昨日の記事に書いたように昨年上映会を開いた『なぜ君は総理大臣になれないのか』の主人公・小川淳也議員が三条で森ゆうこ候補の応援演説に参加。
担当者はお仕事で行けませんでしたが、上映会でパンフレットを販売していたメンバーが大島新監督のように演説を動画で撮影。
この動画を基にせっかくなので書き起こします。
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司会
皆様、大変お待たせ致しました。
17年間の政治活動を追いかけたドキュメンタリー映画『なぜ君は総理大臣になれないのか』が大ヒット。
現在、立憲民主党政調会長の重責を担う小川淳也衆議院議員より皆様にご挨拶いただきます。
政調会長よろしくお願いします。
小川
どうも、三条の皆様こんにちは!暑いですよね、ねぇ。大丈夫ですか?くれぐれもお身体に障りませんように。
それにしましてもお目にかかれて本当に光栄です。こうしてお運びいただきありがとうございます。感謝申しあげます。(礼)
私はトンネルを超えてきました。あの「雪国」ではありませんでしたけど。
本当に豊かな田園風景が広がって、この三条の地は昔からもの作りと交易によって栄えた本当に新潟の中心地だと思います。
私、香川県なんですね。雨が降らないんです。米がとれないんです。だから小麦粉練ってうどん作るんですね。
越後の地は日本で一番の米どころ。米は国力ですよ。
だからお江戸に対してもちゃんとものを言ってきたんじゃないですか。
私は本当に深く尊敬しています。
そしてお地元菊田真紀子さん、時に姉のように、時に兄のように慕っています。
森ゆうこさん、そして打越さくらさん、またお隣には西村ちなみさんもいらっしゃる。
立憲民主党を引っ張っているのは、この女流三傑ですよ。
そしてね国会には、今日こうして女性の皆さんもたくさんいらっしゃる。
国会には1割しか女性がいないんです。おかしいじゃないですか。
もうちょっと言うと自民党も1割、維新も1割、立憲民主党だけ2割なんです。パラパラっと拍手ありがとうございます。(拍手)
もうちょっと言います。
今回の候補者、自民党は女性2割、維新は3割、立憲民主党は5割です。(拍手)
とにかくまともな国会作っていきましょう。まともな国会、日本の政治がまともだったら今国民がこういう形で円安と物価高に苦しむことはありませんでした。
アベノミクス?それは大いに結構ですよ、この10年やりゃいい。
しかしね、もうすでに輸出企業はずいぶん海外に移転してるんですね、それから原油高、原材料費も上がっているんです。
だから昔のように円安がただちにメリットがあったといわれる時代ではもはや無いんです。
一方アメリカで金利を上げ、イギリスが上げ、スイスが上げました。
じゃぁ日本だけ上げなかったら、みんなそりゃ円で預金を置いておいても利息つかないでしょ。
みんなドルに換えよう、ユーロに換えよう、そうなりますよ。
そしたらこの円安は止まらない。物価高止めようがない。
でも黒田さんは国民は物価高に慣れてる、受け入れようとしてる。金融緩和はこのまま続ける、と昨日もまた仰った。
まぁ、それはいいですはね、あういう人達は。
しかし本当に一般の国民、庶民の暮らしはこのアベノミクスがもたらした円安と物価高によって今まだ入り口です。
これからさらに厳しくなる可能性が高い。
そしたら岸田さんせめて、せめてアベノミクス見直していきます。と言わなきゃいけないじゃないですか。
菊田さん仰った通り、結局安倍さんと麻生さんの顔色見ながらやってますから、出来ないんだと思います。
でも考えてみたら彼は総理大臣になったあと公文書1枚出せなかったでしょ。
森友・加計まだ終わってないと思うんですよ。学術会議員の任命ひとつ出来なかった。
今回の補正予算だって単に予備費積み上げるだけですからね。
これは安倍さんがやったんならまだわかる、わかりたくないけど。
岸田さんも結局同じことをやっている。
やっぱり実地続きの政権だってことなんです。地続きの政権。国民は選択肢を持ててるとは私は言えないと思う。
そして国防の問題これから大事になっていきます。これは現実的にしっかりやっていきたいと思います。
だけどですよ、だけどいきなり予算を2倍にすべきかというと私は大いに疑問です。
ちゃんと必要なこと大事なこと積み上げようではありませんか。
その上でもし目標を立てて2倍にすべきものがあるとしたら、それは思い切って大学の授業料無償化するとか、子育てや教育環境に不安のない社会をつくるとか、あるいは農業の個別所得補償、しっかり復活させようじゃありませんか。(拍手)
こうした予算、お金の使い方を変えていくことが社会を変えていくことにつながります。
そして社会を変えていくためには、結局政治を変えなきゃいけない。
政治を変えられるのは最後やっぱりこの国の主権者、有権者ということになります。
私は「なぜ君は総理大臣になれないのか」も本当恥ずかしい、ごめんなさいね、こんな題名で。
だけどね私がなるかならないか興味がない。
しかし私は日本の政治を変えたいんです。
なんとしても今、これだけ時代が変わったのに政治が変われない、だから社会が追い付かない、この狭間で多くの方が苦しんでますから、悩んでますから、痛んでますから、それをなんとしても正していけるこの国の政治を作りたい。
ぜひ皆さまのお力添えをいただきながら、改めて越後の地はもの作りもそう、米作りもそう、素晴らしいものを作ってきましたが、一番作ってきたのは人じゃないかとも思うんです。
もちろん遡れば上杉謙信公、直江兼続さん、そして昨日封切ですか?私も大好きでした「峠」の河井継之助さん。もちろん様々な評価は分かれると聞いてます。そして山本五十六、田中角栄、そして菊田真紀子に森ゆうこ。(拍手)
越後の地が最も生んできたのはこの人づくりだと思います。
そして必ずその人がまさに皆さまの道具となって、代理人として、代弁者として、皆様の悩みや不安に寄り添いながら希望を作る、未来を切り開く。必ずやその先頭に立っていただける。
そして今回この越後の一戦がおそらく日本の民主主義を占うことになります。
この越後の一戦、森ゆうこさんの一戦が日本の民主主義を廃れさせるか、それともこれから反転攻勢、国民の選択肢の持つ状況へと再び歩みを進めるか、日本の未来はこの越後の一戦にあり!
ぜひ皆様と一緒に森ゆうこさんを先頭に全党一丸となって、野党が一つになって、しっかりと勝利を皆様とともに掴み取らせていただくべく私共全力を尽くして参ります。
どうぞ真夏の暑い戦いになりますが森ゆうこさん、そして菊田選対本部長、そして打越さくらさんはじめ新潟県全域、私共の仲間に対してどうか温かいお力添え、そして時に引き続きの厳しい叱咤激励、どうぞ日本のために応対いただけますよう心からお願い申し上げまして私、小川淳也からも訴えとさせていただきます。
皆様、暑い中本当に長時間ありがとうございました。がんばりましょう!お身体にお気をつけて。がんばりましょう!ありがとうございました。
2022年6月18日10時30分~ 原信四日町店駐車場
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はたして三条でどれくらいの人が『なぜ君は総理大臣になれないのか』を観ているのか、動画を目にいささか心細く思い、
ついでに自分ならパンフレットにサインをしてもらおうかと思ったものの、そんなこと出来るんだろかと。
小川議員と森候補はその後、新潟・万代で県内初の青空対話集会を敢行、
その後に小川議員は東京へトンボ返りと本当に長岡を素通りしてしまいました。
『峠』を観る時間はサスガになかったようです。
あと演説の中で「越後は人を作ってきた」と英雄の名前を河井継之助含めて挙げていましたが、場所が三条ならあの人を忘れてるでしょう、鶴田、天龍、三沢を育て上げた偉大すぎるレスラーの名をと、書いてて気づきましたが愛弟子の一人だった大仁田はかつて国会で森ゆうこ議員と乱闘を繰り広げてたことを思い出し、こじつけながら繋がってしまいました。
演説に戻して「野党が一つになって」の件はもっと時間を割いて説明してほしかったです。