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長岡アジア映画祭実行委員会!ブログ

新潟県長岡市で活動します長岡アジア映画祭実行委員会!です。

2022年04月 | ARCHIVE-SELECT | 2022年06月

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汚れた英雄



FMW (4/1/90) - Atsushi Onita/Tarzan Goto vs. Dragonmaster/Masanobu Kurisu (Texas Street Fight)
https://www.youtube.com/watch?v=q0jVkpshNqc

↑初期のFMW。
容赦なくバンバン椅子で叩きのめすド迫力の栗栖・桜田相手に観客をも巻き込んで
昨今のプロレスではお目にかからなくなった大興奮の坩堝と化す中、
連係プレイで辛くも勝利をもぎ取る大仁田・後藤組。
しかし涙のカリスマとして君臨していく大仁田へNo2として複雑な思いを抱き、
すきま風が吹く後藤との伏線が、
その後の前代未聞のノーロープ有刺鉄線電流爆破マッチへと繋がっていく、、、、

画像の週刊プロレスの表紙は勝者の大仁田でなく、
人類が初めて電流爆破の火花(今に比べればショボいものの)を浴びた後藤を選んだこと、
「わかったから、もうやめてくれ」という目撃したファンの悲鳴をコピーにしたことなど、
まぎれもなく歴史に残ったプロレスをとらえた山本編集長時代の最高傑作ではないかと思い、
当時、活字プロレスでしか状況を把握できずにいた田舎のプロレス好きにとって
想像力をわきたてた表紙となったターザン後藤が昨日、肝臓がんで亡くなったと報じられました。

奇しくもこの日、『トップガン マーベリック』のあまりの面白さに狂喜乱舞、トム・クルーズ最高!
となってましたが、トムさん59歳、ターザン後藤享年58歳だったと知っただけに、
同世代の二人によって一喜一憂の思いを痛感した1日となりました。

担当者は確かFMWで最初の大仁田引退試合の相手を務めるハズだった後藤が、
直前になって離脱する前の最後の試合を新潟で生で観戦、
つまり後藤のFMW最後のファイトを目にしたことが強く印象に残っており、
敢えて後藤のベストファイトを挙げれば、やはりWARでの天龍・原VS大仁田・後藤戦。
全日時代ではずっと格上だった龍原砲相手にFMWを頂点に導いた自信から、
先の栗栖・桜田戦時よりはるかに進歩した連携を見せて天龍からピンフォールを奪う快挙、
そしてIWA時代のダン・スバーン戦では後藤のフェイスバスター、椅子攻撃という猛攻を受けきって、
最後に落としてしまったアルティメット王者ダン・スバーンの強者ぶりを示した好勝負だったと。

しかし以後、徐々にフェイドアウトしていきどインディーとなるとこちらのアンテナに触れることもなく、
袂を分かった大仁田と乱入という形で再戦し圧倒して期待が高まったものの、
こちらもフェイドアウトとなって大仁田が今だリングに上がってる中で後藤は何やってるのかと勿体ない思いも。
今年初めにラーメン屋を第二の人生にという新聞記事を読んで、それなら仕方ないかと思ってた矢先の訃報となりました。

本来なら市民映画館をつくる会最初の上映会『フィールド・オブ・ドリームス』に出演してたレイ・リオッタを偲ぶとこなんでしょうが、
全日、新日、UWF相手に弱小団体がゲリラ戦で登っていく姿を
週刊プロレスを通じて見てたこちらとしてはターザン後藤の死去は紛れもなく何かが終焉したことを強く意識させてくれるので、
思い入れのない人が読んだら戯言にすぎませんが、あえて書いてみました。
結局、FMW離脱の真相は生前に語ってたように墓まで持っていってしまったかと。

しかしFMWを知ってる人なら誰もが思うことでしょうが、
次々と所属したレスラーや関係者が鬼籍に入る中、
創立者の大仁田が生き残って現役なのはやはり特筆に思います。

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『はりぼて』予告編 アオーレ長岡大型ビジョンにて放映中!



6月11日(土)にアオーレ長岡市民交流ホールAにて開催する『はりぼて』上映会の予告編が、
アオーレ長岡の大型ビジョンにて放映中です。

実は昨年の『なぜ君は総理大臣になれないのか』の予告編は
“安倍晋三”がNGワードとなり、放映を却下された経緯があるので、
今回は事前にアオーレ側に

1分30秒の本予告編
https://www.youtube.com/watch?v=sibI4JIlwnI

30秒バージョン
https://www.youtube.com/watch?v=xgwOdmY_Kz4

以上の二本を確認いただいたら、
この大型ビジョンでの放映はたくさん要望があるので短い30秒バージョンならOKとのお返事をいただきました。
とはいえ憶測ですが、本予告編にNGワードがあるんで流せないんだろうなぁ、とあくまで憶測ですが。

それでも流していただけるのはありがたいものの、
やはり短いなぁ、と思いながら見てました。

『はりぼて』予告編はシネ・ウインドのロビーのモニターでも放映いただいてます。
ありがとうございます。

6/11 『はりぼて』 長岡上映会
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3361.html

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田植えなう! ~大崩にて31~



今年も大崩のご主人宅の田植えに参加しました。
ご主人はこの地へ移住して田んぼ仕事を始めてちょうど10年。
今は仙人みたいな風貌と化してますが、担当者はスーツ姿の営業マン時代を知ってるだけに、
変貌に感慨深いものがありましたが、何はともあれ本当にお疲れさまです。

この日はご主人も含めて4人が手植えに。
担当者以外は農業のプロと言っても過言でないのですが、
年々、運動不足が深刻化してるこちらは完全に疲労困憊、
幸い割り触れられたスペースは狭く、ほかの皆さんが異様に早かったため、
お昼前に終了となりましたが、
年々役ただずなことを認識する次第です。

しかし来年、ご主人はいよいよ後期高齢者に突入すると言ってましたが、
この田んぼとともに大崩で生きていくのは相当な体力を必要とするのは容易に想像できるため、
改めて頭が下がる思いです。

あと長岡から車に乗せていただいたYさん、今回もありがとうございました。

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いち、にの、アクション!



『はりぼて』の上映を決めたのは、次の参院選で某党が圧勝したら、
容易に改憲(壊憲)に踏み切り、下手したら選挙さえ行われない未来が待ち受ける、
杞憂ならいいのですが、そんな流れに少しでも抗う思いからなので、
当然、新潟県知事選挙の不在者投票へと行ってきました。

♪いこう いっしょに一歩を ふみだそう
 みらいは この手で 決めるんだ

と口ずさみながら、肉体労働を終えて一人で行きました。

受付でお姉さんから「マイナンバーカードをお持ちですか?」
と言われ、あれそんな話があるのか?と尋ねたら
マイナンバーカードがあれば手続きをしなくて投票できると。

しかしマイナンバーって結局利権がらみだし、
平気で改竄して開き直ってるようなとこに個人情報など危なっかしいので、
怖い顔して「マイナンバーは絶対に作りません!」とお姉さんに伝え、
悪いなぁ、と思いながらも少しでも反対の意思をわかってもらおうと。

しかしその後のお姉さんの聞き取りで「投票日は何してますか?」と問われ、
「田植え」と答えたら、だったら「仕事」に〇を付けてくださいと言われたものの、
よくよく思えばマイナンバーを持ってる人は省略する項目なので、
何もこんな質問は削除してもいいのでは。
「田植え」とはいえ仕事でもないんだし。

そもそも投票時間を終えた不在者投票の投票箱の側で、
選挙管理委員会が寝泊まりしてるわけでもないので、
きちんと管理してるのか、疑えばキリがありませんが、
とりあえず参院選で某党が圧勝したら、
消費税19%は既定路線(死ねというのでしょうか)なんて話があるんで、
某党が応援してないほうに1票投じました。

新潟県選挙啓発ソング「いち、にの、アクション!」
https://www.youtube.com/watch?v=6MBGXdJv1yY

↑横山実郁さんの魅力が伝わるアイドルさんのMVとしても合格点だと思います。

6/11 『はりぼて』 長岡上映会
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3361.html

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『東京2020オリンピック SIDE:A/SIDE:B』

poster kawase

「彼女は『ありがとう』と『すみません』が言えない。
お礼と謝罪が出来ない人なんですよ…」

発売中の週刊文春、いわゆる文春砲の標的となってるのが河瀨直美監督。
こちらのブログで時折、批判じみたことを書いていましたが、
それが『河瀬直美 “キックだけじゃない”スタッフ顔面殴打と主演俳優の絶縁告白』などという物騒なタイトルで、
尋常といえない素顔が晒されてしまうとは。

冒頭の発言をしてるのは『殯の森』で認知症の老人を演じてたうだしげきさん。
『殯の森』は市民映画館をつくる会の時に長岡市立劇場で上映会を開催。
その際、河瀨監督よりステキなビデオレターをいただいたこともあって印象に残っていましたが、
記事を読むとうださんと河瀨監督はすでに決別、
奈良の古本屋のご主人だったうださんは今は沖縄で暮らしてるそうで、
文春の記者はわざわざ沖縄に赴いて取材、身近で感じた監督への違和感を独白、
『殯の森』の上映会に関わっただけに、いろんな意味で残念に思いました。

それだけでなく尋常でない野心、特にカンヌへの執着を凄まじく感じて思うのは、
はたしてカンヌで上映されるのがそんなにスゴイことなのかと。

それでもアーティストのエゴとして許容されるかもしれないけど、
サスガに身近なスタッフをボコボコに殴ってしまう暴力沙汰はマズく
新作『東京2020オリンピック SIDE:A/SIDE:B』の公開中止を求める声が相次いだりしてますが、
令和の時代の国策映画ははたしてどんななのかという興味の一点だけで、
観たいと思ってた作品が無事に公開されるのか否か、
などと書きましたが、たぶんそんな批判的な声は国策映画だけにスルーされてしまうんだろうと。

ただご存じのように強姦疑惑の性加害で新作が二本とも公開中止となった榊英雄監督の例があるんで、
すんなり公開にはやはり違和感がつきまといますが。

しかし新作『東京2020オリンピック SIDE:A』がちょうどカンヌでお披露目上映されてるに合わせ
イジワルな文春砲スクープを放つとは、きらいじゃないけど。

https://tokyo2020-officialfilm.jp/

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『ひまわり』長岡上映会 前売券 完売間近

RBCP-7420.jpg


6月10日(金)『ひまわり』長岡上映会はこちらの予想以上に反響が大きく、
文信堂書店にて18時40分の回のみ残り僅かとなっています。
いづれ完売するのではないかと思い、追加販売はしないことにします。
また当日券は14時の回は販売せず、18時40分の回は様子を見て検討させてください。
ご了承願います。

ただし14時、18時40分の両回とも障害者手帳、療育手帳をお持ちの方、高校生以下の方の当日券は確保するようにします。

追加上映ができないかと思い、7月にアオーレ長岡市民交流ホールAが開いてませんかと尋ねたら、
7月29日(金)が夜は先約が入ってたものの、午後のみ空いてたので仮押さえしました。
今後の状況を見て、この日に『ひまわり』を再度上映できないか検討したいと思ってます。

6/10 『ひまわり HDレストア版』 長岡上映会
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この朝も…… この太陽も…… 今はただ悲しみの涙 ウクライナの 空は遠く 車窓にうつる 恋のなきがら



 人間の心にしみしみ訴えてくる映画というのは数少ないものだが、この作品は幾度となく戦争を経験してきた人間にとって、深い共感をもって迎えられるだろうと思う。
 ビットリオ・デ・シーカ監督が10年という年月をかけて準備し、構想を練ったというのもひとえに、彼が自分の仕事の総決算として、あらゆる人間、あらゆる階層のひとたちに訴えかけられる作品を創りたいという素朴な熱意があったからである。

『ひまわり』公開時パンフレットより かいせつ

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『ひまわり』長岡上映会を知った出雲崎の方より上映会で使ってほしいと1970年公開時の貴重なパンフレットが送られました。
表紙がリュドミラ・サベーリエワというのが、まず意外に思ったものの、
ネットで公開当時の『ひまわり』のポスターを見るとソフィア・ローレンがメインのものと、このパンフレットと同じタイプのポスターがありました。

このパンフの中でリュドミラ・サベーリエワはトルストイ原作の『戦争と平和』のヒロインに抜擢されて、前年にキャンペーンのために来日し、清楚でいかにも日本人好みの容姿は結構な人気に繋がったのではと。

それでパンフレットには大抵、映画評論家の解説があり、1970年当時この悲恋とはいえスター映画について誰が書いてるのかと関心を持ってページを進めていたら

「いつの世にも咲きほこってほしい名作」というタイトルで執筆してるのは小森和子先生!
担当者は子ども心に淀川先生の奥さんが小森のおばちゃまなんだろうかと、いろんな意味で誤解しておりました。
すみません。
小森のおばちゃまは粗筋を書き連ねて、時折自身の感想を入れるという手法なものの、

「あのウクライナのひまわり高原の下には、幾多の人の愛が、自由が、声が、戦争のために理もはててしまったことだろう。それゆえにひまわりはたくましい花なのかもしらないけど、その下にこもる人々の悲痛な思いを、わたしたちはけっして忘れてはならないのだ」

本質を付いてるのはサスガにおもいました。

お借りした貴重なパンフレットは承諾いただき上映会当日に会場で展示しますので、関心のある方は手に取ってみてください。
出雲崎の方、ありがとうございます。

件名はパンフレットの広告にあった『ひまわり』サントラ盤の宣伝コピーです。

6/10 『ひまわり HDレストア版』 長岡上映会
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チューリップテレビとNHK


(C)チューリップテレビ

現在発売中の文芸春秋にて「前田会長よ、NHKを壊すな 紅白打ち切りも」と題したレポートが掲載、
執筆者は匿名の集まりとして「職員有志一同」。

と、書こうとして検索したらネットにアップされてたので複雑ですが、

前田会長よ、NHKを壊すな 紅白打ち切りも 職員有志一同
https://bungeishunju.com/n/neec0c2a79e2c

↑読んでみると現在のNHK前田会長の独断によって改革が断行されながらも、
まったく裏目に出ていて、この会長の下ではとてもうやっていけないという内部告発。

不当な介入で人気長寿番組「ためしてガッテン」「生活笑百科」が打ち切り、
さらに「紅白歌合戦」も矛先にあるそうで、
担当者はモー娘。が出なくなってから、あまり関心持たなくなりましたが、
それでも美輪明宏様が「ヨイトマケの唄」を歌った時など息を呑みながら見ていて、
「紅白」打ち切りというのは、それはそれで寂しいのではないか、
何より積み重ねてきた先人に対してリスペクトが欠けてるのではなかろうかと。

特にこのレポートに書かれてある「河瀨直美が見つめた東京五輪」における字幕捏造問題。
NHKのドキュメンタリー番組は上層部が何重にもチェックすると聞いてたことが、
反古となり到底ありえないことが起きたことは
このNHK会長の下での改革断行が明らかに杜撰だったこと。
それ意外にも疑問点が多々あったこのドキュメンタリー番組で、
本来ならNHK会長が辞職する事態になりながらも、
そんな素振りもないのはこのレポートを読んでよくわかりました。

現在、重要法案が次々と決まりながらも一切、NHKが国会中継を放映しなくなり、
とても健全な事態ではなく、むしろ異常、何か中継したら不都合なことがあるのか、
こっそりひっそりと国会が開かれても何も報じられないというのはNHKに限らず、
ディストピア感を感じ、はたして一ローカル局にすぎないチューリップテレビが
ジャーナリストの志の下で一切の忖度なしで、
富山市議会の不正を追及し続けた『はりぼて』を
このNHKの会長及び職員さん達が見たら直視できるのだろうかと。
そんなことに関心を持って先のレポートを読んでおりました。

と、同時にこの『はりぼて』上映会は他と同じく長岡の各報道局にリリースを送りながら、
ぜひ報道記者の方々に観てほしいと思いながらも何も反応がないので、
今回、両監督が上映後にリモートでお話しくださることが決まった件のリリースを作り、
再度また各報道局にリリースを送ろうと思っています。

6/11 『はりぼて』 長岡上映会
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3361.html

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『はりぼて』長岡上映会に五百旗頭幸男監督、 砂沢智史監督リモート講演決定



6月11日(土)18時20分よりアオーレ長岡市民交流ホールAで『はりぼて』上映の後に
映画を共同で監督した五百旗頭幸男監督、 砂沢智史監督よりリモート講演が決定しました。
現在、五百旗頭監督は金沢で、砂沢監督は富山で活動しており、お二人を長岡とオンラインで繋ぎ開催します。
お客様との質疑応答を含めて30分ほどお願いしています。

画像は向って左側が五百旗頭幸男(いおきべ ゆきお)監督、右側が砂沢智史(すなざわ さとし)監督。
お二人とも映画の中で富山市議会の不正を追及、報道者として大きな功績をあげながらも、
苦渋に満ちた結末を迎えます。
そのいきさつを含めてお話しいただけたらと思っています。
どうぞご期待ください。

公式HPより、お二人のプロフィールとコメント。

五百旗頭幸男 いおきべ ゆきお
兵庫県生まれ。スポーツ記者や警察担当などの記者経験を積み、2016年から2020年3月まで夕方のニュース番組キャスターを兼務。見た目は穏やかだが、舌鋒鋭く、これまで数々の社会問題について不正を追及してきた。趣味は休日に子どもとスキーに行くこと。

コメント
かつて、議会をチェックし不正を暴き続けた私たちメディアは、期せずしてその姿を見失いました。不正が発覚しても、責任を取らなくなった市議たち。彼らにぶつけた厳しい言葉の数々が宙をさまよい、無力感となって戻ってきました。「はりぼて」があぶり出すのは、議会と当局の姿だけではありません。それらを許し、受け入れてきたメディアと市民を含む、4年間の実相です。
 私が退職を告げたシーンをめぐっては、制作陣で数日間の議論になりました。口を挟まず結論を委ねました。
「自分たちのかっこいい姿だけを描いても信頼は得られない。それこそ、はりぼてだ」
「弱さを隠さずに見せることは強さを示すことでもあり、再生につながる」
 信頼を寄せる人たちを傷つけ、彼らの覚悟と信念に背中を押され、この映画は生まれました。胸に広がった鈍い痛みは消えそうにありません。「はりぼて」の矛先は、実は自分自身にも向けられていたのです。

砂沢智史 すなざわ さとし
富山県生まれ。営業や編成のデスク勤務を経て2015年春から報道記者に。まじめで素直でとにかくしつこい。コンピューターに精通し、数字にめっぽう強い。変化球が投げられず、取材も人付き合いも常に直球勝負する。趣味はバスケットボール。

コメント
 富山市議会の不正問題は発覚から4年が過ぎました。
辞職した市議は裁判をへて、新たな人生をスタートしています。
そんな中、今これを映画として世に出し、彼らの過去を掘り返すことは許されるのか?
その悩みは今も抱えています。

富山県は全国一の自民党王国。県内の市町村議会や県議会においては自民党単独での議案の可決が可能で、その勢力は圧倒的です。それは、「1強他弱」と呼ばれる国政を表す縮図と言えます。

 「はりぼて」で描いたのは「人間の弱さ」です。絶大な権力を振るった市議会の「ドン」は、辞職後に自らの不正を告白します。「遊ぶ金が欲しかった」その告白は生々しいものでした。

高い志を持って政治家になっても、組織の論理に押し流されてしまう現実もある。市民から見られている緊張感がなければ心は緩み、甘えや驕りを生む。

地方議会への関心を高め、市民生活の向上につなげたい。
この映画がそのきっかけになればと願っています。

https://haribote.ayapro.ne.jp/about.php

6/11 『はりぼて』 長岡上映会
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3361.html

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ヴァンゲリスと2002年



ギリシャの音楽家ヴァンゲリスが5月17日に亡くなったとの訃報を受けて当然のように
『炎のランナー』『ブレードランナー』『南極物語』の音楽が即座に脳内に流れながらも、
実は音楽を担当した作品をはリアルタイムで映画館で観たのは
『フランチェスコ』『1942 コロンブス』『アレキサンダー』といった歴史ものばかりだったりするのは自分でも何故なのかと思っています。

ご本人は映画音楽家の枠で縛られることが不本意だったようで多彩な活動の中で2002年の日韓ワールドカップ公式アンセムを手掛けてたことを思い出しました。

当時は今ほどではなくても不況の中、ワールドカップの期間は確かに街中が華やいでたこと、
殿町にあった今は無きvino vinoに繰り出してサッカー中継をお客さんと一緒に歓声を上げながら見てたこと、
そしていつもこのヴァンゲリス作曲のアンセムが流れてたことなど、なんだかすっかり懐かしい思い出と化してました。

FiFa World Cup Official Anthem (2002)
https://www.youtube.com/watch?v=SUE-v_qvDPo

たとえコロナが無かったとしてもゴタゴタが可視化されてた東京五輪には冷めた目で見てて
2002ワールドカップほど盛り上がることはなかっただろうと、
いわばあれが国中で盛り上がった最期のお祭りではなかったかと。

と、同時に不況と同じく今ほどでなくても仲が悪かった日本と韓国がワールドカップという目的に向かって足並みを揃えて大成功させたことは、本当に今の日韓関係を見てると信じられず、
確かにあの時、日本は韓国を、韓国は日本を応援していて互いが良い未来を築けることを一瞬でも感じてたハズ。
そしてワールドカップの後には多少でも景気がよくなると期待もあったハズが、、、

今回この公式アンセムで太鼓を叩いてるのは佐渡の鼓童、韓国からも打楽器サムルノリが叩かれ、
ヴァンゲリス自身、音楽で日韓共催を取り入れてたことを知ってちょっと感激しておりました。

これからも2002年を思い返すとあの曲が流れると思います。
お疲れさまでした。

Vangelis - Chariots Of Fire
https://www.youtube.com/watch?v=8a-HfNE3EIo

↑タバコの煙とともにピアノを弾く御本人がとても渋くて素敵です。

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ひまわり畑を探してみれば

サブ7HIMAWARI
© 1970 – COMPAGNIA CINEMATOGRAFICA CHAMPION(IT) – FILMS CONCORDIA(FR) – SURF FILM SRL, ALL RIGHTS RESERVED.

『ひまわり』は冒頭からはてしなく広がるひまわり畑が映し出され、鷲掴みとなるのですが、
後半このひまわり畑を夫を捜しにきたソフィア・ローレンが歩いて
「あのひまわり畑の下には戦死した兵士や捕虜が眠っている」と告げられます。

このひまわり畑がウクライナの南部にあるヘルソン州で撮影されたと、
在ウクライナ日本国大使館公式HPに掲載されてると
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3297.html
以前に記事にしましたが、
NHKのモスクワ支局に勤務してた記者が当時の新聞記事で撮影現場を探し出し、
そこは中部のチェルニチー・ヤール村と突き止めた記事が興味深いのでご紹介します。

名作映画「ひまわり」に隠された”国家のうそ”
https://www.nhk.or.jp/kagoshima/lreport/article/000/08/

重要点を羅列すると

*『ひまわり』は東西冷戦下、西側が初めてソ連で撮影した映画。
*ひまわり畑のロケ地を探したら定説のへルソン州でなくチェルニチー・ヤール村。
*戦時中ソビエトで捕虜となったイタリア兵が飢えと病で多くが犠牲に。
しかし戦後のソ連指導者は認めずにいる。
*映画でイタリア人捕虜の墓地をソフィア・ローレンがさまようシーンをソビエト側はカットを要求。
歴史をねじ曲げ、捕虜の犠牲など存在しないと主張。
*撮影場所が明らかになると遺骨を求めてイタリアの遺族が訪れると、
捕虜の犠牲がなかったとするソビエトにとって都合が悪い。
*結局『ひまわり』はソビエトでは公開されなかった。

↑以上からひまわり畑ロケ地の謎もウクライナ侵攻も国家や独裁者が都合よく歴史を書き換えることで根は同じではないかと結びます。

しかしソビエト側からカットを要求されても応じなかった作り手の気骨にも感心させられます。
言われたとおりにすればソビエトでも公開されて当たれば結構な興行収入になったでしょうに。

画像は当時のソビエトを代表する女優リュドミラ・サベーリエワ。
情熱的で言葉の違う国へ夫を探すガッツあるソフィア・ローレン、
清楚ながらも強靭な体力の持ち主リュドミラ・サベーリエワに挟まれてしまう
マルチェロ・マストロヤンニはイタリアの色男だけどダメ男の部分もあって
女心を長年にわたってくすぐりつづけた大スターなので、
やはりこれ以上ない配役だろうと。

しかしやはりあのひまわり畑のひまわりは戦死者の墓標を示してるように思い、
そう見ると地平線の彼方まであれだけ多くの人が戦争で亡くなったことへの鎮魂の映画のようにも思います。

紹介した記事はわりとすぐに削除されたのが、
評判が良かったのか最近再アップされてました。
また消えるかもしれないので、そのままコピペしておきます。

================================

名作映画「ひまわり」に隠された”国家のうそ”

ロシアによるウクライナ侵攻で、今、再び全国各地で上映され、注目されている映画があります。それが、第2次世界大戦中、戦火に引き裂かれた男女の悲しみを描いた、映画史に残る名作「ひまわり」です。東西冷戦のさなかに西側が初めてソビエト国内で撮影した作品としても知られていますが、ロケ地を取材すると、いまのロシアにつながる国家の“うそ”が見えてきました。

(鹿児島局 茶園昌宏ディレクター)

映画「ひまわり」のロケ地をめぐる謎
1970年、昭和45年に公開されたイタリア映画「ひまわり」。
厳冬の地、ソビエトの東部戦線に送られ、消息を絶ったアントニオをマルチェロ・マストロヤンニが、そして、冷戦下のソビエトに単身乗り込み、愛する夫の行方を探すヒロインのジョバンナを、ソフィア・ローレンが演じました。

映画のハイライト、地平線まで広がるひまわりは、この地に眠る無数の兵士や市民たちの墓標。撮影が行われた場所こそ、現在のウクライナなのです。

これまで日本では、映画が撮影されたのは、今まさに激しい戦闘が続いているウクライナ南部のヘルソン州だとされていました。
実際、在ウクライナ日本大使館のウェブサイトには今も「首都キエフから南へ500kmほど行ったヘルソン州と言われている」と記載されています。

在ウクライナ日本大使館のウェブサイトより
ところが、私がモスクワに駐在していた2年前、キーウ在住のリサーチャーに現地の新聞記事などを調べてもらったところ、撮影がヘルソン州で行われたという事実は確認できませんでした。

その一方で、ウクライナ中部のある村で撮影が行われたという記事がいくつか見つかり、すぐに現地に向かってもらいました。それが、中部の都市ポルタワ近くにあるチェルニチー・ヤールという村です。


チェルニチー・ヤール村では、映画「ひまわり」のシーンと同じようなひまわり畑が一面に広がっていました。


チェルニチー・ヤール村 花の季節は過ぎていました・・
さらに、この村で生まれ育ったニーナさんに話を聞くと、ソフィア・ローレンと撮影隊はこの村にやってきて、当時9歳だった息子と一緒にロケの様子を眺めていたと証言しました。


ニーナさん

「通訳を介してソフィアさんと会話しました。私は戦争で父を失い、1947年には飢餓も経験し、なんとか生き抜いたという話をしました。ソフィアさんは私を抱きしめ、スカーフまでくれました」

この村の当時8歳だったゾーヤさんも、撮影隊が墓地のセットをつくる様子を眺めていたと言います。


ゾーヤさん

「この場所です。このあたりが墓地のはじまりで、子どもも大人もセットの中には入らないように言われました」

実際の映画のシーンと比較すると、丘の傾斜などがそっくりで、複数の村の住民の証言からも、チェルニチー・ヤール村で映画が撮影されたことは、ほぼ間違いないと見られます。

不都合な歴史を隠そうとしたソビエト指導部
それにしても、なぜ今にいたるまで撮影場所がはっきりしなかったのか?。

確たることはわかりませんが、取材を進めると、自国にとって不都合な歴史を覆い隠そうとしたソビエト指導部の思惑が見えてきました。

それを裏付ける新聞記事があります。2005年にロシアの有力紙「コメルサント」に掲載された記事です。発掘されたソビエト共産党中央委員会の記録をもとに書かれたものです。

「第2次世界大戦当時、ソビエトで捕虜になったイタリアの将兵のうち4分の3が飢えと病で犠牲になったが、戦後ソビエトの指導者たちは、この事実を認めることはなかった」

「祖国に戻らぬ兵士の行方を質すイタリアからの問い合わせに回答することなく、イタリア人捕虜の墓地も破壊された」

映画では、ヒロインが前述の墓地をさまようシーンがありますが、これについて記事では次のように記しています。

「映画の公開直前にこのシーンの存在を知ったソビエト側は、完成したフィルムからこの部分をカットするよう要求した」

つまり、ソビエト指導部は、歴史をねじ曲げ、捕虜の犠牲など存在しないと主張したわけです。

東部戦線で実際にイタリアが派兵したのは、映画が撮影されたポルタワ州から現在のロシアにかかるエリアです。
犠牲者が埋葬されているとすればこのあたりになるはずです。
しかし、撮影場所が明らかになって遺族などが現地を訪れ、遺骨の返還などを求められると、ソビエトにとって非常に都合が悪いわけです。
そこであえて、イタリア兵の主戦場ではなかった南部ヘルソン州を撮影場所に仕立て上げたとも考えられます。

映画「ひまわり」とウクライナ侵攻
結局、映画「ひまわり」は、ソビエト国内で上映されることすらありませんでした。
撮影現場となったチェルニチー・ヤール村の人々も、ソビエト崩壊まで作品を目にすることはなかったと言います。


ゾーヤさん

「KGBが上映を禁じたのかもしれませんが、映画が話題にならなければいつか忘れ去られるという作戦だったのかもしれません」

まさに、そのソビエトの情報機関であるKGB出身の権力者が、歴史をねじ曲げて始めたのが、今回のウクライナ侵攻です。
プーチン大統領は去年7月「ウクライナという国民国家は存在しない」という趣旨の論文を公表していますが、ウクライナの人々は9世紀に首都キーウを中心に国が形作られて以来、独自の言語や文化などを守ってきました。
戦争というのは、国家が、あるいは独裁者が、自分に都合よく歴史を解釈したり書き換えたりしたときに始まるということを、われわれは学んできたはずです。
ロシアの教育現場では、ソビエトあるいはロシアは絶対的な善だという神話がすり込まれ、戦後のシベリア抑留や近隣諸国への軍事侵攻などについては、ロシア国民の多くが「相手の国が悪かったのだ」と考えています。
私は、映画「ひまわり」にまつわる謎も、今回のウクライナへの侵攻も、根は同じ問題なのではないかと見ています。


ひまわりの花はウクライナの国花でもあり、いまロシアの軍事侵攻に対する抵抗の象徴にもなっています。
映画「ひまわり」は、全国各地でリバイバル上映されていて、売り上げの一部はウクライナの人道支援のために寄付されるということです。

6/10 『ひまわり HDレストア版』 長岡上映会
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6/11 『はりぼて』 長岡上映会
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映画『はりぼて』長岡上映会リモートトーク


(C)チューリップテレビ

6月11日の『はりぼて』長岡上映会に映画関係者によるリモートトークを打診しています。
最も担当者はZOOMに関して全く疎いので、
こちらで協力いただく方と打ち合わせを詰めていきたいと思っています。
でも新たな試みとして挑戦する意義はあるのではと。
詳細が決まりましたら、またこのブログに掲載します。

現在『ひまわり』の前売券は大好評のようで売れていますが、
『はりぼて』はやはり見劣りしているので、
なんとかこのリモートトークを実現してアピールできたらと。

ちょうど長岡では県知事選が盛り上がってる印象で、
選挙が終わったら両陣営を応援してる方々も足を運んでいただき、
次の参院選のステップにしていただきたいと思っています。
もちろん有権者の皆さんも観ていただき参院選の参考に。

石川テレビ ドキュメンタリー「日本国男村」2022年5月28日(土)13:55~放送
https://www.youtube.com/watch?v=Jd9e3CU0tVw

↑こちらは富山のチューリップテレビから石川の石川テレビへ移籍した
『はりぼて』の五百旗頭幸男監督の新作テレビドキュメンタリーの予告編。
残念ながら本編は石川県のみでの放映のようですが、
予告編を見てみると今度のターゲットは石川県知事なのか?

担当者は週刊プロレスを通してデビュー当時から馳浩をウォッチしてきましたが、
スタイナーブラザーズ、後藤達俊、タイガー・ジェット・シン、
そしてグレート・ムタにアントニオ猪木等々の歴戦の勇者と数多の激闘を繰り広げてきた
石川県知事と五百旗頭は今後勝負していき、先の勇者達との激闘に匹敵となっていくのか?
常々、総理大臣を目指してると野望を公言してたので
石川県知事に収まって満足なんだろかと幾分怪しく思っています。

6/11 『はりぼて』 長岡上映会
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『ひまわり』は私の青春だった。



いつも上映会ポスターの掲示をお願いしたり、
移転前のお店では長岡・山古志ロケ映画『冬のアルパカ』の撮影に協力いただくなど、
お世話になってる長岡駅前の繁盛店の居酒屋「山屋」さんにまたポスターのお願いに行ったところ、
画像の歌丸師匠に似たご主人が今回『ひまわり』を上映すると知ったら、

「『ひまわり』は私の青春だった」と声に出してから、
厨房内の店員さんにあらすじをざっくりと語った後に、
当時つきあってた女の子とデートで初めて観た映画が『ひまわり』だったと明かしてくれました。

「いつの映画なの?」と尋ねられ
「1970年です」と応えると、
「私が高校生の時でした」

そうか、当時の高校生は今以上に大人びてたような気がしながらも、
それでも高校生が観るには結構重いストーリーなのに、
今もこうして『ひまわり』の名を聞き即座に反応するほど心に刻まれているのは、
やはりデ・シーカ監督はじめ作り手にとって本望だろうと。
同時に今回の上映会に高校生も観に来てくれないかと。
何しろ半世紀にも渡って心を捉えた映画でもあるんで。

ちなみにWIKIで当時『ひまわり』と同時期に公開してた作品を見ると、
『トラトラトラ』『いちご白書』『彼女について私が知っている二、三の事柄 』等があり、
これが並んでたら、やはり『ひまわり』を選ぶな、などと思いました。

ご主人は早婚でその後はガムシャラに働き「青春はなかった」などと話し、
『ひまわり』が自身の青春の象徴のように懐かしさと嬉しさを滲み合わせたような顔になって、
話してくれましたが、ガムシャラに働いた結果として今の
満席のお客さんを前に腕を振るう姿はいつもカッコイイと思ってます。
いつも謎のメニュー「UFO焼き」を注文しますが、
今回は「イカバター」を注文、やはり美味しく締めの焼きおにぎりは火加減に手間をかけ、
シンプルだけどじっくりこんがり焼いて手が込んでおり絶品でありました。

多分、ご主人と同じく『ひまわり』が青春だったという方が今回観に来てくださるように思います。
お問い合わせの電話はほとんどおご主人よりもちょっと上の世代のご婦人のようですが、
皆さん青春を振り返るように弾んだ声で問い合わせてくださる印象がします。
悲劇とはいえ、ずっと心の記憶に残っているのはある意味、映画として幸福なのだろうと思いました。

6/10 『ひまわり HDレストア版』 長岡上映会
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『ひまわり HDレストア版』 シネ・ウインド、ガシマシネマでも公開決定。

サブ8HIMAWARI
© 1970 – COMPAGNIA CINEMATOGRAFICA CHAMPION(IT) – FILMS CONCORDIA(FR) – SURF FILM SRL, ALL RIGHTS RESERVED.

ウクライナ撮影で注目 映画「ひまわり」上映

 ウクライナで撮影された1970年公開のイタリア映画『ひまわり』が6月10日、長岡市のアオーレ長岡市民交流ホールAで上映される。
 市民団体「長岡アジア映画祭実行委員会!」が企画。ロシアによるウクライナ振興が続く中、全国各地で再上映されており、収益の一部は配給会社を通してウクライナの人道支援に充てられる。
 映画は第2次世界大戦によって引き裂けられた男女の悲恋を描いた名作として知られる。映画の中で印象に残る広大なヒマワリ畑はウクライナで撮影された。デジタル修復された「HDレストア版」を上映する。
 午後2時、同6時40分からの2回上映する。前売券は千円で、ながおか市民協働センターなどで販売してる。当日券は1300円。高校生以下と障害者手帳、療育手帳を持っている人は500円。
 問い合わせは090(4520)4222。

↑本日の新潟日報朝刊に告知記事が掲載され、
読んだ方より問い合わせのお電話が多数ありました。
参考までにどちらにお住まいですか?と尋ねるのですが、
中には新潟や新発田からのお電話もあり、
実はシネ・ウインドで7月2日から2週間の上映が決まったのを最近知ったので、
黙ってればいいのでしょうが(おいおい)、寝覚めが悪いような気がし、
「余計なお世話ですが」と一言添えて遠方の新潟、新発田からのお問い合わせは
シネ・ウインドで7月2日から公開するとお伝えしました。
すると大抵はそちらで観ることにするとおっしゃられましたが、
新発田のご婦人が早く観たいので長岡に行くと意気込む声があり、嬉しくもちょっと圧倒される思いでした。

『ひまわり HDレストア版』は県内ではシネ・ウインドで二年ぶりに7月2日より2週間、
佐渡のガシマシネマでは6/ 1㈬~ 12㈰ 14:00~ 6/15㈬~ 26㈰ 10:00~公開されます。

『ひまわり 50周年HDレストア版』公式HP
http://himawari-2020.com/

6/10 『ひまわり HDレストア版』 長岡上映会
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6/11 『はりぼて』 長岡上映会
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*『ひまわり』『はりぼて』長岡上映会の前売券はシネ・ウインドでも発売してます。

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♪みらいは この手で 決めるんだ



昨日は久しぶりに皆さん集まってのDM発送作業をアオーレ長岡の協働ルームにて。
加えて俎上に『水俣曼荼羅』『ぼけますから、よろしくお願いします。 おかえり お母さん』『シン・ウルトラマン』が乗ってわいわいとやておりました。
お疲れ様でした。

しかし『ぼけますから、よろしくお願いします。 おかえり お母さん』の中でプロデューサーの大島新監督が必要ないのにチラリと登場してたのは微笑んでおりました。

その一方で先日の「戦争反対」の文言について公式ホームページの掲載について、
アオーレ側から3人も集まっていただき説明を受け、
こちらは長岡空襲について触れて主張しましたが、あくまでもこちらの主張として受け取られたこと、
掲載して過剰に反応する人たちがいるかもとの説明には、
いや、この件に関してはそれに合わせることはないのではと話しましたが、
何かあったらこちらのことを思って、ということですが、
それは去年も別の件で同じようなことを言われたので、
ありがたいとはいえ、こちらも覚悟しながら進めてるからなぁ、と思いました。
ただアオーレとしてはこちらの活動をサポートしていきたい旨は存分に伝わり、
プロセスの中で互いに話し合いながら今後は決めていきましょう、となったように思います。

6/10 『ひまわり HDレストア版』 長岡上映会
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せんきょの、じかんだよ。



新潟県知事選挙 CM動画
https://www.youtube.com/watch?v=cIZB9wyLL3k&t=8s

↑すでにテレビでCMが流れてるそうですが、
5月29日の新潟県知事選挙の啓発キャラクターはRYUTistの長岡出身メンバー、みくちゃんこと横山実郁さん。
新潟県選挙のイメージキャラクターはこれまでだと西山茉希さんとか
県出身で全国区で活躍してる人というイメージがありましたが、
熱心なファンは全国にいるとはいえ、
基本新潟県内メインで活動するローカルアイドルを抜擢、
逆に言うと、それだけ県内で知名度が浸透しているんだと思いました。
去年の人権週間のCMもよかった。

コロナ禍前はしょっちゅうRYUTistのホームライブやイベントに駆けつけてた担当者ですが、
ライブは配信メインとなり、すっかり生で見る機会も失せてしまい、
昨年の10周年ライブには行ったとはいえ、
もうほとんど目にする機会が失せた中で、こんな大役を任命されたことは嬉しいものです。
フレッシュなイメージなのでぜひ若い人たちも関心を持っていただけたらと思ったりしますが。
フレッシュと言ってももうソロ時代も含めれば芸歴8年の実力派でもあり、これからもご活躍を影ながら祈念いたします。

ついでに文信堂書店店長がお店のパソコンでRYUTistを流したてたので驚き、尋ねたら
「いやぁ、最近知って気に入ってねぇ」などと話し自らピアノを弾くミュージシャンでもあるんで、
これは本格派の耳にもウケがいいんだと。

などと書いてこじつけですが6月11日上映の『はりぼて』は選挙で選ばれた市議会議員さんたちの出鱈目を暴いた作品。
いかに選挙が大切かを伝える作品でもあるので、そんな意味で上映します。(以下、また睨まれるようなことを書きかけたので略)

♪みらいは この手できめるんだ

新潟県選挙啓発ソング「いち、にの、アクション!」
https://www.youtube.com/watch?v=6MBGXdJv1yY

6/11 『はりぼて』 長岡上映会
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「70回目の「屈辱の日」@辺戸岬」 三上智恵の沖縄〈辺野古・高江〉撮影日誌



5月15日
2022/5/15 9:00
 これは怖い。沖縄県の琉球新報が朝刊やホームページに載せた写真に、一記者として衝撃を受けた。撮影した記者に米軍の兵士が銃口を向けた連続写真だ。小銃を構えたまま数秒間こちらを見つめている

▼那覇市の米軍港湾施設で訓練中の出来事だ。記者は施設外の国道沿いから撮影していた。本土での日常取材では対象者の怒りを買ったり、不審に見られたりしても兵器で脅されることはまずない

▼公道に軍用銃を向けるとは。玉城デニー沖縄県知事は「けしからん。県民を敵視していることになる」と問題視したが、当然だろう。兵器がすぐ身近にある「基地の島」の現実に改めて驚く

▼沖縄はきょう15日で復帰から50年を迎えた。しかし現地で米軍問題を取材してきた映画監督の三上智恵さんは「復帰50年をことほぐような雰囲気はない。むしろ『沖縄戦再来』の恐怖におびえている」と語る。沖縄を含む南西諸島で、自衛隊のミサイル基地などの整備が急速に進んでいるためだ

▼中国の海洋進出で台湾有事も懸念されるとして、与那国島や宮古島、石垣島に次々に部隊が配備されている。沖縄本島の米軍基地負担は重いまま、離島が対中国の最前線となる格好だ。ロシアのウクライナ侵攻が軍備増強の声に拍車をかける

▼太平洋戦争では「本土防衛」を目的とした沖縄戦で県民の4人に1人が犠牲になった。三上さんは問いかける。「また沖縄を戦場にするのか。国防のために沖縄県民の人権を制限してもいい、そう思っていませんか」

https://www.niigata-nippo.co.jp/articles/-/62011

本日の新潟日報のコラム「日報抄」は沖縄の本土復帰50周年に合わせて三上智恵監督の名前が登場していました。
自作の取材で強調していた台湾有事を想定し、南西諸島への自衛隊のミサイル基地配備が再び沖縄を戦場となることへの警鐘を柔らかい問いかけでコラムは締めていますが、特に『標的の島』を観れば何も沖縄列島が有事の防波堤だけでなく、このままでは明らかに日本列島が戦場となることへの危惧を説いてたハズです。

ネットメディアの「マガジン9」で三上監督は50年目の本土復帰となる5月15日をあえて70回目の「屈辱の日」として連載をアップ。

復帰50年の月日とは何だったのか? と問われれば、私はこう答える。「憲法と民主主義を手にしても、日本と沖縄の不幸な関係を変えきれなかった50年である」と。

5月15日に一読の価値があるのでご紹介します。

70回目の「屈辱の日」@辺戸岬(三上智恵)
https://maga9.jp/220511-1/

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#戦争反対

サブ4HIMAWARI (1)
© 1970 – COMPAGNIA CINEMATOGRAFICA CHAMPION(IT) – FILMS CONCORDIA(FR) – SURF FILM SRL, ALL RIGHTS RESERVED.

『ひまわり』長岡上映会

広大なひまわり畑がウクライナで撮影されたこと、そして戦争の悲劇を描いた名作として、
全国各地で上映されてる『ひまわり』を戦争反対の思いとともに上映。

↑長岡の某公共施設のHPに掲載していただくためにメールで送った文章ですが、

“「戦争反対の思いとともに上映。」とありますが、「平和への思いとともに上映。」と変更させていただいてもよろしいでしょうか。
公共施設のホームページとしては、直接的な表現な避けたいので、ご了承いただければと思います。”

↑このようなお返事を先方からいただきました。
そもそもなぜ公共施設のホームページだと直接的な表現を避けるのか、これだけではよくわからず、
簡単に承知しましたとは言えませんとお返事したら、
翌日どこかに確認してこのまま公開しましたとお返事がきました。

はいそうですか、と無難に終わらすことができず、
なぜ公共施設のホームページだと直接的な表現を避けたいのか?
と先方に質問をしてるところです。

今回、『ひまわり』の上映を決めたのは当然、ロシアによるウクライナ侵攻があり、
『ひまわり』劇中のセリフにある
「ひまわり畑の下には兵士や捕虜の死体が埋まってる」
これが現在のロシア軍のウクライナ住民殺戮に重なり、
なんの罪もなく殺された人々を思ったうえで
「戦争反対の思いとともに上映」と書いたこと、
それが「戦争反対」がNGワードとなるとは。

そもそも長岡空襲で焼け野原と化し、
多くの尊い命を失った長岡の公共施設であるならば余計に「戦争反対」を伝えなければと思いますが、
反して「戦争反対」の文字を使うな、などと空襲で亡くなった方々を前に言えるのか?

そして長岡花火が長岡空襲で亡くなった方々への慰霊の花火と知って『この空の花』を長岡で撮影した、
生涯にわたって戦争反対を唱えてた大林宣彦監督が知ったら、どう思うかと。
一映画好きとしても沸々と疑問が沸きます。

よく言われるように「戦争反対」など言えるのはもちろんまだ平和だから、
今のロシアを見ればよくわかるようにいざとなったら「戦争反対」など口に出せばすぐさま逮捕・連行、
80年前の日本はそれ以上の空気だったハズ。
しかしまさか市民協働が理念のアオーレ長岡から(書いちゃった)、
大日本帝国を回帰するようなことを言われてしまうとは。

生きてるこちらは戦禍を繰り返さぬようブレずに戦争反対!と声を上げなければ。

6/10 『ひまわり HDレストア版』 長岡上映会
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6/11 『はりぼて』 長岡上映会
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「自壊するメディア」



『はりぼて』の終盤、事件の顛末を一通り記録した後は祝勝感でなく寂寥感が漂う空気が印象的に思いました。
チューリップテレビのキャスターとして、後に『はりぼて』を共同監督する砂沢智史記者とともに
事件を取材し映画にまとめた五百旗頭幸男氏は現在は石川県のテレビ局に移籍、
ドキュメンタリー番組を手掛けながらツイッターで論客として忖度なしのツイートをしています。

https://twitter.com/yukioiokibe

『はりぼて』は当然ジャーナリストの間でも大変評判となり注目されましたが
何かと話題の東京新聞の名物記者・望月衣塑子氏との共著で五百旗頭監督が紹介した自作の本が『自戒するメディア』。

“中央に限らず地方でも日々圧力にさらされるメディアと記者の実態。コロナ禍の政治迷走が引き起こした地方の地殻変動。政治とメディアの「緊急事態」に地方からも迫りました。”

と書いてて、思えば北陸から全国区で注目されるジャーナリストはあまりいないように思い、
『はりぼて』長岡上映前に読んでみようと思いました。

「自壊するメディア」

内容紹介
バッシングを受けることも多い私が、
よく自分に言い聞かせているマハトマ・ガンジーの言葉です。
「あなたのすることのほとんどは無意味であるが、それでもしなくてはならない。
そうしたことをするのは、世界を変えるためではなく、
世界によって自分自身が変えられないようにするためである」
                 (望月衣塑子)


いま一番肝の据わった記者と
最注目の映像作家が
コロナ無策、五輪断行、民意無視で暴走する政治権力に対し、
監視機能を果たせない巨大メディアの腐食を撃ち、
再生への途を熱く語る。

(目次)
第一章 安倍・菅政権の罪とメディアの使命 望月衣塑子
第二章 私的ドキュメンタリー論 五百旗頭幸男
第三章 権力を監視するメディア再生のために
第四章 自壊メディアの現実を超えて、新たな地平へ
あとがきにかえて 「緊急事態」の国内メディア 五百旗頭幸男
あとがき 権力維持が目的、手法は恫喝の政治 望月衣塑子

https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000348847

6/11 『はりぼて』 長岡上映会
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Against War

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明日も凄惨なデスマッチで生き様を魅せる。

世の中は1滴の血も流すな。

血を流すのは俺達の仕事。

↑昨年末に上映した『狂猿』の主人公・葛西純選手はウクライナ侵攻後、
ツイッターでデスマッチファイターとしての矜持を発信、
時に腕に巻いたバンデージにマジックで“Against War”と書いてリングに立ち文字通り血みどろとなるのはシビレますが、
子煩悩で知られる葛西選手にとって何の罪もない子どもたちが血を流してる現状は憤り以外ないのではと。

画像はプロレス好きが集まる居酒屋“のみくい処みや”さんの名物・もつ煮込み。
『狂猿』上映会に大変お世話になったので、
先月、お礼とともに飲みにうかがいました。
本当はもっと早く行きたかったのに、コロナのまんぼうでお休みが続いたので入れずに。

寡黙なご主人の懐へはなかなか入れずにいたものの、
女将さん相手に3月のアオーレでの新日大会初日の感想を。
率直に言えばオカダ・カズチカ VS CIMAは二人の戦いの歴史を知ったうえできっちりと締めて良かったものの、
他の試合には不満タラタラだったことをお伝え。

だからというわけではないものの、先の福岡大会のバッドエンドに飯伏幸太のガチの退団騒動などを見てると、
最近迷走しているように見受けるので業界の盟主“新日”が盛がらないことにはプロレス界全般が発展しないので、
設立50周年の今年、新日にはぜひ今後もプロレス界を牽引していただきたいと。
もつ煮とメンチカツをビールで流し込んでおりました。

そしてこちらもAgainst War、戦争反対!

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『ひまわり』 ミニシアターランキング1位

サブ[himawari5
© 1970 – COMPAGNIA CINEMATOGRAFICA CHAMPION(IT) – FILMS CONCORDIA(FR) – SURF FILM SRL, ALL RIGHTS RESERVED.

1 『ひまわり 50周年HDレストア版』
2 『パリ13区』
3 『オールド・ボーイ 4Kリマスター版』
4 『ハッチング―孵化― 』
5 『ローレル・キャニオン 夢のウェストコースト・ロック 』

http://www.kogyotsushin.com/archives/minitheater/

↑5月6日~7日付のミニシアターランキング(小規模公開作品 週末観客動員数)に『ひまわり』が1位となってます。
たぶん東京都区内のミニシアターが対象だと思いますが、
この期間に都内で公開してた劇場はキネカ大森、シアターギルド、池袋シネマロサ、シネマ・チュプキ・タバタの4館。
とはいえシアターギルドとシネマ・チュプキ・タバタはミニミニシアターと言っていいと思う客席数なので
実質、キネカ大森とシネマロサで公開して1位となるのは、なかなかなものだなぁ、と思ったりしました。
他館で3月に公開されてからジワリジワリと上昇し、5月で1位となるのも。

ちなみに公式HPに長岡上映会も掲載いただきましたが、
http://himawari-2020.com/
新潟県はどの地区になるのか昔から議論されているものの、
関東地区に掲載されるのはちょっと違和感があり、
高田世界館が中部地区に掲載されてるので、
同じように中部にしていただけないか配給会社に依頼しましたがはたして。

6/10 『ひまわり HDレストア版』 長岡上映会
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3360.html

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なびなび11



長岡のフィルムコミッション、長岡ロケなびが発行する
コミュニケーションペーパー「なびなび」の第10号は大林宣彦監督追悼特集号でしたが、
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-2750.html

最近発行された第11号の特集は昨年末に第2テレビシーズンが放映された『炎の天狐トチオンガー』!
特撮愛が昂じてあぶらげ屋のご主人からトチオンガーとなった星和弘さんの解説つきて、
第2テレビシーズンの見どころを紹介。
しかしトチオンガーのヒーロースーツはもちろん、
今回の魔獣人の目玉で全長9メートルだという“ムカデウラミ”も星さんの手作りだそうで、
あぶらげ屋はもちろん、トチオンガーの企画のために毎日全力疾走してそうな中、
見ただけで膨大な時間を費やしたことを想像できる力作の“ムカデウラミ”をよく作ったものだと頭が下がります。

それに加えて貴重だとも言える映画版に続いて演出した橋本一監督(念のため『相棒』『探偵はBARにいる』の監督)のインタビューも2ページに渡って読み応えがあります。
子供時代から高校、大学、そして東映入社と駆け足とはいえ、映画への熱い思いが感じられました。
生涯の夢として担当者の世代が子供のころに手に汗握ったあの物語の映画化を挙げてて、
これはぜひ実現していただいたいと思いました。

ついでに蛇足ですが、担当者は一応、長岡ロケなびの正会員のためか昨年のエキストラに参加した感想が入っておりました。
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3226.html
ご指名を受けて電話インタビューをし、ここでは書けないようなことも話したりしましたが、
思い返すしたのはあの現場で目にしたNGT48のバイト三人娘(村長、つぐつぐ、やひこ)から
空き時間にカワイイ、カワイイと連呼されてたエキストラ参加の男の子と、
本番のカメラの前で3人娘からボコボコに蹴られていた星さん扮する星狐太郎、
はたしてどっちが羨ましいか、ということでありました。

「なびなび11」は現在、T・JOY長岡のチラシ置き場横のカウンターに置いてあったので、
見つけたらぜひ手に取って読んでいただきたいと思います。

長岡ロケなび公式HP https://locanavi.jp/

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1997年の『ひまわり』

HIMWARIサブ3
© 1970 – COMPAGNIA CINEMATOGRAFICA CHAMPION(IT) – FILMS CONCORDIA(FR) – SURF FILM SRL, ALL RIGHTS RESERVED.

以前にも書いたかと思いますが1997年11月20日に市民映画館をつくる会主催でNCホールにて16㎜フィルムで『ひまわり』の上映会を開きました。

当時は名画シリーズと銘打って『カサブランカ』『太陽がいっぱい』『哀愁』『慕情』『誰が為に鐘は鳴る』『嵐が丘』『シェルプールの雨傘』、そしてオードリー・ヘップバーンの一連の作品『ローマの休日』『ティファニーで朝食を』『麗しのサブリナ』『昼下がりの情事』『マイフェアレディ』等のクラッシック映画の上映会を開催。

その後、午前十時の映画祭で多くの作品がスクリーンで観れるようになったとはいえ、
書き写してると結構贅沢なラインナップで驚いたりします。
ちょうどレンタルビデオの最盛期と重なったものの、
ビデオでなくスクリーンで往年の名画を観てほしいという当時の会の思いが連なっているかと。
やはりヘップバーンの作品は人気が高くお客さんが入ってた覚えが。

しかし今はこれらの作品を上映するとなると作品ごとに違う配給会社が権利を持っているので、
それぞれの配給会社と交渉しなければなりませんが、
当時は16㎜フィルムレンタルの業者が上映権を一括して取り扱っていて、
毎回同じ業者と交渉するので、やりやすかったハズ。
しかし16㎜映写機も聞かなくなった現在、
あれら16㎜のフィルムは今はどうなっているのか書いてて気になりました。

『ひまわり』は1970年の作品で上記の中では一番新しいと言えるものの、
実質名画シリーズの最後の上映作なことも絡めて、
クラッシックの名作として最後の映画と言っていいように思うのは、
この後にハリウッドはルーカス、スピルバーグの時代となり、
新世代に突入し世界中の映画体験が激変、
勿論、新たな映画ファンが誕生して今に続いてるのはイイことです。

しかし1997年の時に27年前の1970年の作品が古典となると、
2022年から27年前の1995年の映画って『トイ・ストーリー』とか『セブン』になるので、
はたしてそれらが古典と言ってもいいのだろかと。

ついでに1997年の『ひまわり』上映会、当時手伝いに来てた女子高生が観て、
こんな産まれる前の映画、退屈しないだろかと思ったら、
映画に没入しとても感動し感想を話していたことを覚えてます。
その後、彼女はこれがきっかけという訳ではないでしょうがイタリアに留学しちゃいました。

そんなことを思い出しながら一昨年になるのか、
シネ・ウインドで公開したこの『ひまわり HDレストア版』を
懐かしく観賞してましたが、
それがまさかまた長岡で上映する事態となるとは。
プーチンのバカ、戦争反対!

現在、チラシとともに紹介に回ってる中、
リアルタイムで観た、もしくは知ってた方々は『ひまわり』と聞いてすぐにソフィア・ローレンの名前を挙げます。
代表作の主演女優として代名詞のように名前が挙がるのは女優さん冥利に尽きるんじゃないかと。
ただ担当者は『ひまわり』よりも辛うじてラッタッタのCMを覚えてますが、
あのCMは大林宣彦監督が演出したとその後知って驚きました。

あとスイス出身の造形大ビューラ先生に会ったら「『ひまわり』日本人の皆さん好きなようですね」と話し、
ヨーロッパでは日本ほど高い評価をされてないと聞いたことがあり、
先生も「デ・シーカの力が落ちてる作品」とわりとバッサリ斬っちゃいましたが、
確かにヴィットリオ・デ・シーカ監督と言えばまず『靴みがき』や『自転車泥棒』と
映画の教科書の一つかもしれないネオレアリズモがあり、
素人を俳優に起用するなど徹底したそれらに比べると二大スター共演の恋愛映画は、
まるで別の映画監督が撮ったようにも思ったりできます。

とはいえビューラ先生はやはりヨーロッパ映画の上映が嬉しいのか、
「学生たちに紹介する」、と言ってくださったので、
もし観に来てくださったら今の二十歳前後の学生はどのように受け取るのか関心があります。

6/10 『ひまわり HDレストア版』 長岡上映会
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3360.html

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「和蔵」リニューアルオープン



↓こちらで紹介した旧柳原庁舎近くの居酒屋だった「和蔵」。
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-2478.html
ご主人の体調不良でお店を閉めていましたが、
最近二年半ぶりに復活したと聞き足を運びました。
そしたらまさかのカレーが専門になるのかスパイシーなお店にリニューアルしたので、
画像のスリランカカレーのひよこ豆を注文いたしました。
これはこれからの季節は生ビールに合うハズ!

実はご主人は↓こちらで紹介した
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3338.html
トキワ荘に編集者として出入りしていた女性のご子息。
つまり棚下照生先生のご子息でもあるので、
現在発売中の「月刊ウインド」には『トキワ荘の青春』を観に行き上映後に舞台挨拶をした、
トキワ荘の生き証人であるお母様の記事が小さいとはいえ写真入りで掲載されているので、
ページを見せて、お母様にこの「月刊ウインド」をお渡しくださいとお伝えするのも目的でした。

無論、以前と同じく上映会のポスターも掲示させていただきました。
またよろしくお願いします!

6/11 『はりぼて』 長岡上映会
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3361.html

6/10 『ひまわり HDレストア版』 長岡上映会
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3360.html

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『ももちゃんのピアノ 沖縄戦・ひめゆり学徒の物語』



1945年沖縄――。戦争によって穏やかな日常が奪われ、美しい沖縄の景色が奪われ、家族や大切な人の命まで奪われてしまった少女ももちゃん。それでも、笑顔をわすれずにおばあちゃんになるまで生きてこられたのは、大好きな「音楽」があったから。音楽を生きる力に変えて、沖縄戦を生き抜き、戦後をかけぬけた元ひめゆり学徒の与那覇百子さんのその幼少期から現在までを描いたノンフィクションです。

https://www.poplar.co.jp/book/search/result/archive/4047040.html

5月15日の沖縄本土復帰50周年を前に『ももちゃんのピアノ 沖縄戦・ひめゆり学徒の物語』という絵本が出版されます。
昨秋、『陶王子 2万年の旅』長岡上映会にお越しいただいた柴田昌平監督が構想、文章を執筆したそうで、
ひめゆり学徒隊の証言を記録した代表作『ひめゆり』にも登場する与那覇百子さんを主人公に、
どこにでもいる女の子が“戦争”に巻き込まれてしまうことを主題にしたよう。

この絵本が出版されることになったのは毎年6月23日に併せてポレポレ東中野で再上映される『ひめゆり』を観に来た与那覇百子さんのお孫さんとポプラ社の編集者が柴田監督に依頼したことから生まれたというのも、いい話に思いました。

とりあえず手にして読んでみた後に、少し気が早いですが年末のサンタ・プロジェクトに推薦できそうです。

発売は5月9日です。

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CHAIN

09 CHAIN

出演者の中で一際目立ってたのが刑事役で登場の渡辺裕之さん。
髪に白髪が目立ってたぶん、より渋みを増しており
役柄では捜査現場を仕切ってましたが、
撮影現場では率先してムードメーカーとして心掛けてた印象が。
やはりスターは一目で違うと思いました。
空き時間になると渡辺さんから積極的にギャラリーに声をかけて
記念撮影に応じファンサービスにも徹してたのはとても好感持てました。

http://tsukurukai.blog103.fc2.com/blog-entry-1690.html

2012年1月の大雪時、長岡造形大学で撮影された『チェイン/CHAIN』の撮影見学に行った際のレポです。
渡辺裕之さんの訃報を耳にし、リポビタンDはもちろん、
俳優として『平成ガメラ』三部作の自衛隊員とともに思い出したのがこの長岡ロケ映画、
そういえばと担当者も撮影見学に行き、目にしたのが本当にムードメーカーとして現場を盛り上げていた姿でした。
しかし映画は渡辺刑事が不可解な連続殺人事件を追いながらも、
途中で意外な展開が待ち受けていたりと一筋縄でいかない作品でした。
渡辺裕之さんから見たこの映画の現場レポを書いたブログが面白かった記憶があったものの、
いつのまにか削除されてるのも残念です。

映画『チェイン/CHAIN』予告編
https://www.youtube.com/watch?v=fVKrkQHP4YQ

ご冥福を。

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『東京クルド』 全州国際映画祭審査員特別賞受賞



昨年末に長岡上映会を開催した『東京クルド』が
日本映画復興奨励賞受賞に続き
韓国で先ごろ開催された第23回全州国際映画祭で最優秀審査員賞を受賞したそうです。
おめでとうございます!

https://twitter.com/JEONJU_IFF/status/1521807453557780480

「この後どうなるんだ」

暗雲が晴れないまま映画が終わってしまい主人公二人の行く末に
観客の皆さんは大いに気になったかと思いますが、
長岡上映会には二人の現在を知る方が観に来てくださり、
物販のテーブルにいたこちらに話しかけてくださいました。
それによるとオザンは結婚し、ラマザンは長岡出身の彼女が出来て、
少なくともプライベートは二人ともハッピーなようでそこは良かったと思いました。
しかし、まさか長岡とも繋がりがある映画だったとは。

『東京クルド』 https://tokyokurds.jp/

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『終わりの見えない闘い − 新型コロナウイルス感染症と保健所 −』長岡上映会 お客様の感想



4月24日に長岡市立中央図書館で開催した『終わりの見えない闘い − 新型コロナウイルス感染症と保健所 −』長岡上映会のお客様の感想を抜粋して掲載します。

*保健所スタッフさんの苦労がよくわかりました。
早くコロナの終息を願います。 (70代・男性)

*まだまだ続く中で少しでも様子が知れて良かった。 (50代・女性)

*保健所の現状が良く解りました。
こんなヒドイ現状で働いてる職員さんに頭が下がります。
これからもすばらしい作品をつくって下さい。受賞おめでとうございます。 (60代・女性)

*自分のつらかった時期に重なり、涙が出ました。
もっと多くの方に知って欲しい内容でした。 (20代・女性)

*日本人ってやさしいなぁ~ 力強いなって思った。
保健所の方って眠ってらっしゃるのかなって。
最後は泣いてしまいました。 (50代・女性)

*今日の保健師の応援歌になっったでしょうか!
保健所や公衆衛生、健康教育の重要性を具体的に長岡の人は意外と知りません。
COVID-19がそのことに気づかせてくれらのではないでしょうか!
一般住民と医療機関の橋渡し、架け橋として存在してる保健所や保健師にもっと光が当たらなければ、学校の養護教諭もしかり、人の命を健康を守るために働く人たちの活動に光を当ててくれた監督とスタッフに感謝したいと思います。
最後のエンドロールに名前の載っていた支援した人たちの多さに、この映画の重さと価値を感じました。
保健師の働く現場の力の可能性に感動しました! (60代・男性)

*月並みですが献身的なご苦労に頭が下がります。
しかし感謝だけではなく、現代の技術をいかした対応は早急に必要だと感じています。(70代・男性)

*勉強になりました。 (60代・男性)

*力強さを感じた映画でした。
保健所の方々のご奮闘に同じ時代に生きる者として誇りに感じました。
監督の言葉にも力強さと感動を覚えました。
良き仕事は良い表情をつくる。中野区の英断。
突然何が起きるかわからない世の中、日ごろからの備え、自分の命をどう守りか。 (60代・男性)

*現場の状況がわかり良かった。
公衆衛生の大事さを今後も伝えてほしい。 (60代・女性)

*保健所で撮影できたことなど大変参考になった。
作品は感銘を受けた。
今後、新たな感染源が出現した場合、初動期の参考になると思う。 (50代・男性)

*監督さんのパワーをもらいました。ありがとうございました! (70代・女性)

*保健師の仕事はなかなか見えにくいなか、よく映してあったとおもいます。
ありがとうございました。
コロナの終わりは何なのか?まだ見えてないことに不安があります。
いざというときに、まず自分で自分をまもることは必要で大切だと思います。 (50代・女性)

*危機の状況でのすさまじさ、実態が伝わりにくい心が痛む場面が多い中で、どんな時にも人に寄り添う大切さを痛感しました。
また在宅のDr、患者陽性からつながったクリニックが協力者となっていく姿から組織化、ネットワークをつくって協働することをしていたことが地域における医療として欠かせない、みんなが疲弊しない為に。 (50代・女性)

*看護学生で公衆衛生を学校で学んでいたのですが、
実際の保健所の方の対応をみる機会はなかなかなかったので、
興味深かったです。ありがとうございました。 (20代・女性)

*普段、知り得ない保健所の仕事ぶり、特にコロナ禍の責任ある作業を解り、とても良かったです。
有難うございました、今後もご活躍ください。 (70代・女性)

*保健所の中で働く人達、又その中で一年間、監督さんが映画を作られた事に対し、感動しました。
又機会があったらなぁと思いますが、受賞おめでとうございます。 (70代・女性)

https://www.phh-movie.net/

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らこって 2022年 5月号



「最近の映画音楽で誰でも知ってるって曲、あんまりないわよね」

先月に続いてながおか市民協働センターが発行するフリーペーパー“らこって”へのチラシ組作業、
大慌てで『ひまわり』と『はりぼて』のチラシを用意して参加、
終了後のお茶会で『ひまわり』をボランティアスタッフのご婦人お二人にご紹介たところ、
映画が特に好きでではない、と言いながらも冒頭の言葉を呟きました。

『ひまわり』というとまずヘンリー・マンシーニ作曲の誰もが耳にしたことのある、あの名曲が浮かんだようでした。
確かに80年代までの映画は音楽とリンクする作品が多かったように思い、
誰でも知ってる映画音楽となると『タイタニック』が最後なんではなかろうかと。
(もちろん異論は認めます)

ちなみにチラシを手に紹介に回ると皆さんまずソフィア・ローレンの名前を挙げて、
『ひまわり』=ソフィア・ローレンとして大げさに言えば日本人のある世代以上に浸透してることを実感してます。
これって女優さんとして幸福なことではないかと。

この日の他団体さんのチラシは

*第2回(2022)長生橋フォトコンテスト募集
主催 長生橋を愛する会
https://chouseibashi.net/info/4517956

*2022長岡クラフトフェア
日時 6月4日(土)5日(日)6日(月)
会場 千秋の森
主催 長岡クラフトフェア実行委員会
https://nagaoka-craft.com/

*2022年度版 オリジナルTシャツ・ポロシャツ・トレーナー販売
公益財団法人 長岡市スポーツ協会
https://n-spokyo.or.jp/important/1940/

*らこって 2022年 5月号
https://nkyod.org/racotte-list/311322

6/11 『はりぼて』 長岡上映会
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3361.html

6/10 『ひまわり HDレストア版』 長岡上映会
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3360.html

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『コレクティブ 国家の嘘』 高田世界館にて五百旗頭幸男監督リモート出演



“ルーマニアを震撼させた前代未聞の巨大医療汚職事件-
国家とは、報道とは、様々な問いかけが胸を抉る衝撃のドキュメンタリー”

https://transformer.co.jp/m/colectiv/

昨年、これは凄いと評判になったルーマニア産ドキュメンタリー『コレクティブ 国家の嘘』がようやく県内では
5月28日~6月10日に高田世界館で初上映されるのか。

初日の5月28日には『はりぼて』の五百旗頭幸男監督がリモートでトークイベントに出演するのでご紹介します。

* 5.28(土)『コレクティブ 国家の嘘』トークイベント開催(出演:五百旗頭幸男氏)

政治腐敗、既得権益、社会の停滞
今あらためてメディアの役割を問う-

5月より当館にて公開のドキュメンタリー映画『コレクティブ 国家の嘘』。
公開初日の5/28(土)にトークイベントの開催が決定しましたのでお知らせいたします。
*本イベントはビデオ中継を用いたリモートトークとなります。

出演は、ドキュメンタリー映画『はりぼて 』を監督するなど政治の汚職問題を追及してきた五百旗頭幸男さん。テレビの現場でも活躍する氏とともに、映画の内容を掘り下げていきます。

▼開催日時:2022年5月28日(土)『コレクティブ 国家の嘘』12:45の回上映終了後
▼出演:五百旗頭 幸男 氏(ドキュメンタリー映画監督・記者)
(リモートでのご出演となり、現地での登壇はありません)
▼開催時間:約1時間(14:40開始予定)
その他詳細は随時更新いたします。

【ゲストプロフィール】
五百旗頭 幸男(いおきべ・ゆきお)

ドキュメンタリー映画監督・記者
 twitter→@yukioiokibe

1978年兵庫県生まれ。2003年チューリップテレビ入社。スポーツ、県警、県政などの担当記者を経て、16年からニュースキャスター。20年3月退社。同年4月石川テレビ入社。2017年に富山市議会の政務活動費不正問題を追ったドキュメンタリー番組『はりぼて~腐敗議会と記者たちの攻防~』にて文化庁芸術祭賞優秀賞、放送文化基金賞優秀賞などを受賞。2020年、同じく富山市議会の不正を追い続けた映画版『はりぼて』を監督。同作で全国映連賞、日本映画復興賞などを受賞した。2016年には『異見~米国から見た富山大空襲~』にてギャラクシー賞奨励賞、日本民間放送連盟賞優秀賞を受賞。2018年には冬季は閉鎖されている立山黒部アルペンルートの通年営業化計画を検証した『沈黙の山』にてギャラクシー賞選奨、日本民間放送連盟賞優秀賞を受賞。石川テレビ移籍後に発表した2021年の『裸のムラ』にて地方の時代映像祭選奨を受賞した。また、富山市議会政務活動費不正受給問題の取材では菊池寛賞、日本記者クラブ賞特別賞、JCJ賞、ギャラクシー賞大賞を受賞。著書に『自壊するメディア』(講談社、共著)。『富山市議はなぜ14人も辞めたのか~政務活動費の闇を追う~』(岩波書店、共著)がある。

http://takadasekaikan.com/archives/14955

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6/11 『はりぼて』 長岡上映会
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3361.html

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