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長岡アジア映画祭実行委員会!ブログ

新潟県長岡市で活動します長岡アジア映画祭実行委員会!です。

2021年12月 | ARCHIVE-SELECT | 2022年02月

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『主戦場』 勝訴



原告らは「主戦場」の一般公開を阻止しようと試みましたが、失敗に終わりました。 映画にとって、そして日本における表現の自由にとって、素晴らしい日です。原告側は控訴する意向ですが、私たちは勝ち続けると確信しています。私と映画をご支援くださっているみなさまに、心よりお礼を申し上げます。

ミキ・テザキ (『主戦場』監督)

https://twitter.com/MikiDezaki/status/1486875257386323968

↑旧日本軍による従軍慰安婦問題を扱ったドキュメンタリー「主戦場」の出演者の一部が、監督のミキ・デザキと配給会社・東風(とうふう)に映画の上映禁止や損害賠償などを求めた訴訟の判決が明らかに。1月27日、東京地方裁判所は原告の請求を棄却し、デザキと東風ら被告側が勝訴した。

「表現の自由のシンボルに」映画「主戦場」訴訟、勝訴した監督が安堵
https://www.bengo4.com/c_18/n_14067/?fbclid=IwAR2YZhVwIlMsjfaalxn7vXJTJDaNNsLEnBLmmNZqGC8mSkP3h5ZZQ1zjS60

↑詳細はこちらに詳しいですが、いわゆる歴史修正主義者に対して「歴史修正主義者」とテロップをつけたらけしからんと上映中止や損害賠償を求められて訴えられてしまった裁判、こちらも「表現の自由」を巡って意外と長い期間、争われましたが被告の勝訴となり安堵しました。
あれだけあからさまにカメラの前でペラペラ持論を述べてたのに公開されたらけしからん、訴えてやるが通用されなかったことに。

2019年末に長岡上映会を開いたら映画『Fukushima 50』の原作者が犬笛吹いたり、
上映中止を求められたりと物凄い重圧を感じ、
これじゃぁこういう映画上映を企画したら委縮してしまうことが身に染みたものの、
そのおかげで『なぜ君は総理大臣になれないのか』上映会を巡っていろいろあった時は胆力がついたのか、
『主戦場』の時に比べればと思うことができました。

ところで現在、ご存じのように佐渡島の世界遺産登録を巡って、おそらく世界遺産登録を脇に置いて、
韓国に舐められたくないのが本音で「歴史戦」なんて言葉でゴタゴタの種を蒔いてる大ウソつきが騒いでおり、
どうもそのおかげでが、佐渡島民念願の世界遺産登録は遠のいているようで、
あの大ウソつきが騒ぐと碌なことないな、と改めて思ったりします。

少し前にRYUTistが佐渡の世界遺産登録のキャンペーンに起用され「佐渡は世界の宝島」なんて曲を歌ってた頃は、
素朴にこちらは応援しておりましたが、
今回政権内のマウント取りに佐渡島が使われていることが透けてではなくあからさまに見え、すっかり醒めました。
と同時に戦時中の金山発掘に朝鮮人強制労働など今回の件でこちらは初めて知り、恥ずかしく思ったのも事実です。

ところでこの件でまたもNHKが炎上、「シブ5時」という番組で“政権の歴史認識に基づき事実集め検証進め国際社会の理解を得るのが目的”として「歴史戦チーム」が発足と解説。
https://twitter.com/unbonvinblanc/status/1487393648455335938

そもそも歴史修正主義者、いわゆるネトウヨが好んで使う「歴史戦」をNHKが使ったことで、どうかしてること、
“政権の歴史認識”など都合のいいことだけ集めて、都合の悪いことは排除するのが明らかなので、
それはおかしいと検証するのが本来の国営放送ではないかと思うけど、
それを放棄しているのが今のNHK、
先の「河瀨直美が見つめた東京オリンピック」を巡ってのゴタゴタともに、
このおかしな大本営のような流れはなんだろうと。

ここで先の『主戦場』がこの機に裁判で勝利したのが何か役目があるとすれば、
歴史修正主義者という名前の歴史改竄主義者の言説、歴史戦はフェイクだと証拠と共に実証した
『主戦場』をNHKが放映すれば僅かでも栄誉を回復できるのでは、
あの映画で歴史修正主義者が集う日本会議の黒幕のカメラの前での
意気揚々とした発言を見て聞いた視聴者みんなが
こんなレベルなのと驚きひっくり返ることで栄誉回復できるのではと。

『主戦場』公式HP http://www.shusenjo.jp/

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『ほうきに願いを』前売券発売開始



3月13日(日)の『ほうきに願いを』長岡上映会は会場のトモシアより、
感染拡大防止のため客席数を50席にしますので予めご了承願います。

昨日より前売券を発売しました。
現在発売してるプレイガイドは文信堂書店、ら・なぷぅ、キャラメルママ、西時計眼鏡店で、
アオーレ長岡市民協働センターは2月1日より販売予定です。

お近くにプレイガイドが無い方は予約いたしますので、ご連絡をください。

TEL09045204222 E-mail [email protected]

観賞をご希望される方は早めに購入をお願いいたします。

3月13日 3/13 『ほうきに願いを』 長岡上映会
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3260.html

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『狂猿』 ネットプロレス大賞にて「最優秀プロレスを伝えたで賞」受賞

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Ⓒ2021 Jun Kasai Movie Project.

映画『狂猿』が「プロレス専門ブログ・ブラックアイ3」主催のファン投票で決まるネットプロレス大賞の
“プロレス関連のメディア・企画で世間に、ファンに、プロレスを“伝えた”モノに贈られる。”
「最優秀プロレスを伝えたで賞」を受賞しました。

http://beye2.com/item_35335.html


民放の連続ドラマで話題となった2位の「俺の家の話」を大きく引き離しての受賞というのは凄いのでは。

ちなみに最優秀試合賞は 武藤敬司vs潮崎豪というのは個人的に納得。
https://twitter.com/black_eye2/status/1486306707638996992

還暦近い武藤が潮崎の渾身の技を全て受け切った後にフランケンシュタイナー(!)などという古典技を
電光石火で決めてカウントスリーを奪ったことに、
闘魂三銃士からの歴史を見てきた世代の全国のプロレス好きは感涙したかと。
担当者もそうです、とそっと呟く。

あと『狂猿』に関して最近、所属団体のフリーダムズが試合を惜しげもなくYOUTUBEに更新しており、

【ノーカット版試合動画】2021.11.17後楽園大会 葛西純vs正岡大介
 KFC王座次期挑戦者決定戦 Hell inside and outside hell ガラスボードデスマッチ
https://www.youtube.com/watch?v=PMr6oIKQdzs

↑確かに何度も超えてはいけない線を双勇が超えまくって震撼させます。
この試合の勝利を捥ぎ取った葛西はブラッドクリスマスでビオレント・ジャックとの抗争も制し、
名実ともに“デスマッチのカリスマ”として君臨、
2022年も葛西純イヤーとなるかと思ってたら、
ここへきてコロナに罹り、陽性という診断が下されたとアナウンスされて試合を欠場するハメに。
あんな狂ったデスマッチを制しながらもコロナに感染とは、
思えば『狂猿』で闘うのは何もライバルのレスラーだけではなく、
コロナ禍で試合をいかに観客をヒートアップさせるかに文字通り骨身を削っていたので、
まさかの感染したとあって早速、川口潤監督が葛西に心境を取材に赴くのではないか、
『狂猿2』ではコロナとの闘いが映画の柱として再び存在感をマスのではないかと。

いづれにしても葛西選手の回復を祈念します。

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核禁止条約発効1年 合唱動画つなぎ平和願い 本県の高校生ら公開



 核兵器禁止条約の発効1年を記念し、本県や長崎など18都道府県の高校生が、核廃絶や平和への思いを合唱で訴える映像を動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開している。新型コロナウイルス禍で核廃絶の署名活動や県をまたいだ高校生の交流が難しい中、若い世代を中心に条約の意義を発信する。
 動画では、核兵器禁止条約の内容を紹介し、「皆さんと一緒に条約を育てていきたい」とアピール。日本語と英語の字幕のほか、手話でも「一カ国でも多くの批准を求めます」と訴えた。
 原爆がテーマの曲「青い空は」の合唱も披露している。長崎市の爆心地公園や広島市の原爆ドーム前など各地で歌っている動画をつなぎ、リレーソングに仕立てた。
 本県からは、高校生平和大使の2人が参加。新潟中央高校3年の小原陽奈さん(18)は自宅の庭で育てている「被爆アオギリ」2世の木の前で、六日町高校2年の曽根俊太郎さん(17)は雪が降りつもる湯沢学園前で動画を撮影した。
 小原さんは「新型ウイルス禍でも各地で活動していることを伝えたかった。動画が平和いを考える一つのきっかけになればいい」と期待。曽根さんは「新型ウイルスで活動が制限されたが、対面とは別の形で平和の思いを広げたい」と語った。
 ユーチューブの「高校生平和大使・高校生1万人署名活動」チャンネルで視聴できる。

 新潟日報 1月27日付

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昨日のこちらの記事で3月13日『ほうきに願いを』上映会でお話しいただく高校生平和大使・曽根俊太郎さんを紹介したら、
新潟日報でまた曽根さんの記事が掲載されたので書き写しました。
やはり日報は高校生平和大使の活動を随時追っているようです。

↓紹介された動画はこちらから見ることができます。

【青い空は】全国ピースソングリレー2022
https://www.youtube.com/watch?v=Tdjl-QYpfp0

3月13日 3/13 『ほうきに願いを』 長岡上映会
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3260.html

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「分岐点〜原発事故から11年〜」



思いを伝える立場に

10歳大人になって 福島からの避難者3

曽根俊太郎さん(17) =湯沢町=

 「原発事故を経験し、多くの人と出会う中で、原発や平和に対する考えが出てきた。この思いを誰かに伝える立場になりたい」
 12月上旬、湯沢町の湯沢公民館。福島県伊達市から同町に自主避難している六日町高2年生曽根俊太郎さん(17)は、30人ほどの観衆に語り掛けた。
 今年、核兵器廃絶署名を国連機関に届ける「高校生平和大使」に就任した。この日は、脱原発を訴える講演会に出席し、平和板石の活動内容を紹介した。
 ■    ■
 6歳で湯沢町に来た。避難の意味も、原発事故の深刻さも分からなかった。だけど「原発は嫌だ」。避難先での出会いをきっかけに、子どもながらに意識するようになった。
 湯沢町の小学校では、新入生として入学式に参加した。鉛筆からランドセルまで、必要な物は支援物資で賄った。1クラス14人。すぐに友達ができた。
 「卒園式や入学式という節目を経験し、気持ちの区切りがついた。悲しい記憶より楽しい記憶が多いから、避難者に対して何とも思わなかった」
 転機が訪れたのは2015年、小学5年のときだ。苗場スキー場で開かれた野外音楽イベント「フジロックフェスティバル」に参加。反核・脱原発がテーマのトークステージで、俳優の木内みどりさん(19年に69歳で死去)と知り合った。
 出演を終えた木内さんを、母親が呼び止めた。木内さんと目が合ったとき、優しく問いかけられた。「夏休み、暇でしょ。気分転換にうちに来ない」
 その夏、2泊3日で木内さんと東京観光をした。遊園地「浅草花やしき」や森美術館、国会議事堂、経済産業省前の脱原発テントなどを見て回った。原発など真面目なテーマの話はしなかった。なぜ声を掛けてくれたのかも聞かなかった。初めて見る物ばかりで、あっという間に時間が過ぎた。
 その後も泊まりに行ったり、手紙をやりとりしたり。動画投稿サイトで、木内さんの番組も見るようになった。「原発の電気を東京で使っていた私にも、事故の責任がある」と話し、官邸前などで脱原発を訴える姿に心を揺さぶられた。
 「みどりさんの背中を見て、『原発は嫌だ』という思いをいつか発信したいと思った」
 ■   ■
 平和大使になり、一気に視野が広がった。長崎で全国の平和大使と知り合い、その後は会員制交流サイト(SNS)などで政治、原発などについて意見交換した。六日町では学校側に働き掛けて、平和大使を紹介する講演会を開いた。「勉強になったよ」。知り合いの先輩から感想を聞いて、素直にうれしかった。
 湯沢に避難しなければ、フジロックで木内さんに会うことも、平和大使になることもなかっただろう。
 「父も母も自営業を辞めて、古里への思いを断ち切って避難を決断した。多くの人の苦しみや悲しみの上に今がある」。原発事故後、自分は幸せに暮らしていると思えるが、それは結果論でしかない。「多くの人の生活を狂わせた原発はいらない」。そう強く思う。
 17歳になり、自分の言葉を世間に発信できるようになってきた。社会問題を自分なりに考え、これまでの経験を伝える活動を、続けていくつもりだ。

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 昨年12月19日の新潟日報の記事を書き写しました。
福島原発事故で県内に避難した10代の若者たちを紹介した連載企画“10歳になって 福島からの避難者”で紹介されてた曽根俊太郎さん。

http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3251.html

↑こちらで五藤利弘監督とのつながりを書いてますが、3月13日の『ほうきに願いを』上映会にて
「分岐点〜原発事故から11年〜」を演題にお話しいただきます。
『ほうきに願いを』上映と五藤監督トーク、ウィズコーションライブとともに東日本大震災に思いを寄せる日にできたらと思います。

曽根俊太郎さん プロフィール

2004年6月4日生まれ現在17才
6歳まで福島に居住
2011年3.11の原発事故で新潟県湯沢町に避難その後移住
湯沢学園湯沢小・中卒業
現在県立六日町高校2年
第24代高校生平和大使新潟県代表

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政治の実態 暴く実録 映画「香川1区」 大島新監督

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政治の実態 暴く実録 映画「香川1区」 大島新監督

「なぜ君は-」続編 
来月5日シネ・ウインドで公開

 2021年秋の総選挙の現場に密着し、日本の政治や民主主義の実態に迫ったドキュメンタリー映画「香川1区」(大島新監督)が、各地で順次上映されている。県内では新潟市中央区の市民映画館シネ・ウインドで2月5日から公開予定。
 
 20年に公開され、ドキュメンタリー映画としては異例の大ヒットとなった「なぜ君は総理大臣になれないのか」の続編。中心になるのは、前作と同じく、小川淳也衆議院議員(立憲民主党)だ。

 だが、小川氏の歩みを追う人物ドキュメンタリーだった前作とは異なり、今回は平井卓也前デジタル相(自民党)ら、選挙区内の対立候補や支持者も直撃。さまざまな視点から、選挙という戦いを描き、政治の裏側を暴き出していく。人間の生々しい感情がむき出しになる場面や、資金集めにからむ疑惑など、ショッキングな映像もある。
 
「ここで見た風景は、日本中に存在するだろうと思います。いろんなことが起きても、なぜ自民党は勝ち続けるのか、この国の民主主義って何なのかと、撮影中、ずっと考えていました」と、大島監督は語る。
 
 21年の6月から本格的に撮影開始。当初は10月30日の投開票日で終える予定だったが、結局、小川氏が立候補した11月30日の立憲民主党代表選までを収めている。
 
 「とにかく、総選挙の記憶が新しいうちに、見てもらいたかった。この映画の表面上の主役は小川さんだが、本当の主人公は有権者なのだと思っています。映画を見て、政治をもっと身近に感じてほしい」

1月24日 新潟日報

”政治の実態 暴く実録”とは随分とものものしいタイトルだと思いながら、
1月24日の新潟日報、『香川1区』公開に併せた大島新監督インタビュー記事を書き写しました。

現在、大島監督は公開に併せて全国を行脚、もちろん映画の舞台となった香川1区、高松の映画館でも舞台挨拶を敢行、
小川議員のお膝元はもちろん平井議員のお膝元でもある場所へ行ったところ、
西日本放送ではなく瀬戸内放送が取材されてネットにアップされました。

【特集】映画『香川1区』公開 大島新監督が見た選挙戦 「人間をむき出しに…」
https://news.ksb.co.jp/article/14528979

はたして平井議員の親族が経営する西日本放送は取材に来たのか否か、
気になるものの、なるべく映画の内容をシャットアウトしてきたのに、
否応なしにこちらに伝わったものの中にはかなりエグイエピソードも、
あえて火中の栗を拾うように高松へと行った後も全国を回るのは、
本作を観賞後に自身が撮影中にずっと考えていた民主主義について
観賞者にも考えてほしいという強い意味を持っての行動では。
「現代の肖像」で語ってた父親から受けついだ正義感に立っての行動ではないかと。

『香川1区』公式HP https://www.kagawa1ku.com/ 

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矢沢宰詩画展



昨日の続きで『ブータン 山の教室』上映会を終えてアルカディアを出て目に入ったのがギャラリーみつけ。
美術館の名前は知っていましたが、ここにあることは知らず、
外観からカフェも併設されてて、結構洒落た印象を持ち、
中に入ったらちょうど矢沢宰詩画展を開催していました。

21歳で亡くなった夭折の詩人、矢沢宰について知ったのは
小林茂監督『自転車』の冒頭に詩が引用されており、
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-1624.html
その後にポスター貼りで訪れた、この近くのネーブルみつけに小さな展示スペースが設けてあり覗いてみて、
創作した詩に触れたりしました。
もう10年以上前のこと。
小林茂監督が大きな影響を受けた詩人だと知りました。

今回の企画展も少し覗いてみたら、
わりと大きなスペースに詩や画のほかに、
細かい字で書かれた創作ノートや日記も展示され、
こんな膨大な資料をきちんと保管されてたことに、
見附がこの詩人に対して敬意を抱いてる様子がわかるように感じました。

見附の詩人にはもうひとり、こちらも若くして亡くなった「お前まだ春らかや」の富所正一がおり、
昨年は生誕70年だったのでこちらも何かの形で回顧展が開かれるのを期待してましたが、、、、
いづれ生涯が映画化されてほしいと思ってます。

その後にイオンシネマ県央で『ただ悪より救いたまえ』を観賞。
『ブータン 山の教室』や矢沢宰と真逆の世界観でしたが、
期待以上の無茶苦茶ハチャメチャ極悪でヒィヒィと悶絶しながらの観賞。
もうどうせならラストは世界を破滅させても構わないのに。
しかしまたも貸切でありましたが、
せっかくの機会なのに三条・燕周辺に韓流好きはいないのかと。

矢沢宰詩画展はギャラリーみつけで1月30日まで開かれてます。
https://www.gallery-mitsuke.com/exhibition/

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不丹是教室.



http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3240.html
↑こちらで紹介した見附・アルカディアホールでの『ブータン 山の教室』上映会に映写担当で参加しました。
アルカディアの大ホールというとパレット・パレットの解散コンサート以来になり、
はたしてあんなデカい会場で務まるかと思いましたが、
職員さんのサポートもあって無事に上映できました。
ただ立派な設備にも関わらず映画上映会はあんまりないというのは勿体ないような。

『ブータン 山の教室』のサウンドディレクターにはかの杜篤之(ツゥ・ドゥーチー)
ホウ・シャオシェン、エドワード・ヤン、ツァイ・ミンリャンといった台湾映画の巨匠の作品のほとんどを手掛けており、
毎回クレジットに杜篤之と出るので気になってたので
まさか自分がブータン映画で杜篤之の映写を手掛けるとはと思いながら、
舞台袖で鑑賞し冒頭の都会の雑踏と4000メートルの高地の対比を、
音で聴かせるのはこんな大ベテランでないと務まらないようのではと。

改めて観て主人公はオーストラリアで屈辱の「ビューティフル・サンデー」を歌う日々を選択するのか、
それともあの厳しい大自然のもとへ身を置く生活となるのか、
気になったりしましたが、とはいえ世界中から「幸福の国」と呼ばれるブータンを抜けて、
海外で生きようとするパッションはやはり若者の特権ではないかと。
失敗したら戻ってくればいいではなかろうか、という境地にこちらは達してました。
あとあの女の子をキャスティングしただけで本作は成功に思いましたが、
あの子、あの瞳のままなら将来たくさんの男を泣かせてしまうような。

(ホントは多少マシなことを書いてましたが、なぜか突然パソコンがシャットアウトしてしまい、
眠気で朦朧としながら書きました)

あとスタッフの方、帰りに駅まで乗せてくれた方、どうもありがとうございました。

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第13回座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバル 『阿賀の記憶』



最初にまず↓でご紹介した「第21回伊参スタジオ映画祭」が
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3243.html
新型コロナウイルスの感染拡大で延期になったそうです。
https://twitter.com/isama_cinema/status/1484654073681149952
関係者の皆さん、さぞ大変かと思いますが楽しみにしてる映画好きが多いハズなので乗り越えていきますよう。

本題はなぜか毎年チラシを送ってくださる「座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバル」より、
今年は2月9日から2月13日に座・高円寺2にて開催される映画祭のチラシが届きました。

第13回目は“忘却”をテーマに小川伸介、土本典昭の大御所から、
昨秋オンラインで開催された山形国際ドキュメンタリー映画祭で大きな話題となった『理大囲城』『燃え上がる記者たち』、
そして放映時に息をのみながら見た覚えのある『NNNドキュメント’14「反骨のドキュメンタリスト 大島渚『忘れられた皇軍』という衝撃』では大島新監督も是枝裕和監督とともに上映後のトークに参加し父親の傑作ドキュメンタリーについて語るようです。

以上だけでも強力なラインナップの中で先陣を切るオープニング上映作が『阿賀の記憶』

恒例のカメラマン特集は、故・佐藤真監督作品でカメラをつとめた小林茂。デビュー作『阿賀に生きる』から10年。二人は再び阿賀の地へと向かう。かつて映画に登場した人々の多くは世を去り、荒れた田畑や主を失った家屋が残されるなか、映画作りや人々の「記憶」や「痕跡」を求め、カメラは回り続ける。
http://zkdf.net/program/1004-2/

本作は『第7回長岡アジア映画祭』で全国初上映。
もちろん小林茂監督のお力添えがあってのことで佐藤真監督は『エドワード・サイード OUT OF PLACE』の撮影のため中東に行ってたので小林監督のみ舞台挨拶となり、撮影直前に脳梗塞で倒れた後、闘病を経ての復帰作だと語っておりました。
この機に叶わずとも佐藤真監督、小林茂監督の両雄が並んでの舞台挨拶はいずれあるだろうと思っていましたが叶わず悔いが残ることに。

『阿賀に生きる』の続編『阿賀の記憶』を佐藤、小林の両雄が撮影に入ったと知ったとき、
てっきり『阿賀に生きる』のような現地で合宿を行うのかと思っていましたが、
そんな青春の日々を反復、なぞるようなことはせず、
あれからすでに大人になったお二人が自身の青春の“祭りの後”を確認するかのような、
まさに忘却と痕跡の記憶を二人が辿る静かな熱を帯びたような作品に思いました。

当日は小林茂監督も上映後のトークにオンラインで参加するようです。
詳細は↓こちらの公式HPを。
http://zkdf.net/

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『ロザリンとライオン』

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ディーバ Diva (1981)
溝の中の月 La lune dans le caniveau (1983)
ベティ・ブルー 37°2 le matin (1986)
ロザリンとライオン Roselyne et les lions (1989)
IP5/愛を探す旅人たち IP5: L'île aux pachydermes (1992)
青い夢の女 Mortel transfert (2001)

80年代、レオス・カラックス、リュック・ベッソンとともに「恐るべき子どもたち」、“ヌーヴェル・ヌーヴェルバーグ”と呼ばれて
まぶしい存在だった監督ジャン=ジャック・ベネックス。
1月13日に亡くなったと知りましたが、享年が75歳というのはちょっとショックを覚えたりしました。

振り返れば寡作でフィクションは上記の5作のみ、それも80年代の諸作が突出したため、
こちらは「恐るべき子どもたち」のイメージをずっと引きづっておりましたが、
もうそんな年だったのかと。
カラックスやベッソンを調べたら、還暦をすぎたくらいなのでベネックスは一回り年上だったのかと。

『ディーバ』『ベティ・ブルー』と傑出した作品に及ばないまでも
『ロザリンとライオン』が好きでありました。

百獣の王ライオンたちをムチひとつで服従させる半裸の猛獣使いはさまざまはメタファーを感じさせましたが、
やはりこれも『ディーバ』『ベティ・ブルー』と等しい情熱を感じた作品でした。

訃報記事に“巨匠”などと書かれており、
確かにそうかもしれませんが、
こちらは「恐るべき子どもたち」の若いイメージのまま映画人生を全うしたと思い、
もはや“ヌーヴェル・ヌーヴェルバーグ”も遠くなったかとの哀しさも含めてお疲れさまでした。

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終わりの見えない闘い -新型コロナウィルス感染症と保健所-



きっかけは保健師の奥さんから上映会を開いてくれないか?
という男性からのリクエストをいただき、現在第6波の真っただ中になるのか、
確かに“終わりの見えない闘い”の最中にいることもあって、
最も関心の高いと思う新型コロナウィルス感染症をテーマにしたドキュメンタリー映画、
『終わりの見えない闘い -新型コロナウィルス感染症と保健所-』の上映会を
4月25日(日)長岡市立中央図書館講堂で開催すべく会場を押さえましたのでまずこちらに報告します。

 「どんなことがあっても、自宅療養者を死亡させないことを最優先で」
昨年の第3波のピーク時にコロナ対応に追われ、まるで戦場と化した中野区保健所の保健師たちの闘いを福祉映画を手掛けるベテラン宮崎信恵監督が記録しました。

企画意図

本格的な冬の到来と歩調を併せるように新型コロナウイルスの感染が急増。命の選別や医療崩壊という言葉が毎日取り交わされ、医療機関のひっ迫が私たちの不安を大きくしています。そうした中でコロナ対応に追われる保健所もまた戦場さながらの状態になっています。しかし、保健所が新型コロナウイルス感染拡大防止にどのような役割を果たしているのか、その姿は目に触れることはなく、多くの人には知られていません。
住民のいのちと健康を守る公衆衛生は国の骨幹でもある「命の安全保障」ともいえる重要な課題です。この映画は新型コロナウイルスが私たちの生活を一変させた2020年春から今日の第3波感染拡大までの約10か月間を公衆衛生の最前線である保健所にカメラを据え、コロナ感染拡大防止に当たる保健師や公衆衛生医、他の保健所職員たちの奮闘と葛藤、苦悩をドキュメンタリーで描く中で、保健所機能の役割と今日的課題を見ていきます。

公式HP https://www.phh-movie.net/

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現代の肖像



担当者は現在連日、上越の現場へお仕事へ。
出張というと聞こえがいいものの、実際はスケールの小さいノマドランドになり、
特に連日警報級の大雪に苛まれてヘトヘトとなるなか、
近くにJ・MAXシアターがあるので、これ幸いとレイトショーへ。
サスガに大雪の夜のせいなのか貸し切り。

観たのは御大クリント・イーストウッド91歳!監督・主演の『クライ・マッチョ』
よろよろと歩み、運転しながら少年の未来を諭す姿は
老境に達し自覚してるイーストウッドでしか出せない境地まで行き、
有難いものを見ていると感銘しながら、
その後にベタな悪役の登場とニワトリの大活躍を見て、
なんだかゆるくて愛すべき『ピンク・キャデラック』を思い出してしまい、
あぁ、この映画、笑っていいんだといくぶん構えてたこちらは柔和となった後、
未だ現役のラストシーンに拍手を。

ところで昨日書いた記事に「AERA」の人物伝「現代の肖像」を知ったのは
『第6回長岡アジア映画祭』にお招きした大杉漣さんをこの「現代の肖像」が取材していたから。
ライターは今もよく雑誌で目にする朝山実氏で三池崇史監督に似たカメラマンと二人で、
大杉漣さんを終始同行取材、
映画祭での本番はもちろん、打ち上げにまで参加、
完成した号は9,11直後で表紙が炎上するワールドトレードセンターの下で苦悶の表情のブッシュ大統領なことも、
よく覚えてたりしてます。
後で朝山実氏はメールで大杉漣さんにとって父と子を主題にして書いたと届き、
確かに全面でなく全編を通して読むと「父と子」というテーマが浮かび上がって、
その後に度々、「現代の肖像」を読むとライターの意図の方に関心を持つようになりました。

あれから大杉漣さんは亡くなりながらもイーストウッドは映画を撮り続け、
その映画を観に寒さこらえて雪を踏みしめ映画館に駆け付けるこちらは自虐的に相も変わらずだと。

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なぜ君はドキュメンタリーを撮るのか



現在、発売中の「AERA」の表紙はNETFLIXで配信されたドラマ版『新聞記者』が
大評判となってる米倉涼子サマでインタビューも掲載されてるなか、
看板人物伝、「現代の肖像」に『なぜ君は総理大臣になれないのか』の大島新監督が取り上げられてます。
筆者は新作『香川1区』撮影中の大島監督に同行し、公開初日までを追いかけて取材を重ねて執筆したようです。

長岡での上映会でも話していた「花束とナイフ」を手に持ち取材対象者との関係性を築くこと、
「カメラが入った時点で『異常な状況』で、そこに作り手の解釈が必ず入ってる」
というドキュメンタリーの大島監督流の方法論を拾い上げてますが、
意外と滲み出ているのが父親・大島渚監督について語ってること。
その中でテレビに入局して初めて演出したドキュメンタリー番組を大島渚監督は病で倒れた病床で見て、
たどたどしい口調で褒めたというエピソードはその場を想像して、ちょっと感動を覚えました。
そして父親から受け継いだ『正義感』が今もドキュメンタリー映画を撮影していく中で基盤としてあるように思いました。

大島新監督はかつて「情熱大陸」を演出していた頃に意識していたのが、この「現代の肖像」だそうで、
そこに自分が取材対象者として取り上げられ掲載されるのは感慨深いものがあったようです。

『香川1区』は2月5日よりシネ・ウインドで公開されます。

公式HP https://www.kagawa1ku.com/

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IDOL NEVER DiES



電撃ネットワーク・ギュウゾウ主宰するギュウ農フェスが2021年の新たなチャレンジとして掲げた映画プロジェクト”ギュウ農シネマ”。
映画のタイトルを「IDOL NEVER DiES」と銘打たれた本作を監督・脚本を担うのは「片腕マシンガール」「惡の華」「デッド寿司」などの作品を手掛け、国内外に多くのコアファンを集める井口昇。コロナ禍にあえぐアイドルシーンを題材にギュウゾウの故郷・栃木県を舞台にした一大ロケを敢行した。

ギュウ農シネマ twitter https://twitter.com/gyuno_cinema

<「IDOL NEVER DiES」あらすじ>
「地球最後の日」と予言されたある日、アイドルユニット「イブニングローリー」のメンバーは合宿のために栃木県のとある町に集合した。
嫌々オーディションに参加しイブニングローリーのメンバーになってしまった船村恵美(メグ)は、反りが合わない運営とメンバーたちに愛想を尽かしてグループの脱退を決意するが、次々に襲いかかる不可解な出来事に翻弄されることになる…

行く末の見えない世界の中でライブアイドルたちがもがき苦しみながら「地球の最後ステージ」に向かっていく青春ファンタジー。

https://www.musicite.net/gk/sp/16255.php

昨日の記事に書きましたが、担当者が一推しの若手女優さんは『ほうきに願いを』の主演の一人、桃果さん。
五藤利弘監督の短編『春待ちかぼちゃ』で少しもジッとしてられない溌剌とした姿でスクリーンを駆け巡ってこちらの目を見開かせ、
『レミングスの夏』を経ての『ほうきに願いを』ではキリリと一段と成長した姿を見せてくれます。

今年はその桃果さん主演作として楽しみにしてるのが冒頭に転載した『IDOL NEVER DiES』
しかも『ほうきに願いを』に続いての栃木ロケ映画。
TIFとともに今やアイドルさんが最もステージに立ちたいフェスのギュウ農フェスから生まれた映画のようで、
桃果さんは劇中のアイドルユニット“イブニングローリー”のメンバー、
しかも他のメンバーはその筋では知られてるいづれも超一級のアイドルさんなんで、
その中に混じって実際にステージに立ってる動画を見つけて、こりゃ凄いものを見たという気になりました。
おそらく各メンバーのヲタさんは映画が待ちきれないのではと。

イブニングローリー「Arise それぞれの場所へ 」@ギュウ農フェス 2021.11.14
https://www.youtube.com/watch?v=q4MjrwFP1BQ

しかしいつぞやかの松岡茉優さんがかの松江哲明監督のテレビドラマでかのモーニング娘。に交じって歌い踊ってて
驚かされたものでしたが、

松岡茉優+モーニング娘。’16『One・Two・Three』
https://www.youtube.com/watch?v=amTOZEwhrBM

桃果さんもそれに匹敵する女優魂を当然のように持ってるということかと。

【特報】IDOL NEVER DiES
https://www.youtube.com/watch?v=f_FTReBwtO8

↑ライバルグループにようなぴ、まおさん、八月ちゃんとレジェンドの姿もあって、
皆さんのライブに行ったこちらは、
コロナ禍前のあの頃が懐かしいと回顧主義に陥ってるのは
すっかり現場を退いてしまったことを認めてしまうので悲しい面も。
ただ異才・井口昇監督が第一線で活躍するアイドルに交じって唯一、女優である桃果さんをどのように料理するのかを楽しみにしてます。

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1月17日



阪神・淡路大震災が起きた寒い朝、
NHKニュースで学校のグランドに避難した家族を映し出してたことを覚えています。
そのあとに出社したら上司が「明日は我が身だな」などと言ってたことも。

奇しくも2004年の中越地震、その前の7,13水害ともに避難所に駆け込んだ際に、
上司の言葉を実感していましたが2011年3月11日にこちらは大きな被害が無かったとはいえ、
原発が吹っ飛んでしまった映像に確かに世界の終わりを覚悟しました。

短い人生ながらも、中越沖地震を含めてこれだけの災害を体験しながら、
まだボーッとしながらも生きているので、何が出来るかと思うと映画上映会を企画し、
足を運んだお客様と東日本大震災が起きてからの日々を共有する場を、
僭越とはいえつくることではないかと数年前から思ったりしてます。

今年は3月13日(日)トモシア多目的ホールにて長岡出身・五藤利弘監督作、
宮城で被災し心を塞ぐ少女が避難先の栃木で再生していく物語『ほうきに願いを』を上映します。
詳細は後日、このブログに掲載します。

『ほうきに願いを』公式HP https://www.houkieiga.com/

以前にも書きましたが『春待ちかぼちゃ』で縦横無尽にドタバタしてた印象の桃果さんが、
キリリと成長しているのを目にし、ぜひ五藤監督は折に触れて桃果さんを起用し、
更に飛躍する姿をと期待します。

そして東日本大震災で日本に集めた募金を送ったというトンガの皆さんが無事でありますよう。

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「鬼ヶ島」へ行く

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上映会をお手伝いいただいてる“未来の生活を考える会・三条”の田中代表より前々から
三条のカフェ「鬼ヶ島」へ行きませんか、とお誘いがあり、これまで何かしら都合が合わなかったのが今回実現。
ランチの運びとなりました。

同席者に田中代表のあんまり似てないお兄さんにボランティア活動で知り合ったというお友達と計4名で。
そもそもこの物騒な名前を持つお店からして田中代表のお知り合いなので交友関係の広さに頭が下がり、
店内の席は全て埋まってるほど大盛況なんで驚きました。

いただいたのは写真の鬼ヶ島定食、季節の食材を手仕事で賄った逸品のおかずに
目に鮮やかな彩の汁物に豆ごはんと、かなり贅沢なランチ。
特に鶏の新鮮なレバーの煮つけはコリコリした食感と併せて楽しめました。

宴席の話題は田中代表がこちらのことをお二人に紹介しましたが、
半ば珍獣みたいなものだと思いながら、最近で言うとやはりNHKの河瀨直美監督の一連の騒動
「五輪反対デモは金で動員されてる」との印象操作。
SNSでは日に日に、こりゃ不味いだろうと思うことが更新されておりますが、
NHKはじめ一般メディアは五輪のスポンサーでもあるためか、
ほとんど取り上げないのでこのまま幕引きされるのか?
まずNHKが捏造を行ったことは確かなので会長のクビが本来なら吹っ飛ぶのに、
などと話し込んでしまいましたが、お二人ともあんまりこの件を知らないようなので、
NHKの目論見はうまくいってるんだろうかと。

あと田中代表のお仲間は昨年末の『東京クルド』上映会にお越しくださったので、
お礼をお伝えしましたが、以前市民映画館をつくる会にもお手伝いに一度来たとのこと。
大手通り十字路のビルの二階で、などと言うので
いえ、スズランビルの4階でしたと伝えたのに、
話をよくきくと設立間もない頃のようで確かに今のカラオケ店の2階に当時はたまり場があったことを思い出しました。
そんな方とこんな場でお食事をするというのも何かの縁なのかと。

その後はプロレタリア文学賞へ応募し終えた田中代表の作品のタイトルを聞き、
それは全く面白みがないのではとお兄さんとともに突っ込んでおりました。
賞の結果は来月だそうで、このために1年費やした田中代表の努力は実るでしょうか。

ともかくランチの「鬼ヶ島定食」は確かに絶品でした。
ご馳走様でした。

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「命と大地(地球)にLoveSong」 ~かくしてバンドは鳴りやまず20~



3月13日『ほうきに願いを』上映会に今年もウィズ・コーションのライブを開催します。
東日本大震災の惨状を目の当たりにし、復活したおやじバンドがこちらでライブを披露するのはもう7度目となりました。
いつのまにかメンバーが一人増え、フロントマンの若井さんがポール・マッカートニーからリンゴ・スターとなってますが、
さらに進化した熱いメッセージソングを聴かせてくれると思います

With Caution(ウィズコーション)

飯塚寿之 ボーカル、ギター、ブルースハープ
星野 淳 ギター、ボーカル、コーラス         
坂詰 浩 ベース  
若井武美 パーカッション、コーラス

プロフィール
1980年結成、およそ10年間、長岡を中心に活動。
しばらく休止したが東日本大震災と「福島第一原発事故」後、活動を再開。
曲はオリジナル、「命と大地(地球)にLoveSong」をポリシーに曲を作り歌い奏で「どこにでも1曲でも」をモットーとして県内中心でLive活動展開中

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BE MY BABY



ブラクリ2021終了。

デスマッチが
プロレスが 



このパンデミックに恐れおののいている世の中が
葛西純を必要としている。

葛西純の背中について来い

葛西純が

お前等の 
不安
迷い
恐怖
を全て払拭してやる。

この背中について来い。

https://twitter.com/crazymonkey0909/status/1474773370801909773

“狂猿”葛西純の昨年のラストマッチ、“メヒコの怪獣”ビオレント・ジャックからチャンピオンベルトを奪還した後の
ツイートと画像を引用というか拝借しましたが、
もはや代名詞と化した血まみれの背中が凄まじい説得力とともにこちらに突き刺さってきます。
この試合に川口潤監督がカメラを回してたことで『狂猿2』へとぜひ繋がってほしいです。

年が明けて“狂猿”最初の試合は“デスマッチ・アマゾネス”山下りなとの初防衛戦。
無論、デスマッチのガラスボード&蛍光灯デスマッチ。

【ノーカット版試合動画】1.3新木場大会 葛西純vs山下りな KFC王座戦 The beginning of a new frenzy〜新しい狂宴の始まり〜ガラスボード&蛍光灯デスマッチ
https://www.youtube.com/watch?v=sPdMFXdS2i4

この試合を公式がタダでYOUTUBEに上げ、
その昔FMW初期にターザン後藤がアメリカ人の奥様の女子プロレスラーとタッグを組んだ男女混合マッチを
初めて週刊プロレスで見た際、アメリカでは一般的とはいえ、
この日本でやるのはかなり物珍しく思ったものが、
今は男女混合マッチなどわりと当たり前のように各団体が取り入れてる中、
例え相手が女子プロレスラーであろうとも狂猿は一切手加減なしで、
蛍光灯の破片を無理矢理口に含めさせて一発お見舞いしたり、
ガラスボードに容赦なくパワーボムを食らわせたり
無論、受けに回ってノコギリボードの上にバックドロップでやられてのたうち回ったりと
互いとも等しく度を越えた痛みにさらされるのを見ながら、
少なくとも日本で最も男女協働参画が進んでいるのは意識せずともデスマッチのリング上ではないかと。

「女のわりにはやるなと言いたいところだが、このリングに男も女もない」

試合後の狂猿の言葉が全てを物語ってると思いました。

一方、こちらは12月26日『東京クルド』『狂猿』を無事に終わらせたものの、
物販で残った『東京クルド』のパンフを『狂猿』の配給会社に、
『狂猿』のパンフを『東京クルド』の配給会社に誤って返送したことが、
年明けに発覚し各所に平謝りという事態となり、
幸い着払いでこちらに返送していただき、きちんと返送しようと思ってますが
上映会活動30年超えても、いまだこんなレベルなのを恥じた2022年の年明けでありました。
おかげで宅配料金4500円ほどの大損となりました。

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ふたたび高校生平和大使



http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3086.html
↑こちらで記事にした高校生平和大使。
新潟日報を読んで知ったので『おかあさんの被爆ピアノ』上映会を紹介したら、
お二人とも当日、お越しいただき五藤監督にご紹介をしたと書いてましたが、
どうも新潟日報はお二人を追跡取材をしてるようで、
この後に長崎での活動の記事が掲載されてた他、
昨年末に男子高生について大きく記事にしているのを読みました。

福島の原発事故で湯沢に避難し、
高校生平和大使の活動とともに東日本大震災についても折に触れてお話をしているそうです。

ならば3月13日に上映する『ほうきに願いを』は宮城県から栃木県に避難した少女の話、
知った発端は五藤監督作の上映でもあることから、
彼にお話をしていただく時間も作れればと思い依頼をしています。
実現できそうなので正式に時間などが決まりましたらこちらでお伝えします。

そして毎年、演奏いただくあのバンドも登場いただきますのでご期待ください。

『ほうきに願いを』 公式HP https://www.houkieiga.com/

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岩波ホール



【お知らせ】2022年7月29日(金)を以て閉館いたします。54年間にわたり、ご愛顧頂きました皆様に心より御礼申し上げます。閉館までの上映予定、会員制度等の詳細は決まり次第、岩波ホールHP等を通じて別途ご案内いたします。

https://www.iwanami-hall.com/topics/news/5024

https://twitter.com/iwanami_hall/status/1480721244584824832

1991年7月11日 市民映画館をつくる会主催でNCホールにてインド映画『サラーム・ボンベイ』の上映とともに
岩波ホール支配人の高野悦子先生の講演会が開かれました。

担当者は当時、会の周辺をウロチョロしていただけなので、
どのようないきさつで高野先生をお招きしたのか経緯はよくわからず、
当時はただ客席でお話を聞いてただけでしたが、
後々、あの講演は大変得難いものだったと、
先生の著作を何冊か読んでいるうちに実感、
上映会活動を続けてると高野先生の言葉に触れたことは、
こちらの糧となって重みを持ったりしています。
ホント、あの当時誰が高野先生をお招きしようと言い出したのか、
一言でも感謝を伝えたいと思ったのが、
昨日、突如発表された岩波ホール閉館の報を知った時でした。

シネマライズ渋谷閉館の時はもはや映画カルチャーは新たな若い世代を作ることができず、
年寄りへと移行したことを実感したものでしたが、
岩波ホールの閉館は日本で映画文化なんて言葉はもう恥ずかしくて言えないんだなと。

とはいえ担当者が上京してよく行くミニシアターは新宿武蔵野館なので、
岩波ホールと縁深いとは言えたものではありませんが、
唯一『おばあちゃんの家』を神保町まで観に行き、
岩波ホールへの事前情報からかかなり緊張しながらこの聖地へ足を運んだ記憶が。
そして映画に号泣してしまったので、これはぜひとも長岡アジア映画祭で上映せねばと思い、
長岡に戻ったらすぐに配給会社に上映の希望を伝えて無事に実現したことが。

それともう1つ長岡アジア映画祭絡みの岩波ホール公開作で
外せない思い出があるのがイラン=イラク合作『亀も空を飛ぶ』。
クルド人の映画作家・バフマン・ゴバティがイラク戦争下、
過酷な状況下で生きるクルド人の子どもたちを描いた紛れもない傑作。
両腕のない少年、盲目の赤ん坊とその母親である少女、彼女に恋する利発な少年、
地雷撤去にパラボナアンテナに混沌と神話がごちゃ混ぜになった彼らの世界に現れる米軍ヘリ、、、、

本作を確か東京フィルメックスで観賞し、これは後々に残る作品だと感激し、
翌年の長岡アジア映画祭で上映できないものかと。
ただ岩波ホールで秋公開予定と発表され、映画祭は9月だからと事の成り行きを見守る、
というか今はどうか知りませんが、岩波ホールは日本各地を相手にしているので、
秋に封切る映画を田舎の映画祭で同じ秋に上映することなど常識的にまず無理だったのが、
2005年9月17日に岩波ホールで公開、同年9月25日に長岡アジア映画祭で無事に上映できました。

これというのも『亀も空を飛ぶ』の配給会社の代表が長岡出身なため、
自身が買い付けた作品を故郷の映画ファンのためにと天下の岩波ホール相手に骨を折ってくれたのだろうと思ってます。
直接聞いたわけではありませんが、そうでもない限り岩波ホールで封切後の上映なぞまず無理なのは明らかなんで。

今はその配給会社も無くなり、お世話になった代表は川崎で活躍しているとたまたま目にした新聞記事で知りました。

余談なのは『亀も空を飛ぶ』のパンフレットについては岩波ホールが発行してるので、
直接やり取りをした際に思ったのは、いろんな配給会社と話した中で、
岩波ホールの担当の方は結構こちらにチクチクと言い放つ、
あんまり類を見ない女性で正直かなり苦手に思った次第です。
むろん今はどうなのかはわかりませんが、
あれも岩波ホールで働く方は誰もが高野悦子先生を神格化してることなんだろうと思うことにしました。
そんな意味でやはり担当者も岩波ホール=記憶にある高野悦子先生のお話と立ちぶるまいなんだと。

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『玄牝 -げんぴん-』



河瀬直美監督のドキュメンタリー映画で『玄牝 -げんぴん-』という作品があり、
自然分娩を推奨する吉村医院に16mmカメラで河瀬監督自ら撮影。
医院長の吉村先生というのはかなり偏った思想を持ち、
河瀬監督は結構、容赦なくこれはどうか?と思うシーンも挿入しながらも
産まれてきた赤ちゃんにお母さんが涙を流して喜ぶ生命賛歌に素直に感動して、
市民映画館をつくる会の時にこの映画を上映できないかと、
とある助成金を得ようとプレゼンに挑んだものの、
残念ながら落選してしまって上映会を実現できなかったということがありました。

その前に『殯の森』長岡上映会に素敵なビデオレターを送ってくれたこと、
配給をしている河瀬監督の事務所に依頼をした際に、
監督のお子さんは『マリと子犬の物語』を観て感激し、
当時健在だった山古志のマリに会いたがってる、ということも含め
河瀬監督にシンパシーを抱いて次はぜひ『玄牝 -げんぴん-』の上映をと、プレゼンに挑んだと思います。
ただ審査員側は吉村医院をよくご存じのようだったのが響いたと後で知りました。

NHKの河瀬直美さんの五輪番組、字幕に不確かな内容 21年放送
https://mainichi.jp/articles/20220109/k00/00m/040/127000c

現在、年明けから炎上しているのが昨年末に放映されたNHKのBS1スペシャル「河瀬直美が見つめた東京五輪」。
その中で“「五輪反対デモに参加しているという男性」と「実はお金をもらって動員されていると打ち明けた」という記述について、実際に五輪デモに参加した事実が確認できていないと説明した。NHKのディレクターらの確認が不十分だったとして、視聴者におわびした。”というもの。

NHKのドキュメンタリーは上層部が何回も放映前に厳しいチェックをすると聞き、
それがNHKへの信頼につながってると思っていましたが、
一目で怪しい感じで受け取れる場面で、ことの顛末があまりにも杜撰すぎるんで驚いた次第。
ただこれは言ったもの勝ちで五輪反対デモがお金で動いてるという印象操作が初めからの目的ならば、
五輪反対デモを目障りに思ってる層にNHKがお墨付きを与えてるんで、
後から謝罪しようがデマ拡散は有効となったようにも映ります。

NHKは河瀬監督にこの件で責任はないと河瀬監督にも謝罪をしたそうですが、
少なくともこんな怪しげな人物を見つけてカメラを回すスタッフを容認しているのは確かであり、
かつて吉村医院賛歌映画でありながらも、ズブズブならず厳しい視線をも保っていたのが、
昨夏からの公式五輪映画撮影をめぐる河瀬監督のスタンスにどうにも違和感を覚えた次第。

http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3122.html
↑こちらに書いたような以前制作現場に政治家が介入した際、
外部にSOSのメールを送ってた坂上香監督のような緊張感が、
今回の件で全くないことも含めて。

率直に今回の事態はNHKがばれるのを承知でフェイクを流したことで、
NHKのみならず放送局の根幹を揺るがすことだと思いますが、
なんか他の民放も大人しくスルーしている感じで異様に思います。

とはいえドキュメンタリー映画としては異例極まる東宝が配給する
『東京オリンピック2020(仮)』は6月公開予定だそうで、これはぜひ観なければと。
無事に完成・公開されたらの話とはいえ。

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Deliver Us From Evil



一昨日の記事に長岡市立中央図書館講堂での上映会も検討、などと書きましたが、
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3246.html

いちおう名目上は2015年にスタートした当会でこれまで上映会を開催した会場は、
アオーレ長岡市民交流ホールA、アオーレ長岡シアター、長岡市立劇場大ホール、リリックホールシアター、まちなかキャンパス、きおくみらい、トモシア多目的ホール等々。

上映設備があればあらゆるところに顔を出して開いてきたわけで、
残るはNCホールと長岡市立中央図書館講堂くらいだろうかと。
それなら食わず嫌いはやめて長岡市立中央図書館講堂も体験してみようかと。

上映会場というのは設備だけでなく、担当の職員さんとの協調性も重大事項で、
あちらもこちらを見てるし、こちらもあちらを見ながらの相性も大事なことなんだと、
これはアオーレ長岡市民交流ホールAとの経験から学びましたが、
学びながらも相も変わらず某ホールで結構揉めたりするのは、
やはり担当者の協調性の皆無も大きいような。

各会場とも一長一短がありながらも、
やはりこちらの上映会の規模を思うとベストはアオーレ長岡市民交流ホールAかと。
そもそもこの会場がオープンしなかったら立ち上げることはなかっただろうと思ったりします。
それだけに取りづらいのが最大の難点かと。

あと毎年3月の東日本大震災に関連した上映会はいっそ設備の成り立ちが震災あってのものの
長岡震災アーカイブセンター きおくみらいではどうか、
ちょっと小さいけどトモシアのように夜にしか上映できないというわけではないので
あたってみたら、なんと土日が公休日となっていました。
上映会云々ではなく、中越大震災を後世に語り継ぐという公共施設が土日休みなのはどうなんだろかと。

画像と件名は今回の記事とはまるで関係のない『ただ悪より救いたまえ』
邦題も秀逸で担当者好みの映画だけど機会を逃してユナイテッドシネマ新潟で観ることは出来ないと知り、
漠然とホームページを覗いたらなんとイオンシネマ県央で1月21日より公開決定!
これはぜひとも馳せ参じねばと。
ついでに『レイジング・ファイア』も来ないかと。

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3月13日 五藤利弘監督 『ほうきに願いを』上映会



毎年、3月に東日本大震災に関連した作品の上映会を開催してきましたが、
今年は3月13日にトモシア多目的ホールにて
長岡出身・五藤利弘監督作で『おかあさんの被爆ピアノ』に続く新作『ほうきに願いを』上映を予定します。

=======================
STORY
2011年。東日本大震災で未曽有の被害を受けたたくさんの人たち。その中で、被災した宮城県から栃木県鹿沼市に引っ越して来た母娘がいた。鹿沼でほうき職人として伝統を守ってきた男は、家業だけでは生活が出来ないため副業として塾を経営している。男は宮城から鹿沼にやって来たその母子家庭の娘を支えてやろうと月謝を取らずに塾に通わせていた。高校受験を控えたその娘はしかし、心に負った震災の傷が癒えずに塾を休みがちになる。どうにかしてやりたいと思うが不器用な男は何もできない。さらに自分には実の娘がいて、娘としては他人の娘にばかり優しくする父が面白くない。見かねた妻がたしなめるが男はわかっていない。やりきれない心と心がすれ違い交わりそうで交わらない。息苦しい暮らしの中で娘たちは何かを見つけるのか――
=======================

栃木県鹿沼市のほうき職人が東日本大震災の影響で宮城県から引っ越してきた母娘を支援したという実話をベースにしたヒューマンドラマ、『おかあさんの被爆ピアノ』では福島から東京へ避難した女の子が友達の輪に入れない姿を象徴的に映していましたが、根底に東京で生活してた五藤監督は中越大地震で故郷が被災し傷ついた姿をテレビ越しで見ながら、何もできなかった歯痒い思いを栃尾ロケ映画『モノクロームの少女』『ゆめのかよいじ』に託していたので、本作も東日本大震災とともに中越大地震への心情も重ねて描いたのではと想像します。

出演は和泉詩、桃果のW主演をモロ師岡、岩瀬晶子(『MINAMATA』!)、三坂知絵子、伊嵜充則と実力派が脇を固め、
「お笑いスター誕生」を見てたこちらからすれば涙モノの九十九一にすっかり五藤組の常連俳優になってしまった内藤忠司先生も登場します。

上映会にはもちろん五藤監督も参加予定、諸々詰めたらまたこちらに掲載いたします。

『ほうきに願いを』公式HP https://www.houkieiga.com/

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長岡市立中央図書館講堂



アオーレ長岡市民交流ホールAが土日祝と調べた限り全て埋まっており、
これでは真っ当な市民団体(うちのことです)が正式なルートでの申し込みは不可能ではないか、
などと思い始めて幾歳月経ち、
駐車場があるものの今まで理由あって避けてきた
長岡市立中央図書館講堂での上映会も視野に入れなければと、
訪れて職員さんに話をお伺いしました。

事前に電話した際は何やら上映会を開くまでに複雑な手続きのほか
「政治的な映画は上映できません」と釘を刺されてしまい、
それだと長岡市立中央図書館は政治的な本は貸しださないんですか?
と屁理屈を並べたくなったものの、そうはせずに埒があがらないので
直接、伺ったら対応した職員さんは拍子抜けするほどスムーズに対処いただきました。

何かしら、こちらで上映会を開くことができるでしょうか。

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ウィルながおか登録団体紹介パネル展



年が明けてレターボックスにウィルながおかより封書が届けられてて開けてみると、
「ウィルながおか登録団体紹介パネル展」のご案内が。

思わず、えっ?となってしまったのは
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3109.html
昨夏、8月28日に↑こんな記事をぼんやり書いてたのが、
まさかこの件で「表現の自由」について1から考えさせられてしまう事態になるとは、
先の記事を読み返して当時は毛頭も思ってみなかったと。

そこを経てからパネル展に足を運んで、
長岡アジア映画祭実行委員会!としてパネルが他団体とともに掲示されてるのを目にし感慨深いものがこみ上げました。
大島新監督や被爆ピアノ演奏会の記念撮影では昨日の記事に書いたあおちゃんも写ってます。
ウィルながおかの活動紹介でもありますので、覗いてみてはいかがかと。

*ウィルながおか登録団体紹介パネル展

ウィルながおか開設20周年を記念し男女共同参画社会づくりを目的とした学習や活動に賛同するウィルながおか登録団体を紹介します。

日時 1月4日(火)~1月17日(月)
会場 ながおか市民センター 市民ギャラリー
主催・問い合わせ ウィルながおか 電話0258-39-2746

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Si𝄞nal



年が明けてレターボックスに、なんとNGT48の古舘葵さん(愛称あおちゃん)から年賀状が。
昨夏の“被爆ピアノ演奏会と映画『おかあさんの被爆ピアノ』上映会”にて、
被爆ピアノを気持ちを込めて弾いたことがたぶん強い印象に残ったのではないかと思います。
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3084.html

「またご一緒できるよう、がんばります」
と添えられていましたが、いやいやそれはこっちのセリフではないかと。

あおちゃん、こちらの勝手な身びいきですが、
被爆ピアノを演奏したことがきっかけとなったのかライブや配信でキーボード演奏する機会が増え、
昨年末の特番でも貴重なピアノを演奏しておりました。

そしてついにNGT48の新曲「ポンコツな君が好きだ」のカップリングに
NGTの歌姫・三村妃乃さん(ひのちゃん)、ギター女子の川越紗彩さん(さあや)と結成した
音楽映えするユニット、Si𝄞nal(シグナル) として「情熱の電源」を発表!

どうもNGTの面々は何かしら特技のあるメンバーをピックアップしているように映るのですが、
楽器が弾けるというのはやはり大きな強みになったと思いました。
しかもこの「情熱の電源」は空き地の隅に置きっぱなしにされた冷蔵庫に今の自分を重ねて思考してしまう、
アイドルソングの枠を超え秋元康先生が例えカップリング曲だろうが一切手を抜かない哲学的な歌詞が壮大な佳曲。
何やら伝説が始まりそうな予感が。

Si𝄞nal 「情熱の電源 」古舘葵 × 三村妃乃 × 川越紗彩
https://www.youtube.com/watch?v=TB3wXik1WSg

あおちゃんのおかげでNGT48にも食指が伸びたのはイイとして、
みゆみゆややひこに正直目移りしたりしましたが、
やっぱりあおちゃんだなぁ、このおかげでうだうだした正月を過ごしてたのが、
これはマズイと背中を押してくれるきっかけとなりました。
ありがとう、あおちゃん、やはりアイドルさんは尊い存在であります。
年賀状、これからお返事を書いて出します。

ちなみにあおちゃんの目標はNGT48のセンターとなること、
センターとなった暁にはきっかけとなった五藤利弘監督がMVの演出を手掛けてほしいと、
運営の方にお伝えしましたが、はたして、、、

あと某イベントにNGT48とRYUTistが出演し、互いにエール交換していたのは嬉しかったです。

2021.12.29(水) 新潟アルビレックスBB vs 横浜ビー・コルセアーズ NGT48 「Maxとき315号」
https://www.youtube.com/watch?v=AestXklk6ik

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第21回伊参スタジオ映画祭



年が明けてレターボックスに「伊参スタジオ映画祭」のポスター、チラシが届いてました。
伊参というと毎年11月という印象が強いので、えっ?と思いながら開けたら、
コロナ禍の影響もあってか21回目は年を跨いで今年1月29日、1月30日の開催、
しかもあの木造校舎から会場をバイテック文化ホールに移して開くとのこと。
さらにホームページを確認したら伊参の特色であったシナリオ大賞の公募も今回は見送ったとのこと。
https://isama-cinema.jp/isama2021/scenario2021_2022.html

なかなか大変なように思いながらも今回の上映作品には篠原哲雄監督、豊島圭介監督、外山文治監督、金井純一監督と伊参に縁の深い監督たちの作品が並び、当然映画祭へのバックアップも行ってると思うので、それも伊参の強みだと受け取りました。

しかし上映作の『三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実』をコロナ禍に新潟のシネコンまで観に行ったら、
生意気盛りの東大生からの突き上げを大人の余裕で受け止め器の大きさを見せつけた三島由紀夫先生の人たらしっぷりが素晴らしく思うと同時に豊島圭介監督作というのも驚きました。
伊参で『ソフトボーイ』という脱力と熱血が同居するスポコン映画を観て豊島監督の名前が刻まれてたので、
あの作品と三島由紀夫がどうも繋がらないと。
http://tsukurukai.blog103.fc2.com/blog-entry-1193.html

あとムロツヨシ主演の『マイ・ダティ』の金井純一監督ってシナリオ大賞受賞作の映画化『求愛』を観てたので、
http://tsukurukai.blog103.fc2.com/blog-entry-266.html
あの監督がきちんとメジャーでデビューし凱旋するのは伊参の人たちは喜びもひとしおだろうと。

届いたポスターはアオーレ長岡に掲示を頼んだところ、
県外のイベントは貼れないと断られてしまったので、
長岡駅前の長岡モンなら多分、ほとんど知っててお世話になってるキャラメルママさんに頼んだら、
快諾いただきました。
チラシもお願いしたので欲しい方は訪れてください。

第21回伊参スタジオ映画祭
https://isama-cinema.jp/isama202122/main2022.html

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なぜ日本映画は政治を語らないのか?



昨年末、香港のロックスターで雨傘運動や逃亡犯条例改正の反対デモの最前線に立ち、
一貫して香港の民主化運動支持を行動で表明していたデニス・ホーが逮捕されました。

幸いにしてすぐに釈放されたようですが、昨年公開された彼女の闘いを記録した
『デニス・ホー ビカミング・ザ・ソング』を観て感動を覚えたのが、
デモの最前線に立ち、時に対峙しいきりたつ警官に言葉をかけ、
なだめながらデモ参加者の安全を身体を張って守っていた姿でした。
本物のロックだと。
と、同時に容赦なく民主化運動を弾圧している中国政府に睨まれて逮捕も時間の問題のような気もしましたが、案の定というか。

映画を観てとても親近感を覚えたのは彼女は香港映画ファンならよくご存じで歌姫でもあり、
夭折し伝説となったアニタ・ムイのお弟子さんなこと。
アニタ・ムイが天安門事件後にNHKの番組で猛烈に批判していたことをよく覚えているので、
その遺志を受け継ぐデニス・ホーがこの逮捕に屈するとは思えませんが、
いづれにしても彼女の闘いはますます厳しくなるのは容易に予想できるのがとても辛く思います。

その『デニス・ホー ビカミング・ザ・ソング』の上映とともに興味深いシンポジウムが東京ですが開催されるのでご紹介を。

映画監督が「映画と時代」を語るシンポジウム〜なぜ日本映画は政治を語らないのか?〜

日時 1月23日 開場11時30分 開演12時
会場 LOFT9 Shibuya
料金 2000円(映画+シンポジウム)+ドリンク代600円
無料配信 13時40分~ シンポジウムのみ
https://www.youtube.com/watch?v=grxuRfBbzTk

主催 : 自由と生命を守る映画監督の会
共催 : 学問と表現の自由を守る会
問 09026486978

以下、シンポジウムが配信されるyoutubeに書かれてるパネリストと開催趣旨を転載します。

【シンポジウム パネリスト】
河村光庸(プロデューサー/「新聞記者」「宮本から君へ」「パンケーキを毒味する」)
宮崎信恵(映画監督/「終わりの見えない闘い 新型コロナウィルス感染症と保健所」)
小林三四郎(配給・宣伝/太秦代表取締役/「金子文子と朴烈」「乱世備忘 ぼくらの雨傘運動」)
戸田ひかる(映画監督/「愛と法」「マイ・ラブ 6つの愛の物語」)
リム・カーワイ(映画監督/「新世界の夜明け」「カム・アンド・ゴー」)
日向史有(映画監督/「東京クルド」「村本大輔はなぜテレビから消えたのか?」)
金子修介(映画監督/「平成ガメラ三部作」「デスノート二部作」「信虎」)
司会・井上淳一(脚本家・映画監督/「止められるか、俺たちを」「誰がために憲法はある」)

なぜ日本映画は政治を語らないのか?
 もちろん、政治をかたってきた映画はあるし、個人を描いていてもその周りに社会が見える映画はあった。でも、それって、数えられる程しかないんじゃないのか。戦争映画だって、自国の加害行為や天皇の戦争責任まで描いたものは何本あったろうか。お隣の韓国を見ればいい。自国の黒歴史を堂々とエンターテイメントにして、大ヒットさせている。台湾だって、フィリピンだって、ドイツだって、みんなやっている。その最たるものはハリウッドだ。なのに、この国は。投票率が低いのは当たり前だ。映画のみならず、ほとんどの表現が政治を語っていない。半径1メートルの世界しか描いていない。

 2016年、フジロック内のトークコーナー「アトミック・カフェ」に、津田大介氏とともにSEALDsの奥田愛基氏が出演することが決定したさい、「音楽に政治を持ち込むな」という批判が殺到したことは記憶に新しい。漫才で政治ネタを語るウーマンラッシュアワーの村本大輔に対して、「お笑いはお笑いだけやっていろ」という批判は未だ根強い。そうやって、政治を語ることを潰そうとしてきた歴史がこの国には確かにある。でも、転ばぬ先の杖で、そういう批判を恐れ、映画は政治や社会を描くことを過剰に避けてきたのではないだろうか。それって、もしかして忖度や自主規制という名の「表現の自由の無自覚な放棄」なんじゃないだろうか。

 2019年の「あいちトリエンナーレ」の「表現の不自由展」の問題を、しんゆり映画祭の『主戦場』の上映中止問題を、思い返してみればいい。普通にそこにあると思っていた「表現の自由」は、我々が政治を語ってこなかった内に、足下から崩れようとしている。何をやろうと自民党が勝ち続けるこの国で、今こそ、その問題を考えたい。そこからしか、「表現の自由」を守るすべはないのだから。

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↑たぶん、あの監督が書いたんだろうなぁ、と思う憤りが溢れかえってますが、
それはともかく司会が『大地を受け継ぐ』の井上淳一監督で『愛と法』の戸田ひかる監督に『東京クルド』の日向史有監督、さらに配給の太秦・小林三四郎代表取締役とお世話になったり、上映した映画の監督さんが登壇するんで余計に気になったりしておリますが、中でも確信的に忖度なしの映画を作り続けてる河村光庸プロデューサーはどんな発言をするのか興味深いです。

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『帆花』



昨年、3月14日に長岡上映会を開いた『春を告げる町』の島田隆一監督がプロデュースを務めた『帆花』が
昨日よりポレポレ東中野で公開されました。
『帆花』で監督デビューを飾る國友勇吾監督は『春を告げる町』の助監督でもあるのでご紹介します。

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イントロダクション

我が子の成長を喜び、愛しむ両親の姿とその日々の営みを見つめ、いのちにふれるドキュメンタリー。

生後すぐに「脳死に近い状態」と宣告された帆花ちゃん。 母親の理佐さん、父親の秀勝さんと過ごす家族の時間にカメラは寄り添う。常に見守りが必要な帆花ちゃんとの生活は誰にでもできることではない。でも、理佐さんと秀勝さんの2人にとってはあたりまえで、普通のこと。いろんな場所に出かけていき、絵本を読み聞かせ、お風呂に入れ、吸引をする……ありふれた日常の中で積み重なり、育まれていくもの。動かなくても、言葉を発しなくても、ふれあうことで通じあい、満ちていくもの。帆花ちゃんを愛しむ両親の姿から伝わる、我が子と一緒にいられる幸せ。

そんな家族のかけがえのない日々に、生きる喜びと生命の営みを見出したのは、今作が初監督作品となる國友勇吾。3歳だった帆花ちゃんが小学校に入学するまでの間、家族のすぐそばで、言葉にならずとも、カメラに映らずとも、ひとが生きていく上で大切なものを丁寧にみつめ続けた。プロデューサーに『春を告げる町』の監督でもある島田隆一を迎え、編集を『ニッポン国VS泉南石綿村』『東京クルド』などの秦岳志、整音を『台湾萬歳』『オキナワ サントス』などの川上拓也が手掛けるなど、現代ドキュメンタリーの精鋭陣がスタッフとして参加している。

帆花ちゃんの手の柔らかさとぬくもりに、生を実感して心が震えたという國友監督が紡ぎ出す、いま、この社会に私たちとともに在る「いのち」の物語。

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↑公式ホームページからの引用ですが、特筆なのは本作も編集を秦岳志さんが手掛けていること。
こちらで上映した『愛と法』『春を告げる町』そして『東京クルド』の編集を、
むろん『わたしの季節』『チョコラ!』『風の波紋』撮影中の『魂のきせき』と小林茂監督作の編集のみならずブレーンとしても大活躍。
昨年はさらに原一男監督の6時間の大作『水俣曼荼羅』も手掛け、
尋常でないと思うのはドキュメンタリーの中でも多彩なジャンルを縦横無尽に駆け巡ってること。
まぎれもなく現在のドキュメンタリー映画のキーパーソンとなってる方だけに
いい加減、キネマ旬報も山形国際ドキュメンタリー映画祭も秦さんの特集を組まないのかと。
とはいえ秦さんのインタビュー記事を読んだ記憶がないので、
ご本人はあんまり表に出るタイプではない気がしますが、どうなんでしょうか。

『帆花』に戻ると撮影から完成・公開まで約10年に及び、
その間に國友勇吾監督は『春を告げる町』の撮影に携わってると思うので、
その経験が完成までに活かされてるのではないかと。
幸いシネ・ウインドで近日公開とあるので楽しみに待ちたいと思います。

『帆花』公式HP http://honoka-film.com/
映画『帆花』予告編 https://www.youtube.com/watch?v=5waoFEXYqJU

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『ブータン 山の教室』 in アルカディア



お世話になってる方よりご紹介があり、
昨年のヒット作『ブータン 山の教室』が1月23日(日)より見附のアルカディア大ホールで無料上映されます。

ブータンの辺境の地へと赴き学校の先生となった若者と子どもたちとの交流という本作を
観賞し真っ先に思い浮かんだのがチェン・カイコー監督作の『子供たちの王様』でした。
記憶にある『子供たちの王様』と同じあらすじながらも、
文革時代を設定した『子供たちの王様』は体制批判をうっすらと塗り込み、
わかる人にはわかる暗喩でタブーに挑んだ作品と認識、
その後、『人生は琴の弦のように』を経て『さらば、わが愛 覇王別姫』という、
途方もない芸術映画に文革批判を真っ向から描き巨匠とチェン・カイコーはなりながらも、
新作は中国のプロパガンダ映画との批判がある大作『長津湖』を手掛けて大ヒットを記録、
すっかり御用監督になってしまったのは“中国第五世代”も遠くなりにけり、かと。

そんなことを思うと一見してブータンの大自然と澄み切った青空と健気な子ども達の振る舞いに、
すっかり日々の生活に疲れてしまったこちらは癒されてしまいましたが、
主人公が生活する都会の雑然とした印象はこちらが勝手に思い浮かぶ、
“幸福度世界一”の国というイメージとかけ離れてるという印象を持ちました。
たぶん、この映画にもわかる人にはわかる“暗喩”が塗りこめられてるように思います。
それは決して不幸ではないとはいえ。

映画上映会
「ブータン山の教室」

日時2022年01月23日(日)開場13:30 / 上映14:00
会場見附市文化ホール アルカディア 大ホール
料金 入場無料(先着150人まで)
後援 見附市・見附市教育委員会
お問い合わせ 見附市国際交流協会事務局
電話:080-5062-7642 

体調不良や発熱のある方はご来場をお控えください。        
感染防止にご協力お願い致します。

http://www2.city.mitsuke.niigata.jp/arcadia/rent.html

『ブータン 山の学校』

現代のブータン。教師のウゲン(シェラップ・ドルジ)は、歌手になりオーストラリアに行くことを密かに夢見ている。だがある日、上司から呼び出され、標高4,800メートルの地に位置するルナナの学校に赴任するよう告げられる。一週間以上かけ、険しい山道を登り村に到着したウゲンは、電気も通っていない村で、現代的な暮らしから完全に切り離されたことを痛感する。学校には、黒板もなければノートもない。そんな状況でも、村の人々は新しい先生となる彼を温かく迎えてくれた。ある子どもは、「先生は未来に触れることができるから、将来は先生になることが夢」と口にする。すぐにでもルナナを離れ、街の空気に触れたいと考えていたウゲンだったが、キラキラと輝く子どもたちの瞳、そして荘厳な自然とともにたくましく生きる姿を見て、少しずつ自分のなかの“変化”を感じるようになる。

公式HP https://bhutanclassroom.com/

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