ER
『人生をしまう時間(とき)』はもちろんドキュメンタリー映画でテーマが深刻な“在宅死”ながらも、
観ていて医師、看護師、ケアマネージャーというチームが、
診察先の患者たちを真摯に診療する姿に、
どこか熱っぽい視線で観ていたのは担当者が『ER 緊急救命室』にかつて熱狂していたことも否めません。
不謹慎を承知ですみませんが。
ついでに推しはスーザンでした。
医療ドラマは『ER』以前と以後に区切られると言われるほど革命的なドラマで、
ジョージ・クルーニーの出世作でも知られてますが、
徹底的にリアルに拘り、様々な人生模様が錯綜する群像劇として毎週楽しみに、
とはいえ15年続いたもののファーストシーズンの面々が全て降板してからはサスガにキツクなりましたが。
ムリヤリ『人生をしまう時間』を『ER』のリアルと群像劇にかこつければ、
リアルという点は『人生をしまう時間』は記録映像だから当たり前とはいえ、
息を引き取った死者の顔をカメラが多く捉えており、
ある意味タブー視されてる死者の姿がこんなに登場する作品はあまりないように思います。
そして下村監督自ら撮影を担当、ある意味これ以上ないような臨場感が全編から伝わっています。
そして群像劇としては小堀医師、 堀越医師が訪問する先々の家庭が
各自各々の事情を抱えながら在宅医療を行っており、
その点で群像ドラマとしても位置付けられるように思いました。
ただし相違点で『ER』は何が何でも命を救うことを使命、
しかし『人生をしまう時間』は患者の意を汲んだ最期のために尽くす医師たちを記録、
主人公の小堀医師は東大病院の外科医として年に1000件も執刀(1日3回?)したエリートの名医だったのが、
自らの集大成として終末医療に取り組んでるのは観た人たちは関心を抱くハズだと。
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◎ 『人生をしまう時間(とき)』長岡上映会
◎バリアフリー日本語字幕つき◎
日時 11月7日(土) ① 10時00分~ ②13時30分~ 作品時間110分
上映後に感想を語り合う座談会を開きます。よろしければご参加ください。
会場 アオーレ長岡市民交流ホールA
*入場料
前売 1000円、
当日 1200円 障害者手帳、療育手帳をお持ちの方、高校生以下(学生証を提示願います) 500円
主催 長岡アジア映画祭実行委員会!/第34回ウィルながおかフォーラム実行委員会/長岡市
問 電話09045204222 e-mail [email protected]
Blog http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/
公式HP https://jinsei-toki.jp/
予告編 https://www.youtube.com/watch?time_continue=83&v=dvjJc7pjnBs&feature=emb_title
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