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長岡アジア映画祭実行委員会!ブログ

新潟県長岡市で活動します長岡アジア映画祭実行委員会!です。

2018年07月 | ARCHIVE-SELECT | 2018年09月

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おにいちゃんのハナビ



片貝花火に合わせて今年はどこかで上映、もしくは放映してくれないだろうか、
などと思ってた『おにいちゃんのハナビ』が明日9月1日のBSフジで15時から放映されると知りました。

町中の人が花火とともに生きている小千谷市片貝に暮らす
引きこもりの兄に高良健吾、難病の妹に谷村美月と若手の実力派が顔を合わせ、
不器用な兄を片貝花火に向けて背中を押す妹の姿にほろりとくる秀作でしたが、
特筆なのが兄妹を見守る父親役に大杉漣さんが出演。
『モノクロームの少女』に続いて出演した新潟県は中越の映画です。
タクシー運転手役ということで57歳にして運転免許を習得し、
本作に挑んだだけに片貝花火を万感の思いで見上げる漣さんの姿は
数多い漣さん名場面の一つに挙げてもいいハズです。

今年の片貝花火は本作の漣さんを重ねて観る人も多いのではないでしょうか。

http://www.bsfuji.tv/oniichannohanabi/pub/index.html

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ながおか市民活動フェスタ’18



9月8日のながおか市民活動フェスタ’が近づいてきました。
長岡の市民団体が寄ってたかって集まってアオーレをまるごと使ってのフェスティバル。
このまるごと使ってに着目し、シアターを借りられるのであれば映画上映会を開きたいとダメ元で申し出たのが、
きっかけでしたが、こちらの依頼をきちんとながおか市民協働センターが受けていただいたおかげで4度目の開催ができます。

日頃、無愛想でいつも厄介な頼みごとしかせず、
余り評判はよくないだろうと思ってますが、
なんだかんだ言いながら協力していただくことに深い感謝を。

他団体とはほとんど交流がない中で、『わたしは、ダニエル・ブレイク』上映会で大変お世話になった
フードバンクにいがた 長岡センターがフードドライブのブースを出すので、
また食品を用意しようと思いました。

当日は皆様、よろしくお願いいたします。

詳細はこちらを↓
https://nkyod.org/event-list/133359

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★ながおか市民活動フェスタ‘18 参加企画

トーク&上映会

*長岡監督特集上映第4弾

日時 9月8日(土)

会場 アオーレ長岡シアター
入場無料 (よろしければカンパをお願いします)

入替制

*10時より各上映作の整理券を会場にて発行します。

10時10分~   
原田裕司監督・脚本 『冬のアルパカ』(30分)長岡・山古志ロケ映画      
出演 仁後亜由美、伊藤公一、大迫一平、宇野祥平 他


11時00分~      
小林茂監督・撮影・ナレーション 『雪合戦』(58分)
上映前 須藤伸彦氏 (「小林茂の仕事」Oタスケ隊トーク)

13時~      
五藤利弘監督・脚本 『モノクロームの少女』(99分)栃尾ロケ映画
出演 寺島咲、入野自由、川村亮介、大杉漣、加藤武
上映後 五藤利弘監督トーク 

*予告なく変更になる場合があります。予めご了承願います。

主催 長岡アジア映画祭実行委員会!

問 電話 09045204222 
e-mail [email protected]
HP http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/

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ちょうど10年前の夏でした



昨日早朝の大雨に祟られ通勤電車が動かず、仕方ないのでバスに乗って勤め先に向かったら遅刻となりました。
その雨に打たれながら思い出したのが、ちょうど10年前のあの日もこんな雨が降ってたことでした。

10年前の昨日2008年8月28日。
栃尾で撮影中の『モノクロームの少女』の大杉漣さんの撮影を五藤利弘監督のご厚意で見学させていただきました。

その時のことは以前にも紹介した↓こちらのブログに書いておりましたが、
http://tsukurukai.blog103.fc2.com/blog-entry-154.html
この日、予定されてた田んぼの漣さんのシーンが大雨で撮影できず、
夜を待って家の中で画像にある漣さんと息子役の入野自由くんのやりとりの撮影となり、
栃尾のあぶらげをつまみにしながら、入野君相手に漣さんは延々とアドリブをかまし、
結局完成版には1分ほどしか残ってませんでしたが、
実際はいつまで続くのかと思うほどのアドリブの熱演で、
多分、現場で目にした一同は永遠に見たいと思ってたハズ、
それを察し五藤監督はわざと「カット!」の声をかけずにいたと思います。
五藤監督が一番見ていたかったとも言えますが。

今、思えば入野君は漣さんが胸を貸してくれて大変勉強になっただろうし、
見ているこちらはプロの仕事の気迫に完全に押されておりました。
延々と続くアドリブが全て使われるなど、漣さんは思うハズもなく、
それでもあらゆるアイデアを出して、このシーンに全力を傾ける姿を、
もはやボケはじめて日々の記憶さえ定かでないこちらですが、
あの日のあの時の漣さんの姿はすぐに思い出せます。

あの日から10年、まさか漣さんを追悼の思いで『モノクロームの少女』を上映することになるとはと、
漣さんが喜んでもらえるような上映会が出来たらと。

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★ながおか市民活動フェスタ‘18 参加企画

トーク&上映会

*長岡監督特集上映第4弾

日時 9月8日(土)

会場 アオーレ長岡シアター
入場無料 (よろしければカンパをお願いします)

入替制

*10時より各上映作の整理券を会場にて発行します。

10時10分~   
原田裕司監督・脚本 『冬のアルパカ』(30分)長岡・山古志ロケ映画      
出演 仁後亜由美、伊藤公一、大迫一平、宇野祥平 他


11時00分~      
小林茂監督・撮影・ナレーション 『雪合戦』(58分)
上映前 須藤伸彦氏 (「小林茂の仕事」Oタスケ隊トーク)

13時~      
五藤利弘監督・脚本 『モノクロームの少女』(99分)栃尾ロケ映画
出演 寺島咲、入野自由、川村亮介、大杉漣、加藤武
上映後 五藤利弘監督トーク 

*予告なく変更になる場合があります。予めご了承願います。

主催 長岡アジア映画祭実行委員会!

問 電話 09045204222 
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♪School's out for summer



『長岡監督特集 第4弾』で上映する『雪合戦』の小林茂監督の母校・長岡高校、
『モノクロームの少女』の五藤利弘監督の母校・長岡向陵高校、
どちらも上映会の紹介に伺い、まぁできたら生徒さんが観に来てほしいものだと思ったりしてますが、
こんな活動をしてて思い出すのが『モノクロームの少女』撮影時の長岡商業高校の先生のことです。

『モノクロームの少女』は栃尾が舞台なので、高校のシーンは栃尾高校で撮影され
生徒の皆さんもエキストラで参加しているそうですが、
木造校舎の中学校のシーンでエキストラに参加しているのは長岡商業高校の生徒さんなんだそうです。

これは担当者もよく覚えているのですが、当時の長岡商業高校の確かバトミントン部と放送部の顧問の先生が、
大変理解のある先生で希望者を募ってなのか生徒さんを栃尾のわりと奥にある木造校舎まで、
車を手配して運んで映画撮影に協力してくれたハズ。

万が一、怪我とか何かと面倒ごとがあるかもと割と学校側は避けるようにも思うのですが、
この先生はその辺を話をつけて生徒のためにもあるとか、
そんな理由も含めて協力してくれたのではないかと思います。

その後、五藤監督のイベントには顔を出してくれたり
次作の『ゆめのかよいじ』にも生徒を出演させてたと思うので、
当時としては得がたい先生でした。

まぁ、新聞記者さんもそうですが教師は異動が多く、
こちらにとって残念なのは旧長岡商業高校で撮影された『故郷は緑なりき』の上映会を開くことになり、
長岡商業高校を訪れ、紹介に行ったら残念ながら異動された後でした。
あの先生なら『故郷は緑なりき』の長岡の風景に大いに関心を持ってもらえると思いましたが、、、、

今はどの学校に赴任しているのかわかりませんが、
風のうわさで耳に挟んだら久しぶりの『モノクロームの少女』の上映なんで観に来てほしいと思ったりしてます。

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★ながおか市民活動フェスタ‘18 参加企画

トーク&上映会

*長岡監督特集上映第4弾

日時 9月8日(土)

会場 アオーレ長岡シアター
入場無料 (よろしければカンパをお願いします)

入替制

*10時より各上映作の整理券を会場にて発行します。

10時10分~   
原田裕司監督・脚本 『冬のアルパカ』(30分)長岡・山古志ロケ映画      
出演 仁後亜由美、伊藤公一、大迫一平、宇野祥平 他


11時00分~      
小林茂監督・撮影・ナレーション 『雪合戦』(58分)
上映前 須藤伸彦氏 (「小林茂の仕事」Oタスケ隊トーク)

13時~      
五藤利弘監督・脚本 『モノクロームの少女』(99分)栃尾ロケ映画
出演 寺島咲、入野自由、川村亮介、大杉漣、加藤武
上映後 五藤利弘監督トーク 

*予告なく変更になる場合があります。予めご了承願います。

主催 長岡アジア映画祭実行委員会!

問 電話 09045204222 
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ビューラ ヨールグ 写真・映像展 「オフロード・イン・小国」



9月8日(土)『長岡監督特集 第4弾』で上映する長岡・山古志ロケ映画『冬のアルパカ』は
長岡造形大学で映像を教えているビューラ・ヨールグ教授とその学生達の協力をいただき撮影しました。
ムッチャクッチャ寒い山古志に底冷えのした長岡の野外ロケを耐え抜いた学生さんたちは、
その後の進路であの時の経験が活かされてることを願ってます。

それでビューラ先生にまた『冬のアルパカ』を上映することをお伝えに
長岡造形大学に伺ったところスイスに帰省してるのか不在でしたが、
研究室の扉に小国で開催されてるビューラ先生の個展のポスターが貼られチラシも手にしました。

小国で開かれてることは耳に挟みましたが開催が10月27日までと長期なので、
こちらでもご紹介いたします。

*ビューラ ヨールグ 写真・映像展
「オフロード・イン・小国」

会場 長岡市小国 おぐに森林公園 神の美術博物館 (長岡市小国町上岩田208)
期間 7月21日(土)~10月27日(土) 10時~17時 水曜休館 入場無料

主催 おぐに森林公園運営グループ
電話 0258-95-3161

・ビューラ・ヨールグが見つけた小国 写真作品展示
オフロード・イン・小国
スイスから来たビューラ・ヨールグが2015年ごろから小国のあちこちを訪れ、ハイキングシューズやスノーシューズ、クロスカントリースキーで歩き滑りながら害個人の視点で魅力を感じた場所を撮影。メインロードから離れたところでも視覚的な面白い場面を発見し、カメラで描き出した。

・ショートムービー『ストーンフェース』
監督 ビューラ・ヨールグ 主演 佐藤鉄男
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-1743.html
↑こちらでお披露目された小国ロケ映画も上映されてるようです。

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★ながおか市民活動フェスタ‘18 参加企画

トーク&上映会

*長岡監督特集上映第4弾

日時 9月8日(土)

会場 アオーレ長岡シアター
入場無料 (よろしければカンパをお願いします)

入替制

*10時より各上映作の整理券を会場にて発行します。

10時10分~   
原田裕司監督・脚本 『冬のアルパカ』(30分)長岡・山古志ロケ映画      
出演 仁後亜由美、伊藤公一、大迫一平、宇野祥平 他
『冬のアルパカ』予告
https://www.youtube.com/watch?v=5b6l8w5U5SE

11時00分~      
小林茂監督・撮影・ナレーション 『雪合戦』(58分)
上映前 須藤伸彦氏 (「小林茂の仕事」Oタスケ隊トーク)

13時~      
五藤利弘監督・脚本 『モノクロームの少女』(99分)栃尾ロケ映画
出演 寺島咲、入野自由、川村亮介、大杉漣、加藤武
上映後 五藤利弘監督トーク 

*予告なく変更になる場合があります。予めご了承願います。

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再会のスクリーン



画像はシネマテークたかさきでの『沖縄スパイ戦史』上映後の三上智恵監督の舞台挨拶の様子です。
端とはいえ最前列に座ってこの写真は下手くそすぎて辛いですが、
ご注目いただきたいのが、三上監督の背後のスクリーン。

これはシネマチャオにあったスクリーンのハズ。
以前にも書いたかもしれませんがシネマテークたかさきの二階にある上映館の
35mm映写機とスクリーンはシネマチャオの2か3が閉館した際に放出されたものを
シネマテークたかさきが増館した時に買い取ったもの。

今回のように時折、シネマテークたかさきを訪れる機会があり、
その際に二階の劇場で観賞する際はスクリーンが健在なのを見て、
一時期シネマチャオに潜り込んでいたことを思い出してしみじみとしたりします。

ちなみにシネマチャオから映写機とスクリーンがシネマテークたかさきの引き継がれたのは、
映画館業界の横のつながりかと思ってましたが、
シネマチャオがヤフオクに出品したのをシネマテークたかさきが見つけて買い取ったようなんですが、
えっ?そういうものなの?と。

ついでに破綻した新潟中央銀行の高崎支店の跡地にあるのが
シネマテークたかさきなんで、妙なところに新潟との繋がりを感じたりします。

せっかく遠征をしたのでスタッフの方に『長岡監督 第4弾』のチラシを渡して、
館内に置いていただくことになりました。
ありがとうございます。

シネマテークたかさき公式HP
http://takasaki-cc.jp/

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★ながおか市民活動フェスタ‘18 参加企画

トーク&上映会

*長岡監督特集上映第4弾

日時 9月8日(土)

会場 アオーレ長岡シアター
入場無料 (よろしければカンパをお願いします)

入替制

*10時より各上映作の整理券を会場にて発行します。

10時10分~   
原田裕司監督・脚本 『冬のアルパカ』(30分)長岡・山古志ロケ映画      
出演 仁後亜由美、伊藤公一、大迫一平、宇野祥平 他


11時00分~      
小林茂監督・撮影・ナレーション 『雪合戦』(58分)
上映前 須藤伸彦氏 (「小林茂の仕事」Oタスケ隊トーク)

13時~      
五藤利弘監督・脚本 『モノクロームの少女』(99分)栃尾ロケ映画
出演 寺島咲、入野自由、川村亮介、大杉漣、加藤武
上映後 五藤利弘監督トーク 

*予告なく変更になる場合があります。予めご了承願います。

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問 電話 09045204222 
e-mail [email protected]
HP http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/

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三上智恵監督にお礼を伝えにシネマテークたかさきへ行く



8月15日『標的の島 風かたか』長岡上映会は元より、
これまで『標的の村』『戦場ぬ止み』長岡上映会へとお客様にメッセージを送っていただいた
三上智恵監督に、そのお礼を伝えにシネマテークたかさきへ新作『沖縄スパイ戦史』初日に舞台挨拶へと足を運びました。

『沖縄スパイ戦史』上映後、これから舞台挨拶をする三上監督を目にし、
こういった機会は下手をすると失せるので、
すぐさま駆け寄り長岡上映会でメッセージをいただいたお礼を伝えた後、
手土産とともに先の長岡新聞の上映会記事をコピーしてお渡ししました。

「上映会はいかがでしたか?」と聞かれたので上映後にすぐさま拍手が起きたこと、
お客様はとても良かったといってくれたことをお伝えしたら、
「『沖縄スパイ戦史』もぜひ上映してくれます?どうでした?」
と言われて光栄に思いましたが、映画の感想はただ「キツかったです」と。

舞台挨拶の中で『沖縄スパイ戦史』についてこれまでの作品には
文化、希望、民主主義を盛り上げるシーンを入れたけど、
今回はあるシーン一つだけサービスシーンを入れたのみ、
あとはひたすら過酷な証言が綴られていき、戦争時の記録映像も悲惨さを伝えるだけにかなりエグイものでした。
それは映像だけでなく戦争秘話としてようやく明らかになったエピソードが、
このままだと繰り返されるのではという危機感と。

「沖縄戦が忘れられたら、また地獄が始まる」

主に三上監督が沖縄でもあまり知られてないという少年兵「護郷隊」を。
大矢英代監督が軍命の強制移住による多数の被害者を出した戦争マラリアを取材。

この大きなテーマが今の日本と繋がっていることを示すことが
「私にとって焦ることばかりです」という危機感となって伝わり、
『標的の島 風かたか』でも強く取材された先島諸島の自衛隊配備について
「軍隊によって守られたいという幻想がピークにある、
軍隊がくれば守られると本当に考えるのか」
と力をこめて話していました。

あと先ごろ亡くなった「翁長さんの話をすると私は泣く」
と話しながら、「病気にならない方がおかしい」と触れて、
「自分の命を持って8月17日の辺野古の土砂投入を止めた」と語りながら、
何度も目頭を押さえて沖縄県知事選に注目している、
「ここで折れたら翁長さんの思いが、、、」と。

翁長知事についてはこちらを↓見てほしいと紹介。
『三上智恵の沖縄撮影日誌 第83回:ぬちかじり~命の限り抵抗した翁長知事が逝く~』
http://maga9.jp/180822-5/

また本土の人間が沖縄に関心を持たないように、
「アメリカ米軍基地に反対しても、自衛隊にはなぜ無関心なのか」と
沖縄本島が宮古島、石垣島に無頓着なのも製作動機のひとつのようなこと、
またわずか22歳で少年兵を率いた「陸軍中野学校」出身のエリート青年将校の二人に
取材を通して惹かれるものを感じたようなのは興味深く思いました。
また共同監督の大矢英代監督はテレビ局入社ほやほやの時に高江の現場に連れて行きカメラを持たせ、
そこで撮影したのが『標的の村』のファーストカットに使われてるそうです。

舞台挨拶後にきちんとサイン会が催され写真をお願いしたら快く承諾。
映画のナレーションで耳にする心地いい声とともに発せられるユーモアもとても笑えて、
やはりとても魅力的な方でした。
鎌仲ひとみ監督をもちょっと想起したりと。

『沖縄スパイ戦史』は8月31日までシネマテークたかさきで、
9月22日から10月5日までシネ・ウインドで公開されます。

http://www.spy-senshi.com/

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来迎寺駅4 たびたびポスター貼りを巡る考察



これまで市民活動フェスタに同じようにシアターで無料上映会を開催してきており、
担当者の通勤先の来迎寺駅に今年も無料を強調して依頼したところ、
これまでは駅舎の外側に貼っていただいたのが、
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-1245.html
今年は画像にあるよう内側の目立つ場所に掲示いただきました。
ありがとうございます!駅長さん!

昨年は片貝花火と重なってしまい、目にした人は花火に行っただろうと思ってますが、
今年はズレたので、ぜひ目にしたならばお越しいただきたいです。

しかし市民活動フェスタ自体は長岡市からの後援をいただいてないので、
参加イベントのこちらも長岡市に後援依頼は申請せずにいて、
市内各所にあるコミュニティセンター(公民館)にポスター貼りの依頼をしたところ、
後援がないものはダメときつくお断りされた経緯があり、
そのため今年の市民活動フェスタの事前打ち合わせで、
後援を取るメリットとともに意見を言えば良かったものの、
すっかり忘れてしまってたのは悔いが残ります。

これに比べれば図書館は無料のイベントならばと了解をいただいたので、
随分と敷居が低いんだなと思いました。

そういえばアオーレ東棟1階の市役所の情報ラウンジコーナーに
ポスターとチラシをアオーレのイベントなのでと依頼に受付に行ったら、
こちらでも後援がないとダメなのでとお断りされかけました。
とはいえ同じく後援がない市民活動フェスタ自体のチラシは
https://nkyod.org/event-list/133359
設置してあるのを見つけたので、
なぜこちらが良くてこちらがダメなのかとねちねちと受付に問うたら、
保留となり決まり次第、こちらに連絡すると言われてましたが、
もう半月以上経っても電話は来てないことを思い出し、
明日でも時間ができたらお尋ねしようと思いました。

| 未分類 | 23:59 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

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終戦の日 沖縄の歴史と問題を学ぶ 映画『標的の島』を上映 講演も ~長岡新聞~



終戦の日 沖縄の歴史と問題を学ぶ 映画『標的の島』を上映 講演も

長岡アジア映画祭実行委員会は終戦の日となる15日、映画『標的の島 風(かじ)かたか』(三上智恵監督)をアオーレ長岡で上映した。「風かたか」は風よけ、防波堤のこと。同映画は沖縄を取り巻く現実への「風かたか」である。上映後、新潟県立大学准教授の福本圭介さん(48)が「今、私たちは沖縄の声にどう対応するべきか」をテーマに、沖縄の歴史と問題と、8日に死去した翁長雄志(おなが・たかし)沖縄知事の主張などに言及しながら話した。

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8月15日『標的の島 風かたか』長岡上映会を唯一、記者が取材に来てくださった
長岡新聞の記事が8月21日付の三面に掲載されています。

担当者は以前に長岡新聞社社主と揉めたことがあったりして、
こちらの印象は悪いんだろうなと思ってましたが
そんなつまらぬことと現場の記者とは違うのか、
先の『標的の島 風かたか』上映会に県内報道各社から唯一、長岡新聞社の記者が取材に訪れ、
講演が終わった後は福本先生を捕まえアオーレの閉館ギリギリまでインタビューをした結果、
福本先生の講演を中心に写真入りで記事にしていただきました。
ありがとうございます!

県内の他の有力紙は8月15日について何を記事にしていたのか、
こうなると読み比べしたい思いが湧き、
終戦の日に合わせたイベントのなかでは決して見劣りするイベントでないと自負してただけに、
偉いぞ長岡新聞!それに引き替え新潟日報は、、、、などといつもならねちねちと愚痴りますが、
今回、福本先生は講演の中で昨年の憲法記念日5月3日の9条をテーマにした
朝日新聞の社説があり得ないほどおかしく感じたと話していたので、
ぜひ朝日新聞の記者の方がこの場にいて、できたら見解を聞きたかったと思ってます。

*福本圭介先生の次回講演会

「今、私たちは、沖縄にどう応答するべきか」
とき:9月8日(土)PM 17:30~20:00
ところ:新潟教会 新潟市中央区営所通2番町709-2 
軽食あり
参加費:500円、高校生以下は無料
話:福本圭介
問 電話0252233863

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悪い奴ほどよく眠る



「戦争を知らない世代というのは、おかしいね。」
「どういう意味ですか?」
「だって起きてるじゃない。朝鮮戦争、ベトナム戦争、湾岸戦争、最近ではISって言うんだっけ?起きてるじゃない。知らないんじゃないよ、見てないだけだよ」。
亡くなる直前にインタビューした俳優加藤武さんの言葉。#アベプラ

https://twitter.com/8bit_HORIJUN/status/1029740243044323330

今年の終戦記念日に↑こんなツイートが流れてきました。
故・加藤武さんの言葉だそうで、なるほどと思いました。

加藤武さんというと市川崑監督の金田一耕助シリーズで操作の最中、名(迷)台詞「よし、わかった!」と早合点し、ますます捜査が混迷の度合いを深めていく警部が当たり役として真っ先に思い浮かびます。
そして『仁義なき戦い 代理戦争』『仁義なき戦い 頂上決戦』の優柔不断を絵にかいたような打本組長、さらに晩年に『釣りバカ日誌』で鈴木建設の幹部の一人として権力争いをしていたのは『仁義なき戦い』のパロディのように思ってましたが、担当者は加藤武さんというとやはり黒澤明監督の『悪い奴ほどよく眠る』
“汚職”をテーマに復讐の鬼と化した三船敏郎の親友役で共に巨悪を追い詰めようとしながらも、返り討ちにあってしまい痛切な加藤さんの絶叫「これで、いいのか!」に胸が締め付けられます。
ものすごく後味が悪い映画ながら、黒澤監督の代弁と言っていい加藤さんの絶叫「これで、いいのか!」が観る者の共感となり、僅かながらも救われる思いがしました。

五藤利弘監督は黒澤明監督の大ファンであり、
自身の劇場用監督デビュー作に映画の重心になるような大御所として加藤さんの出演を大変喜び、
実際に映画製作を支援した酒造会社社長をモデルにした役を加藤さんにあてて、
威厳に満ちながらも痛恨の思いを抱いて生きる老人を切実に演じてます。
確かに加藤さんが登場するだけで空気が一変するようで、『モノクロームの少女』の大きな見どころの一つとなっています。

加藤武さんは2015年に惜しまれつつ死去。
今回の『長岡監督 第4弾』で大杉漣さんとともに、追悼の意を込めて上映したいと思います。

余談ですが不正を憎み告発していた黒澤明監督が今、この時代にもし映画を撮ったらタイトルは『悪い奴ほどゴルフする』かなぁ。
深い意味はありませんが、うやむやに終わりそうなのはホントに「これで、いいのか!」だよなぁ、と。

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★ながおか市民活動フェスタ‘18 参加企画

トーク&上映会

*長岡監督特集上映第4弾

日時 9月8日(土)

会場 アオーレ長岡シアター
入場無料 (よろしければカンパをお願いします)

入替制

*10時より各上映作の整理券を会場にて発行します。

10時10分~   
原田裕司監督・脚本 『冬のアルパカ』(30分)長岡・山古志ロケ映画      
出演 仁後亜由美、伊藤公一、大迫一平、宇野祥平 他


11時00分~      
小林茂監督・撮影・ナレーション 『雪合戦』(58分)
上映前 須藤伸彦氏 (「小林茂の仕事」Oタスケ隊トーク)

13時~      
五藤利弘監督・脚本 『モノクロームの少女』(99分)栃尾ロケ映画
出演 寺島咲、入野自由、川村亮介、大杉漣、加藤武
上映後 五藤利弘監督トーク 

*予告なく変更になる場合があります。予めご了承願います。

主催 長岡アジア映画祭実行委員会!

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『標的の島 風かたか』長岡上映会 お客様の感想

 (C)『標的の島 風かたか』製作委員会

8月15日 『標的の島 風かたか』長岡上映会のお客様の感想を掲載します。

*沖縄の抵抗運動について、これまで具体的、時間的経過をふまえて知ることは、こういう映画をおいて現在知る機会はないのではないか。 (60代・女性)

*世界から争いや戦争がくなるという事は理想(ムリ)なのでしょうか。
沖縄にも日本のどこにも基地はいらない。(50代・女性)

*映像を見て、自分が何も知らなかった事に気づきました。
遠い所の話で、全然現実を理解していませんでした。
これからは自分の意見をしっかり持って発言していきたいです。
良い機会をいただいたと感謝します。 (60代・女性)

*沖縄の人達のがんばりで本土に基地を作らせないでいるといつも思っています。
日常的に沖縄を応援出来ることを広めてほしいと思っています。 
すばらしい映画をありがとうございました。 (70代・女性)

*メディアが流す情報とは異なる沖縄の人達の姿を知ることが出来ました。
いま、政府が力づくで進めている現状に対して私がすべきこと、
また出来ることは何かと考えています。
福本先生の講演に感銘を受けました。
有難うございました。 (70代・男性)

*くやしくて涙が出た!
講師の指摘はとても重要で、終戦の日の今日のこの時期、最近私もそればかり考えてたような気がする。
深く考えなくてよい(自分の頭で)習慣化が戦後特に若い人達に顕著になってい来ているような気がしてならない。
「戦争」がまるでマンガの世界のように勘違いしているのではないかとさえ思えて怖い。
とても良い作品を選んでいただき感謝! (60代 女性)

*同じ日本人同士で争わなければならない状況に、背スジがゾッとしました。
沖縄は今も毎日が戦争なのですね。ひど過ぎます。 (60代 女性)

*自衛官、機動隊の無表情と切実に抗議する方々の表情の対比を見ました。
また「勝つまでは負け続ける」と改めて思います。
一方で国家の安全を保つ難しさも考えます。
基地を置くことに賛成する人たちがいることも現実です。
正しいことが通らない人間界でもあります。 (60代 女性)

*風かたか に寄せるメッセージについて分かった。
・沖縄を犠牲にして日本を守るアメリカを守る。-何かを犠牲にする。沖縄に強いているものは何か?
↕真逆的な態度
・親が子を守るような、大事な人を守る態度-慈しむ (40代 女性)

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今、私たちは沖縄の声にどう応答するべきか




「米軍基地をいるにしろ、いらないにしろそれを本土で引きとって議論をして無くしたい。
それが私の考えることで、いるのかいらないのかを本気で議論したい。
そしていらないという賛成派を作りたいというのが私の立場です」

8月15日 『標的の島 風かたか』長岡上映会 上映後 福本圭介先生
『今、私たちは沖縄の声にどう応答するべきか』

質疑応答も含めて約一時間にも渡る講演を冒頭の言葉で締めたところ、
客席から大きな拍手が沸いて、これには福本先生も初めての経験で大変驚いたそうです。

「映画を観て胸いっぱいです」

お客様と一緒に映画を観賞後、講演をお願いした福本先生は開口一番、このように話した後、
手にしたレジェメも見ることなく
自身が辺野古へ行った際の感想、小高い丘から大浦湾を見た際、基地建設のために湾を覆う巨大な沖縄を防波堤として犠牲にしようとする姿、
そして辺野古の浜辺では座り込みでずっと子供たち、孫たちの未来のために基地建設を止めようとする人たち。
異なる二つの力の「風かたか」がぶつかる現状を伝えた後に本題へと。

琉球併合(1879年)から沖縄戦(1945年)までの歴史と、それからのサンフランシスコ講和条約(1952年)、本土復帰(1972年)を経ての現在の高江、辺野古、先島諸島へと続く沖縄への犠牲を強いる植民地主義は現政権だけでなく、私たちの側にも無意識にあるのではないかと問いかけ、例として世論は日米安保条約を8割の国民がが支持、憲法9条は6割が支持、憲法9条を支持している人のほとんどが日米安保も支持、軍隊はいらないけどいる、いるけどいらなという、それは成り立っていることを考えると、多くの国民は沖縄に基地を押し付けてる状況積極的ではないものの容認し、認め当たり前と思っている。
おそらくそれが現政権が行っている沖縄の民意を踏みにじような、地方自治を壊すような差別むきだしの政策を支えているのではないか、そういった意味で政権批判だけでは済まされないのではないか。

それではどうすればいいのか、沖縄の人たちは何を望んでいるのか。
そこで思い出すのが先日亡くなった翁長知事のこと。
彼は激しく国と対峙したことは確かだか、
最も日本国民に伝えたいメッセージ
「日本の安全保障は日本国民で考えて負担してほしい」
という問いかけに当事者である日本国民は応えていないのではないか、

わかりやすくいうと
「沖縄を差別することはやめてほしい、これ以上沖縄に押し付けないでほしい」

そのことを踏まえて
これ以上、沖縄に基地を押し付けるのは間違ってる。
沖縄に基地を集中させることは間違ってる。差別である。

ざっとこのような趣旨でお話しいただきましたが、この中で
沖縄に基地を押し付けてる現状を容認しているのが、結果的に現政権の沖縄への暴走、映画で記録されてることにつ繋っているという主旨にハッとさせられました。

と、同時にこのことを深く認識していた翁長知事のメッセージが一層強く残った次第です。
いづれにしても担当者は昨年の新潟での『戦場ぬ止み』上映後の講演で、
先生のテーマである「自分の荷物は自分で持とう」という考えを知って
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-1538.html

辺野古基地建設反対だけではすまない問題も知って関心を持ち、
今回の講演をお願いしましたが、映画も含めて聴講した観客の皆様は確実にこの問題について深く考えるだろうと伺えて、お願いして良かったと思った次第です。

福本先生、ありがとうございましたとまたの機にどうぞお願いいたします。

この日の二番目の質問者に大崩のご主人が
「先生の話には賛成」と述べながらもかなり高度な事例を挙げて、
この件についてどう思われるかと質問をしたのですが、
正直、聞いてた担当者は質問がよくわからなかったのに、
先生は頷きながらも淀みなく答えておりました。
後日、「先生への批判ではないので気にしてないだろうか」と
ご主人からこちらに電話がかかり、
先生は喜んでいたので手紙でも書いたらどうかと、
先生が教鞭を取る新潟県立大学の住所を教えました。
しかし些細なことを気にするのもご主人らしいな、と思いました。

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「標的の島」上映会を前に 福本圭介氏 
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-1966.html

プロフィール 福本圭介(ふくもと けいすけ)
1970年、香川県生まれ。新潟県立大学准教授。
2016年に仲間と「沖縄に応答する会@新潟」を立ち上げ、沖縄の米軍基地問題の本当の当事者である本土住民に「じぶんの荷物はじぶんで持とう」と訴えている。専門は、英語圏文学、思想。新潟市在住。

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三上智恵監督、大矢英代監督 『沖縄スパイ戦史』 9月23日よりシネ・ウインドで公開決定


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8月15日の三上智恵監督作『標的の島 風かたか』長岡上映会にて、
本編上映前に三上監督最新作『沖縄スパイ戦史』予告編を流した後に、
「9月23日よりシネ・ウインドで公開されます」
と一言言おうと思ってましたが、諸事情でてんやわんやとなり忘れしまいました。
まぁ、配布したチラシにはシネ・ウインドで公開されることが刷ってあるので、
大丈夫ではないかと思いたいですが、
『標的の島 風かたか』でも触れてた戦争マラリア、
住民が捕虜となって軍の秘密が知られることを恐れた日本軍が、
住民たちをわざとマラリアに感染させ死に追い詰めた証言を、
さらに拡げ、少年兵、陸軍中野学校と沖縄戦の裏をあぶりだしながら、
当然、現在の沖縄、そして日本を照射する映画なのではと思います。

9月23日より10月5日までシネ・ウインドで公開、
また近隣のシネマテークたかさきにて8月25日より公開されますが、
初日舞台挨拶に三上智恵監督が登壇するようです。

http://www.spy-senshi.com/theater/

しかし『沖縄スパイ戦史』を共同監督した大矢英代監督は1987年生まれだそうで、
ちょっと驚いたりしました。

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第二次世界大戦末期、米軍が上陸し、民間人を含む20万人余りが死亡した沖縄戦。第32軍・牛島満司令官が降伏する1945年6月23日までが「表の戦争」なら、北部ではゲリラ戦やスパイ戦など「裏の戦争」が続いた。作戦に動員され、故郷の山に籠って米兵たちを翻弄したのは、まだ10代半ばの少年たち。彼らを「護郷隊」として組織し、「秘密戦」のスキルを仕込んだのが日本軍の特務機関、あの「陸軍中野学校」出身のエリート青年将校たちだった。
1944年の晩夏、42名の「陸軍中野学校」出身者が沖縄に渡った。ある者は偽名を使い、学校の教員として離島に配置された。身分を隠し、沖縄の各地に潜伏していた彼らの真の狙いとは。そして彼らがもたらした惨劇とは……。

長期かつ緻密な取材で本作を作り上げたのは、二人のジャーナリスト。映画『標的の村』『戦場ぬ止み』『標的の島 風かたか』で現代の闘いを描き続ける三上智恵と、学生時代から八重山諸島の戦争被害の取材を続けてきた若き俊英、大矢英代。
少年ゲリラ兵、軍命による強制移住とマラリア地獄、やがて始まるスパイ虐殺……。戦後70年以上語られることのなかった「秘密戦」の数々が一本の線で繋がるとき、明らかになるのは過去の沖縄戦の全貌だけではない。
映画は、まさに今、南西諸島で進められている自衛隊増強とミサイル基地配備、さらに日本軍の残滓を孕んだままの「自衛隊法」や「野外令」「特定秘密保護法」の危険性へと深く斬り込んでいく。

『沖縄スパイ戦史』HP
http://www.spy-senshi.com/

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三上智恵監督より 『標的の島 風かたか』長岡上映会メッセージ



新潟県長岡市の皆さん。いつも私たちの映画を上映し、応援していただき誠にありがとうございます。

今日は「標的の村 風かたか」と言う私の三作目の映画を見ていただくのですが、私は2013年の「標的の村」以来、この5年で4本のドキュメンタリーを世に出しました。四作目は、今公開している沖縄戦のドキュメンタリー、「沖縄スパイ戦史」です。大矢英代さんとの共同監督で仕上げた沖縄戦の裏を描いたものですが、同時にこの国の今を照射しています。こちらもぜひご覧ください。

それにしても、こんなペースで映画を作っている人はまず珍しいと思います。誰かが私に作れと命じているわけでもなく、ただただ沖縄の状況が加速度的に悪化しているので、強い焦りが私を動かしています。

翁長知事が命がけで抵抗していた辺野古の基地建設ですが、政府は8月17日にも埋め立て土砂投入の姿勢です。民主主義のありとあらゆる手続きを駆使して普天間基地だけは無条件に返して欲しいと主張する沖縄県に対し、国民主権も三権分立も沖縄には機能させないとばかりに安倍政権が沖縄に投下する重荷はもはや受任限度を超えています。

ドキュメンタリー映画という手段で沖縄を救い、日本の劣化に歯止めをかけるという私の企みは事態の進行を振り返れば如何にも無力であり、敗北感は拭えません。

でも、長い間苦しめられても、沖縄県民はそれでも折れることなく、私のようにいちいち一喜一憂することなく、権力に抗うことをやめませんでした。なぜ、踏まれても踏まれても、日米両政府を相手に踏ん張ることができるのか。その理由と、そしてその強さの源泉を、今回の映画では大きなテーマにしています。

強い雨風にさらされ続ける沖縄では「風かたか」、つまり風を防ぐ防風林や防波堤は常に必要です。そして政治的にも暴風にさらされるこの島では、みずから風よけになって、子や孫の世代にこの苦しみを丸投げしたくはないと、今日も身を投げ出して抵抗する人々がいます。一方で、誰かを風よけにして安心をむさぼったり、どこかの地域を防波堤にして自分たちだけの幸せを願う。そんな国民も増えています。

一見、楽なのは後者だと思うかもしれませんが、この二つのグループには決定的な違いがあります。それは、人々の表情。目の輝きです。沖縄にはそんな尊厳を持って輝いている人々がたくさんいて、カメラを向ける手が足りないくらいです。そして彼らの持つ力は湧き出してくる無尽蔵のものであり、後者の人々の中では退化してしまった能力です。

どんな権力者であっても、その光を奪うことはできない。そんな父親を尊敬する娘の誇りも、誰にも奪うことはできないのです。

この映画にそんな光を映しこむことができたら、と祈りつつ制作しました。それでは最後までごゆっくりご覧ください。


三上 智恵

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8月15日 『標的の島 風かたか』長岡上映会に送っていただいた三上智恵監督のメッセージを掲載します。
「敗北感を拭えない」と自覚しながら、沖縄の人々を記録していく決意が強く滲みでて、
読んでるうちに目頭が熱くなってました。
上映後に客席から沸き起こった大きな拍手が三上監督にも聞こえてほしいと思ってました。

画像はS東京特派員が撮影したポレポレ東中野での『沖縄スパイ戦史』舞台挨拶の様子。
左が三上智恵監督。右が大矢英代監督です。

http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-1967.html

メッセージにある8月17日の辺野古埋め立て土砂投入は幸いにも延期になったようです。

『標的の島 風かたか』公式HP http://hyotekinoshima.com/

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8月20日 五藤利弘監督新作 『美しすぎる議員』 伊豆映画祭2018にて招待上映



長岡出身・五藤利弘監督の『レミングスの夏』に続く新作『美しすぎる議員』が開催中の伊豆映画祭2018にて招待上映されます。
おそらく初となるお披露目上映になるかと思います。
主演は川村ゆきえで何やらタイムリーな企画とも言えますが、この招待上映を経ていづれ劇場でも公開されるようです。

上映日時は8月20日で五藤監督の『花蓮〜かれん〜』も同日上映され、もちろん監督は当日駆けつけるようです。

◯8月20日(月)
13:00〜 美しすぎる議員
 *ゲスト 五藤利弘監督・出演の青山マリアさんのミニトーク付
15:00〜 花蓮〜かれん〜
 *ゲスト 五藤利弘監督のミニトーク付

18:00〜 ソノサキニ
 *ゲスト 島守央子監督と映画運動家の寺脇研さんのミニトーク付き上映です。
  
  *20:30より 土肥海上花火大会 最終日

◯伊豆映画祭2018
会場 土肥劇場(といげきじょう)
   静岡県伊豆市土肥206 *付近に駐車場数台完備 
アクセス https://goo.gl/yahZ2Q
電話 050-5309-2477

*******************
 
伊豆映画祭in土肥劇場 FaceBookページ(当ページ)
https://www.facebook.com/toygekijou/

公式ホームページ
https://izu-film-festival.themedia.jp/

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★ながおか市民活動フェスタ‘18 参加企画

トーク&上映会

*長岡監督特集上映第4弾

日時 9月8日(土)

会場 アオーレ長岡シアター
入場無料 (よろしければカンパをお願いします)

入替制

*10時より各上映作の整理券を会場にて発行します。

10時10分~   
原田裕司監督・脚本 『冬のアルパカ』(30分)長岡・山古志ロケ映画      
出演 仁後亜由美、伊藤公一、大迫一平、宇野祥平 他


11時00分~      
小林茂監督・撮影・ナレーション 『雪合戦』(58分)
上映前 須藤伸彦氏 (「小林茂の仕事」Oタスケ隊トーク)

13時~      
五藤利弘監督・脚本 『モノクロームの少女』(99分)栃尾ロケ映画
出演 寺島咲、入野自由、川村亮介、大杉漣、加藤武
上映後 五藤利弘監督トーク 

*予告なく変更になる場合があります。予めご了承願います。

主催 長岡アジア映画祭実行委員会!

問 電話 09045204222 
e-mail [email protected]
HP http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/

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8月15日に



「8月15日に相応しい、良い上映会でしたね」

お手伝いいただいたメンバーより、こんなDMが届いてほっとしました。

映画をまた観ながら徹底抗戦する沖縄の人々を目にして、
もっと出来たのではなかろうかと自問を重ねていたりしましたが、
この場に集まっていた人たちは平成最後の敗戦の日に
『標的の島 風かたか』を観て沖縄の人たちに思いを寄せていたことが刻まれたと
思うことで上映会の意義を深く感じたりしていました。

お越しいただきました方々ありがとうございます。
お手伝いいただいたみなさん、お疲れ様でした。
やはり上映会は協力がなければできないと改めて強く思いました。
そして福本圭介先生にも深く感謝を。
改めて述べたいですが、今回福本先生に講演をいただき、大正解でありました。

あと意外にも三上智恵監督作品を初めて観たという方が結構いて、
間違いなく現在進行形で問題作を立て続けに発表している強固な映像作家であるので、
長岡でも紹介していくべき映画監督だと確信いたしました。
いづれ三里塚の小川伸介、水俣の土本典昭に大袈裟でなく並ぶ存在になるのではないかと。

しかし毎回、負け戦の映画を撮り続けているのは、
被写体の多くを間近に感じているだけに、余計に辛いと想像しますが、
本作は高江の敗北から一転、民主主義の場として全国から押し寄せるようになった高江の姿を捉えた後に、
一転、まるで違うトーンとなり組織から押し付けられた県外の機動隊の青年たちを追っていきます。
七尾旅人の『兵士Aくんの歌』が被さり、未来の犠牲者は彼らだと暗示しているように思いますが、
それは少年兵をテーマにしてるらしい次作『沖縄スパイ戦士』に繋がりそうで、
当然のように観に行きたいと思っています。

ちなみに昨日の裏話として準備中にもブルーレイの試写をしていたら、
途中で乱調となり、本番はどうすると心臓が止まりかけましたが、
幸い予備のブルーレイも送られてきたので、それを使用したものの、
万が一、別のディスクとはいえまた乱調となったらと
気が気でなく映写中も館内にいて無事に上映が終わることができるかと
ハラハラしておりましたが、幸いにも無事に最後まで上映できました。
しかし毎度、思いますがこんなことは常設された映画館の映写技師さんは
ヘタしたら毎回こんな気持ちになるんだろうと。

改めて来た人が沖縄について、そしてこの国について
これからも思いを寄せることとなる上映会になったと思います。

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8月15日 『標的の島 風かたか』長岡上映会



*『標的の島 風(かじ)かたか』長岡上映会

日時 8月15日(水)18時~ 上映開始

上映後 福本圭介氏講演 :「今、私たちは沖縄の声にどう応答するべきか」 

「標的の島」上映会を前に 福本圭介氏 
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-1966.html

プロフィール 福本圭介(ふくもと けいすけ)
1970年、香川県生まれ。新潟県立大学准教授。
2016年に仲間と「沖縄に応答する会@新潟」を立ち上げ、沖縄の米軍基地問題の本当の当事者である本土住民に「じぶんの荷物はじぶんで持とう」と訴えている。専門は、英語圏文学、思想。新潟市在住。

会場 アオーレ長岡市民交流ホールA

料金 前売1000円、 当日1300円 障害者手帳、療育手帳をお持ちの方、高校生(学生証提示願います)500円

前売券プレイガイド アオーレ長岡西棟3階ながおか市民協働センター/リリックホール/長岡市立劇場/ら・なぷぅ/キャラメルママ/西時計眼鏡店/ハーブ談話室/でくのぼう(長岡市)みずすまし(三条市)えとせとら(柏崎市)シネ・ウインド(新潟市)

『標的の島 風(かじ)かたか』
*2017年 キネマ旬報文化映画映画部門第二位

監督・ナレーション 三上智恵 

2017年 日本映画  作品時間119分
配給 東風

イントロダクション

「標的の島」とは、沖縄のことではない。
それは今あなたが暮らす日本列島のこと。

2016年6月19日、沖縄県那覇市。米軍属女性暴行殺人事件の被害者を追悼する県民大会で、稲嶺進名護市長は言った。「我々は、また命を救う“風かたか”になれなかった」。「風(かじ)かたか」とは風よけ、防波堤のこと。
沖縄県民の8割の反対を黙殺した辺野古の新基地建設、全国から1000人の機動隊を投入して高江で強行されるオスプレイのヘリパッド建設。現場では多くの負傷者・逮捕者を出しながら、激しい抵抗が続く。さらに宮古島、石垣島でミサイル基地建設と自衛隊配備が進行していた。

なぜ今、先島諸島を軍事要塞化するのか? それは日本列島と南西諸島を防波堤として中国を軍事的に封じ込めるアメリカの戦略「エアシーバトル構想」の一環であり、日本を守るためではない。基地があれば標的になる、軍隊は市民の命を守らない—沖縄戦で歴史が証明したことだ。だからこそ、この抵抗は止まない。この国は、今、何を失おうとしているのか。映画は、伝えきれない現実を観るものに突きつける。

歌い、踊り、咲き誇る文化の力。
「最前線」に集まる人々、新たなる希望。

監督は『標的の村』『戦場ぬ止み』の三上智恵。大学で民俗学も講じる三上が描くのは、激しい抵抗や衝突だけではない。エイサー、パーントゥ、アンガマ、豊年祭。先祖から子孫へと連なる太い命の幹、権力を笑い飛ばし、豊穣に歓喜する農民の誇りと反骨精神。島々の自然と歴史が育んだ豊かな文化がスクリーンに咲き乱れる。そして、県民大会で古謝美佐子が歌う「童神(わらびがみ)」、辺野古のゲート前でかき鳴らされる三線の音色。
高江のテントで「兵士Aくんの歌」を歌う七尾旅人のまわりには全国から駆けつけた若者たちの姿があった。この一年で安全保障政策を大転換したこの国で、平和と民主主義を守る闘いの「最前線」はどこか? それに気づいた人々が、今、沖縄に集まっているのだ。

『標的の島 風かたか』公式HP http://hyotekinoshima.com/

予告編 https://www.youtube.com/watch?v=FKqFSGS3bu0&feature=em-share_video_user

主催 長岡アジア映画祭実行委員会!
電話 09045204222 e-mail [email protected]
HP http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/

後援 長岡市/長岡市教育委員会

(C)『標的の島 風かたか』製作委員会

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本日『標的の島 風かたか』長岡上映会開催



雨風ぬ吹ちん 渡るくぬ浮世
風かたかなとてぃ 産子花咲かさ

(渡るこの浮世 強い雨風が吹きつけるだろうが 
 私が風よけになって この子の花を咲かせてやりたい)

冒頭、古謝美佐子さん(元ネーネーズ)が三線とともに歌われる「童神」
この愛するわが子を守る親の愛情を歌いあげた子守歌が最もそぐわない場で歌われることで、
沖縄の現状を否応なしに突きつけられる三上智恵監督第3作。

昨日はオスプレイがあちこちに不時着、
明後日は辺野古の海に土砂が投入されるかもしれない
平成最後の終戦記念日にぜひ観ていただきたい作品です。

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「標的の島」とは、
沖縄のことではない。
それは今
あなたが暮らす
日本列島のこと
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パンフレットも発売いたしますのでご希望の方はお早めにお求めください。

*『標的の島 風(かじ)かたか』長岡上映会

日時 8月15日(水)18時~ 上映開始

上映後 福本圭介氏講演 :「今、私たちは沖縄の声にどう応答するべきか」 

「標的の島」上映会を前に 福本圭介氏 
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-1966.html

プロフィール 福本圭介(ふくもと けいすけ)
1970年、香川県生まれ。新潟県立大学准教授。
2016年に仲間と「沖縄に応答する会@新潟」を立ち上げ、沖縄の米軍基地問題の本当の当事者である本土住民に「じぶんの荷物はじぶんで持とう」と訴えている。専門は、英語圏文学、思想。新潟市在住。

会場 アオーレ長岡市民交流ホールA

料金 当日1300円 障害者手帳、療育手帳をお持ちの方、高校生(学生証提示願います)500円


『標的の島 風(かじ)かたか』
*2017年 キネマ旬報文化映画映画部門第二位

監督・ナレーション 三上智恵

2017年 日本映画  作品時間119分
配給 東風

イントロダクション

「標的の島」とは、沖縄のことではない。
それは今あなたが暮らす日本列島のこと。

2016年6月19日、沖縄県那覇市。米軍属女性暴行殺人事件の被害者を追悼する県民大会で、稲嶺進名護市長は言った。「我々は、また命を救う“風かたか”になれなかった」。「風(かじ)かたか」とは風よけ、防波堤のこと。
沖縄県民の8割の反対を黙殺した辺野古の新基地建設、全国から1000人の機動隊を投入して高江で強行されるオスプレイのヘリパッド建設。現場では多くの負傷者・逮捕者を出しながら、激しい抵抗が続く。さらに宮古島、石垣島でミサイル基地建設と自衛隊配備が進行していた。

なぜ今、先島諸島を軍事要塞化するのか? それは日本列島と南西諸島を防波堤として中国を軍事的に封じ込めるアメリカの戦略「エアシーバトル構想」の一環であり、日本を守るためではない。基地があれば標的になる、軍隊は市民の命を守らない—沖縄戦で歴史が証明したことだ。だからこそ、この抵抗は止まない。この国は、今、何を失おうとしているのか。映画は、伝えきれない現実を観るものに突きつける。

歌い、踊り、咲き誇る文化の力。
「最前線」に集まる人々、新たなる希望。

監督は『標的の村』『戦場ぬ止み』の三上智恵。大学で民俗学も講じる三上が描くのは、激しい抵抗や衝突だけではない。エイサー、パーントゥ、アンガマ、豊年祭。先祖から子孫へと連なる太い命の幹、権力を笑い飛ばし、豊穣に歓喜する農民の誇りと反骨精神。島々の自然と歴史が育んだ豊かな文化がスクリーンに咲き乱れる。そして、県民大会で古謝美佐子が歌う「童神(わらびがみ)」、辺野古のゲート前でかき鳴らされる三線の音色。
高江のテントで「兵士Aくんの歌」を歌う七尾旅人のまわりには全国から駆けつけた若者たちの姿があった。この一年で安全保障政策を大転換したこの国で、平和と民主主義を守る闘いの「最前線」はどこか? それに気づいた人々が、今、沖縄に集まっているのだ。

『標的の島 風かたか』公式HP http://hyotekinoshima.com/

予告編 https://www.youtube.com/watch?v=FKqFSGS3bu0&feature=em-share_video_user

主催 長岡アジア映画祭実行委員会!
電話 09045204222 e-mail [email protected]
HP http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/

(C)『標的の島 風かたか』製作委員会

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どんな権力者であっても、その光を奪うことはできない。 三上智恵監督より『標的の島 風かたか』長岡上映会へのメッセージ



昨晩、『標的の島 風かたか』長岡上映会へ配給会社を通して三上智恵監督よりメッセージが届きました。
現在、各地で大ヒット中という新作『沖縄スパイ戦史』の宣伝キャンペーンのため、
忙しいハズの三上監督に無理をお願いし、時間を割いて書いて送っていただきました。
本当にありがとうございます。

「どんな権力者であっても、その光を奪うことはできない」

↑メッセージの中にあった印象強い一文ですが、
その光は映画の中で、たくさん捉えられています。
ぜひ、その光にもご注目いただきたいです。

いただいたメッセージは明日の上映前に読み上げます。

*『標的の島 風(かじ)かたか』長岡上映会

日時 8月15日(水)18時~ 上映開始

上映後 福本圭介氏講演 :「今、私たちは沖縄の声にどう応答するべきか」 

「標的の島」上映会を前に 福本圭介氏 
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-1966.html

プロフィール 福本圭介(ふくもと けいすけ)
1970年、香川県生まれ。新潟県立大学准教授。
2016年に仲間と「沖縄に応答する会@新潟」を立ち上げ、沖縄の米軍基地問題の本当の当事者である本土住民に「じぶんの荷物はじぶんで持とう」と訴えている。専門は、英語圏文学、思想。新潟市在住。

会場 アオーレ長岡市民交流ホールA

料金 前売1000円、 当日1300円 障害者手帳、療育手帳をお持ちの方、高校生(学生証提示願います)500円

前売券プレイガイド アオーレ長岡西棟3階ながおか市民協働センター/リリックホール/長岡市立劇場/ら・なぷぅ/キャラメルママ/西時計眼鏡店/ハーブ談話室/でくのぼう(長岡市)みずすまし(三条市)えとせとら(柏崎市)シネ・ウインド(新潟市)

『標的の島 風(かじ)かたか』
*2017年 キネマ旬報文化映画映画部門第二位

監督・ナレーション 三上智恵

2017年 日本映画  作品時間119分
配給 東風

イントロダクション

「標的の島」とは、沖縄のことではない。
それは今あなたが暮らす日本列島のこと。

2016年6月19日、沖縄県那覇市。米軍属女性暴行殺人事件の被害者を追悼する県民大会で、稲嶺進名護市長は言った。「我々は、また命を救う“風かたか”になれなかった」。「風(かじ)かたか」とは風よけ、防波堤のこと。
沖縄県民の8割の反対を黙殺した辺野古の新基地建設、全国から1000人の機動隊を投入して高江で強行されるオスプレイのヘリパッド建設。現場では多くの負傷者・逮捕者を出しながら、激しい抵抗が続く。さらに宮古島、石垣島でミサイル基地建設と自衛隊配備が進行していた。

なぜ今、先島諸島を軍事要塞化するのか? それは日本列島と南西諸島を防波堤として中国を軍事的に封じ込めるアメリカの戦略「エアシーバトル構想」の一環であり、日本を守るためではない。基地があれば標的になる、軍隊は市民の命を守らない—沖縄戦で歴史が証明したことだ。だからこそ、この抵抗は止まない。この国は、今、何を失おうとしているのか。映画は、伝えきれない現実を観るものに突きつける。

歌い、踊り、咲き誇る文化の力。
「最前線」に集まる人々、新たなる希望。

監督は『標的の村』『戦場ぬ止み』の三上智恵。大学で民俗学も講じる三上が描くのは、激しい抵抗や衝突だけではない。エイサー、パーントゥ、アンガマ、豊年祭。先祖から子孫へと連なる太い命の幹、権力を笑い飛ばし、豊穣に歓喜する農民の誇りと反骨精神。島々の自然と歴史が育んだ豊かな文化がスクリーンに咲き乱れる。そして、県民大会で古謝美佐子が歌う「童神(わらびがみ)」、辺野古のゲート前でかき鳴らされる三線の音色。
高江のテントで「兵士Aくんの歌」を歌う七尾旅人のまわりには全国から駆けつけた若者たちの姿があった。この一年で安全保障政策を大転換したこの国で、平和と民主主義を守る闘いの「最前線」はどこか? それに気づいた人々が、今、沖縄に集まっているのだ。

『標的の島 風かたか』公式HP http://hyotekinoshima.com/

予告編 https://www.youtube.com/watch?v=FKqFSGS3bu0&feature=em-share_video_user

主催 長岡アジア映画祭実行委員会!
電話 09045204222 e-mail [email protected]
HP http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/

(C)『標的の島 風かたか』製作委員会

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彼は僕の友達、 あれは僕の弟 彼はわたしの彼、 あれはわたしの子



“私は自分の映画に描かれている海上保安庁の若者も、機動隊の若者も、自衛隊の若者も、守りたいです。彼らの命はもちろん、尊厳も守りたいです。そのために、なぜいがみ合う構図が作られているのか。この国の舵取りは誤っていないか。それを問い続けて、皆さんと一緒に考えていく映画を作っていきたいです。“

↑昨年、3月11日に開催した『戦場ぬ止み』長岡上映会に三上智恵監督が送っていただいたメッセージです。

http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-1446.html

『標的の島 風かたか』には前作に続いて強烈なアジエーターとして登場するヒロジさんはじめ体を張って抗議をする人々の激しくも熱い姿が記録されている中、わりと唐突にそれまでのトーンと違う形で高江制圧のために送られた機動隊員の若者たちの顔を映していくシーンがあり、それに被さるのが高江の抗議集会で歌う七尾旅人の『兵士Aくんの歌』

安保法が変えられ、このまま行けばいずれ海外で戦死してしまう最初の自衛隊員に思いを寄せてる静かな歌声を聴いてると、確かに先ほどの長岡に届いた三上監督からのメッセージの一節が浮かび、一人目のAくんを生み出そうとしているのは誰なのか、そしてスクリーンに映される機動隊員とおそらく同世代の抗議する若い女性の間にある隔たりはなんなのか、幾分重い問いかけが一層迫ってきます。
これが皆さんと一緒に考えていく映画を作っていきたいという三上監督のメッセージの主旨なんだろうと思いました。。

しかしプロテストソングなどTHE TIMERS亡き後、ソウルフラワーユニオンが気を吐いてるものの、
日本ではもうほとんと歌われなくなったことを危惧してましたが
この映画で知ったこの曲を聴き、脈々とプロテストソングは続いていることを気づかせてくれました。


兵士Aくんの歌

1人目の彼はどんな人だろう 1人目の戦死者Aくん
1人目の彼はどんな人だろう 何十年目の戦死者Aくん

彼は僕の友達、 あれは僕の弟 彼はわたしの彼、 あれはわたしの子

1人目の君はどんな人かな 野球好き? それとも ラジオが好き
1人目の彼はどんな人だろう 1人目の戦死者Aくん

彼は僕の友達 、あれは僕の弟 彼はわたしの彼 、あれはわたしの子

僕たちは ある朝ニュースで君のことを知る
しばらくのあいだ 君の名前は隠される
最初の数ヶ月 君の名は英雄の呼び名となり
そしてやがて 君の名前は 当たり前のものになる
Aくん Bくん Cくん Dくん
 
わたしは失うのか  あなたを失うのか
この国は失うのか  ここで失うのか
わたしたちは失うのか  誰を失うのか
この国は失うのか  ここで

1人目の君は何を見るだろう 1人目の戦死者Aくん

1人目の君はどこにいるだろう この国の どこかで まだ 君が生きている

http://tavito.net/blog/201507a.php

七尾旅人 "兵士Aくんの歌" (映像作品『兵士A』より)
https://www.youtube.com/watch?v=BpCMvXlhmIk

*『標的の島 風(かじ)かたか』長岡上映会

日時 8月15日(水)18時~ 上映開始

上映後 福本圭介氏講演 :「今、私たちは沖縄の声にどう応答するべきか」 

「標的の島」上映会を前に 福本圭介氏 
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-1966.html

プロフィール 福本圭介(ふくもと けいすけ)
1970年、香川県生まれ。新潟県立大学准教授。
2016年に仲間と「沖縄に応答する会@新潟」を立ち上げ、沖縄の米軍基地問題の本当の当事者である本土住民に「じぶんの荷物はじぶんで持とう」と訴えている。専門は、英語圏文学、思想。新潟市在住。

会場 アオーレ長岡市民交流ホールA

料金 前売1000円、 当日1300円 障害者手帳、療育手帳をお持ちの方、高校生(学生証提示願います)500円

前売券プレイガイド アオーレ長岡西棟3階ながおか市民協働センター/リリックホール/長岡市立劇場/ら・なぷぅ/キャラメルママ/西時計眼鏡店/ハーブ談話室/でくのぼう(長岡市)みずすまし(三条市)えとせとら(柏崎市)シネ・ウインド(新潟市)

『標的の島 風(かじ)かたか』
*2017年 キネマ旬報文化映画映画部門第二位

監督・ナレーション 三上智恵

2017年 日本映画  作品時間119分
配給 東風

イントロダクション

「標的の島」とは、沖縄のことではない。
それは今あなたが暮らす日本列島のこと。

2016年6月19日、沖縄県那覇市。米軍属女性暴行殺人事件の被害者を追悼する県民大会で、稲嶺進名護市長は言った。「我々は、また命を救う“風かたか”になれなかった」。「風(かじ)かたか」とは風よけ、防波堤のこと。
沖縄県民の8割の反対を黙殺した辺野古の新基地建設、全国から1000人の機動隊を投入して高江で強行されるオスプレイのヘリパッド建設。現場では多くの負傷者・逮捕者を出しながら、激しい抵抗が続く。さらに宮古島、石垣島でミサイル基地建設と自衛隊配備が進行していた。

なぜ今、先島諸島を軍事要塞化するのか? それは日本列島と南西諸島を防波堤として中国を軍事的に封じ込めるアメリカの戦略「エアシーバトル構想」の一環であり、日本を守るためではない。基地があれば標的になる、軍隊は市民の命を守らない—沖縄戦で歴史が証明したことだ。だからこそ、この抵抗は止まない。この国は、今、何を失おうとしているのか。映画は、伝えきれない現実を観るものに突きつける。

歌い、踊り、咲き誇る文化の力。
「最前線」に集まる人々、新たなる希望。

監督は『標的の村』『戦場ぬ止み』の三上智恵。大学で民俗学も講じる三上が描くのは、激しい抵抗や衝突だけではない。エイサー、パーントゥ、アンガマ、豊年祭。先祖から子孫へと連なる太い命の幹、権力を笑い飛ばし、豊穣に歓喜する農民の誇りと反骨精神。島々の自然と歴史が育んだ豊かな文化がスクリーンに咲き乱れる。そして、県民大会で古謝美佐子が歌う「童神(わらびがみ)」、辺野古のゲート前でかき鳴らされる三線の音色。
高江のテントで「兵士Aくんの歌」を歌う七尾旅人のまわりには全国から駆けつけた若者たちの姿があった。この一年で安全保障政策を大転換したこの国で、平和と民主主義を守る闘いの「最前線」はどこか? それに気づいた人々が、今、沖縄に集まっているのだ。


『標的の島 風かたか』公式HP http://hyotekinoshima.com/

予告編 https://www.youtube.com/watch?v=FKqFSGS3bu0&feature=em-share_video_user

主催 長岡アジア映画祭実行委員会!
電話 09045204222 e-mail [email protected]
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平成最後の終戦記念日に



「何十年間の後の子や孫が歴史を振り返って、あの頃の私たちが頑張ったから、今の私たちがあるんだね
と言われるような、そういう思いをもって頑張っていかなければならないと思います」

8月15日の『標的の島 風かたか』長岡上映会を前に、
本日会場のアオーレ長岡市民交流ホールAを借りて上映素材の試写をし、
無事に全編滞りなく上映できたのでほっとしました。

無論、試写をしながら映画を再観賞しておりましたが、
やはり一際括目したのが翁長雄志沖縄県知事が国と争うことになった裁判のために出廷した際、
支援者を前に冒頭の言葉を含め短いながらも県民に寄り添うスピーチしていた姿でした。
他にも要所要所で登場し、沖縄の人々の期待と希望であったことが如実に伺えました。

死去以来、様々な報道に接し、実に立派な政治家だったことを知っていくのは、
いかにも後追いで恥ずかしい限りなのですが、
ナレーションでも一端が語られる通り『標的の島 風かたか』の“風かたか(風よけ)”とは、
沖縄及び日本の民主主義の体を張って風よけとなっていた翁長知事のことではないかと観ていて思い浮かびました。

ちなみにナレーションを三上智恵監督自身が語っているのですが、
これがアナウンサー出身だけに、とても耳に心地よい言葉の響きを感じてました。

そして何度か「沖縄はまだ戦争が終わってない」という言葉が出てきますが、
今回、お盆休みはこの日、この時間しか会場が開いてなかったので、
結果的に終戦記念日の上映となりましたが、
敢えてこの日に観賞することが相応しい映画だといえ、
さらに終戦記念日と言いながら、なぜ平成が終わるのに「沖縄はまだ戦争は終わってない」のか、
観賞者各自が思いを巡らすことにうってつけではないかと。

改めて観て語弊を承知でこの映画は面白かったです。
と同時にこれが現在進行形の日本の姿だと、
もはや取返しのつかない地点に辿り着いてるのかもしれませんが、
必死でNOを唱える人々と
さまざまな思惑が去来するラストシーンの一撃を含め、
こちらは傍観しているだけなのはどうなのかと、
安全地帯でふんぞり返ってる自身の足元が揺らぐ映画でありました。

*『標的の島 風(かじ)かたか』長岡上映会

日時 8月15日(水)18時~ 上映開始

上映後 福本圭介氏講演 :「今、私たちは沖縄の声にどう応答するべきか」 

「標的の島」上映会を前に 福本圭介氏 
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-1966.html

プロフィール 福本圭介(ふくもと けいすけ)
1970年、香川県生まれ。新潟県立大学准教授。
2016年に仲間と「沖縄に応答する会@新潟」を立ち上げ、沖縄の米軍基地問題の本当の当事者である本土住民に「じぶんの荷物はじぶんで持とう」と訴えている。専門は、英語圏文学、思想。新潟市在住。

会場 アオーレ長岡市民交流ホールA

料金 前売1000円、 当日1300円 障害者手帳、療育手帳をお持ちの方、高校生(学生証提示願います)500円

前売券プレイガイド アオーレ長岡西棟3階ながおか市民協働センター/リリックホール/長岡市立劇場/ら・なぷぅ/キャラメルママ/西時計眼鏡店/ハーブ談話室/でくのぼう(長岡市)みずすまし(三条市)えとせとら(柏崎市)シネ・ウインド(新潟市)

『標的の島 風(かじ)かたか』
*2017年 キネマ旬報文化映画映画部門第二位

監督・ナレーション 三上智恵

2017年 日本映画  作品時間119分
配給 東風

イントロダクション

「標的の島」とは、沖縄のことではない。
それは今あなたが暮らす日本列島のこと。

2016年6月19日、沖縄県那覇市。米軍属女性暴行殺人事件の被害者を追悼する県民大会で、稲嶺進名護市長は言った。「我々は、また命を救う“風かたか”になれなかった」。「風(かじ)かたか」とは風よけ、防波堤のこと。
沖縄県民の8割の反対を黙殺した辺野古の新基地建設、全国から1000人の機動隊を投入して高江で強行されるオスプレイのヘリパッド建設。現場では多くの負傷者・逮捕者を出しながら、激しい抵抗が続く。さらに宮古島、石垣島でミサイル基地建設と自衛隊配備が進行していた。

なぜ今、先島諸島を軍事要塞化するのか? それは日本列島と南西諸島を防波堤として中国を軍事的に封じ込めるアメリカの戦略「エアシーバトル構想」の一環であり、日本を守るためではない。基地があれば標的になる、軍隊は市民の命を守らない—沖縄戦で歴史が証明したことだ。だからこそ、この抵抗は止まない。この国は、今、何を失おうとしているのか。映画は、伝えきれない現実を観るものに突きつける。

歌い、踊り、咲き誇る文化の力。
「最前線」に集まる人々、新たなる希望。

監督は『標的の村』『戦場ぬ止み』の三上智恵。大学で民俗学も講じる三上が描くのは、激しい抵抗や衝突だけではない。エイサー、パーントゥ、アンガマ、豊年祭。先祖から子孫へと連なる太い命の幹、権力を笑い飛ばし、豊穣に歓喜する農民の誇りと反骨精神。島々の自然と歴史が育んだ豊かな文化がスクリーンに咲き乱れる。そして、県民大会で古謝美佐子が歌う「童神(わらびがみ)」、辺野古のゲート前でかき鳴らされる三線の音色。
高江のテントで「兵士Aくんの歌」を歌う七尾旅人のまわりには全国から駆けつけた若者たちの姿があった。この一年で安全保障政策を大転換したこの国で、平和と民主主義を守る闘いの「最前線」はどこか? それに気づいた人々が、今、沖縄に集まっているのだ。


『標的の島 風かたか』公式HP http://hyotekinoshima.com/

予告編 https://www.youtube.com/watch?v=FKqFSGS3bu0&feature=em-share_video_user

主催 長岡アジア映画祭実行委員会!
電話 09045204222 e-mail [email protected]
HP http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/

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『トルコ110番 悶絶くらげ』 シネロマン池袋にて公開中!



http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-1315.html
↑二年前に書いたこの記事が先ほど、ツイッターでRTされてる通知が届き、何で今頃と思ったら
池袋のシネマロマン池袋という成人映画館にて、
記事に書いた殿町の居酒屋・かちんこのご主人 故・星野暁一さん主演『トルコ110番 悶絶くらげ』で公開中で、
映画館がエゴサしてこちらに辿り着いたと思うのですが、
初公開からちょうど20年、再びスクリーンで陽の目を見ることにご主人が知ったら喜んでいると思います。

こちらが書いた記事を読み返して、その後となる昨年の3月11日に井上淳一監督作『大地を受け継ぐ』の上映会後、
脚本を書いた荒井晴彦先生のお弟子さんである井上監督に、ご主人が腕を振るってたこのかちんこを紹介してポスターを
紹介したかったという思いが実現したこともあり、
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-1450.html

また今年亡くなった大杉漣さんがかつて旅番組で長岡に来た際、
かちんこに立ち寄ってご主人とこの『トルコ110番 悶絶くらげ』のポスターを前に若き日を語り合ったりと
橋本信一監督から紹介された居酒屋・かちんこにあったロマンポルノのポスターが、
さまざまな物語が繋げていくことに芳醇なヨロコビを感じたりしました。

ブルーレイ化した際は『ソープ110番 悶絶くらげ』と改題されてましたが、
今回のリバイバルはきちんと『トルコ110番 悶絶くらげ』とオリジナルタイトルでの上映に敬意を表し、
明日までとなる上映時間は12時29分、15時45分、19時の三回上映。
文学座出身の長岡の隠れた名優の主演作なので、
特に東京在住の長岡出身者はお見逃しのないよう!

http://cineroman.blog92.fc2.com/blog-entry-757.html

それにしても出演者にかの千葉繁さんもいたとは、なるほどあの役かと。

| 未分類 | 16:02 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

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『みんなの学校』 in 県央



小林茂監督『風の波紋』、小森はるか監督『息の跡』、そして原一男監督「ニッポン国VS泉南石綿村」。
最近のドキュメンタリー映画の話題作の共通項に編集を秦岳史さんが手がけていることが挙げられます。
いづれも膨大な撮影素材を秦さんのフィルターを通して吟味され削ぎ落として作品にしていくような気が、
実際、秦さんにお会いしたことがありますが相当なキレ者といった感じを受けました。
ただ以外にも秦さんへのインタビュー取材が今回、ネットで検索しても出てこないので、
ちょっとしたミニシアターで秦岳史特集が開けるような現状なので以外に思いました。
現在撮影中の小林茂監督の新作『魂のきせき』も編集のみならず、ブレーンとして小林監督を支えているハズです。

ちなみにこの紹介文を書くにあたって秦さんはドキュメンタリーだけではなく、
福間健二監督作の作品を手がけていると知りました。
佐藤真監督のお弟子さんという印象を持ってましたが、福間監督とはどういう関わりなんだろうかと意外に思いました。

その秦さんが「編集協力」として参加している『みんなの学校』は長岡でも何度か自主上映会が開かれていますが、
来月にみらいの生活を考える会・三条の主催で県央地域では初の上映会が開かれるのでご紹介します。
ゲストとして映画企画を担当し真鍋俊永監督の奥様である迫川緑さんのお話もあります。

*『みんなの学校』
日時 9月23日(日)
上映 13時~15時 講演会 15時~ 迫川緑さん (映画企画)
会場 燕三条地場産業振興センター リサーチコア
料金 500円
主催 みらいの生活を考える会・三条 電話0256-33-7793

◎大空小学校がめざすのは、「不登校ゼロ」。ここでは、特別支援教育の対象となる障害がある子も、自分の気持ちをうまくコントロールできない子も、みんな同じ教室で学びます。ふつうの公立小学校ですが、開校から6年間、児童と教職員だけでなく、保護者や地域の人もいっしょになって、誰もが通い続けることができる学校を作りあげてきました。
すぐに教室を飛び出してしまう子も、つい友達に暴力をふるってしまう子も、みんなで見守ります。あるとき、「あの子が行くなら大空には行きたくない」と噂される子が入学しました。「じゃあ、そんな子はどこへ行くの? そんな子が安心して来られるのが地域の学校のはず」と木村泰子校長。やがて彼は、この学び舎で居場所をみつけ、春には卒業式を迎えます。いまでは、他の学校へ通えなくなった子が次々と大空小学校に転校してくるようになりました。


学校が変われば、地域が変わる。そして、社会が変わっていく。

このとりくみは、支援が必要な児童のためだけのものではありません。経験の浅い先生をベテランの先生たちが見守る。子供たちのどんな状態も、それぞれの個性だと捉える。そのことが、周りの子供たちはもちろん、地域にとっても「自分とは違う隣人」が抱える問題を一人ひとり思いやる力を培っています。
映画は、日々生まれかわるように育っていく子供たちの奇跡の瞬間、ともに歩む教職員や保護者たちの苦悩、戸惑い、よろこび・・・。そのすべてを絶妙な近さから、ありのままに映していきます。
そもそも学びとは何でしょう? そして、あるべき公教育の姿とは? 大空小学校には、そのヒントが溢れています。みなさんも、映画館で「学校参観」してみませんか?

『みんなの学校』公式HP http://minna-movie.jp/

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らこって 2018年 8月号



思えば、この5月から毎月参加しているながおか市民協働センターのフリーペーパー、らこってへのチラシ同封作業。
https://nkyod.org/racotte-list/134316
今回は「長岡監督特集 第4弾」のチラシ同封作業に参加しました。
ただ参加者がいつもより少し少なかったので、
意外と時間を取ってなんとか終了しましたが、
今回、参加した団体のイベントは以下のとおりです。

*長岡民話百物語
日時 9月20日、21日
会場 アオーレ長岡市民交流ホールA
主催 問 長岡民話の会 電話.FAX 0258-22-1866
https://nkyod.org/event-list/135331

*「もったいない!」から「ありがとう」 フードドライブ
場所 24時間テレビ アオーレ長岡ナカドマ(夢ハウスけやきの家ブース)
日時 8月26日(日) 午前9時~午後5時半

場所 アップタウンヒル長岡 マラソン 長岡市市営スキー場B駐車場
日時 9月16日(日)午前7時半~午前9時

問 フードバンクにいがた 長岡センター
電話 09021426119

*お寺で抹茶と和スイーツ 和菓子づくりと茶道の体験会
日時 9月30日(日)10時~12時
会場 勝覚寺
参加費 1500円
主催 問 ソラヒト日和
電話 0902758
HP https://nkyod.org/event-list/135331

*アップタウンヒル長岡
日時 9月16日(日)
主催 長岡ランナーズ
https://udh-nagaoka.net/

*ザ・中之島 解布四00年
日時 8月16日~8月19日(日)
会場 中之島文化センター 二階多目的ホール
主催 ふる里伝隊、文化懇話会、中之島観光ガイドの会
問  電話0258-66-5952

★ながおか市民活動フェスタ‘18 参加企画

トーク&上映会

*長岡監督特集上映第4弾

日時 9月8日(土)

会場 アオーレ長岡シアター
入場無料 (よろしければカンパをお願いします)

入替制

*10時より各上映作の整理券を会場にて発行します。

10時10分~   
原田裕司監督・脚本 『冬のアルパカ』(30分)長岡・山古志ロケ映画      
出演 仁後亜由美、伊藤公一、大迫一平、宇野祥平 他

11時00分~      
小林茂監督・撮影・ナレーション 『雪合戦』(58分)
上映前 須藤伸彦氏 (「小林茂の仕事」Oタスケ隊トーク)

13時~      
五藤利弘監督・脚本 『モノクロームの少女』(99分)栃尾ロケ映画
出演 寺島咲、入野自由、川村亮介、大杉漣、加藤武
上映後 五藤利弘監督トーク 

*予告なく変更になる場合があります。予めご了承願います。

主催 長岡アジア映画祭実行委員会!

問 電話 09045204222 
e-mail [email protected]
HP http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/

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翁長沖縄知事が死去 67歳 辺野古新基地反対を貫く



翁長沖縄知事が死去 67歳 辺野古新基地反対を貫く

2018年8月8日 19:20

沖縄県知事の翁長雄志氏が8日午後7時までに、膵臓(すいぞう)がんのため入院中の浦添総合病院で死去したことが分かった。67歳だった。米軍普天間飛行場の返還に伴う名護市辺野古への新基地建設への反対を訴え、2014年の県知事選で初当選。新基地建設反対を最後まで貫いた。

翁長知事は1950年生まれ、那覇市出身。85年に那覇市議に初当選し2期、その後県議を2期、2000年から那覇市長を4期14年務めた。

沖縄タイムスプラス

http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/295992

8月15日の『標的の島 風かたか』長岡上映会の準備のさなかだけに今ほど知った訃報に大きな衝撃を受けました。

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正直苦しいです。
夫がいつも苦しい顔をしているのを見るのは辛い、女房は。

本当ですよ、あんなに明るくて、いつもいろんなことがあっても家に帰ってくるときには玄関先でそう言った苦しいのをおいて、ただいまって笑って帰ってくる人が、この3年間、笑わないんですよね。

ちょっと時間があったらすぐ部屋にこもっていろんな法律の本ひも解いたり、しょっちゅう勉強して歩くの。言ったセリフが「こんだけ学生の頃勉強していたら俺は東大だった」って(会場笑)

いやー本当に必死に勉強しているんです、それなのに政府は言うことをコレッポチも耳を傾けてくれない、こんな苦しいこと、悔しいことはないです。

でも負けるわけにはいかないですよね、皆さん。

70年前の戦争で、私たちおじいおばあたちはもう命からがら、必死の思いで何とか生き延びて、私たちに命を継いでくれたんです。

http://freeokinawa.hatenablog.com/entry/2018/01/14/142151

----------------------------------------------------------------------

↑今年に入って読んだ翁長沖縄知事の奥様の講演採録からの抜粋ですが、
最近、県知事を見るたびにこの講演を思い出してました。
圧倒的な力を誇る国家権力と闘い続けたのは相当難儀だったと思います。
今は安らかにという言葉しかありません。


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石橋杏奈さん、おめでとう!



楽天・松井裕樹、石橋杏奈と結婚!12月にハワイ挙式 鷹党女優と愛育んだ
http://news.livedoor.com/article/detail/15122221/

最近、真野ちゃんこと真野恵里菜さんの結婚に、
ハロプロエッグから推してたこちらは感慨深いものを感じながら、
意外と吹っ切れおめでとう!と祝福をしておりましたが、
先ほどネットの配信記事から飛び込んで目に入ったのが冒頭の、
五藤利弘監督『ゆめのかよいじ』『雪の中のしろうさぎ』のヒロイン、石橋杏奈さんの結婚の報でした。

『ゆめのかよいじ』では心が風邪をひいたため栃尾の地に癒されに来たヒロイン。
そこで謎の美少女に逢いファンタジーの世界へと彷徨っていきます。

『雪の中のしろうさぎ』は一転し、十日町を盛り上げようとする地域グループのマドンナとして、
溌剌とした魅力を発揮、岩尾望さん扮する流れ者のエセ芸術家がすっかり夢中になるのも納得でした。

どちらも栃尾、十日町でロケし五藤監督のおかげで新潟に縁にある女優さんとも言えますが、
担当者は『ゆめのかよいじ』の撮影を見学、『雪の中のしろうさぎ』では調子に乗ってエキストラに参加。
真正面から見るには照れてしまい、横目で石橋さんを見ておりましたが、
いやぁ、ホントに綺麗でありました。

『雪の中のしろうさぎ』完成後、長岡アジア映画祭で上映が決まり、
宣伝のために十日町の関係者に紹介に回ったら、
皆さん誰もが石橋杏奈さんがステキだったと口を揃えておりました。。

その後も映画、ドラマ、さらにバラエティでも大活躍なのは承知かと思いますが、
担当者は若松孝二監督の遺作『千年の愉楽』に大きな役ではないとはいえ石橋杏奈さんが登場、
かの鬼才の演技指導におそらく揉まれたであろう石橋さんは女優として一皮剥けたように思いました。

最近は入江悠監督『22年目の告白 -私が殺人犯です-』ではかなりキツイ役を演じ、
観ていて驚かされましたが、たぶん正統派の美人女優という枠で収まらない活躍も、
結婚を機に期待します。

そしてまた五藤監督作に出演してほしいとも。
しかし姉さん女房になるとはチト意外に思いました。
お幸せに!!

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平和を想う響き 心にきざんで



父親は消防士でした。
あの日、父は表彰されるために郊外から広島の消防署に行って、
階段を上り、踊り場にいた時に爆風で消防署の建物が崩壊。
知ってますか?戦時中は消防士は腰に刀を差してたんですよ。
瓦礫に埋もれ、右腕が骨折したので使えず、左手で刀を持ち、
瓦礫を突いて天井に穴を開けてなんとか脱出。
同僚がまだ埋まってたのに、火が迫ってきたので助けることができずに、その場から去ったんです。
ずっと悔やんでいたのか父親は原爆について話すことはあまりしませんでした。
父親を助けた刀は大事に我が家に保管しています。
そのおかげで私や家族がこうして生きてるわけですから。

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被爆ピアノ調律師・矢川光則さんがお話してたことをまとめました。
画像は被爆ピアノコンサートに参加いただいた朝倉志保子さんから届いた絵手紙です。

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『返還交渉人 いつか、沖縄を取り戻す』 in シネ・ウインド

320 交渉返還人

「いつになったらアメリカと対等に物が言える国になるのかー」千葉一夫はそう呻きながら、得意の英語と鋼の信念で沖縄の返還交渉に体当たりで臨む。今、冷徹な態度で政府に突き放され続けている沖縄から見れば、彼のような外交官の存在を知るだけで胸が熱くなる。しかし戦後、優に千人を超える日本の外交官たちがみな千葉一夫のように「アメリカと対等」を揺るがぬ信念として国を牽引してくれていたら、千葉はヒーローとして描かれることはなかったのだ。千葉の発掘は、千葉のような外交官の不在がこの国に長らく続いていることを照射している。

三上智恵 映画監督
http://www.henkan-movie.com/comment.php

↑『標的の島 風かたか』の三上智恵監督が推薦コメントを寄せている『返還交渉人 いつか沖縄を取り戻す』が8月25日~8月31日の一週間、シネ・ウインドで公開されます。
http://www.cinewind.com/wp/wp-content/uploads/2018/07/201808schedule.pdf

沖縄に何度も訪れ、人々の声を聞きアメリカ相手に激しい外交交渉を挑んだ実在した外交官の物語。
確かに三上監督のコメントのように政府からないがしろにされてる現在の沖縄からすれば、ひたすら眩しい外交官ですが、
それはドラマ化され、映画化となるだけの逸材な半面、
”異色な”とされる少数派の外交官というのが、厳しさを感じたりします。

ちなみに出演者には大杉漣さんも登場。
この映画の配給を手掛ける太秦の代表・小林三四郎氏は長岡アジア映画祭で二度、大杉漣さんをお招きした際、
相手役を務め漣さんの魅力を引き出していただきました。

漣さんが亡くなった後にこの映画を公開に漕ぎつけたのは感慨深いものがあるかと思ってます。

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1972年5月15日、沖縄返還。
日本のプライドをかけアメリカと闘った外交官、
“千葉一夫”を知っていますか?

沖縄返還で外交交渉の最前線にいた実在の人物、千葉一夫。戦後、外交官となった千葉は、本土から切り離され、アメリカの統治下にあった沖縄から核兵器を撤去させ、ベトナム戦争の出撃拠点としないよう、アメリカと激しい外交交渉を重ねた。さらに何度も沖縄に足を運んでは、人々の苦悩に真摯に耳を傾けた。立ちはだかる本土の思惑に挫折しかけながらも、妻・惠子に支えられ、「鬼の千葉なくして沖縄返還なし」と称された伝説の外交官が生涯をかけて貫いたものとは―   。

『返還交渉人 いつか沖縄を取り戻す』公式HP
http://www.henkan-movie.com/

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被爆アオギリにたくして



昨年11月の被爆ピアノコンサートで弾いていただいた名古屋で被爆ピアノ活動をなさっている方が8月3日に長岡へ遊びに来るので、一緒にご案内しないかとK先生から連絡がありました。

長岡出身・五藤利弘監督を掛け値なしに応援しているK先生は昨秋11月の被爆ピアノコンサートにも足を運んで、その音色に戦没者への慰霊の思いを嗅ぎ取ったのか、長岡市に空襲で亡くなった人たちへの慰霊も込めて被爆ピアノコンサートを進言し7月1日に戦災フォーラムの一環として実現した経緯があります。
それで11月の被爆ピアノコンサートで「アオギリのうた」を演奏した、この名古屋からの女性に「長岡にも被爆アオギリがある」と伝えると大きな関心を持ち、長岡に別の件でくることになったのでK先生に連絡、K先生も名古屋に長岡の魅力を広めるきっかけになればと被爆アオギリも含めご案内を快諾、こちらにも連絡をしたようでした。

ただこの三日の肝心の長岡花火は、こちらは夜勤だし、K先生も親戚で集まった見るようなのでご案内できずにいたら幸いにも栃尾で五藤監督を応援してくれる方と見れることになったようで正直良かったと思いました。

名古屋からの女性は被爆ピアノ活動をやってるだけに調律師の矢川光則さんとお知り合いで、その矢川さんは自分は被爆ピアノより先に被爆アオギリから入ったと常々公言。
今年長岡にいらした際は五藤監督が平和の森公園の被爆アオギリ二世をご案内し、
その感想を聞いたK先生は「広島市から県外に最初に贈られたアオギリが長岡なんですよ」と伝えると大変驚き、来年はぜひここで被爆ピアノコンサートを開きたいとまで話していました。
それを名古屋からの女性は耳に挟んでいたので平和の森公園にある被爆アオギリ二世をご案内したところ手に触ったり、種を拾って持ち帰ったりととても喜んでおりました。
しかし久しぶりにこの平和の森公園にある二本の被爆アオギリを目にしましたが、立派にすくすくと育っており、これは異例ではないかとも思うのでこの広島から贈られたアオギリがもっと多くの人たちに知られるようになればと思ったりしました。

また平和の森公園をご案内する前に戦災資料館をご案内。
担当者は何度か足を運んでおりましたが、何気に空襲時に焼失した長岡の地域毎の地図を見たなかで宮内駅周辺もかなり空襲で焼失したことわかりました。
てっきり長岡空襲とは長岡駅周辺の中心部、北長岡、模擬原子爆弾が投下された左近が主だと思ってたら宮内もそうだったのかと今の宮内の町並みを思い返しながら地図を見てたこと。

さらにご案内いただいた職員さんが何気に外国人の捕虜も空襲で亡くなったと漏らし、
えっ?と尋ね返したら、どうも空襲時に捕虜となった米兵がいたらしいと人づてで証言を集めてる中で老人が話していたそうで、本当なのかわからない。
かなり驚きK先生に伝えたら、「北長岡に捕虜となった米兵の収容所があったらしい」と。
らしいので定かではないようでしたが、もしそれが本当なら何しに米兵は長岡にいてしかも捕虜となっていたのか。もし本当に空襲で亡くなったのなら米軍は把握しているのか?
様々な疑問が一気に押し寄せ、当たり前ですがわからないことのほうが多いことを実感していました。
いづれにしても長岡空襲で亡くなった戦没者は公式には1486人ですが、もっと多いらしいというのをこの日に知りました。

名古屋からの女性はその後、たぶん長岡花火を楽しんだことと思いますが、ご案内したおけがで知ったことがあったりしました。

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ボブディランは返さない



ボブディランを見にきたおじいさんがいた。お洒落なんか関係ない。作業着みたいな私服でビニールシートを敷いてどっかり座る。たどたどしい手つきでスマホを出し、眼鏡を外しながら1枚だけ写真を撮った。そのあとはずっとうんうんと頷いていた。なんか最高だった。

https://twitter.com/_shinitai__/status/1023538155167703040

先日、アオーレ長岡三階に集まって『標的の島』『長岡監督特集 第四弾』のチラシ発送作業を行いました。

一足先に柏崎から手伝いに来た女性にフジロックに行ってきた。と話したら
冒頭のツイッターが流れてきたけど、担当者のことじゃないですか?
などと言われ、こちらもそのツイートを読んでたけど、あれはディランと共に歩んだおじいちゃんのファンのことで、こちらはまだそんなにいってない、と滔々と説教をしてしまいましたが、読み返したらちゃんと「おじいちゃん」と入ってるので失礼な、などと改めて思いました。

それはともかくその後に手伝いに来たお二人はフジロック暦が長く、今回初参加だったこちらにいろいろとご教示して下さったので感想を語り合いながら作業を、
テントが強風で吹き飛ばされたとか、なかなかワイルドだったようですが、
こちらがアトミックカフェ近くのブースで食べた舞茸トロロ丼がうまかったと話すと、
あれは十日町近くのオシャレなお店が出店とすぐさま返答され驚きました。
十日町に行った際はぜひ訪れたいと思ったものの、十日町シネマパラダイスが無くなったら余り行く機会がないように思いました。
大地の芸術祭が始まりましたが、はたして、、、、

またもう一人の方はボブ・ディランを山の上から見ていたと話していましたが、
今回のディランで一番印象的だったのは機嫌が良かったのか、ニコニコしながら歌ってたことでした。あの笑顔はたぶん残るだろうと。
それで羨ましく思ったのはハナレグミを見に行きアンコールでリクエストに応える形で「サヨナラCOLOR」を歌ったそうで、わりとこじんまりとしたステージであの曲は染みるだろうなぁと。

以前、市民映画館をつくる会の上映会でこの曲に触発された竹中直人監督・主演の「さよならCOLOR」を上映したことがあるので、余計にそんなことを思ったりしました。
などと話し合って無事に作業は終わりました。

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*『標的の島 風(かじ)かたか』長岡上映会

日時 8月15日(水)18時~ 上映開始

上映後 福本圭介氏講演 :「今、私たちは沖縄の声にどう応答するべきか」 

プロフィール 福本圭介(ふくもと けいすけ)
1970年、香川県生まれ。新潟県立大学准教授。
2016年に仲間と「沖縄に応答する会@新潟」を立ち上げ、沖縄の米軍基地問題の本当の当事者である本土住民に「じぶんの荷物はじぶんで持とう」と訴えている。専門は、英語圏文学、思想。新潟市在住。

会場 アオーレ長岡市民交流ホールA

料金 前売1000円、 当日1300円 障害者手帳、療育手帳をお持ちの方、高校生(学生証提示願います)500円

前売券プレイガイド アオーレ長岡西棟3階ながおか市民協働センター/リリックホール/長岡市立劇場/ら・なぷぅ/キャラメルママ/西時計眼鏡店/でくのぼう(長岡市)みずすまし(三条市)えとせとら(柏崎市)シネ・ウインド(新潟市)

◎『標的の島 風(かじ)かたか』
*2017年 キネマ旬報文化映画映画部門第二位

監督・ナレーション 三上智恵 

2017年 日本映画  作品時間119分
配給 東風

イントロダクション

「標的の島」とは、沖縄のことではない。
それは今あなたが暮らす日本列島のこと。

2016年6月19日、沖縄県那覇市。米軍属女性暴行殺人事件の被害者を追悼する県民大会で、稲嶺進名護市長は言った。「我々は、また命を救う“風かたか”になれなかった」。「風(かじ)かたか」とは風よけ、防波堤のこと。
沖縄県民の8割の反対を黙殺した辺野古の新基地建設、全国から1000人の機動隊を投入して高江で強行されるオスプレイのヘリパッド建設。現場では多くの負傷者・逮捕者を出しながら、激しい抵抗が続く。さらに宮古島、石垣島でミサイル基地建設と自衛隊配備が進行していた。

なぜ今、先島諸島を軍事要塞化するのか? それは日本列島と南西諸島を防波堤として中国を軍事的に封じ込めるアメリカの戦略「エアシーバトル構想」の一環であり、日本を守るためではない。基地があれば標的になる、軍隊は市民の命を守らない—沖縄戦で歴史が証明したことだ。だからこそ、この抵抗は止まない。この国は、今、何を失おうとしているのか。映画は、伝えきれない現実を観るものに突きつける。

歌い、踊り、咲き誇る文化の力。
「最前線」に集まる人々、新たなる希望。

監督は『標的の村』『戦場ぬ止み』の三上智恵。大学で民俗学も講じる三上が描くのは、激しい抵抗や衝突だけではない。エイサー、パーントゥ、アンガマ、豊年祭。先祖から子孫へと連なる太い命の幹、権力を笑い飛ばし、豊穣に歓喜する農民の誇りと反骨精神。島々の自然と歴史が育んだ豊かな文化がスクリーンに咲き乱れる。そして、県民大会で古謝美佐子が歌う「童神(わらびがみ)」、辺野古のゲート前でかき鳴らされる三線の音色。
高江のテントで「兵士Aくんの歌」を歌う七尾旅人のまわりには全国から駆けつけた若者たちの姿があった。この一年で安全保障政策を大転換したこの国で、平和と民主主義を守る闘いの「最前線」はどこか? それに気づいた人々が、今、沖縄に集まっているのだ。

『標的の島 風かたか』公式HP http://hyotekinoshima.com/

予告編 https://www.youtube.com/watch?v=FKqFSGS3bu0&feature=em-share_video_user

主催 長岡アジア映画祭実行委員会!
電話 09045204222 e-mail [email protected]
HP http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/

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