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長岡アジア映画祭実行委員会!ブログ

新潟県長岡市で活動します長岡アジア映画祭実行委員会!です。

2015年04月 | ARCHIVE-SELECT | 2015年06月

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風が躍る 大崩にて11



「朝、クラッシックを流すだろ、
すると向こうの鳥たちが一緒に歌いだすんだよ」

大崩のご主人が田植えのさなかに話してましたが、
次回来たときはその歌声を聴いてみたいと思いました。

「ビートルズはダメなんだよな、パット・メセニーだと歌ってた」
という違いの分かる鳥たちの歌声に。

わけあって代掻きをした田んぼは一枚。
他の田んぼは昨年の収穫後そのままに株があったり、
稲束が寝かせてあったりと、
はたしてこんな田んぼでも稲は育つのか、素人目にはあやしく、
手伝いに来た農業のプロフェッショナルも「こんなの初めてだ」
という有様でしたがご主人の人徳で集まった20人ほどの手植えで、
またたくまに今年の田植えは終わっていきました。

ただこちらはあわてて飛び出して「標的の村」の仮チラシを忘れてしまい、
手伝いに来た人の中には関心のありそうな人がいただけにバカをやってしまったと激しく後悔も。

しかし今回も無農薬を実践するのですが、
これからの草取りは本当に大変なのではと素人目にもよくわかりましたが…

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2015年の…



日本武道館の目の前に靖国神社があると知ってからコンサートに行った際に、
時間ができたら訪れるようになりました。

http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-483.html
去年の8月15日のブログに↑こんなことを書いてましたが、
終戦から60年の節目2005年の8月15日に池谷薫監督、李纓監督、柴田昌平監督と
ドキュメンタリー監督がキャメラに収めに靖国神社を訪れていました。

その中で「第11回長岡アジア映画祭」で上映した
池谷薫監督「蟻の兵隊」の冒頭に靖国神社で奥村和一氏が小野田寛郎氏に
直接問いただすシーンが収めてありますが、
(戦場の生き証人であるこのお二人もすでに亡くなってしまいました)
この靖国神社の場面を観た若者が驚いたのが、
軍服のコスプレ(?)をして練り歩く人たちの姿でした。
公開時は自分も奇異に思ってましたが、
今では時折テレビでも流れてなんとなく慣れてしまった印象があったりするので
隔世の感を抱いたりしています。

あれからもう10年の今夏8月15日はさらに激しさを増すのではと思いながら、
平日の夕方に散策した靖国はとても静かな場所でした。
と、同時に結構、外国人とくに中国からの人たちが境内で多く目にしたのでどんな思いを抱いてるのか気になりました。

この日は群馬の仕事をお昼に後ろ髪引かれながら去って、
電車でやってきて武道館で楽しんだ後に、
新宿から長岡まで夜行バスで帰還したのですが、
そのバス代がなんと1800円!
映画1本ぶんで今は東京に行けたりできるのかと。

2015年8月15日。
長岡では「標的の村」をアオーレ長岡市民交流ホールAにて。
午前と午後に一回づつ上映予定です。

http://hyoteki.com/

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太陽を盗んだ男を追う男



こんにちは。
沖縄は、何度来ても気持ちがいいね。(拍手)
カートに乗って、楽をさしてもらったけど、80過ぎたんで、さっきの2人みたいに走れないよ。(笑いと拍手)

30年前なら、あの倍くらいのスピードで走ったけどね。(笑いと拍手)

今日は、自分から立候補して、ピッチャー交代、知事交代、ということで押し掛けてきました。(拍手)

プロでない私が言うんだから、あてになるのかならないのかは分かりませんけど、政治の役割はふたつあります。ひとつは、国民を飢えさせないこと、安全な食べ物を食べさせること。(拍手)

もう一つは、これが最も大事です。絶対に戦争をしないこと!(大きな拍手)
私が小学校の頃、戦国(軍国)少年でした。小学校、なんでゲートルを巻いて、戦闘帽を被って、竹槍持たされたのか、今振り返ると、本当に笑止千万です。もう二度と、ああいう経験は子どもたちに、子どもたちだけじゃない、大学生も雨のなかを、大勢の将来大事な大学生が戦地へ運ばれて、半数が帰ってこなかった。

今の政府と、本土の政府ですよ、仲井眞知事は、まさに戦争が起きること、戦争をすることを前提に、沖縄を考えていた。

前知事は、今、最も危険な政権と手を結んだ。(拍手)

沖縄の人々を裏切り、公約を反故にして、辺野古を売り渡した。(そうだ!の声と拍手)

古い映画だけど、『仁義なき戦い』に、(拍手)その流れに言うと、『仁義なき戦い』の裏切り者の山守(やまもり)、覚えてらっしゃらない方もいるかな?(覚えてるよー!の声)
憶えてるかー(拍手)。
映画の最後で、「山守さん、弾はまだ残っとるがよ。一発残っとるがよ。」というセリフをぶつけた。
その伝でいくと、「仲井眞さん、弾はまだ一発残っとるがよ。」(大きな拍手)
と、ぶつけてやりたい。(拍手)

沖縄の風土も、本土の風土も、海も山も空気も風も、すべて国家のものではありません。(大きな拍手)
そこに住んでいる人たちのものです。(拍手)
辺野古もしかり!
勝手に他国へ売り飛ばさないでくれ。(大きな拍手)

まあそうは言っても、アメリカにも、良心厚い人々はいます。中国にもいる。韓国にもいる。(拍手)その良心ある人々は、国が違え、同じ人間だ。(拍手)
みな、手を結び合おうよ。(拍手)

翁長さんは、きっと、そのことを、実行してくれると信じてる。(大きな拍手)
今日来てるみなさんも、そのことを、肝に銘じて実行してください。(拍手)
それができない人は、沖縄から、日本から、去ってもらおう。(大きな拍手)

はなはだ短いけど、終わり(拍手)
(引用終わり)

http://kimbara.hatenablog.com/entry/2014/11/03/153154
↑こちらから引用させていただきました。


「戦場ぬ止み・いくさばぬとぅどぅみ」「圧殺の海」と「標的の村」を上映するにあたって
関連している未見の沖縄映画の解説を読んで少しでも参考になればと思ったりしてますが、
この流れを突き詰めていけば昨年末に亡くなった菅原文太さんの沖縄知事選への応援演説が強く印象に残ったことだと思い返したりしました。

「菅原文太氏のスペシャルゲストあいさつ」
https://www.youtube.com/watch?v=8PFTMiaHXAc

政治の役割はふたつあります。
国民を飢えさせないこと、絶対に戦争をしないこと!
↑権力に媚を売らない「仁義なき戦い」を貫き通した生き様にもしびれましたが、
このあいさつのなかで
「アメリカにも、良心厚い人々はいます。中国にもいる。韓国にもいる。
その良心ある人々は、国が違え、同じ人間だ」
↑この言葉に感激を覚えたりしてました。

その後、亡くなる一ヶ月前、すでに病身の身体ながらも沖縄へ赴いた思いを雑誌などで知りました。

ついでに影響を受けやすいので↓こちらのインタビューを読んで勇気付けられ、
http://wpb.shueisha.co.jp/2014/12/16/40645/
『弾ぁ、残っとる』
などと呟いたりしています。

亡くなった後、新・午前十時の映画祭で「仁義なき戦い」を観てラストシーンにヤハリ痺れておりました。
ありがとうございました!

しかし「太陽を盗んだ男」のジュリーも文太兄ィもそしてキンキンも、
3,11後に同じ立ち位地で発信していたのは思えば奇遇なんだろうかと。

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「標的の村」長岡上映会は8月15日(土)にアオーレ長岡市民交流ホールAにて。
午前と午後に一回づつ上映予定です。

http://hyoteki.com/

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「圧殺の海-沖縄・辺野古」 藤本幸久 影山あさ子監督



「圧殺の海」是非とも!上映してください!
藤本監督&影山プロデューサーからも、御手紙をいただきました!
今は辺野古を離れずに撮影しているそうです。
俺も出来る事をやってます。

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担当者は2010年の新春に出雲へと行ってきました。
http://tsukurukai.blog103.fc2.com/blog-entry-777.html
映画「ひめゆり」上映会を開催した人たちが集まって交流会を開きました。
柴田監督、大兼久プロデューサーはじめ、そこで出会った方々と今も続いてるのは嬉しく思っています。
冒頭は「標的の村」上映会を開催すると知ったKさんからメールが届きました。
ありがとうございます。そして黙って転載してすみません。
自分も出来ることをやっていこうと思ってます。

藤本幸久監督作は「第6回長岡アジア映画祭」で北海道の炭鉱をめぐるドキュメンタリー映画「闇を掘る」を上映しました。
撮影監督は小林茂監督です。

「圧殺の海」はまだ観てませんが、機会があればぜひ観たいと思ってます。
また出雲の交流会で出会った方から、昨日嬉しくも意義深いお誘いがありました。
こちらはまたいづれ。

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「圧殺の海-沖縄・辺野古」

私たちが辺野古を撮り続けて、10年になる。この間、「Marines Go Home」と「ラブ沖縄」という2本のドキュメンタリーを世に送り出した。

2014年7月1日、辺野古の新基地建設が着工された。沖縄県民は、何度、NOの声をあげたことだろう。あらゆるデモクラシーの手段を尽くして。しかし、ついにその声を日米政府がかえりみることはなかった。

警察・機動隊、海上保安庁を前面に立てて、反対する人たちを力ずくで抑え込みながら、工事をすすめる日本政府。巡視船やゴムボート、特殊警備艇、警戒船など、最大80隻にもなる船が、辺野古の海を埋め尽くす。おじぃやおばぁたちは、「まるで、沖縄戦当時のよう」と言う。

海底の調査を地上の作業で代替するというインチキなボーリング調査。海に勝手な制限ラインを設定し、報道機関の船も遠ざけ、連日、幾人ものカヌー隊員を拘束し、排除を続ける「海猿」海上保安官たち。ゲート前でも、機動隊は報道機関も排除し、怪我人を出すほどに猛り狂う。

しかし、たたかいは続いている。炎天下の日中も、台風前の雨の中も、ゲート前に座り続ける人びと。両手を広げて工事用のトラックの前に立つおじぃやおばぁたち。カヌーに乗り、体一つで海へこぎ出す人びと。屈しない人たちがいる。
8月23日には3600人、9月20日には5500人。辺野古に集まる県民も日増しに増えている。

ブイがおかれ、立入禁止と書かれたフロート(浮具)で仕切られ、真黒なゴムボートが浮かぶ物々しいシュワブ沿岸。彼らのゴムボートが走り回る真下に、ジュゴンが海草を食む藻場がある。日本人同士の衝突をよそに、シュワブの浜では水陸両用戦車が走り回り、フロートの近くで、海兵隊員たちはシュノーケリングに興じている。

2014年11月16日、沖縄の人たちは、新基地建設NOを掲げる翁長雄志氏を県知事に選んだ。

日本政府は、またしても、沖縄の民意を圧殺しようとするのか。
あるいはそうさせないのか。

ここに造られようとしているのは、普天間基地の代替施設、ではない。
耐用年数200年、オスプレイ100機、揚陸強襲艦が運用可能な最新鋭の基地だ。

この海は、誰のものなのか。

安倍政権が目指す「戦争する国」づくりの最前線・辺野古。
私たちは、今日も、そのど真ん中で、カメラを回し続けている。
中央メディアが取材に来ない沖縄、地元メディアも排除される辺野古。
周到に準備された「無関心の壁」に一穴を穿ちたい。
私たちの未来の行方が、封じられ、圧殺される前に。

http://america-banzai.blogspot.jp/2014/11/blog-post.html

「標的の村」長岡上映会は8月15日(土)にアオーレ長岡市民交流ホールAにて。
午前と午後に一回づつ上映予定です。

http://hyoteki.com/

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雪の轍

DVC00048_convert_20150525201516[1]

担当者は高崎に出張によく行くのですが、
先日もお仕事を終えてシネマテークたかさきに足を運んで
「故郷は緑なりき」に続いて「標的の村」長岡上映会の仮チラシを置いていただく依頼をしたところ、
快く引き受けていただきました。ありがとうございます。

それで壁に掲示してあるポスターを見たら、
昨年のカンヌ国際映画祭パルムドール受賞作「雪の轍」とありました。
堂々3時間16分のトルコ映画で監督はヌリ・ビルゲ・ジェイラン。

「第8回長岡アジア映画祭」で「五月の雲」を上映し、
http://www.mynet.ne.jp/~asia/8th/8th_film.html
当時は“俊英”でしたが世界の最高峰に立ってもう“巨匠”と呼ばれてもおかしくないだろうな、
などとポスターを眺めて思ったりしました。

「五月の雲」は絵に描いたような文芸映画で観た人の心に確実に残った作品でした。
あれから10年以上経って「雪の轍」はいかなる境地に達しているのか、
会ったこともない監督ですが、上映した縁で活躍を嬉しく思ったりしてます。

「雪の轍」はシネマテークたかさきで8月22日より公開されます。
http://bitters.co.jp/wadachi/

またシネマテークたかさきでは5月30により「千年の一滴 だし しょうゆ」が公開され
初日に柴田昌平監督も舞台挨拶に駆けつけるようです。
http://takasaki-cc.jp/

「標的の村」上映会は8月15日(土)にアオーレ長岡市民交流ホールAにて。
午前と午後に一回づつ上映予定です。

http://hyoteki.com/

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「歴史と文学~ 司馬遼太郎のえがいた明治」



平成8年に開催された「第1回長岡アジア映画祭」のゲストは
佐藤忠男先生、関川夏央先生、小栗康平監督でした。

http://www.mynet.ne.jp/~asia/1st.html

しかし会場が広い長岡市立劇場のため本当に集客に大変苦労し、
関川先生が打ち上げで「自分の講演で一番人が入ってなかった」
などと言われてしまったことは今もよく覚えています。

その関川先生の講演が故郷・長岡のまちなかキャンパス主催で開かれるのを知ったのでご紹介します。
映画祭でお世話になった方が県内に来られるとなるべくお礼の挨拶に行くようにしてますが、
今度は行くことができるだろうかと。

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米百俵塾2015 特別講演
「歴史と文学~
司馬遼太郎のえがいた明治」

長岡が戊辰の戦禍から復興した頃、日本はどのような様子だったのでしょうか。司馬遼太郎がえがいた明治時代を、主に『坂の上の雲』から読み解きます。文学から見えてくる当時の人々の暮らしや想いに触れてみませんか。

講 師
作家 関川夏央

日 時
2015年6月15日(月)15:00~16:00

会 場
まちなかキャンパス長岡 3F 301会議室

定 員
先着50名(無料。事前申込必要)

申 込

受付開始:5月11日(月)~
電子申請またはお電話で(0258-39-3300)

※ 満員になった場合は、電話にてキャンセル待ちを受け付けています。

講師プロフィール

長岡市出身。1983年、『ソウルの練習問題』で注目を浴び、1985年、日韓の文化を比較した『海峡を越えたホームラン』で講談社ノンフィクション賞を受賞。2000年、『二葉亭四迷の明治四十一年』(文藝春秋)など人間と時代を等身大で捉えた評論の域を越える創作活動が評価され、司馬遼太郎賞を受賞。1998年『「坊ちゃん」の時代』(谷口ジローとの共作)で手塚治虫文化賞、2003年『昭和が明るかった頃』(文藝春秋)で講談社エッセイ賞を受賞。

http://www.machicam.jp/course/2015/kome-01.html

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8月15日『標的の村』長岡上映に際しての協力依頼

以下の文書を作成してご協力いただけそうな団体等に声かけしています。

協力いただけそうな団体等がございましたら教えていただけませんでしょうか。

(C)琉球朝日放送


                                   平成27年5月吉日

8月15日『標的の村』長岡上映に際しての協力依頼

前略 長岡アジア映画祭実行委員会!と申します。
平成23年に発足し、これまでに「ほかいびと」「モンサントの不自然な食べもの」「東電テレビ会議49時間の記録」「長岡アジア映画祭‘14」「故郷は緑なりき」などの上映会の開催をして参りました。

この度、戦後70年となる今夏8月15日に『標的の村』上映会を開催いたします。

映画はオスプレイ配備に伴いヘリパットが作られることとなった沖縄県高江区の住民の反対運動の記録を経て、県民が普天間基地完全封鎖という実力行動に出ながらも、
警察によって強制排除され沖縄県民同士が激しい衝突となった様を映し出しています。

沖縄戦では19万人もの戦死者を出しながらも、
戦後70年を迎えるのにいまだ最前線として米軍基地問題に揺れ続ける沖縄の姿に、
“沖縄だけでなく本土に住む私たちの問題”であることを痛感させられる映画でもありますので、
8月15日という意義深い日に上映しようと思いました。

以下のように開催をいたします。

映画『標的の村』上映
*弁護士による憲法に関する講演も合わせて開催予定。

日時 8月15日(土) 午前午後に一回づつ上映。上映の間に講演を予定。
会場 アオーレ長岡 市民交流ホールA
入場料 前売1000円 当日1200円

*協力内容 可能な項目に○をお願いします。

1、 チラシ等に協力団体として貴団体の名称を記載する。
2、 ポスター貼り出し        よろしければ     枚
3、 会員などへのチラシ配布    よろしければ     枚
4、 チケット預かり          よろしければ     枚

恐れ入りますが1については急ぎますのでなるべく早めにお返事ください。

連絡先 電話09045204222  e-mai [email protected]    

住所 〒940-8501長岡市大手通1-4-10 
アオーレ長岡 ながおか市民協働センター内 No.9

以上、お忙しい中、恐縮ですが何卒ご協力をお願いいたします。 

「標的の村」 http://www.hyoteki.com/
           

                                     草々
                               
長岡アジア映画祭実行委員会!

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柏崎活動写真物語



「故郷は緑なりき」について長岡のフリーペーパー“マイスキップ”が取り上げていただくことになったので、
柏崎へと赴き当時エキストラ集めを担当した大橋さんにまた会いに行きました。

http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-671.html
↑こちらでも書きましたが、今回は編集されてるお二方も同席。
このお二人は長岡ロケなびを立ち上げた方々なのでご紹介したい思いもありました。

大橋さんは何を聞かれるかわからないからといろいろ資料を持参いただきましたが、
その中で目を引いたのは「柏崎活動写真物語」という一冊の本。
小熊三郎氏という当時の柏崎日報の社長が大橋さんとともに作り上げた本で、
おそらく昭和の柏崎の映画館について貴重な話が収められてるのだろうと思いました。
思いました。というのは大橋さんでさえ手元に一冊しかないようで、
読みたかったのですがそんな貴重な本を無くしでもしたらと借りることを躊躇してしまいました。

現在、柏崎には映画館は一館もなくなり
ローカル紙の社長が現在の状況を見据えてなのか、
一冊の本にまとめていたというのは、
社長が映画を文化として大きな認識をしていたことをうかがい知るようで、
知らない方でしたがお話を聞いてて敬意を抱きました。

現在、内装業を営み悠々自適な生活を送っている大橋さんですが、
今回、柏崎日報で目にした「故郷は緑なりき」長岡上映会の告知記事をきっかけに、
自身が映画館で働いてた日々を思い返し、
「まるで青春時代が甦ったよう」と喜んで話していたのが印象的でした。

そして改めて↓こちらのNさんに大橋さんを紹介したかったと思ってました。
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-197.html

マイスキップの原稿はこれから書こうと思ってますが、はたして?

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「クロワッサンで朝食を」 in えとせとら



お世話になっている柏崎のカフェ “えとせとら et cetera”の映画上映会。
毎回、ドキュメンタリー映画を中心に上映してますが、
次回は趣向を変えてなのかジャンヌ・モロー主演「クロワッサンで朝食を」です。

http://www.cetera.co.jp/croissant/

et cinema vol.24

ジャンヌ・モロー主演 「クロワッサンで朝食を」

日時 6月28日(日) 1回目 10:00~ 2回目 14:00~

前売り 1000円(茶菓子つき)
当日  1500円

会場・問い合わせ えとせとら 
柏崎市新橋3-29

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いのちを撮る



現在、新潟日報朝刊の連載“人ものがたり”に小林茂監督のこれまでの半生を記録する「いのちを撮る」が連載されています。
以前に夕刊に連載されていたものを今回、朝刊に掲載しているようです。
確か新潟日報は10年くらい前にも小林監督に密着した連載があったと思いますが、
折に触れ注目される大きな存在なんだろうと思いました。

第一回目が掲載された5月14日付では新作「風の波紋」撮影に至る経緯が書かれて、
翌日からの連載では幼少期から遡って“監督・小林茂”が生まれる過程が連載されるようです。

担当者は新潟日報はもう読むことを辞めていましたが、
この連載がはじまったと知り再び読み始めたりしました。

なぜ辞めたかと言うと「故郷は緑なりき」上映会掲載を長岡支社に再三依頼したにも叶うこともなく、
上映会前日になって“こしじウィークリー”にようやく掲載していただきました。
それだけでもありがたいとは思いましたが、
長岡支社の方は昔の長岡が出てくる映画なぞとんと興味ないのだろうか、
そんな人たちが記事を書いてる新聞など目にする気も失せておりました。

上映会には新潟の本社の記者が観に来てくださり、
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-697.html
↑こちらを知ったのは読者の方からの電話だったりしたので、
あくまでも長岡支社の関心に至らなかったということなんでしょうが、
どうも釈然とせずにおります。
こんなことを書くと余計に嫌われるであろうことは承知の上です。

この「いのちを撮る」を取材された記者は新潟から今春、長岡に異動されたと小林監督がお話しされていましたが、
映画に関心があると信じていづれ「標的の村」上映会を紹介にご挨拶に伺いたいと思っています。

ただ気になったのは5月14日付けで

「大病を患い、障害を抱えてもなおメガホンを持ち、人間の魅力をスクリーンに映し出している」

↑こちらの“メガホンを持ち”というのはもちちろん映画を撮る比喩でしょうが、
(いくつか映画の撮影現場を見学しましたが、さすがになべおさみの映画監督コントに出てくるような
メガホンを持ってる監督は見たことありませんが、「この空の花」の大林監督はメガホンならぬ拡声器を持って演出し、
逐次、シーンごとの説明をエキストラやギャラリーに向けて伝えてたのは撮影もエンターテイメントに昇華しててサスガだと思いました)
劇映画ならともかくドキュメンタリー映画の現場に演出のため指示を出す“メガホン”を持ち出すのはどうなんだろうと思いました。
こんなことを気にするのは担当者ぐらいなんでしょうが。
また嫌われるだろうと。自己嫌悪に陥ると。

5月14日付の新潟日報朝刊の紙面には「チェイン/CHAIN」の新潟市出身の細井尊人監督が
「ラオスのシネマ文化開拓」という見出しで映画製作の可能性を探るためにラオスの赴いた記事が掲載されてました。

しかし「いのちを撮る」の記事に小林監督の年齢が載ってますが、
ジャッキー・チェンと同じ年生まれなんだと気づきました。

「許されるなら、また新作を撮りたいですね。新しいテーマが見つかれば寿命が延びるかななんて考えることもあってね。映画に生かされてるんですね。」

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三上智恵監督最新作 『戦場ぬ止み・いくさばぬとぅどぅみ』 緊急先行公開



「三上監督、もう二作目を撮ったのよね。早いわね」

http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-764.html
↑この時、鎌仲ひとみ監督に次回は「標的の村」の上映会を開きます。
と伝えたら鎌仲監督はこんなことを話してました。

その三上智恵監督の「標的の村」に続く新作「戦場ぬ止み・いくさばぬとぅどぅみ」が7月の公開で準備を進めていたようですが、この沖縄をめぐるご時世の中、一刻も早く観てもらいたいということで、
今週末の5月23日から東京・ポレポレ東中野で一日一回上映で緊急公開されることになったそうです。

http://www.mmjp.or.jp/pole2/

ポレポレと沖縄での本公開は7月11日から。
またシネ・ウインドでも夏に公開が決定してるようなので「標的の村」長岡上映会と連動できないかと思ってます。

「戦場ぬ止み・いくさばぬとぅどぅみ」の意味は「戦場にトドメを刺す。戦争の息の根を止めるという意味」だそうです。
https://twitter.com/chiemikami/status/583900534236581890

日本にあるアメリカ軍基地・専用施設の74%が密集する沖縄。
今、辺野古の海を埋め立てて最新のアメリカ軍基地が作られようとしている。
巨大な軍港を備え、オスプレイ100機が配備されるそれは、もはや普天間基地の代替施設などではない。
2014年8月14日、大浦湾を防衛局と海上保安庁の大船団が包囲。日本政府は機関砲を装備した大型巡視船まで投入して、建設に抗議するわずか4隻の船と20艇のカヌー隊を制圧した。
陸上でもなんとか工事を止めようと市民が座り込みを続ける。
基地を作るのは防衛局だが、市民の前に立ちはだかるのは沖縄県警機動隊と民間警備会社。
国策に引き裂かれ、直接ぶつかり合うのは県民同士だ。
「私を轢き殺してから行きなさい」と工事車両の前に身を投げ出したのは、あの沖縄戦を生き延びた85歳のおばあ。
彼女にとって沖縄はずっといくさの島、それを押し付けるのは日本政府だった。

沖縄の怒りは臨界点を超えた。11月の県知事選は保革を越えた島ぐるみ闘争に発展。
「イデオロギーよりアイデンティティー」と新基地建設反対の翁長雄志氏が圧勝、続く衆院選でも民意を叩きつけた。
しかし国策は止まらない。
海上の抗議活動を屈強な「海猿」たちが排除していく。
日々緊張を増す現場で負傷者や逮捕者が出る……。
はたして今、沖縄で本当は何が起きているのか?

本作で三上智恵監督(『標的の村』「海にすわる~辺野古600日の闘い~」)が描くのは激しい対立だけではない。
基地と折り合って生きざるをえなかった地域の人々の思いと来し方。
苦難の歴史のなかでも大切に育まれた豊かな文化や暮らし。
厳しい闘争の最中でも絶えることのない歌とユーモア。
いくさに翻弄され続けた70年に終止符を打ちたいという沖縄の切なる願いを今、世界に問う。

http://ikusaba.com/

「標的の村」上映会は8月15日(土)にアオーレ長岡市民交流ホールAにて。
午前と午後に一回づつ上映予定です。

http://hyoteki.com/

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オスプレイが墜落してゆく

(C)琉球朝日放送

3万人「屈しない」=辺野古移設反対で大会―沖縄
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150517-00000039-jij-soci

辺野古移設反対大会が3万5千人もの人たちを集めて大きな盛り上がりとなったニュースをテレビで見ながらも、
「標的の村」上映会の準備がなかなかうまいこと行かずにいるなか、
その後、またテレビで最近よく目にする沖縄県知事が記者会見を開いてる姿が映ってました。

オスプレイがハワイで着陸失敗 1人死亡
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150518/k10010083251000.html

担当者が「標的の村」を観賞したのは一昨年のこと。
上京した際、何か上映にふさわしい映画はないかと探してポレポレ東中野で観ました。
オスプレイ配備には賛否両論あるだろうけど、
なぜ反対を突きつける沖縄の民意を踏みにじってまで強行するのか、
スクリーンには悔し涙に濡れながら沖縄民謡を切々と歌う女性の姿が映し出されてました。
その歌は「安里屋ユンタ」といい、八重山で横暴を極めた役人に反抗し追い払うという内容で昔から歌われてたという沖縄民謡。

これはぜひとも上映にふさわしい映画だと思いながら長岡に帰ってきたものの、
上映に踏み切る心構えができずに流れてしまいましたが、
今回、戦後70年の日に会場が開いていたことなど機が重なり、
「標的の村」の上映ができる運びとなりました。
そんな矢先に問題の要のひとつであるオスプレイ墜落事故の報に様々なものが去来してるところです。

ちなみに三上監督のフェイスブックによれば
墜落事故の翌日も沖縄・高江の頭上をオスプレイは飛び回ってるそうです。
知事は事故原因の究明までは飛ぶことがやめてほしいと言ってるそうですが。

「標的の村」上映会は8月15日(土)にアオーレ長岡市民交流ホールAにて。
午前と午後に一回づつ上映予定です。

http://hyoteki.com/

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「花蓮~かれん~」初日舞台挨拶レポート

昨秋『長岡アジア映画祭’14』に五藤利弘監督作「花蓮~かれん~」の上映を推薦したのはS東京特派員です。
一足先に茨城での先行上映を観て推薦してくれました。

そのS特派員が池袋シネマ・ロサでの「花蓮~かれん~」5月16日公開初日に足を運んで
写真とともにレポを送っていただいたので掲載します。
ありがとうございます。



「花蓮~かれん~」
初日の上映を見に池袋シネマロサに行ってまいりました。
初日ということで五藤利弘監督と主演のキタキマユさんをはじめとする出演者のみなさんの舞台挨拶があり、さらに上映後は五藤監督とキャストの方々のお見送りもありにぎやかで楽しいスタートでした。

「花蓮~かれん~」は三浦貴大演じる農家の長男を通じて農業の将来や田舎の中での若者の居場所や結婚などさまざまな問題が描かれますが、そういった現状の中でキタキマユ演じるタイ人カレンとの恋愛もあるわけで、ただの甘い恋の話にはなっていないところが、この主人公たちのラブストーリーを魅力的にしていると思います。
池袋シネマロサでの上映は毎日20時40分から。5月22日までの上映です。

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この後のトークショーの予定は以下の通りです。

●5/21(木)トークショー
登壇者:太田隆文(映画監督)、五藤利弘監督
MC:島袋光紀(フリーライター)

●5/22(金)トークショー
登壇者:石井亜由美(作家・カラーセラピスト)、五藤利弘監督

http://www.cinemarosa.net/karen.htm

『花蓮~かれん~』オフィシャルホームページ
http://www.karen.pics/

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今成夢人 助監督 『劇場版プロレスキャノンボール2014』公開中!



皆さんありがとう。新潟県長岡は僕が生まれた街であり、親父とおふくろが映画館で「仁義なき戦い」をきっかけに交際を始めた聖地でもあります。プロレス映画で、生まれ故郷に今出来る最大の返事だと思います。

↑「第12回長岡インディーズムービーコンペティション」で審査員特別賞を「ガクセイプロレスラー」で受賞した際の今成夢人監督のツイッターです。
https://twitter.com/yumehitoimanari/status/21831121484

などと長岡生まれの今成夢人監督についてこれまで、
http://tsukurukai.blog103.fc2.com/blog-entry-1862.html
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-173.html
↑こちらに書いてきましたが、
その今成監督が助監督としてクレジットされてる
『劇場版プロレスキャノンボール2014』が現在、イオンシネマ新潟西で公開中なことを昨日知りました。
てっきり『劇場版テレクラキャノンボール2013』『劇場版 BiSキャノンボール2014』を上映したシネ・ウインドでやるんじゃないかと油断していました。

今成監督は助監督としてクレジットされてるほかプロレスラーとしても参加しているようです。
監督は新潟市出身のマッスル坂井さん。
どうももうひとつの分身(?)“スーパーササダンゴマシン”として業界を驚かせた煽りパワホを連日開いてるようです。
公開は5月22日まで。昨日知ったんで観に行けるかわかりませんが、
ご覧なられる方はプロレスラー今成夢人選手の活躍も眼にしてほしいです!

しかしW-1に高木三四郎大社長がCEOに就任したことは驚きでしたが、
発売中の週刊プロレスのインタビューを読んでやはり大社長なんだと思いました。

『劇場版プロレスキャノンボール2014』

Outline 概要

プロレスラーは強くて、楽しくて、ちょっぴりさみしい!!
簡単に言うならば、「疾走感あふれる青春アクションドキュメンタリー」です!!!

DDTを中心に集められたプロレスラー13名が、4チームに分かれ、自慢のマイカーでゴール(東北)をめざしながら、RUNステージとWRESTLEステージで得点を競っていく様子を自由に伝えるドキュメンタリー。スマホ片手にSNSを駆使し、プロレスラーのみならず、アイドルや一般人までをも巻き込みながら、迫ってもこない敵を無理やり引きずり出し、次々と戦いに挑んでいく。

総監督を務めるのは選手としても活躍していたマッスル坂井。かつて、カンパニー松尾監督の作品「劇場版テレクラキャノンボール」に感銘を受け、そのオマージュとしてDVD「プロレスキャノンボール2009」を制作している。あれから5年の時を経て、遂に実現することとなった映画製作となる本作品では、身近なようで身近じゃない「プロレス」を生業とするものたちが、全力で戦い、悩み、そして遊ぶ様子を描き出す。

【DDTプロレスリング】

こんなのプロレスじゃない!
そう言われ続けながら、インディープロレス界の最下層を這い続けてきた団体、DDT。キャンプ場、商店街、町工場・・・求められればいつどこでも誰とでも戦ってきた。そんな彼らの追い求めるドラマチックなドリームは、やがて「文化系プロレス」という新しいジャンルへと進化を遂げた。2009年以降は両国国技館、日本武道館などでのビッグマッチも成功させている。

本編出演:

【世界一性格の悪いクレージー大社長チーム】 高木三四郎、鈴木みのる、葛西純、マッスル坂井、D:福田亮平

【DDTスペシャルチーム】 HARASHIMA、飯伏幸太、男色ディーノ、中澤マイケル、D:佐古俊介
【酒呑童子チーム】 KUDO、坂口征夫、マサ高梨、D:尾崎孔一
【ガンバレ☆プロレスチーム】 大家健、D兼任:今成夢人

監督:マッスル坂井

1977年新潟県新潟市生まれ。早稲田大学在学中はシネマ研究会に所属し、2000年よりDDT映像班兼練習生に。プロレスラーとしてデビュー後は、雑多なカルチャーのフレームワークを大胆に導入したプロレス興行『マッスル』を主宰し、一躍人気者になった。2010年10月に家業の金型工場を継ぐために引退し故郷・新潟に帰省。坂井精機㈱専務取締役として金型製作のほか、プロレス関連の仕事もおこなう、ものづくり系クリエーターである。

助監督:今成夢人

1985年新潟県長岡市生まれ。多摩美術大学卒業制作作品で監督した学生プロレスを題材にした短編ドキュメンタリー映画『ガクセイプロレスラー』がバンクーバー国際映画祭など多数の映画祭から招待される。2011年DDT映像班に。会場VTRなどDDTの映像演出全般を手掛ける。現在、テレ玉にて放映中の『DDTプロレス中継 さいたまースラム!』のディレクターを担当する他、衛星プロレス団体ガンバレ☆プロレスでは選手として参戦中。

製作総指揮:高木三四郎

株式会社DDTプロレスリングの闘う大社長。卓越した経営センスを基に、様々な分野、角度から情報を発信しマネジメントとプレイヤーの両面からDDTを支える社長レスラー。飲食店経営や、ストレッチ店運営などにも乗り出し、近年では音楽業界、ファッション業界などとのコラボレーション興行を行うなどプロレス界屈指のアイディアマンとしてレスリングビジネスの可能性を広げている。

http://liveviewing.jp/contents/ddt/

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トークイベント 「3.11」後の希望について



~昨日のつづき~

「小さき声のカノン」特別先行上映の後に
鎌仲ひとみ監督と主催者であるおらっての代表・佐々木寛先生の
対談「トークイベント 3.11語の希望について」が開かれました。

三年六ヶ月に渡って400時間撮影した素材を二時間にまとめた本作。
映画にまとめみれなかった素材はカマレポとして残していることを伝えていく中で、
http://kamanaka.com/mailmagazine/
鎌仲監督は「マスメディアの福島と私の見た福島にギャップがある」ことが
映画つくりの動機のように話し、
鎌仲監督の映画作りの姿勢へと話が及んでいきました。

「誰のために映画を作るのか、誰のためのメディアなのか」と問いかけ
「踏みにじられている人の声をマスメディアは取り上げない」
と自身の姿勢は小さき声に耳を傾けることだと受け取りました。

「原発事故の被害者たちの理不尽な状況、問題、矛盾などが噴出し、
怒っている人、もがいてる人など
この目で見たことを多くの人が共有すべき」
「生きづらさを生み出したものはなんなのか」と
映画化の意義と問いかけを話していきました。

佐々木先生はこの現在の状況を“分断”という言葉で表し、
福島とベラルーシの繋がり、
沖縄問題は本土のあなたの問題
と唱えていく中で
「全部繋がっている、できることからはじめる」と力説をしていました。

また映画のテーマとして“保養”が大きなウェイトを占めており、
その役割の中で鎌仲監督は
「子ども達が自分と違う文化と愛を注いでくれる大人たちと会う」ことを指摘し
「保養をこの映画をきっかけに活性化していきたい」と希望を伝えました。

映画には福島に住むことを決めた人、移住した人が登場しますが
「選択に白黒をつけることができない、選択肢を増やす」ことが大事なこと、
「会話をする場作りが必要」と述べていました。

映画に登場するお母さんたちは
「自分たちは何もできないと思っていた」のが。
子ども達のために諦めず立ち上がったこと。

「意識の底上げと私たちが動かなければ」と話した後に印象的な言葉が
「みんなで貧乏くじをわけあう」でした。

鎌仲監督作品の凄いことは観た人の中から行動に移す人が多く出てくること。
この日も県内の自主上映をやってる人たちが駆けつけて観賞し、
おそらく6月13日のシネ・ウインド公開を経て、
県内各地で上映会が開かれるのではと思います。

「小さき声のカノン -選択する人々」
http://kamanaka.com/canon/

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鎌仲ひとみ監督 「小さき声のカノン -選択する人々」 



4年が過ぎて原発事故にまつわる状況が変化している。
誰が悪いとか何がひどかったか、こいつが悪いとか決めないで撮りました。
原発事故後に政府は子どもを守ることをやると思っていたが、ことごとくやらなかった。
何かが捻じれているのではないか。
捻じれなくまっすぐ見る、子どもたちを守る。

===========================

鎌仲ひとみ監督「小さき声のカノン」特別先行上映に足を運びました。
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-757.html

上映前の舞台挨拶で何度も「子どもを守る」と話していたのが印象的でした。
原発事故は誰も責任を取らず、子どもたちが被ばくを受けている現状、
その中で「子どもを守る」ために立ち上がったお母さん達の苦難と力強さに焦点をあてています。

「ミツバチの羽音と地球の回転」「内部ひばくを生き抜く」と鎌仲監督の前二作は
最後に希望を提示していたのが、たとえ困難の中にあっても前向きな気持ちにさせてくれましたが、
本作は希望を抱くために大きな苦難を乗り越えていく過程を描いてるとも思いました。
それだけに厳しい現実も浮き彫りになり、もはや後戻りできない現状も痛切に感じました。
これまで以上に鎌仲監督作品で深い映画だと思いました。

それにしても原発事故後に子ども達が鼻血を流したとう報告は、
直に福島からの避難者からの証言で耳にしていたので、
昨年の「美味しんぼ」の過剰なバッシングが不思議でならなかったのですが、
本作では鼻血はもとより、足の裏の骨が痛みを口にする子ども達の証言が出てきて、
どう考えても尋常でないのに、これからも国や行政は因果関係など一切認めないのか、
いったい誰のための国なのかとも一層強く思いました。

ちなみに映画の最初に

製作 小泉修吉

とクレジットが出ました。
鎌仲ひとみ監督、そして柴田昌平監督作を手がけたプロデューサーで
まず目にしてこの偉大な映画人への敬愛を感じてました。

http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-582.html

「小さき声のカノン -選択する人々」は6月13日よりシネ・ウインドで公開されます。
http://kamanaka.com/canon/

上映前に担当者は椅子に座ってぼーっとしてたところ、
鎌仲監督がわざわざ声をかけて励ましていただきました。
覚えていたことだけで嬉しかったのですが、こちらのことを気にかけてたことを知って本当に嬉しかったです。
真面目に「第16回長岡アジア映画祭」でお招きした時に、
人柄すべてに惚れ込んでしまった方なのですが、
相変わらず魅力的な方でこのことも嬉しかったです。

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沖縄問題は本土のあなたの問題

(C)琉球朝日放送

「沖縄問題は本土のあなたの問題」

昨日、新潟市で開催された「小さき声のカノン」先行上映会後の
鎌仲ひとみ監督と佐々木寛おらって代表の対談の中で
佐々木先生が映画の中のベラルーシと福島の繋がりという流れで
最近、沖縄へ行ったことにふれて基地問題は沖縄の中だけでなく、
本土の問題なんだと冒頭の言葉を話していたのが強く印象に残りました。

この日は主催者のご協力をいただき「標的の村」の仮チラシをお客様に配布させていただきましたが、
その前後にいろいろと面倒なことも含めてあり、
この映画を上映する趣旨を何か言葉でうまく表現できないか思いめぐらしてました。
もちろん沖縄の問題は決して他人事でないという気持ちをずっと抱いていましたが、
トークの中で佐々木先生の明快な言葉を聞いてハッと気づかされました。

またほかにもこの日に会った方といろいろと意見を伺ったり、
また7月には沖縄をテーマにした大きな舞台が新潟にあることを教えていただいたりと、
やはり「小さき声のカノン」を観に来るような方々はこういった意識があるんだなと思いました。

などと読んでいる方は呆れたかと思います。
ホントにこの程度の薄い人間が上映会を開こうと思っています。

近日中に長岡市への後援申請の再申請書と協力団体を募る際の趣旨書を書き上げなければならないので、
この「沖縄問題は本土のあなたの問題」ということを核に書いてみようと思ってます。

本日は沖縄が本土復帰43年目の日です。

「標的の村」上映会は8月15日(土)にアオーレ長岡市民交流ホールAにて。
午前と午後に一回づつ上映予定です。

http://hyoteki.com/

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『チェルノブイリ28年目の子どもたち』 in 新発田

昨年11月に長岡でも上映した「チェルノブイリ28年目の子どもたち」が新発田でも上映されると知ったのでご紹介します。
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-548.html



『チェルノブイリ28年目の子どもたち』上映会 ~低線量長期内部被ばくの現場から~

日時 5月23日(土) 13時半~16時半
会場 新発田生涯学習センター 研修室1
新発田市中央町5-8-47
協力費 300円

主催 連絡先 「なくそう!原発しばた」 連絡先09026501387

 今年3月、福島第一原発事故から4年を迎えました。
 政府は年間20ミリシーベルトを避難基準にしたまま、住民に早期帰還を促し、復興キャンペーンを洪水のように流しています。しかし、除染は限定的で、それ以外の被ばく防護策や健康調査は極めて不十分です。
 小児甲状腺がんは117名(疑い含め)に増えていますが、それ以外の健康被害もふくめて、政府や福島県は「放射能と関係ない」と言い続けて、住民の健康被害や不安に向き合おうとはしません。いまだに12万人が古里に帰れない状態です。福島の現実は何も変わっていないのです。
 この映画はOurPlanetTVが2013年、チェルノブイリ事故後28年経つウクライナへ足を運び、子どもたちの健康状態や学校生活などを取材してつくられました。汚染地域の子どもや住民の羅漢率が今も上昇する中、医師、教師たちの懸命な努力が続けられ、しっかりと住民に寄り添っていることを伝えています。
 日本では、安部政権が「健康被害は現在も将来もない」「汚染水はコントロールされている」と言って、福島の深刻な現実にフタをしています。チェルノブイリとフクシマ、なぜこんなにも対応が違うのか?それを考えるきっかけになる映像です。
(チラシより)

http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1761

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とうふや わむ



先日、大崩のご主人より“とうふや わむ”が5月中に閉店と教えてくださいました。

市民映画館をつくる会の時よりこちらで上映会の前売り券を発売していただいたので、ご挨拶に伺いました。

女性二人で朝早くから豆腐づくりに精を出しているお店で、
そのうち一人の方がいたのでお話を伺ったところ、
豆腐つくりは辞めてオーガニック食品の店を別の場所に引っ越して来月オープンするとのこと。
ひとまずまた映画上映の紹介はできそうなので安心しました。

こちらでは最近だと「モンサントの不自然な食べもの」や「東電テレビ会議」が反響あったので
お店自体がなくなるのは非常に困ると思っていました。

とはいえこちらでの豆腐つくりは今月で無くなり、
大崩のご主人曰く「豆腐はもちろんうまいが、“なまあげ”は東日本で一番うまい」そうです。
何か根拠があるのかと思いましたが厳選した大豆でつくる豆腐やおぼろ豆腐、なまあげは他店よりは高いとはいえ確かにおいしいです。

現在、お店にある豆腐つくりの機械は魚沼の方が引きついで豆腐つくりをし、
新しいお店が仕入れる形で販売していくそうです。
お店は今月30日で閉店するそう、この日行ったらすでに豆腐もなまあげもすでに売り切れてたので
閉店前に足をまた運びたいと思いました。

市民映画館をつくる会時代に前任者から引き継いだ形でこちらの担当になったので、
いったい最初どういうなりそめなのかわからなかったですが、
足を運ぶうちにこちらは小林茂監督の新作「風の波紋」にも深い関わりがあると知ったので、
意外な形で繋がっているんだなぁと思いました。

いつも気になる店名について尋ねたら特に意味はなく、
最初に立ち上げた人5人の頭文字をつなげたそうです。
だったら二文字でなく五文字ではないかと思いましたが何か意味があるんでしょう。
いづれにせよ店内のBGMに「ラストクリスマス」や「ケアレスウィスパー」「フリーダム」が流れているというワケではないです。

とりあえず今後ともよろしくお願いいたします。

とうふやわむ
長岡市下柳3-5-26

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8月15日 70年目の終戦記念日に『標的の村』を上映します。

(C)琉球朝日放送

終戦から70年目の2015年8月15日。

19万人もの戦死者を出した“沖縄戦”
しかし今も基地問題で大きく揺れる沖縄を照射するドキュメンタリー映画『標的の村』をあえてこの日に上映します。
現在、上映時間や講演いただく方への依頼、協力団体の呼びかけなどの準備を始めていますが、
8月15日の上映会まで、準備をする道のりのなかで様々な思いが去来するのではないかと思っています。

会場はアオーレ長岡市民交流ホールAです。

『標的の村』

監督 三上智恵

2013年作品 91分

制作・著作 琉球朝日放送

キネマ旬報 2013年度 キネマ旬報ベストテン文化映画第一位
山形国際ドキュメンタリー映画祭2013 市民賞&日本映画協会賞W受賞

http://hyoteki.com/introduction/

解説

日本にあるアメリカ軍基地・専用施設の74%が密集する沖縄。5年前、新型輸送機「オスプレイ」着陸帯建設に反対し座り込んだ東村(ひがしそん)・高江の住民を国は「通行妨害」で訴えた。反対運動を委縮させるSLAPP裁判だ。わがもの顔で飛び回る米軍のヘリ。自分たちは「標的」なのかと憤る住民たちに、かつてベトナム戦争時に造られたベトナム村の記憶がよみがえる。10万人が結集した県民大会の直後、日本政府は電話一本で県に「オスプレイ」配備を通達。そして、ついに沖縄の怒りが爆発した。

2012年9月29日、強硬配備前夜。台風17号の暴風の中、人々はアメリカ軍普天間基地ゲート前に身を投げ出し、車を並べ、22時間にわたってこれを完全封鎖したのだ。この前代未聞の出来事の一部始終を地元テレビ局・琉球朝日放送の報道クルーたちが記録していた。真っ先に座り込んだのは、あの沖縄戦や米軍統治下の苦しみを知る老人たちだった。強制排除に乗り出した警察との激しい衝突。闘いの最中に響く、歌。駆け付けたジャーナリストさえもが排除されていく。そんな日本人同士の争いを見下ろす若い米兵たち……。

本作があぶりだそうとするのは、さらにその向こうにいる何者かだ。復帰後40年経ってなお切りひろげられる沖縄の傷。沖縄の人々は一体誰と戦っているのか。抵抗むなしく、絶望する大人たちの傍らで11才の少女が言う。「お父さんとお母さんが頑張れなくなったら、私が引き継いでいく。私は高江をあきらめない」。奪われた土地と海と空と引き換えに、私たち日本人は何を欲しているのか?

『標的の村』公式HP http://hyoteki.com/

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越後瞽女唄・葛の葉会



~昨日の続き~

「瞽女さんの歌が聞こえる」の上映、林雅彦教授の講演の後に実践として
「越後瞽女唄・葛の葉会」の瞽女唄披露となり、
この夜は4人いるメンバーの中から横川恵子さん、金川真美子さんの師弟コンビが登場し、
誰もが歌声に圧倒されながら聴きほれていました。

金川さん(写真・右)は「第15回長岡アジア映画祭」でも披露いただきましたが、
http://tsukurukai.blog103.fc2.com/blog-entry-1205.html
当時は長岡造形大学の学生でした。
もう卒業していると思いますが小学一年生から習い始めて、
若くしてベテランの域に達しており、
今回久しぶりに聴きましたが、さらに精進を重ねて磨きがかかってたのが嬉しかったです。

また横川さんが司会から東京と高田どちらがアウェイに感じますか?
という問いに「どちらもアウェイです」と応えてたのが印象的でした。
高田瞽女と小林ハルさんに繋がる長岡瞽女の葛の葉会の流派はまるっきり違うそうなので、
高田での演奏は長岡とまた別のものがあるんだろうと思って聞いてました。

この夜のセトリは

・岩室
・瞽女松坂
・祭文松坂 葛の葉子別れ
・柱たて 瞽女万歳
・伊勢音頭くずし

次回公演は平成27年6月7日(日曜日)
開場:午後1時
開演:午後1時30分
終演:午後3時30分頃
入場料:1,000円
  (中学生以下無料)
開場:アトリウム長岡
   元禄の間
  長岡市弓町1丁目5-1
出演:越後瞽女唄・葛の葉会
演目:
  小栗判官 照手姫 ほか
主催:瞽女唄ネットワーク

<瞽女唄ネットワーク事務局> お申込み・お問合せ
電話:0258-95-2340

http://goze.holy.jp/index.html

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伊東喜雄監督 「瞽女さんの歌が聞こえる」



高田世界館で開かれた「放浪の系譜〜瞽女唄とアジアの遊行文化」に参加してきました。

http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-747.html
世界館に着いたら入り口に「瞽女さんの歌が聞こえる」の伊東喜雄監督が看板を立てたりと準備をしていたので挨拶をしました。
こちらを見て「生きているんだか心配してたよ」
なんとか生きてます。

「第15回長岡アジア映画祭」での「瞽女さんの歌が聞こえる」上映の翌年に確か長岡でのイベントでお会いして以来だから4年ぶりになります。

伊東監督に惹かれるところはちょうど世代的に東京では学生運動などが華やかな頃に、
喧騒を離れて高田に通いつめて瞽女さんの唄と言葉に耳を傾けて記録に従事していたこと。
そのおかげで今も貴重な記録映像が観られるほか、
監督が瞽女さんについて語る姿には深い愛情を感じずにいられません。

今回のトークで印象に残ったのは山の上の山小屋にたった一人住む
きこりのために瞽女さんが毎年訪れ唄いに行ってたこと。
何も娯楽のない場所に自分を心待ちにしてるきこりのために難儀な山道を登って行く瞽女さんの義理堅さを賞賛していました。

映画に登場する高田瞽女の皆さんが寝泊りする一軒家はこの世界館にも近い雁木通りにあり、
モノクロ映像ながらもこの地で観ると自空を超えた親近感みたいなものを感じていました。
そして瞽女唄の披露はもちろんですが、
瞽女さんたちが家を綺麗に掃除している日常の姿の映像は何度見ても毎回驚嘆しておりました。
そして写真で登場する“はなれ瞽女”の姿にこの四年の自分の年月を思っていました。

ちなみに今回16時という半端な時間での上映なのでなぜかと思ったら、
この高田では「瞽女さんの歌が聞こえる」は世界館はじめ何度も上映しているので、
高田ではすでにおなじみの映画ということらしいです。

伊東監督は現在、次回作の制作に入っており、
どんな作品になるのか尋ねたら今度も”芸人”をテーマにしているようです。
完成を待ちたいです。

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『小さき声のカノン』 特別先行上映会&鎌仲ひとみ監督トークライブ

「第16回長岡アジア映画祭」で「ミツバチの羽音と地球の回転」の上映とともにお話いただいた鎌仲ひとみ監督。
“反核”を生涯のテーマとして優れたドキュメンタリーを撮り続けていますが、
実際お会いしたら大変エネルギッシュ、そしてチャーミング。すぐに魅了されてしまいました。

3,11後の過酷な世界に再生可能エネルギーへの道筋を紹介し大きな希望を伝えた「ミツバチの羽音と地球の回転」
そして市民映画館をつくる会最後の上映作品となった「内部被ばくを生き抜く」でも決して悲観に暮れることなく希望を提示しています。

新作「小さき声のカノン 選択する人々」は3,11後にさらに踏み込んでいくようですが、
新潟で一般社団法人 「おらって」にいがた市民エネルギー協議会」とシネ・ウインドの協催で先行上映会が開かれ鎌仲監督も来られるのでご紹介します。

「小さき声のカノン 選択する人々」公式HP http://kamanaka.com/canon/

*シネ・ウインドは6月13日より公開。

おらってアカデミー(鎌仲ひとみ)

5/14 Oratteアカデミー『小さき声のカノン』特別先行上映会&監督トークライブ

今回は、シネ・ウインドさまからの協力をいただいて『小さき声のカノン』の特別先行上映会をすることになりました。
鎌仲ひとみ監督にもお越し戴きます!

◎2015年 5月14日(木)
13:00 開場
13:20 鎌仲ひとみ監督あいさつ
13:30 上映
15:30 鎌仲ひとみ×佐々木寛 トーク
テーマ :『3.11』後の希望について
◎クロスパルにいがた 4階 映像ホールにて
(新潟市中央区礎町通3-2086)
◎料金500円(特別先行上映につき上映料金とは異なります)

3.11は、私たちが自分たちの生き方を見直す大きなきっかけになりました。福島第一原発事故の影響から生活の転換を余儀なくされた「おかあさん」たちがこの映画の主人公です。
監督の鎌仲ひとみさんとともに「3.11」後の私たちの生き方について語り合いましょう☆

◯協催
新潟市民映画館シネ・ウインド
「おらって」にいがた市民エネルギー協議会
◯予約・お問い合わせ
「おらって」にいがた市民エネルギー協議会
ホームページ oratte.org
電話 025-211-4654 FAX 025-241-9886
メール [email protected] (担当 木村・渡辺)

一般社団法人 「おらって」にいがた市民エネルギー協議会
http://www.oratte.org/

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私の憲法記念日



5月3日。

==================================

どーだろう、……この国の憲法第9条はまるでジョン・レノンの考え方みたいじゃないか?
戦争を放棄して世界の平和のためにがんばるっていってるんだぜ。
俺たちはジョン・レノンみたいじゃないか。
戦争はやめよう。
平和に生きよう。
そしてみんな平等に暮らそう。
きっと幸せになれるよ。

===================================
↑忌野清志郎さんの命日の翌日

アオーレ長岡でパソコンを借りてこのブログを更新。
アオーレは成人式が開かれたらしくて華やいだ若者たちでごった返してたけど、
この日は憲法記念日、これまで戦争への道筋にかろうじて歯止めをかけてた
憲法9条が粛々と改正されてしまったら、
この若者たちが何かあったらちょうど戦場に派兵されてしまう世代だと思うと、
目の前のお祝い事も何やら悪夢を見てるような気がしないでも。

「第10回 憲法九条を守る長岡の集い」
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-736.html

小林茂監督の講演があるので参加。
主催者が語る「9条をめぐる情勢は最も危険な状況」にある中で開催された集会。

檀上に立った小林監督はまず新作「風の波紋」が多くの方の協力を得て完成した報告と感謝の言葉を述べると一斉に聴衆から拍手が沸き起こりました。

そして演題にある「戦争中の記録映画から考える戦争と平和」の7ページに渡って制作したレジュメを聴衆に配布。
それを基に駆け足で解説していきますが、
中でも印象に残ったのは自身の両親が満州から引き揚げてきたことから、
中国を見たいと1975年に日中友好学生訪中団の一人として訪れたこと。
「まぁ、そのお~」と田中角栄のモノマネを披露し、
田中角栄と同じ郷里から来たと中国の要人に伝えたら歓迎してくれたこと。
そして商店街にておじさんから
「お前は何がほしいんだ?」と日本語で訊かれて、
かつてこの地を日本軍が侵攻したことを実感し衝撃を受けたこと。

その流れで亀井文夫監督が中国戦線に従軍した日本兵を撮影した「戦ふ兵隊」を20分に渡って上映した後に、
同じ戦線に従軍した小津安二郎、武田泰淳が目にした日本軍の蛮行に触れ、
「こういう映画の裏にはそういったことがたくさんある」と結んだのですが、
自分はその蛮行を聞きながら率直に戦争はマズイと改めて実感しながら、
今も脳裏から離れずにいます。

そして戦場から帰還した父親を見て育った体験から
自身のスタンスを明快に示した創作詩「ぼくの父ちゃん」を語りました。

“戦争への道がひたひたと押し寄せてきたら、僕は声をあげよう。
 声をあげられなくなったとき、もう戦争は始まっているのだから。”

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なびなび



担当者は一応、長岡のフィルムコミッションである長岡ロケなびの正会員なので
本日、ミーティングに初めて出席しました。
渡辺千雅会長はじめ20名あまりが出席し、
今年度の活動について活発に議案が繰り広げられていきました。

画像はロケなびが発行しているフリーペーパー『なびなび』の第5号。
http://www.locanavi.jp/blog/log/eid114.html
表紙は越後丘陵公園でのWOWWOWドラマ『私という運命について』の撮影風景だそうです。
だとするとこの場に五藤利弘監督『モノクロームの少女』『ゆめのかよいじ』も手がけた芦澤明子撮影監督もいるのかな、と。

その後、渡辺会長が編集長をしているフリーペーパー『マイスキップ』で
『故郷は緑なりき』を取り上げていただくことになり、
編集を手がける長岡ロケなびの和田副会長と奥様と打ち合わせ。
お二人は映画上映を観に来ていただいたことから今回に繋がったハズなので
ありがたい申し出だと思いながらも原稿書けるかなぁ、と脳味噌が錆付いてきてる中で思ったりしました。

長岡ロケなび公式HP http://locanavi.jp/

長岡ロケなび FACEBOOK https://www.facebook.com/locanavi.jp?ref=profile 

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自空を超えたもう一つの新潟

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にいがた映像ギャラリー準備会から特定非営利活動法人 にいがた映像ギャラリーへ。
お世話になってるにいがた映像ギャラリー。
商業映画でない個人が撮影した写真、フィルムを収集、発掘、調査、上映など活動をしていますが、
この度、5月30日に“新潟を観るシリーズ《第6弾》”を開催しますのでご紹介します。

今回の目玉は戦後初の新潟ロケ映画と思われる『新越後情話』の上映です。

*新潟を観るシリーズ《第6弾》 NEG設立上映会 自空を超えたもうひとつの新潟

日時 5月30日(土) 13時~16時
会場 NEXT216階 新潟市民プラザ
会費 500円

第一部 (13時~14時30分)
収集映画の上映
●『新越後情話』 昭和28年作品 (77分)
監督 石山稔 出演 羽島敏子、高田稔 特別出演 小唄勝太郎
ロケ地 岩室温泉 越前浜 角田浜(?) 大和デパート売り場 昭和橋 西堀

第二部 (14時40分~16時)
発掘・収集映像と収集映像の鑑賞
●遷座 100年 弥彦神社
●絵葉書の中の新潟
●加治川の桜
●収集写真・フィルム映像のダイジェスト上映

主催 特定非営利活動法人 にいがた映像ギャラリー
問 09016939696(長谷川)

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五藤利弘監督 『花蓮~かれん~』イベント情報 シネマ・ロサ



長岡出身・五藤利弘監督の茨城ロケ映画『花蓮~かれん~』
栃尾ロケ映画『モノクロームの少女』を観た茨城の人達がぜひこちらで撮影してほしい、
という依頼で実現した映画のハズです。

先日お伝えしましたが5月16日~23日に池袋シネマロサで公開されます。
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-751.html

それにあわせて舞台挨拶やイベントが開かれるのでご紹介します。

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上映期間:5月16日(土)~22日(金) 連日夜20:40より1回上映
上映期間中、下記の舞台挨拶/イベントを開催いたします。
イベントは、いずれも上映前に行います。

●5/16(土) 舞台挨拶
登壇者:メインキャストほか出演者、五藤利弘監督
MC:島袋光紀(フリーライター)

●5/17(日)トークショー
登壇者:マイク越谷(音楽評論家)、石塚和美(脚本家)、五藤利弘監督

●5/21(木)トークショー
登壇者:太田隆文(映画監督)、五藤利弘監督
MC:島袋光紀(フリーライター)

●5/22(金)トークショー
登壇者:石井亜由美(作家・カラーセラピスト)、五藤利弘監督

・登壇者は変更となる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
・イベントの追加や変更等があった際には、こちらのページで随時ご案内いたします。
・その他ご不明な点などございましたら事前に劇場までお問い合わせください。
皆様のご来場を心よりお待ちしております。

お問合せ : 池袋シネマ・ロサ 03-3986-3713   
『花蓮~かれん~』オフィシャルホームページ
http://www.karen.pics/

http://www.cinemarosa.net/karen.htm

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注目なのは5月21日に「朝日のあたる家」の太田隆文監督とのトークが開かれること。
『長岡アジア映画祭’14』では五藤監督作「スターティング・オーヴァー」の上映前に、
二人の舞台挨拶がありましたが、丁々発止のやりとりで短い時間の中、当然のように時間をオーバーして盛り上げていただきました。
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-592.html
そして『花蓮~かれん』の上映時に太田監督は客席で観賞していたハズなので、
当日はどのように話を進めるのか興味深く思いました。

また『花蓮~かれん~』は大阪でも公開が決定。
7月4日より大阪・シアターセブンで公開されます。
http://www.theater-seven.com/index.html

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2015年8月15日 終戦から70年のこの日に上映会を開きたいと思ってます。



アオーレ長岡市民交流ホールAは多目的なスペースなことも含めて人気があるため,
なかなか借りることができなくなってます。
『故郷は緑なりき』も一息ついて8月に何か上映会を開けないかと開いてる日を尋ねたら、
土日はおろか平日でさえすでに通常の申し込みではとれない先行予約で埋まっておりました。

しかし8月15日(土)は開いており、さすがにこの日にイベント開こうなどと思う人はいないんだろうと思いました。
そりゃお盆でみなさんそれどころではないだろうと。
でも逆に面白いのではとせっかくなので正式な手続きで申し込みをしました。

あまり深いことを考えていなかったのですが、
この日は終戦から70年の節目の日。
最初は別の映画の上映を考えていたのですが、
それならばこの70年目の終戦記念日に、
それに合わせた映画の上映会を開こうと思いはじめてます。。

上映作品は正式に決まりましたらお伝えしたいと思っています。

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五藤利弘監督 「花蓮 ~かれん~」 池袋シネ・マロサで公開

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長岡出身・五藤利弘監督作で「長岡アジア映画祭’14」でも上映した
「花蓮~かれん~」が昨年のUPLINKでのお披露目上映を経て、
5月16日~5月22日に池袋シネマロサで本公開されます。

http://www.cinemarosa.net/lateshow.htm

新たにチラシを作り直したようで作品の雰囲気が伝わる良いデザインだと思いました。
この作品について書いたブログを紹介します。

「映画の森 刈谷田川の夢」
五藤利弘監督「花蓮~かれん~」は面白くて深い!
http://kariyadagawa-screen.blogspot.co.uk/2014/10/20154.html

映画「花蓮 ~かれん」作品紹介

イントロダクション

茨城の魅力発信するため「地域を盛り上げたい」と熱い想いで立ち上がった地元有志により制作されたオール茨城ロケの作品。「ゆめのかよいじ(2013)」「ゆめはるか(2014)」の五藤利弘監督がメガホンをとり、茨城県出身の歌手であり女優のキタキマユと、映画やドラマと話題作への出演が続く若手俳優・三浦貴大がW主演を務め、茨城在住の女優・浦井なおが華を添える。茨城県霞ヶ浦の美しい風景の中で、将来に迷う青年と日系タイ人女性、そして青年の幼馴染みの3人が織りなす淡い恋を描いたラブストーリー。

ストーリー

周平は、東京の大学を卒業後、地元霞ヶ浦西岸の地方都市で「家業の蓮根農家を継ぐかどうか…」将来に迷いながら、設計士として建築会社に勤務している。故郷に戻って来た幼馴染み・陽子と再会し恋心が再燃する中、日本に留学するも夜はホステスとしてアルバイトをする、タイ人ホステスの「カレン」と出会う。たしなみや慎ましさを持ったカレンに惹かれていく周平…。恋、将来…狭間に揺れて気持ちの定まらない周平は、自分や自分の取り巻くものを、徐々に見つめ直していく。

脚本・監督 五藤利弘
キャスト三浦貴大 キタキマユ 浦井なお 三浦影虎 日置かや 円城寺あや 飯島大介

http://www.karen.pics/

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放浪の系譜〜瞽女唄とアジアの遊行文化 in 高田世界館



http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-722.html
↑こちらでご紹介しました「瞽女さんの唄が聞こえる」上映と長岡葛の葉会の瞽女唄披露が大人気のようです。

“満席のため予約を締め切りました(4/28付)。キャンセル待ちのお申し込みも締め切りました(5/1付)。当日券は若干枚数を発売予定ですが、立ち見の可能性があります。”

http://www.monten.jp/20150505

「瞽女さんの歌が聞こえる」の伊東喜雄監督よりそのまま5月8日に高田世界館でも開催されるのでご紹介します。

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日本の精神文化を解き明かす際に忘れることが出来ないのが放浪・遊行性である。
放浪・遊行者には、多くの宗教者、歌人俳人だけでなく、芸能者としての瞽女がいた。
今回の催しは、庶民の哀歓の中に身を置き底辺から社会を支えてきた漂泊者の文化に改めて焦点をあて、さらに海外の放浪民の研究者らをゲストに迎え、共通の地平を探ろうとするものである。

第一回 人はなぜ旅をするのか

1) 上映:[瞽女さんの歌が聞こえる](34分2009制作/監督伊東喜雄)
伝統芸能保持者として無形文化財にも選択されている越後高田瞽女の生活と最後の旅の記録映画
2) 講演:人はなぜ旅をするのか〜日本文化と放浪の系譜
講師 / 林雅彦 (明治大学教授日本思想史、民俗学)

3) 実演:「長岡葛の葉会」による演奏会
門付唄「岩室」、瞽女松坂、祭文松坂「葛の葉子別れ」ほか
演奏 / 横川恵子、金川真美子

4) 座談会: 伊東喜雄、林雅彦、横川恵子、金川真美子、
司会進行 / 斎藤弘美(ゆう・えんLLC代表)

盲目というハンデから村の労働力にはなりえなかった瞽女さんたちだが、
現代的な社会福祉支援がなかった時代に芸を身に付けることで自立。
それによって、瞽女は村々への娯楽提供者となり、市民にとって必要な存在になった。
社会のお荷物と視られがちだった障害者が、社会構造の活性化に果たした役割が、
近年特に町おこし、地域おこしを目指す人々の注目を呼んでいる。
失われた芸能と言われる瞽女唄に関心を寄せるヤング世代も多い。
本企画の実施にあたり、瞽女さんの地元高田(現新潟県上越市)の町おこしグループとの協働により、
両国門天ホールと高田でのイベントの同時開催が実現する運びとなった。

入場料:前売 一般2500円 門天会員2300円 学生2000

※当日は各200円up
満席のため予約を締め切りました(4/28付)。キャンセル待ちのお申し込みも締め切りました(5/1付)。当日券は若干枚数を発売予定ですが、立ち見の可能性があります。

お問い合わせ

両国門天ホール:tel&fax 03-6666-9491
mail:ticket@monten.jp (@は小文字に直してください)

主催 一般社団法人もんてん
共催【新潟公演】特定非営利活動法人 高田瞽女の文化を保存・発信する会
協力:
伊東喜雄(オフィスITO)、鈴木昭英(瞽女唄ネットワーク会長)
斎藤弘美(ゆう・えんLLC )、特定非営利活動法人 街なか映画館再生委員会

助成:芸術文化振興基金助成事業、日本盲人福祉委員会

*   *   *

プロフィール
林雅彦  (明治大学教授日本思想史、民俗学)
1944年東京都生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。専攻は説話文学・絵解き、アジアの宗教民俗学。絵解き研究で第6回日本古典文学会賞受賞。現在説話文学会代表委員、国際熊野学会代表委員。新宮市市政功労者、明治大学法学部教授。

横川恵子 (長岡葛の葉会)
1953年、南魚沼市(旧六日町)生まれ。同市坂戸在住。昭和46年、山田流箏曲を学ぶ。昭和61年より、演奏活動を開始する。平成8年、瞽女唄継承者竹下玲子師に瞽女唄を学ぶ。平成15年、第18回国民文化祭(山形県)参加。平成21年、越後三十三観音札所・瞽女唄奉納の旅。現在、県内外、各地で演奏活動を展開する傍ら、琴、瞽女唄の後進の育成に当たっている。「楽鳳・むつはな会」主宰、「越後瞽女唄・葛の葉会」会員。

金川真美子 (長岡葛の葉会)
1988年、長岡市に生まれる。小学一年生のとき、小林ハルに師事した竹下玲子師にごぜ唄を学ぶ。その後、横川恵子師に習う。現在ごぜ唄の他に長唄を今藤佐志朗より学び、新潟を中心に活動中。


【出張公演】新潟公演
会場:高田世界館
5月8日(木)18時半開場 / 19時開演 (上映会は16時〜16時34分となります)
前売 一般1500円 門天会員・学生1000円 ※当日は各500円up
ご予約・お問い合わせ:NPO法人 高田瞽女の文化を保存・発信する会
tel 025-522-3400 fax 025-522-3143

http://www.monten.jp/20150505

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