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長岡アジア映画祭実行委員会!ブログ

新潟県長岡市で活動します長岡アジア映画祭実行委員会!です。

2019年11月 | ARCHIVE-SELECT | 2020年01月

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2019 備忘


(C)2016 Ying E Chi All Rights Reserved.

備忘録として2019年の上映会を掲載します。
講演やトークなどでお力添いをいただいた方々に改めて御礼を申し上げます。
そして足を運んだお客様もありがとうございました。
さらに上映会のためにお手伝いいただきました方々にも深く感謝を。
皆様、よいお年をお迎えください。
改めてありがとうございました。

新年もどうぞよろしくお願いいたします

*樹木希林さん&伏原健之監督 『人生フルーツ』『居酒屋ばぁば』『神宮希林 わたしの神様』長岡上映会

3月8日(金) 『人生フルーツ』『居酒屋ばぁば』
会場 アオーレ長岡市民交流ホールA

3月15日(金) 『神宮希林 わたしの神様』
会場 アオーレ長岡市民交流ホールA

*『おだやかな革命』長岡上映会
3月10日(日) 『おだやかな革命』
ウィズコーションLIVE
橋本桂子氏(おらってにいがた市民エネルギー協議会理事)トーク 
会場  長岡市社会福祉センター トモシア 3階 多目的ホール

*『共犯者たち』長岡上映会
6月28日(金) 『共犯者たち』
 新潟国際情報大学国際学部 吉澤文寿教授講演
会場 アオーレ長岡市民交流ホールA

*長岡出身・五藤利弘監督 『美しすぎる議員』上映会
8月23日(金) 美しすぎる議員
五藤利弘監督トーク
会場 アオーレ長岡市民交流ホールA

*ながおか市民活動フェスタ’19 参加企画 長岡監督・ロケ映画特集 第5弾
9月7日(土)
「冬のアルパカ」
「春待ちかぼちゃ」
 五藤利弘監督、 水元久美子さん舞台挨拶
「雪の中のしろうさぎ
 五藤利弘監督トーク
「ストーンフェイス」 ー 侍がゆく、小国古道 
ヨールグ・ビューラ監督舞台挨拶
「内回りの二人」 
柴野太朗監督舞台挨拶
「放課後」
 須藤伸彦氏「小林茂の仕事 Oタスケ隊」トーク
会場 アオーレ長岡シアター

*『愛と法』長岡上映会
11月9日 『愛と法』
黒田隆史弁護士講演
会場 アオーレ長岡市民交流ホールA

*『沖縄スパイ戦史』長岡上映会
11月9日(土) 『沖縄スパイ戦史』
新潟県立大学准教授 福本圭介氏講演
会場 アオーレ長岡市民交流ホールA

*『主戦場』長岡上映会
12月22日(日) 『主戦場』
会場 アオーレ長岡市民交流ホールA

*『乱世備忘 僕らの雨傘運動』長岡上映会
12月22日(日) 『乱世備忘 僕らの雨傘運動』
会場 アオーレ長岡市民交流ホールA

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主戦場



12月22日『主戦場』上映会 お客様の感想を抜粋して掲載します。

*全体のテンポが早くて、話についていけない(と感じた)
ついていくのに必死だった。
教科書から”慰安婦”問題が消えていく権力の圧力etc
ゆっくり、じっくりと考えたいと思うが、激流のようなテンポに圧倒されて少し疲れた。(60代・女性)

*ここ最近ネットを通し感じていたこと、知っていたことが映画の中で裏付けされ、わかりやすく整理されてました。とてもすばらしい内容でした。
しかし私の周りにこのような内容を知る人は全くと言っていいほどいません。
政治的な話はタブーのような状況です。
観終わった後は肩が重く吐き気がしました。
これからの日本を思うとただただ心が重くなります。そして自分はなにができるのか、、、と。
とても意義がある映画であり日本の全ての人に観てほしいと思いました。
今回長岡において「主戦場」を上映して頂きありがとうございます。
長岡は大手配給会社の映画上映ばかりで、本当に観たいと思う映画が上映されてないことが多いです。
今後もこのような上映会を続けて頂けたら嬉しいです。
「新聞記者」「i-新聞記者ドキュメント-」など上映していただけたら嬉しいです。(50代・女性)

*アメリカ在住の方が作成した映画ということで、もっと「アメリカ寄り」というか、自身の映画の中でも言っていたように、アメリカの国益=日本の右派よりの意見をより取り上げるような形での「平等な意見をきく」ような内容の映画だと思っていたのですが、しっかりとした取材と一貫した人道的な視点から作られた映画だと感じられました。
日本がなぜ戦争責任をなかったことにしたがるのかを、日本の戦後の歴史や政治のあり方、今の安倍内閣のあり方もしっかりとふまえていたのが良かった。
かつて右派に属していた人が自らのあやまちをしっかり認識し勇気を持って、日本のあやまちを指摘していたのが、すばらしいと思いました。
(「生産性」発言で失脚した人も出ていましたが、ああいう人だったから今回のような発言をしたのかと納得)(40代・女性)

*日本の若者で慰安婦問題を知らない人がいて驚き、加害意識がないと戦争は繰り返される。
日本会議の有力メンバー初めて知りました。
日本は戦争の方向に進んでいることがとても心配だ。若い人達に知らせるにはとても良い映画でした。
第三者が制作したので説得力があると思う。(80代・女性)

*びっくりとああやっぱり、裏(日本会議)と神道のつながり。
映画の編集で画面の白の所に、白の文字が多いのは見づらいと思います。方法はないものか。(60代・女性)

*日本の教育が変質していること→日本人だけの常識をもった大人が増えている→いつかきた道に逆戻りにならないよう何ができるか考えてみたい。(60代・男性)

*原発、もりかけ、桜といった都合の悪いタブーに蓋をし、なかったことにしてしまおうとする動きが、人権を奪う恐ろしいことに
つながるのだと考えさせられた説得力ある構成だった。(60代・男性)

*反対派も多くでていておもしろかったし、反対派にもみてほしい内容であるが、最後のリーダー加瀬英明があまりにもアホで情けないのが印象的。(60代・男性)

*とても後味の悪い映画(?)
作者の都合の良い切り貼りの映像に思えた。
長岡市や教育委員会が後援している理由が知りたい。(70代・男性)

*若い世代がこの問題をよく知らないことは深刻だと思う。(30代・男性)

*心が凍りました。(50代・男性)

*よく政府や慰安婦問題をなかったという人たちは証拠がないとか、そうした文書はない、というが、忖度やおどし、圧力でやっていたということが改めてストンと納得しました。
会場はgood!
とても良い映画でした!考えなきゃと思いました。
取り組んで頂き、ありがとうございました。(60代・女性)

*こういった歴史を学べる映画を長岡で上映して下さってありがたいと思った。
話題になったこともあり、以前からみたいと思っていた。
日本の教科書、授業で全く扱われないのはなぜか、その背景と危険性を知り、改めておそろしいことだと感じた。
この映画はとても観たいが、日曜日だと行けないという知人が複数いたので、期間を開けてでもまた平日や土曜日に上映して頂けたらありがたいと思いました。
一人でも多くの人にみてほしいです。(30代・女性)

*日本の精神構造の源を解り易く説明していたと思った。(60代・男性)

*国家の都合で人権がないがしろにされるのはよくないと思いました。
加瀬氏のインタビューにぞっとしました。(20代・女性)

*知らなかったことばかりです。
知らないでいたことははずかしいことでした。
この上映をたくさんの人に見てほしいと思います。(40代・女性)

*色々と考えさせられる作品でした。
今の状況はどうなのか?という問いを改めてつきつけられたのが印象的でした。
ひいては今の企業の在り方にも問いがつきつけられていると感じた。
人の話を聞くということが大事であると感じた。(40代・男性)

*多くの人がもっともっと知らなければならないことがたくさんありました。
元教員として、何かできることはないのかと考えさせられた。(60代・男性)

*広い視野で考えることができて良かった。(60代・男性)

*知らないことが多過ぎた。(70代・女性)

*とてもよかったです。
ぜひ多くの人に観てほしいと思いました。
ありがとうございます。(60代・男性)

*難しい。上映に感謝します。(70代・男性)

*ケント・ギルバート等、訴訟を起こした方々がどんなことを言っていたのか興味があり観に来た。
慰安婦像の設置で気分を害される人々とは大日本帝国時代の日本を取り戻そうという人達なのだと思った。
こういう映画は商業施設での上映は無理かもしれないが、もっと多くの人に観てもらうべきだ。
現政権を批判しているからね。(60代・男性)

*様々な立場の人達の意見を聞けて興味深かった。(20代・女性)

*いつの世にも真実を知ることが大切 ということをあらためて実感。
子供への教育が心配ですね。

*重要な証言が総体で知れた。(70代・男性)

*あまりにも自分の住む国に対して無関心だったと感じた。
韓国は一番近いお隣さん、仲良くするためにも、正しい歴史認識が不可欠だと思う。
良い作品をこれからも上映してください。(50代・女性)

*ウーン、政府が国民にこの映画を見せたくないのが判った。
櫻井よしこさん、長岡に帰って来ないで下さい。(60代・男性)

*辛い経験をした人の話をなぜウソと言えるのか。
同じ人間として恥ずかしい。(60代・男性)

*強烈だった。修正主義者の言動に同じ国民として恥ずかしくなりました。
国際運動の必要性を改めて感じました。
右翼、修正主義者の「ウソを言ってるから、強く言う」ことを感じました。(60代・男性)

*編集が平等じゃなかったのが残念。
どちらの意見もセカンドレイプかな。(40代・女性)

*情報の大切さを痛感しました。
と同時に、いかに偏った情報しか接していないか感じさせられました。(70代・男性)

*いいものを上映してくださいました。
人間の美しさ、みにくさがとてもよく分かる内容でした。
真実に目を背けることのないように、がんばっていきたい。
真実を見つめることが誇りになりますね。(70代・男性)

*勇気がわいてきました。
リベラル、自由を守っていかなくては。
上映、ありがとうございます。(60代・女性)

*圧倒されました。(70代・男性)

*今の日本で性犯罪が軽視されている理由がなんとなく分かった気がする。
今の自民党の人が洗脳を受けているようでかわいそうだな、と思った。
当時の人、当事者の意見がいちばん信頼できるのかな、と思った。
私も人の心に寄り添える人になりたいです。
映像の構成が素晴らしい。(20代・女性)

*大変良かった。
(後援に長岡市があるのもすばらしいです)(70代・男性)

*正直、新しい情報はあまりなかったが、
保守・愛国者の腐れ具合がヒドかった。おどろいた。(40代・男性)

*色々な方々からの視点で考えをとらえていて表面に出てこない事が(政府によりストップされている)分かり、とても良い1本でした。
画面が早く読むのが間に合わず、、、。(60代・女性)

*もやもや感がすっきり晴れたような爽快感を覚えました。
投票に行かない人達に特に観てもらって、、、、いや観せたいですね。
改憲派の馬鹿さ加減が見てて、こんな連中の仲間が日本を動かしているのかと思うとゾッとします。
どうするとこういう考えが生まれてくるのか、わかりませんね。(70代・男性)

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2019年 わたしのベスト5



昨年に続き活動をお手伝いいただいてるNさんが周囲の映画好きに今年のベスト5を、今回は邦画と洋画を分けて尋ねまわって担当者も参加し、振り返った結果が以下になりました。
 
邦画          
1 人生をしまう時間
2 .天気の子
3. 新聞記者
4 .i  新聞記者ドキュメント
5. 美しすぎる議員

1は予備知識もほどんとなく時間潰しに入場したのが本年もっとインパクトある映画だったこと。
まだこんな形の映画との出会いがあるんだと。訪問医療に従事するお医者さんがハードボイルドに映り、先々の患者さんと家族の歩みに思いを馳せてから“死顔”を目にするのは大袈裟でなく人生を考えさせられました。
2は水没した東京がそのまま没落する東京と重なってしまい、それは近未来の日本の姿なんだろうなと震えが。
3は誰もが避けてきた題材を参院選前にぶつけたと言い放った確信犯のプロデューサーに拍手、もちろんリスクを承知で挑んだ監督はじめ俳優さんに敬意を。
4は望月記者&森監督の空気読めないコンビが国家権力と対峙していくものの、本来なら当たり前の仕事をしてる望月記者を撮りながら悩む森監督がミソ。
そして「FAKE」では控えめだったけど、今回は出ずっぱりの森監督を目にして真の意味でのスター監督ではと思う。
5は五藤監督の引き出しの多さに改めて感心した次第。コメディにもなり得たのにそうはしなかったのは監督本来の生真面目さが映画に込められたからかと。

洋画
1.共犯者たち
2.乱世備忘 僕らの雨傘運動
3.運び屋
4.ザ・フォーリナー 復讐者
5.主戦場

1を観て日本より遥かに韓国は民主化が進んだ健全な国だと理解。
総理と会食の名目で悪事を報じないよう手なづけられてる日本の報道各社のトップや番記者は恥辱のあまり本作を直視できないだろうと。それ以前に長岡上映会前にマスコミ試写を呼びかけたら、来ていただいたのは長岡ではケーブルテレビのエヌ、シィ、ティの記者のみだったという現状は、同業者の映画に関心さえもたない記者とはもはやみんな「共犯者たち」ではないかと。
2は負け戦を闘った青春群像劇ということで思った以上に響いた作品であり、香港映画なことが余計に感慨深いものが。
3のリンチを受けて血みどろになりながら猛スピードで疾走するイーストウッド顔の表情、4の笑顔を封印してのアクションが還暦超えてなお高みに挑戦するジャッキー、ともに真のアクションスターとして顔で表現することに矜持を観た思いが。
5は未だ総括が出来ないほどの上映会を開き得難い体験をしましたが、それ以外としてなるほどYOUTUBERが映画を撮るとこんなスタイルになるのかと感心をした思いが。

あとドラマは『だから私は推しました』を一択。

それでNさんは9人のアンケートを収集した結果、トップは洋画が『グリーンブック』、邦画は『新聞記者』となって、
どちらも本年を象徴する作品ですが、やはり『新聞記者』の登場が2019年の日本映画で最大の収穫ではないかと思いました。

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 『春画と日本人』



担当者が長岡アジア映画祭実行委員会!を立ち上げて最初に上映した作品が『ほかいびと~伊那の井月~』でした。
長岡藩出身といわれながらも生涯の多くが謎に包まれてた放浪の俳人・井上井月に北村皆男監督が挑んだ作品で、当日は北村監督をお迎えして、映画と井月についてお話しいただきました。

正直当時は北村監督はただ『ほかいびと』を監督した井月の研究者という認識しかなかったのですが、ビジュアルフォークロアという日本やアジアの民族文化を映像で記録している映像制作会社の代表として、自身もドキュメンタリー監督としてとんでもない実績を持つ方だと恥ずかしながら後で知りました。

以降、ビジュアルフォークロアの作品が劇場公開されるたびにわざわざ試写状を送っていただきながらも一度も足を運んだことがなく不義理をお詫びしたい思いですが、そのビジュアルフォークロアが配給を手掛ける大墻敦監督『春画と日本人』が18歳未満入場禁止としてシネ・ウインドで公開中なのでご紹介いたします。

『春画と日本人』 INTRODUCTION

21万人が熱狂した「春画展」

 日本初の大規模な春画展が、2015年9月、東京の小さな私立博物館「永青文庫」で開幕した。国内外で秘蔵されてきた貴重な春画約120点を一堂に集めて展示する画期的な試み。それまで年間2万人の来館者だった永青文庫に、3ヶ月の会期中に21万人が押し寄せた。女性来館者55%、5人に1人が図録を購入するという異例の記録を打ち立て、美術界の話題をさらった。  開催までの道のりは困難を極めた。当初は、ロンドンの大英博物館で成功を収めた「春画展」の日本巡回展として企画されたが、東京国立博物館をはじめ国内の公私立博物館20館へ打診しても不調に終わった。海外で美術品として高く評価されている春画の展示が、なぜお膝元の日本ではすんなりと成立せず、小規模な私立博物館での開催となったのか。なぜ21万人もの熱狂的な観覧者が訪れたのか。映画は、展覧会を成功に導いた人々とともに「春画と日本人」をめぐる謎に迫っていく。

テレビでは描けない「春画」のウラ/オモテ

 男女の交わりや色恋を、鮮やかに、のびやかに表現した「春画」。葛飾北斎、喜多川歌麿、菱川師宣ら当代きっての浮世絵師のほとんどが絵筆をとり、当時最高水準の「彫り・摺り」の技術を用いた傑作が多い。しかし、明治時代になると、西洋的近代化を急ぐ政府は春画を徹底的に弾圧。何万の春画、数千の版木が燃やされ、名品が海外に流出した。  今では無修正の春画が出版され、書店で誰もが手に取り購入することができる。しかし実物を展覧会で展示することには見えない壁が立ちはだかる。この映画は、本物の「春画」を当たり前に観ることができる世の中を目指した人たちが体験した逆風と、知られざる苦労や努力を描きだしていく。すると春画の公開を問題視し、世間から隠そうとしてきた日本社会の摩訶不思議な《忖度》構造が浮かび上がってきた。

『春画と日本人』公式HP https://www.shungamovie.com/

ビジュアルフォークロア公式HP http://www.vfo.co.jp/

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2020 ながおかワーク&ライフセミナー


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アオーレ長岡市民協働ホールにて2020年2月14日18塩30分より大杉漣さん主演『教誨師』上映で、
当会が参加する「2020 ながおかワーク&ライフセミナー」の詳細が出ましたので、
こちらでもご紹介します。
『教誨師』は早くも申し込んでる方がいるようですが、
お申込先は連合中越地域協議会までお願いします。
電話 0258-24-0511 (平日:9:00~17:00)
FAX 0258-24-8930
Email:[email protected]

2020 ながおかワーク&ライフセミナー 
昨年も開催した、ながおかワーク&ライフセミナー。今回は冬の2月1日から15日の間でメインセミナー、交流会と6個の講座を日程を分散して開催します。

1 開催趣旨
 メインテーマ 連帯・協同でつくる安心・共生の福祉社会の実現
  安心して暮らせる社会、誰もが排除されることがなく「居場所」や「拠り所」のある社会、「助け合い、支え合い」を理念とする「連帯・協同でつくる安心・共生の福祉社会」
 サブテーマ 協働・協同・共同、社会とつながる、地域とつながる その一歩

2 主催団体
    長岡地区労働者福祉協議会
      (連合中越地域協議会、労働金庫、
        こくみん共済COOP、NPOなどで構成)
    (一財)新潟ろうきん福祉財団
*この事業は一般財団法人新潟ろうきん福祉財団の公益支出事業を主たる財源として開催します。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 
3 メインセミナー、交流会
  開催日 2020年2月11日(火・祭日)     
内容  SDGs入門講座とワークショップ
     講演 「お笑いSDGs入門(仮)」
     講師 高橋なんぐ NAMARAメンバー
     会場  第1部  長岡市社会福祉会館トモシア 大ホール
         第2部  長岡グランドホテル
日程 13:30  第1部 メインセミナー開始
   16:00  終了
   16:30  第2部 各講座受託団体報告、アピール
   17:00  交流会開会 
   19:00  交流会閉会
募集定員80人

参加費
   ・メインセミナー  無料
   ・交流会      3,500円(交流会のみの参加はできません)

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

4 講座  6個の講座を市民活動団体に委託して開催します。
参加費 無料

◎講座1  DVと虐待 ~社会はどう関わったら良いか~
 昨今、背後にDVがひそむ虐待事件が表に出てきています。DVと虐待のケースに深く関わり、支援をしてこられた講師に、社会はどう関わったらよいか講演していただきます。
講師 白川美也子氏 (精神科医・こころとからだ・光の花クリニック医院長)
開催団体 NPO法人 女のスペースながおか
開催日時 2月11日(火) 10:00~12:00
会場 まちなかキャンパス 5階交流ルーム
定員60人

◎講座2  SDGsと国際協力
   ~シミュレーションワークショップ~
 持続可能な開発目標(SDGs)をシミュレーションワークショップ形式で学びます。SDGsを新潟を基盤として考えるにはどうしたらよいのかについて、新潟の若者と海外の若者の人材育成を通じて考えるゲーム形式で行い、分かりやすい学べる環境を整えます。
開催団体 特定非営利活動法人 新潟国際ボランティアセンター
開催日時 2月8日(土) 13時00分~ 16時30分
会場  まちなかキャンパス 302会議室
定員30人

◎講座3 多様性を受け入れる社会へ~自分にできること~
 子育てママによる「多様性ティーパーティー」
様々な障害者、そして支援や受け入れの場を作る支援側の方々を招き、現状や課題を問題提起するパネルディスカッションとグループに別れての、ファシリテーション形式で話し合いを行い、「自分にできること」「自分の企業(団体)でできること」を見出していきます。
開催団体 &mamaつなぎ
開催日時 2月1日(土) 13時30分~ 15時30分
会場  中央公民館(さいわいプラザ) 和室
定員  30人

◎講座4 やさしい社会に向けて
  ~映画「道草」とぷれジョブをヒントに~
 知的障害者の地域でのくらしを記録した映画「道草」の上映とぷれジョブ(障害のある子どもたちの就労体験ボランティア)の考案者の西幸代さんの講演を中心にやさしい社会に向けて必要なことをみんなで考えていきます。
開催団体 ぷれジョブながおか
開催日時 2月8日(土) 13時00分~ 17時00分
会場 アオーレ長岡 西棟3階 市民協働ルーム
定員 30人 

◎講座5  映画「教誨師」上映と教誨師である牧師の講演
 大杉漣さん最後の主演作『教誨師(きょうかいし)』を上映。
映画の主人公は牧師であり、新米の教誨師として拘置所でそれぞれ別々の刑に服役する6人の死刑囚と面会し、各々の話を親身に聞き残り少ない生を充実したものにしようと向き合うが、思い通りに行かず苦悩しながら日々真剣に命について考えていく。
大杉漣さんの名演とともに映画も高く評価されキネマ旬報ベストテン10位に入賞した深い感動作。
映画の上映とともに新潟刑務所で実際に教誨師を務める牧師より、上映後に解説含めお話しいただきます。
講演 講師 小池正造氏(日本キリスト教団東日本教会牧師)
開催団体 長岡アジア映画祭実行委員会!
開催日時 2月14日(金) 18時30分~21時
会場 アオーレ長岡市民交流ホールA
定員  100人

◎講座6 子ども&地域食堂とは
 ~子どもの貧困・孤食の防止・地域の活性化~
 深刻化する子どもの貧困を救おうと立ち上がった子ども食堂。最近では子どもの貧困対策だけではなく、孤食の防止や地域コミュニティーの活性化を目的に広がっています。長岡でも開設が相次いでいます。この子ども食堂について運営当事者、協力団体、関心のある人で学び合う場を開設します。
講演 「長岡市の調査か見える子ども・子育て家庭の生活実態と子ども食堂」
講師 小池由佳氏 新潟県立大学教授
事例発表とパネルトーク
開催団体 長岡子ども&地域食堂ネットワーク
開催日時 2月15日(土) 13時30分~ 16時00分
会場 中央公民館(さいわいプラザ)4階大ホール
定員80人 
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
5 問合せ・申込先
長岡地区労働者福祉協議会 事務局 連合中越地域協議会
電話 0258-24-0511 (平日:9:00~17:00)
FAX 0258-24-8930
Email:[email protected]
*参加案内をはがき又はメールでお送りしますので、当日会場でご提示ください。

長岡地区労働者福祉協議会 FACEBOOK
https://www.facebook.com/nagaokarofukukyo/posts/1117682691735371?__xts__[0]=68.ARCcwKSqgAxBCToGpOXETml9yG2Jav-HXqMaONBUPS7t7egxwtJiM5QcbIN3Zfpigrjc9bizCgEIYQXxrd_DXT7oLGq05Tbi5Jzotnr_YS6sk_CPAuBtSClbL1loA4AjTct8_TiE2-v-MLjtNn-_qB3T8VpoHig-4LpvgTPa4OkLg8ie6DKvXx4mLB86ixI-yiqzfZxIWONeraMRec22krA0eltF6-kzr3DRDaYwQkOxeG0qn_MErZsPenGV31m1PYs-OS9tMiDlWjOIttrrq-K9lgqfyXFN7dHIAugXNUf_KypdaIGBZfqTE-D44KK6P16h5axTMCvsLO0fueBa2piNVA&__tn__=-R

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第20回東京フィルメックス 映画の未来へ  ~映画祭巡礼記~

S東京特派員夫妻の映画祭巡礼記。
東京国際映画祭に続いてフィルメックスです。
思えば担当者の中国映画不動の1位は今回新作とともにやってきたロウ・イェ監督のデビュー作『ふたりの人魚』なのですが、
レポートを読むとまた中国から才気溢れる映画作家が登場したようです。
(K)が特派員、(S)がその奥さまです。
ありがとうございます!

開会式の様子。審査員の方々が登壇して挨拶。
開会式の様子。審査員の方々が登壇して挨拶。

第20回東京フィルメックスの感想です。
今、映画のあり方は変わって来ていると思います。映画館で上映されず配信でしか見られない映画が作られています。一方、シネコンではアメコミ映画や続編ばかり。映画文化が変化を迎えていることを感じます。この先映画はどうなっていくのか?我々が映画館で見てきたような映画はもうなくなってしまうのではないか…そんな今、フィルメックスを見たのですが、その結果は、「まだまだ映画はやっていけるんじゃないか、どんなに環境が変わっても」と、そんな期待を感じさせてくれる映画祭だったと思います。(K)

『シャドウプレイ』ロウ・イエ監督(中央)
『シャドウプレイ』ロウ・イエ監督(中央)

『シャドウプレイ』
(中国、監督:ロウ・イエ)
実際にあった不動産を巡る汚職事件に着想を得た映画でロウ・イエ史上最大予算の作品だそうです。過去に仲村トオルやチャン・ツィイーが出ていた『パープル・バタフライ』という大作もありましたが今回は大掛かりなアクション・シーンもある作品なので納得。インデペンデントな作家性の強い監督だと思っていましたが娯楽映画に対する興味もかなりあると思えるアクションやサスペンスにあふれた犯罪映画でした。屋上から突き落とされた人物が地表に落ちるまでをワンカットでとらえたり横転するトラックの中での格闘シーンとかすごい場面が続出。
次回作はオダギリジョー主演の第2次大戦が舞台のスパイ映画だそうでさらに大作。『天安門、恋人たち』みたいなのは中国の検閲の元ではやはり作りづらいのかなと思いつつもロウ・イエにとっては人間の性や欲望がテーマだと思うのでメジャーな映画で検閲と戦いながら映画を作り続けていく今の路線に期待していきたいと思います。
『シャドウプレイ』は来年日本公開が決まっています。(K)

またまたチン・ハオ(秦昊)を楽しみに観に行きました。今回は不動産王の役です。しかし今回もまた女性関係で苦労している…。再開発に揺れる中国を舞台に、チン・ハオはじめそれぞれの登場人物が虚飾を追いかけて人生を狂わせていく印象でした。唯一の例外は井柏然演じる警官でしょうか。今回のフィルメックスのメインビジュアルにも使われていたピンクの髪の馬思純は『七月と安生』で優等生の七月を演じた女優さんです。(H)

『春江水暖』グー・シャオガン監督(中央
『春江水暖』グー・シャオガン監督(中央)

『春江水暖』
(中国、監督:グー・シャオガン)
ある地方都市の家族の生活をまるで絵巻物のような長廻しのカットを何度もはさんで描いた映画。なんと上映時間154分。でも最初は5時間もあったというから驚きです。そんな作品を撮った監督はこれが初監督作品でまだ31歳というのもすごい。その映像はタルコフスキーや溝口健二を思い起こさせる気がしました。Q&Aではエドヤード・ヤンやホウ・シャオシェンに影響を受けたとも。なるほどそう言われれば一族の歴史を描いた『悲情城市』や群像劇『クーリンチェ少年殺人事件』の影響も感じられます。さらにすごいと思ったのが映像。ムチャクチャ凝りまくったカメラワークの中完璧に決まった演技を見せる出演者たちがすごいと思ったのですが、それがほとんど素人というのにはさらにびっくりしました。なんとメインの家族は監督の家族や親戚だそうです。すごい演出力。
この映画は続編も構想されていて最終的には10数年にわたる地方都市の歴史を描くものにしたいのだとか。なんともすごい新人が現れたものです。この映画もぜひ日本で公開してほしいですね。(K)

『気球』主演俳優のジンパ氏(真中)と、鑑賞していたアミール・ナデリ監督(左)、フィルメックスの市山尚三ディレクター(右)
『気球』主演俳優のジンパ氏(真中)と、鑑賞していたアミール・ナデリ監督(左)、フィルメックスの市山尚三ディレクター(右)

『気球』
(中国、監督:ペマツェテン)
去年、フィルメックスで上映された『轢き殺された羊』のペマツェテン監督の最新作です。チベットの死生観が描かれているのは前作と共通ですが、ファンタジックだった前作と比べて今回はより現実的な「一人っ子政策」と「産むべきという価値観、宗教観」との間で揺れる家族が描かれています。最後まで産みたくないという妻と、産んでくれと頼む夫、息子、妹たち。最終的にどうするのかは描かれないで終わります。望まない妊娠の果てに産むか産まないか、妊娠や出産に国家が口を出すことが家族にどんな葛藤をもたらすか、現代日本にも通じる問題なのではないでしょうか。終映後、主演のジンパさんのトークでは、お客さんから中国語で質問されたジンパさんが中国語で返答し、それをお客さんが日本語に訳すシーンもありました(本来はチベット語のトークで、通訳の方もチベット語対応)。フィルメックスのサイトでは訳出されていないですが、質問は「映画の中で描かれているようなこと(価値観や宗教観など)をどう思うか」、返答は「みんなそれぞれの考えがあると思う、監督は観客が考える余地を残してくれている」というようなものだったと思います。残念ながらメモを取っておらず、細部はうろ覚えです。(H)

『完全な候補者』
(サウジアラビア、ドイツ、監督:ハイファ・アル=マンスール)
サウジアラビアの男性中心社会に立ち向かう女性医師の奮闘を描く映画です。日本にしても他のアジア圏でも欧米でも、男性優位だったり男の子を望む風潮はあると思いますが、医師という比較的高位の職業についていても意見は聞いてもらえないし患者からは「触るな」と言われるし飛行機に乗るには父親や夫などの男性の「保護者」の渡航許可が必要…など、観てるだけでもストレスが溜まりそうな社会です。ヒロインは街を離れるつもりでいましたが、行きがかり上、次の地方議会選挙に立候補することになり、こうなったら当選してやると意気込みますが…。社会自体は息苦しいながらも、主人公と姉妹の協力関係や、奔放な演奏旅行の傍ら娘の心配はしても邪魔はしない父親の存在など、人の繋がりの素晴らしさも垣間見えます。選挙戦はうまくいかないながらも、ラストは救いのある言葉も。(H)

『ニーナ・ウー』
(台湾、マレーシア、ミャンマー、監督:ミディ・ジー)
『マンダレイへの道』に続き今年も新作が上映。いま注目の監督です。以前ショートショート・フィルム・フェスティバルで短編を見たことはありますが長編を見るのは今回がはじめてです。
主演のウー・カーシーがかつて自分が聞いた台湾芸能界の話を元にしたシナリオを映画化(ミディ・ジー共同)した映画。ウー・カーシーは常にミディ・ジーの映画でヒロインを勤めている俳優です。今回は美貌を封印して「醜女顔」のメイクと演技で売れない女優を演じています。
物語はある売れない女優がまさかの映画主演のオファーを受けるところから始まります。しかしその映画では全裸でのセックスシーンが。覚悟を決めてオーディションに向かいますがそれを境に彼女は徐々に奇妙な世界に入り込んでいきます…
最近の性被害事件を連想させるような描写があり、社会的なテーマを扱った映画でありますがその描きかたは極めて独特。いま画面に写っているのは現実か妄想かと考えても答えのでない、まるでさめない悪夢を見ているような映画でした(主人公の受けた傷はそれほど深いということかもしれません)。テーマだけでなくこの独特な作風ももっと広く知られてよいのではと思いました。(K)

先日美容院でHanako1月号(多分)を読んでいたら、「高崎卓馬の勝手にリメイク!」のコーナーに「松岡茉優でジョーカー」というのが載っていました。普段雑誌はまったく読まないので初めてこのコーナーを知ったのですが、タイトル通り「この俳優でこの映画をリメイクしたらどうか」という構想と、それに対するご本人からの返答が載るという企画ページのようです。それで、松岡茉優でジョーカー」に対する松岡茉優からのお返事が、「(大意)もとの映画がすごすぎるのでできるわけないじゃないですか。でもアジアの、女のジョーカーがあってもいいかな」。実は『ニーナ・ウー』を観てから、しばらくこれは「アジアの、女のジョーカー」じゃないかということを考えていました。女優になりたいがためになんでもするが、まったく目が出ないまま食い物にされていくだけのヒロイン。『血観音』では美しさを前面に出していた呉可熙がなぜかまったく美しくないメイクで、悲惨な運命をたどる女優を熱演しています。観客にも現実と非現実の境目は分からず、ラストから考えるともしかして主演の座を射止めたのも賞を取ったのも全部妄想だったのでは…とゾッとする考えも浮かんでくるほど。妄想の中でだけ理想通りにふるまえる悲しさ、自分に注目してくれと言わんばかりの真っ赤な衣装にはどことなく共通点を感じました。結末の付け方は違うけど、どちらも悲しい話だと思います。(H)

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僕たちは何かを変えたか


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12月22日 『主戦場』 『乱世備忘 僕らの雨傘運動』上映会

*大変良かったです。 (70代・男性)

*若者たちのけなげさが3年も続いていて感動いたします。
今さらに激化して心配になるります。 (60代・女性)

*ゴキブリ兄さん”の出自が気になった。
問いかけの鋭さとかテント制作能力がハイスペックだなと思った。(30代・男性)

*いろいろ考えさせられた。 (50代・女性)

*今一番話題になってる問題ですが、内容がいま一つわからなかった。
今回で少しは理解できたかな? (60代・女性)

*以前、観た時より良くなった?
しかし長いね、もう少し詰めた方が良いのでは。 (60代・男性)

↑『乱世備忘 僕らの雨傘運動』を観たお客様からの感想ですが、
正直『主戦場』ほど入らなかったので少なかったものの、
後日、観賞者から観て良かったと感想が相次いだりしました。

「若い奴らが逮捕されてしまうかもと葛藤抱えてる姿まで記録してたのが良かった」

「日本でこんな問題が起きたら学生たちは立ち上がるだろうか」

スクリーンの中の記録が決して他人事でないように、自分やこの国と合わせて考えざるおえなかったようでした。

また担当者のFACEBOOKに窗体顶端

担当者のFACEBOOKには『主戦場』とともに「自分事として突き刺ささる重苦しさや息苦しさ。椅子に腰掛けながら安穏としてえいがを観てる場合か?」と映画を観ながら自身を問うているのも印象に残りました。

この日、わざわざ新潟から『乱世備忘』を観に来た担当者の旧知の香港映画好きの年上の仲間が来てくださりました。
ずっと香港に愛着を持ってる方で、以前にも観たそうですがやはりジッとしてられなかったようです。

映画が始まる前に久しぶりに香港映画談義、と言っても
「ジャッキー・チェンはもう香港で映画を撮らなくなって残念。
その点、ドニー・イェンは香港を舞台にしてるようで嬉しい」窗体底端
しかしドニー・イェンは香港を舞台にしているのは嬉しい」
といった他愛のないものでしたが、
以前にも書きましたが『乱世備忘』は紛れもない純度100%の香港映画であり、
ドキュメンタリーという形を撮りながら舞台は数多の香港映画の舞台となった旺角をはじめとした九龍地区。
そして出てくる登場人物たちは損か得かといえば間違いなく損を選択しながら、
未来の香港のために闘う生粋の香港人たち、そのキャラクターはかつて観た香港映画のヒーローに存分に重なったりしました。

思えば本作を上映するか否か迷ってた10月のある日に香港ではデモに参加してる高校生の胸に警官が銃を発砲というありえないニュースが流れてきて、これは上映を決断しなければと背中を押されました。

その時は気づかなかったのですが担当者が立ち上げて初めて上映する香港映画になることに何やら感慨深いものがあり、
こんな経緯で映画を上映後に沸き上がった拍手に個人的に思うことは多々あったりして、あの拍手はあくまでも『乱世備忘』に対してのもの、拍手の音が今も路上で闘ってる者たち、そしてそこでまた闘ってると思う映画の登場人物たちの背中を押したであろうと思い、香港がまた往時のような輝きに包まれますことを。

『乱世備忘 僕らの雨傘運動』
予告編 https://www.youtube.com/watch?v=un1DZA1idj8

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ハッピー・クリスマス(戦争は終った)



12月22日 『主戦場』 『乱世備忘 僕らの雨傘運動』上映会

”政府本庁舎の階段の壁一面に文房具の色付箋が一面に貼られた「レノンウォール」は特に注目された。これはチェコの反政府主義者たちが、ジョン・レノンの歌詞からとった政治的スローガンを書き、民主化を求めた壁にちなんで命名された。”

『乱世備忘 僕らの雨傘運動』のプレスシートに雨傘運動についてこんな解説があり、
『主戦場』にオノ・ヨーコさんがちょいと出てくることにちなんで『100の言語のWAR IS OVER!』を企画などと以前書いたように思いましたが、『主戦場』を観た方はご存知のようにヨーコさんは不本意な形で登場、それなら雨傘運動の「レノン・ウォール」にちなんで企画の方が良かったかと思いました。

ちなみに現在の香港民主化デモでは「レノン・ウォール」はさらに拡大
色付箋に書かれたメッセージにはこのデモのスローガンである
ブルース・リー師父の「Be Water」と書かれたものが目についてるそうで、
John Lennonと李小龍と担当者にとって二大カリスマが香港の路上で結託するのは何か堪らないものがありました。

それでホワイエに並べた『100の言語のWAR IS OVER!』を映画を観に来た長岡造形大のビューラ先生に”アートですよ”と紹介。
考えてみれば造形大の先生にアート等というのは随分とおこがましいものの、
スイス出身のビューラ先生の母国語であるドイツ語を見つけ、それが庶民の言葉のドイツ語と上品な言葉のドイツ語ときちんと2つあって感心しておりました。
へぇ~、二つあるのかと。

他にもモールス信号、手話、点字、手旗信号まであり、全人類にジョン&ヨーコの平和へのメッセージを伝えようと企画された意図を知って感心しておりました。

ちなみにビューラ先生は教え子の学生たちに『主戦場』のおそらくユニークなスタイルに重心を置いて
おススメしたものの、後ろで聞いてた先生方の方が関心を持ち映画を観に来てたことに複雑なものを感じたようでした。

『100の言語のWAR IS OVER!』はこの日、1日だけの展示。
名残惜しいのでギリギリまで展示し、映画上映後にスタッフを集めて記念撮影をして撤収となりましたが、
この日の幕間のBGMはこれに併せてジョン・レノンのベスト盤を流し、
CDを持参したロック狂の映写担当者は「WAR IS OVER!』Tシャツを着て意思を示してたほどでしたが、
これまでにない思いで開いた上映会なのでジョンの歌声に励まされながら進行をしておりました。

♪The world is so wrong
  And so happy Xmas

https://www.youtube.com/watch?v=Zr9EOFuuIk4
HAPPY XMAS (War Is Over) (New Alt Acoustic Mix 2018) JOHN & YOKO, Plastic Ono Band (official video)

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2019年12月22日 『主戦場』『乱世備忘 僕らの雨傘運動』上映会 無事に終了



12月22日『主戦場』『乱世備忘 僕らの雨傘運動』上映会は無事に終了いたしました。
観に来ていただいた皆様、ありがとうございます。

今年をある意味、象徴する映画を上映し、年の瀬に2019年を振り返る試みを企みましたが『主戦場』も『乱世備忘』もそういった追憶の思いとなるにはまだ早く、
特に『主戦場』は収束することなく磁場としてさらに熱く火照りながら見過ごせない影響力をギラギラと放ってることを痛感しました。
いつかこの日の上映会を笑いながら話したいものです。
これだけ必死な思いで上映会を開いたのは、もう上映会活動に関わって30年になるなかで初めてでありました。

上映会に参加したスタッフの皆さん、本当にお疲れさまでしたとありがとうございます。
そして上映会というある意味、表現活動を守って下さった方々には心よりお礼を。
時に本当に孤独な思いを感じながらポスター貼りをしておりましたが、
決してそうでなくおそらく担当者の知らないところで支援をいただいてた方々がいることを痛感し、感謝の念を抱きました。

『主戦場』『乱世備忘』どちらも上映後に客席から拍手が沸き起こり、
特にこの日の最後の上映『乱世備忘』、負け戦となりながらも次章となる今へと続く学生の独白

「道は続きます。私たちは若い。闘い続けます」

こちらはもう若くはありませんが、この独白の後に監督の総括を経て映画は幕を閉じエンドクレジットを終えて沸き起こった拍手は様々な思いがない交ぜになってたぶん、死ぬまで忘れられないだろうな、と思いました。

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12/22 『主戦場』『乱世備忘 僕らの雨傘運動』 長岡上映会

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*『主戦場』長岡上映会

会場 アオーレ長岡市民交流ホールA

日時 12月22日(日) ①10時30分~ ②14時~
英語・日本語字幕付き
   
入場料 
前売 1000円、 
当日 1300円 障害者手帳、療育手帳をお持ちの方、高校生以下(学生証を提示願います) 500円

プレイガイド アオーレ長岡3階ながおか市民協働センター/文信堂書店/ら・なぷぅ/でくのぼう/R's/ハーブ談話室/キャラメルママ/西時計眼鏡店/長岡市立劇場/リリックホール(長岡市) みずすまし(三条市) えとせとら(柏崎市) シネ・ウインド(新潟市) 

驚くほどスリリング!!!!!
今、最も挑戦的なドキュメンタリー

あなたが「ネトウヨ」でもない限り、彼らをひどく憤らせた日系アメリカ人YouTuberのミキ・デザキを、おそらくご存知ないだろう。ネトウヨからの度重なる脅迫にも臆せず、彼らの主張にむしろ好奇心を掻き立てられたデザキは、日本人の多くが「もう蒸し返して欲しくない」と感じている慰安婦問題の渦中に自ら飛び込んでいった。

慰安婦たちは「性奴隷」だったのか?「強制連行」は本当にあったのか? なぜ元慰安婦たちの証言はブレるのか? そして、日本政府の謝罪と法的責任とは……?

次々と浮上する疑問を胸にデザキは、櫻井よしこ(ジャーナリスト)、ケント・ギルバート(弁護士/タレント)、渡辺美奈(「女たちの戦争と平和資料館」事務局長)、吉見義明(歴史学者)など、日・米・韓のこの論争の中心人物たちを訪ね回った。さらに、おびただしい量のニュース映像と記事の検証と分析を織り込み、イデオロギー的にも対立する主張の数々を小気味よく反証させ合いながら、精緻かつスタイリッシュに一本のドキュメンタリーに凝縮していく。そうして完成したのが、映画監督ミキ・デザキのこの驚くべきデビュー作、『主戦場』だ。

映画はこれまで信じられてきたいくつかの「物語」にメスを入れ、いまだ燻り続ける論争の裏に隠された“あるカラクリ”を明らかにしていくのだが——それは、本作が必見である理由のごくごく一部に過ぎない。

さて、主戦場へようこそ。

『主戦場』公式HP http://shusenjo.jp/
映画『主戦場』劇場予告編
https://www.youtube.com/watch?v=QqPYmfJpdXA

監督・脚本・編集・ナレーション ミキ・デザキ
2018年 アメリカ合衆国 122分  配給 東風 
原題 ”Shusenjo The Main Battleground of the Comfort Women Issue”
(C)NO MAN PRODUCTIONS LLC


*『乱世備忘 僕らの雨傘運動』 長岡上映会

会場 アオーレ長岡市民交流ホールA

日時 12月22日(日) 17時~

入場料 
当日券のみ 1000円 障害者手帳、療育手帳をお持ちの方、高校生以下(学生証を提示願います) 500円

『乱世備忘 僕らの雨傘運動』(2016年)

僕が生まれる前、1984年に香港が1997年に中国に返還される事が決まった。
2014年、香港にはいまだに民主主義はない。自分たちで香港の代表を選ぶ「真の普通選挙」を求めて若者が街を占拠した、雨傘運動。
同じ「香港人」であるはずの警官たちからの浴びせられる催涙弾に皆が雨傘を手に抵抗し、僕はカメラを手にデモに向かった。
そこで映画の主人公となる仲間たち、大学生のレイチェル、ラッキー、仕事が終わってからデモに駆けつけてくる建築業のユウ、授業のあと1人でデモに来た中学生のレイチェルたちに出会った。
香港の街が占拠され、路上にはテント村ができ、自習室ではラッキーの英語無料教室が開かれた。
テントをたて、水を運び、そして夜は一緒にマットを敷いて路上に寝る日々。
討議がまとまらず言い争いになると「これが民主主義」だと、皆で笑いあう。
こんな香港を見るのははじめてだった。
香港に暮らす「普通」の僕たちが、「香港人」として「香港の未来」を探した79日間の記録――。
当時27歳だったチャン・ジーウン監督が仲間たちと過ごした、未来のための備忘録。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

「僕たちは何かを変えたか——」

2014年は香港・雨傘運動のほか、台湾・ひまわり運動では学生たちが立法院を占拠し、日本ではSEALDsの前身となる学生団体SASPLが結成された。明確な結果が見えず運動が終わった時、彼らは自分たちがどう闘い続けていくかという問題に直面する。若者たちの軌跡を紐解く事で、私たちアジアの未来が見えてくる。

未来を変えるには時間がかかる。2014年はすべてのはじまりであった。

香港の新世代による、香港、そしてアジアの未来を見つめる社会派青春群像劇ドキュメンタリー。

■雨傘運動とは

1997年、中国に返還された香港は「特別行政区」となった。「香港特別行政区基本法」には将来、「普通選挙」で行政長官を選ぶ事ができるとされたが、2014年北京は、共産党が支持しない候補を選挙から排除する仕組みを導入する「8.31決定」を下し、民主主義的な普通選挙の道は閉ざされた。「8.31決定」の撤回、「真の普通選挙」の実施を求め、香港の金融街・中環(セントラル)を占拠する「オキュパイ・セントラル」が計画された。大学では授業ボイコットが行われ、黄之(ジョシュア)鋒(・ウォン)ら若者による組織「学民思潮」は、政府本庁舎前で抗議活動を開いた。催涙弾で鎮圧しようする警察に、数万人におよぶ学生、市民たちが雨傘で抵抗した事により「雨傘運動」と呼ばれるようになった。しかし成果を得ないまま占拠を続ける運動に対して徐々に市民からの反発も強まり、79日間に及ぶ「雨傘運動」は終了した。金(アドミ)鐘(ラルティ)に残ったバリケードには、「It’s just the beginning /まだこれからだ」というメッセージが残されていた。

その後、黄之鋒は「民主の女神」こと周庭(アグネス・チョウ)と共に、香港の自決権を掲げる政党「香港衆志(デモシスト)」を創設。2018年、周庭が立法会議員補欠選挙出馬の届け出を行うも認められず、香港の「高度な自治」が脅かされているとの懸念が高まっている。

山形国際ドキュメンタリー映画祭 2017にて小川紳介賞受賞作品

予告編 https://www.youtube.com/watch?v=un1DZA1idj8

公式HP https://amagasa2018.com/

監督チャン・ジーウン 2016年製作/128分/香港 原題:乱世備忘 Yellowing 配給:太秦

(C)2016 Ying E Chi All Rights Reserved.

*実行委員(ボランティアスタッフ)随時募集中。

主催 長岡アジア映画祭実行委員会!
問 電話09045204222 e-mail [email protected]
Blog http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/

後援 長岡市・長岡市教育委員会

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『主戦場』『乱世備忘 僕らの雨傘運動』本日上映



「主戦場」をなぜ上映するの?

一昨日、非通知の携帯の向こうからこんな言葉で始まる女性と1時間に渡って話し合ってました。
東京からかけてきて、きちんと『主戦場』を観て批判した上で上映に疑問を持ち電話をかけてきたようでした。
正直、こちらはドタバタしていた後に見ず知らずの人なので構え最初はケンカ腰の無礼な言葉も混ぜて応戦しましたが、
先方はこちらをずいぶんと買いかぶりすぎてるようで、話を聞き考えを伝えていくうちにいつしか1時間にも渡って話し合い、
最初は着地点が見えずどうなるかと思いましたが最後は互いに笑って電話を切ることができました。

話の中で『主戦場』ともに『乱世備忘 僕らの雨傘運動』を上映することが興味深く思えたようで、
この方はわかっていただいたようでした。

正直、いろんな意味で『主戦場』は手ごわい映画だと実感してる次第ですが『乱世備忘』と合わせて2019年を象徴する映画だと思い、この年末に上映会を粛々と開催します。

またパンフレットは残念ながら『乱世備忘』は品切れでしたが、『主戦場』は700円で発売します。
『i 新聞記者ドキュメント』が話題の森達也監督、『沖縄スパイ戦史』の大矢英代監督が寄稿してるなど読み応えがあって700円で販売しています。

『主戦場』へのコメント

鈴木邦男文筆家/元一水会顧問
タイトルが凄い。戦争映画かと思ったが従軍慰安婦を取り上げた論争映画だ。日米韓の政治家、学者、ジャーナリスト、活動家、市民が次々とインタビューされる。
驚いたのはネトウヨの登場だ。彼らに初めて場が与えられた。今までの恨みもあって彼らの叫びもすさまじい。それに反対する人たちも命がけだ。監督はそれを丁寧に拾い上げディベートさせる。
映画館だけじゃもったいない。世界中の学校で上映すべきだ。

『乱世備忘 僕らの雨傘運動』へのコメント

港千尋/写真家・著述家
この映画を見るとき、あなたはデモの一部になる。学生たちと警官隊の間の距離は数センチ。カメラはそのわずかな空間に入り、そこでしか知ることの出来ない事実、そこでしか聞くことの出来ない怒り、そこでしか感じることの出来ない恐れを、伝える。殴られ、ガスを浴びせられ、倒れ、そして助けられながら、それでもなお彼らは路上にとどまる。何のために?命がけでも守らなければならない、大切な言葉があるからだ。そのわずかな空間に集まった若者たちにとって、すべての言葉は「自由」と同義である。いま映画はその空間を、世界中へ開いてゆこうとしている。映画の広場へ向かおう。注視すること、それは抵抗の第一歩である。

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◎ 『主戦場』長岡上映会

日時 12月22日(日) ①10時30分~ ②14時~
   
会場 アオーレ長岡市民交流ホールA

*『乱世備忘 僕らの雨傘運動』長岡上映会 
日時 12月22日(日)17時~
  
会場 アオーレ長岡市民交流ホールA

主催 長岡アジア映画祭実行委員会!
電話 09045204222 e-mail [email protected]
HP http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/

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100の言語の「WAR IS OVER !」



本日、長岡ロケなび映画祭で『青春の鐘』を観賞、
当時の長岡駅を降りて消雪パイプから仰ぎ見るような青空と大手通りの姿は、
ちょっと胸を締め付けられるような気にさせられた後に、
そのまま市民交流ホールAの脇にパネルを出して、ペタペタとレイアウトも考えながら
100の言語の「WAR IS OVER !」を時間のあった3人で貼り作業をしておりました。

ありがとうございますとおつかれさまでした。
はたしてこれを明日、『主戦場』『乱世備忘 僕らの雨傘運動』上映会の脇のホワイエに
並べてクリスマス前のメッセージとして受け取ってくれる人がいるだろうか心許ないのですが、
明日来られる人で気が付かれましたら足を止めていただけたら幸いです。

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◎ 『主戦場』長岡上映会

日時 12月22日(日) ①10時30分~ ②14時~
   
会場 アオーレ長岡市民交流ホールA

*『乱世備忘 僕らの雨傘運動』長岡上映会 
日時 12月22日(日)17時~
  
会場 アオーレ長岡市民交流ホールA

主催 長岡アジア映画祭実行委員会!
電話 09045204222 e-mail [email protected]
HP http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/

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大杉漣主演 『教誨師』 長岡無料上映

教誨師メイン©「教誨師」members

大杉漣さん最後の主演作『教誨師』無料上映会を長岡地区労働者福祉協議会主催
『2020 ながおかワーク&ライフセミナー』の一環で開催します。
上映とともに劇中の漣さんと同じくプロテスタントの牧師として教戒師の活動もなさってる方の講演も開きます。

日時・会場は以下の通りですが、
入場のお申し込みなど詳細はまた後日このブログに掲載のほか、
12月22日の『主戦場』『乱世備忘 僕らの雨傘運動』上映会のお客様に
申し込み方法や他の講座が掲載されてるチラシを配布いたします。

*映画『教誨師(きょうかいし)』上映と教誨師である牧師の講演
◎日時 2020年2月14日(金)
18時30分~20時30分 映画『教誨師』上映
20時30分~21時    教誨師である牧師の講演
◎会場 アオーレ長岡市民交流ホールA   
入場無料
開催団体 長岡アジア映画祭実行委員会!
問 電話09045204222 e-mail [email protected]

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
出演:大杉漣 玉置玲央 烏丸せつこ 五頭岳夫 小川 登/ 古舘寛治 ・ 光石 研
エグゼクティブプロデューサー:大杉漣 狩野洋平 押田興将 プロデューサー:松田広子
監督・脚本:佐向大
2018年/日本/カラー/ 114分/スタンダード(一部、ヴィスタ)/ステレオ
公式サイト:  http://kyoukaishi-movie.com/

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◎ 『主戦場』長岡上映会

日時 12月22日(日) ①10時30分~ ②14時~
   
会場 アオーレ長岡市民交流ホールA

*『乱世備忘 僕らの雨傘運動』長岡上映会 
日時 12月22日(日)17時~
  
会場 アオーレ長岡市民交流ホールA

主催 長岡アジア映画祭実行委員会!
電話 09045204222 e-mail [email protected]
HP http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/

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YASUKUNI 靖国


(C)NO MAN PRODUCTIONS LLC

『主戦場』の前に上映中止などの騒動が起きた映画でまず思いつくのは李纓監督の『YASUKUNI 靖国』(07)ではないかと思います。

「反日映画に文化庁の独立行政法人が助成金を支出」していると週刊新潮が報じ、
これを知って問題視した国会議員が試写会を要望、
観賞後に「助成金を支出するには政治的に中立か」と疑問を持ったなどの感想を述べたことから
政治的な検閲ではないかと疑問視され、
それに伴って公開を予定してた映画館に対して電話での抗議が溢れ、
ついには映画館の側から公開を中止する事態になり、
表現の自由について様々な議論が飛び交う様となりました。

助成金、検閲、表現の自由、上映中止など何やら今年とも重なるキーワードが連打されて
思い出してみて驚いたりしましたが、
確かに当時はこの『YASUKUNI 靖国』を巡って右も左も大騒ぎしたことは間違いありません。

その後、事態は収束し無事に都内単館から話題作となったため全国公開され、思わぬ形でヒットしましたが、
当時観た担当者は合祀されている遺骨返還を求めてデモをする韓国・台湾の遺族が登場したのは関心を持ったものの、
そんな大騒ぎするような映画だろうか?と疑問符を抱いたのも事実で、
これなら長岡アジア映画祭で上映した年老いたかつてのひめゆり学徒隊員が天皇の戦争責任について問う柴田昌平監督の『ひめゆり』や
終戦後も山西省で残留日本兵として中国の内戦を戦うなど決して日本政府が認めない戦後を生きた奥村和一氏を追った池谷薫監督『蟻の兵隊』の方が、ずっと踏み込んでるのではないか。
こういった戦争を生きた筋金入りの証言者には保守というかエセ保守の方々は何も言わないのはどうなんだと。
先の『YASUKUNI 靖国』を先頭になって問題視した政治家はその後に防衛大臣が不適格とされた稲田朋美議員なので『ひめゆり』や『蟻の兵隊』まで観ていただき感想を聞いてみたいと。
ついでに戦後60周年の8月15日、池谷薫監督は『蟻の兵隊』で、李纓監督は『YASUKUNI 靖国』の撮影で、柴田昌平監督は『ひめゆり』でなく後輩の撮影指導のため三者三様、靖国神社にカメラとともにいたことが興味深く思ったりしました。

『主戦場』には日本会議との繋がりで靖国神社が何度か登場、
この日本会議についてよく知りかつて間近にいた識者が大変興味深く、
そして怖いことを話しているのもこの映画の白眉の一つではないかと思います。

ちなみに担当者はモーニング娘。のコンサートでよく日本武道館に行ってたある日、
目と鼻の先に靖国神社があると知って(遅い)これはぜひ目にせねばと足を運びましたが、
サスガに特に行事があるわけでもない平日の午後、軍服のコスプレしてるおじさん達はいなくて、
境内にはどこかのんびりした空気が漂うほど、なんというか散歩がてらにちょうどいい感じで、
いつも殺気立った物騒な映像が安易に浮かんでたこちらとしては幾分拍子抜けに思ったほどでした。

ついでに一通り回ってサスガにこれは違うだろうと思ったのは、
人が書いた並んだ絵馬をみうらじゅんさんの如く読んでたら「○○が総選挙で躍進しますように」と書かれたものがあり、
これは自民党からの出馬ではなくAKB総選挙で推しメン応援を書いた絵馬で、
ここの神様に頼むのは筋違い以外何物でもないだろうと。

それで一応、この神社の成り立ち、概略をなぞっただけとはいえ知ってるつもりの担当者は参拝したかどうかは、
ここでの回答は控えて22日おりますので興味を持たれた方は聞いてください。

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◎ 『主戦場』長岡上映会

日時 12月22日(日) ①10時30分~ ②14時~
   
会場 アオーレ長岡市民交流ホールA

*『乱世備忘 僕らの雨傘運動』長岡上映会 
日時 12月22日(日)17時~
  
会場 アオーレ長岡市民交流ホールA

主催 長岡アジア映画祭実行委員会!
電話 09045204222 e-mail [email protected]
HP http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/

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戦争は終わりだ あなたが望めば



12月22日は『主戦場』『乱世備忘 僕らの雨傘運動』上映会会場、アオーレ長岡市民交流ホールAの隣のホワイエというスペースも押さえており、せっかくなので何かできないかと思ったら、
クリスマス前なので以前、ネットで流れてきたジョン&ヨーコのクリスマスソング、『HAPPY XMAS (War Is Over)』にあわせたスローガン『WAR IS OVER!』の100の言語をオノ・ヨーコさんがホームページで好きなように使ってくださいと公開し、
それを新宿ベルグが印刷し店内の壁中に貼ったら、ちょっとしたアートになったと知り、
上映作二本とも争いをテーマにしてると言えるので、ついでに『主戦場』にはオノ・ヨーコさんもちょいと登場するので同じような試み、パネルに100枚貼ってクリスマス前のメッセージとしてホワイエに並べてみようと思います。

ただせっせと貼りながら途中でしょぼいなぁ、と思ったらやめちゃうかもしれませんが12月22日、そちらもご注目いただけましたら。
本当は12月8日からクリスマスまで展示出来たらいいなぁ、と思ってましたが他の日は埋まっておりました。

『HAPPY XMAS (War Is Over)』は”WAR IS OVER”の後の“If you want it”が重要なフレーズだと知ったのは、恥ずかしながらここ数年のことです。

100の言語の『WAR IS OVER!』はこちらを↓
https://www.youtube.com/watch?v=Zr9EOFuuIk4
HAPPY XMAS (War Is Over) (New Alt Acoustic Mix 2018) JOHN & YOKO, Plastic Ono Band (official video)

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◎ 『主戦場』長岡上映会

日時 12月22日(日) ①10時30分~ ②14時~
   
会場 アオーレ長岡市民交流ホールA

*『乱世備忘 僕らの雨傘運動』長岡上映会 
日時 12月22日(日)17時~
  
会場 アオーレ長岡市民交流ホールA

主催 長岡アジア映画祭実行委員会!
電話 09045204222 e-mail [email protected]
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反日プロパガンダ

78137511_3017454624935637_1840404167919665152_o.jpg
(C)NO MAN PRODUCTIONS LLC

*反日プロパガンダ
全国で公開中止が相次ぐなかでの公開はその意義を理解していない蛮行と思います。映画を作るのも見るのもその人の勝手ですが、保守論客を騙し、朝日新聞の捏造に加担する表現物は公共の福祉に反し、歴史修正主義のレッテル貼りに他なりません。
公開は大変遺憾に思います。
Pirotoku

→ ご意見ありがとうございます。
『主戦場』のことだと思いますが全国で公開中止は相次いでないので調べてみてください。
その後はコピペにしか読めないのでもしかしたら『主戦場』を観てないのではと思います。
検索したら長岡の方だと思いますが観にいらっしゃいませんか。
観ないで批判するのもなんなので。
担当者もアオーレで上映された『世界は変わった 日本の憲法は?』を食わず嫌いは良くないというか、
興味津々で観賞しました。

*まあ慰安婦がフェイクだし、ノンフィクションのファンタジー映画だし、アホくさ。
時間と金の無駄。
植村たかし

→HNにほくそ笑みましたが、こんなことここに書き込むのも時間の無駄ですよ。

以上、コメ返ししましたが昨日はこれ以上なことがあってドタバタしてました。

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◎ 『主戦場』長岡上映会

日時 12月22日(日) ①10時30分~ ②14時~
   
会場 アオーレ長岡市民交流ホールA

*『乱世備忘 僕らの雨傘運動』長岡上映会 
日時 12月22日(日)17時~
  
会場 アオーレ長岡市民交流ホールA

主催 長岡アジア映画祭実行委員会!
電話 09045204222 e-mail [email protected]
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旺角卡門

thumbnail_陳梓桓監督写真
(C)2016 Ying E Chi All Rights Reserved.

本日、市民交流ホールAを借りて『乱世備忘 僕らの雨傘運動』の試写をしました。
冒頭は花火の下での抗議デモを捉えてましたが、否応なしに香港映画と花火というと1997年の香港返還の際に盛大に打ち上げられてた花火が登場する『花火降る夏』や『インファナルアフェアⅡ』といった香港映画の傑作が脳裏をかすめてしまい、続いて警察官と対峙するデモ隊の姿から始まり、これは完全にこれまで上映した三上智恵監督の辺野古の抗議運動と重なってしまい、重苦しい幕開けでしたが、
まだ若い監督がカメラをとともに雨傘運動の只中に入ると、そこには同世代の仲間が未来のために闘う姿を捉えた青春群像劇となり、俄然と若々しさが時間とともに漲っていくように思いました。

それで観ながらふと思い浮かんだのが『旺角卡門(モンコック・カルメン)』という1本の香港映画。
雨傘運動は各地域でそれぞれ占拠をし抗議活動をしていたようで、映画に出てくる地名。
尖沙咀(チムサーチョイ)、油麻地(ユマティ)、そして旺角(モンコック)などは担当者がかつて香港旅行をした際、喜々と街歩きを楽しんだ場所、そして数々の香港映画のロケ地として登場する場所。
2014年の秋の姿は若者たちが路上で闘ってたこんな姿だったのかと感慨深く思いながら観ており、監督とその仲間たちは庶民の歓楽街である旺角に陣取り、ある日そこへ中学生の少女が訪れ、次第にみんなと親しくなっていく様が映し出されていきます。

『旺角卡門』はその名の通り、旺角に生きるチンピラとお嬢様のストレートな純愛を絡めたヒリヒリする香港ノワールの傑作。
英題はストーンズのバラード「As Tears Go By」から取り、日本語タイトルは「いますぐ抱きしめたい」となった、その後に巨匠と呼ばれるウォン・カーウァイ監督のデビュー作。
スコセッシの『ミーン・ストリート』と百恵・友和の純愛映画をミックスしたと当時監督は語ってた記憶がありますが、ほんとにそんな映画です。

『旺角卡門』に限らず香港ノワールの主人公は金や打算よりも友や恋人のために命を張ることを選択、
「金なんかいらない、友情だけでいい」(『狼 男たちの挽歌最終章』)なんて名台詞がすべてを象徴する世界なのですが、
『乱世備忘』は監督とその仲間たちが、一世代若いこの少女の未来のためにあえて負け戦に突入してしまうクライマックスがかつて観た香港ノワールの主人公に重なってしまい、またも感慨深くなって涙腺が緩んだりしたことを白状します。

最も一緒に観た方たちからは雨傘運動と現在の香港民主化デモとの違いについて上映前に一言あってもいいのでは?
という意見があったりしたので上映会当日は資料でも配布した方がいいかと思ったりしました。

「道は続きます。私たちは若い。闘い続けます」
↑主人公の女性の独白ですが、もろに今の抗議デモを暗示しておりました。

『乱世備忘』に登場する若者たちはおそらく現在の香港民主化デモにも参加してるハズ。これを知るとテレビで流れる香港のデモがもはや他人事に映らなくなったのも事実。

あと民主の女神アグネス・チョウさんもワンシーン登場するのでファンの方はお見逃しのないよう。

画像はチャン・ジーウン 監督。

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◎ 『主戦場』長岡上映会

日時 12月22日(日) ①10時30分~ ②14時~
   
会場 アオーレ長岡市民交流ホールA

*『乱世備忘 僕らの雨傘運動』長岡上映会 
日時 12月22日(日)17時~
  
会場 アオーレ長岡市民交流ホールA

主催 長岡アジア映画祭実行委員会!
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『主戦場』ミキ・デザキ監督インタビューを読みながら


(C)NO MAN PRODUCTIONS LLC

『主戦場』を監督したミキ・デザキ監督の意義
↑こう題された最新のインタビュー記事を見つけました。
https://news.line.me/issue/oa-penonline/eb7e185ee435?utm_source=Twitter&utm_medium=share&utm_campaign=none

興味深いのは英語教師として日本に、その後にタイへ仏教僧の修行に行ったとあることです。

「お互いに理解を深め、いろんな問題について見識を広めるほど、我々はハッピーになれると思うんですよね」

自身の映画制作の信条のように聞こえるのですが、それは映画と違う世界、教師と修行僧を体験を経て得たものなら映画作家として大きな強みだと思いました。

ご存じのように『主戦場』の取材に応じたいわゆる右派の論客から映画公開後に上映中止を求めて訴えられてしまいましたが、確かにイイ気分になって饒舌に言いたいことを語った後のシーンで、いわゆるファクトチェックのように歴史学者から次々と潰されてしまうのを観て憤慨してしまうのは理解できますが、
こちらのミキ・テザキ監督の反論を見ると勝ち目はないスラップ訴訟に思いますが、今後どうなるでしょうか。

https://www.youtube.com/watch?v=6WdVrzp40bg

とはいえ、担当者はいくら監督が正論を吐こうとも、当然日本のあの界隈の事情には精通してただろうに、あれだけの大物たちを手玉に取ったともいえるので、その辺のしたたかさと肝っ玉の大きさには感嘆した次第です。

しんゆり映画祭での上映中止騒動の後、つい最近“出演者”のケント・ギルバード氏、藤岡信勝氏が東京での上映会の後に登壇、客席と激しい討論となったものの有意義な上映会となったとあって、話題は裁判とともに年を越すようにも思いました。

http://www.labornetjp.org/news/2019/1208hokoku
https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/201911140000674.html

あと日本会議の黒幕のように登場する肩書が外交評論家と名乗る先生の言動に映画を観ながらズッコケてしまいながら、こんな人の野望のために憲法が変えようとしたと思うと憤りと虚しさを覚えたりしますが、このオノ・ヨーコさんと親戚関係にある御仁は大騒動となってる“桜を見る会”で総理との関係が取りざたされてるジャパンライフの関係団体の会長でもあると最近知って、
なんというかあの界隈の闇というか泥沼感は相当なものだとも思いました。

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◎ 『主戦場』長岡上映会

日時 12月22日(日) ①10時30分~ ②14時~
   
会場 アオーレ長岡市民交流ホールA

*『乱世備忘 僕らの雨傘運動』長岡上映会 
日時 12月22日(日)17時~
  
会場 アオーレ長岡市民交流ホールA

主催 長岡アジア映画祭実行委員会!
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こんな夢を見た



某団体より映画上映会をやりませんかとお誘いがあり、
先方の窓口の方はたぶん『わたしはダニエル・ブレイク』上映会を観にいらしてくださり感銘を受けたようで、
ケン・ローチ監督の新作『家族を想うとき』を希望されたのですが、
まだ新潟で公開されてない映画は自主上映会には貸してくれないのではとお返事をし、
こちらで「貧困」がテーマにある映画をと言われたので何にしようかと思ってたある夜、
大杉漣さんが夢に出てきました。
夢の内容は大抵つまらないので書きませんが、
以前に長岡アジア映画祭でお越しくださった時のものだったとうっすら記憶に残りました。

それで目覚めて、そうだ漣さん主演のあの映画があったと思い出して先方に伝えることができました。
はたして上映できるか、また詰めて決定となりましたらこちらに掲載いたします。
画像を見ればなんの映画かわかるかと。
その前に↓

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◎ 『主戦場』長岡上映会

日時 12月22日(日) ①10時30分~ ②14時~
   
会場 アオーレ長岡市民交流ホールA

*『乱世備忘 僕らの雨傘運動』長岡上映会 
日時 12月22日(日)17時~
  
会場 アオーレ長岡市民交流ホールA

主催 長岡アジア映画祭実行委員会!
電話 09045204222 e-mail [email protected]
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長岡ロケなび映画祭 『青春の鐘』



お世話になってる長岡ロケなびより“長岡ロケなび映画祭 『青春の鐘』”の案内が届きましたのでご紹介します。
舟木一夫主演の長岡ロケ映画『青春の鐘』を悠久山公園100周年を記念しての上映。

『第11回長岡アジア映画祭』で上映したところ(上映素材はVHSだった!)平日にも関わらず大盛況で
長岡人の心にしっかりと刺さってる映画だと思いました。
というのもその後に小林旭主演『爆弾男と呼ばれたあいつ』、中平康監督『その壁を砕け』と貴重な日活の長岡ロケ映画を上映したものの、やはり『青春の鐘』ほど盛況とはいかなかった覚えがあります。
ちなみに主演の舟木一夫の他は松原智恵子 山本陽子 北竜二 和田浩治 藤竜也と日活青春映画らしい顔ぶれです。
以下、公式HPより。

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悠久山公園が100周年を迎えることを記念して、
トークショーと映画「青春の鐘」(1969年)を上映します。

こちらは悠久山公園、長岡東中学校、信濃川河川敷、長生橋、
建設中の長岡大橋、観光会館、長岡駅等々、長岡ロケてんこもりの映画です。

観光会館のシーンでは長岡甚句も登場!
脚本は「北の国から」でおなじみのあの倉本聰さんです。
この機会にぜひご覧ください。

●長岡ロケなび映画祭
日時:12月21日(土曜日) 午後2時 トークショー、午後3時 「青春の鐘」上映
会場:アオーレ長岡市民交流ホールA
内容:京都産業大学教授(前長岡大学教授)松本和明さんによる悠久山公園の歴史についての講演
 /長岡ロケなびの星貴さんによる映画の見どころ、ロケ地の紹介+上映
定員:先着200名(要事前申込み)
料金:無料

お申込は長岡観光コンベンション内事務局まで!
0258-32-1187
[email protected]

https://locanavi.jp/blog-event/post-2166/

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串屋 和蔵



串屋 和蔵を知ったのはいつ頃なのか。
もう10年以上前なのは確かで当時は長岡駅東口の台町にお店を構えて、
その二階がこれまた激シブい居酒屋で今は無き風流四季があったハズ。
どちらかといえば風流四季にお世話になっていましたが、
和蔵は今もお世話になってる花屋さんのご主人から紹介されたような。

このお店は串屋というだけに焼き鳥の他にもつ焼きに力を注いで
タン、レバー、ハツなどのおなじみからテッポウ、コブクロ、アブラ、カシラなどのレアメニューが揃ってて味比べが楽しめます。
ただし以前あったタマ(豚の睾丸)というメニューは人気だったのか食べることができず、
ついにメニューから消えてしまったのは残念。
精力がつくそうでいづれどこかで食べたいものです。

その和蔵さんは現在、旧柳原庁舎後近くに移転。
これまた上映会のたびにポスター掲示をお願いし、
今回も足を運びご主人とお話しをしていたら年内のうちにお店を閉めると聞き非常に残念に思いました。
お店を続けたいがご主人の体調が思わしくないようでした。
この日が最後のポスター掲示依頼になってしまったかと。

それで話を変えて先日娘さんと会いましたよ、と伝えました。
先にこのお店を紹介してくれた花屋のご主人と娘さんはつきあっており、
一週間ほど前に大手通りでお二人とバッタリ出くわしたことを話すと、
ご主人はちょっとヘンに思ったようで、
「二人はもう結婚してるからな」と。

えっ!?こちらは知らなかったです、
もうつきあって長く結婚はするんだろかと余計なことを思っていただけにすでに結婚してたとは、、、、
数少ない友達だと思ってたのに、などなど様々なことが脳裏をかすめましたが、
ご主人はバツが悪い顔でちょうど一年前だよと。
そんな、こちらは一言それならお祝いの言葉をかけたいだけなのに。
とりあえず今も友達だと思ってるので、この場を借りて結婚おめでとうございます!!

まったく予期せぬことが続きましたが、とりあえず和蔵さん、これまでありがとうございました。
年内にまた行きたいと思っています。
しかし担当者はこれからまた10年以上おつきあいできる居酒屋とかと出会えるでしょうか。
それだけに貴重なお店、カウンター席でゆるりと気兼ねなくため息がつけるお店でした。
ご主人、やたらとATGの映画をやってくれと言ってましたが、正直それは難しかったです。すみません。

画像は和蔵さんのエビフライサラダに長岡では珍しいと思う電気ブラン。

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◎ 『主戦場』長岡上映会

日時 12月22日(日) ①10時30分~ ②14時~
   
会場 アオーレ長岡市民交流ホールA

*『乱世備忘 僕らの雨傘運動』長岡上映会 
日時 12月22日(日)17時~
  
会場 アオーレ長岡市民交流ホールA

主催 長岡アジア映画祭実行委員会!
電話 09045204222 e-mail [email protected]
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『天安門』



『乱世備忘 僕らの雨傘運動』という作品を知った時に思い浮かんだ映画が、
そのものズバリの『天安門』という3時間のドキュメンタリー映画でした。

確かにいがた国際映画祭で観賞、調べたら1998年の第8回にいがた国際映画祭上映作。
天安門事件が1989年だからほぼ10年後に天安門事件の総括を二人のドキュメンタリー作家が考察。
こちらも観たのがだいぶ前なので細部は忘却してしまいましたが、
いまだに印象に残ってるのが民主化を求めてた学生側のリーダーの内部抗争。
特に女性リーダーの言動は結構ヒドかったことを記憶し、もし彼女が妥協案を示し撤退すれば天安門事件は防げたのではと、タラレバになりますが思ったりしました。
現在の彼女を検索したらコンピューター会社の経営者として活躍をしているようで、
例えば今年は天安門事件30周年でNHKがかなり力の入った特集を企画し、
当時、北京に留学していたNHK記者が被害者などに番組制作のため取材した記録をまとめたレポを読むと
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190606/k10011942051000.html
学生たちに撤退を進言したため、当局に逮捕、完全に人生を狂わされてしまった知識人の告白を読むと、女性リーダーとの対比に否応なしに思いを巡らされます。

今の香港民主化デモは特定のリーダーが表に出ずにネットを使って扇動をしているような印象を受けますが、
区議会選挙で民主派が圧勝したことで香港警察もさすがに少し前のようなほぼ内戦となったような弾圧までいかず、大人しくなったような印象を受けており、第二の天安門となることはなんとしても阻止してもらいたいです。

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◎ 『主戦場』長岡上映会

日時 12月22日(日) ①10時30分~ ②14時~
   
会場 アオーレ長岡市民交流ホールA

*『乱世備忘 僕らの雨傘運動』長岡上映会 
日時 12月22日(日)17時~
  
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ナヌムの家



慰安婦たちは「性奴隷」だったのか?「強制連行」は本当にあったのか? なぜ元慰安婦たちの証言はブレるのか? そして、日本政府の謝罪と法的責任とは……?

映画『主戦場』は日本での従軍慰安婦問題について日系アメリカ人のミキ・テザキ監督が名うての論客たちに疑問をぶつけ熱いディベートを繰り広げます。

映画で従軍慰安婦がテーマとしてまず思い出すのが韓国のドキュメンタリー映画『ナヌムの家』(1995)ではないかと思います。

元・従軍慰安婦の女性たちが共同で暮らす「ナヌムの家」にカメラを向け日常を送る彼女たちの姿を記録し、戦時中の”息づかい”に耳を傾けました。

『主戦場』にもこのナヌムの家が登場し、元・慰安婦の女性は体調が悪く取材できなかった代わりに、この家に看護師として働く彼女の娘が代わってインタビューに応えていましたが、この元・慰安婦の方は映画『ナヌムの家』にも登場した方だろうかと気になりました。

実は『第1回長岡アジア映画祭』にて『ナヌムの家』を上映したのですが、ちょうど小林よしのり先生の『ゴーマニズム宣言』で従軍慰安婦について疑問を述べたこともあり、それに合わせてだったか否か各地で『ナヌムの家』上映会がけしからんという団体から妨害があったため、担当者以上に周囲がかなり警戒をしていたと後で知った次第です。
よく覚えているのが長岡市立劇場での上映で素材は16mmプリント。
なので映写室からは届かず、会場内の中断に映写機を設置して上映し。
この時に映写をしてもらったのが、当時はもう市民映画館をつくる会を卒業しシネ・ウインドで働いてた今年亡くなったHさんだったことでした。
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-2296.html

http://tsukurukai.blog103.fc2.com/blog-entry-93.html
しかし↑この時のラインナップを振り返ると貴重な映画ばかりで、よく長岡市立劇場の大スクリーンで上映したものだと思ってます。

話を少し戻して思えば、あの時の『ゴーマニズム宣言』が日本での慰安婦論争の幕あけと呼べると思うので『主戦場』は日本会議関連人物だけでなく発端となった小林よしのり先生にも取材をしてほしかったという思いがあります。

ついでに『ナヌムの家』でビョン・ヨンジュ監督は山形国際ドキュメンタリー映画祭で小川伸介賞を受賞。
2017年の小川伸介受賞を受賞したのが『乱世備忘 僕らの雨傘運動』のチャン・ジーウン監督です。

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◎ 『主戦場』長岡上映会

日時 12月22日(日) ①10時30分~ ②14時~
   
会場 アオーレ長岡市民交流ホールA

*『乱世備忘 僕らの雨傘運動』長岡上映会 
日時 12月22日(日)17時~
  
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It’s just the beginning /まだこれからだ


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香港デモ、勢いやまず 「国際社会と一緒に圧力を」

香港で8日、呼びかけられた抗議デモは主催者発表で80万人(警察発表18万3千人)に達した。
民主派が圧勝した11月の区議選に続き、「我々の声に向き合え」という強い民意が示された形だ。人々はどんな思いで集まり、声を上げたのか。
デモ行進の出発地点となった香港島中心部のビクトリア公園。行進が始まる午後3時(日本時間同4時)の1時間ほど前から、黒いTシャツ姿の参加者たちが続々と集まってきた。
この日のデモは、主要民主派団体「民間人権陣線(民陣)」が呼びかけた。民陣のデモが警察に認められたのはほぼ5カ月ぶり。6月9日の103万人、同月16日の約200万人(いずれも主催者発表)より減ったとはいえ、約80万人は警察に許可されたデモ行進では3番目の規模だ。
7月以降、抗議活動が激しさを増すなか、しばらく街頭に出ていなかった人たちの姿も多く見られた。
中学2年生の男子生徒(13)は、区議選直後に米国で「香港人権・民主主義法」が成立したことを踏まえ、「国際社会の注目が集まっている今だからこそ、今日のデモを絶対に成功させたいと思って来た」。19歳の男子大学生も「国際社会と香港世論が一緒に圧力をかければ、香港政府や中国の態度が変わるかもしれない」と、期待を込めた。
 
https://www.asahi.com/articles/ASMD902JSMD8UHBI014.html

昨日12月8日に最初に大規模なデモを決行した6月9日から半年ということで、11月の区議後初の警察の許可を得たデモが敢行。
幸いにも警察との大きな衝突はなかったようで80万人が参加し気勢をあげたようです。
以前にも書きましたが5年前の雨傘運動は長期化するに連れて市民の理解を得られず収束。その結果を踏まえて今回の民主化デモは長期に渡り、区議会選挙の民主化勝利も追い風となって今も多数の市民の支持を経て、これだけのデモを敢行できるのは圧巻に思いました。
現在、『主戦場』とともに『乱世備忘』の紹介に回っていますが、映画は知らなくても香港デモの映画というと感心を持ってくださる方が多いです。さすがに連日までいかなくてもテレビのニュースで取り上げられるのが多いので浸透してることを実感します。
チラシからの引用で
“79日間に及ぶ「雨傘運動」は終了した。残ったバリケードには、「It’s just the beginning /まだこれからだ」というメッセージが残されていた。”
このメッセージは現在を予言したものではないかと。

ついでに昨日の記事にあったように12月8日は真珠湾攻撃が決行、無謀だった日米開戦の幕開けとなりましたが、同じく1941年12月8日に日本軍は香港にも侵攻、やがて陥落させてしまうのですが、この頃を描いた香港映画にチョウ・ユンファ主演『風の輝く朝に』という名作があるので思いだしたりします。

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◎ 『主戦場』長岡上映会

日時 12月22日(日) ①10時30分~ ②14時~
   
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日時 12月22日(日)17時~
  
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12月8日の『東京裁判』



9月にシネ・ウインドで公開された小林正樹監督『東京裁判 4K デジタルリマスター版』が、
このご時勢と併せてヒットしたせいか、現在リバイバル中です。
先回は見逃したので本日、ヲタ活を蹴って4時間半でも足りなかったであろう大作を観賞。
よりによって本日12月8日は1941年に真珠湾攻撃を決行し太平洋戦争の幕開けとなった日。

よって「太平洋戦争段階」の章での真珠湾攻撃について身構えながら観てましたが、事前に通告があった「騙まし討ち」だったか否かを巡って生き残った被告者たちが「あいつが、あいつが」となすりあうのは興味深く、この場で当事者として裁かれかけていたのは役所広司版『山本五十六』では伊武雅人が演じてた永野修身軍令部総長。
「真珠湾攻撃を許可したすべての責任はわたしにある」と語りながら公判中に病死。
潔さや作戦について米海軍人たちも感嘆したそうですが、たぶん山本五十六元帥も生きてたらこの言葉を話したように思ったりしました。
というのも真珠湾攻撃についてかなり時間をとっていながら山本五十六については戦死したためか、それとも現場監督ということで総責任者は永野修身が全うしたためか一言も登場しなかったのが結構意外に思ったりと。

またどうしても真のテーマは昭和天皇の戦争責任について全編を見ると思い知らされたのも事実。
この戦争責任を巡っての思惑でオーストラリアの裁判長とアメリカの主席検事が対立、両者の間に東条英機が鎮座し、死刑となるこのA級戦犯が昭和天皇の責任をも被って絞首刑となったという見立てが一層強まってしまいました。
東条英機というと担当者の世代は『プライド 運命の瞬間』が強烈だったものですが、その伊藤俊也監督がパンフに『プライド 運命の瞬間』を作った際に「映画『東京裁判』を反面教師にした」とコメントを寄せているのはなるほどと。

他に戦犯で敵国の日本人についたアメリカ人弁護士が「真珠湾攻撃が殺人罪なら、ヒロシマ、ナガサキの原爆投下はどうなんだ?」と意見を述べながらも速記録には抹殺、この映像のみで当時、法律に基づいてこの裁判に疑問を投げかける姿が知れるのも大変貴重な記録なんだろうと。

またインドのパール判事がパル判事の名で登場し、被告人全員無罪を主張し錦の旗として使われてる「パル判決書」には「被告たちや日本国の行動を正当化する理由はない」とあるそうで、これは今は黙殺されてるように思いますが。

あとアジア各国で捕虜への虐待行為で死刑となったB、C級戦犯に触れた箇所について、捕虜への虐待は国際法で厳しい処置が取られてることを当時の軍人は無知のため知らなかったことは、なんだか今でも井の中の蛙なことと連なるものを感じたりと。

被告人が28人なことについて「法廷の椅子が二十八しかなかったので」という結構恐ろしいナレーションがあったりしますが、だとしたら満州で暗躍した現総理のお爺ちゃんは28以上、椅子があったらそこに座ってただろうという思いが。
それで歴史が変わってたら、現在抱えるストレスが半減されてただろうにと。
まぁ、もっともあのお爺ちゃんは本当に一筋縄で行かなかったようなので、席がいくつあっても座らぬようこれまた暗躍したでしょうが。

パンフレットに深田晃司監督が「映画の映画によるオトシマエ」と題して寄稿。
戦時中は映画館で本編が始まる前のニュース映像がプロパガンダとして「戦争」を美化し正当化したことに言及、よって『東京裁判』は映画が作らなければならなかったこと。映画で映画の過ちを検証することによって、この映画に出てくる当時の「私たち」が日の丸を振る姿、韓国人・中国人への差別を国家規模で是認したことを知ることを熱をこめて書き
「この作品が従軍慰安婦論争を題材にした『主戦場』と同じ年にリバイバル上映されることには偶然以上の意義があるだろう。ぜひ併せて観賞したい。」
と思わぬ形で『主戦場』が登場する形で締めていました。

『東京裁判』は12月13日までシネ・ウインドで公開。
『主戦場』は12月22日『乱世備忘 僕らの雨傘運動』とともに上映されるので、
併せて今年納めという意味でもおススメいたします。

『東京裁判』公式HP http://www.tokyosaiban2019.com/

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◎ 『主戦場』長岡上映会

日時 12月22日(日) ①10時30分~ ②14時~
   
会場 アオーレ長岡市民交流ホールA

*『乱世備忘 僕らの雨傘運動』長岡上映会 
日時 12月22日(日)17時~
  
会場 アオーレ長岡市民交流ホールA

主催 長岡アジア映画祭実行委員会!
電話 09045204222 e-mail [email protected]
HP http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/

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スズランビル



長岡市中心部のスズラン通りにあるスズランビルがいつの間にか
改装、外壁をイエローに塗っておりました。

かつてこのビルの4階に市民映画館をつくる会の事務所があり、
4階の窓から長岡駅前の興亡を望んだり
中越地震の時に担当者は老朽化したこのビルとともに、
心中、瓦礫と化すのではと確実に思いましたが
結局、三度にわたる震度7の激震をこのビルは耐え抜きました。

七年前に市民映画館をつくる会はこの事務所を手放しましたが、
そこに至るまでさまざまなことが去来し傷心の極みでしたが、
なくなる時はあっけないものなんだと思いました。

数年前に担当者を知ってるという女性から電話がありながら、
こちらはまるで記憶ないのが失礼でしたが
かつてつくる会の事務所があった4階にカフェを開きたいとのことでしたが。
エレベーターがあるとはいえほとんど使えないので
階段を4階まで昇るのは客商売には不便ですよと伝えましたが、
こちらの言葉はまるで耳に入らないようでした。
あれから随分立ちましたが今も進んでるのでしょうか?

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◎ 『主戦場』長岡上映会

日時 12月22日(日) ①10時30分~ ②14時~
   
会場 アオーレ長岡市民交流ホールA

*『乱世備忘 僕らの雨傘運動』長岡上映会 
日時 12月22日(日)17時~
  
会場 アオーレ長岡市民交流ホールA

主催 長岡アジア映画祭実行委員会!
電話 09045204222 e-mail [email protected]
HP http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/

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森達也監督 『i 新聞記者ドキュメント』



『共犯者たち』
森 達也(映画監督/作家)
メディアは危険だ。でも僕たちはメディアを手放せない。
ならば対抗策は一つ。メディアを以てメディアを制す。
これができるかどうかに、国の存亡がかかっている。

『沖縄スパイ戦史』
森 達也映画監督/作家
記録と記憶は閉じた存在。でも本作における記録と記憶はまだ激しく動いている。呻いている。訴えている。沖縄の強い日差しに照らされながら、過去と地続きの現在を僕たちに意識させる。 これは決して昔話ではない。

『愛と法』
法は言葉。つまり論理。そして愛は感情。相反する二つがスクリーンで衝突する。そして気がついた。この二つは相反しない。法は愛が基本になければいけないのだと。

―  森 達也
映画監督/作家

『主戦場』
森 達也
映画監督/作家
映画は論文ではない。あなたは主張する主体の表情をスクリーンで見る。
声を聴いて目の動きを確認し、一瞬の笑みや吐息に気づくこともできる。
言葉だけではない。そこに本質が現れている。

↑今年、当会で上映の4本の作品に森達也監督がコメントを寄せているので並べてみました。
何か一貫性のようなものが感じられましたが、無論ほかの作品に多数寄せているので現在、最もコメントを求められる映画監督のように思います。

担当者は『A』をビデオ屋さんで借りて見て以来、森達也監督に注目。
映画もテレビ番組もなかなか撮れない頃に次々と刊行した著作を片っ端から読んで、
そのものの見方に結構大きな影響を受けたと言っても過言ではりません。
著作の中のひとつ『オカルト』では今は亡き高崎映画祭実行委員長とのエピソードは担当者もこの方を存じてたので一際脳裏に残ったりしてます。

そのせいで何度か講演会に足を運びながらも残念ながら監督作の上映会を手がけたことはなく、
久しぶりの『FAKE』は大変面白かったにも関わらず上映の機会を逃したことはとても悔やんだりしてます。

その『FAKE』が大ヒットしたせいなのか割と早く森達也監督の新作が発表されました。
東京新聞社会部の望月衣塑子記者を題材にした『i 新聞記者ドキュメント』です。
望月記者といえば菅官房長官の記者会見で孤高の一人だけ容赦ない質問を浴びせて脚光を浴びましたが、
あれをネットで記者クラブの他社の記者はまるで他人事のようにタイプを打つ音が鳴り響くさまを見ると、
この国の終わった感が余計に身に染みながらも最近、望月記者を追うように鋭く「桜を見る会」について切り込む記者が出てきて、僅かとはいえ希望を感じたりします。

それはともかくディレクター自らカメラを持ち対象の懐へと潜り込んで、そこから世界を見回した『A』の前と後では日本のドキュメンタリー映画が大きく変わってるかと思っています。
いわば革命者とも言える森監督の作品はテレビ作品も含め観賞者はいつも多大な刺激を受けるハズです。
異例の全国拡大公開となる『i 新聞記者ドキュメント』がこれまでにない規模で刺激を受ける観賞者が続出することを期待しています。

『i 新聞記者ドキュメント』は新潟県では12月14日よりシネ・ウインドと高田世界館で公開されます。

『i 新聞記者ドキュメント』公式HP https://i-shimbunkisha.jp/  

望月衣塑子記者の名前を、あなたはいつ知っただろうか。官房長官の記者会見で質問を重ねる女性記者。同じ質問を何度もするなと官邸スタッフに咎められたとき、「納得できる答えをいただいていないので繰り返しています」と彼女は即答した。とても当たり前のこと。でもその当り前の言葉が、ずっと僕の頭から離れない。
この国のメディアはおかしい。ジャーナリズムが機能していない。そんな言葉を日常的に見聞きするようになってから、もう何年が過ぎただろう。僕のこれまでの人生は、常にメディアと共にあった。そのうえで断言する。
あなたが右だろうが左だろうが関係ない。保守とリベラルも分けるつもりはない。メディアとジャーナリズムは、誰にとっても大切な存在であるはずだ。だから撮る。撮りながら考える。望月記者はなぜこれほどに目立つのか。周囲と違うのか。言葉が残るのか。特異点になってしまうのか。
撮りながら悩む。考える。だから観ながらあなたにも考えてほしい。悩んでほしい。きっと最後には、あるべきメディアとジャーナリズムの姿が見えてくるはずだ。

── 森達也

予告編 https://www.youtube.com/watch?v=g4FBg_dvuNw

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◎ 『主戦場』長岡上映会

日時 12月22日(日) ①10時30分~ ②14時~
   
会場 アオーレ長岡市民交流ホールA

*『乱世備忘 僕らの雨傘運動』長岡上映会 
日時 12月22日(日)17時~
  
会場 アオーレ長岡市民交流ホールA

主催 長岡アジア映画祭実行委員会!
電話 09045204222 e-mail [email protected]
HP http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/

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ストップ詐欺被害! 私はだまされない



NHKの朝のニュースを見てると毎日「ストップ詐欺被害! 私はだまされない」
というコーナーがあって実際にあった振り込め詐欺の手口を紹介し、
主にお年寄りの視聴者を相手に引っかからないよう啓蒙しているのですが、
連日見てて思わず関心してしまうのは騙す側が手を変え品を変え突拍子もない方法を考え実践し、
どう見てもおかしいだろうと思うのに被害者の中にはコロッと騙されてしまうことでした。
もちろん騙す方が悪いのですが毎日やってるということは、
それだけネタが豊富にあるんだろうと、なんというかそのアイデア溢れる頭脳を
世の中を良くする方へ活かせないものかと。

「12月22日の上映会の件ですが映画音楽に使われる使用料をお支払い願います」

著名な某団体より主に日本映画でなく外国映画を上映すると、
どこで知ったかこんな電話がくるというのは知っていましたが
担当者が立ち上げてからは初めてなんで、確かに大切なことだと思い
「お幾らくらいなんでしょうか?」と尋ねると
「500席以下の場合だと○○円くらいになります」

金額を聞いてまぁ、払えない額ではないけど、気になったので
「『主戦場』や『乱世備忘』の使用料を送る先のリストを教えてください」

先方の言い分はこちらが払ったお金は音楽の権利者に送金するとういうことなので、
だったら使用されてる曲のリストと権利者ぐらい把握してるだろうと。

しかしその後にすぐきた電話は
「映画で使用されてる曲はこちらが管理してるか確認できなかった」
というもので
「えっ?それでは払わなくていいのですか?」
と尋ねると、払わなくていいとのこと。
もっとしつこいかと想像してたので正直拍子抜けした気が。

他にも明らかに嘘をついてることがわかったのですが、
あんまり追い詰めるとよろしくいないかと思い

「だったら曲と権利者を調べてからこちらに電話するのが筋でしょう」
とのみ話して電話を切ってふと思ったのは、
それじゃぁ、もし言われるがままに払った場合は、そのお金はどこに行くのだろうか?と。

「ストップ詐欺被害! 私はだまされない」

画像は創業65周年だというスズラン通りの“おがわ”で日頃は餃子ライスだけどこの日は中国そば。
いつもポスター貼らせていただきありがとうございます!

*某団体が詐欺だと言ってるわけではありません。
念のため。

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◎ 『主戦場』長岡上映会

日時 12月22日(日) ①10時30分~ ②14時~
   
会場 アオーレ長岡市民交流ホールA

*『乱世備忘 僕らの雨傘運動』長岡上映会 
日時 12月22日(日)17時~
  
会場 アオーレ長岡市民交流ホールA

主催 長岡アジア映画祭実行委員会!
電話 09045204222 e-mail [email protected]
HP http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/

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III大陸・共感セッション 対談 松下照美さん×小林茂監督

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小林茂監督よりBCCメールが届きましたので転載いたします。
『アフリカンフェスタinながおか』に合わせ毎年、長岡入りし
ケニアの子どもたちのために尽くす松下照美さんが社会貢献賞を受賞。
この度、一時帰国して小林監督との対談が催されるそうです。
松下さん、おめでとうございます!
ただ日本の冬はご無沙汰かと思うのでどうぞご自愛ください。

また小林監督作で松下さんのケニアでの活動を記録した『チョコラ!』は
12月10日(火)18時より東京外国語大学 アゴラ・グローバル プロメテウス・ホールでじ上映されます。
小林監督のトークもあって入場無料です。
https://twitter.com/kobacamera/status/1200955120227213312

皆様

師走の忙しい時期に情報をお知らせしますことお許しください。
ドキュメンタリー映画の小林茂です。
アフリカ・ケニアのストリートチルドレンの思春期を描いた拙作『チョコラ!』
の発起人の松下照美さん(ケニアNGOモヨ・チルドレン・センター主宰)が社会貢
献賞を受賞しました。一時帰国に合わせ、高校時代からの友人青木一由君がアフ
リカ・アジア・南米の三大陸の「辺境」で活躍する女性たちに焦点をあてて表記
のイベントを企画しました。今回はアフリカに魅せられた松下照美さんの生き方
を学びます。対談は小林茂。映像をまじえた楽しい会にしたいと思います。また、
映画の中で子どもたちが食べている料理を再現して懇親会もあります。
(添付のチラシ参照。)よろしかったらのぞいてみてください。まだ余裕があります。

III大陸・共感セッション No.1
海外で活躍する女性の生き方にSDGsの源流を探る! アフリカ大陸・ケニア編
◆日時:2019年12月8日(日)13:00〜17:00
◆場所:目白ファッション&アートカレッジ駅前校舎
 東京都豊島区目白3-1-26

・登壇者:松下照美 氏
 1945年徳島県生まれ、ケニア在住。玉川大学文学部芸術学科卒業。子どもたち
の生活・教育支援を行う国際NGO「モヨ・チルドレン・センター」代表。
 2006年から始まった小林茂監督『チョコラ!』の撮影に参加・協力。

・対談者:小林茂(和光大学総合文化学科 教授)
 映画『チョコラ!』監督。
 1954年、新潟県南蒲原郡下田村生。大学卒業後、佐藤真監督の『阿賀に生きる』
や『阿賀の記憶』で撮影担当。2015年、監督作品『風の波紋』が山形国際ドキュ
メンタリー映画祭で上映される。現在、性虐待をテーマに『魂のきせき』製作中。

◆定員:110名
◆参加費:2,000円 ※申込み方法は、上記チラシでご確認ください。

【プログラム】
12:30 開場
12:45 開会挨拶 アフリカ・ケニアの紹介
13:00〜15:00 セッション1 対談
 松下照美氏と小林茂氏
 「僕たちは生きているのだ」ケニアの子供達からの伝言
15:00〜15:10 休憩
15:10〜16:50 セッション2 シンポジウム
 「ケニアとアマゾンを結ぶもの」
 スピーカー 松下照美 氏、小林茂 氏
 ゲスト 南研子 氏
 コーディネーター 実行委員会 吉田和夫 氏(玉川大学客員教授)
16:50〜17:00 閉会挨拶・次回セッションの紹介
17:10〜18:45 セッション3
 懇親会・交流会
 ★登壇者を囲んで 『チョコラ!』で子供達が作って食べていた料理を再現
 ※懇親会・交流会は別会場(先着定員30名)。別料金(3,500円)。

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寒いね。



「○○という映画を観てとても良かったので上映会を開きたいから協力いただけないか」

「○○というセミナーがあるからそこで映画上映会を開くのはどうか」

「○○という映画を上映して団体と地域を盛り上げたいから協力してくれないか」

以前から映画上映会の協力依頼をいただき、喜んで参加してきましたが、
この秋は上記の三つも話を短期間でいただきました。
それに加えて12月22日の『主戦場』『乱世備忘』上映会もとはといえば、
この日、市民交流ホールAを譲るからととある人から言われて決めたものでした。

ありがたいというのか、これもチョコマカと上映会を開き、
観に来ていただいた人やもしくはその紹介があってこちらに話が来るようです。
その結果、どうも話を聞くと専門家みたいに思われてるような気がしているのですが、
そんなことはなくて、ただたんに上映会が好きなだけでやってるだけで、
金銭的な損得勘定すれば間違いなく損をしております。
でもまぁ、アンケートの感想も含め
来ていただいたお客さまが観て良かったと感想を話してプラスになったとわかると、
ウレシくて続けております。

上記のいただいた三つのお話も協力依頼については、
上映会当日の映写だけでなく
多少は経験があるので、お節介にいかないくらいのさじ加減で
アドバイスをして実現にこぎ着けたらと思い、
セミナー云々はこれはこちらみたいなとこにくるのは望外のヨロコビでもあるので、
これも実現できたらなぁ、と。

画像はいつもポスターを貼らさせてもらってるスズラン通りのたか橋の日替わり居酒屋ランチ。
真ん中の煮物が絶品でありました。

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◎ 『主戦場』長岡上映会

日時 12月22日(日) ①10時30分~ ②14時~
   
会場 アオーレ長岡市民交流ホールA

*『乱世備忘 僕らの雨傘運動』長岡上映会 
日時 12月22日(日)17時~
  
会場 アオーレ長岡市民交流ホールA

主催 長岡アジア映画祭実行委員会!
電話 09045204222 e-mail [email protected]
HP http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/

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