fc2ブログ

長岡アジア映画祭実行委員会!ブログ

新潟県長岡市で活動します長岡アジア映画祭実行委員会!です。

2021年11月 | ARCHIVE-SELECT | 2022年01月

| PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

2021

「映画を観たら他人事でなくなる」

↑大林宣彦監督の言葉だそうですが、昨日の『東京クルド』お客様の感想を読むと、
この映画を見て日本でこんな問題があると初めて知った方が多く、
まさに「他人事」として思えず、目を向けるきっかけになれば上映したかいがあります。

最も映画を観たうえで上映をしたので、
来年も小川淳也議員と等しく葛西純選手に注目せねばと。

あと“被爆ピアノ演奏会と映画『おかあさんの被爆ピアノ』上映会”にまさかのNGT48から
古舘葵さんが被爆ピアノを弾いてくださったことで、
それまであんまり関心のなかったNGT48にも食指を伸ばすこととなり、
動画を漁り劇場にも行ってしまいましたが、
動画を漁るといわばアンタッチャブルな動画に辿り着き、
ファンはこれを乗り越えたうえで続けているのかと感心したりと。
でもあおちゃん、最近はピアノを披露する機会が増えてきて、
そのきっかけのひとつが被爆ピアノだったら嬉しく思います。

それと『なぜ君は総理大臣になれないのか』上映を巡ってさまざまな問題が起きてしまい、
思わぬ形で「表現の自由」について考えてしまうことになりました。
ただ由々しいのは本作を観ないで公の場で批判された方がおり、
これは来年でも再来年でもいづれ続編ですでに大評判となってる『香川1区』を上映したおりに、
何かしら伝えなければと思ってますが、
その前に逮捕されたデニス・ホーが無事に釈放されたよう。

今年1年、お力添いをいただきました方々にお礼を申し上げます。
また新年、どうぞよろしくお願いいたします。
以下、本年の上映作品を挙げて2021年の劇終に。

3月14日 『春を告げる町』上映 バンド演奏 ウィズコーション 島田隆一監督よりビデオレター
会場 トモシア多目的ホール

4月25日 『なぜ君は総理大臣になれないのか』上映と大島新監督講演
会場 アオーレ長岡市民交流ホール

7月25日 被爆ピアノ演奏会と映画『おかあさんの被爆ピアノ』上映会 
矢川光則調律師と五藤利弘監督舞台挨拶 MC 飯島晶子さん
会場 リリックホールシアター

10月30日 ウィルフォーラムイベント 『プリズン・サークル』上映と感想を語り合う座談会
会場 アオーレ長岡市民交流ホールA

10月30日 『陶王子 2万年の旅』上映と柴田昌平監督×宮尾亨先生対談
会場 アオーレ長岡市民交流ホールA

12月26日 『東京クルド』上映会と羽賀友信氏講演
会場 アオーレ長岡市民交流ホールA

12月26日 『狂猿』上映会
会場 アオーレ長岡市民交流ホールA


indeximgNAZEKIMI.jpg
195861814_223143672957129_8433056386679139268_n_convert_20210603222449.png
prisoncircleチラシ表面convert20210817212954
1_tououji_poster_visual.jpg
tokyo_kurds001-300x424 (1)
260163808_5117076858306726_7927107844856542782_n.jpg

| 未分類 | 00:19 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

『東京クルド』長岡上映会 お客様の感想



12月26日『東京クルド』長岡上映会。

パンフを売ってたら『狂猿』目当てのついでに『東京クルド』を観たという若者が
「重かった」と一言、ボソッと感想を漏らしてたのが印象に残りました。
お客様が書いていただいたアンケートを抜粋し掲載します。
改めて足を運んでありがとうございました。

*とてもたちうちできる事柄ではないな、、、、と。
彼らに日本人の助力が必要だと。
ラマザンのいつも前向きな目、頭を上げて進む姿勢に尊敬する。
オザンがふつう-いや彼もがんばってがんばってあの現状なんだろう。
日本人は親ガチャなどと言うが、親ガチャどころの話ではない。国ガチャ、民族ガチャ、だ。(50代・女性)

*日本に住んでいく意思があるのに、育ち希望の持てない人生、、、 (30代・女性)

*日頃ニュースで何気なく聞いているクルド人について理解することができました。
少数民族や難民問題について入り口はわかりました。
私達ができることをまず考えたいと思っています。
貴重な話をありがとうございました。 (70代・男性)

*入管職員の「他の国へ行ってよ 他の国」とオザンに向けての言葉があまりに印象的でした。
オザンやラマザンの日々の努力を簡単に切り捨て簡単に排除する。
まさにいまの日本政府の状態ですね。ウィシュマさんの事件もそうでした。
若い2人の将来がとても気になります。 (40代・女性)

*普段 知ることの出来ない事実、現実の一端を見た気がします。
これからもドキュメンタリーを興味深く見てゆきたいなーと思いました。
ありがとうございました。  (40代・男性)

*難民のことについて深く考えさせられた。 (70代・男性)

*難民の方がつらい立場に立たされている事は知りませんでした。
政府の難民に対する考え方が理解できません。
改善をお願いしたいとおもいます。 (60代・女性)

*こんなにたくさんのクルド人がこんな形で日本に暮らしていたとは知りませんでした。
日本がどんな立場の人にとっても希望を抱ける国であってほしいと願います。 (50代・女性)

*映画でクルド人の実情がわかりました。
なぜ難民申請が通らないのか?
羽賀さん講演を聞いて良くわかりました。
でも、一生懸命に勉強・仕事でがんばっている人達を救う方法は無いのかと!
根深い争いの連鎖を断ち切りたいです。 (60代・女性)

*日本にいるクルド人の実態を知ることができました。
理不尽な扱いを受けてる彼らのために自分ができることがあるのか考えていきたいと思います。
羽賀先生の講演も難しい話をわかり易く話していただきました。
ありがとうございます。 (60代・女性)

*多くの人に見てほしい作品だと思いました。 (30代・女性)

*作品は最初から衝撃の連続でした。
人権を無視した入管政策にあきれるを通りこして、日本と言う国を恥じることしかできない。 (40代・男性)

*日本の入管のウィシュマさんへの扱いの問題もあり、この映画上映に来ました。
平然と「よその国へ行ってよ」と言う入管の人に対し、
同じ日本人なら相手に対して絶対そんな態度はとらないだろうという態度を平気でとるあたりに、
人権感覚の低さを感じました。
自分でもこれからいろいろ考えていきたいです。 (40代・女性)

*どうしたらいいんだろう??? (60代・女性)

*難民問題について考えるきっかけとなりました。
今の日本の現状を少しだけ知ることができました。
ありがとうございました。
良かったです。(観ることができて) (60代・女性)

*難民の現状について知ることができました。 (20代・男性)

*入管法の実態が分かった。
クルド人、難民、難しい内容であった。 (50代・男性)

*日本の国内にこのような事実があることがを始めて知りました。
なんでこんな事が出来るのだろうという疑問が出ました。
クルド人青年が厳しい中で精一杯生きている姿は、
日本の青年との生きるエネルギーの違い(映像の中の)で、
それは人生としては素晴らしいのではとも思いました。 (60代・男性)

*「東京クルド」で日本の現実がよくわかりました。
外国人に厳しい国、日本。 (30代・男性)

*すばらしい作品でした。
秦岳志さんの編集が光る。
ラマザンくん、オザンくんの目のきれいさ、
同年代の日本の男の子と比べても、明らかに意志の強い目の力が心にのこりました。 (40代・女性)

*知りませんでした。難民申請の難しさ。 (60代・女性)

*難民の人達の苦しい生活を聞いて、見れて悲しくなりました。
がんばってる人にもっと愛の手をさしのべてあげたいと思いました。
クルド人に対して差別ですか?何で? (50代・女性)

*オザン、良くがんばっていると思う。 (80代・女性)

*今日、待ちに待った作品です。
見れてよかったです。早くビザをオザン君にとらせてあげたいです。 (40代・女性)

*とてもためになりました。
ちょうどウシュマさんの話がまだテレビで話題になっている時期なので、改めて入館制度についてもっと知りたくなりました。(60代・男性)

*難民の方や入管のことなど、まったく知らなかったので衝撃でした。
人間扱いしてないことに怒りを覚えてます。
映画として知らせて頂いてよかったです。ありがとうございました。
でも彼らのその後が心配でなりません。 (60代・女性)

*入管のあまりに人権を無視した実態の本を読んだばかりだったので、ぜひ見たい映画であった。
難民に対してとても冷たい日本にショックを覚えた。
何年日本に住んでいても難民認定もせず、ビザも与えず、仕事もするな、よそ国に行け、
そんな排外主義の国なのだと思うと悲しい。
クルド人に限らず、不当な扱いを受けている外国人がたくさんいると思うと心が痛む、
せめて支持する弁護士がいるだけでも、この国にも良心があると思った。 (70代・男性)

*もう少しビザについての説明が最初あるとより考えて見れた。 (30代・男性)

『東京クルド』 公式 https://tokyokurds.jp/

| 未分類 | 01:01 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

人間どもよ 負の感情を開放するがいい

FHx5zcYagAQ8ga6.jpg

http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3226.html
↑こちらにエキストラ体験記を書いた『炎の天狐 トチオンガーセブン』
この体験記は最終回のもので先日放映終了、現在期間限定でYOUTUBEで配信されています。

【〜1/16まで】炎の天狐 トチオンガーセブン 第6話「あしたを救え!マリとトチオンガー!!」〜第二ドラマシリーズ〜
TOCHIONGAR SEVEN Episode6 (TVseries2)
https://www.youtube.com/watch?v=57KCk_m-YY0

ゲドロンの「人間どもよ負の感情を開放するがいい」の掛け声とともに、
「町の人々」という設定の「とちお道の駅」に来てた人々が傍から見れば全員発狂という凄まじいシーン、
エキストラというよりもはやセミプロと言っていい皆さんの熱演で何やら尋常でないシーンが納められてて驚かされました。

とはいえ担当者を探したら乱闘シーンには映ってないものの、
行進シーンでやひこ演じるアキラくんに危険な視線を送るストーカー役で登場!
と一瞬思ってしまいましたが、
なんの感情もない(という役柄とはいえ)マヌケ面を見ててつくづく情けなく思っておりました。

ゲドロンとトチオンガーの一騎打ちはたぶん、
この日のエキストラが集まる前の早朝に撮影されてたかもしれません。
人間どもへ非道の悪さを連打するゲドロンはヤマタノオロチを蘇えさせるためにという目的があるといえ
むしろなぜ人間どもを憎むのか、その根源に興味を覚えてやはり次回へ続くとなりましたが、
これは当然続編があると信じてよいかと思います。

しかし第4話でリストラされたサラリーマンがムカデウラミと化し、
実の子どもを食べようとしたところ、
子どもが異形の怪物が自分の父親だと気づく場面、
その後の第5話でのトチオンガーの奮闘むなしくバッドエンドとともにゲドロンの真理の台詞、

「結局人間は愛に振り回されて身を滅ぼす。なんと愚かなんだ」

あと特筆なのは長岡の水道タンクがなかなか絵になってた第2話のななみんのアクションシーン。
連続蹴りが本当に様になっていたので、
これは本格的に鍛えるようであればミシェール・ヨーの領域に近づけるんじゃないかと。
これは期待したいです。

しかし全話見て改めてこんなほっこりするような山里の栃尾から異才、もしくは鬼才と言っていい星知弘さんが誕生するとは。

画像はおりなすの前の火焔型土器。
『陶王子 2万年の旅』上映後に目にし、この辺も発掘されたのかとパチリと撮りましたが、
タイトルバック含めななみんのシーンで登場してました。

| 未分類 | 23:02 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

生きて帰るまでが デスマッチ #狂猿


Ⓒ2021 Jun Kasai Movie Project.

12月26日『狂猿』上映会

これまでと違う層にアピールして足を運んでほしいことと、
ただただ担当者がプロレス好きなことで上映を決めた『狂猿』

最初の難題はPG12のレイティングだったので、
はたして今宵のお客様に12歳以下の児童が来るのか気にしてましたが、結局来なくて、チト残念。
『狂猿』観ればわかるように子煩悩でベストファーザー賞を葛西純は受賞してもおかしくないほど。

お客様は観た感じ無論、葛西選手やプロレス好きが大半という印象の中、
一人で観に来たご年配の女性もチラホラと。たぶん免疫がないように思い
思わず力道山時代の伝説、フレッド・ブラッシーがグレート東郷の頭を噛みつきまくって血みどろに、
テレビを見ていた全国の老人があまりの凄惨さにバタバタとショック死を遂げてしまった、
なんてエピソードを思い出してしまいましたが、そんなことにならないよう。

不幸にも途中入場されたご婦人がいて、しばらく観ていたものの、
葛西選手の頬と頬に鉄串が突き刺さっていく様をアップで捉えたシーンで退席されてましたが、
確かにあの凶器というかアイテムを使うのは週刊プロレスで初めて見た時も、
こちらでさえドン引きしたからなぁ、と。

とはいえ後片付けを一通り終えて中盤過ぎから館内に入って観ていましたが、
やはりこの映画は配信よりもスクリーンで観た方が遥かに面白いと。
特にクライマックスの試合は見せ場となるとスローモーションとなって、
砕け散る蛍光灯の破片が飛び散るさまをじっくり見せながらも、
受けに回る葛西選手の顔が痛みをこらえるさまがより一層悲痛に映ってこちらに痛みとなり、
意外な結末もあれだけ痛みとともに見せれば納得できました。

今年のブラッドクリスマス、ビオレント・ジャックからチャンピオンベルトを剥奪した試合に
『狂猿』の川口潤監督がカメラを手にし撮影していたのが目撃され、
これは『狂猿2』への布石かと色めき立ちましたが、はたして。

以下、アンケートに書かれたお客様の感想を抜粋して掲載します。

*プロレス好きなので楽しかったです。(50代・男性)

*前に夢中になっていた頃の大日本 デスマッチ新世代の事、
長津田、町田など、住んでいたのでとても良かったです。 (50代・男性)

*狂猿 最高だった! 
上映ありがとございました!! (40代・女性)

*とても良かった。DVDでしか見れないと思っていたのでうれしい。
又、お願いします。 (50代・女性)

*面白かった!!
長岡でやってくださり、ありがとうございました。(30代・女性)

*待ちに待った狂猿ですごく面白かった。(10代・男性)

*プロレス好きなんで良かった。(50代・男性)

以上、なのですが面白いと思ったのはこの『狂猿』上映会に足を運んだ多くのお客様が
ツイッターで感想を書いてたこと。
正直、今回の『狂猿』よりもお客さんが入った作品でアンケートに思いをたくさん書きながらも、
SNSではごくたまにしか見かけないのが、
この『狂猿』についてはツイッターでの反響がこれまで上映した作品で最も多かったことでした。

以下、エゴサして見つけたのを抜粋して転載します。

*アオーレ長岡にて、川口潤監督『狂猿』鑑賞。カミソリやら蛍光灯やら凶器の使用は当然のデスマッチと呼ばれるプロレスでカリスマ的人気を誇るレスラー葛西純を追ったドキュメンタリー。興行とはいえ、常に流血ありき、命の危険と隣合わせにいながらも、進化し続ける47歳の男の生き様を見せつけられた。

*その後はお楽しみにしてた
#狂猿
を見にアオーレへ
葛西コールにその闘いに
胸熱( ;ェ;)
いゃ~年末までガンバれる!
開催して頂いた皆サマに感謝
(人´エ`*)♪良い週末でした

#葛西純

*ずっとタイミングを逃していた『狂猿』・・ようやく観れたぞ、オイッ!!!
あっという間の107分。葛西選手は紛れもなく「プロレスラー」ですね。
2000年8月、秋葉原での伝説のファイヤーデスマッチも久々に観れて感激でした!!
『狂猿2』、期待しております(^o^)
#狂猿
#生きて帰るまでがデスマッチ

*@kyoen_movieさん
観ました!
デスマッチファイターのモチベーションの保ち方やコロナ禍でのプロレスの在り方など、心象描写も多く面白かったです。

*ようやくこの田舎町でも観ることができたが、デスマッチに耐性が無くてハロウィンの血糊メイクですらぞわぞわする自分は常にキン◯マがヒュッとなる内容だった
#狂猿
#葛西純

*@crazymonkey0909さん
今日越後の長岡で“狂猿”観ました!
体中の傷だけ、人を魅了してやまない方だと思いました!
俺がいうのも恐縮なのですがお身体に気をつけてこれからも邁進してください!

*『狂猿』最高でした…数回流れた大葛西コールに涙が出ました
長岡での『狂猿』上映にご尽力くださった皆様には心より感謝致します
そしてチケット販売という形で少しでも携わられたことにも感謝致します
まさに1日遅れのクリスマスプレゼント
本当にありがとうございました!

#狂猿 #葛西純

↑こちらは“のみくい処みや”さん。チケットを売っていただきありとうございました。

*観に行って良かったし、仕事頑張ろ!という気持ちになりましたし、一年の締めくくりに観れて本当に嬉しい一本でした!

↑こちらのメルアドにも感想が届いてましたが、ありがとうございます。大きな励みになりました。

先のツイッターの多くの感想に葛西選手もエゴサしたのかいいね!を押しておりました。
少なくとも長岡が葛西選手の脳裏にインプットされたハズです。
今回がほんの少しでもアオーレ長岡で生の葛西純の試合が実現することの一歩になればとも思ったりします。

お越しいただきました方々、ありがとうございました!!

『狂猿』公式HP https://kyoen-movie.com/

| 未分類 | 00:24 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

クルド人難民に関心を 長岡で映画上映と講演



大雪となった昨日『東京クルド』『狂猿』上映会にお越しいただきました方々、ありがとうございました。
また上映会スタッフの皆さん、お疲れさまでした。

さすがに『狂猿』に途中入場したご婦人が、いきなり凄まじいシーンを目にして退席してしまいましたが、
それ以外で映画と羽賀友信先生の講演は好評のようでした。

今回、担当者が特筆に思ったのは
①やはり羽賀友信先生に久しぶりに講演をお願いし実現できたこと。
②『東京クルド』の登場人物をよく知るというお客様が観賞に来て全く想定外なので驚いたここと。
③『狂猿』はこれまでと全く違う層のお客様に来ていただいたこと。
④後片付けまで残ったスタッフの皆さんが笑顔で締めることができたこと。

特に④は今回はいつも以上にスタッフの皆さんが少なかったので、
一日中、アオーレでドタバタしながらやり終えて皆さん楽しそうに思いましたが、間違いではないですよね。

①の羽賀先生は前日にお孫さんとスキーを楽しんできたようで、相変わらずお元気でしたが
本番を聴講された方はわかるかと思いましたが、
クルドの複雑な歴史を紐解きながらも、
自身の考えとして難民問題の難しさも伝えておりました。
本日の新潟日報の記事で『東京クルド』上映と羽賀先生の講演を伝えていたので、
備忘録として書き写しておきます。
羽賀先生というか羽賀さん、この度は本当にありがとうございました。
ちなみにお昼にこれを食べるために手伝ってるスタッフもいる評判のら・なぷぅカレーを召し上がっていただいたら、
以前、インドにもいたためスパイスも詳しそうな羽賀さんは「これは旨い!」と称賛していました。

*クルド人難民に関心を 長岡で映画上映と講演

 故郷での迫害を恐れ、日本に逃れたクルド人を取材したドキュメンタリー映画「東京クルド」(日向史有監督)の上映会が26日、長岡市内で開かれた。「国を持たない世界最大の民族」と呼ばれるクルド人を解説する講演もあり、約50人が難民の受け入れや民族の多様性について考えた。
 クルド人はトルコやシリアなどにまたがる地域「クルディスタン」を故郷とする山岳民族。中東情勢の影響を受け、出身国での弾圧の恐れから難民認定を求める人が日本にもいる。
 映画は難民申請を受けるトルコ国籍の若者ラマザンとオザンに密着した。2人は子どもの頃に来日し、流ちょうな日本語を話す。しかし、施設への収容を暫定的に解除される「仮放免許可」の立場で、就労が認められず、住民票も持てない。認定にわずかな望みをつなぎ、勉学に励むラマザンや自分の存在価値を見いたせなくなるオザンの日常と青春を描く。
 上映後の講演で長岡市国際交流センターの羽賀友信センター長は、クルド人は2千万~3千万いるとみられ、宗教や言語が多様であり、複雑な情勢の中で国家としてまとまらなかったと指摘。少数民族の問題は島国の日本では理解しにくい面があるとした上で「もし日本が敗戦で国を失っていたらどうなっていたか。相手の立場で想像してほしい」と呼びかけた。
 上映会と講演会は長岡アジア映画祭実行委員会!主催した。観賞した長岡市の会社員円山未希さん(48)は「難民問題を自分ごととして考えるきっかけになった」と話した。

2021年12月27日付 新潟日報

| 未分類 | 21:37 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

12/26 『狂猿』 長岡上映会



◎ 『狂猿』 長岡上映会

日時 12月26日(日) 17時~  作品時間107分 ブルーレイ上映

会場 アオーレ長岡市民交流ホールA

●コロナ感染症対策にご協力願います。
〇当日、体調の悪い方、体温が37,5度以上ある方はご参加いだけません。
〇参加される方はマスクの着用をお願いします。
〇当日は受付時に手指の消毒にご協力ください。
〇受付でお名前、連絡先の記入をお願いします。
*今後の状況により、上映会が中止・延期になる場合があります。

*入場料 
前売 1000円、 
当日 1300円 障害者手帳、療育手帳をお持ちの方、高校生以下(学生証を提示願います) 500円

プレイガイド アオーレ長岡3階ながおか市民協働センター/文信堂書店/ら・なぷぅ/西時計眼鏡店/キャラメルママ/のみくい処みや(長岡市) シネ・ウインド(新潟市)

*実行委員(ボランティアスタッフ)随時募集中。

主催 長岡アジア映画祭実行委員会!/
問 電話09045204222 e-mail [email protected]
Blog http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/

『狂猿』 

出 演
葛西純、佐々木 貴、藤田ミノル、本間朋晃、伊東竜二、ダニー・ハボック、竹田誠志、杉浦 透、佐久田俊行、登坂栄児、松永光弘 ほか

INTRODUCTION

肉体と肉体がぶつかりあい、日常的に非日常が展開するプロレスのなかでも、凶器アリ、反則ナシの特殊ルールで行われる究極の試合形式“デスマッチ”。
そのデスマッチ界で「カリスマ」と称されるプロレスラー葛西純は、割れた蛍光灯に囲まれ、カミソリが突き刺さり、ガラスボードが飛び散る過酷なリングに20年以上その身を捧げてきた。
全身には歴戦の“死合”で負った無数の傷が刻まれ、6メートルの高さから身ひとつで飛び込む「バルコニーダイブ」などのスーサイダルな大技を繰り出し続けた結果、葛西の肉体は限界を迎えつつあった。
2019年のクリスマス。長年のダメージが蓄積された葛西は、この日の試合を持って長期欠場を余儀なくされる。
カメラは、復帰に向けてトレーニングを続ける葛西の姿と、デスマッチと共に歩んできた過去の軌跡を追う。

プロレスラーのなかでも、ひと握りの者しか足を踏み入れないデスマッチの世界で暴れ廻り、クレイジーモンキー(狂猿)の異名を持つ、葛西純。
あらゆる凶器が巻き散らされたリングで平然とバンプを取り、全身血まみれになりながらも闘い続けるその姿は、決してメジャーにはなれない存在ながらも世界中に熱狂的なファンを生み出し、いまも伝説を刻み続けている。

『狂猿』は、葛西純を中心に、文字通りの血と汗を流しながら闘い続けるプロレスラーたちの姿を追った本邦初のデスマッチドキュメンタリーである。
カメラは復帰に向けてトレーニングを積み、カリスマと呼ばれてもなお、見果てぬ刺激を求め続ける葛西純に密着。
子煩悩でも知られる葛西のプライベートや、過酷なリングの舞台裏にも迫る。

過去の貴重な試合映像に加えて、鎬を削ってきたデスマッチファイターたちも登場。
ライバル的存在の伊東竜二(大日本プロレス)をはじめ、佐々木貴(FREEDOMS)、竹田誠志、そして葛西と練習生時代を共に過ごした本間朋晃、藤田ミノルがインタビューに応え、さらに“ミスターデンジャー”松永光弘や、大日本プロレス代表の登坂栄児も当時の貴重な証言を披露した。

監督を務めたのは、『山口冨士夫 / 皆殺しのバラード』(2014)、『オールディックフォギー / 歯車にまどわされて』(2016)、『THE COLLECTORS ~さらば青春の新宿JAM~』(2018)など、先鋭的な音楽ドキュメント作品で注目を集める俊英、川口潤。

葛西純本人から「NGナシ」のお墨付きをいただき、家族と過ごす日常から、蛍光灯が爆散するリングサイドまでカメラを構え続けた。数々のライブで培われた音楽的感性で切り取られた臨場感たっぷりの試合映像は、いまだかつてない没入感を生み、観客をデスマッチの最前線に送り込む。

監 督 川口 潤 
撮 影 川口 潤、大矢大介、鳥居洋介、村尾照忠
録 音 川口 潤
編 集 川口 潤、築地亮佑(COLORS)
MA 三留雄也 Art Work BLACK BELT JONES DC
写真撮影 岸田哲平、中河原理英
制 作 アイランドフィルムズ
企 画 佐藤優子
製 作 葛西純映画製作プロジェクト (スペースシャワーネットワーク+ポニーキャニオン+プロレスリングFREEDOMS)
配 給 SPACE SHOWER FILMS 1.78:1/カラー/ステレオ/107分/2021年/日本/PG12
Ⓒ2021 Jun Kasai Movie Project.

『狂猿』公式HP https://kyoen-movie.com/
予告編 https://www.youtube.com/watch?v=dFmU-PtPaDc&t=105s

| 未分類 | 22:23 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

12/26  『東京クルド』 長岡上映会

tokyo_kurds001-300x424 (1)


◎ 『東京クルド』長岡上映会

日時 12月26日(日) ① 10時20分~ ②14:00~  作品時間103分 ブルーレイ上映
1回目の上映後 羽賀友信長岡市国際交流センター「地球広場」センター長より講演「国を持たないクルド人とは!?」
会場 アオーレ長岡市民交流ホールA

●コロナ感染症対策にご協力願います。
〇当日、体調の悪い方、体温が37,5度以上ある方はご参加いだけません。
〇参加される方はマスクの着用をお願いします。
〇当日は受付時に手指の消毒にご協力ください。
〇受付でお名前、連絡先の記入をお願いします。
*今後の状況により、上映会が中止・延期になる場合があります。

*入場料 
前売 1000円、 
当日 1300円 障害者手帳、療育手帳をお持ちの方、高校生以下(学生証を提示願います) 500円

プレイガイド アオーレ長岡3階ながおか市民協働センター/文信堂書店/ら・なぷぅ/キャラメルママ/西時計眼鏡店/R's(長岡市)みずすまし(三条市)シネ・ウインド(新潟市)

*実行委員(ボランティアスタッフ)随時募集中。

主催 長岡アジア映画祭実行委員会!/
問 電話09045204222 e-mail [email protected]
Blog http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/
後援 長岡市/長岡市教育員会/(財)長岡市国際交流協会

『東京クルド』 

監督:日向史有
撮影:松村敏行/金沢裕司/鈴木克彦 編集:秦岳志
カラーグレーディング:織山臨太郎サウンドデザイン:増子彰MA:富永憲一
協力:日本クルド文化協会映像提供:#FREEUSHIKU技術協力:104 co Ltdクルド語翻訳:チョラク・ワッカス
助成:文化庁文化庁文化芸術振興費補助金(映画創造活動支援事業) 独立行政法人日本芸術文化振興会
プロデューサー:牧哲雄/植山英美/本木敦子
製作:ドキュメンタリージャパン配給:東風
2021年|日本|103分 © 2021 DOCUMENTARY JAPAN INC.

イントロダクション INTRODUCTION
2021年5月、
入管の収容者に対する非人道的な行為や環境を問題視する世論の高まりを背景に、
入管法改正案は事実上の廃案となった。
しかし、本作に登場する人々が置かれている過酷な状況は何も変わらない—
故郷での迫害を逃れ、小学生のころに日本へやってきた オザン(18歳)とラマザン(19歳)
二人は難民申請を続けるトルコ国籍のクルド人。
入管の収容を一旦解除される「仮放免許可書」を持つものの、 許されているのは「ただ、いること」。
立場は非正規滞在者で、住民票もなく、 自由に移動することも、働くこともできない。
また社会の無理解によって教育の機会からも遠ざけられている。
いつ収容されるか分からないという不安を常に感じながら、 それでも夢を抱き、将来を思い描く。
「難民条約」を批准しながら
難民認定率が1%にも満たない日本。
救いを求める人びとに対する差別的な仕打ち。
希望を奪っているのは誰か?救えるのは誰か?
2019年3月、東京入管で事件が起きた。長期収容されていたラマザンの叔父メメット(38歳)が極度の体調不良を訴え家族らが救急車を呼んだ。しかし、入管は2度にわたり救急車を追い返した。
メメットが病院に搬送されたのは30時間後のことだった。
在留資格を求める声に、ある入管職員が嘲笑混じりに吐き捨てた。“帰ればいいんだよ。他の国行ってよ”

5年以上の取材を経て描かれるオザンとラマザンの青春と「日常」。
そこから浮かび上がるのは、救いを求め懸命に生きようとする人びとに対するこの国の差別的な仕打ちだ。
かれらの希望を奪っているのは誰か? 救えるのは誰か?
問われているのは、スクリーンを見つめる私たちだ。

ディレクターズ・ステートメント DIRECTOR’S STATEMENT
2021年、入管法「改正」案が閣議決定され、審議の末に成立は見送りとなった。
しかし、私には、今も日本が難民を排除する方向に向かっているとしか思えない。
この原稿を書いている今、ニュースでは収容中に死亡したスリランカ人女性ウィシュマ・サンダマリさんの続報が伝えられている。
だが、なぜ彼女が亡くならねばならなかったのかについては、未だ明らかにされていない。
今回の「改正」案が見送られたからといって、この映画に出演してくれた人たちの置かれている過酷な状況は、何ひとつ変わらない。
今回の映画公開にいたるまでには約5年かかった。
少しでも多くの人に、日本で生きるクルド人について知ってもらいたいと思っている。

日向史有

『東京クルド』公式HP https://tokyokurds.jp/
予告編 https://www.youtube.com/watch?v=1uHmIxk9bhk

羽賀センター長プロフィール写真


羽賀友信

1950 年長岡市生まれ。
世界 66 カ国を訪問し、1980 年カンボジア難民救援医療プロジェクト(現JIC
A国際緊急援助隊)では、主任調整員として国境地帯で病院を運営。帰国後は
長岡市を拠点に多文化共生社会を目指した地域づくり・グローバルな人づくり
に携わり、協働による地域力を世界に向け発信している。
長岡市国際交流センター「地球広場」センター長。まちなかキャンパス長岡学
長。NPO 法人市民協働ネットワーク長岡代表理事。ながおか・若者・しごと機構
代表理事。チーム中越顧問。米百俵未来塾塾長。
中越地震、中越沖地震、東日本大震災、熊本地震の際は外国人被災者の救援に
尽力。外務大臣感謝状、JICA 理事長賞、地域づくり総務大臣表彰、長岡市長表
彰など受賞暦も多数。

| 未分類 | 22:09 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

本日、26日 『東京クルド』『狂猿』 長岡上映会開催

FHdHGQaacAIJmPB.jpg

スリランカ人女性死亡 国会で映像開示“拷問にほかならない”の声も

24日 18時15分
 今年3月、名古屋入管の施設でスリランカ人女性のウィシュマ・サンダマリさんが死亡した問題。きょう、6時間26分に及ぶ、ウィシュマさんが収容されていた際の監視カメラの映像が、国会で衆議院・法務委員会の委員に対し、非公開の中で開示されました。

立憲民主党 階猛衆院議員
 「職員の皆さんは悪意はないのかもしれませんが、やっていることは拷問にほかならない。この組織はやはり、常識からあまりにも逸脱しているんではないか」

 野党側はこれまで法務省が提出した死亡の経緯に関する最終報告書は不十分だと主張していて、今後、与党側に対して入管のあり方に関する集中審議を求める方針です。

http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4434880.htm


ウィシュマ・サンダマリさんの立場になって想像。
日本で教師の夢を実現させるために来日。
しかしタチの悪い男に引っ掛かりDVを受けて警察に相談に行ったら、そのまま入管に収容。
体調が悪化し職員に助けを求めても適切な医療は施されずに“悪意のない拷問”受けた末に餓死、、、、

現在、SNSでは入管の非を批判する反面、
不法滞在者ということでウィシュマさんを責める口汚いツイートをよく見かけて、
暗澹たる思いにさせられますが、
そもそも不法滞在者ならば拷問して殺してしまってもいいのかと。

様々な形で、やむおえない事情、もしくは理由がわからずに収容され非道の扱いを受ける
一端は『東京クルド』を観ればよくわかるので、
もしウィシュマさんの事件に関心を持たれた方ならば、
彼女が自分の家族ならばと想像したうえで『東京クルド』は必見かと思います。

そのうえで異国でもがきながらも自身の夢を持ち這いつくばって生きる二人の青年の姿がホントに眩しい映画、
特に同世代なら共感を抱きながら二人の姿を見つめるのではないか、
そしてこの二人にこの国の入管職員はどんな言葉を用いるのか、
ぜひその肉声を耳にしていただきたいと。

10時20分、14時からの上映。
10時20分の上映後には羽賀友信氏「地球広場センター」長の講演があります。

http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3180.html

一方、『狂猿』の主人公、葛西純は昨晩、後楽園ホールが血に染まったブラッド・クリスマスで
“メヒコの怪獣”ビオレント・ジャックとの激戦を制しチャンピオンベルトを奪取。

「47歳にして戴冠。これはパンデミック下の世界が葛西純を必要としてるってことだろう」
https://twitter.com/Hassy0924/status/1474723516713177095

デスマッチファイターとして更なる高みに到達、
長岡のファンの方々はぜひこの勢いに乗って『狂猿』を観にいらしていただけたらと思います。
無論、川口潤監督と同じくタイガーマスクを最後にプロレス熱も冷め、
デスマッチの“デ”の字も知らなかった人もぜひお越しいただき、
大事な家族と過ごす場面を経てデスマッチの戦場で闘う姿は大げさでなく生きていく糧となるハズ。

「世の中のサラリーマン、中高年、窓際族、家庭に居場所のないお父さん、
学校に居場所がないヤツも葛西純を見ろ、この背中を見ろ」

担当者は葛西純を好きになったエピソードにいつぞやの地方大会で観客がガラガラにも関わらず
いつもと変わらない血ダルマとなって少ない観客にアピールしてたとのこと。

このエピソードに恥じずに上映会をきっちりと開催したいと思います。

17時より『狂猿』上映開始。

http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3186.html

この冬一番の大雪のようですが、
昨日、ながおか市民協働センターで準備してたところ、
職員さんより前売券を購入された方が先ほどいたとの報を受けました。
当然、大雪となると天気予報で知った上で観に来てくれる人がいるなら、
きちんと上映会を開きたいと思っています。

むろん感染症対策を行って館内にしてお待ちしています。

●コロナ感染症対策にご協力願います。
〇当日、体調の悪い方、体温が37,5度以上ある方はご参加いだけません。
〇参加される方はマスクの着用をお願いします。
〇当日は受付時に手指の消毒にご協力ください。
〇受付でお名前、連絡先の記入をお願いします。

| 未分類 | 00:32 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

 棚橋和博さんのこと



「棚橋和博さんが亡くなったようですね」

五藤利弘監督からお仕事中に連絡があり、しばし呆然となって棚橋さんの思い出を振り返っていました。

月刊にいがたタウン情報の編集長として、
そしてミュージシャンへのインタビューを中心に細かい活字と分厚さから、
地方の音楽誌では他の追随を許さなかったと思う骨太な「Cast」の編集長、
また深夜テレビ「M.M.CLUB」「音楽と髭」のMCでの活躍から、
多くの新潟モンの音楽好きを生んだ伝道師として、当時は知らぬ者がいなかった大きな存在でした。

いわばテレビと雑誌でその仕事を拝見してた方と接点を持ったのは五藤利弘監督のご紹介。
「第15回長岡アジア映画祭」で長岡(栃尾)ロケ映画でもある若松孝二監督『キャタピラー』を3回上映、
その1回目の上映に五藤監督よりお仲間の脚本家でかつてはUXのアナウンサーだった黒沢久子さんの招聘が実現、
http://tsukurukai.blog103.fc2.com/blog-entry-1065.html
上映後のトークの相手役として棚橋和博さんに五藤監督を通して依頼したところ快諾いただき
ここでまさかの「M.M CLUB」のMC二人組が復活という快挙となりました。

翌「第16回長岡アジア映画祭」ではメインゲストにスネオヘアーさんをお招きし、
主演作『アブラクサスの祭』、五藤監督作で主題歌を歌った『雪の中のしろうさぎ』上映とともに
スネオヘアーさんのアコギ弾き語りのミニライブも開催。
あわせてスネオヘアーさん、五藤監督トークの進行というか、
もはやこのお二人と意気投合していた棚橋さんとで画像のように三つ巴の楽しいトークバトルとなりました。
http://tsukurukai.blog103.fc2.com/blog-entry-1573.html

そんな意味で大変お世話になった方でしたが一番印象深い出来事として、
とある日本最大の芸能事務所の方に映画祭のために諸々依頼し協力をいただいたものの、
次第に先方はパワハラ口調となって罵声を浴びせ
ド素人相手に手加減せず恫喝まがいの言葉は続き
こちらは半ばノイローゼ寸前となるほど追い詰められたことがありました。
これは素人が手を出すような世界じゃないと。
そこでたぶん思い詰めた顔で新潟・白山のジョイフルタウン社長でもあった棚橋さんの会社に伺い、
真顔でこれまでの経緯を話して進退伺いの相談をしたところ、
棚橋さんは「何も問題はない」とばかりに、筋道を立てて理論的なお話をしてくださり、
そのおかげもあって無事に映画祭を開催したことがありました。
あの時、本当に八方ふさがりの中で棚橋さんにすがってよかったと今思い返してます。

今回、検索をして↓こちらのページを見つけました。
https://tjniigata.jp/section/series/rock_meiban/

「棚橋和博音楽コラム 僕にとってのロック名盤八十八作品」というタイトルながらも
88回を数えることなく、こちらも未完となったのかもしれませんが、
ボブ・ディランの『武道館』を挙げてるのがミソ、
こちらは入門編として聴いてたものの、うるさがたのファンからは酷評されてると知った本作を、
きちんと評価しているのは読んでて嬉しく思いました。

永眠されたのが12月18日のよう。
クリスマスに知って追悼記事を書くのはとても切ないものの、
棚橋さんなら天国へ召されたハズなので、
こちらを少しでもいいので気にかけていただけましたら、
その節は本当にありがとうございました。

| 未分類 | 01:10 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

ブラッドクリスマス


Ⓒ2021 Jun Kasai Movie Project.

いよいよ明後日。

今更、言う事は無い

明後日の『戦い』を観て貰えたらわかる

葛西純が『現在進行形』のデスマッチファイターだって事を。

https://twitter.com/crazymonkey0909/status/1473845686567596032

昨日付けの葛西純公式ツイッターで12月25日後楽園ホールで開催する
1年のデスマッチ締めくくりBlood X’masで“メヒコの怪獣”ビオレント・ジャックとの
蛍光灯+ガラスボード+αデスマッチに向けての意気込みを投稿。

映画『狂猿』は2019年のBlood X’masから撮影開始。
コンディションが最悪、以後しばし休養する姿が映されてますが、
あれから2年を経ての完全復活はこれまで以上の凄惨なデスマッチになるんじゃないかと。

先日の試写でデスマッチというと国際プロレスの金網デスマッチで止まってるYさんが観賞。
画像のような一線を越えてしまう描写がバンバン出てくるので、
まるで免疫のないYさんはすぐさま退場するのではと思ってたところ、
きっちり最後まで観て呆然となってしまいました。

「老害と言われようが諦めが悪いと言われようが、葛西純は葛西純。歳とりゃ成長が止まる? 力がなくなる? 持久力がなくなる? そんなこと人間が決めただけだろ。人間が決めたことなんか人間が覆せるんだよ。世の中のサラリーマン、中高年、窓際族、家庭に居場所のないお父さん、学校に居場所がないヤツも葛西純を見ろ、この背中を見ろ」

https://number.bunshun.jp/articles/-/848276?page=3

↑こんなセリフを試合後に吠えて世界を相手に挑発、「生きて帰るまでがデスマッチ」を信条とする葛西純、
プロレスの醍醐味は敗れた者、倒れた者が立ち上がる姿を見て自身と重ねて励みとなることだと思ってます。
『狂猿』では傷だらけの代償で身体がパンクした後に立ち上がっていく過程で
予期せぬコロナ禍というある意味最大の敵が襲ってくるものの、
リングに復帰を決めたからには最大限、プロとして観客を熱狂させることに徹する姿、
再びリングで血みどろとなって身体を傷つけていく姿はまさに『現在進行形』のデスマッチファイターとして
特に同世代からの共感を得るんじゃないかと。

そういえば狂猿よりも一回り年上の担当者にとってもカリスマ甲本ヒロト様が
劇場で『狂猿』を観賞し賞賛を贈ってるとのこと。
たぶん自身と通じ合うものがあったハズです。

===============================

12月26日『東京クルド』長岡上映会 10時20分~、14時~
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3180.html

12月26日『狂猿』長岡上映会 17時~
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3186.htm

| 未分類 | 00:06 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

プロミスザスター



ここ最近の上映会以外のふたつの出来事を。

3か月半にもわたった「表現の自由」を巡っての話し合いが、ようやく結実し調印という形でとりあえず終結。
この件で相談した小林茂監督が本気になって民主主義の危惧を感じ取り、
自ら分厚い資料を作成して挑んだ結果となり、
話は「表現の自由」から「人権」「差別」までいきわたり、
おそらく小林監督は大学時代を過ごした京都で長岡で感じることは出来ない差別の実態を目の当たりに、
そこから出発して足尾、水俣と足を運んで弱者の側になって生きることを決意したと思うだけに、
今回、意識せずに先方が「表現の自由」の侵害に手を染めようとしたこと、
その“意識せず”、ということに大きな危機感を抱き芽を取ろうと、
力を注いだことだと思います。
その姿を見て、熱弁を耳にし改めて尊敬できる人だと思いました。
ただ先方も議事録を作成したことを監督は高く評価し、
決して一方的な指摘をするだけでなく、評価する点はきちんと評価し、
後を引かない形で終結させる点は学ぶべきことだと。
(担当者は根に持つので、これまでを振り返りここまでできなかったと反省)
ただし今回「市長への手紙」を出しても、どうも長岡市長のもとへ届かないようなのは問題ではなかろうかと。

もうひとつは『プリズン・サークル』を観賞し、上映後に「感想を語り合う会」の進行をいただいた保護師の方より、
『プリズン・サークル』がとても良かったので長岡保護師の会の総会で研修がてら上映できないかと相談をいただきました。
それで保護司会の事務局長を含め会合を開き、
たぶん年明けに上映できる方向になると思いますが、
話を聞くだけで保護師の活動というのは大変なのに奉仕活動なこと、
長岡だけで100人ほど保護師の方がいることなど、
いろいろと驚きながらも保護師のお二人は日々、勉強だと話してました。
率直に上映会活動などリスクが大きいと実感してますが、
それでもこんな形で話を聞いて学び、
また上映会の協力ができるのも悪いことではないな、と思いました。

画像は宮内でポスター貼りをして振り向いたら珍しく両端まで伸びる虹が。
しかし3分と持たずに消えてあっという間に大雨となりましたが、
まぁ、目にしただけで何か良いことあるのではと期待しておりました。

==========================

人間は生まれれば生きる。その権利に国籍や民族は関係ない。しかし、入管は生きることを許さない。いつから入管は、人から生きる権利を取り上げるような異常な組織になったのだろう。その暴力の感触を、この映画から感じ取ってほしい。この暴力を止められるのは、私たちの関心なのだから。

星野智幸小説家

12月26日『東京クルド』長岡上映会 10時20分~、14時~
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3180.html

12月26日『狂猿』長岡上映会 17時~
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3186.htm

| 未分類 | 22:15 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

12/26 『東京クルド』長岡上映会に日向史有監督よりメッセージをいただきました。


 © 2021 DOCUMENTARY JAPAN INC.

「この後、どうなるんだ?」

先日、『東京クルド』『狂猿』の上映素材が届いたので、
会場の市民交流ホールAを借りてきちんと映るか試写をしましたが、
お手伝いいただいてるYさんが『東京クルド』を観終わって感想を漏らしました。

当然、映画が終わってもドキュメンタリーなので『東京クルド』の主人公の二人の青年の人生は、
今も続き、夢や希望が理不尽な形で遮られ、重い形のまま幕を閉じてしまうので、
主人公二人のその後がとても気になったようなものの、
「自分はどうすることもできない」と。

確かにそうだけど、これを知ることは大事なのではないかと思いました。

”この映画を見て、この事実を知って、それでも動くことができなければ、私は加害者の一人になるのだ。”

↑『東京クルド』を観たジャーナリストの堀潤氏がHPにこんなコメントを寄せていると知りました。
とりあえず本作をシネ・ウインドで観て長岡で上映を決意したのは確かにこんな思いがありました。
だからぜひとも観ていただきたい作品です。

そして本作を5年かけて完成した日向史有(ひゅうが ふみあり)監督より
長岡上映会にお越しいただく皆様へメッセージが届きました。
上映前に読み上げます。
日向監督、お忙しい中ありがとうございます。

===========================

帰ればいいんだよ。他の国行ってよ。入管職員が彼らに浴びせる言葉を聞きながら、僕はこの国に生まれたことが本当に恥ずかしい。苦しい。腹立たしい。観終えて思う。日本国民の半分が、いや10分の1が、いや100分の1でもいい、とにかくこの映画を観てオザンとラマザンの夢と希望を打ち砕く冷酷さを目撃したのなら、きっと気づくはずだ。入管職員は日本国籍を持つ自分たち自身でもあるのだと。

森達也映画監督・作家

12月26日『東京クルド』長岡上映会 10時20分~、14時~
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3180.html

12月26日『狂猿』長岡上映会 17時~
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3186.htm

| 未分類 | 10:30 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

12/26 『東京クルド』『狂猿』 長岡上映会 パンフレット販売します。



12月26日(日)アオーレ長岡市民交流ホールAでの『東京クルド』『狂猿』長岡上映会が近づいてきました。
当日は会場に両作品ともパンフレットを販売します。

両作ともディレクターズ・ノート、プロダクション・ノートという形で監督がどのような経緯で作品を撮ったか、思いを綴ったページがあり、
『東京クルド』の日向史有監督は2015年のシリア紛争で欧州に大量の難民が押し寄せた報道を目にし、
日本でも「難民」と呼ばれる人たちの話を聞きたいと思い日本クルド文化協会にたどり着き、
そこでひとりの青年が平和な日本に来たのに、それに反する将来の希望を放ったことに衝撃を受けて以降、取材した経緯をまとめています。
ただ公式HPに掲載されてませんが、パンフレットには登場人物にも触れて、
映画にちょっと登場した入管に理由もわからず1年以上も収監されて身体ともに衰弱し、
見かねた家族や支援者が救急車を呼んでも、
入管は救急車を返したという非道を行った事態のご本人のクルド人メメットさんはパンフによると  
東日本大震災の際は現地でがれき撤去のボランティアを
熊本地震債は募金活動を行ったとあり、
日本のために貢献した人物をついには自ら歩くこともできずに車椅子姿と果てるまで衰弱させてしまう入管の行いは
非道を超えて鬼畜と呼ばれても仕方ないだろうと。

一方の『狂猿』には川口潤監督は5ページにも渡って細かい文字でプロダクション・ノートを寄稿。
いわばメイキングのようで撮影の裏話を中心に葛西ファンに溜まらない素の姿が描かれてると思ったものの、
これはプロレスと同じく葛西純は川口監督相手にも表情に出さず駆け引きをしていたことを読み終えて浮上しました。
このページは葛西ファンだけでなくドキュメンタリー志望の人が読んだら大変為になるのでは、
被写体との距離やど完成するまでに課題を列挙し随時確認していく姿勢、そして肝心のどの時点で撮影を終了するかまでを、
いわば創作ノートとしてまとめているようです。
本当はもっと長いのでしょうが、それをわかりやすく書かれてることにとても好感を持てました。

劇中に流れる曲は音楽畑出身の川口監督自ら選曲し、
パンフには使用曲すべてを羅列し使用した理由の解説も書かれてあり、
正直、担当者は葛西純の入場テーマ曲COCOBATの「Devil」以外は知らない曲ばかりなんですが、
監督が書いた解説を読むといかに音楽がこの作品にとって重要な要素でもあることは理解できました。

あとFREEDOMS所属選手が映画を観て葛西純へ贈るメッセージコメントはファンの方は必見ではないかと思います。

書き忘れましたが、もちろん葛西純インタビューも掲載!
ドキュメンタリーってテレビの大家族もののイメージがあって最初断ろうとしたそう。

『東京クルド』は700円、『狂猿』は800円で販売いたします。

============================

18歳と19歳。対称的な二人の、けれど等しく理不尽な現在に心を掻き乱される。摘み取ろうとしても、踏み潰そうとしても、明日に向かって伸びていく生のエネルギーは壊せない。彼らの未来を奪おうとする日本という国の試みは、ただひたすら残酷なだけで、そもそもの始めから失敗しているように見える。彼らに在留資格を。日本で生きていく未来を。もし、それができないのなら、滅びるのは彼らではなく、この日本だ。

中島京子 小説家

12月26日『東京クルド』長岡上映会 10時20分~、14時~
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3180.html

 この映画のキャッチコピーは「生きて帰るまでがデスマッチ」。
 葛西純の試合を観て、凄ぇな、俺も頑張るよって、生きて帰るまでがデスマッチという、そういう意味も込められている。
それはこの映画を観てくれた人にも言えること。生きて、帰ってほしい。

葛西純

12月26日『狂猿』長岡上映会 17時~
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3186.htm

| 未分類 | 18:07 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

入管 ウィシュマさんは、なぜ死んだのか



ウィシュマ・サンダマリさんが亡くなる前の様子を記録した映像が24日、国会で開示される。名古屋入管の監視カメラがとらえた「死への13日間」と呼ばれるものだ。8月に遺族が視聴したのは約2時間。今回の映像は6時間半だそうだ。終了後には与野党の国会議員が政府担当者に質疑応答を行う。
年明けには国を相手にした裁判がはじまる予定だ。ウィシュマさんの遺族が彼女の死の真相解明や損害賠償を求めて訴えを起こす。
証拠保全のため既に映像の一部を観た代理人弁護士によると、映像には入管職員から食事を無理やり口に運ばれたウィシュマさんがバケツに顔を突っ込むようにして吐く様子や、ベッドから転げ落ちた彼女が職員に繰り返し助けを求める様子などが映っているという。
映像のもつ力を信じるものとして、この映像を国民にも開示してほしいと強く思う。これは国家の非道を許してきた、我々一人ひとりが向き合うべき問題である。

https://www.facebook.com/kaoru.ikeya.1/posts/4297487113696256

↑毎朝、更新してる池谷薫監督のFACEBOOKの今朝の記事はスリランカから
日本の子どもたちに英語を教える先生になる夢を持って来日したものの入管に収容され
虐待のはてに亡くなったウィシュマ・サンダマリさんについての記事でした。

http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3195.html
↑こちらで紹介した特集「入管 ウィシュマさんは、なぜ死んだのか」を組んだ月刊ジャーナリズムを購入し、
読んでみたらウィシュマさんの弁護士が書いた記事には
恐怖から食べ物が口に入らず、ついに飢餓状態になりながらも
入管側は詐病を疑っていたのでウィシュマさんを適切な治療を受けさせずこの日本で「餓死」したこと、
それでも入管は最終報告書で死因を「不明」としてることなど、
映像の提示の拒否や責任を認めようとしない最終報告書を指摘し、
“人権”など毛頭も考えてない入管の闇を示していました。

また『東京クルド』の日向有史監督は「つきまとう入管収容の恐怖 ”東京クルド”の絶望を撮る」と題し、
映画の取材から見えてきたものをレポート。
取材の中で映画に登場する青年ラマザンの叔父メメットが入管に収容。
映画にも出てきた異常を訴えながらも耳を貸さず、
病む負えず家族に助けを求め救急車が呼ばれたものの
入管に追い返されたシーンについて書き、その後にこの叔父と面会を重ねたものの、
車椅子姿で現れ衰弱しきった様子に収容がいかに過酷なことを提示しています。

”07年以降、収容中に死亡した外国人は17人そのうち5人は自殺だ。毎年のように収容者が死亡している。いつまでこのような状態が続くのだろうか。”

最後の締めとして“入管制度どうあるべきかというのは、私たち日本人が、外国人とどう向き会うかという問いかけであると思う。”(中略)“「他者」に対して排他的な姿勢で向かえば、それはいずれ憎しみとなって自分たちに返ってくる。”

とこの問題に対して警鐘を鳴らしていました。

しかし冒頭の池谷監督の記事にあるウィシュマさんが亡くなる前の様子を記録した映像が、
よりによって国会で開示されるのはクリスマスイヴだとは。
ずっと国会開かなかったこともあるからもあるでしょうが、
しかし国会議員になりながらなぜ国会を開かなかったんだっけ?

============================

名古屋の入管施設で亡くなったスリランカ人女性・ウィシュマさんの顔と名前を憶えている人は多いだろう。ならば、この映画に現れるクルド人のオザンとラマザン、そしてメメットの顔と名前も憶えておいてほしい。彼らが日本でどんな扱いを受けてきたのか、彼らがこれから日本でどう生きていけるか。入管の中も外も、日本社会とつながっている。

綿井健陽ジャーナリスト・映画監督

12月26日『東京クルド』長岡上映会
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3180.html

12月26日『狂猿』長岡上映会
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3186.htm

| 未分類 | 23:59 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

僕らのトチオンガー  エキストラ体験記



明日12月20日深夜2時05分からNSTでスタートするテレビ版「炎の天狐トチオンガーセブン 」の新シーズン。
エキストラ募集の呼びかけが長岡ロケなびであり申し込んで11月5日に参加しました。
場所は栃尾の道の駅、集合時間は朝の9時、集まったエキストラの方は老若男女30人ほど。
スタッフの方より注意事項と流れの説明を受けて最初は皆さんで道の駅の通行人。

担当者は最初、初対面の男性と友人役という設定で普通にお喋りしながら並んで歩いてましたが、
この人は本業は見附の職人さんでNGT48の大ファンのよう、メンバーも来ると耳に挟んで参加した模様。
こちらは『被爆ピアノ演奏会』に古舘葵さん、愛称あおちゃんが被爆ピアノを弾いたことでNGTにも食指を広げたので、初心者ということで教えを受けながら二度三度と往復をしてたら、いつの間にかカメラが回ってたという印象。

続いてのシーンは普通に歩いてた人々が突然狂暴化し、
先ほどとは別の方とコンビを組んで、担当者が一方的にボコボコにしてしまうというシーン。
腰を落とした相手にフリとはいえ殴る蹴る悪行三昧をしてしまうので、
いつも心にガンジーをモットーとしてるこちらはいささか気が重くなりながらも、
テストを経て本番、しかし途中周囲を見回したら30人ほどが取っ組み合いをしてるのは、
中にはセミプロなのか、素人離れしてるエキストラさんもいてなかなか壮観でありました。
とはいえ自分も含めたおじさんは平日の昼間にここへ来て、普段何やってるのか。

それで本作の監督は橋本一監督。
『相棒』『探偵はBARにいる』とヒット作を連打している、いわば日本映画最前線を疾走してる監督。
この現場は少数精鋭なのでエキストラの指導など、普通の現場は助監督の仕事、
もしくはさっき観た映画『偶然と想像』はエキストラ専門演出がクレジットされてましたが、
この現場は橋本監督自らエキストラを組んでいていき演技指導を実践。
こちらはまさか監督直々に指導を賜るとは思わなかったので内心感激しておりました。

このエキストラ乱闘シーン午前を費やしており橋本監督は
はじっこにいるエキストラさんが手持無沙汰と見るや、
すかさず声をかけて役柄を設定、常に一人一人に目配りをして熱心に動き回って丁寧に指示を与えておりました。
映画の撮影現場は何度か見学したことがありますが、これまでの中で一番動いてた、
例えればメイキングビデオで見た監督ジャッキー・チェンの姿と重なるかのよう。
東映の現場叩き上げだったと想像する橋本監督は下積み時代に培ったエキストラ演出の心構えをフルに実践してると思いました。
改めて書きますが、これってかなり凄いことじゃないかと。

本作の主人公、トチオンガーの中の人、星知弘さんはプロデューサーも兼任してるようで当然現場につきっきりで、
撮影を見守っておりました。
撮影中、これだけのエキストラが参加し何かアクシデントがないかおそらく気が気でないと思い
この場をはじめドラマの制作費を捻出するのはさぞ大変だっただろう、
だから余計にエキストラに用意されたロケ弁を有難くいただきました。
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3181.html
ご馳走様です。

朝は快晴でしたがお昼前に雨が強くなったのでいったん中止に、
ロケ弁をいただいてから雨は止み始めたというので再開、
すると現場にはNGT48から4人のメンバーの姿が。

大塚七海(ななみん)、小熊倫実(つぐつぐ)、小越春花(村長)、諸橋姫向、(やひこ)の4人。
このうちヒロイン、ななみんが戦闘服モードとはいえホットパンツからの美脚が眩しく映った他、
めがねのつぐつぐ、ボーイッシュなやひこにスタイル抜群の村長と結構オシャレな衣装、
特に村長はさすがにセンターだと思った理由はここでは書けません。
ぜひ本編にご注目を。

先の見附の職人さんの他にもNGTのファンは参加してて、
乱闘シーンも一緒になり、合間にあおちゃんのヲタと自己紹介していろいろ尋ねてましたが、
3人組の若者でかなり正直イケメンでありました。
たぶんNGTのメンバーはヲタさんに平等に愛を伝えてると信じたいですが、
それでもこんな性格もよさそうなイケメンが自分に熱い視線を送って推してくれるなら絶対に悪い気はしないだろうし、
これは結構ハードルが高いなぁ、と思ってました。

ちなみに先の見附の職人さんにイケメン3人組も推してるのはななみんとのこと。
現場で目にするとヒロインということもあって一生懸命なことがよく伝わる反面、
近寄りがたいクールビューティという印象を担当者は持ちましたが、
このあとに副部長として活動するNGT48らーめん部の配信を漁ってたら、
https://www.youtube.com/watch?v=tFq1p70Hvo8
↑特にこの回を見るといじられキャラとして好感度抜群、人気あるのも頷けました。

午後になるとNGTと星さん扮する星狐太郎との絡みを中心に、
エキストラはギャラリーとして出演、
食い意地が悪いためなるべく最前に陣取っていたらいつしか毘沙門堂本舗のアルバイト3人娘が目前に。
間近で見ると動画よりもずっと可愛いではありませんか、
特に担当者はやひこに惹かれるものを感じ(あおちゃん、ごめん)
ジーッと汚れた視線を送っておりましたが、
肝心のやひこはエキストラの中で一番小さいお子さんを見つけて、
カワイイ、カワイイと一挙一動に笑顔で視線を送っておりました。

その後、狐太郎さんが3人娘にボコボコに蹴られてしまうシーンを撮影、
それを見ながらやひこにカワイイと言われるか、ボコボコにされてしまうか、
究極の選択は自分ならばボコボコにされてしまいたいと望んでおりました。

午後になって細かいシーンが続いたため急ピッチで撮影が進行、
ちらりと覗いた橋本監督が手にする脚本は赤ペンで真っ赤になっており、
プロなら当然とはいえ相当読み込んで現場に来てるので、
いかなる事態にも対応できるんだろうと、
ちなみに監督は狐太郎さん、アキラ君などと出演者を役名で呼んで指示しておりました。

その後はヒロイン、風見マリ役のななみんのアクションシーンを中心に。
面白いと思ったのは怪人役の中の人が香港映画でいう動作指導者で、
橋本監督からこの場面のアクションを注文されたら、
即興でその場で考え、それをななみんに伝えて振り付けを完成させていたこと。
これはななみん、相当な運動神経が要求されてるなぁ、などと思ったけど、
よくよく思えば天下のNGTなんで自然に身につくんだろうと。
結構体当たりのスタントもこなしておりました。

この道の駅の最後の撮影は隣のおりなすの前で、もしかしたらマジックアワー狙いか、
曇が太陽を覆っていたのが次第に夕暮れの陽が差し、それにあわせて
ようやくこの日、登場したトチオンガーとNGTのメンバーが揃っての撮影。
この日がNGTのメンバーがクランクアップなので、
それぞれトチオンガーと橋本監督から花束を贈呈し記念写真に収まっており、
翌日のそれぞれのSNSでアップされておりました。

NGTのメンバーはお芝居も視野にいれているそうで、
橋本一監督直々に演技指導されることなどそうそうないだろうから、
担当者のようなエキストラでさえ感激してたので、
新潟で活動しているからこそ、この機会を得たといえ
これは今後の活動に大きな糧になっただろうと。

当然、この機会の発端はあぶらげ屋さんのご主人から、
通常で考えればムチャクチャなことをしてる星さんの尋常でない情熱で生み出されたものなので、
この日は本当に参加して面白くためになり、
星さんに厚い御礼と敬意を。

しかしNGTやエキストラの出番はこれにて終わったとはいえ、
撮影クルーは最後の山場のアクションシーンのためにすぐさま長岡へ。
たぶん夜遅くまで撮影してたと想像しますが本当にお疲れさまでした。
以上、なるべきネタバレせずに何回目の放送なのかも書かないようにしました。

現場で感じた雰囲気はこの回はジョン・カーペンター版の『光る眼』のような印象を持ちましたが、はたして。

テレビ版「炎の天狐トチオンガーセブン 」の新シーズンの放映は

炎の天狐 #トチオンガーセブン
第二ドラマシリーズTV放映詳細

12/20(月)
▶︎第1話 26:05-26:20
12/21 (火)
▶︎第2話 26:00-26:15
▶︎第3話 26:15-26:30
12/22(水)
▶︎第4話 26:25-26:40
12/23(木)
▶︎第5話 26:30-26:45
12/26(日)
▶︎第6話 26:10-26:30

NST #新潟総合テレビ

https://twitter.com/B_production_/status/1472148531427241985

見逃した方には放映日から1週間、YOUTUBEのトチオンガーセブンのチャンネルで配信されるようです。

https://twitter.com/B_production_/status/1470336000874672128

画像はななみんがメインを務める番組の主題歌「僕らのトチオンガー」が収録されてる
NGT48の新曲「ポンコツな君が好きだ 」【Type-B】のジャケット。
「ポンコツな君が好きだ」は片貝花火をテーマに片貝で撮影したMV。
https://www.youtube.com/watch?v=hWSSVREILLc
しかし愛すべきポンコツな彼女はネジがゆるんでるほどなのは大丈夫かと思いましたがMVは好編。

そして「僕らのトチオンガー」って当然、秋元康先生が歌詞を担当してるんでしょうか。
秋元康先生をも動かしてしまったんだったら、やはりおそるべし、、、

トチオンガーセブンの最新情報は公式ツイッターを。
https://twitter.com/TochiongarSeven

| 未分類 | 20:32 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

【沖縄ドキュメンタリー映画特集】 in シネ・ウインド

_convert_20211218215603.jpg

先日、長岡の国際人とお話しした際、沖縄独立の話が出てきました。
「今、沖縄が独立しようとしても皆で止めるだろう」と。

“沖縄独立”についてずいぶん前に「ゴルゴ13」でテーマにしたエピソードがあり、
当時は沖縄について思いを馳せることなどなく、
南国リゾートというイメージしか浮かばなかったのに、
「ゴルゴ13」では本気で沖縄独立を目論む人たちが登場し、
その考えを知って、なるほどそういう考えがあったのかと思いながらも、
まだ“沖縄独立”など突拍子もない考えに思ったものでした。

しかしあれから沖縄を巡って知れば知るほどあまりにもひどい仕打ちを受けてることで、
“沖縄独立”はあの頃よりも選択肢の一つとしてアリなのでは、
たとえ話とは言えこんな形で“沖縄独立”が話の中で登場してくるので。

辺野古への基地移転にしても、例えば家一軒建てるのにも見積もりをして、
それにあった支払いを考えてから普通実行するものなのに、
辺野古の基地に完成まで一体幾ら予算がかかるのか誰もわからない杜撰さの中で、
これ以上の押し付けは嫌だという県民の声に耳を傾けずに建設に邁進し海に土砂を投入、
しかもその土砂の中には先の沖縄戦で亡くなった人たちの遺骨が含んでるなんて話を聞くと、
真面目に“沖縄独立”も視野に入れたらどうかと思ったりします。
本土の捨て石となった戦没者の皆さんの遺骨がよりによって米軍基地の土台となることは、
これ以上ない冒涜、本来なら自由で民主的な党(無論嫌味です)の議員さんは、
真っ先に怒らなければならないのに、なんの声も上げてないのはどういうことなのかと。

以上、前振りが長くなりましたがシネ・ウインドでは12月25日から1月14日まで
【沖縄ドキュメンタリー映画特集】と題して4本の沖縄映画が上映されます。

『生きろ 島田叡-戦中最後の沖縄県知事』
http://ikiro.arc-films.co.jp/

『オキナワ サントス』
http://okinawa-santos.jp/

『サンマデモクラシー』
http://www.sanmademocracy.com/

『夜明け前のうた 消された沖縄の障害者』
https://yoake-uta.com/

いづれも戦中戦後の沖縄を巡る秘録にドキュメンタリー作家が照射し肉薄していく作品かと思います。

http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3219.html
↑こちらで紹介した『ちむぐりさ 菜の花の沖縄日記』ともども、
沖縄へ目をそらす者たちへメッセージを込めた作品が作られていくかと思います。

【沖縄ドキュメンタリー映画特集】の詳細はシネ・ウインドへ。
公式HP https://www.cinewind.com/

============================

12月26日『東京クルド』長岡上映会
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3180.html

12月26日『狂猿』長岡上映会
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3186.htm

| 未分類 | 21:59 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

宵祭



延期になった米百俵フェスがアオーレ長岡のアリーナで開催。
前夜祭的に長岡に縁のあるアーティストが出演する“宵祭”に
以前、長岡アジア映画祭で歌っていただいたスネオヘアーさん、TSUNTAさんが登場するので
これは行かねばと、率直に言って東山よりアオーレでやっていただいた方が便がいいこともありますが。
しかしお仕事が終わって駆け付けたらすでにTSUNTAさんの出番は終わり不義理を心の中で詫びて
スネオヘアーさんのステージを。

エレキギター1本の弾き語りで染み入るバラードを中心にしたセトリは堪能させてくれたものの、
終盤に耳をつんざく思わぬ機材トラブルが発生、
すぐさま裏方さんがドタバタする足音が聞こえてきたのは同じ経験が数多あるので同情、
やがてスタッフの方々がスネオさんを取り囲むようにチューニングをして無事に再開。
ある意味ライブならではだけど、自分はこんなイベントでは初めてなんで大変だなぁ、と。
とはいえスネオさんは百戦錬磨だろうから、この手のトラブルに見舞われてもすぐさま再起、
客席の拍手から始まっての盛り上がりを目にしてサスガでした。
確か前日まで五藤利弘監督の『日光物語』を撮影しており、
ここにいるということは無事にクランクアップしたでいいのかと。

トリのひなたにはいろいろ思うところがあるので、
歌詞は全くこちらに突き刺さらなかったものの、
結成22年というのは率直に頭が下がりました。
いつぞや長岡祭りのイベントRYUTistのステージでどちらかが客席でヲタ芸打ってたのを目撃されてたエピソードは好きです。
そんなことを思い出してNGT48の絶対エース本間日向(ひなたん)を迎えての
「Maxとき315」アコギバージョンはいいものを見せてもらいました。

とはいえアリーナの入り口の掲示板には『狂猿』上映会のポスターを掲示してもらってたのが、
剥がされてて米フェスのポスターが貼られており、
まぁ、こちとら小さな上映会だけど米フェスのチラシを頼まれたら上映会で喜んでお客様に配布するのになぁ、
共存共栄って言葉は辞書にはないのかと。

ばったり三日間通し券を買ったというN先生と出くわしバカ話をしながら会場を後にしたら雪。
リリックのステージでスネオさんが歌った「期待ハズレの空模様」を口ずさんでおりました。


12月26日『東京クルド』長岡上映会
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3180.html

12月26日『狂猿』長岡上映会
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3186.htm

| 未分類 | 22:59 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

狂猿が貪欲であり続ける理由

r013832030 (1)
Ⓒ2021 Jun Kasai Movie Project.

発売中の「週刊プロレス」には聖なる血みどろのイベント、ブラッドクリスマスを控えた“狂猿”葛西純インタビュー。

今年は『狂猿』の劇場公開で、ファンの客層が明らかに変わり
「今までプロレスのプの字、デスマッチのデの字も知らなかった」
新規のお客さんが会場に詰め掛け反応が新鮮に感じてると。
あと特筆のひとつに“王道”全日本プロレスにデスマッチを実現させ王座奪取したことも。
全日本の歴史を狂わせた葛西純の一人勝ちだと。

さらに発売早々、チケットが売り切れた年末恒例の大試合ブラッドクリスマスのメインで
ビオレント・ジャック相手にあらたなアイテムの導入を予告しての勝利宣言、
その先を見据えて来年は海外の大物との対戦を口にし、
自身をまだまだ伸びしろがあると。
今年は「葛西純イヤーだった」ではなく葛西純イヤーの始まりにしたいと貪欲、更なる刺激を求めているようで、
その原動力として「対世間」を挙げていました。

週プロの編集長が葛西純VS正岡大介という近年屈指のデスマッチを高く評価してたことに、
違和感を感じたようでまだまだ業界内でも届いてないとし、
それを世間にまで広めるのが自身の使命として、さらに進化し続けていくと。

『狂猿』の予告編を見ると「刺激が足りない」と弱音をつぶやく声が印象的でしたが、
https://www.youtube.com/watch?v=dFmU-PtPaDc&t=105s
映画公開とともに今年はかなり充実した試合を魅せたからか一段と貪欲になってるようでした。

ただ恒例の東スポが選ぶプロレス大賞に葛西純は少しもひっかからなかったのは異議申し立てを。

ちなみに今号の週プロで他に目が行ったのは連載企画「ある地方大会の風景」でNOAHの新潟大会の一日をピックアップ、
あと全日、アイスリボンと最近大量離脱があった団体について「原因は確実にコロナ禍」だ」と持論を述べる拳王、
確かに言い分を読むともっともな気がします。

12月26日『東京クルド』長岡上映会
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3180.html

12月26日『狂猿』長岡上映会
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3186.htm

| 未分類 | 21:47 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

坂下雄一郎監督作 『決戦は日曜日』



昨晩、イオンシネマ県央へ『エターナルズ』を観に行ったところチラシ置き場に見慣れない『決戦は日曜日』というチラシが。
それもそのハズ、1月7日公開だそうで宣伝期間が一ヶ月とは大丈夫なんだろかと、余計な心配をし
チラシを手に取ったら坂下雄一郎監督と覚えのある名前が。

「第11回長岡インディーズムービーコンペティション」で『憂鬱ロケット』という作品で奨励賞を受賞したのが坂下雄一郎監督でした。

「第11回長岡インディーズムービーコンペティション」受賞作と審査評
http://tsukurukai.blog103.fc2.com/blog-entry-568.html

担当者が関わってた時の受賞者の名前を一人一人記憶しているというわけではないのに、
このチラシを手にして『憂鬱ロケット』を思い出したのは、やはり愛着を感じた作品なんだろうかと。
坂下監督は当時大阪芸大のハズで、その後の東京藝大修了作『神奈川芸術大学映像学科研究室』が
割と大きな評判を呼んだと耳にしたものの、
今回久しぶりに名前を目にしたら窪田正孝、宮沢りえ主演作と知って驚いた次第です。

ストーリーは日本では現実のほうが喜劇(悲劇)なんでなかなか難しい政治コメディのようで
坂下監督自ら書いたオリジナル脚本に窪田正孝が惚れ込んで出演を熱望したそうで、
期待していいのかもと。
いづれにしても坂下監督、本気で映画監督を目指し、
その原石が『憂鬱ロケット』だったと思うと貴重な作品を見たんだと。
そしてずっと映画に携わっての今回の飛翔をとても嬉しく思いました。

『決戦は日曜日』

STORY

とある地方都市。
谷村勉はこの地に強い地盤を持ち当選を続ける衆議院議員・川島昌平の私設秘書。秘書として経験も積み中堅となり、仕事に特別熱い思いはないが暮らしていくには満足な仕事と思っていた。
ところがある日、川島が病に倒れてしまう。そんなタイミングで衆議院が解散。後継候補として白羽の矢が立ったのは、川島の娘・有美。谷村は有美の補佐役として業務にあたることになったが、自由奔放、世間知らず、だけど謎の熱意だけはある有美に振り回される日々…。
でもまあ、父・川島の地盤は盤石。よほどのことがない限り当選は確実…だったのだが、政界に蔓延る古くからの慣習に納得できない有美はある行動を起こす――それは選挙に落ちること!
前代未聞の選挙戦の行方は?

『決戦は日曜日』公式HP https://kessen-movie.com/
↑しかしHPを開いたら「癖の強すぎる後援会」「あからさまに腹黒な地方議員」って新潟某区のことかよと。

| 未分類 | 21:37 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

『東京クルド』上映後 「国を持たないクルド人とは!?」 羽賀友信氏講演



「クルドっていうのは本当に難しいんだよ」

『東京クルド』上映の後にクルドの解説をしていただく長岡の国際人として真っ先に挙げられる
羽賀友信・長岡市国際交流センター「地球広場」センター長に挨拶に伺いました。
担当者とは久しぶりなのですが、以前と変わらない形でお話しをさせていただきました。
無論、こちらはクルドなどという難題について解説いただけるのは
羽賀先生というか羽賀さんしか思い浮かばなかったことをお礼とともにお伝えしました。

「国がない、宗教もバラバラ、トルコとの関係も含め、なぜ彼らが難民となってしまうのか、
上っ面だけでない話を咀嚼して皆さんにわかりやすくお話ししたいと思う」

難題を突き付けながらも楽しそうに話していたので、ぜひとも期待をしていただきたいです。

12月26日(日)アオーレ長岡市民交流ホールAにて『東京クルド』は10時20分と14時からの二回上映。
羽賀先生の講演「国を持たないクルド人とは!?」は10時20分の回の上映後に開きます。

それにしても本当に久しぶりにお会いしましたが、相変わらずお元気そうでよかったです。


羽賀友信

1950 年長岡市生まれ。
世界 66 カ国を訪問し、1980 年カンボジア難民救援医療プロジェクト(現JIC
A国際緊急援助隊)では、主任調整員として国境地帯で病院を運営。帰国後は
長岡市を拠点に多文化共生社会を目指した地域づくり・グローバルな人づくり
に携わり、協働による地域力を世界に向け発信している。
長岡市国際交流センター「地球広場」センター長。まちなかキャンパス長岡学
長。NPO 法人市民協働ネットワーク長岡代表理事。ながおか・若者・しごと機構
代表理事。チーム中越顧問。米百俵未来塾塾長。
中越地震、中越沖地震、東日本大震災、熊本地震の際は外国人被災者の救援に
尽力。外務大臣感謝状、JICA 理事長賞、地域づくり総務大臣表彰、長岡市長表
彰など受賞暦も多数。

12月26日『東京クルド』長岡上映会
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3180.html

12月26日『狂猿』長岡上映会
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3186.htm

| 未分類 | 00:16 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

『狂猿』予告編 アオーレ長岡大型ビジョンにて放映中!

FGfIurDUYAAvInG.jpg

先日、長岡厚生会館で猪木・馬場の試合を見た、という方の話を聞きましたが、
えっ!?日本プロレスの時代から厚生会館って使われてたのかと驚いておりました。

以前にも書きましたが新日時代に前田日明が山本小鉄相手にデビュー戦を飾り、
全日の馬場、鶴龍、四天王と黄金時代で数多の好カードが連発、
プロレスの聖地と呼ばれた長岡厚生会館跡地に建ったアオーレ長岡の大型ビジョンに、
現在『狂猿』上映会の予告編が流れています。

https://www.youtube.com/watch?v=dFmU-PtPaDc
ホントはこちらの↑予告編を流してザワツカセタイ思いがあったものの、
不特定多数の方が目にするので待った!がかかってしまい、

↓こちらの1分ちょっとの特報ならOKと了解をいただき現在流れています。
https://www.youtube.com/watch?v=dzMcfKuCxFs
家族との団欒とは別の顔でのパール・ハーバー・スプラッシュ、蛍光灯で自ら胸を裂いてのF✖CK!YOUに
プロレスラー葛西純の生き様が凝縮されていて、
新たなプロレスの聖地でもあるアオーレ長岡の大型ビジョンに流れてるのを目にして、
なかなか感慨深いものがありました。

イルミネーションの関係で16時までしか流してないようですが、
多くのプロレスファンの目に留まって『狂猿』上映会に足を運んでいただきたいと願います。
そしていつかアオーレ長岡でもデスマッチのメインに本物の葛西純が登場することも。

あと上映会では各地で売れたため残数が僅かとなったパンフレットを800円で販売いたします。

『狂猿』長岡上映会 12月26日(日)17時~ アオーレ長岡市民交流ホールA
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3186.html

『東京クルド』長岡上映会 12月26日(日) 10時20分~  14時~ アオーレ長岡市民交流ホールA
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3180.html

| 未分類 | 21:09 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

「ちむぐりさ 菜の花の沖縄日記」上映会  主催 沖縄に応答する会@新潟

mv_n1451 (1)

三上智恵監督作『標的の島 風かたか』『沖縄スパイ戦史』長岡上映会にて
沖縄問題の歴史から振り返り、基地の本土引き取りについての考えをお話しいただいた
福本圭介先生が設立者の一人“沖縄に応答する会@新潟”主催で
2022年1月16日13時30分よりクロスパルにいがた4F映像ホールにて
『ちむぐりさ 菜の花の沖縄日記』の上映会が開催されるのでご案内します。

映画は石川県から沖縄にやってきてフリースクルールに通い
自らの体験を通じ「未だ戦争が終わってない」沖縄への思いを新聞連載に綴る
坂本菜の花さんを取材した沖縄テレビ放送が映画化。
まっすぐな感性で沖縄の不条理と向き合うさまを記録していきます。
上映会には坂本菜の花さんも駆けつけ上映後に感想を語り合う会も開催するそうです。
2022年は沖縄が「復帰」して50年だそうですが、はたして「復帰」の意味とは?

映画「ちむぐりさ 菜の花の沖縄日記」上映会@新潟2022
日時:2022年1月16日(日曜日)開始:13:30~(受付:13:00~)

場所:クロスパルにいがた(4階映像ホール)新潟市中央区礎町通3-2086

料金: 1,000円 (学生500円)/問い合わせ先:080-1094-9474 (福本)

備考:150席の会場を70人定員で使用します。来場者が70人に達した際は、そこで入場をストップします。この点、ご了承ください。(事前の検温とマスク着用をお願いします)

*現在、この映画の主人公、坂本菜の花さんも観客として会場にかけつけてくれる予定です。
*上映のあと、感想を語り合う時間をもうける予定です。

https://okinawaniigata.blogspot.com/2021/12/blog-post.html

沖縄に、ひとりの少女がやってきた。北国・能登半島で生まれ育った、坂本菜の花さん、15歳。彼女が通うのは、フリースクール・珊瑚舎スコーレ。既存の教育の枠に捉われない個性的な教育と、お年寄りも共に学ぶユニークな学校だ。70年あまり前の戦争で学校に通えなかったお年寄りとの交流を通して彼女は、沖縄ではいまなお戦争が続いていることを肌で感じとっていく。次々に起こる基地から派生する事件や事故。それとは対照的に流れる学校での穏やかな時間。こうした日々を、彼女は故郷の新聞コラム「菜の花の沖縄日記」(北陸中日新聞)に書き続けた。「おじぃ なぜ明るいの?」。疑問から始まった日記は、菜の花さんが自分の目で見て感じることを大切に、自分にできることは何かを考え続けた旅物語だった。少女がみた沖縄の素顔とは ―   。

http://chimugurisa.net/

=========================

12月26日『東京クルド』長岡上映会
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3180.html

12月26日『狂猿』長岡上映会
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3186.htm

| 未分類 | 17:19 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

村本大輔はなぜテレビから消えたのか?



村本大輔はなぜテレビから消えたのか?

ウーマンラッシュアワー・村本大輔。2013年の「THE MANZAI」で優勝し、テレビに引っ張りだことなった。しかし、原発や沖縄の基地問題などを漫才のネタにし始めた2017年頃からテレビ出演が激減。2020年のテレビ出演はたった1本だった。  
彼はジャーナリストさながら福島や沖縄などに足を運び、生の声を聞いて回る。そして、“笑い”に変え続けた。何が心に響くのか?常にお笑いのネタを探し続ける彼に番組は密着。さらに村本がテレビから消えた理由を関係者に取材。見えてきたのは、テレビの制作現場に漂う空気、そして社会におけるお笑いの役割と可能性だ。
彼はなぜテレビから消えたのか?村本大輔という芸人を通して、テレビというメディアを見つめ直す。

https://www.twellv.co.jp/program/documentary/bs12-sp/archive-bs12-sp/bs12-sp_06/


BS12で今年3月19日に放映されたドキュメンタリー番組「村本大輔はなぜテレビから消えたのか?」
2021年日本民間放送連盟賞 番組部門 テレビ報道番組 優秀賞受賞
映文連アワード2021 審査員特別賞受賞​
第11回衛星放送協会オリジナル番組アワード グランプリ受賞
などとテレビ報道番組で三冠を受賞した快挙を成し遂げた本作は『東京クルド』の日向史有監督作品。

『東京クルド』もテレビ番組の取材からはじまって5年かけて映画化に漕ぎつけたそうですが、
村本さん、近々アメリカに移住するそうで、もし日向監督が同行取材したらこれは映画化決定なんだろかと。
というかクルドの青年を通して日本の難民問題を大きく浮上させたように、
村本さんがテレビに出れない、もしくは自分からテレビを去ったことで日本のメディアについて検証していく番組なんだろか、と恥ずかしながら本作を見てないので再放送を熱望します。

しかしウーマンラッシュアワーはここ数年、年末に大炎上しながらも
今年も「THE MANZAI」に登場し忖度無しのネタでぶっ飛ばしていましたが、
あれは起用し続けるフジテレビの現場プロデューサーやディレクターなど関係者も相当な覚悟が予想でき、
起用し続けてることがフジテレビ番組で唯一骨のある番組ではないかと思いはじめてます。

そして宮迫博之、加藤浩次といった大物芸人を次々とクビにし、
忖度芸人が幅を利かす天下の吉本興行があれだけ政権批判をしながら自由にさせてることに奥深さを感じます。
それとも匙を投げたのでしょうか。

『東京クルド』長岡上映会に日向監督より、お客様へメッセージをお願いできないか依頼をしています。

==========================

目の前にはレインボーブリッジ。現場は港区。東京のど真ん中で起きている非人道行為に私はなぜそれまで気がつかなかったか。薄々は知っていた。それでも目を逸らしてきた。詳しく知ろうともしなかった。分断はそうした無知、無関心、見て見ぬ振りが引き起こす。そろそろ自覚したほうがいい。この映画を見て、この事実を知って、それでも動くことができなければ、私は加害者の一人になるのだ。私は選択を迫られている。

堀潤ジャーナリスト/映画監督

12月26日『東京クルド』長岡上映会
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3180.html

12月26日『狂猿』長岡上映会
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3186.htm

| 未分類 | 00:07 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

ある代議士の志



座標軸
ある代議士の志 「政治を変える」の今後は

 新たに船出した立憲民主党執行部は泉健太代表の下、衆議院1区選出の西村智奈美氏が幹事長を務め、党再生の重責を担う。
 両氏とともに注目したいのが政調会長に就いた小川淳也氏だ。元総務省官僚、衆院香川1区選出で当選6回。先の選挙では前デジタル相らを相手に勝利した。
 小川氏は、その政治活動に密着したドキュメンタリー映画「なぜ君は総理大臣になれないのか」が話題を呼んだ。「この国の政治を変えたい」と志して政界に入った小川氏が、理想の政治の実現に向けて奮闘する姿を描く。
 氏は著書で「政治家の仕事の変質」を説いてる。
 昭和の政治は田中角栄氏に代表される利権の分配が基本モデルだったが、低成長期の今は国を持続するために「国民に負担のお願いをする政治」になる―。「本当に君は総理大臣になれないのか」(中原一歩氏との共著)で訴える。
 確かに少子高齢化や人口減少などが国のありように変化を迫っている。一方で、負担増に言及すれば国民の間に反発が起きることを覚悟する必要もあるだろう。
 〈志は塩のように溶けやすい。男子の生涯の苦渋というものはその志の高さをいかにまもりぬくかというところにあり、それをまもりぬく工夫は格別なものではなく、日常茶飯の自己規律にある〉
 長岡藩家老河井継之助を描いた司馬遼太郎の小説「峠」の一説を小川氏はよく引用するという。
野党第1党の政策責任者となり、志をどう貫くのか。目を凝らしたい。
(論説編集委員室自重・小林啓之)

===============================

 12月8日の新潟日報は1面に山本五十六元帥の肖像を載せて全編に渡って80年目の日米開戦を検証するような記事が多数掲載され、社説も日米開戦をテーマにした中、下段の日報記者による連載コラム“座標軸”が小川淳也議員に着目をしていました。

 ちょうど今年の4月25日に『なぜ君は総理大臣になれないのか』長岡上映会を開催しお迎えした大島新監督に講演の空いてる時間に長岡戦災資料館、河井継之助記念館、そして山本五十六記念館をご案内したので、新潟日報を読みながらまだ半年強前のことを思い出してました。

 日報の記事には半藤一利氏が結果的に戦意高揚となった国民の“熱狂”がいかに危険かを説いてましたが、長岡入りした大島監督も亡くなったばかりの半藤一利氏の本を再読し戦争について考えていると話し、二回の講演ともに本題に入る前に、二つの長岡との縁、幼少期に家族で観に来た長岡花火が忘れられないこと(どうも父親・大島渚監督の友達が新潟にいて、その道中に長岡花火に寄ったよう)、そして座標軸にも触れた小川議員は「峠」の一説を座右の銘にしてることを話していました。

 こんな形で大島監督も小川議員も長岡に愛着を感じ、お招きしたこちらも長岡を知ってもらおうと各所にご案内しましたが『なぜ君は総理大臣になれないのか』を長岡での上映はけしからんと公で発言、しかも作品を観ないで批判した長岡市議会議員はお仲間と一緒に満場一致で告発者に組織での支部長の解任を求めたようですが、はたしてそんな長岡が非常識に映ることを山本五十六元帥の前で堂々と胸を張って正当化できるんだろかと思いました。

 『なぜ君は総理大臣になれないのか』の続編『香川1区』の続報が発表され、12月24日のポレポレ東中野などの先行公開を経て、年明けにはシネ・ウインドはじめ全国拡大公開が決定したようです。

 一方、小川淳也議員は香川、東京で開いて大好評だった青空集会を年内に地方でも開きたいので、うちの町に呼んでほしいう声があったら連絡を。とのことなのでいろんな意味で注目の長岡というのはどうだろうかと思いました。

『香川1区』公式HP https://www.kagawa1ku.com/

12月26日『東京クルド』長岡上映会
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3180.html

12月26日『狂猿』長岡上映会
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3186.htm

| 未分類 | 22:54 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

小千谷 「手打ちらーめん 勝龍」 #あんりラーメン #みくちゃんラーメン



話はCさんより「小千谷の勝龍というラーメン店はプロレス、格闘技が好きな店のようで『狂猿』のポスター貼りに行ったらどうですか」と。

確かに担当者は数年前に評判を聞いて食べに行ったら店内にはプロレスのポスターが目に入り、
店長とも初対面なのにプロレスについて話した覚えがあるのでそうだと思いながらも、
小千谷に行く予定も時間もないので一筆依頼の手紙を添えて自家製ポスターを郵送いたしました。

それから何日かして担当者のお仕事の現場が小千谷となり、
よりによって現場に向かう道中で勝龍を見つけてしまい、
これは寄らなければならない宿命だと確信、
お仕事帰りに、はたしてポスターは掲示いただいてるかと結構ドキドキして、
ドアを開けて目に入る掲示板に確かに『狂猿』上映会のポスターが。
あぁ、ここは信頼していいお店なんだと。

以前と同じように活気に溢れ忙しく切り盛りする店員さんの真ん中に、
厨房でずじりと構えている店長さんを見つけてポスター掲示のお礼をお伝えし、
画像のラーメン大盛をいただきました。
ちなみに黙っててもチャーシューの小皿がついてきます。

太麺はじめボリュームたっぷりなものの、
労働に勤しんだこちらにとっては満足の量で美味しくいただきました。
店長に再度、お礼を伝えて帰り際に目に入ったのは、
試合中に大怪我をしたレスラー、帝王・高山善廣選手へ店内で募金を集めて送ったとポスターが。
思わず感涙、ノーフィアー!

12月26日『東京クルド』長岡上映会
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3180.html

12月26日『狂猿』長岡上映会
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3186.htm

| 未分類 | 00:45 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

Pearl Harbor Splash!


Ⓒ2021 Jun Kasai Movie Project.

日米開戦80周年の本日にあわせて、はたして書いていいのかどうか。
『狂猿』の葛西純のフィニッシュホールド、いわゆ必殺技は「パール・ハーバー・スプラッシュ」。
昔で言えばダイビングボディプレスではないかと思い、
これが葛西の手になるとトップロープやラダーの最上段に登って「シュワッチ!」の掛け声とともにゴーグルをかけ、
敬礼のポーズとともに会場の観客とともに「シェー!」と合唱したあとに、
リング中央でのびてる相手に飛んで押しつぶす、
時に相手は椅子や蛍光灯やカミソリボードなどをかけられ、
そこへ葛西が落ちていく場合もあり、
確かに相手にダメージを与えるものの、
かわされて自爆しないまでも逆に葛西の方も激しい痛みが伴うのでは。
ライバルの伊東竜二戦では覆いかぶさってたカミソリボードを伊東が逆さにし、
そこへ葛西が飛び落ちしてしまい、
文字通りカミソリの上に自爆してしまう凄惨な場面がYOUTUBE にあり、
この技が使われ始めた際、週刊プロレスに葛西の言葉で
「ゴーグルは戦闘機パイロットとして真珠湾攻撃に出撃したお爺ちゃんの遺品」
と書いてるのを読んだ記憶があったものの、
先に紹介した自伝「クレイジーモンキー」によれば、
ただ単にゴーグルを沢山抱えて来日したガイジンレスラーから頂戴したものだそうで、
やはりこれはプロレスでいうギミックだったのかと。

とはいえ“卑劣なジャップ”として戦後のアメリカマット界に悪役として
憎悪を浴びてた日系人レスラー、グレート・トージョーは戦犯から取った名前の刺激が強すぎるので、
グレート東郷に改名、だまし討ちやら卑劣で姑息といった当時のアメリカ人が勝手に描いてた日本人像を逆手にとって、
ヒールに徹し大ブーイングを浴びながらも引っ張りだことなって巨万の富を得たそうですが、
グレート東郷がアメリカ人の憎悪を駆り立てた“卑劣なジャップ”というイメージはそもそも、
アメリカ人にとってだまし討ちに映った真珠湾攻撃が発端、
その真珠湾攻撃から取った必殺技をアメリカ遠征でも披露する葛西は現地のファンから、
大歓声とともに迎えられると思うと、
どちらも血だるまとなりながらも隔世の感があるよなぁ、と思いました。
グレート東郷が流血しながらのニタニタ笑いは何考えてるかわからない日本人像を体現、
一方、葛西純が凄惨なデスマッチで血まみれになりながらも不敵な笑みを浮かべるのは、
試合を心底楽しんでる証なことも対比に思ったりと。
こんなことを日米開戦80周年の日に書くのもどうかと思ってます。

ただ1941年12月8日に遡る1937年7月7日も同じように大事だと思うんですが、
こちらはあんまり取り上げられないのがなんとも。

12月26日『東京クルド』長岡上映会
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3180.html

12月26日『狂猿』長岡上映会
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3186.htm

| 未分類 | 23:53 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

2021年 秋の映画祭巡り  ~映画祭巡礼記~

S東京特派員の映画祭巡礼記。
今回は今秋の映画祭をまとめて書いてくださいました。
ありがとうございます!
またお願いします!!

←東京国際映画祭

年末も近づいてきましたので今年の秋の映画祭で見た映画の感想をまとめてみました。

ゆうばり国際ファンタスティック映画祭(オンライン上映 9/16~9/20)
https://yubarifanta.jp/
『輝く瞬間』『奇跡』『ベースメント 全地下の家族』『おまめ映画菜~世界の食卓から~』
去年は3つぐらいのチャンネルでのライブストリーミング配信だったので遅い時間からだったり見たい映画が重なったりしてけっこう見るのが大変だったのですが今年はいつでも好きな時に見れるオンデマンド配信に変わって見やすくなりました。
韓国のインディーズ映画をいくつも紹介してくれる映画祭で今回見たのは長編3作品。
『輝く瞬間』は出演俳優で言えばシネコンで上映されてもおかしくない作品ですが見る側の既成概念を揺さぶるような映画で面白かったです。

SKIPシティ国際Dシネマ映画祭(オンライン上映 9/25~10/3)
https://www.skipcity-dcf.jp/
『宴の日』『シネマ・オブ・スリープ』『ケンザの瞳』『ライバル』『国境を越えてキスをして!』『ルッツ』『ミトラ』『この雨は止まない』『野鳥観察員』『親子の河』『鬼が笑う』『夜を超える旅』
去年に引き続きオンライン上映。会場のskipシティの近所に住む者にとってはなかなか辛いものがあります。
とはいえ今回初めて国際コンペ全作品見ることができたのはオンラインだからこそだったと思います。
リアル上映ならこんなに見れなかった。
グランプリの『ルッツ』はマルタ映画。伝統漁法が現代的な漁業の中で廃れていく様子を実際に現地の漁民を主人公役で出演させて描いた映画で抜きん出てました。
しかしほかの作品も大スクリーンで見たらまた違った感想を持つかもしれずオンライン上映の是非もちょっと考えたりしました。

山形国際ドキュメンタリー映画祭(オンライン上映 10/7~10/14)
https://www.yidff.jp/home.html
『ルオルオの怖れ』『語る建築家』
隔年開催の山形は初めてのオンライン上映。
やはり山形は行くとなるとなかなかハードルが高くいままで行けなかったのですがオンラインで今回初めて見ることができました。去年のゆうばりと同じスタイルのライブストリーミング配信なのはこれはあくまでもリアル上映の替わりなのだという意思の現れでしょうか。
夜は交流スペースが設けられたりして映画祭の雰囲気をなんとか再現しようという意気込みを感じました。
長時間の作品も多くが見れなかったし、やはり休みを取ってがっつり現地で映画漬けになるのが正しい山形の楽しみ方なのかもしれないません。
次回はなんとか現地に行きたいという思いを強くしたオンライン上映でした。

東京国際映画祭(リアル上映 10/30~11/8)
https://2021.tiff-jp.net/ja/
『オマージュ』『クレーン・ランタン』『ある詩人』『クリプト・ズー』

東京フィルメックス(リアル上映10/30~11/7 オンライン上映 11/7~11/23)
https://filmex.jp/2021/
『永遠に続く嵐の年』『永安鎮の物語集』『瀑布』『見上げた空になにが見える?』『時の解剖学』『ただの偶然の旅』

コリアン・シネマ・ウィーク2021(オンライン上映 11/2〜11/7)
https://www.koreanculture.jp/info_news_view.php?number=6965
『私は私を解雇しない』『最善の人生』

昨年と同じく東京国際映画祭はオンライン上映なし、同時開催のフィルメックスはリアル上映後に一部作品が配信、コリアン・シネマ・ウィークはストリーミング配信とまだまだコロナ下でそれぞれいろんなやり方を模索中だった印象です。
映画はスクリーンに映る前提で映像や音響が計算された物ですからスクリーンで見たほうがちゃんと作品本来の意図が伝わるのに比べると家庭のテレビではそのほんの表面的なところしか伝えられてないのではないかという風に思えます。
しかしゆうばりや山形まで、もしくは地方から東京まで出てくるのも大変でそれが現地に行かなくても見れる技術ができたのであれば使うのも進歩というものでしょう。
今はコロナのための緊急避難的に配信が使われてますが個人的にはまずリアル上映と同時にストリーミング、そしてフィルメックスのように本上映終了後に配信というスタイルがいいのではと思いました。
上映か配信かというのも問題ですがそれより映画祭の規模が縮小傾向なのがより気がかりかもしれません。
東京国際映画祭は六本木がなくなりシネコンでの上映もなくなりました。
フィルメックスも会場が小さくなりました。
どちらも作品数も減ってます。
また福岡でやっていたアジアフォーカスは去年が最後になりました。
日本は文化的活動に公的な援助が足りてない気がします。
『見上げた空になにが見える?』はこんな映画見たことない!という新鮮さと驚きがありました。
コロナ下を舞台にした『瀑布』、経済優先の社会の中で時代遅れになりつつも詩に打ち込む主人公を描いた『ある詩人』、労働問題を描いた『私は私を解雇しない』などが印象に残ってます。

263108701_1248648452282006_7374120535358985126_n.jpg
↑フィルメックス『瀑布』上映後のリモートQ&Aの様子です。

| 未分類 | 00:12 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

クレイジーモンキー



生死を賭けた最狂のエンターテイナー
家族思いな一面も、カッコいいです!

            神田伯山

↑六代目 神田伯山師匠がお墨付きでメッセージを送ってる
葛西純自伝『CRAZY MONKEY(クレイジーモンキー)』を読み終えました。

絵を描くことが好きな内向的などさん子が街にやってきた全日本プロレスの興行に足を運び、
間近でブルーザー・ブロディを目にしたことから始まる狂気のプロレス人生。

中でも白眉は試合中、敵の頭に中身の入ったコロナビールの瓶を思いっきり叩きつけ粉々に吹き飛んだ際、中指に激痛が走り、
「あっ、指が飛んだな」と確信をしながら見てみたら血は凄い出てるけど骨が見えてないから大丈夫と試合を続行。
大怪我したと思っても自己判断は骨が見えるか、見えてないかで決めるので試合後病院に運ばれ、
「明日、試合があるんでササッ、と消毒して縫ってください」などとお医者さんに伝えても、
「これ、指が皮一枚で繋がってるだけですよ。当分、欠場ですね」
などと診断を下され、指をつなぐ手術をして退院した翌日が娘の出産予定日だった。

などと命がけのデスマッチに身を投じ、これまでの一線を越えた試合と日常を振り返りながら
語られるライバルとの闘争に熱くなりはするものの、
割と客観視しながら、これまでの半生を語っていき後味がいいのは、
いわゆる野暮な暴露話とは距離を置いてることの他に
神田伯山師匠も着目した奥さんと子どもへの真摯な愛情が綴られていること。

特に子どもを溺愛し中学校に入った息子のためにお弁当作りに励んだり、
授業参観もできるだけ参加し、次第に校長先生に珍しがられてついに
学校でいじめ撲滅目的のプロレスを行ってしまうという、ほのぼのエピソードは
表紙を見ただけでは想像つかないのでは。

とはいえ先ほど、後味がいいなどと書きましたが、この本に登場する
橋本真也、ミスター・ポーゴ、ハヤブサ、BADBOY非道といづれも満身創痍の果てに鬼籍に入っており、
改めてプロレスはいろんな意味で命がけであり、彼らを接しながらも
世界中のファンが「カサイコール」で迎えることを
“こんなに幸せなことはない。
明日、死んでも後悔がないと言い切れる。”
と綴るのは余程の覚悟を腹に決めたからだろうと。

葛西選手というと担当者は週刊プロレスでキ〇ガイキャラとバナナというイメージが色濃く残ってますが、
数々のリング上での修羅場を体験して得た矜持がこの本から感じられました。
率直に言って唯一無二のデスマッチファイターとなっても
プロレスでは食っていけずにラブホテルの深夜清掃勤務で身体を捻っただけで、
膝が悲鳴を上げて損傷してしまうほどボロボロの身体なのに
全てはお客様と自分が生きてる実感を得たいがために血を流していく様は
突き抜けた者だけが悟りたどり着いた境地だと。

ミッキー・ローク主演の『レスラー』はひたすらカメラは、
主演のレスラーの背中を映して物語が進行していき、
背中が主人公の心の胸の内を語っていくよう撮られてると感じ、
『狂猿』の中では「俺の背中を見ろ!」と数多のデスマッチで傷だらけとなった凄まじい背中、
この本でもグラビアで撮られていますが、
あの背中がスクリーンに映し出されたときに、
この本に書かれている
“読んでくれた人が、明日から何かを変えたり、挑戦する気持ちを持ってくれるような「刺激」を受けて、
予定調和な毎日に少しでも狂いが生じてくれたらと思う。”
これが『狂猿』を観た方にも同じことが言えるハズです。

『狂猿』予告編 
https://www.youtube.com/watch?v=dFmU-PtPaDc&t=105s

12月26日『東京クルド』長岡上映会
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3180.html

12月26日『狂猿』長岡上映会
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3186.htm

| 未分類 | 21:59 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

五藤利弘監督新作 『日光物語』始動

71QQ8hXy7LACSL1287.jpg

日光市を舞台にした映画「日光物語」の制作発表が1日、日光市役所で行われ、主演を務めるミュージシャンのスネオヘアーさんやヒロイン役でAKB48の武藤十夢さんなどが意気込みを語りました。
「日光物語」は日光市を舞台にした劇場映画で映画の製作実行委員会には日光市の粉川昭一市長が名誉会長に就任しています。
撮影は全て日光市内で予定されていて、カフェのオーナーやその家族、周辺の人々や日光を訪れる人などによる人情物語が描かれます。
カフェのオーナー大場嘉門役をミュージシャンのスネオヘアーさんが演じます。
日光市を訪れるヒロイン役はAKB48の武藤十夢さんです。
監督は新潟や茨城などを舞台に地域に根ざした映画づくりをしている五藤利弘監督で栃木県内で映画を作るのは鹿沼市に続き2度目です。
映画「日光物語」は年内に撮影され2022年春に日光市内でお披露目されたあと全国公開の予定です。

https://news.yahoo.co.jp/articles/87b9e246eae4f0de54d92ede04a208d98e74912e

↑長岡出身・五藤利弘監督の新作『日光物語』の制作発表され主演に監督と同じく長岡出身スネオヘアーさん、武藤十夢さんが決定したと報じられました。
たぶん五藤監督ほど毎年毎年短編も含めて精力的に映画を撮影してる映画監督はそんなにいないハズ。
数多いる日本の映画監督の中で稀有な存在ではないかと思います。

「僕なんかのとこに来るということはとても困っているんだろうな(笑)と。」
と同郷のよしみなのかスネオヘアーさんのブログにあるので、今回はまた急な撮影になったことは想像でき、
そもそも8日にクランクインでスネオヘアーさんは確か12月17日の米百俵フェスに出演するハズなので、
撮影期間もそんなにないのかもしれず、今頃準備でてんてこ舞いでしょうが無事のクランクアップを願います。

https://lineblog.me/suneohair/archives/9466142.html
↑こちらのスネオヘアーさんのブログを読むと『ゴジラ』の宝田昭さんに『MINAMATA』で称賛された岩瀬晶子さんも出演。
そして『おかあさんの被爆ピアノ』に続いて、今回は寅さんでいえばマドンナにあたる役を武藤十夢さんと、
撮影前から見どころがたくさんあるように思います。

そしてやはり聴きどころで期待したいのが、
『モノクロームの少女』では「ホームタウン」、
『雪の中のしろうさぎ』には「眠りにつく頃」と五藤監督作に名曲を提供してきた
スネオヘアーさんが主演ということなので、当然また聴きごたえのある主題歌を歌ってくれないだろうかと希望します。

| 未分類 | 22:32 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

『東京クルド』予告編 アオーレ長岡大型ビジョンにて放映中



先日は朝からアオーレ長岡3楷ながおか市民協働センターを徘徊。
恒例の「らこって」のチラシ組み作業に参加するものの、サスガに12月はイベントが少ない模様。
終了後のお茶会にてボランティアスタッフの方に『狂猿』を紹介、
「蛍光灯で殴り合ってリングの上に画鋲をバラまいて闘ってしまうんですよ」
などと言ってもなんのことか想像できないだろうと実感。
ただながおか市民協働センターの担当の方がタイムリーだからと『東京クルド』を観に来てくださるそうで嬉しく思いました。

夜はDM発送作業でいつもよりも人数は少なかったものの、
参加者の一人が9月に長岡ロケなびに登録して早速アーティストのMVエキストラに応募、
もしかしたらとBTSを期待し現場に行ったらNGT48のMVだったそうで、
エキストラ参加の様子をつぶさに尋ねてしまいましたが、
被爆ピアノコンサートにあおちゃんが参加したこともあってなのか、
今年後半になってからの躍進がなんか凄いなぁ、と思ってます。
あおちゃん、新曲の選抜メンバー抜擢おめでとうございます!
と思ってたらNegiccoとRYUT'istの事務所が合同会社を設立し、
次世代アイドルさんの発掘に乗り出すそうで潟ドル界隈はまだまだ熱くなりそうだと。

あと『香川一区』のように『新潟五区』のドキュメンタリーをやはりどなたか撮影するべきだったと。
選挙が終わってもまだ話題を提供してくれるとはとやじ馬で話してました。

たまたま『東京クルド』の予告編を大型ビジョンで目撃。
https://www.youtube.com/watch?v=1uHmIxk9bhk
もうちょっとクリスマスツリーに寄ってこの画像を撮影すれば、
映画と対比になるんじゃないかと後の祭りで、
いきなりだったのでこの1枚しか撮影できませんでした。

大型ビジョン放映に尽力いただきました方々ありがとうございます。
またシネ・ウインドのロビーのモニターでも流れてるハズです。
こちらもご協力ありがとうございます。

ついでに『狂猿』の方は不特定多数の人が目にすることを理由に、
https://www.youtube.com/watch?v=dFmU-PtPaDc&t=105s
↑こちらの劇場版の予告編放映は待った!がかかりました。

12月26日『東京クルド』長岡上映会
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3180.html

12月26日『狂猿』長岡上映会
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3186.html

| 未分類 | 23:13 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

| PAGE-SELECT | NEXT