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長岡アジア映画祭実行委員会!ブログ

新潟県長岡市で活動します長岡アジア映画祭実行委員会!です。

2024年01月 | ARCHIVE-SELECT | 2024年03月

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だいしほくえつホール



以前にご案内した“新潟国際アニメーション映画祭2024”に協力することになったと書きましたが、
会場の一つ“だいしほくえつホール”の映写を頼まれました。
シネ・ウインド支配人にはいつもご迷惑をかけてるので、
頼まれたからにはと引き受け、
内心まぁ、市民交流ホールAやトモシア多目的ホールのような設備ではないかと下見に行ったところ、
なんと会場にはスクリーンが常備されてなくて、
支配人はじめ映画祭スタッフと借りてきたスクリーンの設置から音響を作ってようやく映写となり、
しかもこの日はあくまでも試写で当日に朝からまたスクリーンを設営するとのこと。

開場時間から上映開始までの短い時間で果たして映写まで行くのか、
いささか心許ないと思ったのも事実。
映画祭はボランティアスタッフを募集しているので、
我こそはと思う方はいかがでしょうか。

しかしこのスクリーンはシネマチャオ後期を経営していた方から借りたと知り、
なんというか長く活動しているとこんな巡りあわせがあるんだなぁ、と思いました。

【新潟国際アニメーション映画祭】ボランティアスタッフ募集!
https://www.cinewind.com/information/34766/?fbclid=IwAR1JC-w5b9nySFQL0MAOzxN26dFkqY6yi-jb_qxOm3L7w0nls4CkP-HT1uM

新潟国際アニメーション映画祭2024 公式HP https://niigata-iaff.net/

↓とはいえこちらも人手不足でもあるのでお手伝いいただける方、随時募集しています。

3/9 、3/24 『ラジオ下神白 ―あのとき あのまちの音楽から いまここへ』 長岡上映会
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-4006.html

3/24 『シン・ちむどんどん』長岡上映会 
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-4024.html

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小森はるか監督 Movie’s GoGo!


​©️ KOMORI Haruka + Radio Shimokajiro

小森はるか監督のFMながおか 「ムーヴィーズゴーゴー!」のラジオインタビュー出演。
以前、2月29日のみとお伝えしましたが、
2週に分けてお伝えするとの追加情報があり、
2月29日(木)・ 3月7日(木)と二週続けて出演するそうです。
18時30分から19時までの放送時間です。

お時間あいましたら貴重なインタビュー取材になるので、ぜひ耳を澄ませてください。

2月22日の同じく出演したFMながおかのHEALING ON ヒーリング・オン 〜夕暮れ情報ステーション807〜は、
ちょうど『あしたの少女』の休憩時間なのでスマホからお手伝いいただいてる皆さんで聴いてました。
パーソナリティの佐藤央さんは被災地支援に足を運んだことがあるそうで、
こんな支援活動があったと知らずにいて感心しながら見ていたと小森監督に話してたのは印象的でした。

http://www.fmnagaoka.com/
↑こちらからスマホで聴けますので、ぜひともご注目ください。

ちなみに『あしたの少女』上映前に予告編を流していましたが、
美空ひばりの「​愛燦燦」にあわせて映画と同じく口ずさむお客様もいて、
世代だな、と思っていたら後で調べたらリリースされたのは、
1986年って、ちょうど担当者の世代の曲なんだと思いました。
名曲なんでもっと昔の曲かと。
とはいえやはり美空ひばりこそ歌謡界の女王なんて枠じゃ収まらない日本芸能界最強なのは間違いないハズ。

『ラジオ下神白』 公式HP https://www.radioshimokajiromovie.com/

予告編 https://www.youtube.com/watch?v=3xrxaerliMc

3/9 、3/24 『ラジオ下神白 ―あのとき あのまちの音楽から いまここへ』 長岡上映会
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-4006.html

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ヒルカラナンデス


©「シン・ちむどんどん」製作委員会

『シン・ちむどんどん』の発端となったYoutube番組が「ヒルカラナンデス」
ほぼ毎週金曜日に更新してライブ配信、1週間の時事ネタを中心にダースベイダー&プチ鹿島のお二人が、
笑いを交えて真面目に解説、時に怒りもあったりと映画と同じく忖度なしで縦横無尽に語り合います。

最新は2月22日に配信された第180回(!)
冒頭、二階元幹事長が「政策活動費」3年間で書籍代3472万円を支出した件、
プチ鹿島さんが税金で購入したことになる二階氏の伝記本や著作を自腹で買って内容をイジリ始めてスタート。

その後に病院で頻繁に診療してるダースレイダーさんが最初は嫌なら申請しなくてよかったハズの
マイナンバーカードが保険証と紐づけされることで選択肢が無くなったことに対し、
実際病院でマイナ保険証の使いにくさをよく目にしてることを伝えて、
マイナンバーカードの進め方に敏感になった方がいいと警鐘を鳴らすなど、
おかしなことに対して盛んに異議申し立てをする姿勢は頷けます。

さらに現在、国会で裏金問題と絡めて政倫審 について丁寧に解説、
いわゆる安部派五人衆のなかで四人が出席の方向、では出ないのは誰だ?

そして“大阪万博”に“猿の惑星”を絡めるなど大盛り上がりで笑わせた後に、
この日のとっておきのネタをクライマックスに投入。

新聞14紙の読み比べをライフワークにしてるプチさんの尋常でない新聞に賭ける情熱は
『劇場版 センキョナンデス』の中で香川1区を取材中、
平沢卓也VS小川淳也という戦況に明らかに、
親族が経営者の四国新聞が平沢候補に偏った報道をしていることに、
四国新聞の記者を掴まえて至極真っ当な詰問をしてることでもよくわかりましたが、
石川県の地方紙・北國新聞が震災報道を伝える中で、
癒着してるようにしか読めない森喜朗氏の飼い犬・馳浩知事に対してこれまで忖度記事に徹してたのが、
ここへ来て厳しい論調になったことを文春のコラムに執筆。

「揺れを共有していない知事」と馳浩を痛烈批判したが…忖度し続けてきた地元紙・北國新聞の“責任”《能登半島地震》
https://bunshun.jp/articles/-/68918

↑これを読んだ北國新聞の偉い記者がプチさんへの当てつけとしか読めないコラムを執筆、
それをまた読んだプチさんが怒りの反論をネタにできると笑いを交えて、
ついに北國新聞とのバトルの幕開けとなって次回に続くと、
往年の「ワールドプロレスリング」のような展開となって実にスリリングで楽しめました。

ついでにプチさんの着てるTシャツはどこで入手したのか
往年の名レスラー、ニック・ボックウイングル!
AWAのチャンピオンベルトが眩しいですが、
これはニックの名言での北國新聞への宣告なんでしょうか。
「相手がワルツを踊ればワルツを、相手がジルバを踊ればジルバを」

詳細は↓こちらをぜひ見ていただきたいです。

ダースレイダー x プチ鹿島 #ヒルカラナンデス(萩) 第180回
https://www.youtube.com/watch?v=KtDiy1DsJdY

3/24 『シン・ちむどんどん』長岡上映会 
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-4024.html

いかにも分かったような言葉を上から投げつけてくる冷笑派に、路上で集めた現実でもって反撃する。それが「ヒルカラナンデス」の凸凹コンビの戦い方だ。彼らの語り口はあくまで冷静で洒脱で、そしていつでも楽しい。とはいえ気楽に、半ば呆れながら笑っているうち、いつしかシビアな現実を突きつけられている。気づかぬ間に、腹にズシンと重いものを食らう。そんな凄みは前作よりもさらに増している。

てらさわホーク (ライター)

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『あしたの少女』お客様の感想

『あしたの少女』sub1
©2023 TWINPLUS PARTNERS INC. & CRANKUP FILM ALL RIGHTS RESERVED.

2月22日 2024 ながおかワーク&ライフセミナー
映画『あしたの少女』上映会 お客様の感想を抜粋して掲載します。
書いていただいた方々、ありがとうございした。

*素晴らしい作品を知ることができてよかったです。(40代・女性)

*理解するのが少し難しかったです。(30代・男性)

*現実を見ました。
それを良い方向にもっていく事を続ける必要があります。(50代・女性)

*人は過ちを何度も繰り返すものです。
映画のすばらしさは記録として残ること。
知らない人へ届ける事。
同僚を同じような理由で亡くしました。
この映画の最後のお話しに感謝いたします。
ありがとうございました。(50代・女性)

*大変いい映画だと思いました。
今の日本社会の実態と同じです。
あの女性警察は現実とちがうと思います。
あんな人が警察にいないのは明らか!(60代・男性)

*日本での非正規雇用にあたる。(20代・男性)

*考えさせられました。(50代・女性)

*とても良かった。(70代・女性)

*全て数字で評価され、口のうまい連中ばかりのさばる。
やりきれない映画でした。(40代・女性)

*日本より競争社会の韓国の知られざる一面を見せつけられました。
かなり衝撃的な内容でした。(40代・女性)

*よかったです。(70代・男性)

*守られる法案ができてよかった。(60代・女性)

*考えさせられるものでした。
映画後のコメントでより理解が深まりました。(30代・女性)

*大変参考になりました。(70代・男性)

*とてもせつない内容でした。
でもその事実を知って少しでも社会が良くなるといいですね。(50代・女性)

*いろいろむなしかった。(60代・女性)

*考えさせられた。集中して観ることができた。(60代・女性)

*切ない現実であり、大変だと思った。(70代・女性)

*上層部の責任転嫁、言い訳、
今の政治を見てもそう思う。(80代・男性)

*社会構造の根深さを感じた。(60代・男性)

*悲しくなった。(30代・男性)

*過酷な労働環境、事実ならひどい。
貧困の法整備が必要。(40代・女性)

*深く考えさせられました。
現代の問題でもありますが昔からの事でもあり命の重さを改めて考えます。(40代・女性)

*いろいろな立場の設定があり、考えさせられる良い映画でした。(60代・男性)

*いい映画で考えさせられました。
私の若い時の現場にもありました。
告発する勇気のある人が出たことに安心しました。(80代・男性)

*厳しい映画でした。
女性刑事の行動に気持ちがスッキリしたものがありました。
日本でも同様なことが起きているのではと、他人事でないと思います。
日本の労働環境。(70代・男性)

*強い者にはまかれよ!!という社会の中で
正義は必ず勝つ!!よいうのはマボロシかと思いました。(70代・女性)

*身近な問題であり日本にもあると思う。
高橋まつりさんやこの間、自殺した医師を思い出した。(60代・女性)

*胸につきささるものでした。
弱者ほど声をあげられないですね。(70代・女性)

*警察や学校、職場の労働者に対する取扱いは日本も同じだと思う。
責任逃れ→上へ上へと責任を上げて、労働者には手が届かないところに行ってしまう。(70代・女性)

*今の日本を見せつけられてるようです。
もっと多くの人が観た方がよい。 (70代・男性)

*とても考えさせられる内容でした。
ありがとうございました。(60代・女性)

*考えさせられる映画でした。
日本でも同様な問題がありそうです。(70代・男性)

*良かった。(70代・女性)

*いい映画でした。
あの刑事さんに頑張ってもらいたい。(60代・男性)

*重い内容の映画でした。
社会問題でした。(60代・男性)

*意味のある映画を選んでいただき、ありがとうございます。(50代・男性)

*シネ・ウインドでの上映期間を見逃した為、是非鑑賞したいと思っていた作品です。(60代・男性)

*かなしい物語だったが、彼女の携帯を見つけてくれてよかった。(10代・女性)

*国民の安全、健康で文化的な生活を保障する現日本国憲法に違反する現政権下では韓国の状況が全く人ごとでは無い。
日本では「自己責任」という名の元で大企業や既得権者に富が集中されている。
国民たちはATMでしかない扱い方にいつまで甘んじているのか?
黙っているとは黙認すること、親子であっても互いを知らない関係生とは…日本と重なる場面が多い。
長いものに巻かれるのはもうやめよう!と声を出していいたい。(70代・女性)

*日本の教育制度も人事では済みませんね。
学校-教育委員会-文科省の縦割り、その教育委員会に相当するだろう責任者(女性)が刑事に「不毛の論議だ」というようなことを言っていた。
つまり自殺するのは本人の自己責任であり、政策や制度を守っている側には責任がないということを表した場面が深く印象に残りました。
社会的責任を刑事でも民事でも裁けないとしたら泣き寝入りするしかない!
とでもいうような社会の闇から救済する制度がつくられるきっかけとなったとすれば素晴らしい映画です。
ひるがえって日本は?
本当にこれで問題解決に繋がるか?
観た人たちの行動次第、そんなことを思いました。!!(60代・男性)

『あしたの少女』公式HP https://ashitanoshojo.com/

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掲載承諾

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©「シン・ちむどんどん」製作委員会

今回ご依頼いただいた上映会について、報道向けのリリースに、
上映会の中で講演を行うという記載がありました。
その内容が安保法制や基地問題の賛否どちらかを主張するなど、
政党や政治の主張と関連していないかの確認になります。

市政だより「みんなのひろば」は、市民の誰もが主義や主張に関わらず、
広く参加できる活動のお知らせを目的としております。
政党や政治の主張と結び付く可能性がある催しの掲載はできませんので、
このような確認をさせていただきました。
ご確認よろしくお願いいたします。

↑こちらの市政だより編集者より届いたことへの返答↓

映画もそうなのですが、まず沖縄の現状を知ろうというのが根底にあります。
それが政治的を意味するならば、例えば長岡を知ろうというのも政治的になるかと思いますが、
いかがでしょうか。

むしろ市政だよりに掲載することは多くの長岡市民の沖縄の現状を知っていただく機会でもあり、
掲載できないとなると、知る機会を行政が奪うことでもあるといえ、
沖縄の問題に目を逸らすことは日本の問題に目を逸らすことと同意義となり、
長岡市民に日本について考える機会を剥奪するのはあまりにも横暴に思いますが。

安保法制や基地問題の賛否どちらかを主張するなど
→こういった主張はせずに映画を皆さんで観て、
福本先生が感じたことを伝えて自由に皆さんの意見を尊重しながら話し合う場とし、
政治的ではなく憲法で保障されてる人権について考える場を共有することが目的です。

===============================

昨年、三上智恵監督『沖縄、再び戦場(いくさば)へ』(仮)スピンオフ作品上映会の告知を、
長岡市の市政だよりに掲載拒否されてしまったので、
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3752.html
今回『シン・ちむどんどん』上映会はどうなのか?
依頼後に校正の確認が来たので大丈夫かと思ったら、
その後に以上の内容確認の問い合わせがあり、
それについて返信したところ「主旨を承知した」ので無事に掲載していただくことになりました。

しかししかし昨年の『沖縄、再び戦場(いくさば)へ』(仮)スピンオフ作品長岡上映会に足を運んでいただけたら、
わざわざ確認することでもないような気がし、
会費500円、45分の作品時間+福本先生のお話の時間に来れないほど、
余裕もない方が市職員をやってるのか、
長岡市の広報にとって不適切な現場活動の確認をせずにいたのはどうなんでしょうか。

3/24 『シン・ちむどんどん』長岡上映会 
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-4024.html

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"Stop the Massacre in Gaza"



British director Ken Loach posed next to a banner saying "Stop the Massacre in Gaza" at the 2024 British Academy of Film and Television Arts (BAFTA) awards ceremony, giving the message that Israel should stop its attacks on Palestine.🇯🇴

Googleによる英語からの翻訳
英国のケン・ローチ監督は、2024年の英国映画テレビ芸術アカデミー(BAFTA)の授賞式で「ガザの大虐殺を止めろ」と書かれた横断幕の横にポーズをとり、イスラエルはパレスチナ攻撃をやめるべきだというメッセージを伝えた。

https://twitter.com/yunus_arslan_ya/status/1759615450638414305

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構造的な問題を暴きながら、長時間労働と成果主義の圧力に人が蝕まれていく姿を告発する姿勢は、英国の名匠ケン・ローチも彷彿とさせます。簡単な答えを提示せず、むしろ憤りの感情に観客の身を置かせることで、物語を現実にまで広げて向き合あわせようとするかのようです。

チョン:本作の公開後、申し訳なく恥ずかしくなってしまうぐらいその名前を出していただくのですが、もちろんケン・ローチ監督は大好きです。特に本作は、実話からすべてが出発したので、おっしゃる通り、現実的であることが最も重要でした。最後まで現実性を手放さないことで、扱っている事件や主人公の感情を観客も現実のものとして受け止めてくれると考えました。そうして初めて映画として具現化され、架空の物語で架空の人物であっても、ささやかながら力をもって、その後もずっと観客の心のなかで生き続けてくれる。そう信じています。

https://www.cinra.net/article/202308-nextsohee_gtmnmcl

↑『あしたの少女』上映会に備えて、以上のチョン・ジュリ監督のインタビューを読み直していたら、
冒頭のケン・ローチ監督が「ガザの大虐殺を止めろ」と公の席で(当然の)メッセージを放ったとSNSで流れてきました。
この両監督への敬意をこめて『あしたの少女』上映会のロビー(ホワイエ)のボードに
"Stop the Massacre in Gaza"と貼り紙を貼ってましたが気づいた人はいなかったような。

3/9 、3/24 『ラジオ下神白 ―あのとき あのまちの音楽から いまここへ』 長岡上映会
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-4006.html

3/24 『シン・ちむどんどん』長岡上映会 
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-4024.html

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배 두나 怒りの鉄拳

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昨日、2024 ながおかワーク&ライフセミナー 映画『あしたの少女』上映会が無事に終了いたしました。
お越しいただきました方々、ありがとうございました。
お手伝いいただきましたが方々、本当にお疲れさまでした。

上映会の正直な感想はこちらが想定してた以上にお客様にズシリと重く響いたようで、
特に1回目の上映でエンドクレジットが流れたら続々と退席されて、
いや、こちらはどんよりとしたまま帰るのではなく、
この実話をもとにした映画が韓国で公開されたことによって、
劇中のソヒのような実習生を保護する法案が映画を観た観客の後押しによって国会で可決、
いわば映画が社会を変えたことを補足としてエンドクレジットの後にうまく伝えたいと、
脳内でうまく話そうとシミュレーションをしていたのが、
ドアの開け閉めに落ち込みながら没頭し、思ったようにうまくいかないことを痛感しました。

まぁ、最近のハリウッド映画のエンドロールはサスガに長すぎて、
トイレを我慢できずに退出している担当者は人のことを言えないのは事実ながらも、
あのエンドロールに大抵の作り手は観客が映画の余韻に浸ることを考慮し、
手を抜かずに音楽を入れているのは確か、
もちろん、それを知ってて最後まで席を立たずに余韻に浸ってるお客さんもいることだしと、
率直に心が折れかかったりしてました。
まぁ、思い入れのある作品だけに。

1回目はお客様と一緒に観賞し、
皆さん、一場面一場面を漏らさないよう熱心に観ていた熱を感じ、
感想のアンケートを読めば決してつまらない映画ではなかったハズ。

劇中、生徒が死んだのにあまりにも教育者として非常識なセリフを吐く御仁に、
ぺ・ドゥナが怒りの鉄拳を放つシーンで客席からどよめきが沸き歓声があがったことは忘れないだろうと、
観客の思いを託すぺ・ドゥナの強い視線が向く先は不条理にまみれた世界、
ソヒの声なき声を世界に伝えるためにぺ・ドゥナとともにこの世界を歩もう、
彼女は同時代の女優なんだからとスクリーンを見つめて思ってました。

改めて上映の機会をいただいたながおかワーク&ライフセミナーの皆様、ありがとうございました。

『あしたの少女』 公式HP https://ashitanoshojo.com/

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2/22 映画『あしたの少女』 長岡上映会 2024 ながおかワーク&ライフセミナー


©2023 TWINPLUS PARTNERS INC. & CRANKUP FILM ALL RIGHTS RESERVED.

2024 ながおかワーク&ライフセミナー

*映画『あしたの少女』上映会

実話を基にした韓国映画『あしたの少女』を上映。
実習生として働く女子高生が過酷な労働環境に追いつめられ自殺。
彼女は救えたのではないか?
真相を追う刑事が若者を搾取する根深い労働問題の闇を明かしていく。

参加費無料 (要申し込み)
定員各回 100人 

開催日時 2024年2月22日(木)
『あしたの少女』上映 作品時間138分 
① 14時20分~16時40分 
↑定員に達して受付を閉めました。
②18時30分~20時50分
↑余裕があります。

会場 アオーレ長岡市民交流ホールA
*会場への来場は公共交通機関の利用や周辺駐車場への駐車をお願いします。

開催団体 長岡アジア映画祭実行委員会!
電話 09045204222 e-mail [email protected]
HP http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/

お申込み お問い合わせ
事務局 長岡地区労働者福祉協議会 事務局 連合中越地域協議会 
電話0258-86-0111 (平日 9時~17時)
FAX 0258-86-0844 E-mail [email protected]

2024ワーク&ライフセミナー申込み (1)
↑申し込みはこちらからも。

2024 ながおか ワーク&ライフセミナー
~連帯・協同でつくる安心・共生の福祉社会の実現~

長岡ワーク&ライフセミナー主催団体 長岡地区労働者福祉協議会
共催  (公財)新潟ろうきん福祉財団 
     (一社)新潟県労働者福祉協議会
後援 長岡市・長岡市教育委員会

2024ながおかワーク&ライフセミナー開催のお知らせ
http://www.nagaoka-lsc.jp/%e3%81%8a%e7%9f%a5%e3%82%89%e3%81%9b/news/590.html

*この事業は公益財団法人新潟ろうきん福祉財団の公益支出事業を主たる財源として開催します。

映画『あしたの少女』

STORY
映画『あしたの少女』|ストーリー|
高校生のソヒ(キム・シウン)は、担任教師から
大手通信会社の下請けのコールセンター運営会社を
紹介され、実習生として働き始める。
しかし、会社は顧客の解約を阻止するために
従業員同士の競争をあおり、契約書で
保証された成果給も支払おうとしなかった。
そんなある日、
指導役の若い男性チーム長が自殺したことに
ショックを受けたソヒは、自らも孤立して
神経をすり減らしていく。
やがて、凍てつく真冬の貯水池で
ソヒの遺体が発見され、捜査を担当する
刑事・ユジン(ペ・ドゥナ)は、
彼女を自死へと追いやった会社の
労働環境を調べ、いくつもの根深い
問題をはらんだ真実に迫っていくのだった…

INTRODUCTION
ある高校生の死をめぐる衝撃的な実話を映画化。
『私の少女』から8 年-チョン・ジュリ監督、待望の最新作!
2017年、韓国の全州(チョンジュ)市で衝撃的な事件が起こった。現場実習生として大手通信会社のコールセンターで働き始めた現役高校生が、わずか3ヵ月後に自ら命を絶ったのだ。この悲劇的な実話に基づく『あしたの少女』は、巨匠イ・チャンドンがプロデューサーを務めた『私の少女』で鮮烈な長編デビューを飾ったチョン・ジュリ監督の最新作。
8年ぶりにメガホンを執ったチョン監督は、ダンス好きの明るい少女が想像を絶する過酷な労働環境に疲弊し、ついには自死へと追いやられていく様を、迫真のリアリティをこめて描ききった。無垢な青少年を消耗品のようにこき使う企業の実態をあぶり出した本作は、日本よりもはるかに競争が厳しいと言われる韓国の社会システムの歪みをも告発する。社会の未来を担う存在であり、本来は守られるべき子供や若者が大人たちに搾取されるという理不尽な問題は、私たち日本人にとっても決して他人事ではない。

韓国を代表するスター女優ペ・ドゥナ×新星キム・シウン
労働搾取の犠牲者となった少女の悲劇と生のきらめきを描く。
本作は、2部構成となっており、ソヒが実習生としてコールセンターで働く前半のパートは、物語のベースになった実際の事件を忠実に再現。もう1人の主人公、刑事ユジンが登場する後半はチョン監督の創作で、韓国の労働問題を追及してきたジャーナリストらに触発され、ユジンのキャラクターを構築したという。1つの事件を2つの視点で描くというユニークな着想と、ユジンがソヒの足取りを追体験していく捜査のプロセスは、2つの異なる時間軸が共鳴するような感覚を観る者にもたらす。そして、それを象徴する、あるシーンの“光”をモチーフにした演出は、観客それぞれの想像力を刺激せずにはいられない。
2022年、韓国映画として初めて「カンヌ国際映画祭」の批評家週間の閉幕作品として選ばれ、「第23回東京フィルメックス」での審査員特別賞受賞の他、多数の国際映画祭での受賞を果たすなど、映画ファンから日本での劇場公開が待ち望まれていた作品が遂に公開となる。

監督・脚本 チョン・ジュリ 撮影 キム・イルヒョン 音楽 チャン・ヨンギュ
出演 ぺ・ドゥナ キム・シウン

2022年/韓国/カラー/ 138分ヴィスタ 原題 다음 소희 英題 Next Sohee 配給:ライツキューブ

公式HP https://ashitanoshojo.com/

予告編 https://www.youtube.com/watch?v=285CF_HWtB4

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本日、『あしたの少女』上映会開催



実話を基にした『あしたの少女』の英題は『Next Sohee』(次のソヒ)
実習生として配属されたのに大人たちから搾取されて自死を選ぶ劇中の女子高生ソヒを指し、
犠牲者“次のソヒ”を生むことのないよう作り手の願いが込められたタイトル。

そして映画は韓国で公開されてソヒのような現場実習生の保護を求める世論が高まり、
通称「次のソヒ防止法」が観客の後押しもあって国会で可決。
いわば映画が社会を動かしてしまったともいえる作品。
それも良い方向へ。

今回、ながおかワーク&ライフセミナかより“労働”や“教育”というお題で映画上映会を依頼され、
真っ先に思い浮かんだのがこの『あしたの少女』
未来を搾取によって奪われた若者の声を聞き映画としてその姿を描き、
ソヒの思いを解き明かしてくれた女性監督チョン・ジュリに敬意を込めて上映したいと思います。

そして観て思ったのは、これ日本でも他人事ではないよなぁ。
午後の回の上映後はちょっと時間があるので、
関心のあるお客さまと感想を語り合う会を開けたらと思いました。
たぶん何か言わずにいられない作品だと思うので。

しかししかし午後2時20分の回はおかげさまで定員に達しましたが、
18時30分の回は余裕があります。
ここまで来たら申し込み不要なので、ぜひ思い立ったら観にいらしてください。
損は絶対させない映画だと言い切れます!

そして『ほえる犬は噛まない』では空回りしていたぺ・ドゥナの正義感が、
ここではストレートに突き刺し物語を牽引していきます。
ぺ・ドゥナが闘う相手は一人ではどうしようもない新自由主義というこの世界を覆う怪物。
それだけに余計、ぺ・ドゥナを同時代の女優として認識、
ずっと観ていた彼女の主演作の上映の機会を与えていただいたながおかワーク&ライフセミナーに改めてお礼を申し上げます。

予告編 https://www.youtube.com/watch?v=285CF_HWtB4

2/22 映画『あしたの少女』 長岡上映会 2024 ながおかワーク&ライフセミナー
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3978.html

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フランダースの犬



『あしたの少女』主演のぺ・ドゥナは同時代の女優さんとしてご贔屓なのでお許しを。

『ほえる犬は噛まない』の小市民のドタバタに犬鍋をぶちこんで、爆笑させた後にほろりとするあの手腕。
あんな愛すべき映画を撮った監督が映画史を塗り替えてしまったことに心から祝福を。
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-2542.html

↑以前にポン・ジュノ監督『パラサイト』がアカデミー賞作品賞受賞という偉業を成し遂げた時に、
デビュー作『ほえる犬は噛まない』について書いたことがありましたが、
Nさんより先程、LINEが届き未見で気になってた『ほえる犬は噛まない』を見たそうで、
「ぺ・ドゥナは驚いたり怒ったりする表情があまちゃんの時ののんみたい。生き生きしてますね」と面白く見たそうです。

確かにあまちゃんのような溌剌した韓国女優というのは当時は新鮮、
というのも90年代末から続々と韓国ニューウェイブと呼ばれた作品群が日本に紹介された際、
担当者は『八月のクリスマス』のシム・ウナ、『シュリ』のキム・ユンジン、『バンジージャンプする』のイ・ウンジュ、『JSA』のイ・ヨンエ、『猟奇的な彼女』のチョン・ジヒョン等々、その他数多のいわゆる“美人女優”がスクリーンを彩る度に次々と目移りする中で、
『ほえる犬は噛まない』でのぺ・ドゥナの平凡な日常を持て余す女の子という設定は、
先に記した“美人女優”と違った魅力を感じたものでした。
その平凡な日常を脱却するために“子犬失踪事件”の犯人捜しに没頭しながら
空回りしてしまうぺ・ドゥナを起用したポン・ジュノ監督の慧眼はやはり特筆モノだったと振り返って思ったりしました。

ちなみに『ほえる犬は噛まない』を最初に知ったのはキネマ旬報の暉峻創三先生の今も続くアジア映画紹介のコーナー。
韓国で注目されてる作品として原題の『フランダースの犬』というタイトルで紹介。
ぺ・ドゥナについては“韓国の後藤真希”と確か書いていたハズ。
結構想像力が膨らんだ次第ですが、今はだれもぺ・ドゥナを“韓国の後藤真希”と呼ばないのは確かかと。

ついでに韓国の原題『フランダースの犬』については劇中にカラオケで
日本のアニメのあの主題歌を歌うシーンもあったりしますが、
こんなタイトルにしたのは両方とも犬が酷い目に遭うからという理由だったハズ。

あとこれは全くの余談で映画には団地映画というジャンルがあって(?)
『裏窓』や『団地妻 昼下がりの情事』といった団地映画の傑作の系譜に連なるのがこの『ほえる犬は噛まない』
そして団地映画の最新傑作が『ラジオ下神白』だと思うんですよ。

2/22 映画『あしたの少女』 長岡上映会 2024 ながおかワーク&ライフセミナー
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18時30分の回は余裕がありますので直接いらしてください。

3/9 、3/24 『ラジオ下神白 ―あのとき あのまちの音楽から いまここへ』 長岡上映会
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3/24 『シン・ちむどんどん』長岡上映会 
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ヤラセと情熱 水曜スペシャル『川口浩探検隊』の真実



『シン・ちむどんどん』でダースレイダーさんと監督・出演を兼任しているプチ鹿島さんが昨年発刊したのが、
「ヤラセと情熱 水曜スペシャル『川口浩探検隊』の真実」
完成まで8年を要した労作。

「ワールドプロレスリング」と「水曜スペシャル 川口浩探検隊シリーズ」を欠かさずに夢中になって見てた鹿島少年が、
いつしか猪木の試合結果は新聞のスポーツ面に載らないことと、
探検隊が捕獲した原始猿人バーコンが放映の翌日の新聞社会面に報じないことに疑問を持つうちに気付く。
“大人”にはあまり本気で相手にされないこと、
そればかりかあれだけ夢中になって話していた同級生たちも次第に冷笑を浮かべてしまうことに。

やがて大人になってヤラセの一言で世間でバカにされてしまう
“川口浩探検隊”をずっとひきづっていたプチ鹿島さんが、
今の時代からテレビ、エンタメ、ドキュメント、そして“ヤラセ”とは何かを伝説となった川口浩探検隊を俎上に上げて問う1冊。

川口浩隊長はすでに鬼籍に入ってたものの、
かつての探検隊を探して連続インタビューを開始、
探検隊の隊員達とは番組のADや構成作家が担当し、探検の裏側を暴露、
といっても探検隊が歩く道は本当に毒蛇が道を塞いだりするので、
捕まえて排除するなど、本当の冒険でもあったこと、
いわばジャングルに行ってたんだからマジメに危険と隣合わせだったことなど、
いつしかヤラセとガチンコの境界線があやふやとなっていくことに倒錯的な思いを抱かせ
あくまでドキュメントでなくエンタメとしてかつてのある隊員は青春の思い出として、
ある隊員は後悔を抱きながら語ることもリアリティが。

そして彼らが「川口浩探検隊」を卒業した後に手掛けた番組が
「世界ふしぎ発見!」「なるほど・ザ・ワールド」「徳川埋蔵金伝説」「痛快!ビッグダディ」という、
テレビ史に残る番組なことは、「川口浩探検隊」の財産ではなかったかと。

ついでに80年代を象徴する大事件、「ロス疑惑」でたまたまロス版の「警視庁24時」のような番組を作ってた、
探検隊のスタッフは日本のマスコミで最初に“疑惑の人”になる前の三浦和義氏をインタビュー。
事件の現場の様子と三浦氏の振る舞いから「どうもあいつは怪しい」と直感を抱くのは、
世間を欺くようなことをしている探検隊だけに同じ匂いを感じてたようで特筆に思いました。

以上はポジとすればネガの部分で「川口浩探検隊」が打ち切りとなった要因の
「アフタヌーンショー」のいわゆるヤラセ事件として
「激写!中学生番長!!セックスリンチ全告白」で逮捕されてしまったディレクターについて、
その著作を中心に事件の背景をも取材。
これが時の総理の朝日新聞嫌いや日航機事故の余波など様々な要因が複合的に重なってたものと分析、
素顔のディレクターはまじめに不良少年・少女の更生を願うような全うなディレクターだったこと、
今も健在のご本人やその家族や関係者にもあたるものの、
すでに40年も経った事件なのに拒絶されてしまうことに尋常でない重みを読み取れたことなど、
そして取材を進めるうちに「旧石器発掘捏造事件」に繋がってしまう驚愕の展開には驚かされました。

そもそも「川口浩探検隊」とはいかにも昭和の豪傑なプロデューサーが映画館で『インディ・ジョーンズ』を観て歓喜、
「これをやる!」というのが発端、それがリアルな小学生にとって夢幻のロマンを、
インディ・ジョーンズと同じく感じさせてしまったことは決して罪ではないんじゃないかと。

この本を読んでプチ鹿島さんと担当者は同じ年だったと知り、
こちらも「ワールドプロレスリング中継」+「全日本プロレス中継」、そして「川口浩探検隊」を
手に汗握って見ていたのと同じものをプチさんは同時代に見ていたと知り、
ちょっと感慨深いものがありました。

ついでに担当者が高校で山岳部を選んだのは真面目に「恐怖!双頭の巨大怪蛇ゴーグ!」を
見て感激してしまったことも一因ではないかと読んでて思い出しました。
しかしゴーグは隊員が苦労しながら二匹を縫ってたとは。

他にこの本で印象深かったのは「アフタヌーンショー」の打ち切りで探検隊が何を言われるかわからないので
ビビッてしまったテレビ朝日が本編では使われなかったものの、
当時の貴重な未開のジャングルなどを撮影していたテープを破棄してしまったことは、あーっ、モッタイナイと。
そして「原始猿人バーゴンは少数民族の群れから外れた人」という見方かは、
探検隊に捕獲されヘリコプターに乗せられてしまったバーゴンなりの哀愁をしみじみ味わうことができました。

最後の章は伝説の豪傑プロデューサーと二人三脚だった昭和の構成作家の独白激白。
「俺がテレビだ」とデタラメなことをトウトウと述べながら
「視聴者を信じる」のコメントは容赦なく今を照射しており、ここは業界人のみならず必読ではないかと。

3/24 『シン・ちむどんどん』長岡上映会 
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たったひとつの質問が、取材対象を丸裸にすることがある。 沖縄県知事選でプチ鹿島が放った質問は、どのメディアも決してしないものだ。 しかし、その質問はどのメディアのそれより、候補者の人となりを映し出した。

澤田大樹 (TBSラジオ記者)

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私の少女



『あしたの少女』主演のぺ・ドゥナは同時代の女優さんとしてご贔屓なのでお許しを。

2014年作のぺ・ドゥナ主演『私の少女』は『あしたの少女』のチョン・ジュリ監督デビュー作。
プロデュースを買ってでたのが『オアシス』『シークレット・サンシャイン』の巨匠イ・チャンドン監督で、
あの巨匠が認めただけでもチョン・ジュリ監督の才能は桁違いに思ったりしますが、
『私の少女』は『あしたの少女』に比べて一筋縄でいかないのは確か。

家族から虐待を受ける少女と左遷されたぺ・ドゥナ扮する元エリート警官が因習に囚われた田舎の村で出会い、
なんとか警官は少女を救おうとするものの、
笑顔でいても瞳の奥に闇を抱く少女によって観客の想像を容易に超えちゃう衝撃が待ち受けます。

画像を探して韓国版のポスターを見つけたらほとんどホラー映画という印象でしたが、
映画の鍵を握る少女役に『冬の小鳥』『アジョン』と当時の天才子役として名高いキム・セロンが完璧に演じ、
受けに回りながらもぺ・ドゥナは心に傷を持ったワケありの女性をさすがの存在感で見せてくれます。
そして心の傷を払拭するためにアルコールに溺れていくキャラですが、
『あしたの少女』も飲酒シーンが印象強く残り、
S東京特派員に韓国は何歳から飲酒はOKなのかと尋ねたら19歳からだそうで、
じゃぁ、アレはアウトなのかと。
続けて観ると“飲酒”に何かチョン・ジュリ監督は拘りがあるのか気になりました。

先に『あしたの少女』に比べて一筋縄でないと書きましたが、
『私の少女』は虐待、同性愛、因習、外国人労働者と様々な問題を織り込みながら、
傷を受けた者同士が惹かれあう姿を繊細に描き、
一方の『あしたの少女』はストレートに未成年の労働問題をテーマにし、
弱者を搾取するこの社会への怒りをぺ・ドゥナを通して描いてます。
おそらく観賞者によって好みが分かれるように思いながらも、
共通するのは確かにイ・チャンドン監督が認めただけの才能だとチョン・ジュリ監督の名前が刻まれるかと思います。

ついでに宣伝しながらぺ・ドゥナを映画でなく韓流ドラマでよく知ってるという人と話しましたが、
担当者はそちらは全く範疇外なので話が合わず申し訳なく思ったものの、
たぶんぺ・ドゥナのことだからそちらでも得難い魅力を発してるのだろうと。

ぺ・ドゥナ×キム・セロン!映画『私の少女』予告編
https://www.youtube.com/watch?v=GGJik7IBI4Q

2/22 映画『あしたの少女』 長岡上映会 2024 ながおかワーク&ライフセミナー
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『ラジオ下神白』 小森はるか監督 FMながおかに出演


​©️ KOMORI Haruka + Radio Shimokajiro

現在、山形ドキュメンタリー道場で研鑽してる小森はるか監督が、
『ラジオ下神白』長岡上映会を前に電話やリモートで取材されてFMながおかの二つの番組に出演します。

日時と出演番組は以下の通りです。

2月22日(木)HEALING ON ヒーリング・オン 〜夕暮れ情報ステーション807〜
17時45分から10分ほど生放送!

2月29日(木)ムーヴィーズコーゴー!
18時30分~19時

共に昨年も出演した番組なのでパーソナリティの方とは意気投合、
息の合った映画紹介になるんじゃないかと思います。
いづれもお忙しい中、お時間を作っていただきありがとうございます。
共にラジオに思い入れがあるので、どんな形で紹介していただくのか興味があります。

http://www.fmnagaoka.com/
↑こちらから入ればスマホからでも全国で聴けるので、お時間の合う方はぜひFMながおか80.7に合わせてください。

3/9 、3/24 『ラジオ下神白 ―あのとき あのまちの音楽から いまここへ』 長岡上映会
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「今こそ考えたい〜これまでとこれから〜」

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3月9日『ラジオ下神白』長岡上映会では小森はるか監督のトークとともに、
第24代高校生平和大使新潟県代表・曽根俊太郎さんの講演も開催します。
演題は「今こそ考えたい〜これまでとこれから〜」

併せて現在の高校生平和大使の手代木幸さんと中野葵花さんより活動報告もお願いしています。

曽根さんは各地で精力的に講演活動してると時折、耳に入ってきており、
今回で3年連続の講演となり、
ウィズコーションとともに3月の上映会のレギュラーといっても過言でないかと。
現在、県外の大学に通っており3月はちょうど春休みで帰省しているので快諾いただきました。
併せてご期待ください。
(画像は昨年の様子)

曽根 俊太郎 Sone Shuntaro  (3月9日講演)

演題「今こそ考えたい〜これまでとこれから〜」

プロフィール
2004年6月4日生まれ 現在19歳

福島県に生まれ
2011年3月11日の東日本大震災による原発事故で新潟県に家族で自主避難

六日町高等学校3年
第24代高校生平和大使新潟県代表

3/9 、3/24 『ラジオ下神白 ―あのとき あのまちの音楽から いまここへ』 長岡上映会
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山形ドキュメンタリー道場



大蔵・肘折に滞在、映像構想も温まる アジアの制作者、癒やされつつ課題共有
2/14(水) 9:05配信

山形新聞
参加者や講師が意見を交わしながら構想を深めている山形ドキュメンタリー道場=大蔵村・肘折温泉

 新作に取り組むアジアの映像制作者が長期滞在しながら構想を深める「山形ドキュメンタリー道場」が大蔵村の肘折温泉で行われている。雪に包まれた静かな温泉地で、作家同士で意見を交わしながら、集中して作品と向き合っている。

 山形ドキュメンタリー道場はドキュメンタリー・ドリームセンター(東京)が主催し、2018年に山形市の蔵王温泉でスタートした。今回は中国、インド、日本から計4人の監督、編集者が今月7日から3月3日まで滞在する。

 9~12日は「乱稽古」と銘打ち、日本の映像制作者や第一線で活躍する国内外の講師も参加し、ワークショップを実施。自らの企画を発表して率直な感想やアドバイスをもらうなど、議論を重ねる濃密な時間を過ごした。インドのヤシャスウィニー・ラグナンダンさん(39)は「いろんなヒントをもらい出口が見えそう。肘折は山や谷がとても美しく、温泉の効果もすごい」、新潟に移住し作品づくりをしている小森はるかさん(34)は「同じ制作者と課題を共有できる貴重な機会。環境に癒やされながら作品を整理できる時間になればいい」と話した。

 3月2日には山形市のやまがたクリエイティブシティセンターQ1で参加者の過去作の上映会と成果報告会が開かれる。

https://news.yahoo.co.jp/articles/7525b13be3d624ece272865edd137fef1f316ae6?source=sns&dv=pc&mid=other&date=20240214&ctg=loc&bt=tw_up

現在、小森はるか監督は山形に滞在しドキュメンタリー映画の勉強会に参加しているようです。
この道場で研鑽し、一回りも二回りも大きくなった姿を3月9日の『ラジオ下神白』長岡上映会で見せてくれるんじゃないかと期待します。

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監督・撮影・編集

​小森はるか

映像作家。1988年静岡生まれ。瀬尾夏美(画家・作家)とのアートユニットやNOOK(のおく)のメンバーとしても活動。2011年以降、岩手県陸前高田市や東北各地で、人々の語りと風景の記録から作品制作を続ける。現在は新潟在住。代表作に『息の跡』(2016年)、『空に聞く』(2018年)。小森はるか+瀬尾夏美として2014年に『波のした、土のうえ』を制作、2019年に発表した『二重のまち/交代地のうたを編む』は、シェフィールド国際ドキュメンタリー映画祭コンペティション部門特別賞、令和3年度文化庁映画賞文化記録映画優秀賞を受賞。

http://komori-seo.main.jp

​©️ KOMORI Haruka + Radio Shimokajiro

3/9 、3/24 『ラジオ下神白 ―あのとき あのまちの音楽から いまここへ』 長岡上映会
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時事芸人


©「シン・ちむどんどん」製作委員会

プチ鹿島
時事芸人。

新聞14紙を読み比べ、スポーツ、文化、政治と幅広いジャンルからニュースを読み解く。
2019年に「ニュース時事能力検定」1級に合格。
2021年より「朝日新聞デジタル」コメントプラスのコメンテーターを務める。
コラム連載は月間17本で「読売中高生新聞」など10代向けも多数。
最新著作に「ヤラセと情熱 水曜スペシャル『川口浩探検隊』の真実」(双葉社)。
TBSーR「東京ポッド許可局」 YBSーR「キックス」 YBSーR「プチ鹿島のラジオ19××」などのレギュラー番組を持つ

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ダースレイダーさんとともに『シン・ちむどんどん』の監督・出演をこなし、
“時事芸人”の肩書をも持つプチ鹿島さんは先のプロフィールにあるように
連日新聞14紙を読み比べてコラムニストとしても引っ張りだこ、
確か少し前に新潟日報に小学生向けの新聞の読み方指南をしてたハズ。

特にネットの文春オンラインの連載コラムはご本人も力を入れて執筆してるように思います。

「揺れを共有していない知事」と馳浩を痛烈批判したが…忖度し続けてきた地元紙・北國新聞の“責任”《能登半島地震》
https://bunshun.jp/articles/-/68918

↑最新のコラムでは北國新聞という石川県の地方紙、
しかし最高権力者でもある森喜朗氏の息のかかった新聞紙を巡って、
現石川県知事で森喜朗氏をバックにしてやりたい放題だった馳浩知事の振る舞いを検証、
そして森喜朗氏の神通力が失せるとともに北國新聞は能登地震の知事の不手際を指摘し始めたのを読み、
しかしこれまでのさばるのを黙認してきた北國新聞の責任についても問う秀逸なコラム、
さらに『はりぼて』の五百旗頭幸男監督の新作『裸のムラ』を引用しており、
さながら森喜朗・馳浩×プチ鹿島・五百旗頭幸男のタッグマッチを読んでるような。

とはいえ北國新聞、森喜朗、馳浩というのは以前からプチ鹿島さんが追いかけ続けてる好物なので、
このコラムが熱量を持つのは当然のように思ったりします。

森喜朗氏については

「裏金問題」は森喜朗氏に聞き取り調査をしてみてはどうか│
https://tablo.jp/archives/47151

TABLOの連載でもネタにしていますが、ここでなくても思うのは
「どの方面にも森喜朗先生のお名前をお見かけするのだ」
などと書いてるように今の裏金から五輪汚職など、
不祥事のたびに森喜朗氏が登場し、
かつて総理大臣時代に“サメの脳みそ”や“支持率7%”など、
ありがたくない肩書、いわば無能極まりの印象だったことをよく覚えてる森喜朗氏が
なぜ黒幕として絶大な影響を政権やliberal democratic partyに及ぼしているのか?
最も無能極まりの俗人にいいように操られてるから、こんな体たらくという気もしますが、
確かに河瀨直美監督の五輪ドキュメンタリーを観ると相当な人たらしなのは間違いないと思いながら、
故郷が大震災に見舞われながらも、
ご本人が各方面に働きかければスムーズに復興する力を持ってるハズなのに、
特に何も表立ったことをせずに裏金問題が表面化してから
表に出ずにほぼ雲隠れなのはどうなんだろうかと。
石川県民はこれまで支持をしてきたことを悔やんでるのだろうか。

ちなみにプチ鹿島さんはスポーツ報知のネット版でも連載し、
その中で『シン・ちむどんどん』について書いてるので転載します。

【プチ鹿島の本音】辺野古の基地問題から自分が「知らない」を知ろう

 2作目の映画をつくりました(監督&主演)。タイトルは『シン・ちむどんどん』。ちょうど1年前に行われた沖縄県知事選に密着したドキュメンタリー映画です。
 
 タイトルには意味があります。地元紙に掲載されていた3人の候補者への問いの中には、政策のほかに「好きなテレビ番組」もあった。候補者たちは当時放送中だったNHKの朝ドラ「ちむどんどん」を挙げていた。沖縄が舞台ですから政治家としては100点の答えかもしれません。でも一方で「本当にドラマを見ているのだろうか?」と思ったのです。なので候補者たちに同じ質問をしました。

 茶化しているわけではありません。もし見ていなかったら他の項目(政策)も適当に言ってる可能性があるからです。神は細部に宿る。答えは三者三様きれいに分かれました。人となりが面白いように伝わってきました。

 映画の後半は辺野古の基地問題についての取材成果を入れました。東京にいてニュースは知っているつもりでも現地の声を聞いてみたいと思ったのです。

その上で先日の「辺野古の工事、沖縄県が敗訴」というニュース。各紙の社説を読み比べましたが、日経新聞は《安全保障上、沖縄の重要性が高まっているのは確かだ。だが、それでも在日米軍の専用施設の7割が、国土面積の1%に満たない沖縄県に集中しているのは偏りすぎだ。これを放置していては沖縄の協力は期待できない。》と書いていました。でも今回の東京発の報道の中には「さて沖縄は承認するのか反対するのか」という高みの見物感を受けるものもあった。

これは沖縄問題ではなく日本の問題です。『シン・ちむどんどん』をチェックしてみて下さい。自分が「知らない」ということを知ろう、というテーマでもあります。(時事芸人・プチ鹿島)

https://hochi.news/articles/20230909-OHT1T51322.html?page=1


3/24 『シン・ちむどんどん』長岡上映会 
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何度「No」と声を上げても、無視される沖縄の声。 司法にすら届かない、沖縄の声。 ならば、国民みんなで「No」を伝えるしかない。 これは沖縄の問題ではなく、国民の問題。

木村草太 (憲法学者)

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Radio Ga Ga


​©️ KOMORI Haruka + Radio Shimokajiro

本日、東京ドームでクイーン+アダム・ランバートのジャパンツアーが終了、
YOUTUBEでライブを見ましたが(おいおい)、
ブライアンもロジャーもトシなど微塵も感じさせず、
脂ののったアダム・ランバートとともに
より精力的にライブをこなしてて、こりゃ最後の来日じゃないなぁ、とホッしました。

担当者がリアルタイムでクイーンを知ったのがベストヒットUSAでの「Radio Ga Ga」
その後、ラジオ賛歌の曲と知って一層愛着を感じ、
伝説となったライブエイドで歌われた1曲、
そして映画『ボヘミアン・ラプソディ』でもクライマックスとなって大喜びした覚えが。
最もその前に『トレインスポッティングⅡ』でギャグのように流れて笑わせていただきましたが。
もちろん今回のツアーでも、それも2回も歌われてるので数ある代表曲の一つとご本人たちも自認してるハズ。

こじつけになりますが昨年、上映した小森はるか監督作が『空に聞く』
東日本大震災の被災地・陸前高田で復興する人々を見つめたラジオパーソナリティーを被写体に、
あの震災について思いを巡らす作品でした。

今回上映するのが『ラジオ下神白』とタイトルにラジオをつけるなど、
たぶん偶然なんでしょうが小森監督なりにラジオへの拘りがあるんじゃないかと思います。
登場するのはラジオ風に録音されたCDですが、
『空に聞く』と等しく『ラジオ下神白』も声に寄り添いながら人々の思いが伝わる映画で、
そこが小森監督の真骨頂のように思います。

そしてラジオに大変思い入れがある人たちで真っ先に浮かぶのが当然ラジオ局で働く方々。

https://www.pref.niigata.lg.jp/sec/bosaikikaku/1234123293550.html
↑こちらを開くと新潟県内には15ものラジオ局があるようで、
その全てにリリースとチラシをDM発送して番組内で上映会の紹介をお願いしました。
まぁ、紹介されることはあんまりないでしょうがパーソナリティーにこんなラジオをタイトルにした映画があると関心を持っていただければと。

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『ラジオ下神白』長岡上映会 予告編 アオーレ長岡大型ビジョンにて放映中!



現在、小森はるか監督より制作いただいた『ラジオ下神白』長岡上映会の予告編が、
アオーレ長岡ナカドマの大型ビジョンにて放映されてます。
小森監督、お忙しい中、ありがとうございます!

予告編はシネ・ウインドロビーのモニターと
橋本さんから見たと電話があったので古町の座タイムでも流れているようです。

いづれも放映に尽力いただきました方々、ありがとうございます!

映画『ラジオ下神白 ―あのとき あのまちの音楽から いまここへ』予告編
https://www.youtube.com/watch?v=3xrxaerliMc

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キネマ旬報ベスト・テン 2023



「政治無関心層に対してこの自由奔放な語り口は有効だと思う」

文化映画部門で『シン・ちむどんどん』を2位に推した批評家が書いてましたが、
確かにそうなんだが、問題は政治無関心層が本作を観る糸口はなんだろかと立ち止まってしまいました。

大島新監督の『国葬の日』は8位と善戦ですが、
何名かが『国葬の日』『劇場版センキョナンデス』『シン・ちむどんどん』『NO 選挙,NO LIFE』と、
大島新監督率いるネツゲンの作品が合わせ技として席巻、
中には同じ題材を各自別の視点で描いてるので
“ドキュメンタリーのマルチバース”という意味合いで評してたのはなるほどと。

あと『あしたの少女』は批評家53位、読者23位とこれは読者の方がよく観てると軍配を上げます。

『ラジオ下神白』は劇場公開されてない作品ではないので選外となってますが、
もし公開されてたら文化映画の上位に食い込むように思ってますが。

しかし読者1位の『Gメン』が批評家の皆さん1票も投じず乖離甚だしいのは主演俳優への組織票なのか。
1位に推した読者の感想がどちらも50代女性で50回も60回も観たと書いてあり、
やっぱりこういった太客がこれからのキネ旬を支えるのかと思うと熱いものが込み上げました。

そして自分がキネ旬を熱中しながら読んでた頃のベストテン選定者で、
佐藤忠男先生も山根貞男先生も去ってしまいましたが、
秋本鉄次先生は健在とはいえ写真を見ると流石におじいちゃんになってて、
そりゃ、こちらも年取るわけだと。

『PERFECT DAYS』が日本映画扱いなのにどうも違和感を引きずってましたが、
秋本先生は「別格」と書いてて腑に落ちました。

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空気人形



『あしたの少女』主演のぺ・ドゥナは同時代の女優さんとしてご贔屓なのでお許しを。

是枝裕和監督作はハッキリ言って巧すぎる、そこが嫌味っぽく特に『そして父になる』とか、
巧すぎて苦手というのが是枝監督作はいつもついて回り、
だからなのか一番好きな映画作品がドキュメンタリーの『大丈夫であるように。: Cocco終らない旅』になります。
しかしぺ・ドゥナをヒロインに起用した『空気人形』は技巧よりも、
ただただぺ・ドゥナに向けてカメラをまわし続けたい偏愛に徹して、
その潔さに同好の思いを感じたりしました。

意思を持ったラブドールというかダッチワイフが部屋から出て、ちょっとした冒険を繰り広げる、
その純真無垢な浮遊感がぺ・ドゥナの持ち味とともに、
あどけない振る舞いをしながら完璧すぎるヌードも披露して、
正直、日本の女優さんはこれは太刀打ちできないだろうと思いました。

ダッチワイフの持ち主から余命いくばくもない老人まで、
誰もが感じてる孤独にちょっとした愛情を注ぎながらも、
思いもよらぬ悲劇でラブドールの使命を全うしたようなヒロインを演じきって、
ぺ・ドゥナを知らない層にもき強烈な印象を残したかと思ってます。

とはいえ今も印象に残っているのが老人・高橋昌也と並んで見つめる湊公園での隅田川とビル群の風景。
なんというか朽ち果てた東京を二人は目にしながら各々の人生に思いを巡らすように受け取り、
最近、隅田川というと『こんにちは、母さん』『PERFECT DAYS』でも何か意志を持って流れていたような気がしましたが、
それらに先立つ隅田川を中心にした東京映画にこちらのなかで位置してます。

しかし是枝監督の劇場用映画デビュー作『幻の光』を観たときは侯孝賢監督の二番煎じではなかろうか、
と思いましたが、そんな下世話さを遥かに超越した存在となりながら、
あんまり指摘されてませんが『空気人形』は撮影監督に侯孝賢監督作の
常連、李屏賓と組んだりしてるのも面白く思ったりと。

2/22 映画『あしたの少女』 長岡上映会 2024 ながおかワーク&ライフセミナー
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3978.html

↑おかげさまで14時20分の回は満席近くなってます。18時30分の回は余裕があります、

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『劇場版 センキョナンデス』 選挙は最高のお祭りだ! のはずが…



『シン・ちむどんどん』には同じく沖縄知事選を取材してる
畠山理仁さんを追った『NO 選挙, NO LIFE』の撮影に同行してる大島新監督も登場。
この場面を見て即座に思い出したのが『シン・ちむどんどん』の前作『劇場版 センキョナンデス』。

というのも確かプチ鹿島さんが『なぜ君は選挙になれないのか』について大島新監督との対談の中で、
ぜひ次の“香川1区”参院選の選挙戦を取材したいと話されて大島監督も意気投合していた記憶があり、
実際にダースレイダーさんとの「ヒルカラナンデス」で取材を刊行。

高松でうどんを食べた後にホントに目の前に小川淳也候補が現れたり、
ワニの動画を国会中に見てて顰蹙を買った平井卓也候補にはラコステのポロシャツを着て鹿島さんが現れたりと、
大島新監督作『香川1区』と明らかに違う視点から取材を決行!

“選挙は最高のお祭りだ!”を実践、しかし“のはずが…”のコピーが示すように
そのノリを加速しながら衆院選の取材で大阪に赴いたところ、
安倍元総理が狙撃されるという衝撃の一報が入ってきて、
その直後の不穏でどんよりした街の空気を収めるという貴重な記録映像となり、
「ヒルカラナンデス」を映画版に拡大したこの『劇場版センキョナンデス』は
ある意味、未来から見れば日本の分岐点を収めた作品にもなったのではと思いました。

『シン・ちむどんどん』は同じく沖縄知事選挙戦を“選挙は最高のお祭りだ!”で実践しながらも、
次第に沖縄の現状について知見を広めていくうちに、
“のはずが…”となって、あまりにも理不尽な仕打ちを受ける沖縄を目にして、
やはり大島渚監督作の「日本人よ、これでいいのだろうか?」と、
観ているこちらに問いかけるような作品となっています。
 
『劇場版 センキョナンデス』 公式HP https://www.senkyonandesu.com/
予告編 https://www.youtube.com/watch?v=pzhxCFkaTAA

3/24 『シン・ちむどんどん』長岡上映会 
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-4024.html

沖縄知事選を縦軸にしながら沖縄論。いや違う。これは沖縄に視点を置いた日本論だ。 主権者は誰か。アメリカか日本か。いや違う。あなただ。 辺野古ゲート前警備員とラップの対峙は圧巻。

森 達也 (映画監督・作家)

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池谷薫監督 3/10(日)「先祖になる」佐藤直志さんの追悼上映会を映画の舞台となった陸前高田で開催する!



池谷薫監督よりご案内が届き東日本大震災で息子さんと家を失ないながら、
自ら木を伐り家を再建すべき立ち上がった生涯現役の木こり・佐藤直志さんの力強い生き方を池谷監督が記録した『先祖になる』。
昨年、惜しまれ亡くなった佐藤直志の追悼上映会を3月10日、地元の陸前高田で開催されます。
もちろん池谷監督も参加するので以下、フェイスブックより転載します。

=================================

【拡散希望】
3/10(日)「先祖になる」佐藤直志さんの追悼上映会を映画の舞台となった陸前高田で開催する!
13:30上映@陸前高田市コミュニティホール 入場無料・申込み不要 能登半島地震で被災された方々への義援金を募る。
上映後は「困難に立ち向かう 佐藤直志という生き方」と題して、ご家族の方々や盟友の菅野剛さんと復興に向けていち早く前を向いた直志さんの姿を振り返る。
元日の能登半島を大地震が襲った。犠牲になられた方々のご冥福を祈るとともに、厳寒のなか、水さえままならない困難を極めた避難生活を強いられている被災者の方々に心よりお見舞い申し上げる。
能登半島地震から1カ月。
思えば、僕が東日本大震災の被災地・陸前高田で稀代の木こり・佐藤直志さんに出会ったのも震災からひと月後だった。
小高い丘の上にたつお堂の前で開かれた花見で、直志さんは仲間たちを前にして早くも復興への決意を口にした。
「今年も桜は同じように咲く…」と。
直志さんが津波で消防団員の息子を亡くしたのを知ったのは、その晩のことだった。
その後、町内会の解散という異常事態が町を襲うと、直志さんは皆が不安を口にする寄り合いで、ひとり決然と浸水地域の元の場所に自宅を再建すると宣言した。
「こんな俺にも夢がある」と言いながら… あれは直志さん一流の優しさだったのではないか。
木こりの直志さんはみずから森で木を伐りアクションを起すことができた。
しかし、みながみな直志さんになれるわけではない。
だから、あえて「夢」という言葉を使ったのではないか。
もうひとつ、がれきに覆われた町を見つめながら、直志さんが語った言葉が忘れられない。
「もし自分がこの場所に家を建て直さなかったら、かつてここに町があり、とても栄えていたなんて誰も思わない。そう考えたら叫びだしたくなる」
直志さんは町再生の礎にならんとして、あの場所に家を建て直した。深い悲しみを抱えながらも、ユーモアを忘れず、自然を敬い、次の世代、そのまた次の世代のために一歩ずつ着実に前に進んだ。
オラたちは平成の新しい先祖になる。
みずからが言い出した「先祖になる」というタイトルには、たとえどんなに時間がかかっても、必ずやふるさとを再生するという壮絶な覚悟が込められている。
災害はどれも違う。
だから能登の方々に直志さんの奮闘を見習ってほしいなどと言うつもりはない。
だけど能登にも想像を絶する悲しみのなかで懸命に前を向く人たちがいる。
復興への道筋が見えたとき、あるいは困難の連続で心が折れそうになったとき、「先祖になる」を観て直志さんから元気と勇気をもらってほしい。「おはよー、今日もがんばりましょー!」 直志さんの元気な挨拶ではじまるこの映画から。

「先祖になる」公式サイト https://senzoninaru.com/

https://www.facebook.com/kaoru.ikeya.1/posts/pfbid02CZXPr8ANdpLKoRqkMj7NAsZMvM31ZCyDdZptCoiXMyiE9h9TRt9FcgLWhnjkzR6rl

男の名は佐藤直志。岩手県陸前高田市で農林業を営み、仲間から“親分”と慕われている。彼の家は1000年に1度の大津波で壊され、消防団員の長男は波にのまれた。生きがいを失った男に何ができるのか? 直志はひとつの決断をくだす。元の場所に家を建て直そうというのだ。自分はきこりだ。山に入って木を伐ればいい。友人から田んぼを借り、田植えもしよう。仮設住宅には何があってもいかない――。

土地に根ざし、土地に生きる人々の行く末をおもう彼の強さと優しさは、少しずつ周囲を動かし、生きることの本質を問いかけていく。忍び寄る病魔、耐えがたい腰の痛み、遅々として進まない市の復興計画……。数々の障壁を乗り越えて、77歳の彼は夢をかなえることができるのか――。

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夜風

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昨晩のDM発送作業は2人のみの参加で、こりゃ終わらないかと思ったら、
もう一人の参加者がスマホでYoutubeを開き、
一発目が大ファンの万登香さんの曲を流して盛り上がり、
以降、音楽談義、映画談義に更けながら作業をすると存分に捗って早く終わりました。

しかしカラオケでブライアン・アダムスを歌うとは。
いづれ自分もギターが上達して上映会前に歌いたいと言ってたYさん、
ぜひ実現をお願いします。

2/22 映画『あしたの少女』 長岡上映会 2024 ながおかワーク&ライフセミナー
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3978.html

3/9 、3/24 『ラジオ下神白 ―あのとき あのまちの音楽から いまここへ』 長岡上映会
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-4006.html

3/24 『シン・ちむどんどん』長岡上映会 
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-4024.html

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Pedestrians

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朝7時に某駅に集合って、よほどのもの好きでないと、などと思い早起きして家を出ました。
久しぶりのエキストラ参加は基本中の基本の通行人役。

アレックス・ロウ監督の『七小福』では京劇の衰退とともに映画界に飛び込んだ、
後のジャッキー、サモ・ハン、ユン・ピョウが厳しすぎる師匠の教え、
「カメラが離れても監督のカットがかかるまでは演技を続けろ」を忠実に守って、
監督の目に留まって映画に導かれるというエピソードをいつもエキストラの際に思い出し、
今回もたぶんチーフの助監督の指導に耳を傾けて、
通行人役を全うしましたが、場所が駅なので普通の通行人の皆さんも脇を通り、
当たり前だけど、そっちのほうが自然に見えました。

ここで目にしたことはもちろんまだ書けないんでしょうが、
いづれ、この映画が公開される際は目にしたことを書けましたら。
監督が演出する姿を見て期待できる作品に思いました。

しかし通行人役に精力を注いだとはいえ待ち時間はホントに寒かった。
たぶん作り手は雪のシーンが欲しかったのではと思いますが、
幸いなのか雪は降らず、それでも寒かったので、
連日この寒さの中を映画に尽力してるスタッフ・俳優の皆さんに敬意を。

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ハロー民主主義


©「シン・ちむどんどん」製作委員会

“ダースさんの辺野古ゲート前のラップは圧巻、涙なしには見られない映画の最大の見どころだ。”

↑『シン・ちむどんどん』をプロデュースした大島新監督のコメント通り、
辺野古ゲート前で座り込み抗議の座り込みをする人たちの話を聞いたうえで、
ラッパーであるダース・レイダーさんが民主主義を守るために闘う後期高齢者たちと、
仏頂面で並ぶ機動隊の人々を前に一息をついてから、
即興で畳みかけるラップを披露する場面が確かにハイライト。

正直ダース・レイダーさんについてはヒルナンデスの人というイメージがあり、
ラッパーという側面は不勉強なのを白状しますが
やはり日本のヒップホップ界で地位を得ただけに、

日本は民主主義と言いながらアメリカのお伺いを立ててるのはどうなんだ?(意訳)

と捲し立てながらもきちんと締めてて最後はおじぃ、おばぁから盛大な拍手が贈られるシーン、
ラップって縄で縛られた黒人奴隷たちが発した歌唱がルーツと聞いたことがあり(うろ覚え)
それに倣えばまさに被差別者に向けられた真っ当なラップではないかと。
このラップのリリックはぜひ観客の皆さんに全て伝わってほしいと思い、
『シン・ちむどんどん』長岡上映会には日本語字幕版の上映素材を送ってもらうように手配しました。

3/24 『シン・ちむどんどん』長岡上映会 
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新潟国際アニメーション映画祭2024



昨年からはじまった「新潟国際アニメーション映画祭」。
ファンにとってはヨダレものの作品が並ぶものの、
正直、何かやってるなという印象だったのですが(すみません)、
それでも『AKIRA』はスクリーンで観たかったと思いましたが、
今年はお声がかかり、
ほんのちょっと協力することになりそうなのでこちらにご案内します。

世界からの精鋭作が並ぶコンペティション部門が揃い、
ドキュメンタリー・アニメーション特集に以前に
長岡アジア映画祭で上映した『戦場でワルツを』を見つけて嬉しく思いましたが、
やはり今年のプログラムで特筆なのは劇場版を一挙上映する高畑勲監督特集!
宮崎駿監督も参加してアニメに革命を起こしたといっていい『太陽の王子 ホルスの大冒険』などは、
これだけでも駆けつける価値があるように思ったりします。

もちろん新しい発見に満ちた作品群も含め
3月15日から3月20日に新潟市の各会場で開催、
ボランティアスタッフも募集しているそうです。

詳細はこちらを↓

公式HP https://niigata-iaff.net/
公式X  https://twitter.com/NIAFF_animation

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【新潟の映画史】



新潟のフィルムコミッションの先駆け“にいがたロケネット”が
https://www.niigatalocation.net/
現在、【新潟の映画史】と題して「新潟ゆかりの映画人名簿」と「新潟県内のロケ作品リスト」を編集中。
途中経過が更新されて開いてみたら、

長岡出身・五藤利弘監督作『雪の中のしろうさぎ』は十日町ロケ。
五藤監督の常連俳優・大桃美代子さんは魚沼出身。
熊澤尚人監督のデビュー作『HOBOES』に主演したTSUNTAさんは長岡出身。
ロケ地不明となってる若松孝二監督『海燕ホテル・ブルー』の撮影に同行し見学したので、その時のロケ地は青海川駅と越前浜。
一連の杉田愉監督の柏崎ロケ作品が入ってないのは?
『掘るまいか』が入ってるなら、橋本信一監督の次作『1000年の山古志』も。
柴田昌平監督のドキュメンタリー映画『陶王子 2万年の旅』は少しですが津南の“農と縄文の体験実習館 なじょもん”で撮影されてます。
そもそも小林茂監督『風の波紋』は?

等と抜け落ちてると思ったものを深夜に半分クレイマー扱いされないか、勘違いもあるだろうしとビクビクしながら先方に連打で送信しました。

ただ『冬のアルパカ』がきちんと入ってたことは嬉しかったです。

【新潟の映画史】新潟県内のロケ作品リストを公開しました(2024年2月)

【新潟の映画史】新潟ゆかりの映画人名簿を更新しました(2023年12月)

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『シン・ちむどんどん』長岡上映会 本日、前売券発売開始(予定)


©「シン・ちむどんどん」製作委員会

3月24日『シン・ちむどんどん』長岡上映会の前売券をDIYで現在版下制作中。
これからアオーレ長岡ながおか市民協働センターに赴いて、
急いで完成を目指して作業をし、
本日中にながおか市民協働センターにて発売していただこうと思ってます。
どこかでトラブったら、チト難しいですが誠心誠意を込めて前売券を作ろうと誓いをここに立てます。

ちなみに上映会の長岡市後援は難しいかと思いきや、
担当部署から、申請箇所のここを詳しく書いてくださいと
再提出を求められ連絡があって大丈夫なんだろうかと。

アオーレの大型ビジョンでの予告編放映は承諾されたので制作を依頼しました。

『沖縄、再び戦場(いくさば)へ』(仮)スピンオフ作品の告知掲載を却下した 
市政だよりにも依頼しましたが、こちらはどうなのか返事待ちです。

3/24 『シン・ちむどんどん』長岡上映会 
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-4024.html

↑前売券を発売したプレイガイドはこちらに掲載していきます。

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まちキャンでまなぶ 脚本家の世界 -シナリオづくりを体験しよう- 講師・五藤利弘監督 

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長岡出身・五藤利弘監督がまちなかキャンパスの講座に講師として参加します。
プロの映画監督による脚本講座はあんまり長岡で機会がないと思うので、
ぜひいづれは連続講座として開かれることを期待します。

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脚本家の世界 -シナリオづくりを体験しよう-

映像作品で大きな役割を果たす脚本。代表作「おかあさんの被爆ピアノ」の監督・脚本を手がけたゲストから、作品ができるまでへの道のりや、脚本家としてのこだわりを教えてもらいます。実際に短い脚本をつくって、その手法を学び体験することで、きっと映画の見方も変わることでしょう。

講座紹介

日 時 2024年4月24日(水)18:30~20:30(開始時間に注意)
場 所 まちなかキャンパス長岡4F 交流広場
ゲスト 映画監督・脚本家 五藤利弘
受講料 500円(1ドリンク付)
定 員 20名(先着)
持ち物 筆記用具
その他 講座内で短編映画の上映をします。(約20分間)
申 込 受付開始:3月11日(月)~

https://www.machicam.jp/course/2024/cafe03-01.html

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らこって 2024年 2月号



ながおか市民協働センター発行のフリーペーパー“らこって”のチラシ組作業、
2月号に『ラジオ下神白』上映会で参加しました。

今回、一緒に作業された方に以前、映画上映会で
お世話になった某企業のとても偉い方も参加し、
こちらを見つけて声をかけてくださいました。
残念ながら退職されてからお会いする機もなかったので、
まさかこの場で再会してしまうとはと大変驚きました。

なんでも長岡育英寮という東京の学生寮の理事をやってるとのことで、
この寮の入居者募集のチラシをらこってとともに配布してもらおうと、
組み作業に参加したそうです。
相変わらずエネルギッシュでお会いできてとても嬉しく思いました。

あと先月、らこってに組んだ『あしたの少女』で参加するながおかワーク&ライフセミナーの事務局長も、
イベントのチラシ組みで参加し。
『あしたの少女』上映会は2月22日(木)の平日なものの、
申込者は夜の回18時30分~よりも午後の回14時20分~の方が申込みがたくさんあるそうです。
もちろん、まだ余裕がありますのでお時間ある方はぜひとも観賞を。
損はさせません。
エゴサしたら昨年のベスト10入り映画に結構、多くの人が挙げておりました。

今回、組んだイベント等のチラシは以下の通りです。

*長岡育英寮という選択肢 寮生募集中
http://www.nct9.ne.jp/nagaokaryo/

*2024ながおかワーク&ライフセミナー 
福祉市民体験農園 Oasis Rの取り組み紹介
日時 2月24日 13時30分~16時30分
会場 ミライエ長岡ミライエステップ
定員 100人
開催団体 認定特定非営利活動法人UNE 
主催 長岡地区労働者福祉協議会 電話0258-86-0111

*2024ながおかワーク&ライフセミナー
考えよう!子どもの権利
日時 2月20日18時30分~20時30分
会場 長岡市立劇場 大会議室
開催団体 蔵王の杜プレイパーク
主催 長岡地区労働者福祉協議会 電話0258-86-0111

2024ながおかワーク&ライフセミナー
http://www.nagaoka-lsc.jp/%e3%81%8a%e7%9f%a5%e3%82%89%e3%81%9b/news/590.html

*第26回 新潟県学生ウインドアンサンブル演奏会
日時 3月2日 開演13時30分
会場 リリックホールコンサートホール
問 08078140677
https://www.facebook.com/nswe26th/

*「親ある間の準備」講演会
日時 3月16日14時~16時
会場 アトリウム長岡
主催 問 NPO法人 ピュアはーと
問 0258455251
https://www.facebook.com/nswe26th/

*ミュージックライフバードナー設立記念コンーサート
日時 3月31日 
会場 長岡市立劇場大ホール 13時~
主催 特定非営利法人ミュージックライフバードナー
https://nkyod.org/event-list/328080

らこって 2024年 2月号
https://nkyod.org/wp-content/uploads/2024/01/83f65cca6d604ded9c11dbe09d10f7ac.pdf

2/22 映画『あしたの少女』 長岡上映会 2024 ながおかワーク&ライフセミナー
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3978.html

3/9 、3/24 『ラジオ下神白 ―あのとき あのまちの音楽から いまここへ』 長岡上映会
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-4006.html

3/24 『シン・ちむどんどん』長岡上映会 
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-4024.html

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