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長岡アジア映画祭実行委員会!ブログ

新潟県長岡市で活動します長岡アジア映画祭実行委員会!です。

2023年02月 | ARCHIVE-SELECT | 2023年04月

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入江悠監督 『映画 ネメシス 黄金螺旋の謎』



もはや『SRサイタマノラッパー』の、
という肩書が必要なくなった入江悠監督の新作は、
やはりテレビ版を拡大した映画化。
しかも『22年目の告白』『AI崩壊』に続いてのワーナーブラザーズ映画。
レギュラー陣総出演に加えて映画の重しで登場する佐藤浩市が謎の男に扮して見ごたえ十分、
(しかし白髪は地毛なんだろか?)
ただし何を書いてもネタバレしてしまう先行きが全く読めない作品に結実し、
面白いと思ったのは今どき作品時間が99分と知って観たら、
たくさん盛り込み詰めたせいなのか99分より長い二時間弱の作品に感じたのに、
全く飽きずに観たのは、あんまりない映画体験でありました。

あと横浜の奇麗すぎる夜景が他人事のように感じたら、
炊き出しのシーンへと映り、それが作品の肝となってたこと。
入江監督のこの視点にらしさを感じました。

そしてそして冒頭から何度も繰り返す場面の
広瀬すずのフェチな姿はどう見ても狙ってるようにしか見えず、
初日のレイトショーとはいえ桜井くん目あての女性ファンが多いのかと思ったら、
担当者と同世代の野郎が多く、
まさか担当者と同じく入江悠監督作だから観に来たと思えず、
広瀬すずの支持層ってこんな姿なのか。
確かに自分も釘付けとなっておりました。

手堅くスター映画をまとめた入江監督の次はどこへ連れてってくれるのか、
また楽しみにしています。

https://wwws.warnerbros.co.jp/nemesis-movie/

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五藤利弘監督新作 『日光物語』 島ぜんぶでおーきな祭-第15回沖縄国際映画祭- にて上映決定!



長岡出身・五藤利弘監督作で武藤十夢・スネオヘアーW主演の『日光物語』が4月15日、16日開催の沖縄国際映画祭での上映が決定しました。

https://oimf.jp/


五藤監督と沖縄国際映画祭の相性はとても良く最初は東日本大震災後の復興と絡めて地域おこしに奮闘する十日町の人々をテーマにした『雪の中のしろうさぎ』が、
昨年はウクライナ侵攻後に平和をテーマに謳いあげた『おかあさんの被爆ピアノ』が上映され
今年はさらに日本の未来さえも混沌としていくなかで、
『日光物語』が遺作となった宝田明さんのメッセージ“不戦不争”が沖縄だけに余計に響くように思います。

とはいえ確か沖縄国際映画祭のテーマは最初の頃、「LAUGH & PEACE」だったハズ。
『日光物語』は上映作を見ると最も相応しいのではないかと思います。
しかし室賀厚監督の新作が上映されるようで、ちょっとどよめきました。

上映日時4月16日(日)開場15:20/開演15:40
会場 桜坂劇場 ホールC
登壇者 スネオヘアー、五藤利弘監督

https://oimf.jp/movie/detail/8/


上映作品紹介🎬『日光物語』
映画「日光物語」は、日光二社一寺への参道入口にある人気カフェを舞台に、カフェを経営する大場嘉門(スネオヘアー)とその家族を中心に、人と人が織りなすヒューマンコメディ。
詳細⇒https://oimf.jp/movie/detail/8/
チケット⇒https://oimf.jp/ticket/

https://twitter.com/oimf_official/status/1640126483502084096

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劇場版 『荒野に希望の灯をともす』長岡上映会に届いた谷津賢二監督のメッセージ。

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3月25日 劇場版『荒野に希望の灯をともす』長岡上映会。
上映前に谷津賢二監督より届いたメッセージをシンクタンク・ザ・リバーバンクの方より、読み上げていただきました。
上映後、お客様よりあの監督からのメッセージも素晴らしくぜひ仲間に紹介したいと言われたので、
シンクタンク・ザ・リバーバンクより谷津監督に承諾を依頼しこちらに掲載いたします。

谷津監督、ありがとうございました。

==================================

長岡上映会の皆様へ。

本日は上映会に足を運んで下さったこと、まずは皆さんに御礼を申し上げます。ありがとうございました。私は本作の撮影と監督を務めました、日本電波ニュース社の谷津賢二と申します。皆さまの前でご挨拶出来ないことは誠に残念ですが、上映会を主催してくださる「長岡アジア映画祭実行委員会」「シンクタンク・ザ・リバーバンク」の方々にこのメッセージを託し、一言、皆さまにご挨拶を申し上げます。

私が中村哲先生に出会い、最初の取材を行ったのは1998年4月、そして最後の取材は2019年5月のことでした。その21年の間、私は25回アフガニスタンに入国し、現地滞在日数はおよそ450日にもなりました。そして何よりも中村先生とアフガン人の活躍を収めた映像が、およそ一千時間、私どもの手元に遺されました。こうした映像を使い、これまでも主にNHKで放送されたドキュメンタリー番組や、まさに皆さまに観ていただいた、この映画などを制作してまいりました。

昨年の今頃、私はこの映画の編集をしておりました。その時には既に、私も皆さんも人間が等しくコロナ禍にさいなまれていました。そして皆さんもご承知かと思いますがコロナ禍はたくさんの「分断」や「孤立」を生み出していました。感染を警戒し、病気で入院中の家族や友人に会えない人、同じ理由で故郷に帰れない人、大学進学で一人暮らしを始めても、リモート授業ばかりで、一人の友人も出来ず、アパートで孤独に過ごす若者など、こうした分断と孤立でした。そんな中で私は映画によって、中村先生の生き方の中で何を皆さんに伝えるべきか…長く考え続けました。結果、私が皆さんに最もお伝えすべきことだと思ったのは「他者とどう関わって生きるのか?」という中村先生の生き方でした。さらに突き詰めて言えば「利他に生きる」ということでしょうか。もはや「自国ファースト」「自民族ファースト」「自分ファースト」などという考え方では生き残れない世界に私たちはいるのではないかと思うのです。そんな今だからこそ中村先生が私たちに問いかける「他者とどう関わって生きるのか?」という生き方が大切であり、輝くのだと感じています。中村先生はかつてペシャワール会会報にこんな言葉を遺しています。

『己が何のために生きているかと問うことは徒労である。人は人のために働いて支え合い、人のために死ぬ。そこに生じる喜怒哀楽に翻弄されながらも、結局はそれ以上でもそれ以下でもない』

人のために生き、人のために死んだ中村先生の原点のような言葉です。しかし「人のために生きる」などと口で言うのは簡単ですが、なかなかできる生き方ではありません。中村先生はそんな私たちを更に励ましてくださる考えを遺してくれています。それは、中村先生がよく口にした座右の銘「一隅を照らす」です。一つの隅を照らすと書いて「一隅を照らす」。これは天台宗の開祖、最澄の言葉です。中村先生はこの言葉をこう紐解いていました。「だいそれたことを考えずに、自分が置かれた場所で自分が出来ることを一生懸命する、一人一人がそんな考えで生きれば、少しずづ社会が変わって行くのではないでしょうか。例えば虐められている友達がいれば、かばってあげる、お母さんが体調が悪い時には変わってご飯を作って上げる…こんなことが一隅を照らすなんだと思います」と。

中村先生が示したこうした生き方の中にこそ「希望」があるのだと思います。それは名誉や富とは関係なく、それでも心から私たちを励ますものだと確信しています。

映像に残る中村先生の優しい笑顔、火が出るような気迫のこもった顔、そして哲学者の様な思慮深い顔を心にとどめ、不穏な世情を乗り越える力として下さい。この映画がそんなことのお役に立てるのなら、製作者としてこれ以上の望みはありません。

皆さま、本日は本当にありがとうございました。心からの御礼を申し上げます。

日本電波ニュース社
谷津賢二

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『劇場版 荒野に希望の灯をともす』 長岡上映会 お客様の感想



3月25日『劇場版 荒野に希望の灯をともす』長岡上映会 
お客様の感想を抜粋して掲載します。

=============================

*ただただ感動です。 (50代・男性)

*水と人間の在り方を考えた時間でした。 (40代・男性)

*中村さんは偉大な人だと思います。 (70代・女性)

*中村医師の思いが結実し、その成果を見るにつけ凶弾に倒れたことが残念に思います。
メッセージにもありましたが「他者とどう関わって生きるか」「一隅を照らす」心に刻みつけて自分の場所で生きていたいです。 (70代・女性)

*人間が自然の一部であること、中村医師の言葉、人生、全世界の方に伝えたい。伝えてほしいです。
戦争をしている人の心にも届けられたらいいのに、と思います。
色々、感じながら観ていたのに、言葉が出てきません。衝撃でした。
大勢の入場者に驚きました。
関心の高さに嬉しくなりました。
又、子供さんと一緒に来場された方もいて、長岡の将来が楽しみになりました。
私も子供を連れてくればよかったと後悔です。 (60代・女性)

*もっと沢山の上映機会を望みたい上映でした。
2月に上越・高田世界館での上映を見れず落胆していたので、本当に観ることが出来て良かったです。
平和なことは毎日の暮らしからも考えられること、孫たちにも伝えたいですネ。

*感動しました。ひとことで言い表せません。 (70代・男性)

*中村先生ってすごい方だというのを知りました。
よい映画を見せてくださって、ありがとうございました。 (70代・男性)

*中村さんにとても感動しました。
遺志をついで行ってほしいです。 (70代・女性)

*NHK特集である程度のことは知っていましたが改めて中村先生の活動の大きさに頭のさがる思いでいっぱいです。
アフガニスタンの平和を祈るばかりです。 (80代・女性)

*とても感動しました。学校などで子供達にも見てもらいたいと思います。 (70代・女性)

*良かったです。 (60代・女性)

*中村さんの生きざま、少しでも学びたいものです。 (男性・60代)

*改めて人の持つ力、自然と平和について考えさせられた。 (70代・女性)

*お医者さんなのに工事をするのはなぜ? (10代・女性)

*人に尽くす、土地を生かす、心洗われました。 (60代・男性)

*感動しました。これからの活動、生き方にいかします。 (70代・女性)

*とても感動する映画でした。
人の為に何ができるか、ましてや他国でこのような素晴らしい活動されたこと。すごい。 
(60代・女性)

*改めて考えさせてもらいました。 (50代・男性)

*深い! (70代・男性)

*改めてすばらしい人だったと思いました。 (60代・女性)

*自然が主役であるという事。
「利他」 (70代・女性)

*涙を止めることができませんでした。
中村さんの一言一言が心に沁みました。
一人でも多くの人に、この映画を観てほしいと思いました。 (70代・女性)

*生きるための食と水の大切さ。
それは人の手により造られるものと深く感じました。
中村先生の志の強さを感謝します。合掌 (70代・女性)

*背筋が伸びました。中村さんと同じ方向を見て生きていきたいです。 (70代・女性)

*この映画の存在は知っており、見たいと思っていましたが
長岡では観る機会はないとあきらめていました。
今回上映会を開いて頂きありがとうございます。 (50代・男性)

*素晴らしかった。ぜひ世界中で上映していってもらいたい。
自然との共存、平和の意味を実感しました。 (60代・男性)

*今、自分のできることをしていこう。 (50代・女性)

*とてもわかりやすくすばらしかった。 (60代・女性)

*中村医師が自らの苦悩と共にアフガニスタンの人々に共感し本当の平和、幸せを求め、人々にも伝えられてきたことに心から感動しました。
ウクライナについても9条を掲げる日本こそが、勇気を持って戦争でない手段で真の平和の先陣を切って動いていかなければならないと思います。
再度、機会をつくって上映をしていただきたいし、その後のアフガンの様子も知りたいです。 (60代・女性)

*とても偉大な方で感動しました。 (80代・女性)

*生き方を考えさせられる時間でした。
有難うございました。 (70代・女性)

*長岡にいつも意義のある映画を届けて下さってありがとうございます。 (50代・女性)

*中村先生の子供さんが亡くなられてたことは知りませんでした。 (50代・女性)

*何もない荒地から、農業ができるように水路を作る。
きびしい作業をこなし感動的でした。 (60代・女性)

*わかっていることを又、わからせてくれた。これからも。
ぜひ、学校や他の施設とかでも開いて聞かせてほしい。 (60代・女性)

*自身の生き方、世界のありかた、様々なことを考えさせられました。 (50代・女性)

*知らなかった現実の一端を見せてもらいました。
中村さんの意思と行動に感激し、自分たちに返って何が出来てるかを考えていきます。 (70代・女性)

*中村哲さんの活動と訴えたいことがよくわかりました。
上映ありがとうございました。 (70代・女性)

*アフガニスタンの状況えを正しく伝える映画でした。
中村哲さんの支援の大切さを知りました。 (60代・男性)

*中村哲さんは著名な方ですが、あまり知りませんでした。この映画を見られてよかったです。
また、自分の先祖が江戸時代に治水をして地元で喜ばれたのですが、
へき地であったので当時は専門的な知識もなかっただろうにどうしてできたのかと
謎に思っていましたが、中村さんのようにうまく行っているところを見に行き、
まねしたのだろうということがわかり、よかったです。 (50代・女性)

*中村哲さんと言うお医者さんの偉い方だったと言う事は亡くなられた事が報じられた時に知りました。
波の偉さでない、この映画によってさらに深く偉さと凄さを知りました。
私はこの年まで生きてきて何をしていたんだろうと、心から思いました。
ありがとうございました。 (70代・女性)

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4/1(土)『茶飲友達』外山文治監督、出演:五頭岳夫さん舞台あいさつ @シネ・ウインド



2020年にアオーレ長岡で開催した大杉漣さん主演・プロデュース作『教誨師』長岡上映会に、
頼んでもいなかったのに気持ちで駆けつけてくださった出演者で水原町出身の五頭岳夫さん。

http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-2545.html

その後も引く手あまたの活躍、中でも今泉力哉監督作『街の上で』は五頭さんが影の主役じゃなかったかと思ってます。
現在、全国のミニシアターで大ヒット中の問題作『茶飲友達』にも出演。
やはりシネ・ウインドでの公開に五頭さんが舞台挨拶で駆けつけるそうなのでご紹介します。

4/1(土)『茶飲友達』外山文治監督、出演:五頭岳夫さん舞台あいさつ

2013年10月に起きた高齢者売春クラブ摘発のニュースに着想を得て生まれた社会派群像劇『茶飲友達』。東京での公開以来、全国で50を超える映画館での上映決定に至った近年のミニシアター作品における大ヒット作です。本作の新潟上映初日に、外山文治監督と出演で新潟県阿賀野市(旧・水原町)出身の俳優・五頭岳夫さんの舞台あいさつが決定しました。

日 時:4/1(土)『茶飲友達』12:20の回上映後(予告編無し)
ゲスト:外山文治さん(『茶飲友達』監督)、五頭岳夫さん(『茶飲友達』出演)
料 金:1200円(シネ・ウインド会員は900円)

前作『ソワレ』も好評だった外山監督は初来館、そして五頭さんは『教誨師』以来の登場です。お楽しみに!

https://www.cinewind.com/information/4-1-5/

『茶飲友達』

ストーリー
妻に先立たれ孤独に暮らす男、時岡茂雄(渡辺哲)がある日ふと目にしたのは、新聞の三行広告に小さく書かれた「茶飲友達、募集」の文字。
その正体は、高齢者専門の売春クラブ「茶飲友達(ティー・フレンド)」だった。運営するのは、代表の佐々木マナ(岡本玲)とごく普通の若者たち。
彼らは65歳以上の「ティー・ガールズ」と名付けられたコールガールたちに仕事を斡旋し、ホテルへの送迎と集金を繰り返すビジネスを行なっていた。
マナはともに働くティー・ガールズや若者たちを “ファミリー”と呼び、それぞれ孤独や寂しさを抱えて生きる彼らにとって大事な存在となっていた。
ある日、一本の電話が鳴る。
それは高齢者施設に住む老人から「茶飲友達が欲しい」という救いを求める連絡であったー。

http://teafriend.jp/

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A beacon of hope in the wilderness



3月25日『劇場版 荒野に希望の灯をともす』長岡上映会。
本当に盛況のうちに無事に終了いたしました。
観に来ていただいたお客様、ありとうございました。
お手伝いいただいた方々、溢れかえるほどのお客様を無事に椅子に着席させて、
最後まで観賞できたこと、
いい加減すぎるばかりか準備でヘトヘトとなった担当者を見かねてのことだと思いますが、
改めて本当にお疲れさまでした。

そしてともに準備や撤収に汗を流していただいたシンクタンク・ザ・リバーバンクの方々、
中村先生への尊敬のもとに行動していることがひしひしと伝わりました。

ありがとうございました。

館内にはお父さんと一緒に観に来たという小学生たちが結構目につきました。
たぶんTジョイ長岡は行ってもこんな自主上映会は初めてではないかと思い、
エンドロールが流れ一斉に客席から拍手が沸き起こったことに驚いたのではないかと思います。
弱者のために命を懸けて尽くした中村先生の遺志が、
今後の人生の指針となっていただきたいと切に願います。

そしてウクライナ紛争からリアルにひしひしと日本が戦争に巻き込まれるのではないかという危機感が、
伝わる中で「敵を作らず、平和な信頼関係を築くこと」に徹した中村先生の信条が、
そんな脅威に対抗・拮抗する手段だとリアルに皆さんとともに観賞しながら思ったりしてました。

用意したパンフレットは売りきれ、
ペシャワール会へのカンパ箱はカンパのお金で溢れかえるほどとなり、
たぶん中村先生に恥じない上映会になったと自負いたします。

画像の写真は約7年前にシンクタンク・ザ・リバーバンクの招聘で
長岡で講演会を開いた際、愛好する煙草に火をつける前の中村先生。
上映会を見守っていただいたことと思います。
この時、時間が空いたので大河津分水に視察に行き大変感心して、
また来ると言ったそうですが、、、、

公式HP http://kouya.ndn-news.co.jp/
予告編 https://www.youtube.com/watch?v=rgc3pSFiZ8s

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3/25 劇場版 『荒野に希望の灯をともす』 長岡上映会



◎『劇場版 荒野に希望の灯をともす』長岡上映会

日時  2023年3月25日(土)10時30分~
会場 アオーレ長岡市民交流ホールA

●コロナ感染症対策にご協力願います。
〇当日、体調の悪い方、体温が37,5度以上ある方はご参加いだけません。
〇参加される方はマスクの着用をお願いします。
〇当日は受付時に手指の消毒、検温にご協力ください。
*今後の状況により、上映会が中止・延期になる場合があります。

*入場料 
前売 一般 1200円 
当日 一般 1500円
障害者手帳、療育手帳をお持ちの方、高校生以下 500円 
(購入の際、手帳・学生証の提示をお願いします)

*プレイガイド アオーレ長岡ながおか市民協働センター/文信堂書店/ら・なぷぅ/キャラメルママ/西時計眼鏡店(長岡市)みずすまし(三条市)シネ・ウインド(新潟市)

*チケットの売り上げ金の一部をペシャワール会に寄付します。

*実行委員(ボランティアスタッフ)随時募集中。

主催 長岡アジア映画祭実行委員会!
問 電話09045204222 e-mail [email protected]
Blog http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/
共催 シンクタンク・ザ・リバーバンク 
後援 長岡市

スタッフ 監督/撮影:谷津 賢二 編集:櫻木まゆみ 構成/プロデューサー:上田未生
企画:ペシャワール会 朗読:石橋蓮司 語り:中里雅子 取材:柿木喜久男/大月啓介/アミン・ウラー・ベーグ CG:平野雄一音効:渡辺真衣/大島亮 演奏:中村幸 宣伝美術:鈴木響 宣伝・配給統括:島田陽磨 助成:文化庁文化芸術振興費補助金(映画創造活動支援事業) 製作・配給:日本電波ニュース社 配給:シネマとうほく 2022年/日本/カラー/90分 ©日本電波ニュース社

公式HP http://kouya.ndn-news.co.jp/
予告編 https://www.youtube.com/watch?v=rgc3pSFiZ8s

武力で平和は守れない
医師 中村哲 現地活動35年の軌跡

これは「生きるための」戦いだ。

アフガニスタンとパキスタンで35年に渡り、病や貧困に苦しむ人々に寄り添い続けた、
医師・中村哲。
戦火の中で病を治し、井戸を掘り、用水路を建設した。
なぜ医者が井戸を掘り、用水路を建設したのか?
そして中村は何を考え、何を目指したのか?

「彼らは殺すために空を飛び、
我々は生きるために地面を掘る。」
-中村哲

中村の誠実な人柄が信頼され、医療支援が順調に進んでいた2000年。
思いもよらぬ事態に直面し、中村の運命は大きく変わる。
それが“大干ばつ”だ。
渇きと飢えで人々は命を落とし、農業は壊滅。
医療で人々を支えるのは限界だった。
その時、中村は誰も想像しなかった決断をする。用水路の建設だ。
大河クナールから水を引き、乾いた大地を甦らせるというのだ。
しかし、医師にそんな大工事などできるのか?
戦闘ヘリが飛び交う戦火の中で、無謀とも言われた挑戦が始まった―。

「ここには、天の恵みの実感、誰もが共有できる希望、
そして飾りのないむきだしの生死がある。」
-中村哲

専門家がいないまま始まった前代未聞の大工事は、苦難の連続だった。
数々の技術トラブル、アフガン空爆、息子の死・・・。
中村はそれらの困難を一つ一つ乗り越え、
7年の歳月をかけ用水路を造りあげた。
用水路が運ぶ水で、荒野は広大な緑の大地へと変貌し、
いま65万人の命が支えられている。
そして―。

2019年12月。さらなる用水路建設に邁進する最中、
中村は何者かの凶弾で命を奪われた。
その報にアフガニスタンは悲しみに沈み、
ニューヨークタイムズ、BBCなどが悲報を世界に伝えた。
あれから2年半。
日本ではその生き方が中学や高校の教科書で取り上げられ、
評伝などの出版も続いている。
中村の生きた軌跡は、これから長く人々に語り続けられるだろう。
そして彼がアフガンに遺した用水路は人々の命を支え続けるだろう。

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本日、『劇場版 荒野に希望の灯をともす』長岡上映会開催

中村医師1998年6月‐4©日本電波ニュース社

昨日、某所で上映会の準備をしていたところ、たまたま同席してた人とやはり“しゃもじ”が話題となり、
お互い絶望を覚えてたりしておりました。

広島出身の日本代表が、あの場で持参するメッセージは“必勝”でなく“和平”ではないかと思いますが、
そんな人ではなく本当に異次元の思考の持ち主だったことに。

ただあえて書けば“しゃもじ”では決してなく井戸を掘る“スコップ”を手に平和を築いた中村先生の姿を、
この機に観ることで絶望するのはまだ早い、
中村先生の人のために尽くす姿はこれからの生き方の大きな指針にできるのでは。
まさに中村先生の姿に希望を覚えるハズです。
本当に多くのものを学べる映画だと思います。
改めて本作を上映する機会を得て本当に栄誉に思う素晴らしい作品です。

読み応えのあるパンフレットは800円で販売します。
上映開始は10時30分、谷津 賢二監督から長岡に届いたメッセージとともにアーレ長岡市民交流ホールAでお待ちしてます。

========================

中村哲さんの魂が、混迷した時代に、進むべき道を指し示す。
自ら動き、戦争の愚かしさを訴え、人々の命に光をあてる。圧巻だ。
アメリカの軍用機が飛び交う中、命の河を掘り進める。
その20年にわたる記録を撮り切った撮影隊にも敬服する。
今、全ての人が見るべきドキュメンタリーだ。

塚本 晋也
映画監督・俳優


公式HP http://kouya.ndn-news.co.jp/
予告編 https://www.youtube.com/watch?v=rgc3pSFiZ8s

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『劇場版 荒野に希望の灯をともす』長岡上映会に谷津 賢二監督よりメッセージをいただきました。

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明日上映となる『劇場版 荒野に希望の灯をともす』長岡上映会に谷津 賢二監督より素晴らしいメッセージをいただきました。
以前、中村哲先生の講演会を長岡で開催した団体シンクタンク・ザ・リバーバンクは
谷津監督もお招きしたことがあり、その縁でメッセージを依頼し快諾をいただき届きました。
ありがとうございます。

「利他に生きる」「一隅を照らす」といったキーワードで中村先生の実践した生き方の中に「希望」があることが伝えてくださいます。
上映前に読み上げるので、ぜひ映画とともにこの谷津監督のメッセージも注目いただきたいです。

監督/撮影
谷津 賢二
1961年栃木県足利市生まれ。立教大学社会学部卒業後、テレビニュース業界で働く。94年に日本電波ニュース社入社。95年から98年まで日本電波ニュース社ハノイ支局長。登山経験を活かし、ヒマラヤ山脈、カラコルム山脈、タクラマカン砂漠など、辺境取材を多数経験。1998年~2019年アフガニスタン・パキスタンで中村哲医師の活動を記録。これまで世界70か国以上で取材。

[受賞歴]
・1998年NHK「ネパール 塩の隊商がゆく」(撮影)
ATP郵政大臣賞
・04年 NHK「アフガニスタン 戦乱と干ばつの大地から」(撮影/プロデューサー)
ギャラクシー奨励賞、ATP優秀賞
・16年NHK「ベトナム戦争 フィルムの若者を探して」(撮影/プロデューサー)
国際ビデオフェスティバル(アメリカ) ゴールドカメラ賞
・18年NHK「武器ではなく命の水を~医師・中村哲とアフガニスタン~」(撮影/プロデューサー)
ギャラクシー奨励賞、ATP優秀賞、ワールドメディアフェスティバル(ドイツ)金賞
・20年NHK 「良心を束ねて河となす~医師・中村哲73年の軌跡~」(撮影)
ATP総務大臣賞

http://kouya.ndn-news.co.jp/


アフガン無医村での診療や治水事業に献身した中村哲の半生を描くドキュメンタリー。
「平和は戦争以上に積極的な力でなければならぬ」という信念の下、圧倒的不平等に対する義憤は、誠実な“仁義の人”を突き動かし続けた。
人の本源的な姿が胸を打つ、素晴らしい一本。

中川 敬
ミュージシャン/ソウル・フラワー・ユニオン

3/25 劇場版 『荒野に希望の灯をともす』 長岡上映会
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3645.html

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武力で平和は守れない

壁の中村先生肖像2020年©日本電波ニュース社

この映画を全世界のあらゆる人に観てほしい。
特に権力のある政治家たちには必修にしたい。

↑一昨日の記事に書いた『劇場版 荒野に希望の灯をともす』に寄せた想田和弘監督のコメント。

岸田首相、必勝しゃもじ贈呈 - ゼレンスキー大統領に
https://nordot.app/1011559218760843264?c=39550187727945729

↑こちらの記事を読んで、このことも指してるのかと納得しました。
戦争只中のウクライナへ赴いたことは、百歩譲っても評価はできるだろうと思ってたものの、
おびただしい数の死傷者を前に手土産にしゃもじを選ぶという、
バカなセンスに周囲は誰もおかしいと止めない身内で固め、
先の記事も何も批判もなく、のうのうと書いてる報道も含めて、
山根貞男先生がかつて『家族輪舞』という映画を観て書いた「映画の底が抜けた」に倣って、
もはや日本は歴代の最高権力者の恥知らずなふるまいによって底が抜けたのだろう、と思いました。

思えば何の根拠もなく出身が広島というだけで、
前とその前より数段マシに思えましたが、それは錯覚でしかなく
最高権力を手にした途端、誰かに倣って海外には湯水のごとくお金をばらまき、
最近、経済大国へと成長しているインドに恩義せがましくばらまいてましたが、
いづれインドに援助してもらおうと考えてるのか?
一番大切にしなければならない日本国民が本当は嫌いではないかと思うほど、
望んでいない防衛費増額を国会を通り越して閣議決定で決め、
少子化対策を完全におざなりにして増税に走る現総理とまさに対局にいるのが中村先生ではないかと。

しゃもじで戦争を扇動するような最高権力者には空から爆弾を落とす米軍ヘリを尻目に、
地元民とともに鍬や鋤で井戸を掘り、
用水路を作り挑む中村先生を記録した本作を観てほしいと確かに強い思いを抱きます。
おそらくアフガニスタンは眼中にないだろうから余計に。

というわけであのひとの眼中にないだろうアフガニスタンを支援するペシャワール会へのカンパ箱も会場に置きます。

「武力で平和は守れない」を実践した中村先生の姿を観ていただきたいです。

3/25 劇場版 『荒野に希望の灯をともす』 長岡上映会
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3645.html

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三上智恵監督最新作 始動 「沖縄、再び戦場へ」(仮題) 製作応援のお願い



『標的の村』『戦場ぬ止み』『標的の島 風かたか』『沖縄スパイ戦史』と長岡上映会を開いてきた
三上智恵監督が2024年完成予定に向けて製作を開始しカンパのお願いをしてるのでご案内します。

あわせて45分のスピンオフ作品を完成。
無償で提供し全国各地での上映会を呼び掛けています。

“昨年末の安保三文書で明らかになったのは、日本が敵基地攻撃や先制攻撃も可能な軍事国家になったことだけではありません。日米政府の言う抑止力とは「南西諸島にミサイルを並べ、最悪の場合報復攻撃の戦場になるもやむなし」という南西諸島の犠牲を覚悟したものであるという本音も暴露されました。戦場になると名指しされたも同然の島々では、これから基地の地下化、シェルター設置、ミサイル避難訓練、弾薬庫大増設、小さな離島を含む空港と港湾の軍事化が急ピッチで進みます。いま制作中の新作映画は、平和を求めて戦う沖縄の最前線を描いた2017年の『標的の島 風かたか』の続編にあたります。2017年~2023年の戦争に向かって突き進む怒涛の日々が描かれることになりますが、しかし映画館での公開は早くても2024年春以降になり、その時、沖縄が予断を許さない状況になっていることすら考えねばならないと危惧しています。

映画の完成を待つこの期間にも、刻々と変わっていく状況を共有するため、この度45分程のスピンオフ映像を希望者に無償で提供し、危機感を共有していただきたいと思うに至りました。“映画の完成を待つこの期間にも、刻々と変わっていく状況を共有するため、この度45分程のスピンオフ映像を希望者に無償で提供し、危機感を共有していただきたいと思うに至りました。”

5人や10人の集まりでも構わないという悲壮な覚悟を共有し、こちらでも上映会ができないかと思い始めました。

それはともかくとして新作のカンパの振込先は↓こちらを。

『沖縄、再び戦場いくさばへ(仮)』製作協力金カンパのお願い

2024年劇場公開にむけて、三上智恵監督 新作ドキュメンタリー映画『沖縄、再び戦場いくさばへ(仮)』の製作をスタートしました。
製作費確保のため、ぜひ皆さんのお力を貸してください。いただいた製作協力金は、『沖縄、再び戦場いくさばへ(仮)』の製作費として活用させていただきます。

製作協力金カンパ内容
製作協力金10,000円以上、ご協力いただいた方(もしくは団体)は、映画エンドロール及び、映画ホームページにお名前を掲載させていただきます。

締め切り日:2023年11月末まで

23年11月以降も撮影は継続、カンパ募集も継続します。ただし、エンドロールへのお名前の掲載は、次作以降になります。
【振込先】
【郵便振替の場合】
郵便振替口座 00190-4-673027
名義:沖縄記録映画製作を応援する会

【銀行口座よりお振込の場合(要連絡)】
ゆうちょ銀行(9900 〇一九店(019)
当座 口座番号:0673027
名義:沖縄記録映画製作を応援する会

詳細はこちらを↓
https://okinawakiroku.com/?fbclid=IwAR0Ue9a6Udpg1-JvWQPMw5qAcVY3jkWd9tHe2uphgAI262geO06F3zm9ys4

“私にとっては、過去の私の作品を見てくださり、沖縄を気にかけていてくれる方々だけがはっきりと目に見えている希望なんです。その方々は必ず南西諸島の現状をその目で見て受け止め、SOSに耳を傾け、そして発言・行動につなげる力のある人たちだと信じられるからです。”

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暴力で暴力を上塗りするこの世界に、中村哲医師が命懸けで示した「別の道」 映画「荒野に希望の灯をともす」を観てほしい

中村医師3(2010年2月)©日本電波ニュース社

“いま、世界の人々に最も観てほしい映画は何かーー。

そう問われたら、僕はたぶん、劇場版「荒野に希望の灯をともす」だと答えるだろう。日本電波ニュース社の谷津賢二監督が、パキスタンやアフガニスタンでの中村哲医師の活動を、21年間にわたって撮影した映像素材を再編集したドキュメンタリー映画である。”

暴力で暴力を上塗りするこの世界に、中村哲医師が命懸けで示した「別の道」
映画「荒野に希望の灯をともす」を観てほしい

想田和弘 映画作家

https://gendai.media/articles/-/97488

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劇場版『荒野に希望の灯をともす』公式ツイッター https://twitter.com/kouya_2022
にて谷津賢二監督が中村哲氏の生きざまを見つめ考察した想田和弘監督のレビューを紹介し、
「この文章には今を生きるための手がかりがあります」とまで賞賛しています。

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人間は、街や村を破壊し、無数の人々を不幸のどん底に落とすことができる一方で、砂漠に水を引き、緑を蘇らせ、無数の人々に幸福をもたらすこともできる。
すべては私たちの選択にかかっている。
私たちは中村医師に続かなければならない。
この映画を全世界のあらゆる人に観てほしい。
特に権力のある政治家たちには必修にしたい。

想田 和弘
映画作家

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想田監督は公式HPに↑このような賛辞のコメントを寄せていますが、
それについて長く解説した読み応えのあるレビューなので、
ぜひ読んでいただけましたら。

2001年9月11日にニューヨークに住んでいた想田監督が悲しみが怒りと憎しみへと変貌する人々を目にしてる時に
2001年9月11日にアフガニスタンで人々のために井戸を掘ってた中村先生を知り、その言葉に深く賛同。

「飲み水すらもない、食うや食わずの人々を空爆して、いったい何を守ろうというのか」

先日、上映素材が届き映るかどうか試写をし、
幸い無事に映写できたものの、改めて本編を観て思ったのは、
中村先生の偉業に比べてこちらはと、ただただ頭を垂れるしかありませんでした。
と、同時に真に尊敬できる中村先生の活動を収めた本作を上映する機会を得たのは大きな栄誉に思いました。

ちなみに映画の中で井戸や用水路作りに励む現地の人たちの日当はやはりペシャワール会から、
つまり日本の市民からの寄付だそうで、
25日の上映会のチケットの売り上げ金の一部をペシャワール会に寄付します。

3/25 劇場版 『荒野に希望の灯をともす』 長岡上映会
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『空に聞く』長岡上映会 お客様の感想

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3月12日『空に聞く』長岡上映会 お客様の感想を抜粋して掲載します。

*復興について考えさせてくれる良い機会でした。(60代・男性)

*震災から12年、でもまだまだ元に戻っていない一層の復興が必要だと思った。
でも、若い人たちがいろんなことに前向きだという話を聞き自分もがんばらなきゃと思った。(60代・女性)

*エピソードトーク、しみました。(60代・女性)

*映画の後、小森監督の話まで聞くことができて有意義な時間でした。(60代・男性)

*日常を過ごしていて突然震災にあった方々の姿をほんの少し垣間みさせてもらった映画でした。やはり、どこか人ごととしてしまっている自分がいるのに気付かせていただき考えさせられました。この映画を観ることができて良かったです。(50代・女性)

*毎回良質の作品を長岡にありがとうございます。(50代・女性)

*〇若い人たちの主張を直接お聴きする貴重な機会となりました。
エールを送るとともに、ひとりの大人として責任ある行動をとらねばと思いました。
〇復興により刻々と変わる風景とは対照的に阿部さんは変わらぬ想いを持ち続けていた。
人が生きていくこと、困難を抱きながら生きていくことに深い感銘を受けた。(50代・女性)

*バンド、平和大使、映画、トーク… 全てがよかった!!
3,11を思う機会をありがとうございました。 (60代・女性)

*若い3人の方の話はもう少し自分の意見を言ってもいいのでは。
映画は大変感動しました。(70代・男性)

*ライブ、若い方達の発表、意見等すばらしい発表でした。
映画で地震についてはほとんど考えることあまりなかったので今後は常に普段の生活等も、意識しなくてはと思いました。(70代・女性)

*毎年、こうして東北にまつわる映画を上映していただきたいです。(30代・男性)

*小林茂さんのお話も聞けてうれしかったです。
私も「阿賀に生きる」を数年前に見て、その明るさに大変驚きました。
小森さんの他の作品も是非みたいと思います。
ますますご活躍を期待します。(50代・女性)

*曽根さんの話がとても良かったです。
映画もとても良かったです。胸がいっぱいになりました。(30代・女性)

*映画の中で聞き取れないところがあって残念だった。
生きるエネルギーが高田の方から強く伝わってきてよかったです。
どんな場面でも精一杯自分の人生を生きる、それを阿部さんから感じた。(60代・男性)

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地球広場



ながおか市民センター1階の長岡市国際交流センター地球広場(地球ひろば)に現在、
『劇場版 荒野に希望の灯をともす』上映会にあわせて、
ちょっとしたアフガニスタンのパネル展や本物のブルカが展示されてます。

センター長の羽賀友信先生がかつてアフガニスタン支援をしてたこともあってのものもあるでしょうが、
思わぬ形でのお力添えをいただき深く感謝いたします。

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十数年前に中村哲医師の著書を読んで、僕の人生は変わりました。
私たちは自分だけでなく、他者のために生きることができる。そう信じて疑わないのは、彼と同じ時代を生きたからです。
彼がアフガニスタンの荒野を緑に蘇らせたのと同じ姿勢で、私たちもこのこんがらがった社会や世界に挑まなければなりません。
途方に暮れるような困難が目の前にあっても、この映画が、彼の歩んだ道のりが、何度でも僕の背中を押してくれます。

後藤 正文
ミュージシャン
/ASIAN KUNG-FU GENERATION

3/25 劇場版 『荒野に希望の灯をともす』 長岡上映会
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第25代 高校生平和大使



3月12日 『空に聞く』長岡上映会

”あの日を境に歩んできた人たちの時間が交差するような場”

小森はるか監督がそう表現いただいたこの日のトモシア多目的ホール。

震災後の東北へのボランティア活動が映像作家の出発点となった小森はるか監督。
福島の惨状に再びバンド活動再開を決意したウィズコーション。
そしてリアルに原発事故で福島から避難し、そのまま湯沢に移住となった高校生平和大使の曽根俊太郎さん。
木内みどりさんとの出会いから、自ら発言をしていく決意を持ち、
第24代新潟県高校生平和大使となり、
様々な場で活動報告をし大使の使命は全うしながら、
4月からは関西の大学に進学し、
また自分なりの形で活動を実践していくと思います。
1年ぶりでしたが、一層しっかり者の印象をダメな大人であるだけに担当者は抱いたりしました。

そして曽根さんの活動でのアピールを聞いて動かされ、
平和大使に応募し任命されたのが第25代の井上さくらさんと高橋千紘さん。

お二人から初々しいながらも活動報告をしていただき、
曽根さんの思いを立派に引き継いでると思いました。

またの機にお力添えをお願いしたいです。
この度はありがとうございました。

曽根さん、改めて立派な大人になってください。

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アオーレ長岡 大型ビジョンにて『劇場版 荒野に希望の灯をともす』予告編放映中



「見捨てちゃ置けないという以外に理由はない」

たまたま撮影したテロップの文字が中村先生の生き方を凝縮してるように思いました。

『劇場版 荒野に希望の灯をともす』予告編が現在、アオーレ長岡ナカドマ大型ビジョンで放映中です。
シネ・ウインドのロビーのモニターでも流していただいてます。

尽力いただいた方々にお礼を申し上げます。

『劇場版 荒野に希望の灯をともす』 公式HP http://kouya.ndn-news.co.jp/
予告編 https://www.youtube.com/watch?v=rgc3pSFiZ8s

3/25 劇場版 『荒野に希望の灯をともす』 長岡上映会
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昭和レトロ 東映アニメ映画ポスター展ほか 主催 にいがた映像ギャラリー

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3月17日から3月22日まで開催される新潟国際アニメーション映画祭を盛り上げようと
https://niigata-iaff.net/
お世話になってる新潟映像ギャラリーの皆さんが画像にあるイベントを開催します。

今回の映画祭は東映初代社長でアニメ文化を立ち上げた大川博、
「東映動画スタジオ」設立に参加した画家の蕗谷虹児と、
日本のアニメーションのパイオニアで新潟に所縁のある二人にスポットをあててることに、
意気を感じて新潟映像ギャラリーも人肌脱いで協力するようです。

ちなみに画像の東映動画が制作した日本最初のカラー長編アニメーション映画『白蛇伝』は、
俳優の動きを撮影したフィルムを紙に写し人物の動作を描くライブアクションには佐久間良子、水木襄と長岡ロケ映画『故郷は緑なりき』の主演二人が起用されたそうです。

【特番】映像・古町サロン開催のお知らせ(2023年3月21日
当日限りのスペシャルイベントを開催いたします。入場無料

★<昭和レトロ>東映アニメポスター展
入場無料
11:00〜11:20
12:30〜14:20
15:30〜16:00

★特別イベント【新潟とアニメ】
定員:先着 各30名 入場無料
⓵11:30〜12:30
⓶14:30〜15:30内容
❶東映アニメのポスター展「トークショー 映画ポスター収集家「坂本文己男」氏をお招きし、坂本氏のコレクションから厳選されたポスターをトークショースタイルで解説します。進行役:本間桂子 氏

❷昭和50年 在京のアニメプロダクションの貴重映像

❸「<大川博と蕗谷虹児>を中心に見る新潟と日本アニメーションの歴史」
日本初の本格アニメ製作スタジオ「東映動画(現・東映アニメーション)」初代社長・大川博氏、東映初の国内向けカラーアニメ映画を監督した蕗谷虹児氏という新潟出身の2人を中心に、日本アニメ誕生の背景から、宮崎駿氏・押井守氏といった世界的名声のアニメ巨匠誕生〜現代まで続く日本アニメーションの歴史、新潟との関係について様々なエピソードを交えて解説します。 (⓵前編・⓶後編を予定)
講演:三村哲弘 氏 (新潟文化史研究家)

日時:令和5年(2023年)3月21日(火曜日、祝日) 11:00〜16:00

会場:古町まちみなと情報館(古町ルフル向かい側) 2階・要(かなめ)

主催: 特定非営利活動法人 にいがた映像ギャラリー
お問い合わせ:TEL 090-1693-9696 (長谷川)

https://neg.1web.jp/56735/92071.html#contents

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ある春のための上映会 @クロスパルにいがた



3月12日『空に聞く』長岡上映会

まず先にこの上映会のお客様にチラシを配布を目的に作成されたのが、
4月16日(日)クロスパルにいがた4F映像ホールにて開催される『ある春のための上映会』
小森はるか監督にはトークの最後に、このチラシを手に宣伝をしていただきましたが、
たまたま上映会翌日に足を運んでいただいた方と会い
「とてもいい時間だった。悲惨なシーンが無かった分突き刺すものがあった。監督の映画を他に観たいので、
クロスパルの上映会に行くつもり」と感想を話し、すっかり小森監督のファンになられたようで、
他にも長岡から駆け付ける方もいるかと思うので行きたい方は早めに申し込まれたほうがよろしいかと思います。

ある春のための上映会 @クロスパルにいがた
日時 4月16日(日)
会場 クロスパルにいがた4階映像ホール

12:30~ 「波のした、土のうえ」上映
13:50~ 「春をかさねて」「あなたの瞳に話せたら」上映
15:15~ トーク(16:00頃 終了予定)

料金:2000円(税込) 

予約フォーム https://reserva.be/ccinemaniigata/reserve...

※定員100名・先着順・予約者優先・当日現金払いのみ対応

作品紹介
■波のした、土のうえ
津波被害を受けた沿岸の町・陸前高田で出会った人々の言葉と風景の3年8か月の記録から物語を起こすように構成された3編の映像。
●監督:小森はるか+瀬尾なつみ
(2014年/68分)

■春をかさねて
震災から1ヶ月が過ぎた、とある被災地。震災で妹を亡くした14歳の祐未は、この経験を発信しようと、次から次へと訪れる記者への取材に答えていく。一方で、同じく妹を亡くした幼馴染・れいは、東京からやってきたボランティアの大学生へ恋心を抱き、メイクを始める。ある放課後、祐未はそんな彼女への嫌悪感を吐露してしまう。
●監督:佐藤そのみ
(2018年/45分)

■あなたの瞳に話せたら
多くの犠牲を出した“石巻市立大川小学校事故”にまつわるドキュメンタリー。撮影は、震災から8年半が過ぎた2019年12月。大川小で友人や家族を亡くした当時の子どもたちは、あれから何を感じ、どのように生きてきたのか。それぞれが故人に宛てた手紙を織り交ぜながら、自身も遺族である「私」が、カメラを持って向き合う。
●監督:佐藤そのみ
(2019年/29分)

監督プロフィール
●佐藤そのみ 
1996年、宮城県石巻市出身。2011年、東日本大震災で、石巻市立大川小学校に通っていた妹を亡くす。日本大学芸術学部在学中、故郷石巻市で数本の映画を自主制作する。2019年に制作した『春をかさねて』『あなたの瞳に話せたら』の上映活動を、現在各地で行っている。東京都在住。

●小森はるか
瀬尾夏美(画家・作家)とのアートユニットやNOOK(のおく)のメンバーとしても活動。2011年以降、岩手県陸前高田市や東北各地で、人々の語りと風景の記録から作品制作を続ける。代表作に『息の跡』(2016年)、『空に聞く』(2018年)。小森はるか+瀬尾夏美による『波のした、土のうえ』(2014年)、『二重のまち/交代地のうたを編む』(2019年)がある。新潟市在住。

主催 コミュニティシネマにいがた 協力 小森はるか、佐藤そのみ
問合せ先 コミュニティシネマにいがた [email protected]

https://www.facebook.com/events/887211235837189/?ref=newsfeed

https://twitter.com/aruharufilm

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♪海が大地が揺さぶられて 信じた神話が崩れ落ち… ~かくしてバンドは鳴りやまず25~



3月12日 『空に聞く』長岡上映会
ウィズコーション セットリスト

1 福島の明日に架ける橋
2 闇に光をあてろ
3 仲良くしようよ

♪海が大地が揺さぶられて 信じた神話が崩れ落ち…『福島の明日に架ける橋』被災者の声を忘れずに未来へ
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/bsn/367382?display=1&fbclid=IwAR2kc1ReU9Ei2se-cHgK4-ZugovTVWBM9UvoCWhf2H27mYU2yftic_jqkh4

↑BSN「ゆうなび」では「福島の明日に架ける橋」が焦点をあてられ、
「四畳半スタジオ」では新潟水俣病患者の詩をもとに作った「あゆむ」が流れるなど、
例年以上に注目浴びることとなったウィズコーション。
たぶんライブを目当てに来たお客さんもいるハズなのに3曲は少なかったのではと思います。
こちらも時間に気にせずにライブをお願いしたい思いがあるので、
いつかは存分に披露していただきたいと思ってます。

しかし毎回この上映会で歌う「福島の明日に架ける橋」の歌詞を動画のタイトルにしただろう、
今回取材した記者さん、なかなか骨があるというか
「信じた神話崩れ落ち」はもちろん原発崩壊のことだろうし、
番組の中でウィズコーションのメンバーが攻めてる発言をテレビによく載せてる、
などと思ってしまうこちらはすっかり忖度に毒されてしまったのかと我が身を振り返り自省しました。

そんなことを思いながら次の新曲「闇に光をあてろ」

♪嘘をついてもいいんでしょう?
 胡麻化したっていいんでしょう?
 自分さえよければいいんでしょう?

「モリカケサクラの事件」に触発されたという歌詞は否応なしにやりたい放題の権力者に向けてまっすぐ矢を放つ1曲。
と、同時に「自分さえよければいい」という空気が蔓延する時代への危機感を歌い上げたメッセージソング。
THE TIMERSのゼリーさんに聴いてほしいと思いました。

そしてラストの「仲良くしようよ」は分断された世界に向けて「分かり合えないから、争うことはないだろう」と述べて
「あなたと手を繋ぎたい 仲良くしようよ」と究極の人類愛を高らかに歌い上げて、
もちろん共感した客席から絶賛の拍手を浴びていました。

ウィズコーションはあちこちに出没してライブを敢行してるようなものの、
公式ホームページもなく情報がほぼ皆無なのですが、
もしライブ情報を得たら参加することをおススメいたします。

キーボードの新メンバーが加わり、さらに邁進していくことと思います。
ありがとうございました。

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Listening to the Air



昨日開催した『空に聞く』長岡上映会は無事に盛況のうちに終了いたしました。
お越しいただいた方々、ありがとうございました。
お手伝いいただいた皆様、ありがとうございます。
さらに昨年に引き続き、時間がないのでお客様にも椅子の後片付けを手伝っていただく有様でした。
こちらもありがとうございました。

また今回、ラジオ、新聞、テレビと多くの媒体にご紹介いただきました。
こちらも御礼申し上げます。

そして上映後のトークで丁寧に思いを込めて作品について語ってくれた小森はるか監督。
初々しすぎる次代の高校生平和大使の活動報告に、なんだかより貫禄がついたような気がする曽根俊太郎さんの講演。
もはや貴重な社会派バンドとして長岡では他の追随を許さなくなったウィズコーションのライブと、
やはり3,11を追悼し、振り返る企画として申し分なかった上映会ではないかと思います。

ちなみに小森はるか監督トークの相手役は役不足ながら担当者が担当しましたが、
こちらが用意した多々ある質問がはたしてお客さまが聞きたいこととマッチするのか、
全体のバランスも含めてもう一度考え直した方が良かったのではと、
トークを小森監督が観て映画つくりを志したという『阿賀に生きる』に持っていき、
客席にいた小林茂監督に半分助け舟のような形でマイクをお渡ししたら、
愛知県の小林監督の映画上映会に悩んでいた小森監督が会いに行って、
帰りの新幹線や東京駅で親身になってアドバイスをしたことを、
お二人のやり取りを聞いてよくわかり、
これって勿論、小森監督が『息の跡』や『空に聞く』の撮影前のまだ何者になるかの前の頃の話だと思い、
そんな映像作家未満の人にも分け隔てなくアドバイスをしてたのかと、ちょっと驚きながら話を聞いてました。
そしてお二人が話す姿に聞き入り、得したと思ったのは担当者だけではなかったハズ。

そんな形であっちこっちへ飛ぶボールをきちんとキャッチしてくださり、
大変だったかと思いますが小森監督ありがとうございました。

そしてもう一つ特筆に思ったのが知る人ぞ知る元シネ・ウインド支配人の橋本さんが、
昨日書いた記事のように『空に聞く』が観たいとよろよろしながら会場入り。
しかし相変わらず口のほうは速射砲の如きで、この点は元気だと思ったら、
東北滞在時、大船渡の旅館にあった手ぬぐいを小森監督に渡したいと、
どうも小森監督の入待ちで早めに会場入りしたようで、
やってきた小森監督に初対面なのに図々しくも話かけ、
まぁ、こちらも事前に橋本さんのことを小森監督に話してたので、
たぶん関心を持ってただろうと、そのまま楽屋にご案内をし、
いわゆる新潟映画界のリビング・レジェンドは、はたしてどのように映ったのだろうかと。
滅多に人前に出ない方なので貴重な機会なのは間違いなかったと思います。

その後、『空に聞く』上映後のトークに映画で観た感動したシーンを激しい勢いで語り、
いわゆる橋本節を聞いた他のお客様はビックリしたかもしれませんが、
良い意味で空気を読むことないというか、
ますますヒートアップしてるのにこちらは喜んでおりました。

ちなみに高校生平和大使3人にも終了後にアドバイスなのか、
たぶんこの大人は何者なのか知らないであろう若者相手に熱心に感想を話し、
若者たちも食い入るように聞き入ってたのを傍目で見て、
楽屋にいる間にたぶん信じられる大人という認識を持ったのではなかろうかと。

しかし橋本さんに撮影係で最前列ど真ん中に陣取るバナナカボチャの佐藤さん、
そして遅れて来て残り20分しか観てないはずなのに「いい映画だった」と感想を述べる未来と生活の会・三条の田中代表と、
担当者が知ってる中でもゴーイングマイウェイのコクのある3人が交差しなかったとはいえ、
同じ会場にいたことは振り返っても凄かったなぁ、と。

最後に『空に聞く』を改めて観ながら被災者を被災者として描かず、
まず生活者として目を向けて姿とまちを描きろうとする意志が、
主人公の凛とした姿に重なってると思いました。
本来笑うべき題材ではないのに会場からは笑いが漏れてたのを耳にし、
たぶん映画監督はお客様と観賞するたびに毎回、
これまでと違う点を気づかされると思ってますが、
今回の長岡上映会でどのように感じたのか、機会があったら小森監督に尋ねたいと思ってます。
しかし振り返って新潟に引っ越したからと、
あちこちに宣伝のため時間を割いていただいたのは申し訳なかったとはいえ感謝です。

そして皆さま、改めてありがとうございました。

https://www.soranikiku.com/

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3/12 『空に聞く』 長岡上映会 



◎ 『空に聞く』 長岡上映会  

*毎年3月に開催してる東日本大震災関連作品の上映会。
今年は東日本大震災後、約3年半にわたり「陸前高田災害FM」のパーソナリティを務めた阿部裕美さんを追ったドキュメンタリー映画『空に聞く』を上映とともに震災後のボランティアをきっかけに東北に移住し記録をした小森はるか監督をお招きします。
併せて昨年好評だった高校生平和大使・曽根俊太郎さんの講演と恒例となった福島への思いを歌うおじさんバンド、ウィズコーションのライブも開催します。

日時 3月12日(日)

17:40~ ウィズコーション ライブ

18:00~ 曽根 俊太郎さん(第24代高校生平和大使新潟県代表)講演
      演題 「分岐点〜大人になった今考えること〜」
       *第25代 高校生平和大使の活動報告も開催
      
18:40~ 映画『空に聞く』上映(作品時間73分)と小森はるか監督トーク

20:30~ 終了予定

会場 長岡市社会福祉センター トモシア3階 多目的ホール
    長岡市表町2丁目2−21
https://tomoshia.jp/

●コロナ感染症対策にご協力願います。
〇当日、体調の悪い方、体温が37,5度以上ある方はご参加いだけません。
〇参加される方はマスクの着用をお願いします。
〇当日は受付時に手指の消毒、検温にご協力ください。
*今後の状況により、上映会が中止・延期になる場合があります。

*入場料 
前売 一般 1200円 
当日 一般 1500円
障害者手帳、療育手帳をお持ちの方、高校生以下 500円 
(購入の際、手帳・学生証の提示をお願いします)

*プレイガイド アオーレ長岡ながおか市民協働センター/文信堂書店/ら・なぷぅ/キャラメルママ/西時計眼鏡店(長岡市)みずすまし(三条市)シネ・ウインド(新潟市)

*実行委員(ボランティアスタッフ)随時募集中。

主催 長岡アジア映画祭実行委員会!
問 電話09045204222 e-mail [email protected]
Blog http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/

後援 長岡市/3.11福島を忘れない!長岡実行委員会

*映画『空に聞く』上映

監督・撮影・編集:小森はるか 撮影・編集・録音・整音:福原悠介 特別協力:瀬尾夏美
企画:愛知芸術文化センター制作:愛知県美術館
エグゼクティブ・プロデューサー:越後谷卓司 配給:東風
2018年/日本/73分/ブルーレイ
©KOMORI HARUKA

空から見たら私たち、 どんなふうに見えているのかな?

東日本大震災の後、約三年半にわたり「陸前高田災害FM」のパーソナリティを務めた阿部裕美さん。
地域の人びとの記憶や思いに寄り添い、いくつもの声をラジオを通じて届ける日々を、キャメラは親密な距離で記録した。
津波で流された町の再建は着々と進み、嵩上げされた台地に新しい町が造成されていく光景が幾重にも折り重なっていく。
失われていく何かと、これから出会う何か。
時間が流れ、阿部さんは言う——忘れたとかじゃなくて、ちょっと前を見るようになった。

監督は、震災後のボランティアをきっかけに東北に移り住み、刻一刻と変化する町の風景と出会った人びとの営みを記録してきた映像作家の小森はるか。傑作『息の跡』と並行して撮影が行われた本作は、映像表現の新たな可能性を切り拓くことを目的としたプロジェクト「愛知芸術文化センター・愛知県美術館オリジナル映像作品」として完成。あいちトリエンナーレ、山形国際ドキュメンタリー映画祭、恵比寿映像祭と立て続けに上映され、先鋭的なプログラムの中でもひときわ大きな反響を呼んだ。

公式HP https://www.soranikiku.com/
予告編 https://www.youtube.com/watch?v=X1o_eJnKYJc

*ライブ演奏 ウィズコーション

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With Caution プロフィール

□吉岡佳代 キーボード
飯塚寿之 ボーカル、ギター、ブルースハープ
星野 淳 ギター、ボーカル、コーラス         
坂詰 浩 ベース  
若井武美 パーカッション、コーラス

1980年結成、およそ10年間、長岡を中心に活動。
しばらく休止したが東日本大震災と「福島第一原発事故」後、活動を再開。
当初のメンバーに一人が加わり、しばらく活動、2021年にベース、そして2022年にキーボードが加わり、現在の活動は5人。
曲はオリジナル、「命と大地(地球)にLoveSong」をポリシーに、「どこでも1曲でも」をモットーとして県内中心でLive活動展開中。

*講演 曽根俊太郎さん 
演題 「分岐点〜大人になった今考えること〜」

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プロフィール

曽根 俊太郎 Sone Shuntaro

2004年6月4日生まれ 現在18歳

福島県に生まれ
2011年3月11日の東日本大震災による原発事故で新潟県に家族で自主避難

六日町高等学校3年
第24代高校生平和大使新潟県代表

*トークゲスト 『空に聞く』 小森はるか監督

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Director’s statement
『空に聞く』というタイトルには二つの空の意味を込めました。一つは、亡くなられた方たちのいる空(sky)に耳を澄まし、想い続ける人としての阿部裕美さんの姿を思ってつけました。弔う時に向く方向は人それぞれで、家の跡地に立つ人も、お墓にいく人も、海に向かう人もいます。阿部さんは月命日によく空を見上げていらして、その姿が印象的でした。陸前高田の空は、本当に広くてきれいです。風景を撮り続けながらいつも驚いていました。復興工事によって全く違う顔の街になっていっても、この街の空の美しさは変わらないのだと思いました。もう一つの空は、陸前高田の人たちがマイクに向かって話す時に、少し頭の上を見上げながら、震災前の街を思い浮かべて記憶を辿る様子から、その記憶が立ち上がっている空(air)です。そこに耳を傾けたいという思いでつけました。カメラには写すことのできないものたちが、人々の懐かしみながら語る声や、それを聞く阿部さんの表情から、見えないけれど伝わってくるのです。それを映像で表現したいと思いました。
津波で失われた街の上に土が盛られ、新しい街がつくられていく移行期の数年間を、断片的に記憶が思い出されては遠ざかっていくように、かさ上げする前の地面を訪ねていくように、阿部さんの声をつたって映画に定着させたいと思い『空に聞く』ができました。この映画をつくりながら、地面から空へと街の人々の視線が移っていくのを感じ、わたし自身が次にカメラを向ける先を教えてもらいました。新しい街の風景が映画を通してどんな風に見えるのか。映画を見てくださる方それぞれに感じてくだされば幸いです。

小森はるか
… … … … …

小森はるか(こもり・はるか)

1989年静岡県生まれ、新潟市在住。映像作家。 瀬尾夏美(画家・作家)とのアートユニットやNOOK(のおく)のメンバーとしても活動。2011年以降、岩手県陸前高田市や東北各地で、人々の語りと風景の記録から作品制作を続ける。代表作に『息の跡』(2016年)、『空に聞く』(2018年)。小森はるか+瀬尾夏美として2014年に『波のした、土のうえ』を制作、2019年に発表した『二重のまち/交代地のうたを編む』は、シェフィールド国際ドキュメンタリー映画祭コンペティション部門特別賞、令和3年度文化庁映画賞文化記録映画優秀賞を受賞。

… … … … …

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本日、『空に聞く』長岡上映会



「遠藤麻里さんのラジオ聴いてたんだけど、仕事で行った陸前高田が舞台と知って観たいと思ったのに夜の上映なんだろ、翌日仕事だからなぁ、、、」

「BSNを見たけど陸前高田のあの風景は僕も見たことがあるんだよ、観たいんだけど翌日仕事だからなぁ、俺もトシだし」

「月曜の仕事が午後からの半ドンになったので観に行くよ。陸前高田には親戚が嫁いだけど震災のことは聞けなかったし」

以上、電話で新潟在住の知る人ぞ知る橋本さんとのやりとりでしたが、
シネ・ウインド退社後、再就職した会社で震災後に出張を命じられ何か月も東北に滞在、
現地の様子に否応なしに心動かされ、『空に聞く』の陸前高田の様子に、
元映画館の支配人なのに自分から観たいなどは滅多に言う人ではないのに、
感ずるものがあったのか、お仕事が半ドンとなったのはやはり運命なのか、
新潟から駆けつけてくれることになりました。

ちなみに担当者は昨日、アオーレであれこれ準備をしていたら、
脱原発デモ(パレードなどと呼ぶのはどうかと)が出発するのを目にして飛び込み、
3,11よりも野球に熱心な総理に否を唱えながらも、
もはや引き返すのは無理なのではないかと思いながら行進しておりました。

本日、ウィズコーションは福島への思いをこめた歌と演奏をライブで披露、
昨年の講演では原発事故から湯沢へ避難する際のリアルな状況を述べた曽根俊太郎さんが、
現在の原発再稼働の動きやウクライナ侵攻での核危機について心情をお話しする予定、
『空に聞く』の小森はるか監督には震災後のボランティアで東北へ移住、それからの映画制作について尋ねてみようと思ってます。

こちらが出来ることで東日本大震災に思いを馳せる日にしたいと思ってます。
17時40分スタート、トモシアでお待ちしてます!


物販 
『空に聞く』パンフレット 700円
小森はるか監督作 
『息の跡』DVD  3800円
『二重のまち/交代地のうたを編む』DVD 3800円

17:40~ ウィズコーション ライブ

18:00~ 曽根 俊太郎さん(第24代高校生平和大使新潟県代表)講演
      演題 「分岐点〜大人になった今考えること〜」
       *第25代 高校生平和大使の活動報告も開催
      
18:40~ 映画『空に聞く』上映(作品時間73分)と小森はるか監督トーク

20:30~ 終了予定

会場 長岡市社会福祉センター トモシア3階 多目的ホール

“見えない記憶”を残すドキュメント上映へ「震災に共感を示すことに遠慮は必要ない」
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/bsn/368293?display=1&fbclid=IwAR2QccF04I54YWU3LZLHI_YSZpo-v1hh4ZKhTUEemLLqqwA1sMCAl3t9hZI

♪海が大地が揺さぶられて 信じた神話が崩れ落ち…『福島の明日に架ける橋』被災者の声を忘れずに未来へ
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/bsn/367382?display=1&fbclid=IwAR2kc1ReU9Ei2se-cHgK4-ZugovTVWBM9UvoCWhf2H27mYU2yftic_jqkh4

3月12日 『空に聞く』長岡上映会
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3638.html

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「震災に共感を示すことに遠慮は必要ない」

©KOMORI HARUKA

“見えない記憶”を残すドキュメント上映へ「震災に共感を示すことに遠慮は必要ない」
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/bsn/368293?display=1&fbclid=IwAR2QccF04I54YWU3LZLHI_YSZpo-v1hh4ZKhTUEemLLqqwA1sMCAl3t9hZI

3月8日BSN「ゆうなび」で放映された小森はるか監督インタビューが公式動画にアップされていました。
“共有”という言葉で東日本大震災に限らず、観に来た方々の経験に重ねられることを期待、
特に今回上映される長岡では中越地震での体験を思い返せる機会になればと。

映像は次回作の撮影風景という設定で阿賀野市で撮影してる姿を捉えてますが、
このためにわざわざ小森監督は自前の機材を揃えて、
阿賀野川の実景を撮影してる姿を用意してくださいました。
恐縮です。

それでなぜ阿賀野川なのかは昨日の記事で書き起こした新潟日報の寄稿を読めばわかるかと思います。

http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3690.html

本日はあれから12年目の3.11。
担当者はやはり原発事故からの数日が恐怖として今も残っており、
あの体験を到底忘れることはできずにいることもあって、
3月の上映会続けているように思います。
明日の『空に聞く』上映会開催の準備を、あの日々から思い返しながら追悼し、
明日は参加者で思いを共有する場にできたらと思います。

♪海が大地が揺さぶられて 信じた神話が崩れ落ち…『福島の明日に架ける橋』被災者の声を忘れずに未来へ
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/bsn/367382?display=1&fbclid=IwAR2kc1ReU9Ei2se-cHgK4-ZugovTVWBM9UvoCWhf2H27mYU2yftic_jqkh4

↑こちらはウィズコーションの動画です。

3月12日 『空に聞く』長岡上映会
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「阿賀に生きる」と出合い

©KOMORI HARUKA

被災地の風景に聞く 〈下〉

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「阿賀に生きる」と出合い

映像作家・小森はるか(新潟市在住)

 東日本大震災から1年後、岩手県陸前高田市で暮らし始め、その後の3年間は「被災地」にいることが私の日常になった。町の人たちと何げない会話をするようになり、震災前の記憶を聞く機会が増えた。懐かしむ表情や声の優しさが、いまここにいたい人たちを近くに感じさせてくれる。
 一方で、話を聞くほどに人にカメラを向けられなくなった。親しくなった人たちへ「被災者」という目線を向けることになるのでは…。まちの人たちとの関係が壊れるのを恐れて、ただ風景ばかり撮影するようになった。
 その頃に見た映画が佐藤真監督の「阿賀に生きる」(1992年)だった。新潟水俣病の被害を受けた阿賀野川流域で、若いスタッフ7人が暮らしながら作り上げたドキュメンタリーだ。登場する3組の老夫婦らが見せてくれる、その人なりの堂々たる生きざまに圧倒された。仕事場や茶の間、あるいは公害裁判へ向かうバスの中でも、阿賀に生きた人たちの日常の時間はこんなふうに流れたのかと、ただそれを知ることに深い感動がある。
 未認定の水俣病患者である事実を字幕が伝えても、彼らを「被害者」として捉える視点には転ばない。いま目の前に見えているものこそが問うてくること、そのままを写し撮るカメラに憧れた。
 公害と自然災害を同じようには語れないが、私には阿賀と陸前高田とが重なった。ここで何が起き、失われたのか。伝えきれない出来事の大きさに気づくのは、いづれも日常の中だ。私は見えているものにすら、目を向けてこなかったのではないか。では何を撮るべきか、すぐに答えはでなかったが、陸前高田で出会えた人を撮りたいと思った。
 佐藤さんの著書のなどで、映画づくりが始まった頃、悩んでは阿賀野川をただ眺めていた時期があったと知った。風景ばかり撮っていた私に、悩む時間も必要だと言ってくれたようで励まされた。
 現在の阿賀を撮りたいと思うようになり、去年の春、新潟市内に引っ越した。日本海側の雪の降り方に東北とはまた違う冬の厳しさを知る。制作は道半ばだが、今度は陸前高田で教えてもらったことに支えられながら、撮影を続けている。阿賀野川沿いを歩くとふと佐藤さんの言葉を思い出す。

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3月3日付に続き、

前向く兆しを撮りたくて 
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3684.html

本日3月10日付の新潟日報文化面に小森はるか監督が寄稿していたので書き写します。
ちなみに隣の紙面には小森監督とは↓こちらで縁のある
https://twitter.com/aruharufilm/status/1628380902811369473
佐藤そのみ監督の顔写真が掲載されてたのは偶然なのか必然なのかと。

3月12日 『空に聞く』長岡上映会
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3638.html

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小林茂監督 『魂のきせき』を語る ~完成へむけて~



http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3658.html
↑こちらで紹介した小林茂監督の新作『魂のきせき(仮)』がクランクアップしたことを受けて、
撮影中に考えたことを中心にした講演会に参加しました。

ゲストのスプーンフィールド代表の高橋和枝さんと事前の打ち合わせした中で、
これはぜひ記録しておかなければと思ったそうで、
『魂のきせき』撮影の小田香監督、録音の川上拓也さんとメインスタッフを急遽招集し、
まるで映画撮影が続いてるかのような雰囲気となりました。

例えば舞台裏で小林監督と高橋代表が打ち合わせをしているのを見た、
小田撮影監督がカメラをまわすとすかさず川上さんが隣に来てマイクを向けるなど、
二人は戸田ひかる監督『マイラヴ』でも組んでいるので、すでに阿吽の呼吸となってました。

講演会は1部が小林監督が撮影通して自身のルーツと向かい合うことになり過酷な少年時代の話を。
酒乱の父親と対峙したことで自分が子どもに手を振るうか否かが問われたこと。
父と息子の血の宿命が甦ることとなったのは撮影を通してまさに心が削られる思いが何度もあったのでは。

そのあとに撮影したフッテージを10分ほど流した後に、
高橋代表との対談となるのですが、映画に出演となるいきさつから話しながらも、
加害を受けたことについて包み隠さず話す高橋代表と、
受け止めながら耳を傾ける小林監督と二人の交感を、
参加した皆さんが熱心に聞き入る稀有で意義深い時間となりました。

とはいえ改めて小林監督にとって本作の撮影は本当に過酷なものではなかったかと想像できました。

ちなみに小森はるか監督が参加してるのを見つけた小林監督は休憩時間にすかさず、
『空に聞く』上映会の宣伝と小森監督にマイクを渡してアピールを促してくださり、
『荒野に希望の灯をともす』とともに机を借りて前売券を担当者は発売しており、
おかげで両作とも何枚か売れました。
主催の未来と生活を考える会・三条の皆様ともどもありがとうございました。

画像はせっかくなのでその場にいた方々で記念撮影。
その後に小田監督にこの写真をブログに掲載していいかと尋ねたら、
じっと神妙に見つめてしまい、何かまずいことでもあったのだろうかと内心ヒヤヒヤしてたら、
「キレイに撮れてますね」と言った後に照明のせいかなぁ、
などと原因について探求しはじめてるの横目で感心しながら見ておりました。

3月12日 『空に聞く』長岡上映会
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3638.html

3/25 劇場版 『荒野に希望の灯をともす』 長岡上映会
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3645.html

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さらば文信堂書店の店長



長岡駅ビルCoCoLo内の文信堂書店が閉店すると耳に挟んだのは昨年末のこと。
新潟資本で長岡で最も親しまれてる本屋さんといっても過言でないので、
半信半疑でたとえ本当だとしてもまだ先のことだろうと高をくくってましたが、
現在、4月10日に閉店と張り紙が貼られ、その一方東京資本の書店が参入されるとあり、
慌ててこのブログに何度も登場してる店長に会い話を聞くと
いろいろと折り合いがつかなかったので、やむ負えず閉店になる次第だと。

この店長とは担当者が市民映画館をつくる会に携さわった時からのおつきあいになり、
もう30年になるのか、特に前売券のプレイガイドに依頼や清算に行くと、
長丁場の雑談になることが多々あったりしたほか、
まだ店長になる前には音楽活動に精力的に邁進、
バンドではキーボードを担当、時にストリートミュージシャンとして路上に立ち歌った記憶も。
そんな姿を見て担当者は“長岡の久石譲”と呼んでいた時期もありましたが、
やはり店長となってからは忙しくなり音楽活動もままならなくなっていきながら、
それでも長岡で初めての被爆ピアノコンサートの際は、
トップバッターとして敬愛するジョン・レノン「イマジン」と自作「未来の記憶」を、
弾き語りで朗々と歌い上げてくださいました。

いつしか画像の掲示板に上映会のポスターを貼ってくださることで売り上げに直結することに気づき、
毎回、店長にここにポスターをお願いすると優先的に貼ってくださり、
現在は調子に乗って二枚も掲示していただいてますが、
そんなこんなも含めて大変お世話になった、
おそらく今後、本屋さんとこんな良好な関係を築くことはできないだろうという思いがあります。
やはり寂しい思いが。

4月10日までは一生懸命がんばるよと笑いながら話してましたが、
心なしかちょっと痩せたように映るので、
とりあえず後片付けが終わったら休養していただき、
次のステージでの活躍を期待します。

それまでこちらもこれまでと同じく本や雑誌をこの本屋さんで購入しようと。

3月12日 『空に聞く』長岡上映会
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3/25 劇場版 『荒野に希望の灯をともす』 長岡上映会
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武器ではなく鍬とスコップで平和を築いた 中村哲が生涯をかけて示したこと



「信頼できない大人ばかり見てきたけれど、こんなに信頼できる大人がいたんですね」

発売中の「週刊金曜日」は中村哲先生の特集。
ひとつは昨年12月に中村先生が築き上げたアフガニスタンの活動地域を訪れたペシャワール会に現地の様子を尋ねたルポ。
荒涼とした大地だったのが中村先生が開いた用水路が潤い、農作物が豊富に実ってる実情を紹介。
難民だった人々が用水路によって農業ができ、家族で安心して暮らせる見通しが立ち、さらに開墾に力が入るという流れが生まれたと。

「故郷で家族と毎日三度のご飯が食べられる。これがアフガニスタンの人々の幸せ」

中村先生がかつてよく話していたことが実現しているとあるだけで大変感動的な思いが。

もうひとつが『劇場版 荒野に希望の灯をともす』の大きな反響についてのルポ。
ロシアのウクライナ侵攻で戦争暴力が身近になったいま、中村先生の平和活動に改めて関心が高まっているのではないか、という谷津健二監督の考察から、撮影時の谷津監督による中村先生の思い出話を紹介。
中でも山岳地帯の巡回診療に初めて同行した際のエピソードは本当に“名画”のような佇まいを感じました。

『劇場版 荒野に希望の灯をともす』の紹介に回るとチラシを渡した多くの方が、
アフガニスタンの人たちと労働に汗を流す中村先生の姿にしばらく動けず見入ってしまうこと。
中村先生の生涯に思いを馳せてるのではないか、
そのたびに多分、中村先生は日本が最後に誇れる偉人ではないかという気が。
冒頭の言葉は映画を観た女子高生の感想。
確かにこれに尽きるように思います。

3/25 劇場版 『荒野に希望の灯をともす』 長岡上映会
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『百姓の百の声』柴田昌平監督初日舞台挨拶 @シネ・ウインド



http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3675.html
↑こちらで紹介した『百姓の百の声』のシネ・ウインドでの柴田昌平監督初日イベントに参加しました。
全国各地の劇場公開に自ら参加し、その地の農家の方々の話に耳を傾けてる柴田監督、
高田に続いて新潟からはまだ若手といえるお二人が参加しましたが、
話を聞くと東京ドーム何十枚もの田畑や果樹園を所有してる大規模経営で、
担当者が知ってるような大崩のご主人のこじんまりとした晴耕雨読の農業とは桁が違うんだ、
と関心を持ちながら傾聴しておりました。
質疑応答も農家の方々が熱い質問や感想を直接、柴田監督にぶつけてとても盛り上がり、
時間枠では収まらず別会場に雪崩れ込むほど。

その後、柴田監督を囲んでの懇親会に招待されて話に聞き入ってましたが、
今回の全国ツアーで知り合った農家との繋がりを生かして続編を作りたい構想があること、
また映画には入れなかった畜産にも当然関心があることを話し、
こちらはいづれ長岡で上映する際の農家のヒントをいただいたりと。

他に担当者は新潟日報整理部に嫌われてるのではないか、といった指摘や、
次回こちらで上映する『空に聞く』の小森はるか監督に関心を寄せたり、
はたまたシネ・ウインド元支配人の橋本さんのなりふり構わないトークを見た感想、
フランスから飛び入りのゲスト参加など、なかなか濃い話題となり、
思えば2007年に『ひめゆり』で柴田監督と出会って、もう16年になるのか。
ずっと追いかけてる映画監督なので、こうして今もお話しできることに深く感謝です。

師匠の姫田忠義監督が代表作『越後奥三面 山に生かされた日々』を撮ったのが、
今の柴田監督と同じ歳ぐらいだったことに気づき、
何やら感慨深い表情になっていましたが、
撮りたい題材は多数あるようなので、これからも活躍を期待してます。
ちなみに姫田監督率いる民映研の下積み時代の破天荒な撮影エピソードはゾクゾクしながら聞いておりました。

『百姓の百の声』は3月17日までシネ・ウインドで公開しています。

https://www.100sho.info/

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BSN新潟放送 「BSN NEWS ゆうなび」 小森はるか監督、ウィズ・コーション登場

©KOMORI HARUKA

今度はBSNテレビの方で夕方のニュース番組「BSN NEWS ゆうなび」に小森はるか監督とウィズコーションが登場します。
まるまる上映会について特集を組んでいただくような形で正直ビビりました。
すでにウィズコーションは撮影を終えて、次は小森監督に取材に行くようです。
ちなみに担当者もスマホで撮影されましたが、
自分でも何言ってるのかわかんないことを口走ってるので多分カットになると思います。

放映日は3月8日(水)の「BSN NEWS ゆうなび」(18時15分~19時)の中で放映予定だそうです。
ぜひチャンネルを合わせていただきたいです。

https://www.ohbsn.com/tv/programs/yunavi/


小森はるか監督の今後のラジオ出演は

3月8日(水)BSNラジオ 『四畳半スタジオ』 午後1時~

3月9日(木)FMながおか 『ムービーズ ゴー!ゴー!』 午後6時30分~

以上、よろしくお願いします。

3月12日 『空に聞く』長岡上映会
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3638.html

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前向く兆しを撮りたくて 

©KOMORI HARUKA

被災地の風景に聞く 〈上〉

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東日本大震災から12年を迎える被災地を記録してきた映像作家小森はるかさんが思いをつづる。

×      ×

 前向く兆しを撮りたくて 

 今年の3月11日は、十三回忌に当たる命日だ。それに気付き、私は七回忌を迎えた岩手県陸前高田市を思い出している。震災後、ボランティアをきっかけに訪れた陸前高田に3年ほどいさせてもらった。暮さなければ見えなかった日々、風景。たとえば目に見えなくとも、人々のそばにあるものをきろくしたくてカメラを向け続けてきた。
 そんな中で作り始めたのが「空に聞く」という映画だった。主人公は陸前高田災害FMのパーソナリティーを務めていた阿部裕美さん。阿部さんの「聞く」姿に引かれて撮影を始めたが、良き聞き手だからこそ、まちの人々が胸の奥で感じていることを言葉にしてくれる人でもあった。
 2017年、12㍍の高さまでかさ上げされた市街地に、復興の象徴ともなるショッピングモールがオープンした。あまりの真新しさに私は戸惑ったが、阿部さんは「新しい地面に上がれば、みんながいる空に近づけるかもしれない」と話してくれた。亡くなられた人たちとの距離で変わりつつあるのは、きっと七回忌を迎えたからだとも教えてくれた。「忘れたとか、踏ん切りついたとかじゃなくて、ちょっと前を見るようになった」と。
 そんなふうに、過去と現在が保ちながら前へ進んでいく兆しを映画にしたかった。ラジオからまちに届いてた声たちとともに。阿部さんは震災前にご夫婦で営んでいた小料理屋を再建され、おかみさんとしての生活の戻られた。その姿で映画は終わる。
 エンドロールで映し出されるのは、阿部さんが好きだという店の勝手口からの眺めだ。窓からは野球の練習する子供たちの声に、工事音も交ざって聞こえてくる。
 殺風景に思う人がいるかもしれない。けれど不思議と何年たってもあせずに、映画を見てくれた人にちゃんと届いてるようだ。それはこの風景が、震災だけでなく人生のあらゆる経験からちょっと前を向くまでの時間と、どこかで重なるかもしれない。
 十三回忌にはどんなことが語られるだろうか。お店の中でその声たちに耳を預けている阿部さんの姿を想像しながら、各地で「空に聞く」を上映する旅を続けている。

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 こもり・はるか 1989年静岡県生まれ、新潟市在住。東京芸術大大学修士課程修了。
監督作に「息の跡」など。「空に聞く」は12日に長岡市で上映予定。

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3月3日付の新潟日報文化欄で小森はるか監督が『空に聞く』とともに東日本大震災について寄稿していたので転載しました。

3月12日 『空に聞く』長岡上映会
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