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はてなキーワード: 侵犯とは

2024-11-26

ブクマカ世間知らずっぷりは異常

いや、「高市氏、闇バイト対策通信傍受強化検討を」というエントリで「憲法違反だ」というコメントがあまりにも多くてな

おまえ、今さらか?と

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.47news.jp/11815837.html

  

通信傍受法 

日本には既に「犯罪捜査のための通信傍受に関する法律通信傍受法)」というのが24年前からあってな

さんざん議論されてるし批判もされてるし裁判にもなってるんだわ

法文 https://laws.e-gov.go.jp/law/411AC0000000137

  

犯罪捜査のための通信傍受に関する法律案Q&A

https://www.moj.go.jp/houan1/houan_soshikiho_qanda_qanda.html

  

脳みそシンプルな人でも分かるよう説明すると重大な組織犯罪通信傍受を行わないと真相解明が困難な場合限定

それを担保するために裁判所の令状を必要とする流れになってる

暴対法ヤクザ人権制限してるのと同じような建付けだ

通信傍受法も暴対法と同じく組織的犯罪対策三法の1つとされてる

犯罪者人権より「平穏かつ健全社会生活」の方を優先するという理念

反対してる弁護士憲法21条通信の秘密を侵してはならない)よりも憲法31条(適正手続き保障)第35条(令状主義)が

ちゃん運用できるのか?勝手拡大解釈しないか?といった疑念から反対してる人が多い

逆に言うと運用ちゃんとやるならどうせ対象はクソ犯罪者だし人権侵犯大目に見てやろうという具合でここまできてる

「何の罪もない市民の命よりも闇バイト強盗やらせ悪党人権の方が大事か?」と言われたら多くの人は答えに窮するだろう

さらか?というのはそういうこと

     

資料は毎年公表され国会でも報告される

資料には傍受令状の請求件数・発行件数罪状・傍受する通信手段の種類・傍受実施回数・逮捕人数などが整理されて記載されてる

公表資料なので読め。過去分も検索すれば出てくる

ちゃん運用できてるのか?という疑問に対する国の宿題提出みたいなもん

  

令和5年中の通信傍受実施状況等に関する公表

https://www.moj.go.jp/content/001411756.pdf

見れば分かるようにこの法律運用で、詐欺覚醒剤麻薬取締法銃刀法組織犯罪処罰法・殺人監禁窃盗など22件が摘発されてる

  

ここまで大丈夫か?ならば最後にこの質疑を読め  

この通信傍受法の適用拡大の可能性については平成27年の第189回国会法務委員会議論されてる

今野智博議員の質疑が必読の良質疑なので絶対読め

https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_kaigirokua.nsf/html/kaigirokua/000418920150731034.htm

  

  

あくま

素人がド素人にも分かるような感じで解説したので、法律プロの目から見るとツッコミどころもあるかと思います

そこは大目に見てください

今なお反対する法曹関係者がいることも知ってます

  

関係ないけど

今野智博議員、名義貸しして弁護士違反6月逮捕されましたね

2024-11-06

自他の境界を引くコツは、不健全関係を1つ用意することではないか

自他の境界を引くコツって、自他の境界がデロッデロに溶けるほど不健全関係友達を1人作っとくことなのかなーと思い始めている。

おそらく私は生来自他の境界曖昧人間なんだけど、1人ニコイチ的な人を作れたおかげでそれ以外には被害を広げずにいられてる……と、思う。

今回は不健全関係ニコイチをつくってみて自他の境界改善したってことを書いてみたい。文章子供ぽいんだけどメンゴ。

元々、他人に嫌われることは元々そんなに気にしてなかった。でもニコイチを作ってもっと気にしなくなった。

他人気持ちが私に分かるわけない。逆も然り。合う人と合う範疇においてだけ楽しくお付き合いできればいいやって思えてる。

相手に嫌われたとしても、私は私の人生を続けていく。そりゃ好きだった子にTwitterリムられたり、LINEを消されたりしたら悲しい、めっちゃ悲しい!!! ただそれも含めてご縁なんだろうなって、2日後くらいにはどうにか心に折り合い付けられてる。

それから、私は困っている相手を無闇に助けようとしちゃう傾向があった。そして途中で「何こいつうっっっざ!!」となって放棄ちゃう。そういう経験を3回くらい経て、最後まで責任持てない援助は始めないことにしようとやっと学んだ。

私に支援なんて向いていなかった。

コンビニのお釣りの端数を募金箱に入れたり、景品目当てで献血をして、これで救われる人がもしかしたらいるかもーって妄想し、それでちょっと気持ちよくなって終わる。この程度がウィンウィン、丁度いいってやつだと気づけた。

あとは、自他の境界以前に自分境界がどこに引かれてるのかも結構知れた。相手との関わり云々にかかわらず絶対的に許容できない領域というか。ニコイチにやられて嫌だと思うなら、たぶんそれは自分絶対的に嫌なことなんだろうから

で、相手に嫌なことをされた時に取れる行動って、縁を切る or 主張する しかない。

私は基本縁を切って解決ちゃう人なんだけど、ニコイチと縁を切るって有り得ないから主張することになるじゃん。「ここ領域侵犯なのでどかしてくれー」って。それを伝えるためにはどこが気に障ったのか明示しないといけないし、自分なりの理由も添えとくべきかなってなって考える。

内容は「私の前で他の友達の話しないでー」みたいな感じで不健全まりいからこのぐらいにしとくけど、これまでふんわり「なんか領域侵犯された! なんかやだ!」で縁を切っちゃってた私からすると、自分限界と真面目に向き合う機会を得られたのもニコイチを作ったおかげだと思う。

2024-10-11

なぜ、人権侵害認定された議員処罰されないのでしょうか。

議員人権侵犯認定されても処罰されない理由には、現行の法律規則が影響しています法務局による「人権侵犯認定」は法的拘束力がなく、行政指導勧告にとどまることが多いためです。また、議員に対する処罰や辞職などの判断は、政党内部の規律政治的判断に委ねられています

対策としては以下のような点が考えられます

1. 法律の整備: 人権侵犯に関する法規を強化し、違反者に対する明確な罰則を定めることで、抑止力を高めることが重要です。

2. 政党内部での規律強化: 政党自主的に厳格な倫理規定を設け、違反があった場合には迅速かつ厳格な処分を行う体制を整える必要があります

3. 社会的監視と透明性: メディア市民団体監視を強化し、議員発言や行動を公にし、透明性を保つことで、社会的批判が直接的なプレッシャーとなるようにすることが有効です。

これらの対策を通じて、議員人権侵害行為を防止し、倫理的な行動を促すことが求められます

2024-09-24

自衛隊他国領土侵犯したときの態度」と「他国日本領土侵犯した時の態度」が違いすぎる奴多くね?

敵国の戦闘機戦艦領空領海に来たら「これもう戦争だろ。警告無しで殺していいよ」って言うのに、自衛隊がそれやったら「この程度で処罰は厳しくない?自衛官減ってきてるんだから反省文提出ぐらいでいいでしょ」とか言う奴ら、流石にポジショントークがひどすぎるって自分で思わないのかな?

もしかして俺の民度が高すぎるだけ?

自衛隊中国領侵犯

中国領海内でミサイル演習中

すずつき領海侵犯

中国軍からすずつきへ警告

すずつき当直「ねむいんご・・・・」

中国軍からすずつきへ再度警告

すずつき当直「ねむいんご・・・・」

中国軍からすずつきへ再再度警告

すずつき当直「ほわーーーーー!!!!!!かんちょーーーー!!!

すずつき艦長「ほわーーーーー!!!!!!




無能すぎてワロタ

2024-09-22

35歳以降も勉強を続けるコツは?

中高年期の勉強の続け方のコツ、仕事しながら大学で学んでる人などのコツを教えてほしい。

最初大学卒業した後、通信制大学社会人向けの修士課程などを経て、35歳までに学士3つ、修士1つ、博士1つを取得した。学士文系が2つだが、残りは理系である趣味人文学領域の学びを継続している。

自分仕事ホワイトなので、仕事関係しない分野で学びを深めていこうと思い、学部修士レベルの学びを続けていこうと思っているが、35歳を超えた辺りから、明らかに文系の本や論文を読む体力が衰えた。

普通に運動習慣を作れば読書などの体力も戻るかもしれんと考え、スパルタレースに出るようになって、毎日高強度インターバルをやっているが、文学部的な学びをちまちまと続けていく意欲は戻らない。

きっかけかどうかは分からないが、これまで年に10本ぐらい観た映画批評を書いてきたが、ここ最近箸にも棒にもかからない映画批評が多く、これと同じレベルのことをする意義を感じなくなり、批評映画鑑賞も辞めたところ、他の領域にも無気力侵犯してる気もする。6年以上、通信制大学などを活用して人文学を学んできたが、これ以上は時間無駄で、もっと社会の役に立つ学問転向した方が良いのかとも悩んでいる。

学び方のスタイルについて、こうしてる、ああしてるなどの体験談が欲しい。

2024-08-28

>「え、まだ日中友好とかほざいてる政治家がいるの!?日本領空侵犯してるのに?」

いいぞ!戦争しようぜ!俺もう中年で後は死ぬまで暇つぶしだし、全然やってくれて構わんぞ。ドンパチしようぜ!

2024-08-21

anond:20240819122148

多分これが本当だし、元増田には申し訳ないけど、離婚しか無いと思うよ。

慮っての発言も結局は「元増田への侵犯」としか思えなかったし。

尊重ってのが無いもの

ウチの妻にも読ませたけど「これは旦那が酷い」と。俺も同意する。

個の幸せが、誰かの隷属でしかなし得ないなら、奴隷になるぐらいの覚悟生殺与奪を含む)ってことなので。

そして、あなた旦那は隷属とは別の回答=別離を望んでいるとしか思えん。

2024-08-15

anond:20240723100230

まぁ、俺も「アル中キャラ」嫌いだけどね。

責めてもいる。

特に「酒キャラ道徳人権侵犯しても愛されキャラから許せ」っていうアレ。

オメーだよ、オメー。

全員許さん。

2024-08-04

東浩紀伝2

非モテ論壇は、小谷野敦の「もてない男」 (1999年)に始まり本田透に引き継がれるが、ものすごく盛り上がっているというほどでもなかった。本田消息が分からなくなり、小谷野2017年から売れなくなった。ツイッターでは雁琳のような第三波フェミニズムに応対できる論者が主流となっているが、そういうのの影に隠れたかたちであろう。大場博幸「非モテ独身男性をめぐる言説史とその社会的包摂」(2021年教育雑誌 (57) 31-43)というレビュー論文がある。ロスジェネ論壇も盛り上がった印象はない。氷河期世代はそれどころではなかったのだろうか。雑誌ロスジェネ」は迷走してしまい、第3号は「エロスジェネ」で、第4号で終刊した。

東のゼロ年代ゼロアカ道場で幕を閉じる。東チルドレンを競わせるという企画であり、ゼロアカとは「アカデミズムゼロになる」という意味らしい(「現代日本批評2001-2016」、講談社、101頁)。彼らは東浩紀しか参照していないので、アカデミズムとしてはゼロなのかもしれない。ここで台頭したのが藤田直哉であり、ザクティ革命と称して、飲み会動画を無編集でアップした。ゲンロンのプロトタイプかもしれない。藤田はwokeしたが、東チルドレンでそちらに行ったのは彼くらいではないか

3 ゲンロン

ニコニコ動画に「動ポノムコウ」(2020)というMADがあるが、ゼロ年代の東は輝いていたものの、震災後は落ちぶれてしまったという史観編集されていた。落ちぶれたかどうかはともかく、震災前後に断絶があることは疑いない。東は移動を躊躇わないところがあり、90年代末に批評空間を離れたように、震災後に自らが立ち上げた動ポモ論壇からも離れてしまう。

ゲンロンの前身である合同会社コンテクチュアズ2010年4月6日創業された。2009年の秋の飲み会アイデアが出たそうである宇野常寛濱野智史、浅子佳英(建築家)、李明喜空間デザイナー)との飲み会であった。「ゲンロン戦記」(2020年)では李はXとされているが、ウィキペディアには実名で出てきている。李はコンテクチュアズ代表就任したものの、使い込みを起こして、2011年1月末日付で解任されている。代わって東が代表就任し、李から使い込んだ金を回収した。ちょうど震災前のことで、震災後だと回収は難しかたかもしれないらしい(「ゲンロン戦記」、42頁)。この頃には、宇野や濱野は去っており、浅子が右腕だったが、その浅子も2012年には退任する。

一般意志2.0」は震災前に雑誌「本」に連載されていた。2009年12月から2011年4月号まで連載されていて、4月号は3月頭に出るものなので、ちょうど震災が起こる直前に終わったことになる。「ゲンロン戦記」には「その原稿2010年代に書かれたのですが、出版震災後の2011年11月になりました」(22頁)とあるが、ゼロ年代に連載が始まっているし、出版されたのも2010年代なので、おかしな文である。「震災前に書かれた」と直すべきところであろう。「一般意志2.0」はゼロ年代パラダイムに属している。デジタル民主主義の本であるが、ちょっとひねって、ニコニコ動画のようなもの民意をくみ上げようというものであるゲンロンもニコニコ動画でやられているので、その所信表明でもあるのであろう。ゼロ年代ゲンロンをつなぐ蝶番的な書物ではあった。

サイバースペース」「情報自由論」は一冊の本として刊行されることはなかったのであるが、「一般意志2.0」は刊行された。すっきりとした構想だったからだろうか。東はネット草創期のアングラさのようなものを後光にして輝いていたのであるが、この本を最後に、アーキテクチャを本格的に論じることを止める。ニコニコ動画2ちゃんねる動画版のようなところがあったが、ツイッターをはじめとするSNSネットの中心が移り、ネットはもはや2ちゃん的ではなくなり、東の想定していたアーキテクチャではなくなってきたのかもしれない。東はツイッターも使いこなしているが、かつてほどの存在感はない。

一般意志2.0」の次の主著は「観光客哲学」(2017年であるが、サブカルチャー批評することで「ひとり勝ち」した東が観光客を論じるのは意外性がある。娘が生まれからアニメゲームに関心を失い、その代わり観光が好きになったとのことで、東の関心の移動を反映しているようである。「観光客哲学 増補版」第2章によると、観光客二次創作するオタクに似ている。二次創作するオタク原作の好きなところだけつまみ食いするように、観光客住民暮らしなどお構いなしに無責任観光地をつまみ食いしていく。このように観光客現実二次創作しているそうである

福島第一原発観光地化計画思想地図β vol.4-2)」(2013年)は、一万部も売れなかったそうである。ふざけていると思われたのだろうか。観光に関心を持っていたところに、福島第一原発事故があり、ダークツーリズム対象にできないかと閃いたのであろう。もともと観光に関心がなければ、なかなか出てこないアイデアではないかと思われる。東によると、ダークツーリズム二次創作への抵抗である(「観光客哲学 増補版」第2章)。それなりの歴史のある土地であっても、しょせんは無名なので、原発事故のような惨事が起こると、そのイメージだけで覆い尽くされることになる(二次創作)。しかし、そういう土地観光に出かけると、普通場所であることが分かり、にもかかわらず起こった突然の惨事について思いをはせる機会にもなるそうである二次創作への抵抗)。

社会学者開沼博福島第一原発観光地化計画に参加して、前掲書に寄稿しているのにもかかわらず、これに抗議した。東と開沼は毎日新聞ウェブ版で往復書簡を交わしているが、開沼の主張は「福島イコール原発事故イメージを強化する試みはやめろ」というものであった(「観光客哲学 増補版」第2章)。原発事故を語りにくくすることで忘却を促すというのが政府戦略のようであるが、これは成功した。開沼は2021年東京大学大学院情報学環准教授就任している。原発事故への応答としては、佐藤嘉幸・田口卓臣脱原発哲学」(2016年)もあるが、こちらはほとんど読まれなかった。ジュディス・バトラー佐藤博論(「権力抵抗」)の審査委員の一人であり、佐藤バトラーに近い(竹村和子亡き後、バトラー著作邦訳を担っている)。「脱原発哲学」にもそれっぽい論法が出てくるのが、こちらは功を奏しなかった。資本主義と真っ向から対立するような場面では効かないのだろう。ちなみに佐藤博論には東も登場しており、バトラーも東の名前は知っているものと思われる。

観光客哲学」はネグリハート帝国」を下敷きにしているが、そこでのマルチチュードは、共通性がなくても集まればいいという発想で集められているものであり、否定神学であるとして、郵便マルチチュードとしての観光客対置する。東は原発事故後の市民運動に対して否定的であり、SEALDsなどを毛嫌いしていた。第二次安倍政権は次々と「戦後レジーム」を否定する法案を提出しており、それに対抗する市民運動は盛り上がっていたが、負け続けていた。しかし、Me too運動が始まってからというものリベラルマイノリティ運動に乗り換え、勝ち続けるようになる。「観光客哲学」は市民運動が負け続ける状況に応答しているが、「訂正可能性の哲学」(2023年)はマイノリティ運動が勝ち続ける状況に応答している。小熊英二こたつぬこ木下ちがや)はSEALDsの同伴者であったが、マイノリティ運動に与した共産党には批判である。小熊の「1968」(2009年)は絓秀実革命的なあまり革命的な」(2003年)のマイノリティ運動に対する評価をひっくり返したものなので、こういう対応は分からなくはない。東も「革あ革」を評価していない。「絓さんの本は、ぼくにはよくわからなかった。六八年の革命は失敗ではなく成功だというのだけれど、その理由が明確に示されないまま細かい話が続いていく。どうして六八年革命成功していることになるのか」(「現代日本批評2001-2016」、講談社、71頁)。論旨そのものは分かりやすい本なので、かなりの無理解であろう。

東はアベノミクスには何も言っていない。政治には入れ込んでいるが、経済は分からないので口を出さないという姿勢である経済について分かっていないのに口を出そうとしてリフレ派に行ってしまった人は多い。宮﨑哲弥が典型であろうが、北田もそうであるブレイディみかこ松尾匡と「そろそろ左派は<経済>を語ろう――レフト3.0の政治経済学」(2018年)という対談本を出している。リベラルが負け続けているのは、文化左翼路線だけでは大衆に支持されることはなく、経済についても考える必要があるという主張であるが、リベラルマイノリティ運動で勝ちだしてからはこういうことは言わなくなった。北田2023年から刊行されている「岩波講座 社会学」の編集委員代表を務めている。

観光客哲学」の次の主著は「訂正可能性の哲学であるこちらも郵便本の続編といっていいのであろうが、そこに出てきた訂正可能性(コレクタビリティ)という概念がフィーチャーされている。政治的な正しさ(ポリティカル・コレクトネス)を奉じている者がそうしているように、理想を固定したものとして考えるのではなく、誤りをコレクトするという姿勢大事であるということらしい。駄洒落のようであると言われることもある。森脇によると、東は状況に合わせてありきたりの概念意味を変えるという「再発明」の戦略を採っているが、この「再発明」の戦略を言い換えたものが訂正可能なのだという(森脇「東浩紀批評アクティヴィズムについて」)。そうだとすると、訂正可能性は郵便本では脇役であったが、これが四半世紀後に主役になることには必然性があったということであろうか。

こうして現在2024年7月)まで辿りついたのであるが、東は多くの人と関係を断ってきたため、周りに人がいなくなっている。東も自身気質自覚している。「ぼくはいつも自分で始めた仕事自分で壊してしまう。親しい友人も自罰的に切ってしまう。「自己解体境界侵犯欲望」が制御できなくなってしまう。だからぼくには五年以上付き合っている友人がいない。本当にいないのだ」(東浩紀桜坂洋キャラクターズ」、2008年、73頁)。一人称小説の語り手の言葉であるものの、現実の東と遠からものと見ていいであろう。ここからは東の決裂を振り返る。

宇野常寛は東を批判して「ゼロ年代の想像力」(2008年)でデビューしたのであるが、東に接近してきた。ゲンロンは宇野のような東に近い若手論客結集する場として企画されたそうである。東によると、宇野を切ったのは、映画「AZM48」の権利宇野要求してきたかららしい。「東浩紀氏の告白・・・AZM48をめぐるトラブルの裏側」というtogetterに東のツイートが集められている。2011年3月10日から11日を跨ぐ時間帯に投稿されたものであり、まさに震災直前である。「AZM48」は「コンテクチュアズ友の会」の会報「しそちず!」に宇野が連載した小説である映画原作なのだろう)が、宇野ウィキペディアには書かれていない(2024年7月27日閲覧)。円堂都司昭は「ゼロ年代論点」(2011年)の終章で「AZM48」を論じようと企画していたが、止めておいたそうである。「ゼロ年代批評をふり返った本の終章なのだから2010年代を多少なりとも展望してみましょうというパートなわけだ。批評家たちのホモパロディを熱く語ってどうする。そこに未来はあるのか?」(「『ゼロ年代論点』に書かなかった幻の「AZM48」論」)。

濱野智史は「アーキテクチャ生態系」(2008年)でデビューしているが、アーキテクチャ論こそ「「ゼロ年代批評」の可能性の中心」(森脇、前掲論文)であった。東の右腕的存在だったこともあり、「ised情報社会倫理設計」を東と共編している。濱野は東と決裂したというより、壊れてしまった。その頃、AKB48などのアイドル流行りつつあり、宇野は、東をレイプファンタジーなどと批判していたのにもかかわらず、アイドル評論を始めたのであるが、濱野もそちらに付いていってしまった。「前田敦子はキリストを超えた 宗教としてのAKB48」(2012年)を刊行する。これだけならよかったものの、アーキテクチャ論を実践すべく、2014年アイドルグループPlatonics Idol Platform (PIP)をプロデュースするも大失敗してしまい、精神を病んでしまった。行方が分からなくなっていたが、「『豪の部屋』濱野智史社会学者)が経験したアイドルプロデュース真相」(2022年)に出演して、東に「ぐうパワハラされた」ことを明かした。

千葉雅也の博論本「動きすぎてはいけない」(2013年)には、浅田彰東浩紀が帯を書いていて、「構造と力」や「存在論的、郵便的」を承継する構えを見せていた。郵便本をきちんと咀嚼した希な例ということらしい。東がイベント千葉ゲイであることをアウティングしたのであるが、その場では千葉は黙っていたものの、「怒っている。」などとツイートする(2019年3月7日、「男性性に疲れた東浩紀何をいまさらと怒る千葉雅也」)。これに反応して、東は「千葉との本は出さないことにした。仕事も二度としない。彼は僕の人生全否定した」などと生放送で二時間ほど怒涛の千葉批判を行った。こうして縁が切れたわけであるが、千葉くらいは残しておいても良かったのではないかと思われる。國分は数年に一度ゲンロンに登壇するようであるが、このくらいの関係でないと続かないということだろうか。

大澤聡も切ったらしいのであるが、「東浩紀突発#110 大澤聡さんが5年ぶりにキタ!」(2023年10月16日)で再会している。どうして切ったのかはもはやよく分からないが、それほどの遺恨はなかったのだろう。

福嶋亮大は向こうから去って行ったらしい。鼎談現代日本批評」の第1回、第2回に参加しながら、第3回に参加することを拒んだらしい。東も理由はよく分からないようである。珍しいケースといえよう。

津田大介とは「あずまんのつだっち大好き・2018年猛暑の巻」(2018年8月17日)というイベントが開催されるほど仲が良かった。津田2017年7月17日にアイチトリエンナーレ2019の芸術監督就任し、東は2017年10月企画アドバイザー就任する。しかし、企画展「表現不自由展・その後」に政治的圧力が加えられ、2019年8月14日、東は企画アドバイザーを辞任する。この辞任はリベラルから顰蹙を買い、東はますますリベラル嫌いになっていく。批評家は大衆に寄り添わざるを得ないので、こういう判断もあり得るのだろうか。

東は2018年12月18日にツイッターゲンロン解散を発表するが、上田洋子らに説得されて、

東浩紀

東浩紀の伝記を書く。ゼロ年代に二十代を過ごした私たちにとって、東浩紀特別存在であった。これは今の若い人には分からいであろう。経験していないとネット草創期の興奮はおそらく分からいかである。たしかにその頃は就職状況が悪かったのであるが、それはまた別にインターネットは楽しかったのであり、インターネットが全てを変えていくだろうという夢があった。ゼロ年代代表する人物を3人挙げるとすれば、東浩紀堀江貴文ホリエモン)、西村博之ひろゆき)ということになりそうであるが、彼らはネット草創期に大暴れした面々である。今の若い人たちはデジタルネイティブであり、それこそ赤ちゃんの頃からスマホを触っているそうであるが、我々の小さい頃にはスマホはおろか携帯電話すらなかったのであるファミコンはあったが。今の若い人たちにはネットがない状況など想像もできないだろう。

私は東浩紀の主著は読んでいるものの、書いたもの網羅的に読んでいるというほどではなく、酔っ払い配信ほとんど見ていない。しかし、2ちゃんねる(5ちゃんねる)の東浩紀スレ古参ではあり、ゴシップ的なことはよく知っているつもりである。そういう立場から彼の伝記を書いていきたいと思う。

1 批評空間

東浩紀は71年5月9日まれである。「動ポモ」でも援用されている見田宗介時代区分だと、虚構時代のちょうど入り口で生を享けたことになる。國分功一郎は74年、千葉雅也は78年生まれである。國分とはたった3歳しか離れていないが、東が早々にデビューしたために、彼らとはもっと年が離れていると錯覚してしまう。

東は中流家庭に生まれたらしい。三鷹市から横浜市引っ越した。東には妹がおり、医療従事者らしい(医者ではない)。父親金沢出身で、金沢二水高校を出ているそうである(【政治番組東浩紀×津田大介×夏野剛×三浦瑠麗が「内閣改造」について大盛り上がり!「今の左翼新左翼左翼よりバカ!」【真実幻想と】)。

東は日能研でさっそく頭角を現す。模試で全国一桁にいきなり入った(らしい)。特別栄冠を得た(らしい)。これに比べたら、大学予備校模試でどうとかいうのは、どうでもいいことであろう。

筑駒筑波大学附属駒場中学校)に進学する。筑駒在学中の特筆すべきエピソードとしては、おニャン子クラブ高井麻巳子福井県実家訪問したことであろうか。秋元康結婚したのは高井であり、東の目の高さが分かるであろう。また、東は中学生時代うる星やつらファンクラブを立ち上げたが、舐められるのがイヤで年を誤魔化していたところ、それを言い出せずに逃げ出したらしい(5ちゃんねる、東浩紀スレ722の555)。

もう一つエピソードがあって、昭和天皇が死んだときに、記帳に訪れたらしい。

東は東大文一に入学する。文三ではないことに注意されたい。そこで柄谷行人の講演を聞きに行って何か質問をしたところ、後で会おうと言われ、「批評空間」に弱冠21歳でデビューする。「ソルジェニーツィン試論」(1993年4月であるソルジェニーツィンなどよく読んでいたなと思うが、新潮文庫ノーベル賞作家を潰していくという読書計画だったらしい。また、残虐記のようなのがけっこう好きで、よく読んでいたというのもある。三里塚闘争についても関心があったようだ。「ハンスが殺されたことが悲劇なのではない。むしろハンスでも誰でもよかったこと、つまりハンスが殺されなかったかも知れないことこそが悲劇なのだ」(「存在論的、郵便的」)という問題意識で書かれている。ルーマン用語でいえば、偶発性(別様であり得ること)の問題であろうか。

東は、教養課程では、佐藤誠三郎ゼミ所属していた。佐藤村上泰亮公文俊平とともに「文明としてのイエ社会」(1979年)を出している。共著者のうち公文俊平だけは現在2024年7月)も存命であるが、ゼロ年代に東は公文グロコムで同僚となる。「文明としてのイエ社会」は「思想地図」第1号で言及されており、浩瀚な本なので本当に読んだのだろうかと思ったものであるが、佐藤ゼミ所属していたこから学部時代に読んだのだろう。

東は94年3月東京大学教養学部教養学科科学史科学哲学分科を卒業し、同4月東京大学大学総合文化研究科超域文化科学専攻に進学する。修士論文バフチンで書いたらしい。博士論文ではデリダを扱っている。批評空間に94年から97年にかけて連載したものをまとめたものである私たち世代は三読くらいしたものである博論本「存在論的、郵便的」は98年に出た。浅田彰が「東浩紀との出会いは新鮮な驚きだった。(・・・)その驚きとともに私は『構造と力』がとうとう完全に過去のものとなったことを認めたのである」という帯文を書いていた。

郵便本の内容はウィキペディアの要約が分かりやすく、ツイッター清水高志が褒めていた。「25年後の東浩紀」(2024年)という本が出て、この本の第3部に、森脇透青と小川歩人による90ページにわたる要約が付いている。森脇は東の後継者と一部で目されている。

東の若いころの友達阿部和重がいる。阿部ゲンロンの当初からの会員だったらしい。妻の川上未映子は「ゲンロン15」(2023年)に「春に思っていたこと」というエッセイ寄稿している。川上早稲田文学市川真人によって見出されたらしく、市川渡辺直己の直弟子である市川鼎談現代日本批評」にも参加している。

東は、翻訳家小鷹信光の娘で、作家ほしおさなえ1964年まれ)と結婚した。7歳年上である不倫だったらしい。98年2月には同棲していたとウィキペディアには書かれていたのであるが、いつのまにか98年に学生結婚と書かれていた。辻田真佐憲によるインタビュー東浩紀批評家が中小企業経営するということ」 アップリンク問題はなぜ起きたか」(2020年)で「それは結婚の年でもあります」と言っており、そこが根拠かもしれないが、明示されているわけではない。

そして娘の汐音ちゃん生まれる。汐音ちゃん2005年6月6日まれであるウィキペディアには午後1時半ごろと、生まれ時間まで書かれている。名前クラナドの「汐」と胎児聴診器心音ちゃんから取ったらしい。ツイッターアイコンに汐音ちゃん写真を使っていたものの、フェミに叩かれ、自分写真に代えた。汐音ちゃんは「よいこのための吾妻ひでお」 (2012年)のカバーを飾っている。「日本科学未来館世界の終わりのものがたり」展に潜入 "The End of the World - 73 Questions We Must Answer"」(2012年6月9日)では7歳になったばかりの汐音ちゃんが見られる。

96年、コロンビア大学大学入試に、柄谷の推薦状があったのにもかかわらず落ちている。フラタニティ的な評価によるものではないかと、どこかで東は推測していた。入試について東はこう言っている。「入試残酷なのは、それが受験生合格不合格に振り分けるからなのではない。ほんとうに残酷なのは、それが、数年にわたって、受験生家族に対し「おまえの未来合格不合格かどちらかだ」と単純な対立を押しつけてくることにあるのだ」(「選択肢無限である」、「ゆるく考える」所収)。いかにも東らしい発想といえよう。

2 ゼロ年代

東の次の主著は「動物化するポストモダン」で、これは2001年刊行される。98年から01年という3年の間に、急旋回を遂げたことになる。「サイバースペースはなぜそう呼ばれるか」はその間の論考である

東はエヴァに嵌っており、「庵野秀明はいかにして八〇年代日本アニメを終わらせたか」(1996年)などのエヴァ論も書いている。その頃に書いたエッセイは「郵便不安たち」(1999年)に収められた。エヴァ本をデビュー作にすることも考えたらしいが、浅田彰に止められたらしい。だからサブカル本を出すというのは、最初から頭の中にあったのだろう。

「いま批評場所はどこにあるのか」(批評空間第Ⅱ期第21号、1999年3月)というシンポジウムを経て、東は批評空間と決裂するが、それについて25年後に次のように総括している。「ぼくが考える哲学が『批評空間』にはないと思ってしまった。でも感情的には移転があるから、「お前はバカだ」と非難されるような状態にならないと関係が切れない」(「25年後の東浩紀」、224-5頁)。

動ポモ10万部くらい売れたらしいが、まさに時代を切り拓く書物であった。10万部というのは大した部数ではないようにも思われるかもしれないが、ここから動ポモ論壇」が立ち上がったのであり、観客の数としては10万もいれば十分なのであろう。動ポモフェミニストには評判が悪いようである北村紗衣も東のことが嫌いらしい。動ポモ英訳されている(Otaku: Japan's Database Animals, Univ Of Minnesota Press. 2009)。「一般意志2.0」「観光客哲学」も英訳されているが、アマゾンのglobal ratingsの数は動ポモが60、「一般意志2.0」が4つ、「観光客哲学」が3つと動ポモが圧倒的である2024年8月3日閲覧)。動ポモ海外論文でもよく引用されているらしい。

次の主著であるゲーム的リアリズムの誕生――動物化するポストモダン2」までは6年空き、2007年に出た。この間、東は「情報自由論」も書いていたが、監視否定する立場から肯定する立場へと、途中で考えが変わったこともあり、単著としては出さず、「サイバースペース」と抱き合わせで、同じく2007年に発売される(「情報環境論集―東浩紀コレクションS」)。「サイバースペース」は「東浩紀アーカイブス2」(2011年)として文庫化されるが、「情報自由論」はここでしか読めない。「サイバースペース」と「情報自由論」はどちらも評価が高く、この頃の東は多作であった。

この頃は北田暁大と仲が良かった。北田は東と同じく1971年まれである。東と北田は、2008年から2010年にかけて「思想地図」を共編でNHK出版から出すが、3号あたりで方針が合わなくなり、5号で終わる。北田は「思想地図β」1号(2010年)の鼎談には出てきたものの、今はもう交流はないようである北田はかつてツイッターで活発に活動していたが、今はやっていない。ユミソンという人(本名らしい)からセクハラ告発されたこともあるが、不発に終わったようである結婚して子供もできて幸せらしい。

その頃は2ちゃんねるネットの中心であったが、北田は「嗤う日本の「ナショナリズム」」(2006年)で2ちゃん俎上に載せている。北田は「広告都市東京」(2002年)で「つながりの社会性」という概念を出していたが、コミュニケーションの中身よりも、コミュニケーション接続していくことに意味があるというような事態を表していた。この概念を応用し、2ちゃんでは際どいことが言われているが、それはネタなので心配しなくていいというようなことが書かれていた。2ちゃん分析古典ではある。

東は宮台真司大澤真幸とも付き合っているが、彼らは北田のように鋭くゼロ年代を観察したというわけではなく、先行文献の著者である。宮台は98年にフィールドワークを止めてからは、研究者というよりは評論家になってしまった。大澤は日本ジジェクと称されるが、何を論じても同じなのもジジェクと同様である動ポモは彼らの議論を整理して更新しているのであるが、動ポモも「ゲーム的リアリズムの誕生」も、実際に下敷きになっているのは大塚英志であろう。

宮台や大澤や北田はいずれもルーマンであるが、ルーマンっぽいことを言っているだけという印象で、東とルーマンも似ているところもあるというくらいだろう。しかし、ルーマン研究者馬場靖雄2021年逝去)は批評空間に連載されていた頃から存在論的、郵便的」に注目しており、早くも論文正義門前」(1996)で言及していた。最初期の言及ではないだろうか。主著「ルーマン社会理論」(2001)には東は出てこないが、主著と同年刊の編著「反=理論のアクチュアリティー」(2001)所収の「二つの批評、二つの社会」」ではルーマンと東が並べて論じられている。

佐々木敦ニッポン思想」(2009年)によると、ゼロ年代思想は東の「ひとり勝ち」であった。額縁批評などと揶揄される佐々木ではあるが、堅実にまとまっている。類書としては、仲正昌樹「集中講義日本現代思想 ポストモダンとは何だったのか」 (2006)や本上まもる「 “ポストモダンとは何だったのか―1983‐2007」 (2007)があったが、仲正は今でも読まれているようである。本上は忘れられているのではないか。この手の本はこれ以後出ていない。需要がないのだろうか。

佐々木の「ひとり勝ち」判定であるが、そもそもゼロ年代思想土俵を作ったのは動ポモであり、そこで東が勝つというのは当たり前のことであった。いわゆる東チルドレンは東の手のひらで踊っていただけなのかもしれない。懐かしい人たちではある。

北田によると、東の「情報技術公共性をめぐる近年の議論」は、「批評が、社会科学的な知――局所から全体を推測する手続きを重視する言説群――を媒介せずに、技術工学的知と直結した形で存在する可能性の模索である」(「社会批評Introduction」、「思想地図vol.5」、81-2頁)ということであるが、ゼロ年代の東はこういう道を歩んでいた。キットラーに似ており、東チルドレンでは濱野智史がこの道を歩んだのであるが、東チルドレンが全てそうだったわけでもなく、社会学でサブカルを語るというような緩い営みに終始していた。宇野常寛などはまさにこれであろう。

佐々木ニッポン思想」と同じ2009年7月に、毛利嘉孝ストリート思想」が出ている。文化左翼歴史をたどっているのであるが、この頃はまだ大人しかった。ポスコロ・カルスタなどと揶揄されていた。しかし、テン年代佐々木命名から勢いが増していき、今や大学メディア大企業裁判所を押さえるに至っている。しかし、ゼロ年代において、動ポモ論壇と比較できるのは、非モテ論壇やロスジェネ論壇であろう。

非モテ論壇は、小谷野敦の「もてない男」 (1999年)に始まり本田透に引き継がれるが、ものすごく盛り上がっているというほどでもなかった。本田消息が分からなくなり、小谷野2017年から売れなくなった。ツイッターでは雁琳のような第三波フェミニズムに応対できる論者が主流となっているが、そういうのの影に隠れたかたちであろう。大場博幸「非モテ独身男性をめぐる言説史とその社会包摂」(2021年教育Permalink | 記事への反応(13) | 17:44

2024-06-10

みんな、救われてほしい

 人がある要素を嫌いになるとき、大抵は周りが言っていたらから、位、いわゆる偏見で、この場合対話をすれば実際はそうではないと納得できる場合も多い。

 でも、その先、その要素を持つ一部の人に傷つけられた経験、つまりトラウマになってしまうと、その要素持ちの人間は敵だと心が反応してしまって、とても難しい。理性の話じゃないからだ。

 でも、そんな傷つけられるような経験は、なかなか起きないはずだった。私達は人々と良くも悪くも話さなかった/話し合えなかったし、きっとそれはいい事だった。「見知らぬ人」には親切にして、「嫌いな同僚」とはお互い距離を保っていた。SNSが来るまでは。

 インターネットSNSという場は、大勢人間が集まる場所だ。

 大抵はみんな同じような集団暮らしていて、それぞれの偏見を共有している。ここまでは現実と同じだけれど、SNS世界では、声はどこまでも遠く早く届く。適切な距離がない。あなたと私は他人では居られない。嫌いな人と距離なんて取れなくて、体はもはやなく「男」「女」「貧乏人」「金持ち」というラベルのみが残っていてるのだから

そして画面に突然現れたそいつは大声であなたを論っている。例えば、「男/女は最低のゴミクズだ!!」と

 あなたは傷つき、言い返そうとするが理性で止める。しかし、優しいあなたに反して、脳はこの出来事から学びを得る「男/女は最低の奴だ!」と。

 なお悪い事に。トラウマによって傷ついた人々は集まり、お互いを慰め合う。そして……こう叫ぶのだ「男/女は最低のゴミクズだ!」と。

 トラウマが、狂気が伝染していく。誰しもが手に持った銃口を誰かに向けている。同じ苦しみを持った人間同士で殺し合い、同じ趣味を持った人間が罵り合い憎み合う。理性をもった優しい人々が、終わらない憎しみの連鎖で狂っていく。

 恐ろしい。何が恐ろしいか。こう書いている私もこの連鎖の中にいることだ。

 私も、憎くて憎くてしょうがないものがある。理性でいくら取り繕っても、傷ついた心は治らず、それどころか今日インターネットを見て悪化してしまった。

 些細な、本当に些細な事でも怒りが湧いてくる。その人と私は他人なのに。わかりあえなくても、友達だってなれるのに。誰かを傷つけたくない。侵犯をしたくないんだ。

 愚痴を吐いてしまいました。読んでくれてありがとう

 それと、もしも、あなたトラウマに苦しんでいるのなら、どうか、癒えますように。幸福でありますように。見知らぬ私から、見知らぬあなたへ。

2024-02-19

anond:20240219010418

うちも危なかったけど、こういう女同士でいわゆるメンヘラ依存されの組み合わせはよくあるんだと思うよ。増田以前ツイッター+noteアカウント持ってた?相互だったんだけど状況がちょっとうから別の人だとして、うちと増田とその人でもう3件。そんくらいこういう女同士のケース割とあることなんだと思う。

まず最初に、メンヘラになったんじゃなくて、増田にとって共依存相手がいなくなっちゃったってことじゃない? 増田侵犯が親密だと誤解してる。精神身体的(金銭的は大丈夫?)侵犯をしてくれるのが彼女だったってことだと思うよ。

中電話してきたり試し行為するのは症状。相手の生育歴とメンタル問題があるのがわかってて相手のことを思う気持ちがあったら、症状に巻き込まれることじゃなくて自他境界を立て直させて人生をやっていける方向に向けることが相手のためでしょ。親密な中で境界線を引く最初練習台をやってやるべきだったんだよ。

それは多分増田にとっても夜中の電話に耐えることよりキツい内容になるはずだったと思うよ。増田は泥沼にいる彼女を大切にしたり守ったりしたんじゃなくて、同じ沼地にはまってた。だから彼女にあげられたもの増田が思ってるほど、そして健全関係相手にあげられるものほど大きくはない可能性はだいぶある。それを踏まえて、彼女にあげられたこベース自分の本気とやらを考えてみなよ。

他の男性について健やかなる時はいいけど病める時は一緒にいたくない程度の魅力しかないのが事実かもしれないけど、そうだとしても、病める時も一緒に生活をやっていくのと侵犯を許すことは違うんだよ。

苛立ちをぶつけるとかの暴力的侵犯はわかりやすいだろうけど、愛の言質を取ろうとするのも結局はそうだね。愛されている「実感」は彼女課題なのに、それが要求になる。応え続けてもその人のためにならない。彼女はいろんな苦しみを抱えてそれが行動になってるのは増田にもわかったと思う。でもそれは彼女のもので、様々な行動化に一緒に振り回されるのは彼女と一体化してしまうということ。それは健全関係ではないし、なにより彼女がやっていけるようになるために必要なことではなかったんだよ。

偉そうなこと言ってるけどうちもやばかったし、カウンセラー支援がなかったら潰れてたかもしれない。夜中の電話は3年くらい続いた。1ヶ月毎日連続睡眠中断はさすがに参った。でもODしてたり人格交代みたいになってるパターンが混ざってる可能性もあるから必要対処もあるじゃない。そういうのは体力次第なところもある。でも割けるリソース量を決めるのはあくまでも私ってところをお互いわかってないまま2人で彼女の症状に振り回されてるのはそれはやっぱり境界が溶けちゃってる。他にも書けないような泥沼に2人で沈んだこともあった。

自分価値がなく罰せられるべきという信念からくる行動や話をそうではないと言い続けてきたけど、究極的には本人がそれを信じられるようになるまで待つことしかできない。病める時に一緒にいるっていうのは他者である自分限界を受け入れるのが第一歩で、それがとてもしんどい増田が病めるパートナーにしてやれることはまず自分についてのことだよ。

まあ彼女人生考えたときに適切じゃない関わりだったからといって必ずしも悪影響というわけではなくて、一時の親切とか不適切だけどいろいろ危険ではない関係で息継ぎしながら人生をやっていって、時間経過でよくなったりなんか満たされることがあったりが期待できるので、その息継ぎを提供したんだと認識しておけばいいと思う。いわゆる生きづらい女性エッセイ漫画に出てくる精神がやばかった時代の回想としてちょろっと描かれる元彼ポジションだよ増田は。彼女はもう次のコマで別のやらかしをしてたり治療してたり理解ある彼くんと出会ったり、ともかく昔のままではない。彼女彼女人生をやってる。でも増田と付き合ってなきゃ駅とか高いとこで衝動に負けちゃったかもしれないし、もっと危ない人を掴んでもっと悪くなってた可能性は結構高かったと思うので、自分でよかったと思うのがいいよ。

で、増田の現状とかこれからについて、絶対おすすめなのはカウンセリングを受けること。バウンダリーについていろいろ読んでみるのでもいいけど、やっぱプロに聞くのが手っ取り早い。私が経験を書くことで一番言いたいのは、こういう関係は他にもいるし、カウンセリングで話しても大丈夫ってこと。オンラインでもいいか臨床心理士とか公認心理師に話すといい。

残念ながら、そうなるのに理由があろうと境界侵犯他人との関係をよくないものにするし、溶けてる人は完全な受け入れが達成されないと怒るモラハラタイプとか単に食いやすいから狙うやつとかが寄ってきやすいのでなんとかしておいた方がいい。誰かと付き合おうとするなら、そして付き合いの中で「大切にする」ことの価値に重きをおくならなおさら

2024-02-14

女は「オエッ」で男は「吐いた」

面白い話題発見した。

[B! 差別] 創作者のミソジニーが「表現の自由」を自壊させていく - あままこのブログ

元々のリンクを辿ると、このブログ記事に行き当たる。なんと、1000user近いはてブが付いてる!

男性がある物を批判をする時はその「ある物」を主語として瑕疵不具合を述べ立てますが、女性が何か批判する時は「自分気持ち」を主語として被害の発生を申し立てるのです。

「オエッてなる」「嫌になる」は男性の口から出る時は体調報告やただの愚痴であるため、何かをシリアス批判する場面でこういう語彙が出てくる場合書き手はかなりの確率女性です。

まり「オエッてなる」「嫌になる」は男性世界では批判として成立しません。そのような体調報告やお気持ち表明だけで何か言ったような雰囲気を出している場合書き手はかなりの確率女性です。

(この場合の「悪いけど」「ちょっと」も女性語彙ですが割愛します。)

コメントでの再反論纏めると、女性批判する状況で「オエッってなる」「嫌になる」を言うが、男性は言わない。男性は「吐いた」「吐き気がする」と言う。——自分気持ちではなく、批判対象となっている「物」を主語として瑕疵不具合を述べ立てるのだ。

私もかねがね、男と女には思考形態に差があるよなァ、と感じていた。世間的にも、例えばクルマの修理のコピペは広く受け入れられている。

女『車のエンジンがかからないの…』

男『あらら?バッテリーかな?ライトは点く?』

女『昨日まではちゃんと動いてたのに。なんでいきなり動かなくなっちゃうんだろう』

男『トラブルって怖いよね。で、バッテリーかどうか知りたいんだけどライトは点く?』

女『今日は○○まで行かなきゃならないから車使えないと困るのに』

男『それは困ったね。どう?ライトは点く?』

女『前に乗ってた車はこんな事無かったのに。こんなのに買い替えなきゃよかった』

男『…ライトは点く?点かない?』

男女の思考の差を紹介したブログ女性蔑視だと批判されているが、しかコメント欄に、はてなフェミニストの方も名を連ねていて(異議を述べつつも)理解を示してて多くの賛同を得ている事に注意してほしい。

例外は当然ありうる。

そもそも性別否定するのはトランスジェンダーなどLGBTsを相手にやったら差別になるようなハラスメントなので乗っかるべきではないが、男女の大まかな思考の傾向には明らかな差がある。物理的なハードウェアデバイスとしての脳構造には確たる差はないらしい。しかし実際にはチェス将棋ランク差や、理系科目を好まない女性の傾向、冒険マンガが「少年マンガ」、恋愛マンガが「少女マンガ」として売られてる傾向などからも、男女のソフトウェアとしての方向性の差は明確に存在していて、誤解を恐れずに言うと、これは、一見男女平等理念に逆行して見える。

だけどサステナブル社会における多様性とは、ヒトは同じであらねばならぬと同調圧力で均すのではなく、お互いが違う人間であると認め、その差異尊重しつつ傷つけ合わないように距離を取ることだろう。男女の思考が違って何が悪い女性生理を男も学ぶべきという言説をたまに聞く。炎上覚悟で言うが、男性たちが女性の体の仕組みを完ぺきに理解する必要は、ないと思う。女性のことは女性に任せて、要請に応じて手を貸せばいい。困ったときには助け合えばいい。責任分担を決めて、距離を取りお互いの領土侵犯しないように住み分けることが、上手くやっていくコツではないか

2024-02-13

児童ポルノ”で逮捕歴「現役漫画家」の懺悔告白 「未成年へのわいせつ事件が減らない理由」と「僕はこうやって欲望を抑えている」 | デイリー新潮

https://l.pg1x.com/sNz3QZa7RfV9G3EN7

[B! 国内] “児童ポルノ”で逮捕歴「現役漫画家」の懺悔告白 「未成年へのわいせつ事件が減らない理由」と「僕はこうやって欲望を抑えている」 | デイリー新潮

https://l.pg1x.com/q4HkptvJPb9YLN7u7


増田から正直なところ聞きたいんだけどさ、そういう「ロリコン」や「ペドフェリア」は「社会」としてどうしたらいい?

やっぱ「完全排除=死(死刑)」かな?

程度問題だとは思うけど。

「性欲排除の薬物去勢」ってのが効くのかどうなのか。去勢された奴が普通に殺人犯になる可能性もあるわけで(不能代替としての暴力)。

増田という空間からこそ、こういうのは極論含めて話しした方がいいと思うわけ。

人権なんて審判した事案の段階でおためごかししかねぇんだからよ。


ワイは「加害者段階で人権抑制問題ない」と思うよ。執行猶予であれ有罪有罪から刑期中は抑制された人権でいいでしょと思う。

だって最大死刑までレンジのある人権侵犯なんだもの、刑ってのは。

逆に有罪なのに、人権を抑圧するな、ってどれだけよ。そりゃ殺し得なんておぞましい言葉が生まれるわ。

性犯罪者場合は、更に上乗せで精神科医判断で「抑圧状態でも大丈夫」にならん限り、GPS所在確認、住居移転には許可必要ぐらい縛っていいでしょ。

2024-01-23

性格の悪い婆さんは精神科治療して構わないか | Books&Apps

https://l.pg1x.com/oaxSDMhFrSgx46LF8


「実損害」が出てるなら「診断はしろ」。それで「病状確定」なら「治療しろ」だけじゃん。

「実損害」の線引が難しい、ってのは基本的に「意地悪や悪口問題行動は実損害か?」ってだろうからな。

警察行政に「訴えた(訴訟にあらず)」段階でそれは「実損害」だろうよ。

受容可能だったらそもそも公に相談しない。


「実損害を与える行為」がアイデンティティならそれは反社会性パーソナリティでしょ?

じゃあ社会から離して「治療・更生」があり方として正しいでしょ?

「個の人としてのCoLやら幸せやらを優先する」ってのは近代現代価値観だけど、社会に害をなす他人に害をなす家族に害をなすことを是とするような人格価値観承認していい訳がない。

(だから全てのハラスメントと、権威を傘にきた侵犯行為権威主義政体による戦闘戦争侵略行為の全てが、全面的否定されるんだよ)


「個としての幸福」の追求を徹底的に受容するなら「実損害でしか充足できないペドフェリア」の行為も受容するってことになる。

刑法抵触けが「実損害ではない」ってのは、社会テーマにしてるシロクマ先生ならご理解しているはずだが?

なんともナイーブテキストだったよ。

2024-01-21

北朝鮮境界線を「国境」と呼び、韓国を「別の国家」として統一放棄する憲法改正することについて

今まで

朝鮮半島を巡って朝鮮民族同士の「内戦」が続いている

・北緯38度の境界線は「休戦」ラインであり「国境」でなかった

朝鮮半島あくまで「1つの領土」という立場を、北朝鮮韓国も主張していた

・そのため終戦せずにお互いに軍拡競争が続いた

 

先日のニュース

金正恩総書記が「韓国は別の国家である」と統一放棄する宣言

・休戦ラインを「国境」と宣言し、今の「領土」「領海」を韓国侵犯することは許さんと発言

 

これ北朝鮮自国領土現在支配地のみと主張するなら「内戦」は終わることになる。二国家併存を認めるってことでしょ。韓国韓国で今の国民に北と統一したいと思ってる人は少ない。朝鮮戦争終結できる状況が整ったことになる。

普通にノーベル平和賞レベル宣言のはずなのに、なぜか北の暴言戦争リスクが高まったなんて評価がされていて意味不明

 

領土を巡る戦争の他の例で考える

・「チャイナ」を巡って中華人民共和国中華民国台湾の「内戦」が続いている

・「チャイナ」はあくまで「1つの中国」「1つの領土」という立場中共中華民国は主張していた

・今の台湾は「1つの中国」の主張を放棄して大陸台湾の二国家併存を望むが、中共が認めず戦争危機にある。

 

・「パレスチナ土地」を巡ってイスラエルハマスの「内戦」が続いている

・「パレスチナ土地」はあくまで1つの領土という立場イスラエル政府とハマスは主張し、お互いを追い出すための戦争をしている

・お互いの反主流派国際社会は二国家併存を望むが聞き入れられずに休戦もできずに殲滅戦争になっている

 

上記のような戦争危機や泥沼戦争と比べて、北朝鮮統一放棄宣言はよっぽど希望ある発言じゃないかトランプ大統領に復活したら今一度南北和平合意再チャレンジしてほしいわ

2024-01-19

中高年世代良識日本ヘイトについて

日本人男子ホームステイで不人気すぎる。

https://anond.hatelabo.jp/20240116194927

はてなで久々にアレな躍動が見られている。

  

かつての日本にはこういう

他称左翼自称リベラル、その実態はただの反日レイシスト

みたいな人々が相当のボリュームで棲息していた。

 

彼等はもう一番若くてアラフィフで上は棺桶後期高齢者絶滅する種族から

若い人のために「こういう生物がかつて日本に居ました」と言うことを書き残しておきたい。

  

     

1.戦後良識派が何故反日をするか      

まずそういう反日文化がわからない現代若者

元増田読んでも「何を言いたいのかよくわかんないな、なんだこれ」と思ったはず。

翻訳するとこれが伝えたいのはジャップがこんなに海外で嫌われてるぞザマーミロってことなのね。

    

昔はこういうのでボルテージ上がる「左翼」とか「良識派」とかい日本人が大量に居た。

彼等はとにかく日本日本人に敵意を持っていて、日本日本人馬鹿にしたり貶めたりする情報があると嬉しくてたまらなくなる人達だった。

    

その成り立ちとしては

戦後の「進歩思想」とか「良識」というかいもの薄っぺらさと貧しさなんだけど、

彼等はあらゆる悪いことの根を日本に求めたわけ。

   

左翼が「反戦」て言いながら戦争からかなり遠い仕組みの日本ばかり叩いて

日本よりはるか戦争が出来る中国とか北朝鮮とかロシアとかを批判しないのは何故か?

戦争と言う悪は日本に由来するに決まってるから

中国日本領海侵犯すれば日本を「軍国主義!」と非難するような行動パターンが出来上がっていった。

  

  

元増田もそういう日本人叩きの具に供するべくニチャアって顔で書いたんだけど

もう令和なので反応が期待通りの日本人ヘイトの流れにならず

「は…?普通に差別では?」「そのホスト大丈夫?」「てか斡旋してる奴等も大丈夫?」 と言う意見多数派になってしま

老人たちの日本ヘイトが満たされなかった。

  

    

2.ヘイト二回戦

何でやろうと思ってTwitterホームステイ日本人男子検索してみたら、

https://anond.hatelabo.jp/20240118205341

それで復讐戦がこちら。

Twitterで具体的な情報を取ってきましたとのこと。

   

ブックマークでも「今度こそジャップ叩きが出来る!」って感じで盛り上がってるんだけど

増田おかしいしブックマークおかしい。

  

若者はこの意味不明さにただ圧倒されてビビるだろうし

オール世代はこれが普通過ぎて疑問を持てなくなってる。

   

以下ポイントごとに指摘と解説を入れていく。

引用ブックマークは人気の高いもの

   

  

3.「否定しないということが答え合わせ」

a_dogs 何が答え合わせって、反発してる人含めて日本人男子留学生がこんなひどい態度とるわけないって意見ほぼほぼないとこ

人気トップだがこれは典型的な言い掛かりで

もしも「朝晩騒音出しながら礼拝をした」「隣家の犬を煮て食った」ぐらいまで言われれば「それは日本人はやらない気がする」と言えるけど、

家事を手伝わなかった」とか「ホストを叩き起こして早朝に牛乳を買いに行かせた」とか言われたって

「ん…?それは日本人からしても相当非常識な行動なんだけど『そんなことする奴いるわけない』とまでは言えないな」って話でしょ?

   

友達でもなんでもない同じ日本人ってだけの留学生が何するかなんかわからいか

「そういう奴がいた」って主張に反論する手立てはない。

つうかそもそも「そういう奴がいた」自体が何の根拠も示されないTwitter発掘の転載伝聞だぜ?

   

これさあ、朝鮮人井戸に毒を入れたって話と何が違うのよ。   

その当時締め上げられた可哀想朝鮮人でも「俺はそんなことやってない」っていうのが精いっぱいで「朝鮮人はそんなことやらない」とは言えないだろ。

同じ朝鮮人ってだけの他の奴のことなんか知らんし。冷静に誠実に答えるほどそうなる。

 

そしたら噴き上がって

「あー!こいつ「朝鮮人はそんなことやらない」とは言わないみたいだ!やっぱり朝鮮人ってそういう奴等なんだな!」って言ってる感じなわけよ。

反論する方法反論する意味もないただの卑劣な言い掛かりなんだよね。

   

(ていうかTwitterでもそうだが「答え合わせ」とか言ってる奴だいたい非論理的バカじゃね?

 「論破」並みのバカ検出ワードだと思う)

   

  

4.「素直に反省出来ないのが不思議」  

hatsumoto こういうの読んだ時、色々言い訳したり反発してしまい、ただ素直に気をつけようってならないの不思議

これもね。

  

いやいやいや、

「本当にそういうデータがあるなら」

ホームステイ留学生を統括する機構かなんかで」

注意喚起でもすりゃいいと思いますけどね。

   

「Tiwitterソース流言飛語で」

ホームステイなんかする歳じゃない中高年はてなで」

何に気を付けて反省しますの?

 

ちょっと落ち着いて考えるだけで言ってることが1から10までおかしいでしょ?この人。 

オッサマオバサ世代はてなブックマークで「ホームステイ先では気を付けよう」ってやる意味は何?

(このブクマを書いた人や☆つけてる人達本当の動機・内在的な欲望はなんだろう?って考えながらこの先を読んで欲しい)  

  

  

そもそもだけど

よその国の人間に比べて日本人マナーが良いとか悪いとかはデータが無ければ何も言えない。

そして元の話が、身元も動機も怪しい奴がTwitter採取した(笑)という何のソース提示されない話なので

こんなもんそもそも事実確認すらしようもないんだけど「いいか反省しろ!」「素直に!」ってくるわけ。

これが手ね。

 

反省するってことはその前段階で事実と認めることになるわけで

要するにここでの狙いはこの未確認日本人ヘイト情報事実と確定させることなわけ。 

 

反省させてしまえば「ソースTwitter」でも「ソース吉田清治」でもどうでもよくなるわけ。

「いいからとりあえず反省しろ」&「反省したってことは認めたはずだろう」のセット戦法。

こういうことをある種の「良識日本人」は本当に数十年連綿延々とやってきたわけ。

 

から先ほどの設問の答えも

「何かの現実に対する建設的な改善や「気を付けよう」ではなく

 日本人不道徳な恥ずかしい民族だと認めさせたいこそが真の動機・内在的欲望であった」

ということ。

   

(ていうかリアルでもそうだが他者に向かって「素直になれ」とか言ってる奴だいたいヤベー奴じゃね?

 自分の好む通りの行動を「素直」「常識」、自分の気に食わない反応を「反発」「言い訳」と呼んでそう)   

   

    

5.良識反日メリット   

で、ある世代から上の良識的な方々が何故日本人ヘイトが好きなのかと言うと

これはものすごく楽なんだよね。

精神的にも経済的にも認知的にも。

  

「全ての悪は日本から発する」「日本人世界で一番軽蔑されている劣等」が基本ドグマから

それなりに豊かで快適な日本に住みながら日本人ヘイトしてるだけで良識に関する仕事をすべてクリアして、

世界やこの世が直面するあらゆる困難にも対処出来ていることになるわけ。

   

要するに太い実家で部屋住みやってる坊ちゃんちゃんみたいなものから

常に自分の家や親に不平を鳴らして、それだけ言ってれば現実対処仕事が終わり。

   

家の外の悪や悪意は徹底的に見ないことにして全部自分の家と親に文句を言う。

近所のたち悪い大人トラブルがあれば、むしろ心情はそちらに加担して一緒に自分の親を非難する。その方が怖いことが無い。

世界とかこの世とかのあらゆることを憂うにあたって日本を叩いて蔑んでいれば仕事が完結する。

これは人生が楽。  

  

戦後知識人というのの大半はこの信じられないほど単純なパラダイムベースにしてて

人生の全ての思索を太い実家の子供部屋で過ごしたとっちゃん坊や老人なわけ。

そしてその影響下にある良識市民も同じ認知思考パターン持ってる。 

  

(蔑んでる一方で誇大妄想愛国者並みに日本という存在やその知名度・影響力を大きく見ていたりする。

 その精神世界の全てを日本(家・親)が占めてるってとこも不自由ない家の中学生共通してるよね)

  

  

6.そもそこれただのヘイトレイシズムなんだけど

ここでやってる一連のことを、

韓国人とかベトナム人とか任意外国人に置き換えてみいよ。

特定国籍の人の個別の悪行を拾い集めてパッチワークして「韓国人は~」「ベトナム人は~」ってやるの、

建設性のないヘイトレイシズムとしてしか機能しないことはわかるでしょ。

  

しかもまともな比較データすら下敷きに存在しない。

そもそも個別の悪行」自体ネット採取した伝聞、

どういう方向性のどういう素性の人物が言ってるのかの確認も無し、

どういう方向性のどういう素性の人物がまとめたのかの確認も無し。

 

これで「韓国人ってホームステイで避けられてるみたい(ニヤニヤ)」「ベトナム人は素直に反省しなよ(ハァ~ア)」って言ってたら

あっただのレイシズム娯楽だなって直観するでしょ。

〇〇人が何人でも同じことじゃない?

 

これを日本人相手ならバレない咎められないって思ってずっとやってきたのが戦後良識派で、

段々と反日常識を共有しない世代から普通に咎められるようになって、吠え面かきながら大分アップデートしてきたり死んで減ったりしてきたけど、

まだ「突如怪しげな根拠日本人を蔑み反省を求める」という発作は残ってるわけ。生態的にも世代的にも。

   

はてブでもかつては「ジャップは~」みたいな差別ワード丸出しで居直る直球レイシストが沢山いたんだけど

 同じ利用者から窘められたり議論まれたりして顔真っ赤になって消えたり言葉遣いを改めたりしてきた。)

 

見てきたようにこれは建設的な批判とか論理的なクリティークとは別物の、ただの感情的な発作でありヘイトからね。

有害無益から気軽に同調してはいけないし看過もしてはいけない。

     

   

7.男性差別フェミニズムもまじってるよね 

こういう論法の何が問題って、

いないかいるかで言えばなんだってそりゃ「いる」からだよ。

 

フェミニズム臭も出てるから男女反転もしてみるけど、

海外在住時に知り合いの日本人女が売春してたなんて人は「いる」だろうし、

海外旅行中に近くの町で日本人女が売春してるって話を聞いたなんて人はもっと「いる」だろうし、

更にTwitterでそういうワード検索すればそういうtweetしてる人は一定数「いる」さ。

でもそういう話ばっかり集めて「日本人女はフシダラ」「海外では日本人女=売春婦」って言ってる奴いたらどう?しかもなんか嬉しそうなの。

 

それ言ってる奴は別に事実の話をしたいわけでもなく、

何かの建設議論をしたいのでもなく、

単に日本女を蔑みたいヤベー奴なんだなって直感にわかるでしょ?

    

それで更に

「誰も否定しない!答え合わせ!」とか「日本人女はどうして素直に反省出来ないの?」って言ってたらどう?

おっキチガイやんけと思うでしょ?

  

そもそも大多数の売春したこともない女や海外行ったこともない女が

日本人女という共通点だけで何に気を付けて反省するの?

反省求められること自体おかしいよなあ?

  

結局こんなレベルのどうしようもないヘイト言説を延々やってるだけなのよこのタイプ良識派は。

 

 

8.まとめ

こういう実態的にただの言い掛かりやヘイトしかないことを延々やりながら「自分良識派である」と任じる人現実に居て、

日本では特に戦後のあれこれと絡めてアラフィフオーバー世代にいっぱいいます

と言う話でした。

 

もうすぐ勝手に片付く奴等だから若い人たちのこれからにはあん関係ないけどね。

生き残りがヘイト娯楽やろうとしてたら遠慮なくぶちのめしていこうね、意義のあることなんか何も言ってないから。

  

おしまい

2023-12-21

またもやまたもや差別主義者の本性を露わにしたはてなブックマーカー

市長差別発言をしたというニュースブコメ欄でスター集めて上位ブコメになってるブコメ市長発言以上の差別発言で凄い。

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/newsdig.tbs.co.jp/articles/-/905525

75歳に被選挙権があるのがまずおかしいんだよ。もうアップデートなんてできないんだから65歳以上は選挙権だけでいい。もっと若い人が立候補すべき。

ブコメ『75歳に被選挙権があるのはおかしい』は差別とは違う。65歳から高齢者で、それ以下が現役世代という法律もあるんだし、フルで働ける年齢って普通はそこまでという身体能力観点コンセンサスに従った規律の話

この2つのブコメ反論する。

 

政治に反映されるべきでない考えを持ってる人が多い層だから、層ごとまとめてパージすべき、という主張に対して

 → 人を1人1人見ず、ある一定基準集団として区別して「こいつらは〇〇の傾向があるから社会のため排除公的権利制限されて当然、仕方ない」という考えは差別のものです。

 (例・黒人犯罪率が高いから、黒人全体が警官から犯罪者扱いされても仕方ない、貧困層犯罪率が高いか富裕層が多く住む地域公共の場所の立ち入りが制限されても仕方ない、等)

 → そもそも日本では思想信条自由保障されていて、ある思想信条を持っているからと言って選挙権を奪うことは許されていません。

  参政権人権の中でも生存権等に次いで高位の権利で、例外的公職選挙法違反前科があるもの民主主義侵犯者)が

  一定年数に限って制限されるくらいで、殺人犯でもレイプ犯でもヘイトスピーチによる名誉棄損犯でも武力クーデーターを起こした内乱罪犯の前科者でも選挙権はフルで認められてます

  ある思想を持っていることが確認された個人選挙権制限することすら思想信条自由侵害する差別なのに、

  「ある思想を持ってる率が高い集団に属しているから」というだけで、その後死ぬまでずっと被選挙権をはく奪する」なんて、ド直球の差別のものです。

 

高齢者という区切り法律でも認められている。それは現役世代ではないという趣旨であり、それは身体能力(←思考能力のこと?)が劣るということだから被選挙権制限は許される、という主張。

 → 違います法律の「高齢者」だとか「後期高齢者」というのは、介護必要になる可能性が高い年齢として社会保障上のサービスが受けられますよ等の各項別の法律上での権利を定めたもので、

  権利制限する趣旨ではないし、「現役ではない」という趣旨でもない。

 そもそもブコメの「現役」というのが何を指してるのか不明だが、「定年退職せず労働している年齢」だとすると、定年退職の年齢なんて雇用主が自由に決められるもので、

 70歳80歳でも「現役」で雇用して働かせてる会社もあるし、自営業死ぬまで「現役」の方もいるし、逆に自衛隊幹部でない士のように2~30代で定年になる職業もある。「現役」は人によりけりで、法律高齢者区切りは現役と何の関係もない。

 そして「身体能力」により選挙権制限することを是とするなら、高齢者だけでなく身体障碍者精神障碍者知的障碍者選挙権制限してよいことになってしまう。

 能力による差別なんだよ、それ。

 

・まともな人が見れば誰がどう見てもド直球の差別なのに、なぜ「差別ではない」なんて言い訳するの?

 「俺たち、私たちは老人が嫌いで、老人を差別します」と堂々と宣言すりゃいいじゃん。それくらい醜い差別的な主張、ヘイトスピーチをしてるんだから

 「これは差別ではない」が認められれば通る主張だとでも思ってるの?ちっと感覚現実離れしすぎてて引くわ…

 

そもそも被選挙権だけ制限して実効性あるの?

 1万歩譲って老人の選挙権投票権)は認めたまま被選挙権立候補権)だけ制限しても意味ないよ。

 どうしても政治家になりたい若者中年が、老人の票田を狙って老人受けする公約を掲げて立候補して、老人からの票を集めて当選して、老人の感覚を反映させた政治をしていくだけ。

 そうなったら「被選挙権制限だけでは意味がなかった、選挙権もはく奪すべき」と主張しだすんでしょ。

 最初から「老人の選挙権はすべて認めない。投票所に行って投票するのも認めない」と主張したらいいのに。それが最終的な望みなんでしょ?

 最初から選挙権はく奪だと反発が強そうだから、徐々に少しずつなし崩し的に制限を拡大していこうという手法?汚いね

 最終的には「生かす必要もない社会お荷物から福祉・全社会保障を受ける権利をはく奪しよう」まで言い出しそうだね。

(余談だけど、安楽死制度を主張してる人たちも目指すところは同じだよね…自分死にたいなら自分で好きに勝手死ねばいいだけなのに、社会的な制度として自死を認めさせて他人を巻き込みたいってのは

 老人とか障碍者とか回復見込みのない病人とかの「社会お荷物」を自ら死ぬように誘導したい、死を選ぶよう追い込みたいって意思があっての主張だよね)

 

 

他人差別発言糾弾するブコメ欄で、こんなド直球の差別ブコメ批判されるでもなく、無視されスルーされるでもなく、大量のスターが集まってトップ・4位ブコメになるんだから驚きだよ、はてブ。さすがだよ。

あいつは叩いてもいいやつ」認定したらポリコレ棒を武器にして集団リンチで加害欲を満たす、っていうアンチポリコレ層が持つ偏見そのまんまの行動してて顎が外れる。

これだから反差別を声高に叫ぶ人間は自らも差別してて信用ならん」て言われるんだよ。自覚できる?無理かな? 

 

前前から何度も指摘されてるのに、ちっとも改善アップデート)しないんだよね、ブクマカのこの性質

「またも差別心をむき出しにするはてな民

https://anond.hatelabo.jp/20201122013307

はてなリベラルやばすぎ」

https://anond.hatelabo.jp/20201210074954

はてなクズすぎない? 」

https://anond.hatelabo.jp/20210205102112

はてブ、相変わらず酷すぎない?」

https://anond.hatelabo.jp/20220113170251

弱者問題で「丁寧に暮らせ」というアドバイスはありなの? 」

https://anond.hatelabo.jp/20210503143456

大喜びで地方差別するブクマカ

https://anond.hatelabo.jp/20230511153747

普段差別反対」「少数弱者尊重しろ」と言ってる連中の本音、本性がこれか」

https://anond.hatelabo.jp/20230306112334

 

女性は「かわいそうリスト差別しちゃダメリスト」に載ってるから差別したやつはポリコレ棒でブッ叩く。

高齢者リストに載ってないから、連帯責任で全員を遅れてる未開人認定して、被選挙権のはく奪という「合理的差別」をする、と。

その自分らの差別性が全く自覚できてないし、その差別性を指摘されても「いや、これは差別ではない」と開き直る。

 

「私は差別黒人が嫌いだ」を地でいってるんだよね。そしてその自覚がない、指摘されても自覚改善)を拒む。終わってる。

老人よりも、この手の「合理的差別排除」を主張する連中こそ「選挙権をはく奪するという合理的な扱い」をしたほうが世の中のためになるんじゃない?(皮肉

 

 

子無しに被選挙権があるのがまずおかしいんだよ。自分が死んだ後を想像できないんだから子無しは選挙権だけでいい。もっと次世代に貢献できる人が立候補すべき。/ まあ古代ローマは実際こうだったけどな

このブコメ皮肉が効いてていいね。「老人の被選挙権なくせ」より理屈が立ってるし、「老人の被選挙権なくせ」にスターつけてる連中の多くに刺さりそうだし。

2023-12-20

三権分立ってなんだろう

選挙けが国民が国政に関与できるみたいな発想しちゃう人の方がどうやら多数派じゃん?

 

裁判で訴えるのだって正しい関与の仕方だよね、って思えないのは何でだろう

国会けが国政の場なわけがないのだが、国会の話しかできないのはなんでだろう

 

選挙結果で議員が入れ替わるのは制度内の変化でしかなく、

一方で政治資金規制違反行政制度侵犯破壊する行為で、

比較するなら後者のほうが国家制度を変貌させる事態だろうに、

前者の結果で国会議員が入れ替わった程度で、いきなり独裁国家になったり共産国家になったりする、

と思える感覚って法律を、行政組織を、三権分立をなんだと思ってるんだろう

2023-12-06

トランス批判を抑圧することがなぜミソジニーなのかバカにでもわかるよう説明するよ

TRAに混じってトランスという盾を使って女性を叩きたいミソジニー男が多数存在するというのがまず1つ。

彼らはトランスいか女性の脅威となるかこちらがどれだけ訴えてもそれを無視し続けることによって自らのミソジニー正当化している。

そして結論をはっきりさせておくよ。女性には「差別する権利」が本来存在する。そしてそれが家父長制社会によって抑圧されているのだ。

女性は男たちがオナニーしながら夢想するような心の綺麗な美しい存在ではない。そんなもの否定するのがフェミニズムだ。

ホモソーシャル構成員たちは伝統的な「娼婦従順な妻」の枠に閉じ込めて「女性はそんな汚いことをしちゃやだやだ!」と駄々をこねているだけなのだ

女性にとっては、MtFトランスジェンダーという生き物の実存のもの、やつらが息をして日々女性安心できる領域侵犯しようとしていること自体女性差別なのだ

単に安心できる領域侵犯しようとしているというからダメだということにとどまらない。繰り返すが「トランスジェンダーという実存」そのもの女性性への侵犯であり加害だ。

英語圏フェミニズムでは”Sex is Binary"というスローガンがある。性分化疾患などの病気を抱えている方々でも彼ら彼女らは最初からはっきりとした性自認を持っていることは常識だ。

トランスジェンダリズムの名のもとに跋扈する変態たちはその原則違反してエゴを膨らませたモンスターなのだ

生物学あなたのご機嫌をとらない。女性領域は高貴で神聖ものであり、何人たりともそれを犯してはならない。

私達は、その尊厳を守る限りにおいて、私達の神聖女性性を侵犯する獣を「差別する」権利がある。

ミソジニー社会では、差別するのは男の特権、女たちは男に仕えるか、聖人のように振る舞ってろという規範に縛られていた。これこそ家父長制の呪いだ。

もっとぶっちゃけて言っちゃうけど、私達は「マイノリティ」の中ではパワフルな存在だ。私達に聖人であれと要求するような規範などこの世にない。

どんなフェミニズムテキストにも「どんな卑しい臭い生き物でも差別しちゃだめだよ!」などと書かれてない。

フェミニズムは抑圧された女性たちのための権利運動だ。汚い化け物に気を使ってやる必要もないし、そいつらのママでもなんでもない。

そしてなによりも女性にも言論の自由があることを忘れた?表現の自由言論の自由アニメ絵自慰行為をしながら死んでいく男たちの特権ではないんだけど。

日本国憲法を守る気があるなら、女性たちの、異物を排斥する権利を守れ。

TRAや、それに追従するミソジニーオスたちの言いなりになんてならない。

2023-11-27

anond:20231127052505

個人的な考えだけど、その人による、としか

フェミニズム志向する人によりけりでしょう。

増田さんのデートのお相手が、どのように考えるかにより答えは変わってきます

一般的な回答としては、男らしさにフェミニズムは立ち入れない、かと。

フェミニズムあくま女性の権利と生きづらさの解消を目的とした立場です。

もちろん例外的に他の問題に手を出すフェミニスト先生もいるけれど、

それは彼女フェミニズム範囲を離れた個人として意見してると見るべき。

あくま女性の権利を中心として問題解決を図るアクティティフェミニズムなんです。

男らしさの問題男性論とか、問題意識を持つ当事者が中心となって声を上げるのでしょう。

フェミニズム女性自由だとか権利関係してこない限り、興味を持つことはありません。

からデート相手フェミニストかどうかは勘案する必要がないかと思います

男らしいからどうとか、男の方が男らしくないから、のような観点はありません。

ただし今回の増田さんのデートでの失敗のように、男らしさを標榜して男性がおごる、のような

女性自律的主体性をないがしろにするような侵犯行為は、完全に別です。

2023-11-20

anond:20231119123117

明確な差別発言法務局人権侵犯認定された国会議員杉田水脈を擁する保守本流自民党とその支持者に比べれば、リベラルの言説なんてまだまだじゃない?

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