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長岡アジア映画祭実行委員会!ブログ

新潟県長岡市で活動します長岡アジア映画祭実行委員会!です。

2023年04月 | ARCHIVE-SELECT | 2023年06月

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Jアラート

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【随時更新】北朝鮮から“ミサイル発射” 沖縄県の様子は?
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230531/k10014083441000.html

本日早朝、沖縄地方へ北朝鮮がミサイル発射をしたことでJアラートが鳴り響き指示したのは
「北朝鮮からミサイルが発射されたものとみられます。建物の中や地下に避難してください」とのこと。
沖縄に地下空間がないのが多数で、本当にこれしか対処ないのは余計に危機感を抱かされ、
デジャヴ感が強いのは『沖縄、再び戦場へ』のなかで那覇市の避難訓練をしてる様子が出てきたこと、
無論、「備えあれば憂いなし」として避難訓練を否定するものではないけど、
映画では「戦争を煽る」政府の実情といった様子でかなり冷ややかなものを感じてました。

以下、ホントに戯言なのですが以前から総理大臣の支持率が下降すると北朝鮮から未確認飛翔体が飛んできて、
危機感を煽ってましたが、例の評判の息子さんがどうも親戚でなく仲間を呼んで合コンをしてたという話を握りつぶすかのように、
飛んできて朝は軒並みこの件で電波ジャックされたと聞くとあながち的外れではないような。
しかし北朝鮮はよくミサイル開発に手が伸びるもんだ、その軍事費はどこから流れてるのか?
という疑問は韓国のカルト教団が日本でせしめたお金を北朝鮮に送金し、
そのお金でせっせとミサイルを開発、日本も煽ったせいで軍事費が増額という説を読みなるほど。
だからあの党はあのカルトを潰すようなことはしないと。
どちらも悪い方には転ばないように、
結局泣くのは値上げラッシュに身動きできず、
さらなる増税が控えてる一般庶民という負の連鎖を断ち切る機会はやはり次の選挙だよなぁ、
しかしあれだけ不祥事続きのマイナカード申請にアオーレは未だに並んでるのを見てホントに従順なので、期待してはダメかもと。
このままでは北朝鮮のミサイルよりも日本政府の政策で死んじゃう確率が高いんじゃないのかと。

6/29 三上智恵監督作 『沖縄、再び戦場(いくさば)へ』(仮)スピンオフ作品 長岡上映会
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3745.html

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五藤利弘監督『日光物語』東京公開決定



長岡出身・五藤利弘監督の『おかあさんの被爆ピアノ』『ほうきに願いを』に続く新作『日光物語』が、
日光での先行上映を経て東京公開が6月17日(土)~6月23日(金)に東京写真美術館ホールにて公開が決定しました。
連日、五藤監督はメインキャストともに舞台挨拶を敢行するようです。

https://www.youtube.com/watch?v=fKF6cZ4vLb0
↑予告編の冒頭はモロに五藤監督が愛するシリーズを製作した松竹映画へのオマージュ、
だからヒロインでなくマドンナに武藤十夢さん、
ひとめぼれして大騒動を巻き起こすのは五藤監督と同じく長岡出身・スネオヘアーさん、
御前様のごとく見守るのは惜しくも遺作となった宝田明さん、
そして個人的に楽しみにしてる万登香さんも登場し挿入歌を手掛けてます。

映画『日光物語』挿入歌「夜風」MV
https://www.youtube.com/watch?v=v4kooFH-kNA

五藤監督は精力的に映画つくりに邁進するぶん、傍から見ていて多大な苦労も伺えるのですが、
映画は完成して終わりでなく、劇場を確保し公開することがまた並大抵でない力を要するので、
今回無事に東京での公開が決定して本当に良かったと思います。
そしてお客さんに観てもらうまでが映画つくりともいえるので、
連日の舞台挨拶を敢行の意気込みに感じるものがある東京在住の方はぜひ足を運んでいただきたいと思います。

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​映画「日光物語」は、日光二社一寺への参道入口にある人気カフェを舞台に、カフェを経営する大場嘉門(スネオヘアー)とその家族を中心に、町の人々や日光を訪れる人々など、人と人が織りなすヒューマンコメディ。

​嘉門の名前は、父の大場馨が「大バカがおる」と若い頃にからかわれたのだが町を変えるのは「大馬鹿もんだ」という深い意味に感動して息子に嘉門と名付けたのだった。

​そこへ現れる謎の女性(武藤十夢)−−

「日の光る処の輪の中にそれはある」

嘉門はその女性が残した謎の言葉の意味を探して回る。

​輪王寺門跡(宝田 明)はそれを見守る。

『日光物語』公式HP https://www.nikkoeiga.com/

被爆ピアノ演奏会と映画おかあさんの被爆ピアノ上映会@新潟県立近代美術館講堂
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3767.html

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「怪物」音楽担当・故 坂本龍一さん 是枝監督の願いで実現



「怪物」音楽担当・故 坂本龍一さん

是枝監督の願いで実現
「最後にご一緒でき誇り」

 坂元裕二さんがカンヌ国際映画祭脚本賞を受賞した「怪物」の音楽を担当したのは、3月に亡くなった音楽家の坂本龍一さん。是枝裕和監督たっての願いだった。8日の完成披露試写会で、是枝監督は「亡くなられたのは本当に残念だが、最後にご一緒できたのが誇り。この作品にとって、坂本さんの音楽が必要だった」と語った。
 撮影場所が長野県の諏訪湖周辺の地域に決まり、是枝監督は「この夜の湖に坂本さんのピアノが響くといいなと思った。」まだ依頼してない段階から、坂本さんの曲を映像に「仮当て」してたという。
 編集して音楽をのせた映像を手紙に添えて送り、楽曲提供をオファーしたところ、坂本さんから、こう返信があった。「とても面白かったです。全部を引き受ける体力は残っていないけれど、音楽のイメージが何曲か浮かんでいるので気に入ったら使ってください」
 新たに生まれたのは2曲。それ以外の曲は坂本さんが今年1月に発表したアルバム「12」などから選ばれた。
 是枝監督は「『12』から使わせていただいた曲も、映画を見て作ったんじゃないかというぐらい映像にマッチしていた。作品の中から聞こえてくるような音として存在してくれてるので、不思議な気持ちを抱いてます」と感謝した。
 17日夜(日本時間18日未明)の公式上映でエンドロールに坂本さんへの追悼文が流れると、ひときわ大きな拍手が送られた。坂本さんの音楽が、世界中の映画ファンに愛された証左だろう。 (共同)  2023年5月29日 新潟日報

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本日の新潟日報はカンヌ国際映画祭主演男優賞『パーフェクトデイズ』役所広司氏、脚本賞『怪物』坂元裕二氏と日本人二人が受賞したことで大いに沸いた紙面となってます。
『怪物』が受賞したことで是枝監督が音楽を直々に坂本教授に依頼したエピソードが囲み記事となってたので、転載しました。
6月2日日本公開でこれがぜひ観たいという気持ちが益々高まり、予告編は結構ショッキングな場面があり構えたりするものの、
前作『ベイビー・ブローカー』は赤ちゃんポストをテーマにパク・チャヌク監督の最高傑作に思う『復讐者に憐れみを』の主演、ヒロインを起用しドロドロのエグイ韓国ノワールを期待して臨んだら、ほのぼの人情派路線だったことに思いっきり戸惑ったものでしたが。
などと是枝監督作を振り返ったら、担当者のベストはやはり『大丈夫であるように。』に落ち着きました。

『怪物』公式HP https://gaga.ne.jp/kaibutsu-movie/

7/14  『戦場のメリークリスマス 【4K修復版】』 長岡上映会
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3756.html

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When the winds blows 風が吹くとき ~大崩にて33~



大崩のご主人宅へ恒例となった田植えに赴いたものの、
以前から細々とご主人一人で手植えをしてたのに加えて、
前日に9名ほど参加し、ワイワイガヤガヤと田植えをしたため、
全て終わってしまったとのこと。

とはいえお仕事はたくさんある中で担当者向けに用意していたのが、
手押し除草機という機材を使っての草取り。

あくまで有機農法にこだわり農薬を一切使用しない主義の御主人は、
雑草駆除も農薬を使わず、以前は手で草を抜いて田んぼに沈めるという方法を取っていたのを、
近隣の農家から譲り受けた機材を使用、
やり方は田んぼを稲の列にそって機材を押していくと、
田んぼの下がかき回されて雑草が抜かれていく、
やってみると最初はバランスをとるのが難しかったのが、
御主人のやりかたを見様見真似で前進していくと、
意外とスムーズに、というか正直やってて楽しくなり田植えの労働を思うと申し訳ない気も。
おそらく土をかき回して空気を入れて活性化していく作用もあると思い、
いろいろと感心をしながら田んぼを前進しておりました。

最近はご主人を慕って若者たちのグループが、この地に家を借りてみんなで農作業をするという計画があり、
「教えるなんておこがましいから、一緒にやろう」と彼らに声をかけてるそうで、
この日もグループに参加してるファミリーが見学がてら訪れてご主人と歓談しながら、
計画を練っているようでした。
過疎の集落でも、ちょっとした賑わいがいづれ期待ができるかもしれません。

ちなみに玄関前がちょっとした家庭菜園となっており、
お酒のつまみを随時、用意できるという羨ましい菜園なのですが、
去年はほとんど見れなかった菜の花が一斉に咲いてて、ちょっとした圧巻でした。
この菜の花は白菜の花なんだそうです。

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This Is Not America



S東京特派員が所用でちょっと長岡に来ると連絡があって、それでは夕ご飯でもなとなり、
「モカ」へポスター貼りも兼ねて足を運びました。

S特派員は担当者の周囲で最も映画を観てるので今回俎上に上がった作品は『ワイルド・スピード ファイヤーブースト』を皮切りに『緊急取調室 THE FINAL』『グリード』『最後まで行く』『スーパーマリオブラザーズ・ムービー』『おかあさんの被爆ピアノ』『日光物語』『いますぐ抱きしめたい』『朝日のあたる家』『ドキュメンタリー沖縄戦』『恋する惑星』『花様年華』『2046』『若き仕立屋の恋 Long version』『ラヴソング』『さらば、わが愛 覇王別姫』『オオカミ狩り』『戦場のメリークリスマス』『沖縄、再び戦場へ スピンオフ作品』等々、縦横無尽に、もちろんそればかりではありませんが。
最後に開催中のカンヌ国際映画祭で上映された王兵監督の新作に期待を寄せて、アンソニー・ウォンの香港映画復帰を祝い個人的にいづれジョニー・トー監督作とまたコンビを組んでほしいと夢想しておりました。

あと五藤利弘監督を東京で応援しているので新作『日光物語』が東京都写真美術館で6月17日~6月24日公開決定。
ぜひ初日の舞台挨拶をあわせてまたレポをとお願いをしました。
その時、たぶん五藤監督はロビーにいると思うので写真撮影をお願いします。
というわけで、またいつの日かお会いいたしましょう。

画像は「モカ」でオムカレー、厨房の二人は相変わらず元気でした。

『日光物語』公式HP https://www.nikkoeiga.com/

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法案が決まって 被害を受ける人たちの気持ちは考えてるのかなというのが今思っていることです。



「家族がバラバラに…」「強制送還されるのではと怯えている」入管法改正案審議の国会にクルド人男性が“異例”の出席【news23】

TBSテレビ
news23
2023年5月26日(金) 12:22

「法案通ったら送還される」 入管法“当事者”が国会で訴え

埼玉県で暮らすラマザン(25)。トルコ出身のクルド人です。今はベトナム出身の妻と暮らしています。

クルド人 ラマザンさん
「(写真を見せながら)ベトナムに行ったときのものです。結婚式のアルバムの写真をベトナムで撮ろうって2人で約束していたので」

9歳のとき、トルコで身の危険を感じた両親と弟の4人で来日したラマザンさん。

2年前に期限付きの在留特別許可を受けるまでは、住民票や保険証もなく、埼玉県外に出ることすらできない状況が続いていました。

高校まで学校にも通い、通訳になりたいと考えていたラマザンさんでしたが、在留資格がないことで夢を諦めざるを得なくなりました。

ラマザンさん(当時19歳 ドキュメンタリー映画「東京クルド」より)
「通訳としてトルコ語もクルド語も日本語も英語もできるようになって、そういうの考えたらワクワクしますよね。(通訳に)なれるといいですね」

しかし、“前例がない”などとして、入学は認められないと12校から断られたといいます。

ラマザンさん
「1人の人間として、たまたまクルド人として生まれてきただけで、なんで学べないのかなっていう。その国で義務教育を学んで、それを終えているんだから」

現在国会で審議されている入管法改正案では、難民申請が3回以上であれば申請中であっても、新たな資料などがない場合、強制送還できるようにする規定が盛り込まれています。

ラマザンさんの家族は、難民申請を拒否し続けられ、すでに申請3回を超えているため、改正案が成立すれば、強制送還になるおそれがあるのです。


ラマザンさん
「こっちは実際に向こう(トルコ)で起きてることを(入管に)提出してるのに、そんな中で帰されたらもう本当に想像つかない。なんでわかってくれないんですかね、本当に」

クルド人は、「国を持たない世界最大の民族」と言われ、トルコ国内で虐げられてきました。

しかし、日本では、トルコ国籍のクルド人の難民認定はこれまで1人だけです。

ラマザンさん
「(強制送還になれば)とんでもなく嫌なことが起きる。間違いなく」

5月25日、ラマザンさんは国会で、当事者としては異例の参考人質疑に出席しました。

ラマザンさん(参院法務委員会)
「彼ら(クルド人)は今度の政府案が通ったら、送還されるのではないかと怯えていることを知ってください。私も家族が送還されて、バラバラになるのではないかと不安でとても怖いです」

終了後、ラマザンさんとともに会見をおこなった弁護士は…

全国難民弁護団連絡会議代表 渡邊彰悟 弁護士
「こんな人たちを複数回(難民)申請だから送還停止効を外して帰すとやったら、それはほとんど『死刑執行のボタンを押す』という表現がありましたけど、現実にそうだと思う」

ラマザンさん
「法案が決まって、被害受ける人たちの気持ちは考えてるのかなというのが今思っていることです」

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/505870?utm_source=dlvr.it&utm_medium=twitter

昨晩、『ワイルド・スピード ファイヤーブースト』を観た後に自宅のテレビをつけたら見覚えのある顔が。

2021年12月6日アオーレ長岡市民交流ホールAにて上映会を開いた『東京クルド』の主人公・ラマザン君が、
スーツ姿で入管法改正案の当事者として国会の場で参考人質疑に臨み現状を訴えたニュースで、
ラマザン君の近況を取材して放映。

『東京クルド』の後はもう一人の主役オザン君とともにプライベートはハッピーのようだと耳にしてましたが、
映画ではヒドイ扱いをうけながらも前を向く姿が眩しく映りましたが、
現状は変わらないどころか、さらに悪い方向へ流れているようです。

国会で審議中の入管法改正案が多くの反対を押し切る形で強行突破されようかという時、
この改正案に賛成という声は本当に心ない考えといえ反吐が出る思いがするなか、
よりによって最近、某国会議員が入管で死亡したウィシュマさんの家族が傍聴する中で、
ヘイト丸出しの質問を行い、かつては黄金の国と呼ばれてた日本は斜陽化どころでなく、
人々の心が荒廃し、このまま没落していくんだろうと実感しましたが、
ラマザン君はあえて自分の言葉で訴えている姿により眩しく映りました。
こちらは『東京クルド』を上映し、映画を観たので知ったからにはこれからも注視していこうと思った次第です。
映画は差別について深く考えさせられたことを思い返してました。

『東京クルド』公式HP https://tokyokurds.jp/

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スタミナ



殿町の居酒屋かちんこにて文信堂書店の元店長を囲んで、
お世話になってるお花屋さんGARNETのご夫妻とお友達と一緒に懇親会。

http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3721.html
↑文信堂書店長岡店、最後の日。
担当者も顔を出した後、閉店時間となってもお客さんは名残を惜しみ帰らず、
する予定もなかったけど店長が最後にスピーチをしてケジメがついたのか、
ようやくお店を閉じることができたと、
それを撮影した動画を見せながら話してくださいました。

そしてやはり地方の書店としてチェーン店でない独自の店づくりをしてたことを自負しており、
そんな特色を持った書店はもう長岡にないことを思い知らされました。

あと面白かったのはかつて存在してた長岡駅地下道。
担当者もうっすら覚えている、いにしえの上海や香港の魔窟のような、
当時は放つ匂いが強烈なのに今思い返すとそれがとても魅力的だったこと。
あの地下道は動画とかで残ってないのか、皆さん惜しく思ってました。

ついでになぜか大杉栄の話となり、そうなると当然、甘粕正彦となるので、
『ラストエンペラー』で坂本龍一が演じてたと話して、
『戦場のメリークリスマス』上映会をこちらはPRしておりました。

店長はこのお店は初めてというので、
亡きご主人の映画人としてのエピソードをいつも通り話してましたが、
やはり日活ロマンポルノの生き証人なので、
もっと話を聞いておけばよかったと、やはり悔やむ思いが。

何はともあれ店長、お疲れさまでした。
最後にGARNETのご夫妻が花束を用意し店長に贈呈。
お店の後片付けが本当に大変で疲れたそうで、
お休みいただき、またの再起を。

画像はかちんこの名物、ネバネバ袋と勘違いして注文したスタミナ。
これが五人で小皿に取り分けると、ちょうどよい分量、しかもうまいので、
次もこの品を注文しようと。

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G7



ご存じのように現総理の出身地・広島にて5月19日から21日に“G7広島サミット”が開催。
被爆地での開催ということで核廃絶に向けて何かしらメッセージを期待しましたが、
「核兵器保有を前提とした核抑止力を認めている」ことで大きな失望の声があがったようです。

ただサプライズでやってきたゼレンスキー・ウクライナ大統領が
広島原爆資料館に見学、案内した被爆者の方がテレビインタビューに応じ、
神妙で泣きそうな顔で話を聞いてたこと、
有名な「人影の石」が深く印象に残ったようで言及していたのは成果だと思います。

しかし同じく資料館を見学したらしいG7首脳はどのような感想を漏らしてたのか、
全く明かされてないのはどんな忖度なんだろうかと。

とはいえ↓こちらの記事のようなことをやらかしたら明らかな憲法違反であり、

ウクライナに自衛隊車両100台 岸田首相、ゼレンスキー氏へ伝達
https://news.yahoo.co.jp/articles/ace591386e674cd93c2f192884dac20d68bdfd2e

さすがにゼレンスキー大統領は「法的な制約も十分に理解している」と述べるに留まりましたが、
こんな重要課題を国会で審議もせずに決めてしまうことに危ういものを覚えます。
こんなことをしたら容易に報復として我が国が狙われてもおかしくないでしょうに。

それとこちらの動画も貼っておきますが、

Japan riot police pin G7 protesters to ground
https://twitter.com/BBCWorld/status/1660302220041043969

無抵抗のG7サミット反対デモ参加者を寄ってたかって機動隊がボコボコにしてることに、
香港民主化デモへの警察が重なり、
この勢いだといづれ香港警察が容易く行った催涙弾や放水など容易に一線を越えることが想像できますが、
何より恐ろしいのは東京スポーツを覗く主要メディアがこのニュースをどこも報じずにいること。
現政権に不都合なのは全く報じないメディアの姿勢こそヤバく思います。

いづれにしても平和都市・広島での開催が後に軍拡に舵を切ったきっかけなどといわれないことを望みます。

それでゼレンスキー大統領の電撃来日があるのならと、
ひそかにサプライズを期待してたのが「被爆ピアノ演奏会」でした。

被爆地・広島で奏でられる音色と被爆ピアノに触れる機会を得るだけで出席した首脳達にとって、
有意義な時間になるハズなので。

昨日、ご案内したように長岡の夏にまた被爆ピアノがやってきます。
広島サミットの開催を経て被爆ピアノの音色と奏でる前に矢川さんの発言はどのようになるのか注目したいと思います。

被爆ピアノ演奏会と映画おかあさんの被爆ピアノ上映会@新潟県立近代美術館講堂
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3767.html

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被爆ピアノ演奏会と映画おかあさんの被爆ピアノ上映会@新潟県立近代美術館講堂

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3年連続、長岡の夏に被爆ピアノ演奏会と『おかあさんの被爆ピアノ』上映会が開催されます。
今回は長岡在住・小林茂監督が共同代表を務める「平和憲法を守る長岡市民の会」主催で、
新潟県立近代美術館講堂で開催され、
調律師・矢川光則さん、長岡出身・五藤利弘監督ももちろん登壇しますのでご紹介します。

*被爆ピアノ演奏会と映画おかあさんの被爆ピアノ上映会

日時 2023年7月17日(月・祝)13:00~16:30
会場 新潟県立近代美術館講堂 
入場料金・前売りのみ160席限定1200円。障害者手帳・療育手帳お持ちの方は500円。高校生以下無料。
プレイガイド:ながおか市民協働センター
主催:平和憲法をまもる長岡市民の会(小林・加藤:共同代表)
メールでの問い合わせ [email protected]

12:30       開場
13:00       開演  調律師 矢川光則さんのお話
13:15∼14:00 子どもたちや市民による「被爆ピアノ」演奏会
(休憩10分)
14:10∼14:20 五藤利弘監督のお話
14:20∼16:13 上映『おかあさんの被爆ピアノ』

主催 「平和憲法を守る市民の会」 後援 長岡市/長岡市教育委員会

https://twitter.com/kobacamera/status/1660487451163660288


『おかあさんの被爆ピアノ』公式HP https://hibakupiano.com/

*五藤利弘監督の言葉
 当たり前だと思っていた平和は当たり前ではないことをここ数年の世界情勢の不安や、国内で度重なる災害などから強く感じるようになりました。
 忘れないこと、記憶し続けること、そして伝えていくこと、
そうしたことを思い起こして頂くような映画になっていましたら本望です。


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「坂本龍一さんにささぐ」


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7日午後8時過ぎ、リュミエール大劇場の巨大なスクリーンで「怪物」の最後のカットが暗転して是枝監督の名前がクレジットされると、会場を埋めた2000人以上の観客から割れんばかりの拍手が湧き起こった。通常はすぐに客席の明かりがついてスタンディングオベーションになるが、今回は暗い中でキャストとスタッフの名前がスクリーンに映し出された。その間も拍手と歓声が波のように続き、音楽を担当した「坂本龍一さんにささぐ」という字幕が出て、拍手はひときわ大きくなった。

https://mainichi.jp/articles/20230520/k00/00m/200/118000c

ご存じのように現在、カンヌ国際映画祭が開催中。
コンペティション部門のトップバッターは是枝裕和監督、坂本龍一音楽『怪物』
先のレポートを読むと尋常でないほど大絶賛されたようで、
通常ならクロージングに近い作品が審査員の脳裏に深く刻まれるため、
トップバッターというのはハンデになるところを、
この評を読んだ限りでは何かしらの受賞が期待できるようですが、はたして。

そして1983年『戦場のメリークリスマス』のカンヌ国際映画祭出品で映画界の檜舞台に立った教授が、
ちょうど40年目のカンヌで輪が閉じるのも何かしら奇縁に思ったりします。
併せて今年のカンヌのアウトオブコンペティション部門に『戦場のメリークリスマス』の体験で
映画監督を視野に入れたらしい北野武監督『首』が上映されることも。

是枝監督が音楽が教授でなければと無理を承知で依頼、
体力的に厳しかったもののピアノ曲2曲を教授は提供したという『怪物』は6月2日日本公開。

https://gaga.ne.jp/kaibutsu-movie/


7/14  『戦場のメリークリスマス 【4K修復版】』 長岡上映会
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3756.html


しかし今年のカンヌのコンペ部門に是枝監督も尊敬する86歳のケン・ローチ監督の新作が。
散々、引退を匂わせながらもこの世界に物を申す姿勢は断固支持です。

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デヴィッド・ボウイ ムーンエイジ・デイドリーム



本日、『妖怪の孫』を観にシネ・ウインドに赴いたところ、
本編が始まる前、予告編で『戦場のメリークリスマス』の前にデビッド・ボウイの流れで
“新作”ドキュメンタリー『デヴィッド・ボウイ ムーンエイジ・デイドリーム』の予告編が流れました。

担当者は率直に書くと『戦場のメリークリスマス』でデビッド・ボウイを認識、
その頃は「ベストヒットUSA」を毎週見ており、ちょうど「レッツ・ダンス」がヒットチャートを駆け上がった頃で、
この二つでデビッド・ボウイを認知したという後追いファンは当時多かったのではないかと思います。

だから70年代、異端のロックスターとしてイメチェンを繰り返し注目してた頃の多くのファンが、
「レッツ・ダンス」以降、商業主義に陥ったことを批判してるのを目にし、そういうものかと。
これまた率直に書けば批評家受けは悪かった映画『ビギナーズ』の主題歌「ビギナーズ」は当時、
シングル盤を購入し聴きながら訳詞を読んでて涙を流してたことを白状し、
何より『汚れた血』の中で「モダン・ラヴ」が流れるシーンはイントロだけでも鳥肌が立つほど大好きなシーンなので、
そんな80年代以降のボウイが直撃、易々と非難されるのは心外に思ったりします。

『デヴィッド・ボウイ ムーンエイジ・デイドリーム』のチラシを読んで特筆に思うのは、
30年に渡って保管してた貴重な未公開映像が挿入されてるよう。
使用曲はやはり70年代が中心のようだけど「レッツ・ダンス」も流れてるようでホッとしたりと。
なんとなく「ビギナーズ」は流れないように思うけど、今聴きたくなったのであとでYOUTUBEで探そうと。

『デヴィッド・ボウイ ムーンエイジ・デイドリーム』はシネ・ウインドで7月1日から7月7日公開。
『戦場のメリークリスマス』長岡上映会の前に機会があえばぜひ観たいと思いました。

『デヴィッド・ボウイ ムーンエイジ・デイドリーム』公式HP
https://dbmd.jp/

ついでに『妖怪の孫』の悪行三昧の大半は何かしら知ってたものの、
選挙区の下関でも子分の市長を使ってお仲間に利権を与えてたこと、
その反面、地元の商店街がシャッター街と化してるのは、こりゃ日本の未来だなと。
それに抗うためにと悲痛な告白を掟破りのラストに持ってきた監督を支持します。

その後に今泉力哉監督の新作『ちひろさん』をはしご、サスガの有村架純人気で館内は満杯。
上映後、ご主人らしき方と観てたかつて(今も?)劉徳華ファンの女性と何十年ぶりかに再会、
こちらはこの後に久しぶりにヲタ活するのでヲタTを着てたのはいささか気恥ずかしく思いながら、
ベンチで電話をしてた時に、その女性から『ちひろさん』のポスター前に知らぬご婦人と記念撮影を頼まれ、
話を聞くとこのご婦人はなんと監督のお母さんで、なぜ新潟に?と思ったら、
地元で『ちひろさん』が公開されてないので高速バスで隣県から観に来たとのこと。
地元でやらないからと県外まで息子さんの映画を観に来る母親の思いににジーンとし、
併せて『ちひろさん』の裏テーマに“母性”があったので監督はこんなお母さんを思いながら
映画を撮ったのだろうと勝手に想像しておりました。

7/14  『戦場のメリークリスマス 【4K修復版】』 長岡上映会
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3756.html

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TOM CONTI is ALBERT EINSTEIN



「ただただショックで残念で仕方がなく言葉もありません。『戦場のメリークリスマス』の大島渚監督が亡くなってデビッド・ボウイが亡くなって、坂本龍一さんが亡くなって仲間がみんないなくなってしまい、『戦場のメリークリスマス』は俺だけになってしまいました」

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230403/k10014027631000.html

↑教授の訃報を知った“世界のキタノ、足立区のタケシ”の追悼コメントを読んで、
「否、トム・コンティがいるだろう」と多くの戦メリファンがツッコミを入れたように思います。

そのトム・コンティは「わたしのお気に入りの1本だ」と予告編にコメントを寄せてる
https://www.youtube.com/watch?v=fW33gH8zTO8&t=1s
クリストファー・ノーラン監督の新作『オッペンハイマー』でアイシュタイン博士を演じてるそうですが、
御年81歳と聞いて驚きました。

『戦場のメリークリスマス』はご存じのようにデビッド・ボウイ、坂本龍一、ビートたけしと俳優畑出身者でない異彩たちが、
前のめりで時に暴走していくなか、
演劇畑出身だというトム・コンティが地に足がつき暴走を受け止めるかのようなお芝居をしていて、
初見時から非常に印象に残り、彼の視線で物語が進むと言っていいのでホントの主役は、
トム・コンティが演じたローレンス大佐ではなかろうか、と。
でないとあの名台詞に重なる名曲が強烈に突き刺さるラストシーン、
それまでビートたけしとトム・コンティのやりとりがうまく言ってないとあそこまで到達しなかったように思います。

あのイケメンというよりハンサムな英国大佐が81歳とはいえスクリーンに再び登場すると知り、
しかもこれ以上ないインテリ役のアイシュタイン博士というのはぜひ観たいと思いましたが、
全米では7月公開が決定なものの、日本ではやはり慎重にならざる負えない題材なだけに、
諸々、調整をすすめてるのかまだ公開未定のようです。

Oppenheimer | New Trailer
https://www.youtube.com/watch?v=uYPbbksJxIg

ついでに本日、長岡に最近赴任した教授の大ファンという方から問い合わせがあり、
街なかでポスターを見つけて、ぜひ観に行きたいとのことでした。


7/14  『戦場のメリークリスマス 【4K修復版】』 長岡上映会
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3756.html

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清酒 “阿賀に生きる”



“アフリカンフェスタinながおか2023”の打ち上げ会場は無論、事務局となってるお好み焼き屋さんの“花月”さん。
何人前になるのか巨大なお好み焼きに花月さんの庭で採れたタケノコをメインにした筍ご飯に出汁がよく効いたスープと、
すべてが特性の品々を頬張ることができて至福の時なのですが、
テーブルに出てきたお酒が“阿賀に生きる”。
なんでも映画『阿賀に生きる』の仕掛け人であるHさんがフェスタにちょこっと顔を出して差し入れをしたのがこのお酒。
おそらく非売品で滅多に飲めないお酒だろうと、ここぞとばかりに欲張り飲み干す勢いだったものの、
加齢とともにお酒が弱くなってることを自覚してるこちらは無念にも途中でギブアップ、
宴は続くのに早々に退出してしまう有様でした。
すみません。
しかしタッパにお好み焼きや筍ご飯を包んでいただいたので、
翌朝、翌昼もいただいておりました。
ごちそうさまです。

しかし朧げにこらから反省会を開くという声がしましたが、
担当者が帰った後に開かれたのでしょうか。
もし意見を求められたらやはり記録用にカメラをまわすべきではなかったかと。

とはいえ何度か実行委員会に参加させていただき、
本当に勉強になることが多々ありました。
特にあれだけのイベントをアオーレで開催するというのは相当な労力が必要なことを。
それを踏まえて、またの開催と再会を望みます。

ただただ皆様、お疲れ様でした。

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アフリカンドラムと和太鼓の響宴



アフリカンフェスタinながおか最後のトリは“ アフリカンドラムと和太鼓の響宴”

毎回、このアフリカンフェスタでライブやワークショップを開いてるJUN JUN & コラナッツ では、
小林監督がアフリカの打楽器を会場にいるちびっこを見つけて渡し、
即興のビートを互いに刻みあって会場を盛り上げ、
山古志出身の坂牧 颯人さんと十日町出身の久保田大地さんの和太鼓はまるで、
互いの演奏を読んだ上での技の攻防、格闘技さながらの白熱した演奏となり、
観てるこちらも手に汗握っての観賞というか手拍子を打ちながら身体が自然に揺れる有様でした。

そしてラストは文字通りの“ アフリカンドラムと和太鼓の響宴”として
二組がコラボとなり飛び入りも参加し祝祭となって祭りは締められました。

担当者は演者の一人、締太鼓奏者の久保田大地さんに注目。
というのもかの和楽器集団・切腹ピストルズのメンバーと知ったからで、
ミュージシャンでありながら野良着を自ら創作する職人でもあるという久保田さんと
ほんの少し立ち話をして、その哲学に触れたように思いました。

その後に後片付けをしながら小林監督が久保田さんと話してる脇で聞き耳を立ててたら、
久保田さんは松之山出身なのでやはり『風の波紋』の主人公・木暮さんと親交があるよう。
やはりいろんなところで繋がってるんだと思いました。

アフリカンフェスタを終えてぼーっとアオーレにいたら、
「あのライブ本当に良かったですねぇ」と観に来たけどこちらは未知の方より声がかかり、
やはりそれくらいの損のないインパクトを与えたライブだったと思い返してました。

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『チョコラ!』特別版



今回のアフリカンフェスタinながおかでの関心ごとのひとつが
佐藤南帆モヨ・チルドレン・センター代表の講演前に上映された小林茂監督の『チョコラ!』特別編。

本編が94分の作品から21分に凝縮・編集し、今回のように各地の学習会で上映されてると耳にしたことがあり、
どんな作品なのか気になってたのが、ようやく『チョコラ!』DVDの特別映像に収められてる作品を観賞。
これが前半は『チョコラ!』の未公開映像で、より過酷に生きてるストリートチルドレンの姿を描写してる印象。
後半には本編に収められてた小林監督の病気がよくなるように、
と家族で神に祈る感動的な少女の姿が収められてるバランスの良い作品、
撮影時のケニアの地方都市でモヨ・チルドレン・センターのある
ティカの姿も映されていて、この作品の後の佐藤代表の講演ではまず、
ティカはこの頃より学校が多く建てられて変わっていってることを伝えて本題へと流れていきました。

本番前の試写の際に小林監督は「よく行って撮影できたよなぁ」と漏らしてましたが、
松下照美さんからモヨを撮ってほしいと言われて撮影に訪れたティカで生々しいストリートチルドレンの様子と、
日本から来た監督の病の回復を願う少女と思いもよらない現地の姿が、
こうして今もアフリカンフェスタとして繋がり繁栄していることを思うとこれも貴重な映画に思い観て良かったです。

ちなみに担当者は午前中の『風をつかまえた少年』の映写も担当、
試写で上映したらシネマスコープだったので、
これまでこの市民交流ホールAで上映した作品はビスタばかりで、
シネスコなことにちょっと興奮、
しかし順調に試写を終えたのに本番では館内の照明がなぜか徐々に明るくなる制御不能な事態となり、
これは手に負えないのでアオーレの職員さんをすぐさま呼んで対処してもらったものの、
市民映画館をつくる会の時から痛感してることは、
上映がうまくいく方が稀で、時にどうにもならないトラブルを前にどのような判断をくだして、
最善の道を探ることかと。(エラそですみません)

最新版】モヨ・チルドレン・センター活動紹介動画
https://www.youtube.com/watch?v=BBXCtusCOS4&t=4s

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ナミテテとエミタイ



“アフリカンフェスタinながおか”にて。
右側が新潟のパン屋さん、ナミテテのクドウさん。
https://namitete.com/
左側が同じく新潟のパン屋さん、エミタイのカワシマさん。
http://www9.plala.or.jp/emitai/?fbclid=IwAR3jr6YN4kQ8Nh4aERBjkA0P2gKVJE02m4EutJKDFoAEdOba0mhisTzTqxE
お二人とも青年海外協力隊員としてアフリカで活動されてたよう。

工藤さんの赴任先はマラウイだったので、
今回、上映されたマラウイが舞台の『風をつかまえた少年』の上映前に解説。
使用されてる言語は新潟弁のようなもので、
俳優さんたちは現地の言葉を本当によく勉強されてると感心。
ただし主人公の父親役(監督も兼ねてるキウェテル・イジョフォー)はマラウイにしては精悍、イケメンすぎるそうで、
実際のマラウイの男性はおっとりとしてるとのこと。
ただしとてもいい国で再び住んでみたいと話し、
わりと身近に思えるほどマラウイのことを教えてくださいました。
正直、この映画を知るまでマラウイという国は知らずにいたので聴いて良かったです。

一方のカワシマさんはかの池谷薫監督のお仲間で、
昨夏、『蟻の兵隊』上映後に池谷監督、シネ・ウインド井上支配人とともに訪問し、
豪勢なごちそうをいただき、銘酒もたんまり飲んで担当者は酔いつぶれてしまいました。
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3482.html
毎年、アフリカンフェスタに出店していたので顔は存じてましたが、
まさかこんな繋がりがあるとは。
生涯のベスト映画はジェニファー・オニールの『おもいでの夏』という純なパン屋さんで、
ありがたいことにパンの差し入れをいただきました。
ごちそうさまでした。

どちらも人気のパン屋さんでアフリカンフェスタではお昼前に早々売り切れてしまうので、
次回、お目当ての方は早めの来場をお勧めいたします。

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故 松下照美に捧げる-



昨日、無事に「アフリカンフェスタinながおか2023」が無事に終了いたしました。
小林茂監督はじめスタッフの皆様、おつかれさまでした。

市民交流ホールAでは映画上映、紙芝居、佐藤南帆代表の講演、アフリカンドラムと和太鼓の饗宴ライブと、
いづれもお客様が駆けつけて盛況でしたが、
個人的な白眉はモヨ・チルドレンセンターの佐藤新代表が活動報告を兼ねた講演を終えて質疑応答となった時に、
客席に創設者・松下照美さんのお兄さんが川崎市から駆け付けてマイクを持ち、
「苦労をした妹の涙はたくさん見てきたけど、病床で亡くなる前に佐藤さんがモヨを引き継いでくれると聞いた時の
妹の涙が一番印象深かった」という旨で話したことでした。
お兄さんからすれば活動報告を聞き立派にやり遂げてることが、何より嬉しく妹・テルさんに伝えたいと思ったハズです。

そのやり取りを見ながら、この日のアフリカンフェスタはテルさんが繋げた縁が実ったものだと、
今更ながら思ったりしました。

ちなみに佐藤代表はいつも笑顔を絶やさずにいて皆さんを魅了していましたが、
打ち上げの席で連日、モヨ・チルドレンセンターと連絡をしてるそうで、
なかには頭を悩ます報告もあり気苦労が絶えないことを伺わせてくれ改めて大変に思ったものの、
昨年の初対面の印象よりもずっと逞しさを感じたのも事実。
更なる飛躍と活躍を期待しますが、やはりどうぞご自愛ください。

件名はチラシの裏に書かれてた、もうひとつのキャッチコピーかと。

ケニアに戻ります。 "非効率の中に豊かさがある"と気付かされた日本一時帰国
佐藤南帆(さとうなみほ)
https://note.com/gentle_panda821/n/n7c6c6cda0fb3?fbclid=IwAR08EKr3TRcamojJf44h6J_V0WOd8cysi7lwpD3c_IAOclJ2BlCtyyVbvLM

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争うよりも愛しなさい



http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3746.html
↑こちらで紹介した県内最初の『沖縄、再び戦場へ』(仮)スピンオフ作品上映会に足を運びました。

これから長岡でも上映するのであまり内容に触れないようにしますが、
宮古島での自衛隊弾薬庫着工と与那国島での日米演習、そして那覇での避難訓練と反対集会に焦点をあてて、
順繰りに映像繋げ観て思うのは、反対派の疲弊がもはや救いようのないところまで来ていること、
基地や弾薬庫の建設に異議を唱えていくら反対をしても莫大な資本を投じて徹底的に追い込まれてる姿が痛々しく映り、
裏返せばそれは本土に生きてて、島の人たちのSOSに耳を貸さなかったこちらをキツク突き刺してしまうこと。
無論、耳に声を貸さずに平々凡々と日常を過ごせればいいものの、
知ってしまったこちらは平々凡々と容易にやり繰りできるものかと。

「シェルターに全員入れるんですか?入れない人は殺すんですか」
宮古島のどうみても煽ってるようにしか見えない避難訓練を目にした住人。

日米演習を「1回くらい練習しないと、いざ本番って時に大変でしょう、って与那国町長が言ってたけど」
本番になったら私たちは殺されてるのではないかという危惧を持つ住人、そりゃそうだ。

クライマックスはそれまで西南諸島での孤立し疲労してる闘いから一転、
那覇で1600人集まった「島々を戦場にするな!沖縄を平和発信の場に!2・26緊急集会」の模様。
着々とこの沖縄で戦争の準備に異議申し立ての場に大勢駆けつけて、
スローガンに沖縄のラッパーのリリックだという「争うよりも愛しなさい」
集会の模様にこの曲が流れてひとまず幕を閉じるものの、
本来ならこの人々の高まりに希望を覚えるのでしょうが、
水を差すわけではないけど、それまでの映像が三上監督の言う“負け戦”に映るので、
これはぜひ観ていただき、各々で感想を語り合うのがベストではないかと思いました。

三上監督によればこのスピンオフ作品の半分は来年完成予定の本編に使用されないとのこと。
そんな意味で貴重な場面が観れる“作品”と言っていいハズです。

しかし担当者は「政党や政治の主張と関連付けられる可能性」などと狭い視点で着目するよりも、
もっと広く大きく沖縄を超えて日本と近隣諸国、
そして日米関係についてよく考える機会を得る作品に映りましたが、
やはり某行政の広報課は観にいらしていただきたいです。

ちなみに映画に登場するミサイル発射を想定しての自治体主催の避難訓練は上映会主催者によれば、
11月に新潟でも行われるとのこと。
もはや沖縄だけの事態ではなく確実に刷り込みをしようとしてるようです。

Rude-α - うむい (Official Music Video)
https://www.youtube.com/watch?v=PYuGfK8I0ZI

6/29 三上智恵監督作 『沖縄、再び戦場(いくさば)へ』(仮)スピンオフ作品 長岡上映会
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3745.html

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『戦場のメリークリスマス』長岡上映会 前売券発売開始

sub5_re senmeri©大島渚プロダクション

7月14日開催の『戦場のメリークリスマス』長岡上映会、
本日よりながおか市民協働センター(アオーレ長岡西棟3階)にて前売券発売開始いたしました。
しかしやはり今まで依頼してきた文信堂書店閉店は痛すぎます。

今後、プレイガイドに依頼しましたら↓こちらで随時掲載していきます。

7/14  『戦場のメリークリスマス 【4K修復版】』 長岡上映会
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3756.html

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職場体験学習依頼



コロナ禍前になぜかこちらで某中学校から職場体験学習の申し入れがあり、
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-2324.html
↑こんな形でひとまず無事に終えましたが、
コロナ禍が余談も辞さないとはいえ、一応収束(?)したということで、
再び同じ中学校から依頼がありました。

うちなんぞよりも某シネコンの方が面白いハズですよ、と先生に伝えましたが、
そちらも依頼をしてるけど前回の実績があるということでまたの依頼となったようです。

それで指定された日時は前回のように市民交流ホールAが開いてなかったので、
トモシアに尋ねたら1時間のみ開いてるというので、
仮予約をしておきました。

生徒さんにはこれから希望者を集めるそうで、
中学生が『沖縄、再び戦場へ』とか『香川1区』などという映画は眼中にないと思い、
はたして希望者などいるのかと思いますが、
7月7日は開けておくことにしました。

画像は内容と関係なく、お仕事で行った新潟スタジアム。
別に野球観戦がお仕事ではありませんが。

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モヨ・チルドレン・センター 佐藤南帆  新代表 講演会 @三条



昨晩、モヨ・チルドレン・センター 佐藤南帆  新代表の講演会が三条の東公民館で開かれると知り、
未来と生活を考える会・三条の田中代表を誘って参加しました。

前半は代表に赴任してから1年経つモヨ・チルドレンセンターの活動報告、
後半は佐藤代表が就任されるまでの、最近はあんまり使われなくなった“自分探し”について。
特に何度も道を迷い、心を折れながらも自分が本当にやりたいこととしてたどり着いたモヨまでの道のり、
聴講しながらこれは今の若者たち、特に学生の背中を押すんじゃないかと。
若者からすれば自分より少し年上の佐藤代表がこうしてアフリカで活躍する姿に突き動かされるものが、
かつて松下照美さんが佐藤代表の背中を押したように。
テルさんは道に迷う佐藤代表に「ワクワクする方を選びなさい」と助言したそうで、
これは今回の全国行脚で学生の前でも講演し、
これから小中学校にもお話しに行くようで、
その中から佐藤代表のワクワクしてる姿を見て、
影響を受けて自分の道を見つける若者が出てくるように思いました。

講演後は参加者からの熱心な質疑応答があり、
正直、この夜はこじんまりとした集まりで却って、これくらいの人数で聴講できて良かったと思い、
田中代表なぞ、熱心に一言一句漏らさぬよう5枚ほどノートに講演を書き写し、
これが機にプロレタリア文学の執筆にいづれ役立ってほしいと思いました。

本日は18時30分から見附市。

* モヨ・チルドレン・センター 報告 講演会
『ケニアの子どもたちと奮闘1年』  講演  新代表 佐藤南帆

日時: 5月11日(木)18:30〜(開場 18:00)
会場: 見附市アルカディア小ホール(見附市役所となり)
参加費:500円
主催: モヨ・チルドレン・センター長岡
問 : 080 5062 7642 (事務局)
後援: 見附市国際交流協会

そして5月14日(日)は13時45分よりアオーレ長岡市民交流ホールAで講演されます。

https://africa-nagaoka.jimdofree.com/

全国を飛び回りながらも、疲れたような素振りもなく元気いっぱいでしたが、
どうぞご自愛いただき、無事の完走を。

モヨ・チルドレン・センター公式HP https://moyochildren.com/
↑最近、リニューアルしたそうで、ぜひ開いてほしいそうです。

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掲載拒否



『沖縄、再び戦場(いくさば)へ』(仮)スピンオフ作品 長岡上映会の告知依頼を
長岡市の市政だより「みんなのひろば」に告知掲載の依頼をしたところ、
「政党や政治の主張と関連付けられる可能性が」あると判断されて掲載拒否のお返事をいただきました。

昨年の『はりぼて』上映会も“政治”と判断されて掲載拒否をされ、
不本意ながらも百歩譲って仕方ないと思いましたが、
これまでに基地問題をテーマにした三上智恵監督作を4本上映した際は、
掲載していただいたので不本意に思います、とお伝えしたところ

“テーマによって一律に掲載可否を決めるということではなく、
そのときに見える情報から、
見た方々がどのようなとらえ方をする可能性があるか、
時世などにも照らし、その都度判断しております。”

とのことですが、「可能性があるか」「時世などにも照らし」
など結論ありきをこねくりまわした言い方としか読めません。
公が掲載を拒否するような時世って、ずいぶんと危機的な状況に思い
世の中、どんどん窮屈になっていくのは間違いなく余計上映をしなければと。

いづれにしても市政だよりを編集する広報課と会場のアオーレ長岡市民交流ホールAは、
ホントに目と鼻の先にあるので、そこまで言うのであればぜひ観にいらしていただきたいです。

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中村哲 思索と行動



先日、「ラジオ深夜便」の「明日への言葉」のコーナーに
『荒野に希望の灯をともす』の谷津健二監督が登場し中村哲先生についてお話していました。

中でも映画に登場する用水路が完成し大河から水が流れるシーンを語る際、
次々といきものたちが押し寄せてくる様を語ったのは映画とは別の白眉として印象的でした。

聞き手が中村先生に平和について問う場面、撮影しなかったものの
「人と自然の和解が必要だ」と語ったこと。
「自然にも人格があり、自然を奪いすぎてはいけない」と諫めるようにお話ししたことも。

「二宮尊徳や田中正造のような他者のために生きることを中村先生は同時代に実践してきた」

映画では中村先生の言葉を渋く石橋蓮司が朗読してましたが、
ペシャワール会の会報に残した文章が「中村哲 思索と行動」としてまとめられ、
6月に刊行されるそうです。
名前に哲があるだけに、もはやその言葉や文章は哲学として、活動としてもこれからも残るハズ。

https://bouyousha.com/archives/884

『荒野に希望の灯をともす』長岡上映会の上映料は先日、配給会社に支払い、
チケットの売り上げの中から2万円をシンク・タンク・ザ・リバーバンクを通してペシャワール会に寄付したことを報告します。

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アフリカンフェスタ in ながおか 『風をつかまえた少年』



アフリカンフェスタ!in ながおか実行委員会の代表を務める小林茂監督が昨日、SNSで拡散希望を発信したものを転載します。

==========================

【超拡散希望】アオーレ長岡にて、2023年5月14日(日)「アフリカンフェスタinながおか」開催。
唯一の収入源である映画上映会のチケットがまだ50枚しか売れてていません。
10:30~ 「風をつかまえた少年」上映。
映画の舞台となったマラウイで青年海外協力隊を務めた工藤知子氏講演つき。
みなさん、来てください。
花月か小林まで申し込んでいただければ、前売料金でチケットを取り置きします。
アフリカの小国マラウイの村が干ばつに襲われた。
一人の少年が図書館で見つけた一冊の本を元に電気を起こす風車で村を救った奇跡の実話を映画化!!

問い合わせ お好み焼き花月 0258-36-3366

https://www.facebook.com/sigeru.kobayashi.39/posts/pfbid0dU11oqih4Rw1ExXjeU3VmeREuFJPfNvjyFmgiAWPyCachPCVsfwVD9yKHDwvY1U3l

『風をつかまえた少年』予告 https://www.youtube.com/watch?v=uQKONj4L89c
公式HP https://longride.jp/kaze/

アフリカンフェスタ in ながおか2023公式HP
公式HP https://africa-nagaoka.jimdofree.com/

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【追悼】坂本龍一 特集 @高田世界館

original sakamoto

現在、高田世界館では“【追悼】坂本龍一 特集”として『ラストエンペラー』を公開中、
以後、『シェルタリング・スカイ』『戦場のメリークリスマス』と続くのでご紹介します。

【追悼】坂本龍一 特集
3月28日に惜しまれつつ亡くなった坂本龍一さんを追悼し、坂本さんが音楽を手がけ、世界的に高い評価を得た3作品を特集上映します。世界中で愛される名曲、そして俳優としても存在感を示すその姿をぜひ、脳裏に焼き付けて下さい。

《上映作品》

🎥 5/6(土)~5/19(金)
『ラストエンペラー 劇場公開版 4Kレストア』
(1987年/イタリア、イギリス、中国/163分)
清国最後の皇帝・愛新覚羅溥儀の激動の生涯を、ベルトルッチ監督が圧倒的スケールと映像美で描いた歴史大作。アカデミー賞作品賞ほか全9部門受賞、日本人初の音楽賞に輝いた坂本龍一は出演も果たしている。

🎥 5/20(土)〜5/26(金)
『シェルタリング・スカイ』
(1990年/イギリス/138分/R18+)
「ラストエンペラー」の製作チームが再集結し孤高の作家P・ボウルズのベストセラー小説を激しく濃厚なエロスと詩情豊かに描いた壮大な愛の物語。坂本龍一の哀切なメロディーがサハラ砂漠を彩り、第48回ゴールデン・グローブ賞 音楽賞受賞。

🎥6/3(土)〜
『戦場のメリークリスマス〈4K修復版〉』
(1983年/イギリス・日本・ニュージーランド合作/123分)
大島渚監督による、戦争の闇を容赦なく描いた伝説の名作であり、戦闘シーンが一切登場しない異色の戦争映画。坂本龍一が手がけたテーマ曲は、映画史上屈指の名曲として今なお愛され続けている。
※本作品のみ一般料金1500円(その他割引料金適用あり)

http://takadasekaikan.com/archives/17121

『ラストエンペラー』を封切り時に観た素朴な疑問になぜ中国が舞台なのに登場人物は英語を話してるのか?
という矮小な疑問がありましたが、無論アカデミー賞受賞への戦略の一環以上に、
『1900年』で自国の現代史を描き切ったイタリア人監督のベルナルド・ベルトルッチが、
次に目を向けた壮大なテーマとして双璧をなすに相応しい題材が紫禁城と満州にあり、
あくまでも西洋の視点から描いた東洋としてやはり英語なんだろう、と後に納得しました。
ある意味、『タイタニック』とともにリアルタイムで観れて良かったという“映画”でした。

坂本教授が演じたのは甘粕正彦。
公開時のパンフレットには確か「日本を愛した真の軍人」とあったような記憶が。
しかしご存じのように岸信介とともに満州で暗躍した影の支配者が称されるのは疑問符を覚えるものの、
個人的には満州映画協会の理事長という肩書に当時、興味を覚えたりしました。
この満映が世界でも類を見ないアナーキーな映画を撮り続けてる映画会社・東映のルーツなことに後に関心を抱き、
甘粕理事長の側近がかの赤川次郎先生の父親で、その死を看取ったとも知り、
そう思うと遠い過去と思ってたのがわりと身近に感じられました。

しかしベルドルッチの要望で教授演じる甘粕正彦は実像とは違い、
おそらく屈折したキャラを身体で表現するために片腕にした、というのはいいとして、
教授が演じたことで画像のようなデカダンな退廃美の持ち主と強烈にインプットされましたが、
ご本人の画像を最初に見た時はへッ?と思ったものでした。

ちなみにシネ・ウインドでも『戦場のメリークリスマス』は6月10日から6月23日に公開されます。

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7月14日 『戦場のメリークリスマス』長岡上映会 (予定) 



6月29日『沖縄、再び戦場へ』スピンオフ作品上映会に続き、
7月14日(金)よるにアオーレ長岡市民交流ホールAにて『戦場のメリークリスマス』上映会開催予定で進めてます。

言わずもがなの映画ですが本来なら今年3月末に配給会社の持つ日本での上映権が切れるところ、
坂本教授の訃報を受けて全国から追悼上映を望む声が殺到、
大島渚プロダクション(代表は大島新監督のハズ)の依頼と、
教授の事務所の協力を得て7月末までに延長となりました。
ここ長岡でも追悼上映の輪に参画しないのは、
日本を代表する国際的な文化人を悼む機もないともいえ、
文化都市としてかなりマズイ気がするので開催しようと思います。

教授が手掛けた映画音楽史に残るあのテーマ曲はスクリーンが最も映えるので、
このラストチャンスをどうぞお見逃しなく。

詳細が決まりましたら、またこちらのブログに掲載いたします。

======================

大島渚監督、最大のヒット作。
戦闘シーンのない戦争映画、出演は全て男。
戦争の闇を容赦なく描く伝説の名作がついに4K化。
第36回カンヌ国際映画祭で、そのテーマを巡って大きな話題を巻き起こした本作は、デヴィッド・ボウイ、坂本龍一、ビートたけし、内田裕也などの本業が俳優ではない個性的なキャスティングで原作者の日本軍俘虜収容所での体験を描いた、戦闘シーンが一切登場しない異色の“戦争”映画。俘虜となるジャック・セリアズ少佐を演じたデヴィッド・ボウイの美しさと存在感が随所で際立ち、坂本龍一扮するヨノイ大尉が次第にセリアズに惹かれていく様が描かれる。東洋と西洋の文化の対立と融合という複雑なテーマゆえに企画は難航し、製作費は膨らんだが、ビートたけしがラジオやテレビでネタにしたことで話題が独り歩きするなど、従来の映画プロモーションとは違う展開になったことも功を奏して、配給収入10億円の大ヒットにつながった。本作で初めて映画音楽を手掛けた坂本龍一によるテーマ曲「Merry Christmas, Mr.Lawrence」は映画史上屈指の名曲として今なお愛され続けている。2023年に大島渚作品が国立機関に収蔵される予定のため、今回が最後の大規模ロードショーとなる。

1942年戦時中のジャワ島、日本軍の俘虜収容所。収容所で起こった事件をきっかけに粗暴な日本軍軍曹ハラ(ビートたけし)と温厚なイギリス人捕虜ロレンス(トム・コンティ)が事件処理に奔走する。一方、ハラの上官で、規律を厳格に守る収容所所長で陸軍大尉のヨノイ(坂本龍一)はある日、収容所に連行されてきた反抗的で美しいイギリス人俘虜のセリアズ(デヴィッド・ボウイ)に心を奪われてしまう。クリスマスの日にハラは「ファーゼル・クリスマス」と叫んでロレンスとセリアズを釈放してしまう。それに激怒したヨノイは捕虜の全員を命じるのだが、周囲からの孤立を深める結果になり、葛藤に苦しむのだった。

https://unpfilm.com/portfolio/%E6%88%A6%E5%A0%B4%E3%81%AE%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%82%B9-4k%E4%BF%AE%E5%BE%A9%E7%89%88/

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「今、私たちはヤマトンチュとして沖縄にどう向き合うべきか?」



「映画を見て、皆で自由に議論できるのですから、最高の環境です」

6月29日 『沖縄、再び戦場へ』スピンオフ作品 上映会に『標的の島 風かたか』『沖縄スパイ戦史』に続いて、
三上智恵監督の沖縄がテーマの作品の時に続いて、沖縄基地問題に取り組む福本圭介先生にまたお話し願えないか、
と思っていたら、ちょっと躊躇してしまったことがありダメ元で依頼をしたら、
冒頭のお返事をいただき、喜んで引き受けてくださいました。
ありがとうございます。

当日は『沖縄、再び戦場へ』スピンオフ作品 上映後に福本先生より、
「今、私たちはヤマトンチュとして沖縄にどう向き合うべきか?」という演題でお話しいただき、
できたら観客の皆さんで感想を語り合うような場にできたらと思っています。

その前に福本先生が仲間と立ち上げた「沖縄に応答する会@新潟」主催のイベントが5月14日に開かれるのでご案内します。

*誰でも気軽に参加できる市民の集い

私たちはヤマトンチュとして沖縄戦をどう理解し記憶するべきか?
(動画を見て語り合う市民のワークショップ)

日時 5月14日(日) 14時~16時(途中休憩あり)
場所 クロスパルにいがた 6階 美術工作室
参加費 無料
申し込み 必要ありません
主催 沖縄に応答する会@新潟

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◎『沖縄、再び戦場(いくさば)へ』(仮)スピンオフ作品 長岡上映会

日時  2023年6月29日(木)

19時15分~ 『沖縄、再び戦場(いくさば)へ』(仮)スピンオフ作品 上映開始 作品時間45分

上映後 福本圭介氏講演 「今、私たちはヤマトンチュとして沖縄にどう向き合うべきか?」

プロフィール 福本圭介(ふくもと けいすけ)
1970年、香川県生まれ。新潟県立大学准教授。
2016年に仲間と「沖縄に応答する会@新潟」を立ち上げ、沖縄の米軍基地問題の本当の当事者であるヤマトンチュ(日本人)に「じぶんの荷物はじぶんで持とう」と訴えている。専門は、英語圏文学、思想。新潟市在住。

会場 アオーレ長岡市民交流ホールA

*入場料  500円(当日券のみ)

http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3745.html

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『沖縄、再び戦場(いくさば)へ』(仮) スピンオフ作品 @クロスパルにいがた



『沖縄、再び戦場へ』(仮)スピンオフ作品の県内初上映は
昨年末に三上智恵監督をお招きし講演会を開いた団体主催で
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3599.html
以下の日時で開かれます。

■上映日時|2023年5月13日(土)15:00~
■会場|クロスパルにいがた 403講座室
■会場住所|新潟市中央区礎町通3-2086
■アクセス|【こちら】
□入場料金|無料

【主催・お問合せ】
とめよう戦争への道!百万人署名運動新潟県推進委員会
TEL:090-4745-6761

https://okinawakiroku.com/category/%e4%b8%ad%e9%83%a8/%e6%96%b0%e6%bd%9f%e7%9c%8c/

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「戦争させない」 希望を託して



4月22日付の東京新聞にて三上智恵監督のインタビュー記事が掲載され、
『沖縄、再び戦場(いくさば)へ』スピンオフ作品に込めた思いを語っているので、
上映会前に備忘録として何度も読み返そうと思い掲載します。

東京新聞 社会

南西諸島を戦地にしたくない 映画監督・三上智恵さんが公開前の映画素材をDVDで無料貸し出し【インタビュー詳報あり】

2023年4月22日 17時00分

沖縄と戦争をテーマに取材を続けている映画監督の三上智恵さん(58)が、軍事拠点化が進む南西諸島の様子を収めたDVDを無料で貸し出している。来年の劇場公開を目指すドキュメンタリー映画用の素材だが、より早く全国の市民と危機感を共有したいとの思いで始めた。三上さんは「観客に終わらず、戦争を止めるため一緒に走ってほしい」と呼びかける。 (石原真樹)
 
 みかみ・ちえ 1964年生まれ、東京都出身。87年にアナウンサーとして毎日放送に入社、95年、琉球朝日放送の開局時に沖縄に移住。2014年にフリーになり、沖縄と戦争をテーマに取材。主な作品に映画「標的の村」「戦場(いくさば)ぬ止(とぅどぅ)み」「標的の島 風かじかたか」「沖縄スパイ戦史」、書籍「証言 沖縄スパイ戦史」。

◆戦争を止めるため一緒に走ってほしい

 DVDは45分。映し出されるのは、台湾有事を念頭に、沖縄を中心とした南西地域の自衛隊の部隊配備を手厚くし、最新設備への更新を図る「南西シフト」の現場だ。宮古島にミサイルが搬入され、与那国島では公道を「戦車」が走る。その傍らで「戦地にしたくない」と反対の声を絞り出す島民たち—。
 三上さんは、平和を守ろうと闘う沖縄の人々をとらえた映画などを精力的に発表してきた。しかし、「標的の島 風かじかたか」(2017年)の完成後は、名護市辺野古沖で米軍基地建設が止まらない現実などに無力感を覚えていた。南西諸島などで撮影した素材は、憲法と社会問題を考えるウェブマガジン「マガジン9」の連載で随時紹介していたが、「暗い場面ばかり。撮る側も撮られる側もつらい映画を誰がお金を出して見に来るのか、と」。
 そんな三上さんの背中を押したのは、今年2月、長野県佐久市の市民グループが企画した上映会だった。三上さんも駆けつけ、マガジン9にアップした1本10分ほどの映像を5本まとめて一緒に見た。「私自身が撮ったもので、内容は分かっているはずなのに、(軍事化は)ここまで来ちゃったんだ」と思うと同時に、泣き出す参加者の姿に「これは世に出すべき映像だ」と確信した。

 DVD化して貸し出すと、各地から手が挙がった。東京都練馬区で今月8日に開かれた上映会に参加した江東区の田神実桜みおさん(23)は「涙が止まらなかった。まずは家族に伝えたい」と語った。会を主催した団体の相沢由美子共同代表(72)は「台湾有事で沖縄が犠牲になるのはやむを得ない、という空気を変えたい」と力を込める。
 映像をつないだだけで解説はなく、分かりやすくはない。あえてそうした。「見てくれた人に、沖縄をよく知らない人にどんな資料を付けたら伝わるかを考えてほしい」と三上さん。絶望の映像を託す先に希望を見いだそうとしている。
 既に北海道から沖縄まで160件以上の申し込みがあるという。詳細は沖縄記録映画製作を応援する会のウェブサイトで。

https://www.tokyo-np.co.jp/article/245619

◆負ける沖縄を撮り続けた5年間
 
 —「標的の島 風かじかたか」(2017年)と「沖縄スパイ戦史」(18年)は、いずれも沖縄と戦争がテーマですが、焦点の当て方が違いますね?

 「標的の島」の後も取材をずっとしてはいたものの、撮った映像をウェブマガジン「マガジン9」にアップして、愚痴みたいな原稿を書き連ねるだけでした。「次の映画を」とならなかったのは、”負けていく沖縄”の場面ばかりを撮っていたから。以前は、名護市辺野古沖への米軍基地建設に反対する翁長おなが雄志たけし知事が誕生し、市民や経済界が結集する「オール沖縄」が盛り上がるといった、「なにくそ」と諦めない、生き生きと闘う沖縄の人たちが撮れた。それが、翁長さんが病に倒れて、オール沖縄の動きができなくなり、基地がどんどん造られてしまった。そうなると、撮れるのは暗い場面ばかり。撮られる側もつらい、撮る側もつらい、見る側もつらいという映画を、誰がお金を出して見に来るのか、と。
 そこで、元気がなくなっていく運動を撮るのはいったんやめて、沖縄戦の歴史に目を向けました。「軍隊は住民を守らなかった」ということが沖縄戦の最大の教訓であるにもかかわらず、まったく学びがなく、「中国が怖いから軍隊がいたほうがいいよね」という今の空気をなんとかしたい、と。「沖縄スパイ戦史」を作り、書籍もまとめました。

◆上映会で「私、逃げていたんだ」
 —その後、どんな気持ちの変化があったのですか?
 今年2月に長野県佐久市で、マガジン9にアップしていた映像を見る、市民グループ主催の上映会がありました。10分ほどの映像を5本まとめて見て胸がえぐられる思いがしました。私自身が撮ったもので、内容は分かっているはずなのに、「(沖縄・南西諸島に次々と自衛隊の基地などが造られて)ここまできちゃったんだな」と。
 大変なことを取材して、まだまだ全然到達できていないと思いながらも、編集して世に出すと、ひとつ山を越えた気になっちゃう。それで次のネタにいってしまったり。記者ってそういうひどい仕事ですよね。でも、そうしないと心が壊れちゃう。私も5年間、撮ったものを編集した後はもう見たくなくて、映像を見ることはしなかった。上映会で改めて見たら、「なんじゃこりゃ」とぐうの音もでなかった。まとめてどこかに出しておくこともできたのに、やらなかったのは、逃げていたんだなと思いました。
 気持ちが悪くなる思いで上映会場にいたら、みなさんがいろいろ感想を言ってくれて、7人中4人が泣き出しました。慟哭どうこくする方もいた。沖縄の人と活発に交流している人たちでも、離島の状況までは詳しく知らなかった。笑っちゃうくらい沖縄戦に近づいているということを、こんなに情報があふれているのに、全国の人は全然知らないのですね。この5年、私が後ろ向きな気持ちで、「お金ないよ」と言いながら離島で撮っていた映像は、「世に出すべき映像なんだ」と確信しました。
 「『マンネリ化しているね』と言われそうだな。それを超える何かがないと映画にできないな」と考えていたのは間違っていた。とにかく、私は伝えることをやらなきゃいけない。「映画監督とか呼ばれて勘違いしてるんじゃない!」と自分に活を入れました。編集を急いでやっても、全国の映画館に宣伝が行き届いて…と考えると、公開までに9カ月はかかる。その間にも沖縄の状況はどんどん変わっちゃうので、とにかくやろうと。撮りためていた映像の一部をDVDにまとめて、上映会用に無料で貸し出しを始めました。

◆観客ではなく、一緒に走ってほしい
 —DVDに込めた思いは?
 上映会は50人とか100人とかよりも、5人、10人でも顔の見える中でやってもらえたら。「AさんとBさんは一緒に辺野古に行ったことがあるから説明はいらないけれど、CさんとDさんは全然分からないから、こんな新聞記事や資料を付けてみようか、こんな説明をしましょうか、それからお茶でも飲みながらみんなで話しましょう」と。映像を見て納得しない人がいるかもしれません。実際、「中国が攻めてくるのにそのことを言わないのはおかしい。偏っている」と椅子を蹴って出て行った男性もいたそうです。上映会を企画した人はすごくショックを受けるわけですが、実はこれも大事。どういう資料や前説をすれば、彼らをつなぎ留められるのか、考えてほしい。
 DVDに入った映像はいわば「野菜の乱切り」で、編集の中で〝こぼれ落ちた野菜〟を「タダで持っていっていいよ〜。見といて!」というもの。起承転結はないし、誰が主人公かも分からないし、専門家のインタビューもない。あえてそうしたのです。映画の番外編を作ってしまうと、「どれどれ三上さんの5作目はどんな映画かな」と受け身の観客になってしまうから。自分の問題にしないための常とう手段として批評家になり、丘の上からジャッジする、それじゃ困るのです。私が生活を犠牲にしながら必死に撮った映像なのだから、必死に受け取って走ってね、と。
 私にとって目に見える希望は、私の映画をこれまで見てくれて、次の映画を見たいと思っている人たち。「頑張りしろ」のある人たちなのです。DVDに映っているのは、私が敗北感にまみれて撮った絶望の映像だけれど、希望を生む瞬間がきっとある。上映会はいわば、平和のサテライト。世の中に対して何ができるのだろう、という潜在的な思いがある皆さんの力を信じたいのです。人の力を信じないと、この国は変えられないし、私たちの住んでいる島が戦場になることも変えられないと思うから。

https://www.tokyo-np.co.jp/article/245619/2

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6月29日 三上智恵監督 『沖縄、再び戦場へ』(仮)スピンオフ作品 上映

(C) 三上智恵

これまでに長岡上映会を開催してきた『標的の村』『戦場ぬ止み』『標的の島 風かたか』『沖縄スパイ戦史』と
“沖縄と戦争”をテーマにし観賞者に沖縄へ目を背けることを否と突き付けてきた三上智恵監督が
最新作『沖縄、再び戦場(いくさば)へ』(仮)完成を前に「刻々と変わっていく、沖縄の予断を許さない状況と危機感を全国の皆さんに今すぐ共有していただきたい」と、
新作映画のために撮影した映像の一部から45分ほどのスピンオフ作品を製作。
無償(上映料無し)で希望者に上映素材を貸し出すという異例の上映活動を展開してます。
それならばとこちらも手を挙げて上映会を開催し、
併せて長年、沖縄基地問題に取り組んでる新潟県立大学・福本圭介先生より、
「映画を見て自由に議論ができる」と参加者との共有の場づくりを目的に上映後にお話しいただきます。

詳細はまたこちらに掲載いたしますので、よろしくお願いいたします。

日時 6月29日(木) 19時15分~
会場 アオーレ長岡市民交流ホールA
会費 500円(当日券のみ)

主催 長岡アジア映画祭実行委員会!
問 09045204222

三上智恵監督最新作 始動 「沖縄、再び戦場へ」(仮題) 製作応援のお願い
https://okinawakiroku.com/?fbclid=IwAR0Ue9a6Udpg1-JvWQPMw5qAcVY3jkWd9tHe2uphgAI262geO06F3zm9ys4

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