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長岡アジア映画祭実行委員会!ブログ

新潟県長岡市で活動します長岡アジア映画祭実行委員会!です。

2018年01月 | ARCHIVE-SELECT | 2018年03月

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被ばく牛と生きる



東日本大震災を題材にした作品が年々、減っていくような、と同時に風化していくような気がします。
その反面、作っても上映するため手を挙げる人も減っているのではないかという気もしますが、シネ・ウインドは今年も3.11をテーマにした作品を3月11日に合わせてぶつけるので紹介します。

『被ばく牛(うし)と生きる』
昨日、紹介した豊田直巳監督の写真絵本には『「牛が消えた村」で種をまく』という一冊がありましたが、飯舘村では被ばくした牛は飼育できなくなったと思いますが、
『被ばく牛と生きる』は浪江町や大熊町の畜産農家を取材した記録のようです。

シネ・ウインドで3月10日から3月23日公開されます。
https://www.cinewind.com/

経済価値が無いからと言って、
被ばく牛の殺処分に合意できますか?
原発事故から2か月後、国は“警戒区域にいる全ての家畜を殺処分する”指示を出す。避難を強いられる農家は、涙を飲んで殺処分に応じるしかなかった。しかし十数軒の畜産農家が被ばく牛を生かそうと決意した。住んではならない警戒区域の中に住み、また数十キロ離れた避難先の仮設住宅から通い、被ばくした牛の世話を続けている。被ばく牛を生かす唯一の道、「大型動物による世界初の低線量被曝研究」に役立てること。国策による事故でありながら、国は全人類にとって必要なこの研究から手を引いていく。事故翌年、牛に原因不明の白斑が出現。大学研究者は原因を調べるも、被曝との因果関係を立証するには、さらに数年の時間がかかると言う。原発事故で、故郷も仕事も奪われながらも、経済価値のない牛を生かし続ける畜産農家の心情を5年間にわたって丁寧に記録した作品です。

『被ばく牛と生きる』公式HP http://www.power-i.ne.jp/hibakuushi/

3月10日(土) 『人生フルーツ』長岡アンコール
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-1766.html

3月11日(日) 『奪われた村 避難5年目の飯舘村民』長岡上映と豊田直巳監督講演会
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-1769.html

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写真絵本シリーズ それでも 「ふるさと」 写真・文 豊田直巳

*3月11日に『奪われた村』上映とともにお話くださる豊田直巳監督の写真絵本が三冊発行されました。
『「牛が消えた村」で種をまく』 『「負けてられねぇ」と今日も畑に』 『「孫たちは帰らない」けれど』
いづれも飯舘村を取材・記録したものです。
1冊2000円、セットで6000円で当日に発行元の農文協の担当者が販売に会場に来てくださる予定です。
ぜひ、手に取りお買い求めいただけましたら幸いです。

以下、豊田監督のFACEBOOKから転載します。
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=10209748650185272&set=a.2102971546157.2093776.1601534043&type=3&theater



福島県飯舘村の人々が、放射能汚染の下で暮らしていたときに出会い、カメラを向けさせていただいた。
それから泣き泣き牛を出し、畑の行者ニンニク諦め、そして村を追われていった姿を記録させていただいた。
 あの「見えない戦場」を彷徨うような日々から、仮設住宅での暮らし、そして帰還政策の下で、どう生きるのかを追わせていただいた。この7年を一区切りに全3巻の写真絵本にまとめました。
下の写真は、その三巻セットの「箱」です。
 もちろん一冊、一冊でもお買い求めいただけるものですが、全三巻の箱入りを、お近くの小中学校、高校大学などに、また公共図書館などにリクエストしていただき、ご覧いただけたら嬉しいです。

どうぞ、シェア・拡散にもご協力をお願います。

***************************
 この度、農山漁村文化協会(農文協)から、シリーズタイトル「それでも『ふるさと』」として 、原発震災に見舞われた福島に生きる人びとの姿を、写真絵本の形で三冊同時刊行することができました。
『「牛が消えた村」で種をまく』
『「負けてられねぇ」と今日も畑に』
『「孫たちは帰らない」けれど』の三冊です。
 この春に7年を迎えようとする原発事故の、発生翌日からの取材と、雑誌やテレビでの報道、そして書籍や映画での表現活動を続けてきました。その7年にわたって、私のカメラの前に立って下さった皆さんの「個」にとって、この7年がどんな意味をあったのか?それは、けっして「個」にとどまるものではないはずと思って、昨年夏から準備したものです。
 しかし、原発再稼働、推進政策の加速する中で、「あの」原発事故は日々に人々の関心から遠のいているように見えます。
 そんなとき、小学生でも読め、大人のこころにも訴える写真絵本の形で表現の場を得るとこできたことに感謝しながら、また、友人の皆さんにお知らせできることを嬉しく思っております。
 しかし、本は読まれて「なんぼ」でもあります。
是非、全国の小中学校はもとより、高校・大学、公共の図書館で購入され、子どもから大人まで手に取って読んでいただけるよう皆さんのお力をお貸しください。
 もちろん、余力のある方は(ホントはなくても・(笑)・)、個人でのご購入もお願いしたいのは、言うまでもありません。
(何とか重版と言わず、3刷、4刷・・・までと、淡い希望もあります)
 皆さんのご協力とご助力をお願いするという図々しい企みのあるお知らせですが、よろしくお願い致します。

http://shop.ruralnet.or.jp/b_no=01_54017187/
http://shop.ruralnet.or.jp/b_no=01_54017188/
http://shop.ruralnet.or.jp/b_no=01_54017189/

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○『奪われた村 避難5年目の飯舘村民』長岡上映会と豊田直巳監督講演会

日時 3月11日(日)

*18時00分~ ウィズコーションLIVE

*18時20分 『奪われた村 避難5年目の飯舘村民』上映 (作品時間64分)

*19時30分 豊田直巳監督講演 (約60分) 

前売  1000円  
当日  1300円  障害者手帳、療育手帳をお持ちの方、高校生(学生証をお願いします) 以下500円

プレイガイド 長岡駅CoCoLo文信堂書店/アオーレ長岡三階ながおか市民協働センター

会場 長岡市社会福祉センター トモシア 3階 多目的ホール
長岡市表町2丁目2−21
https://tomoshia.jp/

○『奪われた村 避難5年目の飯舘村民』公式HP
http://ubawaretamura.strikingly.com/

予告編
https://www.youtube.com/watch?v=6okn268-dME

主催 長岡アジア映画祭実行委員会!
問 電話09045204222 e-mail [email protected]
BLOG http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/
協力 3.11福島を忘れない!長岡実行委員会
後援 長岡市/長岡市教育委員会

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『モノクロームの少女』の現場者



やはりこの日のメインは「現場者」大杉漣さん。
さすがに現場に到着しただけで完全に空気が変わった様子が手に取るようにわかりました。
空き時間に実行委員で挨拶をさせていただき、制作発表に届いたビデオレターに映画祭に触れていただいたお礼をお伝えしました。
「そんな離れてないで、もっと近づけよ」
あるがままの漣さんの姿にグッときていました。

入野さんの父親役として現場に紹介された漣さんをスタッフ一同が拍手で迎えてリハーサル開始。
田舎の親父役として息子を叱りつける姿、一挙一動に目が釘付け、こんな貴重な場面を間近で見る喜びに打ち震える思いが。
そして何度かリハーサルを重ねて、その度にアイデアを出し演技を変えて本番開始。
無事に一発OKとなりましたが、もしかしたら監督もずっと漣さんの姿を見ていたいと思っていたのか、なかなか「OK」の声が出ず、かなりの長まわしとなっていました。
あのままカットせず映画で使われるのか気になります。
しかし五藤監督がプロ中のプロである漣さんにOKを出す姿を目にしたことに本当に感慨深いものが。

というわけで漣さんが現場に入っただけで撮影は最高潮を迎えた気がしましたが、まだまだ撮影は続くようです。

http://tsukurukai.blog103.fc2.com/blog-date-200808.html
↑2008年8月28日に栃尾で撮影たされた『モノクロームの少女』を五藤利弘監督のご厚意で見学してたことを読み返しました。
しかも大杉漣さんの出番の日に。

この日の本番の撮影はよく覚えており、完成した作品を見ればよくわかりますが、父と息子の食卓の光景で(漣さんはつまみに栃尾のあぶらげを!)、その構図がちょっと変わっており、ちゃぶ台を挟んで入野自由くんを前にした漣さんの後ろに奥行がある廊下が背景となって、普通はこういうシーンは横からの構図で撮影してるように思いますが、本作は奥行ある廊下のせいで縦長となり、たぶん漣さんはリハーサル時にキャメラの位置を確認してから本番に挑んだところ、お腹が痛くて倒れてる入野君を相手に縦横無尽にアドリブを尽くし、ついには部屋をはみ出し廊下に渡って箒を持ち出し入野君を追い払ってしまうまで、自分の感覚では約5分、少なくとも3分以上は延々とアドリブを披露していて本当にずっと見ていたいと思ってました。
最近は本職の声優として大活躍の入野くんにとって漣さんの相手役となったことは大きな財産になったと思います。

あと漣さんが芦澤明子撮影監督を見つけてお互いに笑みを交わしてたのも覚えています。
接点はあるのかわかりませんが互いにピンク映画で下積みをしていただけに、いわば同志のようなものだったのだろうと。

それで久しぶりに『モノクロームの少女』を見返したら、このシーンは僅かに1分ほどが採用され、延々と続くかと思ってたアドリブは綺麗にカットされておりました。

他にも漣さんのシーンは二つあり、いづれも短い出番ながらも印象深く、この脚本を読んで漣さんはこの父親を演じたいという希望を持ったそうですが、父親一人で息子を育てあげ、農家の跡を継いでほしいと思うものの、息子の選択も尊重したいという気持ちがありながらも不器用で口ではうまくいえず、ガールフレンドとうまくいくことを心から願っている、、、そんな父親像が短い出番の中で容易に想像でき、思えば漣さんはどんな短い場面で出てきても、映画に登場するまで、その人物がどんな思いで生きてきたのか、いわば演じる人物に肉がつき息遣いがこちらに伝わるような役ばかりだったと思ったりと。

自身も農家の長男である五藤監督にとって父親を演じてくれたことは大きな喜びではなかったかと、稲刈りをして最後にズッコケて盛大に笑わせてくれる漣さんの姿を見て思いながらか涙腺が緩んでました。

しかし『モノクロームの少女』を久しぶりに観ましたが、もう撮影から10年になろうとするのに、映画の中の栃尾の山里や雁木通りなどの要所は今とほとんど変わってないのが驚異的に思いました。
観た当時も思いましたが、今もこの映画を栃尾の観光アピールの側面から役立てることがきるのではないかと。

そして五藤監督が今夏撮影予定の『被爆ピアノ』の主演は大杉漣さん、その人でした。
超がつく売れっ子の漣さんが出演を引き受けてくれたというのは、それだけ演じがいがあると思ったからでしょう。

昨秋に長岡に被爆ピアノコンサートでいらした漣さんが演じるモデルの矢川光則さんの姿を見ながら、漣さんならどういうふうに演じるかと思いながら見ていて、当然漣さんも役作りで矢川さんに取材するだろうから、被爆ピアノを積んだ4トントラックであの町、この町を行く矢川さん=漣さんを想像してただけに、訃報を知って混乱した後に被爆ピアノはどうなるんだろうと。

漣さんの膨大な出演作のひとつに新藤兼人監督が96歳の時に撮った『石内尋常高等小学校 花は散れども』という作品があり、この中で漣さんは顔に大やけどを負った被爆者を演じていました。

やけどの跡が生々しく目を伏せたくなるほどでしたが、漣さんはそんな視線を受けながらも実直に生きてきた市井の男をとても誠実に演じて印象深く残ってます。

生涯に渡って広島の原爆投下を憎み告発してきた新藤監督作で被爆者を演じたということは、演じるにあたって漣さんなりの覚悟からくる原爆への強い思いがあったかと想像し、それがうまく反映されるような映画であってほしいとも『被爆ピアノ』について思いを巡らしながらクランクインの朗報を心待ちにしてただけに、、、、

漣さんの思いとともに五藤監督が『被爆ピアノ』を完成することを期待します。

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『米軍が最も恐れた男 その名は、カメジロー』



昨年、大杉漣さんの出演作で最も楽しんだのはやはり『アウトレイジ最終章』でした。
『ソナチネ』『HANA-BI』と北野組常連と言われながらも、これまでの常連を意図的に排した『アウトレイジ』シリーズに漣さんの名前が無いのは寂しく思ってましたが、三作目にして満を持して登場!
堅気の銀行マンから筋金入りの極道組織の組長を精一杯の虚勢を張りながらも、百戦錬磨の極道から所詮素人と反感を買い、観ていてその粋がりぶりにヒヤヒヤしていたら案の定、トンでもない形で抹殺されてしまう気の毒な役を元気いっぱい演じてて、サスガは漣さん東スポ映画大賞助演男優賞受賞おめでとうございますと祝っておりましたが、、、

ただし昨冬、不意打ちのように漣さんに触れたのがシネ・ウインドで観賞した『米軍が最も恐れた男 その名は、カメジロー』の語りとして漣さんの声を耳にしたことでした。

米軍占領下で言葉と行動で民衆とともにアメリカに徹底抗戦した沖縄の政治家・瀬長亀次郎の“不屈”の姿を記録した作品で漣さんは、このカメジローさんの声を担当、多くの民衆を虜にしたというカメジローさんの演説や晩年まで書いてたという日記を漣さんは語っていました。

ただ『シン・ゴジラ』で内閣総理大臣を演じてたといはいえ、漣さんはあまり政治的な発言はしてこなかったハズなので、昨今の米軍基地問題で沖縄の歴史を思えばあまりにも惨い現状の中で、その沖縄問題のルーツとしてかつて民衆の誇りとして先頭に立ってたカリスマの声を引き受けたことは何か共鳴するものがあったのだろうと観てて思いました。
今はもう機会が無くなってしまい残念でしたが、もしまた会う機会があったらこの映画の語りを引き受けた思いを漣さんに聞きたいと思ってます。

http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-1718.html
↑こちらでも書きましたが『米軍が最も恐れた男 その名は、カメジロー』で白眉に思ったのはカメジローさんと佐藤栄作首相の国会論戦でした。
佐藤栄作首相も一筋縄でいかないことは重々承知といはいえカメジローさんの鋭い問いかけに一歩も引かずに堂々と持論を語る佐藤首相の姿を思うと、今の屁理屈を捏ね上げはぐらかして終いには逆キレしてしまう某首相と比較することさえナンセンスな気がします。
こんなことを書くとまた政治を書くとは何事かとお叱りのコメント書かれるかもしれませんが。

ところでこのブログに度々登場するにいがた映像ギャラリーの長谷川さんと先ほど電話で話したのですが、かつては長谷川さんは新潟市の日活直営の映画館に勤務しており、すでにロマンポルノに方向転換後に大杉漣さんが出演してたポルノ映画を三本立ての中の1本でよく上映してたそうです。

「俺はあんまり好きじゃない俳優として印象に残ってる」

などと話してましたが、やはり当時は漣という名前が珍しかったことと、しょっちゅう出てくるので自然と顔を覚えたそうです。
しかし“漣”は今、赤ちゃんにつける名前のトップになってるのはやはり漣さん効果なんだろうと。

それで以前、長谷川さんは新潟で映画館をテーマにしたドキュメンタリー映画の上映会の協力を旧知から頼まれたんだが、長岡でもどうだい?と声をかけてくれて今回のお電話はその話だったのですが、この話は次回の複線に繋がるのか、繋がってほしいなぁとここでとりあえずお終いにします。

『米軍(アメリカ)が最も恐れた男 その名はカメジロー』
公式HP http://www.kamejiro.ayapro.ne.jp/
予告編 https://www.youtube.com/watch?v=ECh6sSRvVgM

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長岡出身・東條政利監督 明日 『地の塩 山室軍平』上映前に舞台挨拶急遽決定



昨秋に上映会を開いた長岡出身・東條政利監督の新作『地の塩 山室軍平』は本日よりシネ・ウインドで公開が始まりました。
明日は急遽、東條監督が舞台挨拶に駆けつけるそうなのでお知らせします。

シネ・ウインドでの東條監督の舞台挨拶は確かデビュー作の『9/10』以来になると思います。

2月25日(日)10時10分~ 東條政利監督舞台挨拶
https://www.cinewind.com/news/2-24/

シネ・ウインドでは3月9日まで一日一回上映されます。

『地の塩 山室軍平』

時代は明治。欧米から様々な風俗、思想が入り社会は大きく変動していた。
まだ社会福祉という言葉もなかった時代、人を救う事に生涯を捧げた山室軍平。
時に迷いもがきながら、その情熱に生きた軍平と、その同志たちを描いた歴史ドラマ。格差社会と言われ、若者の夢や希望がない社会と言われる昨今の日本に、情熱と普遍的な愛の尊さを伝える作品の登場だ。

主演の山室軍平に『エミアビのはじまりとはじまり」の森岡龍。今年『ろんぐ・ぐっどばい~探偵 古井栗之助~』や『密使と番人』と、主演作が相次いで公開され、「明後日プロデュース Vol.2芝居噺『名人長二』」で初舞台に挑戦するなど、のりにのっている。 武士の娘として生まれ山室軍平の同志であり妻・山室機恵子役に、我妻三輪子(「とと姉ちゃん」「100万円の女たち」)。山室の先輩であり岡山孤児院を創設し三千人もの孤児を救った石井十次役に、子役時代から演技派として名高い伊嵜充則(『八月の狂詩曲』『群青色の、とおり道』)。「八重の桜」にも登場した、同志社大の創設者・新島襄役に辰巳琢郎。他に、『ぼっちゃん』の水澤紳吾、「おんな城主 直虎」の芹澤興人、堀内正美、渡辺梓など実力派が揃った。 監督は『9/10 ジュウブンノキュウ』『カフェ代官山〜それぞれの明日〜』の東條政利。企画段階から関わり、重厚な群像劇を完成させた。

http://yamamurogunpei.com/

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犬,走る



「予防注射を打って産業廃棄物の溜まった沼に頭から浸かって、びっくりするほど腕がパンパンになったんですよ」

第6回長岡アジア映画祭のトークの中で大杉漣さんはそんな壮絶なエピソードを笑いながら話していました。

漣さんの膨大なフィルモグラフィの中で担当者が見たベスト1の漣さんをもし尋ねられたら、産業廃棄物の沼に浸かり、屋根から屋根へスタントなしで飛び移り、歌舞伎町を息を切らせながら延々と全力疾走していた崔洋一監督の『犬、走る DOG RACE』になるでしょうか。

岸谷吾朗演じる暴走刑事の相棒の情報屋のコリアンを漣さんが体を張って熱演。

「漣はさざなみとも読むんですが、波とは寄せては返すものです。人生も失敗があって少し成長する、その繰り返し。それをお見せするのが、僕らの仕事だと思います」

https://www.facebook.com/mainichishimbun/posts/1888848751155042

↑追悼記事に人柄が浮かぶ素敵な漣さんの言葉が掲載されていましたが、『シン・ゴジラ』では内閣総理大臣、あと三池崇史監督作のなかで確か神様を演じていましたが、そんな偉い存在よりも先の言葉にあるような辛酸を舐めてる等身大の役柄が漣さんには多かったように思います。
とはいえ『シン・ゴジラ』の漣さんは後手後手にまわってしまった結果、壮大な失敗となり唖然としましたが。

そんなことを思いながら本日はお仕事がお休み、しかも久しぶりの晴天なんで次回上映会の紹介に、まさに “犬、走る”と呟きながら、あちこちを回っておりました。

漣さんがこちらに向けて放った言葉は当時も今思い出してもこれ以上ない言葉だったので、大きな励みになっています。

あと役者・漣さんの名台詞に「女々しいって、男男しいと書くんだよ」というのがあって膝を打ったのですが、あの映画はなんだっただろうと。

*追記
「女々しいって、男男しいと書くんだよ」の台詞は阪本順治監督作『愚か者 傷だらけの天使』と読んでいただいた方から教えていただきました。ありがとうございます。確かにそうだと思い出しましたが、あの映画は『傷だらけの天使』よりも面白かったと余計なことも思い出しました。

大杉漣さんが神様を演じた三池崇史監督作は『熊本物語』ではないかと思いますがこちらは見てません。どなたか漣さんの役を教えていただけたらと思います。

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あるがままに



昨晩の大杉漣さんの訃報を知り、言葉が何も浮かびませんでした。

『第6回長岡アジア映画祭』で瀬々敬久監督『RUSH!』の上映とともに、
『第10回長岡アジア映画祭』では三原光尋監督『村の写真集』の上映とともにお越しくださりトークをしていただきました。

いづれも沢山、楽しいお話をしていただき大いに盛り上がりましたが、
舞台裏、そして打ち上げの席で間近で見た大杉漣さんのたたずまい、そして放たれる言葉に痺れておりました。
その言葉を羅列すると薄っぺらくなるのでここに書くことはせず、
当時を思い返してまた胸に刻みつけたいと思ってます。
正直、漣さんのいない世界がまるで実感できないので。

とはいえこれは伝えたいと思うのは『第6回』のトーク本番前にステージ袖で、
本番をお願いしますと声をかけるのも躊躇した漣さんの姿。
身じろぎもせず緊張し精神を統一してる姿、
その真剣な表情にプロフェッショナルの凄みを覚え声をかけるのを躊躇してました。

もちろんトークは全力投球をしていただき喝采に包まれ、誰もが漣さんに魅了され、
こちらはお礼の花束を贈ったところ、
受け取りながらも「僕には花束より、銃が似合う」と照れてた姿、、、
こうして思い返すだけでも本当に素晴らしい方でした。

担当者の本日のお仕事はメンタルをやられるキツイ現場でしたが、
でも漣さんがあの日、応援してくれたことを思い耐えることができました。

たくさんありがとうございました。
ゆっくり休んでください。
ご冥福を祈ります。

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被爆ピアノ、その後



昨秋、開催した「被爆ピアノコンサートin長岡」はながおか市民協働センターの長岡市民活動推進事業補助金から助成いただき実現できました。
それでようやく、思いっきり遅れて事業報告書を書き上げて提出して無事にOKのお返事をいただき胸を撫で下ろしました。

以前にも別件でこの助成金を申請したところ却下された経緯があり、
今回担当の職員さんに相談して申請書を提出しながらも、
審査され採択されるかわからないという曖昧な顔で言われ、
結局採択されるのかわからないまま見切り発車で宣伝をスタートし、
これが万が一また却下されたら被らなければならないのだろうかと内心ヒヤヒヤしてましたが、無事に採択されたおかげで開催することが出来ました。

と書きながらも事業報告のために掛かった経費の領収書、レシートもまとめて提出しなければならず、さらに同時期にウィルながおかフォーラムの『台湾萬歳』も事業報告書に領収書を提出しなければならず、領収書が夢に出てくるほど山のように手元にあり、万が一この領収書が紛失したら、被らなければならないのだろうかとまたまた悪夢が過っていました。

とはいえ本番では担当の職員さんもコンサートを観に、というか様子を観に来たのだろうと思いましたが、
直前に『風の波紋』を観たばかりなので天野季子さんの歌と演奏に感激していた様子でした。

それでその被爆ピアノなのですが、このイベントに足を運び大きな評価をされた方の推薦もあって、また長岡で演奏会が開かれることになりそうです。

http://www.city.nagaoka.niigata.jp/shisei/cate03/zaisei/h30yosan.html
↑こちらを開いていただけましたら。
観に来た方が評価してくださり、次に繋がったことに本当にうれしく思いました。

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最 新 兵 器



DM発送作業で封書の裏側のこちらの住所はいつも手書き、
もしくは何行か印刷したものをはさみで切ってのりで貼るという超アナログだったのですが、
見かねた方がネットで安くスタンプが作れるというので、
発注してこのたび到着しました。

なんとす押すだけでいいシャチハタタイプなので、
これでDM発送作業がはかどります。
というかこの程度で非常に喜んでおります。

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過去と未来を繋げるために



http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-1792.html
↑こちらの三条で開催された「福島を考える 講演会&コンサート ~過去と未来を繋げるために~」に参加しました。
お手伝いしにいったものの、どうも本調子でなく自分でもふがいなかったのですが、
多くのお客様が駆けつけて用意していた『人生フルーツ』『奪われた村』上映会チラシはほぼ配布できたようです。
ありがとうございました。

http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-194.html
↑こちら以来、4年半ぶりとなる前双葉町町長 井戸川克隆氏の講演が開かれ
ブレることなく闘っている姿に敬意を覚えました。

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映画『台湾萬歳』DVD発売記念トークイベント



昨秋11月に酒井充子監督をお招きして長岡上映会を開いた『台湾萬歳』が3月23日にDVD発売が決定しました。

発売に合わせて酒井監督と『風の波紋』も撮影した松根広隆撮影監督のトークイベントが開催されるそうでご紹介します。

長岡では酒井監督が前乗りした際に『人生フルーツ』の話題になり、酒井監督の評は辛口であったものの、台湾でのお墓参りの場面で旧友を偲び泣きながら台湾の軍歌を口ずさむ津端修一さんを観て「本当に立派な人なんだ」と話してたのが印象に残りました。

*映画『台湾萬歳』DVD発売記念トークイベント(2018年3月23日)

『台湾萬歳』DVDの発売を記念して、スペシャルトークイベントを開催いたします。
ゲスト:酒井充子監督、松根広隆さん(『台湾萬歳』撮影)司会:小林三四郎さん(プロデューサー)※予定入場者特典として「台湾萬歳 劇場パンフ」を当日会場にてお渡しいたします。

〇日時:2018年3月23日(金)19:00開演 (18:45開場)
〇場所:紀伊國屋書店 新宿本店 9階イベントスペース
〇定員:50名
〇参加方法:無料でご参加いただけるイベントです(要予約)。2月15日(木)10:00よりお電話にてご予約を承ります。(先着50名)

ご予約電話番号:03-3354-0759紀伊國屋書店新宿本店 別館M2階DVD/CD売場直通(10:00~21:00)

↓詳細はこちらを。
https://www.kinokuniya.co.jp/c/store/Shinjuku-Main-Store/20180215100500.html

『台湾萬歳』公式HP
http://taiwan-banzai.com/

画像はブヌン族の村、台東縣延平郷紅葉村にて撮影中の一コマ。

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豊田直巳 写真展 叫びと囁き



3月11日『奪われた村』上映とともに講演いただく豊田直巳監督が、
東京にて写真展を開催すると知りましたのでご案内します。

ところで小林茂監督作『風の波紋』の主人公・木暮茂夫さんはかつて報道写真家として活躍をしており、
それならば豊田監督をご存知ですか?と木暮さんに『奪われた村』のチラシを送ったところ、
何度かお会いし、懐かしいとお返事が届きました。
豊田監督も木暮さんをよくご存じのようで、できれば上映会で再会してほしい思いが浮かびました。

*豊田直巳写真展
「叫びと囁き〜フクシマ・避難民の7年間の記録と記憶」

復活する「原子力ムラ」。 新たな神話。あなたは漠然とした不安を感じていませんか。
世の中には、見えないもの、見えなくさせられているものがあるのでは、と、感じていませんか。
そんなあなたに届けたい、もうひとつの物語。

2018.2.20[火]~ 4.11[水]

ギャラリー・トークライブ  出演:豊田直巳
2.20[火]17:30 〜 2.27[火]17:30 〜
3.19[月]17:30 〜 4.11[火]17:30 〜 入場無料

会場 聖心女子大学4 号館⁄ 聖心グローバルプラザ・BE * hive
( 東京メトロ日比谷線・広尾駅・4番出口 徒歩 1 分)

http://kyosei.u-sacred-heart.ac.jp/event/be%EF%BC%8Ahive%E7%89%B9%E5%88%A5%E4%BC%81%E7%94%BB%E5%B1%95%E7%A4%BA%E3%80%80%E8%B1%8A%E7%94%B0%E7%9B%B4%E5%B7%B3%E5%86%99%E7%9C%9F%E5%B1%95%E3%80%80%E3%80%8C%E5%8F%AB%E3%81%B3%E3%81%A8%E5%9B%81/

○『奪われた村 避難5年目の飯舘村民』長岡上映会と豊田直巳監督講演会

日時 3月11日(日)

*18時00分~ ウィズコーションLIVE

*18時20分 『奪われた村 避難5年目の飯舘村民』上映 (作品時間64分)

*19時30分 豊田直巳監督講演 (約60分) 

前売  1000円  
当日  1300円  障害者手帳、療育手帳をお持ちの方、高校生(学生証をお願いします) 以下500円

プレイガイド 長岡駅CoCoLo文信堂書店/アオーレ長岡三階ながおか市民協働センター

会場 長岡市社会福祉センター トモシア 3階 多目的ホール
長岡市表町2丁目2−21
https://tomoshia.jp/

○『奪われた村 避難5年目の飯舘村民』公式HP
http://ubawaretamura.strikingly.com/

予告編
https://www.youtube.com/watch?v=6okn268-dME

主催 長岡アジア映画祭実行委員会!
問 電話09045204222 e-mail [email protected]
BLOG http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/
協力 3.11福島を忘れない!長岡実行委員会
後援 長岡市/長岡市教育委員会

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『夜間もやってる保育園』inえとせとら



お世話になってる柏崎のカフェ〝えとせとら”よりご案内が届いたので紹介します。
定期的に良質のドキュメンタリー映画を上映しており、
次回は2月25日に『人生フルーツ』を上映しますが、
http://www.tofoo-films.jp/lifeisfruity/?p=2214

4月15日(日)は『夜間もやってる保育園』を上映するそうです。

『夜間もやってる保育園』
日時 4月15日(日)
①10時~  ②13時~

前売り 1000円 (茶菓子付き) 当日1500円

http://yakanhoiku-movie.com/wp/jyouei/20180415kashiwazaki/

映画が映し出すのは、制度や数字からだけでは
知ることのできない豊かな現実です。


少子化が進むいっぽうで大きな社会問題になっている待機児童。国と自治体にとって喫緊の課題ですが、認可夜間保育園の数は全国で約80。夜間に子どもを預けてまで働く親と夜間保育園への偏見や批判も多くあります。だからいま、いっしょに考えてみませんか?

新宿歌舞伎町に隣接する大久保で24時間保育を行う「エイビイシイ保育園」では、完全オーガニックの給食による食育や多動的な子どもたちへの療育プログラム、卒園後の学童保育など、独自の試行錯誤をつづけていました。さらに北海道、新潟、沖縄の保育現場を取材しました。

監督は『ただいま それぞれの居場所』で介護福祉現場のいまを鮮やかに描いた大宮浩一。さまざまな事情で子どもを預ける親や保育士たちの葛藤やよろこび。すくすくと育つ子どもたちの笑顔や寝顔や泣き顔…。知られざる夜間保育の現場から、家族のありかた、働きかた、いま私たちが暮らしているこの社会のかたちを照らします。

会場 問い合わせ et cetera(えとせとら)
柏崎市新橋3-29
電話0257-21-8558

http://yakanhoiku-movie.com/

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柴田昌平監督 新日本風土記「黒潮」



昨年のNHKスペシャルで放映された柴田昌平監督の『黒潮 ~世界最大 渦巻く不思議の海~』はあらゆるアプローチを駆使して黒潮と日本の関係に迫った大変な力作で見応えがありました。

http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-1636.html

そのNHKスペシャルで放映されたものを柴田監督曰く「暮らしの側面に絞って編集」してNHK-BSの新日本風土記で『黒潮』のタイトルで放映されます。

これはよく覚えているのですが『森聞き』『クニコおばばと不思議の森』と力作を手掛けて一休みした頃に柴田監督とお会いする機会があり気分転換のような感じで“出汁”をテーマにした番組を作っており、食材をテーマにするのははじめてと楽しそうに話していました。
その番組は『新日本風土記』のなかで『だし』として放映、それがその後に取材をしNHKスペシャルの『和食』として放映後にされ、さらに取材を進めて『千年の一滴 だし しょうゆ』として劇場公開されました。

『黒潮』も鰹節を取材していた流れで行き着いたテーマと言え、今回最初の発端となった『新日本風土記』で放映されると聞き、面白いものを感じました。

ちなみに最初に放映された『だし』は栃尾でも撮影されました。

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BSプレミアム 新日本風土記「黒潮」

2月16日(金)
午後9時~10時

日本列島を流れる巨大海流・黒潮。黒潮を泳ぐカツオは、日本人の食と文化を作り、黒潮の上で発生する積乱雲は豊かな森を作った。各地の風土から黒潮と日本人の営みを紹介。
全長1万キロにおよぶ巨大海流・黒潮。日本列島に沿って流れ、沿岸のみならず陸にも影響を与える。その恵みを受けるのは「黒潮の狩人」と呼ばれる漁師たち。縄文時代からあるカツオ漁は、日本人の食と文化を形づくった。また、暖かい黒潮の上で発生する積乱雲は雨を降らせ、豊かな森を作る。そのため稲の神が黒潮の沖にあるとして祈る集落も。列島各地に残る風習や風土を通じて、黒潮と日本人の4000年の営みをひも解いてゆく。

再放送は、2月23日(金)午前8時~ BSプレミアム

http://www4.nhk.or.jp/fudoki/x/2018-02-16/10/26104/2148219/

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福島原発事故が問いかけるもの



昨日に続いて3,11を前にしたイベントをご紹介します。

3月4日に原発ゼロ長岡市民ネット主催でシンポジウムが開かれるのですが、
ルポライター鎌田慧先生と新潟国際情報大学の佐々木寛先生が参加、
リベラルの立場で精力的に様々に仕掛けをしている佐々木先生と、
あの伝説的名著『自動車絶望工場』を書かれた鎌田先生が縦横無尽に語り合うと思うので、期待できると思いました。

今回も『人生フルーツ』『奪われた村』のチラシをお客様に配布していただくお願いをしました。ありがとうございます。

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福島原発事故が問いかけるもの

福島原発事故から7年 - ともに考える市民の集い

とき 3月4日(日) 13時30分~

ところ アオーレ長岡 市民交流ホールB,C

第一部 映画上映 (30分)

『日本と原発 4年後』 ダイジェスト版 河合弘之監督

第二部 シンポジウム (90分)

パネリスト 両氏とも「原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟」幹事

ルポライター 鎌田慧さん
新潟国際情報大学教授 佐々木寛さん

主催 原発ゼロ長岡市民ネット
問 025-24-2870 (広井)
参加費 500円をご希望の方は↑こちらに連絡ください。

詳細は↓こちらを。
http://nagaokashiminnet.blog.fc2.com/blog-entry-71.html

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福島を考える 講演会&コンサート ~過去と未来を繋げるために~

218 2018

お世話になってる「未来を考える会・三条」の次回イベントをご案内します。
3.11を前に前双葉町町長の井戸川克隆氏の講演と「未来を考える会・三条」ではおなじみのマーク・アキクサさんのネイティブアメリカンフルートコンサートが開かれます。

担当者はまたお手伝いに行って『人生フルーツ』及び『奪われた村』のチラシを配らせてもらいます。

*福島を考える 講演会&コンサート ~過去と未来を繋げるために~

日時 2月18日(日)
会場 三条東公民館 多目的ホール
無料

12時~ 開場 木戸賢吉さん写真展 「福島への思い」展示

13時~13時10分 まやかしの放射能政策と木質火力発電
             (三条市保内バイオマス発電の現状) 鶴巻俊樹さん

13時10分~14時30分 「ふくしまから私が今、伝えたいこと」 前双葉町町長・井戸川克隆さん

15時~16時30分 マーク・アキクサさんコンサート

主催 未来の生活を考える会・三条

問 みずすまし 電話 0256-33-7793

http://www.markakixa.com/live/

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花蓮の夏



台湾・花蓮。
この都市の名前は第13回長岡アジア映画祭で上映した台湾映画『花蓮の夏』ではじめて知りました。

一地方都市ながらも田園風景がまぶしく、また砂浜の風景も印象深く映画に登場し、ここでBLの微妙な距離感に一人の少女が割って入って痛々しくも切ない青春模様が描かれていました。

https://www.youtube.com/watch?v=kq9mw7n_cqQ
↑こちらの予告編だけでも花蓮の街の様子がわかるかと思います。

その花蓮が2月6日に発生した大地震で深刻な被害をうけました。
この場を借りてお見舞いを申し上げます。

東日本大震災の際、台湾から多額の義援金が送られたこともあり、
今度は日本から台湾への支援の呼びかけが行われています。

台湾好きが昂じて映画への道を歩んだ酒井充子監督は『台湾萬歳』のFACEBOOKで
花蓮からのメッセージや義援金の送り先などを随時、発信・更新しています。
一度開いてみていただけましたら。

https://www.facebook.com/taiwanbanzai/

| 未分類 | 22:03 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

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武田梨奈主演  Shambhala-A Japanese/Indian feature film - Kickstarter

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『第12回長岡インディーズムービーコンペティション』にて『Ann Jennings』で監督賞を受賞した吉川仁士監督よりキックスターター(クラウドファンディング)のご案内が届きましたのでご紹介します。

武田梨奈主演の『Shambhala』というインドロケ映画の作品ですでに撮影が始まっており、
予告編を見ただけでもかなり期待値が高くなりました。

吉川監督は監督補佐・プロデューサーとして参加しているようです。

=============================

作品概要

この作品は、実話に基づいている。 日本とダージリン(インド)、その距離5000キロ。 犯罪歴のある一人の日本人女性と、チベット仏教の僧侶。 決して出会うはずがなかった二人。 友情と淡い恋のゆくえを日本、北インドを舞台に、壮大なスケールで描くラブストーリー。 現代日本の経済格差や老人介護などの重圧に押しつぶされそうになりながらも、歯を食いしばってなりふりかま わず生き抜こうとする主人公。 そして、日本の僧侶とは対照的に厳しい戒律と恋愛の葛藤でもがき苦しむ外国人僧侶、二人の愛はやがて実るも、 過酷な現実に直面していく。

※ 本作品では政治的背景および国際問題に関する表現は含まない。

=============================

詳細はこちらを↓
Shambhala-A Japanese/Indian feature film
https://www.kickstarter.com/projects/835445981/shambhala-a-japanese-indian-feature-film?ref=user_menu
予告編だけでもぜひとおススメします。
個人的にジャッキー・チェンと共演したいと熱く語る武田梨奈主演というだけでポイントが高いです。

ところで吉川監督が監督賞を受賞した時の第12回長岡インディーズムービーコンペティションは振り返ると審査員も豪華なこと、さらに受賞者も各々が大変個性的でその後に大活躍をしており、まさに当たり年だったんだなと思いました。

「第12回長岡インディーズムービーコンペティション」受賞作審査評
http://tsukurukai.blog103.fc2.com/blog-entry-1032.html

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『人生フルーツ』『奪われた村』 アオーレ長岡大型ビジョンでサンキュー作戦

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現在、アオーレ長岡の大型ビジョンにて3月10日『人生フルーツ』、3月11日『奪われた村』上映会の予告編が流れています。
お忙しい中で編集された方、ありがとうございます。

今回は会場がアオーレ長岡市民交流ホールAではなくともしあなので予告編の放映は無理かと思いましたら、
どちらも長岡市・長岡市教育委員会の後援をいただいたので流せるとアオーレの職員さんからお返事をいただきました。
こちらもありがとうございます。

ちなみに後援申請は『人生フルーツ』はすぐさま承諾通知が届きましたが、
『奪われた村』はえらく時間がかかりました。
後援承諾に尽力いただきました方、いろいろ大変かと想像しますがありがとうございます。

現在、アオーレの並びのお菓子屋さんは恒例の格安シュークリームの販売がされて、
長岡冬の恒例となってる買い求める行列が続いてるのですが、
ちょうどアオーレに目を向ければ大型ビジョンが目に入り、上映会の予告編が連日流れ、
行列者のうち何名かは関心を持つことを思えば宣伝として結構、力があると思ったりします。

それ以前にここで予告が流れると見上げながら気が引き締まったりします。

あとシネ・ウインドのロビーにも流していただきます。こちらもありがとうございます。

『人生フルーツ』は現在、高田世界館で土日祝日上映、シネ・ウインドと十日町シネマパラダイスで本日より公開されます。

『人生フルーツ』長岡上映会アンコール予告編
https://www.youtube.com/watch?v=Y5HwkS35_Go&feature=youtu.be

『奪われた村』長岡上映会予告編
https://www.youtube.com/watch?v=uvzNd_OdtJc&feature=youtu.be
○『人生フルーツ』 長岡上映会 アンコール

*キネマ旬報2017年 文化映画ベストテン1位

予告編
https://www.youtube.com/watch?v=Y5HwkS35_Go&feature=youtu.be

『人生フルーツ』公式HP
http://life-is-fruity.com/

日時 2018年3月10日(土) 
①17時00分~   ②19時00分~

会場 長岡市社会福祉センター トモシア 3階 多目的ホール
長岡市表町2丁目2−21

料金 前売券 800円  
当日 1000円 障害者手帳、療育手帳をお持ちの方、高校生(学生証をお願いします)以下500円

プレイガイド 長岡駅CoCoLo文信堂書店/アオーレ長岡三階ながおか市民協働センター

主催 長岡アジア映画祭実行委員会!
電話 09045204222 e-mail [email protected]
HP http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/


○『奪われた村 避難5年目の飯舘村民』長岡上映会と豊田直巳監督講演会

日時 3月11日(日)

*18時00分~ ウィズコーションLIVE

*18時20分 『奪われた村 避難5年目の飯舘村民』上映 (作品時間64分)

*19時30分 豊田直巳監督講演 (約60分) 

前売  1000円  
当日  1300円  障害者手帳、療育手帳をお持ちの方、高校生(学生証をお願いします) 以下500円

プレイガイド 長岡駅CoCoLo文信堂書店/アオーレ長岡三階ながおか市民協働センター

会場 長岡市社会福祉センター トモシア 3階 多目的ホール
長岡市表町2丁目2−21
https://tomoshia.jp/

○『奪われた村 避難5年目の飯舘村民』公式HP
http://ubawaretamura.strikingly.com/

予告編
https://www.youtube.com/watch?v=6okn268-dME

主催 長岡アジア映画祭実行委員会!
問 電話09045204222 e-mail [email protected]
BLOG http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/
協力 3.11福島を忘れない!長岡実行委員会
後援 長岡市/長岡市教育委員会

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『日本と再生』柏崎上映会



3月11日に柏崎にて河合弘之監督の『日本と原発』に続く『日本と再生 光と風のメガワット作戦』の上映会が開かれます。

"このエネルギーの先に柏崎の未来もある”

↑柏崎上映会の宣伝コピーですが、国が柏崎・刈羽原発の再稼動を強引に進めるように見える中で、
あえて柏崎から待ったをかけて自然エネルギーの現状を観てみようという意義のある上映会だと思います。

2018/3/11 新潟県柏崎市(上映2回) ※「日本と再生」

■ 主催:映画「日本と再生」を観る会

○ 上映日時:2018年3月11日(日)  10 時 ~ / 14 時 ~

○ 会場名:柏崎市立図書館 ソフィアセンター (柏崎市学校町2-47)

○ 各回定員: 70名  

○ 問合せTEL: 080-2087-8305(竹内)

http://www.nihontogenpatsu.com/event

『日本と再生』公式HP http://www.nihontogenpatsu.com/

=============================

3月11日ということで『奪われた村』長岡上映会と同じ日になりましたが、
長岡の方は18時からなので、時間帯は被っておりません。

ちなみに『奪われた村』のプロデューサーは『日本と再生』の河合弘之監督でもあるので、
いづれにしてもこの河合監督の動向に目が離せなくなっています。

○『奪われた村 避難5年目の飯舘村民』長岡上映会と豊田直巳監督講演会

日時 3月11日(日)

*18時00分~ ウィズコーションLIVE

*18時20分 『奪われた村 避難5年目の飯舘村民』上映 (作品時間64分)

*19時30分 豊田直巳監督講演 (約60分) 

前売  1000円  
当日  1300円  障害者手帳、療育手帳をお持ちの方、高校生(学生証をお願いします) 以下500円

プレイガイド 長岡駅CoCoLo文信堂書店/アオーレ長岡三階ながおか市民協働センター

会場 長岡市社会福祉センター トモシア 3階 多目的ホール
長岡市表町2丁目2−21
https://tomoshia.jp/

○『奪われた村 避難5年目の飯舘村民』公式HP
http://ubawaretamura.strikingly.com/

予告編
https://www.youtube.com/watch?v=6okn268-dME

主催 長岡アジア映画祭実行委員会!
問 電話09045204222 e-mail [email protected]
BLOG http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/
協力 3.11福島を忘れない!長岡実行委員会
後援 長岡市/長岡市教育委員会

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野性的だったころ



昨日の続きでエキストラ体験を終えて送迎バスに揺られて新宿駅についたのが19時10分。
トイレに行きたくて思い出横丁に駆け寄り、すぐさま山手線に乗り込んで渋谷駅に着いたのが19時25分。
ハチ公口から猛ダッシュしてBunkamuraを目指してエスカレーターに飛び乗って19時30分にル・シネマ。

新宿・渋谷で観たい映画はないかと事前に探したところ、
沢山ある中で選んだのが『欲望の翼 デジタルリマスター版』
最終回が19時30分からなので余裕で観れるかと思いきや、またもギリギリ到着となってしまったものの、
幸い上映前に予告編が流れたので最初から観れました。

1992年の劇場公開時に渋谷の小さなパルコという今は無き劇場で観て以来、
ビデオやリバイバル、時に釜山国際映画祭でも観た(東京から届いたプリントなのか日本語の字幕付き)特別な1本。

今回観て主演のレスリー・チェンから最後に登場する謎の男トニー・レオンまで、
アンディ・ラウ、マギー・チャン、カリーナ・ラウ、ジャッキー・チュンと誰もが美しすぎてすっかり陶酔していました。

公開時の彼等はアクションもコメディもこなす人気スターで、
それが急にカッコつけて出てきたりするもんだから、
凄い映画なんだろうが、何気取ってんだという思いが強かったのが正直でしたが、
もうレスリーがなくなって15年になるばかりか、
他のスターも年相応の貫録がついた中で、今回スクリーンで各々の若さがまるで凝縮されたかのような輝きを見ていてクラクラとすっかり酔いました。

劇場はあの頃に本作を観たような世代から、
そしてあの頃、産まれてなかったような世代まで幅広い観客で満員。
むしろ公開時より今の方がずっと受け入れられるように思いました。

監督ウォン・カーウァイ、撮影クリストファー・ドイルの黄金コンビが本気になって映画と格闘していた様が伝わりながら、
このコンビはやはりこの映画を超える作品はとうとう作り出すことは出来なかったなぁ、とも。

『第6回長岡アジア映画祭』ではレスリー・チェン追悼としてこの『欲望の翼』をクロージング上映しました。

http://hark3.com/yokubou/

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ロケ弁!!



昨日の続きで担当者はこれまでエキストラを体験した映画を数えたら10本くらいでしょうか。
一番最初は新潟市の美咲町に巨大なオープンセットを建築した手塚眞監督の『白痴』。
そのせいかこれが基準になってしまうのですが、今から考えたら尋常でない映画だったので、
絶対に基準には入れない方がよいと。
エキストラは戦災で焦土と化した街をあてどなく歩く人々という設定で一晩中撮影していたのは、
これが最初で最後のように思います。
あと間近で主演の浅野忠信さんを目にしたのはいい思い出になってます。

それで昨日参加した撮影現場はよくよく思えば初めての県外での撮影。
だからこれまで参加した現場と違うと感じたことがいろいろあって、
まず新宿から北関東の某市まで送迎のバスが出たこと。

エキストラは70人ほどで地元が大半に思いましたが、
それでも足りなかったのか東京在住者を中心にバスの送迎が用意されてて、
おかげでこちらに住んでてもとりあえず新宿に行けばこのバスに揺られて現場に到着。
撮影後も気分よく揺られながら新宿に戻ったので結構な贅沢に思いました。

待ち時間に地元のエキストラの方と話したらこの県は都心から車で近いので、
毎週のようにどこかで撮影が行われているとのこと。
だから主要な市にはそれぞれフィルムコミッションがあり登録して常時エキストラ募集がメールで送信されてくるそう。

ただこの現場を見ていて思ったのはFCやボランティアスタッフらしき人は
見当たらず駐車場係は現場の人とプロの警備員さんが担当しており、
ギャラリーへの注意もプロの警備員さんが行っていました。
やはり撮影が多いのでボランティアスタッフというのはあんまりないのか、それともこれが普通なのかと。

あと食いしん坊なのでいつもお食事が気になってしまうのですが、
画像の今回のロケ弁は大変美味しゅうございました。
特にやわらかな春巻きは絶品、ボリュームもあって満足しついウトウトしてしまいましたが、
思えばこの映画のプロデューサーは80年代からアチャラカ映画を量産した監督・プロデューサーとして今も大活躍、
この映画人が手掛けたホントにたくさんの映画(大抵はアチャラカすぎて何も残らないけどでも楽しんだから良しとするような)を観てきたのでこんな形でゴチになってしまうのは何やら感慨深かったです。

そして昨日の補足で本作の監督さんは以前お会いした時より声が擦れてましたが、
いつもニコニコしながら現場を盛り上げていき、
主演俳優の方は現場で絶えずアイデアが尽きないようで、
この二人の関係って見ているとクリント・イーストウッドとバディ・ヴァン・ホーンなのかなぁ、と思ったりしました。

| 未分類 | 20:17 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

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新潟から少し離れて



大雪から逃げるようにミッドナイトバスに飛び込み集合時間ギリギリに新宿到着。
そこから送迎のバスに揺られてたどり着いた北関東の某市。
風は強くて寒いけど青空は新潟から来たものにとっては眩しすぎました。

ここで本日、映画撮影がありエキストラに参加しました。
しかし緘口令が敷かれているので詳細は書くことはできませんが、
担当者がずっと大ファンだったアクションスター。
以前、長岡アジア映画祭にお迎えした時はアクション監督だった方が監督と、
これはぜひ足を運ばねばと思った次第でしたが、
二人を目にしてニコニコが止まらずに感極まったりしました。
この現場の様子が書ける日ははたして来るのか。
ただ言えるのは一日現場で撮影を見ていてこれは楽しい映画になるだろうと。

撮影が終わってトイレに行く途中、
偶然、監督が前を歩いてたので声をかけて挨拶をしたら、
「もう10年ぶりだね~ 今日ずっといたの?ありがとう!」
とこちらを覚えていたのが嬉しかったです。

監督の活躍は同世代として励みです。
映画の完成を楽しみにしています。

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カーネーションプラザ



大手通りにあった老舗のデパート“大和”の後に現在開いてるお店が“カーネーションプラザ”
大和から継続してこちらでも上映会の前売券の発売もお願いしており、今回の『人生フルーツ』『奪われた村』もプレイガイドにお願い、その前に先にできたポスター掲示を依頼に行ったら、この二月で閉店と店長さんから聞きました。

カーネーションプラザでとてもお世話になったことが昭和36年の長岡ロケ映画『故郷は緑なりき』を長岡市立劇場で上映するにあたって、貴重な撮影風景を撮影したスチール写真を柏崎の方より貸していただくことになり、当日だけ披露するのはもったいないと思い、どこかで写真展が開けないかと捜したところ、当てにしてた場所は急すぎたのでダメ元でお願いしたカーネーションプラザが急な相談にも関わらず、二つ返事で引き受けてくださいました。

http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-676.html
↑当時の様子ですが、まさに長岡の街角に『故郷は緑なりき』の世界が垣間見れてとても良かったです。

これがきっかけで軽口もできるようになった店長ともう会えなくなるかもしれないと思うと寂しく思います。
ありがとうございました。
カーネーションプラザ閉店後はしばらく役所が入り、その後に取り壊すと聞きましたが、結構な老舗の建物で見た感じ、頑丈にできており、これが無くなるなどなんだか儚いものだと思いました。

ちなみにカーネーションプラザをよくカーネーションサークルと間違えて呼ぶことが多々あったのですが、大和があった当時、会員を募って大和の特典サービスが受けられる名称で確か5階に事務所があって、よく市民映画館をつくる会の時にこちらにもチケットを置いていただくお願いしてました。その名残なのに結構刷り込まれておりましたが先日、ながおか市民センターの受付の方がこのカーネーションサークルをよく知ってたそうで話のタネに盛り上がったりしました。

あと担当者個人的な思い出として、画像の2010年ここでのクリスマスイベントに登場したNegiccoをナマで見たことでしょうか。
今や全国区となり、それこそローカルアイドルのパイオニアとして全国のロコドルから尊敬の眼差しを受ける大きな存在になりましたが、この頃はまだ県内各地のイベントに精力的に登場して柔肌ネギを振り回して手の届く存在だった印象が。
ちょうどおっかけしてたヲタさんがブレイクの手ごたえとともに応援のし甲斐を感じてたのではないかと思います。
この後にカーネーションプラザにはもう来なくなったので、ある意味貴重でありました。

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街の案内人



先日、長岡ロケなびの渡辺会長のFACEBOOKに、
担当者としては長年、長岡の“街の案内人”であった田所さんが亡くなったと知りました。

市民映画館をつくる会の頃にはながおか市民センター1階の“街の案内人”として
訪れた人と気さくにふれあい、長岡をいつも笑顔で案内していた方で、
こちらがいつも上映会のポスター、チラシを市民センターに依頼していたら、
変わった奴と思ったのか、いつの間にか顔を覚えられておりました。

その頃に強い印象だったのが当時は大手通りの本屋さんの片隅にあった
長岡戦災資料館を『ひめゆり』の上映で来た柴田昌平監督にご案内したところ、
新潟日報の記者が同行し、柴田監督がこの資料館を称賛しているコメントを含め写真入りで結構大きく記事にしていただきました。
記事になった後日にいつもの市民センターで田所さんに会ったら、
こちらを見つけて日報の記事を読んだことを話してから

「監督に紹介してくれて本当にありがとう」

と頭を下げながら真剣な表情でお礼を言われたことでした。
長岡空襲を世代的に田所さんも体験しているはずなので、
やはり深い思いがあるのだと一瞬で察することができましたが、
それにしても普段は温和な田所さんがあんなに真剣な顔で礼を言われたことに驚き、
以来、なるべく縁あってお招きした映画人が長岡に来たら長岡戦災資料館をご案内するようになったのは、
あの時の田所さんの真剣な顔があったからだとも思ってます。

その後、アオーレがオープンしたら田所さんは市民センターからアオーレに移動。
1階の情報ラウンジでも笑顔でお客さんと接してる姿は変わらずにいましたが、
こちらはいろいろあって市民映画館をつくる会がなくなったため、
今の上映会活動を旗上げといえばカッコいいですが、
今も変わらない行き当たりばったりだし、
こんなこと自分が向いてないのが一番よくわかってるつもりで不安ばかりでしたが、
それでも『長岡アジア映画祭・プレイベント』と最初の上映会をアオーレ長岡市民交流ホールAで開催、
当然、田所さんに真っ先にお知らせしたいとお会いしたら、
こちらのゴダゴダや事情など辛気臭いことは知らずにいつもの上映会かと思ってたはずですが、
長岡藩出身といわれる歌人・井上井月をテーマにした『ほかいびと』を上映すると知ったら、
すぐに財布を出して前売券を買っていただきました。

こちらとしては最初にチケットを買っていただいたので、
これでお金を払っていただく価値のある映画を上映するのだと自覚させられ背負い込むものの重さを感じながら、
買っていただいたことを感謝していました。

などとこうして書いてたら“初心”を思い出させていただきました。
街の案内人をやめてからは会う機会は無くなりましたが、
訃報に接し田所さんの姿を思い返しながら、この場をお借りしてご冥福と深くお礼を。
ありがとうございました。

写真は五年前の↓こちらの記事から
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-13.html

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『奪われた村』 豊田直巳監督プロフィール

プロフィール写真豊田01IMG_8233

3月11日に上映します『奪われた村 避難5年目の飯舘村民』にて講演してくださいます豊田直巳監督のプロフィールと写真を掲載します。

担当者は初めて豊田監督を見たのは共作した『遺言 原発さえなければ』の三条上映会にお話に来た際で、
当時4年前のことは↓こちらに感想を記していました。
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-525.html

三条での主催はエコロジーショップみずすましの店主がこれまで関わっており、
イラク戦争の写真展を三条で開いたご縁で何度か三条に訪れているようです。
先の記事に主に中東での取材経験が豊富ななかでチェルノブイルにも取材、
その流れで中越地震後の柏崎刈羽原発の内部も取材し、その杜撰さに驚きながら、
声を出さずにいたところ東日本大震災が発生し福島原発事故を防げなかった自身の反省から
福島を継続取材しているようで、今回も長岡での上映と講演後は福島へと向かうようです。

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豊田直巳

フォトジャーナリスト、ドキュメンタリー映像監督・制作。日本ビジュアルジャーナリスト協会会員。1983年よりパレスチナ・中東の取材を始める。

 その後カンボジア、アチェなど東南アジア、旧ユーゴ、コソボなどの紛争地を取材し、写真と映像で週刊、新聞、テレビなどで発表。2011年の東日本大震災以降は、主に原発事故の被害の取材を続けている。

著書・写真集に

『Fukushima: L'Anno Zero』『福島を生きる人びと』『フクシマ元年』、『戦争を止めたい フォトジャーナリストの見る世界』(岩波ジュニア親書)『世界の戦場から イラク 爆撃と占領の日々』『パレスチナの子供たち』等多数。

映像作品に『奪われた村〜避難5年目の飯舘村民』(2016年)『遺言〜原発さえなければ』(共同監督・2013年)がある。

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○『奪われた村 避難5年目の飯舘村民』長岡上映会と豊田直巳監督講演会

日時 3月11日(日)

*18時00分~ ウィズコーションLIVE

*18時20分 『奪われた村 避難5年目の飯舘村民』上映 (作品時間64分)

*19時30分 豊田直巳監督講演 (約60分) 

前売  1000円  
当日  1300円  障害者手帳、療育手帳をお持ちの方、高校生(学生証をお願いします) 以下500円

プレイガイド 長岡駅CoCoLo文信堂書店/アオーレ長岡三階ながおか市民協働センター

会場 長岡市社会福祉センター トモシア 3階 多目的ホール
長岡市表町2丁目2−21
https://tomoshia.jp/

○『奪われた村 避難5年目の飯舘村民』公式HP
http://ubawaretamura.strikingly.com/

予告編
https://www.youtube.com/watch?v=6okn268-dME

主催 長岡アジア映画祭実行委員会!
問 電話09045204222 e-mail [email protected]
BLOG http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/
協力 3.11福島を忘れない!長岡実行委員会
後援 長岡市/長岡市教育委員会

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らこって 2018年2月号



ながおか市民協働センターが発行するらこってのチラシ組作業にまた参加いたしました。
ここでらこってとともに組まれたチラシは県内各地へと発送されるので、
『人生フルーツ』『奪われた村』のチラシ組に。

https://nkyod.org/racotte-list/15444

今回は参加団体がたくさんあり、年度末にはイベントが盛りだくさんのようで、
中にはこちらで紹介した

http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-1773.html

『校庭に東風吹いて』長岡上映会の主催の方がいらしたので、
N先生の仲間である金田敬監督を余計なお世話ですがと一言言ってから、
志ある催しで上映したら監督も喜ぶと思うのでお迎えしたらどうでしょう、
とお伝えしておきました。本当に余計なお世話ですが。

この日に参加した団体のイベントは以下の通りです。

*『校庭に東風吹いて』長岡上映会
3月11日 ①10時20分~ ②13時20分
会場 リリックホールシアター
TEL:090-2142-6119
FAX:0258-92-4871
メール:[email protected]
https://nkyod.org/event-list/15330

*フードドライブ『もったいない!』から『ありがとう』
会場 リリックホールシアター前
・未開封で賞味期限が二か月残っている食品常時保管可能な食品の寄付をお願いします!
3月11日(日)午前10時~午後2時
TEL:090-2142-6119
FAX:0258-92-4871
メール:[email protected]

*第3回!!ひなキャベ公園 ~一笑一唱~
2月9日 会場 アオーレ長岡市民交流ホールA
開園19じ30ふん
出演 ヤングキャベツ ひなた
問 ナマラエンターテイメント 電話0252907385
https://nkyod.org/ticket-list/14007

*アドラー心理学から学ぶ家族のピンチののりこえ方
3月17日13時30分~
会場 長岡市中央公民館大ホール
電話0258634266
https://nkyod.org/event-list/13884

*オー!グリーンマーケット2018
2月18日10時~15時
会場 長岡市おぐに森林公園
電話 0258953161
https://www.facebook.com/oh.greenmarket/

*『奪われた村 避難5年目の飯舘村民』長岡上映会と豊田直巳監督講演会
日時 3月11日(日)
*18時00分~ 
会場 トモシア多国籍ホール
主催 長岡アジア映画祭実行委員会!

*『人生フルーツ』アンコール上映会
日時3月10日(土) ①17時~ ②19時~
会場 トモシア多国籍ホール
主催 長岡アジア映画祭実行委員会!

以上、
電話09045204222
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/

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長岡ロケ映画 『勝手にふるえてろ』を巡って



いろいろとドタバタしていてなかなか足を運べないのですが、
現在、T・ジョイ長岡にて松岡茉優主演の『勝手にふるえてろ』が公開中です。
その少し前に劇場に足を運んだらロビーの一画に新潟県内ロケ映画として『ミッドナイト・バス』『サニー』そして『勝手にふるえろ』が立て続けに公開されることから、それぞれロケ地のポイントを写真とともに紹介してあり見ていたら、本作『勝手にふるえてろ』は宮内駅、栃尾のお寺と要所要所が長岡で撮影されてる中で特に目を引いたのが「らーめん仁吉」でした。

ここのラーメン屋さんはお世話にあっており、上映会のたびにポスター掲示を依頼するので、先日『人生フルーツ』と『奪われた村』のポスターを依頼に行った折に、話ついでに老主人に「このお店で映画が撮影されたそうですね?」と尋ねたところ、
「映画?なんの話だ。ここで映画の撮影などしてないよ」と予想外のお返事が。
最もこのお店は老夫妻とその長男が切り盛りしてるので長男がいたときに撮影依頼があって撮影されたのか、
それともTジョイのロビーにあった写真を思い出すと、「らーめん仁吉」とありながらも写真は店内でなく、お店が入ってるビルの外壁だったので店内では撮影されなかったのかな、でもお店の名前が出てるしな、などともやもやが止まらずにいるので、やはり観て確かめるべきだなぁ~と。

ただ思ったのはロケ地として登場した映画が公開されてるなら、劇場はお店に映画ポスター掲示を依頼に行ってもいいのではと。互いの話題作りになると思うことと、以前に真木よう子主演『さよなら渓谷』を観たらどん詰まりの男女があてどなくさまよいたどり着いた終着駅が三条駅だったことがあり、この駅を毎日のように乗り降りしてる担当者は新潟の劇場のスクリーンの前で驚愕していたのに、その後に地元の三条に一番近いシネコンで公開したのにとうとう三条駅舎内に『さよなら渓谷』のポスターを一枚も貼らずにいたのは本当に何考えてんだろうと思いました。
田舎の駅とはいえ乗り降りしてる人たちはそれでも結構いるので、その中で自分達が使ってるこの駅が話題の映画に登場すると知ったらどれくらいの人が関心を持つか、『さよなら渓谷』のポスターに「三条駅で撮影!」と入れるだけで相当な宣伝になったのに、何をケチってるのかと軽蔑さえ覚えたりしておりました。

それで『勝手にふるえてろ』に戻ってヒロインで今や超売れっ子の松岡茉優を最初に知ったのはNHKの朝ドラ『あまちゃん』でアイドルグループ「GMT」のリーダーを熱く演じてて印象に残ったのですが、その後にこの役作りの上で参考にしたのが『モーニング娘。』とよくインタビューで応えて、ハロヲタとして嬉しく思っていたところ、さらにさらに当時のセンター鞘師里保を熱烈に推し、事あるたびにモーニング娘。について熱くメディアで語ってもらい、ファンとして本当に有難い存在だったのが、ついにドラマの中とはいえモーニング娘。に加入し、そのパフォーマンスにいちいちうるさいヲタクからも大絶賛されておりました。
何しろ難易度の高い『One・Two・Three』を完璧にメンバーと歌い踊っており、ある意味、女優としての根性を見せつけられた思いがしました。

モーニング娘。'16×松岡茉優 『One・Two・Three(updated)』 ひなフェス2016
https://www.youtube.com/watch?v=zGayzZThFhg
↑モー娘。のイベントなのですが松岡さんがセンターと分かった時の歓声が物凄くファンも松岡さんがモー娘。好きと知っているだけにこのサプライズに驚いたりと。

それでこのエピソードは主演ドラマの『その「おこだわり」、私にもくれよ!!』の中のエピソードだったのですが、このドラマを演出したのが松江 哲明監督。

初監督作「あんにょんキムチ」から注目されたドキュメンタリー映画作家で、担当者も『あんにょん由美香』『ライブテープ』『トーキョードリフター』と何本かを観て、特に前野健太がカットを割らずに高円寺を歌いながら歩いていく実験的な『ライブテープ』に痺れたことがあったのですが、昨年出世作の『童貞。をプロデュース』の公開10周年記念となった劇場舞台挨拶で大騒動が勃発、余は松江監督が出演者へのパワハラ、セクハラ、さらにドキュメンタリーとはなんぞやまで深く食い込む映画的事件に映ったものの、当の映画界がこの件をまるで黙殺したかのように、無かったかのようにやり過ごそうとしているので割り切れないものを年を跨いでも思ったりします
確かに自主映画界から這い上がった松江監督は松岡さんはもとより、山田孝之や長澤まさみと大物とも仕事をするようになると忖度で周囲がカバーしてしまうのか、なんなのか。事件の被害者が昔シネ・ウインドでバイトしてたことも含めてなぜ、この事件が収拾に向かってるのかと。
自分は松根監督側でなく被害者の方にシンパシーを強く感じてるので、この黙殺ぶりに抗う気が大きいです。
詳細について書く時間がなく、まとめサイトを紹介するのはどうかと思うので、いづれ機会がありましたら。
キネ旬も映画秘宝も映画芸術も月刊ウインドもどうして黙ってるのかと。こちらが見逃してるのかもしれませんが。

以上『勝手にふるえてろ』からさまざまなことを思ったりしました。

公式HP http://furuetero-movie.com/

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