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長岡アジア映画祭実行委員会!ブログ

新潟県長岡市で活動します長岡アジア映画祭実行委員会!です。

2021年03月 | ARCHIVE-SELECT | 2021年05月

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『なぜ君は総理大臣になれないのか』長岡上映と大島新監督講演 お客様の感想

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4/25 『なぜ君は総理大臣になれないのか』長岡上映会と大島新監督講演 
お客様の感想を抜粋して掲載します。
画像は上映後、お客様が購入したパンフレットにサインをしながら感想を直に聞く大島監督です。

*・作品
政治の映画というと、エンターテイメント性が強い『記憶にございません』が記憶に新しい。
全く違うドキュメンタリーという切り口で、数年に渡っての一政治家の記録は、期待以上のものがあった。
泣き所もあり、撮る方撮られる方の情熱が伝わってきた。 
・講演
大島新監督の落ち着いた佇まいに、仕事への信念のようなものを感じた。
フリーになられてからの仕事も、ご本人の人が好きな姿勢が貫かれていて、とても惹かれる。
 「右手に花束、左手にナイフ」という言葉を引用されたのが印象に残った。
(女性・50代)

*絶対にいないと思った理想の政治家を見ました。
私よく金銭問題で取り上げられる政治家を見ると必要なら幾らでも要求し使っていいと思っていますが、その人が何か問題を起こした時は昔の侍の時代のように一族に罰が及ぶような、全部取り上げるような厳しいものであってほしいと思います。
人を救う国を良くする、そんな志は死も覚悟するものではなければ成せないと思うからです。
一つの栄誉を得ると変節してどんどん自分の栄誉を願うようになる人達の中、国政に興味を持って応援したいです。(70代・女性)

*ドキュメンタリーは事実でありながら編集者の意向(視点)が強く反映されるものと思っていますが。。。
特に政治がテーマですが本当に秀作です!多くの人に見て考えい欲しいことでした!!
メディアに囲まれた生活の日本人家族storyとしてもgood,必須のドキュメンタリーだと思います。(泣きました)感動しました♡これからもこのような作品楽しみにしています。(60代・女性)

*小川議員のご家族のみなさんも本当にいい方たちなんだと思いました。いろいろ大変でしょうが。
今の菅さんは、前の安倍さんよりも、ひょっとすると手強い相手かもしれませんが(気に入らない人達を平気で飛ばすという話を聞きます)、ぜひ50才でやめずにもっとがんばってほしいです。
この作品は去年、新潟市のシネ・ウインドで上映していたと思うのですが、コロナ禍で家族の都合もあり、新潟など感染の多い地域への来訪をひかえるように利用している介護施設から言われ見れずにいました。
上映の機会を作っていただきありがとうございました。
リクエストがあるのですが、やはり去年のシネ・ウインドで今くらいの時期にやっていた「プリズン・サークル」という映画です。
刑務所の中の受刑者たちが、おたがいに話し合いをしながら自分たちの罪について考えていくという映画のようです。
私は以前より、死刑や厳罰化より、受刑者たちのカウンセリング等を通して、自分達のやってきた事をみつめ直してみる事の方が本当の反省やつぐないにつながるのではないかと思っているので、その意味でも見てみたい映画です。
機会がありましたら、ぜひお願いいたします。(40代・女性)

*観て良かったです。小川議員のひたむきさや、純粋さに胸が熱くなりました。
「党利党略」、、、。「比例復活の議員」は発言力がない」、、、。
私の想像のつかない議員の資質や動きがあるのだなーと知れてよかったです。
「自分の背景」を重ねて観ると、なるほどなぁと思います。 (30代・女性)

*よかった。(70代・男性)

*良かった。(60代・女性)

*良かった。(70代・男性)

*ニュースでしか政治を見てこなかったので、とても新鮮で身近に映りました。(40代・男性)

*こういう人ほど政治家でいてほしい。
もっともっと日本にこういう志の人がいてほしい。(70代・女性)

*新潟のシネ・ウインドで見て今回は知人に見てほしいと誘ってきました。
政治について考えさせられました。(70代・女性)

*すばらしいドキュメンタリーでした。バックに音楽がないのが良かったです。
まっすぐな人がいるんだなとおどろき。(60代・女性)

*こんな感じの映画ははじめてでした。感動しました。(70代・女性)

*真っ直ぐな政治家のドキュメントで面白かったです。(70代・女性)

*良かった。いろいろ考えさせられました。
政治不信になりがちですが、こんな政治家もいるんだなぁとホッとしました。ガンバレ!!

*すばらしい方ですね。ぜひ総理大臣になっていただきたいです。新潟にもこのような方が必要です。(60代・女性)

*今までよく知らなかった政治家ですが彼のまっすぐさ、、
このような人に政治家をまかせたいと思った。(60代・女性)

*とても良い作品。こんな政治家に投票したい。
講演による背景説明も理解の良き助けとなった。(70代・男性)

*心が熱くなった映画だった。久しぶりに涙でした。
小川さんと同じ年(一つ下かな)、政治の話だけど人間のあり方を問う感じ(・政治家を笑っているうちは何も変わらない ・何事も51対49、100対0ではない)etc,心に響く言葉がたくさんあった。
良い映画をありがとうございました。
家族や同僚にも紹介したい!!でも1日だけの上映だとすぐにアクションに移せないのでちょっと残念。(50代・女性)

*感動しました! (70代・女性)

*とても感銘を受けるよい作品でした。
政治は身近であるべきこと、我々の問題であることを実感しました。
家族がとても素敵でした。小川議員の生き方は多くの人の共感を得るものだったと思います。(60代・女性)

*理想を追い続けるということは迷いと悩みとずっと闘うことなのかと思いました。
本人(や近い人)は変わらないと思っていても離れてみると政党をいくつも渡ったり、時流により変化を求められ受け入れていかざる得ないところが、ありのまま映っていたと思う。(50代・女性)

*今の政治に不安を感じ、変わって欲しいと願いつつ、何もかわらないいらだちがありました。
良く小川先生にウォッチし、映像に残してくれました。
久しぶりに感動し、こういう若者が増えることを願います。(70代・女性)

*今時、すごい政治家がいるものだと感心し、ある場面では感動で涙が出ました。
日本の政治、官僚を見ていると、ただがっかりしてあきらめてしまいそうになることばかりですが、
小川さんみたいな人が変えれば希望もあると思いました。(60代・男性)

*ずっとみたかったので、ここで上映してもらってありがたかったです。
小川議員の誠実さは伝わってたが、政策やどんな国にしたいかについてはよく分からなかった。(60代・男性)

*総理大臣をめざす!という小川淳也の生きざまをしかと見たという思いです。
こんな人がもっと出てきてほしいと強く思います。
小川さんの父母の考え方、息子への思いに感銘をうけました。
大島監督のお話を聴けて本当によかったです。
「ぼけますのでよろしくお願いします」も観ました。これからもご活躍ください。(70代・女性)

*政治家には不信感を持っていました。
小川さんのような方がいらっしゃることうれしいです。総理になってほしいです。
良い映画でした。見て本当に良かった。(50代・女性)

*おもしろかった。(20代・男性)

*何も先入観のないまま拝見しました。
小川議員のことは存じ上げませんでしたが、とても人間として魅力ある方だと感じました。
それを作品として切りとられた監督さんの力量にも感銘しました。
ありがとうございました。(50代・女性)

*同じ国会議員でも格差がある事を知る。
志の高い人であるポリシーのある小川さん、いつまでもガンバってほしい!!(60代・女性)

*一生懸命まっすぐに政治を正しくしていく人間。
こういう政治家が増えれば日本はもう少しまともな国になれると思う。今後も頑張ってほしい。
監督がこの人を見つけて発表して下さったので私達も知る事ができました。
まだまだ続けてこの人の生き方を撮って下さい。今後のご活躍を期待しております。
又、続編は必ず観せて頂きたく、チラシには必ず目を向けておきます。(60代・女性)

*正しい事を貫く事はいろいろ試練があるんだなぁと思いました。
政治家を目指す事は家族の絆、大変な事だと思いました。(70代・女性)

*これだけ真剣に政治と向き合い志が高い政治家がいた事が伝わってきた。
小川議員は以前から注目していた政治家であったが彼への期待はさらに高まった。(70代・男性)

*国会で発言されている小川さんをリアルタイムで拝見した時から注目していた人物でした。
あまりにもまっすぐな性格の方なので、まっ黒い政界で生きることは難しいと思う。
日本のマスコミも片寄りすぎている中、映画を作ることは難しいと思いますが、
応援していますので頑張っていただきたいと思います。(60代・女性)

*とてもためになりました。来てよかったです。
こんな志を持った小川淳也さんには是非この国を早く任せたい、本当に思います。
こんな純粋な人が政界でがんばってほしい応援しつづけます。
大島監督さんもいい所に目をつけて頂き素晴らしい方と思います。(70代・女性)

http://www.nazekimi.com/

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『なぜ君は総理大臣になれないのか』DVD発売開始



「映画を見て、小川さんの姿に希望を見た人もいれば、
これだけの人でもうまくいかないのは絶望ではないか、と思う人もいた」

大島新監督が上映後の講演の中で話したことが今も残っており、
はたして本作を観て希望を見出すか、絶望と取るか、
観た人によって様々な思いを抱くのが本作の面白いところではないかと。

これまでU-NEXTやNETFLIXでも見れましたが明日からDVDが発売されます。

特典映像は小川淳也議員と制作スタッフによる座談会で
以下↓が一部の映像です。

https://youtu.be/hF9kYTg5NvA
https://youtu.be/2j4U3azXmJg
https://youtu.be/ciUTmCTpzfs
https://youtu.be/31IBRta1Gvo

↑大島新監督の奥様も登場してますが、この奥様と学生時代に仲良しだった方が長岡にいて、
大島監督のことも知っていたので上映会当日、観賞後に挨拶をし、お互い何十年ぶりかの再会を喜んでいました

https://www.maxam.jp/contents/%e3%81%aa%e3%81%9c%e5%90%9b%e3%81%af%e7%b7%8f%e7%90%86%e5%a4%a7%e8%87%a3%e3%81%ab%e3%81%aa%e3%82%8c%e3%81%aa%e3%81%84%e3%81%ae%e3%81%8b/

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馬車は走る



4/25 『なぜ君は総理大臣になれないのか』長岡上映会と大島新監督講演 

『なぜ君は総理大臣になれないのか』の二回目の上映の際、大島新監督は上映後の講演まで時間が空くので、
それならばと戦災資料館にご案内しました。
毎回、上映会のゲストが時間があるとこちらをご案内し、
特に米軍の資料をもとに長岡空襲を記録、考察した25分の短編ドキュメンタリーを見ていただくと皆さん感心するので。
あと長岡駅前にあるので会場のアオーレ長岡やトモシアから歩いて行ける距離なのも利便でちょうど良いです。

大島監督には一通り展示資料を目にした後に、そのビデオを見てもらいましたが
「作った人は相当、戦争に詳しい人ですね」と感心されたようでした。

その後は近くに「河井継之助記念館」があると伝えると、そこも行きましょうと。
途中、「この前、亡くなった半藤一利さんも長岡に縁のある方ですよね」
などと尋ねられ「『米百俵賞』の審査員をして長岡に来ていました」と。

「半藤さんの本を読むとなぜ、途中で戦争を止めることができなかったのか
長岡空襲は8月1日ですか、終戦の二週間前、それまでに止める機会があっただろうに止められず
たくさんの方が亡くなった、、、」

「記念館は実際の河井継之助の生家跡にあるんですよ」と豆知識を言ったあとに辿り着いて入場。
大島監督は継之助の達筆の手紙、そして司馬遼太郎が書いた「峠」の生の推敲だらけの原稿を関心を持って見入っていました。

「では次は山本五十六記念館に行きますか」
大島監督には事前に長岡の資料を送付していましたが、
「山本五十六記念館」も歩いて行ける距離にあると事前に承知していたのかと思いながら館内に入場。
ここでも五十六元帥が書いた直筆の手紙が大変達筆なことに驚き、
河井継之助記念館を見た後だからか、
「長岡出身者は明治政府で出世できないというイメージなのに、よくあの地位にまでいきましたね」
「エリート中のエリートだからではないでしょうか、でも、、、」
そんなやり取りしながら映画『聯合艦隊司令長官 山本五十六 』の役所広司サイン入りポスターを見つけ、
「半藤さんが監修なのか」と呟いて大島監督はしばし見入ってました。

アオーレまでの帰り道途中の公園に山本元帥の復元された生家があり、
そこへ寄り道したところ、あまりの質素な生家なので驚いたようでした。

約二時間弱、アオーレに戻って大島監督が一服してから講演に入るちょうどイイ時間で
歩いて回れる距離でこれが「河井継之助記念館」「山本五十六記念館」「戦災資料館」と順繰りに、
空襲で焼け野原と化したこの域を歩くと一層、体感できるように思いました。

しかし第一線で活躍するドキュメンタリストをどこの馬の骨かわからない輩が案内して大丈夫かと
読んでて危惧する方もいらっしゃるかと思いますが、
白状すると山本五十六記念館の辺りは小さな小路と見慣れぬ住宅街で、
あやうく迷子になりかけました。
案内役が迷子になったら、これはみっともないとヒヤヒヤして歩くと
長岡郵便局が目に入ってホッとしアオーレまでたどり着いたほどなので危惧される方が正解です。

この日、上映を終えてお昼は特製カレーだったので、
夕食は長岡名物としてへぎそばでもと思ったら監督はそばアレルギーと知り、
それならば洋風カツ丼をとスタッフと懇親会も兼ねて食事会となりました。
(ただしアルコールは御法度)

食事会でも参加者からの質問に真摯に答えていただき、
担当者はインタビューから監督は沢木耕太郎のファンだと知っており、
例に漏れずこちらも「深夜特急」を香港やインドに旅行した際に忍ばせてロマンの現地読みをしてたので、
好きな作品は?と尋ねたら
「深夜特急」「テロルの決算」「一瞬の夏」とお答えが。
「深夜特急」は永遠のバイブルとして別格として
「テロルの決算」「一瞬の夏」は人物伝として最高峰なので、
たぶん自身の作風に大きく影響を与えたのではないかと。

沢木耕太郎の人物伝に「オケラのカーニバル」という一編があり、
タクシードライバーながらヨットの世界一周レースで優勝した多田雄幸氏の飄々とした魅力について書かれており、
その多田氏も長岡出身と伝え、おそらく多田氏の頼みなら断れないと
沢木耕太郎は長岡に講演に来たことがあると伝えました。
残念ながら担当者が長岡で活動前に講演会があったので、
そんな話を聞いて結構悔しい思いが。

記念館巡りをした際、大島監督から長岡の英雄は河井継之助、山本五十六ですか、
と尋ねられて、そこへ「米百俵」の小林虎三郎も加え、
小林虎三郎は記念館はないけど米百俵の像はあると伝えましたが、
まぁ自分にとってはヨットレースで優勝し、沢木耕太郎を長岡へ講演に招いた
多田雄幸氏も英雄となるけど、残念ながら記念館もないし
そもそも長岡の人でさえ多田雄幸氏を知らない人の方が多いような気がして残念に思ったりと。

また読者からの不幸にも鬱病で自殺した多田氏と飄々とした「オケラのカーニバル」での多田氏のギャップに問われ、
いつか多田氏のその後を書くと「彼等の流儀」で約束してた覚えがありますが、
今もたぶん着手してないようだけど、どうなんだろうかと。

ちなみに長岡藩を脱藩し流浪の俳人となった説のある井上井月を追った『ほかいびと』の北村皆雄監督は
多田雄幸氏のテレビ番組も作ってたと知って驚いたことがありました。
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-64.html

「オケラのカーニバル」が収められた「馬車は走る」はロス疑惑の三浦和義氏と逮捕直前まで
密着取材をしてた「奇妙な航海」が有名ながら、
石原慎太郎が都知事選に挑んだ選挙戦に密着した「シジフォスの四十日」も収められ、
勝手な思い込みだけど『なぜ君は総理大臣になれないのか』を撮影中、脳裏をよぎってたのでは。

とはいえ大島監督は「以前は好きだった」と話してましたが、
今は沢木耕太郎が好きではないのか、その理由はと気になった次第です。

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ら・なぷぅ カレーライスを一から作る



4/25 『なぜ君は総理大臣になれないのか』長岡上映会と大島新監督講演 

今回お手伝いいただいたスタッフの参加特典としてホカホカの特性カレーライスを
お世話になってるフェアトレードショップら・なぷぅさんのご主人から作っていただきました。

なんと市民映画館をつくる会時代は上映会当日の食事は全て自腹でしたが、
解散後に担当者はあちこちのイベントに参加したところ、
さすがに昼食は出していただくことがほとんどだと気づかされて、
以後、立ち上げてからは昼食くらいはとコンビニ弁当から出前のお弁当までやりくりしてましたが、
その様子を見かねたら・なぷぅさんのご主人から提案を受け、
こちらもアフリカンフェスタの出店でら・なぷぅさんの特製カレーの旨さは知っていたので、
これはスタッフも喜んでもらえると思いお願いをしました。

これはご主人から直接でなく人伝えで聞いたのが、
ら・なぷぅさんは海外からのホームステイの学生さんをよく受け入れ、
その留学生が母国に戻り、結婚式に招待されているうちに
現地のスパイスに関心を抱いたご主人が購入、
次第にカレー作りに凝りだし、ついに玄人の領域に達したとのこと。
間違ってたらすみません。

今回の特製カレーは黄色い方「スリランカ風ベジタブル」と
「昔ながらの(肉・ジャガイモ・人参・玉ねぎ)」の二カレーを用意いただき画像はそのミックス。

もちろんスタッフからはうまいと賞賛され
『カレーライスを一から作る』というプロデュース作があり、
カレーには一言を持ってる(気がする)大島新監督にも食べてもらったら、
やはりぺろりと平らげてくださいました。

本当にうまかったです。ごちそうさまでした!

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『なぜ君は総理大臣になれないのか』長岡上映と大島新監督講演



「小学校高学年の頃に家族で長岡花火を見に来たことがありました。
大変な迫力だったことを今でもよく覚えています。
あの花火が空襲の慰霊と復興の花火と知ったのは後のことです」

「この映画の小川淳也議員は司馬遼太郎の『峠』を永田町で正気を保つために愛読しているとよく話しています」

昨日『なぜ君は総理大臣になれないのか』上映で駆けつけて下さった大島新監督。
二回の講演の冒頭はいづれも長岡との縁を話してから本題に入りました。
このコロナ禍の中ではたしてお越しくださるのか心配していたのが杞憂に終わるほど、
精力的にお話しくださり、観賞者の感想に耳を傾け熱心に質問に応えてくださいました。

こちらはこの映画の上映を巡ってなかなか思う展開が出来なかったり、
さらに公開日が迫る中で再びコロナ禍で緊迫した事態となってしまいましたが、
そんな苦労といえないけどキツかった思いが帳消しになるほど、
大島監督の心遣いにも感激しながら、やはり上映しお招きできて本当に良かったです。

会場でお客様と作品を観ていると熱心に皆さん観賞しているのがよく伝わり、
感想のなかでたくさんの人が涙を流していたようで、
この現状の中で小川議員に託す思いが観ながら多々浮かんだのではないかと。
正直前売券があまり売れずにいたのが、
上映日前になってドドドッと売れてたことがわかり、
事前のこちらの予想以上にお客さんが来てくださって胸をなでおろしました。

また現職の市議会議員の方々が結構観に来てくださったようで、
映画の中の小川議員の実直すぎる姿勢や、
家族総出で背水の陣の選挙戦に共感できる部分は多々あるだろうなぁ、と。
でも質疑応答ではどなたも挙手しなかったので、
いろいろ聞きたいことがあるように思いましたが
何か議員さん同士、あまり目立つことはしないんだろうかと思いましたが。

ただちょっと後悔していたのは、
二回目の上映後に映画の終了と同時に客席から自然と拍手が沸き起こり、
あの拍手の音は大島監督の耳に入れるべきではなかったかと。

そして日頃からブツブツ思ってた新潟日報が今回は取材に来てくださったので、
記事になることを楽しみにしています。

改めて大島監督、ありがとうございました。
何年後になるかわからないとはいえ、ぜひ続編『まさか君が総理大臣になるとは』が無事に完成して、
またお会いできたらいいなぁ、と思います。
そしてこんなご時世に運営に尽力いただいたスタッフの方々、本当にお疲れさまでした。
改めて観に来ていただいたお客様、ありがとうございました。

ちなみに舞台裏では大島監督に今の長岡花火は当時の比ではないハズですと伝えておきました。
今年開催できたら、ぜひ観に来ていただきたいです。

http://www.nazekimi.com/

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4/25 『なぜ君は総理大臣になれないのか』長岡上映と大島新監督講演



◎ 『なぜ君は総理大臣になれないのか』長岡上映会と大島新監督講演 

日時 4月25日(日)
①10:00~ 
②14:00~
*作品時間119分、いづれも上映後に大島新監督講演(30分を予定)

会場 アオーレ長岡市民交流ホールA

●コロナ感染症対策にご協力願います。
〇当日、体調の悪い方、体温が37,5度以上ある方はご参加いだけません。
〇参加される方はマスクの着用をお願いします。
〇当日は受付時に手指の消毒、検温にご協力ください。
〇受付でお名前、連絡先の記入をお願いします。
*今後の状況により、上映会が中止・延期になる場合があります。

*入場料 
前売 一般 1200円 当日1500円 
障害者手帳、療育手帳をお持ちの方、高校生以下 500円 
(購入の際、手帳・学生証の提示をお願いします)

*プレイガイド アオーレ長岡西棟3階ながおか市民協働センター/文信堂書店/ら・なぷぅ/R's/キャラメルママ/西時計眼鏡店(長岡市) シネ・ウインド(新潟市)

*実行委員(ボランティアスタッフ)随時募集中。

主催 長岡アジア映画祭実行委員会!
問 電話09045204222 e-mail [email protected]
Blog http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/

『なぜ君は総理大臣になれないのか』 キネマ旬報2020文化映画ベストワン
監督;大島新
プロデューサー:前田亜紀 撮影:高橋秀典、前田亜紀 編集:宮島亜紀 音楽:石﨑野乃
ライン編集:池田 聡 整音:富永憲一 制作担当:船木 光、三好真裕美 宣伝美術:保田卓也
宣伝:きろくびと 配給協力:ポレポレ東中野 製作・配給:ネツゲン
2020年/日本/カラー/119分/ブルーレイ  ©ネツゲン

作品紹介

衆議院議員・小川淳也(当選5期)、49歳。
2019年の国会で統計不正を質し、SNSで「統計王子」「こんな政治家がいたのか」と注目を集めた。
彼と初めて出会ったのは、2003年10月10日、衆議院解散の日。
当時32歳、民主党から初出馬する小川にカメラを向けた。「国民のためという思いなら誰にも負けない自信がある」と真っすぐに語る無私な姿勢に惹かれ、事あるごとに撮影をするようになる。地盤・看板・カバンなしで始めた選挙戦。
2005年に初当選し、2009年に政権交代を果たすと「日本の政治は変わります。自分たちが変えます」と小川は目を輝かせた。
現在『news23』のキャスターを務める星浩や、安倍政権寄りと評される政治ジャーナリスト・田﨑史郎ら、リベラル・保守双方の論客から“見どころのある若手政治家”と期待されていた。しかし・・・

いくら気高い政治思想があっても党利党益に貢献しないと出世できず、選挙区当選でなければ発言権も弱い。小川の地元である香川1区の対抗馬は、自民党の平井卓也 。平井は地元有力メディアである四国新聞や西日本放送のオーナー一族で、強固な地盤を持つ。
そのため、小川は惜敗しては敗者復活の比例当選を繰り返してきた。権力への欲望が足りず、家族も「政治家には向いていないのでは」と本音を漏らす。

2012年から安倍政権が始まると、我慢の時期が続く。そして、2017年の総選挙では、希望の党への合流を決断した前原誠司の最側近として翻弄されていく。小池百合子代表への不信感から無所属での出馬を最後まで検討するが、前原や地元の盟友・玉木雄一郎への仁義というジレンマの中、苦悩は益々深まっていく。
背水の陣の選挙戦に小川はどのように挑んでいったのか。

17年間、小川を見続けた監督・大島新の目に映ったのは日本政治の希望か絶望か。
小川を通して日本の未来を問いかけていく。

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監督:大島 新(おおしま あらた)

1969年神奈川県藤沢市生まれ。
1995年早稲田大学第一文学部卒業後、フジテレビ入社。「NONFIX」「ザ・ノンフィクション」などドキュメンタリー番組のディレクターを務める。1999年フジテレビを退社、以後フリーに。
MBS「情熱大陸」、NHK「課外授業ようこそ先輩」「わたしが子どもだったころ」などを演出。
2007年、ドキュメンタリー映画『シアトリカル 唐十郎と劇団唐組の記録』を監督。
同作は第17回日本映画批評家大賞ドキュメンタリー作品賞を受賞した。
2009年、映像製作会社ネツゲンを設立。
2016年、映画『園子温という生きもの』を監督。
プロデュース作品に『カレーライスを一から作る』(2016)『ぼけますから、よろしくお願いします。』(2018)など。
文春オンラインにドキュメンタリー評を定期的に寄稿している。

公式HP http://www.nazekimi.com/
予告編 https://www.youtube.com/watch?v=vPvKJeBqtVE

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本日、『なぜ君は総理大臣になれないのか』長岡上映会開催

©ネツゲン

「国民のために働く」という当たり前のキャッチフレーズなのに、
なぜ国民の声が届かないんだろう、聞こうともしないんだろう、
というのが今回の上映会を企画した発端で、
4月25日はコロナ渦も少しは沈静化してるだろう、と
予測をしていましたが、まさかの事態となった次第で、
本気でオリンピックをやるたいのなら、
まず感染対策最優先だと思うのが、そうには見えなかった結果、
タイムラインには無策続きで映画館、映画関係者の悲鳴が溢れているのを目にし、
この状況下、最も相応しい映画ではないか、
そして大島新監督の思いを聞くのは観賞者にとってプラスだと自負します。
大島監督、長岡へ行くことを楽しみにしているそうです。

以下、感染防止対策をしっかりして実施します。
*入場前、検温、スプレーで手指の消毒をお願いします。
(事情を説明し強制的にお願いをしようと思ってます)
*入場者の方は記名の明記と連絡先をお願いします。
*上映前及び入れ替え時間の際は扉を開いて換気を行います。
*座席はお客様とお客様の間は離れて座っていただくようお願いします。
*お客様はマスクの着用とせきエチケットをお願いします。
*もちろん体調が優れなければ来場をお控えください。

①10:00~ 
②14:00~
*作品時間119分、いづれも上映後に大島新監督講演(30分を予定)

会場 アオーレ長岡市民交流ホールA

当日1500円 
障害者手帳、療育手帳をお持ちの方、介助者、高校生以下 500円 
(購入の際、手帳・学生証の提示をお願いします)


毎回、上映会前はしっかり睡眠を取ろうと思ってますが、やはり準備が間に合わず、
朦朧としながら担当者は会場に駆けつけるハズなので、
お手伝いいただく皆様、どうぞよろしくお願いいたします。

そして人間ドラマとして本当に見応えがあるので、この機会にぜひ、と。

==============================


「選挙に行こう」、「政治に関心を持とう」という言葉が形骸化して、無関心を打破する力を失ってしまった今、「熱」を感じさせることが大事なのではないか。じゃあもう、これを見たらいいと思う。世の中と真っ直ぐ向き合う男が、熱風の最大瞬間風速を出してる様子が記録されている。
せやろがいおじさん(お笑い芸人)

4/25 『なぜ君は総理大臣になれないのか』長岡上映と大島新監督講演
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-2930.html

予告編 https://www.youtube.com/watch?v=Nx1qeouacBI

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『陶王子 2万年の旅』 シネ・ウインド公開初日 柴田昌平監督トーク



「火焔土器というのは今の技術ではとても作れないそうなんですよ」

本日『陶王子 2万年の旅』シネ・ウインド公開初日、
柴田昌平監督はトークの中で映画に登場する陶芸家・熊谷幸治氏との火焔土器を巡る話を
お客様に伝えていました、続けて熊谷さんは作っていたのは女性ではないかと。

それを聞いて何か湧き上がるものを横で感じていました。
そんな特異な、いわば天才的な技術を持つ縄文人がかつて、この地、信濃川流域に生活していたのかと。

僭越、というか光栄にも柴田監督トークの相手役を任され、
客席で観賞後に登壇し、柴田監督の紹介から
とりあえずこれまでの『ひめゆり』から始まる一連の作品を紹介、
陶王子の声を演じた“のん”についてや、
作品ごとにスタイルが変わることを尋ねた流れで
映画では津南のじょんのび館で火炎土器について語る県立歴史博物館の宮尾亨先生はじめ、
映画には登場しなかったものの新津の博物館まで取材に訪れた経緯で
撮影を通して新潟県について感じたことを尋ね、やはり火焔土器のことが
お客様の関心を集めたようで皆さん熱心に耳を傾けておりました。

ついでに自画自賛というわけではないですが、日頃モゴモゴと何を話してるかわからないと
言われてる担当者は結構気合を入れてこのトークに挑んだので、
わりとうまくイケたのではと思いたいですが、とりあえず見た感じ批判もないようなのでほっとしました。

監督の話の中で人間と動物の違いでよくいわれる火を使うことのほかに、
遊びを楽しむことができたという旨、
映画のはじめに子どもたちが熱心に楽しく粘土遊びをしている姿が映され、
そこから縄文人もこんな形で遊んでいたのではと熊谷幸治氏の推理から、
二万年に及ぶ壮大な器の物語。

これはまた長岡の人にも観てもらいたいと強く思いました。

柴田監督にはかつて大変励まされた経緯があって、
担当者の中では恩人でもあるので、
今回、こんな機会を作っていただいたシネ・ウインド支配人も深く感謝を。

『陶王子 2万年の旅』はシネ・ウインドで5月7日まで公開。
明日4月25日は10時から上映。
上映後に柴田監督は映画に登場する県立歴史博物館の宮尾亨先生と対談を行います。
今日は相手役がアレだったので、明日はきっと実のある対談になるハズです。

トークの後に歓談をしていたら柴田監督は『なぜ君は総理大臣になれないのか』を観ていて
大島新監督とお会いしたことがあるそうで、
どんな方なのかと尋ねて明日の上映会のプラスになることができました。

またお会いできますことを!

シネ・ウインド公式HP https://www.cinewind.com/

『陶王子 2万年の旅』 http://asia-documentary.kir.jp/ceramics/

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The Untouchables



4月25日に東京都に三度目の緊急事態宣言の発令が決定しました。
『なぜ君は総理大臣になれないのか』上映会は予定通り、大島新監督講演も含め開催します。
もちろん以下の感染防止対策をしっかりして開催します。

*入場前、検温、スプレーで手指の消毒をお願いします。
(事情を説明し強制的にお願いをしようと思ってます)
*入場者の方は記名の明記と連絡先をお願いします。
*上映前及び入れ替え時間の際は扉を開いて換気を行います。
*座席はお客様とお客様の間は離れて座っていただくようお願いします。
*お客様はマスクの着用とせきエチケットをお願いします。
*もちろん体調が優れなければ来場をお控えください。

3度目の緊急事態宣言を唱えても責任を取る様子が微塵もなく無策続きの都知事が、
(映画館に休業を要請するだけで補償については何も言わない)
本作でヒールとして登場することを思うと、この状況下で観るのに相応しい映画と言えます。断言。
しかし禁酒法とはこの前観た『アンタッチャブル』が被ってしまいました。

当日はパンフレットを700円で発売します。
購入いただいた方に大島監督がサインをしていただく予定です。

「なぜ君は総理大臣になれないのか」映画公式パンフレット
¥ 700 税込

大島新監督作品
ドキュメンタリー映画『なぜ君は総理大臣になれないのか』映画公式パンフレット
B5サイズ/フルカラー/全24ページ

<パンフレット内容>
・イントロダクション
・小川淳也との17年  大島新
・小川淳也 緊急インタビュー
  劇場公開のひと月前に行われた小川淳也議員へのロングインタビュー全文
・寄稿文
 「どうせ」の相互不信を乗り越えるには  上西充子
  同級生として、政治記者として  鮫島浩
  なぜ僕は小川淳也に惹かれたのか  宇都宮崇人
・推薦コメント
・小川淳也プロフィール
・クレジット

https://netzgen.theshop.jp/items/33129356

ちなみに明日、担当者は『陶王子 2万年の旅』でシネ・ウインドに来館する柴田昌平監督トークの相手役を務めることになりました。
その翌日に長岡に大島新監督をお迎えすることと併せて映画好きとして大変光栄に思います。
そのために先ほど散髪してきました。

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世襲でもない、地元大企業の一族でもない。
ただ理想に突き動かされて自転車で駆け回り、権謀術数の狭間で苦悩する。
周囲には「政治家」に向いていない、とも言われる。
でも、彼こそが、この社会が必要としている「政治家」なのではないか?
本田由紀(教育社会学者/東京大学大学院教授)


4/25 『なぜ君は総理大臣になれないのか』長岡上映と大島新監督講演
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-2930.html

予告編 https://www.youtube.com/watch?v=Nx1qeouacBI

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Til Tuesday

sB7rzntw.jpg©ネツゲン

「リングに上がったら最後まで闘え」

確かこんな趣旨のセリフだと思いましたが「午前十時の映画祭」で久しぶり、
というか以前はレンタルビデオだったのが初めてスクリーンで観賞した『アンタッチャブル』、
勝負が着いたのにケビン・コスナー扮するエリオット・ネスはデ・ニーロ扮するアル・カポネに挑発しながら、
冒頭のセリフを吐いたのが妙に残ったりしました。
そして無論、映画は約30年経ても色あせず、でなくなお色濃くなって面白さに満ちておりました。
というか汚職まみれの世界で正義を貫くって、今ほど求められてるものはないのではと。
同時にショーン・コネリー、エンニオ・モリコーネ両御大を追悼。

その後、シネ・ウインドへ行き支配人に『なぜ君は総理大臣になれないのか』のチラシを渡し
長岡へ戻ろうとしたら電話が。
上映会に関してこちらと会いたいという旨とはいえ一気に気が重くなって長岡へ。
その前に夕方にお会いする予定だったお世話になってる映画監督に行けなくなったお詫びを半分涙声になりながら。

長岡へは先にアポを取ってたお世話になってる方宅へ相談もかねてお茶をいただいた後、
アオーレ長岡へ行ってお会いしたいという方々と面会。
構えて話を聞いておりましたが、結果的にどうも狐に包まれたような気が。
幸いこちらの手に負える話ではなく、上映会もお越しいただけるそうなので、その点はお礼を述べて。

「リングに上がったら最後まで闘え」
『アンタッチャブル』のセリフがここで励みになりました。

話の中で上映会の告知記事がこの日の新潟日報に小さく掲載されてることを教えてもらい、
こちらは見落としておりましたが
「長岡支社へ2回リリースを送ったけどなんの音沙汰もないので、
新潟本社へ送ったら電話が来て掲載を拝み倒したんですよ」
などと話しましたが、なぜ長岡の上映会に長岡でなく新潟に記者が飛びつくのだろうかとボヤイておりました、
などと書くから一層黙殺されるように思いますが。

その後は先の春の嵐で吹き飛ばされたポスターを修復にまわりましたが、
何度か以前あるとはいえ、これが最も虚しさ漂う作業だと毎回思います。

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「自分たちが選んだ政治家をバカだとか、笑ってるうちは、絶対にこの国は変わらない」という小川議員の言葉にハッとした。「それではいけないから、自分は政治をやるんだ」という真っ当さに心打たれた。
田中千世子(映画評論家/映画監督)

4/25 『なぜ君は総理大臣になれないのか』長岡上映と大島新監督講演
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-2930.html

予告編 https://www.youtube.com/watch?v=Nx1qeouacBI

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51対49

©ネツゲン

「政治の世界で大切なのは、勝った51がどれだけ残りの49を背負うかである。
今の政治家は、勝った51が51のためだけに政治をしている」

昨晩、アオーレ長岡市民交流ホールAを借りて届いた『なぜ君は総理大臣になれないのか』上映素材の試写をしましたが、
冒頭に書いた映画の中の小川淳也議員の言葉はやはり素晴らしいなぁ、と観ながら思っておりました。
ただ選挙運活動中に予告編にあるように娘さんの前で父親の小川議員は有権者から罵声を浴びる場面があり、
あれはすべてを承知の上で運動に参加してるとはいえ、娘さんにとってキツイだろうから、
小川議員は父親としてきちんとフォローしてるのか気になりました。
ここは上映会当日、監督に聞いてみたいと。

ただ届いた上映素材のうち1枚が上映途中で中断してしまうトラブルが派生し、
幸いもう1枚は大丈夫でしたが、やはりきちんと試写をして良かったと胸をなでおろしました。
とはいえ相変わらずハプニングへの対応はダメだなと自省したりと。
おかげで会場を借りてる時間ギリギリとなり参加したメンバーの感想が気になったりしてました。

ちなみに昨日書いた記事の中で小川淳也議員が自身50歳の誕生日を記念しライブで動画配信のアーカイブはこちら↓
4/18(日)20時〜 小川淳也ライブ配信! #小川淳也
https://www.youtube.com/watch?v=7YqwsL7hu08

終盤、大島新監督がゲスト出演で登場し視聴者から大歓迎を受けてますが、
この動画を見てて思うのは小川議員は生で視聴者からの質問、
東電の汚染水の海洋放棄、東京オリンピック、野党共闘等々、多方面にわたっての質問に、
メモさえも見ずにきちんと自分の言葉で話し答えていること。
政治家なら当然のように思いますが、前総理から事前に記者から質問を聞き、
それをカンニングペーパーを見て芝居がかって読み上げているのが慣例となってることを思うと、
どちらが本当の政治家なのかわかる気がするものの、
先日の日米首脳会談で現総理がアメリカの記者からの都合の悪い東京オリンピックについて質問され、
ものの見事にスルーするような器ではなければ総理大臣までなれないんだろうと。

『なぜ君は総理大臣になれないのか』 そこまで恥知らずになれないからかと。

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小川淳也ほど、貧しさを知り、人情味にあふれ、論理的で、実直な人間はいない。だが、このまばゆすぎる・・・・・・魅力のゆえ、彼のような人間は「総理になれない」と冷笑される。何かが狂っている。それは政治なのか。それとも、無理を通し、道理を引っ込めても恥じない、この社会のありようなのか。
井手英策(慶應義塾大学教授)

4/25 『なぜ君は総理大臣になれないのか』長岡上映と大島新監督講演
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予告編 https://www.youtube.com/watch?v=Nx1qeouacBI

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選挙映画にハズレはないのか

©ネツゲン

想田和弘監督が大学時代の友人が出馬すると聞きカメラを回した観察映画『選挙』、
藤岡利充監督がマック赤坂などの泡沫候補を取材した『立候補』、
原一男監督がれいわ新撰組の“女性装の大学教授”安富歩氏の選挙戦を記録した『れいわ一揆』

いずれも“選挙”がテーマの骨格となりながら、見応えある人間ドラマとして大変面白く、
これにクライマックスが家族総出の選挙戦となる『なぜ君は総理大臣になれないのか』を
含めれば選挙映画にハズレなし、と吹聴したい思いが。

特に『選挙』は想田監督が観察者の立場でカメラを回し対象者には一切介入せずに記録、
一方『なぜ君は総理大臣になれないのか』は17年に及ぶ小川議員との関係もあり、
かなり信頼を得られたため小川議員が監督に胸中を漏らす場面も記録されてて、
想田監督と対照的な姿勢が興味深く映るかと思います。
最も観察者、介入者どちらも監督の主観なので完成作に
映画作家の主張、もしくは思想が色濃く反映されているのは当然かと。

それで『なぜ総理大臣になれないのか』を身近に感じられる職業は何かと考えてたら、
新潟市の劇場で公開した際は保革を問わず議員さんが結構観に来ていたと知り、
それではと長岡市の市議会議員に紹介文とチラシを同封して郵送いたしました。

紹介文には「クライマックスの家族総出の選挙戦を観たら共感するのでは」と一文を添えたところ、
一人の議員さんからすでに見たとの連絡が。
あえて感想は聞きませんが、とりあえず届いて反応があり、関心を持ってたと知ったのは良かったです。

先日、小川淳也議員が自身50歳の誕生日を記念しライブで動画配信をしたところ、
大島新監督が最後に登場したらチャット欄がずっと88888888888が並んで、
やはり映画を観て感心を持った多くの方がこの配信を見ていると知りました。

そんなわけで4月25日は映画の上映とともに大島監督がリアルで登壇し講演を行うので
貴重な貴重な機会となるハズです。

しかし以前にも書きましたが小川議員のリアルな話し方はやはり柴田昌平に似てるように思います。

柴田監督の新作『陶王子 2万年の旅』のシネ・ウインドでの4月24,25日の初日、二日目の柴田監督トークの詳細が出ました。

『陶王子 2万年の旅』イベント情報
https://www.cinewind.com/information/2-22/?fbclid=IwAR1rxBVThbM_N9AshAPJtj4IvOKLth1fT29wMIiODzak0pO2Y3Nhe4jZ234

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全くもって運がないツキがない。それでも、周囲は何故、彼を応援するのか。
嘘で塗り固め、モラルの破綻した日本の政治にこそ、彼のような愚直さ、純粋さが必要なのではないか。
望月衣塑子(東京新聞記者)


4/25 『なぜ君は総理大臣になれないのか』長岡上映と大島新監督講演
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-2930.html

予告編 https://www.youtube.com/watch?v=Nx1qeouacBI

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広島に被爆ピアノ資料館建設 修復して演奏会開く調律師



被爆ピアノの調律師・矢川光則さんを応援してる方より、お知らせいただいたきました。
おそらく朝日新聞の愛知県版ではないかと思いますが、矢川さんの活動が紹介され、
被爆ピアノ資料館建設の構想も書かれている昨日の記事、
ただ『おかあさんの被爆ピアノ』について触れてないのが隔靴掻痒に思いましたが転載します。

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広島に被爆ピアノ資料館建設 修復して演奏会開く調律師

広島で被爆したピアノを修復して各地で演奏会を開いている調律師・矢川光則さん(68)が、地元の広島市内に「被爆ピアノ資料館」を造ることになった。名古屋市内の空襲で被災したピアノも展示する。矢川さんは「被爆ピアノを永久に保存し、平和や命の大切さを学んでもらえる場所にしたい」と話している。

 平和の尊さを訴えようと、矢川さんが被爆ピアノを使った演奏活動を始めたのは2001年。学校や自治体などの招きに応じ、戦争や原爆にまつわる企画や平和学習などで47都道府県すべてをめぐった。その数は約1500カ所、約2500回に上る。

 ピアノは普段、矢川さんが営む広島市郊外の工房で保管している。演奏会では基本的に矢川さん自らピアノを積んだトラックを運転し、現地に赴いてきた。

 70歳を控えた矢川さんは、現在の活動を続けながらも将来を見据え、「自分の死後も永続的に被爆ピアノが保存でき、広く鑑賞してもらえるような場所を」と考え、建設を決めた。

 場所は広島市安佐南区。自身のピアノ工房に隣接して建てる。敷地面積は約90平方メートル。ピアノの保存に向くよう木造の平屋にする。「被爆ピアノ」のほか、ほかの都市で被災した「空襲ピアノ」も含めて10台前後を展示。楽譜やメトロノーム、爆風でピアノに突き刺さったガラス片なども並べるほか、小規模な講演会や演奏会ができるスペースを設ける計画だ。

 空襲ピアノのうちの1台が、名古屋市内で米軍の空襲に遭ったアップライトピアノだ。戦争末期、現在のバンテリンドームナゴヤ(名古屋市東区)周辺の住宅で被災したとされる。

 軍需工場が集積していた名古屋市内は、計63回も空襲に遭った。矢川さんはこのピアノについて、「演奏はできるが、側面が大きくえぐられ、見た目はひどい。原爆だけが戦争被害ではない。展示することでほかの空襲の被害も学んでもらえる」と語る。

 資料館建設は始まっており、7月のオープンをめざしている。矢川さんは「戦後75年が経ち、記憶の継承が課題になっている。保存された被爆ピアノはその大きな役割を担っていくと思う」と強調する。

 「みんなで建てた資料館としたい」との趣旨で、協賛金も募っている。問い合わせは「ひろしま被爆ピアノ友の会」事務局(082・848・9533)へ。(高原敦)

     ◇

 被爆ピアノ 米軍による1945年の広島、長崎の原爆投下時に爆心地付近(約3キロ圏)で被爆したピアノを指す。被爆2世でもある矢川さんはうち6台を所有。米同時多発テロ(ニューヨーク)やノーベル平和賞(オスロ)にちなんだ催しなど海外でも演奏された。

https://www.asahi.com/articles/ASP4K6VR4P3ROIPE01C.html?iref=pc_photo_gallery_bottom

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早稲田大学探検部



西木正明、船戸与一、高野秀行、角幡 唯介といった作家の共通点が早稲田大学探検部OB。
ヘタな大学文芸部よりも作家輩出率が高いのではないかと噂され、
担当者は高野秀行氏が早稲田大学探検部時代にアフリカ奥地へ謎の怪獣・モケーレ・ムベンベ捕獲の顛末を書いた『幻獣ムベンベを追え』を読んだ際、次から次へと抱腹絶倒のエピソードが続くので早稲田大学探検部は魅力ともに尋常でないものを感じましたが、
『なぜ君は総理大臣になれないのか』の大島新監督も早稲田大学探検部OBと

https://www.youtube.com/watch?v=JjPx2WQzfO4
↑こちらの探検家・関野吉晴氏の動画での対談を見て知りました。

関野吉晴氏といえば何よりもまず“グレートジャーニー”
人類の起源に向けて遡って世界中を探検する旅路はフジテレビで放映されてたことをよく覚えており、
大島監督はフジテレビ社員時代に「グレートジャーニー」の一編にADとして参加、
以来、関野吉晴氏も取材対象の一人として交流が続き、関連した映画のプロデュースを務めていることを知りました。

画像は「グレートジャーニー」で好評だったモンゴルの遊牧民少女プージェーと関野氏との交流を描き映画化にもなった『プージェー』もその1作。
https://asiandocs.co.jp/set/394/con/147

確か新潟市で自主上映会が開かれ市民映画館をつくる会のメンバーだったNさんが
本作に魅了され企画し懸命に宣伝していたこともあって勧められて観に行きましたが、
思わず形で悲劇となって客席から衝動の声があがったことをよく覚えています。
あの時観た映画にこれからお迎えする監督が関わってたことに、
何かしらの縁も感じながらも、それよりも先の動画は『なぜ君は総理大臣になれないのか』の宣伝もあっての対談。
よって関野氏と大島監督が縦横無尽に政治談議となるのですが、
大島監督が関野氏の大学一年後輩だという某氏への痛烈な批判、
そして暴言が続く現財務大臣がとうてい庶民の暮らしなど理解できないと怒りをもって発言しているのは共感しておりました。

“関野自身も、初監督として「原発と電気ポット(仮)」を大島新プロデュースで撮影中です。
福島原発の炉心設計・技術者だが、東電提出のデータを解析して「原発は津波の前に地震で壊れている」ことを実証、告発した木村俊雄さんを中心としたドキュメンタリー映画です。”

何気に先の動画の解説に書いてありましたが、これは大変気になりました。
大島監督が来た際にちょっと尋ねてみようかと。

ついでに早稲田大学探検部OGの映画監督に鎌仲ひとみ監督がいます。
探検部時代にインドネシアをバイクで横断途中に頓挫してしまい、その後に自主映画の手伝いをして今に至ると思いますが、
やっぱり個性派ぞろいのように思います。

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意表を突くタイトルに目が留まり、小川淳也さんの誠実さに惹かれた。
そして監督との信頼関係がこの映画の魅力にもなっている。小川さんとはむろんだがご家族との関係においても。それが、政治家のドキュメンタリーではあっても、清々しさがあり観客を飽きさせないもう一つの要素にもなっている。
政治への信頼が地に落ちている昨今だけに多くの人たちに観てもらいたい映画です。

大石芳野(ドキュメンタリー写真家)

4/25 『なぜ君は総理大臣になれないのか』長岡上映と大島新監督講演
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-2930.html

予告編 https://www.youtube.com/watch?v=Nx1qeouacBI

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ケン・ローチも描いた生理の貧困 想像力が社会を動かす

imageHayley Squires

「生理の貧困」というタブーがこの春、日本でも可視化された。大学生らが立ち上げた団体「#みんなの生理」が3月、若者へのネット調査の結果を発表した。671人中、5人に1人が「経済的な理由で生理用品を買うのに苦労した」と答えた。

 この結果が報じられると、いくつもの自治体が防災備蓄用の生理用品を無償配布し始めた。国会でも取り上げられ、政府は困窮する女性を支援するための交付金の使い道に、生理用品の無償配布を含めた。

生理の貧困をなくそうという市民運動は、欧米では数年前から始まっていた。
きっかけの一つとなったのが、英国の巨匠ケン・ローチ監督による5年前の作品「わたしは、ダニエル・ブレイク」だ。
スーパーで買い物したシングルマザーのケイティは、食料品の代金は支払いながら生理用品を万引きして捕まってしまう。
このシーンが英国では話題となり、スコットランド議会は昨年11月、全ての人に生理用品を無償提供する法案を可決した。
私も当時、この映画を見て、ケイティの胸の中で入り交じったであろう「矜恃(きょうじ)」と「惨めさ」が胸の奥に入り込んできた。

ケン・ローチも描いた生理の貧困 想像力が社会を動かす
https://www.asahi.com/articles/ASP4F61FCP47ULBJ001.html

↑流れてきたネットの記事ですが3年前に長岡上映会を開いた『わたしは、ダニエル・ブレイク』の中で描かれたエピソードがきっかけとなって政治が動いたという趣旨、筆者の記者は映画を観ていても同じ問題が日本であるとは思わなかったと続けていますが、
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-2918.html
↑こちらの記事でも『家族を思うとき』がきっかけなのかはわかりませんが、
映画で描かれた過酷な運転手の権利の保障を裁判で判決が出たことなど、
常に社会に目を向けて映画を撮り続け、たぶんエピソードの数々は取材で得たもののハズ、
観賞者が共感を持ち社会を動かしていく、
扇動とまでいかなくてもケン・ローチ監督の仕事ぶりに改めて痺れました。

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NG



いつもならアオーレ長岡ナカドマ大型ビジョンに上映会予告編が流れていると、
このブログに載せていますが今回はこちらの↓予告編に
https://www.youtube.com/watch?v=vPvKJeBqtVE
NGワードがあるということで、そのまま流すことはできないとお返事が。
NGワードを消すならいいと言われながらもそれは制作側の本意でないので予告編を流さずにいます。
なぜNGなのか?という問いの返事が、よく理解できずとりあえずそれはおかしいでしょうとお伝えしました。

他にも暇な人がいるんだな、という連絡もあったりと。

「僕は人に対して怒るってことをしないんです。常に許してしまうんです。自分に対しても」
だけど「許すことは勝つことだと思ってる。だから自分自身にも勝ってるんです。感情に溺れず穏やかでいられるんです」

↑本日読み終えた本に映画プロデューサーがトニー・レオンから聞いた言葉として記されてましたが、
そこまでの境地に達せなくても戒めの備忘録として。

==============================

「なぜ君は総理大臣になれないのか」の答えは「正直者だから」だ。
大島監督は政治家らしからぬ小川淳也の正直者ぶりを描いた上で、
「正直になれない」状況に放り込まれた小川の苦悩を執拗に描く。
「自分を偽らない」。その単純な答えにたどり着くまでの男の物語である。
佐々木健一(TVディレクター/ノンフィクション作家)

4/25 『なぜ君は総理大臣になれないのか』長岡上映と大島新監督講演
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-2930.html

予告編 https://www.youtube.com/watch?v=Nx1qeouacBI

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池谷薫監督 ドキュメンタリー塾 オンライン開催



池谷薫監督ドキュメンタリー塾がオンラインで開催されますので、
池谷監督のFBから転載します。
「コロナの閉塞感を吹き飛ばしてほしい」と相変わらず熱い監督です。

https://www.facebook.com/photo?fbid=3550736111704697&set=a.278667252244949

【拡散希望】
「池谷薫ドキュメンタリー塾」のカリキュラムをご紹介する。
じつは、ドキュ塾はオンラインに向いている。本篇はオンデマンドで何度でも観られるし、僕の講義も印象的なシーンの映像クリップを観ながら、そのシーンがどのように組み立てられているかピンポイントの解説を聞くことができるからだ。
その講義はZoomを使って行うライブに参加してもよし、その日時のご都合が悪ければ、録画リンクで後からでもご覧いただける。また、講義を聞いたあと、もう一度本篇を観ることもできる。
この塾の最大の特徴は、ドキュメンタリーの舞台裏を丸裸にすること。作家の心理状態なども赤裸々に語るので、受講したあとはドキュメンタリーの見方が変わるはずだ。とにかく熱く語るので、ぜひ参加してコロナの閉塞感を吹き飛ばしてほしい。
全5回のカリキュラムと参加申し込みは下記のリンクからお入りいただきたい。

第1回「劇映画をしのぐドラマ性はこうしてうまれる」
ライブの講義 5/13(木)鑑賞作品:「延安の娘」(2002年・120分) https://qr.paps.jp/yN9X4

第2回「狂って撮る 距離感ゼロのドキュメンタリー」
ライブの講義 5/27(木)鑑賞作品:「蟻の兵隊」(2006年・101分) https://qr.paps.jp/rfhHW

第3回「カメラをもった 見えてきたのは自分だった」
ライブの講義 6/10(木)鑑賞作品:「ちづる」(2011年・79分)https://qr.paps.jp/73eJd

第4回「寄り添うように撮り 骨太のストーリーを編む」
ライブの講義 6/24(木)鑑賞作品:「先祖になる」(2012年・118分)https://qr.paps.jp/2GNms

第5回「チベットを撮る 人間の尊厳とは何か」
ライブの講義 7/8(木)鑑賞作品:「ルンタ」(2015年・111分) https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/02w6x5v9z0k11.html

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『なぜ君は総理大臣になれないのか』長岡上映会も音声ガイドUDCast対応

©ネツゲン

『なぜ君は総理大臣になれないのか』も視覚障害者の方が音声ガイドで映画を観れるUDキャストに対応できます。

https://udcast.net/
↑こちらからアプリをスマホにダウンロードして『なぜ君は総理大臣になれないのか』を検索します。
思ってた以上に簡単にできるハズです。

前回の『春を告げる町』上映で初めてUDキャストを使用した視覚障害者の方から、
また映画が観たいとお申し込みがあり、とりあえずほっとしました。

あと本作の音声アシストは大島新監督自ら吹き込んだそうで、
本編でもナレーションを大島監督自身が行い、さらにUDキャストも自ら担当と、
例えば以前にこの映画を観た方は今回は大島監督の声を目当てにUDキャストを使ってもいいのではないかと思いました。

===============================================

政治の世界では、清濁併せ呑む古だぬきのような人間だけが生き残れると思っていた。 誠実で誠意があって志が高い政治家は淘汰されると思っていたが、
小川議員は国会質問で俄然注目され始めて来た。コロナ後活躍するだろう。
理想を追う稀有な政治家が、悩み、迷い、落胆しながら家族や支援者に支えられ成長していく17年を追った、貴重で必見の映画だ。
関野吉晴(探検家/医師/武蔵野美術大学名誉教授)


4/25 『なぜ君は総理大臣になれないのか』長岡上映と大島新監督講演
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-2930.html

予告編 https://www.youtube.com/watch?v=Nx1qeouacBI

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戸田ひかる監督新作 『マイ・ラブ 日本篇 絹子と春平』



今朝、小林茂監督『風の波紋』、島田隆一監督『春を告げる町』などの名編集者・秦岳志さんが思わせぶりなツイートをしてて、気になってましたが、2019年に長岡上映会を開いた『愛と法』の戸田ひかる監督の新作『マイ・ラブ 日本篇 絹子と春平』が本日よりNetflixで配信開始と発表されました。

『マイ・ラブ 6つの愛の物語』
“世界のさまざまな場所に暮らす6組の熟年カップル。
連れ添って数十年になる彼らの愛と日常を、1年以上かけて丁寧に撮影したドキュメンタリー。”

https://www.netflix.com/jp/title/81001959

ブラジル、日本、インド、韓国、スペイン、アメリカと各国で撮影。
日本編に戸田監督が選ばれ、撮影に『セノーテ』の小田香監督、もちろん編集はもとよりプロデュースも秦さんが担当。
この面々でNetflixの作品というのが意外に思ったものの、
皆さん海外でもキャリアを積んでるバリバリの国際派なんで、
Netflix相手でも存分に渡り合える力の持ち主なんだろうと思いました。

ついでにバナナカボチャの佐藤さんが戸田ひかる監督を車に乗せて新潟県内の某所へ案内した、
なんて話を聞いたことがありましたが、この作品のリサーチのためだったのかと。
残念ながら新潟県内某所での撮影は流れたそうですが。

↓作品紹介は秦さんのツイートのスレッドで、本作に小林茂監督も関わってることがわかります。

https://twitter.com/lookingawry/status/1381764953376354304

しかし昨日か、今日だか実写版『機動戦士ガンダム』がNetflix配信決定なんてのが流れてきましたが、
その一方でこういったドキュメンタリーにも力を注いでるのを知ると時代はますますNetflixに流れていくように思いました。

ちなみに『なぜ君は総理大臣になれないのか』も近々、Netflixで配信されますが4月25日の長岡上映会は
大島新監督がお越しくださり、お話しいただきます。
映画上映後に作り手よりお話しいただく。
こういった機会をこれからもできるだけ作っていきたいと思ってます。

4/25 『なぜ君は総理大臣になれないのか』長岡上映と大島新監督講演
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-2930.html

予告編 https://www.youtube.com/watch?v=Nx1qeouacBI

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『ネメシス』第1話



http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-2921.html
↑こちらで紹介したテレビドラマ『ネメシス』が昨晩からスタート。
入江悠監督で片岡翔監督も脚本に参加し、
日曜夜に家族みんなで楽しめるドラマを目指した、
という狙いは十分果たしてる快作となっておりました。

まるで嫌味ない櫻井翔に溌剌とした広瀬すず、二人を見守りサポートに徹する江口洋介と
主要キャストを手短に紹介していき、すぐさま事件に突入後、カンペを使った謎解きに笑ってました。。
元ネタのひとつにマイケル・ケインとベン・キングスレーが共演の『迷探偵シャーロック・ホームズ/最後の冒険』があるんじゃなかろうか、というのは野暮として、ただ『あぶない刑事』のパロディはもっと弾けても良かったように思いましたが、
その流れとともに、というかもちろん入江監督作『22年目の告白』繋がりで仲村トオルさんが出演。
仲村トオルさん出演のミステリーはハズレなしというのが定説となってるので、
次々とこれから豪華キャストの登場とともにスケールが大きくなっていくようだと予感したのが
仲村トオルさんのインタビューを見て気づいたこと。
https://www.youtube.com/watch?v=uWRz275prMA

なんだか入江監督の『AI崩壊』の域に繋がるんではなかろうかと。
制作スタッフの顔ぶれ及び豪華キャストを見れば当然、映画化も視野に入れてるはず。
初回で↓こちらのクレジットにジワリときて
監督 入江悠、脚本 入江悠、片岡翔
終盤に仲村トオルさんまで出てきたので、これは久しぶりに連ドラを見ようと思いました。

余談ですが大島優子がゲストなのかレギュラーなのか登場してましたが
大島優子といえばAKB48から派生した豪華ユニット、Not yet。
2011年のデビュー曲」「週末Not yet」のMVを『SRサイタマノラッパー』のメンバーを登場させて入江悠監督が演出。
ハロヲタのこちらは猛ジェラシーを感じておりましたが、
でも同時期にリリースしたモー娘。の「まじですかスカ!」のMV、
誰が演出したのかわかりませんが安上りとはいえ曲に合ってたんで気に入ってます。
それよりかつてMVを演出したアイドルを10年後にドラマで起用というのも、めぐりあわせとして面白いと思いました。
さらなる入江悠監督の活躍に期待してます。

https://www.ntv.co.jp/nemesis/

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情熱大陸

©ネツゲン

石井 素朴な疑問ですが、大島さんは「情熱大陸」といったテレビドキュメンタリーも手がければ、今作品のようなドキュメンタリー映画も手がけていますよね。テレビと映画、作り方はどう違ってきますか?

大島 取材はあんまり変わらないんですが、編集の仕方が大きく変わりますね。テレビの場合は、常にザッピングの恐怖というのがあって、テレビマンはいかにチャンネルを変えられないようにするかに腐心します。そうすると、とにかく絶え間なく情報を入れていかなければならない。音楽からナレーションから、あらゆる情報で飾り付けなければならない。ドラマやバラエティーほど視聴率を求められていないドキュメンタリーですら、そういった恐怖に支配されているところがあるんです。

石井 映画だとその恐怖から少しは解放されるんですか?

大島 解放感はありますね。映画だと観に来てくれた方はお金を払ってくれているし、よっぽどのことがない限り、最後まで観てもらえるだろうとは思っているので。ただし、最後まで観てもらって何らかのカタルシスを持ち帰ってもらいたいので、じっくり見せる編集ができる半面、違った緊張感はあります。

https://bunshun.jp/articles/-/40418

昨日、掲載した石井妙子氏と大島新監督の対談のなかでドキュメンタリーとしてテレビと映画の方法論の違いを、
大島監督は語ってて興味深く思いました。
『なぜ君は総理大臣になれないのか』を紹介する際、監督の父親は大島渚監督と言うと、
大抵、関心を持ってもらい、続けてテレビで『情熱大陸』を手掛けてると言えば尚のこと関心を抱くよう、
というかこちらが逆の立場で紹介されたら、この監督は一体何者なのだろうか?
と思うだろうと。

『情熱大陸』は民放で最もメジャーで知られたドキュメンタリー番組だと思いますが、
もちろんすべてを大島監督が手掛けてるわけではなく、
ちょこっと調べてみたら演出した番組は『寺島しのぶ』『秋元康』『見城徹』『田中慎弥』『園子温』『唐十郎』『尾上菊五郎』『福山雅治』『川上未映子』『美輪明宏』等々、錚々たる面々。
他に構成やプロデュースも多く手掛けていると今更知って、いわば人間観察のプロフェッショナルともいえるので、
そんな人をお迎えするのかと緊張したりしました。
とはいえ今更取り繕うこともありませんが。

演出しながら「情熱大陸」の枠では収まりきらないので『唐十郎』は『シアトリカル 唐十郎と劇団唐組の記録』、
『園子温』は『園子温という生きもの』として後に映画化されています。

小川淳也議員については奥様の高校時代の友達だそうで両親の猛反対を押し切って選挙に出馬すると知って取材し、
他の議員さんと併せて「情熱大陸」とは別の番組で紹介したそうですが、
小川議員やはり監督独自の嗅覚にひっかかったようで、
以後、17年の小川議員の浮き沈み政治家人生を記録、映画を観ればわかるように、
結構懐に入ったり、相談相手のように愚痴ったりする姿も記録されるほど信頼関係を築いたようです。

とはいえ“統計王子”としてブレイクしたから良かったものの
それまでほぼ無名の野党議員を粘り強く記録していたのは、
やはりドキュメンタリーの現場で培った勘のなせる業なんだろうと思いました。

画像は映画にも記録されてる小川議員と大島監督の初対面の名刺交換の場面、
それから17年、インタビュアーも兼ね映画に出てくる大島監督の髪は真っ白になりますが、
永田町の汚濁を見聞きしてるハズで、
実際に永田町で正気を保つ苦労を話すほどなのに小川議員はあんまり変わらないルックスなのは驚異的に思うかと。
誰とは言いませんが初当選時はキラキラしていたのが、
いつしか汚濁にまみれて浸かって人相が悪くなってく議員がほとんどなので。

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17年物の政治家が纏うもの…。小川淳也の経年変化に目を凝らす…。
好感を持った自分を「青いんだよ」と腐し、「だから大物になれないのさ」そう解釈した自分に嫌気がさした。
コロナのあとさき…。大きく変わっていく政治を、小川越しに見ていこうと思った。
阿武野勝彦(東海テレビ プロデューサー)

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公式HP http://www.nazekimi.com/
予告編 https://www.youtube.com/watch?v=vPvKJeBqtVE

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『女帝 小池百合子』



阪神大震災被害の窮状を訴えに訪れた芦屋(彼女の生まれ育った土地)の女性に目線をあげずに応対し、「マニキュア塗り終わったから、帰っていただきます?」と言い放つ。

拉致被害者の家族の前で忘れ物を探して「あったー、私のバッグ拉致されたかと思っちゃった」と叫ぶ。

この二点だけでも困ってる人達のことは、これっぽちも眼中にない人に選挙で東京都民は自身の生活を託してしまったので、
現在のコロナ禍の愚策続きで悲鳴を上げても、文句が言えないのではなかろうか。

先の都知事選前に大いに話題となった石井妙子氏の著作『女帝 小池百合子』を読んで極端なことを思いましたが、
『なぜ君は総理大臣になれないのか』で小川議員の運命を狂わせる存在として登場するのが小池百合子氏。
細川護熙、小沢一郎、小泉純一郎とまるで政治信条の違う時の権力者に、すり寄りのし上がって、
(安倍晋三は傍に近づけなかったのは、そこは見る目があったのかと)
ついに東京都知事にまで上り詰めた“女帝”を描いたノンフィクションに
『なぜ君は総理大臣になれないのか』でも大きなエピソード、というか大島監督によれば
小池氏のおかげで映画が面白くなったという“希望の党騒動”の件も綿密に描かれていますが、
この中で唯一、小池氏にとって計算違いの「排除します」という発言を引き出したのが、
変り者と周囲から思われてる政治記者で普段は記者会見で質問を指されないのに、
この時ばかりは指してしまい調子に乗った小池氏が「排除します」と言ったばかりに言葉が独り歩きし、
さすがにこれはヤバいと知られてしまい、総理大臣への野望は砕かれてしまうというのはまさに一寸先は闇、
この計算違いにほっとしたとはいえ小川議員はじめ多くの人たちが氏の野望のために荒波に揉まれてしまう結果となり、
はた迷惑このうえないというのが正直なとこでした。

しかし大島新監督と石井妙子氏の対談の中で

日本のメディアは政治権力に対して「どうして?」を問わなくなった
「政治ドキュメンタリー」から語る、日本の現在地 #1
https://bunshun.jp/articles/-/40413

なぜ野党議員のドキュメンタリー映画で「泣ける」という感想が多いのか
「政治ドキュメンタリー」から語る、日本の現在地 #2
https://bunshun.jp/articles/-/40418

なんの信念もない空虚で出鱈目な行動を詳細に記録しているのに「男社会を生き抜く女性にとってバイブル」と
小池氏を称賛している読者がいると石井氏は話し、
たしかにあれだけ好き放題に生きていれば、何やら痛快に思うのは頷けるけど、
そんな人に生活を託すわけだから、やはり慎重に投票すべきではなかったかと。
コロナ禍の最中の記者会見で何やらカルタを作って得意満面に話してたイカれた姿を見て、
もう後戻りできないんだろうなと思いましたが。

『女帝 小池百合子』には最大の謎である「カイロ大学主席卒」も綿密に検証しながら、
限りなくというかほとんど黒にも関わらず学歴詐称者は選挙に立候補できないのに、
うやむやにして東京都知事となり、連日記者会見を行ってテレビに登場し顔を売りながら、
次へのステップアップを虎視眈々とこの女帝は狙ってるハズ、
その検証のなかでカイロ留学時代にともに暮らしながら面倒を見た女性の証言が、
繰り返し登場する中で、いわば居候の分際の若き日の小池氏が、
承諾もなく部屋の色を自分好みの色に勝手に塗りたくって満面の笑みを浮かべていたという件、
読んでてこれは諸にサイコパスとしか思えないので、
そのまま矯正することもなく大人になって現在に至ると思うと、やはり恐怖そのものだろうと。

『なぜ君は総理大臣になれないのか』とは対をなし、観る前でも、観た後でもおススメできる一冊ですが
読むのに覚悟がいると老婆心ながら、、、、

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小川淳也ほど、貧しさを知り、人情味にあふれ、論理的で、実直な人間はいない。だが、このまばゆすぎる魅力のゆえ、彼のような人間は「総理になれない」と冷笑される。何かが狂っている。それは政治なのか。それとも、無理を通し、道理を引っ込めても恥じない、この社会のありようなのか。
井手英策(慶應義塾大学教授)

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4/25 『なぜ君は総理大臣になれないのか』長岡上映と大島新監督講演
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-2930.html

予告編 https://www.youtube.com/watch?v=Nx1qeouacBI

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大島渚と出合い直すために



発売中のキネマ旬報の特集は“大島渚監督”
https://www.kinejunshop.com/items/41536628

http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-2956.html
↑こちらでも紹介したように大島渚監督の代表作『戦場のメリークリスマス』『愛のコリーダ』最後の拡大公開と
シネマヴェーラ渋谷での特集上映に併せての特集かと。

当然、大島プロダクションの代表を務める大島渚監督の次男で『なぜ君は総理大臣になれないのか』の大島新監督も引っ張り出され、互いに少年時代からよく知っていたという映画評論家の樋口尚文氏との対談が収録。
樋口氏は近々刊行の大著「大島渚全映画秘蔵資料集成」の編者にして、今回の特集上映の仕掛人でもあるようなのの、
どうも勤め先に偏見を持っててすみません。
ただ以前、キネ旬ベストテンで『香港国際警察/NEW POLICE STORY』を1位に挙げてたのは嬉しかったです。

そんなことより大島新監督は↓こちらにあるように

前例なき性愛表現に挑んだ『愛のコリーダ』、大島渚の息子たちは多感な少年期、世間の目とどう闘ったのか
https://news.yahoo.co.jp/byline/saitohiroaki/20210330-00229575/

物心ついた時に父親は“ポルノ映画を撮る”と宣言して完成した『愛のコリーダ』の監督として複雑な思いを抱いたものの、
お兄さんは大学教授への道を進みながらも自身は「面白そうだから」と同じ映像とはいえ、
ドキュメンタリーの道へと歩み父親の姿と自身を重ねているようでした。

あと「学歴は関係ない」と言いながらも父親は兄弟に良い大学へ行くことを望んでたと感じながらも、
兄弟そろって会社を辞めたことは残念に思ったのではという旨で話していますが、
思えば大島渚監督と言えば松竹ヌーベルバーグ、いわば松竹に入社しながら、松竹の風土を否定して飛び出した存在。
結局二人の息子はどこか父親をなぞっているのもあるんじゃないかと。
こういったことを長岡に来ていただいた際に大島新監督に聞いてもいいのだろか?

大島新監督は現在、時折大学の講師を勤めているそうですが、
学生のほとんどは大島渚監督を知らないと話してるのを読んで、
それはとても寂しい話だと思いましたが、
今回、修復されて公開される『戦場のメリークリスマス』と『愛のコリーダ』は大島渚監督を知らないという
若い世代ならばぜひ観ていただきたい思いが。
いづれも現場は修羅場だったそうですが、時代を超えて挑発しながら生き続けてる映画、
知らない人ほど得るものが大きいように思ったりします。

あとシネマヴェーラ渋谷の特集ではテレビドキュメンタリーの“生きている人間旅行「ごぜ・盲目の女旅芸人」”が気になります。
資料は1972年の作品とあり、伊東喜雄監督『瞽女さんの唄が聞こえる』で最後の高田瞽女の記録を収めたのが1971年。
大島渚監督がディレクターを務めた“生きている人間旅行「ごぜ・盲目の女旅芸人」”は1972年の作品。
わずか1年のタイムラグがあるとはいえ大島監督の方は高田瞽女か長岡瞽女、どちらをを記録したのか。

テレビドキュメンタリーでは『忘れられた皇軍』という傑作を残した映像作家でもあるのでとても気になります。

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コロナ禍で私たちが目撃したものは、この国のリーダーの言葉の空疎さだった。
それに比べて、この小川さんの言葉はまっすぐに届く。なぜなら、自分でもがき、考え、絞り出した言葉だから。
政治に絶望するのも政治家を批判するのも簡単だ。
でも私たちはその前にもっと政治家を知り、対話することが必要ではないか、と思わせてくれた。
浜田敬子(ジャーナリスト/Business Insider Japan統括編集長)

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4/25 『なぜ君は総理大臣になれないのか』長岡上映と大島新監督講演
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-2930.html

予告編 https://www.youtube.com/watch?v=Nx1qeouacBI

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『息子』



先日『北の国から』の田中邦衛さんの訃報が届きました。
ご冥福をお祈りいたします。

『北の国から』で誰もが認める国民的俳優となりましたが、
担当者はリアルタイムで観た山田洋次監督の『息子』『学校』といづれも助演とはいえ印象深かったです。

どちらも社会の底辺を這いつくばって生きていく姿、
『息子』は東北から出てきて鉄工所に勤め始めた永瀬正敏をトラックに乗せて、
納品先を回るものの、いつも不平不満をとっちらかしてる運転手。
しかしケガをして見舞いに来た永瀬正敏が納品先の聴覚障害のある女性・和久井映見に
ガチ惚れしてると知って不用意な発言をしてしまい、永瀬が激怒という展開に戸惑ってしまい、

と書いてて思い出したのが本作は市民映画館をつくる会で上映会を長岡市立劇場で開いた際、
永瀬が激怒した後の第三幕、父親・三国連太郎の前に、
すっかり出来上がった永瀬・和久井のカップルが登場した途端、
二人を祝福する思いで客席から歓声が沸いたこと。

田中邦衛さんの余計な一言で、この恋はダメになったと匂わせた後だけに、
二人が結ばれてたことは祝福すべきこととはいえ、
しかし聴覚障害のある女性に永瀬はどのような、いわゆる“愛の告白”ってやつをしたのか、
ばっさり省略をしたことは当時は何でも見せればいいものではない、
流石はヨージ・ヤマダ(好きすぎて、こう呼んでます)などと思ったものでしたが、
でも今振り返れば視覚障害のある女性に懸命に想いを伝える永瀬の姿を、
丁寧に描いてれば余計に感動も膨らむのでは、などと思い返したりしますが。

まぁ、ヨージは寅さんの一作目も職工の博が身分違いのOLというか当時はBGのさくらさんに
想いを直接伝えるシーンも省略していたので、
正面から描くのは照れもあってやらないのだろうかと。

しかし『息子』の永瀬の職場は当時はバブルで3Kとして嫌われていたものの、
今見返すと仕事があるだけで十分ではなかろうかと格差がずっと拡がった今から観れば、
まだ希望があった時代の映画だったように思います。

もうひとつ『学校』も市民映画館をつくる会で上映したと思ってましたが、
調べたら記憶違いのようなものの、
確かにあるきおくとしてNCホールで試写会があったのか、
当時の市民映画館をつくる会のメンバーで観賞したような記憶があり、
よく覚えてるのが女子高生が観賞後にロビーで人目も憚らず大号泣をしていたこと。
あれはたぶん映画の田中邦衛さん扮するイノさんの境遇を思っての号泣だと思いますが、
本作でなぜか記憶に残ってるのが「週刊文春」の星取表で中野翠氏が、
冒頭のお腹を空かした裕木奈江が屋台のラーメンのお客に残した汁をせびるシーンを観て、
あきれ果てて試写室を出て行ったので評価できないと記してたこと、
キネマ旬報では北川れい子氏が無学のイノさんが夜間学校で読み書きを学び、
先生の竹下景子にラブレターを書いたことはイノさんの矜持ではありえない旨と書き批判していたことなど、
批評家からはあまり褒められてなかった作品とはいえ、
目の前で女子高生が本作を観て号泣し、改めて批評家と観賞者の温度差を思った作品でありました。

あとヨージ作として渥美清さんの遺作となった第48作『男はつらいよ 寅次郎紅の花』で
田中邦衛さんは本土と舞台となった奄美の加計呂麻島を結ぶフェリーの船長役で登場。
しかしこれが全く物語に絡まず、当時はもちろん売れっ子だった田中邦衛さんを随分と贅沢に起用してるなぁ、
と思ってましたが、これは満男くん役でもちろん吉岡秀隆が登場しているので
ただ二人を映して『北の国から』でなく『南の島から』などと冗談半分でヨージは起用したのかと最近ようやく気付き、
そのへん、寅さんファンではどういう認識なのかと気になっています。

「試写を観たらみなさん笑っていたので自分はコメディに出てたと気づいた」

三谷幸喜監督が『みんなのいえ』の番宣で田中邦衛さんは↑こんなことを話し、
ずっとシリアスなドラマに出てたと思ってたことを苦々しく語ってたのは正直映画よりも笑ってしまいましたが、
田中邦衛さんらしいエピソードのように思いました。

思えば『仁義なき戦い』では卑怯者の槙原役で登場し菅原文太兄ィを激怒させていたのが
『北の国から』となって「誠意とは」とまた怒らせてしまったのは輪廻転生なのか、
地元の大企業のCMに登場し、三条新聞で工場見学を奥さんとしていたのが
写真入りで紹介されていたことも深く印象に残ってた身近にいた気がした俳優さんでした。

改めてご冥福を。

画像は『息子』から。いかにもヨージ・ヤマダらしいです。

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誠実さを笑うか泣くか いまの日本が浮かび上がる



昨晩はアオーレ長岡の市民協働ルームを借りてDMの発送作業を3名で。
気を付けておしゃべりしながらも、各自手を休めなかったので、意外と早く終了した他、
ちょっと笑ってしまったチラシの折り方を発見した人がいて、
なるほど、これは一人黙々と作業して手は気づかなかったと思いました。
DMの封筒を開けてチラシを目にして何事かと思う人がいるかもしれません。

他に『ノマドランド』を観た方がいて前評判を知ると、
『家族を想うとき』と別次元で労働の在り方を問うような映画のようで関心持ちましたが、
はたして観に行けるだろうかと。

そして某公共施設と揉めてる件も話しましたが、
この件、とりあえず出るとこには出てみようと思っています。

参加いただいた方々、お疲れさまでした。

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彼は何が足りないのか。誠実で誠意があって志が高い。そんな政治家がなぜ報われないのか。世界は今、未曽有な危機的状況にある。だからこそ政治の質が問われる。コロナ後のこの国のために、世界のために、政治はどうあるべきかを考えるために、この映画を今こそ目撃してほしい。
森達也(映画監督/作家)

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4/25 『なぜ君は総理大臣になれないのか』長岡上映と大島新監督講演
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-2930.html

予告編 https://www.youtube.com/watch?v=Nx1qeouacBI

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『ビルマ、パコダの影で』



ビルマ、パコダの影で 2004年 スイス 9月20日(土)9:20

DATA
74分/英語・ビルマ語・カレン語・シャン語、他
原題 “IN THE SHADOW OF THE PAGODAS -THE OTHER BURMA
監督 アイリーヌ・マーティー
配給 アップリンク

story
 スイスの観光用PR番組の撮影と偽りミャンマーに潜入した撮影クルーはジャングルの奥深く国境地帯へ少数民族の証言を求めて旅をする。軍事政権による弾圧から逃れるためにひっそりと暮らし続ける彼らの声を集める。
 迫害に怯え、日々生き延びることさえままならぬ少数民族、難民、民主化のために戦う兵士達の証言。幾多の危険の中で撮影を敢行した女性監督はビルマの少数民族の現状を日本の方々に知ってほしいと語る。

http://tsukurukai.blog103.fc2.com/blog-entry-168.html

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2008年に開催された「第13回長岡アジア映画祭」にて『ビルマ、パコダの影で』というドキュメンタリー映画を上映しました。
前年に日本人ジャーナリストが軍事政権弾圧に抗議する反政府デモを取材中に兵士に撃たれ殺害されたというニュースから、
ミャンマーを知る映画はないか、ということで辿り着いた作品。

横暴な軍隊から逃れた少数民族をミャンマー当局の許可を得ずに潜入取材した記録映像で当事者たちの生の声を集める一方で、女の子たちが遊んでいたのは、かつて日本でも見られたゴム跳びだったりすることに妙な印象が残ったものでした。

当時、軟禁されていたアウサンスーチー女史はその後に釈放、併せて経済制裁が緩和されたことに伴って日本からも投資が始まって、時折目にした報道では合併会社が設立、だけど街の風景はやたらと中国語を目にするのは気になったとはいえ、経済発展で以前とまるで違う光景を目にして豊かになりつつあるのか、と思ってたのも表面だけのことだと、ご存知のように連日ミャンマーから届くクーデターが始まってからの情け容赦ない軍隊の民衆への殺戮に暗澹たる気持ちとなってます。

とりあえずミャンマーに関して最近目にし印象に残った記事を以下、貼り付けておきます。

*担当者とツイッターでどのような契機で相互フォローとなったのか覚えてませんが、映画の録音の仕事をしている臼井勝氏のnote。
日本の友人のみなさんへ https://note.com/umasaru/n/na70a3671a37f

*ミャンマー虐殺、日本政府の対応に広がる失望 日本はアジアの人権侵害にどう向き合うのか
柴田 直治 : 近畿大学教授
https://toyokeizai.net/articles/-/420565?display=b

*『蟻の兵隊』の池谷薫監督は連日FBでミャンマーについて考察する記事を書いており、そのなかの一編を転載いたします。

池谷 薫
4月4日 18:47 ·
ミャンマー国軍は独立後、70年以上にわたって少数民族との戦闘を続けている世界的にも稀有な軍隊なのだそうだ。だとすると、理解不能なあの残虐性はそこから派生した「選民意識」とそれと対をなす「差別感情」に起因しているのではないか。軍隊の本質は、人間の理性をはく奪することにある。戦争は人間を変えてしまうのだ。
そう書いていくと「蟻の兵隊」が描いた殺人訓練を思い出す。罪のない中国人を銃剣で刺殺するよう兵士に命じ、それを「肝試し」と呼んだ狂気の沙汰を。主人公の奥村和一さんは戦後60年たっても日本軍の亡霊から逃れられなかった。70年も戦争が続いているというならなおさらのことだろう。
少数民族との戦闘が激化したのは、かつての宗主国であるイギリスが統治をしやすくするためにi少数民族をキリスト教に改宗させたことに端を発する。ここにも国際政治の酷薄さがうかがえる。

https://www.facebook.com/kaoru.ikeya.1/posts/3518987501546225

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『地の塩 山室軍平』 クリスチャン・フィルム・フェスティバル・アワード受賞

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長岡出身・東條政利監督作『地の塩 山室軍平』が海外での映画祭で受賞が続いてますが、
先ごろアメリカ・ヴァージニア州で開催されたクリスチャンフィルムフェスティバル2021でも
https://www.facebook.com/Christian-Film-Festival-1641247486127394/
東條監督監督はじめ俳優、スタッフが高い評価を得て受賞をしたそうです。

以下、映画「地の塩 山室軍平」をつくる会のFBFBから転載します。

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CFFからのメールをご紹介します!

東條政利監督の「地の塩、山室軍平」が、2021年のクリスチャン・フィルム・フェスティバル・アワードで、ベスト・インスピレーショナル(東條政利監督)、ベスト・アクター(森岡龍-山室軍平)を受賞しました!
おめでとうございます。
最優秀助演女優賞(我妻三輪子-山室機恵子)、最優秀子役賞(高澤父母道-若き日の山室軍平)、最優秀衣裳・小道具賞(村島恵子、極並浩史)を受賞しました!
1800年代後半にキリスト教に信仰し、日本人に福音を伝えるだけでなく、貧しい人々や社会から疎外された人々のための活動家として生涯を過ごした日本人、山室軍平の物語です。
東條政利さん、そしてこの映画に関わったすべての方々、おめでとうございます!
この映画はとてもよくできていて、素晴らしい衣装や小道具があり、力強いメッセージが込められています。
神のご加護があらんことを CFF

https://www.facebook.com/gunpei.yamamuro/posts/2716168812028062

『地の塩 山室軍平』公式HP http://yamamurogunpei.com/

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『なぜ君は総理大臣になれないのか』 浦安ドキュメンタリー大賞2020受賞

©ネツゲン

『なぜ君は総理大臣になれないのか』が先ごろ発表された浦安ドキュメンタリー映画大賞2020を受賞したそうです。

http://urayasu-doc.com/film_award/

おめでとうございます!

本作はキネマ旬報ベストテン文化映画部門1位を受賞し、そちらは批評家が選者でしたが、
浦安ドキュメンタリー映画大賞は映画ファンの投票によって決まるようで、
こちらも価値があり、何より長岡上映会に向けて励みとなりました。

ちなみにこれまでの受賞作は長岡でも上映した『主戦場』『沖縄スパイ戦史』『標的の村』がありました。

画像は受賞を家族に祝福され喜び涙を流す小川議員ではありません。

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この映画がフィクションならば「主演俳優も脇を固める役者たちも脚本も編集も最高!続編に期待したい。」となるのだが、これは一人の人間を追ったドキュメンタリー。
自分の人生、生き方を改めて考える時間になった。

小泉今日子(俳優)

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4/25 『なぜ君は総理大臣になれないのか』長岡上映と大島新監督講演
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-2930.html

予告編 https://www.youtube.com/watch?v=Nx1qeouacBI

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「映画で見る現代チベット チベット映画特集」と『羊飼いと風船』



S東京特派員よりチベット映画特集の寄稿が届いたので掲載します。
『第8回長岡アジア映画祭』で『チベットの女 イシの生涯』を上映したことがあり、
http://www.bitters.co.jp/tibet/index.html
あの作品は中国の巨匠シエ・フェイ(謝飛)監督がオールチベットのスタッフ、俳優とともに撮ったチベット語映画で
記憶に残ってますが、
今やチベットから高い評価を得る監督が登場しているのかと。
ただ『チベットの女 イシの生涯』も『羊飼いと風船』も配給会社が同じビターズ・エンドとなり、
根気強く映画でチベットを紹介してる配給会社も重要だと。
まぁ、ビターズ・エンド様とはいろんな思い出があったりしますが。

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岩波ホールでチベット映画特集、同じ時期にシネスイッチ銀座で『羊飼いと赤い風船』が上映と一度にたくさんのチベット映画が見れるという珍しい事態に。
この機会に『ラモとガベ』、『タルロ』と『羊飼いと風船』を見てきました。

岩波ホールの「映画で見る現代チベット チベット映画特集」の上映作品は以下の7作品です。
ソンタルジャ監督作品
『ラモとガベ(原題)』日本プレミア上映
『巡礼の約束』
『草原の河』
『陽に灼けた道』劇場未公開
ペマ・ツェテン監督作品
『タルロ』劇場未公開 東京フィルメックスグランプリ
『オールド・ドッグ』劇場未公開
チャン・ヤン監督作品
『ラサへの歩き方』

チベット人監督によるチベット語映画というのが2005年のペマ・ツェテンの長編デビュー作『静かなるマニ石』で実はわりと新しいものというのが意外でした。
そしてソンタルジャ監督はペマのスタッフだった人で現在のチベット映画はこのふたりを指すといっても過言ではない状況なのにどちらも世界的注目を集めてるというのはすごい状況だと思います。

どちらも近代化と伝統の間に揺れ動く現代チベット人を描くのが共通。
ふたりの違いをざっくりというと登場人物がある謎を抱えていて徐々にその謎が明らかになっていく展開で観客をぐいぐい引っ張っていくソンタルジャ監督、簡潔な語り口と端正な画面構成で魅せるペマ・ツェテン監督という印象です。

あとどちらも出てくる子供がかわいいです(笑)
こどもや家族の話になってるのはやはり検閲があるからでしょうか(政府批判など表面的にはまったく描かれませんが中国政府の検閲を通過して製作された映画だということも留意して見てみるのも重要かと思います)。

こうした特集という形はチベット人自身によって作られた映画でチベットの現在の様々な問題にふれるよい機会なのではないでしょうか。
ペマ・ツェテン監督は東京フィルメックスで三度もグランプリを取っていますが一般公開は『羊飼いと風船』が初。
その他のグランプリ作品『オールド・ドッグ』と『タルロ』が今回見れるのもよかったと思います。

「映画で見る現代チベット チベット映画特集」は東京上映が終わりましたが京都、名古屋、大阪などで上映されるようです。
http://moviola.jp/tibet2021/

『羊飼いと風船』はイオンシネマ新潟西で上映済みです。
http://www.bitters.co.jp/hitsujikai/

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≫ EDIT

♪桜チラリ 見上げれば 美しい 夜空に溶けて行く



アオーレ長岡に午前中、伺って諸々折衝ごとをこなしながら、
あ~っ、これじゃぁいづれいられなくなるなぁ、と視線の厳しさが重くのしかかった後に、
満開と聞いた福島江の桜並木へ。
しかし駅からすぐにこんな桜の名所があるのは長岡自慢のひとつと言っていいだろうと、
咲き誇った桜に見入っておりました。

一通り、チャリンコで疾走したあとに、この日に発行された市政だよりに
『なぜ君は総理大臣になれないのか』上映会の告知が掲載され、
それを読んだ方より問い合わせが何件かあって、ともかくヨシとしようと思いました。

4/25 『なぜ君は総理大臣になれないのか』長岡上映と大島新監督講演
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-2930.html

予告編 https://www.youtube.com/watch?v=Nx1qeouacBI

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