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長岡アジア映画祭実行委員会!ブログ

新潟県長岡市で活動します長岡アジア映画祭実行委員会!です。

2024年10月 | ARCHIVE-SELECT | 2024年12月

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RYUTistと卒業



長岡駅東口の先にある“野菜ポタージュ拉麺と丼物 七の介”さんにいつも上映会ポスターの掲示を依頼しており、
以前、何気にカウンター脇を見たらサイン色紙の中にRYUTistのみくちゃんがあり、
「食べに来たんですか?」と店主に聞いたらご両親と来たみくちゃんに、
「テレビに出てる人ですか」と尋ねて気さくにサインを書いてもらったそう。

ちょうどRYUTist全員の卒業発表があったばかりなんで、
店主といろいろ話し込み思ったのはRYUTistは本当に新潟県に浸透してるんだなぁ、と。

もう10年前になるのかNegicco姉さん目当ての万代の「食の陣」。
屋外でしかも地べたでのステージで前座で目にしたのが最初のハズ。
2月の寒風の中でもミニスカなんで大変だなぁと思い、
それ以降はRYUTistにすっかりヤラレテ、
定期ライブやイベントなど、そりゃ熱心なファンには到底適いませんが、
あちこち駆け巡ったのはホントに楽しい思い出、
このブログにはみくちゃんが長岡出身とかこつけて、
古町どんどんでの特典会で撮影した写真を載っけてたり、
そもそもみくちゃん加入前でわっかー在籍時のRYUTistに、
「My・skip」の取材でインタビューをした栄誉を授かり、
一層、ファンになったりとホントに特別な存在でありました。

ただかのコロナ禍でライブを行わなくなってから、
何もRYUTistだけではないけど、
やはりライブが制限されてしまったことは痛かったと思い返したりと。

先月、最後のRYUTistが出演する古町どんどんを他の用事を全部蹴飛ばし参戦。
古町に着いてどこが会場かとポスターを眺めたあと振り向いたら、
これからステージに向かうむうたんとともちぃが笑顔でこちらに挨拶してビックリ、
まぁ、みくちゃん生誕Tシャツを着てて目立ってただろうけど、
「My・Skip」の取材、もしかして覚えててくれるんだろうかと自意識過剰になってました。

そして毎回、ファンの皆さん、
それも老若男女の幅広い年齢層が何重にも取り囲むような最後の7番町ステージではクライマックスに、
神曲の「BEAT GOES ON!~約束の場所~」を披露しまさに圧巻。
やはりここが約束の場所なんだと思ってステージから降りる彼女たちを、
ファン一同が花道トンネルを作って、その中を3人がお別れの挨拶をしながらはけて行く、
これ以上ないファンとの信頼関係がなければ作れないお見送りをした後に、

「これで青春も終わりかなとつぶやいて」などと古い歌を口ずさみ、
確かにこれでもう自分も卒業だなぁとケジメをつけようと。

Angel Generationからハマった新潟のローカルアイドル、潟ドルの皆さん。
principal!、乙女座長銀河団、cana÷biss、Palette²、越後姉妹Geeks、ここにNGT48は入れても
Negiccoは別格のように思ったりしますが、
RYUTist卒業を機に自分も潟ドルヲタを卒業、いや中退、停学でもいいけど、
何ていうのかRYUTist以上の存在はもう目の前に現れないんじゃないかと、
そんな意味でRYUTistとめぐりあえたのは新潟に生きてて幸せという他、ありません。
ありがとね、ほんとにね。
などと書きながらハロヲタは引き続き継続。

そしてついに明日がRYUTistの卒業ライブ。
いつもアイドルさんの卒業で思うのはあれだけのファンに幸福を与えたからには、

♪あなたよ、あなたよ、幸せになれ。

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♪沖縄の声をきけ 無条件で返せ



11月24日 『骨を掘る男』上映前、うたのおじいさんLIVE

♪君は知っているか
  米軍基地から繰り返し
 ベトナムへ飛び立ったことを

 今も変わらぬ殴り込み部隊
 私たちの国を守る
 基地ではありません

思えばうたのおじいさんが
『沖縄、再び戦場(いくさば)へ』(仮)スピンオフ作品 長岡上映会へ歌わせてくれないか、
どこでチラシを手にしてか、売り込んできたのは去年の初夏。
まだそんなお付き合いなのか、
そのキャラから随分濃厚な時間を過ごしたように思ったりしましたが、
今回も同じくプロテストソング「みんな大きな輪になって」を歌ってくださいました。

歌いながら感極まってか、時折涙声の熱唱となり、
その点を尋ねたら、事前に試写で『骨を掘る男』を観賞、
歌いながら映画を思い出したそう。

アオーレ長岡はこの日、ベトナムフェスを開催。
担当者の勤め先もたくさんベトナムからの研修生が一生懸命働いてますが、
ハレの日に多くのベトナムからの若者が集っているのを見ながら、
歌のおじいさんの歌詞がリンク。

「 ♪米軍基地から繰り返し ベトナムへ飛び立ったことを」

日本は基地があることでアメリカが仕掛けたベトナム戦争に加担してたのは事実。
その日本でベトナムの若者たちの笑顔がこれからも溢れることを。
ちなみに美味しそうな屋台が並んでる中で、
フォー以外で何かと探して
ベトナムのお雑煮らしき食べ物をいただきましたが、これが絶品。
ネットで調べたら“バイン ドゥック ノン”というベトナムでもローカルな料理のようで、
食の掘り出し物があることで特筆なフェスのように思いました。

ついでに今回の記事を書こうとうたのおじいさんに電話でいろいろ尋ねたら、
タイトルの「みんな大きな輪になって」の“大きな輪”は“沖縄”と掛けてたことを恥ずかしながら知りました。
このタイトルはV6のオマージュなんだろかと初めは思ってただけに余計に恥ずかしかったです。

歌い終えて客席から盛大な拍手が起きたと伝えたものの、
「俺、耳が悪いんだよな」

『骨を掘る男』に影響を受けて今、新曲を作ってるとのこと。
無事に完成してまたの機に歌ってほしいと思ってます。

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私の歩く道は ~かくしてバンドは鳴りやまず30~



11/24『骨を掘る男』『映画 〇月〇日、区長になる女。』長岡上映会

ホワイエに設けた受付の隣の隣のスペースに
「東京電力柏崎刈羽原発再稼働の是非を県民投票で決める会・長岡」が呼び掛けて
県民投票条例制定に向けて署名活動を実施。
併せてお客様には画像の中間報告に当たる12月2日開催の交流集会のチラシを配布しました。
そのチラシを見るとウィズコーションが新曲を発表とのこと。

「もう原発じゃない」という直球の反原発ソングを歌うだけに、
この「県民投票の歌」と仮題の新曲はいかなるものか、
一足先に「私の歩く道」はと題された新曲を聴きましたが、
原発に反対、賛成を超えて「幸せを誰かと一緒に考えたいだけ」と署名に託す思いを歌ってます。

お披露目になるのは↓
12,2 署名活動交流集会
日時 12月2日(月)18時~20時
会場 さいわいプラザ4階 大ホール
問 県民投票で決める会長岡
電話:0258-33-0111

↓小林茂監督が手掛けたCM第二弾

県民投票署名に街宣車がやってきた
https://www.youtube.com/watch?v=szD2qx1399o

柏崎刈羽原発再稼働の是非を県民投票で決める会 公式HP
https://kenmintouhyounagaoka.web.fc2.com/

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“たしきてぃくみそーれー、たしきてぃくみそーれー”



11月24日 『骨を掘る男』上映後、福本圭介先生トークセッション

担当者が知っている普段の福本先生は温かく言葉遣いが丁寧な印象を持っていますが、
いざマイクやスピーカー、時にメガホンを手にスタンディングやデモ行進で先頭になってアジテーションとなると、
沖縄について真剣に語り、現状に怒り、無視してる人々に問いかけます。
その必死さは時に悲痛に聞こえたりするものの、耳から心に届き震わせます。

今回、印象に残ったのは広島、長崎の8,6、8.9、終戦の8,15ほど、
日本人は、というかヤマトンチュは沖縄慰霊の日の6月23日を知らないでいるのはなぜか?
という問いから映画でも提示された問題、沖縄戦戦没者の遺骨が埋まる土砂を
辺野古基地建設の埋め立てに使うことへの怒り、
映画の具志堅さんと同じく「政治的ではなく人道上の問題」と叫び、
「みなさんの家族の遺骨がこんな扱いを受けたらどう思うか」
「こんな行いをすることは沖縄の人々を人間扱いしてないからだろう、
それは沖縄を差別する自分の姿に気づきたくないからだ」という旨で語りバッサリと斬りました。

いつも聴衆に居心地の悪い思いを抱かせて終わることを信条にしてるだけに、
余計に響くものがありました。

そして白眉だったのは映画の中で遺骨の埋まる土砂を辺野古埋め立てに使うことを反対するため、
沖縄県庁前でハンガーストライキを決行した具志堅さんが、
庁内にいる玉城デニー知事に向けて声を上げる
「たしきてぃくみそーれー、たしきてぃくみそーれー」を引用。

沖縄戦時、米軍の砲弾で埋まったガマの中で子どもとともに生き埋めにされた母親が叫んでた言葉。
叫びを聞いた村人たちはどうすることもできなくて、
母子は亡くなったと具志堅さんはマイクを手に伝えてましたが、
先生はこの言葉は今も沖縄の母親が子供を思って私たちへ必死になって叫んでるのではないか、
これ以上、沖縄を犠牲にしないでほしいと。

福本先生が話した「たしきてぃくみそーれー、たしきてぃくみそーれー」を聞き、
映画の具志堅さんが語る場面を思い出し、
そして真っ暗なガマの中で子どもと生き埋めになった母親の絶望を想像し、
正直、目頭が熱くなってましたが、
この言葉を聞いたからにはこれからも耳を背けることはせずに沖縄に関心を持とうと。

ついでに映画ではハンストを無事に終えた具志堅さんが支援者の前でスピーチする際、
ちょうど右翼が街宣車から辺野古反対集会と早とちりしたのか、
罵声を浴びせる場面がドンピシャのタイミングで撮影されててハラハラしながら、
ホントの右翼なら具志堅さんの遺骨収集の活動に敬意を抱くハズで、
自分があの右翼ならば映画を観て恥辱のあまりに崩れ落ちるだろうと思いました。

先生の肩書にあるポストコロニアル思想とは植民地主義への批判を学術的に研究してることと、
お話の中で知りましたが、まさに沖縄の現状だと思い、
自身が沖縄の問題に気付いたことは最近だったという意外なことも話されてました。
どんな意見にも耳を傾けて対話を尊重しているのが先生の姿だと。
今回、ペヤンヌマキ監督トークの進行も務めていただき、上映会を楽しんでいたハズ。
そして先生のおかげで有意義な上映会になったと思ってます。
ありがとうございました。
またの機にどうぞよろしくお願いいたします。

プロフィール 福本圭介(ふくもと けいすけ)
1970年、香川県生まれ。新潟県立大学教授。
今年、あらためて沖縄の基地問題に取り組むため、仲間とともに市民グループ「沖縄の自由と平等を求める行動@新潟」を立ち上げ、共同代表をつとめる。
専門は、英語圏文学、ポストコロニアル思想。新潟市在住。

『骨を掘る男』公式HP https://closetothebone.jp/

「戦没者に対する最大の慰霊は、二度と戦争を起こさせないことだと思っています」

『骨を掘る男』 具志堅隆松氏

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米軍廃棄物パネル展

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11/24『骨を掘る男』『映画 〇月〇日、区長になる女。』長岡上映会

『骨を掘る男』にリンクするかと思い「米軍廃棄物実行委員会」に依頼し、
会場ロビー(ホワイエ)で開催した米軍廃棄物パネル展。

http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3988.html

↑こちらで紹介した「世界自然遺産地 やんばるパネル展」の資料を、
収縮した形で展示をお願いしたのですが、
『骨を掘る男』開演前は映画に関心のある方々が熱心に見入り、
映画上映中もたまたま通りすがりの方もが足を止めていたのが多く見受けられ、
主催の方も喜び、こんな形のコラボも実現できて良かったです。
ありがとうございました。

またぺヤンヌマキ監督も関心を持ち主催の方の解説に聞き入り、
今回の長岡でも印象に残ったのかXに展示物の画像を挙げていました。

https://x.com/eigakucho/status/1860606152855486796

このパネル展の開催を呼びかけ米軍廃棄物の写真や実物の提供をしてる中村之菊氏はガチウヨとして、
辺野古で日米地位協定反対の声を挙げてた時に雑誌で知り、
なかなか骨のある人だなぁ、と思っていたら、
かの坂本龍一教授が生前、話をしてみたい人に挙げてた方として強く残ってます。
そんなこじつけで今回、開演前の会場内のBGMに教授のCDを流しておりました。

しかしいつも思うのがホワイエ(フランス語でロビーのことらしい)とはどこからどこまでを指すのか、
いっそ市民交流ホールAの敷地のホワイエをロビーと称して、
その向こうのホワイエと名称で区別した方がいいと思うんですが。

https://x.com/us_haikibutsu

| 未分類 | 20:33 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

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"ミュニシパリズム"の名のもとに



昨日、『骨を掘る男』『映画 ◯月◯日、区長になる女。』上映会が無事に閉幕しました。
落ち度ないように思い準備を終えて会場で朝から上映試写をしたところ、
機材不良で音が出ず、いきなり真っ青となり、
このままホントに音が出なかったらあれだけ準備して中止となるのか頭をよろしくないことが過りましたが、
幸い何が原因かわからないものの未来創造ネットワークの職員さんが直していただき胸をなでおろしてました。

観にいらしていただいた方々、ありがとうございました。
スタッフの皆様、いつも以上にお疲れさまでした。
まさに熱唱だったトップバッターの歌うおじいさん、
そして週末ごとに上映会のために全国をまわってるようなペヤンヌマキ監督、お忙しい中、ほんとうにありがとうございました。
さらにトークセッションに急遽頼んだ監督との進行役を快諾いただいたばかりか撤収作業も学生さん含め、お手伝いさせてしまった福本圭介先生にも深くお礼を。
もちろん毎回、お世話になってるアオーレの職員さんの方々にも。

福本先生が連れてきた学生さんはこの二本を観て、
先生が話したり、進行した監督とのトークセッションを目にして本当に有意義な1日だったのではないかと思います。
だから余計に長岡の学生さんも観に来ていただきたかったと強い思いが。

両作とも自信をもってお勧めできるものの、
『骨を掘る男』は福本先生のトークセッションも含めて衝撃を受けたと感想が聞かれ、
『映画 ◯月◯日、区長になる女。』では後味の良さで、共に考えさせられる作品で上映後は客席から大きな拍手が起こり、
お客様の質疑応答の時間も熱いものとなりました。

両作とも監督がカメラを手に記録した作品の被写体は、
理不尽なことに対し声を上げて行動で示した二人。
地に足をつけて日々を邁進する姿は観賞者に力をもたらしたのではないか、
観賞した映画を思い出して、ちょっとでも日々、生活していく力になったら、
僭越ですがとても嬉しく思ったりします。

ちなみに上映後、ペヤンヌマキ監督を囲んでのお食事会に、
まさか何十年前に担当者をウィルながおかに拾ってくれた方も参加。
来ていただくとは思ってなかったことと、
この方が拾わなければ、このウィルながおかフォーラムイベント企画に参加でき、
こんな良作を上映することもないだろうからいろいろと感慨深かったことに加え、
行政でバリバリ働いてる方なので自身の体験に沿って、
映画の感想を伝えペヤンヌマキ監督も感心してました。

ついでにおそらく役立つ映画と期待した市議会議員さんが何名か観に来ていたものの、
長岡の女性議員は客席にいなかったとチェックしてたのはサスガに思いました。
(また余計なことを)

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11/24 『映画 〇月〇日、区長になる女。』長岡上映とペヤンヌマキ監督トーク



“長岡市男女平等推進センターウィルながおか 第38回ウィルながおかフォーラムイベント”

◎ 『映画 〇月〇日、区長になる女。』長岡上映とペヤンヌマキ監督トーク

日時 11月24日(日) ① 14時20分~  作品時間110分 ブルーレイ上映

上映後、ペヤンヌマキ監督トーク

*日本語字幕付き上映
    
会場 アオーレ長岡市民交流ホールA

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《監督 ペヤンヌマキ コメント》
こんにちは、杉並区に住んで20年になるペヤンヌマキです。
私が住んでいる閑静な住宅街に大きな道路を通す計画があることを知りました。計画が進むと私の家は立ち退きになってしまいます。自分のことに精一杯で社会問題のことなんてちっとも考えてこなかった私ですが、自分の住まいが奪われる危機に直面して初めて、政治や選挙が私たちの生活につながっていることに気づきました。そして・・・カメラを回し始めました。投票率を少しでも上げるために。

本当は、猫とまったりお昼寝したり、お気に入りの川沿いを散歩してバードウォッチングを楽しんだりしていたかっただけなんです。だけど黙っていたら、この生活が奪われてしまう。もう黙っちゃいられない!

これは現在私に起きていることであり、杉並区で起きていることであり、どこでも誰にでも起こりうること。
  
・監督プロフィール
劇作家・演出家/演劇ユニット「ブス会*」主宰
現代に生きる女性のリアルをシニカルさと優しさが共存する視点で描き続けてきた。
また脚本家としてテレビドラマなどの映像作品も手がける。
舞台『女のみち』シリーズ、『お母さんが一緒』(第60回岸田國士戯曲賞最終候補作品)、『The VOICE』、明後日プロデュース『ピエタ』、テレビドラマとして『来世ではちゃんとします』シリーズ(テレビ東京)、『特集ドラマ 雨の日』(NHK総合)、『有村架純の撮休』『竹内涼真の撮休』(WOWOW)など。

*入場料 
前売 1200円、 
当日 1500円 障害者手帳、療育手帳をお持ちの方、高校生以下(学生証を提示願います) 500円

プレイガイド アオーレ長岡3階ながおか市民協働センター(土、日、祝日は販売不可)/ら・なぷぅ/キャラメルママ/西時計眼鏡店(長岡市)/みずすまし(三条市)シネ・ウインド(新潟市)

*実行委員(ボランティアスタッフ)随時募集中。

主催 長岡アジア映画祭実行委員会!/第38回ウィルながおかフォーラム実行委員会/長岡市
問 電話09045204222 e-mail [email protected]
Blog http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/

『映画 ◯月◯日、区長になる女。』

【出演】
杉並区民のみなさま

【主題歌】
『黒猫同盟のミュニシパリズム』
作詞・作曲:ブランシャー明日香
歌唱・編曲:黒猫同盟

【音楽】黒猫同盟(上田ケンジと小泉今日子)、向島ゆり子、ブランシャー明日香

【プロデューサー】松尾雅人

【監督】ペヤンヌマキ

2024年/110分/日本
製作・配給・宣伝・著作:映画 ◯月◯日、区長になる女。製作委員会
(©️2024 映画 ◯月◯日、区長になる女。製作委員会)

【公式HP】 https://giga-kutyo.amebaownd.com

【公式X】 @eigakucho

*映画 『◯月◯日、区長になる女。』予告 公開中 https://www.youtube.com/watch?v=dSwzB1oZ7To

【内容紹介】

人口57万人、有権者数47万人という規模の区長選にも関わらず、わずか187票差で決着した2022年 杉並区長選挙。この選挙に立候補し現職を破った岸本聡子と彼女を草の根で支えた住民たちに密着したドキュメンタリー『映画 ◯月◯日、区長になる女。』
(エイガ マルガツマルニチ クチョウニナルオンナ)。

監督は杉並区在住の劇作家・演出家ぺヤンヌマキ。彼女が長年住むアパートが道路拡張計画により立ち退きの危機にあることを知り、止める方法を自身で調べ動き始めたのが本作制作のきっかけです。

監督自身が地域問題の当事者となり、今まで無縁の世界だった選挙、政治の世界へカメラ片手に飛び込み、住民たちと連携し、学び悩む記録でもあり、それ以上に候補者と支援者たちと悩み考えぶつかりながら、合意形成のため対話を積み重ねていくリアルなやり取りが数多く記録されています。「この選挙方法で良いのか?」「住民要求とは?」「政策とは?」「そもそも公共とは?」

本作主題歌は、杉並区民が作った応援歌『ミュニシパリズム』を、黒猫同盟(上田ケンジと小泉今日子)がカバーした『黒猫同盟のミュニシパリズム』。「ミュニシパリズム」とは、地域に根付いた自治的な民主主義や合意形成を重視する考え方で、本作の重要なテーマとなっています。

そして選挙後に起こった動きに、新たな光を感じます。
私たちの生活は、政治と繋がっている、もう黙っていられない。
ジャーナリズムとはちょっと違う、未来への希望に満ちた新しい市民映画が誕生しました。

◯月◯日、次はあなたかもしれない。

《イントロダクション》
東京都杉並区。57万人が暮らす緑豊かな街で、行政主導の再開発、道路拡張、施設再編計画が進んでいた。そんな状況のなか迎えた2022年6月の杉並区長選挙。住民たちは、ひとりの候補者を擁立する。ヨーロッパに暮らし、NGO職員として世界の自治体における「公共の再生」を調査してきた岸本聡子だ。地縁なし、政治経験なしの彼女の相手は3期12年続く現職区長。しかも岸本が日本に帰国したのは投票日2ヶ月前。ここから岸本と彼女を擁立した住民との当選を目指しての本気の対話が始まる。

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11/24 『骨を掘る男』長岡上映会

トンボなし_骨を掘る男_チラシ表面

◎『骨を掘る男』長岡上映会

日時 11月24日(日) ① 10時20分~  作品時間115分 ブルーレイ上映

※日本語字幕付き上映

上映後 福本圭介氏トークセッション

プロフィール 福本圭介(ふくもと けいすけ)
1970年、香川県生まれ。新潟県立大学教授。
今年、あらためて沖縄の基地問題に取り組むため、仲間とともに市民グループ「沖縄の自由と平等を求める行動@新潟」を立ち上げ、共同代表をつとめる。
専門は、英語圏文学、ポストコロニアル思想。新潟市在住。
    
会場 アオーレ長岡市民交流ホールA

*入場料 
前売 1200円、 
当日 1500円 障害者手帳、療育手帳をお持ちの方、高校生以下(学生証を提示願います) 500円

プレイガイド アオーレ長岡ながおか市民協働センター/ら・なぷぅ/西時計眼鏡店 キャラメルママ ハーブ談話室 みずすまし シネ・ウインド

*実行委員(ボランティアスタッフ)随時募集中。

主催 長岡アジア映画祭実行委員会!
後援 長岡市
問 電話09045204222 e-mail [email protected]
Blog http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/

監督・撮影・編集:奥間勝也
整音:川上拓也 カラリスト:田巻源太 音楽:吉濱翔
共同製作:ムーリンプロダクション、Dynamo Production 製作:カムトト 配給:東風
2024|日本・フランス|115分|ドキュメンタリー
(C) Okuma Katsuya, Moolin Production, Dynamo Production

*『骨を掘る男』長岡上映会へ 奥間勝也監督メッセージ
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-4313.html

*『骨を掘る男』上映会 米軍廃棄物パネル展開催
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-4321.html

イントロダクション

それでも掘りつづけることを彼は「行動的慰霊」だと言う

沖縄戦の戦没者の遺骨を40年以上にわたり収集し続けてきた具志堅隆松。
これまでに、およそ400柱を探し出した。彼は自らを“ガマフヤー”と呼ぶ。ガマは沖縄の自然壕、フヤーとは掘る人という意味だ。
砕けて散乱した小さな骨、茶碗のひとかけら、手榴弾の破片、火炎放射の跡…。
拾い集めた断片から、兵隊か民間人か、どのような最期をとげたか推察し、想いを馳せ、弔う。
掘ってみるまで、そこに本当に骨が埋まっているかどうかはわからない—
—それでも掘りつづける行為を具志堅は、観念的な慰霊ではなく「行動的慰霊」だと言う。
沖縄本島には激戦地だった南部を中心に、今も3000柱近くの遺骨が眠っているとされる。
沖縄の人びとや旧日本軍兵士のものだけではない。
米軍兵士、朝鮮半島や台湾出身者たちの骨を含んだ島の土砂が辺野古新基地のための埋め立て工事に使われようとしている。

出逢ったことのない人の死を悼むことができるのか?新進気鋭の映画作家が生まれ育った沖縄の歴史と今を見つめる

監督の奥間勝也もまた沖縄戦で大叔母を亡くした戦没者遺族である。
しかし、生まれるはるか以前に亡くなった大叔母とは会ったことがない。
具志堅の遺骨収集に同行し、沖縄戦の膨大なアーカイブ映像に目を凝らし、大叔母の生きた痕跡を探す奥間は、繰り返しこう自問する。
「出逢ったことのない人の死を悼むことはできるのか?」
その問いはやがて「平和の礎」に刻銘された24万の名を読み上げるいくつもの〈声〉と共鳴し、戦火と分断の時代を生きる私たちを震わせる。
どうすれば遠く離れた人の痛みとともにあることができるのか?
新進気鋭の映画作家が生まれ育った沖縄の歴史と今を見つめた次なる世代のドキュメンタリー。

監督メッセージ

具志堅さんはひとりで黙々と土を掘っている。最初はそう思っていた。
しかし、どうやらそれは違ったようだ。
具志堅さんは、まるで自分が誰かに見られているような感じで掘っていることに気づいた。
沖縄で遺骨収集を続けていれば、何回かに一回は遺骨が出てくる。
掘り出した骨を見ながら具志堅さんといくつか言葉を交わすと、やがて、無言で骨を見つめる時間がやってくる。
しかし骨は何も語ってはくれない。
見続けていると、見ている私たちを骨が見返してくるように感じるときがある。
「あぁ、これか」と思った。
だから具志堅さんは自分がとるべき行動をとり続けるのだし、私はこの映画を作りきったのだろう。
どうかあなたにも見てほしい。

奥間勝也

『骨を掘る男』公式HP https://closetothebone.jp/

【映画『骨を掘る男』[本予告編]】
https://www.youtube.com/watch?v=Jf4tukjNYvk

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本日  『骨を掘る男』『映画 ◯月◯日、区長になる女。』 長岡上映会開催

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(C) Okuma Katsuya, Moolin Production, Dynamo Production

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©️2024 映画 ◯月◯日、区長になる女。製作委員会

「新たな戦争を起こしたら、自分たちが今度は骨になってしまうかもしれないという恐れを敏感に感じている」

「候補者はいろんな欲望を持った人たちの思いを受け止めなきゃいけない」

前者は奥間勝也監督の、後者はぺヤンヌマキ監督の言葉で
『骨を掘る男』『映画 ◯月◯日、区長になる女。』と奇しくも共に人のために尽くす男と女に
監督自身がカメラを手に被写体を撮っていくうちに感じた言葉です。

沖縄戦で亡くなった戦没者の遺骨を遺族に返そうという思いでひたすらガマを掘り続ける具志堅隆松氏。

欧州で働き学び得た「ミュニシパリズム」という民主主義の思想を日本で実践しようと立候補した岸本聡子氏。

沖縄と杉並区で活動している両者の距離的な隔たりはありますが、
本日は同じスクリーンで重ねて活動を観ることができ
両者を通し目指すものが一致するのがわかるのではないか、
そんなことも考えたりできる稀有な日になれるようにしたいと思います。

お待ちしてます!

会場 アオーレ長岡市民交流ホールA
*10時20分~ 『骨を掘る男』(115分)
上映前 うたのおじいさん熱唱。
     奥間勝也監督のメッセージを読み上げます 
上映後 福本圭介氏 「沖縄の自由と平等を求める行動@新潟」共同代表 トークセッション

パンフレット 900円

*14時20分~ 『映画 ◯月◯日、区長になる女。』(110分)
上映後 ぺヤンヌマキ監督トーク 聞き手 福本圭介氏
終演後 ぺヤンヌマキ監督サイン会

パンフレット 800円

*当日 1500円 障害者手帳、療育手帳をお持ちの方、高校生以下(学生証を提示願います) 500円

⋆米軍廃棄物パネル展開催 (ホワイエにて開催)
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-4321.html

11/24 『映画 〇月〇日、区長になる女。』長岡上映とペヤンヌマキ監督トーク
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-4226.html

11/24 『骨を掘る男』長岡上映会
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-4260.html

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「She is going to be a Mayor on ○/○, the Movie」

P1VSyuEq (1)

兵庫県知事選挙における戦略的広報:「#さいとう元知事がんばれ」を「#さいとう元彦知事がんばれ」に
https://note.com/kaede_merchu/n/n32f7194e67e0

↑ご存じのように、現在こちらのnoteが大騒ぎとなり、
兵庫県知事選は収拾がつかない有様に拍車をかけています。
ヤバい部分は削除されてるとはいえ広告会社がSNSでの選挙活動を自ら公開し、
これが公職選挙法違反にあたるのではないかとなり、
知事もろともアウトなのではないかと。

これまで散々、いわゆるオールドメディアをデマだとし、
SNSで真実を知ったと得意げになってた有権者達が、
実はコンサルに踊らされていたということになり、
随分みっともないように思いますが、
それ以前に選挙は結局お金次第というのが民主主義を蹂躙するように思い、
いまだ残る先のノートのキラキラ感が読んでて悍ましく思います。
SNSでの躍進を先導しながら、SNSで壮絶な自爆をしてしまったと。

またここで『映画 〇月〇日、区長になる女。』となり、
候補者・岸本聡子氏はヨーロッパでNGO職員として身を粉にして働きながら学び、
「日本の民主主義のために」の決意で帰国し要請を受けて立候補、
聡子の聡の「公の声を聞く」ことが自分の使命だと実践していくので、
草の根の支援者とともに欧州帰りのエリートというプライドも捨て
先の兵庫県知事の選挙戦と真逆の方法で選挙戦を闘うさまが記録されてます。

ペヤンヌマキ監督は劇団を主宰するフリーとしての不安を最初に伝えた翌日に、
すぐさまフリーに優しいことを政策に入れることを伝え、
自分の考えを聞いて実践してくれたことに感激したそうです。

上映後のぺヤンヌマキ監督トークの聞き手役を『骨を掘る男』のトークセッションを行う福本圭介先生に依頼したら、
映画を観て面白かったのでと快諾いただきました。
福本先生もやはり兵庫県知事選に注目しているので、
この件の考えをぺヤンヌ監督に伝えてトークを行おうと考えてるようです。
なので今も兵庫県知事選を注目されてる方はより一層関心を持って映画とトークに浸れると思います。
ぜひご期待ください。

11/24 『映画 〇月〇日、区長になる女。』長岡上映とペヤンヌマキ監督トーク
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-4226.html

11/24 『骨を掘る男』長岡上映会
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-4260.html

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俺だけの王道



馬場さんが亡くなった後、三沢達が離脱、そんな渦中に残った川田が言った「俺だけの王道」という意気込みでやってます。

一応、プロレスファンですか?という前置きでこんなことを伝えましたが、なんのことやら。
先日書いた『掘るまいか』について依頼があった「新潟県と映画」(仮)に
「長岡アジア映画祭実行委員会!」でも書いてと依頼があり、
こちらも光栄に思いながら立ち上げた成り立ちを書くとドロドロしたものになると編集長にお伝えしたら、
驚いてしまい直接話したいということで新潟は古町へ。

これまであんまり話したことのないことをぶちまけ、否、お伝えしましたが、
やはり自分は「市民映画館をつくる会」からパージされたことを余計に認識、
この件について書くのは自傷行為にあたるほど辛いことになると予感し、
楽しかったことを全面的し、毒を忍ばすような形で織り込めばいいかと思いながら、
そんな高度なことができるかどうか。

編集長はベテランの新聞記者なので多分、こちらの心情など容易に掴んでると思いますが、
こちらは以前から気になってたこと。
一時期、NGT48専属のような記事を書いてたことを読んでて知っているので、
今はどうなんですか?と尋ねたら箱推しとのことで応援してると。
ただし推しメンが卒表しちゃったからなぁ、誰かと思ったらあおちゃんなので、
あら、自分と同じで意外な共通点が。

酷い記憶も忘れりゃいいのですが、こんな形でまたこの10年を振り返り思うのは
捨てる神があれば、拾う神あり。
今も見捨てずに相手をしてくださる方々に、改めて深く感謝いたします。

ちなみにお話しした古町のニコットは10年前に、
ここで橋本さんと新たに立ち上げようと話した場所なのは編集長に伝え損ねてました。

11/24 『映画 〇月〇日、区長になる女。』長岡上映とペヤンヌマキ監督トーク
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-4226.html

11/24 『骨を掘る男』長岡上映会
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-4260.html

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土を喰らう火野正平

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火野正平さんの突然の訃報に驚きました。
キヨシローに続いて自転車が似合う芸能人として全国を走りまくって手紙を読む姿に、
すっかりいい人ぶりが様になっていたものの、
これは担当者と同世代は共感してくれると思うのが、
子供心に火野正平さんは触れてはいけない大人の世界を垣間見せてくれた方、
度重なるスキャンダルでいつも芸能レポーターに追い掛け回されて印象が強烈に残ってます。
しかし後腐れなく別れた女性から悪口が一切なかったらしいというのが、
今思えば本物のプレイボーイと言えるのか、
亡くなった後にSNSで聖人ぶりが流れてるのを読んで、
そのエピソードにやっぱりモテて当たり前だと納得しました。
女たらしというより人たらしなんだろうと。

ただその若い時に培った危険な姿は映画では熟成され、
最近では呉美保監督の『そこのみにて光輝く』では出てきただけでこりゃ悪かったんだろう、と想像させてくれました。

遺作は大ヒットした『ラストマイル』になるんでしょうか。
ケン・ローチ監督の『家族を思うとき』に繋がる委託宅配ドライバー役を、
宇野祥平さんとの父子役で泣き笑いしながら演じて楽しませてくれました。
ア〇ゾンを思わせる巨大グローバル企業を舞台に過酷なノルマを強いられるピッキングで雇われた数多の派遣社員でなく、
こちらの委託宅配ドライバーが底辺で生きる悲哀を感じさせて印象に残ったのは俳優として本望だったのではと。

年明け1月16日上映の『土を喰らう十二ヵ月』ではジュリーの友達の大工さんを好演。
ジュリーと丁々発止しながら山歩きの達人という設定で、
田舎暮らしを伝授しながら大工として腕を振るってました。

上映会では火野正平さんがスクリーンに登場したら「お疲れさまでした」と心の中で唱えようと。

↓『土を喰らう十二ヵ月』上映会の申し込み受付が始まりました。

http://www.nagaoka-lsc.jp/wp-content/uploads/2024/11/43d215cfced39865b333b0246d9d3375.pdf


http://www.nagaoka-lsc.jp/%E3%81%8A%E7%9F%A5%E3%82%89%E3%81%9B/news/590.html

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選挙は続くよ どこまでも

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©️2024 映画 ◯月◯日、区長になる女。製作委員会

大げさかも知れませんが、兵庫県知事選挙があった2024年11月17日は、後に「日本の転換点になった日」と言われる可能性があると思います。~

https://x.com/oshimaarata/status/1858458555717996797

大島新 (ドキュメンタリー監督、プロデューサー

↑奇しくも11月17日深夜に放映された↓こちらで紹介した

総理大臣を目指した人たち ~2024 二つの党首選から見えたこと~
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-4322.html

大島新監督の新作をリアルタイムで見ていました。
いわゆるオールドメディアのひとつ日本テレビからの提案を受けて、
自民、立憲の党首選立候補者全てにインタビュー取材を依頼。
片手に花束、片手にナイフを信条とする大島監督独自の切り込みから見えたのは、
率直に言うとこれまであんまり快く思っていなかった党の大物たちが、
茶目っ気も含めてかなり好感度があがったことでした。
立憲でいうと野田氏、泉氏の両者はどっちつかずというかいつもブレを感じて、
信頼が置けない存在でしたが、この取材で真剣に政権交代を狙ってることが伺えたこと。

自民の加藤氏、茂木氏も悪いイメージしかありませんでしたが、
普段、あんまり見せたことない笑顔を見せて、そんな悪い人ではないのか?と。
勿論、百戦錬磨の政治家なのでしたたかなのは承知のつもりですが。

番組の中で小泉氏、高市氏の二人は取材を受けなかったことを明らかにし、
多忙が理由なんだと思うものの、
あれだけ積極的にメディアを意識してるご両人が受けなかったのは、
番組放映が総裁選の後なのでメリットなし、
もしくは痛いとことを突く大島監督の取材は拒否、逃げたと判断したように見えましたが。

そして大島監督が最も注目をしたのが石破氏なのは明白で3度の直接取材に、
ラストに大島監督の独占電話取材に聞き捨てならない本音を漏らしたことがこの番組のハイライトでした。
担当者は自民では石破氏に僅かでも期待してましたが、
総裁選後に見事に変節、その理由を大島監督に漏らした、いわば秘密を明らかにしたことで、
これはこれで波風が立つように思い、
電話に出るくらいの仲になったので継続的に取材していただきたいです。

しかし枝野氏、小林氏も取材したハズですが、時間の制約からかカットされたようで
これはこれで取材を継続しいづれ完全版を作るのではと。

そんな中で唯一、取材した女性の中で登場したのが吉田氏。
溌剌と政策を語る姿が大島監督の目に留まったようで聞き入ってるのがよくわかりました。
ちなみに岸本聡子氏と仲がよいようで、
『映画 〇月〇日、区長になる女。』にも登場しています。

それで大島監督が「日本の転換点になった日」とも呼ぼうとする兵庫県知事選挙。
パワハラやおねだりがあったかという以前に、
↓こんなコントを見ただけで普通じゃないと思ったので
https://www.youtube.com/watch?v=wrt0fje7k3k

選挙後の現在も含めて異常な事態だと思います。
ただいわゆる“オールドメディアの敗北”はSNSに負けたとの論調に別の意味で頷けるものがあって、
権力監視が仕事なのにすっかり懐柔、骨抜きにされてしまってるので、
信頼がおけなくなったことがここで一気に突き刺さったように見えました。

今後は今回のような選挙活動が幅を利かすとなると暗澹たる気になるという方は、
ここで 『映画 〇月〇日、区長になる女。』をぜひ観ていただきたいです。
画像のような候補者と支援者がガチンコで互いの考えを伝え合い、
そして共に良き方向へと歩み当選する過程、まっとうな区長」が当選する様を記録してます。

すでに公式HPで僅差で岸本氏が当選と書かれてるものの、
その先の展開がまさに「ここに希望がある」、
しかし今回の兵庫県知事選がこの方論をなぞってしまったら、
まさに悪夢だなぁ、その点を来場するペヤンヌマキ監督に伝えたいと思いました。

長岡市長選から始まり二つの党首選、衆院選、アメリカ大統領選挙、兵庫県知事選、そして柏崎市長選と、
2024年の秋はもしかしたら“選挙の秋”だったと記憶されるほどでは。
その選挙の秋、最後の締めくくりの『映画 〇月〇日、区長になる女。』、ぜひ足を運んでください。。

ドキュメンタリー問答 『映画 ◯月◯日、区長になる女。』大ヒット記念&76女子 ペヤンヌマキ監督、三輪記子さん、宮崎園子さんとトーク!
https://www.youtube.com/watch?v=nO1DG0qbfS0

11/24 『映画 〇月〇日、区長になる女。』長岡上映とペヤンヌマキ監督トーク
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-4226.html

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新潟の塔



新潟県戦没者慰霊碑「新潟の塔」について
沖縄は、太平洋戦争最後の激戦地であり、日本本土において、沖縄県民をはじめ全国民がともに戦って多くの犠牲者を出した唯一の島です。
沖縄南部戦跡摩文仁ヶ丘付近一帯は、特に激戦の地であり、各都道府県の慰霊塔が建てられています。
本県でも、新潟県関係の戦没者41,960柱(沖縄1,117柱、南方諸地域40,843柱)の御霊を慰めるため、昭和51年に県民募金等により沖縄県糸満市摩文仁ヶ丘にある平和祈念公園内に慰霊碑が建立されました。
毎年11月中旬頃に、慰霊碑前で慰霊祭が行われています。

https://www.pref.niigata.lg.jp/sec/fukushihoken/engo-niigatanotou.html

今朝の新潟日報朝刊に沖縄の県人戦死者慰霊碑「新潟の塔」が戦後80周年に合わせて改修されるという記事がありました。
「新潟の塔」とは恥ずかしながら初めて知りましたが、
糸満市摩文仁ヶ丘には各都道府県の戦没者の慰霊碑が建立されてるとのこと。
「新潟の塔」の写真を見ると火焔型土器とともにあるのが新潟県らしいなと思いました。

『骨を掘る男』で遺骨収集のために土を掘り続ける具志堅隆松さんとともに行動をし、
自身の親族が戦没していた奥間勝也監督は
「出逢ったことのない人の死を悼むことはできるのか?」と自問し続けていくうちに、
「平和の礎」に刻まれた戦没者の名前を読み上げる活動に参加し、
亡くなった大叔母と戦没者たちを悼み思いを馳せていきます。

この「平和の礎」がある平和記念公園に「新潟の塔」があると今回知って深く関心を寄せ、
戦没者の皆様は映画のラストの具志堅さんの言葉に激しく同意するだろうと思いました。

しかし新潟県人の沖縄・南方の戦没者が4万人、
漠然と思っていた数の何倍なことに激しく揺さぶり驚きました。

================================

具志堅さんは、湿った土の中から
残された遺骨を、遺留品を、素手で掘り出してゆく
この人は兵隊、この人はおじいさん
こっちはお母さんで、こっちは幼い子ども
土色に染まった骨のかけらをくっつけるようにして
ひとりひとりの輪郭を浮かび上がらせてゆく

そして、これは、わたしの想い及ばない人のために
名前も遺骨も残せなかった人たちのこともまた
同じように悼む

瀬尾夏美(アーティスト、詩人)

11/24 『骨を掘る男』長岡上映会
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-4260.html

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HORUMAIKA



現在「新潟県と映画」というテーマの冊子制作が進められており、
2003年に完成した橋本信一監督『掘るまいか 手掘り中山隧道の記録』についてお題を振られ、
光栄に思いながらも自分だけではとても記事を書くことはできないので、
『掘るまいか』に携わった当時、山古志村の企画課長で現在は
(株)山古志アルパカ村の代表取締役の青木勝氏にインタビュー取材を敢行しました。

山古志の奥に位置してる小松倉集落の人々が隣村の広神まで片刃つるはしで強靭な岩盤を削って、
完成させた日本一の手掘り隧道である“中山隧道”をめぐって山古志の人々の魂を描いた『掘るまいか』

この映画製作の資金集めから携わった青木さんの話から、
撮影時は山古志あげてのお祭り騒ぎだったこと。
そして橋本監督は山古志の人間に感動していたことをうまくまとめることができたら、
書き上げそうに思いましたが、はたしてうまく書けるかどうか。

青木さんは江戸時代の生活様式から山古志を考えてること、
山古志名産ニシキゴイに至っては同時代の京都を引き合い出して解説したりと、
そこで得たのは困難が次々と襲いながらもたち立ち向かう『掘るまいか』は
まさに山古志の不屈の精神を今も受け継いでることでした。

完成した翌年にはかの中越地震が発生。
行政職員として『掘るまいか』制作に携わりながら
長岡市との合併で山古志を閉める準備に入ってたら、
今度は大地震を経ての復興となり、
多忙な毎日だったけ当時を思い出せば「楽しかった」と。これに尽きるハズ。

しかし青木さん、もう74歳、まだ74歳なのか存分に語り、
特に10月は各地へ中越地震と防災の話を講演で語るなど、
20周年の今年は特に忙しかったようでリタイアなど、どこ吹く風とばかりに饒舌。
山古志のこれからのvisionについても存分に持論を述べて聞いてて楽しかったです。

最後近くに『掘るまいか』で撮影を担当した松根広隆キャメラマンは小林茂監督『風の波紋』の他、
最近はジュリーを撮った『土を喰らう十二カ月』も撮影してると聞き驚いてました。
あの松根がかぁ、と喜んでて来年上映会を開くとお伝えしたら、ぜひ観たいと。

そして松根キャメラマンの大活躍を知って、
橋本監督が今も健在ならどんな映画を撮っていただろうと、
二人で顔を見合わせていました。
青木さん曰く「暮らしと文化」をテーマに各地で人間の面白さを取り入れた作品を手掛けていたのでは。

以前にも書きましたが橋本監督との繋がりから青木さんを紹介されて
映画『冬のアルパカ』で山古志での撮影の手配をすべてこなしていただき、
おかげで完成できたことを今も青木さんには感謝しています。
『掘るまいか』のあらゆる資料を収集したいが、
なかなか時間がなくてと笑ってましたが、
その収集の中に今回のインタビューが乗った冊子を贈れるようにしなければ。

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Providence Was with Us: How a Japanese Doctor Turned the Afghan Desert Green



『国益の名の下に戦争が正当化され、現地の無数の犠牲は顧みられることがない。/ 果ては世界平和のために戦争をするという。いったい何を何から守るのか。こんな偽善と茶番が長続きするはずはない。』

アフガン戦争をこう喝破した中村医師は、各地の絶えぬ戦火をどう思うだろうか…。

監督 谷津賢二

https://x.com/kouya_2022/status/1845344988005269774

http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-4289.html
↑こちらで紹介したDVD版『荒野に希望の灯をともす』長岡上映会に映写担当で参加しました。
無論、上映前にお客様へこちらの上映会のチラシ配りも。
試写もせずにぶっつけで内心ハラハラしてましたが、無事に終了し胸をなでおろして客席から作品へ拍手が。
やはり中村先生が悪戦苦闘した用水路のおかげで月面のような砂漠が緑溢れる希望の大地となる場面は圧巻。
改めてこの混沌とした時代に中村先生の力は必要だと。

今回の上映会の主催の方は筋金入りの辺野古支援者でコロナ禍を除いて、
ほぼ毎年、辺野古へと足を運んでて、
地元の支援者が本作の上映会を新潟でもと許可を得たDVDを託し県内各地で開催。
それなら『骨を掘る男』上映会のチラシを渡したら、
具志堅隆松さんとお話したこともあるそうです。
内心、当日観にいらしてほしいと思いました。

お疲れさまでした。

その後、所用があり会場の中央図書館近くにお住いの小林茂監督宅へ。
あがっていきなとお誘いを受けいろいろとお話させていただきましたが、
監督が見せてくれた某文書を読み、
なんというかこちらの上映会いろいろお騒がせしてるなぁと実感してました。

11/24 『映画 〇月〇日、区長になる女。』長岡上映とペヤンヌマキ監督トーク
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-4226.html

11/24 『骨を掘る男』長岡上映会
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-4260.html

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2025年1月16日 沢田研二主演『土を喰らう十二ヵ月』 「ながおかワーク&ライフセミナー」

見本_土を喰らうチラシ表
(c)2022『土を喰らう十二ヵ月』製作委員会

2020年に大杉漣さんプロデュース・主演『教誨師』上映会
今年は2月に韓国映画『あしたの少女』で参加した
長岡地区労働者福祉協議会主催 「ながおかワーク&ライフセミナー」へ、
来年1月16日(木)にアオーレ長岡市民交流ホールAで開催予定で、
開催団体“長岡アジア映画祭実行委員会!”で準備をはじめました。

上映作品は沢田研二主演『土を喰らう十二ヵ月』 無料上映です。

『教誨師』は人権、『あしたの少女』は労働というお題をいただいた覚えがありますが、
今回は“老い”をテーマにした作品ということで『土を喰らう十二ヵ月』を推薦して上映予定です。
老境に達したジュリー扮する小説家が美しい自然に囲まれた大地の実りを自ら料理し食していく中、
迫りくる死を迎える境地を演じた人生ドラマです。

来年の話は鬼が笑いますが、とりあえず詳細が決まりましたら、またこちらに掲載します。

沢田研二主演『土を喰らう十二ヵ月』予告編
https://www.youtube.com/watch?v=q9J9QEfqq5o&t=65s

『土を喰らう十二ヵ月』公式HP https://tsuchiwokurau12.jp/

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長岡ロケ映画 『火の華』

hinohana_teaser_poster-scaled (1)

話は昨年の夏、↓こちらの記事に書いた「菊屋」さんへ、
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-4151.html
いつもどおり上映会のポスター掲示に訪れたところ、
先日、このお店で映画撮影があったと女将さんがお話されました。
その話を聞いて長岡ロケなびより食堂でのエキストラ募集のメールが届き、
この菊屋さんで撮影されたのかと。
お仕事が入ってたので残念ながらパスしてましたが、
女将さんとお母さまが幾分興奮しながら撮影の話をして下さいました。

決して広くはない店内に20人くらいのスタッフが集結したと聞き、
インディペントながら相当気合の入った映画なんだと思い、
なんでもお店近くにスタッフがアパートを借りて合宿、
菊屋さんによく食べに来ていて気に入り撮影を依頼され、
菊屋さんも先の記事にあるように今年にお店を畳む決心をしていたので、
店内の姿を映像に残したい思いがあったそうです。

日本産ノワールとして一部で高い評価を得た『JOINT』の監督・小島央大 主演・山本一賢が再タッグを組んで挑んだだけに内外から熱い視線が注がれてると思います。

https://www.yomiuri.co.jp/local/niigata/news/20241112-OYTNT50065/

↑こちらの記事を読むと花火をテーマにした映画を考えてたら、
長岡花火の花火と戦争との関係性に着目したとあり、
長岡での撮影がうってつけに思いました。
『火の華』は12月13日よりT・ジョイ長岡など県内先行公開。
20日から全国公開されるそうです。

『火の華』公式HP https://hinohana-movie.com/

Introduction
イントロダクション

2016年、実際に報道された自衛隊日報問題を題材にした『火の華』は、元⾃衛官の壮絶な経験とその後の宿命を克明に描いた完全オリジナルストーリー。
日本映画ではほぼ扱われることのなかったPTSDの深刻さを見据えながら、日本伝統の<花火>をモチーフに、<戦う>ということや<平和>の在り方、そして人間の本質までを問いかける。
監督は、長編デビュー作『JOINT』で新藤兼人賞銀賞に輝いた小島央大。
企画・脚本・編集・音楽までを手がける。
主人公の島田には、『JOINT』でも主演を務めた山本一賢。
共同企画・脚本にも名を連ねる山本は、元自衛官の葛藤と再起を等身大で演じ、圧倒的な存在感を放つ。
さらに二人の盟友キム・チャンバが『JOINT』に続いてプロデューサー・出演者として加わり、才気溢れるチームが再集結した。
脇を固めるのは、柳ゆり菜、松角洋平、ダンカン、伊武雅刀ら実力派俳優たち。
主題歌は、⼤貫妙⼦&坂本⿓⼀の「Flower」。光と闇の境界を儚げに歌う声⾊と美しい旋律が、映画の世界を引き⽴てる。
新潟県での撮影にこだわった本作。
登場する打ち上げ花火は、長岡花火ほか世界クラスで活躍する花火師の監修の元、全て実写で撮影している。
また、元自衛官やジャーナリストに数々の取材を敢行。
徹底したリサーチ、細部までリアリティを追求した撮影と演出によって、自衛隊や武器、花火師の世界が忠実に表現されている。

『火の華』公式HP https://hinohana-movie.com/

ところで先の菊屋さんはお店を畳んだとはいえポスター掲示の協力をいただき、
今は『映画 〇月〇日、区長になる女。』『骨を掘る男』のポスターを掲示いただいてますが、
内心『火の華』もポスター掲示をすればいいのにと思ったりしてます。
T・ジョイ長岡はご存じでしょうか。

11/24 『映画 〇月〇日、区長になる女。』長岡上映とペヤンヌマキ監督トーク
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-4226.html

11/24 『骨を掘る男』長岡上映会
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-4260.html

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SHIBATA

640shibata.jpg

http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-4169.html
↑こちらで紹介した『十一人の賊軍』をもちろん鞘師里保目当てで、
東映の時代劇とならば当然、T・ジョイ長岡で観賞しました。

しかし見入ってしまったのは戊辰戦争時、
勝てば官軍の新政府軍と負ければ賊軍の旧政府軍、
どちらに付こうか苦渋の判断を迫られた新発田藩・家老を演じた阿部サダヲの狂気。
全ては領民の幸福のために敢えて心を鬼にして、なのか
もはやサイコパスと化してる姿、
さらに切腹コントまでして笑わせてしまうことに戦慄を覚えました。
その阿部サダヲの狂気の視線にあるのが、
官軍に楯突いたばかりに焦土と化した長岡の二の舞をなんとしてでも避けようという思いがあり、
ここでは英雄として今や祭り上げられてる『峠』の河井継之助を真っ向から否定、
「十一人の賊軍」を歴史の闇に葬り去っても全ては領民のためにと、
己の正義のために顔面に返り血を浴びることも厭わない阿部サダヲでしたが、
はたして阿部サダヲは映画の公開後、
新発田の地に足を踏み入れることができるんだろかと余計なことを思ったりしました。
それくらいの極悪非道っぷりに拍手を送りたいほど。

さらに最後のサムライと呼びたい仲野太賀の大奮闘に、
「新発田藩のために戦いたくない」と叫ぶ山田孝之と
仁義なきアウトローに混じったりほりほが思いの外、大抜擢なので驚いてました。
女優として脱力コメディの「めんつゆひとり飯」に主演してたとはいえ、
十一人唯一の女性としてアウトローズを支える鉄火肌の姉御を演じるなど、
思いもよらず、古町を駆け抜ける疾走場面に陰惨なストーリーを
覆すような後味を味わっておりました。
こりゃ、日本アカデミー賞新人賞が視界に入ったのではなかろうかと。
新発田弁で演じてた女優としての彼女にも期待大です。

尊敬する映画評論家・秋本鉄次先生は東映アウトロー路線を受け継ぐ本作を激賞。
ただ女優で映画を観る派手でパツキン好きの秋本先生がりほりほについては触れておらず、
なんだかわかるように思いました。

確かにド派手なアクションの行方が爆弾魔頼みなことと、
リメイク版の『十三人の刺客』の松方弘樹のような本物の時代劇スターが不在なのも不満に思いましたが、
クライマックスの仲野太賀の姿に映画を観たと興奮させていただきました。

ところでトンデモな家老を登場させてしまった新発田への罪滅ぼしなのか、
その名も「SHABATA」というユニットが映画を機に結成。
MVがアップされてダンサーとして登場するりほりほが映画とまた違う魔性な姿を披露。

このまんまぜひ大きく化けて、さらに羽ばたいてほしいです。
改めて新潟のモー娘。コンサートで鬼気迫るりほりほのパフォーマンスを目にしたことは生涯こちらの脳裏に刻まれるハズ。

【MV】SHIBATA「品後論庇護呂」(ピンゴロンピゴロ)
https://www.youtube.com/watch?v=IhIxvR3UblU

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小林茂監督 (映団連) 勤続功労賞受賞



長岡在住・小林茂監督が映画業界での40年に渡る活動を表し
一般社団法人映画産業団体連合会(映団連)より勤続功労賞を受賞しました。

おめでとうございます!

長岡は小林監督が拠点にして映画製作をしていることで一目置かれてるのではないかと思います。
今年のながおか市民活動フェスタで小林監督作『自転車』を上映した際に舞台挨拶で、
東京の映画界で活動していたかもしれないターニングポイントがあったことを述べ、
しかし結果的に必然ということか長岡を軸足にして活動することになったことで、
映画界では小林監督の活動が地方で映画製作を続けている良きお手本になり、
併せて豊かな活動歴が財産となり、大きな恩恵を長岡は受けているように思います。

また平和憲法をまもる長岡市民の会、
東京電力柏崎刈羽原発再稼働の是非を県民投票で決める会・長岡実行委員会の共に共同代表を務めて、
最近は社会活動に積極的に参加し声を上げる映画人、だけでなく人としても深く敬意を抱きます。

こちらは甘えてばかりで、いつも相談に乗って下さり感謝申し上げ、
改めて受賞おめでとうございます。

新作『魂のきせき』は概ね撮影は終了したと聞き完成を目指してることだと思います。
これまでとまるで違うテーマなことで余計に観賞できる日を楽しみにしています。

画像は2018年のアフリカンフェスタinながおかでの一コマ。
隣の松下照美さんも受賞を喜んでることと思います。

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「第37回東京国際映画祭」 ~映画祭巡礼記~

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S東京特派員の映画祭巡礼記。
今回は恒例の東京国際映画祭、今回も見どころ満載の作品が並びレポいただきました。
小品とはいえアンソニー・ウォンが継続して“香港映画”主演にほろりときました。
そのアンソニー・ウォンを起用した『淪落の人』でデビューを飾ったオリバー・チャン監督も新作とともに来日、しかし画像の女性二人はどちらも女優さんぽいので監督はどちらだろうかと思いました。
あと今回、審査委員長がトニー・レオン、審査員にジョニー・トーが連なり、
当然、宴席を囲んだであろうから、話が弾んでこの二人がタッグを組んで新作を期待します。
ジョニー・トー映画にアンディ・ラウはよく起用されてるけど、
ドニー・レオンはプロデュース作で面白かった『ロンゲストナイト』ぐらいでしたっけ?
そして以前、りほりほ出演で取り上げた『十一人の賊軍』は長岡藩をチクリと刺して敵に回したな、と思いました。。
S特派員、ありがとうございます。またお願いします。
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日本の秋の映画祭シーズン最大イベント東京国際映画祭。今年も3連休有楽町に通いましたのでその感想を書きたいと思います。

『赦されぬ罪』香港 ジェフリー・ラム、アントニオ・タム監督
主演アンソニー・ウォン。娘を失った牧師の前にその原因になった若者が現れる。
映画が進むにつれ、事件の真相がわかる仕掛け。
タイトルの赦されぬ罪とはなにか。
「許すことができるのは神だけ」とアンソニー・ウォン牧師。
では人はなにができるのか?
韓国映画『シークレット・サンシャイン』と似ているテーマ。
洗礼式の大混乱がよかったです。

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『母性のモンタージュ』Q&Aの様子

『母性のモンタージュ』香港 オリヴァー・チャン監督
オリヴァー・チャン監督は『淪落の人』の監督。
自身の出産、子育て経験を経て、香港でも多いという産後の鬱による死を題材にした映画です。
とくにドラマらしい展開はなくひたすら乳児の育児生活だけで母親が徐々に追い詰められていく様子を克明に描く映画でまるでドキュメンタリーのような迫力で圧倒されました。
ラストはギリギリのところで救いがあったのがよかったです。
そうじゃないとあまりにもかなしい…

79dcf1b6-107d-4ab0-bdbd-de2051cd2521.jpg『陽光倶楽部』ポスター

『陽光倶楽部』中国 ウェイ・シュージュン監督
2020年に長編デビュー、以来『永安鎮の物語集』、『川辺の過ち』とすべて日本の映画祭で上映されているウェイ・シュージュン監督。
今回も面白かった!
さながら中国版『フォレストガンプ』な今作。
余命わずかな母親と主人公、さらにそれを取り巻くクセのある人々の群像劇。
中でも怪しげなセミナーを主催する男を演じたジャ・ジャンクーがほんとにうさん臭くて最高。
ウェイ・シュージュン監督作品、もうそろそろ一般公開されてもいいころだと思います。

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『冷たい風』Q&Aの様子

『冷たい風』イラン モハッマド・エスマイリ監督
プロの写真家として活動してきたエスマイリ監督はこれが初長編ですが元々映画を作りたかったそうです。
主人公の警部が殺人事件の捜査をするという映画ですが警部の一人称で語られるという変わった映画。
映画は警部が尋問する相手しか映しません。
回想場面もなし。
観客にリアルな捜査活動を体験するというすごい実験映画でした。
推理映画でこのやり方はちょっと合ってなかったかも。
すごくわかりにくかったです(笑)でもこういう挑戦、嫌いじゃないです。

『スターターピストル』中国 チュー・ヨウジャ監督
陸上競技でスタートピストルの音におびえてどうしてもスタートが遅れてしまう女子高生が夜の校内で無断で持ち出したピストルを撃つ。
その場に駆け付けた少年はとっさに彼女をかばう。
高校生の不安定さを偶像劇のように描く映画。
ちょっとしか出てない生徒たちも生き生きと描く演出がすごかったです。
時制の乱れた編集もかっこいい。
少女とピストルといえば『牯嶺街少年殺人事件』。エドワード・ヤンの影響も感じられます。
『男たちの挽歌Ⅲ アゲイン/明日への誓い』にも使われていた近藤真彦の「夕焼けの歌」のカバー「夕陽之歌」が一瞬流れるシーンがあり懐かしかったです。

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『ギル』アン・ジェフン監督

『ギル』韓国 アン・ジェフン監督
日本でも翻訳があるク・ビョンモの小説「えら」をアニメーションで映画化。
「えら」はまだ未訳。翻訳期待したいです。
えらのある水棲人の少年と人間たちの交流。
とくに少年を助けた老人の少年とほぼ同世代の孫との愛憎、その薬物中毒の母親など重たい人間ドラマが続きその対比として純粋な水棲人がいるという感じ。
原作では普通に韓国が舞台なのを映画ではヨーロッパに変更。
韓国だとリアリティが出ないという判断でしょうか。
従来のアン・ジェフン作品とは違い商業アニメスタジオの制作でキャラクターデザインなどかなりスタッフの意見を取り入れての制作だったようです。
日本や中国とも違う韓国の2Dアニメになっていたと思います。
最近はいろんな国で優れたアニメが作られてますね。

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『士官候補生』Q&Aの様子

『士官候補生』カザフスタン アディルハン・イェルジャノフ監督
一人息子を連れてとある士官学校に赴任した女性教師。
同級生から強烈ないじめにあう息子。
さらに士官学校には過去の怨霊がとりついていて母子を襲う。
『シャイニング』や『エクソシスト』のオマージュのような場面もあるし背後の暗がりに何かいるみたいな場面はまるでJホラー。
作品解説に「軍隊組織に内在する暴力や腐敗をホラー映画的な要素を加えて描いた作品。」と書いてありましたがまさかこんなにホラーだとは。
社会制度が恐ろしい事態を引き起こすという社会派ホラー。
不気味な雰囲気が常に漂う作品でした。

『ディスクレイマー 夏の沈黙』イギリス・イタリア アルフォンソ・キュアロン監督
東京国際映画祭では2021年から「TIFFシリーズ部門」が出来ました。
テレビや配信の連続ドラマが対象の部門です。『ディスクレイマー』はAppleTV+ですでに配信中。
全7話で今回は1~4話と5~7話にわけて上映。
ケイト・プランシェット演じる女性がかかわる過去の出来事によってケヴィン・クライン演じる老人から中傷攻撃を受けて生活が破壊されていくドラマ。
観客のほうも試されるような重いテーマでした。
すべてのエピソードをキュアロン監督が演出してるのでドラマとはいえ統一感があります。
前半は自宅で見て後半のみ劇場で見ましたのですが音響演出はやはり映画館のほうがちゃんと伝わる感じです。
長時間ですがさくさく進むので見やすくこの辺りは映画というよりドラマ的でしょうか。

『十一人の賊軍』日本 白石和彌監督
実は一般公開で見たのですが今年の東京国際映画祭のオープニング作品ということで。
会場も東京国際映画祭やってる丸の内TOEIのスクリーンで見たのでまあ半分映画祭上映という気分です(笑)
見る前は戊辰戦争時の新発田藩が舞台なのでさぞかし地元新発田は盛り上がるのでは…
と思ったのですが官軍と列藩同盟の間に挟まれた新発田藩が生き残るため十一人を捨て石にする、という話で正しくかつての東映残酷集団時代劇の系譜を継ぐ映画。
これは新発田の人達は複雑な気持ちかも…
しかし原案にクレジットされている笠原和夫が1964年に執筆した『十一人の賊軍』のプロットを元にしているとのことで確かに現代の映画とはちょっと異なる骨太さがある映画になっていたと思います。

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『本日公休』フー・ティエンユー監督

『本日公休』台湾 フー・ティエンユー監督
これは東京国際映画祭とは関係ない上映ですがフー・ティエンユー監督が黒澤明賞受賞のため来日、せっかくの機会ということで都内で上映中の監督作品の上映にあわせて開催されたトークショーで見ました。
本来なら東京国際映画祭でも記念上映すべきだったと思います。
『本日公休』はお母さんが理髪師という監督のお母さんへのリスペクトが込められた映画。
映画に出てくる理髪店はなんと監督の実家。
ファミリー映画ですね(笑)みなさんも台南に来られたらぜひ来てくださいと話す監督でした。

有楽町・日比谷のみでの開催になって会場の移動も楽になり映画を見る時間も増えました。
一方で会期日数は減らないものの平日開催が増え会期中の週末上映は少なくなり結局見れる映画が減るのは残念。
しかし今年は3連休!例年より多く見れると喜んだものの香港・中国映画は大人気で何本も予約瞬殺で見れないことに。
人気があるのはうれしいですがもう少し予約は取りやすくしてほしいと思いました。

東京国際映画祭公式HP https://2024.tiff-jp.net/ja/

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総理大臣を目指した人たち ~2024 二つの党首選から見えたこと~



自民党総裁選と立憲民主党代表選…
この秋、行われた2つの党首選挙。
総理大臣を目指した政治家その人たちは
それぞれ何を背負っているのか、どんな覚悟があるのか。
人物像に迫りたい。

ディレクターを務めるのは、映画『なぜ君は総理⼤⾂になれないのか』で知られる
ドキュメンタリー監督の⼤島新。
今回k、⽇本テレビ政治部とタッグを組み、各候補者へのインタビューに加え、
独⾃の視点で2つの選挙をドキュメンタリーとして描く。

ナレーション/大島新 制作/日本テレビ 放送枠/55分

https://www.ntv.co.jp/document/

日本テレビ系の貴重なドキュメンタリー番組「NNNドキュメント」で大島新監督の新作が発表されました。
先の党首選挙の立候補者に大島監督が肉薄するようです。
現場では立候補せずに野田佳彦氏の支持にまわって支援者を落胆させたと思う小川淳也氏と遭遇したハズですが、
大島監督は厳しい視線を送ったのではないかと想像します。どうでしょうか。

ちなみにペヤンヌ゙マキ監督は岸本聡子候補二人で大島監督の『香川1区』を観賞、
影響を受け選挙戦に立ち向かう岸本候補を撮影したいと告げたことで
『映画 ◯月◯日、区長になる女。』が生まれる一因となりました。

「NNNドキュメンタリー総理大臣を目指した人たち ~2024 二つの党首選から見えたこと~」は
11月17日(日)深夜24時55分よりTenyテレビ新潟でも放映されます。

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大島新 (ドキュメンタリー監督『なぜ君は総理大臣になれないのか』『国葬の日』)
とてつもなく魅力的な被写体(岸本聡子さんはもちろん、住民のみなさんも!)、起きていることの劇的さ、監督の志と手腕…三拍子揃いまくった圧巻のドキュメンタリー。
絶望的な政治状況の中で、「市民の力で社会を変えることができる」ことを教えてくれる“希望の映画”である!

11/24 『映画 〇月〇日、区長になる女。』長岡上映とペヤンヌマキ監督トーク
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-4226.html

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『骨を掘る男』上映会 米軍廃棄物パネル展開催



11月24日開催の『骨を掘る男』上映会に併せて、
会場のアオーレ長岡市民交流ホールAのロビー(ホワイエ)にて
「米軍廃棄物実行委員会」の協力をいただき
米軍廃棄物パネル展を展示します。

沖縄・やんばるの豊かな自然を脅かすアメリカ軍の廃棄物の現状を解説しています。
『骨を掘る男』とリンクするかと思い展示を依頼しましたら快諾いただきました。
当日、お越しいただける方は映画とともにぜひともご注目ください。

11月24日(日)10時~17時半頃の間は開催してる予定です。

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ガマに埋もれたままの骨は「国」に見捨てられて、80年近く地中深く眠る。
その骨を40年以上堀り続ける。
その「行動的慰霊」行為を5年間撮り続ける。
まだ骨が埋もれている土は、米軍新基地建設の埋立工事に使われる。
過去・現在・未来の多層な時間も「埋め込まれ」たこの映画は、だから、「埋められて」見えない骨と時間の意味を問う。

太田昌国(民族問題研究家)

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11/24 『骨を掘る男』長岡上映会
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-4260.html

11/24 『映画 〇月〇日、区長になる女。』長岡上映とペヤンヌマキ監督トーク
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-4226.html

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歌声にのった少年



http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-4259.html
↑こちらの三条で開催された「パレスチナのちいさないとなみⅡ」にお手伝いと上映会の宣伝も含めて参加しました。
集合時間に会場へ行くと講師のパレスチナ・オリーブ代表の皆川万葉さんが準備をはじめており、
YOUTUBEからガザ出身の歌手ムハンマド・アッサーフのMVを流してました。
ただ最近のMVは破壊されたガザが映し出されて切なくなるというので、
まるでインド映画のミュージカルのようなMVを流してムハンマド・アッサーフについて教えていただきました。
ガザ出身ながらエジプトのオーディション番組「アラブアイドル」にパレスチナ国民の期待を一身に背負って勝ち抜き、
『パラダイス・ナウ』のハニ・アブ・アサド監督が着目して、
伝記映画『歌声にのった少年』が作られたとのこと。
ハニ・アブ・アサド監督、そんな作品を作ってたとは知らずにいたので、
機会があれば観たいと思いました。

『歌声にのった少年』公式HP https://albatros-film.com/movie/utagoe-shonen/

肝心の報告の方は今年春に訪問したヨルダン川西岸地区 ( パレスチナ自治区 )の様子を、
ガザ侵攻前と比較しながら解説。
皆川さんにとって大変思い入れのある地が一層、大変なことになってること。
その心情はどれほどのものかと思いながら参加、
終わった後にやむにやまれず画像の皆川さんを捕まえて、
ガザ侵攻というかジェノサイドをネットで目にし、世界が救おうとしないことに無力感に苛まれてることを伝えました。
皆川さんは今は仙台在住のようですが、
新潟市出身なので新潟の様子も知っており、
こちらが小森はるか監督が主宰のパレスチナスタンディングに時折参加している話したら、
よく存じているようでした。

しかし少し話が逸れますが質疑応答の時間なのに、
持論の陰謀論、ネタニヤフを操る者について延々と唱える方がおり、
ネットで目にするものの、陰謀論者など初めてナマで目にし独特の雰囲気を感じ取りました。
新潟の脱原発集会でよく参加してると聞き、
担当者は長岡の脱原発集会でこんな人は見たことなかったので、
長岡は大変健全なんだなと思いました。

皆川さんと最後に「トランプが再選すればパレスチナの事態はもって酷くなる」と。

今回、みらいと生活を考える会・三条主催でありますが、
実際に宮川さんのパレスチナオリーブを取り扱ってるみずすましさんが尽力。
昨年、代表だったお母さんの跡を継いだ息子さんが、
熱心にパレスチナ問題に取り組んで初のイベントでしたが成功を成し遂げました。
併せてこちらの上映作品の宣伝もさせていただきました。

ありがとうございます。

11/24 『映画 〇月〇日、区長になる女。』長岡上映とペヤンヌマキ監督トーク
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-4226.html

11/24 『骨を掘る男』長岡上映会
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-4260.html

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KYON2狂い咲き

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先日、二部作と知らず『室井慎次 敗れざる者』を観賞。
脚本家の先生が監督をしたかと思ったら 本広克行監督作と知り、随分キレが悪くなったなぁ、
と思い、続けて次作『室井慎次 生き続ける者』の予告を観てたら小泉今日子さんが登場。
演じたシリーズ人気キャラのサイコパスが今も服役中という設定らしく、
キョンキョン、今年は大活躍だなぁと嬉しくなりました。

白石和彌監督『碁盤斬り』『室井慎次 生き続ける者』その後に主演作『海の沈黙』の公開が控えており、
メジャーな存在ながら政治的発言、というか政権批判をおかしなことはおかしいと、
「赤旗」から「NHK」まで歯に衣を着せず忖度なしで発言する姿はアイドル時代もカッコよかったけど、
今はそれ以上に思ってます。
先のメジャー作品に干されることなく起用されてるのは、
たぶん映画界でもキョンキョンの姿勢を支持してるのでないかと。
勿論、演技力の賜物が大きいこともあるでしょうが。

先の大統領選、民主党ハリス候補へ超メジャーなセレブ達が次々と支持を表明、
選挙活動にリスクなど気にせず参加しているのを見てると、
日本と比べてどちらが健全かは一目瞭然に思います。
最も多くの票を握る労働者階級への目配せが劣ってしまい、
その点は日々の生活に苦労してる者たちへセレブの言葉は届かなかったのが、
敗因のひとつに見えましたが。

とはいえキョンキョン、先のメジャー映画で活躍しながら『映画 ◯月◯日、区長になる女。』では挿入歌を歌い、
宣伝にも積極的に協力しているのを見ると改めてカッコいいです。
サスガは担当者と同じ誕生日だと(関係ない)。

そんなわけで『室井慎次 生き続ける者』はキョンキョン目当てに観に行こうと思ってます。

画像は挿入歌、「黒猫同盟のミュニシパリズム」と音楽を担当したユニットの黒猫同盟。

黒猫同盟 小泉今日子  (本作音楽担当)
杉並区長選、彗星の如く現れた岸本聡子さんの動向に注目していました。

出馬→選挙活動→当選→初登庁までの流れをまるで面白い映画を観ているように興奮しながら見ていました。
その興奮をペヤンヌマキさんが本当に映画にしていたとは!

この映画に黒猫同盟として参加させて頂き嬉しいです。

11/24 『映画 〇月〇日、区長になる女。』長岡上映とペヤンヌマキ監督トーク
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【第23回伊参スタジオ映画祭】



11月16日、17日に開催される「第23回伊参スタジオ映画祭」のチラシがとどきましたのでご案内します。

今回も伊参はもちろん、目玉のシナリオ大賞受賞作映画化初お披露目ととなりますが、
クロージング作でタッグを組んでる篠原哲雄監督・山崎まさよし主演『影踏み』が上映。
しかし毎年上映してた、この地で撮影の初タッグ作『月とキャベツ』がラインナップにないので、
何かあったのだろかと。
篠原監督、毎年新作を発表し伊参に持ってくるのは尊敬ものだと。

ただこちらで今年『ヒロシマナガサキ』上映とともに駆けつけてくださった今泉光司監督は、
ここで撮影された『眠る男』の助監督として現場に行き小栗康平監督のもとで学んだので、
チラシを手にしながら、今もあるハズの映画撮影のセットを思い出したりしました。

いただいたチラシは届いたぶん、
先の"ウィズコーション スペシャルライブ+上映会 『ミツバチの羽音と地球の回転』”のお客様に配布しました。

山の中の小さくて大きい
伊参スタジオ映画祭公式HP https://isama-cinema.jp/

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[柏崎市長選挙2024・新潟]



[柏崎市長選挙2024・新潟]
阿部由美子氏が立候補表明「原発にノーを突きつける」、無投票回避へ急きょ出馬 

新潟県柏崎市の飲食店経営者で東京電力柏崎刈羽原発
に反対する市民団体の共同代表を務める阿部由美子氏(62)が11月6日、柏崎市で会見を開き、任期満了に伴う柏崎市長選(10日告示、17日投開票)に無所属で立候補すると正式に表明した。
原発の再稼働阻止を訴えるとし「原発に反対の人だけでなく、避難や東電に不安がある人、皆さんのノーを突き付ける」と語った。

https://www.niigata-nippo.co.jp/articles/-/505139

本日付の新潟日報朝刊で阿部由美子さんが柏崎市長選に立候補するとあり大変驚きました。
今ほど上記のネット記事になり本日出馬会見が開かれたとのこと。

この阿部由美子さんは柏崎のカフェ、et cetera えとせとらを一人で切り盛りしている方。
最初はどういったきっかけだったのか、
市民映画館をつくる会の時に閻魔堂近くにあったお店を訪れ、
上映会のポスターやチラシ、挙句の果てにプレイガイドまでお願いしており、
杉田愉監督との打ち合わせに使用したりと、
柏崎でとても重宝をしていたカフェ。

その後、より柏崎駅に近い場所へ移転した際は、店内にプロジェクターを設置。
定期的にドキュメンタリー映画の上映会を開催し、
小林茂監督をお招きし『風の波紋』の上映会も開いたことも。

コロナ禍になってからは上映会も開くことなく、、
さらに今度は柏崎駅から離れた場所へ移転してからは足が遠のき、
それでも上映会のポスターは送ってたものの、
また行きたいと思ってたところへ、
まるで想定外の出来事で近況が視界に入りました。

確かに脱原発に沿った映画上映会を開いてましたが、
そこまで真剣に柏崎のことを考えていたとは。

先の記事の写真を見るといつも笑ってる印象な阿部さんが、
お店では見たことのない表情で決意を述べ、
その周りを女性の支援者で固めてるのを見て、
『映画 〇月〇日、区長になる女。』を参考に観てほしかったと強く思ったものの、
高田か新潟でとっくにご覧になられたかもしれませんが。

あまりにも急な出馬表明に不安を覚えるのも事実なものの、
刮目して、その決意を支持したいと思います。

11/24 『映画 〇月〇日、区長になる女。』長岡上映とペヤンヌマキ監督トーク
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-4226.html

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らこって 2024年11月号



ながおか市民協働センターの情報誌“らこって”の折り込み作業に『 『映画 〇月〇日、区長になる女。』『骨を掘る男』で参加。

今回の作業に参加した団体のイベントは以下の通りです。

https://nkyod.org/racotte-list/329271

*しなのいきいき生活講座 テーマ「健康と栄養について」
~健康と睡眠の大切な関係
日時 11月15日10時30分~
会場 長岡市高齢者センターしなの
参加費 200円(入館料として) 65歳未満の方は350円
主催・問 (社)長岡福祉協会 こぶし園 サポートセンターしなの
電話0258317700
https://nkyod.org/event-list/329121

*講演会 「今あるあなたの家を再エネ・省エネで快適に」
講師 後藤哲男長岡造形大名誉教授
日時 11月24日14時~
会場 長岡中央公民館 4階大ホール
主催 一般社団法人「ながおか自然エネルギー」
問 09014698855
https://76b96b71-bb6d-43b1-b7b7-d02eefd55823.filesusr.com/ugd/b92d32_31c14dd7b7784ac5bd6fb5a358236025.pdf

*鎮魂と世界平和の祈りを夜空へ
日時 12月8日~ 
会場 千秋が原ふるさとの森 アトリウム
主催 「12.8 慰霊の花火打上げ」実行委員会
https://www.facebook.com/shiragiku1208

*第4回がん晴れる 温泉ご褒美 ~手術痕のある女性のための貸し切り温泉イベント~
日時 12月6日~7日
会場 えちご川口温泉 ホテルサンローラ
主催 長岡市 ながおか・スミレプロジェクト
https://sumireproject.jp/news/307/

*公開講座 より良い夫婦のおコミュニケーション「アサーション講座」
日時 11月10日13時30分~
会場 長岡市立中央図書館二階 口座室
参加費 500円
主催 長岡健康生きがい創生ネットワーク / 長岡キャリアコンサルタントネットワーク
問 09055729861
https://mykoho.jp/article/%E6%96%B0%E6%BD%9F%E7%9C%8C%E9%95%B7%E5%B2%A1%E5%B8%82/%E3%81%AA%E3%81%8C%E3%81%8A%E3%81%8B%E5%B8%82%E6%94%BF%E3%81%A0%E3%82%88%E3%82%8A-%E4%BB%A4%E5%92%8C6%E5%B9%B411%E6%9C%88%E5%8F%B7/%E3%81%BF%E3%82%93%E3%81%AA%E3%81%AE%E3%81%B2%E3%82%8D%E3%81%B0%EF%BD%9E%E3%81%8F%E3%82%89%E3%81%97-5/

*世界一周フェスティバル2024
日時 11月9日、10日
会場 アオーレ長岡
主催 世界一周フェスティバル実行委員会
問090-4596-4196
https://ao-re.jp/event/43322

上記のうち「12.8 慰霊の花火打上げ」実行委員会の代表は長岡ロケなびの会長でもあるので、
久しぶりにお会いしましたが、折り込み作業の後に各団体イベントのPRを行う茶話会があり、
そこでロケなび会長は要点をまとめてしっかりと話し、やはり見習うべきだと思いました。

また長岡キャリアコンサルタントネットワークの方は            
担当者は10年前によくあちこちのセミナーに顔を出しており、
その際によく参加し同席してた印象で次第に顔をあわわせているうちに話すこととなり、
とても関心をもたれたようでした。
その後あまり見かけなくなったと思ったら最近ちょくちょく顔をあわし、
いただいたチラシのような講座をやってるのかと感心しました。

11/24 『映画 〇月〇日、区長になる女。』長岡上映とペヤンヌマキ監督トーク
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-4226.html

11/24 『骨を掘る男』長岡上映会
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-4260.html

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柏崎刈羽原発再稼働の是非を問う県民投票CM最新版



小林茂監督が長岡実行委員会共同代表を務める「東京電力柏崎刈羽原発再稼働の是非を県民投票で決める会」。
県民投票を求める署名活動の呼びかけCMを小林茂監督自ら撮影・編集しYouTubeにアップされたのでご紹介します。

https://www.youtube.com/watch?v=n29q3cAo0tI

撮影・編集・ナレーション:小林茂(長岡実行委員会共同代表)
アフリカンドラム:ウガンダの青年たち。
署名を集めてくれる方は下記に連絡ください。
【長岡市】
県民投票で決める会長岡
事務所:〒940-0053長岡市長町1丁目3-4
電話:0258-33-0111 FAX:0258-33-0112 携帯:090-5214-1798(山田)

県民投票で決める会事務局
〒950-2028 新潟市西区小新南1丁目3-5
電話:025-378-1500
FAX:025-378-1508
携帯:080-7668-4467

柏崎刈羽原発再稼働の是非を県民投票で決める会のホームページ
https://www.kenmintouhyou.net/
X(旧Twitter)https://x.com/kenmin2024

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11/24 『映画 〇月〇日、区長になる女。』『骨を掘る男』 日本語字幕付き上映



11月24日 長岡開催の『映画 〇月〇日、区長になる女。』『骨を掘る男』はどちらも日本語字幕付きで上映します。
聴覚に障害のある方、歳を重ねて耳が遠くなった方もご一緒に映画を観賞ください。

最近、こちらで上映する作品の日本語字幕付き上映素材は、
映画館シネマ・チュプキ・タバタでたぶん作られた日本語字幕が使用されてるように思います。
https://chupki.jpn.org/

おそらく日本唯一のユニバーサルシアターで、
すべてのお客様を対象にしてるという大変なポリシーを掲げています。
以前、長岡上映会を開いた『狂猿』もシネマ・チュプキ・タバタでバリアフリー上映され、
葛西純選手も舞台挨拶に登壇、その際に作られた音声ガイドに、
わざわざ実況ガイドも入れたという凝りように頭が下がりました。

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津田大介(ジャーナリスト/メディア・アクティビスト)
困った。杉並から離れて結構経つが、こんな魅力的な映画を見せられたら、いまの場所から引っ越してまた杉並区民に戻りたくなってしまうではないか——。

11/24 『映画 〇月〇日、区長になる女。』長岡上映とペヤンヌマキ監督トーク
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-4226.html

どのカットのどのディテイルも、どの言葉も、どの編集の機微も、すべてがゆるがせにできない尊厳をたたえている。
たしきてぃくみそーれー。助けてください。シーンを追う私の眼は、洞窟の中のガマフヤーのそれになる。死者とともにあるのでなければ、私たちは品位を保ちえないのだ。冒頭からエンドロールまで、涙が流れ止まない。こんなドキュメンタリーを、私は知らない。
池田香代子(翻訳家)

11/24 『骨を掘る男』長岡上映会
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-4260.html

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