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長岡アジア映画祭実行委員会!ブログ

新潟県長岡市で活動します長岡アジア映画祭実行委員会!です。

2021年05月 | ARCHIVE-SELECT | 2021年07月

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谷川賢作 音楽 リリック・ジュニア・ミュージカル公演 『森が海をつくる』



7月25日被爆ピアノ演奏会と映画「おかあさんの被爆ピアノ」上映会予告篇
https://www.youtube.com/watch?v=YCf0BkKy858

↑五藤監督よりアオーレ長岡・ナカドマの大型ビジョン用に編集いただいた予告編が完成。
YOUTUBEにアップされました。
ホントに忙しい中、ありがとうございます。
先回の『なぜ君は総理大臣になれないのか』の予告編はNGワードがあるとかで、
放映拒否となってしまいましたが(おいおい)、
幸い今回は近々放映されるそうです。
併せてシネ・ウインドロビーのモニターでも放映いただきます。
こちらもお礼を。

それで予告編の中、無論本編でも第五福竜丸での被爆ピアノ演奏会で「アヴェ・マリア」を弾いてるのが、
音楽を担当した谷川賢作氏。
父親は日本最強の詩人でもありますが、
「鹿鳴館」「映画女優」「竹取物語」「つるー鶴ー」「天河伝説殺人事件」「帰って来た木枯し紋次郎」「四十七人の刺客」「八つ墓村」
「新選組」「どら平太」「犬神家の一族」(リメイク)等々、
書き写すだけで身震いがする市川崑監督作の音楽を続けざまに手掛けてきた方。
五藤監督作では短編『ブーケ』に続いて音楽を手掛けています。

http://tanikawakensaku.com/

その谷川先生が偶然にもリリックホールで開催する子どもたちのミュージカルの音楽を担当、
ご本人もピアノを弾きに長岡入りするそうなのでご紹介します。
しかしリリックホール開館25周年記念とありますが、もうそんなに建つのかと。
ついでに音楽を担当した「つるー鶴ー」は長岡ロケ映画なんでご縁があるんだと思いました。


被爆ピアノ演奏会と映画『おかあさんの被爆ピアノ』上映会
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3021.html

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リリック・ジュニア・ミュージカル公演 「森が海をつくる」
開催日時 2021年7月18日(日)14:00開演
会場 リリックホール シアター
料金 全席自由:1,000円
※4歳から入場できます。

葉祥明さんの美しい絵本の世界が長岡オリジナルミュージカルになります!
公募により集まった元気いっぱいな子どもたちが魅せる、お芝居やダンス、歌をお楽しみに。

プレイガイド:長岡リリックホール、長岡市立劇場

※ソーシャルディスタンスを保つため、空席を設けた配席を行う場合があります。

主催:(公財)長岡市芸術文化振興財団
運営協力:「ミュージカルを体験しよう!」実行委員会

[ご協力のお願い]
・当日はマスクを着用してご来場ください。また会場入口で検温・手指の消毒にご協力ください。
・体調が優れない方(発熱・咳など)は、ご来場をお控えください。
・新型コロナウイルス感染症の影響により、公演を延期、中止する場合があります。

お問い合せ:(公財)長岡市芸術文化振興財団 0258-29-7715

http://www.nagaoka-caf.or.jp/new_topics/23773.html
http://www.nagaoka-caf.or.jp/wp-content/uploads/2021/04/5dadbf21f43708c941e6ba82ae02d860.pdf

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『おばあちゃんの家』



「おばあさん、おばあさん。私、イ監督です…」。

16日夜、映画「家へ…」(2002年)を演出したイ・ジョンヒャン監督(57)は、この映画の主人公キム・ウルブンさんとテレビ電話で話した。キムさんはかなり衰弱していたが、目つきだけは変わらなかった。イ監督は、「新型コロナウイルス感染症がなくなれば、必ず面会に行きます。もう少し頑張ってください」と電話を切った。

しかし、キムさんは結局17日未明、老衰のため亡くなった。享年95歳。キムさんの遺体安置所に設けられた遺影写真は、2002年、東亜(トンア)日報とのインタビュー当時に撮影した写真が使われた。キムさんの嫁は、「年を取って2年間、病気をして亡くなった」と話した。18日の電話取材に対し、イ監督は「数日待てば、再び健康を回復できると言っていたが…」と泣き崩れた。

「家へ…」は、7歳のソウル在住の子どもが、テレビもない山奥の祖母の家に来て、暮らしながら起こる出来事を描いた。キムさんは、娘が任せた孫のサンウの面倒を見る77歳の言語障害のおばあさん役を演じた。当時、孫役を演じた俳優のユ・スンホ(28)と緊密に呼吸を合わせ、大きな感動を与えた。涙を流した観客も多かった。映画は430万人が観覧し、興行にも成功した。演技経験が全くなかったキムさんは、大鐘賞映画祭で過去最高齢新人女優賞にノミネートされた。

https://www.donga.com/jp/article/all/20210419/2583847/1/%E7%A5%96%E6%AF%8D%E3%81%AE%E6%84%9B%E3%82%92%E6%AE%8B%E3%81%97%E3%81%9F%E3%81%BE%E3%81%BE-%E3%80%8C%E5%AE%B6%E3%81%B8%E3%80%8D%E3%81%AE%E3%81%8A%E3%81%B0%E3%81%82%E3%81%A1%E3%82%83%E3%82%93%E3%81%8C%E5%A4%A9%E5%9B%BD%E3%81%B8

今更の話で恐縮ですが「第8回長岡アジア映画祭」で最もお客様を集めた作品が韓国の『おばあちゃんの家』
その主人公を演じたキム・ウルブンさんが4月に亡くなったと最近知って慌ててググって記事を見つけました。

失業した母親の仕事が見つかるまで山奥のおばあちゃんの家に預けられたガキ(失礼、しかしそうとしかいいようがない)の交流を描いた誰にでも推薦できる感動作でした。
ともかく、このガキが読み書きできず、口のきけないおばあちゃんをバカにし都会の感覚でワガママ言い放題で、
見ていてあまりにも度を超してるんじゃないかと思うほど。
そんなワガママな孫を叱ることもなく無償の愛を注ぐおばあちゃんを演じる、というかそのままの姿で
例えば日本人ならドラえもんののび太のおばあちゃんが誰もが思い浮かべるおばあちゃん代表だとすると、
韓国代表は最近『ミナリ』があったとはいえ、それでもこちらの『おばあちゃんの家』のキム・ウルブンさんに一票。

あと『おばあちゃんの家』の監督はイ・ジョンヒャン監督だったのかと今回思い返しました。
デビュー作『美術館隣の動物園』は当時、絶頂期の美人女優シム・ウナ(漢名・沈銀河))主演でヒットしただろうに、
二作目の『おばあちゃんの家』でもまだ低予算映画を撮ってたのかと。
その後、ソン・ヘギョ主演で1作撮ってるものの日本未公開のようで、ちょいと寂しく思いました。

ただし悪ガキの孫を演じてたユ・スンホは今や演技派の韓流スターとなってたようで驚き
あの憎まれ役は演技力の賜物だったのかと。

亡くなったキム・ウルブンさんは撮影時、77歳とあり今思えば割と若かったような気がしましたが、
享年95歳というと映画も観たことない本当に田舎で暮らしてたとはいえ、
激動だった韓国現代史の生き証人でもあったといえ、
寡黙な人生でなにを見て考え生きてきたのだろうと。
ともかく『おばあちゃんの家』を上映した地からご冥福を。

おばあちゃんの家(집으로...) 予告編
https://www.youtube.com/watch?v=EbNJA-fdLDE

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『なぜ君は総理大臣になれないのか』 続編撮影開始

202104250010 (1)jpg 1jpg

「なぜ君」の続編の撮影を本格的にスタートさせました。
写真は瀬戸内海の直島での小川淳也議員です。
なぜ君は誰も居ないところで演説するのか!
https://twitter.com/oshimaarata/status/1408934595089756164

昨日、あんまり更新しない大島新監督のツイッターが久しぶりにアップ。
前作、誰もいない田んぼでの辻立ちを想起させる瀬戸内海での小川議員の演説写真とともに、
よりによって『なぜ君は総理大臣になれないのか2』の撮影開始報告でした。

てっきり本格的な衆院選の選挙活動がスタートしてから、
大島監督が香川に乗り込むのかと思ってたら、
国会の閉幕とともに選挙準備に入って各地をチャリンコで回ってる小川議員に今から密着してるようです。

前作は発表するあてもなく17年間も撮影してたのが、
希望の党騒動で右往左往してしまう、
失礼ながら面白い事態となって稀有な選挙戦を記録してましたが、
今回は初っ端からメインのようなデジタル担当大臣との選挙戦を前に、
居ても立ってもいられないドキュメンタリストの嗅覚が早くの香川入りとなったのでは。

http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3037.html
↑そしてこちらでの発言で大島監督は
「小川さんはひょっとしたら総理大臣になるし、しかも歴史的な総理大臣になるかもしれない」
などと語り、あえて現政権の腐敗ぶりと対極にある小川議員の真っ当さに可能性を見てるようで、
これが実現できるのか否かが今度の香川一区次第と感じてると思いました。

ちなみに前作で記録されてたのがデジタル担当大臣は香川県のメディアを収めるオーナーの一族。
多くの香川県民が購読してるという四国新聞では小川議員に不利な記事を掲載しとても不偏不党とは言えないことが伺えましたが、
もはや嵐が過ぎ去ったと思われてるデジタル担当大臣の不祥事も、
四国新聞は偏って報道してると
https://bunshun.jp/articles/-/46331
↑こちらのコラムで読み比べをしたプチ鹿島氏が解説。

まるで人民日報のようですが当然今度の選挙戦も小川議員にとって苦戦する要素となるでしょうが、
その人民じゃなくて四国新聞に小川議員の著書『本当に君は総理大臣になれないのか』の広告が大きく掲載、
https://twitter.com/nazekimi2020/status/1408407427729395715
香川の本屋さんでは週刊ベストセラーの1位となるなど、
潮目が変わっているのか否か?

ともかくドキュメンタリーはどこまで撮るのかが肝なところで、
近い将来、大島監督が冗談に思えて半分は本気で言ってたと思う
『まさか君が総理大臣になれるとは』として公開されるのを期待したいですがはたして?

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新・家の履歴書



発売中の週刊文春の連載“新・家の履歴書”に大島新監督が登場しています。
著名人がこれまで住んでた家に焦点をあてて取材し人物伝としてまとめるこの連載。
大島監督はご存知のように父は著名な映画監督、母は大女優ということで家の設計者は
『愛のコリーダ』『戦場のメリークリスマス』も手掛けた映画美術の大家・戸田重昌氏が手掛けたさぞ重厚な家。

幼少期のこの家の記憶は仕事依頼の電話に対して「仕事を頼むのに礼儀がなってない!」と怒り出して怒鳴る大島渚監督の姿。
さらに小学校の参観日に「女優全開で決めてくる母」「ロン毛で目がギラつきオレンジのシャツに縦縞のパンタロンの父」と子ども心に他と違う“異様な人たち”という認識を抱き、
そして『愛のコリーダ』が裁判となってしまいニュースで報じられるたびにいじめられるなど、
両親は嫌いでなかったとはいえ違和感を常に抱えて将来の夢を書く作文には「普通の人になりたい」と。

その後、浪人を経て早稲田大学に入学し伝説の探検部へ。
フジテレビのドキュメンタリー番組『NONFIX』でまだ無名時代の森達也監督、是枝祐和監督の作品を見て衝撃を受けて、
フジテレビに入社し希望のドキュメンタリー班へ配属。
大学時代の恋人と結婚、テーマを見つけて取材開始と順風満帆なスタートを切った直後に、
お父さんが脳出血で倒れてから修羅場となっていく、特にお母さんがが大変な思いをした件が圧巻でありました。

代表作となった『なぜ君は総理大臣になれないのか』を父に観てもらいたかったか?
という質問に対してあまり思わず、異次元の監督として感想を聞くのが怖いとありながら、
複雑な思いを抱きながらも敬愛の念を抱いてるのが読んでてよく伝わりました。

ちなみに二浪してしまった敗因のひとつに当時プロレスに夢中だったからのようなことが書かれてあり、
それは知らなかったのでお越しいただいた時に話したかったと思いました。

ちなみに次回の大島新監督の配信「なぜ君トーク」は、
この取材を受けたお返しというわけではないでしょうが文春砲の生みの親、
「週刊文春」元編集長の新谷学氏で「なぜ君はスクープを連発できるのか?」
7月3日18時半からでアーカイブもあるそうです。

https://www.nazekimi-talk.com/

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『ほうきに願いを』 初日レポート


舞台挨拶の様子。右から五藤監督、出演の内藤忠司さん、主題歌の荒井万登香さん

『おかあさんの被爆ピアノ』に続く長岡出身・五藤利弘監督新作『ほうきに願いを』が高円寺のシアターバッカスで封切られ、
S東京特派員が観賞しレポートを送っていただいたので掲載します。ありがとうございます!

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『ほうきに願いを』

東日本大震災の時にちょっとした行き違いがあったまま友達が亡くなったことが心の傷となってしまった少女と彼女を気遣う男性とその家族の物語。

舞台の栃木県鹿沼市の鹿沼ほうきは長い伝統のある名産品とのことですが電気掃除機の登場以来売り上げは厳しく、この映画の中でモロ師岡が演じる箒職人は副業に学習塾の教師もしているのですがなんと実話から取られた話というのには驚きました。

五藤監督の映画は余白を味わう映画だと思います。
じっくり映画館のスクリーンで見てこそそのよさが見れてくるように思います。

この映画でも箒職人夫婦の歩み、娘への思い、少女の心の変化などが映画を見ている観客の心に染み込んできます。
また登場人物だけでなく彼らが生活する風景の魅力も見えてくるのも五藤監督作品の魅力でしょうか。

観賞した高円寺シアターバッカスは今回はじめてでしたが座席数35席でミニ・シアターならぬ「マイクロ・シアター」とのことですがシアター空間の狭さに比べてスクリーンが大きく十分迫力がありいい映画館だったと思います。

『ほうきに願いを』公式HP https://www.houkieiga.com/

被爆ピアノ演奏会と映画『おかあさんの被爆ピアノ』上映会
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3021.html

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シアターバッカスの入口です

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米百俵フェス 宵祭



昨年、コロナ禍の中でも開催し大成功したと聞いた米百表フェスが
今年は9月17日~9月19日に開催と出演アーティストとともに発表されました。
https://comefes.net/

中でも今回目を引いたのが17日開催の前夜祭“宵祭”に毎回、長岡のフェスなのに名前がなくて寂しかった
長岡出身スネオヘアーさんとTSUNTAさんが出演。
お二人とも長岡アジア映画祭のリリックホールのステージで主演映画『アブラクサスの祭』『HOBOES』の上映とともにライブを開いてくださったので、これは嬉しく思いました。

この宵祭は他にひなた、琴音さんと長岡出身のアーティストが中心のようですが、
当然こういうフェスは追加発表があるのがお約束、
ここは立派な文化といってイイ、ロコドルの登場を期待したいので、
長岡メンバーもいるRYUTistとケミカル⇄リアクションとどちらもパフォーマンスが高い評価を得て、
琴音さん目当ても盛り上がれること確実なので追加発表を期待、
と書いてて思い出したのが、担当者は以前ケミカリの名物運営さんに
酷い目つきでガンを飛ばされ睨まれて、本当に不愉快になったので、
ケミカリストの間ではそういうキャラで通ってるかもしれませんが、
そんな運営さんのアーティストなど(ケミカリは全然悪くないのに)応援できるかということで、
ここは良い思い出しかないRYUTist一択で追加発表を期待します。

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Tell me that you love me.



昨晩はアオーレの市民協働ルームをお借りしてDMの発送作業を参加者で行ってました。

先日の『ふるさと津島』上映会の主催者Yさんも参加し、
ZOOMについて再度、アオーレでも可能なのか尋ねたりと。

あとスマホから『なぜ君は総理大臣になれないのか』を批判してる方の動画を流して、
こんなことがあったと皆さんに知ってもらいましたが、
まぁ、公で批判しながら肝心の映画を観てない、
DVDが発売してても買って見ようともしない、
それだけでNOSAWA論外です。

とはいえ、この件で動揺してたのも事実で、
DM発送作業の準備が疎かで段取り不足となって結構損をしてました。
そんな状態でもご参加いただいた方々、ありがとうございました。
ギリギリとはいえ時間内の作業を終えました。

この日、新潟日報に告知記事が出て演奏希望の申込者もありました。
まだ締め切りは先ですが躊躇してる演奏希望者の方は早めにお申し込みいただければ。

被爆ピアノ演奏会と映画『おかあさんの被爆ピアノ』上映会
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3021.html

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知の巨人



「私はプロレスというのは、品性と知性と感性が同時に低レベルにある人だけが熱中できる低劣なゲームだと思っている。
そういう世界で何が起きようと、私には全く関心がない。
もちろんプロレスの世界にもそれなりの人生模様がさまざまあるだろう。
しかし、だからといってどうだというのか。
世の大多数の人にとって、そんなことはどうでもいいことである」

立花隆氏の訃報を知り、調査報道の頂点に立つ『田中角栄研究』とともに思い浮かべたのが、
大宅壮一ノンフィクション賞を受賞した井田真由子氏の名著『プロレス少女伝説』に審査員として最後まで反対したという選評。
この一文を読んだ当時は週刊プロレスを毎週心待ちしてた頃なんで腹立たしい思いがしましたが、
「そんなことはどうでもいいことである」の締めに今は確かにそうだよなぁ、
たかがロックンロール、されどロックンロール、てな感じで今は腹に収めることができてます。

思えば旧村松町出身の近藤喜文監督作『耳をすませば』の宮崎駿監督にルックスが似てたお父さんの声を演じてたなど、
わりと楽しいお仕事もされてたことも思い出してました。

“長崎生まれで、原爆には思いがあった。東京大在学中の1960年には、英国・ロンドンで開かれた「学生青年核軍縮国際会議」に招かれ欧州に渡った。新藤兼人監督の映画「原爆の子」や関川秀雄監督の「ひろしま」、土門拳の写真集「ヒロシマ」などを持参し、各地で上映会などを開いた。”
https://mainichi.jp/articles/20210623/k00/00m/040/018000c

↑毎日新聞の追悼記事にありましたが、こじつけですが田中金脈跡地のリリックホールで今度、“被爆ピアノ演奏会と映画『おかあさんの被爆ピアノ』上映会”を開催前の訃報に何かしら感じるものがあったりします。
ついでに本日の新潟日報に告知記事が掲載されています。

担当者は高校時代は山岳部に所属し、顧問が好きな巻機山によく足を運んで、
その際は“雲天”というなじみの民宿で大量のお蕎麦をいただいたのが思い出になってますが、
そこになぜかこの宿を訪れた立花隆氏の写真が掲示されており、
こんな山奥に氏は何しに来てたのか、今も気になってます。

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『ふるさと津島』上映会



http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3016.html
↑こちらでご紹介した『ふるさと津島』上映会のお手伝いに参加しました。

作品はフォトジャーナリストの野田雅也監督が撮影・編集。
この野田監督は豊田直巳監督と共同で手掛けた『遺言 原発さえなければ』『サマショール(遺言 第六章)』を監督、
ずっと福島原発事故を取材している方。

大量の放射性物質が降り注いで今も「帰還困難区域」となって住民が帰ることもできない福島県浪江町津島地区。
かつての住人たちが山間に囲まれた美しい津島の姿を映像に残そうと企画され、
作品にはドローンによって空中から撮影された誰も住むことのない家々の静謐な姿が映されるとともに、
現在の住人たちが住んでいたころの思い出を語るという構成。

観ていてグサリと突き刺さったのが、
この津島地区はもともと敗戦後に満州から移った人たちが開拓した地区とのこと。
満州から帰国し国からあてがわれたこと自体がある意味、棄民だろうし、
その子孫たちが今度は国策だった原発の事故によって語弊があるかもしれませんが、
共に国家によって棄民となってしまうのは大変残酷に思いました。

この上映会で注目していたのが、上映後にこの作品に出演していた福島の方と結んでのリモートトーク。
主催のYさんが機材を持ってるようで、トモシアで有効ならば、
アオーレ長岡市民交流ホールAでの上映会にも使えないかと下心が正直ありましたが、
実際に繋がり被災者の方が登場し話を聞いてると、
その下心はちょっと恥ずかしかったと反省。

「この作品を見てくださって本当にありがとうございます」
と開口一番に泣きながら話す被災者の姿に一気に背筋が伸びる思いがし、
この津島地区は福島原発から20~30キロ離れた地区だそうですが、
それが原発事故によって、それまでの日常が全て覆されたという酷い現実を、
実際に柏崎原発から30キロ以内の長岡で話を聞くというのは決して他人事ではないハズ。
もはや原発事故が収束したかのように、復興五輪さえも言われなくなりましたが、
今も原子力緊急事態宣言は解除されていないので、
こういった原発事故による故郷喪失者の声を真摯に聞いてから、
再稼働云々ではなかろうか、聞いたら当然普通の感覚ならまた動かそうなど思わないハズですが。

この前日の『タネは誰のもの』上映会とともに“被爆ピアノ演奏会と映画『おかあさんの被爆ピアノ』上映会”のチラシを
お客様に配布することができました。
どちらも必ず行くと言ってくださったお客様がいたので、
やはりチラシ配りはどこでやっても無駄ではないと。
主催者のお二人、ありがとうございました。

https://www.furusato-tsushima.com/

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映画評論家への逆襲



http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-2757.html
↑こちらに書いてた”ミニシアター押しかけトーク隊 「勝手にしゃべりやがれ!」”
全国各地でミニシアターを中心にリモートで開催した「勝手にしゃべりやがれ!」がまとめてまさかの書籍化。
文信堂書店に入荷していたので早速購入し、瞬く間に読み終えました。

担当者が参加したシネ・ウインドでの『SKIN/スキン』は収められず、
俎上にあがった数々の映画をバッサリと斬っていくのは痛快とともに、
どうも後ろめたさがあったりするの昨年評判になりながら、
四人が徹底的に批判する『罪の声』『スパイの妻』を担当者は結構面白く観てたので、
プロの作り手たちが指摘してる弱点ひとつひとつに頷いてしまったからです。

~映画を作る側から、映画評論家、そしてSNSで映画感想文を垂れ流すモノ言う「観客」への逆襲である。~

荒井晴彦先生が本書の中でターゲットを表明していますが、
モロにこちらに突き刺さるので、今後は本書を肝に銘じていきたいと思いました。

ただ先の「勝手にしゃべりやがれ!」の感想で荒井先生が“講義のように映画の見方を冗談も交えて教えてくれた”
などと書いてましたが本書でも縦横無尽に豊富な知識と記憶力を発揮して、
毒を交えながらも、このトークをリードしていくのは圧巻の一言、
特に縁が深すぎる若松孝二監督の章は弟子である井上淳一、白石和彌両監督を前に、
あの鬼才への屈折した思いもすべてさらけ出したかのようで読み応えがありました。

とはいえ、この章で驚いたのは若松プロと関係ない話で、
森達也監督は20代の頃に芝居にはまって某映画監督のデビュー作で主役に決まりながら
クラインクイン直前、猫に噛まれて入院、
代役をあの佐野史郎さんが演じてブレイク、映画もヒットしてしまい、
自分は致命的に運がないと自覚し役者を諦めたと寂しく語るさまが想像できるほどでした。
結構、森監督の著作を読んでるつもりでしたが全く知らない話なものの、
役者をあきらめたおかげでタブーに斬り込んでいく数々のドキュメンタリーが観れることになったのは結果的に良かったです。

あとこの本だけではありませんが、荒井先生はことある度に『この世界の片隅に』を批判、時に炎上、
いつも指摘している「日中戦争で南京が陥落した時に、あのすずちゃんは提灯行列で万歳、万歳と言って歩いてただろう」と
戦中の普通の人々の戦争責任を問う発言は常識だと思ってたのに別の視点があるとこちらにいつも突き刺します。

あとタイトルの映画評論家として荒井先生が槍玉にあげてるのが蓮實重彦先生、
それもきちんと批評を読んだうえで映画に脚本家が欠如してることを全うに批判し、なるほどと。
でも現在最も影響持つ映画評論家は蓮實先生よりも町山智浩先生だと思いますが、
本書には一行も登場してないのはこの4人の視界に入ってないのか、
目を逸らしているのか気になりましたが、、、、

最後に気になった点を。
『仁義なき戦い』の章で、あの名台詞を指し井上監督が菅原文太が沖縄の講演会で
「安倍さん、弾はまだ残っておるがよう」と言った。
とありますが、正確には沖縄知事選で翁長候補の応援演説で
文太兄ィは当時の安倍総理でなく、対戦候補の仲井眞前知事に向けて
「仲井眞さん、弾はまだ一発残っとるがよ。」
とキメてたハズ。
最も仲井眞前知事のバックには安倍政権があったので間違いではないかもしれませんが、
文太兄ィ最後の雄姿で大変感激した演説なんでよく覚えてたのであえて指摘します。

https://www.youtube.com/watch?v=8PFTMiaHXAc&t=375s

「勝手にしゃべりやがれ!」の第一回はこの『仁義なき戦い』なものの、
候補としてブルース・リーもあったそうで、
中学生の時、初デートで森達也監督は『燃えよドラゴン』観賞を白状してることと、
今日はたまたまラロ・シフリンの誕生日ということもあって、
いづれの機にブルース・リーをとここにリクエストしておきます。

https://www.shogakukan.co.jp/books/09825399

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アオーレ長岡 コンコース



長岡駅からアオーレ長岡に向かう途中にあるコンコースのポスター掲示板に
“被爆ピアノ演奏会と映画『おかあさんの被爆ピアノ』上映会”のポスターを掲示いただいてます。

以前なら長岡市の後援を承諾いただければ、
アオーレの役所側にある管轄の部署へ直接依頼に行き申請書を書いて掲示してもらいましたが、
いつからか後援を承諾した部署の方から依頼をしてほしいと言われ、
後援の担当部署はさいわいプラザなので、そこまで行くのに時間がないとか言って、
やむ負えず申請を受け付けてもらってましたが、
さすがに行くたびにチクリと言われるのもこちらのメンタルをジワリジワリとやられるので、
今回は直接、さいわいプラザにポスター持参で依頼に行ってきました。
そしたらきちんと掲示されていたので有難かったです。

あともうひとつさいわいプラザの担当部署へ行った理由に、
前回の『なぜ君は総理大臣になれないのか』の後援の件で、
担当部署の話を聞くことがあり、
こちらもいつか挨拶をしなければと思ってたので、
いい機会だったことと、おこがましいとはいえ多少は顔なじみになり、
意見交換も兼ねて伺いました。

『なぜ君は~』の件を詳細にここに書くと迷惑になるので割愛しますが、
感想はただただ呆れてしまいました。

被爆ピアノ演奏会と映画『おかあさんの被爆ピアノ』上映会
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3021.html

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なぜ君は小川淳也を取材するのか?



「香川1区の皆さんに申し上げたいのは、平井さんは総理大臣には絶対になりません」
「ただし、小川さんはひょっとしたら総理大臣になるし、しかも歴史的な総理大臣になるかもしれない」

http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3031.html
↑こちらで紹介した「本当に君は総理大臣になれないのか」出版記念のオンライン配信の中で、
大島新監督は冒頭に書いたことを声を上げて話したので、正直聞いてて驚いてました。

この配信、前半は大島監督と中原一歩氏の二人で小川淳也議員を肴(失礼)にしての放談。
ノンフィクション作家である中原氏は本を執筆するにあたって、
故郷の香川から永田町まで徹底的に周辺取材を敢行、
その中で中学時代の友人が野球部に打ち込んでた小川少年はある日、
「夕焼けニャンニャン」が見たいがために部活を早めに切り上げたなどの貴重な情報を放ちながらも、
なぜあそこまで使命感を持つことになるのか?
田中角栄や野中広務を例えにだしながらも、わからないとなり、
辛うじて愛読書である司馬遼太郎の本の数々から明治の志士たちの生きざまを重ねてるのではないか、
いづれにしても大島監督ともども「不思議な人」ということで意見が一致。

後半は小川議員を真ん中に挟んで、当然次回の総選挙の話の流れで
小川議員の対戦相手が映画にも登場した香川のメディアを収め地盤・看板・鞄の権化である平井大臣、
しかし平井大臣に逆風が吹く中で小川議員にとって有利かというと、そうでもなく
大島監督が奥さんの出身地でもあるので第二の故郷と思ってる選挙区の香川一区の現状について解説、
保守王国であり平井さんは大臣となったのが大きく、逆風が吹いてることで締め付けが強くなるだろう、と。
しかしその流れで突然声を強めて冒頭に書いたことを話しました。
「平井さんは総理になれないが、小川さんはなれるかもしれない」

ご存じのようにこのコロナ禍の中で政権がどこを向いてるか五輪騒動と絡めてみるとよくわかりますが、
そんな中、主流でなく傍流ながらブレることなく「国民のため」と口にする小川議員の存在が面白く映るようで、
これに多くの国民が気づけば、
ひょっとしたらだけど一縷の望みを託し総理大臣になる可能性が僅かでもあるのではないか?
映画の冒頭にあるように初めて会って以来全く変わらずに信念をもって話す小川議員を長年取材し、
この政治状況の中でひょっとすると、ひょっとするかもと。
率直に言えば小川議員がいづれ総理になれないようでは日本は本当にダメだろうという思いも感じましたが。

大島監督は再び香川一区をカメラとともに選挙戦を取材に行くようです。
新潟五区とともに香川一区も全国的に注目を集める選挙区になるだろうと。

だからこそ次の総選挙は小川議員曰く「大勝負、総決算、本当に節目の総選挙」と話し勝負に出るんだろうと。
とはいえ平井議員の恫喝テープを耳にしても「自分も失言があった」とし、
ネガティブキャンペーンはしない方針なのは、やはり小川議員だと。
勝つためを思えば法律の範囲内であらゆることで手を染めることを潔しとせず、ということでしょうか。

小川議員が節度を持っているのは

「永田町にあんたが塗りつぶされるのか 永田町をあんたが塗りつぶすか」

最初の選挙に出るときに奥さんからキツく言われたことを肝に銘じてるからのようでした。

とはいえ最後に中原氏が小川議員を取材したなかで
コロナ禍の対策としてという意味で減税をした後に、
その後、以前のような高度成長期となることはもはや無理だと認識したうえで
北欧型の社会を目指すために消費税は25%にあげるという持論を本の中に収めているそうで、
はたして消費税25%は議論にさえなりえるのか?
中原氏はクエスチョンマークをつけていましたが、
いづれ政策面に比重を置いた配信を考えてるそうで次回に続くようです。



この配信はアーカイブとなって↓こちらで見れます。
https://www.youtube.com/watch?v=UN7d5dElo7M

あと第30回日本映画プロフェッショナル大賞にて『なぜ君は総理大臣になれないのか』で
大島新監督は特別賞を受賞したそうです。
おめでとうございます!

https://nichipro-award.com/

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2021年の『ひめゆり』



今年も6月23日の沖縄慰霊の日が近づき、
この日が特別な日だと意識をしたのは柴田昌平監督作『ひめゆり』を上映してから。
もう14年になるのか、画像は4月のシネ・ウインドで開いた『陶王子 2万年の旅』オープニングの舞台挨拶を終えて
ホッとしてる柴田監督と担当者です。
以下、柴田監督のFBより転載します。

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「蒸し暑く、湿ったこの季節が来ると、戦場が夢に現れる」と、ひめゆり学徒隊の生存者の皆さんから聞きました。76年前の今日(6月18日)は、負傷兵の看護活動を続けてきたひめゆり学徒隊に「解散命令」が出されました。沖縄戦の末期、少女たちが戦場にちりぢりに放り出されたのです。学徒隊の多くは、この後の数日に命を失います。
長編ドキュメンタリー映画『ひめゆり』は、毎年、6月23日(沖縄・慰霊の日)にあわせて上映してきました。今年は次の日時で行います。
6/19(土)~6/25(金)毎日夜7時から
ポレポレ東中野にて
http://www.himeyuri.info/howto.html
 ~ ~ ~ ~ ~
【ひめゆり平和祈念資料館について】
ひめゆりの同窓生が全国から寄付を募り
公的な資金に頼らずに設立したのが、ひめゆり平和祈念資料館です。
入館料で運営する民間の施設で、開館から30年が過ぎましたが
新型コロナの影響で来館者が激減し経営危機に直面、
皆様からのご寄付も募っています。
https://www.himeyuri.or.jp/JP/top.html
ひめゆり平和祈念資料館は、今年4月、新たにリニューアルしました。
ぜひ訪ねてみてください。

https://www.facebook.com/shohei.shibata.399/posts/4190355861002952

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カメラをもった 見えてきたのは自分だった



ドキュメンタリーは変化を映し出していく。 

http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3014.html
↑こちらの自作『蟻の兵隊』を徹底解説した後の“池谷薫監督 ドキュメンタリー塾”。
今回は「カメラをもった 見えてきたのは自分だった」と題してプロデュース作品で赤﨑正和監督作『ちづる』。

立教大学で教鞭を取ってた際に受講した学生が卒論をテーマに選んだのが「ちづる」という名の自閉症の妹。
それが池谷監督の目に留まり学生映画が劇場公開にまでなった裏側、
池谷監督と赤﨑監督の様々な葛藤をZOOMで登場した赤﨑監督の証言も交えて
やはり熱弁が二時間以上も続いてしまった熱い受講となりました。

今回も思わずメモしてしまった金言のなかで、
「セルフドキュメンタリーは被写体だけでなく、撮る方も癒す」

赤坂監督は妹を被写体にすることに最初抵抗を覚えていたのが、
次第に撮っていくうちに妹のこれまで見たことなかった姿に、
もっともっと映していこうとの意欲とともに確かに次第に癒されていくことがよくわかり、
自信が撮影したカメラが最初本当にぎこちなかったのが、
たぶんあんまり身内を誉めないと思うプロフェッショナルの池谷監督でさえ感心するほど、
巧くなっていくことが観てるこちらでも解説を通してよく伝わりました。

「手持ちカメラは感情が映るが、固定カメラは冷徹に映し出す」
例として挙げていた赤坂監督と母親が熱く語る、いわば母子喧嘩の途中でバッテリー切れとなった後に、
固定カメラをポジションを変えて撮ったら本当に奇跡としか言いようのない素晴らしいシーンが撮影されてたこと。

「プロの僕らが絶対に撮れない嫉妬するシーンの数々」
「宝石を散りばめられたような作品」
などと池谷監督が賞賛するだけのことがあり、
その中核となってるのが当然、被写体の妹「ちづる」

何度も何度も奇跡が起きてると、特に「ちづる」さんの登場シーンで解説する池谷監督を耳にし、
これはもう赤坂監督にとってのミューズなのは間違いないと思いました。

今回特に印象に残ったのが、この「ちづる」さんを撮った、たった三か所のシーンを繋げただけのシーン、
ここに「ちづる」さんの日常を見た音楽家の内池秀和氏が赤坂監督とディスカッションを重ねて、
この場面を日常をテーマに音楽を製作。
これが映画が始まってから50分くらいして流れた最初の映画音楽だけに、
余計に印象に残る出来栄えとなって耳にも残りました。
内池秀和氏は『蟻の兵隊』の音楽も担当した稀有な音楽家のようですが、
残念ながら3年前に52歳の若さで亡くなったそうです。

赤坂監督は卒業制作の本作の撮影とともに就活も並行し、
NHKも受けたそうですが不採用、
しかし本作の撮影を通し妹を見つめて福祉への道を志望、
福祉施設に就職し伴侶を得て現在は二人の子宝にも恵まれるなど、
まさにこの『ちづる』を撮影したこと、あるいは池谷監督との出会いで今の幸福を手に入れた、
といっても過言でないように見ていて思ったりしました。

ちなみに折を見て『ちづる2』の撮影を考えてるそうですが、
たぶんこれ以上のものは難しいんじゃないかと。

とはいえこちらは『ちづる』は10年前の公開時に観ていたので、
今回再びこんな形で再会することができたのも何かの縁かもと。
現在の「ちづる」さんは流石にZOOMでは出てきませんが、
イラストを描く才能に恵まれ元気な様子が伝わってきて良かったです。

あとあと「編集は画でなく音でする」というのもなるほど、それは今後注意してみたいと。

次回は東日本大震災直後に出会った頑固老人を記録した『先祖になる』です。

池谷薫ドキュメンタリー塾
第4回「寄り添うように撮り 骨太のストーリーを編む」
鑑賞作品:「先祖になる」(2013年・118分)
本篇のオンデマンド配信:6/19~6/27
ライブの講義:6/24(木)夜7時から
※この日時のご都合が悪くても録画リンクで後からご覧いただけます。
参加申し込み https://qr.paps.jp/2GNms

他に今夏、シネ・ウインドに池谷監督がやってきて一日だけドキュメンタリー塾を開くと聞きました。

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海闊天空



周庭氏が出所、香港の民主活動家
無許可デモ巡る服役終了
2021/06/12 12:14
 【香港共同】2019年6月の香港警察本部包囲デモを巡り、昨年12月に無許可集会扇動罪などで禁錮10月の実刑判決を受けて服役していた民主活動家、周庭氏が12日、出所した。関係者によると、模範囚として刑期を短縮された。ただ昨年8月に香港国家安全維持法(国安法)違反の疑いで逮捕、保釈されており、今後国安法違反罪で起訴される可能性は残っている。

 白いTシャツにマスク姿の周氏は、午前10時(日本時間同11時)ごろ、刑務所の車両に乗って出てきた。門の前で出迎えの白いワゴン車に乗り換えたが、詰め掛けた報道陣には何も語らなかった。昨年11月23日から収監されていた。

https://www.niigata-nippo.co.jp/world/world/20210612622369.html

周庭(アグネス・チョウ)氏が服役終了、
痩せたとはいえ思ったよりも早く出所(この場合、他に適切な言葉はないんだろか)できて、
ともかく良かった、しかし香港は完膚なきまでに弾圧されて今後の活動は大変、
いっそ日本に来る方法はないんだろか、と思った翌日、
シネ・ウインドでこちら↓で紹介した
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-2826.html
『私たちの青春、台湾』を観賞。

香港の雨傘運動に先立つ、ひまわり運動のリーダーを記録した本作の中で
香港、台湾の学生運動のリーダー達が懇親会を開いてる場面で
周庭氏、黄之鋒(ジョシュア・ウォン)氏と近い未来、収監されるとは思ってなかったであろう、
二人がほんのちょこっと登場、カラオケで一同が歌うのは雨傘運動のテーマ曲となる
BEYONDの「海闊天空」というのがなんというか今観ると切なかった、
映画の中では互いにエールを贈るような感じに映ったので。

しかし『私たちの青春、台湾』はとても的確な邦題で関心しましたが、
女性監督が追った二人のリーダーは「ひまわり運動」をピークにその後は絵に描いたように失速、
特に選挙に立候補した男性リーダーは過去の結構驚いたスキャンダルがぶり返してしまい失脚、
二人に期待を寄せすぎた監督は涙を流しながら三者三様の総括となった場面は切なくも、
まだやり直しができることに期待できました。

そして「私たちはこれからも闘う」とモノローグで終わった『乱世備忘 私たちの雨傘運動』の登場人物たちのことを思い返しておりました。

「台湾では言論の自由が守られています。その映画が政治的であるという理由だけで、上映禁止するようなことはありません」
『私たちの青春、台湾』について蔡英文総統はFACEBOOKでコメントを発表。

「三・一八ひまわり運動は、一九八〇年代以降の台湾における最大規模の学生・市民による抗議運動で、台湾における行政をも巻きこむ社会活動の展開に、現在に至るまで深く影響を及ぼしている。運動の主力として、多くの若者が痛みや熱い思いを体験し、改めて人生の進むべき道を決めていった。 『私たちの青春、台湾』は、運動の過程での喪失や奮闘を真摯に記録しており、民主的な社会にとって最も意義のある教訓になっていると言っていい。それは、単に未来を夢見るだけではなく、困難と向き合い勇気を持って挑戦してはじめて、本当に自分の進むべき道に出ることができ、私たち自身を通して未来を呼びこむことができる、ということなのだ」
唐鳳(オードリー・タン)デジタル担当大臣も↑こんなコメントを寄せている横に香港の現状を思うと余計に悲しいものがこみ上げました。

『私たちの青春、台湾』は6月18日までシネ・ウインドで公開されてます。
HP http://ouryouthintw.com/

BEYOND【海闊天空】Music Video
https://www.youtube.com/watch?v=qu_FSptjRic

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なぜ君は“未来の生活を考える会・三条”の代表になれたのか



先日、お仕事帰りに“未来の生活を考える会・三条”の田中代表行きつけの、
東三条駅近くの学校帰りの女子高生が集うようなお店“カフェあい”でオジサン二人が落ち合い、
しばし雑談となりました。

田中代表は某プロレタリア文学賞応募のため執筆に専念、
と言いながらスケジュール表のカレンダーは真っ黒で、
これでは執筆できないじゃないですか?
とまず突っ込んでみましたが、
陽性で人当りもいいので次々と頼み事が舞い込むようで、
こちらも7月25日はお願いしますとスケジュール表にリリックと書き込むよう依頼。
この人当たりの良さが“未来の生活を考える会・三条”の代表という大役をこなしてる一因なんだろうと。

代表と会長ではどう違うのか?
などと質問したら今はWWEだけどWWFの頃にビンス・マクマホン・シニアとビンス・マクマホン・ジュニアと新間寿が、
などとプロレスファンしか通じないたとえ話を持ち出して解説。
とりあえず代表の方が上のようでした。

それでも執筆したプロレタリア文学は現在、手書きで清書を重ね、
近々応募するそうです。

こちらは被爆ピアノ演奏会と映画『おかあさんの被爆ピアノ』上映会のポスターを渡し、
田中代表行きつけのパン屋さんに掲示を依頼、
結局画像の洒落たドリンクばかりか、この後はラーメンもいただいてしまいました。
ご馳走様です。

被爆ピアノ演奏会と映画『おかあさんの被爆ピアノ』上映会
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3021.html

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グッドバイ, ビデオ1要町店



今回ポスター貼りにまわって気づきショックを受けましたが、
毎回こちらにもポスターをお願いしてたビデオ1要町店が先月末で閉店しておりました。

長岡の映画好きを輩出してきたお店といっても過言でなく、
担当者は地元のビデオ1やTSUTAYAに置いてなかったVHS、
主に香港のBC級のカンフー映画や香港ノワールの作品群を、
一種宝探しのような感覚で時々、こちらを覗いて見つけ喜々と借りていたので、
閉店は紛れもなく一時代の終焉で配信へと靡いてるとより実感しました。

店内をちょっと覗いたらあらかた品物は撤去しており、
あの品々はどこの蚤の市で二束三文で売られているのか、
まだ見ぬお宝映画は多々とあっただろうにと。
これまでのお礼とお疲れさまでしたと。

被爆ピアノ演奏会と映画『おかあさんの被爆ピアノ』上映会
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3021.html

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「本当に君は総理大臣になれないのか」 出版記念鼎談 オンライン配信!



昨日に続いて「本当に君は総理大臣になれないのか」 の情報を。
大島新監督はこの本にノータッチなのかと思ったら、
タイトル通り出版記念として小川淳也議員、インタビューを慣行し本にまとめた中原一歩氏とともに、
鼎談の模様をYOUTUBEで生配信するようです、しかも無料。
「なぜ君トーク」で高い評価を得た大島監督トークが今回も冴えることを期待したいです。

*本当に君は総理大臣になれないのか 出版記念鼎談 オンライン配信!

日時 6月17日(木)20時~22時
https://www.youtube.com/watch?v=UN7d5dElo7M

政治家・小川淳也の「良いところ」も「悪いところ」も知り尽くす二人によるトークショーです。映画『なぜ君は総理大臣になれないのか』の大島新監督、そして、AERAの名物ルポ「現代の肖像」で等身大の小川を描き、このほど小川氏と新刊『本当に君は総理大臣になれないのか』を出版したノンフィクション作家の中原一歩氏が語り尽くします。なんと、後半には小川氏本人も参加・・・・・・。小川氏が30年間考え続けたという「日本を持続可能にする政策」の数々から、永田町という政治の世界の「居心地の悪さ」まで、ありとあらゆる話が飛び出す予定です!

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/84098?media=gs


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昨日の記事に書いた香川一区の小川議員の長年の対戦相手は、
スクープされたその音声から恫喝ぶりが反社の方のようだと書きましたが
https://dot.asahi.com/wa/2018110400010.html?page=1
↑この記事を読むと“ようだ”ではなく“そのもの”に近いんじゃないかと。
少なくともそういった体質の方に思い、
これまでやらかし具合から大臣が務まるような方でなく、
現在、バッシングを受けている中で辞任を選択するか、嵐が過ぎ去るのを待ってるのか、
いづれにしても当然、出版記念鼎談にはこの件について、
忖度なしで意見が飛び交うことと思います。

しかし『なぜ君は総理大臣になれないのか』のクライマックスは小川議員の家族総出の選挙戦を記録した中で、
娘さん二人が運動の最前線に出て闘ってましたが、
当然、このライバル候補の悪評は地元なら一層耳にしてるハズ、
あの恫喝を聞いたらワニやヘビのような執念深さを容易に想像、
あれはこちらが思う以上の覚悟で娘さんたちは選挙戦に挑んだんだろうと。

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本当に君は総理大臣になれないのか



「徹底的に干す」「脅しておいて」平井大臣、幹部に指示
https://www.asahi.com/articles/ASP6B73PZP67TIPE01M.html

↑こちらの昨日の朝日新聞のスクープ記事、
『なぜ君は総理大臣になれないのか』を観た方ならピンと来たハズです。
よりによってデジタル担当らしく音声まで再生できますが、
この恫喝まがいというか反社の方の発言かと思った声の主の大臣は
小川淳也議員が毎回選挙で苦戦を強いられてる香川一区で当選を重ねたお方。

以前、国会でワニの動画を見てたのが評価されて(?)デジタル改革相の大臣に抜擢、
地元の香川では四国新聞社や西日本放送といったメディアを支配してる一族、
祖父、父親ともに大臣を務めたという毛並みのエリート、
そもそも地元メディアの実権を握ってる相手にパーマ屋の息子である小川淳也議員が毎回立ち向かい、
ほぼ負けてるとはいえ善戦しているのは特筆だと思いますが、
結果が全てである政治の世界、
小川議員は負けても比例区当選では党内で出世は出来ず冷や飯を食べることになり、
今秋までに確実に実施される次の衆院選で、おそらくまたこのお二人は戦うでしょうから、
香川から遠く離れたこちらからでも、やはり映画を観たからには刮目したいです。

大島新監督曰く、映画になっても地元は特に影響もないそうですが。

しかし謝罪したとはいえ、あんな恫喝が政治家として許されるのか?
という声があり確かにそうなので、健全なら辞職という流れなんでしょうが、いかんせん、、、

ちなみに『なぜ君は総理大臣になれないのか』は全国のミニシアターで公開された中、
香川では地元のミニシアターはやはり敵と思われたら怖いのか公開されなかったものの、
香川のイオンシネマが関心を持ち手を挙げてシネコンで公開、結果的に良かったようです。

それでその小川議員の本「本当に君は総理大臣になれないのか」が6月16日に講談社現代新書より発売。
タイトルからてっきり大島新監督が映像でなく活字で小川議員に迫ったのかと思いましたが、
週刊誌の取材で関心を持ったというノンフィクション作家の中原 一歩氏が、
小川議員にインタビューを慣行し1冊にまとめた新著のようです。

映画ではこの先の超高齢化社会に危機感を抱き官僚では限界を感じて、
政治家へ転身を図ろうとするインタビューが冒頭収められてましたが、
この国の将来像を示し国民に痛みとともに理解を求めようとしていたので、
更なる増税など耳の痛いことも含めた考えが収められてるのではないか、
という気がしますがが、やはり読んでみないとわからないかと。

『なぜ君は総理大臣になれないのか』長岡上映会で大島新監督は
映画で力説してた50歳問題含め小川議員の今後の考えを話し、
青臭い理想主義者とはいえ、
今の総理大臣はまともに耳を傾けようとしないし答えない、
いわばまともではないので、
小川議員の聞かれたら誠実に話すまともさの方に期待をしたいものですが。

本当に君は総理大臣になれないのか?大注目の立憲・小川淳也議員に問う
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/83835

https://honto.jp/netstore/pd-book_31011981.html

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長岡駅コンコース



昨日、一昨日に続いての記事、担当者は東奔西走をチャリンコで廻っていく中、
ペダルを踏んでると脳が活性化するのか思わぬ姑息なアイデアが閃き、
今回の“被爆ピアノ演奏会と映画『おかあさんの被爆ピアノ』上映会”のチラシ表面は
上映日時、会場に加えて料金が当然記されてますが、
裏面となると↓こちらのように被爆ピアノ演奏者募集に特化しており
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3022.html
この裏面だけでも長岡駅、宮内駅のコンコース、及び長岡駅地下の掲示板に掲示できるのではないかと思いつきました。

この三か所には行政及び民間の団体のポスターが一か月掲示でき、
ただし条件として長岡市主催、共催もしくは無料のイベントのみ道路管理課へポスターを提示して申請。
承諾されたらシールを貼ったもののみ掲示でき、
今回の場合は表面はイベントの入場料が必要とあるのでダメでも、
裏面のあくまでも”被爆ピアノ演奏者募集”ならば承諾してもらえるのではないか、
一通りポスター貼りに回った後、まだ道路管理課は開いてる時間なので(以前にも何度も行ってるので)、
直接訪れ先方の担当者相手にダメ元で説明をしたら、こちらの思惑通り承諾されて、
すぐさま長岡駅コンコース、長岡駅地下の掲示板、
特に長岡駅コンコースは人通りが多いので、人の視線と同じ位置に貼り、
あれだけ大勢の人々が行き交う中、一人でも目に入ってもらえないかと祈りを込めて。

しかし長岡市の所有物とはいえ地下の掲示板には
長岡市職員募集のとてつもないデカいポスターが貼っており、
譲り合いとか謙虚さとかは長岡市にとって自分さえよければ二の次なんだろうか、
幸いイベントが少なくこちらはA4サイズなのでスペースが多々あって貼ることができましたが、
これがイベント多々で隙間がないような状態なら、
この長岡市職員募集のデカいポスターについて含むものを持つだろうな、と思ってました。
宮内駅は明日にでも。

それともうひとつこれはと思うアイデアが浮かびましたが、
残念ながらこれは実現できそうにない電話が本日あったのでこの件いづれまた。

ついでに五藤監督の母校の高校にもポスター掲示をお願いに。
いつも相手にしてくれる職員さんは以前、
関心を持って五藤監督作の上映会に来てくださったので、
今回もその職員さんなら話が早いと思ったものの、
不在で別の職員さんが応対、
しかし被爆ピアノはご存知のようでしたが、
この学校の卒業生に映画にした五藤監督がいたとは知らないようで、
なかなか難しいものだと思い後にしました。

被爆ピアノ演奏会と映画『おかあさんの被爆ピアノ』上映会
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3021.html

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リリックホールと #あみか空



昨日の続きでリリックホールへも久しぶりにチケットのお願いに。
アオーレの上映会も以前はお願いしてたのが、
やがてこちらは納得できない理由で断られていたので、
今回は会場がリリックホールであり、
胸を張ってお願いに行き申請書を記入いたしました。

それ以前に担当者がここで上映会を開催できるのは、
市民映画館をつくる会が終了してから、もう10年近くになるので感慨深く
今回こんな機会を与えてくれた五藤監督に感謝をこの場を借りて。

画像はハイブ長岡から撮ったリリックホールですが、
こうしてみると改めてのっぺりとした外観は、
たぶん長岡花火を周辺からきちんと目にできるための配慮のデザインなんだろうと。
ただこの付近一帯がかつて田中金脈として大きな問題となり、
稀代のカリスマが転落した一端となったことは、
今はほとんど語られなくなったような気がします。

被爆ピアノ演奏会と映画『おかあさんの被爆ピアノ』上映会
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3021.html

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Auf Wiedersehen Burg



アオーレ長岡はやはりまだコロナ禍の緊急警報で利用が制限。
普段は作業で使わせていただいてるながおか市民協働センターも協働ルームが使えず、
机・椅子が撤去なので仕方なくアオーレ内のモスバーガーで
せっせとチケットの納品書を書いて各プレイガイドとポスター貼りへ。

いきなりながおか市民協働センターで手荒い歓迎を受けた後に、
あちこち東奔西走していく中で、
よく上映会のポスターをお願いしたお菓子屋さんの「ドイツ菓子ブルグ」さんが先月閉店してたと知りました。

ここのお店の思い出としてバナナカボチャの佐藤さんが強引にこのお店のご主人とのコラボで
「バナナカボチャプリン」なるものを販売。
一目でまじめとわかるご主人は話を振られて日夜バナナカボチャを素材にしたお菓子を研究し、
商品化したのが「バナナカボチャプリン」でした。

たぶんバナナカボチャをプリンに擦り込み、ほんのりした特有の甘さを調整するのに
かなり苦労したと思う分、大変美味しかった記憶があり、
担当者は新潟の当時健在だった某居酒屋アイドルさんに差し入れして好評だったことが。

ただ翌年か翌々年に猛暑でバナナカボチャが不作、
以来このお店に卸すことが出来なかったのか、
それとも佐藤さんの飽きっぽさが要因なのか、
あのバナナカボチャプリンはあの年しか販売されず、
まぁいづれ佐藤さんが気が向いたらまた販売するんじゃないかと楽観視、
それがもはや店が開くことが無くなってしまうとは、、、、
バナナカボチャプリン、続けてれば結構な名物になれたと思い返します。

ポスター貼りをお願いするときはよく手頃なシュークリームを買って食べてたので、
そもそもドイツ菓子とはどんな菓子なのかあまり考えなかったのも失敗でありました。
コロナ禍が原因なのかわかりませんが、
また長岡の灯が消えたような喪失感があります。

その後は近くの小林茂監督宅へ紹介とポスター掲示のお願いに。
久しぶりに小林監督とお会いしたら、長岡映画史として結構驚く話を持ち掛けられて、
ぜひ実現出来たらいいなぁ、と思いました。

その次にはその先のお肉屋さんへ快くポスター掲示を引き受けてくださいました。

とりあえずこの日はながおか市民協働センター、R's、西時計眼鏡店、ら・なぷぅ、リリックホール、長岡市立劇場と回ってチケットをお願いすることができました。

しかし図書館は開館してたのに、コミュニティセンター(公民館)はまだ閉館しており、この線引きの理由はなんだろかと。

あとロックの日なんでGUでストーンズ(もちろんSixTONESじゃない方)のTシャツを購入。
お目当てのデザインのサイズ、XLが無かったんで妥協しましたが、
とりあえず590円なら即買いです。

被爆ピアノ演奏会と映画『おかあさんの被爆ピアノ』上映会
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3021.html

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「タネは誰のもの」上映と在来種を語る会



2013年に上映した『モンサントの不自然な食べもの』にて「食卓から考えるTPP-長岡農業を育むことの大事さ-」と題した講演をお願いした堀井修氏が「タネを考える会」を立ち上げ『タネは誰のもの』上映会とシンポジウムを開催するのでご紹介します。

*「タネは誰のもの」上映と在来種を語る会

日時 6.19[土] 13:00~16:00

会場 アオーレ長岡市民交流ホールA

料金 1,000円

タネを考える会(堀井)
☎090-1853-4974
[email protected]

https://ao-re.jp/event/35502?fbclid=IwAR040verBp6inPcLgJYoAnvEA-4nHsb-dAREsEkndhQw7ABy4OakesQL5Pw

『タネは誰のもの』 監督 原村政樹 作品時間65分

2020年キネマ旬報文化映画7位 日本映画復興奨励賞受賞

2018年4月、種子法廃止
そして2020年10月、種苗法改定案の国会審議が再び始まる
急速なグローバル化の中であらためて問われるタネの権利とは

2020年6月に国会成立が見送られ、継続審議となった種苗法改定の動きに対して賛否が渦巻く中、自家採種・自家増殖している農家と種苗育成農家の双方の声を伝えるため、北海道から沖縄まで様々な農業の現場を取材。政府が拙速に改定を成立させようとしている中、種苗法改定(案)が日本の農業を深刻な危機に陥れる可能性を、専門家の分析も含め農業の現場から探った。

公式HP https://kiroku-bito.com/tanedare/

ちなみに『タネは誰のもの』は五藤利弘監督『おかあさんの被爆ピアノ』とともに日本映画復興奨励賞を受賞。
公式ツイッターには授賞式の写真が掲載されてますが、五藤監督はいい位置に座っておりました。
https://twitter.com/tanedare/status/1398658294986600448

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定吉二人キリ



散髪屋でさっぱりした後に目に入ったのは出征兵の行進、
魔性の女と溺れ、爛れた日々を過ごす吉蔵は目を伏せる。

先回『愛のコリーダ 2000』で初観賞した際も印象に残ったシーン、
今回『愛のコリーダ 修復版』としてフィルムでなくデジタルで現れた本作も、
やはりこの場面が印象に残りました。

ただ今回、この場面で別の感慨を持ったのが、あの出征兵士はおそらく中国大陸へと出兵。
現地で「鬼」と化した兵士もいただろうから、
背を向けて後ろ指をさされ、ひたすら背徳に邁進する定と吉蔵の姿は
時代と対峙した二人なりの闘争のように思ったりしました。

遊び人ながら匂い立つような男っぷりの吉蔵=藤竜也が、
定に溺れてしまいに精力を吸われていくように幽鬼と化していくのもリアル、
そして闘い終えて血文字の「定吉二人キリ」でハッピーエンドとして成就し幕を閉じたことに痺れたものの、
その後のラストを飾る大島渚監督自らのナレーションはちょっと調子ハズレに思いましたが。

先回と今回の間に若松孝二監督の『キャタピラー』があって、
日の丸の旗に振られ出兵、現地で「鬼」となり自らも地獄を体験した帰還兵が故郷で奥さんと、
ひたすら密室で愛欲に耽るシーンに『愛のコリーダ』が想起してたものでしたが、
今回は先回では脳裏になかった制作・若松孝二の残照を幾度も感じておりました。

大島渚監督は『なぜ君は総理大臣になれないのか』上映で大島新監督をお招きし強く意識することになりましたが、
若松孝二監督とは『キャタピラー』を巡ってのやりとりがトラウマとなったりしてるので、
『愛のコリーダ』は若松監督のサポートがないと生まれなかったと思うと、
改めてあの鬼才がこちらを今も挑発してるような錯覚が。

あと定の耳たぶにサソリの刺青が入ってることを今回発見。
このタトゥーはとてもオシャレに思うので今流行ってもおかしくないような。

『愛のコリーダ 修復版』はシネ・ウインドで6月11日まで公開されてます。
しかし諸事情で『戦メリ』とともに全国公開は今回が最後などと宣伝されてますが、
それはおかしな話でいづれもまた時代が呼び戻す映画で観せる側は時代に応えないと。

『戦場のメリークリスマス』『愛のコリーダ』
https://oshima2021.com/

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被爆ピアノ演奏会と映画『おかあさんの被爆ピアノ』上映会 前売券発売開始



7月25日(日)長岡リリックホールで開催する “被爆ピアノ演奏会と映画『おかあさんの被爆ピアノ』上映会 ”のポスター、チラシ、前売券が届いたので早速紹介に回り始めました。

現在、前売券は長岡駅の本屋さん・文信堂書店、キャラメルママ、三条のみずすましでお求めになられます。
発売が開始されましたらプレイガイドは随時↓こちらにアップしていきます。
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3021.html

今後の予定としてリリックホール、長岡市立劇場、シネ・ウインド等にお願いにまわり栃尾の豆撰さんでも発売されます。

アオーレ長岡三階のながおか市民協働センターにも依頼に行ったら手続きが変わったとかで、
上層部の了解を得てから置いていただくことになったので、しばしお待ちください。

ちなみに昨日6月5日、アオーレ長岡を起点に聖火リレーがスタートされ、
今朝の新潟日報にビックリするほど混雑と密となってるアオーレの写真が掲載されていましたが、
一週間前までコロナ禍の特別警報が発令され、
現在も緊急警戒情報の呼びかけばかりか、
6月3日付で「新型コロナウイルス 変異株の感染が広がっています」として長岡市のHPが更新。
https://www.city.nagaoka.niigata.jp/kurashi/cate96/infection-cases.html

「これまで以上に念入りな感染防止の取り組みをお願いします」
などと呼びかけられてるにも関わらず市役所のあるアオーレで密となることを承知でイベントを開くなら、
当然、アオーレ長岡の使用制限は解除をお願いしたいです。
ながおか市民協働センターにあるリソグラフ印刷機が6月14日まで使用できないそうなので、
これはこちらの活動としてかなり痛いです。
感染リスク承知であの賑わいを生みながら、
同じ場所でいまだ制限をかけてるのはナンセンスこの上ないとどなたか職員さんは指摘しないのだろうかと。。

そして聖火リレーを報じてる新潟日報が密となったことを指摘せずにスルー、賞賛一辺倒に傾いてるのは、
新潟日報社も五輪のスポンサーだろうかと一瞬思ったりしました。
昨日の上越か柏崎を聖火リレーが走る記事には両論併記なのか、
「聖火は嬉しいがウイルスが怖い」という市民の声も掲載していたのに、
本日の新潟日報は懸念の声は一切なかったのは何かあったのか、
などと思ったりするのはやはり昨日配信で「なぜ君は朝日新聞を辞めたのか」を見たからかもしれません。

その(いまだ五輪スポンサーの)朝日新聞が本日話題となったのは読者の投書欄に赤川次郎先生が寄稿し採用されてたこと。
一応、こじつけですが市民映画館をつくる会の時に『ふたり』を上映したので、ご縁のある作家の投稿を備忘録として書き起こしておきます。

画像は長岡で最初にポスター貼りをお願いした「菊屋」さん。頼んですぐに貼っていただきました。ありがとうございます。

ついでに聖火リレーとは漠然と「走れ!メロス」の頃から走ってたと思ったらナチスドイツがベルリン五輪で国威を示すため始めたと今回の五輪騒動で知りました。

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五輪中止、それしか道はない

作家 赤川次郎(東京都 73)

 想像してみよう。恋人たちが身を寄せ合って夜の川辺を歩く姿を。孫の誕生日に集まった3世代の家族が互いに抱き合う光景を。今、私たちが求めているのは、そんな「日常」が戻った世界であるはずだ。

 しかし今、日本はそれに逆行する「とんでもない国」になろうとしている。新型コロナの感染拡大が続く緊急事態宣言下で五輪パラリンピックを開催?他の国のことなら「なんてひどい国だ!」と呆れるだろう。

 国の指導者の第一の任務は「人々の命を守ること」いまだウイルスの正体もわからないのに、9万人もの人々が出入国するとしたら、どうやって感染拡大を防ぐことができるだろうか。むしろ、ここを起点にさらに新たなパンデミックが世界を襲うかもしれない。一日も早く五輪中止を決断するしか道はない。賠償金を払わなければならないのなら払えばいい。経済は取り戻しても、人の命は取り戻せないのだ。

 医療も報道も、それぞれ良識と良心をかけて、五輪開催に反対に声をあげる時である。利権に目のくらんだ人々にはこれも『馬の耳に念仏』だろうか。そう言っては馬に失礼かもしれないが。

https://www.asahi.com/articles/DA3S14930065.html

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「なぜ君は朝日新聞を辞めたのか?」



http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3010.html
↑こちらで紹介した『なぜ君は総理大臣になれたのか』の大島新監督がでポレポレ東中野のスペースを借り
映画館救済も目的の一環ではじめた「なぜ君」トークライブのVol.1をアーカイブで拝見しました。
第一回のゲストは大赤字を出して大変な朝日新聞が募った早期退職に載ってフリーのジャーナリストとなった鮫島浩氏。
これが退職直後の一回目の仕事だったそうで初っ端から「退職金はいくらだったのか?」と下世話な質問から切り込み、
タブーなしを信条とするのか鮫島氏も正直に告白、そこから朝日新聞の体質について内側から見たものを忌憚なく話してから、
この日のトークの確信となる「吉田調書」について。

当時、デスクとして発表した世紀のスクープが“誤報”扱いとなって社長の辞任となった悪夢のような経緯を
真摯に話の腰を折らずに聞き役に徹する大島監督相手に自らの口で生々しく語り、
強い印象を残したことで、この配信は成功に映りました。

上層部は責任を取らず、取材した部下である記者が責任を負わされ退職したことなど今も痛恨の思いなこと、
この件でおきた朝日新聞への大バッシングをわきで見ていたメディアが以降委縮し、
権力の広報機関に成り下がり、そして朝日新聞自体が変節してしまったことなど、
鮫島氏はフリーになって一層、生涯にわたってこの件と対峙していくのだろうと思いました。

ちなみに小川淳也議員と香川の高校で同級生だったために、
大島監督から小川議員について意見を求めたら、
趣旨として世の中は綺麗ごとばかりでないこと、
極端な話としてこいつに投票したら自分が幸せになれるのか、
というエゴで人は投票してると友達だからこそかなり辛辣なエールを話してました。

監督も選挙区の香川の様子を随時チェックしてるようで、
映画の主役になって知名度が上がったとはいえ、
まるで影響なく次の選挙は楽勝というわけではないそうです。

あと鮫島氏は原発事故後の担当で当時の菅直人総理に付きっ切りだったそうですが、
さりげなく下手をしたら今皆さんここにいなかったかもしれないと、
原発事故直後、下手をしたら東日本は汚染で人が住めなくなってたことを示唆して、
やはりゾッとする思いも。

この「なぜ君トークライブ」はゲストのリクエストもあるそうなので、
ここは菅総理に来ていただいて「なぜ君はオリンピックをやりたがるのか」と
大島監督から突っ込んでほしいけど、
そもそもカンニングペーパーがないと来ないだろうし、
だとしたら「なぜ君はオリンピックの映画を撮ったのか」というタイトルで
河瀨直美監督を希望します。

もはや腹をくくったのか、誰も責任とる者がおらず、政権の浮上目当てと利権しか理由は思いつかず、
リアルにゴジラとキングコングがどこかの原発近くで大乱闘してても、
聞く耳持たずに東京オリンピック開催に突き進むだろうと思う中で
公式のオリンピック映画を撮影、
数多出てきた問題点を記録していけば
市川崑監督『東京オリンピック』に肩を並べる傑作の予感がしてたものの、
そっちの方向へは行かず国策監督として歩んでるような河瀨直美監督をお招きし、
ともに同世代とドキュメンタリー畑出身で自身、映像会社を設立という共通項から、
現在は違う道へ歩んでるような河瀬監督の考えるオリンピックを存分に語らせ、
おそらく取材と等しくたくさん資料を読み込むだろう大島監督から、
そこはどうなのかと突っ込みを逐次指摘していただきたいと思います。
いかがでしょうか。
ただ頭ごなしの否定でなく、あくまでそういう考えもあるという形で。

てなことを思ったのも↓こちらを読んでしまったから
https://lite-ra.com/2021/06/post-5910.html

http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-2996.html
↑読んだらこちらに書いてた危惧になりそうなんですが、
河瀨直美監督のドキュメンタリーに『玄牝 -げんぴん-』という作品があって、
自然分娩を推奨し賛同者から称賛される産婦人科医を記録しながら、
決して賛美一辺倒でなく問題点も指摘してる偏りながらも辛うじてバランスの取れた作品を撮った腕が確かにあるので、
ギリギリ、そこまで着地した『東京オリンピック』を期待したいですが、
発言を読むと難しいかなぁ、と。

大島監督と鮫島浩氏のアーカイブはこちらから6月14日まで。
https://www.nazekimi-talk.com/?fbclid=IwAR2BMEQh34ZbQrZ29vIP8764yBJ-kZvd-0ghYK9RKRtrKENAeC4dfltyHTk

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被爆ピアノ 演奏者募集



7月25日 
被爆ピアノ演奏会と映画『おかあさんの被爆ピアノ』上映会
会場 リリックホールシアター

被爆ピアノ演奏者を募集します。演奏頂く方も
①弾きたい曲(5分以内)・演奏形態・演奏者人数・ピアノ以外の楽器
②被爆ピアノへの想い(100~200字程度) 
③ご住所・お名前・年齢・性別・連絡先(電話番号・メール)  
を書いて下記までお申し込み下さい。
  
はがき 
〒940-8501長岡市大手通1-4-10 アオーレ長岡 ながおか市民協働センター内 No.9
長岡アジア映画祭実行委員会!宛 
メール [email protected]
  
各回5組限定。選考の上お知らせします。
 
お問合せ 長岡アジア映画祭実行委員会! 電話090-4520-4222
  
7月4日お申込締切

http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3021.html
 

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月刊ウインド 429号

202106月号表紙 修正済-scaled

発売中の「月刊ウインド」6月号に『アオラレ』の役作り中かと思う担当者の写真が掲載されてます。
4月24日『陶王子 2万年の旅』のシネ・ウインドでの初日、柴田昌平監督トークの相手役をしてる姿なのですが、
この写真を見ながら感慨深く思ったのが、、、、

新潟の文化人として名高いシネ・ウインドの創設者は多くの方はご存じかと思います。
今はたぶん以前より落ち着いてるでしょうが、
かつて市民映画館をつくる会に入った頃、
右も左もわからなかったような若い頃にシネ・ウインドに出入りしてた担当者は、
生意気だったため創設者の逆鱗に触れてボコボコに蹴られ出禁を言い渡された痛い思い出が、
今ならパワハラ扱いでしょうが、
当時はこちらが悪かったと以降、そんな創設者から様々なことを学んだことは確かでした。
恩人でもあるのは過言ではないと。

とはいえ、もう8年になるのか電話で喧嘩別れして以来一言も口を利くこともなく、
言い方が変ですが洗脳が解けて
シネ・ウインドでお会いしても、こちらは根に持つので会釈ぐらいに止めており、
出禁を言い渡されてもおかしくない存在ではないかと。

今回、柴田監督トークの相手役に現支配人が指名していただいたことは、
こういったあらましがあったため大変光栄に思い写真を見てて感慨深く思いました。

とはいえ三つ子の魂百までで、こちらのやり方は文字通り、
この創設者から叩き込まれた当時のシネ・ウインド流を踏襲してるため、
常識人から見ればおかしなことばかりで時に呆れられ、時に怒られたりし、
特に最近は通用しないと自覚したりしてますが致し方ないかと。
もちろん今のウインドのスタッフはしっかりしているでしょうし、
同じにすんなよと唾棄されそうですが。

それでも何か困ったことがあったら現支配人と元支配人に相談し、
話をきいてもらえるだけでも感謝しております。

などとこんなこと書いてていづれ出禁を言い渡されるかもしれませんが。

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7月25日 『おかあさんの被爆ピアノ』上映と被爆ピアノ演奏会 長岡リリックホールシアター



5月29日に日本映画復興奨励賞の授賞式があり、表彰していただきました。
日本映画平和賞を受賞された大林宣彦さんの奥様の隣に並ばせて頂いた際、奥様から「おめでとう。頑張ったね」と優しく声をかけて頂いたのが感慨深かったです。
メインキャストの武藤十夢さん、宮川一朗太さん、城之内正明さんと、支えて下さっているゼネラルプロデューサーの城之内景子さん、ハリウッド化粧品の牛山大輔社長と記念撮影させていただきました。

https://www.facebook.com/toshihiro.goto.54/posts/4009320325826718

長岡出身・五藤利弘監督のFBから了解いただき転載します。
日本映画復興奨励賞授賞式にヒロイン武藤十夢さんも参加し記念撮影、
授賞式では大林恭子プロデューサーから褒められたことは、
大林宣彦監督とちょっとした縁があった五藤監督にとって本当に感慨深かったと思います。
改めておめでとうございます!

ネット記事はこちらを↓
若者への歴史継承を評価 映画「おかあさんの被爆ピアノ」製作スタッフに奨励賞
https://www.chugoku-np.co.jp/local/news/article.php?comment_id=759148&comment_sub_id=0&category_id=112&fbclid=IwAR1t3EIWHwg_IuCiYLoq2TuFqdxbwLVTtEJiM_0GaUaJns8UOCfsgYmWMr0

それで7月25日(日)に『おかあさんの被爆ピアノ』上映と被爆ピアノ演奏会を合同で開催します。
これまで映画上映と被爆ピアノ演奏会は別々で開かれてきましたが、
今回、長岡で初の試みとして合同開催、会場は長岡リリックホールシアター。
演奏者は今回も希望者を募集しますので詳細はまた後日、このブログに掲載します。

もちろん映画の佐野史郎さんのモデルとなった矢川光則調律師が
被爆ピアノを積んだトラックを自ら運転して広島からリリックホールに駆け付け、
五藤監督も故郷・長岡での合同開催に張り切り舞台挨拶に登壇します。
担当者は久しぶりにリリックとやりとりをしてちょいと感慨深いものがあったりしております。
乞うご期待!!

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撮影 “ありぱぱ”氏2



4月25日 『なぜ君は総理大臣になれないのか』長岡上映会

今回も大島新監督講演の撮影を依頼したのがありぱぱ氏。

経緯は昨年の『祝の島』上映会の際に書きましたが、
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-2583.html
きちんとまたDVDを焼いてジャケットも作っていただきありがとうございました。

昨日、受け取りに行った際にしばし談義となり、
講演の撮影とともに畑違いのドキュメンタリー映画を観て面白かったことと、
午前と午後の回の観客の質問の的とズレを的確に指摘し、
最初の十何年前のシーンを撮影したカメラが古くて観辛く、
このまま最後までだとキツイと思ってたら、
年月とともに機材が新しくなってて綺麗な画になってて良かったと、
サスガに本職でないとはいえ観る視点を押さえてると感心しました。

正直、話好きな方なのでいつしかアイドル談義となり、
ありぱぱ氏の娘さんが所属してた三人組のアイドルグループは惜しまれて今は解散。
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-1501.html

現在は三者三様、別々の舞台で活躍しておりますが、
活動中は新潟のアイドルさんの最盛期と重なり、
週末ごとにあちこちでイベントがあって担当者は各現場に通って楽しんでた次第、
そんな中に長岡出身のソロアイドルさんも活躍してましたが、
ある日突然、ヲタさんの前から姿を消してしまい、
当時はアオーレのカウントダウンイベントの主役でもあり、
その大晦日の出演も当然するだろうと心待ちしていたら、
ヲタさんへの挨拶もなく引退、
ありぱぱ氏とお話しした際にそんなことを思い出したりしてました。
やはりアイドルさんはきちんとヲタさんに挨拶してから卒業していただきたいと、
そうじゃないといつまでも未練がましく思い返したりします。

http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-991.html
↑こちらがそのソロアイドルさんとなぜか柴田昌平監督のツーショット。
長岡のアイドルさんなので普通に町で見かけたりしてました。今はお元気だろうかと。

ありぱぱ氏が撮影、制作していただいたDVDは大島新監督に、
最近知ったおかしなエピソードを書き添えたお礼状とともに送ろうと思います。

あらためてありがとうございました。
また機会がありましたらお願いいたします。

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