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第11回「オリジナリtea -ハーブの茶法-」その2

0626菜園03


コモンマロウとエリンギ

 6月26日(木)。梅雨なのに天候もよく、外で活動するにはすこし暑いくらいでした。菜園に植えたハーブを確認してみると、最近の天候のおかげでよく成長していました。2年生が植えたコモンマロウ(↑)には赤紫の花が咲いていて、先生曰く、その花がハーブティになるそうです。お湯に抽出するとどんな色になるのか楽しみです。男子はカマド運びの重労働をしていましたが、女子は試し焼きする巨大なエリンギの下ごしらえをしていました。このエリンギは、先生が環境学フィールド演習で訪れた北村きのこ園で仕入れてこられたものです。その大きさにみな驚愕!


0626菜園01 0626菜園02


 下ごしらえを終えて茶室に上がると、カマド班が汗をかきながら運搬作業を進めていました。カマドを譲っていただいた農家さんらしき人【教師注:どうやら会長のことらしい!】もいらっしゃって、いろいろ指導を加えてくださいました。運んでいる姿を見ていて大変そうだなと思ったので、実際にカマドを運んだ人に聞いてみると「見た通りカマドは重く、気温も高かったので暑いし、手が痛くなる」との感想。暑い中、重たいカマドを運んでくれた男子たち、おつかれさまでした!


0624北村きのこ園01 0626背面外カマド01
↑北村きのこ園  〒680-0415 鳥取県八頭郡八頭町下野794 ℡0858-73-8314

20140627ボリジボリジ


 発表会(茶会)のため、すべてのカマドに火入れをしてみました。合計3ヵ所に4つのカマドがあります(茶室の内部に2つの炉もあります)。背面側には廃棄物を使って萩原くんが製作した外カマド(①)と露台の茶炉(②)、正面側にはこの火設置したカマドがあります(③火処は2ヶ所)。試しにホワイトペパーミントを①の網に置いてみると、ミントの香りは少し強くなったものの、食材にはあまり香りが移らなかったので少し残念でした。
 最後に学年ごとにミーティングを行いプロジェクト研究発表会に向けてするべきことを話し合いました。1年生の中で話したことは発表会当日、茶室くまでの道を下で案内する人と茶室付近でハーブやシイタケ・カマド・茶室についてきちんと説明ができる人、トムヤムクンとハーブティーを作る人にふりわける必要がある、ということでした。道順を案内する人は山道を上り下りしなければいけないので、道中の木に矢印を書いた紙を張り付けておくという案が出ました。さらに、来場者に配る資料を制作する、というものでした。茶会(発表会)を除くと、活動は残り3回です。頑張っていきたいと思います。(経営学科1年I.K)


20140627タカノツメ
↑タカノツメ(赤唐辛子)は青いけどひとつ生っている。

20140627コリアンダー
コリアンダーは間引き菜ぐらいの大きさになっている(右)。発表会のトムヤンクンに使えそう。レモングラス(左)は早めに刈り取って乾燥させないと。

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魯班13世

Author:魯班13世
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魯班(ルパン)は大工の神様や棟梁を表す中国語。魯搬とも書く。古代の日本は百済から「露盤博士」を迎えて本格的な寺院の造営に着手した。魯班=露盤です。研究室は保存修復スタジオと自称してますが、OBを含む別働隊「魯班営造学社(アトリエ・ド・ルパン)」を緩やかに組織しています。13は謎の数字、、、ぐふふ。

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