たかをくくろうか
雲のさけめから陽がさして
小鳥たちが空に散らばる
きれいな歌がききたいな
世の中ってこんなところだよ
たかをくくろうか
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遅ればせながら谷川俊太郎氏の訃報を知り、
真っ先に思い浮かんだのが「朝のリレー」よりも先に「たかをくくろうか」
「ビートたけしのオールナイトニッポン」のエンディング、
嘉納昌吉の「ハイサイおじさん」をBGMに賑やかに殿がまくし立てて、
「バイビー!」となった後にしんみりと殿が歌う「たかをくくろうか」が流れ、
それまでのバカ騒ぎが終わった後の一抹の寂しさを感じて、
「谷山浩子のオールナイトニッポン」へとバトンを渡す一曲。
かの坂本龍一教授が作曲、ハスキーな殿の歌声と
教授のアレンジが絶妙な味付けとなった名曲、
未だにどうしてこの詩で殿と教授とがコラボしてるのか、
そして3番ともなぜこの展開で「たかをくくろうか」で締めるのか、
謎に思ったりしています。
TAKESHIの、たかをくくろうか
https://www.youtube.com/watch?v=sw_YUTIiAgY
熱心に読んでいたわけではありませんが、
「私が歌う理由」に大きな衝撃を受けた中島みゆきサマが、
決まってた歌手デビューを一旦白紙に戻したなんてエピソードが、
どこか畏れ多い詩人として脳裏に刷り込まれてます。
ご子息の谷川賢作氏は音楽家。
五藤利弘監督『おかあさんの被ばくピアノ』の音楽も担当、
その縁で一昨年の映画上映会と被ばくピアノ演奏会に、
谷川賢作氏も参加、自作の「朝の魚 Fish in the morning」を演奏しましたが、
谷川氏の音楽を奏でる喜びと、
こちらは音楽を体感する喜びに満ち溢れた素晴らしい演奏だったことを覚えてます。
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3484.html
そんなことも思い浮かんだりし、
これはこじつけでジュリーは『太陽を盗んだ男』と『土を喰らう十二ヵ月』でどちらも、
谷川俊太郎氏作詞の『鉄腕アトム』を口ずさんでるとのこと。
『太陽を盗んだ男』は原子力がテーマの映画なのでアトムと重なるものの、
『土を喰らう十二ヵ月』ではどの場面で歌ってたのか思い出せず、
その理由も気になってるので上映会で注目しようと思ってます。
1/16 映画『土を喰らう十二ヵ月』 長岡上映会 2024年度 ながおかワーク&ライフセミナー
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-4338.html
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