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長岡アジア映画祭実行委員会!ブログ

新潟県長岡市で活動します長岡アジア映画祭実行委員会!です。

2023年01月 | ARCHIVE-SELECT | 2023年03月

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第14回・座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバル ~映画祭巡礼記~



S東京特派員の映画祭巡礼記。
今回は初参加の「座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバル」
読んでみると、その場にいたかったという思いがしました。
またよろしくお願いします!

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座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバル 「第14回特集“教育“について」
映画祭ではなくTV・映画の枠にとらわれないのでフェスティバル。
今回のテーマは教育です。今年は2本見ることができました。

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『Blue Island 憂鬱之島』2022年 チャン・ジーウン監督
こちらはゲストセレクター枠での上映。選んだ人は森達也監督。
『Blue Island 憂鬱之島』は現在の香港民主化運動を扱った映画かと思っていたのですが実際は違っていて、過去に大陸から逃れてきた人、1960年代の暴動、天安門事件などと香港の関わり合いを描いた映画で再現ドラマの部分など自分は見ているんだろう…これはドラマ?ドキュメンタリー?という思いがよぎったりしたのですが見続けるうちにこうしたものが「香港の現在」を形作ってきたのだな…と現在の運動につながる歴史を感じさせて、異色のドキュメンタリーでした。
上映後のセレクションした森達也監督と観客の質疑応答では中国からきたと思しき若い女性たちからの「しょせん一部のエリートたちが不満を抱いてるだけじゃないか」「抗議活動をするほうの暴力性を描いてない」「個人的なエモーションだけを描いた映画」といった批判に真摯に答えていたのが印象的でした。
高円寺ドキュメンタリーフェスティバル、ドキュメンタリーならではということでしょうか、質疑応答も熱かったです!

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『ヘイ!ティーチャーズ!』2020年 ユリア・ヴィシュネヴェッツ監督
こちらは珍しいロシアの教育現場を描いた映画。
モスクワから地方の学校に赴任した新人教師2人を主人公に彼らの1年間を映画は追うのですがロシアの教育事情、90分の映画からも問題山積、というのが見えて興味深かったです。
映画の上映後にはロシアの監督とオンラインでのトークもあったのでさらに興味深い話が聞けそうだったのですが時間がなくて断念。きっと熱心な質疑応答になったんじゃないかと思うので残念でした。

おまけに『スープとイデオロギー』 2021年 ヤン・ヨンヒ監督
こちらチケットが売り切れで見れなかったのですが同じ日に横浜シネマリンでも上映していたのでそちらで見ました。
ヤン・ヨンヒ監督は自分の家族を題材に映画を撮っていますがこの映画は母親が主人公。大阪で空襲、疎開先の済州島で虐殺に遭遇、南側の政府とその後ろ盾のアメリカに幻滅、日本に帰り当時成立した北の政権に参加、3人の息子を北に送り出す…イデオロギーに振り回され過酷な人生。
そしてなんとも残酷なことに封印してきた虐殺の体験を語ったことで認知症が進んでしまう…ラストの切れ味がまたすさまじくて深い余韻を残す映画でした。
これも北のイデオロギー教育が人の一生に影響を及ぼす、という意味においては教育を扱った映画とも言えそうです。
高円寺にはヤン・ヨンヒ監督が来られていたというので観客と熱いやり取りがあったのでしょう。うう、残念。

さらに脱線しますが最近配信サービスJAIHOで見た『バッハマン先生の教室』も教育を扱ったドキュメンタリーの秀作でした。
教育をテーマにしたドキュメンタリーを立て続けに見ていろいろ考えさせられて刺激的でした。
いつも2月は忙しくてなかなか行けないのが残念。来年こそはもっと通いたいと思います。

http://zkdf.net/

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こちらで上映会を開いた『乱世備忘 僕らの雨傘運動』『デニス・ホー ビカミング・ザ・ソング』そして上映された『Blue Island 憂鬱之島』はいづれも小林三四郎氏が代表を務める太秦の配給作品。
三四郎氏は香港民主化運動に強いシンパシーを抱き『Blue Island 憂鬱之島』ではプロデューサーも買って出たハズ。
その香港民主化運動をテーマにした作品は当然、香港そして中国での上映は不可能なので、
時折、大陸の人たちはこのテーマにどんな感想を抱くのか興味を覚えてましたが、
特派員のレポには“中国から来たと思しき若い女性たち”が観に来て映画を批判し、
なるほど、こういう感想を抱くのかと
それに聞き入り真剣に応えていたという森達也監督。
改めてこの場にいたかった強い思いを抱きました。

レポにあった森達也監督、ヤン・ヨンヒ監督のほか、このドキュメンタリーフェスティバルには原一男監督、是枝裕和監督、大島新監督と大物たちが次々と登壇してるようで豪勢に思いました。

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FMながおか 「ムービーズ ゴー!ゴー!」 『空に聞く』小森はるか監督登場



昨日は小森はるか監督に長岡まで来てもらってFMながおかの映画情報番組 「ムービーズ ゴー!ゴー!」の収録。
放送開始から25年経つ長寿番組の「ムービーズ ゴー!ゴー!」の初期は市民映画館をつくる会事務所にて収録し、
その当時はマイクやPAなど大掛かりな機材を使用し収録してた覚えがありましたが、
今は小型レコーダー1台で十分という軽量化となってるので、
アオーレ長岡の市民協働ルームを借りての収録となりました。

というわけで担当者も久しぶりにDJ・WADAさんとDJ・akkoさんにお会いして収録に立ち合い、
インタビューのスペシャリストであるDJ・akkoさんにお任せしてスムーズに収録は進行しており、
小森監督も息の合った二人を前にして、『空に聞く』について気持ちを込めて語っておりました。
最後に小森監督のリクエストの曲を番組で流すということになり、
この場で決められず、後で伝えることになったので放送時はどんな曲がかかるのかも楽しみです。

収録を終えての雑談の中で小森監督に最近観た映画を尋ねたら、
つい昨日、シネ・ウインドで『土を喰らう十二ヵ月』を観賞したとのこと。
やはり小林茂監督『風の波紋』も担当した松根広隆カメラマンの撮影も注目してのようでした。

DJ・WADAさんとDJ・akkoさん、この度はありがとうございました。
またの機がありましたら、ぜひお願いしたいと思いました。

FMながおか「ムービーズ ゴー!ゴー!」は毎週木曜日18時30分より放送、
3月2日(木)はシネミシュランというコーナーで『空に聞く』を紹介
3月9日(木)にこの日に収録した小森はるか監督のインタビューを放送のようです。

http://www.fmnagaoka.com/timetable/

以下、今回の小森はるか監督のラジオ出演をまとめると

3月1日(水)FMながおか 『Fなが・人の輪地域の輪』 午前8:30ころ~   再放送 午後7:00

3月1日(水)BSNラジオ 『四畳半スタジオ』 午後1時~ 
3月8日(水)BSNラジオ 『四畳半スタジオ』 午後1時~

3月9日(木)FMながおか 『ムービーズ ゴー!ゴー!』 午後6時30分~

ぜひともご注目ください。

ちなみに本日、FMながおかのパーソナリティで『Fなが・人の輪地域の輪』の相手役を務めた佐藤央さんが
朝の番組で小森はるか監督を電話収録したエピソードを話したようで、
聴いてたリスナーより、さっそくこちらに『空に聞く』上映会の予約の申し込みがありました。
ありがとうございます!

3月12日 『空に聞く』長岡上映会
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3638.html

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BSNラジオ 「四畳半スタジオ」 『空に聞く』小森はるか監督登場

©KOMORI HARUKA

昨日に続いて『空に聞く』小森はるか監督のラジオ出演情報。
今度はBSNラジオの人気番組「四畳半スタジオ」に3月1日(水)と3月8日(水)と二回も登場します。
番組はどちらも13時より放送開始で小森監督は
「この人に聞きたい!」ゲストをお招きして「聞きたいこと」を伺うコーナー「四畳半の教室」に登場。

パーソナリティはもちろん我らが遠藤麻理さん。
お二人は『阿賀に生きる』が縁で何度かお会いしたことがあるそうです。
たぶん互いの気心を知ってる二人の洒脱なトークになるのではと想像します。

さらに8日の方には3月12日『空に聞く』上映の前にライブを披露するウィズコーションの曲が流れるかもしれません。

昨日の記事の通り3月1日はFMながおかの『Fなが・人の輪地域の輪』(午前8:30ころ 再放送 午後7:00)の電話収録で
小森監督が登場するので、ある意味、大袈裟とはいえ電波ジャックとも言えるかもしれません。

さらに実は本日、小森監督に長岡に来てもらってFMながおかのもう一つの番組収録を行いました。
こちらの方もいづれ登場日時をお伝えしたいと思います。

「四畳半スタジオ」公式HP
https://www.ohbsn.com/radio/programs/ttm/index.php

3月12日 『空に聞く』長岡上映会
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3638.html

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FMながおか 「Fなが・人の輪地域の輪」 『空に聞く』小森はるか監督登場

©KOMORI HARUKA

小森はるか監督作『空に聞く』は東日本大震災後、
約3年半にわたり「陸前高田災害FM」のパーソナリティを務めた阿部裕美さんに取材したドキュメンタリー映画。
ということで新潟に移住した小森監督にぜひラジオで『空に聞く』を語ってもらいたいと思い、
FMながおかに出演させてもらえないか交渉したところ二番組に登場します。

そのうちのひとつ佐藤央さんがパーソナリティを務める『Fなが・人の輪地域の輪』 に電話収録を終えて、
放映日が決まったのでお知らせします。

『Fなが・人の輪地域の輪』  3月1日(水)  午前8:30ころ   再放送 午後7:00

http://www.fmnagaoka.com/timetable/

またこの日、3月1日には別の放送局の番組にも登場します。
いずれまたこちらに掲載します。

3月12日 『空に聞く』長岡上映会
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3638.html

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水俣病 歌を聞き知って ~かくしてバンドは鳴りやまず24~



水俣病 歌を聞き知って
胎児性患者・古山さん(新潟)の詩に曲を付ける
長岡・柏崎 60代バンド、CD化

母親の胎内で有機水銀中毒となる胎児性水俣病患者として本県でただ一人、行政に認定された古山千恵子さん(57)=新潟市=の詩を基に、長岡市と柏崎市の60代男女でつくるアマチュアバンドが曲を作り、CD化した。メンバーは「水俣病が今も続いてる事実を知ってほしい」と呼びかけている。
 
 バンドは「With Caution(ウィズコーション)で40年ほど前に長岡市の若井武美さん(69)と柏崎市議の飯塚寿之さん(63)が結成し、現在は5人で活動している。平和や人権、水俣病、新潟水俣病をテーマにした曲をつくり、発表してきた。

 2年前、飯塚さんが新潟水俣病を学ぶツアーで古山さんのことを知り、支援者を通して詩を受け取った。季節を変わる喜びや、人が信じ合う素晴らしさを表現しており、「曲を付けて歌いたい思いが湧き出た」と振り返る。

 古山さんは新潟市の障害者支援施設で暮らしており、新型コロナウイルスの影響で面会ができなかった。メールで確認を依頼し、約1年がかりで6曲を完成させた。
古山さんからの詩から「人間同士が学ぶ大切さを感じた」(飯塚さん)として、CDのタイトルは「にんげん」とした。

 「きせつってすてき」の歌詞は「春 土から 葉っぱの芽が生えて」「雪のつぶ可愛い きれいだね」と四季の美しさを表現している。「ふれあい~信頼~しあわせ」の歌詞は「お互い信頼が生まれる なんてすてきなことだろう」とする。付けた曲委はいづれも、ギターやキーボートの優しい音が音色が心地よい。

 新潟水俣病は1965年に公式確認されたが、いまだ解決していない。飯塚さんは「社会の繁栄は多くの犠牲の上に成り立っている。新潟水俣病を教訓にしなければいけない」と曲に込めた思いを語る。

 古山さんは支援者を通じて「小さい頃から詩を歌にしてほしかった。歌になってうれしい」との声を寄せた。若井さんは「古山さんの前で歌いたい」と熱望している。
 CDは販売せず、依頼があれば出向いて演奏する。
問い合わせは若井さん、090(1192)1185。

https://www.niigata-nippo.co.jp/articles/-/180242

2月24付の新潟日報社会面に毎年3月の上映会で福島への思いを歌うバンド、ウィズコーションが大きく記事となってました。
おそらく3月12日の『空を聞く』上映会で、この新曲が披露されるのではないかと思います。
ぜひご期待ください!

With Caution プロフィール

□吉岡佳代 キーボード
飯塚寿之 ボーカル、ギター、ブルースハープ
星野 淳 ギター、ボーカル、コーラス         
坂詰 浩 ベース  
若井武美 パーカッション、コーラス

1980年結成、およそ10年間、長岡を中心に活動。
しばらく休止したが東日本大震災と「福島第一原発事故」後、活動を再開。
当初のメンバーに一人が加わり、しばらく活動、2021年にベース、そして2022年にキーボードが加わり、現在の活動は5人。
曲はオリジナル、「命と大地(地球)にLoveSong」をポリシーに、「どこでも1曲でも」をモットーとして県内中心でLive活動展開中。

3月12日 『空に聞く』長岡上映会
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3638.html

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3/4(土)『百姓の百の声』初日イベント開催! @シネ・ウインド



昨年末の高田世界館に続いて柴田昌平監督『百姓の百の声』がシネ・ウインドで3月4日から3月17日公開が決定。
初日の3月4日に柴田監督をお招きしての初日イベントの開催が決定。

https://www.cinewind.com/information/3-4-2/
↑こちらから転載します。

3/4(土)『百姓の百の声』初日イベント開催!
2023年2月21日
シネ・ウインド
これまで『ひめゆり』『森聞き』『千年の一滴 だし しょうゆ』『陶王子 2万年の旅』の上映でお世話になり、上映ごとに多くのファンを新潟に増やしてきた柴田昌平監督。その柴田監督が日本全国の農家を訪ね、彼らの知恵・工夫・人生を、美しい映像とていねいなインタビューで紡いだ最新ドキュメンタリー映画『百姓の百の声』を3/4(土)から上映します。

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百姓の百の声
今回の新潟上映にあたり、県内の農家をゲストに招いてトークショーが決まりました。
多くの方のご来場をお待ちしています。(協力 生活協同組合パルシステム新潟ときめき様)

★3/4(土)『百姓の百の声』10:00の回上映後、ゲストトークを開催
【ゲスト】
◇永塚 崇嗣さん(農家/コメ・果樹を生産 (株)果香詩 代表)
◇竹野 勝行さん(農家/コメを生産 (株)伊彌彦 代表)
◇柴田昌平監督

※料金:大人1800円、学生・シニア1200円、会員1100円、学生・シニア会員900円
※チケットはオンライン&窓口にて販売中
※各種招待券は使用不可
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『百姓の百の声』公式HP https://www.100sho.info/

画像は高田世界館で柴田監督と記念撮影。

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東日本大震災12年 被災者の声、届け続け 長岡で来月12日 災害FM局の記録映画 /新潟

©KOMORI HARUKA

東日本大震災12年
被災者の声、届け続け 長岡で来月12日 災害FM局の記録映画 /新潟

地域 新潟
映像・音楽
毎日新聞 2023/2/21 地方版

東日本大震災からまもなく12年。市民団体「長岡アジア映画祭実行委員会!」が3月12日、ドキュメンタリー映画「空に聞く」(2018年、小森はるか監督)の上映会を開く。同実行委は「3・11を風化させてはいけない」と、毎年この時期に関連映画を長岡市で上映。今回上映するのは被災した人々の営みを伝え続けたラジオパーソナリティーに密着した作品だ。【内藤陽】

「空に聞く」は、地震による津波で市街地が流されるなど甚大な被害の出た岩手県陸前高田市が舞台。2011年12月に臨時災害放送局として設立された「陸前高田災害FM」でパーソナリティーを務めた阿部裕美さんに密着した記録映画で、被災者の声に耳を傾け、それを届け続ける阿部さんの目を通して、死者を弔いながら復興していく街が描かれている。

https://mainichi.jp/articles/20230221/ddl/k15/040/137000c?fbclid=IwAR02497Va6V1fAq1QS0mPsuoDW3HLASeYUD8aLb-noVNltme45SsTMzmuwg

昨日の毎日新聞新潟版に『空に聞く』長岡上映会の記事が写真入りで大きく掲載されていました。
ネット版で無料で読めるのはここまでなのですが、
紙面には担当者への取材記事もあり、
sora tob sakanaのヲタTを着たマヌケ面も晒されてる塩梅で恥ずかしい限りで、
やはりジャッキー・チェンがどうのこうのと話してました。
記者の方は以前にも書きましたが、
東日本大震災の時は福島支局のデスクだっただけに、
この時期に開催してる震災関連の上映会に関心があったようで、
これまでの作品が記事の中にリスト化されてました。

『ほうきに願いを』『春を告げる町』『おだやかな革命』『奪われた村 避難5年目の飯舘村民』『大地を受け継ぐ』『小さき声のカノン 選択する人々』『東電テレビ会議 49時間の記録』

3月12日 『空に聞く』長岡上映会
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3638.html

3/25 劇場版 『荒野に希望の灯をともす』 長岡上映会
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3645.html

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♪メーテル またひとつ星が消えるよ



2015年に松本先生をインタビューしたことがあるんですけど、タイプ的にはムツゴロウさんに近い、世間的なイメージと違っていい意味でデタラメな人だったんですよね。
なにしろ「太田裕美さんを乗せて、ジェット機を私が操縦したこともあった。無免許運転ですよ」「北海道のほうだったんで、まず北方領土を見てから行こうって言って。それで1万メートル以上進んで行ったら正規の操縦士が『レーダー! レーダー!』って言うから見たら、点々が7つも上がってきて、ソ連軍のスクランブルでした」とか、とんでもないことを言い始めるんですよ。さらには「ケニアの草原でライオンと決闘しようと思ったときは……」なんて話も始めたりで、全然漫画の話にならなかったという。
とにかく晩年まで元気だったのでその秘訣を聞いたら、「健康の秘訣は、ガキのとき思いきり暴れたのが必ず体力の基礎を築いてるわけ」「私も暴れん坊でした」とのことでした。

https://news.yahoo.co.jp/profile/commentator/yoshidago

↑松本零士先生死去に関して吉田豪さんらしい追悼記事が最高なので転載させていただきました。

もちろん『宇宙戦艦ヤマト』に『銀河鉄道999』をテレビや映画で観て育った世代なのに、
原作の方は熱心な愛読者ではなかったことをお許しください。

ただ松本先生で覚えてることに自宅にマンガ博物館と言っていいほど貴重な漫画をたくさん収集・保管し、
火事になっても無事なように耐火性の書庫にし、
そこへテレビの収録で昔読んだ貴重な漫画を探してる男性が登場、
松本先生が所有してるのではないかということで、
その書庫から貴重な漫画本を探して、その男性になんの躊躇もなく貸して、
「漫画は読まれるものだから」と男性が喜んで読んでる姿を嬉しそうに見つめてる先生の姿でした。
たぶん巨匠となっても、そんなスタンスで漫画と付き合ってるように思いました。

そしてゴダイゴの「ガンダーラ」と並ぶ代表曲「銀河鉄道999」の歌詞

♪あの人の目がうなずいてたよ 別れも愛のひとつだと

↑初めて聴いた時から今も痺れまくってます。

さらにテレビ版のエンディングテーマ、ささきいさお様の「青い地球」
先生の訃報とともに久しぶりに聴きましたが思ってた以上に深すぎました。

https://www.youtube.com/watch?v=6bP_1NpVZ2c

森雪とメーテルとまなると、やはりメーテルだよなぁ。

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ミュージカル 「バックトゥザ・フーちゃんⅡ」DYD上映会とお話 



上映会をお手伝いいただいてるYさん主催でDVDの上映会がありますのでご紹介します。

~ふくしまの声を未来へつなげ!~
ミュージカル 「バックトゥザ・フーちゃんⅡ」DYD上映会とお話 

東日本大震災で東北から関東の沿岸部は地震と津波で大きな彼害を受けました。
そして、福島では原発事故で避難を余後なくされ、今もふるさとに帰れない人たちがおおぜいいます。
豊かな自然に恵まれ、人々が助け合って暮らしてきたふるさとに帰りたい思いを、
子供と大人たちが希望を持って歌いつないでいます。
この思いを多くの皆さんに感じていただき、
原発事故という最悪の事態が起こらないように考えていきましょう。

内容
■ミュージカル 「バックトゥザ・フーちゃんⅡ」DYD上映
■「福祉原発訴訟津島被害者原告団」三瓶春江さんのお話と意見交換

日程
3月25日(土)

時間
14:00~17:00
(13:30開場)

会場
長岡市社会福祉センター「トモシア」3階 多目的ホール

料金
前売り1,000円 当日1,200円
(高校生以下 半額)

主催者
ミュージカル「 バックトゥザ・フーちゃんⅡ」DYD上映会実行委員会

お問い合わせ
☎ 090-5214-1798

https://nkyod.org/ticket-list/325959

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ジョニー・トー ベルリン映画祭で語る



映画はずっと最前線、先頭にあると思う。
専制支配が存在した時に、
人民が自由を失くした時に、
真っ先に被害を受けるのは大体映画だ。
多くの場所で起きたことだ、
必ず文化を中断させる。
映画の文化は直接、観客の心に届くものだ。
だから独裁者はよく映画を弾圧する。
香港は…いえ、失礼…
世界中の自由を求める国々と人民はみんな映画を応援すべき、
代わりに声を届けてくれているから。

https://twitter.com/manjyukatsuki/status/1626336005975588864
↑こちらより翻訳を引用させていただきました。

長岡アジア映画祭で『PTU』『チャウ・シンチーの熱血弁護士』『冷たい雨に撃て、約束の銃弾を』を上映した
香港の巨匠ジョニー・トー監督が先ごろ開幕したベルリン映画祭で審査員を務める際の記者会見で述べた発言が、
香港のメジャー監督としてかなり踏み込んだ、覚悟を決めての発言として注目を集め、波紋を広げてるようです。

実際にこの発言でジョニー・トー監督作が今後お蔵入りの可能性があると、
中国メディアは伝えてますが、
ジョニー・トーの代表作の1本が『ヒーロー・ネバー・ダイ』
これくらいでくたばるようなジョニー・トーではないハズです。

多くのジョニー・トー映画のテーマはロマンと義俠心、
それに倣ったジョニー・トーらしい発言と言え支持を表明するためここに掲載いたします。

画像は『PTU』
拳銃を失くした刑事というジョニー・トーが尊敬する黒澤明監督作から『野良犬』をモチーフにしながらも、
予想外の方向へあちこちへと跳ね返りながら凄まじい大団円となるジョニー・トーらしき秀作。
県内初上映を目指して結構、苦労してようやく映画祭での上映が決まった後に、
先にシネ・ウインドで公開となりズッコケた覚えがありますが、
思えば全編に渡る香港の路上の夜景が魅惑的で美しくもある1作でした。

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雪しか祭りのSignal



雪しか祭り 2月18日 Signal セトリ

みどりと森の運動公園
情熱の電源
365日の紙飛行機
Maxとき315号

急遽、雪しか祭りにあおちゃん(古舘葵さん)もメンバーのNGT48の派生ユニットのSignal(シグナル)の登場が決定し、
リリックホールへと足を運びました。
雪しか祭りというと市民映画館をつくる会の時に『東京日和』上映会のチラシ配りに行った以来のようは気がし、
てっきり雪原にステージを組んでるのかと思い、
これは久しぶりにケチャやらロミオなどではっちゃけることができるのかと思いきや、
リリックホールのコンサートホールでの開催なんで大人しく座っての観賞でしたが、
さすがに前列の大きなお友達は色とりどりのサイリウムを振ってアピールしておりました。

Signalとはピアノを特技とするあおちゃんとNGTの歌姫・三村妃乃さん(ひのちゃん)、ギター女子の川越紗彩さん(さあや)と結成したユニット。
今回はコンサートホールにあるグランドピアノでの貴重なあおちゃんの演奏はかなりレアなライブではないかと。
いつもキーボードの印象なので。
ただ今回のライブはアコースティックな演奏と歌姫の生歌に加えて、
あおちゃんとさあやも加わってのハーモニーがとてもキレイだったのが特筆。

「365日の紙飛行機」と「Maxとき315号」は隣のリリックホールシアターでの被爆ピアノコンサートで,
あおちゃんが弾いた曲でもあるので、
今日は一段と思い入れを込めて弾いたのではないかと思います。

しかし担当者の座席はピアノのあおちゃんよりもギター女子のさあやが目前にいる位置なので、
グラビアもこなしNGTで一番の美女だと担当者は思ってる、
さあやと勘違いも含めて何度もレスをいただいたので、
あおちゃん卒業後はさあやが推しメンになるのかと。

遅れてきたバナナカボチャの佐藤さんはピアノを弾いてることに感心しながらも、
なかなかのことを言うので、否それはとSignalについてレクチャーしておりました。

あおちゃんの卒業理由は大学進学を決めてのことで、
まじめな性格のようなのでおそらくアイドルとの両立を何度も何度も検討したことと思いますが、
卒業を選んだ選択を支持し、これからも輝く日が訪れますことを祈念します。
多分、卒業公演はチケット取れないと思うので、これが最後の生のあおちゃんではないかと。
改めてあおちゃん、ありがとうございました。

メンバーとライブの様子は↓こちらの公式を。
https://twitter.com/official_NGT48/status/1626887275459276801

しかしSignalの後はドイツのオペラ歌手とピアニストの公演があって、
それもかなりガチなもんだから雪しか祭り、いつの間にか凄いことになってるんだと。
無銭でいいのかと。

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情熱の電源



バナナカボチャの佐藤さんの軽トラに乗せてもらい、
長岡は勿論、栃尾を中心に与板、見附と上映会の紹介にまわりました。

こちらは夜勤明けのハイなテンションでしたが、
ちょうど佐藤さん特有のテンションに合ってしまい、
何度も爆笑しながら東へ西へと駆け巡っておりました。
佐藤さん、どうもありがとうございます。

ポスター貼り日和といえる晴天で、
あれは中之島のあたりからなのか目前に広がる守門岳と粟ヶ岳の白い山脈がとても美しく、
やはり新潟県ってイイよなぁ、とこんな形で感じておりました。

画像は栃尾でランチということでお世話になってる豆撰さんにて「生搾り豆乳入りあぶらげカレー」をいただきました。
ミスマッチに思える組み合わせが豆乳によってマイルドに包まれる逸品。
佐藤さん共々、美味しくいただき完食しました。

ところで車中にて明日の雪しか祭りのステージにあおちゃん(NGT48の古舘葵さん)が来るんですよ!
と伝えた佐藤さんの反応ははたして?

3月12日 『空に聞く』長岡上映会
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3638.html

3/25 劇場版 『荒野に希望の灯をともす』 長岡上映会
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3645.html

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Happy



昨晩はDM発送作業をアオーレ長岡市民協働ルームにて。
YouTubeのストーンズのライブをBGMにしたものの、
あてにしてた半数がキャンセルとなってしまい、
せっかく差し入れしたこの時期の長岡名物のシュークリームも
作業も余ってしまいましたが、
ともかく参加いただいた方々、ありがとうございました。

美松のシュークリームというと、
今から11年前のちょうどこの時期に『冬のアルパカ』を撮影しており、
現場にシュークリームを差し入れしたところ、
それを目にした原田監督やスタッフが、
強面の高利貸し役の当時の毎日新聞長岡支局長に食べてもらい、
強面なのに甘党というギャップを生むことになって、
なるほどこうして柔軟に撮影に取り入れていくんだと感心したりしてました。

3月12日 『空に聞く』長岡上映会
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3638.html

3/25 劇場版 『荒野に希望の灯をともす』 長岡上映会
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3645.html

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「ブルース・リー 友よ 水になれ」



「私は人種差別を伝統とみなす意見には決して従わない。肌の色が黒だろうと白だろうと、仮に青だろうと赤だろうと、何の隔たりもなく親交を持つことができる」

2023年はブルース・リー没後、そして『燃えよ!ドラゴン』公開から50周年の年。
その節目の年のアカデミー賞最優秀主演女優賞に“Goddess of Action アクションの女神”ミシェル・ヨーが主演女優賞に輝くのかも注目してますが、先ほどNHKで放映され大きな反響を巻き起こした『映像の世紀 バタフライエフェクト 「ブルース・リー 友よ 水になれ」』が今晩0時30分より再放送されます。
先回の放送は不覚にも見逃してしまい、その後にエゴサして感想を読んで激しく後悔したものですが、
民族紛争の地、旧ユーゴスラビアで融和の象徴としてブルース・リーの銅像が建てられたこと、
そして最近の香港民主化運動のスローガンとして「水になれ」が合言葉になったことを押さえてるようなので、
これはぜひとも見なければ、と思ってます。
ただ某ヤクザ俳優が登場してましたがコンプライアンス的に大丈夫なのかと余計なことも。

冒頭の言葉は香港ではアメリカ生まれのチャイニーズとして疎外感を持ち、
ハリウッドではアジア人というだけで門前払いを食らったブルース・リーの言葉だけに重みを感じました。
差別の言葉が平然と総理大臣の口から出る世の中となっただけに余計に。

『映像の世紀バタフライエフェクト「ブルース・リー 友よ 水になれ」』

ブルース・リーは、香港とアメリカの両方の社会で疎外されながら、国籍・人種の壁を越えてハリウッドで大成功を収める。鍛え上げられた肉体と甘いマスク・そして死後、分断された世界のヒーローになった。バスケットボール界のスーパースター、IT革命を支えた中国系アメリカ人社会、戦禍を生き抜いた旧ユーゴスラビアの人々、香港の民主化運動。夭折のヒーローが残した「友よ水になれ」という言葉は、世界を変えていった。

【語り】山田孝之

再放送:NHK総合 2023年2月16日(木)午前0:30 ~ 午前1:15 (45分)

https://www.nhk.jp/p/ts/9N81M92LXV/schedule/te/JPRQQ633QW/

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恋の面影



ご存じのようにバート・バカラックの訃報を聞き、
昨年リバイバルで観賞した『明日に向かって撃て!』の「雨にぬれても」が流れる幸福な自転車シーンがすぐに想起し、
一応、カーペンターズの」名曲「遥かなる影」はバカラックだと知ってたものの、
クリストファー・クロスの「ニューヨーク・シティ・セレナーデ」とか、
ディオンヌ&フレンズの「愛のハーモニー」とかの世代なので、
あれもバカラックだったのかと驚き、
「愛のハーモニー」は最初はロッド・スチュワートでこちらもイイなぁ、などと、思ってたら
ダスティ・スプリングフィールド「恋の面影(The Look of Love)」までそうだったのかと。

以前、ルー・リードが亡くなった時も書いてましたが、
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-187.html
この「愛の面影」を初めて聴いたのが、
1997年に釜山国際映画祭目当てで足を運んだ釜山の劇場で観た『接続 ザ・コンタクト』。

当時出始めたE-mailで偶然繋がった男女のラブストーリーで、
この二人が会うか会わないかのすれ違いがドキマギさせて、
韓国語がわからずとも、観ていくうちに自分好みの映画だとかなり興奮しながら、
満席の地元のお客さんと観賞した忘れられない映画となりました。
あと耳に心地よい韓国語を話すチョン・ドヨンにすっかりのぼせてしまいました。

ラジオディレクター役のハン・ソッキュが番組で流す曲が
ヴェルベッド・アンダーグラウンドの「ペイルブルーアイズ」とともに
ダスティ・スプリングフィールドのバカラックが作曲した「恋の面影」を流し、
それをカーラジオでヒロイン、チョン・ドヨンが聴いてる設定だったハズ、
クライマックスに流れるのがサラ・ボーンの「ラヴァーズ・コンチェルト」と、
かなり印象深い曲が使用されてて、映画の余韻に浸りたいために
サントラ盤をCDでなくカセットテープで購入し、
帰国後に何度も聴いてるなかでこの「恋の面影」も忘れ難い曲となりました。

ただし67年のパロディ版『007 カジノロワイヤル』の挿入歌だそうで、
いわゆるバカ映画にこんな至極のバラードがどんな場面で流れるのか、
未見なので興味深く思ったほか、
後の『オースティン・パワーズ』に影響を与えてると知り、
だからシリーズにバカラックが出てくるのかなどと思ったりと。

『接続 ザ・コンタクト』の自慢話だったのが、
『八月のクリスマス』や『シュリ』が日本公開される前にハン・ソッキュを知ったことだったものの、
最近もコンスタントに映画出演してるようですが、
日本公開作が途切れてるのはちょっと残念、
韓国ニューウェーブの顔はハン・ソッキュだったので、
『シュリ』で共演してた同世代のソン・ガンホの大活躍を思うと余計に。

一方のヒロイン、チョン・ドヨンはその後に『シークレット・サンシャイン』でカンヌ国際映画祭主演女優賞を受賞。
最近の『非常宣言』で国土交通大臣役で「公務員の仕事は責任をとること」とどこかの政治屋に聞かせたい言葉を発して、
超難問に挑み続けてたのが印象深かったです。
『接続 ザ・コンタクト』の等身大の女性を思うと本当に立派になったと感慨深かったりと。

などと横道に逸れましたが、
名曲の数々を残したバート・バカラックに改めて合掌。

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#センキョナンデス

0224センキョナンデス

以前にも紹介した大島新監督がプロデュースし、ダースレイダー×プチ鹿島監督・出演の『劇場版 センキョナンデス』が
東京公開が2月18日の東京公開を前にした最後の週末に街宣活動として選挙カーとともに都内各所をまわって映画をアピールした模様。
それだけならばともかくこちらのYouTubeに流れてきた、

【選挙映画の街宣】ダースレイダー氏 × プチ鹿島氏 with 大島新氏、畠山理仁氏ほか『劇場版 センキョナンデス』2023.2.11 @数寄屋橋交差点~有楽町イトシア前
https://www.youtube.com/watch?v=FM6Ouw7PvyM&t=1697s

↑を開いたら大島新監督自らサンドウィッチマンとなって映画をアピールしてて驚かされました。
監督・主演の二人は選挙カーから「初心に還ってます」などと評してましたが、
プロデューサーが自ら捨て身となってここまでやるのはそれだけ映画に賭けてることと同時に、
選挙映画を続けて撮ったので立候補者の心情に少しでも近づこうとしてるのではないかと思いました。

しかし昨日は街宣を終えたら大島新監督は「座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバル」で
原一男監督と伝説の『極私的エロス・恋歌1974』を巡って対談したハズでフットワークも軽く活躍してるようです。

『劇場版 センキョナンデス』は県内では2月25日から高田世界館、4月1日からシネ・ウインドで公開。
高田世界館は監督来場!とあるので二人とも来るなら貴重な機会だと。

ところで時事芸人のプチ鹿島氏は新潟日報に小学生向けに新聞の読み方を連載しており、
さらにプロレス通でも知られてるのでアントニオ猪木追悼の記事に新潟なのでジャイアント馬場さんのことを絡めて、
猪木の偉大さをわかりやすく解説してたのはサスガだと唸るほどでした。

あとプチ鹿島氏の新著「ヤラセと情熱 水曜スペシャル『川口浩探検隊』の真実」を最近読み、
高校時代は山岳部ながら川口浩探検隊を素直に熱中しながら見ていた担当者は、
鹿島氏と同じく嘉門達夫の「行け!行け!川口浩」を聴いた頃から雲行きが怪しくなるのを感じたところ、
山岳部の顧問曰く「川口浩探検隊のテントはフライをかけてない」として喝破、
確かにテントを張る際は雨除けのフライをかけるのが一仕事なので、
川口浩探検隊はどうもテントにフライをかけてないようなのが引っかかっておりました。

それはともかくかつての探検隊員を探してインタビューをしていくなかで、
どうも「アフタヌーンショー」で起きたヤラセ事件が川口浩探検隊打ち切りの遠因なことを知り、
そのヤラセ事件を指示したディレクターを探すのですが、
捜索中に浮かび上がったのが、このディレクターが真面目に当事者の少女たちの更生を考えてたこと。
当時はかなり暴力的な、今でいえばパワハラ気質のディレクターだと思ってましたが、
どうもそれが実際は真逆だったらしいと知り、
この本を読まなければそんなことは知らずにいたので読んでよかったです。
そしてさらに因果関係を手繰っていったら考古学の大スキャンダルにぶち当たってしまうのは本当に驚きました。

『劇場版 センキョナンデス』

イントロダクション

野次馬のつもりだったラッパーと芸人が、安倍元首相銃撃事件の日の選挙戦を記録
選挙とは何か、民主主義とは何か、ジャーナリズムとは何かを問うロードムービー
ロンドンで育ち海外メディアの情報に精通するラッパーのダースレイダー(東大 中退!)と、新聞 14 紙を毎日読み比べしている時事芸人のプチ鹿島(ニュース時 事能力検定 1 級!)。この異色のコンビが毎週配信する YouTube 番組『ヒルカラ ナンデス(仮)』は、二人の絶妙な掛け合いが人気を博し、全国に「ヒルマニア」 というコアなファン層を生み出している。二人が番組のスピンオフとして立ち上 げたのが選挙取材企画。2021 年の衆院選、2022 年の参院選、合計十数人の候補 者に突撃取材を敢行した。ドキュメンタリーのお作法などお構いなし、自らも喋 りまくり聞きたいことをズケズケ聞いて、相手から思わぬ本音を引き出していく ラッパーと芸人。二人の問題意識は、ジャーナリズムにも向けられる。とりわけ 自他ともに認める「新聞読みのプロ」であるプチ鹿島には、どうしてもその姿勢 を問い質したい新聞社があった。香川県の四国新聞だ。本社に乗り込み、ド正論 という刃を突き付ける鹿島 vs 四国新聞のバトルが始まった。

選挙は祭り!参院選 でもヒリヒリする現場を取材しようと二人は大阪に乗り込んだ。その真っ最中に 起こった安倍元首相の銃撃事件。ドキュメンタリーは想定外の方向に展開してい く。街頭演説を取り止める候補者、敢えて行う者、対応が分かれるなか、ある候 補者の取材中に安倍氏の死を知る。事件の真相が分からぬままネット上に飛び交 う無責任な言説を憂い、民主主義とは何かという問いへの答えを探す旅となって いった......。

二人の活動を知り「日本のマイケル・ムーアになり得る!」と絶賛した『なぜ君 は総理大臣になれないのか』の大島新が、本作にプロデューサーとして参戦。異 色のコラボによって、破天荒なドキュメンタリー映画が誕生した。

公式HP  https://www.senkyonandesu.com/
予告編  https://www.youtube.com/watch?v=rKwXeOuKB8E

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Happy birthday to me!



「誕生を祝う会をささやかに開きたいと思います」

未来の生活を考える会・三条の田中代表より、こんなメールが届きました。
正直、もはや誕生日などありがたくもないものの、
お誘いをいただいたからには断るのも失礼だと思い田中代表が常連となってる会場の三条は華園へ。

そもそもなぜこちらの誕生日を知ってるのか謎に思い、
率直に言うと田中代表は人に奢ってる場合ではないものの、
それを知りながらご馳走になってしまうこちらもどうかと思います。
でもいただいた三条と言えばカレー中華そば、本当に美味しかったです。
ごちそうさまでした。

田中代表は市外で立候補する候補者の選挙活動に昨年から応援に行ってるそうで、
いろいろとお話しを聞きましたが、なかなか大変なようでありました。
他にも数多の活動に参加しており愛嬌があるから慕われるんだろうと思ってます。

代表を務める“未来の生活を考える会・三条”の次回イベントは以前に紹介した
小林茂監督講演 ドキュメンタリー映画 『魂のきせき』を語る ~完成へむけて~
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3658.html

しかしこの日は選挙活動に行くそうで、おいおいと思いました。

3月12日 『空に聞く』長岡上映会
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3638.html

3/25 劇場版 『荒野に希望の灯をともす』 長岡上映会
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3645.html

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長岡造形大学2023年卒業・修了研究展 NID C!NEMA



長岡造形大学2023年卒業・修了研究展が2月13日まで開催。
視覚デザイン科のショートムービーを目当てに足を運びました。

そもそもコロナ禍で大学校舎内に部外者は入ることは禁じられていたので久しぶり、
前回は2020年だったりします。

http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-2538.html
↑しかし前回を読み返したら真利子哲也監督の『極東のマンション』を例に出して、
「これを撮らなきゃ死ぬまでいかなくても後悔してしまうといった必死さがあってもいい」
などと随分ナマイキなことを書いてて恥ずかしい限りですが、
今年は卒業制作15本中、実写が2本のみであとはCGも含むアニメーション、
ともはや時代の流れは止めることはできないんだろうと思いました。

貴重な実写映画の『Sparkle Sleeps』は夢をテーマにしてるので内省的なのは仕方ないし、
少女二人を撮ることにあまりにも耽溺してるのも気になりましたが、
かなり印象に残った作品だったことは確か。
ぜひ実写に拘りぬいて撮り続けてほしい、というかこの監督の他の作品も観たいです。

あとアニメではコミックアニメーションというジャンルそのままの『逆光』が飛びぬけてました。
ともかく作画がもうプロとしても通用するような巧さで舌を巻くほどだし、
たぶん監督はきちんとした立派な会社に就職するんだろうと思いながらも、
これならマンガというジャンルでプロとして独り立ちしてもいいんじゃなかろうかと余計なことを。

観賞後は指導したビューラ先生相手に感想を語って、
レクチャーを受けながら、なんだかんだと盛り上がったので、
観てよかったのは確か。
とはいえ昨夏、造形大生と映画撮影をして刺激を受けましたが、あれは授業の一環だったわけで、
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3439.html
卒業作品も実写映画が増えてほしいという感想を抱きました。

それと無論、毎回でなくても1日1回、制作した学生の舞台挨拶があってもイイのでは。文字通りのお披露目なので。

2/10-13 長岡造形大学 2023年卒業・修了研究展
https://www.nagaoka-id.ac.jp/topics/event/18204/

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市民活動 WA!!

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市民活動団体WA!!

高校生を中心に、若者の皆様に、異文化にふれ、学ぶことのおもしろさ、楽しむことを発信することで、それらを知って頂き、異国性の方々や異なった文化、価値観を持つ人への偏見をなくし、どんな文化、価値観を持つ人でも住やすい多文化のまち長岡を創造すること、長岡の魅力をさらに発信することを目的としています。

https://nkyod.org/group-list/shiminkatsudodantai-wa

=================================

現在、ながおか市民センターの地球ひろばに『劇場版 荒野に希望の灯をともす』のポスターを掲示していただいてます。
実際にアフガニスタンを訪問し、お世話になってる羽賀友信センター長がいらっしゃるので適してると思い依頼しました。

それで確か以前に高校生達が羽賀センター長の指導を受けてアフガニスタンのパネル展を開いたことが記憶にあり、
地球ひろばの職員様に尋ねたところ、それが“市民活動 WA!!”だと教えていただきました。
連絡先も教えてもらったのでメールで『劇場版 荒野に希望の灯をともす』上映会をご紹介しようと伝えたら、
職員様は「 WA!!が制作した アフガニスタンのパネルはここに保管してるので、
いづれ上映会前にまた展示しようと思ってる」とお話しし、大変ありがたい申し出だと思いました。

3月12日 『空に聞く』長岡上映会
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3/25 劇場版 『荒野に希望の灯をともす』 長岡上映会
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毎日新聞

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先日、書きましたが「長岡アジア映画祭実行委員会!」の取材をしたのは毎日新聞長岡支局に昨年赴任した記者の方。
毎回、上映会のたびにリリースを受け取るので関心を持ち、どんな奴というか人がやってるのかと関心を持ち会いに来たようでした。

毎日新聞というと市民映画館をつくる会末期に長岡に赴任し、活動を面白がってくれたばかりか、
『冬のアルパカ』で取り立て屋を怪演していた当時の長岡支局長に大変お世話になったことを真っ先にお伝えした後、
こちらの事を聞かれましたが、結局やはり市民映画館をつくる会に参加したことを話しているうちに、
呪縛というか足枷なのか次第に思ったことを口にし、
これまでの良からぬ体験を話し、やはり取材のプロの方でもあるんでこちらが言いたいことを受け止めてくれて、
まるでカウンセリングを受けたような思いをしました。

無論、活動についてはエピソードに事欠かないので興味深く聞いてもらい、
その流れで次回上映会『空に聞く』は小林茂監督との縁から小森はるか監督とお会いすることができたこと。
『劇場版 荒野に火をともす』に関しては市民映画館をつくる会を立ち上げた方と一緒に上映会を開催することなど、
やはり市民映画館をつくる会があるんだなと思ったりしました。

昨年の『ひまわり』上映会を観に来たそうで、
いろいろと話して「なぜ長岡アジア映画祭実行委員会!という名前で『ひまわり』を上映したのかわかった」と。

実は取材に来た記者の方は3,11の時に福島支局のデスクだった方。
全国から集まった記者を原発の取材に割り振っていたそうで、
だからこちらが毎年3,11関連の映画上映会を行ってると感心を持ったのかと、
それこそ本が1冊書けるような大変な思いをしたと想像し、
次の機会にはお話でもしてもらえないかと、ご本人には伝えませんでしたが思ったりしました。
ともかくこれからもよろしくお願いします。

3月12日 『空に聞く』長岡上映会
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3/25 劇場版 『荒野に希望の灯をともす』 長岡上映会
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ドキュメンタリー映画 『魂のきせき』を語る ~完成へむけて~



小林茂監督の新作『魂のきせき』が無事にクランクアップしたことを記念し、
小林監督が撮影を通して考えたことを一部映像とともに
ゲストに映画に登場する高橋和枝さん(スプーン・フィールド代表)を迎える、
講演会が“みらいの生活を考える会・三条”主催で開かれます。

以下、チラシより抜粋します。

性被害に声をあげる世界的な「MeToo」の動きや、伊藤詩織さんの性暴力事件、各界の性虐待事件のように、声をあげる被害者が出てきています。『魂のきせき』が、言葉にしにくい「性暴力」という言葉をオープンにし、また、同時に、こころの葛藤の「軌跡」と「奇跡」を表現します。

日時 3月5日(日) 13時30分~15時30分
会場 三条東公民館
定員 50名 
参加費 500円 (高校生以下無料)

主催 みらいと生活を考える会・三条(みずすまし) 
チケット申し込み事務局 電話0256-33-7793

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10 years



先日、次回上映会だけでなく長岡アジア映画祭実行委員会!を取材したいと某新聞の記者さんから電話があり、
当会の発端はあんまり触れたくない、嫌な思いがあったりするので、
どうしようかと思いましたが、
それを伝えて上映会の宣伝になるのならと取材を受けることにしました。

それで記者さんにこのブログをざぁ~と読んでくださいと伝えた後に、
「2013年からなんですね」とお返事をいただいて気付いたのですが、
もう発足して10年になるのかと。

市民交流ホールAで上映会が開けるようにアオーレ長岡に団体登録をしたのが
2013年1月15日と記憶しているので、
この日を誕生日と認識してましたが、連日のドタバタですっかり忘れておりました。

改めてお手伝いいただいてる方々、
足を運んで観に来てくださるお客様、
協力いただく映画関係者の皆様にお礼を。

相変わらず怒られたり、失敗ばかりだし、不実なことばかりしてますが、
細々とでもこれからも活動を続けられていけたらと思いました。

♪あれから10年も
 これから10年も
 行きづまり うずくまり かけずりまわり~

とはいえ取材時、たぶん好きな映画を聞かれジャッキー・チェンがどうのこうのと言うと思います。

3月12日 『空に聞く』長岡上映会
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3/25 劇場版 『荒野に希望の灯をともす』 長岡上映会
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七の介

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月・火曜はおやすみしてるラーメン店が多く、
食べたついでにポスター掲示依頼をするお店もおやすみなので、
以前、台町を通りがかった際に新店ができてたことに気づいたラーメン店に足を運びました。

「野菜ポタージュ拉麺と丼物 七の介」の名の通り、
ポタージュ味という長岡のラーメン店では画期的なお店でカウンターに座ったら店主が声をかけてきました。

「天山」ではいつもありがとうございました。

なんのことだと?思ったら、
いつもポスター掲示をお願いしてる長岡駅東口の「らぁめん天山」から独立したそうで、
いわれても天山の時は依頼するだけで言葉を交わすこともなく、
よって正直、お顔はよく覚えておらず、
目の前のご主人はバンダナを巻いてるので一層わからなかったものの、
先方の方はこちらをよく覚えていたので声をかけてくださったよう。

まぁ、確かに毎回ラーメンを食べるたびにポスターを依頼するお客さんなど他にいないだろうから、
目立つよなぁ、と。

そういえば川崎の「おがや」が出来たばかりのころに入ったら、
やはり女将さんから声をかけられ、
こちらは「船場」から独立したとのこと。
「船場」に依頼に行ってるので、やはり顔を覚えてたようでした。

「七の介」のご主人にも調子に乗ってポスター掲示を依頼したら、
快く引き受けてくださいました。
ありがとうございます。

画像はポタージュ醤油、良かったのでまた来ますとお伝えしました。

3月12日 『空に聞く』長岡上映会
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3/25 劇場版 『荒野に希望の灯をともす』 長岡上映会
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馳、お前、そんなところで、何をやっているんだ?



ご心配いただきありがとうございます。前職以来、権力側からの恫喝、圧力、嫌がらせには慣れっこですし、もっとどぎついものも経験していますので大丈夫ですよ。むしろ、なぜこのタイミングなのか、この手法なのか、この名前を出すのか、などを考察すると見えてくるものが多く、とても興味深いです

https://twitter.com/yukioiokibe/status/1620043203415277568

↑昨年上映会を開いた『はりぼて』の五百旗頭幸男監督の少し前、1月30日のツイート。

馳浩知事、石川テレビにプロレス映像提供拒否 同社の映画めぐり不満
https://www.asahi.com/articles/ASR1W6CVXR1WPISC01K.html

↑馳知事が休暇中の元旦にノアのリングに登場。
その映像は石川テレビを除く石川ローカルのニュース番組で放映されたものの、
現在、五百旗頭監督が勤める石川テレビへは馳知事の意向で許可が降りず、
その理由が五百旗頭監督の新作『裸のムラ』で馳知事の映像が無断で使用されたことを、
根に持っての報復のようですが、
『裸のムラ』を観たこちらからすれば、
これは五百旗頭監督は早速続編の撮影に入ったともいえるんじゃないかと。
これが馳知事にとって得策なのかと思いました。

そもそも発端が年末の記者会見で日焼けした知事を見て
「プロレスをするのか?」と尋ねたら否定。
しかし元旦にノアのリングに参戦、
年頭会見で問われたら休暇中の一点張りで説明を避け、
これにかの森喜朗氏が注意をしたところ、
「猪木さんへの追悼と感謝の気持ちで出場した」と慌てて釈明をして、
事を収めたというのも『裸のムラ2』のように思いましたが、
ただこの釈明、猪木追悼もテーマにあった恒例の新日1,4東京ドームへ出場なら、
百歩譲って頷けましたが、
出場したのはあまり猪木と接点がないノアだったんで、
都合のイイ時に猪木の名を出すことに馳浩の小っちゃさを思った矢先の出来事。

http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3611.html
↑こちらにシネ・ウインドの舞台挨拶で五百旗頭監督が来た際、馳浩について私見を述べ、
ぜひ今後は馳知事と闘ってくださいなどと言っちゃいましたが、
どうやら事態がその方向へ動くようで、今後も刮目したいと思いました。
無論、五百旗頭監督を支持します。

画像は1、4東京ドームへ猪木との対決が決まってたタイガー・ジェット・シンに降りてもらおうと、
わざわざシンの住むカナダはトロント近郊まで足を運び直談判をしたものの、
返り討ちに遭い沼に突き落とされた馳浩。
馳浩というと真っ先にこの表紙をいつも思い出すもの。
しかしこの後に巌流島でシンを撃破、東京ドームで猪木と名勝負を繰り広げてしまうので、
性格は卑小でもプロレスに関しては芸術肌なのは否めません。

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『空に聞く』 小森はるか監督



3月12日『空に聞く』長岡上映会の報道リリースを長岡市内の報道局に送ったところ、
(リリースを用意してアオーレの広報課に持参すれば各報道局に配布してくれるので便利です)
すぐさま新潟日報より電話が来て今月中に上映会の告知記事を載せたいとのこと。

それならば小森監督のインタビュー取材はどうかと提案をしました。
国際的にも注目を集めている映像作家が新潟に拠点を移し活動していること。
被写体の方が『阿賀に生きる』の仕掛人として新潟日報にもその活動がよく記事になってること。
長岡との接点は?と尋ねられ小林茂監督を尊敬していることなどをお伝えしました。
何より3月11日が近づく中で震災後のボランティアをきっかけに東北に移り住んで、
おそらくさまざまな体験をしながら映像を撮り続けたことは、
こちらに住んでる者からすれば貴重な証言ばかりだろうから日報の読者も関心を持つハズではないかと。
何より自分が読みたいというのもあったりします。
取材を検討いただけるようで、ぜひ実現をしてほしいと思ってます。

『空に聞く』は震災と津波によって街も人も流されてしまったあとの地に、
新たな土が盛られて、別の街へと変貌していく中、
共に悲しみを共有してるラジオパーソナリティが残された人々の声に耳を傾け思いを伝え、
人々の声と変わりゆく街を行間を読むように観ながらこちらの心に思いが届く映画
2018年の作品ですが縁が重なって長岡で上映できる運びとなりました。

http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3402.html
↑以前、こちらに書きましたが注目していた映像作家がひょんなことから目の前に現れた驚きと、
こんな機会を得たら当然、作品を上映しなけらば後々後悔するように気持ちもあって上映します。
ぜひともご期待を。

今、注目を浴びる三宅唱監督の推薦コメントはこちらです↓

もうたまらない。ありとあらゆるものがこんなにも豊かに溢れてみえるのはなぜだろう。手を動かすこと、ひとの話をきくこと。みなさんと小森さんがしつこくかつ軽やかにそれを繰り返すから、こんな時代のなかでもまったく新しい日々が生まれ、映るのだろうか。同時代にこの映画が作られたことがたまらなく嬉しい。

三宅唱 映画監督

======================

*トークゲスト 『空に聞く』 小森はるか監督

Director’s statement
『空に聞く』というタイトルには二つの空の意味を込めました。一つは、亡くなられた方たちのいる空(sky)に耳を澄まし、想い続ける人としての阿部裕美さんの姿を思ってつけました。弔う時に向く方向は人それぞれで、家の跡地に立つ人も、お墓にいく人も、海に向かう人もいます。阿部さんは月命日によく空を見上げていらして、その姿が印象的でした。陸前高田の空は、本当に広くてきれいです。風景を撮り続けながらいつも驚いていました。復興工事によって全く違う顔の街になっていっても、この街の空の美しさは変わらないのだと思いました。もう一つの空は、陸前高田の人たちがマイクに向かって話す時に、少し頭の上を見上げながら、震災前の街を思い浮かべて記憶を辿る様子から、その記憶が立ち上がっている空(air)です。そこに耳を傾けたいという思いでつけました。カメラには写すことのできないものたちが、人々の懐かしみながら語る声や、それを聞く阿部さんの表情から、見えないけれど伝わってくるのです。それを映像で表現したいと思いました。
津波で失われた街の上に土が盛られ、新しい街がつくられていく移行期の数年間を、断片的に記憶が思い出されては遠ざかっていくように、かさ上げする前の地面を訪ねていくように、阿部さんの声をつたって映画に定着させたいと思い『空に聞く』ができました。この映画をつくりながら、地面から空へと街の人々の視線が移っていくのを感じ、わたし自身が次にカメラを向ける先を教えてもらいました。新しい街の風景が映画を通してどんな風に見えるのか。映画を見てくださる方それぞれに感じてくだされば幸いです。

小森はるか
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小森はるか(こもり・はるか)

1989年静岡県生まれ、新潟市在住。映像作家。 瀬尾夏美(画家・作家)とのアートユニットやNOOK(のおく)のメンバーとしても活動。2011年以降、岩手県陸前高田市や東北各地で、人々の語りと風景の記録から作品制作を続ける。代表作に『息の跡』(2016年)、『空に聞く』(2018年)。小森はるか+瀬尾夏美として2014年に『波のした、土のうえ』を制作、2019年に発表した『二重のまち/交代地のうたを編む』は、シェフィールド国際ドキュメンタリー映画祭コンペティション部門特別賞、令和3年度文化庁映画賞文化記録映画優秀賞を受賞。

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3月12日 『空に聞く』長岡上映会
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3638.html

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『香川1区』 キネマ旬報ベストテン文化映画部門第2位



キネマ旬報ベストテン、2位以下は今日発売のキネ旬で発表されましたが、『香川1区』が文化映画2位でした。プロデュース作品が1位で、監督作品が2位。盆と正月が一緒にきた感じです!そして同号の「編集部のオススメ映画」に『劇場版センキョナンデス』が!さあ、2月18日公開です!

https://twitter.com/oshimaarata/status/1621335420394160129

↑昨日に続いて大島新監督のツイッター。
プロデュース作『私のはなし 部落のはなし』が1位、
監督作『香川1区』が2位とワン・ツーフィニッシュを達成という偉業を成し遂げました。

2018年に放ち大ヒットしたプロデュース作『ぼけますから、よろしくお願いします。』以降、
ドキュメンタリー映画界では“大島新監督”の時代と後世から指摘されるんじゃないかと思う大躍進です。

2023年は監督作で「国葬」をテーマにした作品が無事公開されれば、
また来年度のベストテンに絡んでくることが予想されるほか、
プロデュース作『劇場版 センキョナンデス』の前評判も高く、
ほかにも並行して作品をてがけており、
やはり目が離せない映画人の一人ではないかと。

などと書いても日本アカデミー賞はドキュメンタリー映画を無視、黙殺してる姿勢はいかがなものかと。
キネ旬ベストテンは毎年、思うことが多々ありますが、
https://www.kinejun.com/2023/02/03/post-20505/
きちんとドキュメンタリー映画も評価の対象にしてることは信頼できると思ってます。

それはともかく大島新監督、おめでとうございます!

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『私のはなし 部落のはなし』 キネマ旬報ベストテン文化映画部門第1位



プロデュース作品『私のはなし 部落のはなし』がキネマ旬報ベストテン文化映画作品賞(第1位)を受賞しました。満若勇咲監督の長年にわたる努力と苦悩を思い、壇上に立つ監督を見て涙が出ました。すべてのスタッフ及び関係者、そして何より、取材を受けてくださった皆さまに心より感謝申し上げます。

https://twitter.com/oshimaarata/status/1620774179065970694

↑大島新監督のツイッターより。
大島新監督がプロデュースということで以前ご紹介した満若勇咲監督作『私のはなし 部落のはなし』が
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3501.html
昨日発表された歴史と伝統のあるキネマ旬報文化映画部門の作品賞(第一位)を受賞しました。
大島監督自身も二年前に『なぜ君は総理大臣になれないのか』で同賞を受賞しているので、
監督、プロデューサーとして存分に力を発揮してる只中ではないかと思います。
でないと『香川1区』など短期間で撮りあげてすぐさま公開などという快挙などできないかと。

ちなみに大島新監督のプロデュースの次作は監督・主演がダースレイダー&プチ鹿島の『劇場版 センキョナンデス』。
予告編を見たら裏『香川1区』とも呼べ大島監督には塩対応だった平井卓也候補がニコヤカに応対していたのは笑いました。
しかし平井議員、最近思わぬ形で13年前の「愚か者」ぶりが出てきてしまい、なんというかまたネタにされるような。

『劇場版 センキョナンデス』公式HP https://www.senkyonandesu.com/

あと『私のはなし 部落のはなし』に戻せば差別という日本人独自の闇を照らすような映画で
知っていくと同時に克服できずにいることに重い気分にさせられますが、
ラストに高校生たちが教室でブルーハーツの「青空」を歌うことで大きな救いとなりました。
当然、ヒロトもマーシーも映画を観て使用の許可を出したんだろうから、
あの二人はどんな感想を持ったんだろうかと。

https://www.kinejun.com/2023/02/01/post-20472/
2022年 キネ旬第一位と個人賞は↑こちらを。ジュリー!!
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「部落差別」は、いかにしてはじまったのか――
なぜ私たちは、いまもそれを克服できずにいるのか?
かつて日本には穢多・非人などと呼ばれる賤民が存在した。
1871年(明治4年)の「解放令」によって賤民身分が廃止されて以降、かれらが集団的に住んでいた地域は「部落」と呼ばれるようになり、差別構造は残存した。
現在、法律や制度のうえで「部落」や「部落民」というものは存在しない。
しかし、いまなお少なからぬ日本人が根強い差別意識を抱えている。
なぜ、ありえないはずのものが、ありつづけるのか? この差別は、いかにしてはじまったのか?
本作は、その起源と変遷から近年の「鳥取ループ裁判」まで、堆積した差別の歴史と複雑に絡み合ったコンテクストを多彩なアプローチでときほぐし、見えづらい差別の構造を鮮やかに描きだす。

公式HP https://buraku-hanashi.jp/

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長岡藩とペシャワール会



ペシャワール会/PMSについて

誰もが押し寄せる所なら誰かが行く。
誰も行かない所でこそ、我々は必要とされる
ペシャワール会は1983年9月、中村哲医師のパキスタンでの医療活動を支援する目的で結成された国際NGO(NPO)団体です。また、PMS(略: Peace (Japan) Medical Services)は、平和医療団・日本 総院長の中村哲医師率いる現地事業体です。
PMSは医療団体ですが、病気の背景には慢性の食糧不足と栄養失調があることから、沙漠化した農地の回復が急務だと判断し、今なお進行する大干ばつのなか灌漑水利事業に重きを置いて、現在はダラエヌール診療所、農業事業、灌漑事業、訓練所でのPMS方式取水技術の普及活動に職員一同尽力中です。

http://www.peshawar-pms.com/index_pesha.html

ペシャワール会についてホームページを開いたら、このように書かれてます。
先日『劇場版 荒野に希望の灯をともす』のポスターをいつもお世話になってる“居酒屋 長岡藩”にポスター掲示をお願いに行ったら、次は何やるんだと聞いたご主人がポスターを見て「おおっ!」と声をあげました。

「俺はペシャワール会の会員なんだよ」

もうこのご主人とはお知り合いになって15年、もしかたら20年になるのかもしれませんが、
そんな話、一度も聞いたことがないので、こちらが驚いてました。

中村哲先生のことを「神様みたいな人」と評し、講演を聞きに行き
「アフガニスタンで治療をしても結局食えないから病人が減らない。
根本的に水が必要だから、大河津分水みたいな工事を現地でやったんだよ」
などと一通り話して、映画もぜひ観たいと言ってくれました。

身近な思いもよらない人が中村先生を尊敬してると知り、
これはご主人みたいな人は長岡に大勢いるのではないかと、
上映会をなんとか知らせることができないか、と思いました。

3/25 劇場版 『荒野に希望の灯をともす』 長岡上映会
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3645.html

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