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長岡アジア映画祭実行委員会!ブログ

新潟県長岡市で活動します長岡アジア映画祭実行委員会!です。

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長岡アジア映画祭・プレイベント


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『長岡アジア映画祭・プレイベント 風雲再起』


会場 アオーレ長岡 市民交流ホールA


日時 2013年6月30日(日)


上映スケジュール

*10:00~ 「ほかいびと ~伊那の井月~」 長岡ロケ映画

上映前に主演・田中泯さんより長岡のお客様に向けたビデオレターを流します。

上映後 北村皆雄監督トーク

作品紹介 http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-5.html

公式HP http://blog.livedoor.jp/inoueseigetsu/


*13:00~ 「モンサントの不自然な食べもの」

上映後 堀井修氏 (JA小千谷農協理事 新潟大学 特任教員)トーク

「食卓から考えるTPP-長岡農業を育むことの大事さ-」

作品紹介 http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-7.html

公式HP http://www.uplink.co.jp/monsanto/

◎会場ロビーにて野菜を販売いたします。(協力 JA越後ながおか)

*16:00~ 「ほかいびと ~伊那の井月~」 長岡ロケ映画

上映前に主演・田中泯さんより長岡のお客様に向けたビデオレターを流します。

上映後 北村皆雄監督トーク

作品紹介 http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-5.html

公式HP http://blog.livedoor.jp/inoueseigetsu/

*19:00~ 「One Day On Earth ~地球の一日」

作品紹介 http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-8.html

公式サイト http://www.onedayonearth.org/

料金 1作品 前売1000円 当日1200円 (「One Day On Earth ~地球の一日」は入場無料)

主催 長岡アジア映画祭実行委員会!

問い合わせ 電話09045204222 E-mail [email protected]

HP http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/
後援 長岡市/長岡市教育委員会/(財)長岡市国際交流協会

プレイガイド 文信堂長岡店/ら・なぷぅ/キャラメル・ママ/西時計眼鏡店/でくのぼう/オカフェ/市民協働センターアオーレ長岡3階/カーネーションプラザ/長岡舞台芸術愛好会/ハーブ談話室/豆腐屋わむ/ブックスはせがわ/(長岡市) みずすまし/(三条市) えとせとら(柏崎市) シネ・ウインド(新潟市)

*実行委員随時募集中! (詳しくはお問い合わせください)

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風 雲 再 起

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『長岡アジア映画祭・プレイベント』今回上映する作品の選定理由

*「ほかいびと ~伊那の井月」は昨年、長岡での上映を熱望する
北村皆雄監督に上映の検討を伝えながらも叶えることができず、ずっと引っかかっており、
今回再起動にあたってまず、この映画を上映しようと動きました。
初めて見た時、田中泯さん扮する井上井月が雪原の信濃川河川敷で鶴を舞う姿を
ぜひ長岡のスクリーンで上映したいと思ってました。
当日は上映前に田中泯さんより長岡ロケの思い出を語ったビデオレターを流します。
そして上映後に北村皆雄監督、大星光史先生、川上洸さん(長岡ペンクラブ会長)より
「ほかいびと」と井上井月への思いを語っていただきます。
また新潟大学人文学部教授・原田健一先生より、
今朝の新潟日報朝刊に「ほかいびと」上映会に寄せた記事が掲載されてますのでご注目ください。

*「モンサントの不自然な食べもの」は「ほかいびと」上映を進めている時、
知り合った方に上映会を考えてると伝えたら、
「モンサント~」を長岡で観たいという話を聞き、
それならば一緒に上映しようとなりました。
その方は現在、実行委員として参加くださってます。
もちろん事前に作品を観賞し、これはTPPとの絡みも含めてかなりやばくて深刻な事態だと認識し、
上映とともに識者によるトークをと、さまざまな方に相談して
堀井修先生より上映後に「食卓から考えるTPP-長岡農業を育むことの大事さ-」と題してお話しいただきます。
また上映にあわせてJA越後ながおかより協力いただき、
新鮮な長岡産の野菜をロビーにて販売いたします。10時半~16時半の予定です。

*「One Day On Earth ~地球の一日」は準備中に
撮影に参加し採用された長岡造形大学のヨールグ・ビューラ教授より
見せていただき、上映の機会はそうそうないだろうからと、
忙しいビューラ先生に依頼し上映の許可をいただきました。
本当に観賞できる機会は少ない映画でありますのでぜひこの機会に(入場無料です)。
上映前にビューラ先生より挨拶とちょっとした解説をしていただきます。

以上、これを書いてる数時間前にまたまた問題が発生してなかなか寝かせてくれませんが、
画像のカーラさんのいる、レバノンからギリギリ届いた名札をつけた
実行委員一同、明日アオーレ長岡 市民交流ホールAにてお待ちしております。

『長岡アジア映画祭・プレイベント』

日時 2013年6月30日(日)

上映スケジュール

*10:00~ 「ほかいびと ~伊那の井月~」 長岡ロケ映画

上映前に主演・田中泯さんより長岡のお客様に向けたビデオレターを流します。

上映後 北村皆雄監督トーク

作品紹介 http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-5.html

公式HP http://blog.livedoor.jp/inoueseigetsu/

*13:00~

「モンサントの不自然な食べもの」

上映後 堀井修氏 (JA小千谷農協理事 新潟大学 特任教員)トーク

「食卓から考えるTPP-長岡農業を育むことの大事さ-」

作品紹介 http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-7.html

公式HP http://www.uplink.co.jp/monsanto/

◎会場ロビーにて野菜を販売いたします。(協力 JA越後ながおか)

*16:00~ 「ほかいびと ~伊那の井月~」 長岡ロケ映画

上映前に主演・田中泯さんより長岡のお客様に向けたビデオレターを流します。

上映後 北村皆雄監督トーク

作品紹介 http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-5.html

公式HP http://blog.livedoor.jp/inoueseigetsu/*19:00~ 「One Day On Earth ~地球の一日」

作品紹介 http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-8.html
公式サイト http://www.onedayonearth.org/

料金 1作品 前売1000円 当日1200円 (「One Day On Earth ~地球の一日」は入場無料)

主催 長岡アジア映画祭実行委員会!

問い合わせ 電話09045204222 E-mail [email protected]

HP http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/
後援 長岡市/長岡市教育委員会/(財)長岡市国際交流協会

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朝酒に夢判断や花の宿

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おかげさまで連日お問い合わせのお電話があります。
中には「ほかいびと」「モンサントの不自然な食べもの」両方観たいと行ってくれる方もいてうれしく思いました。

今回、一度途切れた『長岡アジア映画祭』を立ち上げるにあたって「風雲再起」などという
勇ましいキャッチをつけましたが、
実際には遭遇するさまざまな場面で大きな葛藤を抱えることになり、
身動きがとれなくなる思いが何度もありましたが、
そのたびに橋本さん、及び今回協力をいただいてる実行委員の皆さん、
広告協賛をいただきました方々、アドバイスをしてくれた方がに支えられ、
動いたことによって生かされてることを実感しました。
と、同時に見えなかったものも見え、混乱によってご迷惑をおかけしたことも実感し、
申し訳なく思います。

ただ先日、ある映画監督よりメールにて
“映画に境界はないからだ。 体に気をつけて活動してほしい。 ”
といただき大変励みとなりました。

あと当日のお客様に入り口にてチラシを手にとっていただくことになりますが、
膨大な枚数になるかもしれません。
しかしいづれの団体などに大変お世話になったため、
手に取りましたらぜひ1枚1枚目を通していただけましたら幸いです。

ついでにそのチラシ組作業を明日の13時にながおか市民センター2階会議室2Bで行ってます。
お時間のある方、お手伝いいただけましたらと願います。

画像は「ほかいびと」の北村皆雄監督。
井月の生誕地であり、ロケ地でもある長岡での上映を以前から切望し、
今回長岡では二回目の上映になりますが、
お客様に会うことを大変楽しみにしています。
ぜひお越しください。

ちなみに井月の句はお酒がらみが共感できるなぁ、と思いました。

(スガノ)

北村皆雄(きたむらみなお)
1942年長野県伊那市美篶生まれ。伊那北高校、早稲田大学第一文学部演劇専修卒
映画監督「ほかいびと~伊那の井月~」
映像制作会社:ヴィジュアルフォークロア代表。早稲田大学琉球・沖縄研究所招聘研究員、映像人類学・民俗学者。
映画・TVのドキュメンタリー番組監督、プロデューサーとしてヒマラヤの探検、インド、ネパール、チベット、中国、韓国、沖縄、さらに海の民など、アジアの人々の生活、宗教、祭祀を記録し、映像人類学、映像民俗学の分野を開拓している。
日本の宗教、文化、民俗、自然にかかわる番組を多く作っている。
【映画作品】
『カベールの馬』、『アカマタの歌』、『見世物小屋』、『修驗・羽黒山秋の峰』、『精霊の山ハヤマ』
【映像人類学シリーズ】
『イザイホー』、『花祭り』、『諏訪の御柱』、『原インドの世界』ほか。
【TV作品】
『チベット大河紀行』(NHKスペシャル)『ヒマラヤ 時空の花園』(TV朝日)、『チョモランマの渚』(TV朝日40周年記念)、『日本の名峰』、『築地市場大百科』(2007放送文化基金本賞)『空海-至宝と人生3部作』(以上NHK)。
【著作】
『つな引きのお祭り』(福音館)、共著『チベット生と死の文化』(東京美術)、『原インドの世界』(東京美術)、『見世物小屋の文化誌』(新宿書房)、『千年の修験』(新宿書房)。国語教科書『雪の中のつな引き』国語三下おおぞら(光村図書)2000~2002
国語教科書『つな引きの祭り』新しい国語下(東京書籍 2000~現在に至る)

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レジュメ 「食卓から考えるTPP-長岡農業を育むことの大事さ-」

「モンサントの不自然な食べもの」上映後に
「食卓から考えるTPP-長岡農業を育むことの大事さ-」と題してお話いただく、
堀井修先生よりレジュメが届きました。

当日はこのレジュメに沿ってお話いただく予定です。
映画とともにぜひご期待ください。

また質問の時間も用意する予定です。
映画を観ての疑問や意見がありましたらぜひ堀井先生に尋ねてください。

*6月30日 13:00~ 「モンサントの不自然な食べもの」
上映後 堀井修氏 (JA小千谷農協理事 新潟大学 特任教員)トーク
「食卓から考えるTPP-長岡農業を育むことの大事さ-」
作品紹介 http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-7.html
公式HP http://www.uplink.co.jp/monsanto/
◎会場ロビーにて野菜を販売いたします。(協力 JA越後ながおか)



1 枯葉剤・ベトナム戦争・ダイオキシン

2 PCB 知っていますか?

3 遺伝子組み換え
  染色体(♂×♀)でなくその先DNA(生命の設計図)の世界
  農薬の役割→インシュリン(薬を作る)→砂漠で稲を

4 遺伝子組み換えの種類
1) 除草剤耐性 (草取がはぶける) スーパー雑草
2) 害虫殺虫 (トウモロコシのメイガ)を殺す

5 問題点
1) 自然界ではありえない植物の誕生 
2) 自然界の同種類との交雑 モンスター植物の誕生 裁判沙汰
3) 農薬・除草剤との抱き合わせ販売
4) 種の独占で世界を支配 ターミネーター種子
5) 小麦の遺伝子組み換えは作らない 人の食べるものは?

6 長岡野菜ご存知
1) 巾着ナス
2) カグラナンバン
3) 食用菊 オモイノホカ 

*自家採取 優れものの駆逐 かって種は買うものでなかった。

7 TPPの危険性
1) 表示義務の撤廃 豆腐 納豆は表示 油は表示なし
2) モンサントが表示義務を課している日本国政府を訴える
3) 大豆・トウモロコシの80%は組み換え 
4) 綿・ジャガイモ・パパイヤ・シャケ等
5) 成長ホルモン アメリカ牛 乳牛

| 未分類 | 16:43 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

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アオーレ長岡 市民交流ホールA



市民映画館をつくる会の上映活動としてお借りした会場はこれまで長岡市立劇場、リリックホール、NCホール、シネマチャオ、長岡市立中央図書館講堂、そして昨年最後の上映会会場は今度のプレイベントでも使用するアオーレ長岡・市民交流ホールAでありました。

今回、プレイベントとして1日お借りすることになりましたが、ちょっと驚いたのは職員さんがわりと二人三脚のようにイベントの会場準備についてケアやフォローをしてくれることでした。
昨年の市民交流ホールAでの上映会は1回のみだったので、そんなに頻繁に顔を合わせることはなかった記憶があり、今回もその感覚でいたら、1日がかりのイベントのためか顔を合わせて打ち合わせを何度も重ねるのは最初はちょっと面食らいました。
しかし目前となった今はもっと活用すればよかったと悔いもあります。

アオーレ長岡は“市民協働”という理念があるようで、それを言葉だけでなくきちんと行動として実践しているのを感じさせてくれます。
と、同時に連日多くのイベントを抱え各職員さんが、それぞれ担当を抱えてると思うと大変なんだろうなぁと想像します。
で、こちらはそれを知りながらもダメ元で依頼したりするのですが、当日会場ロビーのモニターに予告編をエンドレスで流していただけないかと要望を。
そしたらやっていただけるとお返事があり、他にも多くのイベントがある中、埋没しかねないのでありがたいと思いました。

また3階の市民協働センターで作業や印刷、会議などで重宝いただく他、調子に乗ってこのブログも設置してあるパソコンで更新する有様です。

このアオーレができなければ当会は立ち上げることもできなかったのではと思ってます。

画像は市民交流ホールAでの親指ピアノの魔術師サカキマンゴーさんのライブ。
先日のアフリカン・フェスタながおかでの一コマですが、このようにプロのミュージシャンも本領発揮できる場というのも凄いと思いました。

ただ市民交流ホールAはちょっとわかりづらいため誘導案内をどうするかと
実行委員でミーティングを繰り返してます。

アオーレ長岡 HP
http://www.city.nagaoka.niigata.jp/ao-re/

| 未分類 | 14:46 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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物販の件



昨晩は「モンサントの不自然な食べもの」の試写とともに、
会場にて再び当日の会場のレイアウトについて検討しました。
また映写担当として心強い実行委員が新たに参加くださるほか、
わざわざ東京から当日のお手伝いに行きたいと電話があり、
感激、というか感涙してました。

プレ・イベント当日に会場にて販売する物販をご紹介します。

*『井上井月と伊那路をあるく: 漂泊の俳人ほかいびとの世界』1575円
 北村皆雄監督が編集した「ほかいびと」に関連した単行本

*『自由人(みゃあらくもん)の系譜』 1200円
 「ほかいびと」上映後、北村監督トークのお相手をしていただく大星先生の文人達の評伝。

*『モンサントの不自然な食べもの』 パンフレット 600円
 映画について詳しく解説してる1冊。映画館で売り切れ続出となってるようです。

http://www.nagaoka-id.ac.jp/blog/nyushi/2013/06/post_882.html
↑長岡造形大学入試広報課ブログでご紹介いただきました。
ありがとうございます。
造形大生が撮影した映像も流れる「One Day On Earth ~地球の一日」は6月30日(日)19時より入場無料で上映します。

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「ほかいびと」井上井月句碑・長岡巡礼記

「ほかいびと」の放浪の俳人。井上井月は謎に包まれてますが長岡藩出身といわれてます。
その縁で長岡に井月の句碑が6箇所あるそうです。
長岡井月会の大星光史先生がかつて建立に尽力したと人づてによく聞いてます。
とりあえず行ける範囲で巡礼しました。

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「行暮し越路や榾の遠明り」

・西蔵王の金峰神社
看板もないので探しましたが敷地に入ってすぐ右側にありました。
結構、大きいので句碑だとは気づかず通り過ぎてました。



「何処やらに鶴の声聞く霞かな」

・悠久山・蒼柴神社
こちらはさすがに大きな神社で河井継之助や松岡譲など長岡ゆかりの偉人の碑がたくさんあり、ちょっとしたワンダーランド。そのために案内板がきちんと設置してありました。
今回、上映するに当たっていろいろ井月の句を読みましたが、この句が井月の心情を思うととても響きます。
「ほかいびと」はこの句を想起させるシーンを長岡で撮影してます。

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「朝霧のままで手向けん蓮の花」
「たち損ね帰りおくれて行くつばめ」

・柿町 広西寺
長岡中心部から遠く離れた柿町。
こんなとこ、初めて来たなぁと探しまくって到達したお寺。
私有地にあるので事前に見学したいと伝えご住職は快く案内していただきました。
句碑の表が「朝霧の~」で裏側に「たち損ね~」なのですが、
珍客相手にご住職はこの「立ち損ね~」の井月直筆の短冊を所有しており、見せていただきました。
ありがとうございます。

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「島影のささぬ日はなし青簾」

・旭町・柿川緑道
今回の会場、アオーレ長岡に一番近く歩いていける距離にある句碑。
観賞後に目にするのもいいのではと思ってます。

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・先の柿川沿いの井月の句碑から下流に向かって歩いてすぐに種田山頭火の句碑があります。
「ほかいびと」では井月に憧れた山頭火が井月の墓参りに来たエピソードもあるので、
この並びは面白いと思いました。

「図書館はいつもひっそりと松の秀」

*このほか、成願寺にある句碑は現在立ち入り禁止。
栃倉酒造へは時間切れでまたの機に行ってみようと思ってます。

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再会のとき



小林茂監督とその仲間たちが主催の「アフリカンフェスタinながおか」へプレ・イベントのチラシ配りに行きましたが、実行委員の方々が組んで映画のお客様に配布してくださりました。
ありがとうございます。

それで準備のお手伝いということで小林監督が信頼を置く映写技師さんと約1年ぶりに再会。
助手としてウロチョロしながら久しぶりに話ができ、互いに笑いあってましたがホントに嬉しかったです。

他にベトナムからの留学生とも再会、以前長岡アジア映画祭でベトナム映画「モン族の少女 パオの物語」の上映後にダンスを踊ってくれた留学生達のリーダーだった方。
お元気そうで良かったです。
http://tsukurukai.blog103.fc2.com/blog-entry-1541.html

そして小林監督作「チョコラ!」の中に登場しケニアの子どもたちのために力を尽くす松下照美さん。
真に尊敬できる女性です。

写真は主宰するモヨ・チルドレンセンターで松下さんを支えてるナイスガイのフランシスさんと。
以前、シネマチャオで「チョコラ!」上映会を開いたときのことを覚えて下さったようでちょっと感激しておりました。

http://tsukurukai.blog103.fc2.com/blog-entry-445.html

「ケニアに来るときは連絡を」と言われて一瞬フラッときましたが、そのときが来たら必ず連絡したいと。
お元気でご活躍ください。

モヨ・チルドレンセンター HP
http://moyo.jp/

この日、プレイベントを開催する市民交流ホールAを中心にに一日中いて、その流れを見て大変勉強になりました。
この経験を本番に生かせていけたらと。

あらかた後片付けを終えたらアオーレ・ナカドマの大型ビジョンを見上げたらプレ・イベントの予告編が流れておりました。

http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-29.html

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Carry That Weight 大崩にて3



梅雨入りした大崩。
この日も前回に続いて田んぼの草むしりかと思いきや、
この日は雨がやまず、代わりに畑仕事となり、
トマト、ゴーヤ、キャベツ、レタスなどの苗植えを手伝っておりました。
もちろん無農薬で畑に苗を植えた後は藁を敷き詰める作業に没頭。

「ミミズは神様」というご主人曰く、藁を敷くことによって
ミミズの活躍が増えるようでした。
糞が栄養になると。
またこじつけですがラウンドアップが使われる畑にミミズの活躍はあるんだろうかと。

お昼を食べた後はご主人の自慢のオーディオを聴かせてもらい、
ビートルズで一番好きだという「Abbey Road」のLP盤を聴かせてもらいましたが、
一喜一憂を繰り返す毎日に「重い荷物を君が背負うんだ」という歌声が響きました。

手土産にニンニクの茎をいただき、
家で焼きそばと一緒に炒めて食べて缶ビールを飲み干しました。

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寝て起きてまた飲む酒や花心(はなごころ)



先日の「ほかいびと」試写には実行委員が6人集まりました。
アオーレの職員さんにもお越しいただき、ブルーレイでの上映を確認しましたが、
新たな問題として会場整理をどうするかとなり、
夜遅くまで意見を交わしておりました。

こちらはまた難題に頭が痛くなってましたが、
実行委員がひとり、
「もうすぐよね、楽しみだわ」
と呟いてハッとさせられました。

確かに楽しむために開催するので前向きでいこうと。
実行委員は随時募集しています。

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おばぁの話を聞いてくれ! 君の声を聞かせてくれ!

画像+773

“本当にありがとうございました。
正直、辛いことばかりでしたがやはりこういった最高に楽しい日があるんだなぁと感激していました。
今の自分には河田さん、もちろん柴田監督の心遣いが大変身に染みました。”

今年も6月23日が近づいてきました。
市民映画館をつくる会当時、長岡アジア映画祭はじめ上映会で、
ひめゆり学徒隊の生存者の証言を記録した柴田昌平監督「ひめゆり」を3度上映したので、
6月23日の沖縄慰霊の日に格別の思いを抱いてます。

先日、とある所でCoccoの大ファンでコンサートも沖縄も何度も行ったという方と、
お話しましたが残念ながら「ひめゆり」を観てないと聞き、思わず熱く語ってました。
Coccoも「ひめゆり」に感激し、映画の中でおばぁが歌ってたといゆ童謡「お菓子と娘」をレコーディングしてます。

写真は昨年の夏、自分がどん底に落ちた時にわざわざ駆けつけてきてくださった
柴田昌平監督と“サイタマノフリョウ”こと帽子の河田さん。
栃尾と山古志をご案内した際、橋本信一監督「ほるまいか」の舞台となった中山隧道を前に。
冒頭の文章は河田さんへのお礼のメールです。
これを書いててもどん底だった自分を励ましてくれたお二人を思い返して目頭が、、
改めてありがとうございます。

6月23日にあわせて毎年ポレポレ東中野では「ひめゆり」が上映される他、
今年はその河田さんが主催する埼玉の“シアター名月座”でも「ひめゆり」が上映されるのでご紹介します。
件名はシアター名月座での「ひめゆり」の宣伝コピーですが、たぶん河田さんが考えたものではないかと。

「ひめゆり」はDVD化もテレビ放映も一切しないそうなので上映は大変貴重な機会です。

(スガノ)

*シアター名月座第5回上映
「ひめゆり」
6月23日 10時半~、 13時半~、 16時半~、
会場 埼玉県本庄市 cafe NINOKURA 
問 0495-24-7878

http://meigetsuza.web.fc2.com/

*ポレポレ東中野 

■「ひめゆり」上映日程

(1)6月22日(土)~28日(金)午前11時~
★6月22、23日は上映後に柴田監督あいさつ予定

(2)7月5日(金)午後4時~

■沖縄特集上映
ポレポレ東中野では「ひめゆり」を中心に13作品を上映します。
沖縄と基地をテーマにした作品の他、世界中に散らばっている
米軍基地と他国の関係を考えます。特集のスケジュールはこちらから。
http://www.mmjp.or.jp/pole2/2013/okinawa-beigunkichi/okinawa-beigunkichi-flyer2.pdf

■料金
前売 2回券2500円 /5回券5000円(当日も販売します)
当日 一般1500円/シニア1300円/大・専1000円/
中・小700円/未就学児無料 

■お問合せ:ポレポレ東中野
TEL: 03-3371-0088
FAX: 03-3362-0083
メール:[email protected]

「ひめゆり」作品紹介
68年前の戦争で、沖縄では中高校生にあたる10代の少女達が
看護要員として戦場に駆り出されました。多くの犠牲者を出した
「ひめゆり学徒隊」の生存者22名の証言を13年に渡って記録した
ドキュメンタリーです。
戦争のむごさと共に、命の輝きを伝えます。
(映画『森聞き』News Letterより)

「ひめゆり」公式HP http://www.himeyuri.info/

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自由な生き方俳人・井上井月の生と死 大星光史

6月30日の「長岡アジア映画祭・プレイベント」で「ほかいびと」上映後、
北村皆雄監督トークのお相手をいただく予定の大星光史先生より、
「ほかいびと」の感想を寄稿いただきました。

*6月30日(日) 「ほかいびと」上映 10時~ 16時~ 
会場 アオーレ長岡・市民交流ホールA 
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-2.html

「ほかいびと」公式HP http://blog.livedoor.jp/inoueseigetsu/



自由な生き方俳人・井上井月の生と死

大星 光史
 長岡井月の会代表
 日本文芸研究会役員
 俳人・医学博士 

 井上井月といっても、ご存知ない方も多数かとも思う。
 十七・八歳、故郷長岡を出奔、以来諸国放浪の末、信濃の現伊那市で生と死を閉じた。
 伊那市ご出身の北村皆雄映画監督が丹念にその生涯をカメラで追った。もちろん、井月の死は明治に入ってからのことであるから創造的な部分も多い。しかし事実に副っており、「ほかいびと(寿(ことほぐ)・祝い人)」実が乞食・放浪俳人である。井月を別称の愛(哀)情で見事に活写している。
 現代は機械化文明、資本主義経済、それでいて貧富の格差、都会では路上生活者、あり余る贅に溺れ、過食、生活習慣病、自閉、生き方を見失った若者、中年、はては老齢者も多い。
 自由・民主・平和・文明・便利を標榜しつつも何かを見失っている。老いも若きも、日本国そのものがである。便利・科学の粋と思ったフクシマの原発事故。ナガサキ、ヒロシマは論外で、日本も世界もどこか方向を違えてしまったのではないか。
 119分の映画「ほかいびと~伊那の井月」はある意味での人間の生き方、未来への生活、反省、ヒントを与えてくれる。希望、ユメ、人間と自然への無限の可能性・・・・。
 映画は全国津々浦々、世界の人々にも知ってもらいたい内容である。再度、自然に還り、人情の豊かさ、詩のこころが満ち溢れた未来を目指してみませんかと。ヒマラヤ山脈のふもとの小国ブータンのように幸福の尺度をおカネ、権力、文明の掛け声、更に自由、飽満、絵空事でなく、実質のある幸せ、しみじみとした自然との融和、ポエムに溢れた生き方に修正しませんか、と訴えてくる何かがある。
 映画には四季の自然の風物、樹々や小鳥、花、人情、それに祭り、人と人とが心通わせる詩風景、まさに歳時記、俳句の世界ではないが、日本の古くから伝統の風物が丁寧に彩られている。ささやかな小さな幸せの内に、過去が息づき、幸せであったことを入念に描写した作品。これがこの映画の特筆すべき点である。
 放浪、漂泊の詩人を快く受け入れてくれた伊那の地、人情と自然の描写・・・・。
 井月は作家芥川龍之介のその書「神に入る」とまで評された人物である。句もゆたかな詩趣に富んでいた。詩心、幸せの価値観が精神・自然のゆたかさ、美しさにあったいはば良き時代であった。
 明治の官制の政治的統一システムの中で次第に人情、風土が規格化、標準画一化されるなか、放逸な井月のような不羈奔放(ふきほんぽう)は許されなくなってくる。酒さえあれば「千両、千両!!」」と大満悦である。いわば酒仙である。家なく妻子なく、流浪の乞食俳人。路傍に倒れた時、村人は隣村の境界線へと運んだ。時代は人情より法の羈絆(きはん)が優先した。盥回しの井月の死。放浪、人情、心の自然風景の美しさもまた消えゆく。

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Haregalas



「第2回長岡アジア映画祭」で主演作「HOBOS」(監督・熊沢尚人 共演・片岡礼子)の
上映とともにミニライブを開いた長岡出身のTSUNTAさん。
これまで音楽食堂を中心にソロライブは何度か長岡で開かれてますが、
ボーカルを務めるバンド“Haregalas(ハレガラス)”の初の長岡ライブが決定しました。

TSUNTAさんとこれを書いてる自分は確か同い年ではないかと思いますが、
初対面の時、タウン情報にいがたの取材で写真撮影を大手通十字路でした記憶があり、
ポーズを決めるTSUNTAさんの姿を見てて素直にカッコいいと思ってました。
あれからもう16年になると思いますが、
変わらずに音楽と向き合い噛り付き情熱を燃やしてるTSUNTAさんを思うと敬服します。

*Haregalas 新潟初LIVE

日時 2013年7月28日(日) 開場18時 開演 18時半
会場 音楽食堂
前売・当日 2500円+1DRINK
問い合わせ 予約 
電話0258-32-9336 E-mail [email protected]

Haregalas 
「憂鬱と優しさ」「爆発と静寂」「アバンギャルドでポップ」時代に左右されない唯一無二な存在感を持つロックバンドである。

公式HP http://www.haregalas.com/index.html

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何処やらに鶴の声聞く霞かな



本日はこれからプレイベントの会場であるアオーレ長岡・市民交流ホールAにおいて
「ほかいびと」の試写をします。

先日浮かび上がった上映に関する新たな問題はアオーレの職員さんがついて、
互いに確認する予定でいます。

また立ち上げたばかりなので初めて顔を合わせる実行委員もいるので、
お互いを紹介をしたいと思ってます。
これが一番の目的かもしれません。

実行委員は随時募集しています。
特にまだ当日お手伝いいただける方が足りないので、
ご参加いただける方、ご連絡いただけましたらと思います。

ちなみに「ほかいびと」の音楽を担当した一柳慧さんについて調べたら、
かつてあのオノ・ヨーコさんと結婚してたことを知りました。
これを知ったら本日の試写は音楽にも注目しようと思いました。

*6月30日(日) 「ほかいびと」10時~ 16時~ 上映後 北村皆雄監督トーク
会場 アオーレ長岡・市民交流ホールA 
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-2.html

「ほかいびと」公式HP http://blog.livedoor.jp/inoueseigetsu/

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はいつくばって はいつくばって いったい何を探しているのか 大崩にて2



はたして自分が手植えした苗は無事に根付いてるのだろうか?
気になって先日また大崩の田んぼを訪ねました。

今回は半日草むしりとなったものの、何枚かの田んぼは無農薬を実践してるため、
ご主人に教えていただいたのは
水田に入り苗の周囲や水の中の雑草を根こそぎ抜いて、
それらを水田の中に埋めるというもの。

想像してた草むしりと違ってたのが意外でしたが、
それ以前に確かに見よう見まねで手植えをした苗が確かに根付いており感激、
ただしその苗の周囲に確かに雑草が生えており、
それらを這いつくばって水田に手を入れ抜いて続けていくのはかなりきつく、
手植えは太ももの裏が翌日になって痛みましたが、
今回はずっと腰にきておりました。

しかしこうして泥をかき回してもいるので、
水田に酸素が入って苗はスクスクと育つ、とのこと。
いわば一苗、一苗に目と愛情を注いでることでもあり、
確かにおいしくなるように思いました。

そして蛙やオタマジャクシはもちろんヒルやタニシがいたりと、
蛙以外は何年ぶりに目にしただろうかと。

こちらは遊び半分とはいえ、邪魔にならないようやってましたが、、
ご主人はこれから毎日、この草むしりをすると思うとやはり大変な重労働だと思いました。

大崩は山の上にあるので下界は暑くなってても、こちらは意外と涼しく日差しも柔らかく、
その中で風や鳥や虫の声が消えうせる無音の時間が僅かでも確かにあり、
目の前に広がる美しい風景の中で、
その無音の時間にご主人と目を合わせ息を呑んでしばし佇んでました。

そうした草むしりをたった半日して偉そうな気になるなといわれそうですが
「モンサントの不自然な食べもの」について思いだし、
確かに除草剤をまけばこんなきつい労働はしなくてもよいものの、
効率化を考えると一概に否定できないのも感じました。
ただし食べる人のことを思って、
こんなキツイ労働を実践するご主人の姿に惚れ惚れとした気になったりと。

何より晩御飯にいただいた、去年この田んぼで収穫された
天日干しのコシヒカリはまさに絶品のうまさでありました。

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米百俵デー市民の集い



「再稼動に反対し、廃炉すべき」

米百俵賞贈呈式、スピーチの中で受賞者の小林茂監督はひときわ声を上げて発言しました。
前ふりとして以前、チェルノブイリから100キロのベラルーシを訪れ、
避難しだれもいなくなった地域を目にしながらも、
他人事として見てたこと、しかし日本の原発は大事故を起こし、
今も16万人が避難してる現状を見て「反省します」
柏崎・刈羽原発から20キロにある長岡で自分の問題という旨を話した後に
冒頭の言葉を発しました。

さらにその前には
「米百俵の精神は戦争をしない人をつくることではないか、非戦の思想」と、
こちらも力を込めて話しました。

贈呈式の姿を拝見し、「阿賀に生きる」初上映時、
長岡では確かNCホールでの上映会で小林監督は通路でお客さんを整理してたように思います。
あれが初めて目にしたと思うのですが、
あれからもう何十年たったのか?そんなことを思ってたら

「再稼動に反対し、廃炉すべき」
力を込めた声を耳にし、
おそらく映画作家として晴れの場での覚悟の発言でもあったのではと思うので、
この時間、この場所にいれて、この覚悟の声を聞けて本当によかったと思いました。

スピーチを終えて初監督作「放課後」を上映。
これまで何度も観た映画でしたが、
エンディングに流れる曲のフレーズ、

♪友達になるために人は出会うんだよ
 誰かを傷つけても幸せにならない

すっかり忘れてましたが、今回観てとても心に響きました。

「強さだけが全てではありません」
これからも弱者に寄り添っての活動・活躍を祈念します。
改めておめでとうございます!

http://www.city.nagaoka.niigata.jp/kurashi/bunka/zaidan/zoutei.html

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TPPの下で我々の生活はどうなるのか -「モンサントの不自然な食べもの」上映に寄せて- 後編

*昨日に続いて新潟大学農学部 伊藤亮司先生のレポート後編です。

http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-42.html



3.着々と進む国民負担による「成長戦略」

 GDPが増加というと、これも、基本的には「良いこと」との意識が一般的ではないだろうか。アベノミクスに浮かれる世論や報道は、しかし、国民や労働者の犠牲・負担を「良いこと」のように描くごまかしの典型である。TPPの影響試算では、全体で3、1兆円GDPが増えることになっているが、それは国民がその分豊かになることをひとつも保障しない。
国境を越えた企業の活動を保障し、その利潤確保を制度的に支えていけば、その成果は、最終的に国民に及ぶのか。既に多国籍化し、外国人株主の比率が過半となっている自動車産業等の日本(出身)の大企業の株価が上がっても、株主ではない多くの国民にはメリットは及ばない。利益を上げた企業が国内雇用や賃金を上げて始めてメリットが生じる。それなのに、首相直属の「産業競争力会議」では、違法な解雇でも違約金さえ払えば良いこととする、サラリーマンの残業代はなしを原則とするホワイトカラー・エグゼンプションなどが提案される。もって、「企業が世界で一番活動しやすい国」を目指すのが、「成長戦略」であり、その多国間の共通枠組みがTPPである。1月に開催されたアベノミクスの司令塔といわれる日本経済再生本部のもとにある産業競争力会議の第一回目の会合での、甘利経済再生担当大臣の提案資料では、「企業が世界で一番活動しやすい国」「個人の可能性が最大限発揮される」国づくりの名の下で、「産業も人材も海外に次々に展開」することを「展望」している。そこで提案されているのは、①自由貿易・TPP推進、②労働規制緩和、③法人税減税、④原発再稼働、⑤国家予算・国立大学による企業の研究開発肩代わり、⑥農業を食い物にするための「成長産業化」である。内外の多国籍企業に寄り添い、国民不在のまま数字上のGDPやGNI(国内だけのGDPに日本企業が海外支店等で生産したモノやサービスの付加価値を加えた数値)が増えたとしても、内実は物価高、増税のもとで多国籍化した日本企業からの「おこぼれ」すらも帳消しになりかねない。
あざといごまかし、また、単なる「数字のマジック」に過ぎないが、表面上、国民負担はGDP増加に直結する。例えば、物価が高騰し家計負担が増えれば、その分販売額が増えるのでGDPは数字上、増加する。日本では、診療報酬や薬価が一定の水準に抑えられ、国民皆保険制度により一定の保険料・窓口負担で国民だれもが安心して医療サービスを受けられる。それが、自由価格となり公的保険適用外の自由診療が拡大すれば、高額な医療費・高額な民間医療保険の売上高は増加し、これもGDPを押し上げる。事実、アメリカでは、国民の年間医療費・医療保険費負担がGDPの15%を占め、それは日本の2倍である。盲腸の治療には200万円以上がかかり、しかも入院費は高すぎて1泊で返される。そんなアメリカ方式が日本に導入されれば、それだけでGDPは大幅に増え、医療・福祉分野は「成長産業」となる。安倍首相は、胸を張って「政策の成功」を誇るだろう。他にも、これまで取引されなかった自給野菜や親せきからもらうおコメなどの農産物はGDPに含まれないが、皆がお金で買うようになるだけでGDPは増える。それが輸入農産物であれば、多くの業者にマージンが発生し、輸送距離が延びるので運輸、燃料業界も儲かる。シャンク・フードで不健康な国民を作ることすらも医療産業にとっては朗報であろう。既にアメリカの成人の3割が肥満(BMI30以上)である。
生活を支える自治や共同も同じである。草刈や道普請、消防やPTAなどの地域活動がなくなれば、それを請け負う企業が大手を振って入ってくる。しかも、それはTPPで「内国民待遇」を保障された外国企業・外国人専門家かもしれない。治安が悪くなれば、その分、警備保障産業が成長し、警察なども重装備が必要になるので兵器産業も成長する。増税自体もその分物価が上がればGDPを引き上げる。全ては国民負担のもとでではあるが。
TPPによる経済効果は3月に発表された政府統一試算によればトータルで3.1兆円の増加となっている。輸出増加(試算はアメリカの自動車関税もゼロを前提にしており、二国間交渉でそれを妥協した現在、実際の輸出増は更に減るとことが予想されるが)の分は輸入増で帳消しなので、実質の増加はほぼ消費「金額」の増加分だけである。ここで気をつけねばならないのは、まさにその中身は、実は国民負担そのものとなる可能性であろう。

4.改めて考える農村の魅力と食育の大事さ

 さて、そのように考えていくと、改めてわれわれの育むべき地域の姿・生活の仕方が見えてくる。あるいは、現在の地方・農村の「普通の暮らし」の豊かさが見えてくる。多国籍企業の展開に乗る根なし草のグローバル人材の生活は本当に豊かなのか。夫はブラジル、妻はマレーシア勤務では、家族で一緒にご飯を食べるなどの普通の暮らしは夢のまた夢、曾祖母が亡くなれば葬儀に駆けつけるだけでも多額の支出になる。それよりも、地域に根ざして、地産地消・顔の見える関係で互いに支え合う暮らしの方が、はるかに豊かで持続的ではないか。新発田では「食の循環によるまちづくり」が提唱されている。そこには農や食を通じた産業振興、地域自治、健康づくり、教育を含めた全ての行政施策の可能性と地域で暮らしを維持していくことの矜持が込められている。
 その実現にあたり決定的に大事なのは、次世代を担う子どもたちへの教育である。EU内は既に域内関税が撤廃され、例えば、イタリアではドイツ産のトマトは自国産の半値である。それでも国民は地場産にこだわり、母の味を頑固に守る。彼らにできることが日本人にできない筈はない。TPPが、自らの食卓を見つめなおし、地域や農村の可能性を再認識する次世代を育む契機となるなら将来は明るい。多国籍企業に食卓を支配されることのリスクから逃れる可能性、それはむしろ、豊かな農や伝統的食文化の残る地方や農村にこそあるのではないか。 

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TPPの下で我々の生活はどうなるのか -「モンサントの不自然な食べもの」上映に寄せて- 前編

*新潟大学農学部の伊藤亮司先生が今年3月に新発田での「モンサントの不自然な食べもの」上映会でお話したものをまとめたレポートを先生の承諾をいただき二回にわけて掲載いたします。



TPPの下で我々の生活はどうなるのか
-「モンサントの不自然な食べもの」上映に寄せて-

伊藤亮司

1.はじめに

TPPに反対あるいは慎重派の人々の間でさえ、貿易の自由化・経済のグローバル化の帰結として、人々の食卓に、世界中の多様な輸入食料や農産物があふれる光景をイメージするのではないか。あるいは、だからこそ、それに反対や懸念が生まれるともいえる。しかしながら、多国籍企業・独占資本による食料・農産物市場の支配の行き着く先は、そんな一見華やかな食卓風景ですらない、むしろ選択肢を奪われ、いのちや健康までも危険にさらされながら、彼らにとって「のみ」都合の良いものを強制的に買わされる恐ろしい世界かもしれない。そんなことを想像させる名画が「モンサントの不自然な食べもの」である。
また、TPPは、いわゆる「農産物の関税が引き下げられる」問題として取り上げられることが多いが、実際には21分野に及ぶ幅広い協定であり、アメリカが加わってから議論が開始された①サービス(金融)、②投資、③労働、④分野横断的事項の4分野がひとつの焦点である。従ってTPPは農産物以外も含むあらゆる物品の貿易やサービス貿易という名の投資や企業活動のために各国の国内ルールを横断的に改変する、いわゆる非関税障壁の撤廃がメインであり、国民にとって必要なルールが撤廃された場合に自由に行われる多国籍企業による投資や企業活動は、農業は当然のこと、商工業を含む広い国民生活に影響を与えることも実感させてくれる。
 映画自体の紹介は、紙幅の関係もあり最小限にとどめるが、本作品は、遺伝子組み換え作物の種子をほぼ一手に独占し、「ラウンドアップ」と呼ばれる除草剤とセットで世界中にそれを販売する多国籍企業「モンサント社」の恐るべき実態を告発したものであり、TPP問題が世をにぎわせる今、それと重ねて考えることで、TPP問題をリアルに考える機会となる。
 去る3月の新発田市での学習会の際に、上映に寄せて話させて頂いた内容を改めて報告する。

2.映画「モンサントの不自然な食べもの」とTPP

 時あたかもTPPの政府統一影響試算が出された翌日であった。そのため、当日の議論は試算の中身を含めTPPが目指す世界と「モンサント社」を巡る状況の共通性に及んだ。
 映画はまず前半で、インドの綿生産者の遺伝子組み換え品種の利用による経費増・借金増とそれに耐えられない農民の自殺を取り上げる。また、メキシコの「魂の作物」である伝統的トウモロコシに拡がる遺伝子組み換え種子による汚染、密輸により違法に広がった遺伝子組み換え大豆を認めるしかなかったパラグアイやアルゼンチン・ブラジル等の南米諸国が描かれる。そこに共通するのは、種子を握られたら逆らえない農民の悲しい現実である。インドの綿生産者もメキシコの農民も南米諸国の政府でさえ、リスクを抱えた遺伝子組み換え作物の生産を拒みたいのが本心であり、各地で適地適産される伝統的品種を守りたいと考える。しかしながら、規制が撤廃された自由競争の結果、種子市場を私的企業・多国籍な独占資本に握られた彼らのもとには、遺伝子組み換え品種の種しか供給されず、選ぼうにも他の選択肢がないのである。
「モンサント社」は、もともとベトナムで米軍が撒いた悪名高い「枯れ葉剤」のメーカーでもあったが、戦後「平和利用」のために、それを農業用の除草剤として販売することになる。さまざまな製品開発が行われたが、汎用性が高く(つまりどんな植物も枯らす)世界で最も多く使われる除草剤となった「ラウンドアップ」は「モンサント社」の主力商品となる。当社にとってもっとも都合の良い状態は、この「ラウンドアップ」が大量に売れ続けることであるが、そのためのカラクリが遺伝子組み換え種子とのセット販売である。除草剤がかかれば、栽培したい作物自体も枯死するため、日本などでは、作物には直接かからないよう少量ずつ手作業で雑草等に「チョロチョロ」とかけるが、遺伝子組み換え品種の場合「ラウンドアップ」がかかっても枯れない遺伝子が注入されているので、それら作物には、どれだけ「ジャブジャブ」かけても大丈夫である。特に何百何千ヘクタールを経営する大規模農場では、手作業で「チョロチョロ」撒くなどということは非効率であり、飛行機で大量の空中散布を行い、あたり一帯の野生植物をすべて枯らしながら、遺伝子組み換え作物だけが「効率的」に栽培される。現在アベノミクスで提唱される「攻めの農業」で構想される「効率的大規模経営」にもつながる方向といえるが、かくて、遺伝子組み換え作物とラウンドアップは世界中で使われるようになる。現在、世界の種子市場の6割、汎用除草剤市場の8割を「モンサント社」など3大多国籍企業が握るといわれる。
「世界の遺伝子組み換え作物の商業栽培に関する状況」(2011年)によるとアメリカでは、遺伝子組み変え品種が実用化されている作物(大豆、トウモロコシ、綿、菜花等)においては、その導入率は90%に達しており、ブラジルの大豆の70%、アルゼンチン・パラグアイの大豆はほぼ100%、インドの綿の85%が遺伝子組み換え品種である。まさに他の選択肢が奪われている。遺伝子組み換え作物は育ちも良く、収量性も高いので、その分、大量の(化学)肥料や水を必要とする。一見、多く採れれば農民の状態が改善されるように思われるが、農薬や化学肥料の購入が増え、他方で収量増により需給バランスが崩れ、過剰により価格が低下すれば、コスト増のもとで残るのは借金だけである。インド等での自殺増はまさにその典型である。また映画では、隣の大規模農場(不在地主)のばらまくラウンドアップにより自給的な家族経営農家で食用の川魚が全滅し、子供の健康被害、森林の生物多様性低下にまで繋がっている状況が映される。他方、その陰で、種子や肥料・農薬業界は「成長産業」となり、農業が「ビジネス」として成立する。
生産段階で選択肢がないということは、消費段階・食卓の段階でも、それを食べるしかないということである。大豆の9割を輸入に頼る日本も例外ではない。それでも現在は、豆腐や納豆などの一部の製品に「遺伝子組み換え大豆使用」の表示が義務づけられており、消費者はかろうじて、それを見て取捨選択はできる。
秘密交渉のため国民には明らかにされないが、TPP交渉において、これらの多国籍企業の技術開発や独占販売を保障する枠組みは、「知的財産権」「競争政策」の部会で議論されている。そこでの議論・報道の特徴は、独占資本の権益を保障する「開発者利益の優先」「金儲け優先」と各国民や労働者の犠牲・負担を「良いこと」のように描くごまかしである。例えば、知的財産権を巡っては、ソフトの違法ダウンロードやコンテンツの違法コピーなどから開発者を保護するといった「市民の権利」擁護(一見まっとうな)論に隠れた、「農業のための薬剤」や「人間のための薬剤=医薬品」を含めた医薬品市場の支配・薬剤多投のための仕組みづくり、開発者である多国籍企業のもうけを制度的に確保する仕組みつくりである。
現在のアメリカの主要輸出品を見ると、以前のITハイテク・自動車は過去のものとなり、代わって相対的に重要性を増しているのが、石油等(トウモロコシ原料のバイオエタノールも含む)のエネルギー、農産物それに加えて、医薬品(農業用薬剤も含む)であり、これら「アメリカを支える」新産業分野の典型がモンサント社を始めとする農薬・種子および医薬・化学コングロマリット企業になりつつある。
これら多国籍企業およびアメリカの権益を考えるならば、農薬や医薬品などの開発には多額の研究開発費が必要なので、「開発者の利益」を確保するには、製品の上限価格が公定で決められて国民が広く利用できたり、ジェネリック薬品や在来種子、農薬に依存しない農法など「多様な選択肢」があると困るのである。アメリカの要求は「科学的に同等」な遺伝子組み換え作物の原料表示制度の廃止、混入の適法化である。
また遺伝子レベルで組み換え品種を「特許」「知的財産権」として認めることの矛盾を描くのが、映画の後半である。生物は同じ種の間で交配し、互いの遺伝子は自然のなかで混じりあう。メキシコの伝統的なトウモロコシ品種のなかに風に乗ったかして運ばれた遺伝子組み換え品種との交雑が広がっており、被害は深刻であるが、更に信じられない事態がアメリカで起こる。ある日、大豆農家のもとに「モンサント社」を名乗る人物がやってきて、「あなたはわが社が権利を保持する品種・種子を勝手に使っている」と主張し、その農家が自家採種した種子を持ち去り、そこに自社の開発した遺伝子組み換え種子の遺伝子が含まれていたとして多額の損害賠償を請求する。当該農家は多額の訴訟費用に耐え切れず、泣く泣く責任を認めて和解に至ったというが、そもそも自然交雑の可能性もある(更に言えば、わざと秘かに交雑させて訴訟を仕掛けることも可能な)遺伝子は特許になじまない。にもかかわらず、これを開発者の権利として確立していこうというルール作りがTPPで進んでいる。しかも、それが報道等では、まさしくきれいごととして扱われる。象徴的なのは、そのスタートが2010年に名古屋で開かれた「生物多様性条約」だったことだ。ここでは、生物多様性の基礎となる遺伝資源を保護するという名目で、その知的財産権を原産国である途上諸国と先進諸国が争うみにくい交渉が行われた。TPPにおいても、知財権が交渉の最重要分野のひとつである。
 食品の安全性を巡る議論も深刻である。映画は、遺伝子組み換え食品の安全性検査の過程にもメスを入れる。そこで明らかになったのは、アメリカ当局の安全性検査のずさんさである。ラットに投与した(6月ヵだけ)モンサント社側による自作自演の試験結果をうのみにしたこともひどいが、その試験では、単に「肝臓の表面を見ただけ」であったこと、普通なら「切って中を見る」「各種成分」を調べるのに・・・なぜしなかったのかと映画は疑問を投げかける。しかも、それが一旦認められると「科学的な証明」として独り歩きし、日本での、遺伝子組み換え食品の原材料表示(豆腐やなっとう等)の廃止要求へとつながる。「遺伝子組み換え品種と従来品種の安全性は科学的に同等」なので、同じものをあえて表示により分別するのは「非科学的」という主張である。他にも、アメリカ政府は、輸入オレンジ・レモンの防かび剤使用表示やフライドポテト用冷凍ジャガイモの大腸菌汚染を理由にした輸入禁止措置(だってフライにするからいいじゃないか)、アメリカで認可された食品添加物も日本で検査してから許可すること等を「非科学的」として非難、規制緩和を要求している。これらは、TPPのなかではSPS部会や競争部会で議論されている。

(つづく)

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守りたい!未来のために



・二十数年続いた市民映画館をつくる会最後の上映会が
鎌仲ひとみ監督の「内部被ばくを生き抜く」でした。
ちょうど1年前になります。

http://tsukurukai.blog103.fc2.com/blog-entry-1799.html

前年の第16回長岡アジア映画祭で「ミツバチの羽音と地球の回転」の上映とともに、
鎌仲監督をお迎えしましたが、ともかくその人柄、前向きな姿とパワーに完全に魅了されました。
それで鎌仲監督の新作ならばと上映を決めたと思います。

映画は311後に放射線物質が拡散する世界の中、
内部被ばくの脅威にさらされた私たちがどのように対処していけばいいのか、
4人の識者に尋ね、また福島で生活をすることに決めたある家族の、
終わりなき闘いにカメラを向けています。

この家族の奥さんと子ども達が311後に避難したのが三条市の東本願寺です。
http://tsukurukai.blog103.fc2.com/blog-entry-1822.html

映画の中では新潟からたくさんの野菜が支援物資として届けられてるシーンがありますが、
いわば新潟からの善意が伝わる映画でもあります。

そして福島に残ることを決意したことを告白し涙を流すお母さんを
鎌仲監督が抱きしめる姿に監督の人柄を強く感じました。

また「ミツバチの羽音と地球の回転」でもそうですが、
絶望的な状況を覚えながらも希望を提示する姿勢もすばらしく、
内部被ばくの対処法を語る鎌田先生の言葉は聞き逃さず拝聴の価値があると思います。

ちなみに上映会開催前に試写会を開きましたが、
観賞し良かったと言ってくれた方が今夏国政に打って出ると知ったのは驚きました。

鎌仲監督は現在「小さき声のカノン」を撮影中のようです。

*長岡 ゆめみどり で「内部被ばくを生き抜く」の上映があるのでご紹介します。

映画『内部被ばくを生き抜く』上映とホメオパス井上真由美の「放射能の基礎知識と免疫力」

☆『内部被ばくを生き抜く』・・・監督・鎌仲ひとみ
~4人の医師が話す広島・チェリノブイリ・イラク・福島~

☆講演 ホメオパス 井上真由美先生
「放射能の基礎知識と免疫力の上げ方」
※井上真由美・・・看護師としての働きながら、今の医療では子どもを助けられないのではないか?という思いからホメオパスになる。3.11以降は、福島にフレッシュ野菜を届けながら心身のサポートを続けています。

会場 ゆめみどり 〒940-1166 長岡市今井3丁目136-1

☆参加費1000円
☆スケジュール
(どこから参加して頂いてもいいです)
14:00 第1回映画上映(約80分)
15:30 井上真由美先生 講演(約1時間)
30分間休憩
17:00~第2回映画上映
18:30~講師を囲んでの座談会


参考までに・・『内部被曝を生き抜く』の公式ホームページ
http://www.naibuhibaku-ikinuku.com/

井上真由美さん「マリーゴールド」のホームページ
http://www.marigold-doumo-arigatou.jp/

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TPPの下で我々の生活はどうなるのか



今回の「モンサントの不自然な食べもの」上映に協力いただいてる、
新潟大学農学部の伊藤亮司先生より、
新発田での上映会時にお話ししたものをレポートとしてまとめた
"TPPの下で我々の生活はどうなるのか -「モンサントの不自然な食べもの」上映に寄せて-”
を読ましていただきました。

-TPPに反対あるいは慎重派の人々の間さえ、貿易の自由化・経済のグローバル化の帰結として人々の食卓に、世界中の多様な輸入食材や農産物があふれる光景をイメージするのではないか。あるいはだからこそ懸念も生まれるしともいえる。しかしながら多国籍企業・独占資本による食糧・農産物市場の支配の行く先は、そんな一見華やかな食卓風景ですらない、むしろ選択肢を奪われ、いのちや健康までも危険にさらされながら、彼らにとって「のみ」都合の良いものを強制的に買わされる恐ろしい世界かもしれない。そんなことを考えさせる名画が「モンサントの不自然な食べもの」である。-

はじめにと書かれてから4ページに渡って本作からTPPとの関係を解読する貴重なレポートでしたが、最後に新発田市が提唱する「食の循環によるまちづくり」を引き合いに出し、地産地消で互いに支え暮らしあう社会を提言しています。

今回、「モンサント~」の紹介に回ってTPPに関心がある方の意見を聞く反面、まるで他人事という人たちも当然のようにあたったので、ともかくチラシに書いてある解説だけでも読んでもらえないかとお渡ししてまわってます。
こちらも映画を観るまでモンサント社など知りませんでしたが、伊藤先生が書いてある"彼らにとって「のみ」の良いものを強制的に買わされる恐ろしい世界かもしれない。”この彼らにとって「のみ」という社会がまぎれもなくTPP締結後に訪れる予感が観賞後に脳裏を駆け巡り、こりゃマズイだろうと。

ぜひ観てほしいとまたあちこちをまわってます。

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「冬のアルパカ」を長岡で観る。



「『冬のアルパカ』上映前ですがボーイ・ジョージに似たママが子どもと観に来てます」

長岡市立中央図書館 郷土映画まつりにて「冬のアルパカ」上映前に原田裕司監督にメールを打ちました。

その前に上映された「瞽女さんの唄が聞こえる」
芸と人生を全うした最後の高田瞽女の姿と昭和の終焉に上映後、
客席から惜しみない拍手が沸き起こりましたが、
自分は写真のみで登場する“はなれ瞽女”の姿に思いを馳せていました。
随分と年を召した姿でしたが、その後どんな人生を送ったのか。
仲間から捨てられどんな葛藤を抱えて生きたのかとか。

それで「冬のアルパカ」は「瞽女さんの唄が聞こえる」の流れを汲んだお客さんが多く、
当然ご年配の方ばかりでしたが、
本当にボーイ・ジョージに似た女性が小さなお子さんと観に来てました。
おそらく山古志で本物のアルパカを目にした方で
アルパカ目当てで来ただろうなぁと想像し、
お子さんともども楽しんでもらえるか気になりました。

ちょうど1年前、下北沢のトリウッドでの公開初日に足を運び、
連日撮影現場に足を運んでた手前どんな映画になるのか、
期待とちょっとした不安の中でスクリーンと向き合い、
観終わって何よりいい映画になってたことを喜んでた、
あれから1年、いろいろあってやっと長岡のスクリーンで観賞、
自分はどんな思いで向き合うことができるのかと。

何度もDVDでも見ておりましたが、
やはりロケした地でお客さんと一緒に息を潜めて目にするのは格別なもの、
そして初めてですがラストシーンで感極まり涙が。

何も事態は好転せず泣き叫ぶことしかできなくなっても、
抱きしめてくれる人がいれば希望となる暗示でブチッと切れるラストシーン。
これまで以上に深く感情移入するものがりました。

そして毎回、取立て屋の上司と部下の事務所のロケ地でグッとくるのですが、
この映画が各地で上映した際、当たり前ですが、
観客のみなさんはこの事務所を目にすると思うと感慨深いものが。

ずっとこの映画を応援していこうと改めて思った次第。

とはいえベタベタなウンコのギャグで笑い声がおきて、
あぁ、きちんと反応があって良かったとホッとしたりと。

ボーイ・ジョージに似たママは熱心に観ており、
アルパカ好きもおそらく満足するのではと。
しかし子どもはスマホのゲームに熱中というのはナミダ。

「上映前レポありがとうございます!楽しんで貰えれば嬉しいです!」

終わった後、原田監督からメールでお返事が届いてましたが、
おそらく皆さん楽しんだと思います!と監督にこの場を借りてご報告を。

「冬のアルパカ」に続く長岡インディーズムービーコンペティションスカラシップ作
「橙と群青」(赤羽健太郎監督)は現在、長岡で撮影中です。

http://dgmovie.exblog.jp/

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私にも善いことを為すことが出来るだろう あなたの意志に依って

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長岡市立中央図書館での”郷土映画まつり”
「チョコラ!」上映後に小林茂監督のトークが30分ほど開かれました。
飾り気のない舞台だったのがかえってよく、
小林監督のお話しばかりかなり得をしたトークでした。

「チョコラ!」上映後に現れた小林監督はケニアで映画を撮るいきさつを。
それはやはり映画に登場しケニアで子ども達のために尽くす松下照美さんとの出会いから。
子ども達に惹かれ彼らのために尽くそうと、
50歳になってナイロビの英語学校へ通い、
かの地で生きると決めた照美さんの存在が大きく、
初めてアフリカに行ってから約10年後、
その照美さんから直々に映画撮影の依頼があったものの、
2002年に脳梗塞を煩い、その後も腎不全となり、
体調に不安を抱える監督は

「人間って不思議ですね。私には時間がない」

おそらく体調がよければ後回しにしていたものの、
逆に今しかないと覚悟を決めて2006年にアフリカへと撮影に向かったことを語ってました。

「コバさんの病気がよくなりますように」

現地の言葉から英語→日本語へと変換するなどして、
撮影後から1年後に気づいた少女の自身を気遣う祈りの言葉を知った時、
どのような映画にしようか考えていた監督は

「いじくりまわした映画はやめよう、
子ども達に寄り添うような映画にしよう」

よってわかりやすくは出来ていないと述べていましたが、
アフリカ、貧困、ストリードチルドレンと画一化されたイメージを打ち砕くように、
映画の中にはちょっと不思議に映る少年が登場します。

照美さんが同行して都会の家出先から地方の家へ帰還したこの少年は父親になじられますが、
家出した理由について虐待でも貧困でもなく反抗でもなく

「特に理由はない」と。

悪びれもせずどこか超然と構えながらも居心地の悪さを顔に出している少年を見て
思春期特有の言葉に出来ないもやもやしたものを抱えて飛び出したのではと想像でき、
何もアフリカという囲みだけではなく、
この日本で生きてても共感できるように思いました。

「思春期の思いが前面に出るような映画」

「チョコラ!」について小林監督は締めるように話してましたが、
その狙いの一つを担ってるようなこの少年の姿は
この映画を何度か見ている中で今回は特に印象に残りました。

ついでに本作のエンドクレジットに“市民映画館をつくる会”の名が
二度流れますが、今はなきその名を見て感慨深く思っておりました。

*小林茂監督は米百俵賞を受賞し6月15日の授賞式で表彰されます。
おめでとうございます。

http://www.city.nagaoka.niigata.jp/kurashi/bunka/zaidan/zoutei.html

*6月23日 アオーレ長岡にて小林監督が中心となり『2013アフリカンフェスタinながおか』が開催されます。

会場 市民交流ホールA 
10時15分~ 「おじいさんと草原の小学校」上映
13時15分~ 「チョコラ!」上映

14時50分~ サカキマンゴー ライブ
15時20分~ シンポジューム
      アフリカの魅力を語ろう
小林茂・松下照美・フランシス・羽賀友信・サカキマンゴー

会場 アオーレ・ナカドマ

アフリカンドラム&ダンスショウ ワークショップ 出店・屋台

問い合わせ 電話・FAX0258-36-6323 

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今日が大事だ。明日ではない。



深夜すぎに終わると聞いたお仕事は、
どうも日の出までかかりそうな徹夜仕事の気配になった休み時間に、
電話をかけて話を聞いてくれる方にいろいろとアドバイスをもらいました。

結局徹夜になり朦朧とした頭でアオーレに赴きチラシを用意して、
長岡市立中央図書館の郷土映画まつりにて、
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-12.html
ちょっと神経使いながらチラシ組作業を。
図書館の方々、毎回ご協力ありがとうございます。

お昼を「瞽女さんの唄が聞こえる」を観に来てた小林茂監督からご馳走いただき、
(上映後に偶然観に来てた信頼できる実行委員をご紹介)
こちらの振る舞いに対しての進言を賜ってました。

そしてお話しの中でアオーレに関して重要な事柄を教えていただき、
目の前が真っ暗に確かになりました。

その後に映写担当の橋本さんに電話で事情を説明、
相変わらずの調子でありました。

続いて「冬のアルパカ」を観て感慨深く思い(いづれレポート書けたら)
「チョコラ!」の上映後は小林監督の30分に渡るトークを聞き得をした気分に。

図書館を後にしてアオーレの職員さんに
小林監督から聞いた事柄について確認してもらう依頼をした後、
チラシの表紙デザインをしていただいた、
レバノンのカーラさんにやっとチラシ送付の宛名書き。
ネットでシリアからミサイルが飛んでレバノン領に落下なんてのを知ったので大丈夫だろうかと、、、

これが自分の今日の一日でしたが、
プレイベントで上映する「One Day On Earth ~地球の一日」は
地球上の普通の一日の人々の喜怒哀楽をまとめたドキュメンタリー。
確かに不幸に苛む人々に自分を重ねてしまうところもありますが、
生命の誕生、子ども達の喜ぶ笑顔、めでたい結婚式などなど、
それでも多くの幸福に満ち溢れているのが、
自分の住むこの地球の現実と認識できる映画だとこの前の試写を思い返してました。

正直、今日の記事は「ほかいびと」の井上井月の絶望を想像し、
自分との共通項を想像して書こうかと思いましたが、
今日、お会いしたさまざまな人、電話で話した方、メールで伝えた方など、
協力、応援、気にかけている方、気さくな仕事仲間の顔を思い浮かべて、
少なくとも不幸ではないと自分に言い聞かせて書きました。
お力添いいただける方々、本当にありがとうございます。

長岡アジア映画祭:再開へ運営団体 30日プレイベント 「ほかいびと」など3作品 /新潟
http://mainichi.jp/area/niigata/news/20130603ddlk15200019000c.html

件名はもちろんディランです。

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おもいが、かさなる。



長岡出身の五藤利弘監督が栃尾で撮影した
「ゆめのかよいじ」が魚沼市小出郷文化会館にて
6月21日~23日上映されます。

http://www.city.uonuma.niigata.jp/bunka/

公式HP http://yumenokayoiji.jp/

また五藤監督の最新作「スターティング・オーヴァー」は
6月22日~6月28日 ポレポレ東中野で公開されます。
http://cinema.artport.co.jp/startingover/

ところで最近、石井隆監督の「フィギアなあなた」の佐々木心音のグラビアをよく目にします。
その度に五藤監督の「聖美少女フィギア伝」を思い出したりします。
あらすじを読むとまったく違いますが、さえない男が等身大フィギアに思いを寄せる心は通じ合うような気がしてます。

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大崩にて



「田植えを手伝わないか」

と誘われて山の上のどん詰まりの集落へと。
道中、崖や山肌を目にして雪崩や地滑りは大丈夫なのかと思いながら。
何しろたどり着いた集落の名は“大崩(おおくずれ)”だから。

持ち主の方はサラリーマン生活が終わった後、
過疎といっていい集落の空き家を見つけて、
そこの田圃に手入れをし、今年で確か3度目の田植えに。
まさに日々、雨読晴耕の生活を手に入れた方。
田植えも稲刈りも仲間の方々が手伝いに来てくれるそうで、
持ち主も含めて多くは小林茂監督が撮影中の
「風の波紋」の被写体となってる人たちです。
http://tsukurukai.blog103.fc2.com/blog-entry-1333.html

自分は「モンサントの不自然な食べもの」を上映するものの、
これまで土いじりはあまりなく、
打ち合わせでJAや農業のエキスパートの方と話しても、
どこか気おくれし、
ましてや自分は新潟県に生まれ育ちながらこの年になっても
一度も田植えを体験したことないことに、
どこかコンプレックスを抱いてたので、
本当にいい機会だと思いました。

とても小さくか細い苗を見よう見まねで田んぼに植えていき、
はたしてこれで根付くのだろうかと思ってたら、
あとは苗の力に任せると田んぼの持ち主は語り、
ほかに手伝いに来たベテランの女性は、
「おいしいお米になってね」と語りかけながら手植えを。

持ち主は楽しみながら農業をやりたいという主旨があるようで、
すべて手仕事を実践したいようですが、
それでも「農薬散布を1回はやらなければ」
それを耳にした松之山で無農薬のコメつくりを実践してる方は
「人の口に入るのだから農薬はまずいだろう」と。

その会話を耳にしながらやはり思ったのは
「モンサントの不自然な食べもの」の冒頭に出てきた、
農薬ラウンドアップに耐性のある一面に広がる遺伝子組換えの大豆畑。
モンサント社は安全と強調していますが、
どこか悪夢のような風景に映ったことを思い出してました。

映画は世界各地の生産者が自身の利益ばかり追求する巨大グローバル企業によって、
とても深刻な状況に置かれたかをレポートしていますが、
TPPに加入後の日本の姿でもあるんじゃないかと容易に想像できます。

とはいえこの日は青空の下、風吹く良き日に束の間とはいえ、
汗と泥まみれになっていい体験をしました。

できたら自分で植えたこの苗が成長し稲となり収穫まで目にして、
おいしいお米となったら食べてみたいと。

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ドキュメンタリー監督・早川由美子よりお知らせです‏

「第14回長岡アジア映画祭」で「ブライアンと仲間たち パーラメント・スクエアSW1」を
http://tsukurukai.blog103.fc2.com/blog-entry-585.html
上映した早川由美子監督よりBCCメールが届いたので、そのまま転載します。



皆さま

こんにちは! ドキュメンタリー監督の早川由美子です。
BCC一斉メールで失礼いたします。

早いもので、イギリスの平和活動家、ブライアン・ホウさんが
亡くなってから、丸2年になろうとしています。

6月18日の彼の命日にあわせ、東京と名古屋で
映画『ブライアンと仲間たち』の上映会が予定されています。

私はこの春、久しぶりにイギリスに行き、
既に平和活動が完全撤退してしまったパーラメント・スクエアを訪れ、
かつての「仲間たち」とも再会しました。

東京の上映では、映画の上映後、現地の最新情報を
沢山の写真とともにお話しする予定です。

名古屋の上映では、写真資料を展示するなどして
皆さまにご覧いただけるよう、準備を進めています。

上映の詳細は以下です。
ぜひ上映会にいらしてくださればうれしいです。

どうぞよろしくお願いします。
早川由美子


■名古屋会場

上映日:2013年6月9日(日)
会場:Space & Gallery Rikka
アクセス:名古屋市千種区城木町3-29-22
時間:開場12:30~、開映13:00
入場料:一般:800円、学生・シルバー・障がい者:500円
主催:愛と平和と子どもたち

■東京会場

上映日:2013年6月18日(火)
会場:ふろむあーすカフェオハナ
アクセス:東京都世田谷区三軒茶屋1-32-6豊栄ビル1F
時間:開場19:00~、開演・映画上映19:30~
上映後パーラメント・スクエア現地報告、質疑応答など
入場料:1,000円+ワンオーダー
主催:にっしぃ劇場

詳しくはホームページをご覧ください。
http://www.petiteadventurefilms.com/screenings.php

※本メールは転送・転載歓迎です。
お知り合いなどに広めていただければうれしいです。

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TPPを考える集会



プレ・イベントで「モンサントの不自然な食べもの」上映後にお話いただく、
堀井修先生がコーディネートを務めた「TPPを考える集会」に参加しました。
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-15.html

20年前に締結されたNAFTA(北アメリカ自由協定)で農業が大きな痛手を受けたメキシコ
FTA(自由協定)が締結された韓国と識者を招いての現状報告。

メキシコからは主食のトウモロコシがアメリカ産にどんどん侵食されている現況、
それを日本ではコメに置き換えると想像してみること、
また韓国の済州島では外資系の病院が設立されたものの高い治療費のために、
地元の人が診察にいけない現状、
それらを自分たちのことと考えることが大事なのではないかと、
堀井先生は最後にまとめていました。

それとメキシコ、韓国からの識者が自分たちは失敗したが日本はまだ間に合うからと、
参加者に強く呼びかけていたのも印象に残りました。

ちなみに韓国の識者は反対運動を展開してるときに
人々にマイケル・ムーア監督の「シッコ」を劇場で観るよう働きかけたそうです。

それを踏まえて同じように「モンサントの不自然な食べもの」に登場する
アメリカ、メキシコ、インド、パラグアイなど各国の生産者が、
痛い目にあっている深刻な現状はTPP参加後の日本の姿のように、
映画を観たら受け取ると思うのでぜひこの集会に参加した方々も観てほしいと切に思いました。

などとぼんやり考えてたら最後に司会の方が6月30日の上映を紹介いただきました。
新大の伊藤先生が気を利かせていただいたようでありがとうございます。

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プレイガイドの件



現在『長岡アジア映画祭・プレイベント』の前売券を発売してるプレイガイドは

“文信堂長岡店/ら・なぷぅ/キャラメル・ママ/西時計眼鏡店/でくのぼう/オカフェ/市民協働センターアオーレ長岡3階/カーネーションプラザ/長岡舞台芸術愛好会/ハーブ談話室/豆腐屋わむ/ブックスはせがわ/(長岡市) みずすまし/(三条市) えとせとら(柏崎市) シネ・ウインド(新潟市)”

以上、長岡が中心になっており、お近くにプレイガイドがない方はご連絡をいただけましたら、
前売価格料金で観賞できるように手配いたします。

電話09045204222 E-mail [email protected]
↑こちらまでご一報願います。

ちなみに一番最初の問い合わせは「モンサントの不自然な食べもの」はBSのドキュメンタリー番組で放映されたことはないか?とういうものでしたがこちらはわからず、配給会社の方にお尋ねしたら東京での公開前に短縮版がBSで放映された、とのことです。

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池谷薫監督特集inポレポレ

池谷薫監督よりBCCメールが届いたので抜粋して転載します。
初日は監督の舞台挨拶が毎回あるそうです。

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初夏のような日差しに今年の「けんか七夕」の賑わいを思う今日この頃です。

本日はうれしい報告をさせていただきます。
僕の長編ドキュメンタリー映画3作を下記の通り一挙上映することになりました。
『先祖になる』『蟻の兵隊』『延安の娘』を毎日順番を変えて連続上映します。

「池谷薫監督特集上映」
人間を追いつづけたドキュメンタリーの軌跡
6/8(土)より2週間、ポレポレ東中野にて

振り返ってみると、震災や戦争といった重いテーマで映画をつくってきましたが、
僕の関心はつねに「人間力」のある一個人を追うことにありました。
『延安の娘』では、文化大革命で生き別れとなった父娘の27年ぶりの再会を描き、
『蟻の兵隊』では、軍命によって中国に残留させられ、戦後も戦争をつづけた旧日本軍兵士の執念を追い、
『先祖になる』では、震災からの復興にいち早く立ち上がった木こりの老人の土地に根ざした生き様を描きました。
縁あって出会った方々と、時には寄り添うように、時には「共犯関係」を結びながら、
プロデューサーの権洋子と二人三脚で一生懸命映画をつくってきました。
結果として人を撮りつづけることで、国家や社会に翻弄されながらも懸命に生きる、人間の再生の物語を描いてきたように思います。
今回ご覧いただくのはそういう3作です。映画をご覧いただき、少しでも人間の尊厳とは何か感じてもらえれば幸いです。

ひとりでも多くの方にご覧いただけることを切に願っています。
宣伝にご協力願えれば幸いです。

感謝を込めて

池谷 薫

『先祖になる』公式サイト http://senzoninaru.com
『蟻の兵隊』公式サイト http://arinoheitai.com
『延安の娘』公式サイト http://en-an.com

ポレポレ東中野 公式サイト http://www.mmjp.or.jp/pole2/
特集上映タイムテーブル http://www.mmjp.or.jp/pole2/2013/ikeyakaoru-sp/ikeyasp-time.html

*また新作「先祖になる」は6月6日までワーナーマイカル新潟で公開されてます。
http://www.warnermycal.com/cinema/niigata/

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新しい私になれ!



この週明けからプレイベントで上映する作品の予告編をまとめて編集したものを、
アオーレ長岡・ナカドマの大型ビジョンで流していただいてます。
とはいえどのくらいの間隔、何時間に何回流しているのかわからず、
なかなか目にできなかったのが実情なのですが、
先日ホントに流れているのを目にしました。

パソコンで試作を目にしたときより当たり前ですがデカイので、
もっと文字を大きくしても良かったかな、とか思いましたが、
でもこの予告編が流れるまでいろいろとあったので、
しばしジッと立ちすくんで感慨に浸ってました。

お忙しい中、編集いただいた方、ありがとうございます。

ついでに「One Day on Earth」の予告にチラッとダライ・ラマ法王が登場するのですが、
ほんの一瞬なので、自分のガラパゴズ携帯カメラでは撮影できませんでした。
法王だけでもストップモーションにすれば良かったのかもと。

「ほかいびと 伊那の井月」 予告編
http://www.youtube.com/watch?v=HD9lblDXfic

「モンサントの不自然な食べもの」 予告編
http://www.youtube.com/watch?v=9YxO4RFffXE

「One Day On Earth ~地球の一日」予告編
http://www.youtube.com/watch?v=ihJb6PkwZls

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