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長岡アジア映画祭実行委員会!ブログ

新潟県長岡市で活動します長岡アジア映画祭実行委員会!です。

2013年09月 | ARCHIVE-SELECT | 2013年11月

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中原道夫先生 -信天翁-



以前「ほかいびと」の上映が縁で句会“信天翁”にお招きいただいたことを書きました。
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-154.html
先日、二度目の参加となり、この日のために俳句(の・ようなもの)を捻り、
そのためにこの一か月に起きた出来事を整理するのは、
とてもいい時間となりました。

やはり稲刈りをしたことが大きかったので、
それに合わせて何句かを捻って参加。

句会の参加者からは良かったと挙げてくれる方がいて、
とてもうれしく励みになりました。
が、やはり指導を仰ぐ中原道夫先生からは
「ストレートすぎる」「ここは ~の、でなく ~を の方がいい」など、
先回に続き根本的な部分の指導を受けました。

特に句は七分:三分として読者が想像する部分を三割残すこと、
あまり率直につくるのはよくないことを熱を込めて叱咤された次第です。

今回参加者に中原先生の資料が配られましたが、
「葛藤こそエネルギー」という自身を綴ったエッセイを読むと、
広告代理店勤務時代に息抜きで始めた俳句がいつしか形勢逆転、
俳人となった経緯が書かれてましたが、
広告代理店とはとても著名な会社なので、その仕事を投げ打って俳人の道を選択するというのは
よほどの覚悟があったのではと想像しました。

この日、句会が終わった後に打ち上げに初参加。
初心者のこちらも分け隔てなく、お話しでき楽しい方々で安心してましたが、
先生はどんな句もきちんと対応してくれると、話してた参加者がいて納得してました。
確かに自分が詠んだ句(の・ようなもの)でも、きちんと向き合っていただくのは有難いと思いました。

ちなみに渡された資料には先生自薦の句が200句も挙げられ、
この日、印象に残った言葉に
「たくさん作って、たくさん捨てる」
というのがあり、特に初心はまず作ることから始めるんだろうなと思いました。

自分はこの一か月を振り返るなど聞こえがいいですが、
まぁ一夜漬けみたいにしてたので、それではダメなんだろうと思いました。

あとこの日、他の方が詠まれた句に
“竹の春”という上句について、これは秋の季語として
解説いただいたのはなるほどと思ってました。

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Pale Blue Eyes



1997年秋に担当者は当時のにいがた国際映画祭スタッフとともに
釜山国際映画祭に足を運びました。
街ぐるみで映画を祝福してるような熱気の中で、
韓国ニューウェーブとして胎動し始めた
新しい韓国映画を何本か観て大きな刺激を受けました。

その中で映画祭でも上映されてましたが、
街のシネコンで公開され満席だったのが
「接続」というラブストーリー。

都会の見知らぬ男女がチャットとE-mailで偶然に知り合い、
いつしかネットの中で愚痴やアドバイスや励まし合う仲になり、
ラストはリアルな場、映画館でのデートでの初対面が成就するか否か、
最後までハラハラさせてくれる映画でありました。
(勿論、森田芳光監督の「(ハル)」をすぐに連想しましたが)

耳に心地よい韓国語を話すヒロイン、チョン・ドヨンは
後に「シークレット・サンシャイン」でカンヌ国際映画祭主演女優賞を受賞。
文字通りの大女優に化けていきますが、
この映画で初めて等身大の韓国女性を観たように思いました。
釜山の観客は彼女の一挙一動に共に泣き笑いをしておりました。

そしてマッチョなイメージを持ってた韓国男優でしたが、
この映画では出しゃばらずに静かに受けの演技をしていた姿が
とても新鮮だったハン・ソッキュ。
ご存知のようにその後「八月のクリスマス」「シュリ」が日本で公開され大ブレイクします。
いわばハン・ソッキュの名も知らないころに作品を観たのはこれだけで、
この年の釜山に来たかいがあったと振り返ってます。

それでこの「接続」が他にも新鮮に感じられたのが、
劇中で洋楽の名曲が頻繁に流れること。
サラ・ヴォーンの「A Lover's Concerto」、
ダスティ・スプリングフィールドの「The Look Of Love」
そしてヴェルヴェッド・アンダーグラウンドの「Pale Blue Eyes」

特に「Pale Blue Eyes」は何度か流れ、
強い印象を残すほか、この曲が収められたCDでなくLPが、
二人を繋げる小道具として登場するなど、
本作によってヴェルヴェッド・アンダーグラウンドと
珠玉のバラード「Pale Blue Eyes」は脳裏に刻まれました。

釜山の劇場を出た後、遊びすぎてお金が無くなったたため、
この映画のサントラをCDでなくCTで買い、
日本に戻りそれこそ擦り切れるほど流しておりました。

先日、ルー・リードの訃報を聞いてまずこの「接続」の
「Pale Blue Eyes」の歌声を思い出してました。

この映画をぜひ長岡アジア映画祭で上映したいと思い、
機会を待って何年か後に「第5回」の映画祭でクロージング上映でき、
スクリーンからこの曲が流れて感極まっておりました。

あれ以前も以後も様々な映画祭に行きましたが、
思えば「接続」と出会えた以上の体験は今もありません。

Sometimes I feel so happy,
Sometimes I feel so sad.

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「ちづる」in三条



長岡アジア映画祭で「延安の娘」「蟻の兵隊」を上映し、
新作「先祖になる」が文化庁映画賞(文化記録映画部門)大賞を受賞した
池谷薫監督が製作をした「ちづる」
立教大学で映像を教えていた池谷監督の教え子が、
自身の自閉症の妹“ちづる”とその母親を記録した作品です。
県内では久しぶりに三条で監督の講演とともに上映されますのでご紹介します。

*自閉症のドキュメンタリー映画「ちづる」上映・監督講演会

日時 11月3日(日)午後1時30分~4時10分(受付午後1時~)

映画上映会 午後1時30分~

赤崎正和監督講演会 午後3時~

会場 三条市総合福祉センター多目的ホール
(三条市東本成寺2-1)

参加費 500円

主催・お問い合わせ 三条地区自閉症児・者を育てる会

電話 0256-33-2526

申し込み先 電話 0256-38-6094

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“ゆめのかよいじ”を往け

以前、五藤利弘監督の「ゆめのかよいじ」の↓このロケ地を探して
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-138.html
栃尾をさまよいながらも肝心のこの場所が見つけられなかったと記事にしました。
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-166.html

この記事を読んだ五藤監督より、それでは案内しましょうということで
ありがたいことに車に乗せていただき再び栃尾へ。
一之貝の集落を上っていき軽井沢集落の手前、辿りついた場所を見つけて、
やはりここだったのかと。

158.jpg

というのも先月に「ゆめのかよいじ」を再見した際に、
ベンチに腰をおろす二人の足元にコスモスが咲き乱れており、
ちょっとズレてるとはいえ、道沿いにまだコスモスがあったので、
それを目印にしていましたが、ちょうどいい具合にコスモスは見つからず、
変だ変だと思いながら何度も往復をしていた路上にその場所はありました。
近づいたら大雨で道沿いは崩れており、
これではコスモスは見つからない筈でした。
当日は雨で晩秋の気が濃く立ちこめており、
映画では靄がかかり、朝に撮影したのかと思ってましたが、
五藤監督によればそうではなく日暮れギリギリに、ちょうど狙ったような陽の光で、
美しいシーンが撮れたそうです。

他にもこの道では映画の冒頭に走るバスを撮影したり、
道沿いのちょっと小高い場所で同じく冒頭で石橋杏奈さんが風景を見下ろすシーンも撮影されたそうです。

155.jpg

続いて案内いただいたのが「モノクロームの少女」が撮影された比礼の棚田。
栃尾のガイドパンフにも絶景ポイントとして紹介され、
アマチュアのカメラマンが撮影によく訪れるポイントです。

ここでは藤間美穂さん扮する美術教師が写生をしてるシーンに登場し、
まるで緑の絨毯のような田園が美しく撮られていました。
もちろん稲刈りは終わりましたが、五藤監督はDVDジャケットを手にし、
映画が撮影された場所を確認しておりました。

ちなみにここは若松孝二監督が「キャタピラー」を撮影した場所でもあるそうです。

154_convert_20131026214817.jpg

雨の中、ひととおり廻った後に五藤監督がお世話になっている栃尾のお豆腐屋さん“豆撰”へ。
こちらは五藤監督を応援しており、店内には「ゆめのかよいじ」のポスターが貼られ、
予告編がエンドレスで流れておりました。

お勧めの豆乳ごまプリンをいただきました。ご馳走様です。
豆撰公式HP http://mamesen.jp/

「ゆめのかよいじ」は12月に東京公開が決定したそうです。
詳細が決まりましたらこちらでもお知らせしたいと思います。

「ゆめのかよいじ」公式HP http://yumenokayoiji.jp/

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HOMETOWN

149.jpg

月に1度のDVD上映会“鎌倉座”
お食事しながらDVDを観るという気楽な集まりで細々と続けてきましたが、
ついに本物の映画監督を迎えることができました。

五藤利弘監督をお迎えし栃尾を舞台にしたデビュー作を上映。
と、ともに作品に込めた思いを深くお話しいただきました。
何しろ作品を見ながら尋ねたいことがあると、
目の前にいる監督がすぐに質問に応えてくださる、
これは滅多にない機会なので予想以上に盛り上がり、
なごやかで楽しい会となりました。

そして五藤監督自身も久しぶりに見たそうで、
もう五年前の作品ですが、その間にあったさまざまな映画人生を思出だしながら、
いろいろと感じるものがあったのではないでしょうか。

監督が声を上げていたのは「映画を作ったからには人に観てほしい」と。

こちらが興味深く思ったのは大杉漣さんのアドリブシーンについて。
劇中、ほとんどカットされていますがそれを承知で漣さんは延々とアドリブをこなして、
現場をなごませたばかりか、相手を務めた若手俳優が明らかに、
それ以前と以後で演技の入り込みが変わったそうです。

観賞者一同声を揃えてたのが登場する栃尾の風景の美しさ。
「栃尾は美しい、それを教えてくれる映画だ」と賞賛した方がいるかと思えば、
わざわざ栃尾からお越しいただいた方は
「栃尾を綺麗に撮って誇りに思う」と。

ほかに日々の仕事で忙しそうな方が
「若いときの淡いときめき」を思い出したと、
劇中のウブな恋愛模様に共感を寄せていました。

個人的に今回見て思ったのは栃尾の美しさは言うまでもありませんが、
ヒロインがしぐさや表情で時に官能的に映し出されてて何度かドキリとしてました。

それとこれはドッキリに近かったですが、
初参加者の中に五藤監督と高校時代に同級生だったという方が。
監督は最初気づかなかったようですが、次第に同級生だと認識し照れ笑い。

「学生時代は映画の道に進むと、聞いてて夢みたいなことを話していたが、
本当に実現したのは同級生としてとても誇りに思う」
いい話だと思いました。

また鎌倉座のご主人に「八月の鯨」のビデオを贈り
映画の面白さを教えたという人生の先輩が五藤監督の心情を気遣いながら、
大きく背中を押していたのも見ていて気持ちよかったです。

参加いただいた方、それにお忙しい中、駆けつけていただいた五藤監督ありがとうございました。

あといつもは小さなモニターで映してますが、
監督が来るということでこの日のために大きなモニターを購入していただいたご主人には頭が下がりました。

鎌倉座に参加をご希望の方はこちらにご連絡願います。

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『冬のアルパカ』メイキング



長岡・山古志ロケの「冬のアルパカ」
クライマックスのシーンは長岡のライブハウス音楽食堂で撮影されました。
ヒップホップライブという設定なので若人のエキストラが必要となりましたが、
こういう人集めはまったく経験なかったのでどうしようかと思ったものの、
スタッフとして参加いただいた長岡造形大生、
アピタでダンスの告知をしてた長岡技科大生のダンスサークル、
そして長岡ロケなびやにいがたロケネットなどのフィルムコミッションに協力依頼、
あちこちにチラシ撒いて協力を仰いだ結果60人以上もの人達が参加、
少なかったらまぁ、カメラのカット割りで何とかなるんじゃないかと思ってましたが、
予想以上に集まり熱気溢れるライブシーンが撮影され、
原田監督はじめスタッフの人達は「東京ではこんなシーンはなかなか撮影できない」と喜んでいました。
これも音楽食堂さまのご協力をいただけなければ実現できなかったので、
今も深く感謝しています。

エキストラの方の中には撮影にアルパカは来るのか?
という質問がありましたが、確かにこのタイトルならそう思うだろうと。

このライブシーンでジミヘンと化す(?)ヒロインの仁後さんはあまりの熱演のため過呼吸でダウン、
ヤンキー娘役でプライベートでは親友の朝倉亮子さんが駆け寄り、真剣な顔で介抱していたのはハラハラしてましたが、
仁後さんの熱演にエキストラの人たちが圧倒されてたのも印象深いです。
いまや仁後さんは出演作「死神ターニャ」で東京国際映画祭のグリーンカーペットを歩き、
朝倉さんは公開中の「おしん」に出演してると聞きました。
原田監督に至っては世界中の映画祭で引っ張りダコとなってる有様です。

その「冬のアルパカ」が原田監督の新作「できる子の証明」とあわせて特集上映が組まれ
10月26日~10月28日に名古屋のシアターカフェにて再び上映されてます。

http://www.theatercafe.jp/schedule/icalrepeat.detail/2013/10/26/721/28%7C39%7C40%7C41/

それにあわせて「冬のアルパカ」メイキングが現在youtubeにアップされてます。
http://www.youtube.com/watch?v=6eEi3Nvw364&feature=youtu.be

協力していただいた長岡造形大生が撮影、編集しました。
山古志の吹雪降りまくりの雪景色とアルパカさん達。
音楽食堂やラブホテルの熱気溢れる撮影シーンと
映画つくりの面白さが堪能できるこれも立派な“作品”です。

また本編の中で個性派俳優・宇野祥平さんとヒロインの仁後さんが
長岡駅大手口・地下道にて激しいバトルを繰り広げてましたが実は大幅にカットされており、
その貴重なアドリブ合戦もアップされています。

http://www.youtube.com/watch?v=-tZY_1d0qlc&feature=youtu.be
いすれも期間限定の11月1日までの公開のようです。

「冬のアルパカ」予告編はこちら↓ 
http://www.youtube.com/watch?v=5b6l8w5U5SE&feature=youtu.be

画像は音楽食堂撮影後の記念写真、ホントに記念の写真になりました。

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ドコニモイケナイ

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東京国際映画祭・日本映画監督協会新人賞受賞作上映。
今年は「ドコニモイケナイ」

ひょんな成り行きで観ることになった本作。
あらすじも知らずにスクリーンに向かいましたが、
これが本当に痛い痛い映画、、、

2001年。九州から歌手を夢見て渋谷の路上で歌う少女。
おそらく映画学校の課題で渋谷を題材にドキュメンタリーを撮影する中で見つけた少女だと想像しますが、魅力的であり大きな自信を誇示しながらもどこか危うい、そしてその言動と行動から、どうしても不幸な予感がしましたが、案の定おそらく監督たちも撮影当初に想像してなかった姿を残酷に映していきます。
それが展開を予想できないドキュメンタリーの醍醐味かもしれませんが、一人の少女が壊れていく姿を見つめるというのは、こちら側で本当に冷静でいられなくなりました。

10年後、10年前との決着をつけるために夢破れて郷里に戻った彼女に会いに監督は向いますが、そこで目にした姿にまた厳しい現実を突きつけられました。

たぶん、あの頃も今も彼女のように夢破れ挫折し渋谷を離れた者が多く、多かったと思います。
それを再起でなく挫折し、まさに“ドコニモイケナイ”姿を映し、
それを作品として完成、公にすることに監督は深い葛藤を抱えたのではと想像します。

渋谷時代の彼女がいわば友達リストと言える名簿を披露していました。
それは一回こっきりしか会ったことのない人も含まれてて、
それは“友達”と言えるのか観ながら疑問に思いましたが、
次第に彼女が変調をきたし、救われないまま目の輝きが失せ郷里に戻る姿が映し出された時、
あの“友達”はここまでなるまでどうにかならなかったのか、
それは撮影という形で彼女の人生に関わった監督達にも注がれると思うので、
それでも作品にしようと決意した覚悟をいつか聞いてみたいと思いました。

上映後にシンポジウムがあり矢田部ディレクターの司会で
島田隆一監督とイランのアミル・トゥーデルスタ監督による若手監督同士の対談が開かれましたが、
アミル監督がヒロインの孤独な姿に触れる中で
「フェイスブックの登場で人間関係が希薄になってる」と持論を述べると
矢田部ディレクターが「あの時代にフェイスブックがあれば彼女も別の展開ができたのではないか」と
話すとアミル監督は否定的な言葉を話そうとしたら別の話題になり、
アミル監督ははたしてその件についてどんなことを考えてるのか今も気になってます。
自分はあの友達リストの表を見て、まずフェイスブックのことを想起したので。

いろんな意味で観て良かった、そして「ドコニモイケナイ」というタイトルも含めて考えさせてくれる映画でした。

島田隆一監督は「1000年の山古志」で助監督を務めた方。
橋本信一監督のもとで培われたものが今回の受賞に繋がったのだと思います。
奇しくも本作を観たのは「1000年の山古志」が作られるきっかけとなった中越地震がおきた10月23日でした。

http://dokonimoikenai.com/

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「できる子の証明」&原田裕司監督作品特集上映リターンズinシアターカフェ



予定を1日伸ばしての東京滞在となり、
忙しいと思う原田裕司監督をお誘いしお昼ご飯を食べながらお話しました。

自然と「冬のアルパカ」撮影時の思い出話になるかと思いましたが、
そうにはならず、こちらがバカ話ばかりするので
「映画の話がないじゃないか」と笑われしまいました。

気を取り直し原田監督はこれまで「壁女」でフランス、ドイツ、イタリアへ
「冬のアルパカ」で韓国、新作「できる子の証明」でオランダの映画祭に招待され、
どの映画祭が印象深かったかと尋ねると「壁女」が受賞をした
フランス・クレルモンフェラン国際短編映画際とのことでした。
とてつもない応募数の中で受賞となったことは大きな自信となったようです。
また各地の映画祭をまわった感想をいづれブログにまとめてみたいと話してました。

「壁女」はまだまだ海外の映画祭を進撃するようで、
今度は11月14日~17日に開催される
フランス Court c'est Court!" film festival での上映が決まったそうです。
「冬のアルパカ」も上映が候補となってる海外の映画祭があるようで、
ぜひ決定してほしいと切望をしました。

あと原田監督との話の中で杉田愉監督の姿勢をとても意識してたのが印象的でした。

明後日10月26日から11月1日に名古屋のシアターカフェで
"「できる子の証明」&原田裕司監督作品特集上映リターンズ”
http://www.theatercafe.jp/schedule/icalrepeat.detail/2013/10/26/721/28%7C39%7C40%7C41/
と題して原田監督特集が組まれ「冬のアルパカ」も上映され、
原田監督も初日に駆けつけます。

新作「できる子の証明」は不幸の連鎖に見舞われたヒロインが
逃亡先の田舎のわびしいストリップ小屋で再起を図ろうとするものの、
なかなかそうならず、またも不幸が襲うという実も蓋もないコメディ。
平然と下ネタはもちろん、書くとことをためらうようなお下劣なエピソードまで導入しながら、
なんの教訓話にもならないのが笑わせてくれます。
そして特筆なのが中年ストリッパー役の女優さんの文字通り身体を張った姿。
あの女優さんが裸体を披露しただけで本作は成功してるんじゃないかと。
あと「冬のアルパカ」撮影時に差し入れしたと思う一升瓶もご注目いただけたら幸いです。

次回作の構想などもあるようですが、それはまた観る時のお楽しみにして、
益々のご活躍を期待してます。

原田裕司監督公式HP http://about.me/yujiman

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1023



中越大地震から9年目の今日。
中越の人たちは厳粛な気持ちでこの日を迎えたかと思います。
そしてあの日以降も毎年、災害に見舞われる日本に
中越地震の記憶は大きな教訓となってると思いたいです。

これを書いてる担当者はあの日はスズランビル4階の市民映画館をつくる会の事務所にて
翌日から参加する東京国際映画祭に向かうため準備をしていたところでした。
突然、地響きを感じて有無を言わせず無理やりジェットコースターに乗せられたように、
上下に波打ち、確実に”死”を意識しました。
これでもう終わりなんだと。

幸いにも怪我もなく外に出て驚く周囲の人たちと言葉を交わしたところへ、
また大きな余震が襲い目の前のアーケードが大きく上下に揺れ照るのを目にし、
これは尋常でない事態、映画祭どころじゃないと理解できました。

その夜、避難所となる広場に座り余震でお尻の下が何度も旋回してること、
夜空が妬けに綺麗だったことを覚えてます。

この地震で大打撃となった山古志の人々が復興する姿を橋本信一監督は記録し
「1000年の山古志」を発表。
被災者たちの気持ちに寄り添い観る者を感動させる傑作でした。

五藤利弘監督は震災時は東京で仕事のため動けず、
テレビに映る傷ついた故郷に何もできないでいる忸怩たる思いがあったからこそ、
「モノクロームの少女」「ゆめのかよいじ」に中越地震のシーンを挿入し、
伝えることで風化させない強い思いを作品に残してます。

またこれはこじつけかもしれませんが、
山古志の人たちが地震で受けた深い傷が少しでも癒されるように、
アメリカから贈られたのがアルパカ。
そのアルパカも今は山古志の大きな観光資源として訪れる人たちを喜ばせてます。
そしてそのおかげで「冬のアルパカ」が撮影でき、世に生まれたとも思ってます。

自分はダンテ・ラム、チェン・ユーシュンの新作が同日にあると直前に知り、
後先考えずに東京国際映画祭に来てしまいましたが、
よりによってこの日をあの日に来れなかった東京国際映画祭で迎えたこと、
そして橋本信一監督と山古志にも縁があるらしい監督の作品を、
成り行きでこの日にこれから映画祭で観ることがどこか不思議な気持ちでいます。

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暗闇から手をのばせ



ずっと気になっていた本作をようやくシネ・ウインドで観賞。
とういうのも今年のゆうばり国際ファンタスティック映画祭で
北海道知事賞受賞の「冬のアルパカ」を抑えてグランプリを受賞したのが本作。

"障害者専門の風俗”というタブーに切り込んだという大上段からでなく、
ワケありから専門のデリヘル嬢となったヒロインを通して、
“ひっそりと暮らしてる”障害者達のナマの姿を見つめていき、
短い作品でしたが観て良かったです。

何よりも作り手たちが真剣に“障害者の性”に向き合ってる作品でした。

ぶっきらぼうな台詞回しが地なのかわかりませんが、
小泉麻耶演じるヒロインが世の男どもがゴクリとする見事な肢体を披露し、
男たちの心に近づき、ありきたりですか聖母のように包み込んでいきます。
もちろん幻想かもしれません暗闇に映るスクリーンに、
ヒロインの心情は肢体とともに輝いてました。

彼女をナイトのように見守る店長の津田寛治、
暗い情熱を向けるモロ師岡、いづれも好演。
特にモロさんがサディスティックにいたぶる姿を見て、
この人の出世作が「キッズ・リターン」だったことを思い出させてくれました。

そして説教しながら根はスケベという風俗にありがちで憎めないお客さんを
ホーキング青山氏がホンモノなんで笑わせながら怪演しておりました。

本作を観て思い出したのが浜野佐知監督の「熟女ヘルパー 癒しの手ざわり」
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-89.html
こちらも障害者の性に向き合ってましたが、
ヒロインは浜野監督作は熟女なのでそれこそ聖母のように男たちを癒してましたが、
こちらは傷つきながらも後半に車椅子の青年と成長していく青春映画のような肌触りを感じてました。

作り手、演者ともにプロの映画ともいえる本作と同じ土俵で闘った「冬のアルパカ」の健闘を改めて嬉しく思いました。
しかし「冬のアルパカ」に続く原田監督の新作「できる子の証明」にソックリなシーンがあってビックリしました。
時期的にまだ原田監督は本作を観てなかったと思いますが、
偶然とはいえ面白いと思いました。

http://www.kurayamikara.com/

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FITZCARRALDO



“焦らずに、自分の気持ちを大切に、
 取り組むことを選んでいくのがよいのでは、と思います。”

Nさんは市民映画館をつくる会の初期から熱心に活動されてました。
最初は映画少女がそのまま大人になったような方という印象で、
まだ自分の知らない映画についてお話しいただき、教えていただきました。

活動をしていく中でぶつかったこともありましたが、
こちらが子どもなので仕方ないと諦めながらもいつも応援・協力いただきました。
市民映画館をつくる会の上映会や長岡アジア映画祭では受付をよく引き受けていただき、
その姿を見ていた杉田愉監督はNさんを自作に起用したい思いがあったそうです。

事情が重なり、いろんなことが身に起きた時はメールで相談に乗り励ましていただき、
自分が新たに活動を決めたときは応援いただき、
届いてたメールを読み返したら冒頭のアドバイスがあり胸を打ちました。

「長岡アジア映画祭・プレイベント」では体調が優れないながらも、
わざわざ足を運んでいただき観に来てくださいました。
本当は手伝いに行きたいと言っていただきありがたかったです。

そのNさんが亡くなったと聞いたときはしばし呆然となりました。
そしてたくさんのお礼を言い損ねたことを悔やみました。

ただ唯一、プレイベントで「モンサントの不自然な食べもの」が満席になったのを
客席で目にしていただいたことは本当に良かったと思ってます。

現在発売中の「月刊ウインド」のNさんの連載「新・映画にオペラを探したら」
今号はウインドで公開される「フィツカラルド」を取り上ており、
”オペラ好きであったヘルツォークの面目躍如たる作品”と紹介し
Nさんの視点からオペラを通して映画を豊かに彩ってます。

文末に”今回はここまで、次回に”とあるのでまた読めることを期待してます。

自分ごときがNさんについて記すのは本当に僭越なのですが、
大変お世話になった方なのでこうして書かせていただきました。
思い出は本当に尽きず、深くこの場でも感謝を申し上げます。
ありがとうございました。

Nさんからメールで届いたプレイベントの感想には、
旧知の方との再会を本当に喜び最後に以下の言葉で結ばれてました。

“今はゆっくりしてください。
 では、また。”

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【音楽食堂10周年 special thanks モアリズム LIVE】



「第15回長岡アジア映画祭」でリリックホールのステージで最高のライブを開いたモアリズム.
今も名曲「笑う花」を歌っていただいたことに感激してます。
そのモアリズムがまた長岡の音楽食堂にやってきますのでお知らせします。

今回はモー娘。のスタジオミュージシャンもしていたドラマー、
ピストン川原さんの衝撃の脱退の後を受けて加入した
新メンバー、チャーリー横山さんが初参加しての長岡ライブとなります。

いつも音楽食堂でモアリズムのライブを見て、これで2000円+ドリンク代はホントに安いなぁと思ってます。
音楽の楽しさを心底教えてくれる最高のバンドなのでぜひとお勧めいたします。

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11月7日(木)
【音楽食堂10周年 special thanks モアリズム LIVE】
日時:11月7日(木) 開場 19:00 開演 19:30
料金:2000円(税込+1ドリンク)
出演:モアリズム / バンビーズ
お問合せ:0258-32-9336 [email protected]
http://ameblo.jp/hiro4186/entry-11611218551.html
モアリズム公式HP http://www.morerhythm.net/
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ちなみにこじつけになりますがモアリズムは「ディア・ドクター」「夢売るふたり」と西川美和監督作の音楽を手がけてます。
長岡・山古志ロケ映画「冬のアルパカ」では音楽食堂でエキストラを集めてライブハウスのシーンを撮影させていただきました。
その音楽食堂でこれまで幾度もモアリズムがライブを開いてるので、
ぜひメンバーの方々に「冬のアルパカ」を見てもらえないかなぁ、と思ってます。
「冬のアルパカ」の原田監督はモアリズムのファンでもあるのでいづれ原田映画にモアリズムが音楽を担当してくれないかと、両方のファンとして望んだりしてます。

「冬のアルパカ」は名古屋のシアターカフェにて10月26日~28日に上映されます。
http://www.theatercafe.jp/schedule/icalrepeat.detail/2013/10/26/721/28%7C39%7C40%7C41/

最後に音楽食堂さま、10周年おめでとうございます!

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それだけじゃ何か物足りないんじゃない ほらいつもの顔してよ



以前にもお伝えした“鎌倉座”
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-115.html
月に一度にお食事しながらDVDを見て感想をわいわい語り合う気楽な集まりです。

次回でもう15回目になるかと思いますが、ついに映画監督をお迎えして開きます。
監督作の上映とともに作品に込めた思いやエピソードをお話してもらおうと考えてます。
映画監督の生の声を聞けるとても貴重な機会かと思いますので参加をご希望される方はご連絡ください。
会場などをお教えいたします。

日時 10月25日(金) 19時~

お問い合わせ
電話09045204222
E-mail [email protected]

(注)画像は記事とまったく関係ありません。

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~みらいへ…~ ピアノ弾き語りコンサート



[第2回長岡アジア映画祭」にて主演作「HOBOS」の上映とともに、
ライブを開いてくれた長岡出身TSUNTAさんのコンサートがリリックホールで開かれるのでご紹介します。

今回は三条出身でTSUNTAさんと共作もある川上真樹さん、
そして同じく三条出身の全盲のシンガーソングライター“ひらりちゃん”こと
佐藤英里さんとの共演です。

「~みらいへ…~ ピアノ弾き語りコンサート」

11月10日(日) 長岡 リリックホール コンサートホール

【出演】佐藤英里・川上真樹・TSUNTA

開場13:00
開演13:30

前売¥500
就学前 無料

主催 ピアノ弾き語りコンサート実行委員会
問)関屋商店 0258-46-2039・あらきや 0258-46-5755

http://www1.odn.ne.jp/tsunta/framepage2.html

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若松孝二監督一周忌

・今日は若松孝二監督の一周忌になります。
市民映画館をつくる会 長岡アジア映画祭として追悼できなかったのは、
ずっと悔やむ思いを持ってました。

この場に昨年の自分が書いたフェイスブックの記事をそのまま転載し、
遅れて申し訳ありませんが追悼させてください。

公開中の若松監督の弟子、白石和彌監督「凶悪」を観ましたが、
若松監督の遺志を受け継いだような凄まじい実録犯罪映画でした。
そしてクレジットに若松監督を支え続けた方がここでもラインプロデューサーとして
名前が登場したのは感慨深かったです。

(スガノ)



昨日、若松孝二監督の訃報を知っていろいろと思い返してました。

シネ・ウインドで「実録・連合赤軍」上映後のトークを終えた後に打ち上げで間近で鬼才の一言一句に耳をそば立てていました。
普通に考えて危ないエピソードを笑いながら話す姿、宴席には公安職員もいて驚いたりと。
右も左も分け隔てなく付き合うという懐の深さ、何度も修羅場を潜り抜けた者でしか出せない強烈な存在感!
こんなタイプの人に初めて接したように思いました。

数年後、長岡を拠点に映画撮影してると聞き、
その日、撮影を終えてかちんこで飲んでると知って、サトヒデ先生とおしかけ同席。
監督は嫌な顔をせずに上機嫌で話しこんでくださいました。
撮影中の作品は後に「キャタピラー」として国際的な評価を得ることになりますが、
この時点で撮影について「順調すぎるくらい、順調ですよ」と笑顔で話し、
味わい深くお酒を飲む姿が惚れ惚れするほどカッコよかったことを覚えてます。

翌日はエキストラとして刈羽村の撮影に参加。
鬼才の撮影現場を間近で見るなんてそうそう、機会もないだろうから喜んで、
出演シーン以外も見学していました。
現場は圧倒的に若いスタッフばかりで、
時に罵声を浴びせながら意気揚々と監督は撮影に励んでいたものの、
時に笑い声が出るほどで噂に聞いてた現場とちょっと印象が違うなぁと思ってましたが
村長役の河原さぶさんの演技に納得できず、
怒声を浴びせて自ら手本を示して追い詰める姿は迫力満点、これが鬼才の姿かと感心してました。

「第15回長岡アジア映画祭」で「キャタピラー」の上映とともに監督は来場くださいましたが、
そこに至るまでが本当に大変、振り回されたり、怒られたり、
携帯の着信に監督の名が出るとドキッとなるほどでしたが、
迎えた映画祭当日「キャタピラー」は当然のように満席、監督もご満悦で、
打ち上げ時の集合写真を見返すと監督が笑っており、
楽しんでくれたようでホッとしたりと。

その打ち上げの席でまた新潟で撮影すると聞き、
よければまた撮影を見学させていただけないかと直訴。
翌年の二月に監督はきちんと約束を覚えてくださり、
若松組のロケバスに乗って新潟、柏崎、巻と本当に貴重な体験をしたのが、やはり一番の思い出になるでしょうか。
何より監督が約束を覚えて下さったことが本当にうれしかったです。
「海燕ホテル・ブルー」の撮影でしたが、
やはり主演俳優に向けて怒声をあげ、手本を見せて演技指導し追い詰めていく姿は鬼気迫るものがありました。

特に映画祭時にこちらの常識がまったく通用しない姿を知り、まさに桁外れの怪物だったと、

そんな怪物が交通事故などで亡くなるとは思いも寄らず、
昨日は思い出を振り返っておりました。
いろんなことを思い返してました、畏れ多かったものの、怪物に接することができたのはやはりいい思い出だったと。

「三島由紀夫」の上映でまた長岡に来たがってたと聞き、
もうこちらにそんな力がないことに申し訳なく思ってます。

画像は「海燕ホテル・ブルー」の撮影時、監督お気に入りの青海川駅での一コマ。
東京から同行した知人のお子さんをあやしている姿ですが、
帽子とサングラスに隠れながらもわかる笑顔に監督本来の優しさが滲み出てるんじゃないかと。

この場を借りて監督にお礼申し上げます。
ありがとうございました。

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ガンバレ☆プロレス



皆さんありがとう。新潟県長岡は僕が生まれた街であり、親父とおふくろが映画館で「仁義なき戦い」をきっかけに交際を始めた聖地でもあります。プロレス映画で、生まれ故郷に今出来る最大の返事だと思います。

↑「第12回長岡インディーズムービーコンペティション」で審査員特別賞を「ガクセイプロレスラー」で受賞した際の今成夢人監督のツイッターです。
https://twitter.com/yumehitoimanari/status/21831121484

ミッキー・ローク主演の「レスラー」を観て号泣した今成監督が
自身も学生プロレスのリングに立ってた経験を基に作ったドキュメンタリー
「ガクセイプロレスラー」は大きな評判となり、

その後はテレビ局に就職しながらも挫折を味わい、
高木三四郎率いるDDTの映像制作として頭角を現したのはすでに知っていました。

その頃に「第16回長岡アジア映画祭」でも「ガクセイプロレスラー」を上映し、
今成監督の舞台挨拶を予定してましたが、
急遽、DDTの試合が決まったために来れなくなり代わりにビデオレターを送っていただきましたが、
DDTのTシャツを着て観に来たお客さんはガッカリしながらも、
無修正版を上映したため相当なインパクトを残しました。

それで現在発売中の週刊プロレスをめくってたら今成夢人の名前が出てきました。
いつのまにかプロレスラーとしてリングで己の情念を叩きつけて闘ってるようで驚いてしまいました。

団体名は「ガンバレ☆プロレス」。

さんざん挫折を味わった男たちがプロレスに救われ、
そのプロレスへの恩返しのため再びプロレスをメジャースポーツにすることを目標に掲げた
インディ団体として台風の目と化してるようです。
看板レスラーとして今成監督は活躍してるようでこれからに期待したいです。

しかし週刊プロレスの今成監督の写真はモノクロの写真でも大きく出てたとはいえ、
なんだかずいぶん人相が変わったように思いました。

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新潟を覗く

・10月13日に開催されたたむたむ新潟映像ギャラリー準備会主催の『ホームムービーの日』『第3回 映像で見る新潟』のレポートをAkagawaさんに書いていただきましたありがとうございます。
こちらこそまたよろしくお願いします。



『ホームムービーの日』
『第3回 映像で見る新潟』
合わせて、
『新潟を覗く』と題し古町モール5、国際映像メディア専門学校、実習棟3階(旧 松竹映画館)をお借りして、開催させて頂きました。

第1部、2部 合わせて50名の方にお越し頂きました。ありがとうございます。

不慣れで、行き届かぬ対応でしたので、ご迷惑をおかけしました。
今後の活動に活かせればと思っております。

昔の映像で不思議な気分を味わって頂けたのではないかと、思っております。楽しんで頂けたのなら、本望であります。

第2部で上映した『絵葉書の中の新潟』は
新潟の昭和初期と思われる風景の絵葉書と、今の風景を照らし合わせ、解説しながら観て頂きました。

新潟農園の話しなど、代表、長谷川は情報を得る事が出来き、活力を頂き喜んでおりました。

活動を再開してから、数回目の開催でした。日頃、会う機会の無い方々にも来て頂けて、今後、お互いの活動に協力して行こうといった話も出来た、有意義な時間となりました。

乱文ではありますが、報告させて頂きました。

このプログに、何度か情報を載せて頂きました。お付き合いして頂いた皆様に、感謝です。

今後もよろしくお願いします。

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寂しくて悲しくてつらいことばかりならば あきらめてかまわない 大事なことはそんなんじゃない



一ヵ月半ほど仙台へ出張してた橋本さんがようやく帰ってきました。
正直、相談事があれば新潟に行き、いろいろと話していただけに、
出張中は大変心細かったのですが、
予定より早く帰ってきたので会いに行き、
この間にあったさまざまな出来事について話し、
時に叱咤や間違いを指摘してくださったりと。
いづれにせよ心強く思いました。

ちなみに出張中の仕事についてなにやら国家的な事業に関わってるようで気になりました。
詳しくは話せず内緒だと。

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バナナカボチャについて私が知っている二、三の事柄



写真は開催中の「いいね!ながおか産食材総選挙!!」に立候補してる
長岡・小国地域のバナナカボチャ。
投票は締め切ったようですが、
山古志のかぐらなんばんが強敵とはいえ、
上位に食い込むことは確実かと思います。

このバナナカボチャを小国の特産品にと生産し仕掛けているのは、
小林茂監督を応援している方。

この方は「第15回長岡アジア映画祭」で小林監督の
「ちょっと青空」を観賞し、
自身、父親の介護を見直し小林監督に観てよかったと直接感想を伝え、
以後、監督の時に足となりサポートをしています。

それで小林監督もその心意気に一肌脱ごうと
バナナカボチャの宣伝部長となり、
ついには先日のNHK「あさイチ」に出演しアピールをしたそうです。
そのせいもあって反響が大きかったと、
応援している方は喜んでおり、
いづれ全国へブレイクするんじゃないかと思いますが、
この方は欲がなくバナナカボチャの名前が知れ渡ればそれでいい、と。

このブログでも紹介しようと思うと伝えると、
「食べてうまかった、と書くだけでいい」と。

そんなわけで余計なことばかり書いちゃいましたが、
この食材、カボチャと同じく天ぷらにしたらイイと思ったものの、
とりあえず炒め物にしていただきました。
甘くてとても美味しいかったですが、
何より包丁で切った時に真っ先に感じたのは、
市販されてるカボチャよりもずっと濃厚な香りが立ち込めたことでした。
ポタージュにしたら絶品だそうです。

http://nagaoka-ccc.urdr.weblife.me/foods.html↑こちらを開いたら応援部長の小林監督まで写ってます。

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風と土の人 2013年秋



今回、稲刈りのお手伝いをした小暮さん宅は
中越大地震も中越沖地震も大丈夫だったものの、
2011年の3月12日未明に起きた新潟・長野県境地震によって
家屋が傾き全壊の指定を受けました。

「二度あることは三度あるとはよく言ったもんだよなぁ、
三度あることは4度あるは言わないし」

家をあきらめかけたものの、
さまざまな人の意見やアドバイスを受けて
仲間とともに家を見事に修復させました。
いわば不屈の人です。

小林茂監督の「風の波紋」は2010年の晩秋から撮影が始まったので、
小暮さん宅の修復作業も撮影しています。

http://tsukurukai.blog103.fc2.com/blog-entry-1395.html
毎朝と晩に行政から委託を受けたという牧場の管理もしており、
様子を見学に連れていただいた車内でぽつりと脇に流れる川を見て、
「この川はあの地震の跡に土砂が埋まりせき止められ水があふれたんだ、あれは怖かった」
と話していました。

新潟・長野県境地震は311の翌日にあったため、
当時の報道はもちろん東北に赴いてましたが、
この地域も甚大な被害があったものの、
ほとんど知ることもなく、今回そんな規模の土砂ダムがあったことも
恥ずかしながらはじめて知りました。

小暮さんはかつては戦場カメラマンとして世界中を飛び回り、
ホームレス支援活動の一環として写真展開催を機に
小林茂監督と知り合い、新潟と東京を行き来していくうちに
この松之山を見つけて移住を決意したそうです。

冬は4メートルにも雪が積もる豪雪地帯で、
無農薬という生半可でない米つくりでどっぷりとこの地域に根付こうとしています。
小林監督がまず被写体に選んだだけの人であり、
おそらくかつて花形のカメラマンだったと思いますが、
今はカメラを手にしてる姿を見たことがありません。
カメラマンを投げ打ってこの地に生きることは相当な覚悟があったと思いますが、
どこかそのことについて尋ねるのは躊躇しています。
小暮さんはファインダーの中で何かを見たのだろうか?

「風の波紋は」そういった趣旨とは別の映画になると想像しますが、
小暮さんのこれまでの骨太な生き様を思うとなぜカメラと東京を投げ打ってこの地に
新しい人生を見つようとしたのか気になります。

「いいか、カメラを人に向けるときはあらかじめ撮りますなんか言うんじゃないぞ、
そのまま撮ればその人が写る」

自分はガラケーでよく撮影してますが、
人を撮る時、おどおどとしてる姿を見て小暮さんが笑いながらアドバイスしてくださいました。
プロのカメラマンだった片鱗を聞いたように思いました。
で、そのアドバイスを実践したのが画像の写真ですが、
小暮さんの笑顔は人柄そのままです。

↓初対面のときの小暮さんの印象です。
http://tsukurukai.blog103.fc2.com/blog-entry-1174.html

| 未分類 | 20:33 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

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これは映画になる



“苦悩する「農村・農業問題」を抱えながらも、人間が自然と相対して醸し出される「喜び」や「精気」をたんたんと描いてみたいと思うようになりました。”

小林茂監督は「風の波紋」の製作趣意書にこう書いてます。
http://tsukurukai.blog103.fc2.com/blog-entry-1333.html

撮影に入ってもう3年になり、松之山を中心にこの地域の人々にキャメラを向けて
もう100時間以上も素材はたまったそうです。
今回は橋本信一監督、酒井充子監督の撮影を手がける松根広隆キャメラマンも録音係の方と参加。
撮影の合間に小林監督も含めて農作業を本腰で手伝っていました。

小林監督が撮影をした佐藤真監督の名作「阿賀に生きる」の冒頭は船大工のご主人が、
急須にお茶を注ぐ姿を映しています。
しかし実はあの場面は「阿賀に生きる」という映画の最後の撮影場面だったと聞いたことがあります。
「阿賀に生きる」も何年に渡り、阿賀野川流域に撮影陣が合宿して、
村人と共存しながら撮影していましたが、
あの船大工がお茶を注ぐシーンを撮り、
もうこれ以上撮らなくてもいいという感慨になり、
そこで撮影を終えたそうです。

田んぼ仕事の合間に小林監督にいつまで撮影してますか?と尋ねましたが、
「終わりと思いながらもまた追加の撮影で来てる」という意味のお返事を聞きました。
もしかしたらあの「阿賀に生きる」のお茶を注ぐシーンに匹敵する場面を探し歩いてるのではと。
僭越ですが思いました。

しかし今回、松根キャメラマンは小暮さんの奥さんが
休憩時間に田んぼにお茶を用意する姿を追って撮影してましたが、
まさか自分も被写体になるとは思わず大失敗を冒してしまいました。
慌てて自然にお茶をいただく手伝いに来た男という役目をキャメラの前でどこかで演じてる自分が妙な気がしました。

すでに撮影を終えた素材は編集スタッフの方に送られたそうですが、
松根さんによると編集の方は全て見てこう言ったそうです。

「これは映画になる」

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浦田にて



田んぼ仕事を教えていただいてる大崩のご主人に誘われ、
松之山の仲間のこちらも無農薬の田んぼの稲刈りへと一緒に行って来ました。
仲間といっても定年後に田んぼを始めたご主人はこの方からも農作業を教えていただいたそうです。

そしてこの松之山・浦田に住む小暮さんを中心にして
小林茂監督は新作「風の波紋」を撮影しています。

大崩のご主人とともに稲刈りやかさがけなど一通り、
猫の手ほども役に立ちもしませんでしたが、
秋晴れの中で気持ちよく汗を流すことができました。

夜はこの浦田の小暮さん宅に泊めていただき、
炊きたての新米をいただきましたが、
最高にうまかった、なんてもんではありません。
まさに絶品、しかも奥様の自家製という数の子をたんまり乗せたり、
囲炉裏で焼いた秋刀魚をおかずにしたものでしたから、
なんというか日本人に生まれたヨロコビを噛み締めてました。
本当にご馳走様でした。

近所に撮影チームと合宿してる小林茂監督も、
囲炉裏を前に車座になってご飯を食べ、酒を飲み、話にふけていましたが、
この新米を食べ終えると拍手をしたので、
皆さんで一緒に手を叩いてました。

しかし当たり前だとは思うものの、
朝から晩まで毎日農作業に従事するというのは大変な労働だと。
小暮さんやそのお仲間の姿を見て実感していました。

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“ゆめのかよいじ”を往く

五藤利弘監督「ゆめのかよいじ」を観て↓この場面、この風景に
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-138.html身を投じてみたいと以前書きましたが、
ようやく時間ができて秋晴れの栃尾へ、それもチャリで赴きました。

063.jpg

トンネルを抜けてまず辿り着いたのが「星長豆腐店」
もちろんあぶらげも名物も名物ですが、
映画の中で石橋杏奈さん、浅野かやさんが校舎をバックに
ぱくついてたのが、こちらの特産おぼろプリンの筈。
実際、これは濃厚な味で旨かったです。

060.jpg059.jpg

続いて見つけて思ってたより街中にあったのが「諏訪神社」
ここは竹富さんが石橋さんを異界へ誘うものの、
白石くんが間一髪で止めるシーンに使用されたところ。
長い石段を登ると境内では栃尾の街が一望できました。

・訂正 その後、五藤監督よりご指摘があり、そのシーンは中野俣小近くの神社で撮影されたとのこと。
諏訪神社は石橋さんと白石くんが傘をさして歩くシーンで撮影したそうです。
訂正します。

豆051.jpg

さらに進んで豆腐店「豆撰
こちらは五藤監督を応援しており、
新作「スターティング・オーヴァー」に登場するあぶらげは
こちらのお店のものだそうです。
人気店らしく出来立てのあぶらげは売切れとあったので、
油揚げバーガーを購入、美味しかったです。

058.jpg橋

西谷川にかかる「神明橋」は「モノクロームの少女」に続いての登場。
右は大布橋から見る神明橋ですが、かつてこの地域は洪水に悩まされたそうで、
両岸の石垣の堤防は他ではあまり見れない独特のものだと案内板に書かれてました。
奥には上杉謙信が初陣を飾ったとう城山が。

062.jpg057.jpg

栃尾といえば雁木通り。
その中の道の駅の休憩所で浅野さんと教師が木造校舎存続の署名活動について話してました。

あぶらげ040.jpg

道の駅とちおの屋外で売っているあぶらげは
先の新潟県ロケ地映画祭で「ゆめのかよいじ」上映後のトークで
大桃美代子さんがテレビ番組の撮影で食べた際、
他のタレントさんやスタッフが賞賛した1品。
また中のレストランは「モノクロームの少女」に登場してましたが、
ここには油揚げ定食があるのでいただきました。
ホント食べてばかりでした。
ちなみにこの道の駅の隣の施設おりなすは「ゆめのかよいじ」が初披露されました。

で、肝心のあの場面は五藤監督によれば一之貝の集落から茨木童子の里へ向かう一本道の途中。
おおよその目安はつき地図を広げれば一之貝から茨木童子の里の途中に軽井沢の集落があり、
以前も通ったことがあるのでどちらかといえば軽井沢から茨木童子の里寄りではないかと
急坂を登り、途中それらしき場所で検証しては、
微妙に違うと判断し、次の場所を繰り返してたら、いつしか妙に思ったのは
茨木童子の里が一向に現れないこと。
変に思ってたらついに森立峠の見送り地蔵が目に入ってきたので、
034.jpg
これは明らかに違うと引き返し軽井沢集落のおじさんに尋ねたらなんと、
茨木童子の里は今年に入って取り壊したこと。
老人ばかりになって管理が難しくなったのが理由だそうで驚いてしまいました。

以前、「モノクロームの少女」のロケ地めぐりした際はでかい看板と清水がありすぐに目に入ったので。
http://tsukurukai.blog103.fc2.com/blog-entry-602.html
しかし残骸というか何かしら跡があってもいいように思いましたが、
まるで無く、もしくは気づかず本当に狸が狐に包まれたのかと思ってました。
よって大幅に時間をロス。
特に今回はとちお温泉に浸かり、気持ちよくなり昼寝までしたので午後の出発が遅く、
日は落ちるとなるとやたらと早く、
一之貝まで引き返し改めて検証しましたが、
033.jpg
それらしい場所を見つけたもののどうみても違うように思いました。
さらに五藤監督は一之貝と茨木童子の里と教えてくれて軽井沢については
触れておらず、そういえば一之貝と茨木童子の里を結ぶわき道があったことを思い出し、
そちらへと急行しましたがすでに薄暗く、何より街灯も無く心細くなったため検証を断念という有様でした。

午前中にこちらを先に済ませていればと反省。
何よりあの茨木童子の里が失せていたのは予想外でありました。
まぁ、また探しにいく楽しみが残ったということを自分に言い聞かせ、
八方台から下る坂道を長岡の夜景を見ながら急降下して戻りました。

他にロケ地で強く印象に中野俣の炊き出し、杜々の森、和島の旧・島田小(今は予約しないと入れないレストランになったそう)は
撮影時に見学してたので↓こちらを。
http://tsukurukai.blog103.fc2.com/blog-entry-1128.html
http://tsukurukai.blog103.fc2.com/blog-entry-1129.html
http://tsukurukai.blog103.fc2.com/blog-entry-1130.html

むろん石積みのシーンや白石くんが石橋さんに素敵な風景と紹介する場面など、
印象に残るロケ地がたくさんあり、
「モノクロームの少女」もそうですが、
観たら訪れたい気持ちになるのも五藤監督作の長所ではないかと。

「ゆめのかよいじ」予告編
http://www.youtube.com/watch?v=rJvYm_FNWY4

おまけ

石川043.jpg

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栃尾を彷徨う中、目指していた貴渡神社に辿り着きました。
“越後のミケランジェロ”こと石川雲蝶の彫刻を目的に。
保存の目的なのか金網に囲まれてましたが、
事前に管理者に連絡したので扉を開けていただき中を拝観できました。

側面や社殿上部に雲蝶の彫刻がずらりと並んで圧巻。
特に側面はこの地域の特産である養蚕や織物をテーマにしたもので、
優雅さが漂う中、どことなく中華っぽい雰囲気もあるのが面白かったです。
何より間近で目にできて感激しておりました。

酒と女と博打に熱を上げながらも、
ノミを握れば“彫りの鬼”と化したという雲蝶。
三条の本成寺を拠点にしながら、
多くの資料が焼失して実像がわからないというミステリアスさもイイです。
誰か伝記映画を撮ってくれないかと。
ちょうど活躍した時期が幕末から明治というのは
「ほかいびと」の井上井月と同時期でもあるだけに。

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et cetera



柏崎へ赴き旧知の知人に案内をしていただきました。
黙って車に乗っけられてあちこちへとまわりましたが、
街に近い海岸、向こうに佐渡、右手に柏崎・刈羽原発を目にできる場所が、
今も続く悲劇の発端となった場所と聞かされしばし立ち尽くしてました。

柏崎への目的はお世話になってる“et cetera”へ
またも遅ればせながら「長岡アジア映画祭・プレイベント」のチケット清算に行きました。
こちらも予想以上に売れており、ありがとうございました。

et ceteraはスクリーンとプロジェクターを設置し、
隔月で良質のドキュメンタリー映画の上映会を開いてます。

今後の予定作品を気さくな店主から教えていただきましたが、
まずは次回10月20日(日)10:30~、13:30~
「世界が食べられなくなる日」を。

http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-137.html

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ホームムービーの日 第3回映像で見る新潟

・以前、ご紹介しました10月13日に開催される“ホームムービーの日”
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-162.html
この度、第二部「映像で見る新潟」の詳細が届き、とても興味深いと思ったので、
改めて紹介します。



10月13日(日)

会場 国際映像メディア専門学校…実習棟 3階
(古町モール 5 水島新司まんがストリート、ドカベン山田太郎 背番号2の銅像前 )

開場10:30

第一部 ホームムービーの日
11:00〜12:20
…ホームムービーとは…毎年10月に、懐かしい映像フィルムを持ち寄って上映する国際的記念日です。
2003年に米国のフィルムアーキビストが発案し、海外・国内で開催する都市が増えています。
子供の成長記録や家族旅行の思い出。
失われた懐かしい街並み、学生時代に撮ったちょっと恥ずかしい自主映画など…。何が出てくるかは当日お楽しみ。....

第2部 第3回 映像で観る新潟
12:30〜13:30
ー昭和初期の街並み、風景が蘇るー上映予定
(映像の関係上、変更の際はご了承ください。)
①消防団行進(新潟地域映像アーカイブ提供)
②新潟農園 芸妓慰安会
③新潟農園散策 加治川の桜
④越後路を巡る~風信会一行~(たむたむ提供)
⑤絵葉書の中の新潟(たむたむ提供)

《1部、2部共に入場無料 ‼ 》
問い合わせ先 長谷川 090-1693-9696〈会場〉
国際映像メディア専門学校…実習棟 3階
(古町モール 5 水島新司まんがストリート、ドカベン山田太郎 背番号2の銅像前 )

主催 :たむたむ新潟映像ギャラリー準備会
協力 : 国際映像メディア専門学校
新潟大学、 にいがた地域映像アーカイブ

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カナザワ映画祭2013 映画祭巡礼記

・S東京特派員の映画祭巡礼記。
今回は9月13日~16日に開催されたカナザワ映画祭です。
http://www.eiganokai.com/index.html

会場の金沢都ホテル セミナーホール(旧ロキシー劇場)
会場の金沢都ホテル セミナーホール(旧ロキシー劇場)

カナザワ映画祭は2007年から始まった映画祭で、2年目の「カナザワ映画祭2008 フィルマゲドン」のとき、アメリカの俳優クリスピン・グローヴァーが監督した作品を上映したことで知って以来行ってみたかった映画祭です。例年福岡のアジアフォーカス福岡国際映画祭とスケジュールが重なることが多くなかなか行けなかったのですが今回初めて見ることができました。
今年のテーマは「ギミック映画」。ギミックとは仕掛け付きという意味。「ファンタズム」という79年のホラー映画では劇中に空を飛ぶ殺人鉄球が出てくるのに合わせて蛍光塗料を塗った球が劇場内を飛び回ったそうです。また様々なトリックで観客を驚かせたギミック映画の帝王と呼ばれた制作者ウィリアム・キャッスルの最高傑作といわれる作品「ティングラー」は日本初公開。あまり立派な作品とはいえないかもしれないけど、映画好きの子供や若者たちを魅了した映画(特に70~80年代)が主役の映画祭でした。

1日目のオープニング作品、サイレント映画の大作のジョルジョ・モロダ―が音楽をつけた「メトロポリス」の爆音上映、2日目の「サンゲリア」「バーニング」「ファンタズム」「ファントム・オブ・パラダイス」「ロッキー・ホラー・ショー」などは見ることができず、とくに「ファンタズム」は先に書いたように当時「ビジュラマ方式」として宣伝されてポスターにも載っていながら実際の上映では使われなかった仕掛けを完全再現したそうでこれは見たかったです。このビジュラマ方式もそうですが、映画の中に出てくるゾンビがあまりにグロテスクなので上映時にエチケット袋が配られた「ゾンゲリア」とか「全米27州で上映禁止!絶叫保健つき」という「バーニング」とかよく考えるなあと感心するようなハッタリのきいた宣伝をしていた映画(おもにホラー映画)も取り上げられています。また「ロッキー・ホラー・ショー」はファンクラブがあるそうで映画の進行に合わせて大騒ぎを楽しむというこの映画独特の見方というか参加を体験できるイベントだったようです。これはぜひ体験してみたかった。

私が見た3日目と4日目(最終日)の上映は以下の通り。
「スター・ファイター」(84年)「吐きだめの悪魔」(87年)「ハッピーアイランド」(一般公募作品)「獣人島」(32年)「ティングラー」(59年)「時計じかけのオレンジ」(71年)「スカーフェイス」(83年)「ファイトクラブ」(99年)「ゼロ歳からの映画館」「アルタード・ステーツ」(80年)「ショッカー」(89年)「地下幻燈劇画 少女椿」(92年)。

「BACK TO THE 80’Sファンタスティック ファンタスティック映画が最も輝いた80年代の作品をセレクト!」と題された特集の「スター・ファイター」「吐きだめの悪魔」「ショッカー」。「スター・ファイター」はミニチュア中心の時代の当時初めてCGで作った宇宙船を登場させた作品。でもまだまだ特殊メイキャップや光学合成が主流で手作り感満載で現在の目で見ると懐かしくもあるし新鮮でもあります。「吐きだめの悪魔」は毒薬によって人体が溶けるさまざまなヴァリエーションが魅力。当時は特殊メイキャップがホラー映画のひとつの見どころでした。「ショッカー」は殺人鬼が死後も電気となって電線を伝い殺人を続けるというアイディアがすばらしいB級ホラー。テレビの中での追いかけっこが合成技術の見せどころ。

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「ハッピーアイランド」の清川隆監督(右端)と出演者の皆さん

「ハッピーアイランド」(清川隆監督)はカナザワ映画祭初の公募作品。「もっとうまい作品もあったけどインパクトはこれがいちばんだった」というだけあって福島の原発事故の立ち入り禁止地区に食人鬼が住み着いていたというスキャンダラスな設定と目を覆いたくなるような残酷な殺人シーンはこの映画祭にふさわしいかも。清川隆監督の本職は医師で、映画の中の殺人鬼を演じた方も現職の産婦人科の医師で日本でも有数の名医だというのにもびっくりしました。

「新映画理論講座」トーク 高橋洋(左)稲生平太郎(右
「新映画理論講座」トーク 高橋洋(左)稲生平太郎(右)

稲生平太郎氏と高橋洋氏の対談「奇想天外・新映画理論講座 これが新しい映画の見方だ!」に合わせたセレクションで選ばれたのが「獣人島」と「アルタード・ステーツ」。
「獣人島」はH・G・ウェルズの「モロー博士の島」の最初の映画化。モロー博士はチャールズ・ロートンが演じていて、見た目は穏やかで人当たりもいい紳士的な人物なのが却って恐い。自分が作りだした獣人たちに復讐される最後はすさまじくて、のちのリメイク作品よりも恐ろしかったです。「アルタード・ステーツ」は人類の根源を探ろうとする科学者が自分を実験台にした結果、ついに肉体の変化を引き起こすという映画。水の入ったタンクで浮いているうちに瞑想状態になり類人猿になってしまう。なぜなのかさっぱりわからないけどいきおいで見せてしまうのがすごいです。

「ギミックの帝王ウィリアム・キャッスル」はこの映画祭の目玉でしょう。「ティングラー」の仕掛けは振動する座席ですが、映画本編も蛇口から流れる血だけがカラー(この映画はモノクロ)だったり、劇中映画館に逃げ込んだティングラーが映写技師を襲うと上映中の映写が途切れ真っ白になったスクリーンにティングラーの影が映る(映画の中のできごとかと思っていたらこの映画館のことだった、というメタ構造)、叫び声をあげてティングラー退治に観客が参加するなど、ウイリアム・キャッスルの趣向を凝らした仕掛けを堪能しました。

「地下幻燈劇画 少女椿」のパフォーマンス
「地下幻燈劇画 少女椿」のパフォーマンス

そしてクロージングを飾るのは「アンコール!特別仕掛け上映 完全復活16mmニュープリント版」と題された「地下幻燈劇画 少女椿」(監督 絵津久秋)。去年のカナザワ映画祭での上映では満員で入れない人も出たということで再度の上映。特に今回は新たに発見されたというオリジナルネガからから起したニュープリントとのことで、前回上映の国内上映用修正バージョンに比べ格段に美しい画面で修正処理もなしという状態で見れるのも見どころでしょう。また仕掛けのほうですが前回の上映では監督自らの手になる仕掛け上映だったのですが今回はまたそれとは違うバージョンとのこと。映画は同じでもそれぞれの内容は1度きりなわけで毎回異なる仕掛けがつくというのもイベント的でいいですね。前の回から休憩を挟んだ間に客席内は赤い糸と白い紙テープが客席中に張り巡らされて、仮面のダンサーがスクリーンの前で踊り場内のあちらこちらに仮面をかぶった黒タイツの人たちが人形のように横たわる…という見世物小屋が舞台の映画に合ったおどろおどろしさで雰囲気を盛り上げ、スクリーンが見えなくなるくらいの紙吹雪が場内を舞うクライマックスが圧巻でした。

映画祭は文字通り映画のお祭りなわけですが、カナザワ映画祭の場合は上映会場が本当にお祭り会場のようで、観客もそれに参加するような熱気のある映画祭だったと思います。また来年も行ってみたいです。

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iCAF2013



長岡造形大学へビューラ・ヨールグ先生を久しぶりに訪ねていろいろとお話しました。
「長岡アジア映画祭・プレイベント」では「One Day On Earth」の上映に尽力いただき、
そのお礼も兼ねて。

話の中で昨年、一昨年と長岡造形大学で開催した
インター・カレッジ・アニメーション・フェスティバル(iCAF)は、
今年は残念ながら造形大では開催しないそうです。

その代わり、現在全国各地を回っているiCAF2013のプログラムの中に
長岡造形大学の作品が入ってるそうで、
プレイベントでもビューラ先生の解説とともに上映した
バックスクリーンを起用しての「Jimot CM : 新潟」も
http://www.icaf.info/program/nagaokazokei.html
各地で上映されてるのでご紹介します。

東京での開催は終了しましたが今後は

札幌 10月17日(木) ~ 10月20日(日)
北海道安達学園大通公園ホール
2号館8F

沖縄 11月2日(土) ~ 11月3日(日)
沖縄県立芸術大学 首里当蔵キャンパス
一般教育棟3階大講義室

金沢 11月7日(木) ~ 11月10日(日)
金沢21世紀美術館
1Fレクチャーホール

京都 11月29日(金) ~ 12月1日(日)
元・立誠小学校・特設シアター

名古屋 12月8日(日)
愛知芸術文化センター
12階アートスペースA

以上で上映されます。

詳細はこちらを
iCAF2013 公式HP http://www.icaf.info/

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ホームムービーの日

・以前、紹介しました"たむたむ新潟映像ギャラリー準備会”の
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-113.html
イベント「ホームムービーの日」と「映像でみる新潟」が10月13日に開催されるのでご紹介します。

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10月13日(日)

会場 国際映像メディア専門学校…実習棟 3階
(古町モール 5 水島新司まんがストリート、ドカベン山田太郎 背番号2の銅像前 )

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開場10:30

第一部 ホームムービーの日
11:00〜12:20

第2部 第3回 映像で見る新潟
12:30〜13:30

問い合わせ先 長谷川 090-1693-9696
主催 たむたむ新潟映像ギャラリー準備会

協力 国際映像メディア 新潟大学 新潟映像アーカイブ

…ホームムービーとは…毎年10月に、懐かしい映像フィルムを持ち寄って上映する国際的記念日です。
2003年に米国のフィルムアーキビストが発案し、海外・国内で開催する都市が増えています。
子供の成長記録や家族旅行の思い出。
失われた懐かしい街並み、学生時代に撮ったちょっと恥ずかしい自主映画など…。何が出てくるかは当日お楽しみ。....

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第27回ウィルながおかフォーラム



ウィルながおかの代表者会議に初参加しました。
最も出戻りみたいなものでしたが、皆さんの中に混じって参加者の話を聞き、
最後に「フタバから遠く離れて」上映会の宣伝をさせていただきました。
ほかに登録団体の宣伝になるポスター展も開催されるため、その要綱も説明がありました。
これはぜひ参加したいです。

今回のテーマは以前にご紹介した 講演会「生きていく力~潔く 自分らしく」&映画「折り梅」上映をメーンイベントにした「第27回ウィルながおかフォーラム」を中心に。
11月30日のアオーレ長岡市民交流ホールAでの松井久子監督の講演、映画上映のほか

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分科会1 働くパパの時間術~すぐに役立つビジネスと育児の相乗効果を学ぶ~

【日 時】 11月23日(土・祝)午後1時30分~4時
【会 場】 まちなかキャンパス長岡 301会議室
【講 師】 栗田正行さん(『働くパパの時間術』、『わかる「板書」伝わる「話し方」』著者)
【参加費】 無料
【申 込】 インターネットもしくは、ウィルながおかへTEL(39-2746)、FAX(39-2747)
【保 育】 1人500円(11月15日までに要申込、定員になり次第終了)
     ※保育申込受付はTELのみ

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分科会2 自分でできる!! 簡単ストレスケア 「ココロとカラダのセルフメンテナンス」

【講座内容】毎年、申込が殺到する大人気の講座です。テレビや雑誌で活躍中の水科先生の講座が無料で体験できます。
【日時】11月27日(水)19:00~21:00
【会場】川口公民館
【講師】水科江利子さん(フィットネスインストラクター)
【定員】50人[先着]
【参加費】無料
【申込み】インターネットもしくは、ウィルながおかへ TEL(39-2746)、FAX(39-2747)

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そして登録団体主催イベントも開催されます。

ウィルながおか登録団体主催イベント
①【映画上映・話し合い】 「私は男女平等を憲法に書いた」
[日時] 11月16日(土) 10:00~12:00
[定員] 100名(先着) [参加費] 無料
[会場] 中央図書館 講堂
[問合] 新日本婦人の会 長岡支部・田口さん TEL:34-7635

②【講演会】私が輝き、町が輝く ~城下町村上 町おこしの事例から~
[日時] 11月16日(土) 13:30~15:30
[定員] 50人(先着) [参加費] 無料(要申込)
[会場] まちキャン 創作交流室
[申込] 長岡市消費者協会・消費生活センター TEL:32-0082

③【講演会】「人と人のつながりから広がる安心社会」 ~地域の茶の間づくりの実践から~
[日時] 11月16日(土) 13:30~15:30
[定員] 80人(先着) [参加費] 無料
[会場] まちキャン 301会議室
[問合] 長岡老いを考える会・長井さん TEL:35-9048

④【講座・話し合い】そうだったのか!?~ある日の新聞記事から~
[日時] 11月17日(日) 13:30~16:00
[定員] 50人(先着) [参加費] 無料
[会場] まちキャン 交流ルーム
[問合] ウィメンズスタディズ・ネットワーキング・鈴木さん TEL:33-8227

⑤【講座・話し合い】防災分野における男女共同参画の視点について~国と地域での取組みを考える~
[日時] 11月21日(木) 18:30~21:00
[定員] 80人(先着) [参加費] 無料
[会場] まちキャン 301会議室
[問合] 新潟県中越大震災「女たちの震災復興」を推進する会・樋熊さん TEL:32-7698

⑥【講座】メディアリテラシーとは?
[日時] 11月23日(土) 10:00~12:00
[定員] 30人(先着) [参加費] 無料
[会場] まちキャン 501会議室
[問合] 北京JAC・新潟 中越地区・椛澤さん TEL:090-2974-0437

⑦【話し合い】みんなで話そう!まちなかの元気について
[日時] 11月23日(土) 13:30~15:30
[定員] 30人(先着) [参加費] 無料
[会場] まちキャン交流ルーム
[問合] 生活調査研究会・大橋さん TEL:33-3579

⑧【講座・話し合い】ココロもカラダもリラックス<茶房MIKI>
[日時] 11月24日(日) 13:30~15:30
[会場] まちキャン創作交流室
[定員] 30人(先着) [参加費] 300円
[講師] チームMIKI(廣橋義和さん)
[申込] ウィルながおか TEL:39-2746/FAX:39-2747

⑨【学習会】家族と教育をめぐる動向
[日時] 12月1日(日) 13:30~15:30
[定員] 50人(先着) [参加費] 無料
[会場] まちキャン 創作交流室
[問合] 男女がともに生きる社会を進めるF&Mながおか市民会議・樋熊さん TEL:32-7698

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詳細はこちらを。

第27回ウィルながおかフォーラム公式サイト
http://www.city.nagaoka.niigata.jp/kurashi/will/will-foram10.html

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阿賀に生きるの音楽会

・小林茂監督が撮影を担当したドキュメンタリー映画の名作「阿賀に生きる」
フィルムの焼き直し資金を集めるために昨年、開かれた「阿賀に生きるの音楽会」が今年も開かれるのでご紹介します。



“映画、「阿賀に生きる」は、阿賀野川流域の「阿賀の家」に住み込んだ7名のスタッフが3年がかりで製作。
 第24回ニヨン国際ドキュメンタリー映画祭銀賞、サンダンス・フィルム・フェスティバルIN TOKYO コンペティション部門グランプリ、山形国際ドキュメンタリー映画最優秀賞等を受賞しました。
 公開から20年を経過した昨年、阿賀野市の旗野秀人さんらが「阿賀に生きる」の劣化したフィルムの焼き増し資金を集めていることを知った経麻朗(きょうまろう・阿賀に生きる音楽担当)がクラシック、ジャズ等の演奏家たちへ呼びかけ「阿賀に生きるの音楽会」を新潟市中央区古町通6の喫茶マキと柏崎市のet ceteraで開催。音楽会の収益をフィルム焼き増し資金へ寄付。新しいフィルムは昨年より全国にて順次公開され、新たな若い世代からも支持を受けています。
 この事をきっかけに、今年も素晴らしい音楽家の皆様にご出演いただき、新潟のたからもん、映画「阿賀に生きる」を忘れないために、そして後世に伝えるために、「阿賀に生きるの音楽会」が開催されます。ぜひ足をお運びください。”
http://www.city.niigata.lg.jp/kanko/bunka/mizutsuchibunkasozo/mizutsuchi9.html

日時
•2013年11月2日 土曜日
•クラシックの部 開場午後1時 開演午後1時30分 終演午後4時
•ジャズの部 開場午後6時 開演午後6時30分 終演午後9時

入場料
•クラシックの部 前売1,500円 当日2,000円
•ジャズの部 前売1,500円 当日2,000円

前売券発売場所
•りゅーとぴあ2階インフォメーション 電話:025-224-5622
•シネ・ウインド 電話:025-243-5530
•コンチェルト 電話:025-225-0300
•ドリーム音楽院 電話:025-224-9705

会場
りゅーとぴあスタジオA

クラシックの部 出演者・演奏曲

1 品田真彦(ピアノ)
ハイドン アンダンテと変奏曲 Hob.XVII:6
ショパン 舟歌 Op.60

2 おとかぜ 佐々木友子(ヴァイオリン) 倉澤桃子(マリンバ)
パガニーニ カンタービレ
ピアソラ ブエノスアイレスの冬 他

3 中林恭子(フルート) 片桐寿代(ピアノ)
ミヨー ソナチネ作品76
ボルヌ カルメン幻想曲

4 トリオ・ベルガルモ 庄司愛(ヴァイオリン) 渋谷陽子(チェロ) 石井朋子(ピアノ)
ハイドン ピアノトリオ Hob.XV:25 他

5 奥村和雄(ヴァイオリン・特別ゲスト) 鈴木義雄(尺八・特別ゲスト)
「阿賀に生きる」公開当時に製作されたサントラCDで演奏のご協力いただいた特別ゲストのお二人をお迎えし、クラシックの部の出演者の方々と「組曲 阿賀に生きる」を演奏いたします。

ジャズの部 出演者

1 鈴木奈津子・経麻朗デュオ
鈴木奈津子(ボーカル)
経麻朗(ギター)

2 ふくまこづえ・小松原崇デュオ
ふくまこづえ(ボーカル)
小松原崇(ギター)

3 Look To The Sky
細木 紀克(トランペット)
細木 久美(ピアノ)
東 聡志(ベース)

4 KANAE with 斉藤伸宣 trio
KANAE(ボーカル)
斉藤伸宣(ピアノ)
上野公一(ベース)
鍋谷聡(ドラム)

主催
阿賀に生きるの音楽会運営委員会
電話:025-224-9705

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