長岡ロケ映画 「故郷は緑なりき」 35mmフィルム上映会
「故郷は緑なりき」
原作:富島健夫 (雪の記憶) 監督:村山新治 脚本:楠田芳子 音楽:木下忠司
出演 水木襄 / 佐久間良子 / 大川恵子/ 三國連太郎
英題 “Fateful Birthplace” 作品時間 91分、 シネスコ、モノクロ
配給:東映、製作:東映、 昭和36年公開
*日時 2015年2月28日(土)
①11時~ ②13:30分~
*上映前に佐久間良子さんより届きましたお客様へのメッセージを読み上げます。
*会場 長岡市立劇場 (新潟県長岡市幸町2丁目1番2号)
*入場料 前売 800円、 当日 1000円
プレイガイド 長岡市立劇場/リリックホール/文信堂長岡店/アオーレ長岡 市民協働センター/でくのぼう/キャラメルママ/カーネーションプラザ/豆腐屋わむ/ブックス長谷川/西時計眼鏡店(長岡市) みずすまし(三条市) えとせとら(柏崎市) シネ・ウインド(新潟市)
*上映後 15時30分~16時30分 35mm映写機に触れるワークショップを開きます。
ご希望の方は問い合わせ先までお申し込みください。(先着10名)
*実行委員(ボランティアスタッフ)随時募集中。
主催・問い合わせ・ワークショップ申込先
長岡アジア映画祭実行委員会! 電話09045204222
mail [email protected]
HP http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/
後援 長岡市/長岡市教育委員会/長岡ロケなび/新潟日報社/NPO法人にいがた映像ギャラリー
協力 T・ジョイ長岡/シネマチャオ/シネ・ウインド
(公財)長岡市芸術文化振興財団助成事業
解説
登場する撮影スポット 長岡駅、大手通り、信濃川土手、長生橋、旧長岡商業高校校舎
*昭和36年に公開された長岡ロケ映画「故郷は緑なりき」
ニュー東映作品で決して映画史に名を残す名作という評価は得なかったようですが、
公開時に観賞された方の間ではヒロイン・佐久間良子の初々しいセーラー服姿と
四季折々の長岡の風景の中で描かれた純愛映画として密かに語り継がれてました。
それが2009年・東京の神保町シアターで開催された
特集企画 “川本三郎編 鉄道映画紀行 ~思ひ出は列車に乗って~”の中で
ニュープリントとして甦り上映されて大きな評判となりました。
このたび、多くの方々のご協力をいただき撮影地・長岡で上映します。
いまだDVD化もしていない貴重な作品でもありますので、
ぜひこの機会に足を運んでいただき、昔の美しい長岡の風景の中で繰り広げられる
純愛映画に胸をときめかしてほしいと願います。
長岡ロケのモノクロ映画を35㎜フィルムで上映
*昭和48年の長岡市立劇場開館当時から設置されている35㎜映写機。
デジタル上映が主流となった今、公共施設はもとより映画館からも35㎜映写機が撤去されています。
いわば貴重な文化遺産ともいえるこの市立劇場の映画上映会もしばし行われておらず、
いずれ撤去の可能性が高くなってます。
今回、なくなる前にこの「故郷は緑なりき」上映とともにかつてのフィルム上映の触れていただこうと企画しました。
以前は当たり前だったものの、観賞機会の失せたフィルム上映をこの機に味わっていただきたいと思ってます。
映写機に触れるワークショップも開催
*今回、特別に上映後の15時30分より映写室に足を運んでいただき、
35㎜映写機に触れるワークショップも開催します。
先着10名様でご希望の方は上記の問い合わせ先にお申し込みください。
ストーリー
海彦は雪深い海辺の町に向かう電車の中にいた。手には「アイタシ スグカエラレヨ ユキコ」と打たれた電報を握り締めて。車窓から見える淡雪に、海彦は少年の日の記憶を思い出していた。…四年前、高校一年生の海彦は父と二人でこの海辺の町にやってきた。転校初日の朝、通学する汽車の中で、彼は一輪の花のように清楚な少女の姿を見る。最愛の母を無くした心の傷を、海彦はその少女によって癒されていった。やがて二年に進級したある日、二人は初めて会話を交わすことが出来た。少女は志野雪子と名乗り、やがて仲良くなっていった海彦に、大学受験を勧めた。家が貧しかった海彦だったが、それから密かに勉学に励むようになる。その頃、雪子を狙っていた不良生徒の和田が、海彦と雪子の関係を妬み危害を加えてきた。涙を浮かべる雪子を抱きしめる海彦。そんな二人を、海彦の親友である藤田が庇ってくれた。ある夏の日、海彦の父が死んだ。独りぼっちになった海彦の家に雪子が何度と尋ねてきて、二人の中は学校中の知るところとなる…。
| 未分類 | 22:54 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑