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長岡アジア映画祭実行委員会!ブログ

新潟県長岡市で活動します長岡アジア映画祭実行委員会!です。

2017年11月 | ARCHIVE-SELECT | 2018年01月

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Another Day of Sun



もうすぐ2017年が終わろうとしていますが、
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-1745.html
↑昨日記した上映会及び演奏会をよくやれたなぁ~と一つ一つとても心に残ってます。
企画を立てるのはほとんど行き当たりばったりと縁の積み重ねになるのですが、
実現できたのは本当にたくさんの方々のお力添えと支えのおかげです。
そして毎回お客様から書いていただくアンケートに、
そのイベントがお客様の心に響いたことが大変嬉しく思います。
ありがとうございました。

担当者の今年のベスト1は至極真っ当に『ラ・ラ・ランド』になってしまうのですが、
オープニングの唖然とさせられたミュージカルシーンで歌われたナンバーは
どうも要約すると「明日があるさ」になるようなので、
また「新しい年があるさ」ということで新年もどうぞよろしくお願いいたします。

画像は毎年、クリスマスカードを送っていただく川端潤監督より。
『BEAUTY of TRADITION_ミャンマー民族音楽の旅』に続くミャンマードキュメンタリーが近々完成するそうです。

ついでに新年の映画はじめはどうも怪作らしい『カンフーヨガ』にしたいと思います。
お正月からジャッキー映画は正しいお正月の過ごし方として申し分がないハズです。
皆さま良いお年を。

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2017年の活動を振り返る

2017年のこちらの活動を挙げていきます。
お世話になった方々、お力添えいただいた方々、お手伝いいただいた方々、足を運んでいただいたお客様、本当にありがとうございました。

ikusabanudodomi.jpg

『戦場ぬ止み』『大地を受け継ぐ』長岡上映会 ~沖縄・福島を観る知る3月11日~

3月11日 会場 アオーレ長岡市民交流ホールA

人生フルーツチラシ第3弾完成版

『人生フルーツ』 長岡上映会と伏原健之監督トーク

8月14日 会場 アオーレ長岡市民交流ホールA

長岡監督短編映画特集

長岡監督短編映画特集+
上映作 『冬のアルパカ』『half aweke』『自転車』『鏡』『春待ちかぼちゃ』

9月9日 会場 アオーレ長岡シアター

HIBAKUPIANO.jpg

『被爆ピアノコンサートiN長岡』

11月18日 会場 日本キリスト教団 長岡教会

台湾萬歳チラシ3-001

映画『台湾萬歳』と酒井充子監督トーク

11月19日 会場 アオーレ長岡市民交流ホールA

REMINGUSUnatsu.jpgちのしお320

長岡監督新作上映会 『レミングスの夏』『地の塩 山室軍平』

11月19日 会場 アオーレ長岡市民交流ホールA

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思案小路



ちなみに話の中で印象深かったのが「思案小路」
遊郭へと続く小さな小路でこの先を行こうか行くまいか思案する女性を、
現在の小隊長の父親は見つけては説得をし歩むことを止めさせたそうです。
帰りにこの「思案小路」を探して見つけましたが、今はなんの変哲もない小路ながらも
ここでさまざまな人生模様が綴られたんだろうと思いながら歩いてました。

http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-1664.html
↑『地の塩 山室軍平』の紹介のため、この10月に救世軍新潟小隊を訪れ、
この教会を守り続けている小隊長とお話しをして際に印象に残った思案小路。
この先にある遊郭の門を叩こうか、叩くまいか思案している様から取られたようで、
それならネットにあるかと検索していたら、
思案小路はヒットしても名前の由来は違うばかりか、
モニターに現れた画像を見ると自分が探した場所とは違うので、
新潟には思案小路が二つあるのか?
それとも方向音痴の担当者が探した場所が違うのか?
いづれ確認をしなければと思いました。

あと長岡には思案橋があって、これまた哲学的な名前だと思ってましたが、
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-1206.html
名前の由来は思案小路とダブってるのがあるのか気になってjます。
思案小路のような名前の由来なのか。

今回『レミングスの夏』『地の塩 山室軍平』を上映会で観賞されたお客様のアンケートの感想を
書き写してアップしようと思ってましたが、
アンケート用紙を某所に忘れてきてしまい、また来年ということですみません。

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ビューラ・ヨールグ監督 『ストーンフェイス 侍がゆく、小国古道』



年の瀬に合わせて今年観た映画の中で印象に残ったものの中から、

http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-1713.html
↑こちらの小国フェスタ実行委員会主催、二度目の「~自然も文化もてんこ盛り~小国フェスタ」で上映された『ストーンフェイス 侍がゆく、小国古道』

長岡造形大学で映像を教えているビューラ・ヨールグ教授が学生とともに小国で撮りあげた短編。
小国のキムタク扮するお侍さんが小国の古道を淡々と歩く歩く。
途中で獅子舞に襲われたり、稲刈りを手伝ったり、オグニーと共演したりとハプニングもあったりするものの、
ただただ歩くだけと言えば歩くだけの映画かもしれませんが、
計算されつくしたリズムで単調にもならず
ロケ地の小国の古道がこれが風光明媚、さらに知られざる隧道も登場したりと
小国の山奥の魅力が充分伝わり、ドローンも駆使してとても美しく撮影されていました。

特に感心したのは全編鳴り響く和太鼓がきちんと映像に合っており、
尋ねてみたら小国の太鼓奏者たちと入念に打ち合わせをして、
映像を映しながらスタジオを借りて太鼓を鳴らし録音したそうです。
結構、予算もかかっており今度、これは製作費はどこから出たのか下世話なことを聞きたいと思ってます。

ビューラ先生は故郷スイスで日本のイメージフォーラムに心酔、
好きになりすぎでとうとう来日、ついには日本語も覚えて造形大の教授にまでなった方。
(違ってたらごめんなさい)
担当者はお世話になっておりますが正直、最近は考えが合わずに気まずい思いをしてたものの、
先日、先生が主宰する座!CINEMAで『青春デンデケデケデケ』を観てあまりの面白さに意気投合、
あっ映画で仲直りもあったりするんだと思ったばかりで、
ついでにルーツがイメフォーとなるとこれまでのビューラ先生の作品は、
アート性が高いあまり正直?に思ってましたが、
これは「面白かったです」と嘘偽りなくお伝えできました。

さらに主演のキムタクとはバナナかぼちゃの佐藤さんのことで、
自分が主催するイベントに自分が企画ばかりか主演する映画を上映するなんて、
往年のジミー・ウォングかよ、と観終えて思いました。

画像は上映後の舞台挨拶。

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『 1,17 やさしさをわすれないで 』  池谷です。年末のご挨拶

『延安の娘』『蟻の兵隊』『先祖になる』『ルンタ』の池谷薫監督より
年の瀬のBCCメールが届きましたので抜粋して転載します。

やさしさを忘れない


【転送大歓迎】
BCCでメールを差し上げる失礼をお許しください。

年の瀬を慌ただしくお過ごしのことと存じます。
今年は皆さんにとってどんな年でしたでしょうか。
僕の方は4月から甲南女子大学に赴任し、今年度は週一の神戸通いを続けています。
大学卒業後、長らく東京を本拠地にドキュメンタリーをつくりつづけてきましたが、
3月には神戸に引っ越し、いよいよ新天地での本格的な暮らしをスタートさせます。

その神戸では4月に県立美術館で僕の映画4作品の特集上映を行うことができ、
おかげさまで2日間で1000人の方にお越しいただきました。
また元町映画館を舞台に開講中の「池谷薫ドキュメンタリー塾」も順調に回を重ねています。
今年は皆さんのおかげで関西の人脈を広げることができました。
来年は僕の干支である戌年。信じられないことに還暦を迎えますが、まだまだ収まるつもりはありません。
大学の授業に加え、ドキュメンタリー塾、さらに塾から育った仲間たちと映像サークルを立ち上げます。
神戸から観る人の心を打つ映像作品を発信していきたいと考えています。

東京では大変お世話になりました。
今度はぜひ神戸に遊びに来てください。

感謝をこめて

映画監督・甲南女子大学教授
池谷 薫(いけや・かおる)

Facebook  https://www.facebook.com/kaoru.ikeya.1

以下、年明けの上映情報です。

『ルンタ』
1月11日(木)19時~@神戸元町映画館
池谷薫ドキュメンタリー塾での上映&解説
参加申込 http://www.motoei.com/topics.html#273

『先祖になる』
1月14日(日)14時20分@神戸市長田区「ふたば学舎」
阪神淡路大震災メモリアルイベントでの上映&トーク
主催 問  ふたば学舎 電話 0786468138

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トモシア多目的ホール



アオーレ長岡市民交流ホールAがもはや正攻法の形で土日祝日に借りることは本当に難しくなり、
上映会が出来ないのなら存亡の危機でもあるので、
他に場所はないかと探した中で見つけたのが大手通りに昨年末にオープンした
長岡市社会福祉センター「トモシア」多目的ホール。

ブルーレイのプロジェクターとスクリーンが備え付けてあるので、
実際に動かしていただき確認してみましたが、
映像は無論映画館に及ばないとはいえホールでの上映を思うと音量とともに申し分ないものの、
開くとなると処々問題があるのも事実。
これだけのプロジェクターを備えるのであれば映画上映が出来ることまで
考慮して完成すればいいのにと正直残念に思いましたが、
かといってやり方を考えれば上映会をできないこともないのでどうしようかと思っています。

職員さんに尋ねたらこれまで映画上映会は開いてないとのこと。
プロジェクターとスクリーンは講演会のパワーポイントで使った程度というので、
それは宝の持ち腐れ、ここで最初の上映会に挑むのも意気込みとして悪くないように思ったりしますが、、、、

http://www.city.nagaoka.niigata.jp/fukushi/cate04/fukushi-center.html

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タンデム



昨日の続きでフランスの名優ジャン・ロシュフォールも今年亡くなったと知りました。
パトリス・ルコント監督の大ヒット作『髪結いの亭主』で日本でも知られていましたが、
担当者が最も愛着を感じてたのが、同じルコント監督の『タンデム』

落ち目のラジオスターをロシュフォールが演じ、
録音技師兼マネージャーのジェラール・ジョニョ(『コーラス』!)とともにドサ回りの人生二人乗りを描いたロードムービー、
何よりこの二人は帰る場所がないこともあって余計に
老いてゆくことの厳しさ寂しさと支えあう友情をシミジミと受け取り、
いい映画を観たなぁ、と銀座シネパトスを後に感慨に包まれた作品。

正直、ジャン・ロシュフォールを熱心に追いかけてたファンというほどではありませんでしたが、
俳優さんは観客の胸にこの1本だけでも残れば本望というのがあるのではと勝手に思っているので、
そういう意味で『タンデム』に出演してありがとうとお礼を。

| 未分類 | 12:53 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

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Paris,Texas



ジャンヌ・モロー、ロジャー・ムーア、ジョージ・A・ロメロ、ジョン・G・アヴィルドセン、トビー・フーパー、ジョナサン・デミ、サム・シェパード、ビル・パクストン、ミゲル・フェラー、ハリー・ディーン・スタントン、、、、
鈴木清順、松方弘樹、渡瀬恒彦、神山繁、、、、

いつのころからクリスマスとなるとその年に亡くなった人を偲んだりします。
今年は『ロッキー』『ベスト・キッド』と世界中のボンクラ達の勇気を奮い立たせたジョン・G・アヴィルドセン監督が個人的に亡くなった年なのかもしれませんが、
『ゾンビ』のジョージ・A・ロメロ監督、『悪魔のいけにえ』トビー・フーパー監督と異端のジャンルで強烈な文明批評をしていたと教えてくれた巨匠が亡くなったということは、こちらがリアルタイムで映画を見始めた頃から活躍していた監督たちが、もう亡くなってもおかしくない年齢なのかと。
それを強く意識したのは『羊たちの沈黙』のジョナサン・デミ監督の訃報を知った時でした。もっと若いかと思ってたので。

画像は『パリ・テキサス』で最も感動的なシーンのハリー・ディーン・スタントン。
担当者の上映活動ではは市民映画館をつくる会で上映した『ツイン・ピークス ローラ・パーマー最期の七日間』でトレーラーハウスの住人役で出てきましたが、
脇役一筋だったのがヴィム・ヴェンダース監督の目に留まった『パリ・テキサス』の放浪者役を主演として一世一代の名演を披露。
この俳優さんがどんな役でも出てきたら喜んだりしていましたが、91歳でとうとう亡くなったのか、しかも脚本を書いたサム・シェパードも亡くなった年にかと。

『パリ・テキサス』は柴田昌平監督が最も好きな映画に挙げる作品。
放浪する者の心情は映画大道芸人を自負して全国をまわる柴田監督の心に突き刺さったのだろうと。
とりとめなくなったので、この辺で。

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野口久光 シネマ・グラフィックス

野口久光シネマグラフィックス

「これ、野口久光さんじゃないの。あの人、最近へたっぴになったけどこれはいいねぇ」

↑キネマ旬報もしくは「ふたり」のパンフレットに確かに記憶にある淀川長治先生と大林宣彦監督監督との対談。
当時、淀川先生が大林監督を称賛し、その中で『ふたり』を巡って対談をしていた中で淀川先生が野口先生が描かれた『ふたり』のポスターを見て確かに冒頭のようなことを話していました。

当時の映画評論家界隈では淀川長治先生、双葉 十三郎先生、野口久光先生が三大長老として君臨、野口先生を最近とはいえへたっぴなどとサスガは淀川先生だと思ってました。

フランソワ・トリュフォーが自作『大人は判ってくれない』の野口さんが描かれた日本版ポスターを称賛したという伝説を持つ、この映画ポスターの第一人者が手がけた作品は一目で野口さんが描かれたとわかるほど、一枚一枚がもう芸術なので新潟市美術館で展覧会が開かれると知ったのでご紹介します。

大林映画は『ふたり』の他に『青春デンデケデケデケテ』『はるか、ノスタルジィ』の三作を手掛けており、特に『はるか、ノスタルジィ』のポスターには思い入れがあるので展示されるだろうかと思ったりしてます。

展覧会に併せて大林宣彦作品上映会『思い出は映画とともに』+アフタートークやシネ・ウインドで『モンパルナスの灯』の上映もあるようです。

*野口久光 シネマ・グラフィックス

会期 2018年01月10日(水)から2018年03月25日(日)まで

休館日
・月曜日
(2月12日〔月・祝〕は開館)
・2月13日(火)

時間 午前9時30分~午後6時
(観覧券の販売は、午後5時30分まで)

会場 新潟市美術館 企画展示室

詳細はこちらを↓
http://www.ncam.jp/exhibition/4004/

| 未分類 | 19:21 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

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谷垣健治監督『ENTER THE FAT DRAGON』登録エキストラ募集!!



『第9回長岡アジア映画祭』のドニー・イェン総監督、ダンテ・ラム監督、ツインズ主演、ジャッキー・チェンゲスト出演というアクション大作『ツインズ・エフェクト』の上映とともにアクション監督を務めた谷垣健治さんにゲストとしてお越しいただき、
「映画のことでだけでなくこれまでの人生を話してしまった」と後で漏らしてた谷垣さんの撮影間近の監督作が日本ロケもあるため、現在エキストラ登録を募集しているのでご案内します。

谷垣健治さんといえばジャッキー・チェンに憧れて”和製ドラゴン”倉田保昭氏の元でアクションを学んだあとに香港に渡ってアクション俳優を目指したものの、スタントマンとして下積みしているうちにジェット・リー主演『フィスト・オブ・レジェンド』の裏方仕事を務めた頃から自分はこちらの方が合っているのではないかと気づかされて、以降スタントマンとして身心削りながら現場でアクション指導、演出、撮影、編集と映画にまつわる全てを学ぶうちに、運命の人『ドニー・イェン』との出会いから、この宇宙最強のアクションスターと組んで壮絶なアクションを全世界のアクション映画界に多大な影響与えて世界へと打って出た日本映画人の一人。

加えて文章もうまく90年代には香港映画ファンのミニコミ誌にその過酷な現場体験をコラムに執筆してた記憶が。
その活躍と苦難の歩みは香港映画ファンにとってまるで自分が果たせなかった夢を実現したような人でもあります。

当然、日本でもその活動が目に留まり、あの『るろうに剣心』三部作のこれまでの日本製チャンバラと一線を画す壮絶なチャンバラのアクション指導を手がけて世界中から大絶賛、特に三作目のクライマックスはジャッキー・チェンの『プロジェクトA』へのオマージュとしてファンは感涙しておりました。

その谷垣さんが新作『ENTER THE FAT DRAGON』を特筆なのは今回アクション指導やスタントコーディネーターではなく〝監督”としてクレジット。
しかもプロデューサーが香港の娯楽王バリー・ウォンの名の方が馴染み深いウォン・ジン先生!
そして主演が募集要項には「香港だけでなく世界的な超人気アクション俳優のあの方です!」
などと濁してありますが、発売中の映画秘宝の谷垣さん連載中のコラムを読めばわかる通り、ストームトルーパーに蹴りを食らわせてた宇宙最強のあの方!!なのは確実です。

ついに谷垣さんがあの方の新作の監督としてようやくクレジットされるのか、
東京なら担当者も行けそうな気がするんで登録しようかと。

ちなみに『ENTER THE FAT DRAGON』といってもサモ・ハンの『燃えよデブゴン』のリメイクではないそうです。

↓エキストラ登録募集の詳細はこちらから
http://www.mport.info/ex/notes/invitation/enter_the_fat_dragon_ex.html

エキストラ情報登録のご案内
「ENTER THE FAT DRAGON」

香港の一流チームと日本の一流アクションチームがタッグを組み
あの世界的に活躍する香港の超一流アクションアクターが主演
そして日本からも豪華なキャストが参加するアクション映画のご案内です。

皆さまのご登録をお待ちしております!

●作品概要
作品名 : 『ENTER THE FAT DRAGON』
プロデューサー: : バリー・ウォンの名で知られる香港のトッププロデューサー、ウォン・ジン。(「ゴッドギャンブラー」他)
監督 : 谷垣健治(「香港動作特技演員公會Hong Kong Stuntman Association」に所属する唯一の日本人で、「るろうに剣心」シリーズなどを手掛けた今注目度最高のアクション監督)
主演 : 香港だけでなく世界的な超人気アクション俳優のあの方です!
制作協力会社 : 株式会社ジャンゴフィルム

撮影場所 : 栃木県足利市、都内および近郊
撮影期間 : 2018年1月下旬~2月中旬頃までを予定しております。

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被爆ピアノコンサートin長岡 お客様の感想

11月18日 被爆ピアノコンサートin長岡のお客様の感想を抜粋して掲載します。



*出演者の皆さんが”ヒロシマ”に寄せる想いを語ってくださったのが印象に残っています。
被爆ピアノがその音色に平和の願いをのせて、多くの人々の心に届き、人々の行動によって、核のない世界が実現しますように… (私もその一人になりたいです) 40代 女性

*教会の空間がシンプルで広島のピアノがぴったりだった。
音色も空間に合っていて余計にいいですネ!
調律されていて音が良く響いている気がしました。(門外漢ですが)
「被爆ピアノ」朗読が素晴らしかった。 70代 男性

*1932年生まれのピアノ、迫力ある音色に心が揺さぶられました。
天野さんの歌とピアノ素晴らしいの一言です。
ありがとうございました。
素晴らしいの一言です。 70代 男性

*貴重な機会に伺えて本当に良かったです。
皆様の心のこもった演奏と平和への想いに感動していました。
矢川さん、お体お気をつけて、これからも素晴らしい活動続けて下さい!
映画も楽しみにしています!! 30代 女性

*被爆ピアノの音色が心に響きました。
平和について改めて考える良い機械になりました。 40代 女性

*一人一人の演奏、それぞれの思いが込められていて素晴らしかったです。
このように参加型のコンサートというのは世代も色々広がり、良いなと思いました。
日本はアメリカに追随し国連決議を無視する愚かな道をとっていますが、このような活動を応援していくことで、その動きを否といっていきたいと思います。 60代 女性

*貴重な機会を与えていただき感謝しております。
矢川様、これからもがんばって下さい。 60代 女性

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映画 『被爆ピアノ』 主演は、、、



11月18日 被爆ピアノコンサートin長岡

「主演は木村拓哉です」

教会でのコンサートでは調律師の矢川光則さんと五藤利弘監督、朗読いただいた飯島晶子さんの三人でお話いただき、
その流れで『被爆ピアノ』が五藤監督によって来年映画化されること、主人公は矢川さんをモデルにし、
主演は誰ですか?という問いに矢川さんは

「主演は木村拓哉です」
時に
「主演は福山雅治です」

などと笑いながらボケたりするのですが、
すでに発表されているように主演は大杉漣さんが矢川さんを演じるそうです。

「背丈はあちの方が高いですが、年齢は同世代」
と矢川さんは漣さんについて語っていましたが、
五藤監督にとってはデビュー作の『モノクロームの少女』で主人公の父親役で出演して以来、
その時の繋がりから今回こうして主演を引き受けたことに映画好きとしても大変喜ばしいです。

漣さんは最近は『シン・ゴジラ』で前代未聞の国難に立ち向かう総理大臣、
『アウトレイジ最終章』でカタギながらもヤクザの組長として虚勢をはったりする姿にハラハラさせられ、
いずれもヒドイ目に遭ったりしてましたが、
大作に大きな役で起用されるなど間違いなく現在の日本映画界の実力者の一人。

それが矢川さんを演じることを今から想像して楽しんだりしています。
これは想像なのですが『被爆ピアノ』を積んで全国折々トラックを自ら運転して巡る、
各地で平和の尊さを伝えていくロードムービーで、
ここにマドンナが登場すれば寅さんというかトラック野郎になりかねませんが、
そこは漣さんの魅力でセーブしてもらえたらと。
あと願わくば長岡に立ち寄って貰えましたら。
いづれにせよトラックを運転する漣さんを想像するだけで期待が高まります。

矢川さんは19日の上映後の打ち上げにも参加。
五藤監督はさすがにお疲れのようでしたが、
各地の被爆ピアノコンサートについて時に鋭い言葉を用いて考えを述べていました。
その様子を見ながらよく五藤監督に映画化の許可をしたものだと。
おそらく映画化の話は何回か来ているのではないかと思いますが、
それらを断り五藤監督に託すのは信頼が大変厚いものと受け取りました。
五藤監督も良い映画にしようと今年何度か広島へと取材に行ってるのようなので、
ぜひ大杉漣さん主演で無事にクランクイン、そして完成という報を聞きたいと思ってます。

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旅の重さ



被爆ピアノコンサート 11月18日、19日

調律師・矢川光則さん自ら運転する4トントラックに被爆ピアノは搭載され運ばれてきました。
トラックの中はなんというか生活様式一式あるような感じで、万が一ホテルに泊まれなくてもここで生活できるのではなどと余計なことを思ったりしましたが、
このトラックとともに全国を回っているそうなので旅慣れた感じに映りました。

被爆ピアノの重さは約220kg。
教会への搬入前にその場にいた男手5人で台車に持ち上げましたが、それでもかなりの重さをズシリと感じ,
台車に載せてからは矢川さんが慣れた感じで指示をして動かし、各自が被爆ピアノを支えながら無事に教会へと搬入できました。

ピアノはとても繊細な楽器で少しの振動、さらに温度差によって大きく変動するそうで、本番前に矢川さんは念入りに調律しており、その姿はピアノに調子よくない場所はあるかと尋ねながら対話しているように思いました。

この日は朝に山形を出発し長岡へはお昼前に到着後、午後は教会でコンサート。
その夜は栃尾へ赴きこちらも教会でコンサート、翌日はアオーレ長岡での『レミングスの夏』上映会での紹介。
終えてからは雪が積もってきたのでタイヤにチェーンを履かせた後に矢川さんは打ち上げにも参加。
翌朝早くに次の公演地の石川県へと出発しました。

一年に150箇所はまわるそうで、なんというか旅暮らしというとどこかで憧れを抱いたりしますが、
実際に旅暮らしをしている矢川さんを目の前にし、スケジュールを伺うと憧憬だけじゃできないよなぁ、と思ってしまいました。

そんな全国をまわっている矢川さんと被爆ピアノの活動をよく認識していたICANが今年、ノーベル平和賞を受賞。
その推薦を受けてのノルウェーはオスロでの平和コンサートに被爆ピアノは飛行機に乗って、
日本よりずっと寒いでしょうから矢川さんは気合を入れて調律したんだろうなぁ、とコンサートの映像を見て思ったりします。

John Legend And Zara Larsson Perform "God Only Knows" At Nobel Peace Prize Concert 2017
https://www.youtube.com/watch?v=eWdZk_88r8I

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Ave Maria



♪アヴェ・マリアでも呟きながら
私 別人 変わってあげる
見まごうばかり 変わってあげる

その昔、高校生の頃の(今でも)担当者の歌姫だった中島みゆきサマの当時の曲に「見返り美人」という曲があり、歌詞に出てくるアヴェ・マリアとはなんのことかと、同じみゆきサマファンと思っていましたが、、、、

11月18日 被爆ピアノコンサートin長岡 第二部

http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-1669.html
↑こちらで紹介した千の森の代表から紹介されたピアノ講師の土田さんの二人の娘さんがオープニングを飾りました。
お母さんの土田さんにとって音楽と平和について感じることができる良い機会ではと参加いただいたようで、二人の娘さんはそれぞれ「美女と野獣」「きらきらぼし」を一生懸命演奏いただきました。

そして二部のトリとして土田さんのピアノに千の森の青柳代表のフルート(写真の伊達男)、お仲間の近藤さんのサックスとアンサンブルが盛り上げながら締めてくださいました。

この日の演奏会が静かに幕を閉じるように相応しく最後は「アヴェ・マリア」
教会での演奏会ということで選曲いただいたようなのですが、ピアノとフルートの音色が静かに響いて、耳を澄ますとやはり神聖というか神様も被爆ピアノの側で一緒に聴いてただろうと思うような時間を実感できた気がしました。
ありがとうございました。

さすがに年を重ねてアヴェ・マリアは何のことか理解できてるつもりですが、
あの曲を呟くのは結構難しいんじゃないかなどと余計なことを思い、
あの頃の自分と中島みゆきサマがこんな形で教会で繋がってしまうことに確かに人生は不思議に思うことばかりです。

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救世軍新潟小隊 社会鍋



12月 新潟古町 旧大和前に救世軍の社会鍋が募金を呼びかけていました。
古町を毎年行き交う人達にとっては年の瀬の風物詩のひとつだと思い、
この光景を見て年末を実感する人もいるのではないかと思います。
担当者もこの時期に古町に来た際に確かに見たことがありますが、
募金を呼びかけている人達が何者なのか、そもそも関心など持ってなかったと思います。

しかし今年は11月19日に上映した『地の塩 山室軍平』のために古町の救世軍新潟小隊に足を運んで、
映画の紹介をした際に中川小隊長から救世軍の活動についていろいろ聞いたので関心を持ち
山室軍平がはじめた社会鍋へと伺いました。
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-1664.html

中川小隊長(教会でいえば牧師様)は軍服をコートで羽織って街頭に自ら立って募金を呼びかけており、
こちらを見つけたら笑顔で迎えていただきました。
確か70代半ばだと思いましたが、寒風の中で救世軍の使命として
連日、10時から15時までこの街頭に立っており頭が下がる思いでした。

中川小隊長は長岡上映会ではおそらく正装である立派な軍服を着てアオーレに足を運び
上映前に東條政利監督の挨拶の後にマイクを持ってもらい救世軍についてお話をし、
上映後の東條監督トークの締めとしてとても感激した旨を話していただきました。
だから今年は山室軍平の遺志を改めて実感し気合が入ってるのではないかと思いますが、
やはり新潟の風は冷たいのでどうかご自愛を。

『地の塩 山室軍平』は来年にシネ・ウインドにて公開される予定です。
http://yamamurogunpei.com/

しかし新潟では救世軍の社会鍋募金は毎年、大和の前で行われていましたが、
いつしか大和も無くなり、後にはいろんなテナントが入ってた記憶がありますが、
現在はついにビルも無くなったと↓このツイートで知って寂しいものが込み上げました。
https://twitter.com/niigatasanpo/status/941616433976418306

そうなると小隊長は変わり行くこの街を毎年12月に見つめてるんだなぁと。

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『台湾萬歳』長岡上映会と酒井充子監督トーク お客様の感想

11月18日 『台湾萬歳』長岡上映会と酒井充子監督トークのお客様の感想を抜粋して掲載します。

http://taiwan-banzai.com/



*酒井監督のお話がよかった。 60代 女性

*トークショーでより台湾のことが知れてよかった。 30代 女性

*BGMがなく集中して映画を見れた。 50代 女性

*前から新聞での記事で是非見たいと思っていました。
台東には行ったことはありませんが、高い山が海岸に迫って台湾としては珍しい風景で再発見しました。 60代 女性

*台湾の生活の一部をみることができた。 30代 男性

*始まって数分後のシーンが印象的でした。
素晴らし~!!
絵を見るようでした。
お父さんと二人の娘さんの歌をうたうシーンもよかったです。
いい声ですね。 70代 男性

*昔の悲しい過去があり、いきぬいた家族達、なつかしい日本の昔の姿が思い出され、今日本がなくしかけてる生活を見た気がする。  50代 男性

*歴史、文化など台湾に関しての知識を深めることができて、ますます台湾に興味が沸きました。(台湾へは一回行って2月に行きます)
以前、台湾に行った際、台湾の人は優しいなぁと感じましたが監督のお話でも優しさ人柄についてお話されてとても共感しました。
素敵な映画、お話ありがとうございました。 30代 女性

*知らない台湾を知ることができた。
観光からみえる華やかな台湾と違い戦争時の日本のこともうかがえる良い映画だった。 60代 女性

*良い映画でした。 60代 男性

*監督トークも素敵で良かった。
台湾の今が少しわかった。 50代 女性

*テレビも新聞ではない台湾の情報が少ない中、現在の人達の生活がよくわかりました。 60代 男性

*怒りや憎悪というものは彼らの生活にとって価値のないものだと感じました。
一方で日本人は歴史の現実をもっと知る必要があると思いました。
カトウさんの歌が印象的でした。
↑ネットで聞けるでしょうか? 50代 男性


*台湾と日本の関わりが深まりました。
こういう映画をぜひとりあげてほしい。
個人的には女性監督の映画作品をぜひ! 60代 女性

*台湾のさまざまな文化を知れてよかった。 30代 女性

*忘れかけていた日本の良き昔を思い出され悲しい過去もあり、見たあとは少し暖かい気持ちになれた。 50代 女性

*酒井監督のトークがよかった。 60代 女性

*台湾には一度行きたいと思っていたけど、歴史や現状に興味を持っていけそうで良かったです。
すてきな映画をありがとう! 60代 女性

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師弟 再会



11月19日 『台湾萬歳』上映と酒井充子監督トーク

『台湾萬歳』上映後の酒井充子監督トークは映画の台湾のことを中心にお話しをし、その後はお客様からの質疑に向かい合ってきちんと応答をしていました。
予想外に沢山質問があったので、監督はとても喜んでいましたが、
客席に小林茂監督の姿を見つけると目を輝かせて勢いづき、小林監督との出会いから映画を監督のもとで学んだかことを熱を込めてみなさんの前でお話しされ、

「監督の弟子と呼んでもいいですか?」
とマイクを通じて小林監督に語りかけていました。

小林監督は前日に愛知県の『風の波紋』上映会に駆け付けた後、この日は朝に向こうを出発し『台湾萬歳』上映中に駆け込んでくださいました。

http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-587.html
↑こちらのように今回も対談をお願いできないかと思ってましたが、
忙しいと知り声を掛けずにいましたが、
やはりお弟子さんが監督の地元にまた来るのでお越しいただきました。ありがとうございます。

この前日から長岡は初雪が降りはじめ大変寒し、お疲れのようでしたが、
久しぶりに酒井監督にお会いし積もる話もあったようでお昼は一緒にご馳走されたようです。

画像は会場入りした被爆ピアノを目にする小林監督と酒井監督。
五藤利弘監督も幸い挨拶できたおようで、五藤監督にとって小林監督は映画つくりがうまくいかなかったときに電話で叱咤激励をされ、今回は『レミングスの夏』に推薦のコメントを書いていただくなど、いわば恩人でもあり、
また東條政利監督は大学・高校の後輩でもあるので新作『地の塩 山室軍平』は観たかったと思いますが体調を考慮し、お昼過ぎに会場を後にされました。

機会があれば観ていただきたいと思ってます。

小林監督はこの日はとてもお疲れのようでしたが、先回の小国フェスタでは終始お元気でお話しされていたのはとても良かったです。

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あの夏のまま・・・



昨日に続いて小国フェスタのことですが、
被爆ピアノコンサートin長岡でも演奏いただいた天野季子さんのピアノコンサートも実施。

音楽を担当した『風の波紋』がこの日に上映されるのに合わせてのことですが、
主催のバナナカボチャの佐藤さんは天野さんの大ファンのようで半分おっかけと化して天野さんの行く先々で演奏を耳にし、勿論被爆ピアノコンサートにも足を運んでおり、今回佐藤さんの念願叶ってのコンサートとなったようです。

プログラムは詩の朗読をした後に数曲演奏後、四季をテーマにした曲の披露となり、
最初の夏がテーマの曲の際、スクリーンには裸婦画が投射されました。
この絵は信州にある美術館・無言館に展示されてる絵とのことで、
美術館が開館後にこの絵のモデルとなった老婆が、この絵画の作者へと綴った恋文が残され、それは作品化されて今回『風の波紋』にも登場し天野さんが務める「鉢&田島征三絵本と木の実の美術館」で読み聞かせをしているらしい尾身セキさんによって朗読。
その手紙をテーマにした曲「あの夏のまま・・・」が天野さんによってピアノの弾き語りとなりましたが、
朗読された恋文、戦時下の画家の卵の青年と若い娘さんの恋物語がこちらの脳内ですぐさま映画化されてしまうほど情景が浮かびました。

戦争など遠い国の出来事に思いながら互いの恋心が近づいていったのが、瞬く間に召集令状とともに引き裂かれ、それが戦後五十年経ってから還らなかった恋人への想いを綴った恋文を自身の裸婦画が展示されてる美術館に託すというドラマチックながらも、日本はこの時代にこんな恋人たちの悲劇は沢山あったのだろう、と想像でき改めて声にならなかった声を伝える絵画と朗読と歌声によって平和について思いを巡らせた素晴らしい時間を過ごせました。
まさに圧巻でした。

その後に秋をテーマに「赤とんぼ」、冬をテーマに娘さんの冬話ちゃんと母娘共演となる「ペチカ」、春をテーマに『風の波紋』の主題歌「めざめのとき」と存分に天野さんワールドを堪能することができました。

しかし途中遅れて入場したお客さんが携帯を盛大に鳴らすという事態が起きて佐藤さんとともにドタバタしたりしましたが、よりによってこのタイミングになぜ鳴るのか?
人は最悪の方の選択をしてしまうという「マーフィーの法則」がそのまま当て嵌まると思ったりと。

あと冬話ちゃんのステージデビューは佐藤さんの熱望のようで、光るものを感じる冬話ちゃんがこの先、どのような道を歩むのかは知りませんがステージデビューを見たというのは後々自慢になるかもしれません。

永話ちゃんはまたあちこち駆け込んでましたが、楽屋では熱心にドラえもんを読んでて、自分もこの頃はドラえもんに夢中だったと思うとやはり藤子F不二雄先生は神様であると。

以前からよく耳にした無言館ですが、天野さんと尾身さんのおかげで機会ができたら訪れたいと思った日でもありました。

20150921 めざめのとき/天野季子
https://www.youtube.com/watch?v=kZSAhvrfd-M

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雪降る街の『風の波紋』



http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-1713.html
↑こちらの小国フェスタでの『春をよぶ巫女爺まつり』『風の波紋』と小林茂監督作の映写担当で参加してきました。

無論、主催者がバナナカボチャの佐藤さんだけに映写だけでは終わらず準備から後片付けまで一日中参加しドタバタしておりました。
なんというかこちら主催ではないぶん、肩の荷もないのでいつもよりドタバタも楽しむことができました。

お手伝いに参加した方々も、もしかして小林監督もおそらく何度も佐藤さんに振り回されてきたかと思いますが、「佐藤さんにまた頼まれては」と断ることもなく、というか危なっかしいのもあるんじゃないかと思いますが皆さんまた振り回されながらも参加、大崩のご主人もブツブツ言いながら照明担当として灯りをつけたり消したりしてました。

佐藤さんの口癖は「いいんだ、いいんだ」
傍から見ててもこれはマズイのではということがあっても
「いいんだ、いいんだ」で通っていくようでした。

それで入念に試写と確認し最初のプログラム『春をよぶ巫女爺まつり』は無事に終了。
上映後に小林監督と佐藤さんが登場し掛け合い漫才となりましたが、中でも印象深かったのが、映画の中で小国の賽の神をバックにインタビューシーン、
これが佐藤さんによれば雨が降っていたのに撮影時だけ止んだとのこと。
それに関連して小林監督が自作『わたしの季節』のラストシーンでびわこ学園のひとたちが家族も含め全員を撮影する日もよりによって大雨。
撮影中止を判断する前にともかく撮影隊は現場へ、出演してくださる方も撮影中止と告げずに来てもらったところ、奇跡的に雨がやんで無事に撮影できたとのこと。
ともかく現場に行って判断する、間違っても次があると言い聞かせて撮影をすることに力を込めていたことは、聞いてたこちらな何かしら参考になると思いました。

また午後からの『風の波紋』上映後のトークの中で映画の主人公・木暮さんについて小林監督は話し、バリバリの報道カメラマンだったのが、なぜ松之山に移住したのか疑問を抱いてましたが、ニュアンスは違うのかもしれませんが木暮さんなりの挫折があったことに気づかされました。
だからカメラを手放したのかと。
なかなか切ないだけに映画も実物も木暮さんは魅力てながらも、どこか深入りさせない影があると思ってましたが、それが一因なのかと思いました。

今回の上映日は長岡は大雪に見舞われてましたが、屋根の雪堀りで始まり、何度も雪が違う形でスクリーンを覆う『風の波紋』にとって外の降雪を感じながらの観賞はまた味わい深く思い、今回で何度目になるのか、自分が観た中で最も笑い声が巻き起こっており、また新たな発見を見つけたりと改めて映画はナマモノで一度観て評価を決めるのは、それは違うようにも思いました。
そして毎度、エンドクレジットに 市民映画館をつくる会 と登場するとウルっとします。

小林監督の映写を担当できるとは大変栄誉なことであり、任してくれた佐藤さんに実行委員会の皆様に感謝を。
まひとさんがサポートし音声調整の裏ワザを見せてくれたりと、またこの会場で上映会を開く際の参考と勉強にもなって良かったです。
途中、ヒヤッとしましたがお客様の満足げな顔を見て後片付けをするのも映写担当の醍醐味だと思っていました。

しかし、この日の小国フェスタは自分の出番意外は客席で見ていましたが、これが無料でいいのだろうかと思うほど盛りだくさんで何度も圧倒されました。

佐藤さんが小国大好きだからと始めたイベントで、佐藤さんとはこちらもともに強情なので何度か大ゲンカした間柄でしたが、こんなイベントをあの調子でやられると畏敬の念を抱いたりしました。

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God Only Knows ~広島の“被爆ピアノ”音色響く、ノルウェーで平和コンサート~



広島の“被爆ピアノ”音色響く、ノルウェーで平和コンサート
12日 8時17分

 ICAN=核兵器廃絶国際キャンペーンのノーベル平和賞授賞式にあわせてノルウェーで開かれたコンサートで、広島で被爆したピアノが演奏されました。
 「まもなく平和コンサートが始まります。中でも注目は原爆のせん光を浴びた被爆ピアノの演奏です」(記者)
 ノーベル平和賞授賞式、翌日の11日、ノルウェーで行われたコンサートでアメリカの歌手ジョン・レジェンドさんが「被爆ピアノ」でザ・ビーチ・ボーイズの曲を演奏しました。
 ピアノは爆心地からおよそ3キロの民家で見つかったヤマハの1938年製のピアノで、表面にはガラスで出来た傷が残されています。ピアノは広島市に住む被爆2世の調律師、矢川光則さんが所有する6台の被爆ピアノのうちの1台で、コンサートのため日本から輸送されました。
 「被爆者の魂だと思いますので。『被爆ピアノ』の音色を通して平和の尊さを考えていただける良いきっかけになると願っています」(「被爆ピアノ」所有者 矢川光則さん)
 「すばらしかった。本当にすばらしかった」(コンサートに招待された サーロー節子さん)
 授賞式で演説したサーロー節子さんら被爆者もコンサートに招待され、演奏に聞き入っていました。

http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3237064.htm?1513075368521


↑ TBSのニュースがネットで配信されていますが、11月18日に長岡・栃尾で開いた被爆ピアノコンサートで奏でられましたが、それとは別の調律師・矢川光則さんが所有してる被爆ピアノがノルウェーのオスロで開かれたノーベル平和賞授賞式に合わせたコンサートでジョン・レジェンドがビーチボーイズの「God Only Knows」を弾き語りで披露し、正装姿の矢川さんも同行していることが確認できます。

これに合わせて事後報告ですみませんが本日のUX新潟の夕方のニュースに長岡での被爆ピアノコンサートの模様が流れました。
お仕事おえて着信があり、かけ直したらUXからでこれからすぐにニュースで流すというので、慌てて目の前にあった花月に駆け込みUXにチャンネルを変えてもらいました。
オスロでのビックリするほど華麗な被爆ピアノのステージの様子を流した後に、思いっきり素朴な教会でのコンサートの様子が映し出されてました。
「めざめのとき」を歌う天野季子さん、朗読する飯島晶子さん、演奏会終了後にピアノに触れる子ども達などが確認できましたが、特筆だったのが

http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-1723.html
↑こちらで紹介した神保さん弾き語りの「イマジン」とともに単独インタビューも流されて、ちょっとニヤニヤしてました。明日にでも話しに行こうと。

もちろん矢川さんに五藤監督のお話しも流されましたが、取材に来たディレクターさんは栃尾出身。
五藤監督のデビュー作で栃尾が舞台の『モノクロームの少女』の撮影からずっと応援している方。
なのできちんと五藤監督が『被爆ピアノ』の映画化を進め協賛金の呼びかけまで取り上げていたのはサスガだと思い見てました。

正直、当日UXが取材に来てたことをすっかり忘れてましたが、オスロでの平和コンサートに合わせてこの機会に放映したおかげで余計に重みを感じてました。
被爆ピアノが世界の晴れ舞台で大きな使命を抱いて演奏されたことに。

しかし「God Only Knows」って、それこそ教会で演奏したら相応しいんじゃないかと思いましたが、なぜノーベル平和賞のコンサートで歌われたのか、
ビーチボーイズとはいえ今はジョン・レジェンドの持ち歌だからのように思いますが、どこか淋しげなラブソングに何かこの場で歌われるような深い意味があるのか、毎年文学賞候補に挙がりながら受賞できない村上春樹先生がブライアン・ウィルソンの大ファンなので、その大がかりなあてつけなのか(冗談です)、それこそビートルズだけでなくビーチボーイズも詳しいと思う神保さんに尋ねてみようと思いました。

最後にノーベル平和賞首相式での歴史に残るサーロー節子さんのスピーチのリンクを貼ります。

「核兵器は必要悪ではなく絶対悪」 サーロー節子さん
http://www.asahi.com/articles/ASKDB4H8VKDBUHBI008.html

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第18回東京フィルメックス 映画祭巡礼記

東京国際映画祭に続いてのS東京特派員の映画祭巡礼記。
今回はやはり東京フィルメックスです。
映画史に残るキン・フーにロバート・J・フラハティ、現役バリバリの原一男、ワン・ビン、ジャ・ジャンクー、ウォルター・サレス、シルビア・チャンにインドネシア、中国の最先端作品、そしてキアロスタミと凄まじいラインナップを飲み込んでいく東京特派員の喜びが全編に溢れる読み応えあるレポートです。

個人的に香港・台湾映画の隆盛に多大な貢献をした大女優シルビア・チャン。
マイフェイバリット香港映画の一つ『上海ブルース』のヒロインでもありましたが、あの頃と今もあんまり変わりませんな。

http://filmex.net/2017/

上映作品のポスター

今年も東京の年末を告げる映画祭、フィルメックスに行ってまいりました。
全体の印象は最後にしてまずは見た映画の感想を。

『相愛相親』中国・台湾 シルヴィア・チャン監督
シルヴィア・チャン自身が演じる主人公とその夫、主人公の父と母と父の正妻、主人公の娘とその恋人。現代の中国を舞台に3世代の愛を描く。
前作の『念念』に比べリアルな生活に基づいた分共感できる家族ドラマだったと思います。
父親たちの過去が回想シーンなどあればもっと分かりやすかったような気もしますがそれがないのは昔の中国の貧しさを描くのがタブーだったためなのか?
ちょいちょいそんな部分も感じられたのはちょっと残念。
中国人以外にも分かりやすい演出がほしかった気もします。
主人公の夫役を演じたのは田壮壮監督。
プロの俳優にはないいい味を出していました。
他にもシルヴィア・チャンゆかりのレネ・リュウ、王志文などの特別出演もあり。

25181748_1580853788668257_185333723_n.jpg『山中傳奇』Q&Aのシルヴィア・チャン(中央)。

『山中傳奇』台湾 キン・フー監督
最先端の映画とともに過去の映画文化の発掘にも力を入れているフィルメックスが去年に続き取り上げるキン・フー。
今年は3時間以上の大作『山中傳奇』。1985年の東京国際映画祭以来の上映でしょうか?
1979年でこの風格。
先日日本で発売されている短縮版DVDを見たのですが、デジタルでの修復によりそれとは比較にならない高画質。
リバイバルでも現代の観客にも受け入れられるものになっていると思います。
主演のシュー・フォンも修復に貢献しているようです。
1年間にわたり撮影されたという凝りに凝った映像ですが、キン・フーはあまり予算に恵まれていなかったといい、この映画でも韓国の寺院や建築物を使いセットはまったく作っていないそうです。
CGでなんでも作れてしまう現在の映画を見慣れている観客にとって、実際にそこにあるものでこれだけの映像を作り上げてしまうということは逆に新鮮な映像体験になるかもしれません。
今見直されてるべき作品だと思います。

『ジョニーは行方不明』台湾 ホァン・シー監督
現代の台北を舞台にふたりの男女の出会いとひとりの青年の日常を描いた作品。
なにもないような平凡な暮らしの人々にもこんな過去がある。
でも生きていくんだよ、というような作品で見た後の印象はいいです。
ヒロインが飼っているインコがかわいい。
監督はホウ・シャオシェンの会社で働いていた人で長回しのスタイルは似ているとも言えますがホウ・シャオシェンより成功している部分もあるように思いました。
主役のひとりがエドワード・ヤン監督作品の常連クー・ユールンなのも台湾ニューシネマを見てきた世代には懐かしいです。
台湾ニューシネマを受け継ぐ作品のように思いました。

『氷の下』中国 ツァイ・シャンジュン監督
ツァイ・シャンジュンは『スパイシー・ラブ・スープ』『こころの湯』『胡同(フートン)のひまわり』の脚本家ですがフィルメックスで紹介された監督作品『人山人海』は炭鉱を舞台に娯楽要素を排したきびしい映像で描く犯罪映画。
今回も真冬のロシアと中国東北部の寒々しい風景のなか裏社会に生きる男が主人公。
主演が『西遊記はじまりのはじまり』のホァン・ボーなのも異色。
いつもの人の良さを微塵も感じさせない卑劣な男を演じているのも見所でしょう。
あと、ラストの衝撃もすごいです。
こんなことよく思いついたなという感じ。

『見えるもの、見えざるもの』インドネシア他 カミラ・アンディニ監督
監督は『枕の上の葉』のガリン・ヌグロホ監督の娘。
この作品は『殺人者マルリナ』と共に最優秀作品賞を受賞しました。
双子の子供を主役にインドネシアの精神世界を描いたなかなか難しいアート作品。
でも普段あまり上映される機会が少ないであろうこういう作品にスポットをあて、映画上映の多様性を深める試みはいいと思います。
こういう作品が普通に上映されてみんな見に行くようになるのが映画の未来じゃないでしょうか。

『ファンさん』香港・フランス・ドイツ ワン・ビン監督
お馴染みワン・ビン監督の新作です。
アルツハイマーの老女が家族に看取られながら亡くなるまでの数日間を描いた映画です。
今回はぐっと短くなりなんと87分。
しかし内容はどっしりと重いものがあります。
ワン・ビンの映画の時間は観客にいろんな思いを抱かせます。

『とんぼの眼』中国 シュー・ビン監督
ものすごい異色作。一応フィクションなんですが映画の場面はすべて実際の街のなかの環視カメラ映像。
それを組み合わせてストーリーを作っているわけです(セリフはあとから入れている)。
その結果どうなったかというとなにしろ実際の映像なのですごくリアリティーがありながら虚構という、現実と虚構が入り混じってめまいをおこさせるような効果を生んでいたと思います。
見終わってすごく興奮してしましました。
監督のシュー・ビンは現代芸術家だそうで、こういう映画は映画界にも刺激をあたえるんじゃないでしょうか。
広く見てほしい作品です。

『ニッポン国VS泉南石綿(いしわた)村』日本 原一男監督
アスベストの危険を知らせなかった国に対する裁判を8年にわたって記録した力作。
原告の患者のつらい日常生活、病気と老いにより裁判中に次々と亡くなっていく原告。
8年間も密着していたからこその重みのある映画。
裁判をめぐるいろんな人間模様も描かれ(弁護士の報酬や賠償金の額なんかも出てきます)3時間35分の長編になるのも納得の内容の濃さでした。

『暗きは夜』インドネシア アドルフォ・アリックスJr監督
インドネシアの麻薬撲滅運動をめぐる警察の腐敗を描いた映画としては『ローサは密告された』がありましたがこの映画も麻薬の売人を主人公にしたもの。
インドネシアで現在進行中の出来事を題材にした社会派映画だけどちゃんと商業公開される映画でもあり、こういう映画が作れているインドネシアはすごい、と思わされる映画でした。

『モアナ(サウンド版)』アメリカ ロバート・J・フラハティ、フランシス・H・フラハティ、モニカ・フラハティ監督
ドキュメンタリーの父といわれるロバート・フラハティがサモアの生活を描いた作品。
1926年にまずロバートとフランシス・フラハティ夫婦によってサイレント映画として作られ、1980年に娘のモニカがサモアを再訪して音声を録音。そして今回の上映版は2014年にデジタルリマスターされたもの。
本来なかったはずの音声が加わり、さらに新作のようにクリアな映像。
オリジナルとはなにかと考えさせられました。
だけどそれ以上に、作品にプラスならOK!ということも。

『時はどこへ?』ブラジル・ロシア・インド・南アフリカ・中国 ウォルター・サレス、アレクセイ・フェドルチェンコ、マドゥル・バンダールカル、ジャーミル・X・T・クベカ、ジャ・ジャンクー
「時間」をテーマにしたオムニバス映画。フィルメックスはジャ・ジャンクーをずっとフォローしていますがおかげで面白い映画を見ることができました。
「時間」というおおまかなテーマなので作品はさまざま。ドキュメンタリー的な作品もあればアフリカのSFまで(ヒロインのプロポーションがすごい!)。中でも仲たがいした恋人の皮肉な運命を描いたロシアの作品が私は好き。

『24フレーム』イラン・フランス アッバス・キアロスタミ監督
今年のフィルメックス最終上映作品。キアロスタミ監督の遺作で完成前に亡くなっています。写真に写った風景はその一瞬が残されているだけだがその前後にもいろんなことがあったはず。それはどんなものだったのだろう。記録された写真以外は失われてしまった過去を再現しようという途方もなさ。ユーモラスな映像が多いのですが、それがなおさら監督がすでにいないということを思いだし、なんとも切ない気持ちになる作品でした。
この作品がフィルメックスの最後の上映でよかったなあという思いです。

フィルメックスのHPに「映画の未来へ」とい言葉が掲げられています。
フィルメックスはこれから映画がどうなっていくかというものを常に意識しているような気がします。
クラシック作品の発掘もその一環としての上映なのかも。過去にこそ未来のヒントがあるということを思います。
フィルメックスはそんないろんな発見の場ではないでしょうか。
来年がまた楽しみです。

また、映画上映だけでなく無料で観覧できるイベントもあり私は「映画字幕」と「批評」を見ました。
映画の上映以外にも気軽に参加できるこういうイベントもやっているのもこの映画祭のよさだと思います。

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森達也監督 長岡なう。



長岡なう。生まれて初めて使う「なう」だ。明日は午後1時半から長岡市内の本願寺新潟別院で戦争について語ります。入場無料だって。

https://twitter.com/MoriTatsuyaInfo/status/939358759209418752

↑最近、自らツイッターを書き始めた森達也監督が昨日突如、このような更新をしたので慌てて先ほど与板の浄土真宗のお寺に伺いました。

オウム真理教を題材にした初監督作『A』以来、常に刺激的な映画作品、著作を連打し担当者がいつも関心を寄せてる映画作家であり、昨年の大ヒット作『FAKE』を長岡でも上映したかったという思いを抱いてたので、やはり生の姿と言葉に触れたいという思いがありました。

フジテレビでオウム真理教を題材にした番組を制作してたのが中止となったこと、
撮影してた信者が普通すぎたためにこれではテレビで放映できないという話から、
メディアは不安と恐怖を煽る、
例として日本の殺人事件の件数は戦後最小を更新していること、
実は治安に関しては年々良くなっている、しかも世界随一なことも例を挙げて話し、
これはメディアでは流せない、なぜならそれでは視聴率が取れず、雑誌も新聞も売れないから。

そこから自身が取材したNHKのドキュメンタリーを流して、
厳罰化でなく寛容化として社会に囚人が溶け込みやすくしてる姿を流し、
日本人からみればファンタジーのような刑務所の姿をあげて受講者に問いかけていきます。

実は以前の講演会でもこのテーマで話し、
監督の読者であるならばよく知った話でもあるのですが、
おそらく監督の映画を観たことのない人たちにとっては、
たぶんこの日のお寺の檀家の人たちの集まりでは
間違いなくこれまでの常識が覆されるような話ではないかと。

口を酸っぱく話していたのが
「情報は信じてはいけない、ひとつの情報に接していろんな見方をしてみることを心がけること」

受講者からの北朝鮮の質問の中で話したエピソード
6年前にピョンヤンに行った際に市場へ足を運び行き交う男性が人民服を着ており、
自分も欲しいと思ったものの、
そんな大柄でもない監督のサイズに合うものがなく、
店のおばちゃんにないかと尋ねたら
「あんたみたいな大きな人のサイズはここにはないよ」と言われたので
「キム・ジョンイルはどうなんだ」と返答したら周囲が大爆笑となった。
自分にとってテレビで流れるピョンヤンからの映像とは違う、人肌の伝わるエピソードに思いました。

と、同時に昨今の北朝鮮からの遭難船に関して、
乗員はどのような思いで漂流していたのか、
逮捕された者は、今どんな思いで拘留されているのか、
おそらくメディアが伝えない部分に思いを馳せるのが大事なことだと受け取りました。

演題は「世界はもっと豊かだし、人はもっと優しい」

これからもこちらを揺さぶり続けてほしいと思いました。

あと司会者も聴講者も「先生」と呼んでいましたが、
どこかで違和感があるのは、一時期文筆業に精を出してたとはいえずっと返り血を浴びる覚悟で対象と格闘している「映画作家」という思いがあるからかと。

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めざめのとき



11月18日 被爆ピアノコンサートin長岡

第一部のトリを飾っていただいたのが天野季子さん。
小林茂監督『風の波紋』の音楽を担当し、映画の中にも登場しています。
担当者は二回ほど上映会でお目にかかったくらいでしたが、
今回のコンサートにダメ元で参加をお願いし、
快く承諾をいただきました。
ありがとうございます。

当日は十日町から娘さんの冬話ちゃんとともに車で駆けつけてくださり、
この冬話ちゃんは「風の波紋」の中で山里暮らしの幸福のシンボルのように登場しており、
映画を観た方はご本人を前に目を細めておりました。
そして教会が興味深かったのか、あちこちとへと小走りしながら顔を出しておりましたが
お母さんの演奏が始まると椅子に座ってじっと聴き入ってたのも印象的でした。

後で知ったのですが天野さん自身も被爆ピアノを以前からよく知っており、
尊敬するミュージシャンが奏でたものと同じピアノだったことを喜んでいただきました。

演奏曲は『風の波紋』の主題歌である「めざめのとき」
ピアノの感触を確かめるように奏でながら、一際思いを込めて朗々と歌い上げて圧巻でした。

会場には天野さん目当てで訪れたファンも多くおり、天野さんが歌い終えると客席の皆様が大変満足そうな顔をしているのを見て、このコンサートがうまくいったことを確信できました。

本日、アオーレ長岡で開催される『小国フェスタ』で『風の波紋』の上映とともに天野さんのコンサートも開かれます。
天野さんは15時からになりますので、映画とともにお勧めいたします。

12/9(土)~自然も文化もてんこ盛り~小国フェスタ
https://www.facebook.com/events/130763544264600/

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You may say I'm a dreamer



11月18日 被爆ピアノコンサートin長岡

この日の被爆ピアノコンサート最初の演奏者は長岡市内の某本屋さんの店長.神保さん。
担当者は知り合ってもう四分の一世紀以上になるんじゃないかと思いますが、
最初はたぶん市民映画館をつくる会上映会のプレイガイドとしてチケットのお願いじゃないかと。
思えばそれからするとチケット依頼は今も延々と続くことに唖然ともし、
まだ店長ではなかったころに仲間とバンド活動をしてキーボードを担当。
ライブを観に行きキーボードの腕前をよく知っておりました。

その後、バンドは解散しながら自身はめでたく結婚をし、店長に昇進(逆かもしれませんが)するなど落ち着くというか日々、お仕事が忙しくなっていくのは傍から見ててもよくわかってました。

今回の被爆ピアノコンサートも確か開催を決定した直後にまた上映会のチケット依頼をした際に、このコンサートの趣旨を伝えできたら神保さんに弾いてもらえないかとお願いしたところ、
「滅相もない、誰か適任がいるハズ」というお返事をいただき、
確かにそうかもしれないとその際は引き下がりましたが、
正直、思ってたほど演奏希望者が集まらず、応募締切を間近に控えた時に、
五藤監督も神保さんを知っているのでお願いできないかと伝えたところ
短い時間なら参加できると快諾いただきました。

こちらから神保さんにはぜひ『イマジン』を弾いてもらえないかとリクエストをしたのは、
担当者の周りでは五藤監督もそうですが、中でも神保さんが一番のビートルマニアではないかということで。

昨年、ロン・ハワード監督のビートルズのドキュメンタリー『エイトデイズアウイーク』を観に行き興奮しながら神保さんに感想を、特にジョン・レノンがスタジアムコンサートでキーボードを弾いて歌ってるのは初めて観たと伝えたら、
「実は武道館コンサートでもキーボードがステージに設置されてたんだよ。結局使わなかったけど」
とすぐに返事をもらい、しばらくこの映画についてレクチャーをいただきました。
だったらこの機会に「イマジン」を、何しろバンド時代はいつもジョン・レノンと同じ帽子をかぶってロックンロールしてたではないかと。

そして当日、神保さんあいさつをしてからピアノに向かいしばらく見つめてから手を合わせて『イマジン』を弾き語りで熱唱。
後に神保さんは「どうしても手を合わせたくなったんだ」と。

もう一曲の自作『未来の記憶』は、あっ担当者が毎年9月に聴いてた曲かと久しぶりに耳にしてこれも感慨深かったです。

本日はジョン・レノンの命日にあわせておそらく世界中で『イマジン』が流れてるでしょうが、ジョンが夢想する世界になかなか近づくことはできませんが、今年は長岡で被爆ピアノの音色でジョンの魂に触れたように思いました。

あわせて面倒なこちらともう四半世紀以上もおつきあいいただいた挙句にお願いも聞き入れ神保さんありがとうございます。
お昼休みを抜け出して来て歌い終えたらすぐ帰るといいながら、結局一部の最後までいたようなんで、仕事は大丈夫だったのかと思いましたが。

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かぼちゃ柄のワンピース ふたたび



11月19日 『春待ちかぼちゃ』上映後、五藤利弘監督が観客席にいる脚本を書いた水元久美子さんを呼び寄せて、
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-1631.html
↑こちらの9月3日以来となるトーク。

水元さんは勝負服のかぼちゃ柄のワンピースを着こんで,
短期間で再び上映された喜びを中心にお話しいただきました。
こちらこそ再び静岡からお越しいただきありがとうございました。

前乗りしてお母様ととともに酒井充子監督との懇親会に参加いただいたこともあって、この日は『台湾萬歳』も観賞。
何度も書きますがこんな形で繋がってくださるのは主催者冥利に尽きます。

さらに水元さんは自身のツイッターで長岡での出来事を更新していき、
https://twitter.com/harukabo9
読んでいくとすっかり長岡のことも気に入っていただいたようなんでこちらも嬉しく思いました。

しかし先回『冬のアルパカ』を観賞し、こちらも気に入ってしまい、今回の長岡行の目的の一つとして山古志までレンタカーを飛ばしてアルパカさんに会うということが、皮肉にも降り積もる雪を前に断念してしまったのは残念に思うものの、改めて山古志って容易に行ける場所ではないなぁと思い知らされました。
そんな雪の山古志で『冬のアルパカ』を撮影など思えば狂気にも映るような、だからこそ担当者にとって深い思い入れがあったりと。
そして『冬のアルパカ』を観て山古志に行きたくなった、などという感想は作って良かったと改めて思いました。

そしてこちらの↓ツイート
https://twitter.com/harukabo9/status/935789502508888064
わかってくださる方がいることに本当に感激しました。

水元さん、また次回作を楽しみにしています!!

しかし水元さんのこだわりはわかるとはいえ、五藤監督は先回と半袖が長袖になったものの同じ柄でこれには何かこだわりがあるんだろうかと。

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『レミングスの夏』 函館港イルミナシオン映画祭2017にてオーディエンス・アワード受賞



11月19日 『レミングスの夏』上映後に登壇した五藤利弘監督が紹介したのは谷基彦撮影監督。
前日に大阪での『レミングスの夏』初日舞台挨拶を終えて駆けつけて下さいました。

長岡・新潟ロケ映画『チェイン』の撮影監督でもありますが、『チェイン』と趣の違う『レミングスの夏』を手掛けてたのがまず意外で、そんな関係も含めてなんの打ち合わせもないままお二人は掛け合いながら話を進めていきました。

会場入りした谷キャメラマンに挨拶した際にこちらで紹介した
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-1719.html
毎日新聞長岡支局長が『チェイン』で刑事役で出演しており、当然、谷キャメラマンもよくご存じなんで
現在は大阪に勤めており、先日は映画の公開にあわせて前田旺志郎さんにインタビューしたようだとお伝えしたら驚いておりました。

またこれは知らなかったのですが谷キャメラマンの師匠は東條政利監督作『地の塩 山室軍平』を手掛けた高間賢治撮影監督で、これも偶然なんでまた未見だった谷キャメラマンは『レミングスの夏』の後に観て帰路につきました。
感想がどうだったのか気になるところです。

その五藤監督、谷撮影監督が手掛けた『レミングスの夏』が先ごろ閉幕した「函館港イルミナシオン映画祭2017」にて観客賞を受賞しました。
おめでとうございます!

イルミナシオン映画祭閉幕、観客賞に五藤監督の作品
https://digital.hakoshin.jp/life/culture/28619
↑こちらを読むと審査対象の17作品の中から一番に選ばれたというのは結構凄いように思いました。
どこかの映画祭のように不正も忖度も無かったでしょうから本当に栄誉なことだと思います。
と、同時に長岡で観賞された方々に、先に観賞してよかったでしょ、とこちらも胸を張りたいです。。

と、同時に五藤監督は同じく映画祭で上映された酒井充子監督作『台湾萬歳』も観賞されたそうで、
長岡では酒井監督が『レミングスの夏』『春待ちかぼちゃ』を観ていたので、こんな繋がりも嬉しく思いました。

「賞の受賞は作り手に取って大きな励みになる」
小林茂監督が以前、こんなことを話していましたが、これも機に五藤監督がさらに映画つくりに精進することを期待します。

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『標的の島 風かたか』inえとせとら

無題 hyouteki

定期的に良質のドキュメンタリー映画を上映してる柏崎のカフェ、次回は12月10日(日)に三上智恵監督の『標的の村』『戦場ぬ止み』に続く"沖縄米軍基地”をテーマにした三作目。

映画の冒頭はまたも繰り返された米軍属暴行殺人事件(先ごろ無期懲役の判決)を追悼する県民大会、そこで発せられた20歳の被害者への「風かたか」=防波堤になれなかった痛恨の思いとともに、日本列島がアメリカの「風かたか」になろうとしてる現実を炙り出していきます。

『標的の島 風かたか』というタイトルに観終えたら深い思いがこめられてることに気づかされます。
一貫して沖縄から発信し続ける三上監督に改めて深い敬意を。

*et cinema vol.38
『標的の島 風かたか』

監督 三上智恵

日時 12月10日(日)
①10時~  ②14時~

入場料  前売 1000円 当日1500円
事前に電話でお申し込みされれば前売価格で観賞できます。

会場 et cetra

問 0257-21-8558
会場 et cetera (えとせとら)
住所 柏崎市新橋3-29
問  0257-21-8558

注 ナビでは電話番号で検索すると昔の住所が出て来るそうなので、
柏崎市新橋3-29とナビに入れてください、とのことです。

http://www.tofoo-films.jp/hyotekinoshima/?p=1667

『標的の島 風かたか』予告編
https://www.youtube.com/watch?v=3a1h48_dQhU

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映画「レミングスの夏」主演、前田旺志郎さん クールな役、初挑戦 /大阪



11月29日付の毎日新聞・大阪版に『レミングスの夏』の大阪公開に併せて主演の前田旺志郎さんのインタビュー記事が掲載されています。

取材者はかつて毎日新聞長岡支局長だった方。
現在は大阪に赴任しており、長岡時代には五藤利弘監督と意気投合。
ちょうど五藤監督作『ゆめのかよいじ』が栃尾で撮影され取材がてらにエキストラも体験。
かつてお芝居を志しただけにここで芝居心が甦り、『チェイン』『冬のアルパカ』と長岡ロケ映画にいづれもエキストラでない大きな役で登場。観た人はあれは誰なんだ?と強烈なインパクトを与えてました。

五藤監督との縁が巡り巡ってこんな形で大阪での宣伝に一役買うことになるとは。
インタビューを読みながら楽しく思いました。

『レミングスの夏』は大阪シネヌーヴォXで12月8日まで公開されています。

画像は支局長が長岡時代に親しく通った長岡駅前の‟太陽”の日替わりランチ。
長岡の居酒屋ランチで追随を許さないのではと思う味とボリューム。
行けばいつも大将があいつは元気でやってるかと、話題にしてますよ岡村さん(私信)

https://www.lemmings72.com/

*フェイス
映画「レミングスの夏」主演、前田旺志郎さん クールな役、初挑戦 /大阪

毎日新聞2017年11月29日 地方版

江戸川乱歩賞受賞作家の竹吉優輔さん原作の青春ミステリー「レミングスの夏」が映画化され、単独で初主演している。


 主な共演者は全員同世代。「僕が最年長だったので、みんなをまとめなきゃと意識しました。なかなかそういう現場はないので、いい経験だったと思います」

 映画は、幼なじみの中学2年の男女5人が、6年前のある事件をきっかけに、練り上げた計画を実行するストーリー。単なる友情物語ではなく、ミステリーの要素が加わり意外な展開を見せる。演じるのはリーダー格の役で、目的を果たすために何年もかけて準備をする意志の強さを持つ。タイトルにあるレミングは、集団で移動するネズミ。「新天地に向かうために」と行動を起こす5人の中学生を例えている。

 役作りについて、「これまで明るい役が多かった。今回のように執念深さを持つクールな役は初めて。撮影中は、主人公の悔しさ、悲しさを忘れないようにしました」と語る。

 小学1年で兄と漫才コンビ「まえだまえだ」を結成し、多数のバラエティー番組に出演した。2011年公開の映画「奇跡」(是枝裕和監督)に兄と共に主演したのがきっかけで、俳優の道を進むことに。芸歴は既に10年になる。

 元々、人前に立つのは好きだった。「漫才は、お客さんが笑ってくれるのがうれしかった。でも、出番前はいつもすごく緊張して全然慣れなかったですね。いざ舞台に出たら緊張しなかったのですが」と振り返る。「映画は撮り直しがあり、その中で一番いいものを選ぶという繰り返しで作品が完成する。漫才は生もので、数分間で笑ってもらえるかすべるか。両者の達成感、喜びは全然別ですね」

 今後は映画やドラマだけではなく、舞台もやってみたいと意欲を見せる。漫才については「子どもの頃とは違って周りの見る目も変わるでしょうが、機会があればやってみたいですね」と笑顔を見せた。【岡村昌彦】

きょうの一言

 両親から「笑う門には福来たる」が大切と教えられ、実家には張り紙もありました。だから、家でも学校でも笑ってます(笑)。


映画「レミングスの夏」(五藤利弘監督)上映

 12月8日まで、大阪市西区のシネ・ヌーヴォX(06・6582・1416)。一般1700円、学生1400円ほか。


 ■人物略歴

まえだ・おうしろう

 2000年生まれ、吹田市出身。07年に兄弟で漫才コンビ「まえだまえだ」結成。現在は俳優として活動。

https://mainichi.jp/articles/20171129/ddl/k27/070/353000c

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柏崎刈羽原発差し止め訴訟から見た 原発再稼働の問題点

上映会をいつもお手伝いいただいてる方が主催する原発に関する学習が開かれるのでご紹介します。



柏崎刈羽原発差し止め訴訟から見た
原発再稼働の問題点

講演と意見交換会

講師 五十嵐亮弁護士
*10月4日 原子力規制員会は柏崎刈羽原発6、7号機の再稼働につながる審査書合格を発表しました。
しかし規制委員会の審査では多くの疑問を残しています。

柏崎刈羽原発は中越沖地震でさまざまな点から危険性が明らかになっています。
講師の五十嵐亮弁護士よりこうした問題について詳しくお話しいただきます。

解説 武本和幸氏(原発反対刈羽村を守る会)

日時 12月17日(日) 午後1時30分~4時
会場 長岡市立中央図書館二階講堂
参加費 300円 (資料代 高校生以下無料)

主催 柏崎刈羽原発再稼働の問題点に関する学習会実行委員会
(さよなら柏崎刈羽原発プロジェクト/原発ゼロ長岡市民ネット)
電話 09052141798

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『三里塚のイカロス』 代島治彦監督



「三里塚」というとまず小川伸介監督が思い浮かぶよなぁ。

シネ・ウインドで『米軍が最も恐れた男 その名はカメジロー』を観に行ったところ、
本編前の予告編で流れたのが『三里塚のイカロス』
いわゆる成田闘争時のモノクロのフィルムと当時を振り返る当事者の現在の姿と真上を爆音とともによぎる飛行機と担当者も直接知らないあの時代を今の視点で総括する映画なんだろうか?
と同時にモノクロで伝える機動隊と対峙する民衆という図式は今の辺野古と重なるよなぁ、事情は違ういとはいえ、最後にキャッチコピー「成田空港のその下に‟あの時代が埋まってる“」を読んで何十年後に辺野古はこのコピーがあてはまるだろうか?

などと短い予告編が流れる間にさまざまなことを思い本編『米軍が最も恐れた男 その名はカメジロー』を観賞。

なるほどテレビで放映されたものにプラスアルファをつけて劇場公開したのか、沖縄の今へと続く闘争史をおさらいするようで生真面目すぎる作りだけどカメジロー先生の声を大杉漣さんが引き受けて聴きごたえがありました。
カメジローさんを語る沖縄の人々が誰もみな高揚しながら語ることが本作の真髄だろうと。
沖縄の声を直接時の佐藤栄作総理にぶつけるカメジローさんと引かずに持論を堂々と唱える佐藤栄作総理との国会論戦、このひるまずに堂々とした論戦を今の国会に求めたいと思ったりと、、、、
ただ先日上映した『台湾萬歳』とまるで違う作風なので、この二本が同じドキュメンタリー映画という括りになるのは面白いなぁ、などと観賞終えて映画を反芻していたところシネ・ウインド支配人がこちらを呼び止めて紹介いただいたのが画像の『三里塚のイカロス』の代島治彦監督。

初対面の監督にこちらのことを尋ねられましたが話せば長くなるので支配人が知ってますと答えるのがやっとなものの、今年は『戦場ぬ止み』の上映会を開き沖縄に関心があるのでカメジローさんを観に来ましたとお伝えし、これも縁なので『三里塚のイカロス』は必ず観ますと監督にお伝えいたしました。
調子いいこと書いてとも思いますが、こういった縁は大事にしたいです。

代島治彦監督の『三里塚のイカロス』は12月15日までシネ・ウインドで公開しています。

シネ・ウインド公式HP
https://www.cinewind.com/

ある日突然、この土地に空港を作るから出て行きなさいと言われた農民たちの闘い。それが日本で最大の、そして最後の国家権力に対する抵抗運動、成田空港建設反対闘争だ。成田市三里塚の農村地帯に巨大空港を作ることを決定した政府による暴力的な土地収奪に、農民たちは抵抗運動を開始した。そこに、若者たちが集まった。農民たちの抵抗を支持し、三里塚を革命のための拠点とし、すべては変えられると信じていた若者たちが。あれから50年。“サンリヅカ=三里塚”から毎日、海外旅行へと人々が出発つ。そこでかつて何があったのか。多くの若者は知らない。忘れてしまった人も多い。成田空港のその下に“あの時代”が埋まっていることを。

『三里塚のイカロス』公式HP
http://www.moviola.jp/sanrizuka_icarus/

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