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はてなキーワード: ボルボとは

2024-11-28

anond:20241128121219

ボルボーネってクッキーとかスイーツ惣菜系かな

2024-10-28

自動車歴史で最も重要な車 10

思い立ったので書く

乗るしかないこのビッグウェーブ

ちなみに独断偏見だよ

https://anond.hatelabo.jp/20241012181121

0.基準

多くの自動車メーカーに影響を与え、後に自動車スタンダードとなるような技術理念を持つことを選考基準とした

1.ベンツパテントモートルヴァゲン(1886年)

世界初ガソリン内燃機関動力とする3輪自動車現代自動車の始祖にあたる。

自走式の自動車はモートルヴァゲン以前に前例があるものの、馬車を改造したものしかなかった。機動性と実用性を考慮し、ドライバーが手足のように操作できることを念頭に開発された自動車は、モートルヴァゲンが初となる。「バランスを取ることなく、ドライバー自由コントロールできる自走式の乗り物」を自動車とするならば、それを定義したのがこのモートルヴァゲンといえる。

発明者のカールベンツメルセデス・ベンツ創始者の一人。その妻であるベルタベンツ1888年旦那内緒でモートルヴァゲンを持ち出し、息子2人と長距離旅行実家に里帰り)を敢行。ガソリンスタンドなど無い時代に、幾多の故障トラブルを乗り越えながら往復200kmの長距離走行を成功させている。この時の経験は、モートルヴァゲンの改良に大いに役立ったという。

2.フォード T型フォード(1908年)

世界初大量生産車。ヘンリー・フォードによるライン生産方式発明により、一部の富裕層乗り物であった自動車大衆のものになった。自動車史のみならず、人類歴史にに大きな足跡を残した偉大な車である

大成功を収めたフォードであったが、その十数年後にはゼネラルモータースの台頭により、フォードは窮地に立たされることになる。

3.フォルクスワーゲン タイプ1(1941年)

いわゆる「ビートル」。基本的設計を変えないまま2003年まで生産された。累計生産台数は2152万9464台。フルモデルチェンジを含めない単一車種の生産台数としてはぶっちぎりでトップ

この車の偉大さを伝えるにあたり、長ったらしい解説必要なし。世界中で広く愛され、たくさんの人々の生活を支えた。

4.メルセデス・ベンツ W120(1953年)

世界で初めて衝突安全ボディを採用した車。衝突時に車体を意図的につぶすことで、衝撃を吸収し安全性を高める。

今では当たり前の技術だが、その当たり前を作り上げ沢山の命を救った功績は大きい。

5.ボルボ PV544(1958年)

3点式シートベルト現在一般的に使われているシートベルト)を世界で初めて標準装備した車。ボルボは「安全は独占されるべきでない」としてこの特許無償で公開。その結果3点式シートベルトは急速に普及し、世界中自動車安全に大きく貢献した。メルセデス・ベンツとともに敬意を。

6.ポルシェ911(1964年)

スポーツカーとしての高い走行性能と、人や荷物を載せる実用性を高い次元で両立させた車。高級スポーツカーとしては珍しくルーフキャリアが装着可能で、荷物屋根積みすればスキーキャンプなどレジャーにも使える実用性を有する。初代の発売から現在に至るまで、世界中自動車メーカーにとってスポーツカーのお手本であり続けている。

7.ブリティッシュモーター・コーポレーション ローバーミニ(1969年)

エンジン横置きFFフロントエンジンフロントドライブ大衆車の先駆車。コンパクトな車体ながら広い室内空間を確保できるこのパッケージングは、現在自動車の主流となった。

BMWブランドが買収された後は、様々な自動車メーカーが挑戦し失敗し続けた「小さな高級車」を初めて成功させたブランドとなった。

8.フェラーリ F40(1987年)

フェラーリ創業者エンツォフェラーリ最後に手掛けたスペチアーレ(限定モデル)。希少価値を高めるため「欲しがる顧客の数より1台少なく作る」ビジネスモデルは、高級車はもちろん高級時計ブランドバッグなど、ラグジュアリーブランドビジネスとして今では一般的手法となった。世界最強の高級ブランドフェラーリ象徴するF40は、自動車業界の枠を超えて特筆するべき製品といえるだろう。

9.トヨタ 初代プリウス(1997年)

世界初HV乗用車。初代プリウス赤字覚悟実験的なモデルだったが、2代目プリウス商品力を高め大ヒットを記録した。

近年のトヨタEV販売積極的でないため脱炭素できていないと叩かれがちだが、発売から現在までCO2排出削減に最も貢献した車は、他でもないプリウスである。「良い製品でも売れなければ意味がない」というトヨタの考えを地で行く名車。

10.テスラ モデル3(2017年)

走るスマートフォン。もはや自分運転する必要などない時代を予感させ、モートルヴァゲン定義した自動車定義を覆そうとしている。トヨタが「自動車メーカーからモビリティメーカーへの変革」を目指すようになるなど、世界各国の自動車メーカー経営戦略の転換を迫られた。

また、テスラ運転支援技術悲惨事故を引き起こすなど、自動運転技術が普及していく過渡期として重要出来事引き起こしている。良くも悪くも、今後自動車史における大きなターニングポイントとして語られることは間違いない。

以下、悩んだけど選外

1920年代ゼネラルモータース(シボレーキャデラック等)

たくさんのブランドや車種を展開する販売戦略(多品種少量生産)やオートローンなど、現在は当たり前になっているマーケティング手法を生み出した。自動車史において非常に重要であるものの「これ!」となるような特定の車種を選ぶことができなかったため選外とした。

マツダ コスモスポーツ(1967年)

夢のエンジンと呼ばれたロータリーエンジン世界中自動車メーカーオートバイメーカー研究したが失敗。唯一実用化に成功したのは、東の最果てにある小さい自動車メーカーだった。高く評価されるべき技術だが、広く普及した技術とはならなかった。

ちなみに、ソ連ロータリーエンジン車を生産していた事実はあまり知られていない。一説によると3ローターの市販車は、マツダではなくはソ連が初だとも言われている。昭和51年マツダソ連技術者に工場を案内したことがあるらしく、その際に技術流出した(らしい)。

シトロエン DS(1955年)

油圧サスペンションやモノスポークホイール流線型宇宙船のような外見など、意欲的な工夫が多数盛り込まれシトロエンの傑作。特殊な車に見えるが、大衆車として145万台以上生産された。

誰もが認める名車だが、マツダロータリーと同じく一般的技術として普及しなかったため選外。

ちなみに、油圧サスペンションの油圧はブレーキパワステトランスミッション駆動にも使われているため、何らかの原因で油圧がかからなくなると、最悪サスペンションブレーキハンドルすべてが利かなくなる。

メルセデス・ベンツ ミディアムクラスW124(1985年)

「最善か無か」最後時代メルセデスとして名高いW124型ミディアムクラス/初代Eクラス安全性を最優先に考え、最善の自動車を実現するべくコストをかけて徹底的に開発された名車。世界中自動車メーカー研究対象になった。

しかし、日本車の躍進や東西ドイツ統合による経済的混乱などの理由で、メルセデスベンツはこの車以降、コストをかけた車づくりをあきらめることとなる。

トヨタ 初代レクサスLS日本名セルシオ)(1989年)

日本車の高級車市場進出象徴ともいえる一台。この車が出るまでは日本車=安くて丈夫な大衆車だったが、それを覆した。きわめて静粛な車内と乗り心地、そして高いクオリティに対する値段の安さは、全世界に衝撃を与えた。メルセデスが「最善か無か」の車づくりをあきらめたのはこの車が原因。

ホンダ 初代シビック(1972年)

世界中自動車メーカー不可能と思われていたアメリカ環境規制、マスキー法を初めてクリアした名車。ホンダ北米市場で躍進するきっかけとなった。

ちなみに、マスキー法はビッグ3フォードGMクライスラー)の反発により実質的な廃案となる。アメリカ環境規制がマスキー法同水準に達するのは、1995年になるまで待たなければならなかった。

トヨタ 70系ランドクルーザー(1984年)

アフリカ中東南米ジャングルの奥地...。どんな場所でも生きて帰ってこれる車。厳しい環境で、農業鉱業、人命救助などに活躍している。この車がないと生きていけない人が、世界中にはたくさんいる。

開発者インタビューによると、地引網漁に使われている事例もあったらしい(ランクルで浜から海にざぶざぶと入って網を投げ、引き上げる。釣った魚を売る時にも使う)。

マツダ ロードスター(1989年)

パワーがないけど、軽量で安く走る楽しさにあふれるスポーツカーデビュー当初、この類のスポーツカー瀕死寸前だったが大ヒットを記録し、数々のフォロワーを生み出して今に至る。

2024-09-06

anond:20240906173401

ボルボは、2030年が近づくと目標値を変えてくる可能性があるし、

トヨタは単に直近の市場の冷え込みで予測を変えてるだけ。

比べても意味がない。

ボルボおわたwww トヨタさすがwww

ボルボ 2030年までに販売車をすべてEVにする計画撤回 | NHK

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www3.nhk.or.jp/news/html/20240905/k10014572641000.html

BEFORE 2030年までに販売する車の100%EVまたはプラグインハイブリッド車にする

AFTER 2030年までに販売する車の90%以上をEVまたはプラグインハイブリッド車にする

2030年の目標を-10%

トヨタEV世界生産3割縮小 市場減速で26年100万台 - 日本経済新聞

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.nikkei.com/article/DGXZQOFD08AZC0Y4A800C2000000/

BEFORE 2026年電気自動車EV)の世界生産台数を150万台

AFTER 2026年電気自動車EV)の世界生産台数を100万台

2026年の目標を-33%

2024-06-25

BYDの自動車とか安全性不安

ボルボのような安全性を見習え!

って言ってる人がいた

2024-03-24

年収300万円年収ウン千万円の違いが分かりすぎる

地方都市で士業をしとります。

運が良いのか悪いのかお爺ちゃんが唯一資格者事務所に勤めた結果、孫がいつまで経っても資格が取れないのでなし崩し的に私が後釜に据えられました。雇われが良かったのに…

法人化して代表社員ってやつになりました。孫はまだ資格取得のために勉強中なので早く資格取って社員に名を連ねてくれ。責任デカすぎる。

それで年収がウン千万円になったんですけど、日ごろ顧問先に個人法人の境目はしっかりつけやがれ、と指導している手前もありますが、事務所勤務歴の浅い私が節税範囲内としても法人への付け替えをすると反発を招くので給与だけしか頂いておりません。ウン千万円なんで充分なんですけどね。

高い給与に対して有無を言わさないために顧問先増やしまくってるのでセーフ。顧問先増やしても職員に投げればいいのは代表社員特権ですな。

で、その給与を何に使ったかと言うとまず家。やれ資産価値だの導線だの断熱性などとしゃらくせぇ事は知らん。ワンダデバイスという趣味全開の家を購入。詳しくは検索してね。収納ほとんど無い状態で買ったから毎週末diyで忙しかったけど、楽しめる範囲で自宅を作り上げるのは楽しかったよ。子どもが産まれた今はデッキブランコ付けたり、庭にガビオンファイヤーピット(自慢)作って焚き火して遊んでるよ。

こんな家を建てようとしたのも資産価値やらを考えなくていい年収ってのはある。年取ったら街中に賃貸で住むことを計画している。

ギリギリ住宅ローンを組む必要もなかったけど、文無しはさすがに不安だったので組むことにした。住宅ローン控除は所得により適用対象外だけどな。クソが。

次に車。職員の時からデカい車が好きだった。ただお金には限りがあるからエクストレイルに乗っていたけど、今は年収によりそんなリミッターは解除されているので思い切って燃費クソ、小回りもクソ、評判もクソのフォードラプターを買った。こんな自分以外に満足している人がいない車を購入できるのも生活に余裕があるから奥さんの不満も好きな車を買わせることで回避できるしね。なお、ボルボのXC90を買ったのでデカい車2台持ちで不便している模様。

お次は服。学生時代から好きだったけどお値段的に購入が難しかったエンジニアドガメンツを気軽に買えるようになった。ハイブランドには興味がない。

最後食事。お高いフレンチイタリアンは性に合わなかったが、地方都市にしては比較的お高い単価1万円ほどの和食屋さんに月2回ほど通っている。

このお店で本格的な出汁ってほんだし全然違うじゃん!と知った。もっと通いたいが子ども大人しくできないので、夫婦休みを合わせたり親に預けたりしてようやく行けてるのでね…。

共働きなので外食惣菜に頼ることもあって年収が高くなければ外食に月10万以上出せないよね。

好きな時に好きなものを好きなだけという今の生活年収ありきなので年収の違いが分からん人の気持ちは分かりません。すまんな。

2024-02-21

anond:20190112221400

パトカードングリが落ちた音を銃声と勘違い保安官代理が銃を乱射

https://news.nicovideo.jp/watch/nw14359444

まさかこれは。こち亀ボルボとかそのあたりのギャグか。

こち亀で見ると笑えるが実際の記事で見ると全く笑えない。

死者はもちろん怪我人も出なかったのが何よりだ。

2023-10-06

ヨーロッパ自動車市場中国EV侵食されていると言うがどれのこと?

ヨーロッパ自動車市場中国EV侵食されていると言うがベストセラーリストの中に中国と一目で分かるブランドは見当たらない。見当たらないがEV市場ではクラシックカーしか見ないようなブランドが復活していたり、東欧ブランドや見慣れない新ブランドが幅を利かせている。それぞれどこの国のメーカーが作っているEVなのだろうか。

リストの並び順はおおよそシェア順。

中国?EVメーカー本拠地メモ
テスラアメリカ
フォルクスワーゲンドイツ
シュコダチェコフォルクスワーゲングループ企業販売しているEVフォルクスワーゲンID.4の兄弟車。
中国MG中国中国上海汽車グループ企業MGブランドを所有していたイギリスローバー1994年BMWに買収される。2000年MGローバーMGブランドを引き継いで独立するも2005年破綻して中国南京汽車に買われ、さらに買収した会社ごと上海汽車に買われる。2020年ヨーロッパ上陸
ダチアルーマニア1999年からルノー傘下。中国生産中国向けモデルダチアスプリングヨーロッパ販売日産サクラプラットフォームを共用。
フィアットイタリア2009年アメリカクライスラー吸収合併さら2021年プジョーシトロエンオペルなどを擁するPSA合併ステラティスという新会社の傘下に。ステラティスは中国東風汽車集団が4.5%資本参加。
アウディドイツフォルクスワーゲングループの高級車担当
プラスペインスペインセアトスポーティーカー担当子会社セアトフォルクスワーゲングループ企業VW ID.3の兄弟車を販売
キア韓国1998年から韓国現代自動車傘下。
BMWドイツ
中国ボルボスウェーデン1999年からフォード傘下の企業だったが2010年から中国浙江吉利控股集団傘下に。2019年EV発売。ヨーロッパEVシェア8%。バストラック事業は別会社中国資本ではない。
ルノーフランス日産EV兄弟車を独自技術も追加して少し遅れたタイミング販売。2年前はVWと2位争いをしていたが急落。
ヒョンデ韓国
フォードアメリカフォルクスワーゲンEV共同開発
オペルドイツ2017年GMからPSAが買収。そのまま2021年ステラティス傘下に。ほぼ同じ車をボクスホールブランドでも販売
プジョーフランスPSA中核企業だった。2021年ステラティス傘下に。
中国ポールスタースウェーデン1996年設立ボルボチューニングカーを販売していた。2015年ボルボに買収される。ボルボ傘下なので中国資本中国製造された車を販売
メルセデスドイツクライスラー2007年に売却して無関係に。
日産日本
MiniイギリスBMW傘下。1994年ローバーBMWに買われた。その後ローバーは切り売りされたがMiniブランドBMW継続して保有されている。
DSフランスPSAの高級車担当子会社として2014年設立シトロエンの名車DSにちなんだブランド名。2021年ステラティス傘下に。
三菱日本
中国BYD中国中国ブランドのままヨーロッパ販売している数少ない企業シェア殆どないが北欧で受け入れられ始めている。
フィスカーアメリカ2007年に同名の企業設立されるも破綻中国万向集団に買収される。その後社名だけ引き継いで2016年新規設立された会社中国に買収された元の会社カルマというブランドで売っているがヨーロッパには入ってなさそう。
シトロエンフランスPSAグループステラティス傘下に。
中国ORA中国中国ブランドのままの企業その2。長城汽車の1ブランドドイツあたりで受け入れられ始めている。

ヨーロッパ市場中国資本メーカーEVは主にMG(上海汽車)とボルボ(吉利汽車)のブランド販売されている。ボールスター、BYD、ORAというブランドでも少量ながら販売されている。

2023-05-28

anond:20230528101914

出てくる車がBMWダッジピックアップシボレーハリウッド映画で悪役が必ず乗ってるアレ)、ボルボ…とほぼ全部韓国車以外になってた。予算が上がった分そこに行くのか、と。

わろた

『THE WITCH 魔女-増殖-』

前作『魔女』(2018)

”改造され超能力を身につけた主人公秘密研究所から抜け出し、追手と戦う”という『ファイヤースターター』に源流を持つお約束物語。 『サルまん』でお馴染みの”嫌ボーンものにも連なる系譜で、日本漫画でもかなりたくさんあり(『サイボーグ009』もそうだ)五十嵐浩一槇村さとるも描いていたりする。

ふつうは「抜け出す」と「追手が現れる」の前に「普通生活をする」の描写が入るが、短編だといきなり追われている超能力者と戦うシーンからまったりする。)

魔女』(2018)はお約束をひっくり返す大きなネタがあって、これが人々に愛される作品足り得た最大の理由だと思われる。

いわゆる韓流スターも出ておらず公開館数も少ない映画だった。

で、続編『THE WITCH 魔女-増殖-』

今回は製作費も大変増加し、それに伴いリクープのために宣伝も大規模。必然的に起こるのが、「前作を知らずに観に行く観客」、そして、まだ続きがあると知らせない宣伝のおかげでエンドロールが始まって「決着ついてないと気づく観客」の大量発生可哀想・・・




前作のアバンの、実在ナチス時代人体実験や脳手術の白黒ストックフォトや実際の生物学実験写真の小刻みカットバックに、秘密研究写真を白黒加工して混ぜ込んで虚実皮膜の間をあいまいにして「伝奇モノ」を刺激する手法を今回もやっているが、今回のは画像のチョイスがいまいちなんで(銅版画の魔女とか、下手くそな原始人のイラスト)初手からテンションが上がらない。


出てくる車がBMWダッジピックアップシボレーハリウッド映画で悪役が必ず乗ってるアレ)、ボルボ…とほぼ全部韓国車以外になってた。予算が上がった分そこに行くのか、と。

で、今回のストーリー、前作の最大の魅力であった「意外性」がない。(今作で終わらせる気がないのでテンポも悪い)

その分、お約束クリシェに振られていて

・「ほぼミュウツー」みたいな意見もあるほか

主人公AKIRA in 綾波(無口無感情常識

超能力描写はわりと童夢

研究所育ちなので「こんな美味しいもの初めて食べましたわ~」ムーブ(無言)

・(鯨飲)馬食の食いしん坊キャラ

改造人間ズは超再生能力(鬼滅)※日光も平気

改造人間(一部?)はヘッドショットされても死なないで再生(鬼滅)

一般人ヤクザ)の命は改造人間の前に鴻毛よりも軽くて弱い

一般人ヤクザ)がドーピング超能力で参戦するも結局ホンモノ同士の争いの前にちいかわ並みに「アァァ…」





「こんな美味しいもの初めて~」の描写ちょっと新味があるけど、そこに高評価するのは一部の人だけだろう

あとは韓国の観客が見れば上海改造人間ズは「中国語外国語」をしゃべっているってすぐわかるけれど、日本人観客にとってはどっちも「外国語」なんでね…(前作は韓国語と英語まじりのキャラーー米国から帰ってきた敵ーーだったのでそこまで混乱しなかった)同じ黒ずくめ同士だから区別つかんのよ(同じ会社の別派閥から、同じような服装しているのは必然なので、ハイローみたいにコスチュームでチームが瞭然てわけにはいかなかった)

黒服と言えば、クライマックスバトルも闇夜(+花火大会)なんでそこもちょっと

血がドバドバ出ても黒服が濡れてるようにしか見えなくて、白日の下でいかにも絵具っぽい血糊が、というよりはいいのかもしれないが


で、ストーリーの話に戻るともっと大きな問題があって主人公に軸がない。

主人公が何も求めていない」「主人公が何も(悩んで)選択しない」

生き残りたい、逃げのびたい、追手を倒したい、自分の出生の謎を知りたい、家族を守りたい、復讐したい、敵組織を壊滅させたい…

そういうのがないの

から追手側のキャラクターや主人公を助ける牧場ファミリー感情移入するしかない


自動車を使ったバトルとか、アクションはいいので、流血が苦手でなくて仮面ライダー好きな人は見に行くといいと思います

2023-03-13

anond:20190328015628

(車はボルボかな…)わたしも親が医者で、地域は違えど中高一貫女子校に通ってました。大学受験はあまり上手くいかなかったので、私大を経て中小企業就職しました。

大学時代、友人に何気なく親の職業を話した時の驚きっぷりを今でも覚えています。「えっ!?医者なの!?」って、みんな驚きますよね。就職先でも同様でした。そのうち親は会社員だと嘘をつくようになりました。自分はいたって普通にしているつもりなのに、どのコミュニティに行ってもお嬢様レッテルを貼られるのがなんだか嫌でした。普通の家庭に生まれたみんなが羨ましかった。

でも、今のわたしがあるのはわたし家族が惜しみなくお金投資してくれたおかげですし、環境が違っても同じように出来たかは分からないです。なので、モヤっとする事があっても「やれやれ、こういう星に生まれちまったぜ」くらいに思うようにしてます

応援しています増田さんなら、きっと色んな方の気持ちに寄り添える素敵なお医者さんになれると思います

2022-10-31

anond:20221030095508

LCA評価すれば、多数の下請け企業で冷間なり熱間なりで作った100個のパーツを1ヶ所に運送して溶接ガチャンコするより、メガキャスティングのほうがCO2排出量は低くなる。自動車産業というのは多段ティア間の部材配送ボリュームがすごく大きい。だからティア1のほぼ全てとティア2の多くが自社系列配送子会社を抱えている。これがコストにも環境負荷にもなっている。

また、前にも書いたがアルミ合金リサイクル率は非常に高い。ボルボは現時点でほぼ100%リサイクルしており(熱間鍛造部材は55%しかリサイクルできない)、その半分を二次合金として再利用している。これも製造サイクル全体で見た場合CO2フットプリント低減に効いてくる。ボルボ場合は最低でも35%減を実現している。

https://pub-mediabox-storage.rxweb-prd.com/exhibitor/document/exh-c9303257-c6bb-4177-96f0-768198d8812d/21107480-6861-4ee0-a73c-04f5c65e7a14.pdf

Mega-casting also helps to increase the material utilization as well as the use of secondary (scrap) aluminum. According to Volvo, 100% aluminum will be utilized (versus 55% of stamped steel parts), and half of the aluminum can be secondary alloy, leading to at least 35% CO2 emissions reduction.

このレポートメガキャスティングの将来性について不透明な点なども指摘してるフェアな内容だけど、少なくともCO2フットプリントに関してはメガキャスティングが鍛造より有利だと認めているように見える。

2022-10-26

anond:20221026155146

ハァ〜(溜息)

VWベンツキャデラックボルボロールスロイス中国メーカーメガキャスティング導入するんだけど、このメーカーみんな「破壊イノベーションって言葉に酔ってるだけ」なのかな。みんな「エンジニアリング下手な人にありがちな、とりあえず凄いと思ったらトレードオフ考えられてない感想」にもとづいて採用してんのかな。トヨタメガキャスティング採用したら、その仲間入り?

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR07BFS0X00C22A2000000/

https://www.reuters.com/business/autos-transportation/giga-casting-robots-how-volkswagens-trinity-aims-catch-up-with-tesla-2022-03-31/

https://www.motortrend.com/reviews/mercedes-benz-vision-eqxx-electric-car-first-ride-review/

https://www.designnews.com/automotive-engineering/cadillac-and-rolls-royce-electrify-ultra-luxury

https://lowcarb.style/2022/01/26/tesla-gigapress/

なんでここまで実績の乏しいメガキャスティング方式が次々採用されていくのかと言えば、技術アドバンテージが明白だから部品点数が減り、軽量化でき、ロジや生産工程管理が軽くなり、安くなる。初期投資は高いが、製造効率でも製造コストでも圧倒的な優位性がある。メーカーもIDRAだけじゃなくBühlerやLKなど続々参入してる。

というか、別にICEでもメガキャスティングは使えるんだよね。100以上のボディパーツをバラバラ生産してる系列ティア2・ティア3企業を切り捨てる覚悟さえできれば。「EVダメだけどメガキャスティングはいいね」という風にならずに「テスラがやってることなんてみんな騙しだ、EVはクソだしメガキャスティングもクソだ」となるのは、結局は党派的な思考に染まっちゃってるからじゃないかね。これがトヨタ採用されたり、次世代の主流技術になったときに、モヤモヤするのは自分なのに。まあいいや、その時は不明を恥じろよ。

2022-10-20

anond:20221020095333

マレーシアプロトンは一時期イケイケだったから、イギリスの名門メーカロータスカーズを買収するほどだったぞ。

その後、中国が伸びてきたら中国企業に買収されたけど。

買収した企業は、ダイムラーボルボアストンマーティンと株買いまくって筆頭株主なってるからプロトンも含めもう中国企業みたいなもんだけど。

2022-06-13

効率、非経済暮らし

はてなでは蛇蝎の如く嫌われそうな暮らしをしている。

まず住まいは戸建て。5,000万円ほど借金をして、夫婦それぞれ職場から車で30分以上かかる政令指定都市の端っこの120坪の土地に建てた。

メーカーはBESSのログハウスっぽいワンダデバイス

棚類が一切無い状態で引き渡されるので、そこから仕事の合間をぬって靴箱、食器用とパントリーガチャ棚を製作、壁掛けテレビ時計ハンモックなどなどを付けるために壁に穴を開けた。住んで半年で売る価値無しと言ってもいいだろう。

庭は業者に頼んで芝生を張り、ドッグラン人工芝アメリカンフェンス製作駐車場とその他空きスペースは砂利敷にした。

芝生とアプローチに作った花壇のために毎週、夏場は毎日の水撒き、草刈りなどお世話は欠かせない。

ウッドデッキベランダは維持のために1年に1回塗装する。それなり広いウッドデッキなので塗装は1日仕事になる。

エアコンは付いているが、冬場は薪ストーブ。誰も相続したがらなかった宮大工をしていた奥さん祖父の山とバンドソーを引き継いで木を切り倒して薪ストーブ用に切り出している。週末は片道1時間半を何往復もしてその薪を運ぶ。

薪棚は幅4m、高さ2mで自作。このサイズに一杯になれば一冬越せる。これは夫婦で2日でできた。ストリングライトで飾っていい感じに光ってる。

家を買って5年。我ながら休日くらいゆっくり過ごせよと呆れるくらい家のために動いている。金も材料や道具でめちゃ使う。

車は自分トヨタピックアップトラックタコマ。輸入車から左ハンドルデカすぎて街中行くの怖いけど、薪が目一杯積めるから大助かり。あと煽られる心配が無い。

奥さんボルボのXC90。仕事用と誰かの送迎用。ピックアップで迎えに来られたらちょっと引くよね…?

もう1台は中古プラド。これが日常使い用。中古からどこぶつけようが汚そうがどうでもいい。ぼこぼこになったら買い換える。電気自動車のような静かな車や燃費気にした小さい車はこの世から消えてしまえ。車はデカさが正義だ。(異論は認めます。)

バカみたいに金使って不便な暮らししてるけど、毎日キャンプみたいで楽しいのよ。

涼しい日はウッドデッキ食事して、子ども自作ブランコハンモックで遊ぶの見てるのが幸せなのよね。

庭も広いか焚き火ばかりしてるし、それで焚き火台では我慢できなくなってつい最近ビオンファイヤーピット作ったら週5で夕飯は外で肉や魚焼いてた。サンマも家のキッチンではもう焼かない。

薪ストーブもクソほど暖かいし、ピザ焼き芋作りも楽しい

なにかと暮らし効率性や利便性を追求する人が多いけど、こういう暮らしを楽しむ奇特な人もいるのよ。

効率性や利便性はもちろん大切だけど、過度にそうではない暮らし、家や車を否定するブコメを見ると悲しくなる。

2022-05-27

駐車場ボルボさん

ハザードが点灯したままですよ。

(もっとも、最近くるまバッテリーあがりなどしないものなのかもしれないが)

2022-05-19

ボルボ乗ってる上司に「ボルボって中国資本から中国製ですよね」って言ったら評価を下げられた

ミニクーパーだってドイツ製でしょ

間違ってないじゃん

2021-11-07

anond:20211106125142

EV信者って、EVは数年後に夢のような技術EV課題解決して爆発的に普及するとよく言うけど、

内燃機関水素関係が発達するとは言わないし、内燃機関課題は現時点で比較するから頭悪い。

LNG発電はエコとか言い張ってる欧州なんだから、なんだかんだで石油業界が生き残りかけてe-Fuel開発してエコと言い張るだろうし、

ボルボダイムラーメルセデス)も、トラック水素やるしかないと覚悟決めてるし、

結局のところフルBEVって凄いニッチ乗り物なりそう。

なんだかんだで、欧州車みんな大排気量のままのPHEVしか売れてねーじゃん。

2021-10-04

anond:20190112221400

刀を持った忍者米軍特殊部隊を襲撃 ⇒ 身柄を確保。「私が誰かわかりますか」 https://www.huffingtonpost.jp/entry/ninja-attack-u-s-army-special-operations_jp_6157b126e4b050254232f86c

なんだこの事件病院治療を受ける程度で済んで良かった。重症にもなってないんだよね?

この記事を見てこち亀小金丸(ボルボ西郷祖父である忍者)を思い出した。あれは米軍と戦ったというより誤って戦闘機撃墜したんだったと思うけど。

2021-08-21

anond:20210820190951

ググってみた限りだと、まだゴミ収集車自動運転化が試験されてる段階だな

ゴミ収集自動化のネックは、分別されていないゴミへの対処だと思う

それぞれの家の前にゴミコンテナを出してそれを回収して貰う形なら、特定が容易だから分別を守らない人への対処も楽なんだけどな

ググってでてきたボルボ収集車の試験運用動画だとそんな感じだった

日本は狭い道が多いか収集車が通れない場合も多く、全部の家を回ってゴミコンテナを回収していくのはちょっと現実的じゃない

狭い路地も移動できるロボットを使うにしても、今の段階では性能的にもコスト的にも人間を使った方がいいって事になりそう

なんでもそうだけど技術的に自動化できるという事と、実際に自動化して運用可能であるという事には結構開きがあるよね

2021-08-20

どうも「水素社会」はうまくいかない気がするな

「MIRAIには未来はない」理由を、理系のはてなーにわかるように書く の続きで、バストラックFCV化の可能性について書こうとしたんだけど、そこからだんだん水素社会自体について考え始めてしまったのでダダ漏れで書きます

バストラックFCV化はまだ目があるのか

増田ブコメで「バストラック分野についてはEVよりFCVのほうが優位なのでは?」という指摘を何件かもらった。技術的には概ねその通りだと思う。前増田で挙げたFCVの諸課題は、(2代目MIRAIが実際にそうしたように)車全体のサイズを大きくするほど希釈・軽減されていく性質がある。一方でEVのほうは、車が大型化し、求められる航続距離と出力が大きくなるほど必要電気容量も増え、それに伴ってバッテリセル部の大型化・重量増・充電時間の長時間化という問題が重くのしかかってくる。

からFCV自家用車スケールに展開しようとすると技術的に無理が生じてくるし(たとえば、軽自動車サイズ実用的な航続距離を持つFCVを作るのはあまり現実的でない)、逆にEVを大型商用車スケールに展開しようとすると実用性の面で問題が生じてくる(高価格・高重量で給電にも時間がかかる)。言い換えれば、EVFCVは、その特性が活かせるスイートスポットが違っているEV二輪車自家用車レベルに向いていて、それより上へのスケールアップには課題がある。FCVは大型商用車用途なら一定の強みを発揮できる可能性があるけど、自家用車以下へのスケールダウンには向いていない。だから「乗用/大型商用で線を引いて棲み分けする」という選択肢は確かにありうると思うし、当のトラックメーカー側も、日野いすゞダイムラーボルボあたりは現状はEVFCVの両ベット戦略で進んでて、しかFCVのほうが将来有望だと考えているように見える。

※大型商用車EV化については、バストラックバッテリセル部がモジュール化されて、トラック向けの幹線ガソリンスタンドのような「バッテリ換装ステーション」でメーカーや車種を問わず換装課金される仕組みが整う可能性もあるんだけど(外付け換装型の商用EV自体日本では川崎市のゴミ収集車などで中国では大型トラックで導入されている)、かなり大規模なインフラ変革になるので、バストラック業界全体が早急にこの方向でまとまるとは考えにくい。

一方で、実際に大型商用車EVFCVのどちらに寄っていくかは、単純に技術的・コスト的な優位性だけでなく、社会行政がモビリティの分野で「EVベース電気社会」と「FCVベース水素社会」のどちらがリアル選択肢と考えるかによって大きく左右されるかもしれない。個人的には、大型商用FCV技術的にはEVに対して現状優位にあるけれど、この「社会的なリアリティ」という点から見ると、だんだん厳しいことになっていくような気もする。国と資エネ庁は、モビリティ分野に留まらず我々の社会全体に水素というエネルギー源が浸透する「水素社会」という壮大な絵図を描いて、自家用FCVをその中核的存在位置づけてきたわけだけど、自家用FCVの将来が怪しくなってきた今、「水素社会」というエコシステム全体にも、それが翻って大型商用FCV未来にも、陰が差し始めているんじゃないかと。

水素社会」の夢と現実

資エネ庁の水素社会の見取図には、実現しつつある「水素社会」の具体例として、

エネファーム

業務産業燃料電池

水素ガスタービン

水素発電実証設備

燃料電池自家用FCVフォークリフトバストラック

が掲げられている。このうち①②は、ガス網を経由して送られた天然ガスを改質して水素を作り、さらにそこから電力と熱を取り出す技術だ。この反応過程水素が介在していることで、「水素社会」の尖兵みたいな扱われ方をしてるけど、改質段階で結局CO2排出してるので、実は全然カーボンニュートラルではない。天然ガスの持つ反応ポテンシャルを余すことなく高効率に使ってるだけ。

③④は、水素を何らかのインフラ経由で地上の固定設備輸送し、そこで電気を取り出す技術だ。カーボンニュートラル水素には、主に「グリーン水素」(再エネの電気で水を電気分解して作る水素)と「ブルー水素」(天然ガスなどを改質して水素を取り出し、同時に発生するCO2はCCSで地下や海底に圧入貯留する方法生産される水素)の2種類があるけど、グリーン水素で③④をやるのは「電気製造した水素物理的に運んで、その先で水素を使ってまた電気(と熱)を作ること」に等しい。そんなエネルギーロスを繰り返すぐらいなら最初から送電網で送った電気を使えばいいわけで、基本的に③④はブルー水素しかやる意味がない。

ところが日本政府が「水素社会」実現時期のベンチマークとしている2050年にはブルー水素はグリーン水素よりコスト高になるとの予想も、いや2030年にはそうなるという予想もある。そうなった時点で、③④は「電気より割高なエネルギー源」を使って電気を作る、社会的に無意味アプリケーションになってしまう。

そう考えると、実は「水素社会」のビジョンって、石油・ガスなどの化石燃料エネルギー関連産業と、その産業に紐づく重電企業商社・省庁が、既存資源技術インフラを使い廻しつつ「我々もカーボンニュートラルできます! やります!」つって延命するために目いっぱい膨らませてみた風船なんじゃないか、という気がしてきた。

エネルギー企業はこれまで通りLNG石油を掘り、それを改質し、ブルー水素を取り出し、CCSでCO2を地中に送り込む。商社既存エネルギーと同じようにそのブルー水素を輸入する。重電企業既存LNG火発のガスタービン技術を使って、ブルー水素で発電する。ガス会社既存都市ガス網やプロパンガス供給網への水素混入度を高め、情勢を見つつ緩やかに水素ガス供給網に転換していく。こういう、既存産業構造がそっくりそのまま生き残れる「ありき」の姿から逆算して「水素社会」のビジョンが立ち上げられ、そこに①②③④が繰り込まれてるんじゃなかろうか、と思ってしまった。

このパンパンに膨らんだビジョンを針でつつくと、「水素社会」の絵図の中には⑤の燃料電池自家用FCVフォークリフトバストラックけが残る。確かに設備送電網を結線して、そのまま電気を利用する」ことができない分野=非結線のモビリティ自動車気動車船舶航空機など)なら、エネルギーを一旦「水素」という物体に変えて持ち運ぶ必然性が出てくるし、コストや容量の面でも「送電から無際限に送られる電力」ではなく「有限のバッテリに蓄電される電力」と競うことになり、水素陣営から見た競争条件はだいぶマシになる。でも前増田でも書いた通り、そのモビリティ市場の核となるはずだった自家用FCVは、技術的にだんだん死に筋に入りつつある。

…と考えているうちに、自分は大型商用FCVの将来にもそれほど明るい見通しが持てなくなってきた。「水素社会」の現実的な利用分野が大型商用FCVぐらいしかないとしたら、我々の社会はそれでも「水素社会路線を推進するんだろうか。そのときFCV向けの高純度水素現実的価格流通するんだろうか。もしかしたら大型商用FCVEVに対する技術的優位性を発揮して、LPGCNGバス/トラック/タクシーみたいに(一般人には馴染みが薄いけど、社会を支える縁の下の力持ち的な存在として)地道に普及していくのかもしれない。あるいは、この分野のためだけに「水素インフラ」を全国的に整備するコスト社会負担できず、大型商用車分野でもバッテリ換装や超急速充電などを駆使してEV化が進んでいくのかもしれない。どっちにしても、いま官民が推し進めている「水素社会」の壮大なビジョンとはだいぶかけ離れた、なんだかシケた未来像が思い浮かんでしまった。

モビリティ分野の他に、「水素社会」の普及・浸透が見込めるような「これだ!」って新分野はあるんですかね〜。水素焼肉? 速い水素乾太くん?

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