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長岡アジア映画祭実行委員会!ブログ

新潟県長岡市で活動します長岡アジア映画祭実行委員会!です。

2019年06月 | ARCHIVE-SELECT | 2019年08月

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『美しすぎる議員』長岡上映会プレイガイド



8月23日『美しすぎる議員』長岡上映会の前売券1000円を下記の各プレイガイドで発売中です。
プレイガイドになっていただくのも活動を応援してくださてってると思ってるのでありがとうございます。

ながおか市民協働センター(アオーレ長岡西棟3階)、長岡駅Cocolo文信堂書店、さい花、キャラメルママ、ら・なぷぅ、豆撰、長岡市立劇場、Cocoloリリックホール、西時計眼鏡店、翠呼亭、R's(長岡市) みずすまし(三条市) えとせとら(柏崎市)、シネ・ウインド(新潟市)

いつも上映会はながおか市民協働センターと文信堂書店が事前にどれくらい売れてるかでお越しいただくお客様の数を予測しており、先回の『共犯者たち』の場合は市民協働センターが思ったほど伸びてなかったものの、文信堂書店が直前になって急激に伸びて売り切れたと知ってちょっと驚きました。
文信堂書店の場合はやはり人通りの多い、とてもいい場所にポスター掲示していただくので有難いことでした。

さらに県内初上映作なのでシネ・ウインドでもいつも以上に売れていたのが特筆でした。
やはり熱心な映画好きの方は感度があるんだと。
それと今回キャラメルママもいつも以上に売れていたのでなぜ?と思ったら、
建築会社の○○組の社長が買い占めていったと店主が語り、「ご存じないの?」
と言われましたが会社の名前を聞いてもまるっきり心当たりがないので、なぜ?と思ったりしています。
いづれにしてもお越しいただきどうもありがとうございました。

またフリーペーパーでは現在、市政だより、まるごと生活情報に『美しすぎる議員』上映会告知記事が掲載され、これからナジラビ、365に随時掲載予定です。

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*『美しすぎる議員』長岡上映会日時 8月23日(金)①19時20分~
上映後、五藤利弘監督トーク

会場 アオーレ長岡市民交流ホールA

主催 長岡アジア映画祭実行委員会!
電話 09045204222 e-mail [email protected]
HP http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/

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『トイ・ストーリー4』 予告編



神さましか知らない(訳・村上春樹)

いかなるときにも君を愛するとは,言い切れないかもね。
でも見上げる空に星があるかぎり、僕の想いを疑う必要はないんだよ。
時がくれば、君にもそれがわかるだろう。
君のいない僕の人生がどんなものか、それは神さましか知らない。

もし君がどこかに去っても人生はつづくかもね。
でもそれでは、この世界が僕に示せるものなど何ひとつない。
そんな人生に,なんの値うちがあるだろう。
君のいない僕の人生がどんなものか、それは神さましか知らない。
君のいない僕の人生がどんなものか、それは神さましか知らない。

『トイ・ストーリー4』の予告編にビーチ・ボーイズの『ゴッドオンリーノウス』が流れてるので、
https://www.youtube.com/watch?v=3tQ_IHYp5qk
この曲は2017年、ノルウェーで開かれたノーベル平和賞記念コンサートでジョン・レジェンドが被爆ピアノを弾きながら歌った曲。
https://www.youtube.com/watch?v=hBQ2wP9nVEg
かの村上春樹先生も訳すほどの名曲とはいえ、なぜこの場で歌われるのかずっと引っかかっていたので今回『トイ・ストーリー4』の予告で流れてるということは本編でどのように使われているのか、いわばアメリカ人にとってこの曲はどのような意味があるのか少しでも理解できるのではないか、と思い『トイ・ストーリー4』を観にいきましたが、結論からしてビックリしたのが『ゴッドオンリーノウス』はどこにも流れてなかったことでした。

えっ?!この曲がどんな場面に使われるのか楽しみに足を運んだのに、なんだか詐欺にあったような気持ちになりましたが、予告でメインテーマのように使われながら本編で流れないって最近結構あるんだろうかと。

映画は無論楽しく時折、ホラーチックなのも良かったけど、最後まで観て思ったのはこれってこれまでの世界観を覆してないか?これで大丈夫か?とどうもモヤモヤしたものがこみ上げました。
ウッディの選択は「神様しかしらない」ということかと。

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被爆ピアノ 平和を願う演奏会



7月27日付の朝日新聞新潟県版に被爆ピアノコンサートの告知記事が掲載されてましたので、
そのまま書き起こしします。
記事中にさりげなく書いてますがコンサートにあわせて広島市長が新潟、長岡両市長に平和への願いを込めたメッセージを送るって何気にすごいことに思いました。
平和の森コンサートではメッセージにあわせたセレモニーとかあるんでしょうか。

被爆ピアノコンサートは県内で三か所で開催されます。

http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-2321.html

被爆ピアノ 平和を願う演奏会

30日新潟・31日長岡で開催

 広島の原爆で傷ついた「被爆ピアノ」の演奏会が今月末、新潟、長岡両市で開かれるのに合わせ、広島市の松井一実市長が両市町に宛てて、平和への願いを込めたメッセージを送る。平和の尊さについて改めて考えてほしいという、広島市民の思いがこもる。
 被爆ピアノの音色は、30日に西遊寺(新潟市西蒲区)の被爆ピアノコンサート▽31日に平和の森公園(長岡市本町3丁目)の「第25回平和の森コンサート2019」で披露される。メッセージは、原爆投下から74年を経ても美しい音色を響かせる被爆ピアノの存在の大切さを伝える内容になるという。

 被爆ピアノは、広島市安佐南区に住む被爆2世の調律師矢川光則さん(67)が6台所有。01年から演奏会を始め、これまでに全国で2千回以上を数える。矢川さんをモデルにした映画「おかあさんの被爆ピアノ」(20年夏ごろ公開予定)の監督五藤利弘さん(50)が長岡市出身という縁もある。
 矢川さんの演奏会を資金面で支えてきた市民有志でつくる「ひろしま被爆ピアノ友の会」の手島秀昭代表(76)=広島市安佐南区=は「被爆ピアノは、もの言わぬ広島の平和大使。聴く方には、音色を通していろいろと感じとってもらえたらうれしい」と話してる。
(北村浩貴)

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雪国



一昨年、長岡出身・五藤利弘監督『レミングスの夏』上映会の際に五藤監督より殿町にある
ご親戚が働いてるショットバーを紹介されポスター貼りをお願いしたことを思い出し、
今回の『美しすぎる議員』のポスターをお願いしようと足を運びました。

わりと目立たない場所にあるので先回来た時とカウンターの中の顔ぶれが違うように思い、お店を間違えたかと思いましたがバーテンダーの方に事情を話したら、ご親戚はこの日はお休みとのことで話は伝わりポスターも快諾いただきました。

先回来たときはポスター渡しただけで帰っちゃいましたが、今回飲みたいカクテルがあったのでカウンターに座って注文を。

今年3月に開いた『おだやかな革命』上映会の渡辺智史監督の新作は『YUKIGUNI』
山形県酒田市のバーテンダーが創作した世界中で愛されてるというカクテル「雪国」の創作を追ったドキュメンタリー映画。
90歳を超えて現役というバーテンダーと併せて記録したもののようですが、シネ・ウインドでの公開時は残念ながらドタバタしてて未見。
でも予告編を見てこのカクテルはぜひ味わいたいものだと思ってても、行き着けのラーメン屋さんや居酒屋はあってもバーはないのでいづれ機会をと思ってたのでようやく実現しました。

正直、写メはラーメンならなんとか撮れるもののカクテルは下手だなぁと反省しますが、出てきた画像の「雪国」はとても飲みやすく後味よくほろ酔いできました。

バーテンダーはお姉さんで確か先回来たときは紳士風の方がいた記憶がありましたが、引き継いだとのこと。
お店はこのお姉さんとの会話を楽しみにしてる常連さんが多いようでいつしか満員盛況となり、ころあいを見て後にしましたが、殿町ってこんなあんまり人目につかないながらもきっちりと矜持を持ってる店があるんで全国の繁華街の中でも信頼できるんじゃないかと。

『YUKIGUNI 』公式HP http://yuki-guni.jp/

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*『美しすぎる議員』長岡上映会日時 8月23日(金)①19時20分~
上映後、五藤利弘監督トーク

会場 アオーレ長岡市民交流ホールA

主催 長岡アジア映画祭実行委員会!
電話 09045204222 e-mail [email protected]
HP http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/

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ながおか市民活動フェスタ‘19 長岡監督・ロケ映画特集 第5弾 上映作・スケジュール



先日、二回目のながおか市民活動フェスタ全大会が開かれ参加しました。
見たところ100人ほどが参加。
熱い集まりとなっていましたが、担当者はソトドマ副会長としてなにもなく、ただ椅子に座ってレジュメを読んでおりました。

それでも参加する映画上映会の作品とスケジュールは以下の通りにしました。

画像は長岡造形大学教授のヨールグ・ビューラ監督作「ストーンフェイス」
主演はたびたび、このブログに登場するバナナカボチャの佐藤さん。
まさか恩讐を超えて佐藤さん主演作を上映することになるとはと書くのは大袈裟か。

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ながおか市民活動フェスタ‘19 参加企画
長岡監督・ロケ映画特集 第5弾

日時 9月7日(土)
会場 アオーレ長岡シアター
入場無料 (よろしければカンパをお願いします)

*10時~ 長岡・山古志ロケ映画 原田裕司監督「冬のアルパカ」 (2012年 30分)
出演 仁後亜由美 伊藤公一 大迫一平 宇野祥平 他 

*10時40分~ 長岡出身・五藤利弘監督「春待ちかぼちゃ」
(2017年 30分)
脚本 水元久美子 出演 桃果 安藤瑠一 平塚麗奈 内藤忠司 他

*11時20分~ 長岡出身・五藤利弘監督 「雪の中のしろうさぎ」(2011年 32分)
出演 岩尾望(フットボールアワー) 石橋杏奈 あべこうじ 他

*13時40分~ 小国ロケ映画 長岡造形大学教授 ヨールグ・ビューラ監督 「ストーンフェイス」 ー 侍がゆく、小国古道 (2017年 12分)
出演 佐藤鉄男 他

*14時00分~  長岡出身 柴野太朗監督「内回りの二人」(2018年 30分)
出演 川籠石駿平 岡野真也 他


*14時35分~14時55分  長岡在住 小林茂監督・ナレーション 「放課後」(1997年 20分) 

・予告なく変更になる場合がございます。予めご了承ください。

主催 長岡アジア映画祭実行委員会! 問 電話09045204222
E-MAIL [email protected]
HP http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/

ながおか市民活動フェスタ実行委員会
https://www.facebook.com/nagaoka.festa/

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『美しすぎる議員』長岡上映会予告編 アオーレ長岡大型ビジョンに登場



アオーレ長岡大型ビジョンに8月23日『美しすぎる議員』長岡上映会の予告編が流れ始めました。
わりと見た人も多いようで「面白そう」なんて声も耳に入りました。

今回は忙しい中、五藤利弘監督にムリを言って編集をお願いしたバージョンで3分間あります。ありがとうございます。
YOUTUBEでも挙がってるのでぜひ見てみてください。

あとシネ・ウインドのロビーのモニターでも流していただいてます。
こちらもありがとうございます。

長岡上映会YOKOKU
https://www.youtube.com/watch?v=osUObs3xAkE&fbclid=IwAR3vdpFwgsb8pQrrVln4-Gy9kpi_Vpkbftw0EMmQughWJsBWHJzbvcq7ero

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*『美しすぎる議員』長岡上映会日時 8月23日(金)①19時20分~
上映後、五藤利弘監督トーク

会場 アオーレ長岡市民交流ホールA

主催 長岡アジア映画祭実行委員会!
電話 09045204222 e-mail [email protected]
HP http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/

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すべての思い出は時の中に消えていく。雨の中の涙のように…



町山智弘  @TomoMachi

「すべての思い出は時の中に消えていく。雨の中の涙のように…」このセリフをアドリブしたルトガー・ハウアーが亡くなりました。

https://twitter.com/TomoMachi/status/1154079527871455232

昨日の記事に書いた町山智弘先生の今朝のツイートでルドガー・ハウアーが亡くなったと知りました。

『ブレードランナー』のレプリカントを演じ、映画史に残るセリフをアドリブで言い放ち機動停止となる姿はこの映画を観た人たちに、
何かしら命とはなんぞや?と命題を突き付けられ強烈に印象を残したハズです。

ただルドガー・ハウアーはあくまでも私見ですが、とうとうこのレプリカントを超えることができなかった、
むしろ担当者は『ブレードランナー』より先にカルト映画のふれこみで見た『ヒッチャー』で
先にルドガー・ハウアーを知ったので多くがフェバリットフィルムに挙げる『ブレードランナー』より、
こちらのサイコキラーの方に個人的に軍配を挙げています。
あの不条理活劇をなんの予備知識もなく見て、こんな映画があるんだと驚嘆し、
世の中決して黒と白だけで測れないものがあるんだと。

思えば80年代はある意味、ルドガー・ハウアーの時代だった『サルート・オブ・ジャガー』や『ブラインドフューリー』とかのB級活劇をありがたくVHSで拝めていたので。
画像もその1本『ウォンテッド』
ハウアーは賞金稼ぎと一応善玉で悪役を演じたKISSのジーン・シモンズを最後に口に手りゅう弾を投げ込み遠慮くなく爆破してしまうという悪役以上にヒドイことをやってましたが、こういう役はやっぱり似合っておりました。

心残りは70年代のオランダ時代の盟友だったポール・バーホーベン監督とハリウッド映画でも組んでブレランを超えるような映画を撮って欲しかったとも。

なぜかVHSとともにいろいろ思い出したりしますが改めてあの名セリフとともにあの最期の姿が重なり偲びたいと思います。

「I’ve seen things you people wouldn’t believe. Attack ships on fire off the shoulder of Orion. I watched C-beams glitter in the dark near the Tannhäuser Gate. All those moments will be lost in time, like tears in rain. Time to die.」

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町山智浩 加藤浩次の吉本興業告発と韓国映画『共犯者たち』を語る



現在、最も影響力のある映画評論家として真っ先に名前が挙がるのが町山智浩先生ではないかと思います。
担当者は町山先生が宝島の編集者だった頃に編集した「このビデオを見ろ!」4部作をボロボロになるまで読みふけって、
映画のいろはを教わったように思います。
「ビデオ屋の片隅でホコリを被ってる名作を救い出せ」
確かそんなような前書きで始まり、映画の玄人たちが競い合うように1本の映画の魅力について情熱たっぷりに書いて、
それを参考にして借りてた時期もありました。
あの後に似たようなムック本が数々出ましたが、「このビデオを見ろ!」にまで到達してないように思っています。
あれを基準にするとハードルが俄然高くなるハズ。

その後、町山先生はキネ旬編集部相手にやらかしてしまいアメリカに留学。
そのままアメリカを活動の拠点として現地の最新映画情報などをネット、雑誌、ラジオ、テレビなどで発信して、博識の中にユーモアを交え今もとても参考になったりしています。

その町山先生がようやく『共犯者たち』についてレギュラー出演してるTBSラジオの「たまむすび」で昨日、アメリカから語った書き起こしがアップされていたのでご紹介というかコピペします。

長いので前段の吉本興業の騒動についてはリンクを開いて読んでいただきたいのですが、「スッキリ」で爆弾発言をした加藤浩次がいかに腹を括ったかを解説し、これを読むとあの騒動が吉本内部だけでなく民放各社がコンプライアンスとして今の吉本のままでいいのかと大きく問いかけ、そこからNHKに出演してNHKを批判した久米宏から、ちょうどいいタイミングでということで8月7日、12日、18日にポレポレ東中野で再上映される『共犯者たち』について語ってます。

正直、6月28日の『共犯者たち』長岡上映会の前に語っていただければ宣伝になったなぁ、と思いますが、吉本騒動にメディアの在り方も問われた参院選の後というのはタイミングとしてちょうど良かった、何より町山さんの見方が知れてよかったです。

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町山智浩 加藤浩次の吉本興業告発と韓国映画『共犯者たち』を語る
https://miyearnzzlabo.com/archives/58661

町山智浩)そういうことが起こっていて。で、今日は実はすごくいいタイミングである映画が再公開をされるんで。その話をしたいんですけども。それは韓国のドキュメンタリー映画で『共犯者たち』という映画なんですよ。それは2017年に韓国で公開されて、日本では2018年の12月にすでに公開をされているんですけども。それが今度、ポレポレ東中野という映画館で8月7日、12日、18日と計3回、再上映をされるんですね。

(赤江珠緒)へー!

(町山智浩)で、これはDVDが出ていないんで、ここで見ないと見れないんですけども。で、これは韓国の公共放送と公営放送……まあNHKみたいなところが韓国には2つ、あるんですよ。それが2008年から韓国の大統領になったイ・ミョンバク(李明博)大統領とその後を継いだパク・クネ(朴槿恵)大統領に人事を握られて完全にコントロールされたという事態を描いているんですよ。

(赤江珠緒)NHKと一緒じゃないですか。へー!

(町山智浩)同じなんですよ。で、この映画『共犯者たち』の監督はそこで報道部の人だったんですけども、不当解雇をされてしまったプロデューサーのチェ・スンホさんです。で、MBCというテレビ局なんですけども、彼が内部でいったいなにがあったのか? 現場でずっとカメラを回して撮っていて、クビになってもその後もずっとカメラを持ってそのテレビ局の中に突っ込んでいったり、テレビ局の関係者が歩いているところに突撃して話を聞いていったのがまとまったのがこの『共犯者たち』というドキュメンタリーなんですね。

で、これがNHKと非常によく似た会社KBSという放送局とMBCという放送局の2つがあって。KBSの方はNHKとそっくりなんですけども、MBCの方はもうちょっと民放寄りの放送局なんですね。株式会社なんですけども、人事は韓国の大統領府が関与しているんですよ。ただ、すごくイ・ミョンバク大統領が……この人は保守系の党の大統領なんですけども。非常にコントロールをしようとして両方の局長に自分の身内のものをつけたんですね。で、社員とか報道部が怒って。「これだと報道の中立性が保てない」ということでストライキとかをしたんですけども、それを200人とか300人、一斉にクビ切りをしてしまったんですよ。すごいことになって。その中に巻き込まれてこの監督のチェ・スンホさんもクビになっちゃったんですね。

(赤江珠緒)うんうん。

(町山智浩)で、この映画の中ですごいのは、録音をしているんです。要するに大統領の補佐官から直接電話が放送局のトップのところにかかってくるんですよ。で、「あれはいったいどういうことなんだ!」って。でも、それをちゃんと録っているんですよ。

(赤江珠緒)完全に圧力をかけているのを。

(町山智浩)そう。だからテープは回しておけっていうことですよ。でね、テープを回したり、あらゆる方法を使って録音をした方がいい。こういう場合の隠し録音はちゃんと裁判で証拠として採用されます。で、いまはテープじゃなくてもいろんなものがありますから。すっごい小さいのもありますからね。かならず録音をしておいた方がいい。本当に。で、これはそういうのが出てきますよ。ズバズバといろんな証拠が出てくるんですよ。で、いろんなことがあります。特にパク・クネ大統領の時、大変なことが起こりましたよね。セウォル号事件という、船が転覆してしまった事件。

あれに関しては政府は最初「死傷者なし」っていう政府発表をして、それをそのままKBSが垂れ流してしまった。だから政府の言いなりになっていたので誤報確認ができなかったんですよ。これが完全に政府のプロパガンダ機関となった政府がやってしまういちばん恐ろしい失敗ですよね。それと、あの有名なロウソク革命と呼ばれる、ロウソクを灯したパク・クネ大統領の退陣を求める人たちのデモも放送されなかったんですよ。

(赤江珠緒)そうか。あれだけの人がいたのに、放送をしなかった。

(町山智浩)これも今回、参議院選挙で山本太郎さんが街頭でいくらなにをやっても全く放送がされなかったというのとそっくりですけどもね。そういうことを韓国はやってしまったんですよ。で、もうどんどんとみんなクビになっていって、田舎に帰ってスケート場かなんかで働いたりしている人とかいるわけですよ。その中でがんばってこの監督のチェ・スンホさんが戦っていくんですけども。で、この映画のもうひとつ、すごいところはこのチェ・スンホさん自身が大統領にも直接、カメラを持って突っ込んでいくんですよ。

(赤江珠緒)へー!

(町山智浩)すごいですよ、これ。すごい。で、やっぱり現場はみんな戦っているんですよ。上の方はやっぱりね、経営ですからね。違うんですよね。日本もNHKにしてもなんにしてもそうなんですけど、現場はみんな戦っているんですよ。僕はテレビ朝日の報道の方で番組をやっているんでね。現場は戦っていることが本当によくわかるんですよ。でも、上の方はみんな違って、政治家の人とお食事会とかをしちゃうんですよ。

(赤江珠緒)そうか。そうですね。

(町山智浩)で、この映画の中でもお食事会に連れて行かれるっていう話が出てくるんですよ。昼食会に。で、昼食会に行ってなんかやんわり言われちゃったら、やっぱりなにもできないんですよ。そのへんの昼食会の怖さ……お食事をしちゃダメですよ。

(赤江珠緒)そうか。なあなあになっちゃいますもんね。

「お食事会」の怖さ

(町山智浩)そうなんですよ。最近、この間まで日本も総理大臣が誰と食事をしたのか?ってどんどんと発表をしていましたけども。あれはちゃんと見ておいた方がいいですよ。お食事会っていうのにはものすごい力があるんですね。

(赤江珠緒)しかし人事権を持つっていうのはおかしいですね。

(町山智浩)そう。人事権を政府が握っていたらやっぱり公平な放送とか報道はできないですよ。それは。結局公共放送っていうのは国営放送ではないので。韓国にしても日本にしても。だから受信料を取っているんですね。韓国の方でも受信料を取っているんですよ。つまり政府からのお金だけで運営をするということにすると、完全に国営放送になってしまって、政府のプロパガンダ機関になってしまうので。独立を守るためにっていうことで受信料を取っているにもかかわらず、人事で独立していないからどうしようもないんですよ。

(赤江珠緒)そうですね。

(町山智浩)だからもう、この問題というのは久米宏さんが言った通りで。「それじゃダメなんだ。意味がないんだよ」っていう。これは本当にそうなんだなって思いました。ただね、本当に警察まで介入していって。すごいのはKBSの社長を退陣させるためにどうするのか?っていうと、イ・ミョンバク大統領は検察に手を回して……つまりこれは完全に三権分立違反なんですけども。検察に手を回して「KBSの経営があまり上手く行っていないから背任罪」ということで逮捕をしてしまうんですよ。社長を逮捕して退陣させるんですよ。

(赤江珠緒)はー!

(町山智浩)これ、恐ろしいなと思いましたね。そこまで、日本はなっていないですよね?

(赤江珠緒)なっていないと信じたいですよね。

(町山智浩)なっていない。自分たちからペコペコってしちゃう。つまり、戦う人がいないから。ただね、その中で会社を辞める人もいれば、辞めさせられる人もいて。で、どんどんどんどんと番組の中で報道番組を減らしていくんですよ。テレビ局、ラジオ局の中で報道番組がどんどんと減っていくんですよ。それでそこで働いている人たちをあまり関係のない軽い部署にどんどんと回していったりしてね。それは「視聴率が悪いから、利益が上がらないから」みたいな話をするんですね。特にMBCの方は利益を上げることが目的になっている……受信料制度ではないので。だから「番組、人気ないよ」って言われるんですけども、そういう「報道は利益を生まないんだ」っていう圧力はどこにでもあるんですよね。

(赤江珠緒)ああーっ!

(町山智浩)「なんで食っていると思うんだ? 報道で食っているわけじゃないじゃないか」っていう圧力って、どこでもあることですよ。で、そういうところに回されてしまった人たちは辞めていったりするんですけども。その中で1人のプロデューサーがもう我慢ができなくなって。Facebookで中継をしながら会社の中でいろいろと、ロビーとかで1人で「社長、やめろ!」って叫び始めるんですよ。とうとう。その人が。

すると奥さんがそこで心配をして、メールを打ってくるんですね。「あなた、そんなことをしたらクビになっちゃうし、警察に逮捕されるかもしれないわ!」とか言うんですよ。でも「もう俺は我慢ができない!」ってその会社のMBCのロビーで「社長、やめろ!」って言い続けるんですよ。すると、そこに人が集まってくるんですよ。で、みんなでそういう合唱をするんですよ。「社長、やめろ!」って。そこはね、非常に感動的でしたね。

(赤江珠緒)ああ、そうでしたか。そういう権力を健全なものにするとか、健全な権力としてキープをさせるには、やっぱり大多数の目がいりますね。

(町山智浩)そうなんですよ。だからどんどんどんどん内部で起こっている粛清であるとか抑圧みたいなことを社員がSNSとかで出していくということをするんですね。Facebookとかで。それで戦っていくんですけども。それで、この映画自体は2017年で終わっているんで。結局、その政府に握られた経営陣というものは変えられないまま、最後にプロデューサーたちが全面ストライキに入るところで終わるんですよ。2回目のストライキですね。すでにクビになったんで、残っている社員たちがまたストライキをするというところがこの映画の中であるんですけども。

経営陣がストライキに屈する

それで「どうなっちゃうんだろう?」って映画だけ見ると思ってしまうんですが、その後に結局経営陣はストライキに屈しました。この2つのテレビ局はストライキに屈して、政府によって任命された会長を解任しました。そして今度は政府が全くかかわらない形で社長を選ぶということになって、一般の人たち……視聴者とか。政府が決めた委員会ではなく、市民による委員会と一般視聴者による投票・評価を合わせて社長を選ぶという新しいやり方になったんですよ。それで、誰が社長になったのか?っていうと、このテレビ局MBCを解雇されていた映画の監督のチェ・スンホさんなんですよ。

(赤江珠緒)ええーっ! すごいですね。

(町山智浩)はい。革命が起こったんですよ。だから映画の中にはそれは映っていないんですけども。

(赤江珠緒)すごい! これ、映画以上にドラマチックですけども。実際にあったことなんですもんね。

(町山智浩)だから映画の外に感動はあるんですが。この映画のタイトルの『共犯者たち』っていうのは非常に大事なことですよ。つまり、政治家であるとか権力者であるとか企業であるとか、そういったものに対してちゃんとした質問をしない人は「共犯者」なんですよ。そういうことなんですよ。だから今回の吉本の件にしてもそうで、やっぱりちゃんとした質問をしないで、民放がちゃんと動かないようならば、その民放も共犯者になってしまうわけですよね。だからそういうことを加藤さんは突きつけたんだと思いますよ。

(山里亮太)それに対して、どんな答えが出てくるんだろう?

(赤江珠緒)そこをちゃんと見守らないとダメですね。

(町山智浩)これ、問われているのは民放ですよ。

(赤江珠緒)だからこそ、いま見ていただきたいと。町山さんも。

(町山智浩)そうですよ。NHKも参院選の後に自民党がね、「今回の選挙は私たちの勝利だから消費増税と憲法改正の発議についての国民の承認を得た」っていうコメントを出して、それをそのまま垂れ流したんですけども。だけど自民党は今回の選挙、議席を10も失っているわけだから勝ってないですよね?

(赤江珠緒)そうでしたね。

(町山智浩)そういうことをやっているのはみんな共犯者ですよ。ということで『共犯者たち』、もうすぐ再公開なんで。ぜひご覧ください。

(赤江珠緒)『共犯者たち』はポレポレ東中野で8月7日、12日、18日に上映されます。

(山里亮太)町山さんも上映会、自分でも開きたいぐらいですね、これ?

(町山智浩)フフフ、はい(笑)。まあ、ぜひご覧ください。

(赤江珠緒)町山さん、ありがとうございました

(山里亮太)ありがとうございました!

(町山智浩)どもでした!

<書き起こしおわり>

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菊屋にて



「この人は何ができるんだ。何がしたいんだ。何がやれるんだ」

『美しすぎる議員』のポスター掲示のお願いに中央図書館近くの菊屋さんにてついでに
タンメンを注文すると、常連さんらしき人が結構、酒が入ってテレビに向かって大声で叫んでいました。

この日は参院選の翌日、店内のNHK新潟は選挙を振りかえり当選した打越さんをスタジオに呼んで抱負を語ってる姿が映ってましたが、対戦相手に一票投じたのかなんなのか、気に入らないせいでかなりしつこく壊れたカセットテープのように繰り返して叫び、お店の人が注意しても直らず、さらに調子に乗るので、サスガにげんなりし、こっちからちゃぶ台ひっくり返そうかと思ったものの、ポスター貼りがメインなのでお店に迷惑をかけるのもどうかと思いとどまりました。
言わせておこうと。

でもまぁ、担当者は最高権力者への忖度を堂々、身内の選挙応援とはいえ言い放つ人に1票などとても投じることができず、消費税増税反対の思いで打越さんに投じましたが、
思えば打越さんの演説に耳を傾ける機会がなかったので、冒頭の問いかけにはこちらは応えたくてもうまくできないんだと気づき、とりあえずタンメンを食べてお店の方にポスターをお願いして店を出ましたが、あの後ポスターを広げ『美しすぎる議員』など目に入ったら、店内の空気はどうなったのか気になったりしました。

菊屋さんってお蕎麦がメインのようですが昔ながらの食堂という雰囲気で、
こんな場所で大声で絡んでも仕方ないでしょうが、選挙の翌日は県内各地でこんな光景があったのか、いづれにしてもこんな大きな声を小さくするようなお仕事を期待します。

菊屋さんは道路沿いにポスターを貼ってくれるので助かります。
ついでにこちらはラーメンを頼んだら、頼んでもいない一品をサービス、前回はポテトサラダで今回は冷や奴と大変嬉しいお店です。

画像は先ほど別の場所へポスター貼りに行った際、近所に菊屋さんがあったことを思い出し確認したらきちんと貼っていただきました。
ありがとうございます。
しかも偶然にも以前から貼ってあった平和の森コンサートのポスターの隣に掲示していただきましたが、
以前書いたように平和の森コンサートは今年は被爆ピアノが。
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-2291.html

どちらも五藤監督絡みのポスターなんで、その点を強調して宣伝できないだろうかと。
ともかく平和の森コンサートへ『美しすぎる議員』のチラシを多数持参して行こうかと。

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*『美しすぎる議員』長岡上映会日時 8月23日(金)①19時20分~
上映後、五藤利弘監督トーク

会場 アオーレ長岡市民交流ホールA

主催 長岡アジア映画祭実行委員会!
電話 09045204222 e-mail [email protected]
HP http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/

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夜を賭けて



参院選が終わり担当者はさくらと一郎だと昭和枯れすすきになるので、
さくらと太郎を投票用紙に書きましたが、それはともかくやはり台風の目となったのが山本太郎さん率いる“れいわ新選組”

政権に忖度してるのが見え見えのテレビ局、新聞社は街宣をするたびに驚異的な動員となり、さらに山本太郎さんの演説も正論すぎるのかなんなのか、政権側はこれがテレビで流れちゃマズイと判断し、新聞含めほとんど無視されてしまいましたが、ネットの方では日々の動向がタイムラインに流れてきて、膠着状態した政治の世界を打破する存在として、そして演説の中で発した「生きててくれよ!」に共感した人たちから圧倒的な支持を集めることになりました。

昨年『ある精肉店のはなし』上映とともにお話にいらした纐纈あや監督も感化されてチラシ配りのボランティアを買ってでたほどでした。

ついでに立候補者の一人で女人装の東大教授のやすとみ歩候補をあの『ゆきゆきて神軍』の原一男監督が密着取材し、応援演説に駆け付けた森達也監督を原監督が撮影するというドキュメンタリー映画好きにはたまらない場面もあったようです。

その結果、比例区特定枠に舩後靖彦さん、木村英子さんという重度の身体障害者二人が当選、国会に送るという快挙を成し遂げ、山本太郎さん自身は90万票を集めるながらも落選という名誉を得て、次の衆院選へと照準を合わせてるようです。

重度の障害者を国会に送ることでバリアフリーの観点はもとより、何かそれ以上にこれまでと違う流れになりそうですが、担当者の母親はASLに倒れて亡くなったので同じ病の舩後靖彦さんが国会議員となったことに感慨深いものがあり、注目したいと思ってます。

ところで俳優・山本太郎さんの代表作といえば『ラブ・レター』『GO』『光の雨』そして『バトルロワイヤル』さらに『力道山』で力道山を刺すヤクザなど割と助演で印象深いものがありましたが、主役となると『夜を賭けて』を推します。

『月はどっちに出ている』『血と骨』『闇の子供たち』と大きな話題となった映画の作家・梁石日の原作を2002年に映画化した日韓合作映画。
廃墟と化した兵器工場から鉄くずを盗んで売り飛ばす実在した在日グループ“アパッチ族”をハッチャケながら大熱演。脚本が丸山昇一先生なのもあってかハードな青春群像でありながら、アクションも充実し、ともかく山本太郎さんが熱すぎてこれは長岡アジア映画祭にお招きしたいので事務所にオファーを出したことがありました。

結果スケジュールの都合とかでお断りをされましたが、後でいろいろ知ることによると当時の山本太郎さんはかなりヤンチャだったので、なんとなく手に負えないのが見えるため事務所で断ったように思いました。
ホントいろんな武勇伝があり、今も熱いですが当時はそれに輪をかけてたんだろうなぁと。

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バックスクリーン その後のことなど



星野和之‏ @bkshoshino

月の給料が振り込まれていなかった。当時レギュラー番組をやっていたので手違いだと思ってと吉本の社員に電話すると 「金の事で文句言うなら辞めていい。生活費は親から借りたらいい」 12年間所属した吉本興業を昨秋やめた時の最後の電話です。
23:08 - 2019年7月19日

https://twitter.com/bkshoshino/status/1152505474085838848

昨日、芸能界に激震が走った宮迫博之と田村亮のいわゆる闇営業への謝罪会見。
浮き彫りになったのは吉本興業のブラックさと社長のパワハラ、聞いてて反社はどちらなんだと誰もが思ったのではないかと。
おそらく会見を見ていた元バックスクリーンの星野さんが冒頭のブラックなつぶやきをツイッターに書いたところ、瞬く間に拡散して現在37,000もRTされています。

奇しくも9月7日のながおか市民活動フェスタで星野さんが大谷哲也さんとコンビを組んでたバックスクリーンが出演した『冬のアルパカ』
そして吉本興業の地域発信型映画で十日町ロケの『雪の中のしろうさぎ』を上映するので、いろいろと思い出しました。

第16回長岡アジア映画祭で『雪の中のしろうさぎ』を上映と主題歌を歌うスネオヘアーさんのライブを実現するために東京の吉本の方の協力をいただきましたが、この方のパワハラが凄くて一時期ノイローゼ寸前まで病んだことがあり、会見の中の吉本の社長の発言を知って当時がぶり返してきました。そういう企業体質なんだろうと納得できるものがありますが。

並行して吉本住みます芸人としてバックスクリーンが背水の陣で新潟入り、合わせて新潟に事務所を持ち映画祭でMCを担当することになり、新潟の吉本の方と打ち合わせをしなくてはならず、東京の吉本の人の怖さが身に染みたので恐る恐るお会いしたら新潟事務所の所長もバックスクリーンのマネージャーさんも大変親切で素敵な方だったので同じ吉本でもこんなに違うのかと驚きました。
マネージャーさんは新潟出身でまだ若く腰の低い方でしたが所長さんの方はのっぺりした関西弁を話しながらも、かつて明石家さんま師匠とも仕事をし信頼を得ている方のようで、たぶん吉本の裏表を知りながらもものすごいやり手なんだろうなぁと口ぶりから思いました。

映画祭後もバックスクリーンさんの『冬のアルパカ』への出演を快諾いただいたりとお世話になりました。

その後、担当者がいろいろあってずっこけ落ち込んでいた時にこの4人からありがたいことに新潟の当時あったアイドル居酒屋へ誘っていただき激励いただいたことはたぶん忘れることができないと思います。あの時はただただ感謝でしかなかったです。

その時、所長さんからこちらが塞ぎ込んで最近映画を観てないと話すと
「それはダメでしょう、こんな時こそあなたが映画を観ないと」という趣旨で励ましてもらいウッときました。

当たり前ですが、あんな大きな会社だから素人に恫喝まがいの言葉を投げる人もいれば、落ち込んでるものを励ましたり、芸人さんに暴言を吐いたりと、いろんな人がいるんだろうと。
ただここ最近の吉本の政権べったりは変に思っておりましたが。

所長は名古屋へ、マネージャーさんは東京へといづれも栄転したそうですが、特にマネージャーさんは真面目な性格だけに東京で元気にやってるんだろうかと時折気になってます。元気でいるとイイですが。

バックスクリーンのお二人も解散。
担当者はワンマンライブを観に行ったことがあり、かなり野心的なコントでとても面白かったものの、ネタつくりに十分時間をかけないと難しいように思い、その後売れっ子となって多忙を極めると、やはりネタつくりの時間が失せていくように思いました。
解散は惜しかったです。

http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-902.html
↑もう4年前になるのか、同じく市民活動フェスタで『雪の中のしろうさぎ』を上映した際、星野さんが五藤監督の相手役をしていただき上映会を盛り上げていただきました。
この時、もう解散を発表していましたが画像のマネージャーさんを含む3人の笑顔はなんだか、もう見れないと思うと余計にさびしく思います。

いつの間にか星野さんは吉本を辞めてフリーになり、背景に冒頭のいざこざもあったのかもしれませんが、担当者によくしていただいた吉本の4人の今後の活躍も願っております。

そんなことを思いながら今年『雪の中のしろうさぎ』と『冬のアルパカ』を上映するんだろうと。

画像は2012年だからもう7年前になるのか。
励ましてもらった時のもの。撮影したOHANAももうありません。

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♪起きろよベイベー 今日はいい天気だ 選挙に行って投票しようぜ

田中愛選挙ポスターA4

困るのは過剰に集団に埋没すること
埋没することで会社員になってしまう。
今のメディア、まったく同じです。
記者じゃない。
カメラマン、ディレクター、ジャーナリストじゃない、あなたたちは
会社員だよ、会社員じゃダメなんです。
伝えたいことを、自分が思ったことを伝えてください、
プロデューサー説得してください。
何でこれが報道できないんだって。
喧嘩して下さい、一人称単数の主語を取り戻してください。
でもメディアだけじゃない、社会全体そうなってます。

れいわ新選組 れいわ祭2 新橋駅SL広場
https://www.youtube.com/watch?v=WRYi9cMsQWs&feature=youtu.be

NHKが国会だとか政府に首根っこ掴まれているような放送局でなくなるんだったら、そっちの方がよほどいい社会になります。
政治ニュースとか、社会を伝える、世界情勢を伝える放送局が、その国の国家に人事と予算の首根っこを握られているのは、絶対的に間違っています。先進国にそう事はあってはいけません

https://www.huffingtonpost.jp/entry/kume-hiroshi-nhk_jp_5d312e5ae4b004b6adad79cf

『共犯者たち』『美しすぎる議員』と後援申請したら二本続けて“政治的”な映画ではないかと
長岡市から電話で事情聴取されたものとして今回の参院選の動向を否応なしにネットで注目しておりました。
幸い先の二本は後援の快諾をいただきましたが、“政治的”はともかくどんな映画も“政治”と無関係でいられないだろうにと。

前者の加熱するれいわ新撰組を取材に来ながらまるっきり放映や記事にしようとしないメディアへ応援演説の中で怒りを表明する森達也監督、28分ころから登場。
後者はNHK、「あさイチ」の中で堂々と選挙前にNHK批判をする久米宏さん。
いづれも『共犯者たち』を上映した中で感じた危機感を率直に声を上げてることで響きました。

件名はキヨシローさんが歌う『目覚まし時計は歌う』の中のフレーズ、

以前、この曲名を件名にした際に山形の市議会議員候補の女性のことを書きましたが、

http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-2220.html

彼女は目出度く当選し、しかも以前に五藤利弘監督と面識があったことから『美しすぎる議員』に関心を持って見てくれたそうです。
面白かったと太鼓判を押してくれて良かったですが、監督はぜひ長岡の市議会議員にも観てもらいたいと。
みんながみんな山形の議員さんのように関心を持ってくれればいいのですが。

というわけで明日は選挙の投票日。
消費税増税一点に絞っても自由で民主的な党への1票はお門違いですが、
あそこは公式文書を改竄し人が死んでもトップは責任を取らないとこで何をしでかすか、
投票箱開けて何か工作してるんはないかと疑い
期日前投票はあえて避けて投票日に行くことにしました。
期日前投票の期間、投票箱は誰が管理してるのかと疑えば切りがありません。

♪起きろよベイベー
今日はいい天気だ
選挙に行って投票しようぜ
起きろよベイベー
誰か違う奴に君の一票を託してみないか
とんでもないものを選んでみないか
何もしないより退屈しないぜ
誰かいい奴を選んでみようぜ
誰か違う奴選んでみようぜ

目覚まし時計は歌う-選挙ソング
https://www.youtube.com/watch?v=cfT1t_tes64

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*『美しすぎる議員』長岡上映会日時 8月23日(金)①19時20分~
上映後、五藤利弘監督トーク

会場 アオーレ長岡市民交流ホールA

主催 長岡アジア映画祭実行委員会!
電話 09045204222 e-mail [email protected]
HP http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/

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ながおか市民活動フェスタ 長岡監督・ロケ映画特集第5弾  上映作品

「©️内回りの二人」

9月7日(土)ながおか市民活動フェスタで当会が参加する映画上映会の上映作品をアップします。
上映スケジュールは決定しましたら、またこのブログに掲載します。
ご協力をいただきました監督の皆様、ありがとうございます。
会場はアオーレ長岡シアターです。

*長岡出身 柴野太朗監督 「内回りの二人」 出演 川籠石駿平 岡野真也

*原田裕司監督 長岡・山古志ロケ映画「冬のアルパカ」 出演 仁後亜由美 伊藤公一 宇野祥平 

*ヨールグ・ビューラ監督 小国ロケ映画「ストーンフェイス」 ー 侍がゆく、小国古道 出演 佐藤鉄男

*長岡出身 五藤利弘監督 「春待ちかぼちゃ」 出演 桃果 安藤瑠一

*長岡出身 五藤利弘監督 「雪の中のしろうさぎ」 出演 岩尾望(フットボールアワー) 石橋杏奈 あべこうじ

*長岡在住 小林茂監督 「放課後」

画像は柴野太郎監督 「内回りの二人」。

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職場体験学習



ポスター貼りとチラシ設置のお願いに“きおくみらい”へ行く途中、
話を振って「中越地震の時は何してました?」
と、尋ねたら「私、地震の翌年産まれで産まれてませんでした」
えっ、!?

以前に何度かお伝えした中学生の職場体験学習に長岡アジア映画祭実行委員会!に白羽の矢が立ち、電話で依頼に来た先生に何度も「職場というか仕事ではなく、いわば趣味のサークルみたいなものでこちらでいいんですか?」と返答したら「いいです」とのことで大変栄誉に思いながらも準備にドタバタし迎えた当日。

相手はなんと映画好きという中学二年生の女子生徒1名。
全く接点がないなか、手伝いに来たSさんと一緒に職場体験と言っていいのか『美しすぎる議員』上映会の地道な作業をしていただきました。
もちろん五藤利弘監督は長岡出身ということを伝えて。

宛名書き、ポスターの下ビラ貼り、チラシの封書入れ、リリース文書のクリップ止め等々、いづれも一生懸命やっていただき、用意してた時間が結構余ったりと。
前々日は同じく職場体験でT・ジョイ長岡へ行ったそうで、まぁあちらの方が楽しいだろうなぁ、と思ったら幸いこちらのこういった地味な作業は好きなようで、

その合間にSさんともども大変興味があるので好きな映画や最近良かった映画など質問攻めに。
映画は月に1回くらい友達とTジョイ長岡へ観に行き、最近良かったのは『キングダム』と。
なるほどなるほど、あとK-POPが大好きで周りの友達もたくさんいると。
大人たちの喧騒を他所に巷でこちらの想像以上にK-POPが浸透してるらしい、なんて話を聞いたことがあるのでそれは本当どころか、中学生が夢中になるくらいなのかと。
ただ韓国映画は苦手なようなんで、いづれこちらも興味を持っていただけたらと思いました。

ちなみにこちらは自己紹介で映画が好きになったきっかけはジャッキー・チェンと話したら、ジャッキー・チェンは知らないようで心挫けました。
ジャッキー・チェンはその昔、サモ・ハン、ユン・ピョウと武道館コンサートを満杯にしたので、今でいえば防弾少年団並みの人気があった、などと言いたかったですが言葉を呑みました。

一通り、地味な作業を終えて報道各社へリリースをお願いするために広報課、アオーレのコンコースにポスター依頼のため市民協働推進室、長岡市内各支所へポスター、チラシのお願いで庶務課と作業をしてるアオーレと同じフロアなので歩いて行ける距離にあることで便利なことを強調し、アオーレを離れてきおくみらいとちびっこ広場へポスター、チラシのお願いをして午前は終了。

午後は市民交流ホールAを借りて上映会ワークショップと称してプロジェクター操作などを教えてスクリーンに映写したのは家庭用DVDで小林茂監督作『風の波紋』
たぶん初めて観るだろうドキュメンタリー映画。
映画はこういったドキュメンタリーというジャンルがあることを、監督が長岡在住なことも併せて知ってもらいたかったので上映をしましたが、はたして受け入れるだろうかと内心ドキドキしており、エンドロールが流れ終えたら開口一番「新鮮でした」

とりあえず受け入れてもらえたようで良かったです。
しかし映画を観た方はご存じのようにヤギさんが過酷な運命を辿るシーンが出てきて、
ここは事前にこういうシーンがあると伝えればと心配になって観終えて尋ねたら「大丈夫です」とのこと。
しかし今頃気づきましたが冒頭からヤギさんがさりげなく登場するシーンが、その後何度かあるのはこのシーンへの伏線だったんだと。

とりあえずまっさらな状態で初めて観たドキュメンタリーが『風の波紋』という観ていて何度か行間を読むような巧みな編集が、わかりやすさと一線を画してる映画なことは正解ではないかと自画自賛しておりました。

観終えて本日の感想を交わし、こちらが伝えたのは
「これからも映画を観てください」

こちらもとても新鮮な体験となりました。

画像はちびっこ広場にポスター依頼を体験してもらったところです。

このブログを読んでると言ってたので今回もし気に入ったら
8月23日の『美しすぎる議員』上映会
9月7日の市民活動フェスタ上映会、
どちらもアオーレ、前者は市民交流ホールA,、後者はシアターでやりますので
お手伝いにいらしてください。
担当者みたいな大人になってはダメですが、
尊敬できる人生経験豊富な大人のみなさんが一生懸命楽しみながら活動しています。

お疲れさまでしたとありがとうございました❗

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*『美しすぎる議員』長岡上映会日時 8月23日(金)①19時20分~
上映後、五藤利弘監督トーク

会場 アオーレ長岡市民交流ホールA

主催 長岡アジア映画祭実行委員会!
電話 09045204222 e-mail [email protected]
HP http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/

| 未分類 | 20:38 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

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トチオンガーセブンが!!



長岡市出身の
五藤利弘監督作品『美しすぎる議員』
川村ゆきえさんとダブル主演を務める青柳尊哉さんは
今秋に一般上映予定の劇場版トチオンガーセブンでの宿敵
鬼魔獣人オニウラミの声でご出演を頂いております!
8月23日はアオーレ長岡で観れるのでとても楽しみにしております^_^
https://www.facebook.com/tomohiro.hoshi.562/posts/2270374423059109

特撮ヒーロー、トチオンガーセブンの中の人(という言い方でいいのか?)で大活躍の星知弘さんが
『美しすぎる議員』長岡上映会の告知をFACEBOOKでしていただきました。
ありがとうございます!
観に来てくれるとのことでまさかトチオンガーの姿で来てくれるとは思ってませんが、
以前、初めてお会いした際、
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-1679.html
↑こちらに書いたように、まだトチオンガーを知らないお子さんもいるので意外に思ったら
「まだまだです」とたいへん腰が低く謙虚な姿にちょっと心打たれました。

この時、映画版のヒロイン募集をしてて何気にRYUTistを推してましたが、結果は小川真琴さんに。
なるほど柏崎ロケだから、その線があったか、もし長岡ロケなら久住小春の可能性もあったかもと。

『美しすぎる議員』で次第に前のめりとなって川村ゆきえサマを撮影していくディレクター役を演じた
青柳尊哉さんはウルトラマンオーブの宿敵・ジャグラスジャグラーを演じた方。
トチオンガーは特撮へのリスペクト溢れる役が登場するのも、全国というか世界の特撮ファンを痺れさせてる一因に思います。
改めてご紹介ありがとうございます。

『炎の天狐 トチオンガーセブン』公式HP https://tochiongar-7.com/

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*『美しすぎる議員』長岡上映会日時 8月23日(金)①19時20分~
上映後、五藤利弘監督トーク

会場 アオーレ長岡市民交流ホールA

主催 長岡アジア映画祭実行委員会!
電話 09045204222 e-mail [email protected]
HP http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/

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グラビアの美少女



川村ゆきえ‏ @YukieKawamura 7月15日

8月23日(金)19:20~ 新潟県長岡市で映画「美しすぎる議員」上映されます!お近くの方はぜひ♪ @ アオーレ長岡市民交流ホールA https://www.ao-re.jp/event/30929
https://twitter.com/YukieKawamura/status/1150596986417999872

昨日、まさかの川村ゆきえサマご本人のツイッターで『美しすぎる議員』長岡上映会の告知をしていただきました。
ありがとうございます!

件名のデュランデュラン『Girls on Film』(邦題「グラビアの美少女」)が発売されたのが1981年なんで、その頃はもうグラビアアイドルという言葉はあったかもしれませんが、今につながるグラドルの先駆けは堀江しのぶ起源説を担当者はとってるなか、80年代半ば以降数多あるグラビアアイドルの中で紛れもなく川村ゆきえサマは天下を取った一人と言えます。

何しろ昨年の今頃、多くの雑誌の表紙を飾ってページをめくれば水着姿で男どもの欲情をそそり、挑発もしくは癒していたグラドルがもう消え去ってるなんてことが日常茶飯事のなか、15年選手として君臨、さらに後に続くグラドルにはゆきえサマに憧れてこの道に入ったコも多数いるそうで、まさにレジェンドの称号にふさわしい存在といえます。

とはいえ正直言えば担当者は最近のグラドルは大原優乃に釘づけ、川村ゆきえサマは以前よく目にしたころは、黒髪の長髪の高嶺の花感を感じ手の届かない興味外の存在だったのですが、(かといって大原優乃が届くとは思いませんが)今回この『美しすぎる議員』は駆け出しの市議会議員として数多の相談を受けながら、当事者に寄り添ってまず現場に駆けつけ問題解決にあたるという草の根議員として、観た人だれもが好感を持つ役を説得力を持って演じてます。
正直、こんなウマい人だとは思ってませんでした。

と、同時に自身がテレビタレント上がりということも十分自覚し、それを武器にするしたたかさも見せて一筋縄でいかないとこもありますが、なぜ議員を目指したのか、その背景を非難することはできないので、したたかさも含めて応援したいと思わせます。

チラシを持って宣伝に廻ってる中、川村ゆきえ主演と知り「水着はないの?」という人もいましたが、それは彼女のスーツ姿で十分かと。
ワイシャツの上のボタンを外してるだけで自分はもうOKでした。(なんの話だ)

OKWAVE Stars Vol.834 女優/タレント 川村ゆきえ(映画『美しすぎる議員』)
https://okstars.okwave.jp/vol834/
↑しかし映画と同じスーツ姿での写真で、このスーツはスタイリストさんの私物とありますが映画もそうなんだろうかと。
このインタビューは“女優・川村ゆきえ”としての意気込みが強く感じられて読んで良かったです。

WIKIを開いたら一時期、あの高田宏治先生の事務所に所属し、園子温監督『地球クラブ、その後』で女優デビューに目が留まりました。
未見ですが鬼才の映画でどんな活躍を魅せていたのかと。
もちろん『美しすぎる議員』が新たな代表作となりました。

川村ゆきえ 主演映画『美しすぎる議員』コメント
https://www.youtube.com/watch?v=G3EChQSt9gM

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*『美しすぎる議員』長岡上映会日時 8月23日(金)①19時20分~
上映後、五藤利弘監督トーク

会場 アオーレ長岡市民交流ホールA

主催 長岡アジア映画祭実行委員会!
電話 09045204222 e-mail [email protected]
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被爆ピアノコンサート 夏の新潟県ツアー

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長岡出身・五藤利弘監督が『お母さんの被爆ピアノ』として映画化した題材、
被爆ピアノが今夏、平和の森コンサートも含め県内3か所をもちろん調律師・矢川光則さんとともにまわるのでご紹介します。

*7月30日(火) 14時開演
被爆ピアノコンサート
会場 西遊寺(西蒲区越前浜4998)
協力金 500円
主催 問 西遊寺 電話0256-77-2523

*7月31日(水) 18時30分開演
第25回 平和の森コンサート ~被爆ピアノが奏でる平和の調べ 広島から長岡へ~ 
会場 平和の森公園(長岡市本町) 雨天の場合は表町小学校体育館
入場無料
主催 平和の森コンサート実行委員会
問 TEL/FAX 0258-32-2992
公式HP http://heiwanomorikouen.web.fc2.com/

*8月1日(木) 14時開演
被爆ピアノコンサート
会場 善照寺 (阿賀野市山口町1-1-2 )
協力金 500円
主催 問 善照寺 電話0250-62-3193

平和の森コンサートには五藤監督も参加し、映画についてもお話しする予定となってます。
あと『美しすぎる議員』上映会も大観衆の前で告知いただけたらと思ってます。

お寺のコンサートは昨年、一昨年と長岡での被爆ピアノコンサートで演奏した方が、
ぜひ自身と親戚のお寺で開きたいという熱に動かされて実現します。

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*『美しすぎる議員』長岡上映会日時 8月23日(金)①19時20分~
上映後、五藤利弘監督トーク

会場 アオーレ長岡市民交流ホールA

主催 長岡アジア映画祭実行委員会!
電話 09045204222 e-mail [email protected]
HP http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/

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『選挙に出たい』

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『美しすぎる議員』上映会の宣伝しながら、ちょうど参院選の真っただ中になったということで『選挙』、映画『立候補』と続けて思い出しましたが、まだ目にしてない選挙映画が『選挙に出たい』

一昨年の山形国際ドキュメンタリー映画祭で評判となり、昨年末にポレポレ東中野で公開されながら新潟上陸する気配がない本作、中国人の李小牧さんが日本に帰化し、国籍を取得。
2015年の統一地方選で、新宿区議選に民主党から出馬した選挙活動に中国人女性監督がカメラとともに密着。

李小牧さんと言えばベストセラーになった『歌舞伎町案内人』の著者、この本を当時読んでいたので久しぶりに李小牧さんの名前を思い出しました。
留学生として来日しながら歌舞伎町の魔力に取りつかれたかのようにヤクザ、チャイニーズマフィア、警察が跳梁跋扈する中をしぶとく立ち回りながら歌舞伎町案内人として日々、訪れた観光客達を表も裏もおもてなしをし、特に印象的だったのがお忍びで一人で来たチャン・イーモウ監督を見つけてガイド。
ムッツリスケベの代表のような顔を持つ世界の巨匠は何に惹かれて歌舞伎町にやってきたのか大変興味深く思いました。

現在はシネコンが独占してるようですが、担当者もまだこの頃の歌舞伎町は新宿プラザを筆頭にしながら、その周辺に中小の映画館が乱立し、中には香港映画やハリウッドのB級映画、ちょっと気取ってシネマスクエアとうきゅうなど一日中、歌舞伎町で映画をハシゴしてた時期があり、確かその頃に案内人として路上に立つ李小牧さんを目にし、あっホントにいるんだなんてことを思ったりしました。
かと言ってガイドしてもらおうとまでは思わなかったものの、一言「本読みました」と伝えても良かったのではないかと。

中国では当然、選挙に立候補などできずにいて、当選すれば外国から来た自分が当選したら日本の民主主義を証明と
映画は歌舞伎町で選挙活動をしながらも、罵声を浴び差別を受ける李小牧さんも記録されてるらしく、そりゃ悪い外国人は土地柄いるだろうけど選挙に出馬する中国人まで罵られるとはと歌舞伎町は外国人受け入れが他より先に進んでるだけに多様性に富んでる印象でしたが、そうでもないんだろうかと関心を持ちました。

ここで『美しすぎる議員』を無理やり持ち出して、こちらの舞台は撮影された茨城というより地方都市という設定の中で非正規労働者、DV、貧困、LGBTという現在日本の課題となってる問題のマイノリティの当事者たちと問題解決に踏み出すヒロインの奮闘が描かれてますが、これから日本の大きな課題となると思う外国人労働者については言及していなかったので、もし続編ができるとすればそういった課題も取り入れてほしいと思いました。
担当者はわりとベトナムや中国からの研修生(こう呼ぶのはどこか違和感が)とお仕事をよくするので異国からよくこの地に来て逞しく生きていることに感心しながらも、立ち行かなくなる研修生も中にはいると思うので川村ゆきえ様はどのように寄り添うのかを観てみたいと思ったりします。

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歌舞伎町の案内人として一躍有名になった李小牧。
なぜ帰化してまで日本で政治家をめざすのか?
もうひとつの視点で見たニッポン選挙ドキュメント!

中国から日本へやって来て初めて向かった先が新宿歌舞伎町。以後20年以上、外国人観光客 を相手に飲食店や風俗店の案内役を務め、著書も出すなどいまや”歌舞伎町案内人”として知られる存在となった李小牧牧(り・こまき)が、新宿区議選挙に出馬することを決意。ヤクザを後ろ盾に、刑事を友にして、変貌を続ける歌舞伎町地下社会を驚異的なしぶとさで生き抜いてきた彼が、これまでの地位や国籍を捨て、日中関係も揺れるなか、批判と罵声覚悟でなぜ日本で政治家をめざそうとするのか。

言葉や習慣の壁にも苦労し、終始ドタバタ気味で展開する李の選挙活動に、日本在住の中国人女性監督・邢菲(ケイヒ)が密着。果たして李の思いは叶うのか。そして彼や監督自身が感じた「ニッポン」「民主主義」とは??

『選挙に出たい』公式HP https://kiroku-bito.com/election/

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*『美しすぎる議員』長岡上映会日時 8月23日(金)①19時20分~
上映後、五藤利弘監督トーク

会場 アオーレ長岡市民交流ホールA

主催 長岡アジア映画祭実行委員会!
電話 09045204222 e-mail [email protected]
HP http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/

*しかし今回の記事を書くためにシネマスクエアとうきゅうをググったら、もうすでに閉館されていたとは、、、                                                                                                                                                      

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映画「立候補」 その後



あなたは、まだ負けてすらいない。

http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-2314.html
↑先回、こちらの映画『選挙』の記事をアップしたら想田和弘監督ご本人が読んでくれたようで光栄に想いました。
恥ずかしいですが。

『選挙』と並ぶ選挙映画として挙げるのが映画『立候補』。
マック赤坂、羽柴秀吉、外山恒一と負けるとわかって選挙があるたびに立候補してしまう泡沫候補を
被写体にしていたのが、いつの間にかマック赤坂をフォーカスをあわせて、
安部総理とその信者たちの「帰れコール」と大ブーイングを浴びながら
マック赤坂親子がたった二人で挑み泡沫の闘志を見せ付ける怒涛のクライマックスにむせび泣いてしまう奇跡の1本となりました。

そんな思いを4年前に↓こちらにしたためておりましたら
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-709.html
今年、ご存知のようにマック赤坂は港区議会議員選挙に立候補しまさかの初当選。
これまで負け続けていたのが一転、勝者となったものの
https://www.youtube.com/watch?v=JAEYSd-Gqf4
↑初当選後のインタビューを見たらサスガに老いた印象に寂しさが、
映画の中で警察官相手に啖呵を切ってた勢いなどもう感じられないような。

最もあの映画で印象的なのが政見放送でバカを演じてる自分を
高級ホテルでテレビを見ながらほくそ笑んでるシーン。
あえてバカを演じてることで世間様を掌に転がしてるような印象を受けたので、
先のインタビューも猫をかぶってるのかもしれません。
税金の使われ方のチェックはやってほしいですが。

『美しすぎる議員』川村ゆきえ様は先のマック赤坂がインタビューで掲げたことよりも、
ずっと地に足をつけた活動を弱者の立場に立って日々奮闘しています。
言うまでもありませんが、こっちが本来の議員の姿に思います。当然ですが。

ちなみに2012年の新潟県知事選は3,11後で東京電力に対して強く物言いをしてきた泉田知事への信任投票、結果的に無風選挙で担当者も当然のように泉田知事に一票を投じましたが、
その後まさか自民党からそれも庶民いじめなど屁とも思ってないような派閥の長の二階派から国会議員となってしまうとは、
担当者が尊敬する映画好きの方は、いづれそうなると見越してたのか、この時の知事選で泉田知事は自民党の推薦も受けていたこともあり、マック赤坂氏に一票を投じたそうで、いろんな意味でサスガだと思いました。

しかし映画『立候補』で今思い出して印象的なのが大阪知事選に立候補をしても、
ずっと引きこもって何も選挙活動をしていない泡沫候補のひとり。
監督の取材に対しても全く無視ししひきこもってたあの方は、、、その後、お元気かと

映画『立候補』公式HP http://ritsukouho.com/

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*『美しすぎる議員』長岡上映会日時 8月23日(金)①19時20分~
上映後、五藤利弘監督トーク

会場 アオーレ長岡市民交流ホールA

主催 長岡アジア映画祭実行委員会!
電話 09045204222 e-mail [email protected]
HP http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/

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映画『あん』上映会 ~ハンセン病を知り、語り継ぐために ~



ウィルながおかをウロチョロしてたら樹木希林さん主演『あん』の無料上映会が長岡で開かれるとチラシがあってご紹介します。
3月の『人生フルーツ』『居酒屋ばぁば』『神宮希林』と希林さんの力でたくさんお客さんが来てくださり、
なんというかあの時は上映会のやりがいを感じてました。希林さんの多大な功績に改めて深く敬意を。

今回はハンセン病の差別と人権について考える機会を作るため新潟県が主催となってますが、
県内はもとより全国でもこの映画を通してハンセン病について理解を深めるために、
行政支援のもとで上映会が各地で開かれてるようです。
こんな形で作品が広まっていくのも樹木希林さんにとって本望だろうと思いました。

ついでに担当者がハンセン病の映画で思い出すのは『モーターサイクルダイアリーズ』
南米縦断の旅の途中、ハンセン病の施設でボランティアで医療活動に従事する研修医エルネスト、
後のチェ・ゲバラは医学的に感染はないと証明できてると、
手袋を拒否して患者達と交流をし、信頼を得ていくのは、
その後極端とはいえ弱者のために革命を起こし英雄となる将来を想起させるいいエピソードでした。

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*映画『あん』上映会

ハンセン病を知り、語り継ぎ、あわせて人権について考えてもらうことを目的に、映画『あん』の上映会が開催されます。
作品は、俳優・樹木希林さんの最後の主演で、ハンセン病に対する根強い差別の現実と人と人との温かい交流を描いています。
この機会にぜひご覧ください。

日時
令和元年8月24日(土)
開場:午後1時 開演:午後1時30分 終了:午後4時

会場
長岡市立中央図書館 講堂
(長岡市学校町1丁目2番2号)

定員
170人(要申込、先着順)

料金
無料

申込方法
郵送ハガキまたはFAXにてお申し込みください。
「映画『あん』上映会」と明記の上、氏名、連絡先住所、電話番号を記入してください。
※先着順で整理券を送付します。
※一人1回のみ。ハガキ・FAX1枚につき2人の申込みとさせていただきます。

申込締切
令和元年8月9日(金)まで(8月9日の消印有効)

申込先
新潟県福祉保健部健康対策課内
新潟県藤楓協会 事務局
〒950-8570 新潟市中央区新光町4-1
電話:025-285-5511  FAX:025-285-8757

主催
新潟県、新潟県藤楓協会

共催
長岡市

http://cms.city.nagaoka.niigata.jp/kurashi/cate14/jinken/movie.html

ストーリー
縁あってどら焼き屋「どら春」の雇われ店長として単調な日々をこなしていた千太郎(永瀬正敏)。そのお店の常連である中学生のワカナ(内田伽羅)。ある日、その店の求人募集の貼り紙をみて、そこで働くことを懇願する一人の老女、徳江(樹木希林)が現れ、どらやきの粒あん作りを任せることに。徳江の作った粒あんはあまりに美味しく、みるみるうちに店は繁盛。しかし心ない噂が、彼らの運命を大きく変えていく…

『あん』公式HP http://an-movie.com/

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ながおか市民活動フェスタ’19 ソトドマ



9月7日のながおか市民活動フェスタに向けての準備会。
担当者はソトドマ副町内会長に任命されてしまったため、
なるべく参加しなければならないものの、
内心、肝心の参加企画の映画上映会の準備をいい加減やらなけらばと思ってるので、
サボろう、元へ不参加を表明しようかと思いながらも、
お仕事帰りに結局参加しました。

てっきり事務局と町内会長と役立たずの副会長でミーティングかと思ってたら、
この日はほとんどの参加団体から1名参加して各班に分かれて熱心な会合となりました。

ソトドマの議題は今回、フェスタ参加者が各ブースをまわってシールを集めてガラポンをやるので
参加者にどのような流れで、そして各ブースがどのように関われば、
そして景品は?と一通り参加者で意見を交わしてました。
事務局のツボを押さえた進行で破綻もなく無事に終着しましたが、
各団体からガラポンの手伝いを出さなければならないようなので、
こちらは上映の時間が空くお昼の12時から一時間に手伝えますと、お伝えしましたが、
後でまずかっただろうかと思いなおしたりと。
そういうわけでこのブログを読んでるお手伝いいただける方は頭に入れておいてください。

会議が終わった後、活発に発言してた隣席の方が、
「小林茂って監督知ってる?長岡高校の同級生だよ」と。
なるほど理論整然と意見を述べてる様子を見ててキレが違うと思ったら長岡高校出身かと。

こちらはフェスタ当日の映画上映会に小林茂監督の映画も上映します、とお返事しました。
というわけで上映作品は固まりつつありますが、スケジュール組にチラシ作成を早くしなければなりません。

ながおか市民活動フェスタ実行委員会
https://www.facebook.com/nagaoka.festa/

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『美しすぎる議員』長岡上映会 前売券本日より発売開始



8月23日『美しすぎる議員』長岡上映会の前売券を本日、アオーレ長岡西棟3階ながおか市民協働センター、長岡駅の文信堂書店にお願いしてきました。
以後、お店などにプレイガイドになっていただけましたら、
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-2310.html
↑こちらに紹介していきます。

併せてポスター貼りも開始したものの、道路沿いから目立つ場所に掲示しているアテにしていた、
お店が3軒とも定休日らしく閉めていたのでタイミングがあわず残念。

しかしもっともガックリしたのは上映会のある8月23日の同じ時間帯に
福田明日香のライブがアオーレの目と鼻の先であると知り、
モーヲタ歴22年、最初の推しが明日香なこちらは涙をのみました。

長岡祭りまでに一通り、ポスターを貼り終るのを目標にしたいと思います。

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*『美しすぎる議員』長岡上映会日時 8月23日(金)①19時20分~
上映後、五藤利弘監督トーク

会場 アオーレ長岡市民交流ホールA

主催 長岡アジア映画祭実行委員会!
電話 09045204222 e-mail [email protected]
HP http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/

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山屋のアルパカ



先週のこと、お仕事終わりにげんなりしながら長岡駅の吉野家に足を運んだら、
こちらを呼び止める声がしたので振り向いたら長岡・山古志ロケ映画『冬のアルパカ』の原田裕司監督でした。

http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-2066.html
昨秋↑こちらに書いたように長岡造形大学の非常勤講師を務め、
今年も引き続き講師をしており、すでに何回か長岡入りをしてるとのこと。

これは奇遇とまたの再会をヨロコビ、それでは飲みにいこうとなって本日、長岡駅前の山屋さんへ。
このお店が移転前に『冬のアルパカ』のワンシーンとして撮影させていただいたものの。
店主に原田監督を紹介してなかったので今回イイ機会だと思いました。

お店の名物、UFO焼きに栃尾のあぶらげ、豚の串焼きをつまみに、
やはり『冬のアルパカ』の撮影時の思い出を中心に、
さらにスタッフや俳優さんの近況を尋ねたりしましたが、
意外とカタギになった方が多く、やはり続けるってことは大変なんだと。

あとこちらは次回上映会に五藤利弘監督『美しすぎる議員』のチラシを渡したら、
スタッフのクレジットにあった藍河兼一撮影監督は仲間で、
かつて一緒に上映会を開いたそうで、これも奇遇だなと。

ちなみに『冬のアルパカ』も『美しすぎる議員』も下北沢のミニシアター、トリウッドで封切られたので、
何か縁があるのかもしれません。

そして店主に原田監督をご紹介した喜んでもらい、
いろいろサービスいただきました。ごちそうさまでした!

原田監督はまた長岡で新作の撮影を構想中だそうで、
ぜひ実現したいと願います。

担当者の映画人生で最も楽しかったのが『冬のアルパカ』を撮影してた1週間でした。
そんなわけで思い入れの強い映画を今年もながおか市民活動フェスタで上映しようと思い、
原田監督の了解をいただきました。

9月7日(土)会場 アオーレ長岡シアターで、
時間やほかに上映する作品は決まり次第、またこのブログで。

画像は原田監督と歌丸師匠に似た山屋さんのご主人です。

『冬のアルパカ』予告編 https://www.youtube.com/watch?v=5b6l8w5U5SE

『冬のアルパカ』撮影日誌
http://fuyunoalpaca.web.fc2.com/shootingjournal.html

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*『美しすぎる議員』長岡上映会日時 8月23日(金)①19時20分~
上映後、五藤利弘監督トーク

会場 アオーレ長岡市民交流ホールA

主催 長岡アジア映画祭実行委員会!
電話 09045204222 e-mail [email protected]
HP http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/

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想田和弘監督 『選挙』



現在、ちょうど参院選の真っただ中ということで8月23日 五藤利弘監督『美しすぎる議員』上映会も選挙がらみで関心があるんじゃないかと思ったりします。

選挙映画といえば真っ先に思い出すのが想田和弘監督の観察映画第一弾『選挙』
2007年作の本作は東京大学時代の監督のクラスメートだったという愛称“山さん”が小泉政権下、自由民主党から縁もゆかりもない川崎選挙区の市議会議員の補欠選挙に落下傘候補として参戦。
それを知った想田監督が選挙活動に密着というか観察しながら撮りあげた一作。

ここで伺えるのは政策よりも顔を売るため山さんが地元の運動会、老人会、神社のお祭りにくまなくまわり、ひたすら握手を求めていくという日本の選挙運動の象徴かもしれないドブ板選挙。

東大卒とはいえコイン商を営んでた自由人の山さんは政治については全くのど素人。
それが小泉総理の大ファンという理由だけで立候補の白矢の矢を立てられ理不尽な選挙運動に突入。
それも自民党一流の選挙戦を熟知した参謀の言うなりのまま完全に操り人形と化していくのを見て、これは極端な話、体力と理不尽な仕打ちに耐えられるメンタルがあれば当選してしまうマニュアルがあるんじゃないかと。
あっ、でも旦那さんをよほど理解したできた奥さんがいないとちょっとムリかもと。

それはさておきこの初監督作の頃はドキュメンタリー映画界の泡沫監督の一人ではと失礼に思ってた想田監督はその後に『精神』『演劇』など観察映画というジャンルを確立し、世界から括目されてる大きな存在に、併せてツイッターでは論客として特に現政権に対して厳しい視線を浴びせ、担当者も多大な影響を受けたりしてると白状しますが、思えばこの『選挙』では自由民主党から撮影許可を取り付けており、今となってはよくそんなことが出来たものだと。

おかげで自民党特有なのか、日本独自のドブ板選挙をなぞってるのか裏も表も手の内を晒しており、たぶん自民党側はテレビの密着ものに毛の生えた程度としか思わず撮影を許可したのだろうと思いますが、やってきたカメラマン兼ディレクターがまさかその後、気鋭のドキュメンタリー作家になり、自民党政治に批判のまなざしを送るとは思ってもみなかったハズで出来上がった作品を観た自民党関係者は苦く思ったのではないかと容易に想像できますが、それ以上に政策も何もアピールせぬまま、ただドブ板選挙をやりきった山さんの選挙結果を目にして、多くの人が何か割り切れないものを感じたハズです。

そこを観客に感じさせるだけで初監督作から想田監督は勝利したのではないかと。

現在、想田監督のツイッターは山本太郎率いるれいわ新選組に熱いまなざしを送っており、テレビしか見ない人の知名度は皆無のこのれいわ新選組がネットでは台風の目として猛威を振るってる、この落差も併せて想田監督は観察してるように思います。

想田和弘監督ツイッター https://twitter.com/KazuhiroSoda

ちなみに『美しすぎる議員』の川上ゆきえサマ扮する田中愛議員はテレビタレントという知名度を存分に生かして当選しながら、決して胡坐をかかずに当選したからにはなお一層、困ってる人たちに尽くそうと東奔西走する様は見てて大変頼もしく感じました。
そこへ映像チームが密着取材を試みますが、彼女を前にディレクター自身も大きな葛藤を抱えていきます。
よくよく思えば山さんに密着取材した想田監督のようなことをしてるんだなぁ、と気づきました。はたして『選挙』のような作品に仕上げることが出来るかは観てのお楽しみということで。

しかし自由民主党の憲法改憲草案を読むと自由も民主も押さえこもうとしてるようなんで、
まさしく朝鮮民主主義人民共和国が民主主義でも人民共和国でもないのとなんか共通するものが。

参院選は『選挙』を見て投票先を考えるのもご一考かと。

『選挙』公式HP http://www.laboratoryx.us/campaignjp/

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*『美しすぎる議員』長岡上映会日時 8月23日(金)①19時20分~
上映後、五藤利弘監督トーク

会場 アオーレ長岡市民交流ホールA

主催 長岡アジア映画祭実行委員会!
電話 09045204222 e-mail [email protected]
HP http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/

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私たち、このままでいいんですか



「わたしたち、このままでいいんですか」

全編にわたってヒロインのこの問いかけがこちらに突き刺さりました。

http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-2278.html
↑こちらで紹介した映画『新聞記者』が公開されたので、早速イオンシネマ県央へと足を運びました。

現政権に容易に睨まれるエピソードばかり取り込んで映画化したことは確かに拍手モノでしたが、それ以上に巨大な権力の闇に切り込む新聞記者を熱演していたシム・ウンギョンの演技一挙一動の演技に釘付けとなってました。

なんで韓国の女優さんがこんな重要な役を演じてるのか、もちろん大手事務所に所属してる日本の人気女優にとってはスポンサー様から敬遠されることを恐れてのことなんでしょうが、だとしたら日本の女優さんたちは現在進行形の日本の闇を描き切り、本年の顔となるような映画のヒロインを韓国女優に渡してしまったことを大いに恥じるべきではなかろうかと。
本作を観た日本の女優さんが大いに悔し涙を浮かべていただきたいと斜に構えたことを思いました。

それでは内閣情報調査室の官僚を演じてた松坂桃李はスポンサー様から敬遠されないのか?
いやそんなことは無いとはいえないでしょうが、それを承知で演じ切ってた役者魂にこれからエールを送らなければと。
ついでに担当者が唯一ガチ恋してたローカルアイドル、Angel Generationのレイナさんは松坂桃李の大ファンだったので、もうすでに結婚・子育てしてると風の噂で耳にしましたが、本作は観ただろうかと甘酸っぱい思い出が脳裏を駆け巡りました。

この映画で序盤から不穏な空気に溢れて恐ろしさに固まってしまうのは松坂桃李には本田翼扮する愛すべき奥さんがいて、
さらに身ごもり臨月となって赤ちゃん誕生が間近と示されてるのですが、この映画に登場する悪役はすでにこの愛妻と子どもを人質にとっている空気を醸し出してるところ、悪魔に魂を売って現政権を守るためならどんな悪事も厭わないとこの悪役はまなざしひとつで表現しており、交わってはいけない官僚と新聞記者はスクープを放っても勝ち目に達することが見えず、一層「わたしたち、このままでいいんですか」という台詞が突き刺さりました。
余計なことですが、この近年稀にみるホントの意味で怖いと思った悪役を演じた田中哲司の実際の奥さんを知って結構驚きました。ホントに余計なことです。

とはいえ笑ってしまったのが新聞記者たちが都市伝説のように話す「政府はネットカフェ難民を雇ってる」をホントに可視化させて、日夜政府に批判的な言動を潰すためにSNSを駆使してるネトサポのみなさんの仕事を登場させてること。
ホントにあーなのか、冗談なのかはともかく実際に政権寄りのジャーナリストのレイプ事件の被害者への中傷は本当に酷かったし、実際映画に出てきた被害者が野党と繋がってることを示すチャート図が担当者のSNSにも流れてきたので、こういったことなど内閣調査室にとって朝飯前なんだろかと。

ただ映画のスクープとなる大学誘致の実態は倫理上マズイとはいえ、いちおう国防という名目で国家を思っての大学という設定でしたが、明らかにモデルとなってる加計学園は総理のお友達に便宜を図るという国家規模でいえば大変みみっちい話のようなので、映画は幾分政権を立派に忖度してるんじゃなかろうかと、冗談ですがそんなことを思いました。

ただいつも思うのはあの総理は漢字もまともに読むことができないらしく、休日はいつもゴルフをして英気を養うのに北朝鮮の偉い人と向き合うと言いながら、そんな胆力もなく、いわば人様の上の頂点に立つにしては軽蔑の対象になるのに、なぜ官僚のような超エリートたちが忠誠を尽くして国民を不幸にしてるのか、この映画の本筋はそこと違うのでしょうが、この映画を観てもやはりわからなかったのがちと悔しかったです。

ここで上映に携わった『共犯者たち』を並べると、あちらは9年間に渡って苦い汁を飲んできた記者たちが真っ向から政権の『共犯者たち』との闘いを記録。
どちらもエンディングはモヤモヤしたものでしたが、映画が終わってから『共犯者たち』は奇跡の大逆転があったことを思うと、この『新聞記者』は終わってからは観賞者に委ねられてるのではと。

プロデューサーによれば昨秋撮影したこの映画は敢えて参院選前に多くの人に観る機会を与えようとシネコンで公開しようと決めてたのこと。

「この国の民主主義は形だけでいいんだよ」

「わたしたち、このままでいいんですか」

『新聞記者』公式HP https://shimbunkisha.jp/
↑このHPが嫌がらせでダウンしたなんて記事がありましたが、やはり映画に出てきた政府に雇われたネットカフェ難民の仕業なんだろかと。

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天野季子ピアノ公演(『風の波紋』再上映記念) in 高田世界館



小林茂監督『風の波紋』が高田世界館でリバイバル上映されます。
併せてグランドピアノを設置してる館内で『風の波紋』主題歌・音楽を担当した天野季子さんのピアノライブが開かれるので、
ご紹介します。

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埼玉出身・新潟県十日町市在住のシンガー・天野季子さん。
ドキュメンタリー映画『風の波紋』の主題歌を歌い、ご自身も出演するという本作の上映(7/20〜7/26)に合わせて、上映初日の7/20(土)にピアノライブを行います。
高田世界館では現在グランドピアノを設置中。天野さんの伸びやかな歌声と生ピアノの響きをお楽しみください。
 
▼日時:2019年7月20日(土)15時〜16時
▼料金:1000円(『風の波紋』ご鑑賞の方300円引き)
 ※高校生以下500円(映画鑑賞者及び幼児は無料)
▼会場:高田世界館
※当日は12:45より『風の波紋』の上映があり、続けてご参加いただけるような流れになっております。(準備のため30分ほど時間が空きます)
 
映画『風の波紋』公式サイト
http://kazenohamon.com/ 
☆天野季子ファーストアルバム『めざめ』販売中!
http://tongpoo-films.shop-pro.jp/?pid=110999781

▼『風の波紋』予告編(天野さんの歌が使われています)
https://www.youtube.com/watch?v=tEMjSS0G_vM

http://takadasekaikan.com/archives/9290

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http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-1724.html
↑天野さんで思い出すのは南町教会で開催された被爆ピアノコンサートで「めざめのとき」を弾き語りしていただいたことでした。
また機会があえば被爆ピアノでも天野さんに弾いてもらいたい思いがありますが、
画像のチラシのお子さんは映画にも登場する天野さんの娘さんの冬話ちゃん。
最近お会いしてませんが、二年前に目にしたら当然ずっと大きくなっていました。

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Political season



http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-2310.html
昨日↑こちらの8月23日『美しすぎる議員』上映会の告知をアップしましたが、
ちょうどこの日は参院選の公示日で日本列島が7月21日の投票日に向け選挙戦に突入しました。

映画は労働、DV、LGBT、貧困と常にマイノリティの側に立って当事者に献身的に尽くす「美しすぎる議員」の活動を撮影チームが密着取材していきます。
見ていくうちに困ってる人たちの側に立ち親身になって相談に乗り、法律を駆使して解決へと導くさまは、これが議員さん活動の原点だよなぁ、はたして今回の参院選に立候補者の中でこの映画のような原点を覚えてる立候補者はどれくれいいるだろうかなどと思ったりしました。

五藤利弘監督はテレビドキュメンタリーの世界では被爆ピアノも含めて硬派な題材を数多く手掛けており、そんな社会派としての側面が面目躍如となった成果を上げた映画だと言え、実際本作の脚本執筆にあたり相当取材を重ねて書き上げたんだろうと1エピソードに盛り込む情報量がおそろしく豊富なのは関心しながら見てました。

肝心の“美しすぎる議員”のモデルは何年か前に話題となった青森の議員さんでなく、今は某町の町長となった方のようですが、これは書いてもいいんでしょうか。
あっ、旦那がゲスの極みだったという元議員さんの方ではありません。

いづれにしても今回の投票率がアップしますよう。
これまで高齢世代の投票率が高くて、当選した政治家はその世代を当然優遇し、投票率の低い若い世代へは全く無頓着と言えるので、今回若者の投票率が格段にアップしたら否応なしに政治家の皆さんは若者のための対策を考えてくれるんじゃなかろうかと。

ちなみに本作上映会も長岡市に後援申請書を提出したら、すぐさま電話が鳴って事情聴衆を受けましたが、なんというか先回の『共犯者たち』に続き、他にもイデオロギーの強い映画ばかり上映してるのですっかり目をつけられてると思いましたが、『美しすぎる議員』については「政治以上に長岡出身の映画監督を応援するのが一番の目的です」で一点突破しました。はたして承諾されるでしょうか。

とはいえ『美しすぎる議員』の大きな魅力はやはりヒロイン・川村ゆきえサマ。
ずっとグラビアクイーンのイメージでしたが、正直こんな巧いとはと予想以上に演技で魅せてくれます。
と同時に自身の魅力を十分熟知した一筋縄でいかないとこも、、、、この先はぜひ観にいらしてください。
『美しすぎる議員』看板に偽りナシです。

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*『美しすぎる議員』長岡上映会日時 8月23日(金)①19時20分~
上映後、五藤利弘監督トーク(予定)

会場 アオーレ長岡市民交流ホールA

主催 長岡アジア映画祭実行委員会!
電話 09045204222 e-mail [email protected]
HP http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/

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ペパーミント・キャンディー



6月28日『共犯者たち』上映後、吉澤文寿先生の講演会で紹介された映画の中で
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-2305.html
『ペパーミント・キャンディー』が出てきて、あっ懐かしいなと嬉しくなりながらもあの映画の残酷な結末含め思い出し聴講してました。

1999年に公開されたイ・チャンドン監督、ソル・ギョング主演作。
当時、NHKがアジアの気鋭の映画作家に出資をした中、何作がある中で群を抜いた傑作でありました。
1980年の光州事件、軍人として少女を誤って射殺してしまったソル・ギョングが初恋の思い出、ペパーミント・キャンディーの味を胸に抱きながらも、光州事件の過ちから若き日の夢がどんどん遠のき、韓国の政治状況と重ねて罪深い自身の人生を悔やむというひたすら重くズシリと響いた映画でした。

本作のソル・ギョングは光州事件を経て公安となり、1987年には活動家をしょっ引いて凄まじい拷問をしてしまう強烈なシーンもよく覚えているのですが、そういえばソル・ギョングは『1987年、ある闘いの真実』では反体制側の神出鬼没の変わった僧侶を演じて笑っていいのかどうか困ってしまう役でしたが、『ペパーミント・キャンディー』と同じ民主化運動のシーンでまるで正反対の役を演じることにカメレオン俳優の面目躍如だよなぁ、と思い返したりと。

切なくて美しく身震いしたのがソル・ギョングが行きずりの女性と一夜を共にするシーン。
初恋の女性を重ねてむせび泣く男と事情を理解して包み込む女と、たぶんこれまで観た映画で最も美しいベッドシーンとして担当者は推薦したいと今も思ってます。

小説家出身のイ・チャンドン監督は哀切極まりないヤクザ映画『グリーンフィッシュ』で監督デビューし『ペパーミント・キャンディー』を経て『オアシス』『シークレット・サンシャイン』と直視するのがひたすらキツく容赦なく観た人の心に突き刺す映画を撮り続け、
今年は村上春樹原作『バーニング』が公開された際、東京では『オアシス』とともに『ペパーミント・キャンディー』がリバイバルされたと知りました。

担当者も悔い多く時は流れてしまっただけに、今また『ペパーミント・キャンディー』を観れば当然公開時とまた別の感慨を抱き自身の人生と重ねてしまいひたすら主人公の後悔とこちらの後悔を重ねてしまいそうで、そういった意味でこの映画に接するのはコワいように思ったりしてます。

「人生は美しい、だろ?」

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『共犯者たち』お客様の感想



6月28日 『共犯者たち』長岡上映会 お客様の感想を抜粋して掲載します。

*衝撃でした。こんな出来事があったとは!!
権力の恐ろしさを痛感しました。
闘ったジャーナリストの方々の崇高さに涙がでました。(50代・女性)

*日本の現状を考えると羨ましくもある。
この違いは何なのか。どうすべきかと考えさせられる。
この映画の上映、有難うごさいました。(70代・男性)

*日本にも起こりうる問題かもしれなくて怖くなりました。(40代・男性)

*面白い映画ありがとう。パク・クネと安倍総理のどこがちがう。
韓国メディアの方は日本よりましに思えた。(60代・男性)

*貴重な機会をありがとうございました。(40代・女性)

*初めて知ることができ、ありがとうございました。(60代・男性)

*前から見たい作品でした。
上映してくださり、ありがとうございます。(50代・女性)

*現在の日本の「死んだジャーナリズム」「権力の暴走・腐敗」と重なると思いました。
人は権力を欲し、得ると暴走、腐敗するのは必然かもしれません。
法を「見直す」考え方が根強く考え続ける韓国の姿勢は、「絶対お上に従う」精神の日本が学ぶべきところかもしれません。(20代・男性)

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これとは別に吉澤先生に講演後、ロビーで先生と話したいお客様がいたらどうぞとお伝えしたところ、
韓国の事情について熱心に先生に質問や意見を伝える方々がおり、
横目で内心ヒヤヒヤし耳にしながら後片付けをしておりました。
無事に本当に無事に終わったら先生曰く「いい対話で貴重な体験でした」
と感想を話して、サスガだと思った次第です。

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『沈黙 立ち上がる慰安婦』新潟上映会



先日の『共犯者たち』上映会後に講演いただいた吉澤文寿先生も上映実行委員会に加わっているので、
最後にこの映画の上映会を紹介いただきました。

今年84歳というドキュメンタリー映画の大ベテラン パク・スナム監督作『沈黙 立ち上がる慰安婦』が新潟市で上映会が開かれるのでご案内します。

『沈黙 立ち上がる慰安婦』
日時 7月28日(土) 13時30分~
会場 クロスパルにいがた 4階映像ホール
料金 前売 1000円 当日 1300円
主催 映画「沈黙」上映実行委員会 
e-mail [email protected]

ハルモニたちは
半世紀の沈黙を破って立ち上がった
​韓国・忠清北道に一人で暮らす李玉先(イ・オクソン)さん(90歳)は、毎朝寺院へ祈祷へ通う仏教徒だ。
17歳で北満州の日本軍慰安所に連行された李さんは半世紀の『沈黙』を破り1994年、14人の仲間と日本政府に謝罪と個人補償を求めて来日。被害者だけが集まり直接交渉を開始した。ハルモニたちは3年にわたり再三来日し、日本軍の犯罪を証言し名誉と尊厳の回復を訴えた。
その闘いに在日朝鮮人2世の女性監督が寄り添い、彼女たちの恨(ハン)を映像に記録した。あれから20余年、闘いの主人公の多くが亡くなった今、2015年日韓両政府が合意した「解決」は果たして当事者の問いに答えているのだろうか―。
90年代当事者たちの苦闘を共にした監督朴壽南が密着記録と李さんの人生をつむぎ、生き証人たちの沈黙を未来に伝える。2016年ソウル国際女性映画祭正式出品、DMZ国際ドキュメンタリー映画祭<特別賞>受賞、ソウル老人映画祭正式出品。
117分に拡大し日本公開版がついに完成。

*2017年 キネマ旬報ベストテン 文化映画6位

​予告編 https://www.youtube.com/watch?v=DwoTqte4JBI

公式HP https://tinmoku.wixsite.com/docu

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