
昨日の続き~
立候補表明会の前にご飯を食べながら打ち合わせで、
佐藤さんは次から次へとバナナカボチャのアイデアをまくしたてていきました。
チラシやフリーペーパー制作、ネット展開はもちろんのこと、
ついには“バナナカボチャマン”という流行のゆるキャラでなく正義のヒーローを、
イベント出展時のにぎやかしとして仕立て上げようとしてるようでした。
いわく「胸のタイマーが点滅したら力が失せていく…」ってそれってウルトラマンでしょう!
パクリは絶対まずいですよ、などと笑いながらも真剣にキャラ設定を。
こちらはふと
「Negiccoって知ってますか?あれは柔肌ねぎのキャンペーンで始まったので、
そんなバナナカボチャにちなんだアイドルはどうでしょうか?」
「Negicco?そんなのよりバナナカボチャガールという金髪の…」
と佐藤さんは全く聞き入れませんでしたが、
それでも芸能ごとにほとんど興味ない佐藤さんでもNegiccoを知ってるんだと。
ここからは完全にこじつけになるのですが、
Negiccoの新曲「サンシャイン日本海」のMVが発表され、大変すばらしい作品に仕上がってたので、
ご紹介をしたいと。
Negiccoの三人が新潟を散策するというありふれたものと一線を画してるのが
8mmフィルムで撮影されていること。
もはや過去の遺物と化してしまった8mmフィルムという素材が、
Negiccoという垢抜けないジモドル(もちろんほめ言葉です)を新潟の風景の中で
撮影したらすばらしく輝いた作品となり、再び脚光を浴びそうな気がしました。
8mmカメラを手に万代橋を歩く姿も、ちょっとオシャレに見えたりと。
もちろん多くの有能なクリエーターの手によって作られたものだと思いますが、
思えば柔肌ネギ振り回してたイロモノアイドルに映ってたのが、
10年という年月でたくさんのクリエーターからも愛され味方につけた
Negiccoの努力が実った1作だと思うと、なかなか感慨深く思いました。
彼女たちに興味のない人でもたまたま目にしたら、
この風景に出てくる新潟を歩きたいと訪れ、笹団子やぽっぽやきやイタリアンを食べたりしたら、
新潟にとっても大きなプロモーションビデオになっているのではと。
そういった意味でジモドルの先駆者として本当にNegiccoは大きな存在になってるのではと。
そんなことにも感心しながらこのビデオを見ておりました。
Negicco「サンシャイン日本海」MV(Full)
https://www.youtube.com/watch?v=4gHbnS1QcIAちなみに長岡には国民的アイドルAKB48が巨匠・大林宣彦監督の元で撮りあげた
「So long !」がありますが、続けて見ると国民的アイドルとジモドルとの相違点が見えたりするのが面白いと思いました。
【MV】So long ! / AKB48[公式]
https://www.youtube.com/watch?v=eZ4jYWQh7tEと、こんなことを書いてる担当者はずっとハロプロを、ジモドルはAngel Generationを推したりしてます。。。