有識者懇談会報告書に異議あり
安倍首相の「戦後70周年談話」に資するためとして、「20世紀を振り返り21世紀の世界秩序と日本の役割を構想するための有識者懇談会」が設置され、平成27年2月から7回の会合で、8月6日に報告書が安倍首相に提出されました。
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/21c_koso/pdf/report.pdf
安倍首相からは、第1回会合で5つの論点が示されました。
(1)20 世紀の世界と日本の歩みをどう考えるか。私たちが20世紀の経験から汲むべき教訓は何か。
(2)日本は、戦後70年間、20世紀の教訓をふまえて、どのような道を歩んできたのか。特に、戦後日本の平和主義、経済発展、国際貢献をどのように評価するか。
(3)日本は、戦後70年、米国、豪州、欧州の国々と、また、特に中国、韓国をはじめとするアジアの国々等と、どのような和解の道を歩んできたか。
(4)20世紀の教訓をふまえて、21世紀のアジアと世界のビジョンをどう描くか。日本はどのような貢献をするべきか。
(5)戦後70周年に当たって我が国が取るべき具体的施策はどのようなものか。
結論から言えば、「20世紀を振り返る」、「戦後70年を振り返る」などの項目の分析の視点は、国際環境の中で日本の相対化が出来ていず、相も変わらず「日本は悪いことをした、外国に迷惑をかけた」という誇りを失った自虐史観が中心にあります。また、分析から導き出される「戦後70周年に当たる我が国が取るべき具体的施策」が述べられていますが、因果関係のない取って付けられたような結論に過ぎないものと言えます。
安倍首相は、決してこの報告書を前提に談話を出すべきではありません。そんな談話なら村山談話などと同じであり、我が国に未来への展望は開かれません。従って、そんな談話なら止めて下さい。談話を出すと言うのなら、報告書とは無関係に自らの歴史観とビジョンを遠慮せずに述べて下さい。国民は信頼していますよ。
幾つかの問題記述に対する異議を記します。
1.20世紀の教訓-大恐慌から第二次大戦の項では
●「こうして日本は、満州事変以後、大陸への侵略を拡大し、第一次大戦後の民族自決、戦争違法化、民主化、経済的発展主義という流れから逸脱して、世界の大勢を見失い、無謀な戦争でアジアを中心とする諸国に多くの被害を与えた。特に中国では広範な地域で多数の犠牲者を出すことになった。また、軍部は兵士を最小限度の補給も武器もなしに戦場に送り出したうえ、捕虜にとられることを許さず、死に至らしめたことも少なくなかった。広島・長崎・東京大空襲ばかりではなく、日本全国の多数の都市が焼夷弾による空襲で焼け野原と化した。特に沖縄は、全住民の3分の1が死亡するという凄惨な戦場となった。植民地についても、民族自決の大勢に逆行し、特に1930年代後半から、植民地支配が過酷化した。」
異議1:日本は大陸へ「侵略」したのか。
なお、注記で複数の委員より、「侵略」の定義は国際法上定まっていない、侵略と断定することに異論がある、他国の同様の行為がある中で、日本の行為だけが侵略なのかとの異論があったことが記されていますが、異論があったとの注記はここしかありません。
異議2:なぜ「無謀な戦争」と形容詞がつくのか。日本は勝手に戦争を始めたと言うニュアンスで言っている。
異議3:「特に中国では多数の犠牲者を出した」とは、一方的に日本を断罪しているが、日本人居留民への大虐殺はどうなのか。蒋介石による黄河堤防決壊などによる犠牲はどうなのか。日本軍が行くと、治安が維持されるので、民衆からは歓迎されたという事実をどう評価するのか。
異議4:「捕虜にとられることを許さず死に至らしめた」とは、日本軍の残虐性を強調しているが、事実はシナ軍の捕虜になると、残虐無比な殺され方をするから、それよりもむしろ自決せよといったのではないのか。
異議5:「民族自決の大勢に逆行して植民地支配が過酷化した」とは、民族自決の大勢は日本の戦争の結果ではないのか、イギリス、オランダの植民地経営よりも過酷というニュアンスがある。しかし、イギリス、オランダ程、悪逆であったものはないのが事実ではないのか。
●「先の大戦に至る過程において、国際連盟を脱退し、不戦条約の抜け穴を利用しようとして武力行使に踏み切った日本が、・・」
異議1:「不戦条約の抜け穴を利用」とは、不戦条約は平和というニュアンスのもとで、日本は平和を破ったとという日本に対して悪意にまみれた表現です。
2.豪州、欧州との和解の70年の項
●「日本のアジアにおける覇権拡大の過程で植民地を失い、多くの自国民を捕虜にとられた欧州諸国において、日本に対する反感は国民が広く共有する感情となった。欧州の中でも、多くの自国民が日本との戦争の犠牲となった英国とオランダにおいてこの感情は顕著であり、・・・」
異議1:人種差別の酷かった白人帝国主義を打ちのめした日本に対する反感を歴史的に正義とし、日本を悪玉として一方的に和解を求めるべく要求している。
●「第二次大戦中、欧州戦線における戦場での死亡率とドイツ・イタリアにおけるイギリス人捕虜の死亡率は共に5%であったが、日本軍の捕虜となった者の死亡率は25%と突出して高い数字を記録した。豪州、そして欧州の人々に強い憤りを与えた日本による捕虜の扱いは、戦後においても長い間、日本とこれらの国々の和解において大きな禍根を残すことになる。」
異議1:捕虜の死亡率のデータに信頼性がない。25%とは、有識懇メンバーの岡本行夫が言っている数字であろうが、出所はBC級戦犯資料であり(三菱マテリアル事件で岡本が述べている)、BC級戦犯1000名を処刑した連合国のインチキ裁判のデータであろう。全捕虜収容所を一般化して日本がいかに捕虜を虐待したかで日本糾弾をしたいがために使用している。大森捕虜収容所の労働実態のレポートがあり、それから見ればあり得ない数字である。アメリカは日本兵を捕虜にする前に殺害していた。この事実をどう評価するのか。
●「条約上、捕虜の問題が政府間では解決済であることは、各国政府は十分に認識していたが、第二次大戦中における悲惨な経験が記憶に残る元捕虜、そしてその家族にとり、日本は十分な反省と償いを行っていないとの感情が強く残った。」
異議1:講和条約で終わりとしなければキリがない。
異議2:感情問題はお互い様であり、日本側にもあることを無視し、日本だけが相手に配慮せよと言っている。
●「和解に向けた政府の取組はその後、1994年の村山談話による平和友好交流計画へと繋がった。」
異議1:村山談話を「和解」の最終美のように言っている。村山談話は日本の名誉を毀損したトンデモ談話が定説ではないか。
●「日本との関係で和解の道を歩まなかった国々との違いはどこにあるのか。その解は、加害者、被害者双方が忍耐を持って未来志向の関係を築こうと努力することにある。加害者が、真摯な態度で被害者に償うことは大前提であるが、被害者の側もこの加害者の気持ちを寛容な心を持って受け止めることが重要である。」
異議1:戦争における相対性を全く無視して、日本は加害者と決めつけている。
●「1941年から4年間にわたって全面戦争を戦った日本と米国が短期間のうちに堅固にして良好な同盟関係を持つに至ったということは、世界史において稀有な成功を収めた二国間関係であると言え、その歴史的意義は極めて大きい」
異議1:WGIPにより日本悪逆説を洗脳された結果の従属的関係のもたらしめたものであり、日本社会に自虐史観の禍根を残している。「歴史的意義は極めて大きい」などととても言えない。
その他、「東南アジアとの和解の70年の評価」の項も誠に酷い。「日本は悪いことをした」と言う固定観念により事実誤認が多数ありますが、キリがないので止めます。
この報告書が出るや、産経を除いてマスコミ各社は大喜びしました。発表翌日、各社は1面トップで報じましたが、その見出しをご覧下さい。
・朝日:「侵略、植民地を明記」
・読売:「侵略に適切な反省」
・毎日:「満州事変以降侵略拡大」
・東京:「首相諮問機関は侵略」
・日経:「満州事変以降の侵略明記」
・北海道:「植民地支配と侵略明記」
・NHKニュース:「日本は、満州事変以後、大陸への『侵略』を拡大し、戦争違法化から逸脱して、無謀な戦争でアジア諸国に多くの被害を与えた」
・産経:「謝罪必要性触れず」
冒頭の繰り返しになりますが、安倍首相はこの有識者懇の報告書に基づくような70周年談話を出してはなりません。本来は談話など出す時代的な必要性はありません。ただ我が国に禍根を残した村山談話などに、どう決着をつけるかにのみに意義あるのです。村山談話を踏襲するようなものなら、談話を出す意義はありません。それどころか村山談話の禍根を永久に残すことになるでしょう。そして我が国は、自虐史観のくびきから永久に脱することが出来ず、そこに中韓が付け入る構造を残すことになります。
皆さん、官邸に次のようなメッセージを送ろうではありませんか。
https://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken_ssl.html
件名:安倍首相の戦後70周年談話
内容:
安倍首相殿
8月6日、「20世紀を振り返り21世紀の世界秩序と日本の役割を構想するための有識者懇談会」の報告書が提出されました。
そもそも70周年談話の意義は、自虐史観に基づき我が国の名誉を貶めてきた村山談話等に決着をつけ、我が国の歴史・文化・伝統に基づいた誇りと自信に満ちた社会の構築とそれに基づく世界への積極的貢献に関するビジョンを述べるものと解釈してきました。
しかし、有識者懇談会の報告書は、全てとは言えないまでも、相も変わらず自虐的トーンに貫かれています。
このような報告書に基づいた70周年談話は、村山談話と変わることはなく、それどころか自虐的精神の一層の社会への固定化が懸念されます。そうなれば、戦後レジームからの脱却は夢のまた夢になってしまいます。
故に70周年談話は、報告書に依拠することなく、堂々と安倍首相の歴史観とビジョンに基づき、出して戴くよう希望致します。多くの国民は安倍首相を信頼していると存じます。
また報告書を無視できないと言うことであれば、70周年談話は断固として中止にして戴くよう希望致します。
以上
(うまし太郎)
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/21c_koso/pdf/report.pdf
安倍首相からは、第1回会合で5つの論点が示されました。
(1)20 世紀の世界と日本の歩みをどう考えるか。私たちが20世紀の経験から汲むべき教訓は何か。
(2)日本は、戦後70年間、20世紀の教訓をふまえて、どのような道を歩んできたのか。特に、戦後日本の平和主義、経済発展、国際貢献をどのように評価するか。
(3)日本は、戦後70年、米国、豪州、欧州の国々と、また、特に中国、韓国をはじめとするアジアの国々等と、どのような和解の道を歩んできたか。
(4)20世紀の教訓をふまえて、21世紀のアジアと世界のビジョンをどう描くか。日本はどのような貢献をするべきか。
(5)戦後70周年に当たって我が国が取るべき具体的施策はどのようなものか。
結論から言えば、「20世紀を振り返る」、「戦後70年を振り返る」などの項目の分析の視点は、国際環境の中で日本の相対化が出来ていず、相も変わらず「日本は悪いことをした、外国に迷惑をかけた」という誇りを失った自虐史観が中心にあります。また、分析から導き出される「戦後70周年に当たる我が国が取るべき具体的施策」が述べられていますが、因果関係のない取って付けられたような結論に過ぎないものと言えます。
安倍首相は、決してこの報告書を前提に談話を出すべきではありません。そんな談話なら村山談話などと同じであり、我が国に未来への展望は開かれません。従って、そんな談話なら止めて下さい。談話を出すと言うのなら、報告書とは無関係に自らの歴史観とビジョンを遠慮せずに述べて下さい。国民は信頼していますよ。
幾つかの問題記述に対する異議を記します。
1.20世紀の教訓-大恐慌から第二次大戦の項では
●「こうして日本は、満州事変以後、大陸への侵略を拡大し、第一次大戦後の民族自決、戦争違法化、民主化、経済的発展主義という流れから逸脱して、世界の大勢を見失い、無謀な戦争でアジアを中心とする諸国に多くの被害を与えた。特に中国では広範な地域で多数の犠牲者を出すことになった。また、軍部は兵士を最小限度の補給も武器もなしに戦場に送り出したうえ、捕虜にとられることを許さず、死に至らしめたことも少なくなかった。広島・長崎・東京大空襲ばかりではなく、日本全国の多数の都市が焼夷弾による空襲で焼け野原と化した。特に沖縄は、全住民の3分の1が死亡するという凄惨な戦場となった。植民地についても、民族自決の大勢に逆行し、特に1930年代後半から、植民地支配が過酷化した。」
異議1:日本は大陸へ「侵略」したのか。
なお、注記で複数の委員より、「侵略」の定義は国際法上定まっていない、侵略と断定することに異論がある、他国の同様の行為がある中で、日本の行為だけが侵略なのかとの異論があったことが記されていますが、異論があったとの注記はここしかありません。
異議2:なぜ「無謀な戦争」と形容詞がつくのか。日本は勝手に戦争を始めたと言うニュアンスで言っている。
異議3:「特に中国では多数の犠牲者を出した」とは、一方的に日本を断罪しているが、日本人居留民への大虐殺はどうなのか。蒋介石による黄河堤防決壊などによる犠牲はどうなのか。日本軍が行くと、治安が維持されるので、民衆からは歓迎されたという事実をどう評価するのか。
異議4:「捕虜にとられることを許さず死に至らしめた」とは、日本軍の残虐性を強調しているが、事実はシナ軍の捕虜になると、残虐無比な殺され方をするから、それよりもむしろ自決せよといったのではないのか。
異議5:「民族自決の大勢に逆行して植民地支配が過酷化した」とは、民族自決の大勢は日本の戦争の結果ではないのか、イギリス、オランダの植民地経営よりも過酷というニュアンスがある。しかし、イギリス、オランダ程、悪逆であったものはないのが事実ではないのか。
●「先の大戦に至る過程において、国際連盟を脱退し、不戦条約の抜け穴を利用しようとして武力行使に踏み切った日本が、・・」
異議1:「不戦条約の抜け穴を利用」とは、不戦条約は平和というニュアンスのもとで、日本は平和を破ったとという日本に対して悪意にまみれた表現です。
2.豪州、欧州との和解の70年の項
●「日本のアジアにおける覇権拡大の過程で植民地を失い、多くの自国民を捕虜にとられた欧州諸国において、日本に対する反感は国民が広く共有する感情となった。欧州の中でも、多くの自国民が日本との戦争の犠牲となった英国とオランダにおいてこの感情は顕著であり、・・・」
異議1:人種差別の酷かった白人帝国主義を打ちのめした日本に対する反感を歴史的に正義とし、日本を悪玉として一方的に和解を求めるべく要求している。
●「第二次大戦中、欧州戦線における戦場での死亡率とドイツ・イタリアにおけるイギリス人捕虜の死亡率は共に5%であったが、日本軍の捕虜となった者の死亡率は25%と突出して高い数字を記録した。豪州、そして欧州の人々に強い憤りを与えた日本による捕虜の扱いは、戦後においても長い間、日本とこれらの国々の和解において大きな禍根を残すことになる。」
異議1:捕虜の死亡率のデータに信頼性がない。25%とは、有識懇メンバーの岡本行夫が言っている数字であろうが、出所はBC級戦犯資料であり(三菱マテリアル事件で岡本が述べている)、BC級戦犯1000名を処刑した連合国のインチキ裁判のデータであろう。全捕虜収容所を一般化して日本がいかに捕虜を虐待したかで日本糾弾をしたいがために使用している。大森捕虜収容所の労働実態のレポートがあり、それから見ればあり得ない数字である。アメリカは日本兵を捕虜にする前に殺害していた。この事実をどう評価するのか。
●「条約上、捕虜の問題が政府間では解決済であることは、各国政府は十分に認識していたが、第二次大戦中における悲惨な経験が記憶に残る元捕虜、そしてその家族にとり、日本は十分な反省と償いを行っていないとの感情が強く残った。」
異議1:講和条約で終わりとしなければキリがない。
異議2:感情問題はお互い様であり、日本側にもあることを無視し、日本だけが相手に配慮せよと言っている。
●「和解に向けた政府の取組はその後、1994年の村山談話による平和友好交流計画へと繋がった。」
異議1:村山談話を「和解」の最終美のように言っている。村山談話は日本の名誉を毀損したトンデモ談話が定説ではないか。
●「日本との関係で和解の道を歩まなかった国々との違いはどこにあるのか。その解は、加害者、被害者双方が忍耐を持って未来志向の関係を築こうと努力することにある。加害者が、真摯な態度で被害者に償うことは大前提であるが、被害者の側もこの加害者の気持ちを寛容な心を持って受け止めることが重要である。」
異議1:戦争における相対性を全く無視して、日本は加害者と決めつけている。
●「1941年から4年間にわたって全面戦争を戦った日本と米国が短期間のうちに堅固にして良好な同盟関係を持つに至ったということは、世界史において稀有な成功を収めた二国間関係であると言え、その歴史的意義は極めて大きい」
異議1:WGIPにより日本悪逆説を洗脳された結果の従属的関係のもたらしめたものであり、日本社会に自虐史観の禍根を残している。「歴史的意義は極めて大きい」などととても言えない。
その他、「東南アジアとの和解の70年の評価」の項も誠に酷い。「日本は悪いことをした」と言う固定観念により事実誤認が多数ありますが、キリがないので止めます。
この報告書が出るや、産経を除いてマスコミ各社は大喜びしました。発表翌日、各社は1面トップで報じましたが、その見出しをご覧下さい。
・朝日:「侵略、植民地を明記」
・読売:「侵略に適切な反省」
・毎日:「満州事変以降侵略拡大」
・東京:「首相諮問機関は侵略」
・日経:「満州事変以降の侵略明記」
・北海道:「植民地支配と侵略明記」
・NHKニュース:「日本は、満州事変以後、大陸への『侵略』を拡大し、戦争違法化から逸脱して、無謀な戦争でアジア諸国に多くの被害を与えた」
・産経:「謝罪必要性触れず」
冒頭の繰り返しになりますが、安倍首相はこの有識者懇の報告書に基づくような70周年談話を出してはなりません。本来は談話など出す時代的な必要性はありません。ただ我が国に禍根を残した村山談話などに、どう決着をつけるかにのみに意義あるのです。村山談話を踏襲するようなものなら、談話を出す意義はありません。それどころか村山談話の禍根を永久に残すことになるでしょう。そして我が国は、自虐史観のくびきから永久に脱することが出来ず、そこに中韓が付け入る構造を残すことになります。
皆さん、官邸に次のようなメッセージを送ろうではありませんか。
https://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken_ssl.html
件名:安倍首相の戦後70周年談話
内容:
安倍首相殿
8月6日、「20世紀を振り返り21世紀の世界秩序と日本の役割を構想するための有識者懇談会」の報告書が提出されました。
そもそも70周年談話の意義は、自虐史観に基づき我が国の名誉を貶めてきた村山談話等に決着をつけ、我が国の歴史・文化・伝統に基づいた誇りと自信に満ちた社会の構築とそれに基づく世界への積極的貢献に関するビジョンを述べるものと解釈してきました。
しかし、有識者懇談会の報告書は、全てとは言えないまでも、相も変わらず自虐的トーンに貫かれています。
このような報告書に基づいた70周年談話は、村山談話と変わることはなく、それどころか自虐的精神の一層の社会への固定化が懸念されます。そうなれば、戦後レジームからの脱却は夢のまた夢になってしまいます。
故に70周年談話は、報告書に依拠することなく、堂々と安倍首相の歴史観とビジョンに基づき、出して戴くよう希望致します。多くの国民は安倍首相を信頼していると存じます。
また報告書を無視できないと言うことであれば、70周年談話は断固として中止にして戴くよう希望致します。
以上
(うまし太郎)
“新しい歴史教科書をつくる会”では、
本日8/10(月)13:00より日本記者クラブで緊急記者会見を行い、首相談話に関する声明を行います。
可能な方は傍聴、応援をお願い致します。
日本記者クラブ:日本プレスセンタービル9F
東京都千代田区内幸町2-2-1
電話:03-3580-1581
まだまだ、我々の側の力や声が足りないというか、
及んでいないということだろうと思います。
地道やっていきたいです。
ちなみに、先走って、官邸へのメッセージを送信しました。
侵略の言葉は使わないでという話と、
「米国上下院合同演説」と「バンドン会議演説」に沿った談話を出してほしいという内容です。