではなく入金額出版社の取り分=販売価格の25~50%)の8割」

「主要販路Kindleでは販売額の3割」

写植修正などがあるごとに印税率低下」

アダルト系だと性器修正が率の低下がエグく、既存出版社がやってる作業を全部任せたらAmazon販売額のたった4%)

等々、ミスリードさせることに全力だったから。


そもそも何故か紙との比較「だけ」してるし…

オール出版社も総じて電子のほうが印税率が高い。出版社への入金額ベースなら30~50%、販売ベースなら、15~20%が多かった)

まり、まともに比較したらどっこいどっこいなのだ。なのに「相手にだけ不利な条件の数字を出させている」形。世論誘導の手口と同じだよね~。


これをやっといて、改めて引用するけど、相応の立場の人が配信

「紙の印税率は10%!マージン9割ですよ?まだ商業で消耗するの?笑」とか言っちゃってんだよ。ダブスタにも程がある。

DL数に応じたロイヤリティインセンティブ)を「印税」と言っているのも言葉の使い方が明らかにおかしい。

ふつう出版社も「電子印税」と便宜的に呼んだりするが、本来印税ってのは、売れたかどうかに関わらず、刷ったぶん確実に払ってくれるお金のことだ。


ちなみに、クリエイター意見も紹介してるけど概ね褒めてるのは、数字が一元管理できることであり

熱烈アピールしてる還元率に関しての言及は少ないのが絶妙

そんなふうに「わかってる」人が取りこぼしを回収するために商業以外のチャンネルとして利用する分には有用なのは間違いない。

実際、システムとしてはいい感じみたいだしね。エンジニアは優秀だけど、広報品性下劣ということかもしれない。


まあ、ナンバーナインのほうをいろいろサゲたけど、既存出版社に対して思うところがないわけではない。詳しく読まないとわからない、って構造のずるさは同じだ。

あと、純粋業態比較するなら、たとえば、「写植や(エロなら)性器修正自分でやるから率を上げてくれ」ができない状態

編集者監修も含めてセット売りしてる業態といえる(ナンバーナインはそれがオプション扱い)

ただコレって、写植が汚かったりクオリティのばらつきがあったらブランドイメージが作れないから、それとトレードオフで悪い点ばかりじゃあない。

だって憧れた作家たちが描いている雑誌って概念がなきゃ商業連載なんて目指さなかったし。

でもね!!!連載準備期間マジで食えないのはもうどうしようもないよ!!!!???泣


まあとにかく、実態以上に他をサゲて、自分らをアゲるやり方ってアンフェアでむかつくから、この機会なら伸びるかなと思ってエントリ

大して味方でもないのに味方ヅラするやつがいちばんキモいよね。って増田でした。

2024-10-22

anond:20241022161333

普通に原稿引き上げて出版社通さず売ってる作品あるだろ

んで出版社側に権利のあるタイトルロゴとか写植が安っぽいもの差し替えられてる

そのくらいは基礎知識じゃないのかね

anond:20241022104857

違うよ。

原稿は作者のものだけど、単行本は「原稿を元に出版社体裁を整えたのもの」だから作者の権利部分と出版社権利部分が混在してるよ。

例えば表紙のレイアウトとかタイトルロゴとかは出版社側の制作なことが多いよ。

昔の作品だと写植書体出版社側の契約なので、出版社切り替えたり自費出版するにあたって写植ぜんぶ貼り直しとかあったらしいね

2024-06-09

平成以降の仮面ライダーOPクレジット書体

(※劇場版とかアマゾンズみたいな配信作品は除外/あくまニチアサテレビシリーズのみを対象

 

クウガ平成明朝

アギト:小塚明朝Adobe)→ロダンフォントワークス

龍騎:新ゴ(モリサワ

555:新ゴ(モリサワ

・剣:角ゴCaキヤノン

響鬼(後期):ヒラギノ角ゴ(大日本スクリーン/34・35話)→ニューロダンフォントワークス/36話~)

カブト:新ゴ(モリサワ

電王:新ゴ(モリサワ

キバニューロダンフォントワークス

ディケイドヒラギノ角ゴ(大日本スクリーン

・W~ガッチャード:ニューロダンフォントワークス/鎧武除く)

・鎧武:Popハッピネスフォントワークス

 

■集計(書体別)

・16作品ニューロダン

・4作品:新ゴ

・2作品ヒラギノ角ゴ

・1作品平成明朝、小塚明朝ロダン、角ゴCaPopハッピネス

■集計(会社別)

・18作品フォントワークス

・4作品モリサワ

・2作品大日本スクリーン

・1作品Adobeキヤノン

(※クウガ平成明朝複数会社から出ているのでベンダー特定できず)

■補記

・『仮面ライダー電王』のOPクレジットは新ゴだがサブタイはなぜかニューロダン

・(デカレンジャー以降の)戦隊シリーズOPだとモリサワはあまり使われない

 →ルパパト1話のみ/2話以降はニューロダン)とブンブンジャーだけ

  ただしフォントワークス以外の会社のもたまに出てくる(ゲキレンジャーとか)

アバレンジャー以前の戦隊シリーズ写植

2023-09-05

校正なんて賎業だろ

追記

「俺は今でも、あの41話をチェックした人のことを思っている」の末尾に句点なし。「一番最後」は口語表現OKなのかな。

ありがとう、助かる。

どっか落としてるだろうとは思ってたが、仕事終わりに自分文章なんかマトモに読めねえんだよな。

句点イレル。そういや同じ現場だった校正者もよくやらかしてたな。元気してるだろうか。

「一番最後」はママで。副詞用法だと「ぶっちぎり」みたいなニュアンスを感じるから、おっしゃる通り強調表現範囲内として個人的には違和感いかな。もちろん要指摘事項だが。

“?”の後ろに文章が続けばスペースあり、後ろが “」”の記号ならスペースなし、“これはいったい何年前の学説なんだ?って” と促音でもスペースなし、が校正ルールってことかなーと思いながら読んだ。

だいたいそう。最後場合はスペース入れる表記ルールも多いけど、俺は一文としてつながりがあるならアキなしの方が好き。

校正って、文章体裁を整えるだけじゃなくて、内容のチェックも求められるじゃん。

科学的に間違ってるとか、事実関係が間違ってないかとか。

そこまで求めるのかって思うわ。

この前もゲーム歴史みたいな本が、事実と違うって炎上して回収騒ぎになって、校正は何をしてるんだって出版社文句言われてたけど、こそまで調べられるなら著者に書かせないで出版社自分で書くだろっていつも思うわ。

文章体裁を整えるのは校正で、事実関係確認や内容に踏み込んだ指摘をするのが校閲であり、それぞれ別の仕事である……ってのは大昔の話。

写植がなくなり、ネットが普及した今じゃどっちもやるのが当たり前になった。

校正しろって言われても最低限の事実確認はするし、校閲しろって言われても行頭二分アキ折り返し天ツキー、だ。

現代じゃ校正校閲業務自体ラクになったんだろうが、そのぶん求められることが増えた。どっちの方がマシなんだろうな。

ゲーム歴史も、あんだけミスがありゃ業界素人校正者でも1個や2個ぐらいは事実との齟齬を見つけてたかもな。でも「校閲は何をしているのか」って増田にも書かれてるように、校閲者のひと声で進行がストップするなんてまずありえない。

「じゃあAIでいいじゃん」ってブコメがあったが、全くその通りだと思うぜ。




(本文)

なんか一瞬だけ校正話題になったらしいがな、あんなんロクな仕事じゃねえ。

俺はこの業界に入った直後の飲み会で「この仕事20年くらいで頭おかしくなって失踪ちゃう人多いから気をつけてね」って笑いながら言われたぞ。

俺はあと何年もつんだろうな。もう壊れてるかもな。

だいたい、どこのどいつがしょーもない誤字脱字を見つけられて感謝するんだ。

自分ミスをほじくり返されてイラつかない奴はいないだろ。

から嫌われるのが仕事なんだよ、校正は。

「いやいや、自分感謝している」ってか? 嘘つけ、とんちんかんな指摘が来たら逆上してSNSにアップするんだろどうせ。指摘がとんちんかんかどうかも出版社や著者によって変わってくるんだからな、まったくやってられねえ。

ある案件鉛筆を入れれば烈火のごとく怒られ、ある案件では鉛筆を入れなかったことにねちねち詰められた。

あの時の判断はどっちも間違ってなかったって、俺は今でも思ってるけどな。

一番クソなのは表記統一だな。あんなの気にする奴なんかいるか?

「つながる」だろーと「繋がる」だろーと、混在してようがどっちでもいいだろ。

一文中の漢字仮名バランスガーとかそんな高尚なもんじゃなく、単純に気にして読んでる奴なんて誰もいねえんだよ。

いるとしたら、そいつ校正者だ。話を聞く価値もねえ。

「繋」は俗字だから直せだと? うるせーな、てめえは校正者か?

今どき「繫」を使ってるメディアなんかねえだろ、たぶん。

まったくもって、誰のためにもならない仕事だ。

著者をキレさせて、読者にそっぽを向いて、出版の奴らしか気にしないようなエセルールを厳守して満足してるわけだ。

ダーシや3点リーダがひとつだろうとふたつだろうと、どうでもいいんだよ。

誤脱拾わせるのなんてWordにでも任せとけ。

とっととAIにとって代わればいいんだよ、こんな仕事

「非常に複雑な判断が求められるからAIには無理」とか言う奴も多いから聞かせてもらうけどよ、人間脳みそって本当にAIより出来がいいのか?

俺にはとてもそうとは思えねえ。あと5年か10年もすりゃ余裕で超えるだろ。

だいいち、人間サマの書いてる文章がそこまで上等じゃねえ。

AIのほうがよっぽどマトモな文章を書くぞ。

うさんくせえアフィ記事段落ひとつをまるまるコピペして、ちょろっと表現変えただけでファクトチェックは全部ぶん投げるクソライター

専門分野より先に日本語を学べってレベルで主述関係メチャクチャで、挙げ句の果てに自分とこの専門用語さえ間違えてるクソ学者

そんなものにセコセコ鉛筆入れてるこの仕事も、ロクなもんじゃないに決まってる。

AIファクトチェックができないって? なるほど、どうなんだろうな。

それならもしかしたら人間も、生き残れるかもな。

だが、専門家でもない俺らのファクトチェックなんざ、たかが知れてるだろ。

どうせパソコンたかたやって、ネットのマトモっぽいサイト見つけて「うーん……これはたぶん公式!」って適当認定して、そこから情報がきちんとコピペされてるかチラッと見る……やっぱもう5年か10年もありゃ、普通にAIでもできそうじゃねえか?

そもそも公式サイトだって平気で間違ってるしな。

「××駅から徒歩10分!」とか書いといて、GoogleMap見たら30分はかかりやがる。

俺ら御用達コトバンクだって、これはいったい何年前の学説なんだ?ってのがザラにあるじゃねえか。

ああ? もっと真面目に仕事をやれってか。

だが校正ってのはとにかく時間がねえ。出版ルートにおける一番最後、要するに下水道だ。

著者がなかなか書きやがらねえ。編集がなかなか回してこねえ。そのくせ締め切りは動かねえ。ならどうするか? 校正時間を削るんだよ。

まり一番どうでもいい工程なんだってことは、出版業界共通認識なんだろ?

とにかくこの仕事は、必要のないことをやって金を得ている。

ブルシット・ジョブよりタチが悪い。

役に立たないどころか、人をイラつかせてるんだからな。

若者台詞なのに「これはら抜き! い抜き!」とか鉛筆入れてる初校を見ると「バカかテメェは?」とか言いたくなるんだよ。

そんときばかしは著者に同情するな。「あの校正者をクビにしろ!」とかクレーム電話の1本や2本入れるかもしれねえ。

仕方ねえから初校フィードバックすると、すげえ不満そうな顔されんだよな。

正しい日本語ってなんだ? それは著者の表現したいものより大切なのか?

俺もさ、はじめはさ、希望を持ってこの仕事を選んだんだよ。

著者の頭の中にある世界を、誤字脱字なんか余計なノイズなしに、そのまま100%伝えるんだって

気づけば俺は、「十年と一〇年で表記がユレてます」なんてクソどうでもいいことばかり憧れの作家に抜かしてるわけだ。

でも仕方ねえじゃねえか。

木っ葉校正者地位なんてカスみたいなもんだから、身を守るには野暮な指摘を入れるしかねえんだよ。

「私はちゃんとここに気付いてますけど、あえてママにしているんですよね?」ってアピールをしとくんだ。

だって入れたくねえよ、こんな鉛筆。でもそうしなきゃ、いつ契約を切られるか分かりやしねえ。

正直な話、俺は小説より漫画が好きだからよ、いつもジャンプのことを考えてるんだ。

暗殺教室知ってるか。あれに有名な誤字があるんだ。

「転んだ」が「殺んだ」になってるってやつな。

俺は今でも、あの41話をチェックした人のことを思っている。

主人公の才能がついに開花したっていう超激熱エピソードでよ。

そんなクソ盛り上がるシーンなんだから松井先生もそりゃお得意の言葉遊びをするだろうさ。

俺がもし「(念)この『殺んだ』は『転んだ』の誤表記ではありませんね?」なんてお伺いを立ててる奴を見かけたら、もう絶叫しちまうよ。

当たり前だろ。マジで冷めるから鉛筆だろうと死んでも入れるなよ、そんな指摘。

ところがどうだ、実際はマジの誤植で、編集からお詫びまで出た。

いったいどうするのが正しかったんだろうな。

やっぱり指摘をしとけば、防げるミスだったんだろうよ。

でもな、答えを知っちまった今でも、俺はやっぱり「殺んだ」をスルーするのが一番だと思うんだ。

たとえ校正者として間違った態度だとしても。

「私はあなたあなた作品を信頼しています。だからこの表現には何も指摘を入れません」

そういう仕事をしてえよな。

ただまあ、もう一つだけ欲を言えば、俺が恐縮しながら入れた鉛筆が、作品世界ちょっとだけ広げることにつなげられたなら……。

いいや、それは下心がありすぎだ。何様だよ、お前は。

校正者が前に出ても、いいことなんか何一つねえ。

から俺は明日も結局、ホームページ代わりにインスタを使ってるオシャレ飯屋に悪態をついたり、聞いたこともねえ企業が前株なのか後株なのかを必死こいて調べたり、シャーペンの先っぽで一字一字ゲラ文字をぷちぷち押さえたりするだけなんだ。

誰にも求められてない仕事のためにな。

ああ、クソッタレ

2023-08-08

きれいな絵の漫画だなーと思ってサンプル読んだら

登場人物ちょっとしたつぶやきみたいな「写植ではなく作者の手書きで書かれた文字」が絶望的に汚くて昼から労働意欲が失われた

2023-06-20

anond:20230620122444

>今の日本EVラインが少ないから、日本拙速EV化に進むと生産能力の急激な低下と雇用喪失に陥るぞ、って言ってんの

違うよね。たとえば以下で、豊田氏は「エンジンを今否定されてしまうと、100万人の雇用が失われてしまう」と言ってる。「今の日本EVラインが少ないから」とも「生産能力の急激な低下」とも言ってない。それはあんたが付け加えただけ。単に、エンジンという技術要素に紐づく製造ラインが、それだけの雇用を維持しているんだ、ということを言っているだけ。

豊田会長は「エンジンを今否定されてしまうと100万人の雇用が失われてしまう。550万人中の100万人です」と語る。エンジン、つまり内燃機関を活かす道を模索し、その中で自社にあった水素エンジン技術に巡り会ったのだろう。

https://car.watch.impress.co.jp/docs/news/1326323.html

自動車生産に関わる自動車メーカーやティア1〜ティア3の下請け企業からエンジン関連の製造に関わる100万人がいらなくなる(本当はもっといらなくなるけどね)。米上院では、自動車部品産業代表者が「このまま脱炭素政策を進めれば3分の1の人々が職を失う」と主張したけど、これも同じ話。そして、EV独自の要素技術であるバッテリとe-axleの製造には、明らかに100万人は必要ない。それはつまりEVという技術実装のあり方が、内燃車よりも非労働集約的で高効率なことを示しているわけ。

あなたが言ってることは「EVラインを着実に増やして、慎重にEV化を進めれば、雇用喪失しない」という風にも読み替えられるけど、実際はそういうことは起こらない。世の中の自動車が全部EVになったら、自動車産業雇用はすげえ減る。既存技術よりも少ない労働量で、既存技術よりも安く作れるようになるのがEVから。つまりEVはディスラプティブ・イノベーション一種グリーンだの環境だのSDGsだのは、当面は政府助成金という形で市場拡大を撹乱する要因になってるけど、そのうち関係なくなる。e-axleが量産化で安くなり、バッテリLFPNa-ionで安くなる。EV店頭価格でも内燃車より安くなる。そんでみんなEVを買うようになる。おしまい

あと、「いまEVを導入したら内燃系企業労働者が職を失うから反対」というのは「いまDTPを導入したら写植オペレーターが職を失うから反対」とか「写植が導入されたら文選工・植字工が食を失うから反対」みたいな話なんだよね。「職を失う」のは事実としてそうなんだけど、だからといって、これから海外で売れなくなる(人気がなくなるという意味ではなく、そもそも法的規制で逆インセンティブが課されたり販売自体ができなくなる)内燃車を作り続けてても意味はないわけ。ますます先がないんだから

それにね、職を失っても、実は労働者は大して困らないのよ。どうせこれから日本は恒常的な働き手不足に陥るし。そもそも自動車産業が盛んなエリアって、もとから労働移動が激しい。リスキリングなんて言葉ができる前から動的な労働資源配分が達成されてた業界EVでいらなくなった雇用は、人手不足に悩むどこかの企業ちゃんと拾う。困るのは内燃という衰退技術に紐づいた製造企業オーナー経営者だけ。ゾンビ企業撤退を促すことに快哉を叫ぶ人達は、そのうち内燃車というゾンビ技術の淘汰を求めるようになる。あと2〜3年でそういう流れが起きるだろう。

そういう時代の皮切りになるのがBYDだ。バス会社には続々導入が進み、乗用車分野では7/1に第1号ディーラー店ができる。ちなみにBYD国内発売車のボディはすべて、いまやBYDの100%子会社になったTATEBAYASHI MOULDING(旧オギハラ館林工場)が手掛けている。EV化に順応できている下請け企業は、こういう風に生き残っていく。そうでない企業は、どうなるだろうか。大阪技研の例が思い出されるね。

2023-02-27

AI絵師批判してる人ってモーションキャプチャーCG効果もズルだと思ってるのかな?

エクセルを使って計算をするのも?

手書きじゃなくてキーボード文字を打つのも?

写植も?

写真は?

黒炭を直接使わず鉛筆を用いるのは?

2023-01-22

高くて薄い本の話をする

https://togetter.com/li/2055463 を読んだ同人日記さんだよ

   

はい高くて薄い本かいてる本人だよ(ただし名前詐欺はやってないのと人気CPではないよ)

女子高生けふわかわはここにはない よそを探してくれ

いままで出した中で一番字数が多いのは20万字、2段組み8ptで200pに詰め込んだよ

そして本題。あれはさほど「高く」はない。

いままで出した中で一番字数が少ないのは初期のコピー本(数千字)だが、比較にならんのでとりあえず印刷所に頼んだ中で薄いやつはっていうと

・B5版口絵つき二段組1万字全年齢16ページ30冊

早期割引価格8980円+税金送料1000円(直接+自家通販用)で9980円だよ イベント価格400円にしたけど案の定売れたのは20冊以下なので完全に赤字です

他は

・B5無線綴じ32ページ20冊 早期割引で商品代金:¥6,110+送料1000円

一冊原価は350円だがとらだとたぶん600円くらいになってるはず

もっと昔になるとオンデマは安かった

・2014年A5無線とじ60ページ20冊8236円 (送料不明

このころが一番安くつくれたけど400円は超えるよ。今はこんな安いとこはない。

さらに昔はオンデマがなくてオフセットしかなくて最低発注冊数が100以上とくそ高かった

・2008年新書無線とじ108p110冊55902円

最初から気がくるって原価一冊500円におさえて自分を納得させたかったんだね。売れたのはたぶん30冊くらい。つまりリアル原価では2000円近いんだ。

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とらが少部数小説審査の結果うけつけないという時期だったので2008年のは既刊のまま廃れジャンル在庫としてずっと家にあるよ。

今はとらが少部数でもなんでも受け入れてくれるようになったんだ。そのかわり手数料は一律35%とる。

印刷代も安くなったけど特殊製本があたりまえとおもわないでくれ。版分けどころかタイトル写植にさえ苦労するんだ

小説かきなんてクリスタSaiアズぺアルパカあたりの画像加工ソフトすら一切もってないことがある。その分ATOKかWORD官能表現辞典あたりに課金したい生き物なんだよ)

1500円の本がとらで売ってて買ったら本を出した人のもとには1000円(マイナス振込手数料1月あたり300円)が入る。その1000円×nから印刷代を払うとたいていは赤字だ。赤字で買えることを当たり前とおもわないでくれ。なら買わなくていい。

  

===

からといって、ペンネーム詐欺までは擁護する気がない。

でも、同じペンネームコミケっとカタログの目次をみればわかるように常に発生しているのも事実

「おおこれは気の利いたダジャレだ!」とおもっても歴代コミケっとカタログをみれば3万サークル×100回のうち1~3人くらいはいるんだ。

からピクシブなどの作者リンクを踏んで探してくれ。

あとurl1字違いってのはどこのurlことなのか。とらなら同時期登録とかならそうなるんじゃないか自分でつけられるものじゃないからな。

先にやってて売れているほうの作者さんがとらに「ペンネーム勝手に利用され著作人格権侵害されている」と申請するしかないんじゃないかな。

あと、とらの売り上げはたぶんサークル別月別なのでその意味でも他人ペンネームを大量に借りてそういうことをするのは不利なんだが

初回から110冊印刷したバカとしては、いろいろな人に自分文章を知ってほしくてやらかしたんじゃないかという気はする。

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「なんか買えた」までやっちゃうほどの小説ほしがりさんが今でもいてくれてうれしいよ。

上客なので面と向かって文句は言いづらいけどな。

どのジャンルでも婦女子は「なんか買えた」は公式ショップ以外ではやらない(迷惑から)。やるな。

転売の餌食にもならない、ってのは最低限のマナーでしょ。

おちつけ。よくみてかえ。そして予約再販を待て。

そこまで文句いうなら中古同人書店メルカリなんぞに絶対流すなよな。

ネットで燃やすより紙本を燃やして世界一高いコーヒーでも湧かせばいいだろ。

(うちの本は読み飽きたら燃やさず表紙はがして古紙回収にしてくれるとありがたい。SDGsに興味あるので)

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https://twitter.com/chiboustju/status/1616725205350772738

ありがたいです

https://twitter.com/covermkrinfo/status/1617124886908145664

そのとおりだとおもう

2022-10-14

AI進化・発達により奪われる職

という話はAIとは言えないレベルプログラムが反応を返した数十年前から、まるで出来の悪いSF小説のようにある人は危機感とともに、またある人は新しい飯の食い扶持として盛んに議論されてきた

ここ数年の進化にわか現実味を帯び、さらにここ数ヶ月の画像生成系AIによって実際にイラストレーター界隈で筆を折る人まで出てきてしまった

クリエティ領域AI侵略するのはまだまだ先だと言われていたものの、Microsoftが発表したデザインAIによってクリエティブも焼け野原にされ駆逐されてしまうかもしれない

デザイン生活をしている私にとってもこれは由々しき事態で、かつて紙系のデザイン業界には二度の嵐が襲いかかり、卓越した職人技や伝統的な技法などが失われた

一度目の嵐は、活字を一文字ずつ拾う写植や、烏口やロットリングで手作業だったアナログ製版という分業で成り立っていた印刷業界を「DTP」という方式統一してしまい、専門的な職人たちはデジタル移行への波に乗れず廃業余儀なくされた

二度目の嵐は、このまま印刷物のデザインに留まるか、それともweb業界にも進出するかという岐路で、web業界へ漕ぎ出した会社個人のことごとくは成長の一途をたどり、留まったものたちはまるで蠱毒の壺のような様相を呈している

ここにきて三度目の嵐だ

過去作品データを参照して機械学習を繰り返すAIに、新しいものは生み出せない」という言葉は虚しく消えかけている

何を隠そう、デザイナーの多くは先人たちが残したデザインインプットし、そのほかに見て聞いて触った体験を織り交ぜてアウトプットをしている

時折、世間を騒がす盗作騒動も、こういったインプットからアウトプットまでの試行回数の差によるもので、こればかりはいつどのデザイナー倒錯の謗りを受けるかなんて、神のみぞ知るところだ

もしデザインAI過去デザインだけを参照する単純なインプットだけを繰り返したのちに、ほかの領域の要素まで取り入れ始めたら勝てる気がしない

デザイナーが何日も頭を悩ませ、作っては消し、並び替えては戻しを繰り返し、出涸らしのような状態になりながらもひり出す工程が「AIなら2分で完了です」となったら、殺されたも同然だ

このままAIが正常に進化を繰り返したのちに訪れる世界で、果たして人々は創作活動をしているのだろうか

定期的にAIから送られてくるパーソナライズされたおすすめデータを受信し、誘導されるまま生きる姿しか想像できないでいる

2022-04-10

冨樫ってなんで綺麗な字書くようになったの?

写植じゃない吹き出し外のちょっとした小言もなんか綺麗な字だよね。

ペンでもやってるのかな?

まぁ綺麗じゃない方が小言っぽくて正直好きなんだが、

2022-04-04

anond:20220404144556

出版社写植打つ段階でこのページにはこの活字、ってレイヤーデータ残しといて電子出版社に渡してくれればできなくはないのか…?

2022-01-09

anond:20220109115950

日本写植で何とかしてムスリムに豚を食わせようとするし、シーシェパード活動家が来たらクジラ肉を食わせてやれという

さいきん煩くなっただけで昔は子供アレルギー物質を食わせて殺し放題だったんだろうな

知らなかったといえば教師無罪だったんだろう

2021-09-21

「ずらい」派に朗報wwww

今週のジャンプのアオのハコってマンガで「目合わせずらい」って出てきたwwww

作者の手書き文字じゃなくて編集写植してるセリフwwwwww

これで集英社公認wwwwwwwwwwwwww

いまだに誤用とか言ってるやつ遅れてるうううううううううううううううううううううううううううう

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